JP2001273466A - メモリカードの装着装置 - Google Patents

メモリカードの装着装置

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JP2001273466A JP2001013779A JP2001013779A JP2001273466A JP 2001273466 A JP2001273466 A JP 2001273466A JP 2001013779 A JP2001013779 A JP 2001013779A JP 2001013779 A JP2001013779 A JP 2001013779A JP 2001273466 A JP2001273466 A JP 2001273466A
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嘉男 近藤
Toshiharu Kobayashi
稔治 小林
Takumi Okanoe
拓己 岡上
Satoru Sasa
哲 佐々
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 装着されるメモリカードに設けられる外部接
続用端子の保護を図る。 【解決手段】 開口部から挿入されたメモリカード1が
装着される装着用凹部22と、先端側が装着用凹部22
内に配置され、メモリカード1の外部接続用端子5に接
続される複数の接続端子23と、接続端子23の前面側
に配設され、メモリカード1が挿入される際に接続端子
23に先行してメモリカード1の外部接続用端子23上
を摺動する摺動突部とを備え、メモリカード1が挿入さ
れる際に、摺動突部がメモリカード1の外部接続用端子
5上を摺動し、メモリカード1の外部接続用端子5に付
着した塵埃等を外部に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装着装置に装着さ
れて情報信号の書き込み又は読み出しが行われるメモリ
カードの装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリチップを内蔵し、このメモリチッ
プに情報信号を記憶するメモリカードは、外部システム
との電気的接点となる外部接続用端子を備えている。メ
モリカードは、外部接続用端子を介して電源の供給が行
われこの外部接続用端子を介して内部のメモリチップに
対し情報信号の入出力が行われる。
【0003】メモリカードに設けられる外部接続用端子
は、内部のメモリチップに電気的に接続されているの
で、メモリカード使用時に容易に、手指などの異物が接
触しないようにすることが必要である。すなわち、外部
接続用端子に異物が直接触れるとにより静電気が発生
し、この静電気が外部接続用端子からメモリチップに伝
達されてメモリチップを破壊してしまうことがある。し
たがって、外部接続用端子は容易に異物が接触しないよ
うに静電気対策を行うことが必要とされる。
【0004】また、メモリカードは可搬性を有すること
を特徴としており、携帯の利便性を考慮して、小型化が
進められている。メモリカードの小型化に伴い外部接続
用端子も細くなり、狭ピッチ化されている。外部接続用
端子は、このように細くなり、狭ピッチ化されると、異
物が軽く触れただけで容易に変位し破損してしまうおそ
れがある。
【0005】そこで、この種のメモリカードにおいて
は、カード本体の内部に外部接続用端子を埋設し、カー
ド本体にこの外部接続用端子に連通する小さな穴を設
け、この穴を介して外部接続用端子を外部に臨ませるよ
うにしたものや、カード本体のカード挿入方向前端側に
凹状部を形成し、この凹状部の底部に外部接続用端子を
配置して外部接続用端子の保護を図るようにしたものが
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】カード本体に小さな穴
を設けて外部接続用端子を外部に臨ませるようにしたメ
モリカードは、穴の内部に塵埃等が侵入すると容易に除
去することができなくなる。穴に塵埃等が詰まったまま
装着装置に装着されると、装着装置との確実な電気的な
接続が阻害され、さらには装着装置の接続端子を変形さ
せてしまうおそれがある。また、この種のメモリカード
は、構造が複雑となり製造が困難となってしまう。
【0007】構造の複雑化を防止するため、カード本体
に凹状部を形成し、この凹状部内に外部接続用端子を配
置するようにしたメモリカードが提案されている。この
メモリカードにあっては、凹状部の形状によっては外部
接続用端子の保護が不完全となり、また凹状部の隅に塵
埃等が溜まりやすく、装着装置との確実な接続が阻害さ
れてしまうおそれがある また、略長方形状のカード本体の1カ所の頂点に、装着
装置への誤挿入防止用の切欠部を形成したメモリカード
も提案されている。このメモリカードにあっては、切欠
部を設けた以外の残りの3カ所の頂点に面取りを施した
り丸みをもたせるなどデザインを変化させることができ
なかった。
【0008】そこで、本発明は、装着されるメモリカー
ドに設けられる外部接続用端子の保護を図り、さらに、
