JP2001273448A - 定期預金担保付きショッピングカードシステム - Google Patents

定期預金担保付きショッピングカードシステム

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JP2001273448A
JP2001273448A JP2000082709A JP2000082709A JP2001273448A JP 2001273448 A JP2001273448 A JP 2001273448A JP 2000082709 A JP2000082709 A JP 2000082709A JP 2000082709 A JP2000082709 A JP 2000082709A JP 2001273448 A JP2001273448 A JP 2001273448A
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Toshifumi Kosaka
俊史 小坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定期預金額を限度額としてその範囲内で担保
設定を行ない、万一利用者が購入代金を支払わない場合
でも回収不能に陥らないようにし、また、定期預金を持
っている利用者にとって使い勝手を良くすること。 【解決手段】 商品、サービス等を販売する複数の加盟
店10と、定期預金を行なう利用者12と、この利用者
12が行なった定期預金の金額を担保として定期預金額
の範囲内を限度として加盟店10で買い物ができるカー
ドを発行すると共に、購入代金を利用者12が振り込む
カード口座を開設し、各加盟店10とは通信回線14を
介して接続されている銀行16とで構成する。任意の加
盟店10で利用者12がカードで買い物をして、所定日
までにカード口座に代金が振り込まれなかった場合に担
保設定した定期預金から代金の不足分を銀行16が回収
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費者(利用者)
の定期預金を担保としてキャッシュレスで買い物を行な
うようにした定期預金担保付きショッピングカードシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】消費者(利用者)がキャッシュレスで買
い物を行なう際、現在用いられているものとして、クレ
ジットカード、デビットカードなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記クレジッ
トカードのデメリットとしては、以下の点が挙げられ
る。
【0004】・定年後の高齢者や安定収入のない労働
者、また金融機関取引停止の方は利用できない。
【0005】・代金の未回収が発生する場合がある。
【0006】・1枚のカードで年収に応じて利用限度額
を固定されるため高額な商品が買えない。
【0007】また、デビットカードのデメリットとして
次の点が挙げられる。
【0008】・利用するごとに預金残高がリアルタイム
に減る。
【0009】・システム上、預金者のデータが盗まれる
危険性がある。
【0010】なお、上記の他に、定期預金担保付き貸し
出しのサービスがあるが、定期預金担保付き貸し出しの
場合、結果として金融機関は利息での利益が生じるが、
生産性のない単なる消費者(利用者)にとっては、損益
をもたらす。
【0011】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、定期
預金額を限度額としてその範囲内で担保設定を行ない、
万一利用者が購入代金を支払わない場合でも回収不能に
陥らないようにし、また、定期預金を持っている利用者
にとって使い勝手の良い定期預金担保付きショッピング
カードシステムを提供することを目的としているもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の定期
預金担保付きショッピングカードシステムは、商品、サ
ービス等を販売する複数の加盟店と、定期預金を行なう
利用者と、この利用者が行なった定期預金の金額を担保
として定期預金額の範囲内を限度として加盟店で買い物
ができるカードを発行すると共に、購入代金を利用者が
振り込むカード口座を開設し、各加盟店とは通信回線を
介して接続されている銀行等の金融機関とからなり、任
意の加盟店で利用者がカードで買い物をして、所定日ま
でにカード口座に代金が振り込まれなかった場合に担保
設定した定期預金から代金の不足分を前記金融機関が回
収するようにしていることを特徴としている。
【0013】請求項2記載の定期預金担保付きショッピ
ングカードシステムは、前記金融機関から利用請求のあ
った加盟店へは代金を指定口座に振り込むようにし、前
記金融機関は所定の手数料を差し引いた金額を振り込む
ようにしていることを特徴としている。
【0014】本発明の定期預金担保付きショッピングカ
ードシステムであると、定期預金の金額を担保としてい
るので、定期預金を解約して商品購入の代金に当てる必
要がなく、そのため、定期預金の解約者を減少させるこ
とができる。また、代金の決済期間を翌月とするだけで
なく、任意に決済期間を2カ月以上に延長することで、
既存のクレジットカードとの差別化を行なうことができ
る。また、代金収納代行した加盟店からの代行手数料を
調整することで、担保となる定期預金の利子に還元する
ことができる。例えば、代行手数料を5%とした場合、
その1%分を利子として還元することで、定期預金を希
望する利用者を取り込むことができる。また、この手数
