JP2001282595A - サーバ装置、データベース検索方法及び記録媒体 - Google Patents

サーバ装置、データベース検索方法及び記録媒体

Info

Publication number
JP2001282595A
JP2001282595A JP2000097551A JP2000097551A JP2001282595A JP 2001282595 A JP2001282595 A JP 2001282595A JP 2000097551 A JP2000097551 A JP 2000097551A JP 2000097551 A JP2000097551 A JP 2000097551A JP 2001282595 A JP2001282595 A JP 2001282595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
search
database
file
item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000097551A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikashi Sasaki
史 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000097551A priority Critical patent/JP2001282595A/ja
Publication of JP2001282595A publication Critical patent/JP2001282595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単且つ適切にデータベースの検索を可能と
する。 【解決手段】 検索要求解析部40は、クライアント端
末から検索を要求する検索要求情報を受け、検索要求情
報が示す検索コマンドがオプションの検索コマンドであ
ると判別すると、検索要求情報を解析し、検索対象のフ
ァイル名がワイルドカードを用いて指定されているか否
かを判別する。検索対象のファイル名がワイルドカード
を用いて指定されていると、検索管理部42がデータベ
ース管理情報取得部45を制御してデータベースを構成
するデータ群が格納されているファイルに関する情報を
取得してファイル情報テーブル43を作成する。検索管
理部42は、データベースを構成するデータ群に付され
ている項目に関する情報を取得して項目情報テーブル4
4を作成し、検索対象のデータに応じた検索コマンドを
作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データベースへ
の問い合わせに応じた検索処理を行うサーバ装置に係
り、特に、簡単且つ効率よくデータベースを検索するこ
とができるサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データベースシステムは、企業内の情報
システムに取り入れられ、人事や会計、営業等の様々な
企業活動により発生するデータを大量に蓄積する。こう
したデータベースシステムを採用することにより、企業
経営や営業活動に有益な情報を短時間で取り出すことが
可能となる。
【0003】このようなデータベースシステムは、一般
にデータベースとデータベース管理システム(DBM
S;Database Management System)とから構成され、コ
ンピュータシステム上に構築される。例えば、関係モデ
ルを採用したリレーショナル型のデータベースシステム
では、SQL(Structured Query Language)等のデー
タベース言語を利用して各種の処理を実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ユ
ーザがデータベースシステムにデータの更新、検索等の
各種の処理を実行させるためには、SQL等のデータベ
ース言語を用いて要求を入力する必要があった。
【0005】しかし、データベースシステムを利用する
ユーザの全てがこのようなデータベース言語を理解して
いる場合は少なく、多くの場合、データベース言語を理
解している他のユーザやシステム運用者等のサポートを
受けなければ、データベースシステムを十分に活用する
ことができなかった。
【0006】また、例えばSQLを用いてデータベース
からデータを取得する際には、データベースの構成(フ
ァイル名、項目名等)を把握しなければならず、資料を
参照するなどの手間がかかっていた。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、簡単且つ効率よくデータベースの検索等の処
理を実行することができる、データベースシステムに好
適なサーバ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、この発明の第1の観点に係るサーバ装置は、端末装
置からの要求に従ってデータベースを検索し、検索結果
を出力するものであって、データベースを構成するデー
タ群が格納されているファイルに関する情報を記憶する
ファイル情報記憶手段と、データベースを構成するデー
タ群に付されている項目に関する情報を記憶する項目情
報記憶手段と、端末装置から検索を要求する検索要求情
報を受けて、検索対象がデータであるか項目名であるか
を判別する解析手段と、前記解析手段の判別により検索
対象がデータであると判別された場合には、前記ファイ
ル情報記憶手段に記憶されている情報と前記項目情報記
憶手段に記憶されている情報に基づいて、検索要求情報
に対応する検索コマンドを作成して、実行することによ
り、検索結果を取得し、前記解析手段によって検索対象
が項目名であると判別された場合には、項目情報記憶手
段に記憶されている情報を検索し、検索条件に合致する
項目名を端末装置に出力させる制御処理手段とを備え
る、ことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、ファイル情報記憶手段
は、データベースを構成するデータ群が格納されている
ファイルに関する情報を記憶する。また、項目情報記憶
手段は、データベースを構成するデータ群に付されてい
る項目に関する情報を記憶する。制御処理手段は、端末
装置から検索を要求する検索要求情報を受けると、検索
対象がデータである場合には、記憶している情報に基づ
いて、検索要求情報に対応する検索コマンドを作成し
て、実行することにより、検索結果を取得し、検索対象
が項目名であると判別された場合には、記憶情報から、
検索条件に合致する項目名を端末装置に出力させること
ができる。これにより、簡単な検索コマンドを端末装置
から入力して、適切に検索を実行することができる。
【0010】前記制御処理手段は、データベースを構成
するデータ群が格納されているファイルに関する情報と
データベースを構成するデータ群に付されている項目に
関する情報を取得するデータベース情報取得手段と、前
記データベース情報取得手段が取得した情報を前記ファ
イル情報記憶手段と前記項目情報記憶手段に記憶させる
情報管理手段とを備えることが望ましい。
【0011】前記解析手段は、端末装置から送られた検
索要求情報を解析して、データベースを構成するデータ
群が格納されているファイルを曖昧な条件で検索する旨
を示すワイルドカードを検出し、前記情報管理手段は、
前記解析手段がファイルを曖昧な条件で検索する旨を示
すワイルドカードを検出すると、前記データベース情報
取得手段を制御して、前記データベースを構成するデー
タ群が格納されている曖昧な条件に合致するファイルに
