JP2001265488A - オイル塗布用冶具及び塗布方法 - Google Patents

オイル塗布用冶具及び塗布方法

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JP2001265488A
JP2001265488A JP2000081944A JP2000081944A JP2001265488A JP 2001265488 A JP2001265488 A JP 2001265488A JP 2000081944 A JP2000081944 A JP 2000081944A JP 2000081944 A JP2000081944 A JP 2000081944A JP 2001265488 A JP2001265488 A JP 2001265488A
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oil
jig
key
keyboard
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Yasushiro Fujimoto
靖史郎 藤本
Yasuhiro Matsunaga
靖宏 松永
Jun Sato
潤 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多大な設備投資を必要とせず、かつ、複数の
キー穴に対し効率的にオイル塗布を行なう。 【解決手段】 冶具本体1にキー穴への挿入部3を複数
取付けている。挿入部3は、キーボードのキー穴の配列
に習って配列されている。挿入部3の各先端部に所定量
のオイルを付着させ、キーボードの筐体に形成された各
キー穴に対し、各挿入部3を挿入する。そして、各キー
穴の必要部分に一時にオイルを塗布する。各キー穴に
は、余分なオイルを付着させることがなく、余分なオイ
ルに起因する動作不良を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン用キーボ
ード等の筐体と、それに装着されるキーとの摺動部分に
おける摩耗防止を主な目的として、キーボードの筐体に
形成されたキー穴の摺動面にオイルを塗布するための技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、パソコン用キーボードは、経
済性を重視してその筐体及びキーに樹脂成型品を用い、
該筐体のキー穴とキーの樹脂面を互いに接触させる構造
を採用している。また、キーボードは作業者が直接手で
触れて操作するものゆえ、良好なキーの操作感を備える
必要がある。よって、キーボードの筐体に形成されたキ
ー穴と、キーとの摺動部分には、一定以上の嵌め合い精
度と良好な摺動性とが要求される。
【0003】以上の要求を満足し、キー穴と、キーとの
摺動部分の摩耗を防止するために、従来から、キーボー
ドの筐体に形成されたキー穴とキーとの摺動部分には、
オイル(シリコンオイル等)を塗布している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、キーボードの筐
体に形成されたキー穴とキーとの摺動部分にオイルの塗
布作業を行なうに際し、余分なオイルを付着させること
に起因する動作不良を防ぐため、キー穴の必要部分(具
体的には四隅の部分)にのみ適量のオイル塗布を行なう
必要がある。したがって、従来は、作業者が複数のキー
穴の一つ一つに対し、その必要部分を狙って、手作業で
オイルの塗布を行なっていた。
【0005】しかしながら、デスクトップパソコンのキ
ーボードには、通常、1台当り100箇所以上のキー穴
が形成されているため、各穴に対し手作業でオイルの塗
布を行なうことは、極めて非効率である。そこで、オイ
ルの塗布作業を自動化すべく、オイル噴射ノズルの角度
や位置などを自由に制御することが可能なロボットを利
用して、オイルを吹き付ける等の手法も考えられている
が、かかる手法では、大きな設備投資が必要となる。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、多大な設備投資を必要
とせず、かつ、複数のキー穴に対し効率的にオイル塗布
を行なうことを可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の請求項1に係るオイル塗布用冶具は、キー