料還元については、利用者の支払い条件を無利息での分
割払いや一定期間以内での期日指定払いなどのサービス
にも充当することができる。さらに、預金と消費を同時
に行なうことができ、経済効果に良い影響をもたらす。
また、カード加盟店の開拓により、事業決済取引の新規
顧客獲得の切り口にもなるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜図
24に基づいて説明する。先ず、図1〜図3により本発
明の全体のシステム構成について説明する。商品を販売
する複数の加盟店10と、複数の消費者(利用者)12
(以下、利用者と称す。)と、これらの利用者12が定
期預金を行ない加盟店10での支払いの決済を行なう1
つの銀行16と、前記加盟店10と銀行16とを結ぶ電
話回線、専用回線、インターネット等の通信回線14と
で構成されている。なお、この通信回線14としては、
通常はインターネットを用いている。また、銀行16と
称しているが、都市銀行、地方銀行、信用金庫等の利用
者12が定期預金が可能な金融機関を含む概念である。
さらに、加盟店10の業種としてはどのようなものでも
良く、商品販売、レストラン、映画等のサービス業務を
含むものである。
【0016】本発明の基本的な概念としては、銀行が当
該銀行に利用者が預けた定期預金額を極度額としてのシ
ョッピングカード(以下、カードを称す)を発行し、そ
の発行に関する基本的な契約内容は、定期預金をカード
使用可能額の担保とするものである。もちろん、利用者
の定期預金は担保中でも利子は生じる。また、カードの
利用者は買い物時において現行のクレジットカードの使
用方法と同様に、キャッシュレスで買い物ができ、店
(加盟店)側は代金収納代行手数料として取り扱い金額
の一定割合を銀行(代金収納代行業者)に支払うもので
ある。また、利用者が使用するカードの照合は、加盟店
で設置している端末(パソコン)にて行なうようにして
いる。
【0017】また、利用者の決済は、カード発行銀行の
専用口座へ支払うものであり、通常、1回払いの場合は
利息手数料は不要とし、万一、未払いの場合でも定期預
金を担保にしているため回収が不能に陥ることがないよ
うにしている。
【0018】図3は銀行16のブロック構成図を示し、
基本的な構成としては、定期預金口座管理部20と、カ
ード専用口座管理部26と、決済総合管理部32と、全
体の制御を行なう制御部42と、制御用のプログラムを
格納している記憶部40と、外部とデータの授受を行な
う入出力インターフェイス44等で構成されている。
【0019】また、図3に示すように、定期預金口座管
理部20は、個人識別情報ファイル22と、定期預金契
約情報ファイル24とを備えている。図4に示すよう
に、個人識別情報ファイル22は、利用者12が定期預
金をした場合に、利用者12の名義、住所、電話番号、
生年月日等を記録しておくものである。また、定期預金
契約情報ファイル24は、当該利用者12の定期預金口
座番号、定期預金額、定期期間、定期開始日、定期満期
日、担保設定識別コード等を記録しておくものである。
【0020】カード専用口座管理部26は、図3に示す
ように、カード契約情報ファイル28とカード利用情報
ファイル30を備えている。カード契約情報ファイル2
8は、図4に示すように、カード契約者の種々のデータ
や加盟店10で利用者12がキャッシュレスで買い物を
する際に利用限度額等を入力設定しておくものであり、
この利用限度額は、定期預金の金額を超えない範囲とし
ている。また、カード利用情報ファイル30は、図4に
示すように、利用者12が買い物をした加盟店10での
伝票番号、商品コード、利用日、利用店番、利用金額、
支払い予定日、担保用定期口座番号、担保設定額、支払
い識別番号、利用可能限度額、利用金額合計等を記録し
ておくものである。
【0021】次に、決済総合管理部32は、利用加盟店
契約情報ファイル34と、支払い管理ファイル36と、
利用請求管理ファイル38とを備えている。利用加盟店
契約情報ファイル34は、図6に示すように、店名、店
番、契約日、専用口座番号・支店コード、住所、電話番
号、手数料設定値、担当者名、業種コード等を記録する
ものである。また、支払い管理ファイル36は、加盟店
10への支払日、利用店番、専用口座、伝票番号、利用
日、カード契約番号、利用金額、銀行手数料、支払金
額、支払い完了識別コード、支払い必要金額等を記録す
るものである。さらに、利用請求管理ファイル38は、
図7に示すように、支払い日(引き落とし日)、カード
契約番号、名義、利用日、伝票番号、利用店番、請求金
額、利用請求対象金額、支払い口座・支店コード、入金
完了識別コード、引き落とし過不足額等を記録するもの
である。
【0022】図2は加盟店10側の端末のブロック構成
図を示し、カードを入力して利用者12のカード契約番
号、暗証番号等を入力するカード入力部44、カード入
力44からのデータを読み込んで銀行16側と通信回線
14を介してデータの内容の照合を行なう制御部46
と、照合結果等を表示する表示部48と、通信回線14
側とデータの授受を行なう入出力インターフェイス50
等で構成されている。なお、カード入力44以外は通常
のパソコンで構成している。
【0023】<具体例1:未払いなしの場合>次に、図
8〜図11により具体的に説明していく。なお、図4〜
図7は基本システムのフローチャートを示しており、図
4は、カード専用口座管理部26における流れを、図5
は利用者12がカードを使って商品を購入した場合の流
れを、図6は加盟店10と銀行16との決済の流れを、