関する情報を取得することが望ましい。これにより、デ
ータベースの構成に従った検索コマンドが入力されなく
とも、適切に検索を実行することができ、簡単に検索を
行うことができる。
【0012】前記データベース情報取得手段は、データ
ベースの構成を示すカタログ情報を取得するための要求
情報を記憶する手段を備えてもよい。また、このサーバ
装置は、WEB参照可能なデータを端末装置に供給する
WEBサーバであってもよい。
【0013】また、この発明の第2の観点に係るデータ
ベース検索方法は、データベースを構成するデータ群が
格納されているファイルに関する情報を第1のテーブル
に記憶し、データベースを構成するデータ群に付されて
いる項目に関する情報を第2のテーブルに記憶し、デー
タベースの検索を要求する検索要求情報を受けると、検
索対象がデータであるか項目名であるかを判別し、検索
対象がデータであると判別された場合には、前記第1の
テーブルに記憶されている情報と前記第2のテーブルに
記憶されている情報に基づいて、検索要求情報に対応す
る検索コマンドを作成して、実行することにより、検索
結果を取得し、検索対象が項目名であると判別された場
合には、第2のテーブルに記憶されている情報を検索
し、検索条件に合致する項目名を取得する、ことを特徴
とする。
【0014】また、この発明の第3の観点に係る記録媒
体は、コンピュータを、データベースを構成するデータ
群が格納されているファイルに関する情報を記憶するフ
ァイル情報記憶手段と、データベースを構成するデータ
群に付されている項目に関する情報を記憶する項目情報
記憶手段と、端末装置から検索を要求する検索要求情報
を受けて、検索対象がデータであるか項目名であるかを
判別する解析手段と、前記解析手段の判別により検索対
象がデータであると判別された場合には、前記ファイル
情報記憶手段に記憶されている情報と前記項目情報記憶
手段に記憶されている情報に基づいて、検索要求情報に
対応する検索コマンドを作成して、実行することによ
り、検索結果を取得し、前記解析手段によって検索対象
が項目名であると判別された場合には、項目情報記憶手
段に記憶されている情報を検索し、検索条件に合致する
項目名を端末装置に出力させる制御処理手段、として機
能させるためのプログラムを記録し、コンピュータ読み
取り可能であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係るサーバ装置を適用したデータベー
スシステムについて詳細に説明する。
【0016】図1は、この発明の実施の形態に係るデー
タベースシステムの構成を示す図である。図示するよう
に、このデータベースシステムは、LAN等のネットワ
ーク10により相互の接続されたクライアント端末11
と、WEBサーバ12とを備え、さらに、WEBサーバ
12に接続されたデータベースサーバ13と、データベ
ース14とを備えている。
【0017】クライアント端末11は、ワークステーシ
ョン、パーソナルコンピュータ等から構成され、WEB
サーバ12にアクセスして、データベース14に格納さ
れているデータの更新、検索等の処理を要求する。図2
は、クライアント端末11の構成の一例を示す図であ
る。図示するように、クライアント端末11は、制御処
理部20と、記憶部21と、入力部22と、表示部23
と、通信I/F24と、これらを接続するバス25とを
備えている。
【0018】制御処理部20は、CPU(Central Proc
essing Unit)等から構成され、クライアント端末11
全体の動作を制御するためのものである。例えば、制御
処理部20は、入力部22から入力された指示情報に従
って、通信I/F24からネットワーク10を介して、
データベース14の検索を要求する検索要求情報をWE
Bサーバ12に送る。また、制御処理部20は、WEB
サーバ12から送られた検索結果を示す情報を表示部2
3に表示させる。
【0019】記憶部21は、磁気ディスク装置、半導体
メモリ等から構成され、制御処理部20が実行するプロ
グラムやデータを記憶する。例えば、記憶部21は、W
EBサーバ12が提供するWEBページを閲覧するため
のWEBブラウザプログラム21aを記憶する。
【0020】入力部22は、キーボード、マウス等から
構成され、クライアント端末11に動作を指示するため
の指示情報やデータを入力する。
【0021】表示部23は、CRT(Cathode Ray Tub
e)ディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)
等から構成され、入力処理を容易にするためのGUI
(Graphical User Interface)画面や、制御処理部20
の処理結果等を表示する。
【0022】通信I/F24は、モデム、LANカード
等から構成され、ネットワーク10を介してWEBサー
バ12との間で情報を送受信して通信を行うためのもの
である。
【0023】図1のWEBサーバ12は、ワークステー
ション、パーソナルコンピュータ等から構成され、クラ
イアント端末11から送られた情報に従ってデータベー
スサーバ13にデータベース14の検索等を要求するも
のであり、制御処理部30と、記憶部31とを備えてい
る。
【0024】制御処理部30は、CPU等から構成さ
れ、WEBサーバ12全体の動作を制御するためのもの
である。記憶部31は、磁気ディスク装置、半導体メモ
リ等から構成され、制御処理部30が実行するプログラ
ムやデータを記憶する。
【0025】図3は、WEBサーバ12の論理的構成を
示す図である。図示するように、WEBサーバ12は、
検索要求解析部40と、検索結果出力部41と、検索管
理部42と、ファイル情報テーブル43と、項目情報テ
ーブル44と、データベース管理情報取得部45と、カ
タログ情報データベース46と、ファイル情報バッファ
47と、項目情報バッファ48とを備えている。
【0026】検索要求解析部40は、ネットワーク10
を介してクライアント端末11から送られた検索を要求
する情報を解析して、検索対象のファイル名や項目名と
いった検索内容を特定するためのものである。
【0027】検索結果出力部41は、検索結果をクライ
アント端末11に供給し、例えば表示部23に表示可能
とするための処理を実行する。例えば、検索結果出力部
41は、検索結果を示すHTML(Hyper Text Mark up
Language)ファイルを作成してクライアント端末11
に供給する。この際、クライアント端末11の制御処理
部20がWEBブラウザプログラム21aを実行中であ
れば、表示部23に検索結果を表示させることができ
る。
【0028】検索管理部42は、クライアント端末11
から送られた検索要求情報がSQL(Structured Query
Language)等の所定の文法とは異なる形式のコマンド
である場合に、データベースサーバ13にデータベース
14を検索させるSQLコマンドに変換するための処理
を実行する。
【0029】ファイル情報テーブル43は、図4に示す
ように、データベース14を構成するデータ群が格納さ
れているファイルを特定するための情報を記憶する。フ
ァイル情報テーブル43は、データベース14を構成す
るデータ群が格納されているファイル数を示す情報から
なるフィールドと、各ファイルのファイル名及びファイ
ル種別(例えば、実ファイル、ビュー、シノニム等の区
別)を示すファイル情報からなるフィールドとを備えて
いる。
【0030】項目情報テーブル44は、図5に示すよう
に、データベース14を構成するデータ群に付されてい
る項目に関する情報を記憶する。項目情報テーブル44
は、データベース14を構成するデータ群に付されてい