ボードの筐体に形成されたキー穴の摺動面にオイルを塗
布する冶具であって、前記キー穴の各々に挿入する複数
の挿入部を、キーボードのキー穴の配列に倣って支持す
る冶具本体と、前記挿入部の各先端部に所定量のオイル
を付着させるオイル供給手段とを備えることを特徴とす
る。
【0008】本発明によると、冶具本体に支持される挿
入部は、キーボードのキー穴の配列に倣って配列されて
いることから、前記オイル供給手段によって前記挿入部
の各先端部に所定量のオイルを付着させ、キーボードの
筐体に形成された各キー穴に対し前記挿入部を挿入する
ことにより、全てのキー穴の摺動面に対し、一時にオイ
ル塗布を行なうことが可能である。
【0009】また、本発明の請求項2に係るオイル塗布
用冶具では、前記挿入部は、前記キー穴の特定部分にの
み当接する形状を有するものである。この構成により、
キーボードの筐体に形成された各キー穴に対し前記挿入
部を挿入することで、前記キー穴の特定部分にのみオイ
ルを塗布する。
【0010】また、本発明の請求項3に係るオイル塗布
用冶具では、前記冶具本体は、前記挿入部の位置を概略
的に決定し固定する機能を有する基部と、該基部に対し
取付けて用い前記挿入部の位置を正確に決定する機能を
有する位置決め部とを備えている。
【0011】本発明によれば、オイル塗布を行なうキー
穴の位置が変更される場合でも、前記基部に対し前記位
置決め部の交換をすることで、変更後のキー穴の位置に
対し、前記挿入部の位置決めを正確に行なう。
【0012】また、本発明の請求項4に係るオイル塗布
用冶具では、前記位置決め部に、キーボードの構成部品
であってキー位置を決定するものを利用している。この
構成により、当該冶具の前記挿入部とキーボードのキー
穴の位置決め基準を共通化する。
【0013】さらに、本発明の請求項5に係るオイル塗
布用冶具では、前記オイル供給手段は、前記挿入部の全
てを当接させて各先端部に所定量のオイルを付着させる
オイルパッドを用いる。本発明によれば、前記挿入部の
先端部にオイルを付着させるオイル供給手段として、冶
具本体と別体のオイルパッドを用いることで、冶具本体
の構造を簡単にし、かつ、オイル供給量の管理を、冶具
本体の取扱いとは別個に行なうことで、かかる管理を単
純化する。
【0014】また、上記課題を解決するための本発明の
請求項6に係るオイル塗布方法は、キーボードの筐体に
形成されたキー穴の摺動面にオイルを塗布する方法であ
って、キーボードのキー穴の配列と一致する位置にオイ
ルを付着させた冶具を、前記キーボードの筐体に形成さ
れたキー穴に位置合わせして挿通し、各キー穴の摺動面
に一時にオイルを塗布することを特徴とするものであ
り、複雑な構造を持たない冶具によって、キーボードの
筐体に形成された複数のキー穴の摺動面に対し、効率的
にオイルを塗布する。
【0015】また、本発明の請求項7に係るオイル塗布
方法は、前記冶具の操作を、手作業で行なうものであ
り、本発明の実施に、複雑な駆動装置や制御装置等を用
いることはない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0017】本発明の実施の形態に係るオイル塗布用冶
具を、図5に概略的に示している。当該オイル塗布用冶
具は、キーボードのトップエンクロージャを概略覆うこ
とが可能な大きさの概略長方形の板に、キー穴への挿入
部を複数取付けた冶具本体1と、前記挿入部の全てを当
接させて、各挿入部先端部に所定量のオイルを付着させ
るオイルパッド2とを有するものである。前記挿入部
は、その先端部にオイルを付着させ、キー穴へと挿入す
るに適した形状を有する。以下に、当該オイル塗布用冶
具の詳細な構造についての説明を行なう。
【0018】図1は、冶具本体1を断面で示したもので
ある。冶具本体1は、挿入部3と基部4と位置決め部5
とで構成されている。そして、基部4は、複数の挿入部
3の位置を概略的に決定しかつ固定する機能を有してい
る。また、位置決め部5は、基部4に取付けて用いるこ
とで、挿入部3による概略的な位置決めを補完し、挿入
部3の位置を正確に決定する機能を有している。
【0019】基部4は図2に示すようにプレート状の部
材であり、複数の穴や凹部が形成されている。図2にお
