JP2001265521A - モーションキャプチャシステム - Google Patents
モーションキャプチャシステムInfo
- Publication number
- JP2001265521A JP2001265521A JP2000077439A JP2000077439A JP2001265521A JP 2001265521 A JP2001265521 A JP 2001265521A JP 2000077439 A JP2000077439 A JP 2000077439A JP 2000077439 A JP2000077439 A JP 2000077439A JP 2001265521 A JP2001265521 A JP 2001265521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio
- transmitted
- motions
- antenna
- antenna element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 身体の動きを束縛することなく、測定環境の
制限が少なく、確実に人間などの動きを把握できるよう
にする。 【解決手段】 身体の動作要点部12a〜12fの各々
に複数のアンテナエレメントを取り付け、身体に着けた
無線送信装置13から各アンテナエレメントを識別可能
な無線信号を送出し、これを各アンテナから送出する。
この無線信号を周囲に配置した無線受信装置14a〜1
4fで受信し、各信号の受信電界強度から動作要点部の
位置、動き、向きをデータ処理装置15で計算し、動き
の自由度の高いリアルタイムのモーションキャプチャシ
ステムを提供する。
制限が少なく、確実に人間などの動きを把握できるよう
にする。 【解決手段】 身体の動作要点部12a〜12fの各々
に複数のアンテナエレメントを取り付け、身体に着けた
無線送信装置13から各アンテナエレメントを識別可能
な無線信号を送出し、これを各アンテナから送出する。
この無線信号を周囲に配置した無線受信装置14a〜1
4fで受信し、各信号の受信電界強度から動作要点部の
位置、動き、向きをデータ処理装置15で計算し、動き
の自由度の高いリアルタイムのモーションキャプチャシ
ステムを提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人間の身体の動き
を解析するモーションキャプチャシステムに関するもの
である。
を解析するモーションキャプチャシステムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】今日では、CG(コンピュータグラフィ
ック)技術の発展により、人間の身体(オブジェクト)
の動きのデータを抽出し、オブジェクトを計算機によっ
て自然に表現できるようになっている。この方法は、人
間の身体の関節等の主要ポイント(動作要点部)に白い
マークやランプを貼り付け、実際の人間の動きを数台の
テレビカメラで違った角度から撮影し、コンピュータで
その映像を解析して、CGのスケルトン(骨格み)デー
タを動きとして解析する方法である。
ック)技術の発展により、人間の身体(オブジェクト)
の動きのデータを抽出し、オブジェクトを計算機によっ
て自然に表現できるようになっている。この方法は、人
間の身体の関節等の主要ポイント(動作要点部)に白い
マークやランプを貼り付け、実際の人間の動きを数台の
テレビカメラで違った角度から撮影し、コンピュータで
その映像を解析して、CGのスケルトン(骨格み)デー
タを動きとして解析する方法である。
【0003】また最近は、このような画像解析を使用せ
ず、バーチャルリアリティー技術を応用したCG技術と
しての磁気式と光学式の二つのモーションキャプチャシ
ステムも用いられている。このうち、磁気式は強力な磁
場で被写体の人間の動く空間を覆い、体の関節部分に取
り付けた磁気センサで空間の位置を割り出す方法であ
る。データがリアルタイムに入手できるので、TVなど
の番組作成に欠かせないものになっている。
ず、バーチャルリアリティー技術を応用したCG技術と
しての磁気式と光学式の二つのモーションキャプチャシ
ステムも用いられている。このうち、磁気式は強力な磁
場で被写体の人間の動く空間を覆い、体の関節部分に取
り付けた磁気センサで空間の位置を割り出す方法であ
る。データがリアルタイムに入手できるので、TVなど
の番組作成に欠かせないものになっている。
【0004】一方、最近主流になりつつあるのが光学式
である。この方式によるモーションキャプチャシステム
の利点は、精度の高さ、被写体の人間にコードがないの
で自然な演技をしやすいことにある。図2に光学式のモ
ーションキャプチャシステムの構成例を示す。被測定者
(モデル人物)21には、白丸で示すようにマーカが
頭、首、肩、腕、手首、腰、膝、足首などの動作要点部
に取り付けられている。このマーカは自転車の反射板シ
ートを貼りつけた反射球で出来ている。照明装置22a
〜22fはデータ処理装置25と同期を取って、定期的
に赤外線を発光している。その光は、被測定者21の動
作要点部に取り付けられた反射球であるマーカから反射
し、高速度高感度カメラ23a〜23fがその反射光を
捉え、照明装置22a〜22fの発光ごとのマーカの位
置が画像データとしてデータ処理装置25へ取り込まれ
る。取り込まれた画像は、画像処理後に、三点計測で、
三次元形状モデルで空間状の点として変換されるもので
ある。
である。この方式によるモーションキャプチャシステム
の利点は、精度の高さ、被写体の人間にコードがないの
で自然な演技をしやすいことにある。図2に光学式のモ
ーションキャプチャシステムの構成例を示す。被測定者
(モデル人物)21には、白丸で示すようにマーカが
頭、首、肩、腕、手首、腰、膝、足首などの動作要点部
に取り付けられている。このマーカは自転車の反射板シ
ートを貼りつけた反射球で出来ている。照明装置22a
〜22fはデータ処理装置25と同期を取って、定期的
に赤外線を発光している。その光は、被測定者21の動
作要点部に取り付けられた反射球であるマーカから反射
し、高速度高感度カメラ23a〜23fがその反射光を
捉え、照明装置22a〜22fの発光ごとのマーカの位
置が画像データとしてデータ処理装置25へ取り込まれ
る。取り込まれた画像は、画像処理後に、三点計測で、
三次元形状モデルで空間状の点として変換されるもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】磁気式モーションキャ
ップチャシステムの場合においては、通常、被測定者の
体中にセンサが貼つけられ、このセンサからの電気信号
を伝達するためのケーブルを引きずった状態で被測定者
が動作せねばならず、自由度がないという問題があっ
た。また、近くに金属があると、磁界が歪むために、測
定を行う場所の設定に苦労や手間がかかるという問題点
があった。さらに、三次元座標を求めるのには一定の磁
場強度を必要とするが、磁界が円を描いて回っているた
めに、磁界の中心から離れていくほど磁力が弱くなり
(歪み)、位置検出精度が悪くなる。そのため画像処理
に問題が生じ、測定誤差が発生しやすいという問題点が
あった。
ップチャシステムの場合においては、通常、被測定者の
体中にセンサが貼つけられ、このセンサからの電気信号
を伝達するためのケーブルを引きずった状態で被測定者
が動作せねばならず、自由度がないという問題があっ
た。また、近くに金属があると、磁界が歪むために、測
定を行う場所の設定に苦労や手間がかかるという問題点
があった。さらに、三次元座標を求めるのには一定の磁
場強度を必要とするが、磁界が円を描いて回っているた
めに、磁界の中心から離れていくほど磁力が弱くなり
(歪み)、位置検出精度が悪くなる。そのため画像処理
に問題が生じ、測定誤差が発生しやすいという問題点が
あった。
【0006】一方、光学式モーションキャプチャシステ
ムの場合、反射球の移動位置を全体の画像として取り込
むため、背景が画像に入らないように、何らかの幕で覆わ
れた空間環境で被写体が動作する必要があった。また、
大掛かりな画像キャプチャシステムで、高速度高感度カ
メラの台数分だけ照明装置が必要となり、三点計測を行
つた後、どの点に、どのマーカがあつたのか条件設定を考
慮しなければならず、リアルタイムの運用が非常に難し
い。 さらに、被写体の動作要点部に取り付けられている
マーカである反射球と他の反射球が重なったり、画像を
捉える高速度高感度カメラの死角に移動したときなどに
は、各反射球の識別に誤りが生じ易く、データ処理を誤る
といった問題点があつた。
ムの場合、反射球の移動位置を全体の画像として取り込
むため、背景が画像に入らないように、何らかの幕で覆わ
れた空間環境で被写体が動作する必要があった。また、
大掛かりな画像キャプチャシステムで、高速度高感度カ
メラの台数分だけ照明装置が必要となり、三点計測を行