る項目数を示す情報からなるフィールドと、各項目が付
されているデータ群が格納されているファイルの名前を
示す情報からなるフィールドと、各項目の項目名、項目
種別(例えば、文字型、数値型、バイナリ型の区別)及
び項目長を示す項目情報からなるフィールドとを備えて
いる。
【0031】データベース管理情報取得部45は、デー
タベースサーバ13にアクセスして、データベース14
を管理するためのデータベース管理情報を取得する。例
えば、データベース管理情報取得部45は、検索管理部
42からの指示に従って、データベースサーバ13にア
クセスし、データベース14を構成するデータ群が格納
されているファイル名やデータ群に付されている項目名
等を示す情報を取得する。
【0032】カタログ情報データベース46は、図6に
示すように、WEBサーバ12からアクセス可能なデー
タベースサーバ13に関する情報やデータベースサーバ
13の構成を示すカタログ情報を取得するための要求情
報等を記憶する。すなわち、カタログ情報データベース
46は、データベース管理システムごとのアクセス方法
を示す情報を複数のテーブルに分割して記憶する。図6
に示すように、カタログ情報データベース46は、テー
ブルの数を示す情報からなるフィールドを備えている。
また、カタログ情報データベース46は、データベース
管理システムの名称やカタログ情報を取得する対象(フ
ァイル、項目の区別)を示す情報及びカタログ情報を取
得するための関数を示す情報を記憶する複数のテーブル
を備えている。
【0033】ファイル情報バッファ47は、図7に示す
ように、データベース管理情報取得部45がデータベー
スサーバ13から取得したデータベース14を構成する
データ群が格納されたファイルの名前を示す情報や、当
該ファイルのファイル種別(例えば、実ファイル、ビュ
ー、シノニムの区別)を示す情報を一時的に記憶する。
【0034】項目情報バッファ48は、図8に示すよう
に、データベース管理情報取得部45がデータベースサ
ーバ13から取得したデータベース14を構成するデー
タ群に付されている項目の名前を示す情報や、当該項目
の項目種別(例えば、文字型、数値型、バイナリ型)を
示す情報及び項目長を示す情報を一時的に記憶する。
【0035】図1のデータベースサーバ13は、例え
ば、RDBMS(Relational Database Management Sys
tem)といったデータベース管理システム(DBMS)
として機能するためのプログラムを実行するワークステ
ーション等から構成される。データベースサーバ13
は、WEBサーバ12からの要求に従って、データベー
ス14に格納されているデータの更新や検索等の処理を
実行する。また、データベースサーバ13は、データベ
ース14の構成やアクセス方法等の情報を格納するカタ
ログ情報格納部32を備えている。
【0036】データベース14は、磁気記録装置等の記
録装置上に構築されるデータ群であり、データベースサ
ーバ13により、更新や読出等の処理が加えられる。
【0037】以下に、この発明の実施の形態に係るデー
タベースシステムの動作を説明する。このデータベース
システムは、クライアント端末11からWEBサーバ1
2に送られた検索要求情報に基づいて、索出するデータ
の位置を自動的に特定してデータベース14から取得す
ることができるシステムである。
【0038】このデータベースシステムは、例えば、ユ
ーザがクライアント端末11の入力部22を操作するこ
とにより、表示部23が表示する起動用アイコンを選択
して制御処理部20にWEBブラウザプログラム21a
を実行させ、WEBサーバ12に格納されている検索用
ページへのアクセスを要求することで起動する。
【0039】WEBブラウザプログラム21aは、制御
処理部20の実行により、入力部22から入力された指
示に従って、通信I/F24からネットワーク10を介
してWEBサーバ12と通信し、データベース14を検
索するための検索用ページにアクセスする。WEBサー
バ12は、制御処理部20からの要求に従って検索用ペ
ージを示す情報をクライアント端末11に返信する。W
EBブラウザプログラム21aは、制御処理部20によ
り、WEBサーバ12から返信された情報を表示部23
に送り、図9に例示するようなデータベース検索画面を
表示させる。
【0040】次に、ユーザは、入力部22を操作して、
表示部23に表示されたデータベース検索画面にて、デ
ータベース14の検索を要求するための検索クエリ欄に
コマンドを入力し、検索開始を要求するボタンの押下を
指示して、データベース14の検索を開始させる。この
際、WEBブラウザプログラム21aは、通信I/F2
4からネットワーク10を介してWEBサーバ12にデ
ータベース14の検索を要求する検索要求情報を送る。
WEBサーバ12は、クライアント端末11から送られ
た検索要求情報を受けると、図10のフローチャートに
示す検索処理を実行する。
【0041】検索処理を開始すると、検索要求解析部4
0が、クライアント端末11から送られた検索要求情報
を解析し、検索要求情報に示される検索コマンドが、オ
プションの検索コマンドであるか否かを判別する(ステ
ップS1)。例えば、検索要求解析部40は、クライア
ント端末11から送られた検索要求情報に示される検索
コマンドが、SQLの文法に従っているか否かを判別
し、SQLとは異なる形式の検索コマンドである場合
に、オプションの検索コマンドであると判別する。
【0042】検索要求解析部40は、オプションの検索
コマンドではないと判別すると(ステップS1にてN
O)、検索管理部42に、通常の検索コマンドである旨
の通知と共に、検索要求情報を送る。検索管理部42
は、検索要求解析部40から検索要求情報を受けると、
この情報に示される例えばSQLの文法に準拠した通常
の検索コマンドを特定し、データベースサーバ13に検
索コマンドを送る。
【0043】データベースサーバ13は、検索管理部4
2から受けた検索コマンドに従ってデータベース14を
検索し(ステップS2)、データを抽出してWEBサー
バ12に送る。WEBサーバ12は、検索結果出力部4
1が検索管理部42を介してデータベースサーバ13か
ら受けたデータをWEB参照可能な形式に変換し、ネッ
トワーク10を介してクライアント端末11に送る。
【0044】WEBブラウザプログラム21aは、検索
結果出力部41から送られたWEB参照可能な形式のデ
ータを表示部23に表示させて検索結果を出力し(ステ
ップS3)、検索処理を終了する。
【0045】一方、検索要求解析部40は、上記ステッ
プS1にて、オプションの検索コマンドであると判別す
ると(ステップS1にてYES)、検索指定情報を読み
取り、クライアント端末11から送られた検索要求を解
析する(ステップS4)。
【0046】図11は、こうしたオプションの検索コマ
ンドの文法を例示する図である。図示するように、この
検索コマンドは、データベース14の検索を要求するコ
マンド名が「dbgrep」のコマンドである。この検索コマ
ンドは、検索事項を引数とする旨のオプション「-quer
y」の後尾に、検索対象を特定する文字列と、検索条件
を特定する文字列が続く。ここで、検索条件を特定する
文字列は、値の比較や論理演算を示す文字列を指定可能
であると共に、いわゆるワイルドカードを用いた省略記
法を使うことができ、曖昧な条件で検索を要求すること
ができる。また、検索対象が項目名である場合には、検
索対象を特定する文字列として「column」が指定され、
検索対象がデータである場合には、検索対象を特定する
文字列として「data」が指定される。
【0047】さらに、この検索コマンドは、ファイル名
を引数とする旨のオプション「-file」の後尾に、検索