図7は銀行16と利用者12との決済の流れをそれぞれ
示している。また、図8〜図11は、図4〜図7とそれ
ぞれ対応している。
【0024】先ず、図8及び図4において、利用者12
は銀行16に定期預金を行ない、そのデータは、個人識
別情報ファイル22と定期預金契約情報ファイル24に
それぞれ記録されている。個人識別情報ファイル22に
は、名義(大阪太郎)、住所等が記録されており、定期
預金契約情報ファイル24には、定期預金口座番号(1
23456)、定期預金額(100万円)等が記録され
ている(ステップS2参照)。
【0025】図8〜図11は、購入代金の未払いなしの
場合の例であり、利用者12がカード利用を行なう場合
には、登録のための手続きを行なう。まず、ステップS
1に示すように、銀行16の端末で定期預金口座番号
「123456」を入力すると、銀行16側の定期預金
口座管理部20にアクセスされ、そのファイル22、2
4の内容がダウンロードされ(ステップS2参照)、ま
た、利用者12はステップS3に示すように、例えば、
カード契約番号「823123」、暗証番号「376
5」、商品を購入した場合の支払い口座番号・支店コー
ド「098777−222」、支払い指定日(引き落と
し日)「25日」を入力する。さらに、利用者12は、
定期預金額を限度した利用限度額を入力することで(ス
テップS5参照)、これらのデータがカード契約情報フ
ァイル28に登録され、カード利用情報ファイル30に
データ転送され、当該ファイル30に登録される(ステ
ップS6参照)。そして、登録が確認され(ステップS
7参照)、その登録の終了日時がカード契約情報ファイ
ル28及びカード利用情報ファイル30にデータ転送さ
れて、登録が終了する(ステップS8、S9参照)。
【0026】これにより、利用者12は、定期預金額の
100万円のうちで80万円をカードによる利用限度額
として登録されたことになる。
【0027】次に、図9及び図5によりカードを利用し
た場合の加盟店10側と銀行16側との流れを説明す
る。ここでは、ある利用者12が30万円の商品を、あ
る加盟店10で購入した場合の例である。商品を購入
後、カードを図2に示すカード入力部44に入力し、暗
証番号「3765」も入力する。ステップS11に示す
ように、カードに記録されているカード契約番号や名義
データが銀行16のカード専用口座管理部26に通信回
線14を介してアクセスされ、カード専用口座管理部2
6ではカードの利用者12が間違いかないか否かを照合
し(ステップS12、S13参照)、加盟店10側に伝
送し、照合の結果、間違いがなければ、図2に示す表示
部48にて「承認」のサイン表示がなされる。
【0028】次に、ステップS14に示すように、利用
情報入力として、購入された商品の伝票番号「0044
0000」と、利用金額の「300,000円」と、商
品コード「5050」を入力し、また、利用日時、利用
店番が入力される。これらの入力されたデータはカード
利用情報ファイル30側にアップロードされ(ステップ
S15参照)、上記のデータがカード利用情報ファイル
30に記録される。この結果、上記のデータの他に利用
者12の定期預金口座番号や、利用可能限度額「50
0,000円(80万円−30万円)」と、実際の利用
金額「300,000円」が記録される。
【0029】次に、ステップS16に示すように、代金
の支払いの引き落としより定期預金の満期日までの日数
が多い場合で、かつ利用金額より利用可能限度額の方が
大きい場合には、商品の購入が可能となり、上記の条件
を満たさない場合にはカードによる購入が不可となる。
購入が可能な場合には、加盟店10側にその旨をデータ
転送し、加盟店10側では「承認」のサイン表示が行な
われ、その利用情報が記録紙に出力されて終了となる
(ステップS17、S18参照)。一方、銀行16側で
は利用情報が記録されると共に、利用による担保設定が
行なわれる。すなわち、ステップS19に示すように、
定期預金口座管理部20の定期預金契約情報ファイル2
4に30万円を利用した旨記録される。
【0030】次に、図10及び図6により加盟店10
(商業者)と銀行16との間の流れについて説明する。
ステップS21に示すように、銀行16のカード専用口
座管理部26のカード利用情報ファイル30には、利用
者12が利用した代金の利用金額「300,000円」
が記録されており、これにより、決済総合管理部32の
利用加盟店契約情報ファイル34から利用店をアクセス
し(ステップS22参照)、この利用加盟店契約情報フ
ァイル34のデータを支払い管理ファイル36にデータ
転送する。支払い管理ファイル36ではステップS23
に示すように、利用金額、支払い先の加盟店10、手数
料、利用金額から手数料を引いた支払い必要金額を算出
し、手数料を5%とした場合、手数料は15,000円
となるので、30万円から引いた金額の285,000
円を加盟店10に支払う金額として算出する。
【0031】この支払い必要金額を当該銀行16、ある
いは他の銀行から加盟店10が指定した口座に振り込む
(ステップS24参照)。この代金の振り込み後にはそ
の旨のデータが支払い管理ファイル36に送信され、支
払い管理ファイル36では、支払い必要金額をクリアし
て0円とする(ステップS25参照)。
【0032】次に、図11及び図7により、銀行16か
らの利用者12への支払い請求と、支払い後の流れにつ
いて説明する。ステップS31に示すように、カード専
用口座管理部26のカード利用情報ファイル30には、
30万円の買い物をしたので、30万円の担保設定がさ
れ、また、利用可能限度額は80万円から50万円へ