つた後、どの点に、どのマーカがあつたのか条件設定を考
慮しなければならず、リアルタイムの運用が非常に難し
い。 さらに、被写体の動作要点部に取り付けられている
マーカである反射球と他の反射球が重なったり、画像を
捉える高速度高感度カメラの死角に移動したときなどに
は、各反射球の識別に誤りが生じ易く、データ処理を誤る
といった問題点があつた。
【0007】本発明は、以上の問題を解決するためにな
されたものであり、CG(コンピュータグラフィック)で
映像解析の評価を行う従来の方式とは異なり、無線技術
(ワイヤレス)を用いることで被測定者の向きや姿勢を容
易に検出することが可能で、一般の人でも違和感なく動
作を測定できるモーションキャプチャシステムを提供す
ることを目的としている。
されたものであり、CG(コンピュータグラフィック)で
映像解析の評価を行う従来の方式とは異なり、無線技術
(ワイヤレス)を用いることで被測定者の向きや姿勢を容
易に検出することが可能で、一般の人でも違和感なく動
作を測定できるモーションキャプチャシステムを提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、被測定者の動作要点部の動きを検出
し、シミュレートするモーションキャプチャシステムに
おいて、被測定者の動作要点部の各々に複数個ずつ取り
付けられたアンテナエレメントと、このアンテナエレメ
ントの各々を識別可能な無線信号を生成して各アンテナ
エレメントへ送出する無線送信装置と、前記アンテナエ
レメントの各々から送信された無線信号を受信する複数
の無線受信装置と、この無線受信装置により受信された
各無線信号の受信電界強度から前記動作要点部の位置、
動き、向きの少なくとも1つを検出する処理手段とを備
えたことを特徴とするモーションキャプチャシステムを
提供する。
めに、本発明は、被測定者の動作要点部の動きを検出
し、シミュレートするモーションキャプチャシステムに
おいて、被測定者の動作要点部の各々に複数個ずつ取り
付けられたアンテナエレメントと、このアンテナエレメ
ントの各々を識別可能な無線信号を生成して各アンテナ
エレメントへ送出する無線送信装置と、前記アンテナエ
レメントの各々から送信された無線信号を受信する複数
の無線受信装置と、この無線受信装置により受信された
各無線信号の受信電界強度から前記動作要点部の位置、
動き、向きの少なくとも1つを検出する処理手段とを備
えたことを特徴とするモーションキャプチャシステムを
提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明モーションキャプチャーシ
ステムの構成例を示す図で、動き(モーション)を検出
・捕捉(キャプチャ)される被測定者11の動作要点部
(主に関節部)を白丸で示す。図では頭部12a、左肩
12b、左腕12c、左手首12d、右膝12e、右足
首12fなど13個の動作要点部がある場合を示してい
る。各動作要点部には複数のアンテナエレメントが設置
され、そのアンテナエレメントには被測定者11の背中
に設けた斜線で示す無線送信装置13から、そのアンテ
ナエレメントの位置を示す位置信号が送られ無線電波と
して送出されている。動作要点部がm個あり、各動作要
点部にn個のアンテナエレメントを設置するとすると、
アンテナエレメントの総数はm×n個となる。無線送信
機13からはm×n個のアンテナエレメントにそれぞれ
のアンテナエレメントを識別できる位置信号を送出して
いる。
に説明する。図1は、本発明モーションキャプチャーシ
ステムの構成例を示す図で、動き(モーション)を検出
・捕捉(キャプチャ)される被測定者11の動作要点部
(主に関節部)を白丸で示す。図では頭部12a、左肩
12b、左腕12c、左手首12d、右膝12e、右足
首12fなど13個の動作要点部がある場合を示してい
る。各動作要点部には複数のアンテナエレメントが設置
され、そのアンテナエレメントには被測定者11の背中
に設けた斜線で示す無線送信装置13から、そのアンテ
ナエレメントの位置を示す位置信号が送られ無線電波と
して送出されている。動作要点部がm個あり、各動作要
点部にn個のアンテナエレメントを設置するとすると、
アンテナエレメントの総数はm×n個となる。無線送信
機13からはm×n個のアンテナエレメントにそれぞれ
のアンテナエレメントを識別できる位置信号を送出して
いる。
【0010】図1では、被測定者11の周囲に6台の無
線受信装置14a〜14fが配置されている例を示して
いる。もちろん、実際に周囲に設置するのは受信アンテ
ナのみで、受信機などの位置は周囲に分布している必要
はない。また、必要により6台以上の無線受信装置を設
置する場合もある。各無線受信装置からは受信結果がデ
ータ処理装置15に送られている。各無線受信装置14
a〜14fは、それぞれが、すべての動作要点部のアン
テナエレメントから送出される位置信号を受信できるも
のである。この各アンテナエレメントを識別する位置信
号の構成法として最も簡単なものは、m×n個のアンテ
ナエレメントからすべて異なる無線周波数を送出する方
法である。この方法はアンテナエレメントの数が少ない
場合は容易に実現できるが、アンテナエレメントの数が
多くなると送受信機の数が膨大になる。図1の場合、動
作要点部が13個、各動作要点部に4個のアンテナエレ
メントを設置すると、アンテナエレメントの個数は52
個となる。これに全て異なる無線周波数を割り当てると
すると、無線送信装置13には52の異なる無線周波数
の送信機、無線受信装置14aから14fの6個の無線
受信装置も各々、52の周波数の受信機を持つ必要があ
る。
線受信装置14a〜14fが配置されている例を示して
いる。もちろん、実際に周囲に設置するのは受信アンテ
ナのみで、受信機などの位置は周囲に分布している必要
はない。また、必要により6台以上の無線受信装置を設
置する場合もある。各無線受信装置からは受信結果がデ
ータ処理装置15に送られている。各無線受信装置14
a〜14fは、それぞれが、すべての動作要点部のアン
テナエレメントから送出される位置信号を受信できるも
のである。この各アンテナエレメントを識別する位置信
号の構成法として最も簡単なものは、m×n個のアンテ
ナエレメントからすべて異なる無線周波数を送出する方
法である。この方法はアンテナエレメントの数が少ない
場合は容易に実現できるが、アンテナエレメントの数が
多くなると送受信機の数が膨大になる。図1の場合、動
作要点部が13個、各動作要点部に4個のアンテナエレ
メントを設置すると、アンテナエレメントの個数は52
個となる。これに全て異なる無線周波数を割り当てると
すると、無線送信装置13には52の異なる無線周波数
の送信機、無線受信装置14aから14fの6個の無線
受信装置も各々、52の周波数の受信機を持つ必要があ
る。
【0011】送信周波数の数を少なくするには、アンテ
ナエレメントからの電波の送出を時分割で行う方法があ
る。例えば一つの動作要点部に4個のアンテナエレメン
トがあるとすると、一つの動作要点部の4つのアンテナ
エレメントからはf1〜f4までの異なる無線周波数を
同時に送出するが、異なる動作要点部には異なる時間に
同じf1からf4までの無線周波数を送出する。すなわ
ち、図1で左肩12bの周囲に設置した4個のアンテナ
エレメントからf1からf4までの無線周波数を送出
し、T時間送出すると左肩12bのアンテナエレメント
からの送出を中止し、次は左腕12cにある4個のアン
テナエレメントから無線周波数f1〜f4を送出し、T
時間経過すると次は左手首12dの4個のアンテナエレ
メントから送出するというように、被測定者11のすべ
ての動作要点部から順次f1〜f4の無線周波数を時分
割的に送出する。このようにすると送信する無線周波数
は4個だけに減少する。しかし、無線送信装置13には
被測定者11の動作要点部の数だけ、順次にアンテナエ
レメントを切り換える切り替え装置が必要となる。これ
により無線受信装置においても、無線受信装置14aか
ら14fの無線受信機の受信周波数はf1からf4まで
の4つでよいが、受信した無線周波数がどの動作要点部
のものかの識別が必要となる。これは、無線送信装置1
3から動作要点部ごとに順次アンテナエレメントを切り
換えて送信するので、その順序をあらかじめ決めておけ
ば、無線受信装置でも送信側と同期をとって受信するこ
とで可能である。この同期の取り方は、例えば無線送信
装置から何も送出しない時間をとり、その次に最初に送
出する動作要点部は頭部12aとし、順次各動作要点部
から電波を送出し一回りすればまた何も送信しない時間
をとることで容易に実現できる。
ナエレメントからの電波の送出を時分割で行う方法があ
る。例えば一つの動作要点部に4個のアンテナエレメン
トがあるとすると、一つの動作要点部の4つのアンテナ
エレメントからはf1〜f4までの異なる無線周波数を
同時に送出するが、異なる動作要点部には異なる時間に
同じf1からf4までの無線周波数を送出する。すなわ