対象のファイル名を示す文字列が続く。ここで、検索対
象のファイル名を示す文字列は、いわゆるワイルドカー
ドを用いた省略記法を使うことができ、曖昧な条件で検
索を要求することができる。例えば、ワイルドカードを
単独で用いると、データベース14を構成するデータ群
が格納された全ファイルを検索する旨が要求される。
【0048】検索要求解析部40は、検索要求情報を解
析した結果から、検索対象のファイル名がワイルドカー
ドを用いて指定されているか否かを判別する(ステップ
S5)。
【0049】検索要求解析部40は、検索対象のファイ
ル名がワイルドカードを用いて指定されていると判別す
ると(ステップS5にてYES)、検索管理部42にフ
ァイルを検索する旨の指示を送り、ファイル情報テーブ
ル43を作成させる(ステップS6)。
【0050】この際、検索管理部42は、検索要求解析
部40からファイルを検索する旨の指示を受けると、デ
ータベース管理情報取得部45を制御してデータベース
サーバ13にアクセスする。データベース管理情報取得
部45は、検索管理部42の制御に従ってデータベース
サーバ13からデータベース14を構成するデータ群が
格納されるファイルに関する情報を取得する。この際、
データベースサーバ13は、例えばカタログ情報格納部
32に格納されたファイルに関する情報をWEBサーバ
12に送る。検索管理部42は、データベース管理情報
取得部45が取得した情報に基づいて、ファイル情報テ
ーブル43を作成する。
【0051】検索管理部42は、ファイル情報テーブル
43を検索し、ワイルドカードを用いて指定された条件
に合致したファイル名を抽出する(ステップS7)。
【0052】一方、検索管理部42は、上記ステップS
5にて、検索対象のファイル名がワイルドカードを用い
ずに指定されていると判別すると(ステップS5にてN
O)、上記ステップS6及びステップS7の処理をスキ
ップして、処理をステップS8に進める。
【0053】この後、検索要求解析部40は、例えば検
索コマンドに付されたオプション「-query」の後尾に続
く文字列を特定することにより、検索対象が項目名であ
るか、データであるかを判別する(ステップS8)。検
索要求解析部40は、検索結果を検索管理部42に通知
する。
【0054】検索管理部42は、検索要求解析部40か
ら受けた通知から、検索対象がデータであると判別する
と(ステップS8にてデータ)、図12のフローチャー
トに示すデータ検索処理を実行する(ステップS9)。
【0055】データ検索処理を開始すると、検索管理部
42は、検索するファイルの名前を取得する(ステップ
S21)。ここで検索管理部42が取得するファイルの
名前は、上記検索処理のステップS7にて抽出したファ
イル名、あるいは検索コマンドのオプション「-file」
の後尾に続く文字列により特定されたファイル名であ
る。
【0056】検索管理部42は、データベース管理情報
取得部45を制御してデータベースサーバ13にアクセ
スさせ、上記ステップS21にて取得した名前のファイ
ルに格納されているデータ群に付されている項目の名前
を取得する(ステップS22)。この際、検索管理部4
2は、項目情報テーブル44を作成し、取得した項目の
名前を記憶させる。
【0057】検索管理部42は、項目情報テーブル44
から、順次、項目名を抽出し(ステップS23)、抽出
した項目名を用いた検索コマンドを作成する(ステップ
S24)。ここで、検索管理部42が作成する検索コマ
ンドは、例えばSQLの文法に準拠したコマンドであ
る。
【0058】検索管理部42は、項目情報テーブル44
に次の項目の名前が記憶されているか否かを判別し(ス
テップS25)、記憶されていると判別すると(ステッ
プS25にてYES)、処理をステップS23にリター
ンして、検索コマンドの作成を継続する。
【0059】一方、検索管理部42は、項目情報テーブ
ル44に次の項目の名前が記憶されていないと判別する
と(ステップS25にてNO)、検索コマンドの作成が
完了したとしてデータベースサーバ13に供給し、検索
コマンドを実行させる(ステップS26)。データベー
スサーバ13は、検索管理部42から送られた検索コマ
ンドに従ってデータベース14を検索し、取得したデー
タを検索管理部42に送る。
【0060】検索管理部42は、データベースサーバ1
3から検索コマンドに応じたデータを取得できたか否か
を判別し(ステップS27)、取得できたと判別すると
(ステップS27にてYES)、当該データを検索結果
出力部41に送り、出力の準備をする(ステップS2
8)。一方、検索管理部42は、データベースサーバ1
3から検索コマンドに応じたデータを取得できなかった
と判別すると(ステップS27にてNO)、上記ステッ
プS28の処理をスキップして、処理をステップS29
に進める。
【0061】この後、検索管理部42は、ファイル情報
テーブル43を読み取って、最後のファイルを検索した
か否かを判別し(ステップS29)、検索していないと
判別すると(ステップS29にてNO)、処理を上記ス
テップS21にリターンして、データの検索を継続す
る。一方、検索管理部42は、最後のファイルを検索し
たと判別すると(ステップS29にてYES)、データ
検索処理を終了する。
【0062】データ検索処理を終了すると、処理は図1
0に示す検索処理に戻り、検索結果出力部41は、検索
管理部42から受けたデータをWEB参照可能な形式に
変換してクライアント端末11に送る。クライアント端
末11は、WEBブラウザプログラム21aは、表示部
23に検索結果出力部41から送られたデータを表示さ
せて検索結果を出力し(ステップS3)、検索処理を終
了する。これにより、ユーザがSQLの文法を理解して
いなかったり、データベース14の構成を把握していな
い場合であっても、ワイルドカードを用いて簡単に検索
処理を実行させて、データを取得することができる。
【0063】また、検索管理部42は、上記検索処理の
ステップS8において、検索対象が項目名であると判別
すると(ステップS8にて項目名)、図13のフローチ
ャートに示す項目検索処理を実行する(ステップS1
0)。
【0064】項目検索処理を開始すると、検索管理部4
2は、検索するファイルの名前を取得する(ステップS
31)。この際に検索管理部42が取得するファイルの
名前は、上記検索処理のステップS7にて抽出したファ
イル名、あるいは検索コマンドのオプション「-query」
の後尾に続く文字列により特定されたファイル名であ
る。
【0065】検索管理部42は、データベース管理情報
取得部45を制御してデータベースサーバ13にアクセ
スさせ、上記ステップS31にて取得した名前のファイ
ルに格納されているデータ群に付されている項目の名前
を取得する(ステップS32)。この際、検索管理部4
2は、項目情報テーブル44を作成し、取得した項目の
名前を記憶させる。
【0066】検索管理部42は、項目情報テーブル44
を検索し、検索コマンドにより指定された検索条件に合
致する項目名を探す(ステップS33)。
【0067】検索管理部42は、検索条件に合致する項
目が存在したか否かを判別し(ステップS34)、存在
すると判別すると(ステップS34にてYES)、当該
項目の名前を検索結果出力部41に送り、出力の準備を
する(ステップS35)。一方、検索管理部42は、検
索条件に合致する項目が存在しないと判別すると(ステ
ップS34にてNO)、上記ステップS35の処理をス
キップして、処理をステップS36に進める。
【0068】この後、検索管理部42は、ファイル情報
テーブル43を読み取って、最後のファイルを検索した
か否かを判別し(ステップS36)、検索していないと
