JP2001281581A - レーザ発振装置 - Google Patents

レーザ発振装置

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JP2001281581A JP2000101050A JP2000101050A JP2001281581A JP 2001281581 A JP2001281581 A JP 2001281581A JP 2000101050 A JP2000101050 A JP 2000101050A JP 2000101050 A JP2000101050 A JP 2000101050A JP 2001281581 A JP2001281581 A JP 2001281581A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】常に加工位置にて一定のビーム径を得るレーザ
発振装置を提供する。 【構成】 入射したレーザビームが入射角10度以下で
反射された後、入射方向に対して平行移動した位置に入
射方向と同方向に出射されるような反射条件を満たすよ
うに、互いに向かい合わせて配置された球面の凹面鏡2
bおよび凸面鏡2aと反射条件を満たした状態で凹面鏡
と凸面鏡との距離および各角度を変化可能なミラー駆動
装置3a、3bと、反射面の2次元温度分布を計測可能
な温度分布検出手段5と、温度分布検出手段5の信号に
よりレーザビーム径を算出するビーム径検出手段11
と、検出したレーザビーム径が予め設定された値となる
ようにミラー駆動装置3a、3bを制御する制御装置6
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工装置に
おいて、加工位置でのビーム径を常に一定に制御する事
により、常に安定した高品質な加工を提供するレーザ発
振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工装置では、レーザ発振器から
取出されたレーザビームは、数枚の反射ミラーを介して
加工位置まで伝送され、加工ヘッド内に設けられた集光
レンズで一定の集光スポット径に集光される。集光され
たレーザビームは被加工材に照射され、レーザ加工が行
われる。
【0003】レーザ加工の加工品質は、レーザビームの
集光スポット径に大きく依存し、常にこの集光スポット
径を一定に保つことが、安定したレーザ加工を行う上で
必須となる。
【0004】集光スポット径は、集光レンズに入射する
ビーム径、すなわち加工位置でのビーム径によって決ま
るため、もし加工位置でのビーム径が変化すると、集光
スポット径も変化し、加工品質が低下してしまう。よっ
て安定したレーザ加工を行うためには、常に加工位置で
のビーム径を一定に保つ必要がある。
【0005】レーザ発振器から取出されたレーザビーム
は、一定の発散角を持っているため、光路長が変わる
と、加工位置でのビーム径が変わってくる。光路長可変
タイプのレーザ加工装置においては、加工位置によっ
て、レーザ発振器からレーザ加工へツドまでの光路長が
変化するため、それに伴い加工位置でのビーム径が変化
し、加工性能が変化してしまうという問題がある。よっ
て光路長が変わっても加工位置でのビーム径が一定にな
るように、レーザビーム経路にビームコリメーションの
ための凹凸レンズの組み合わせや凹凸面鏡の組み合わせ
を挿入するという方法が従来手法として用いられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際にはビーム
のコリメーションを行っても完全にビーム径を一定にす
ることは極めて困難であり、加工位置による加工品質の
変化を完全に抑えることは出来ていない。
【0007】これを解決するひとつの手法として、加工
位置が変わっても光路長変化が無いような光路長一定タ
イプのレーザ加工装置も用いられている。しかしこのタ
イプのレーザ加工装置においては、構造が複雑になる事
より、コスト面また信頼性の面から問題が多く、光路長
可変タイプにおいて、完全に加工位置でのビーム径を一
定にする手法が望まれていた。
【0008】また光路長可変タイプ、光路長一定タイプ
共通の問題として、レーザ発振器より取り出されるレー
ザビーム径自体の経時変化の問題がある。レーザ発振器
の共振系を構成しているミラーのうち、レーザビームを
取り出す出力鏡の大気側は、常に大気中のごみや粉塵な
どにさらされているため、次第に汚れが付着し、そのこ
とによる熱レンズ効果により、経時にレーザビームの発
散角が変化し、加工位置でのビーム径が小さくなってし
まう。
【0009】これらの問題を解決するための手法とし
て、例えば特開平1−271087号に示す構成のよう
に、レーザ発振器とレーザビームを集光させる集光レン
ズとのレーザビーム経路途中に設けたセンサによりレ−
ザビームの径を検知し、そのセンサとレーザ発振器との