カード本体に内蔵するメモリチップの確実な保護を図る
ことができるメモリカードの装着装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るメモリカードの装着装置は、開口
部から挿入されたメモリカードが装着される装着用凹部
と、先端側が装着用凹部内に配置され、メモリカードの
外部接続用端子に接続される複数の接続端子と、接続端
子の前面側に配設され、メモリカードが挿入される際に
接続端子に先行してメモリカードの外部接続用端子上を
摺動する摺動突部とを備える。摺動突部は、装着される
メモリカードの外部接続用端子に対応して複数設けられ
ている。
【0010】この装着装置は、メモリカードが挿入され
る際に、摺動突部がメモリカードの外部接続用端子上を
摺動し、メモリカードの外部接続用端子に付着した塵埃
等を外部に排出する。
【0011】本発明に係る装着装置は、シリアルインタ
ーフェースを採用している。
【0012】装着装置は、さらにメモリカードの挿入方
向に沿って開口部の内方側に設けられた誤挿入防止部材
を備える。誤挿入防止部材は、開口部側であってメモリ
カードの挿入方向に対し略垂直とされた前面とこの前面
の一方の側端部に誤挿入防止部材の前面から開口部に向
かうに従って厚み及び幅を小となす傾斜面が形成された
突出部とを有するとともに、回動可能に軸支されコイル
バネにより装着用凹部のメモリカードの挿入方向に対し
て下側方向に回動付勢されている。
【0013】さらに、誤挿入防止部材は、メモリカード
の挿入方向に対し略垂直とされた第1の面を有する防止
板と防止板の上端部であって開口部側に突設されたメモ
リカードの挿入方向と略平行とされた第2の面を有する
突出部とを有するとともに、回動可能に軸支されコイル
バネにより突出部が上記開口部側に付勢されている。
【0014】また、メモリカードが装着される装着用凹
部には、メモリカードに形成された切欠部と係合する突
出部が設けられている。
【0015】さらにまた、本発明に係るメモリカードの
装着装置は、開口部から挿入されたメモリカードが装着
される装着用凹部と、装着されるメモリカードの複数の
外部接続用端子に対応して、装着用凹部内に設けられる
複数の接続端子とを備えるものである。この装着装置の
複数の接続端子のうち一つは、グランドに接続されてい
る。
【0016】また、装着用凹部内には、メモリカードに
形成された切欠部と係合する突出部を備える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るメモリカード
の装着装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0018】本発明に係るメモリカードの装着装置の説
明に先立って、本発明に係る装着装置に装着されるメモ
リカードを説明すると、このメモリカード1は、コンピ
ュータや音響機器等の外部システムの装着装置に装着さ
れて情報信号の書き込み又は読み出しが行われる記憶媒
体であり、図1に示すように、カード本体2の内部に、
情報信号を記憶する複数個のメモリチップ3と、このメ
モリチップ3への情報信号の書き込み又はこのメモリチ
ップ3からの情報信号の読み出しを制御する制御集積回
路4とが内蔵されている。
【0019】このメモリカード1は、図2に示すよう
に、装着装置に装着されたときに、装着装置の接続端子
と電気的に接続されて、制御集積回路4に電源を供給
し、また情報信号及び各種制御信号を伝達するための外
部接続用端子5を備えている。ここに示すメモリカード
1は、シリアルインターフェースを採用し、外部接続用
端子5が9本設けられている。
【0020】カード本体2は、例えば合成樹脂等により
平面形状を長方形となす薄肉のカード状に形成されてな
る。本例のメモリカード1は、シリアルインターフェー
スを採用して外部接続用端子5を9本設けたことによ
り、カード本体2の小型化が図られており、図3に示す
ように、短辺方向の長さL1が長辺方向の長さL2の1/
2以下とされている。
【0021】カード本体2の図2及び図3中矢印A方向
の装着装置に対する挿入方向側の後端部には、誤消去防
止部材6が取り付けられている。誤消去防止部材6は、
カード本体2の内部に収容された図示しない誤消去防止
スイッチに係合され、カード本体2の挿入方向と直交す
る方向にスライド操作されることにより、誤消去防止ス
イッチのON/OFFの切り換えを行う。また、カード
本体2の装着装置への挿入方向と平行な一方の側面に
は、メモリカード1が装着装置に装着された際に、メモ
リカード1が装着装置から脱落しないようにするための
円弧状のロック用切欠部7が形成されている。このロッ
ク用切欠部7は、メモリカード1が装着装置に装着され
た際に、図示しない装着装置のロック用突部に係合され
てメモリカード1の脱落を防止する。
【0022】カード本体2の挿入方向前端側の一方の側
端部には、図2に示すように、挿入方向に対して斜めに
切り欠かれた切欠部8が形成されている。この切欠部8
は、メモリカード1を装着装置に装着する際の誤挿入を
防止する誤挿入防止部として機能する。