判別すると(ステップS36にてNO)、処理を上記ス
テップS31にリターンして、項目名の検索を継続す
る。一方、検索管理部42は、最後のファイルを検索し
たと判別すると(ステップS36にてYES)、項目検
索処理を終了する。
【0069】項目検索処理を終了すると、検索結果出力
部41は、検索管理部42から受けた項目名を示すWE
B参照可能なドキュメントを作成してクライアント端末
11に送る。クライアント端末11では、WEBブラウ
ザプログラム21aが表示部23に検索結果出力部41
から送られたドキュメントを表示させて検索結果を出力
し(ステップS3)、検索処理を終了する。これによ
り、ユーザがSQLの文法を理解していなかったり、デ
ータベース14の構成を把握していない場合であって
も、ワイルドカードを用いて間単に検索処理を実行させ
て、データを取得することができる。
【0070】次に、検索管理部42が、ファイル情報テ
ーブル43と項目情報テーブル44を作成する際の動作
について、詳細に説明する。検索管理部42は、一定の
時間が経過した場合や、クライアント端末11から送ら
れた検索要求情報を受けた場合等に、データベースサー
バ13にアクセスし、データベース管理情報取得部45
を制御してデータベース14に関する情報を取得する。
この際、検索管理部42は、ファイル情報テーブル43
と項目情報テーブル44を作成するために、図14に示
す管理情報更新処理を実行する。
【0071】管理情報更新処理を開始すると、検索管理
部42は、データベースサーバ13にアクセスして、デ
ータベースサーバ13が稼働中であるか否かを判別し
(ステップS41)、停止中であると判別すると(ステ
ップS41にてNO)、ループ処理を実行して起動する
まで待機する。
【0072】一方、検索管理部42は、データベースサ
ーバ13が稼働中であると判別すると(ステップS41
にてYES)、データベース管理情報取得部45を制御
して、図15のフローチャートに示す管理情報取得処理
を実行する(ステップS42)。
【0073】管理情報取得処理を開始すると、データベ
ース管理情報取得部45は、カタログ情報データベース
46に記憶されている複数のテーブルを識別するための
テーブルポインタの値nを初期化する(ステップS5
1)。
【0074】データベース管理情報取得部45は、デー
タベースサーバ13にアクセスして、データベース管理
システムの名前を取得する(ステップS52)。データ
ベース管理情報取得部45は、カタログ情報データベー
ス46に記憶されている情報を読み取り、テーブルポイ
ンタの値nに対応するテーブルを構成する情報に示され
るデータベース管理システムの名前が、ステップS52
にて取得したデータベース管理システムの名前と一致す
るか否かを判別する(ステップS53)。
【0075】データベース管理情報取得部45は、テー
ブルポインタの値nに対応するテーブルを構成する情報
に示される名前が、データベースサーバ13から取得し
た名前に一致しないと判別すると(ステップS53にて
NO)、テーブルポインタの値nがカタログ情報データ
ベース46に記憶されているテーブルの数と等しいか否
かを判別する(ステップS54)。データベース管理情
報取得部45は、テーブルポインタの値nがカタログ情
報データベース46に記憶されているテーブルの数と等
しいと判別すると(ステップS54にてYES)、管理
情報を取得できないとして管理情報取得処理を終了する
(ステップS55)。
【0076】一方、データベース管理情報取得部45
は、テーブルポインタの値nがカタログ情報データベー
ス46に記憶されているテーブルの数と等しくないと判
別すると(ステップS54にてNO)、テーブルポイン
タの値nを1だけインクリメントした後(ステップS5
6)、処理をステップS53にリターンする。
【0077】また、データベース管理情報取得部45
は、上記ステップS53にて、テーブルポインタの値n
に対応するテーブルを構成する情報に示される名前が、
データベースサーバ13から取得した名前と一致すると
判別すると(ステップS53にてYES)、取得対象が
ファイル情報であるか、項目情報であるかを判別する
(ステップS57)。ここで、ファイル情報は、データ
ベース14を構成するデータ群が格納されているファイ
ルの名前やファイル種別を示す情報であり、項目情報
は、データベース14を構成するデータ群に付されてい
る項目の名前や項目種別等を示す情報である。データベ
ース管理情報取得部45は、検索管理部42からの指示
や既にデータベースサーバ13から取得した情報等によ
り、取得対象がファイル情報であるか、項目情報である
かを判別する。
【0078】データベース管理情報取得部45は、取得
対象がファイル情報であると判別すると(ステップS5
7にてファイル情報)、データベース14のファイル情
報を取得する(ステップS58)。この際、データベー
ス管理情報取得部45は、テーブルポインタの値nに対
応するテーブルに記憶された情報を読み取り、ファイル
のカタログ情報を取得するための関数を特定する。デー
タベース管理情報取得部45は、特定した関数を使用し
てデータベースサーバ13にアクセスすることにより、
データベース14のファイル情報を取得する。
【0079】データベース管理情報取得部45は、デー
タベースサーバ13から取得したデータベース14のフ
ァイル情報をファイル情報バッファ47に記憶させる
(ステップS59)。
【0080】この後、データベース管理情報取得部45
は、他に取得対象(ファイル情報又は項目情報)がある
か否かを判別し(ステップS60)、取得対象があると
判別すると、処理を上記ステップS57にリターンす
る。
【0081】また、データベース管理情報取得部45
は、上記ステップS57にて、取得対象が項目情報であ
ると判別すると(ステップS57にて項目情報)、デー
タベース14の項目情報を取得する(ステップS6
1)。この際、データベース管理情報取得部45は、テ
ーブルポインタの値nに対応するテーブルに記憶された
情報を読み取り、項目のカタログ情報を取得するための
関数を特定する。データベース管理情報取得部45は、
特定した関数を使用してデータベースサーバ13にアク
セスすることにより、データベース14の項目情報を取
得する。
【0082】データベース管理情報取得部45は、デー
タベースサーバ13から取得したデータベース14の項
目情報を項目情報バッファ48に記憶させる(ステップ
S62)。
【0083】データベース管理情報取得部45は、上記
ステップS60にて取得対象がないと判別すると、管理
情報取得処理を終了する。
【0084】データベース管理情報取得部45が管理情
報取得処理を終了すると、処理は図14の管理情報更新
処理に戻り、検索管理部42は、データベース管理情報
取得部45が管理情報を取得できたか否かを判別する
(ステップS43)。検索管理部42は、管理情報を取
得できなかったと判別すると(ステップS43にてN
O)、管理情報更新処理を終了する。この際、検索管理
部42は、検索不能である旨を示すドキュメントを検索
結果出力部41に作成させ、ネットワーク10を介して
クライアント端末11に送信するようにしてもよい。一
方、検索管理部42は、管理情報を取得できたと判別す
ると(ステップS43にてYES)、次に、図16のフ
ローチャートに示すファイル情報テーブル作成処理を実
行する(ステップS44)。
【0085】ファイル情報テーブル作成処理を開始する
と、検索管理部42は、ファイル情報バッファ47に記
憶されているファイル情報を読み出し、ファイル名及び
ファイル種別を示す情報を取得する(ステップS7
1)。
【0086】検索管理部42は、取得した情報をファイ