間に設けられたコリメータを駆動装置により動かし、常
にレーザビームの径が一定になるように制御するという
アイデアも提案されている。しかしこのアイデア自体は
公知の事実の範疇を越えるものではなく、むしろこれを
実現するための具体手法が求められていた。
【0010】本発明は上述のごとき問題を鑑みてなされ
たものであり、レーザ発振器とレーザビームを集光させ
る集光レンズとのレーザビーム経路途中に設けたセンサ
によりレーザビームの径を検知し、そのセンサとレーザ
発振器との間に設けられたコリメータを駆動装置により
動かし、常にレーザビームの径が一定になるように制御
する手法に関して、これを実現するための具体手法を提
案するものである。
【0011】すなわち、本発明の目的は、レーザビーム
に干渉することなくレーザビーム径を監視でき、コリメ
ーション部での収差の発生を常に最小に抑えることがで
き、光路長の変化や、経時的なレーザ発振器のビーム径
変化などの外乱要素に依らず、常に加工位置にて一定の
ビーム径を得る事が出来るレーザ発振装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のレーザ発
振装置は、入射したレーザビームが、入射角10度以下
で2回反射された後、入射方向に対して平行移動した位
置に、入射方向と同方向に出射されるような反射条件を
満たすように、互いに向かい合わせて配置された球面の
凹面鏡および凸面鏡と、反射条件を満たした状態で凹面
鏡と凸面鏡との距離および各角度を変化可能なミラー駆
動装置と、レーザビーム経路外に設けられてレーザビー
ム径を検出するビーム径検出手段と、ビーム径検出手段
により検出したレーザビーム径が予め設定された値とな
るようにミラー駆動装置を制御する制御装置とを備えた
ものである。
【0013】請求項1記載のレーザ発振装置によれば、
レーザビームに干渉することなくレーザビーム径を監視
し、それに基づき加工位置でのビーム径を常に一定に制
御することができ、かつコリメーション部での収差の発
生を常に最小に抑える事が出来るため、光路長の変化
や、経時的なレーザ発振器のビーム径変化などの外乱要
素に依らず、常に加工位置にて一定のビーム径を得る事
が出来、長期に渡って高品質なレーザ加工を提供するこ
とが出来る。
【0014】請求項2記載のレーザ発振装置は、入射し
たレーザビームが、入射角約45度で2回反射された
後、入射方向に対して平行移動した位置に、入射方向と
正反対の方向に出射されるような反射条件を満たすよう
に、互いに向かい合わせて配置された放物面の凹面鏡お
よび凸面鏡と、反射条件を満たした状態で凹面鏡と凸面
鏡の位置を変化可能なミラー駆動装置と、レーザビーム
経路外に設けられてレーザビーム径を検出するビーム径
検出手段と、ビーム径検出手段により検出したレーザビ
ーム径が予め設定された値となるようにミラー駆動装置
を制御する制御装置とを備えたものである。
【0015】請求項2記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1と同様な効果がある。
【0016】請求項3記載のレーザ発振装置は、入射し
たレーザビームが、入射角約45度で反射されるように
配置された平面反射鏡と、平面反射鏡で反射されたレー
ザビームが入射角約22.5度で2回反射された後、入
射方向に対して平行移動した位置に、入射方向と正反対
の方向に出射されるような反射条件を満たすように、互
いに向かい合わせて配置された放物面の凹面鏡および凸
面鏡と、反射条件を満たした状態で凹面鏡と凸面鏡のう
ち平面反射鏡の反射光を受けるものと、平面反射鏡の位
置を変化可能なミラー駆動装置と、レーザビーム経路外
に設けられてレーザビーム径を検出するビーム径検出手
段と、ビーム径検出手段により検出したレーザビーム径
が予め設定された値となるようにミラー駆動装置を制御
する制御装置とを備えたものである。
【0017】請求項3記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1と同様な効果がある。
【0018】請求項4記載のレーザ発振装置は、請求項
1、請求項2または請求項3において、反射面の2次元
温度分布を計測可能な温度分布検出手段を有し、ビーム
径検出手段は、温度分布検出手段よりの信号とあらかじ
め設定された値との比較によりレーザビーム径を算出す
るものである。
【0019】請求項4記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0020】請求項5記載のレーザ発振装置は、請求項
1、請求項2または請求項3において、レーザビーム受
光部と、制御装置よりの指令に従ってレーザビーム経路
上とレーザビーム経路の間にレーザビ−ム受光部を進退
させる受光部駆動手段と、レーザビーム経路挿入時にレ
ーザビーム受光部の2次元温度分布を計測する温度分布
