JP2001265423A - デバイス診断方法 - Google Patents

デバイス診断方法

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JP2001265423A
JP2001265423A JP2000077765A JP2000077765A JP2001265423A JP 2001265423 A JP2001265423 A JP 2001265423A JP 2000077765 A JP2000077765 A JP 2000077765A JP 2000077765 A JP2000077765 A JP 2000077765A JP 2001265423 A JP2001265423 A JP 2001265423A
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JP2000077765A
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Takashi Noguchi
孝史 野口
Takeo Aizono
岳生 相薗
Teruji Sekozawa
照治 瀬古沢
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークに接続されたデバイスのリプレー
スにおいて、デバイス間でデバイスの自己の診断に関す
る情報(以下、履歴情報と示す)を効率的に受け渡し
し、デバイスのリプレースの時期を迅速、正確に判断す
ることとが困難であった。 【解決手段】上記目的を達成するために、各デバイスに
備えられたRAM(207)にてデバイスの履歴情報を管
理し、デバイスを制御するためのネットワークを使わず
に、例えば、無線通信装置(105)を使って、リプレ
ースするデバイスに履歴情報を送信し、履歴情報を受信
したデバイスは、その履歴情報に基づいてデバイス自身
の異常発生を予測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】デバイスを備えたシステムや
装置において、デバイスの追加やリプレースに関し、デ
バイスの履歴情報の交換を容易に行うデバイスの診断方
法に関する。なお、本明細書でデバイスとは、所定の機
能を発揮するものであって、置き換え可能なものを言
う。システム中の1部品でなくともよい。
【0002】
【従来の技術】(1)従来のデバイスの診断方式は、特
開平6−161541号公報に記載のようにデバイスの
診断結果の基準値を予め設定しておき、設定された値と
デバイスの診断結果を比較することによりデバイスの診
断を行っていた。
【0003】(2)制御用プロセスコンピュータと1つ
以上のデバイスがネットワークで接続されたシステムに
おいては、デバイスの診断に関する情報を制御用プロセ
スコンピュータで集中的に管理し、該情報をネットワー
ク経由で他のデバイスに送信することによりデバイスの
パラメータ設定、診断を行う方式が一般的に知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術(1)、
(2)に関する課題を示す。
【0005】予め設定されたデバイスの診断の基準値
は、一般的な環境における値である。しかし、各デバイ
スがおかれた環境はデバイス毎に少しずつ異なる。この
ため、この環境を考慮していない本従来技術では、正確
な診断が行えない。
【0006】デバイスの数は、大規模なシステムや装置
では数100〜数1000となる。個々のデバイスの履
歴情報を集中して管理するには、高速なネットワークと
高性能なコントローラが必要であり、コストの面から現
実的ではない。
【0007】上記(1)、(2)より、本発明では、以
下のことを達成することを目的とする。
【0008】各デバイスが設置されている環境を元に自
己の診断を行い、リプレースされるデバイスとリプレー
スするデバイス間で直接履歴情報の交換を行う。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、デバイスの環境を示す情報を収集し、収
集された情報を新たに置き換えられたデバイスをリプレ
イスするか否かの判断に用いる。ここで、環境を示す情
報とは、デバイスの機能に関するものであって、置き換
えを判断するために用いる情報である。
【0010】また、本発明は以下の構成であってもよ
い。デバイスの履歴情報を制御用プロセスコンピュータ