ち、図1で左肩12bの周囲に設置した4個のアンテナ
エレメントからf1からf4までの無線周波数を送出
し、T時間送出すると左肩12bのアンテナエレメント
からの送出を中止し、次は左腕12cにある4個のアン
テナエレメントから無線周波数f1〜f4を送出し、T
時間経過すると次は左手首12dの4個のアンテナエレ
メントから送出するというように、被測定者11のすべ
ての動作要点部から順次f1〜f4の無線周波数を時分
割的に送出する。このようにすると送信する無線周波数
は4個だけに減少する。しかし、無線送信装置13には
被測定者11の動作要点部の数だけ、順次にアンテナエ
レメントを切り換える切り替え装置が必要となる。これ
により無線受信装置においても、無線受信装置14aか
ら14fの無線受信機の受信周波数はf1からf4まで
の4つでよいが、受信した無線周波数がどの動作要点部
のものかの識別が必要となる。これは、無線送信装置1
3から動作要点部ごとに順次アンテナエレメントを切り
換えて送信するので、その順序をあらかじめ決めておけ
ば、無線受信装置でも送信側と同期をとって受信するこ
とで可能である。この同期の取り方は、例えば無線送信
装置から何も送出しない時間をとり、その次に最初に送
出する動作要点部は頭部12aとし、順次各動作要点部
から電波を送出し一回りすればまた何も送信しない時間
をとることで容易に実現できる。
【0012】なお、動作要点部ごとの時分割送信で、同
期を取った一周期内ですべての動作要点部で送信回数を
同じにする必要はなく、動作が激しいと考えられる手首
などの動作要点部からは一周期内でも複数回電波を送出
し、首や腰のアンテナエレメントからは1回だけにする
などの制御も可能である。また動作要点部識別を、同期
と送信順序で行わずに、アンテナエレメントから送出す
る無線電波を単にキャリア周波数の送信だけにするので
なく、動作要点部を表すデータで変調して送出すること
もできる。すなわち、各動作要点部にその動作要点部を
識別するIDを付与し、そのIDのデータで動作要点部
のアンテナエレメントから送出する無線周波数を変調す
れば、受信側では、データを復調することでどの動作要
点部からの位置信号であるかが識別できる。この方法を
とれば、動作要点部ごとに時分割で送信することは同じ
だが、動作要点部の送信順序は自由に変更できる。動き
が激しい動作要点部からは順序に関係なく頻繁に送信す
ることも可能となる。
期を取った一周期内ですべての動作要点部で送信回数を
同じにする必要はなく、動作が激しいと考えられる手首
などの動作要点部からは一周期内でも複数回電波を送出
し、首や腰のアンテナエレメントからは1回だけにする
などの制御も可能である。また動作要点部識別を、同期
と送信順序で行わずに、アンテナエレメントから送出す
る無線電波を単にキャリア周波数の送信だけにするので
なく、動作要点部を表すデータで変調して送出すること
もできる。すなわち、各動作要点部にその動作要点部を
識別するIDを付与し、そのIDのデータで動作要点部
のアンテナエレメントから送出する無線周波数を変調す
れば、受信側では、データを復調することでどの動作要
点部からの位置信号であるかが識別できる。この方法を
とれば、動作要点部ごとに時分割で送信することは同じ
だが、動作要点部の送信順序は自由に変更できる。動き
が激しい動作要点部からは順序に関係なく頻繁に送信す
ることも可能となる。
【0013】次に、本発明の動作原理を手首の動きを例
に説明する。図3は、動作要点部としての手首とその周
囲に設置されたアンテナエレメントの配置例を示す断面
図である。手首31の周囲に4個のアンテナエレメント
32a、32b、32c、32dが設置されている。一
般に、動作要点部にn個のアンテナエレメントを設置す
るには、動作要点部の周囲に360/n度ごとに等間隔
に設置するのが好ましい。図では4個なので90度間隔
に取り付けている。アンテナエレメントを手首に取り付
けるにはリストバンドなどを用いると容易である。今、
無線送信装置13からはアンテナエレメント32aには
無線周波数f1が、アンテナエレメント32bには無線
周波数f2が、アンテナエレメント32cには無線周波
数f3が、アンテナエレメント32dには無線周波数f
4と周波数の異なる電波が送出されているものとする。
他の動作要点部との識別は時分割で行っているものとす
る。手首31の周囲には6台の無線受信装置14a〜1
4fがある。各無線受信装置は動作要点部31の各アン
テナエレメントからの電波を受信し、その電界強度を検
出してデータ処理装置15に送出している。
に説明する。図3は、動作要点部としての手首とその周
囲に設置されたアンテナエレメントの配置例を示す断面
図である。手首31の周囲に4個のアンテナエレメント
32a、32b、32c、32dが設置されている。一
般に、動作要点部にn個のアンテナエレメントを設置す
るには、動作要点部の周囲に360/n度ごとに等間隔
に設置するのが好ましい。図では4個なので90度間隔
に取り付けている。アンテナエレメントを手首に取り付
けるにはリストバンドなどを用いると容易である。今、
無線送信装置13からはアンテナエレメント32aには
無線周波数f1が、アンテナエレメント32bには無線
周波数f2が、アンテナエレメント32cには無線周波
数f3が、アンテナエレメント32dには無線周波数f
4と周波数の異なる電波が送出されているものとする。
他の動作要点部との識別は時分割で行っているものとす
る。手首31の周囲には6台の無線受信装置14a〜1
4fがある。各無線受信装置は動作要点部31の各アン
テナエレメントからの電波を受信し、その電界強度を検
出してデータ処理装置15に送出している。
【0014】説明を簡単にするために、図3の無線受信
装置14a〜14fは、平面的に配置されているとして
説明する。一つのアンテナエレメントから送出された電
波は、そのアンテナエレメントに近い無線受信装置では
電界強度が強く受信され、離れれば受信電界強度は低
い。図3の状態では、アンテナエレメント32bからの
無線周波数f2の電波は無線受信装置14bでもっとも
電界強度が強く受信され、無線受信装置14eでの受信
電界強度が最も低い。一方、アンテナエレメント32d
からの無線周波数f4の電波は、無線受信装置14eで
最も強く受信され無線受信装置14bでは最も弱く受信
される。他のアンテナエレメントからの電波も同様に近
い無線受信装置の受信電界強度が大きく計測される。そ
のため、各アンテナエレメントからのデータを受信した
データ処理装置15では、図3の状態に手首があること
を識別している。
装置14a〜14fは、平面的に配置されているとして
説明する。一つのアンテナエレメントから送出された電
波は、そのアンテナエレメントに近い無線受信装置では
電界強度が強く受信され、離れれば受信電界強度は低
い。図3の状態では、アンテナエレメント32bからの
無線周波数f2の電波は無線受信装置14bでもっとも
電界強度が強く受信され、無線受信装置14eでの受信
電界強度が最も低い。一方、アンテナエレメント32d
からの無線周波数f4の電波は、無線受信装置14eで
最も強く受信され無線受信装置14bでは最も弱く受信
される。他のアンテナエレメントからの電波も同様に近
い無線受信装置の受信電界強度が大きく計測される。そ
のため、各アンテナエレメントからのデータを受信した
データ処理装置15では、図3の状態に手首があること
を識別している。
【0015】手首31が右に90度回転した場合の図
が、図4である。図3から図4に手首が回転すると、無
線受信装置14bではアンテナエレメント32bから送
出される周波数f2の電界強度が下がり、アンテナエレ
メント32cから送出される周波数f3の電波がもっと
も強く受信される。一方無線受信装置14eでは、アン
テナエレメント32dからの周波数f4の受信電界強度
が下がり、アンテナエレメント32aからの周波数f1
の電波が最も強く受信される。これらのデータがデータ
処理装置15に送られ、データ処理装置15は手首31
が図3の状態から図4の90度右に回転したことを知
る。
が、図4である。図3から図4に手首が回転すると、無
線受信装置14bではアンテナエレメント32bから送
出される周波数f2の電界強度が下がり、アンテナエレ
メント32cから送出される周波数f3の電波がもっと
も強く受信される。一方無線受信装置14eでは、アン
テナエレメント32dからの周波数f4の受信電界強度
が下がり、アンテナエレメント32aからの周波数f1
の電波が最も強く受信される。これらのデータがデータ
処理装置15に送られ、データ処理装置15は手首31
が図3の状態から図4の90度右に回転したことを知
る。
【0016】次に、図4で、手首31が右に移動したと
すると、無線受信装置14bで受信した各アンテナエレ
メントから受信した電波、すなわちアンテナエレメント
32aから送信される周波数f1の電波、32bから送
信される周波数f2の電波、32cから送信される周波