ル情報テーブル43としてセットすることにより、ファ
イル情報テーブル43を作成する(ステップS72)。
ここで、作成されたファイル情報テーブル43は、例え
ば、WEBサーバ12が備える記憶部31に記憶され
る。
【0087】検索管理部42は、ファイル情報バッファ
47から取得した情報が最後のファイル情報であるか否
かを判別し(ステップS73)、最後のファイル情報で
はないと判別すると(ステップS73にてNO)、処理
を上記ステップS71にリターンする。
【0088】一方、検索管理部42は、ファイル情報バ
ッファ47から取得した情報が最後のファイル情報であ
ると判別すると(ステップS73にてYES)、ファイ
ルの名前に従ったソートをファイル情報テーブル43に
施すことにより、ファイル情報テーブル43に記憶され
ている情報を整理する(ステップS74)。ファイル情
報テーブル43のソートが終了すると、検索管理部42
は、ファイル情報テーブル作成処理を終了する。
【0089】ファイル情報テーブル作成処理を終了する
と、処理は図14に示す管理情報更新処理に戻り、検索
管理部42は、次に、図17のフローチャートに示す項
目情報テーブル作成処理を実行する(ステップS4
5)。
【0090】項目情報テーブル作成処理を開始すると、
検索管理部42は、ファイル情報テーブル43からファ
イル名を取得する(ステップS81)。
【0091】検索管理部42は、ファイル情報テーブル
43から取得したファイル名に対応する項目情報を項目
情報バッファ48から読み出す(ステップS82)。す
なわち、検索管理部42は、ファイル情報テーブル43
から取得した名前のファイルに格納されているデータ群
に付されている項目の名前や項目種別、項目長等を示す
情報を項目情報バッファ48から読み出す。
【0092】検索管理部42は、取得した項目情報が最
後の項目情報であるか否かを判別し(ステップS8
3)、最後の項目情報でないと判別すると(ステップS
83にてNO)、処理を上記ステップS82にリターン
する。
【0093】一方、検索管理部42は、取得した項目情
報が最後の項目情報であると判別すると(ステップS8
3にてYES)、項目情報バッファ48から取得した項
目情報を項目情報テーブル44にセットすることによ
り、項目情報テーブルを作成する(ステップS84)。
ここで、作成された項目情報テーブル44は、例えば、
WEBサーバ12が備える記憶部31に記憶される。
【0094】検索管理部42は、上記ステップS81に
てファイル情報テーブル43から取得したファイル名が
最後のファイル名であるか否かを判別し(ステップS8
5)、最後のファイル名ではないと判別すると(ステッ
プS85にてNO)、処理を上記ステップS81にリタ
ーンする。
【0095】一方、検索管理部42は、ファイル情報テ
ーブル43から取得したファイル名が最後のファイル名
であると判別すると(ステップS85にてYES)、フ
ァイルの名前に従ったソートを項目情報テーブル44に
施すことにより、項目情報テーブル44に記憶されてい
る情報を整理する(ステップS86)。項目情報テーブ
ル44のソートが終了すると、検索管理部42は、項目
情報テーブル作成処理を終了する。項目情報テーブル作
成処理を終了すると、図14に示す管理情報更新処理も
終了する。
【0096】次に、具体例として、データベース14が
図18に例示する情報を示すデータ群から構成されるも
のとして、このデータベースシステムの動作を説明す
る。ユーザは、クライアント端末11が備える入力部2
2を操作して、図9に示すようなデータベース検索用の
WEBページを表示させ、このデータベースシステムに
検索を要求するための指示を入力する。
【0097】この際、ユーザは、検索を要求する情報と
して、「dbgrep -query data "0001" -file *」を入力
したものとする。ここで、この情報は、オプション「-q
uery」の後尾に、文字列「data」と文字列「"0001"」が
続いている。また、この情報は、オプション「-file」
の後尾に、ワイルドカードを示す文字「*」が続いてい
る。これにより、データベース14を構成するデータ群
が格納された全ファイルを検索して、データ「0001」を
含むものを抽出する曖昧な検索が要求されたことにな
る。ここで、データ「0001」は、ワイルドカードを示す
文字「*」に隣接していないことから、完全に一致した
データのみが抽出の対象となる。制御処理部20は、入
力部22から入力された指示に従った検索要求情報を作
成し、通信I/F24からネットワーク10を介してW
EBサーバ12に送る。
【0098】WEBサーバ12は、クライアント端末1
1から送られた検索要求情報を受けると、検索要求解析
部40がこれを解析し、SQLの文法に準拠した通常の
検索コマンドではないことから、オプションの検索コマ
ンドであると判別する(図10のステップS1にてYE
S)。さらに、検索要求解析部40は、ファイル名がワ
イルドカードが用いて指定されていることから、検索管
理部42にファイルを検索する旨の指示を送り、ファイ
ル情報テーブル43を作成させる。(図10のステップ
S6)
【0099】この例では、データベース14を構成する
データ群が格納されている全ファイルが指定されている
ことから、検索管理部42は、全ファイル名を抽出する
(図10のステップS7)。
【0100】次に、検索管理部42は、検索対象がデー
タであることから、図12に示すデータ検索処理を実行
し、項目情報テーブル44に記憶されている情報から検
索コマンドを作成し(図12のステップS24)、デー
タベースサーバ13からデータを取得する。
【0101】この場合、例えばSQLに準拠した問い合
わせ文は、例えば、FROM句により、仕入先マスター
表及び支払トランザクション表を指定する。また、WH
ERE句により、各表の列で「0001」であるものを指定
する。さらに、SELECT句を用いて列名のリストを
要求する。
【0102】従って、この場合のSQL問い合わせ文
は、例えば、下記のようになる。 SELECT * FROM 仕入れ先マスター表、支払トランザクション表 WHERE 仕入先マスター表、仕入先コード=’0001’ 仕入先マスター表、仕入先名=’0001’ 仕入先マスター表、電話番号=’0001’ 支払トランザクション表、仕入先コード=’0001’ 支払トランザクション表、日付=’0001’ 支払トランザクション表、伝票番号=’0001’ 支払トランザクション表、支払額=’0001’
【0103】なお、SELECTの次に”*”をしてい
るが、これは、FROMの次に指定した表名(仕入先マ
スター表、支払トランザクション表)のすべての列名か
らなるリストの指定を表している。
【0104】図18に示すデータでは、仕入先マスター
と支払トランザクションにデータ「0001」を含むものが
ある。そこで、検索管理部42は、これらのデータを検
索結果出力部41に送り、WEB参照可能としてクライ
アント端末11に送信する。クライアント端末11で
は、WEBブラウザプログラム21aが、制御処理部2
0の実行により、表示部23に、例えば図19に示すよ
うな検索結果を出力させる。
【0105】また、ユーザが、検索を要求する情報とし
て、「dbgrep -query column *"商品"* -file *」を入
力すると、「商品」を含む項目名が抽出され、クライア
ント端末11において、例えば図20に示すような検索
結果が表示部23に出力される。
【0106】以上説明したように、この発明によれば、
オプションの検索コマンドにより検索を要求した場合
に、検索管理部42がデータベース14を構成するデー
タ群が格納されているファイルに関する情報や項目に関