にて集中管理する際の課題を解決するため、各デバイス
にて自己の履歴情報を管理する。リプレースされるデバ
イスをネットワークに接続することにより、履歴情報の
送受信を行うことが可能である。しかし、この方式で
は、リプレースされるデバイスをネットワークに接続す
るためのコネクタを準備しなくてはならない。デバイス
から構成されるネットワークでは、デバイスをリプレー
スするための接続コネクタを備えていることは希であ
る。また、新たにリプレース用の接続コネクタをネット
ワークに設置することは手間、コストの面で効率的では
ない。
【0011】そこで、本発明では、通信装置を備えた各
デバイスにてデバイス自身の履歴情報を管理し、該通信
機器を使って直接他のデバイスに履歴情報を送信し、履
歴情報を受信したデバイスは、該履歴情報に基づいてデ
バイス自身の異常発生を予測する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明における実施例1を説明す
る。本発明における実施例1では、デバイスとして赤外
線を発光する発光器と赤外線を受光する受光器を備えた
赤外線式光センサを使用した例を示す。本実施例におけ
る赤外線式光センサは、発光器を使って赤外線を発光す
る。反射板を備えた物体が赤外線を遮断すると、赤外線
は反射板にて反射され、赤外線式光センサの受光器で受
光される。受光した赤外線の強度は、赤外線式光センサ
内部に備えられているホトダイオードが発生させる電圧
の値(赤外線式光センサの診断情報)を測定することに
より知ることができる。該電圧値の閾値を設定しておく
ことにより、赤外線式光センサは物体の通過を検知でき
る。本実施例では、赤外線式光センサが、該電圧の大き
さに関する時系列的な情報(以下、履歴情報と示す)を
赤外線式光センサの記憶装置に格納しておき、赤外線式
光センサをリプレースする際に、リプレースする赤外線
式光センサからリプレースされる赤外線式光センサに履
歴情報を無線通信機器を使って送信し、該電圧の値と履
歴情報を比較することにより、赤外線式光センサが備え
る発光器や受光器の異常発生を予測する診断方式を示
す。なお、該電圧の値は、赤外線式光センサに備えられ
た抵抗値にかかる電圧値をA/D変換機を介してCPUが読み
取ることにより測定できる。
【0013】図1に、赤外線式光センサの外観を示す。
赤外線を発光する発光器(101)と発光された赤外線
を受光する受光器(102)、履歴情報の送信を赤外線
式光センサに指示するボタン(103)、赤外線式光セ
ンサが反応したことやセンサ異常等を示す液晶パネル
(104)、無線通信装置(105)、デバイス間を接
続するネットワークケーブル(106)を示している。
レバー(103)は、押した後に、自動的にもとの位置
に戻る仕組みになっているが手動で戻す仕組みであって
もよい。無線用の通信機器に実装されるインターフェー
スとしてはBluetooth、IEEE802.1
1、HomeRF等がある。
【0014】図2は、赤外線式光センサの構成図であ
る。赤外線式光センサは、受光することにより起電力を
発生するホトダイオード(201)、回路に電圧を加え
る電池(202)、抵抗(203)、抵抗にかかる電圧
値を計測するA/D変換器(204)、該センサが反応
したことを示すコンパレータ(205)、CPU(20
6)、RAM(207)、赤外線式光センサの制御プロ
グラムを格納したROM(208)、履歴情報の送信を
該センサに指示するレバーとインターフェース(20
9)、液晶パネルとインターフェース(210)、デバ
イス間を接続する通信装置とインターフェース(21
1)、履歴情報を交換するための無線通信装置とインタ
ーフェース(212)、該スロットに該スロットが接続
されたことを検知するメモリレバー(213)、記憶媒
体と赤外線式光センサを接続するメモリスロット(21
4)、メモリレバー(213)とメモリスロット(21
4)のインターフェース(215)、赤外線を発光する
発光機(216)、各機器やインターフェースを接続す
るバス(217)からなる。赤外線式光センサは電池で
動作するものとするがネットワークから電力を供給する
構成でもよい。CPU(206)には、タイマが備えら
れている。ホトセンサ(201)に赤外線が照射される
とホトダイオードは赤外線の照射量に比例して起電力を
発生する。コンパレータ(205)に閾値を設定し、抵
抗(203)にかかる電圧が閾値を超えた場合に1を出
力するように設定する。CPU(206)は、コンパレ