と、利用金額は30万円へと更新されている。この30
万円の支払い請求を利用者12へ行なうべく、ステップ
S32において、カード契約情報ファイル28及びカー
ド利用情報ファイル30のデータが決済総合管理部32
の利用請求管理ファイル38へデータ転送される。そし
て、30万円の請求書が発行され、ステップS33に示
すように、この請求書を受け取った利用者12が30万
円を所定のカード口座に入金する。これにより、30万
円が所定の日(7月25日)に引き落とされることにな
る。
【0033】次に、ステップS34に示すように、利用
請求管理ファイル38は請求金額を0円として更新さ
れ、この結果をステップS35に示すようにカード利用
情報ファイル30に送信される。そして、カード利用情
報ファイル30では、30万円の担保設定が解除され、
また、利用可能金額を80万円とし、利用金額を0円と
して元に戻る。ここで、ステップS36に示すように、
利用者12がカード口座に購入した額の金額を振り込
み、その代金を銀行16側が引き落として、代金を回収
したので、定期預金から代金に相当する金額を回収する
必要がない。したがって、定期預金契約情報ファイル2
4はそのままとなる。
【0034】<具体例2:一部未払いの場合>この例に
おいては、先の具体例1における銀行16が利用者12
に請求書を発行するまでは同じであるので、利用者12
が請求書の金額全部を支払らずに、請求金額の一部のみ
を支払った場合について説明する。すなわち、図12の
ステップS41、ステップS42は、図11のステップ
S31、ステップS32と同じである。銀行16が請求
書を発行して、利用者12が代金の30万円を入金せず
に20万円だけをカード口座に振り込むと(ステップS
43参照)、所定の引き落とし日に20万円が引き落と
される。したがって、10万円が不足金額となる。そこ
で、その情報が利用請求管理ファイル38に伝送され、
ステップS44に示すように、不足金額が10万円と記
録される。
【0035】利用請求管理ファイル38からの情報が定
期預金契約情報ファイル24に伝送され、ステップS4
5に示すように、定期預金の金額(100万円)から不
足金額の10万円が引かれて、定期預金の金額が90万
円と更新される。そして、そのデータ(情報)が、ステ
ップS46に示すように、利用請求管理ファイル38に
伝送され、利用請求管理ファイル38では過不足額が0
円として記録される。また、ステップS45、ステップ
S46からステップS47に移行して、カード専用口座
管理部26のカード契約情報ファイル28では、定期預
金金額から10万円を引かれた90万円となったので、
利用可能限度額も70万円となり、同時にカード利用情
報ファイル30も、利用可能限度額が70万円、また、
現時点では利用していないので、0円と更新される。さ
らに、ステップS48に移行して、定期預金契約情報フ
ァイル24では、定期預金金額を90万円と更新される
ことになる。
【0036】<具体例3:全額未払いの場合>この例で
は、利用者12が銀行16からの請求金額に対して全額
未払いの場合について説明する。すなわち、図13のス
テップS51、ステップS52は、図11のステップS
31、ステップS32と同じである。銀行16が請求書
を発行して、利用者12が代金の30万円を入金しない
場合、所定の引き落とし日(7月25日)に代金の30
万円は引き落とされない(ステップS53参照)。した
がって、30万円全額が不足金額となる。そこで、その
情報が利用請求管理ファイル38に伝送され、ステップ
S54に示すように、不足金額が30万円と記録され
る。
【0037】利用請求管理ファイル38からの情報が定
期預金契約情報ファイル24に伝送され、ステップS5
5に示すように、定期預金の金額(100万円)から不
足金額の30万円が引かれて、定期預金の金額が70万
円と更新される。そして、そのデータ(情報)が、ステ
ップS56に示すように、利用請求管理ファイル38に
伝送され、利用請求管理ファイル38では過不足額が0
円として記録される。また、ステップS55、ステップ
S56からステップS57に移行して、カード専用口座
管理部26のカード契約情報ファイル28では、定期預
金金額から30万円を引かれた70万円となったので、
利用可能限度額は50万円となり、同時にカード利用情
報ファイル30も、利用可能限度額が50万円、また、
現時点では利用していないので、0円と更新される。さ
らに、ステップS58に移行して、定期預金契約情報フ
ァイル24では、定期預金金額を70万円と更新される
ことになる。
【0038】<具体例4:未払いなし、購入2回の場合
>この具体例では、同じ利用者12が図9に示す購入
(購入日:6月1日)した後に、後日(7月10日)に
他の加盟店10で商品を購入した場合である。以下、図
14〜図16により説明していくが、基本的な流れは図
9〜図11と同様である。
【0039】ここでは、ある利用者12が50万円の商
品を、ある加盟店10で購入した場合の例である。商品
を購入後、カードを図2に示すカード入力部44に入力
し、暗証番号「3765」も入力する。ステップS61
に示すように、カードに記録されているカード契約番号
や名義データが銀行16のカード専用口座管理部26に
通信回線14を介してアクセスされ、カード専用口座管
理部26ではカードの利用者12が間違いかないか否か
を照合し(ステップS62、S63参照)、加盟店10
側に伝送し、照合の結果、間違いがなければ、図2に示
す表示部48にて「承認」のサイン表示がなされる。
【0040】次に、ステップS64に示すように、利用