数f3の電波、32dから送信される周波数f4の電波
の受信電界強度は、いづれも右に移動しなかった状態の
値より低下し、無線受信装置14eで受信されるこれら
の電波の電界強度は逆に強くなる。このデータがデータ
処理装置15に送られるので、データ処理装置15では
手首31が右に移動したことを知る。
すると、無線受信装置14bで受信した各アンテナエレ
メントから受信した電波、すなわちアンテナエレメント
32aから送信される周波数f1の電波、32bから送
信される周波数f2の電波、32cから送信される周波
数f3の電波、32dから送信される周波数f4の電波
の受信電界強度は、いづれも右に移動しなかった状態の
値より低下し、無線受信装置14eで受信されるこれら
の電波の電界強度は逆に強くなる。このデータがデータ
処理装置15に送られるので、データ処理装置15では
手首31が右に移動したことを知る。
【0017】以上、動作要点部の位置の検出、動き、向
きの測定について定性的に説明したが、実際の測定は、
アンテナエレメントからの送信電波の受信電界強度を各
無線受信装置で定量的に測定し、そのデータをもとに動
作要点部の位置を計算する。そして、この計算された位
置の時間的変化から、動作要点部の動きの大きさ、向き
などを求める。原理的には、一次元の直線上の移動であ
れば、一つの無線受信装置の受信電界強度から位置が決
定でき、二次元の平面上の動きであれば二台の無線受信
装置の受信電界強度で位置が決定できる。また三次元の
立体的な動きであれば3台の無線受信装置での受信電界
強度から位置が決定可能である。しかし実際には、身体
の陰で受信不能な状態もあるので、多数の無線受信装置
の配置が必要となる。図3、図4では無線受信装置14
aから14fは平面的に設置されていると仮定して位置
や動きの検出原理を説明したが、実際の無線受信装置の
配置は立体的に設置され、また各無線受信装置に設けら
れている受信アンテナは、指向性の高いアンテナ(八木
アンテナ、ヘリカルアンテナ、コーナレフレクタアンテ
ナなど)であるので、受信電界強度から位置を求めるに
は、これらの特性を考慮する必要がある。さらには、手
首などの動作要点部は、体の陰になることもあり、体の
反対側の無線受信装置では、距離による電波の減衰より
も大きな減衰を受けた受信電界強度となる。そのような
場合のためには、すべての無線受信装置からの受信電界
強度のデータを用いるのでなく、ある閾値より強く受信
されている無線受信装置のデータのみから、位置を計算
することも必要である。
きの測定について定性的に説明したが、実際の測定は、
アンテナエレメントからの送信電波の受信電界強度を各
無線受信装置で定量的に測定し、そのデータをもとに動
作要点部の位置を計算する。そして、この計算された位
置の時間的変化から、動作要点部の動きの大きさ、向き
などを求める。原理的には、一次元の直線上の移動であ
れば、一つの無線受信装置の受信電界強度から位置が決
定でき、二次元の平面上の動きであれば二台の無線受信
装置の受信電界強度で位置が決定できる。また三次元の
立体的な動きであれば3台の無線受信装置での受信電界
強度から位置が決定可能である。しかし実際には、身体
の陰で受信不能な状態もあるので、多数の無線受信装置
の配置が必要となる。図3、図4では無線受信装置14
aから14fは平面的に設置されていると仮定して位置
や動きの検出原理を説明したが、実際の無線受信装置の
配置は立体的に設置され、また各無線受信装置に設けら
れている受信アンテナは、指向性の高いアンテナ(八木
アンテナ、ヘリカルアンテナ、コーナレフレクタアンテ
ナなど)であるので、受信電界強度から位置を求めるに
は、これらの特性を考慮する必要がある。さらには、手
首などの動作要点部は、体の陰になることもあり、体の
反対側の無線受信装置では、距離による電波の減衰より
も大きな減衰を受けた受信電界強度となる。そのような
場合のためには、すべての無線受信装置からの受信電界
強度のデータを用いるのでなく、ある閾値より強く受信
されている無線受信装置のデータのみから、位置を計算
することも必要である。
【0018】以上説明したように、実際は、無線受信装
置のアンテナは立体的に配置され、動作要点部の位置は
3次元的に検出される。すなわち、無線受信装置の受信
アンテナの受信電界強度からベクトル演算等を用いて空
間的な座標を割り出し、その値を用いて演算・解析し被
測定者の動作要点部の向き・動きを検出し、動作状況を割
り出すことになる。しかしながら、ある動作要点部のア
ンテナエレメントが体の陰になり、無線受信装置の受信
電界強度の値が測定不能となったりして、位置検出が難
しい状態が生じることも考えられる。このような場合に
対処するため、他の動作要点部の計算できた位置の値か
ら検出できなかった動作要点部の位置を推定する。この
ために、あらかじめ、位置が検出できた動作要点部と位
置が検出できなかった動作要点部の組合せのパターンを
用意しておく。組合せのパターン例を図5に示す。これ
は、動作要点部の位置が受信した電界強度から検出でき
たかどうかを示していて、“1”は検出できた場合で、
“0”が検出できなかった場合である。
置のアンテナは立体的に配置され、動作要点部の位置は
3次元的に検出される。すなわち、無線受信装置の受信
アンテナの受信電界強度からベクトル演算等を用いて空
間的な座標を割り出し、その値を用いて演算・解析し被
測定者の動作要点部の向き・動きを検出し、動作状況を割
り出すことになる。しかしながら、ある動作要点部のア
ンテナエレメントが体の陰になり、無線受信装置の受信
電界強度の値が測定不能となったりして、位置検出が難
しい状態が生じることも考えられる。このような場合に
対処するため、他の動作要点部の計算できた位置の値か
ら検出できなかった動作要点部の位置を推定する。この
ために、あらかじめ、位置が検出できた動作要点部と位
置が検出できなかった動作要点部の組合せのパターンを
用意しておく。組合せのパターン例を図5に示す。これ
は、動作要点部の位置が受信した電界強度から検出でき
たかどうかを示していて、“1”は検出できた場合で、
“0”が検出できなかった場合である。
【0019】データ処理装置15のROM(リードオン
リメモリ)には、図5に示すように、ある動作要点部の
一つで位置が検出できなかった場合のパターンと、その
検出できなかった動作要点部の位置をどのような演算式
で計算して推定するかの式が記憶されている。図6にそ
の一つのパターンを例に詳細に示す。図6では最初の欄
が首の動作要点部で、次の欄が腰の動作要点部、その次
が右肩の動作要点部を示し、その各々の値は“1”であ
るので、位置が検出できていることを表している。最初
から9つ目の欄は左手首の動作要点部でその値は“0”
である。演算式の欄には、左手首の位置が検出出来なか
ったときに、他の動作要点部の位置から推定する計算式
が書かれている。この例では、左手首の位置が計算でき
ない場合とは、左手首が腹部に覆われる場合であると考
え、首の位置と腰の位置の中間にあると推定する。その
ため、演算式には(首の位置座表+腰の位置座標)/2
が記入されている。従って、左手首の位置が検出できな
かった場合には、ROMに記憶されている図5に示す検
出不能パターンの中から、左手首の動作要点部が“0”
である場合のパターンを抽出し、そこに書かれている演
算式を実行し、左手首の位置とする。この場合は、首の
位置座標が(a1,b1,c1)で、腰の位置座表が
(a2,b2,c2)であるとすると、((a1+a
2)/2,(b1+b2)/2,(c1+c2)/2)
を計算し左手首の動作要点部の位置とする。このように
することで、動作要点部のアンテナエレメントからの無
線電波が無線受信装置に届かないことが生じても、他の
動作要点部の位置から推定することができる。
リメモリ)には、図5に示すように、ある動作要点部の
一つで位置が検出できなかった場合のパターンと、その
検出できなかった動作要点部の位置をどのような演算式
で計算して推定するかの式が記憶されている。図6にそ
の一つのパターンを例に詳細に示す。図6では最初の欄
が首の動作要点部で、次の欄が腰の動作要点部、その次
が右肩の動作要点部を示し、その各々の値は“1”であ
るので、位置が検出できていることを表している。最初
から9つ目の欄は左手首の動作要点部でその値は“0”
である。演算式の欄には、左手首の位置が検出出来なか
ったときに、他の動作要点部の位置から推定する計算式
が書かれている。この例では、左手首の位置が計算でき
ない場合とは、左手首が腹部に覆われる場合であると考
え、首の位置と腰の位置の中間にあると推定する。その
ため、演算式には(首の位置座表+腰の位置座標)/2
が記入されている。従って、左手首の位置が検出できな
かった場合には、ROMに記憶されている図5に示す検
出不能パターンの中から、左手首の動作要点部が“0”
である場合のパターンを抽出し、そこに書かれている演