いて、特に符号を示していない大多数の穴は、基部4に
対し挿入部3を概略的に位置決めし、かつ、固定するた
めの、止ねじ用貫通穴である(図1には、当該貫通穴に
符号4aを付して示している。)。当該貫通穴は、キー
ボードのキーの配列に倣って配置されている。しかも、
キーボードの仕向地毎に異なるキーの配列にも対応可能
とするため、複数のキー配列パターンに対応した位置
に、貫通穴を形成している。また、穴4bは、図1に示
すハンドル7を固定するための、止ねじ用貫通穴であ
る。また、穴4cは、位置決め部5を基部4に固定する
ための、止ねじ用貫通穴である。さらに、符号4d、4
eで示す部分は凹部であり、位置決め部5に設けられ
た、位置決め用のピン5a(図1)を嵌め合わせること
により、基部4に対する位置決め部5の位置出しを行な
うものである。
【0020】位置決め部5は、冶具専用の部品として構
成しても良いが、本発明の実施の形態では、キーボード
のエンクロージャ内部に固定されるフレーム(キーボー
ドフレーム)をそのまま用いている。当該フレームは、
キーボード内部に組み込まれてキー位置を決定する機能
を有する部品である。当該フレームには、通常、エンク
ロージャとの位置決め用のピン5aや脚部5b、5c等
の、位置出し手段を複数備えていているので、これら位
置出し手段を利用して、基部4に対する位置出しを正確
に行なうことができる。
【0021】なお、独立したキーボードフレームを持た
ずトップエンクロージャがキーボードフレームを兼ねる
構造のキーボードに対し、オイル塗布を行なう場合に
は、当該トップエンクロージャの必要部分(位置出し手
段として利用できる部分)を切り取って、位置決め部5
として用いることも可能である。
【0022】図3には、挿入部3の上面(a)、側面
(b)及び下面 (c)を示している。挿入部3の上端部3
aは円錐台状をなし、中間部3bは、位置決め部5のキ
ー穴5d(図1)に対し、高い精度で勘合することが可
能な矩形断面を有している。また、下端部3cは、キー
ボードのトップエンクロージャ6に形成されたキー穴6
a(図4参照)に挿通することが可能な矩形断面を有し、
四隅の部分3dのみ脚状に延びている。さらに、挿入部
3の中心部には、貫通穴3eを形成している。
【0023】挿入部3は、図1に示すように、中間部3
bを位置決め部5のキー穴5bに挿通した状態で、上端
部3aを基部4の表面に当接させる。このとき、挿入部
3は、位置決め部のキー穴5bによって正確に位置決め
される。かかる状態で、概略的に一致する挿入部3の貫
通穴3e(図3)と基部4の貫通穴4aとに対し、止ね
じ(図示省略)を挿通することにより、基部4に挿入部3
を固定することができる。
【0024】図5に示すオイルパッド2は、冶具本体1
に固定された複数の挿入部3の全てを当接させて、各挿
入部3先端部に所定量のオイルを付着させることができ
るように、冶具本体に対して若干大きく所定の深さを有
する器状容器を有し、その内部に、ウレタンフォーム等
吸湿性のシート2aを敷いたものである。そして、シー
ト2aに指定量のオイルを染込ませて用いる。
【0025】ここで、上記オイル塗布用冶具により、キ
ーボードのトップエンクロージャ6に形成されたキー穴
6aの摺動面6bにオイルを塗布する手順を説明する。
【0026】まず、作業者が冶具本体1のハンドル7を
持って、オイルパッド2のシート2aに挿入部3を押し
付ける。挿入部3の下端部3cは四隅の部分3dのみ脚
状に延びているので、この四隅の部分3dがシート2a
にめり込み、シート2aから染み出したオイルを、適量
だけ四隅の部分3dに付着させる。
【0027】続いて、作業者は、冶具本体1を持ち上
げ、キーボードのトップエンクロージャ6の裏面から、
各キー穴6aへと各挿入部3を挿入する。そして、挿入
部3の四隅の部分3dに付着したオイルを、各キー穴の
摺動面6bにのみ転写し、一時に塗布作業を完了する。
【0028】以上の作業を繰り返すことにより、キーボ
ードのトップエンクロージャ6に形成された各キー穴6
aに対するオイルの塗布作業を進めることができる。
【0029】上記構成をなす本発明の実施の形態により
得られる作用効果は、以下の通りである。まず、冶具本
体1に支持される挿入部3は、キーボードのキー穴の配
列に倣って配列されていることから、オイルパッド2に