ータ(205)の値を読み込むことにより受光を検知す
ることができる。抵抗(203)にかかる電圧の値は、
CPU(206)がA/D変換機(204)の値を読み
込むことにより取得できる。実施例1では、CPU(2
06)が受光を検知した時のA/D変換器(204)の
出力値と最初に赤外線を発光してからの経過時間を履歴
情報とする。CPU(206)が受光を検知した時のA
/D変換器(204)の出力値と検知回数を履歴情報と
してもよい。また、電圧値ではなく電流値でもよい。実
施例1においては、メモリレバー(213)、メモリス
ロット(214)、メモリレバー(213)とメモリス
ロット(214)のインターフェース(215)がない
構成でもよい。ホトトランジスタを使って赤外線式光セ
ンサを構成してもよい。赤外線式光センサの制御プログ
ラムは、ROMではなく不揮発性のRAMに格納しても
よいし、ネットワークを介してダウンロードしてもよ
い。
【0015】図3に赤外線式光センサの履歴情報のフォ
ーマットを示す。(a)は、他の赤外線式光センサから
受信した履歴情報のフォーマットである。履歴情報はR
AM(207)に格納する。(301)には履歴の数、
RAM(207)の残量を格納する。(302)には履
歴情報の大きさを格納する。(303)には履歴情報を
格納する。電圧値は赤外線式光センサが反応した時に抵
抗(203)にかかる電圧値である。時刻は赤外線式光
センサが反応した時の時刻である。該電圧値と該時刻を
セットにして格納する。(b)は、赤外線式光センサ自
身の履歴情報のフォーマットである。(304)には履
歴情報の大きさを格納する。(305)には該電圧値を
該時刻のセットを格納する。
【0016】図4に、赤外線式光センサのレバー(10
3)が押された際に赤外線式光センサが無線通信機器
(105)を使って送信するメッセージ(a)と該メッ
セージに対する応答メッセージ(b)のフォーマットを
示す。(a)には、レバーが押された赤外線式光センサ
が所有している履歴情報の数(401)、各履歴情報の
大きさ(402,403)が格納される。(b)には、
(a)を受信した赤外線式光センサが受信する履歴情報
の数が格納される。
【0017】図5に、履歴情報を送信する赤外線式光セ
ンサの処理フローを示す。レバー(103)は、赤外線
式光センサのRAM(207)に格納されている履歴情
報を送信するためのボタンあり、該レバー(103)を
押すことにより履歴情報を他の赤外線式光センサに送信
することができる。図4(a)に示すフォーマットのメ
ッセージを送信した後(501)、図4(b)に示すフ
ォーマットのメッセージを受信する。該メッセージを受
信すまでの間、赤外線式光タイムアウト監視を行う(5
02)。タイムアウトになれば、履歴情報の送信処理を
終了する。該メッセージを受信した後は、該メッセージ
に格納されている履歴情報の数(406)を参照して、
最新の履歴情報から、指定された数だけ送信する(50
3)。その後、正常終了通知を受信して送信処理を終了
する(504)。
【0018】図6に、履歴情報を受信する赤外線式光セ
ンサの処理フローを示す。赤外線式光センサは、図4
(a)に示すフォーマットのメッセージを受信する(6
01)。フォーマット(401)のメッセージを受信し
た赤外線式光センサは、受信したメッセージに記述され
ている履歴情報の数(401)と各履歴情報の大きさ
(402,403)を参照する。RAM(207)のメ
モリの残量と履歴情報の合計を比較して、記憶装置に全
ての履歴情報を受信できるだけのメモリの残量があるか
どうかの判断を行う(602)。十分なメモリの残量が
無い場合は、(401)と各履歴情報の大きさ(40
2,403)から、最初から何個の履歴情報を受信でき
るかを算出する(603)。その後、図4(b)に示す
フォーマットのメッセージに受信する履歴情報の数を格
納して送信する(604)。なお、記憶装置に十分なメ
モリの残量がある場合は、図4(a)のメッセージに格
納されている履歴情報の数を、受信する履歴情報の数と
する。予め、赤外線式光センサが所持できる履歴情報の
数に上限値を設定しておき、現在所持している履歴情報
と受信できると判断した履歴情報の数の合計が該上限値
を超える場合は、該上限値と現在所持している履歴情報
の数の差分値を受信する履歴情報の数としてもよい。
【0019】図7に、実施例1で説明した赤外線式光セ
ンサを使ったシステム構成例を示す。赤外線式光センサ
(1001、1002、1003)、ネットワークケー