算式を実行し、左手首の位置とする。この場合は、首の
位置座標が(a1,b1,c1)で、腰の位置座表が
(a2,b2,c2)であるとすると、((a1+a
2)/2,(b1+b2)/2,(c1+c2)/2)
を計算し左手首の動作要点部の位置とする。このように
することで、動作要点部のアンテナエレメントからの無
線電波が無線受信装置に届かないことが生じても、他の
動作要点部の位置から推定することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明により以下の効果がある。 (1)無線技術を応用し、被測定者の動作要点部の周囲
に複数のアンテナエレメントを配置し、受信側で受信電
界強度を検出し、演算・解析することで被測定者の向き
や姿勢の動作データを確実に得ることが出来る。 (2)マーカの識別がむずかしい光学式と比較し、演算
処理が迅速に容易に行え、リアルタイムでのシステム運
用が可能となる。 (3)磁気式のように周辺に金属があると磁界が歪む問
題もなく、光学式のように周囲を幕で覆う必要がないな
ど、測定を行う場所の設定に苦労や手間がかかることが
ない。 (4)被測定者の自由度が増し、被測定者が動作できる
空間があれば、どのような場所でも測定を実施できる。 (5)一つの位置の検出が困難な動作要点部があって
も、他の既知の動作要点部の位置から推定することで、
検出不能の場合に対処可能である。
に複数のアンテナエレメントを配置し、受信側で受信電
界強度を検出し、演算・解析することで被測定者の向き
や姿勢の動作データを確実に得ることが出来る。 (2)マーカの識別がむずかしい光学式と比較し、演算
処理が迅速に容易に行え、リアルタイムでのシステム運
用が可能となる。 (3)磁気式のように周辺に金属があると磁界が歪む問
題もなく、光学式のように周囲を幕で覆う必要がないな
ど、測定を行う場所の設定に苦労や手間がかかることが
ない。 (4)被測定者の自由度が増し、被測定者が動作できる
空間があれば、どのような場所でも測定を実施できる。 (5)一つの位置の検出が困難な動作要点部があって
も、他の既知の動作要点部の位置から推定することで、
検出不能の場合に対処可能である。
【図1】本発明のモーシヨンキャプチャシステムの構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図2】光学式のモーシヨンキャプチャシステムの構成
図である。
図である。
【図3】動作要点部へのアンテナエレメントの設置例を
示す図である。
示す図である。
【図4】図3のアンテナエレメント設置例の動作要点部
が90度回転した場合の図である。
が90度回転した場合の図である。
【図5】位置検出不能の動作要点部の位置を推定するR
OMの内容を示す図である。
OMの内容を示す図である。
【図6】位置を推定するROMの内容の詳細図である。
11 被測定者 12a、12b、12c、12d、12e、12f 動
作要点部 13 無線送信装置 14a、14b、14c、14d、14e、14f 無
線受信装置 15 データ処理装置 31 手首 32a、32b、32c、32d アンテナエレメント
作要点部 13 無線送信装置 14a、14b、14c、14d、14e、14f 無
線受信装置 15 データ処理装置 31 手首 32a、32b、32c、32d アンテナエレメント
Claims (1)
- 【請求項1】 被測定者の動作要点部の動きを検出し、
シミュレートするモーションキャプチャシステムにおい
て、 被測定者の動作要点部の各々に複数個ずつ取り付けられ
たアンテナエレメントと、このアンテナエレメントの各
々を識別可能な無線信号を生成して各アンテナエレメン
トへ送出する無線送信装置と、前記アンテナエレメント
の各々から送信された無線信号を受信する複数の無線受
信装置と、この無線受信装置により受信された各無線信
号の受信電界強度から前記動作要点部の位置、動き、向
きの少なくとも1つを検出する処理手段とを備えたこと
を特徴とするモーションキャプチャシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000077439A JP2001265521A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | モーションキャプチャシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000077439A JP2001265521A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | モーションキャプチャシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001265521A true JP2001265521A (ja) | 2001-09-28 |
Family
ID=18595007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000077439A Pending JP2001265521A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | モーションキャプチャシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001265521A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020072518A (ko) * | 2002-08-27 | 2002-09-16 | 진영정보통신 주식회사 | 무선 기계식 모션캡쳐 |
JP2005337983A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Spice:Kk | モーションキャプチャー方法及びシステム |
US7432810B2 (en) | 2003-03-11 | 2008-10-07 | Menache Llc | Radio frequency tags for use in a motion tracking system |
WO2009083226A2 (de) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Amedo Smart Tracking Solutions Gmbh | Verfahren zur bewegungserfassung |
US7674184B2 (en) | 2002-08-01 | 2010-03-09 | Creative Kingdoms, Llc | Interactive water attraction and quest game |
US7850527B2 (en) | 2000-02-22 | 2010-12-14 | Creative Kingdoms, Llc | Magic-themed adventure game |
US7878905B2 (en) | 2000-02-22 | 2011-02-01 | Creative Kingdoms, Llc | Multi-layered interactive play experience |
US8089458B2 (en) | 2000-02-22 | 2012-01-03 | Creative Kingdoms, Llc | Toy devices and methods for providing an interactive play experience |
JP2012088333A (ja) * | 2012-01-04 | 2012-05-10 | Q Factor Inc | 距離検出装置 |
WO2012141809A1 (en) * | 2011-02-28 | 2012-10-18 | Qualcomm Incorporated | Using multiple antennas to improve ranging availability |
US8608535B2 (en) | 2002-04-05 | 2013-12-17 | Mq Gaming, Llc | Systems and methods for providing an interactive game |
US8702515B2 (en) | 2002-04-05 | 2014-04-22 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming system using RFID-tagged toys |
US8753165B2 (en) | 2000-10-20 | 2014-06-17 | Mq Gaming, Llc | Wireless toy systems and methods for interactive entertainment |