よって挿入部3の各先端部(四隅の部分)3dに所定量の
オイルを付着させ、キーボードの筐体に形成された各キ
ー穴に対し挿入部3を挿入することにより、全てのキー
穴6aの摺動面6bに対し、一時にオイル塗布を行なう
ことが可能となる。
【0030】挿入部3は、キー穴の特定部分(摺動面)6
bにのみ当接するように、四隅の部分3dを脚状に伸ば
した形状を有するものである。よって、キーボードの筐
体に形成された各キー穴6aに対し挿入部3を挿入する
ことのみにより、キー穴6aの摺動面6b(図4)にの
みオイルを塗布することが可能となる。よって、キー穴
6aに余分なオイルを付着させることに起因する動作不
良を防ぐ事ことができる。
【0031】また、冶具本体1は、基部4と位置決め部
5とを有し、基部4の貫通穴4aと挿入部3の貫通穴3
eとを概略一致させて、止ねじで固定することが可能で
あるすなわち、基部4は、挿入部3の位置を概略的に決
定し固定する機能を有するものである。また、位置決め
部5は基部4に対し正確に位置決めされ、挿入部3は位
置決め部5のキー穴5bによって正確に位置決めされ
る。よって、位置決め部5は、基部4に対し取付けて用
いることで、挿入部3の位置を正確に決定する機能を有
するものである。
【0032】そして、オイル塗布を行なうキー穴の位置
が変更される場合でも、基部4を変更することなく位置
決め部5のみ交換することで、変更後のキー穴の位置に
対し、挿入部3の位置決めを正確に行なうことが可能と
なる。よって、冶具本体1は、高い汎用性を備えるもの
である。なお、基部4の貫通穴4aは、キーボードの仕
向地毎に異なるキーの配列にも対応可能とするため、複
数のパターンのキー配列対応した位置に形成しており、
位置決め部5を変更しても、挿入部3の固定を確実に行
なうことが可能である。
【0033】さらに、位置決め部5に、キーボードの構
成部品であってキー位置を決定するキーボードフレーム
をそのまま利用しているので、冶具本体1における挿入
部3の位置決め基準と、キーボードのキー穴の位置決め
基準とを共通化することができる。よって、冶具本体1
挿入部3の配列を、キーボードの筐体に形成されたキー
穴6aの配列と、確実に一致させることができる。
【0034】また、挿入部3の各先端部3dに所定量の
オイルを付着させるオイル供給手段として、冶具本体と
は別体のオイルパッド2を用い、冶具本体の構造を簡単
にしている。また、挿入部3をシート2aに押し付け、
シート2aから染み出すオイルを挿入部3の先端部分3
dに付着させるので、オイル供給量の管理を、冶具本体
の取扱いとは別個に、オイルパッド2へのオイルの補充
量を管理することにより行なうことができる。よって、
挿入部3の先端部分3dに付着させるオイル量の管理が
容易となり、使い勝手を向上させることができる。
【0035】以上のごとく、本発明の実施の形態によれ
ば、複雑な構造を持たない冶具本体1によって、手作業
で、キーボードの筐体に形成された複数のキー穴の摺動
面に対し、効率的にオイルを塗布することが可能とな
る。
【0036】ところで、基部4は上記のごとくプレート
状の部材である必要はなく、例えば、枠体に挿入部3の
位置を概略的に決定し固定する機能持たせて、基部4と
して用いることも可能である。また、基部4自体にオイ
ルタンクを内蔵させ、各挿入部3に対し直接的にオイル
を供給することも可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
オイル塗布用冶具によれば、多大な設備投資を必要とせ
ず、かつ、複数のキー穴に対し効率的にオイル塗布を行
なうことが可能となる。
【0038】また、本発明の請求項2に係るオイル塗布
用冶具によれば、キーボードの筐体に形成された各キー
穴の特定部分にのみオイルを塗布することが可能とな
り、余分なオイルを付着させることに起因する動作不良
を防ぐことができる。
【0039】また、本発明の請求項3に係るオイル塗布
用冶具によれば、その汎用性を高めることができる。さ
らに、請求項4記載の発明によれば、前記挿入部の配列
を、キーボードの筐体に形成されたキー穴と確実に一致
させることができる。また、本発明の請求項5に係るオ
イル塗布用冶具によれば、前記挿入部へのオイル供給量
の管理を単純化し、使い勝手を向上させることができ
る。