ブル(1004)、搬送車(1005)からなる。ネッ
トワークには、赤外線式光センサ以外のセンサやアクチ
ュエータ等が接続されていてもよい。赤外線式光センサ
(1001、1002、1003)は、搬送車(100
5)の通過を検知すると、検知したことを示すメッセー
ジをネットワークに送信することにより他のセンサやア
クチュエータ等に通知する。赤外線式光センサが自身の
診断により検知した異常もネットワークに送信すること
により、他のセンサやアクチュエータに通知する。
【0020】図8に、赤外線式光センサ(701,70
2,703)が搬送車(705)を検出する処理と、赤
外線式光センサ自身の診断情報を取得する処理、自身の
異常発生を予測する処理、取得した診断情報をRAM
(207)に格納する処理フローを示す。CPU(20
6)は、コンパレータ(205)の値を読込むことによ
り搬送車が通過したことを検出する(801)。搬送車
の通過を検出した場合、CPU(206)は、A/D変
換器から抵抗(203)にかかる電圧を読み込んだ後
(802)、時刻情報を取得する(803)。その後、
赤外線式光センサの識別子と搬送車の検知を示すフラグ
を添付してメッセージをネットワークに送信する(80
4)。この処理は行わなくてもよい。次に、他の赤外線
式光センサから受信した履歴情報がRAM(207)に
格納されているかどうかの判断を行う(805)。この
判断は、履歴情報の数(301)の履歴数を参照するこ
とにより可能である。履歴情報の数が1以上であれば、
他の赤外線式光センサの履歴を所有しているということ
を示す。該履歴情報を所有している場合は、赤外線式光
センサ自身の異常発生の予測を行う(806)。最後
に、取得した電圧値と時刻情報を図3(b)に追加する
(807)。
【0021】図9に、赤外線式光センサ自身の異常発生
を予測する処理フローの詳細を示す。CPU(206)
は、処理(802)において取得した経過時間と電圧値
を参照する。経過時間に一番近い時間における電圧値を
履歴情報から検索し、該電圧と該診断情報の差分値を求
める(901)。予め設定した該差分値の上限値と求め
た該差分値を比較して、該差分値が該上限値を超えてい
れば(902)、異常を示すカウンタに1を加える(9
03)。超えていなければ、異常発生の予測を終了す
る。異常を示すカウンタが閾値を超えているかどうかの
判断を行い(904)、赤外線式光センサの識別子と異
常発生を示すフラグを添付してネットワークに送信する
(905)。さらに、赤外線式光センサに備えられてい
る液晶パネル(104)に異常発生を表示する(90
6)。図10に示すグラフを液晶パネルに表示してもよ
い。赤外線式光センサが複数の履歴情報を所持する場合
は、(901)において取得した電圧値と複数の履歴情
報の平均の差分値を求めることにより異常発生を予測す
る。
【0022】実施例1によれば、リプレースするデバイ
スとリプレースされるデバイス間で履歴情報を受け渡す
処理において、リプレースするデバイスが接続されてい
るネットワークにリプレースされるデバイスを接続する
ための接続口を必要としない。従来方式では、リプレー
スされるデバイスを接続するためのコネクタを予め用意
しておいたり、新規に該コネクタを設置する必要があっ
たが、コスト、埃対策などの面から現実的ではない。ま
た、実施例1では、各デバイスがデバイス自身や他のデ
バイスの履歴情報を管理するため、履歴情報を集中して
管理する必要がなく、高速なネットワークや高性能な制
御用プロセスコンピュータを必要としないため、コスト
の面で従来方式より優れている。さらに、実施例1で
は、デバイスが設置される場所においてすでに動作して
いるデバイスの履歴情報と自己の診断情報を比較するこ
とによりデバイスの異常発生を予測するため、従来の規
定値と自己の診断情報を比較する方式に比べると、より
迅速、正確にデバイスの診断を行うことができる。実施
例1では、デバイスに備えられている無線通信装置を使
って履歴情報の受け渡しを行うため、ケーブル接続等を
必要とせず、リプレースされるデバイスをリプレースす
るデバイスに接近させて、履歴情報を送信するために備
えられているスイッチを押すだけで、履歴情報の受け渡
しを行うことができる。表示装置を確認することによ
り、受信した履歴情報に関する情報を取得できる。
【0023】実施例1の変形例を示す。
【0024】実施例1では、無線通信機器通信を使って
履歴情報を受け渡しする例を示した。変形例では、読書