【0023】さらに、カード本体2の挿入方向前端側に
は、図2に示すように、凹状部9が形成されている。凹
状部9は、カード本体2の挿入方向前端側にて上面から
所定の段差をもって形成されることにより、三方の壁面
と底面とにより囲まれ、カード本体2の挿入方向前端か
らカード本体2の上面にわたり開口した形状とされてい
る。この凹状部9の前端側開口部と平行な壁面9aは、
図5に示すように、凹状部9の底面9bから所定の仰角
をもって傾斜する傾斜面とされる。
【0024】メモリカード1は、このように凹状部9の
前端側開口部と平行な壁面9aを傾斜面とすることによ
り、装着装置に装着される際に、凹状部9内の塵埃等を
この傾斜面を介して容易に外部へ排出することができ
る。
【0025】凹状部9内には、図2に示すように、カー
ド本体2が装着装置に装着された際に装着装置の接続端
子と接続される複数の外部接続用端子5が配置されてい
る。これら外部接続用端子5は、薄い金属板が打ち抜き
成形されること又はプリント基板に形成される配線パタ
ーンの一部により構成され、カード本体2の挿入方向に
沿って凹状部9の底面9b上に並列に載置されて外部に
露出するように設けられている。
【0026】ここに示すメモリカード1は、上述したよ
うに、シリアルインターフェースを採用したことによ
り、外部接続用端子5の数が9本とされている。すなわ
ち、このメモリカード1は、凹状部9内に、デジタル信
号入出力端子と同期信号入力端子とステータス信号入力
端子と4本の電圧供給端子と2本のリザーブ端子とから
なる9本の外部接続用端子5が配置されている。
【0027】そして、凹状部9内には、図2に示すよう
に、外部接続用端子5間に位置して外部から外部接続用
端子5に手指など異物が接触することを防止するための
突起部10が形成されている。この突起部10は、図2
に示すように、凹状部9内の領域を三等分するように、
凹状部9の前面側開口部からこれと平行な壁面9aに亘
って形成される。突起部10によって分割された凹状部
9の3つの領域には、それぞれ外部接続用端子5が3本
ずつ配置される。
【0028】メモリカード1は、このように凹状部9内
の領域を突起部10により分割し、外部接続用端子5の
配置領域を細分化することにより、装着装置への装着時
等にユーザが誤って外部接続用端子5を触ってしまうと
いった不都合が回避され外部接続用端子5の保護が図ら
れる。また、突起部10によって分割された凹状部9の
3つの領域にそれぞれ配置された3本の外部接続用端子
5のうち中央の外部接続用端子5は、グランドに接続さ
れていることが望ましい。
【0029】メモリカード1は、このように3つの領域
の中央の外部接続用端子5をグランドに接続することに
より、仮にユーザの手指が分割された凹状部9内の領域
に入ることがあっても、手指はグランドに接続された外
部接続用端子5を触ることになり、接触時に発生する静
電気の放電によりメモリチップ3が破壊されるといった
事故を防止することができる。
【0030】また、メモリカード1は、図4に示すよう
に、突起部10を外部接続用端子5の数に対応して設
け、突起部10により分割される凹状部9内の領域にそ
れぞれ外部接続用端子5を1本ずつ配置するようにして
もよい。メモリカード1は、このように外部接続用端子
5の数に対応して突起部10を設けることにより、外部
接続用端子5への手指などの異物の接触をより確実に防
止することができる。
【0031】なお、上述したメモリカード1は、外部接
続用端子5の数を10本としてもよい。外部接続用端子
5の数を10本とすることにより、リザーブ用端子の数
を3本にすることができる。このようにリザーブ用端子
の数を3本としたメモリカード1は、例えばこれら3本
のリザーブ用端子を信号入力用又は出力用端子として使
用することで、上述したデジタル信号入出力端子と合わ
せて4本の信号入力用又は出力用端子を用いたパラレル
インターフェースによる接続を行うことが可能となる。
【0032】なお、以上は、外部接続用端子5への接触
を防止するために、凹状部9内に突起部10を形成した
例について説明したが、本発明に係るメモリカード1
は、図5(A)に示すように、開閉動作して凹状部9を
閉塞又は開放するシャッタ部材11を設け、装着装置に
装着されないときは、凹状部9がシャッタ部材11によ
り閉塞されるようにして、外部接続用端子5への接触を
防止するようにしてもよい。この場合、凹状部9の前面
側開口部と平行な壁面9aからカード本体2の内部に亘
ってシャッタ部材11の移動を可能とするための溝部を
形成する。
【0033】シャッタ部材11は、例えば合成樹脂等に
より凹状部9の上面側開口部の開口面積よりやや大きい
面積を有する矩形の板状に形成され、カード本体2の前
端側に、メモリカード1の装着装置への挿入方向に沿っ
て移動可能に取り付けられている。このシャッタ部材1
1は、メモリカード1が装着装置に装着されないとき
は、バネ部材12によりカード本体2の挿入方向前端側
に付勢され、凹状部9の上面側開口部を閉塞するように
凹状部9上に配設される。
【0034】シャッタ部材11は、メモリカード1が装
着装置に挿入される際に、前端部が後述する装着装置の