US8758136B2 (en) | 1999-02-26 | 2014-06-24 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming systems and methods |
CN104464431A (zh) * | 2014-12-15 | 2015-03-25 | 北京科东电力控制系统有限责任公司 | 一种电力安全培训实体仿真系统 |
GB2522892A (en) * | 2014-02-08 | 2015-08-12 | Nimble Devices Oy | Method and system for determining spatial position of receiving device |
US9446319B2 (en) | 2003-03-25 | 2016-09-20 | Mq Gaming, Llc | Interactive gaming toy |
JPWO2019044629A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2020-08-27 | 株式会社村田製作所 | 位置推定システム |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000077439A patent/JP2001265521A/ja active Pending
Cited By (81)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9861887B1 (en) | 1999-02-26 | 2018-01-09 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming systems and methods |
US8888576B2 (en) | 1999-02-26 | 2014-11-18 | Mq Gaming, Llc | Multi-media interactive play system |
US8758136B2 (en) | 1999-02-26 | 2014-06-24 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming systems and methods |
US10300374B2 (en) | 1999-02-26 | 2019-05-28 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming systems and methods |
US9186585B2 (en) | 1999-02-26 | 2015-11-17 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming systems and methods |
US9468854B2 (en) | 1999-02-26 | 2016-10-18 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming systems and methods |
US9731194B2 (en) | 1999-02-26 | 2017-08-15 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming systems and methods |
US9713766B2 (en) | 2000-02-22 | 2017-07-25 | Mq Gaming, Llc | Dual-range wireless interactive entertainment device |
US9474962B2 (en) | 2000-02-22 | 2016-10-25 | Mq Gaming, Llc | Interactive entertainment system |
US7878905B2 (en) | 2000-02-22 | 2011-02-01 | Creative Kingdoms, Llc | Multi-layered interactive play experience |
US8089458B2 (en) | 2000-02-22 | 2012-01-03 | Creative Kingdoms, Llc | Toy devices and methods for providing an interactive play experience |
US8164567B1 (en) | 2000-02-22 | 2012-04-24 | Creative Kingdoms, Llc | Motion-sensitive game controller with optional display screen |
US8169406B2 (en) | 2000-02-22 | 2012-05-01 | Creative Kingdoms, Llc | Motion-sensitive wand controller for a game |
US9814973B2 (en) | 2000-02-22 | 2017-11-14 | Mq Gaming, Llc | Interactive entertainment system |
US8184097B1 (en) | 2000-02-22 | 2012-05-22 | Creative Kingdoms, Llc | Interactive gaming system and method using motion-sensitive input device |
US7850527B2 (en) | 2000-02-22 | 2010-12-14 | Creative Kingdoms, Llc | Magic-themed adventure game |
US8915785B2 (en) | 2000-02-22 | 2014-12-23 | Creative Kingdoms, Llc | Interactive entertainment system |
US9579568B2 (en) | 2000-02-22 | 2017-02-28 | Mq Gaming, Llc | Dual-range wireless interactive entertainment device |
US8368648B2 (en) | 2000-02-22 | 2013-02-05 | Creative Kingdoms, Llc | Portable interactive toy with radio frequency tracking device |
US10307671B2 (en) | 2000-02-22 | 2019-06-04 | Mq Gaming, Llc | Interactive entertainment system |
US7896742B2 (en) | 2000-02-22 | 2011-03-01 | Creative Kingdoms, Llc | Apparatus and methods for providing interactive entertainment |
US8475275B2 (en) | 2000-02-22 | 2013-07-02 | Creative Kingdoms, Llc | Interactive toys and games connecting physical and virtual play environments |
US8491389B2 (en) | 2000-02-22 | 2013-07-23 | Creative Kingdoms, Llc. | Motion-sensitive input device and interactive gaming system |
US9149717B2 (en) | 2000-02-22 | 2015-10-06 | Mq Gaming, Llc | Dual-range wireless interactive entertainment device |
US8686579B2 (en) | 2000-02-22 | 2014-04-01 | Creative Kingdoms, Llc | Dual-range wireless controller |
US8814688B2 (en) | 2000-02-22 | 2014-08-26 | Creative Kingdoms, Llc | Customizable toy for playing a wireless interactive game having both physical and virtual elements |
US10188953B2 (en) | 2000-02-22 | 2019-01-29 | Mq Gaming, Llc | Dual-range wireless interactive entertainment device |