検出手段とを有し、ビーム径検出手段は温度分布検出手
段よりの信号とあらかじめ設定された値との比較により
レーザビーム径を算出するものである。
【0021】請求項5記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0022】請求項6記載のレーザ発振装置は、請求項
1、請求項2または請求項3において、反射面以外の部
分に取り付けられた温度を計測可能な温度検出手段を有
し、ビーム径検出手段は温度検出手段よりの信号とあら
かじめ設定された値との比較によりレーザビーム径を算
出するものである。
【0023】請求項6記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0024】請求項7記載のレーザ発振装置は、請求項
1、請求項2または請求項3において、レーザビーム経
路上のレーザビームの経路に交差する方向の電気伝導度
を測定可能な電気伝導度測定手段を有し、ビーム径検出
手段は電気伝導度測定手段よりの信号とあらかじめ設定
された値との比較によりレーザビーム径を算出するもの
である。
【0025】請求項7記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0026】請求項8記載のレーザ発振装置は、請求項
1、請求項2または請求項3において、レーザビーム経
路上の空気の屈折率を測定可能な屈折率測定手段を有
し、ビーム径検出手段は屈折率測定手段よりの信号とあ
らかじめ設定された値との比較によりレーザビーム径を
算出するものである。
【0027】請求項8記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0028】請求項9記載のレーザ発振装置は、請求項
8において、屈折率測定手段が、半導体レーザとフォト
ダイオードとを、レーザビーム経路を挟んで対向に配置
させたものである。
【0029】請求項9記載のレーザ発振装置によれば、
請求項8と同様な効果がある。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0031】図1は本発明の第1の実施の形態であり請
求項1および請求項4に関するレーザ発振装置の構成図
である。
【0032】まず本装置の構成について説明する。レー
ザ発振器1より取り出されたレーザビーム4は、ビーム
コリメーション部、すなわち反射面が凸の球面である凸
面鏡2aおよび反射面が凹の球面である凹面鏡2bに
て、共に入射角10度以下で2回反射された後、入射方
向に対して平行移動した位置に、入射方向と同方向に出
射された後、平面鏡7で反射され、加工位置にある集光
レンズ8に入射する。集光レンズ8で集光された後、被
加工材9に照射され、加工が行われる。
【0033】凸面鏡2a〜凹面鏡2b間の距離は、それ
ぞれを保持可能に備えた駆動装置3a、3bによって調
整可能となっており、駆動装置3a、3bは、制御装置
6によって制御されている。また凸面鏡2a〜凹面鏡2
b間距離を変えるときには、それに応じて制御装置6が
所定の演算を行い、レーザビームの入射、出射位置およ
び方向が一定に保たれるように、凸面鏡2a、凹面鏡2
bの角度を変化させるようになっている。この時入射角
は常に10度以下となるように各反射鏡2a、2bの位
置が設定されている。図2に球面鏡へのレーザビームの
入射角と、反射後のレーザビーム真円度との関係を示
す。球面鏡は基本的に入射角0度、すなわち入射方向と
反射方向が完全に正反対となる場合が、最も収差の影響
を受けにくく、反射後のレーザビームの真円度は最良状
態の100%となる。しかし現実的に入射角0度で使用
することは不可能であり、収差の影響を最小限に抑えら
れる範囲で、ある程度の入射角を設ける必要がある。図
2より明らかなように入射角10度以下では、収差の影
響はほとんど無く、レーザビーム真円度はほど100%
を保っている。これより、本発明の構成においては、凸
面鏡2aおよび凹面鏡2bでの反射によるレーザビーム
真円度の低下、すなわちレーザビーム品質の低下を防ぐ
事が出来ることが判る。
【0034】レーザビーム経路近傍には、凸面鏡2aの
反射面2次元温度分布を測定するための温度分布検出手
段5が設けられている。この温度分布検出手段5は、た
とえば凸面鏡2aの反射面温度に応じて放出される放射
光10の波長およびその強度の2次元分布を検出するセ
ンサが用いられ、この温度分布検出手段5よりの信号と
あらかじめ設定された値との比較により、ビーム径検出
手段11が、反射面でのレーザビーム径を算出する。ビ
ーム径検出手段11より、反射鏡位置でのビーム径の情
報を受け取った制御装置6は、あらかじめ与えられたレ
ーザ発振器のビーム特性、加工位置の光路長などの情報
と合わせ、加工位置でのレーザビーム径を所定の値に調
整すべく、駆動装置3a、3bを制御し、凸面鏡2a〜
凹面鏡2b間距離、および各球面鏡2a、2bの角度調