摺動突部に当接する。そして、シャッタ部材11は、図
5(B)に示すように、メモリカード1が挿入されるに
従って、摺動突部によりバネ部材12の付勢力に抗して
図5(B)中矢印B方向に押し込まれ、上記溝部内に移
動して凹状部9の上面側開口部を開放する。
【0035】このメモリカード1は、装着装置に装着さ
れないときは、凹状部9がシャッタ部材11により閉塞
されるので、外部接続用端子5への外部からの接触が防
止され、外部接続用端子5の保護が図られる。
【0036】また、このメモリカード1においても、凹
状部9の前面側開口部と平行な壁面9aは、底面9bか
ら所定の仰角をもって傾斜する傾斜面とする。さらに、
シャッタ部材11の前端部も同様の傾斜面とすることが
望ましい。
【0037】メモリカード1は、このように、凹状部9
の前面側開口部と平行な壁面9a、さらにはシャッタ部
材11の前端部を傾斜面とすることにより、装着装置に
装着される際に、凹状部9内の塵等をこの傾斜面から容
易に外部へ排出することができる。
【0038】このメモリカード1においても、図6
(A)及び図6(B)に示すように、凹状部9内に突起
部10を形成し、凹状部9内の領域を分割するようにし
てもよい。メモリカード1は、このように、突起部10
により凹状部9内の領域を分割することにより、装着装
置に装着されないときに誤ってシャッタ部材11を開放
してしまった場合においても、外部接続用端子5への接
触が防止され、外部接続用端子5の保護をより確実に図
ることができる。なお、図6(A)は、凹状部9の上面
側開口部がシャッタ部材11により閉塞された状態を示
し、図6(B)は、シャッタ部材11が開動作し、凹状
部9の上面側開口部が開放された状態を示している。
【0039】以上のように構成されるメモリカード1
は、図7及び図8に示すような装着装置20に装着され
て情報信号の記録再生が行われる。
【0040】装着装置20は、前面側にメモリカード1
が挿入される開口部21を有している。この装着装置2
0には、開口部21から装置内部に亘り図7中矢印Cで
示すメモリカード1の挿入方向に沿ってメモリカード1
が装着される装着用凹部22が設けられている。この装
着用凹部22内には、図7及び図8に示すように、外部
システムと電気的に接続されている複数の接続端子23
の先端側が臨まされている。
【0041】接続端子23は、例えば金属板等を打ち抜
き折り曲げて形成され、基端側が装着装置20内に埋設
されて支持され、装着されたメモリカード1の外部接続
用端子5を押圧する方向に付勢力を有する板バネとして
構成されている。この接続端子23の装着用凹部22内
に突出する先端側には、図7に示すように、メモリカー
ド1の外部接続用端子3と当接する当接部23aが折り
曲げ形成されている。この接続端子23は、メモリカー
ド1の外部接続用端子5の数に対応して複数設けられて
いる。本例の装着装置20においては、9本の外部接続
用端子5に対応して、9本の接続端子23が装着用凹部
22内に配設されている。
【0042】装着用凹部22内に配置される接続端子2
3の前方、すなわちメモリカード1の挿入方向基端側に
は、図7及び図8に示すように、メモリカード1が挿入
される際にメモリカード1の外部接続用端子5上を摺動
する摺動突部24が設けられている。この摺動突部24
は、接続端子23と同様にメモリカード1の外部接続用
端子5の数に対応して複数設けられ、それぞれが接続端
子23の前方に配設されている。本例の装着装置20に
おいては、9本の外部接続用端子5に対応して、9個の
摺動突部24がそれぞれ接続端子23の前方に設けられ
ている。この摺動突部24は、図9に示すように、装着
装置20にメモリカード1が挿入されると、接続端子2
3に先行してメモリカード1の外部接続用端子5上を摺
動する。そして、摺動突部24は、メモリカード1の凹
状部9内の塵埃30等を、傾斜面とされたメモリカード
1の凹状部9の壁面9aから外部に排出する。
【0043】この装着装置20は、メモリカード1が挿
入される際に、摺動突部24が接続端子23に先行して
メモリカード1の外部接続用端子5上を摺動し、外部接
続用端子5上の塵等を除去した後に接続端子23が外部
接続用端子3に接続されるので、接続端子23と外部接
続用端子5との電気的な接続を確実なものとすることが
できる。
【0044】また、この装着装置20は、複数の摺動突
部24をそれぞれメモリカード1の外部接続用端子5に
対応して接続端子23の前方に設けるようにしているの
で、凹状部9内の領域を突起部10により外部接続用端
子5ごとに分割したメモリカード1に適応することがで
き、さらに、凹状部9内の領域を突起部10により3等
分したメモリカード1にも適応することができる。
【0045】さらに、この装着装置20は、凹状部9の
上面側開口部をシャッタ部材11により閉塞して外部接
続用端子5の保護を図るようにしたメモリカード1にも
適応することができる。装着装置20は、シャッタ部材
を備えたメモリカード1が挿入される際は、図10に示
すように、摺動突部24の前面側がシャッタ部材11の
前端部に当接し、メモリカード1の挿入にともなってシ