情報入力として、購入された商品の伝票番号「1122
7700」と、利用金額の「500,000円」と、商
品コード「2210」を入力し、また、利用日時、利用
店番が入力される。これらの入力されたデータはカード
利用情報ファイル30側にアップロードされ(ステップ
S65参照)、上記のデータがカード利用情報ファイル
30に記録される。
【0041】ここで、前回6月1日に30万円の商品を
購入し、その支払い日(引き落とし日)である7月25
日が経過していないので、利用日の7月10日時点では
ファイル上未払いとなっており、そのため、利用合計金
額が80万円となっており、利用可能限度額は、(80
−80)万円で、0円となっている。この結果、上記の
データの他に利用者12の定期預金口座番号や、利用可
能限度額が0円、利用合計金額が80万円として記録さ
れる。
【0042】次に、ステップS66に示すように、代金
の支払いの引き落としより定期預金の満期日までの日数
が多い場合で、かつ利用金額より利用可能限度額の方が
大きい場合には、商品の購入が可能となり、上記の条件
を満たさない場合にはカードによる購入が不可となる。
購入が可能な場合には、加盟店10側にその旨をデータ
転送し、加盟店10側では「承認」のサイン表示が行な
われ、その利用情報が記録紙に出力されて終了となる
(ステップS67、S68参照)。一方、銀行16側で
は利用情報が記録されると共に、利用による担保設定が
行なわれる。すなわち、ステップS69に示すように、
定期預金口座管理部20の定期預金契約情報ファイル2
4に80万円を利用した旨記録される。
【0043】次に、図15により加盟店10(商業者)
と銀行16との間の流れについて説明する。ステップS
71に示すように、銀行16のカード専用口座管理部2
6のカード利用情報ファイル30には、利用者12が利
用した代金の利用金額「500,000円」が記録され
ており、これにより、決済総合管理部32の利用加盟店
契約情報ファイル34から利用店(ここでは、時計店)
をアクセスし(ステップS72参照)、この利用加盟店
契約情報ファイル34のデータを支払い管理ファイル3
6にデータ転送する。支払い管理ファイル36ではステ
ップS73に示すように、利用金額、支払い先の加盟店
10、手数料、利用金額から手数料を引いた支払い必要
金額を算出し、手数料を5%とした場合、手数料は2
5,000円となるので、50万円から引いた金額の4
75,000円を加盟店10に支払う金額として算出す
る。
【0044】この支払い必要金額を当該銀行16、ある
いは他の銀行から加盟店10が指定した口座に振り込む
(ステップS74参照)。この代金の振り込み後にはそ
の旨のデータが支払い管理ファイル36に送信され、支
払い管理ファイル36では、支払い必要金額をクリアし
て0円とする(ステップS75参照)。
【0045】次に、図16により、銀行16からの利用
者12への支払い請求と、支払い後の流れについて説明
する。ステップS81に示すように、カード専用口座管
理部26のカード利用情報ファイル30には、前回の3
0万円と今回の50万円の買い物をしたので、利用合計
金額は80万円、利用可能限度額は0円へと更新されて
いる。この今回の50万円の支払い請求(利用者12の
支払い日:8月25日)を利用者12へ行なうべく、ス
テップS82において、カード契約情報ファイル28及
びカード利用情報ファイル30のデータが決済総合管理
部32の利用請求管理ファイル38へデータ転送され
る。そして、前回の7月25日支払い完了後(30万
円)、残りつまり今回分の50万円の請求書が発行さ
れ、ステップS83に示すように、この請求書を受け取
った利用者12が50万円を所定のカード口座に入金す
る。これにより、50万円が所定の日(8月25日)に
引き落とされることになる。
【0046】次に、ステップS84に示すように、利用
請求管理ファイル38は請求金額を0円として更新さ
れ、この結果をステップS85に示すようにカード利用
情報ファイル30に送信される。そして、カード利用情
報ファイル30では、50万円の担保設定が解除され、
また、利用可能限度額を80万円とし、利用金額を0円
として元に戻る。ここで、ステップS86に示すよう
に、利用者12がカード口座に購入した額の金額を振り
込み、その代金を銀行16側が引き落として、代金を回
収したので、定期預金から代金に相当する金額を回収す
る必要がない。したがって、定期預金契約情報ファイル
24はそのままとなる。
【0047】<具体例5:複数契約、未払いなしの場合
>この例では複数の定期預金を契約し、商品購入後に代
金を全部支払った場合である。以下、この例を図17〜
図20により説明する。
【0048】図17において、利用者12は銀行16に
2つ目の定期預金を行ない、そのデータは、個人識別情
報ファイル22と定期預金契約情報ファイル24にそれ
ぞれ記録されている。個人識別情報ファイル22には、
名義(大阪太郎)、住所等が記録されており、定期預金
契約情報ファイル24には、定期預金口座番号(123
900)、定期預金額(20万円)等が記録されている
(ステップS92参照)。
【0049】利用者12がカード利用を行なう場合に
は、登録のための手続きを行なう。まず、ステップS9
1に示すように、銀行16の端末で定期預金口座番号
「123900」を入力すると、銀行16側の定期預金
口座管理部20にアクセスされ、そのファイル22、2
4の内容がダウンロードされ(ステップS92参照)、
また、利用者12はステップS93に示すように、カー
ド契約番号「823123」を入力する。さらに、利用