US8708821B2 (en) | 2000-02-22 | 2014-04-29 | Creative Kingdoms, Llc | Systems and methods for providing interactive game play |
US8790180B2 (en) | 2000-02-22 | 2014-07-29 | Creative Kingdoms, Llc | Interactive game and associated wireless toy |
US10307683B2 (en) | 2000-10-20 | 2019-06-04 | Mq Gaming, Llc | Toy incorporating RFID tag |
US8753165B2 (en) | 2000-10-20 | 2014-06-17 | Mq Gaming, Llc | Wireless toy systems and methods for interactive entertainment |
US9320976B2 (en) | 2000-10-20 | 2016-04-26 | Mq Gaming, Llc | Wireless toy systems and methods for interactive entertainment |
US9931578B2 (en) | 2000-10-20 | 2018-04-03 | Mq Gaming, Llc | Toy incorporating RFID tag |
US9480929B2 (en) | 2000-10-20 | 2016-11-01 | Mq Gaming, Llc | Toy incorporating RFID tag |
US8961260B2 (en) | 2000-10-20 | 2015-02-24 | Mq Gaming, Llc | Toy incorporating RFID tracking device |
US9737797B2 (en) | 2001-02-22 | 2017-08-22 | Mq Gaming, Llc | Wireless entertainment device, system, and method |
US9393491B2 (en) | 2001-02-22 | 2016-07-19 | Mq Gaming, Llc | Wireless entertainment device, system, and method |
US8913011B2 (en) | 2001-02-22 | 2014-12-16 | Creative Kingdoms, Llc | Wireless entertainment device, system, and method |
US8248367B1 (en) | 2001-02-22 | 2012-08-21 | Creative Kingdoms, Llc | Wireless gaming system combining both physical and virtual play elements |
US10758818B2 (en) | 2001-02-22 | 2020-09-01 | Mq Gaming, Llc | Wireless entertainment device, system, and method |
US8384668B2 (en) | 2001-02-22 | 2013-02-26 | Creative Kingdoms, Llc | Portable gaming device and gaming system combining both physical and virtual play elements |
US10179283B2 (en) | 2001-02-22 | 2019-01-15 | Mq Gaming, Llc | Wireless entertainment device, system, and method |
US9162148B2 (en) | 2001-02-22 | 2015-10-20 | Mq Gaming, Llc | Wireless entertainment device, system, and method |
US8711094B2 (en) | 2001-02-22 | 2014-04-29 | Creative Kingdoms, Llc | Portable gaming device and gaming system combining both physical and virtual play elements |
US10507387B2 (en) | 2002-04-05 | 2019-12-17 | Mq Gaming, Llc | System and method for playing an interactive game |
US8702515B2 (en) | 2002-04-05 | 2014-04-22 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming system using RFID-tagged toys |
US10478719B2 (en) | 2002-04-05 | 2019-11-19 | Mq Gaming, Llc | Methods and systems for providing personalized interactive entertainment |
US9272206B2 (en) | 2002-04-05 | 2016-03-01 | Mq Gaming, Llc | System and method for playing an interactive game |
US8827810B2 (en) | 2002-04-05 | 2014-09-09 | Mq Gaming, Llc | Methods for providing interactive entertainment |
US9463380B2 (en) | 2002-04-05 | 2016-10-11 | Mq Gaming, Llc | System and method for playing an interactive game |
US8608535B2 (en) | 2002-04-05 | 2013-12-17 | Mq Gaming, Llc | Systems and methods for providing an interactive game |
US9616334B2 (en) | 2002-04-05 | 2017-04-11 | Mq Gaming, Llc | Multi-platform gaming system using RFID-tagged toys |
US10010790B2 (en) | 2002-04-05 | 2018-07-03 | Mq Gaming, Llc | System and method for playing an interactive game |
US11278796B2 (en) | 2002-04-05 | 2022-03-22 | Mq Gaming, Llc | Methods and systems for providing personalized interactive entertainment |
US8226493B2 (en) | 2002-08-01 | 2012-07-24 | Creative Kingdoms, Llc | Interactive play devices for water play attractions |
US7674184B2 (en) | 2002-08-01 | 2010-03-09 | Creative Kingdoms, Llc | Interactive water attraction and quest game |
KR20020072518A (ko) * | 2002-08-27 | 2002-09-16 | 진영정보통신 주식회사 | 무선 기계식 모션캡쳐 |
US7432810B2 (en) | 2003-03-11 | 2008-10-07 | Menache Llc | Radio frequency tags for use in a motion tracking system |
US9393500B2 (en) | 2003-03-25 | 2016-07-19 | Mq Gaming, Llc | Wireless interactive game having both physical and virtual elements |
US8373659B2 (en) | 2003-03-25 | 2013-02-12 | Creative Kingdoms, Llc | Wirelessly-powered toy for gaming |