ャッタ部材11を開放動作させる。
【0046】また、この装着装置20は、図11に示す
ように、カード本体2の装着装置20に対する挿入方向
前端側に凹状部9を設け、突起部やシャッタ部材を設け
ることなく、凹状部9内に外部接続用端子5を配置した
だけの構成のメモリカードにも対応できることはいうま
でもない。
【0047】この装着装置20は、以上のように汎用性
を有するので、メモリカード1の形状による制約を受け
ずに広い用途に用いることができる。
【0048】ところで、本発明に係るメモリカードは、
以下に示すように構成したものであってもよい。
【0049】このメモリカードの一例を示す平面図を図
12に示す。また、図12に示されるメモリカードのX
−X線断面図を図13に示す。
【0050】このメモリカード100は、平面形状が略
長方形をしており、4カ所の頂点のうち、図12及び図
13中矢印Dで示すカード挿入方向前端部の一方の頂点
101a及び同図中矢印Dで示されるカード挿入方向の
挿入方向後端部の両側端部の頂点101b,101c
が、同図中矢印Dで示される挿入方向前端部の他方の頂
点102よりも大きく面取りされている。このメモリカ
ード100では、他方の大きな面取りが施されていない
頂点102が検出されることにより、メモリカード10
0を装着装置に挿入する際の誤挿入が防止される。
【0051】メモリカード100では、4カ所の頂点の
うち、図12及び図13中矢印Dで示すカード挿入方向
前端部の他方の頂点102は面取りされず、残りの3カ
所の頂点101a、101b、101cは面取りされて
例えば円弧状とされている。また、面取りされた3カ所
の頂点のうち、図12及び図13中矢印Dで示すカード
挿入方向前端部の一の頂点101aは、カード挿入方向
後端部の両側端部の他の頂点101b、101cよりも
大きく面取りされている。
【0052】メモリカード100は、図14及び図15
に示すような装着装置103に装着されて情報信号の記
録再生が行われる。図14は、本発明に係る装着装置1
03の一例を示す平面図であり、図15は、図14に示
す装着装置103のY1−Y2線断面図である。ここで、
以下の説明に使用される図において、部材間の関係を明
確にするために、平面図であってもハッチングを施した
部分がある。
【0053】この装着装置103は、前面側にメモリカ
ード100が挿入される開口部104と、図14及び図
15中矢印Eで示すメモリカード100の挿入方向に沿
って上記開口部104から装置内部に形成されたメモリ
カード100が装着される装着用凹部105と、図14
及び図15中矢印Eで示すメモリカード100の挿入方
向に沿って上記開口部104の内方側に設けられた誤挿
入防止部材106とを備える。
【0054】誤挿入防止部材106は、開口部104側
であってメモリカード100の挿入方向に略垂直とされ
た前面部107と、この前面部107の一方の側端側に
形成した突出部108とを有する。この突出部108に
は、前面部107から開口部104に向かうに従って厚
み及び幅が次第に小となるような傾斜面109が形成さ
れている。この傾斜面109によりメモリカード100
の頂点102を検出する。
【0055】また、誤挿入防止部材106は、装着装置
103に回動可能に軸支されるとともにコイルばね11
0によって図15中時計回り方向に回動付勢されてい
る。さらに、誤挿入防止部材106は、装着装置103
の非使用時に開口部104を閉塞して装着装置103の
内部への塵埃等の侵入を防止している。
【0056】図16、図17及び図18に、メモリカー
ド100が正しく装着装置103に挿入された場合の様
子を示す。メモリカード100を開口部104から、図
16中矢印E方向に挿入していくと、頂点102が誤挿
入防止部材106に設けられた突出部108に当接す
る。そして、図17に示すように、メモリカード100
の頂点102の上側の角が、突出部108の傾斜面10
9を摺動することにより誤挿入防止部材106を図中上
方に押し上げる。そして、頂点102は、図18に示す
ように、誤挿入防止部材106を逃がして、メモリカー
ド100を装着装置103の内部にまで挿入することを
可能とする。
【0057】一方、図19及び図20に、メモリカード
100が誤った向きに挿入された場合の様子を示す。メ
モリカード100を図中矢印E方向に挿入していくと、
面取りした頂点101aが誤挿入防止部材106の突出
部108に当接することなくメモリカード100の挿入
方向の前端面が誤挿入防止部材106の前面部107に
当接することになる。この誤挿入防止部材106の前面
部107は、図中矢印Eで示されるメモリカード100
の挿入方向に対し略垂直に形成されているため、メモリ
カード100前端面が突出部108に当設し誤挿入防止
部材106を押し上げることができない。従って、メモ
リカード100が誤った方向に挿入された場合、頂点1
01aにより誤挿入防止部材106を逃がことができな
くなり、メモリカード100の装着装置103の内部に
まで挿入することができない。
【0058】図19及び図20には、メモリカード10
0を裏返しに挿入した場合の例を示しているが、メモリ