き可能な記憶媒体を使って履歴情報を受け渡す例を示
す。この点で、実施例1とは異なる。
【0025】図11に、変形例における赤外線式光セン
サの外観を示す。図1と異なるなるのは、記憶媒体(1
102)と記憶媒体(1102)を挿入するためのスロ
ット(1101)を追加した点である。赤外線式光セン
サは、記憶媒体(1102)を読書きすることにより履
歴情報の受け渡しを行う。
【0026】変形例2における赤外線式光センサの構成
は図2と同じ構成である。ただし、該スロットに該スロ
ットが接続されたことを検知するメモリレバー(21
3)、記憶媒体を接続するメモリスロット(214)、
メモリレバー(213)とメモリスロット(214)の
インターフェース(215)は必要である。
【0027】図12に、記憶媒体(1102)をメモリ
スロット(1101)に挿入した際に赤外線式光センサ
が行う処理フローを示す。赤外線式光センサは記憶媒体
(1102)に格納されている履歴情報をRAM(20
7)に格納する処理を行う。CPU(206)は、記憶
媒体(1102)内の履歴情報を読込み(1201)、
履歴情報が格納されているかどうかを判断する(120
2)。次に、履歴情報が格納されていれば、RAM(2
07)の空き容量と格納されていない履歴情報のサイズ
の合計を比較する(1203)。RAM(207)の空
き容量のサイズが大きい場合は、RAM(207)に格
納されていない履歴をすべてRAM(207)に格納す
る。該サイズが小さい場合は、最新の履歴情報からRA
M(207)に可能なだけ格納する(1204)。次
に、赤外線式光センサは、赤外線式光センサ自身の履歴
情報を所持していれば(1205)、記憶媒体(110
2)の残り容量を確認しRAM(207)に格納されて
いる赤外線式光センサ自身の履歴情報を格納できるだけ
の容量があるかどうかを判定する(1206)。十分な
容量があれば、RAM(207)に格納されている赤外
線式光センサ自身の履歴情報を記憶媒体(1202)に
格納する(1207)。記憶媒体(1202)の残り容
量が少ない場合は、可能なだけ格納する。該センサ自身
の履歴情報だけでなく、RAM(207)に格納されて
いる履歴情報をすべて記憶媒体に書込んでもよい。記憶
媒体(1102)に格納されている履歴情報をRAM
(207)に格納することなく、診断を行ってもよい。
この場合、CPU(206)は、履歴情報として記憶媒
体の内容を参照する。
【0028】変形例によれば、履歴情報のバックアップ
を取ることができる。また、CPU(206)が記憶媒
体に格納されている履歴情報を直接参照することによ
り、RAM(207)の容量が小さい場合であっても、
本方式を使ってデバイスの診断を行うことができる。さ
らに、無線を使用できない環境において履歴情報の交換
を行うことが可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、リプレースされるデバ
イスとリプレースするデバイスにおいて、履歴情報の受
け渡しを容易に行うことができるため、効率的に保守作
業を行うことができる。また、環境に適したデバイスの
診断を行うため、デバイスの異常発生の予測を従来の方
式よりも正確、迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における赤外線式光センサの
外観図である。
【図2】本発明の実施例1における赤外線式光センサの
構成図である。
【図3】本発明の実施例1における履歴情報を格納する
フォーマットである。
【図4】本発明の実施例1において、履歴情報の送受信
相手を決定する際に、赤外線式光センサ間で送受信する
メッセージのフォーマットである。
【図5】本発明の実施例1において、赤外線式光センサ
が履歴情報を送信する際の処理フローである。
【図6】本発明の実施例1において、赤外線式光センサ
が履歴情報を受信する際の処理フローである。
【図7】本発明の実施例1における赤外線式光センサを
使って搬送車の現在位置を認識するシステムの図であ
る。
【図8】本発明の実施例1において、赤外線式光センサ
が物体の検知、赤外線式光センサ自身の診断を行う際の
処理フローである。
【図9】本発明の実施例1における赤外線式光センサが
行う診断処理の詳細処理フローである。
【図10】本発明の実施例1において、表示装置に表示
する診断情報の一部である。
【図11】本発明の変形例1における赤外線式光センサ
の外観図である。
【図12】本発明の変形例2において、記憶媒体をメモ