US9770652B2 (en) | 2003-03-25 | 2017-09-26 | Mq Gaming, Llc | Wireless interactive game having both physical and virtual elements |
US11052309B2 (en) | 2003-03-25 | 2021-07-06 | Mq Gaming, Llc | Wireless interactive game having both physical and virtual elements |
US9039533B2 (en) | 2003-03-25 | 2015-05-26 | Creative Kingdoms, Llc | Wireless interactive game having both physical and virtual elements |
US10583357B2 (en) | 2003-03-25 | 2020-03-10 | Mq Gaming, Llc | Interactive gaming toy |
US9993724B2 (en) | 2003-03-25 | 2018-06-12 | Mq Gaming, Llc | Interactive gaming toy |
US10369463B2 (en) | 2003-03-25 | 2019-08-06 | Mq Gaming, Llc | Wireless interactive game having both physical and virtual elements |
US10022624B2 (en) | 2003-03-25 | 2018-07-17 | Mq Gaming, Llc | Wireless interactive game having both physical and virtual elements |
US9446319B2 (en) | 2003-03-25 | 2016-09-20 | Mq Gaming, Llc | Interactive gaming toy |
US9707478B2 (en) | 2003-03-25 | 2017-07-18 | Mq Gaming, Llc | Motion-sensitive controller and associated gaming applications |
US8961312B2 (en) | 2003-03-25 | 2015-02-24 | Creative Kingdoms, Llc | Motion-sensitive controller and associated gaming applications |
JP2005337983A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Spice:Kk | モーションキャプチャー方法及びシステム |
US9675878B2 (en) | 2004-09-29 | 2017-06-13 | Mq Gaming, Llc | System and method for playing a virtual game by sensing physical movements |
WO2009083226A2 (de) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Amedo Smart Tracking Solutions Gmbh | Verfahren zur bewegungserfassung |
WO2009083226A3 (de) * | 2007-12-21 | 2009-09-17 | Amedo Smart Tracking Solutions Gmbh | Verfahren zur bewegungserfassung |
JP2011514506A (ja) * | 2007-12-21 | 2011-05-06 | アメド スマート トラッキング ソリューションズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | モーションキャプチャ方法 |
WO2012141809A1 (en) * | 2011-02-28 | 2012-10-18 | Qualcomm Incorporated | Using multiple antennas to improve ranging availability |
JP2012088333A (ja) * | 2012-01-04 | 2012-05-10 | Q Factor Inc | 距離検出装置 |
GB2522892A (en) * | 2014-02-08 | 2015-08-12 | Nimble Devices Oy | Method and system for determining spatial position of receiving device |
CN104464431A (zh) * | 2014-12-15 | 2015-03-25 | 北京科东电力控制系统有限责任公司 | 一种电力安全培训实体仿真系统 |
JPWO2019044629A1 (ja) * | 2017-08-31 | 2020-08-27 | 株式会社村田製作所 | 位置推定システム |
JP7374408B2 (ja) | 2017-08-31 | 2023-11-07 | 株式会社村田製作所 | 位置推定システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001265521A (ja) | モーションキャプチャシステム | |
US10481237B2 (en) | Method and apparatus for using gestures to control a measurement device | |
Wang et al. | Accurate and real-time 3-D tracking for the following robots by fusing vision and ultrasonar information | |
US7405725B2 (en) | Movement detection device and communication apparatus | |
CN109633632B (zh) | 一种头戴显示设备,手柄及其定位追踪方法 | |
US20080318684A1 (en) | Position location system using multiple position location techniques | |
CN112040394B (zh) | 一种基于ai深度学习算法的蓝牙定位方法及系统 | |
CN105916462A (zh) | 光学跟踪系统 | |
US10416305B2 (en) | Positioning device and positioning method | |
CA3041958A1 (en) | Wearable motion tracking system | |
CN106291455A (zh) | 基于运动状态信息的定位装置及方法 | |
JP2003514298A (ja) | モーション・キャプチャ・データの捕捉方法 | |
CN110069134A (zh) | 一种利用无线电射频信号还原手部空中移动轨迹的方法 | |
US20070237029A1 (en) | Frequency matched relative position tracking system | |
JPH1130659A (ja) | 移動体の位置決定および追跡装置 | |
CN209916004U (zh) | 一种光学与惯性混合动作捕捉系统 | |
WO2019021017A1 (en) | MONITORING VISUAL AND INERTIAL MOVEMENT | |
CN108896984A (zh) | 一种基于射频单频连续波的运动物体定位跟踪方法 | |
JP2006003157A (ja) | 位置検出システム | |
CN113536552A (zh) | 一种人体姿态可视化跟踪系统 | |
Zheng et al. | Through-Wall Human Pose Reconstruction Based on Cross-Modal Learning and Self-Supervised Learning | |
CN115291167B (zh) | 一种基于超声波短基线阵列的人体姿态捕获及定位方法 | |
CN114562993A (zh) | 一种轨迹处理方法、装置及电子设备 | |
KR100373758B1 (ko) | 2축 2센서 방식에 의한 인체 동작 범위 인지용 무선모션캡처장치 | |
KR100777600B1 (ko) | 상대위치좌표를 이용한 모션캡처 방법 및 시스템 |