カード100を前後逆向きに挿入した場合でも同様に、
頂点101b及び101cは、誤挿入部材106を逃が
してメモリカード100を内部にまで挿入することがで
きない。したがって、メモリカード100を装着装置1
03の内部にまで挿入できるのは、メモリカード100
を正しく挿入した場合のみであり、メモリカード100
の誤挿入が防止される。
【0059】誤挿入防止の観点から、メモリカード10
0の3カ所の頂点101a,101b,101cは、誤
挿入防止部材106の突出部108に当接しないように
形成されいればよくその平面形状は問わない。例えば、
図21に示すように、頂点102a,102b,102
cを様々な大きさに面取りしたり、また面取りの形状も
円弧状、直線状とすることができ、メモリカードにデザ
イン上の変化をつけることができる。
【0060】また、本発明に係るメモリカードは、以下
のように構成したものであってもよい。
【0061】このメモリカードの一例を図22に示す。
また、図22に示されるメモリカードのZ−Z線断
面図を図23に示す。
【0062】このメモリカード120は、図22に示す
ように略長方形に形成され、図22中矢印Fで示される
挿入方向の前端部に切欠部121が形成されている。こ
の切欠部121は、メモリカード120の挿入方向前端
部の底面側がメモリカード120の短辺方向の全幅に亘
って厚み方向に切り欠かれている。切欠部121は、平
面によってメモリカード120から切り欠かれている。
このメモリカード120は、切欠部121が検出される
ことにより装着装置に挿入する際の誤挿入が防止され
る。
【0063】以上のように構成されるメモリカード12
0は、図24及び図25に示すような装着装置122に
装着されて、情報信号の記録再生が行われる。図24
は、装着装置122の一例を示す平面図であり、図25
は図24に示す装着装置122のW−W線断面図で
ある。この装着装置122は、前面側にメモリカード1
20が挿入される開口部123と、図中矢印Gで示すメ
モリカード120の挿入方向に沿って開口部123から
装置内部に亘って形成され、メモリカード120が装着
される装着用凹部124と、図中矢印Gで示すメモリカ
ード120の挿入方向に沿って開口部123の内方に設
けられた誤挿入防止部材125とを備える。
【0064】誤挿入防止部材125は、図25に示すよ
うに、矢印G方向のメモリカード120の挿入方向に略
垂直とされた第1の面126を有する防止板127と、
この防止板127の上端部であって開口部123側に突
設されメモリカード120挿入方向に略平行とされた第
2の面128を有する突出部129とを備える。
【0065】また、誤挿入防止部材125は、装着装置
122に軸支されるとともにコイルばね130によって
図25中時計回り方向に回動付勢されている。さらに、
誤挿入防止部材125は、装着装置122にメモリカー
ド120が装着されない非使用時に開口部123を閉塞
して装着装置122内部へのゴミなどの侵入を防止して
いる。
【0066】メモリカード120が挿入されると、誤挿
入防止部材125は、コイルばね130の付勢力に抗し
て図25中反時計回り方向に約90゜回転し、第1の面
126が図26に示すようにメモリカード120挿入方
向と略平行となる。
【0067】メモリカード120が正しく挿入された場
合、すなわち、メモリカード120の前端部の底面側に
切欠部121が形成されている場合、図26に示すよう
に、切欠部121の斜面が、突出部129を摺動するこ
とにより誤挿入防止部材125を押し下げる。そして、
図27に示すように、切欠部121が誤挿入防止部材1
25を逃がし、メモリカード120を内部にまで挿入す
ることができる。
【0068】図28に示すようにメモリカード120が
誤った向きに挿入された場合、すなわち、メモリカード
120の前端部の底面側に切欠部121が形成されてい
ない場合、メモリカード120の挿入方向の前端面は、
突設部の第2の面128に当接する。このとき第2の面
128は、図28中矢印Gで示されるメモリカード12
0の挿入方向に略垂直となっているため、メモリカード
120の前端面は突出部129に当接して誤挿入防止部
材125を押し下げることができない。したがって、メ
モリカード120が誤った方向に挿入された場合、誤挿
入部材125を逃がしてメモリカード120を装着装置
122の内部にまで挿入することができない。
【0069】図28では、メモリカード120を裏返し
に挿入した場合の例を示しているが、メモリカード12
0を前後逆向きに挿入した場合でも、同様に誤挿入防止
部材125を逃がしてメモリカード120を内部にまで
挿入することができない。したがって、メモリカード1
20を装着装置122の内部にまで挿入できるのは、メ
モリカード120を正しく挿入した場合のみであり、メ
モリカード120の誤挿入が防止される。
【0070】メモリカード120は、誤挿入の検出が厚
み方向の形状で行われるため、突出部129を摺動して
誤挿入防止部材125を押し下げられる大きさに切欠部
121が形成されていればよい。したがって、誤挿入防