する情報からデータベースサーバ13に検索を要求する
ための検索コマンドを作成することができる。これによ
り、SQL等のデータベース言語を理解していないユー
ザや、データベース14の構成を把握していないユーザ
であっても簡単に検索を実行させてデータを取得するこ
とができる。
【0107】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、ユ
ーザが入力する検索コマンドは、より多くのオプション
を設定してもよい。例えば、検索条件を特定する文字列
の内容に応じて検索対象とする項目を自動的に絞り込む
オプション「-autofit」や、検索条件を特定する文字列
で指定された条件値の桁数により検索対象となる項目を
自動的に絞り込むオプション「-autolength」を設けて
もよい。
【0108】また、検索条件を特定する文字列が日付を
示している場合に、自動的に検索対象となる項目種別を
日付型に絞り込む機能や、検索条件を特定する文字列が
数値である場合に、自動的に検索対象となる項目種別を
数値型に絞り込む機能を備えてもよい。
【0109】また、この発明のWEBサーバ12は、専
用の装置によらず、WEBサーバとして機能する通常の
コンピュータにより実現可能である。例えば、コンピュ
ータに上述の動作を実行するためのプログラムを記録し
た媒体(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−RO
M等)から該プログラムをインストールすることによ
り、コンピュータを上述のWEBサーバ12として機能
させることができる。さらに、WEBサーバ12とデー
タベースサーバ13とは別途に設けられる必要はなく、
1台のコンピュータが、上述のWEBサーバ12及びデ
ータベースサーバ13の機能を併せて備えるようにして
もよい。
【0110】
【発明の効果】以上の説明のように、この発明によれ
ば、データベースを構成するデータ群が格納されている
ファイルに関する情報やデータ群に付されている項目に
関する情報をテーブルに記憶して、データベースを検索
するためのコマンドを自動的に作成することができる。
これにより、簡単且つ適切にデータベースを検索するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るデータベースシス
テムの構成を示す図である。
【図2】クライアント端末の構成を示す図である。
【図3】WEBサーバの論理的構成を示す図である。
【図4】ファイル情報テーブルの構成を示す図である。
【図5】項目情報テーブルの構成を示す図である。
【図6】カタログ情報データベースの構成を示す図であ
る。
【図7】ファイル情報バッファが記憶する情報を示す図
である。
【図8】項目情報バッファが記憶する情報を示す図であ
る。
【図9】データベース検索画面を例示する図である。
【図10】検索処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図11】オプションの検索コマンドの文法を例示する
図である。
【図12】データ検索処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図13】項目検索処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図14】管理情報更新処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図15】管理情報取得処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図16】ファイル情報テーブル作成処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図17】項目情報テーブル作成処理を説明するための
フローチャートである。
【図18】データベースに記憶されているデータの一例
を示す図である。
【図19】表示部に出力される検索結果の一例を示す図
である。
【図20】表示部に出力される検索結果の一例を示す図
である。
【符号の説明】
10・・・ネットワーク、11・・・クライアント端末、12
・・・WEBサーバ、13・・・データベースサーバ、14・・
・データベース、20、30・・・制御処理部、21、31
・・・記憶部、21a・・・WEBブラウザプログラム、22
・・・入力部、23・・・表示部、25・・・通信I/F、26・
・・バス、32・・・カタログ情報格納部、40・・・検索要求
解析部、41・・・検索結果出力部、42・・・検索管理部、
43・・・ファイル情報テーブル、44・・・項目情報テーブ
ル、45・・・データベース管理情報取得部、46・・・カタ
ログ情報データベース、47・・・ファイル情報バッフ
ァ、48・・・項目情報バッファ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末装置からの要求に従ってデータベース
    を検索するサーバ装置であって、 データベースを構成するデータ群が格納されているファ
    イルに関する情報を記憶するファイル情報記憶手段と、 データベースを構成するデータ群に付されている項目に
    関する情報を記憶する項目情報記憶手段と、 端末装置から検索を要求する検索要求情報を受けて、検
    索対象がデータであるか項目名であるかを判別する解析
    手段と、 前記解析手段の判別により検索対象がデータであると判
    別された場合には、前記ファイル情報記憶手段に記憶さ
    れている情報と前記項目情報記憶手段に記憶されている
    情報に基づいて、検索要求情報に対応する検索コマンド
    を作成して、実行することにより、検索結果を取得し、
    前記解析手段によって検索対象が項目名であると判別さ
    れた場合には、項目情報記憶手段に記憶されている情報
    を検索し、検索条件に合致する項目名を端末装置に出力
    させる制御処理手段とを備える、ことを特徴とするサー
    バ装置。
  2. 【請求項2】前記制御処理手段は、データベースを構成
    するデータ群が格納されているファイルに関する情報と
    データベースを構成するデータ群に付されている項目に
    関する情報を取得するデータベース情報取得手段と、 前記データベース情報取得手段が取得した情報を前記フ
    ァイル情報記憶手段と前記項目情報記憶手段に記憶させ
    る情報管理手段とを備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 【請求項3】前記解析手段は、端末装置から送られた検
    索要求情報を解析して、データベースを構成するデータ
    群が格納されているファイルを曖昧な条件で検索する旨
    を示すワイルドカードを検出し、 前記情報管理手段は、前記解析手段がファイルを曖昧な
    条件で検索する旨を示すワイルドカードを検出すると、
    前記データベース情報取得手段を制御して、前記データ
    ベースを構成するデータ群が格納されている曖昧な条件
    に合致するファイルに関する情報を取得する、 ことを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 【請求項4】前記データベース情報取得手段は、データ
    ベースの構成を示すカタログ情報を取得するための要求
    情報を記憶する手段を備える、 ことを特徴とする請求項2又は3に記載のサーバ装置。
  5. 【請求項5】WEB参照可能なデータを端末装置に供給