リスロットに挿入した時の処理フローである。
【符号の説明】
102 赤外線式光センサの受光器 103 履歴送信を指示するためのボタン 104 履歴情報に関する情報と診断結果を表示する表
示装置 105 履歴情報の受け渡しを行う無線通信装置 203 受光検出用の抵抗 204 203の電圧値を求めるA/D変換機 207 履歴情報を格納するRAM 209 履歴送信を指示するためのボタンとインターフ
ェース 211 デバイス制御用の通信装置。 212 履歴情報の送受信用無線通信機器とインターフ
ェース 213 記憶媒体挿入を検知するためのレバー 214 記憶媒体を挿入するためのスロット 1101 記憶媒体を挿入するためのメモリスロット 1202 履歴情報を格納する記憶媒体
フロントページの続き (72)発明者 瀬古沢 照治 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5H223 AA01 AA15 CC08 DD03 EE02 EE15 9A001 BB02 BB03 BB04 CC05 DD07 EZ05 JJ12 JJ73 KK37 LL05 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】置き換え可能なデバイスを有するシステム
    におけるデバイス診断方法において、 前記システム中の第1のデバイスの機能に関するもので
    あって、置き換えを判断するために用いる情報を継続的
    に収集し、収集された情報に基づいて、前記第1のデバイ
    スの置き換えを行うか否かを判断し、 前記第1のデバイスを置き換えると判断された場合、前
    記情報を用いて、前記第2のデバイスを置き換えるか否
    かを判断することを特徴とするデバイス診断方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデバイス診断方法におい
    て、 前記情報の収集は、前記第2のデバイスが実行し、前記収
    集された情報を、前記第1のデバイスから前記第2のデバ
    イスへ受け渡し、 前記受け渡された情報を用いて、前記第2のデバイス
    が、当該第2のデバイスを置き換えるか否かを判断する
    ことを特徴とするデバイス診断方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のデバイス診断方法におい
    て、 前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへ情報の受け
    渡しは、前記第1のデバイスから前記第2のデバイスへの
    通信により実行することを特徴とするデバイス診断方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載のデバイ
    ス診断方法において、 前記第2の機能に関するものであって、置き換えを判断
    するために用いる第2の情報を継続的に収集し、前記第
    2のデバイスを置き換えるか否かの判断は、前記情報お
    よび前記第2の情報に基づいて実行されることを特徴と
    するデバイス診断方法。
  5. 【請求項5】所定の処理を実行する処理装置において、 当該処理装置の機能に関するものであって、当該処理装
    置の置き換えを判断するために用いる情報を継続的に収
    集する手段と、収集された情報に基づいて、当該処理装
    置の置き換えを行うか否かを判断する手段と、 前記第1のデバイスを置き換えると判断された場合、当
    該処理装置と置き換えられる処理装置に前記情報を渡す
    手段とを有することを特徴とする処理装置。
  6. 【請求項6】所定の処理を実行する処理装置において、 当該処理装置が他の処理装置から置き換えられる場合
    に、前記他の処理装置で収集された、前記他の理装置の
    機能に関するものであって、前記他の処理装置の置き換
    えを判断するために用いる第1の情報を受け取る手段
    と、 当該処理装置の機能に関するものであって、前記当該処
    理装置の置き換えを判断するために用いる第2の情報を
    継続的に収集する手段と、 前記第1の情報および前記第2の情報を用いて、当該処理
    装置を置き換えるか否かを判断することを特徴とする処
    理装置。
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