止を図るためには、メモリカード120の頂点の平面形
状は問わない。例えば、図29に示すように、メモリカ
ード120は、頂点を面取りしたり、また面取りの形状
も円弧状、直線状など様々な形状とすることができ、デ
ザイン上の変化をつけることができる。
【0071】また、本発明に係るメモリカードは、装着
装置の内部に挿入することにより装着する以外にも、装
着装置の上面にはめ込むことにより装着することも可能
である。
【0072】このメモリカードの一例を図30に示し、
メモリカード140を図30中H方向から見た図を図3
1に示し、メモリカード140を図30中I方向から見
た図を図32に示す。このメモリカード140は、平面
形状が略長方形をなすように形成されている。また、メ
モリカード140は、長辺方向の第1の側面141の両
側端部に、装着用の切欠部143a,143bが形成さ
れている。図31に示すように、第1の側面と平行な第
2の側面142の両側端部にも、装着用の切欠部143
c,143dが形成されている。
【0073】メモリカード140は、上記切欠部143
a,143b,143c,143dによって装着装置1
44にはめ込んで装着することもできる。
【0074】図33に示すように、このような装着装置
144の上面には、例えばメモリカード140が装着さ
れる装着用凹部145がその開口部を上方に向けて形成
され、この装着用凹部145の側壁には突出部146が
形成されている。メモリカード140を装着装置144
に装着する際には、図34に示すように、メモリカード
140の切欠部143(切欠部143a,143b,1
43c,143dを代表する)と、突出部146とを係
合させて装着することができる。
【0075】このメモリカード140は、記録再生装置
に直接装着することもできる。また、フレキシブルディ
スクのような形状のアダプタにメモリカード140を装
着し、このメモリカード140が装着されたアダプタを
記録再生装置に装着するようにしてもよい。
【0076】メモリカードを装着装置にはめ込んで装着
することにより、装着装置の上蓋が不要となり、装着装
置内部に挿入する場合よりも装着装置の厚さを薄くする
ことができ、装置の小型化が可能となる。また、メモリ
カードがはめ込まれて装着されるアダプタの厚さも薄く
することができる。
【0077】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る装着装置
は、接続端子の前方にメモリカードの外部接続用端子に
対応して摺動突部を設けているので、メモリカードが挿
入される際にこの摺動突部によりメモリカードの外部接
続用端子上の塵等が除去され、接続端子をメモリカード
の外部接続用端子に確実に接続させることができ、さら
に、誤挿入防止部材を備えることにより、メモリカード
の誤挿入を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装着装置に装着されるメモリカー
ドの内部構成を示すブロック図である。
【図2】上記メモリカードの外観を示す斜視図である。
【図3】上記メモリカードの底面図である。
【図4】本発明に係る装着装置に用いられるメモリカー
ドの他の例を示す斜視図である。
【図5】本発明に係る装着装置に用いられるメモリカー
ドのさらに他の例を示す図であり、(A)はシャッタ部
材が凹状部を閉塞している状態を示す要部平面図であ
り、(B)はシャッタ部材が凹状部を開放している状態
を示す要部平面図である。
【図6】本発明に係る装着装置に用いられるメモリカー
ドのさらに他の例を示す図であり、(A)はシャッタ部
材が凹状部を閉塞している状態を示す要部平面図であ
り、(B)はシャッタ部材が凹状部を開放している状態
を示す要部平面図である。
【図7】メモリカードが装着される本発明に係る装着装
置を示す断面図である。
【図8】上記装着装置の正面図である。
【図9】本発明に係る装着装置にメモリカードを装着し
た状態を示す断面図である。
【図10】本発明に係る他の装着装置にメモリカード装
着した状態を示す断面図である。
【図11】上記他のメモリカードの要部平面図である。
【図12】本発明に係る装着装置に装着されるメモリカ
ードの外形形状の一例を示す平面図である。
【図13】図12に示すメモリカードのX−X線断
面図である。
【図14】本発明に係る装着装置の一例を示す平面図で
ある。
【図15】図14に示す装着装置のY−Y線断面図
である。
【図16】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
状態を示す平面図である。
【図17】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
途中の状態を示す図16図のY−Y線断面図であ
る。
【図18】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
途中の状態を示す図16図のY−Y線断面図であ
る。
【図19】装着装置にメモリカードが誤挿入された状態
を示す平面図である。
【図20】装着装置にメモリカードが誤挿入された状態