【0040】また、本発明の請求項6に係るオイル塗布
方法によれば、多大な設備投資を必要とせず、かつ、複
数のキー穴に対し効率的にオイル塗布を行なうことをが
可能となる。さらに、本発明の請求項7に係るオイル塗
布方法によれば、本発明の実施に、複雑な駆動装置や制
御装置等を用いることなく、効率的にオイル塗布を行な
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るオイル塗布用冶具
の、冶具本体を示す断面図である。
【図2】図1に示す冶具本体の基部を示す単体図であ
る。
【図3】図1に示す冶具本体の挿入部を示す図であり、
(a)は上面を、(b)は側面を、(c)は下面を夫々示し
ている。
【図4】キーボードのトップエンクロージャに形成され
たキー穴を示す図であり、(a)上面を、(b)は断面を示
している。
【図5】本発明の実施の形態に係るオイル塗布用冶具の
該略図である。
【符号の説明】
1 冶具本体 2 オイルパッド 3 挿入部 4 基部 5 位置決め部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 潤 神奈川県藤沢市片瀬1丁目1番1号 ミネ ベア株式会社藤沢製作所内 Fターム(参考) 4D075 AC47 CA09 CA47 DA19 DA23 DB31 DC19 EA37 4F040 AA12 AA20 AA32 AB08 AC01 BA02 BA09 CA02 CA12 5B020 DD51

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボードの筐体に形成されたキー穴の
    摺動面にオイルを塗布する冶具であって、前記キー穴の
    各々に挿入する複数の挿入部を、キーボードのキー穴の
    配列に倣って支持する冶具本体と、前記挿入部の各先端
    部に所定量のオイルを付着させるオイル供給手段とを備
    えることを特徴とするオイル塗布用冶具。
  2. 【請求項2】 前記挿入部は、前記キー穴の特定部分に
    のみ当接する形状を有することを特徴とする請求項1記
    載のオイル塗布用冶具。
  3. 【請求項3】 前記冶具本体は、前記挿入部の位置を概
    略的に決定し固定する機能を有する基部と、該基部に対
    し取付けて用い前記挿入部の位置を正確に決定する機能
    を有する位置決め部とを備えることを特徴とする請求項
    1又は2記載のオイル塗布用冶具。
  4. 【請求項4】 前記位置決め部に、キーボードの構成部
    品であってキー位置を決定するものを利用したことを特
    徴とする請求項3記載のオイル塗布用冶具。
  5. 【請求項5】 前記オイル供給手段は、前記挿入部の全
    てを当接させて各先端部に所定量のオイルを付着させる
    オイルパッドであることを特徴とする請求項1から4の
    いずれか1項記載のオイル塗布用冶具。
  6. 【請求項6】 キーボードの筐体に形成されたキー穴の
    摺動面にオイルを塗布する方法であって、キーボードの
    キー穴の配列と一致する位置にオイルを付着させた冶具
    を、前記キーボードの筐体に形成されたキー穴に位置合
    わせして挿通し、各キー穴の摺動面に一時にオイルを塗
    布することを特徴とするオイル塗布方法。
  7. 【請求項7】 前記冶具の操作を、手作業で行なうこと
    を特徴とする請求項6記載のオイル塗布方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101923974A (zh) * 2010-08-13 2010-12-22 深圳雷柏科技股份有限公司 键盘键孔打油装置及方法
US20120048704A1 (en) * 2010-08-26 2012-03-01 Chicony Electronics Co., Ltd. Keycap, keyboard with the same, jig for painting the same
CN113231260A (zh) * 2021-05-17 2021-08-10 杭州欧彬科技有限公司 一种键盘加工过程中键盘孔的润滑装置

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