者12は、定期預金額を限度した利用限度額(当該定期
預金額に対しての20万円)を入力することで(ステッ
プS95参照)、これらのデータがカード契約情報ファ
イル28に登録され、カード利用情報ファイル30にデ
ータ転送され、当該ファイル30に登録される(ステッ
プS96参照)。ここで、利用可能限度額は先の定期預
金(定期預金口座番号:123456)の80万円と今
回の定期預金の20万円との合計の100万円となって
いる。そして、登録が確認され(ステップS97参
照)、その登録の終了日時がカード契約情報ファイル2
8及びカード利用情報ファイル30にデータ転送され
て、登録が終了する(ステップS98、S99参照)。
【0050】これにより、利用者12は、2つの定期預
金額の120万円のうちで100万円をカードによる利
用限度額として登録されたことになる。
【0051】次に、図18によりカードを利用した場合
の加盟店10側と銀行16側との流れを説明する。ここ
では、利用者12が50万円の商品を、ある加盟店10
で購入した場合の例である。商品を購入後、カードを図
2に示すカード入力部44に入力し、暗証番号「376
5」も入力する。ステップS101に示すように、カー
ドに記録されているカード契約番号や名義データが銀行
16のカード専用口座管理部26に通信回線14を介し
てアクセスされ、カード専用口座管理部26ではカード
の利用者12が間違いかないか否かを照合し(ステップ
S102、S103参照)、加盟店10側に伝送し、照
合の結果、間違いがなければ、図2に示す表示部48に
て「承認」のサイン表示がなされる。
【0052】次に、ステップS104に示すように、利
用情報入力として、購入された商品の伝票番号「112
27700」と、利用金額の「500,000円」と、
商品コード「2210」を入力し、また、7月10日等
の利用日時、利用店番が入力される。これらの入力され
たデータはカード利用情報ファイル30側にアップロー
ドされ(ステップS105参照)、上記のデータがカー
ド利用情報ファイル30に記録される。この結果、上記
のデータの他に利用者12の定期預金口座番号や、利用
可能限度額「500,000円(100万円−50万
円)」と、実際の利用金額「500,000円」が記録
される。ここで、20万円の定期預金に対して20万円
の担保設定がされ、100万円の定期預金に対しては残
りの30万円の担保設定がされる。
【0053】次に、ステップS106に示すように、代
金の支払いの引き落としより定期預金の満期日までの日
数が多い場合で、かつ利用金額より利用可能限度額の方
が大きい場合には、商品の購入が可能となり、上記の条
件を満たさない場合にはカードによる購入が不可とな
る。購入が可能な場合には、加盟店10側にその旨をデ
ータ転送し、加盟店10側では「承認」のサイン表示が
行なわれ、その利用情報が記録紙に出力されて終了とな
る(ステップS107、S108参照)。一方、銀行1
6側では利用情報が記録されると共に、利用による担保
設定が行なわれる。すなわち、ステップS109に示す
ように、定期預金口座管理部20の定期預金契約情報フ
ァイル24に50万円を利用した旨記録される。
【0054】次に、図19により加盟店10(商業者)
と銀行16との間の流れについて説明する。ステップS
111に示すように、銀行16のカード専用口座管理部
26のカード利用情報ファイル30には、利用者12が
利用した代金の利用金額「500,000円」が記録さ
れており、これにより、決済総合管理部32の利用加盟
店契約情報ファイル34から利用店をアクセスし(ステ
ップS112参照)、この利用加盟店契約情報ファイル
34のデータを支払い管理ファイル36にデータ転送す
る。支払い管理ファイル36ではステップS113に示
すように、利用金額、支払い先の加盟店10、手数料、
利用金額から手数料を引いた支払い必要金額を算出し、
手数料を5%とした場合、手数料は25,000円とな
るので、50万円から引いた金額の475,000円を
加盟店10に支払う金額として算出する。
【0055】この支払い必要金額を当該銀行16、ある
いは他の銀行から加盟店10が指定した口座に振り込む
(ステップS114参照)。この代金の振り込み後には
その旨のデータが支払い管理ファイル36に送信され、
支払い管理ファイル36では、支払い必要金額をクリア
して0円とする(ステップS115参照)。
【0056】次に、図20により、銀行16からの利用
者12への支払い請求と、支払い後の流れについて説明
する。ステップS121に示すように、カード専用口座
管理部26のカード利用情報ファイル30には、50万
円の買い物をしたので、利用可能限度額は100万円か
ら50万円へと、利用金額は30万円へと更新されてい
る。この場合、定期預金口座番号123900に対して
20万円の担保設定がされ、また、定期預金口座番号1
23456に対して30万円(50万円−20万円)の
担保設定がされ、未払いの場合には両定期預金から20
万円、30万円の計50万円を代金として引き落とすよ
うになる。
【0057】この50万円の支払い請求を利用者12へ
行なうべく、ステップS122において、カード契約情
報ファイル28及びカード利用情報ファイル30のデー
タが決済総合管理部32の利用請求管理ファイル38へ
データ転送される。そして、50万円の請求書が発行さ
れ、ステップS123に示すように、この請求書を受け
取った利用者12が50万円を所定のカード口座に入金
する。これにより、50万円が所定の日(8月25日)
に引き落とされることになる。
【0058】次に、ステップS124に示すように、利