を示す図19のY−Y線断面図である。
【図21】本発明に係る装着装置に装着されるメモリカ
ードの外形形状の一例を示す平面図である。
【図22】本発明に係る装着装置に装着されるメモリカ
ードの外形形状の一例を示す平面図である。
【図23】図22に示すメモリカードのZ−Z線断
面図である。
【図24】本発明に係るメモリカードの装着装置の一例
を示す平面図である。
【図25】図24に示す装着装置のW−W線断面図
である。
【図26】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
状態を示す断面図である。
【図27】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
途中の状態を示す断面図である。
【図28】装着装置にメモリカードが誤挿入された状態
を示す断面図である。
【図29】本発明に係る装着装置に装着されるメモリカ
ードの外形形状の一例を示す平面図である。
【図30】本発明に係る装着装置に装着されるメモリカ
ードの外形形状の一例を示す斜視図である。
【図31】図30に示すメモリカードを図中H方向から
見た側面図である。
【図32】図30に示すメモリカードを図中I方向から
見た背面図である。
【図33】本発明に係る装着装置にメモリカードを装着
する状態を示す断面図である。
【図34】本発明に係る装着装置にメモリカード装着さ
れた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 メモリカード、 5 外部接続用端子、 9 凹状
部、 10 突起部、11 シャッタ部材、 20 装
着装置、 21 開口部、 22 装着用凹部、 23
接続端子、 24 摺動突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 12/18 H01R 23/02 D // H01R 107:00 23/68 301J (72)発明者 岡上 拓己 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐々 哲 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部から挿入されたメモリカードが装
    着される装着用凹部と、 先端側が上記装着用凹部内に配置され、上記メモリカー
    ドの外部接続用端子に接続される複数の接続端子と、 上記接続端子の前面側に配設され、上記メモリカードが
    挿入される際に上記接続端子に先行して上記メモリカー
    ドの外部接続用端子上を摺動する摺動突部とを備え、 上記摺動突部は、装着されるメモリカードの外部接続用
    端子に対応して複数設けられていることを特徴とする装
    着装置。
  2. 【請求項2】 シリアルインターフェースを採用したこ
    とを特徴とする請求項1記載の装着装置。
  3. 【請求項3】 上記装置は、さらに上記メモリカードの
    挿入方向に沿って上記開口部の内方側に設けられた誤挿
    入防止部材を備えることを特徴とする請求項1記載の装
    着装置。
  4. 【請求項4】 上記誤挿入防止部材は、上記開口部側で
    あって上記メモリカードの挿入方向に対し略垂直とされ
    た前面と上記前面の一方の側端部に上記誤挿入防止部材
    の上記前面から上記開口部に向かうに従って厚み及び幅
    を小となす傾斜面が形成された突出部とを有するととも
    に、回動可能に軸支されコイルバネにより上記装着用凹
    部の上記メモリカードの挿入方向に対して下側方向に回
    動付勢されていることを特徴とする請求項3記載の装着
    装置。
  5. 【請求項5】 上記誤挿入防止部材は、上記メモリカー
    ドの挿入方向に対し略垂直とされた第1の面を有する防
    止板と上記防止板の上端部であって上記開口部側に突設
    された上記メモリカードの挿入方向と略平行とされた第
    2の面を有する突出部とを有するとともに、回動可能に
    軸支されコイルバネにより上記突出部が上記開口部側に
    付勢されていることを特徴とする請求項3記載の装着装
    置。
  6. 【請求項6】 上記装着用凹部に、上記メモリカードに
    形成された切欠部と係合する突出部を備えることを特徴
    とする請求項1記載の装着装置。
  7. 【請求項7】 開口部から挿入されたメモリカードが装
    着される装着用凹部と、 装着されるメモリカードの複数の外部接続用端子に対応
    して、上記装着用凹部内に設けられる複数の接続端子と
    を備えることを特徴とする装着装置。
  8. 【請求項8】 上記装着装置の複数の接続端子のうち一
    つは、グランドに接続されることを特徴とする請求項7
    記載の装着装置。
  9. 【請求項9】 上記装着用凹部内に、上記メモリカード
    に形成された切欠部と係合する突出部を備えることを特
    徴とする請求項7記載の装着装置。
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