整を行う。
【0035】本発明の構成により、光路長可変タイプの
レーザ加工装置において、加工位置の光路長変化に応じ
て、ビームコリメーション部の凸面鏡2a〜凹面鏡2b
間距離の調整を行う事で、常に加工位置のビーム径が一
定になり、且つ本発明の構成を採る事でレーザビーム経
路のずれや収差の影響も最小限に抑えられるため、常に
高品質なレーザビームが得られる事になる。
【0036】これに加え、レーザビーム自体に干渉せず
にビーム径を検出する手法を取る事が出来る為、レーザ
ビームの品質を低下させること無く、経時的なレーザビ
ームの発散角変化に応じて、常に加工位置のビーム径を
一定にする事が出来る。
【0037】図3は本発明の第1の実施の形態と従来例
とでの、経時的な加工品質の変化を示したものである。
従来例1はレーザビーム径のセンシング自体を行わない
場合を示しており、経時的にレーザ発振器より取り出さ
れるレーザビームの発散角が変化するに従い、加工品質
が低下していっている事が判る。従来例2は特開平1−
271087号に示されるように、レーザビーム経路に
センサを挿入する形でレーザビーム径をセンシングする
構成を採った場合であり、経時的な加工品質の低下は無
いが、センシング自体によるレーザビーム品質の低下が
見られる。本発明の第1の実施の形態においては、高い
加工品質を、経時変化無く保つ事が出来ている。
【0038】図4は本発明の第2の実施の形態であり、
レーザ径の検出に関する請求項1および請求項5に関し
てのレーザ発振装置の構成図である。図1において、レ
ーザビーム経路の近傍には、レーザビーム受光部12
と、制御装置6よりの指令に従ってレーザビーム経路に
対しレーザビーム受光部12の出し入れを行う受光部駆
動手段13が備えられている。レーザ加工を行っている
時には、レーザビーム受光部12はレーザビーム経路か
ら外れた位置にあり、通常はレーザビームへの干渉が起
きないようになっている。外部よりの指令などにより制
御装置6は受光部駆動手段13を制御し、レーザビーム
受光部12をレーザビーム経路に挿入する。この事によ
りレーザビーム受光部12は、レーザビームを直接受け
る事になる。レーザビーム受光部12に接続された温度
分布検出手段5は、レーザビーム受光部12の受光面の
2次元温度分布を検出し、ビーム径検出手段11へと信
号を送る。この後の動作および上記以外の構成は前出し
た図1の説明と同様であり、この温度分布検出手段5よ
りの信号とあらかじめ設定された値との比較により、ビ
ーム径検出手段11が、反射面でのレーザビーム径を算
出し、制御装置6はあらかじめ与えられたレーザ発振器
のビーム特性、加工位置の光路長などの情報と合わせ、
加工位置でのレーザビーム径を所定の値に調整すべく、
駆動装置3a、3bを制御し、凸面鏡2a〜凹面鏡2b
間距離、および各球面鏡の角度調整を行う。
【0039】図4の構成においては、レーザビーム径を
測定する時のみセンサをレーザビーム経路に挿入する方
法であり、レーザ加工時にはレーザビームには干渉しな
いため、図1の構成と同様に、レーザビームの品質を低
下させること無く、経時的なレーザビームの発散角変化
に応じて、常に加工位置のビーム径を一定にする事が出
来る。
【0040】図5は本発明の第3の実施の形態であり請
求項2および請求項4に関するレーザ発振装置の構成図
である。図1に示す第1の実施の形態と異なる点は、ビ
ームコリメーショイ部およびその駆動方式にある。レー
ザ発振器1より取り出されたレーザビーム4は、ビーム
コリメーション部、すなわち反射面が凸の90度反射の
放物面である凸面鏡2aおよび反射面が凹の90度反射
の放物面である凹面鏡2bにて、共に入射角約45度で
2回反射された後、入射方向に対して平行移動した位置
に、入射方向と正反対の方向に出射された後、平面鏡7
で反射され、加工位置にある集光レンズ8に入射する。
凸面鏡2a〜凹面鏡2b間の距離、および各反射鏡2
a、2bの角度は常に一定であり、それぞれを保持可能
に備えられたミラー駆動装置3a、3bによって、レー
ザビームの入射方向に対し、平行移動できるようになっ
ている。移動時には、レーザビームの入射、出射位置お
よび方向を一定に保ったまま、移動するようになってお
り、入射角は常に約45度に保たれる。コリメーション
部の凸凹各放物面鏡(2a、2b)は90度反射時に収
差が最小となるように設計されているため、図1の例と
同様に、収差の影響はほとんど無く、レーザビーム真円
度は100%を保つことが出来る。これより、本発明の
構成においては、凸面鏡2aおよび凹面鏡2bでの反射
によるレーザビーム真円度の低下、すなわちレーザビー
ム品質の低下を防ぐ事が出来ることが判る。
【0041】図6は本発明の第4の実施の形態であり請
求項3および請求項4に関するレーザ発振装置の構成図
である。図1、図5に示す実施の形態と異なる点は、ビ
ームコリメーション部およびその駆動方式にある。レー