    するWEBサーバである、 ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載
    のサーバ装置。
  6. 【請求項6】データベースを構成するデータ群が格納さ
    れているファイルに関する情報を第1のテーブルに記憶
    し、データベースを構成するデータ群に付されている項
    目に関する情報を第2のテーブルに記憶し、データベー
    スの検索を要求する検索要求情報を受けると、検索対象
    がデータであるか項目名であるかを判別し、検索対象が
    データであると判別された場合には、前記第1のテーブ
    ルに記憶されている情報と前記第2のテーブルに記憶さ
    れている情報に基づいて、検索要求情報に対応する検索
    コマンドを作成して、実行することにより、検索結果を
    取得し、検索対象が項目名であると判別された場合に
    は、第2のテーブルに記憶されている情報を検索し、検
    索条件に合致する項目名を取得する、 ことを特徴とするデータベース検索方法。
  7. 【請求項7】コンピュータを、 データベースを構成するデータ群が格納されているファ
    イルに関する情報を記憶するファイル情報記憶手段と、 データベースを構成するデータ群に付されている項目に
    関する情報を記憶する項目情報記憶手段と、 端末装置から検索を要求する検索要求情報を受けて、検
    索対象がデータであるか項目名であるかを判別する解析
    手段と、 前記解析手段の判別により検索対象がデータであると判
    別された場合には、前記ファイル情報記憶手段に記憶さ
    れている情報と前記項目情報記憶手段に記憶されている
    情報に基づいて、検索要求情報に対応する検索コマンド
    を作成して、実行することにより、検索結果を取得し、
    前記解析手段によって検索対象が項目名であると判別さ
    れた場合には、項目情報記憶手段に記憶されている情報
    を検索し、検索条件に合致する項目名を端末装置に出力
    させる制御処理手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
JP2000097551A 2000-03-31 2000-03-31 サーバ装置、データベース検索方法及び記録媒体 Pending JP2001282595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097551A JP2001282595A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 サーバ装置、データベース検索方法及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000097551A JP2001282595A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 サーバ装置、データベース検索方法及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001282595A true JP2001282595A (ja) 2001-10-12

Family

ID=18612161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000097551A Pending JP2001282595A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 サーバ装置、データベース検索方法及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001282595A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013033473A (ja) * 2011-07-25 2013-02-14 Boeing Co:The データ中のあいまいな箇所の検索

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013033473A (ja) * 2011-07-25 2013-02-14 Boeing Co:The データ中のあいまいな箇所の検索

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6594669B2 (en) Method for querying a database in which a query statement is issued to a database management system for which data types can be defined
US7231386B2 (en) Apparatus, method, and program for retrieving structured documents
JP2007535016A (ja) 検索基準の累進的緩和
JPH10269237A (ja) 文書閲覧システム
JP4700462B2 (ja) データベース利用システム
JP2009037501A (ja) 情報検索装置、情報検索方法およびプログラム
JP3590726B2 (ja) データベース検索システム,検索用サーバ装置,クライアント端末およびサーバ用プログラム記録媒体
JP2006164220A (ja) 不動産物件情報検索システム、不動産物件情報検索方法、及び不動産物件情報検索プログラム、並びに、サーバ装置及び情報処理装置
US20080059429A1 (en) Integrated search processing method and device
US20040039755A1 (en) Metadata relationships
JP3914081B2 (ja) アクセス権限設定方法および構造化文書管理システム
JPH10269233A (ja) 文書データベースの検索結果表示方法及び装置
US8639709B2 (en) Comparing very large XML data
JP2001282595A (ja) サーバ装置、データベース検索方法及び記録媒体
JP2001092844A (ja) 異種情報源問い合わせ変換方法及び装置及び異種情報源問い合わせ変換プログラムを格納した記憶媒体
JP2004213347A (ja) データベース検索クエリー生成方法、データベース検索方法、データベース検索装置、プログラム及び記録媒体
JP5104329B2 (ja) ドキュメント検索システム
JPH11288412A (ja) 文書作成方法及びシステム及び文書作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3565117B2 (ja) 複数異種情報源アクセス方法及びクライアント装置及び複数異種情報源アクセスプログラムを格納した記憶媒体
JP4109988B2 (ja) データベース検索装置、データベース検索方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP5439606B1 (ja) 構造化文書管理装置、方法およびプログラム
US20040199528A1 (en) Apparatus and computer program for managing database
JP2000207459A (ja) 作業支援方法および作業支援装置
JP2000322295A (ja) データベースストアドサブプログラム用プログラミング支援方法ならびに装置
JP2003296342A (ja) メタデータ生成方法および装置