用請求管理ファイル38は請求金額を0円として更新さ
れ、この結果をステップS125に示すようにカード利
用情報ファイル30に送信される。そして、カード利用
情報ファイル30では、20万円、30万円の担保設定
がそれぞれ解除され、また、利用可能限度額を100万
円とし、利用金額を0円として元に戻る。ここで、ステ
ップS126に示すように、利用者12がカード口座に
購入した額の金額を振り込み、その代金を銀行16側が
引き落として、代金を回収したので、定期預金から代金
に相当する金額を回収する必要がない。したがって、定
期預金契約情報ファイル24はそのままとなる。
【0059】<具体例6:複数契約、未払いなし、購入
2回の場合>この例は、先の具体例5において商品を2
回購入した場合に相当するものであり、以下、図21〜
図24により説明する。なお、具体例5の場合と重複す
る部分は省略する。図21に示すステップS131〜ス
テップS135までは、図17に示すステップS91〜
ステップS95までと同じである。ステップS136示
すように、カード利用情報ファイル30においては、現
時点で前回購入した代金の支払い期日に至っていないの
で、購入代金30万円が利用金額となっており、100
万円から利用代金30万円を引いた70万円が利用可能
限度額となっている。以下のステップS137〜ステッ
プS139は図17のステップS97〜ステップS99
と同じである。
【0060】ここでは、利用者12が50万円の商品
を、ある加盟店10で購入した場合の例である。また、
図22に示すステップS141〜ステップS144は、
図18のステップS101〜ステップS104まで同じ
なので、説明は省略する。
【0061】ここで、前回6月1日に30万円の商品を
購入し、その支払い日である7月25日が経過していな
いので、利用日の7月10日時点ではファイル上未払い
となっており、そのため、利用合計金額が80万円とな
っており、利用可能限度額は、(100−80)万円
で、20万円となっている(ステップS145参照)。
この結果、上記のデータの他に利用者12の定期預金口
座番号や、利用可能限度額が20万円、利用合計金額が
80万円として記録される。
【0062】ステップS146〜ステップS149は、
図18のステップS106〜ステップS109と同じで
ある。
【0063】次に、図23により加盟店10(商業者)
と銀行16との間の流れについて説明する。ステップS
151では、2回目の購入(#02)なので、図19に
示すステップS111の1回目の購入(#01)との違
いがあるだけで、実質的に同じである。また、ステップ
S152〜ステップS155も、図19に示すステップ
S112〜ステップS115と同じであるの説明は省略
する。
【0064】次に、図24により、銀行16からの利用
者12への支払い請求と、支払い後の流れについて説明
する。ステップS161に示すように、カード専用口座
管理部26のカード利用情報ファイル30には、前回の
30万円と今回の50万円の買い物をしたので、利用合
計金額は80万円、利用可能限度額は20万円へと更新
されている。この場合、定期預金口座番号123900
の定期預金に対して20万円の担保設定がされ、また、
定期預金口座番号123456に対して30万円の担保
設定がされ、未払いの場合には両定期預金から20万
円、30万円の計50万円を代金として引き落とすよう
になる。
【0065】この今回の50万円の支払い請求(利用者
12の支払い日:8月25日)を利用者12へ行なうべ
く、ステップS162において、カード契約情報ファイ
ル28及びカード利用情報ファイル30のデータが決済
総合管理部32の利用請求管理ファイル38へデータ転
送される。そして、前回の7月25日支払い完了後(3
0万円)、残りつまり今回分の50万円の請求書が発行
され、ステップS163に示すように、この請求書を受
け取った利用者12が50万円を所定のカード口座に入
金する。これにより、50万円が所定の日(8月25
日)に引き落とされることになる。
【0066】次に、ステップS164に示すように、利
用請求管理ファイル38は請求金額を0円として更新さ
れ、この結果をステップS165に示すようにカード利
用情報ファイル30に送信される。そして、カード利用
情報ファイル30では、利用可能限度額を100万円と
し、利用金額を0円として元に戻る。ここで、2つの定
期預金(口座番号123456、口座番号12390
0)の担保設定が解除されるので、金額は0円と記録さ
れる。図24のステップS166は、図20のステップ
S126と同じなので、説明は省略する。
【0067】このように本発明においては、定期預金の
金額を担保としているので、定期預金を解約して商品購
入の代金に当てる必要がなく、そのため、定期預金の解
約者を減少させることができる。また、代金の決済期間
を翌月とするだけでなく、任意に決済期間を2カ月以上
に延長することで、既存のクレジットカードとの差別化
を行なうことができる。また、代金収納代行した加盟店
からの代行手数料を調整することで、担保となる定期預
金の利子に還元することができる。例えば、代行手数料
を5%とした場合、その1%分を利子として還元するこ
とで、定期預金を希望する利用者を取り込むことができ
る。また、この手数料還元については、利用者の支払い
条件を無利息での分割払いや一定期間以内での期日指定
払いなどのサービスにも充当することができる。さら
に、預金と消費を同時に行なうことができ、経済効果に
良い影響をもたらす。また、カード加盟店の開拓によ
り、事業決済取引の新規顧客獲得の切り口にもなるもの
である。
【0068】