ザ発振器1より取り出されたレーザビーム4は、平面反
射鏡7によって入射角約45度で反射された後、反射面
が凹の45度反射の放物面である凹面鏡2bおよび反射
面が凸の45度反射の放物面である凸面鏡2aにて、共
に入射角約22.5度で2回反射された後、加工位置に
ある集光レンズ8に入射する。
【0042】凸面鏡2aの位置は一定であり、平面反射
鏡7および凹面鏡2bが、それぞれを保持可能に備えら
れたミラー駆動装置3a、3bによって、入射角22.
5度を保ったまま移動するようになっている。コリメー
ション部の凸凹各放物面鏡は45度反射時に収差が最小
となるように設計されているため、図1、図5の実施の
形態と同様に、収差の影響はほとんど無く、レーザビー
ム真円度は100%を保つことが出来るという効果が得
られる。
【0043】なお、図5、図6の実施の形態に、図4の
実施の形態を適用することができる。
【0044】図7は本発明の第5の実施の形態であり請
求項6に関するレーザ発振装置の構成図である。すなわ
ち、図1、図5、図6の凹面鏡2bの反射面の裏面に、
熱電対やサーミスタなどの温度検出手段14が取り付け
られている。この温度分布検出手段14は、レーザビー
ム径に応じ変化する凹面鏡2bの反射面の2次元温度分
布を、間接的に測定するためのものである。温度分布検
出手段14より、温度情報がビーム径検出手段11へと
送られ、ビーム径検出手段11はあらかじめ与えられた
情報に基づき、反射面でのレーザビーム径を算出する。
ビーム径検出手段11より、反射鏡位置でのビーム径の
情報を受け取った制御装置6は、あらかじめ与えられた
レーザ発振器のビーム特性、加工位置の光路長などの情
報と合わせ、加工位置でのレーザビーム径を所定の値に
調整すべく、駆動装置3bによって各鏡の調整を行う。
この事により図1の例と同様に、レーザビーム自体に干
渉せずにビーム径を検出する手法を取る事が出来る為、
レーザビームの品質を低下させること無く、ビーム径の
制御を行うことが出来る。
【0045】なお、凸面鏡2aおよび平面鏡7に温度検
出手段14を設けてもよい。
【0046】図8は本発明の第6の実施の形態であり請
求項7に関するレーザ発振装置の構成図である。すなわ
ち、図1、図5および図6の実施の形態のレーザビーム
経路外にレーザビーム経路を挟んで、空気中の電気伝導
度を測定可能な電気伝導度測定手段15が設けられてい
る。電気伝導度測定手段15は、例えばある距離を置い
て対向して配置された2個の金属電極間に数KVの定電
圧をかけておき、空気の電気伝導度に応じて2個の金属
電極間に流れる漏れ電流を測定するものである。レーザ
ビームが空気中を伝播すると、その部分の空気中の分
子、すなわち窒素、酸素などの分子がレーザビームより
エネルギを受け取り、プラズマ化する。このことによ
り、レーザビームが通過した部分の空気伝導度は、それ
以外の部分より低下する。レーザビーム径が大きいほ
ど、プラズマ化する範囲も広くなり、それに応じ空気の
電気伝導度も低下する。これを電気伝導度測定手段15
により測定することで、レーザビーム径を測定すること
が出来る。これにより図1、図7の例と同様に、レーザ
ビーム自体に干渉せずにビーム径を検出する手法を取る
事が出来る為、レーザビームの品質を低下させること無
く、ビーム径の制御を行うことが出来る。
【0047】図9は本発明の第7の実施の形態であり請
求項8および請求項9に関するレーザ発振装置の構成図
である。
【0048】すなわち、図1、図5および図6の実施の
形態において、温度分布検出手段5に代えて、レーザビ
ーム経路外に空気の屈折率を測定可能な屈折率測定手段
16が設けられている。屈折率測定手段16は、例えば
半導体レーザ17とフォトダイオード18とをレーザビ
ーム経路を挟んで、互いに対向させて配置した構成をと
っている。通常時は、半導体レーザ17より出たレーザ
ビームが、空気中を伝播し、対向したフォトダイオード
18の受光部中心にて受光されるようになっている。
【0049】レーザビームが空気中を伝播すると、その
部分の空気中の分子、すなわち窒素、酸素などの分子が
レーザビームよりエネルギを受け取り、プラズマ化す
る。このことにより、レーザビームが通過した部分の空
気屈折率が変化する。レーザビーム径が大きいほど、プ
ラズマ化する範囲も広くなり、それに応じより広い部分
の屈折率が変化する。
【0050】これにより半導体レーザ17より出たレー
ザビームの進行方向は、屈折率変化領域の広さに応じて
若干変化し、フオトダイオード18の受光部中心よりず
れた位置に照射され、フォトダイオード18の受光量は
低下する。このようにして空気中を伝播するレーザビー
ム径とフォトダイオード18の受光量との間に一定の相
関が見られることになるため、屈折率測定手段16によ
ってその信号を入力するビーム径検出手段11によりあ
らかじめ設定された値との比較によりレーザビーム径を