【発明の効果】以上により本発明の定期預金担保付きシ
ョッピングカードシステムであると、定期預金の金額を
担保としているので、定期預金を解約して商品購入の代
金に当てる必要がなく、そのため、定期預金の解約者を
減少させることができる。また、代金の決済期間を翌月
とするだけでなく、任意に決済期間を2カ月以上に延長
することで、既存のクレジットカードとの差別化を行な
うことができる。また、代金収納代行した加盟店からの
代行手数料を調整することで、担保となる定期預金の利
子に還元することができる。例えば、代行手数料を5%
とした場合、その1%分を利子として還元することで、
定期預金を希望する利用者を取り込むことができる。ま
た、この手数料還元については、利用者の支払い条件を
無利息での分割払いや一定期間以内での期日指定払いな
どのサービスにも充当することができる。さらに、預金
と消費を同時に行なうことができ、経済効果に良い影響
をもたらす。また、カード加盟店の開拓により、事業決
済取引の新規顧客獲得の切り口にもなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム全体の概略構成図である。
【図2】加盟店側の概略ブロック図である。
【図3】銀行側のブロック構成図である。
【図4】基本システムにおけるカード専用口座管理のフ
ロー図である。
【図5】基本システムにおけるカード利用のフロー図で
ある。
【図6】基本システムにおける商業者と銀行のフロー図
である。
【図7】基本システムにおける利用請求のフロー図であ
る。
【図8】具体例1のカード専用口座管理のフロー図であ
る。
【図9】具体例1のカード利用のフロー図である。
【図10】具体例1の商業者と銀行のフロー図である。
【図11】具体例1の利用請求のフロー図である。
【図12】具体例2の利用請求のフロー図である。
【図13】具体例3の利用請求のフロー図である。
【図14】具体例4のカード利用のフロー図である。
【図15】具体例4の商業者と銀行のフロー図である。
【図16】具体例4の利用請求のフロー図である。
【図17】具体例5のカード専用口座管理のフロー図で
ある。
【図18】具体例5のカード利用のフロー図である。
【図19】具体例5の商業者と銀行のフロー図である。
【図20】具体例5の利用請求のフロー図である。
【図21】具体例6のカード専用口座管理のフロー図で
ある。
【図22】具体例6のカード利用のフロー図である。
【図23】具体例6の商業者と銀行のフロー図である。
【図24】具体例6の利用請求のフロー図である。
【符号の説明】
10 加盟店 12 利用者 14 通信回線 16 銀行
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月29日(2000.3.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図14】
【図4】
【図6】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図15】
【図11】
【図12】
【図13】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図23】
【図20】
【図21】
【図22】
【図24】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品、サービス等を販売する複数の加盟店
    と、定期預金を行なう利用者と、この利用者が行なった
    定期預金の金額を担保として定期預金額の範囲内を限度
    として加盟店で買い物ができるカードを発行すると共
    に、購入代金を利用者が振り込むカード口座を開設し、
    各加盟店とは通信回線を介して接続されている銀行等の
    金融機関とからなり、 任意の加盟店で利用者がカードで買い物をして、所定日
    までにカード口座に代金が振り込まれなかった場合に担
    保設定した定期預金から代金の不足分を前記金融機関が
    回収するようにしていることを特徴とする定期預金担保
    付きショッピングカードシステム。
  2. 【請求項2】前記金融機関から利用請求のあった加盟店
    へは代金を指定口座に振り込むようにし、前記金融機関
    は所定の手数料を差し引いた金額を振り込むようにして
    いることを特徴とする請求項1記載の定期預金担保付き
    ショッピングカードシステム。
JP2000082709A 2000-03-23 2000-03-23 定期預金担保付きショッピングカードシステム Pending JP2001273448A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005100260A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Japan Research Institute Ltd クレジットカード会社システム
JP2007052486A (ja) * 2005-08-15 2007-03-01 Hitachi Ltd 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2020187399A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 株式会社ミクシィ 電子決済システム、情報処理装置及び電子決済プログラム

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