測定することが出来る。この方法によっても、図1、図
7、図8の例と同様、レーザビーム自体に干渉せずにビ
ーム径を検出出来る為、レーザビームの品質を低下させ
ること無く、ビーム径の制御を行うことが出来る。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載のレーザ発振装置によれ
ば、レーザビームに干渉することなくレーザビーム径を
監視し、それに基づき加工位置でのビーム径を常に一定
に制御することができ、かつコリメーション部での収差
の発生を常に最小に抑える事が出来るため、光路長の変
化や、経時的なレーザ発振器のビーム径変化などの外乱
要素に依らず、常に加工位置にて一定のビーム径を得る
事が出来、長期に渡って高品質なレーザ加工を提供する
ことが出来る。
【0052】請求項2記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1と同様な効果がある。
【0053】請求項3記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1と同様な効果がある。
【0054】請求項4記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0055】請求項5記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0056】請求項6記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0057】請求項7記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0058】請求項8記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0059】請求項9記載のレーザ発振装置によれば、
請求項8と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のレーザ発振装置の
構成図である。
【図2】その球面鏡へのレーザビームの入射角と、反射
後のレーザビーム真円度との関係を示した関係図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の例と従来例との、経時的
な加工品質の変化を示した時間関係図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のレーザ発振装置の
構成図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態のレーザ発振装置の
構成図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態のレーザ発振装置の
構成図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態のレーザ発振装置の
構成図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態のレーザ発振装置の
構成図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態のレーザ発振装置の
構成図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 2a 凸面鏡 2b 凹面鏡 3a ミラー駆動装置 3b ミラー駆動装置 4 レーザビーム 5 温度分布検出手段 6 制御装置 7 平面鏡 8 集光レンズ 9 被加工材 10 放射光 11 ビーム径検出手段 12 レーザビーム受光部 13 受光部駆動手段 14 温度検出手段 15 電気伝導度測定手段 16 屈折率測定手段 17 半導体レーザ 18 フォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江口 聡 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H045 AB13 BA15 CB03 CB24 DA31 4E068 CA06 CB05 CC01 CD12 5F072 HH02 HH03 JJ05 KK05 MM08 MM09 YY06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射したレーザビームが、入射角10度
    以下で2回反射された後、入射方向に対して平行移動し
    た位置に、入射方向と同方向に出射されるような反射条
    件を満たすように、互いに向かい合わせて配置された球
    面の凹面鏡および凸面鏡と、 前記反射条件を満たした状態で前記凹面鏡と凸面鏡との
    距離および各角度を変化可能なミラー駆動装置と、 レーザビーム経路外に設けられてレーザビーム径を検出
    するビーム径検出手段と、 前記ビーム径検出手段により検出したレーザビーム径が
    予め設定された値となるように前記ミラー駆動装置を制
    御する制御装置とを備えたレーザ発振装置。
  2. 【請求項2】 入射したレーザビームが、入射角約45
    度で2回反射された後、入射方向に対して平行移動した
    位置に、入射方向と正反対の方向に出射されるような反
    射条件を満たすように、互いに向かい合わせて配置され
    た放物面の凹面鏡および凸面鏡と、 前記反射条件を満たした状態で前記凹面鏡と凸面鏡の位
    置を変化可能なミラー駆動装置と、 レーザビーム経路外に設けられてレーザビーム径を検出
    するビーム径検出手段と、 前記ビーム径検出手段により検出したレーザビーム径が
    予め設定された値となるように前記ミラー駆動装置を制
    御する制御装置とを備えたレーザ発振装置。
  3. 【請求項3】 入射したレーザビームが、入射角約45
    度で反射されるように配置された平面反射鏡と、 前記平面反射鏡で反射されたレーザビームが入射角約2
    2.5度で2回反射された後、入射方向に対して平行移
    動した位置に、入射方向と正反対の方向に出射されるよ
    うな反射条件を満たすように、互いに向かい合わせて配
    置された放物面の凹面鏡および凸面鏡と、 前記反射条件を満たした状態で前記凹面鏡と凸面鏡のう
    ち前記平面反射鏡の反射光を受けるものと、前記平面反
    射鏡の位置を変化可能なミラー駆動装置と、 レーザビーム経路外に設けられてレーザビーム径を検出
    するビーム径検出手段と、 前記ビーム径検出手段により検出したレーザビーム径が
    予め設定された値となるように前記ミラー駆動装置を制
    御する制御装置とを備えたレーザ発振装置。
  4. 【請求項4】 反射面の2次元温度分布を計測可能な温
    度分布検出手段を有し、ビーム径検出手段は、前記温度
    分布検出手段よりの信号とあらかじめ設定された値との
    比較によりレーザビーム径を算出する請求項1、請求項
    2または請求項3記載のレーザ発振装置。
  5. 【請求項5】 レーザビーム受光部と、制御装置よりの
    指令に従ってレーザビーム経路上と前記レーザビーム経
    路外との間に前記レーザビ−ム受光部を進退させる受光
    部駆動手段と、レーザビーム経路挿入時にレーザビーム
    受光部の2次元温度分布を計測する温度分布検出手段と
    を有し、ビーム径検出手段は前記温度分布検出手段より
    の信号とあらかじめ設定された値との比較によりレーザ
    ビーム径を算出する請求項1、請求項2または請求項3
    記載のレーザ発振装置。
  6. 【請求項6】 反射面以外の部分に取り付けられた温度
    を計測可能な温度検出手段を有し、ビーム径検出手段は
    前記温度検出手段よりの信号とあらかじめ設定された値
    との比較によりレーザビーム径を算出する請求項1、請
    求項2または請求項3記載のレーザ発振装置。
  7. 【請求項7】 レーザビーム経路上のレーザビームの経
    路に交差する方向の電気伝導度を測定可能な電気伝導度
    測定手段を有し、ビーム径検出手段は前記電気伝導度測
    定手段よりの信号とあらかじめ設定された値との比較に
    よりレーザビーム径を算出する請求項1、請求項2また
    は請求項3記載のレーザ発振装置。
  8. 【請求項8】 レーザビーム経路上の空気の屈折率を測
    定可能な屈折率測定手段を有し、ビーム径検出手段は前
    記屈折率測定手段よりの信号とあらかじめ設定された値
    との比較によりレーザビーム径を算出する請求項1、請
    求項2または請求項3記載のレーザ発振装置。
  9. 【請求項9】 前記屈折率測定手段は、半導体レーザと
    フォトダイオードとを、レーザビーム経路を挟んで対向
    に配置させたものである請求項8記載のレーザ発振装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103060795A (zh) * 2012-11-22 2013-04-24 北京工业大学 一种熔覆层宽度实时可变的激光加工工作头
JP2020536740A (ja) * 2017-10-12 2020-12-17 プレシテック ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー レーザ加工システムのための装置、これを用いたレーザ加工システム、および光学素子の焦点位置を調節する方法
CN113894411A (zh) * 2020-07-07 2022-01-07 住友重机械工业株式会社 光束整形光学装置及圆度调整方法

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