JP2001257810A

JP2001257810A - 画像通信端末

Info

Publication number: JP2001257810A
Application number: JP2000064638A
Authority: JP
Inventors: Koichi Noguchi; 光一野口
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 2000-03-09
Filing date: 2000-03-09
Publication date: 2001-09-21

Abstract

(57)【要約】【課題】従来の画像通信端末となるテレビ電話の機能
を設定する場合の設定項目は理解困難な設定項目が多
く、意味、効果等を取扱説明書などで確認しながら設定
をしなければならず、また、画質に関する項目等内容が
相手端末と通信しなければ確認できないものもあるな
ど、機能設定をスムーズに行うことが困難であった。ま
た、通信仕様、使用環境状況に応じて最も好条件で個々
の設定を行うことが困難であるなどの課題があった。【解決手段】設定値制御部６が項目説明記録部３に記
録される項目説明、設定値説明記録部４に記録される設
定値説明を画面に表示する。また、使用者の操作により
設定画面に表示される設定値を仮設定して画面に表示す
る。これにより、使用者は設定項目の意味を理解しなが
ら設定でき、機能設定をスムーズに行うことが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、テレビ電話等の
画像と音声を共に伝送して相手側との通信を行う画像通
信端末に係わり、特に画面を用いて機能設定を行う画像
通信端末に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ここ数年の画像圧縮技術の進歩により、
これまで主流であった音声電話に変わり、映像を音声と
ともに伝送することができるＩＳＤＮ対応の画像通信端
末の開発が進められ、世の中に現れ始めている。この画
像通信端末としてテレビ電話を例に挙げると、使用する
に当たって映像、音声共好条件で相手と通信するために
さまざまな機能設定を行う必要がある。現状使用者が最
適な設定をするためには、画面に表示された多数の設定
項目において、取扱説明書などを参考にしながら、各々
設定値を選択する。また、その効果は相手と通信してか
ら確認することになる。

【０００３】図１１は、例えば、従来のテレビ電話の機
能設定の操作手順を示すフローチャートである。図１１
において、Ｓ１、Ｓ２は相手待受け待機画面（電源投入
後に表示される初期画面）から設定開始の手順を示すス
テップ、Ｓ３、Ｓ４は表示された設定項目、設定値を選
択変更するステップ、Ｓ５は選択した設定内容を記録す
るためのステップである。また、図１２は、従来のテレ
ビ電話の機能設定画面の説明図であり、図において、１
００は設定画面、１１０は設定項目、１２０は設定枠、
１３０は設定値である。また、図１２では設定画面１０
０の１ページ目を示しているが、実際には全７ページに
わたって設定画面１００が構成されている。

【０００４】次に、機能設定方法について説明する。相
手待ち受け待機画面において、テレビ電話の設定キーを
押下することにより、図１２に示すような設定画面１０
０が表示される。この操作で図１１の手順Ｓ１、Ｓ２を
実施したことになる。各設定内容を選択するためには、
上下方向キーで項目選択、次ページ画面への遷移、次前
選択キーで設定枠１２０内の設定値１３０を変更する。
このとき使用者は、設定項目１１０によっては機能、意
味、効果が解らず取扱説明書などを参考に設定値１３０
を変更する。この操作で図１１の手順Ｓ３、Ｓ４を実施
したことになる。

【０００５】また、所定項目の設定値１３０を決定後、
設定キーを押下することで設定内容が記録される。この
操作で図１１のＳ８を実施したことになり、設定内容が
記録された状態で相手待ち受け待機画面に戻る。また、
次のページの設定画面１００へ遷移するためには図１２
の設定画面１００において下方向キーを６回押下すれば
よい。なお、テレビ電話の設定項目１１０の数は７ペー
ジ２３項目から多いもので１０ページ３５項目存在す
る。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】従来のテレビ電話等の
画像通信端末の機能設定は上記のような手順で行われて
おり、理解困難な設定項目が多く、個々の設定内容の意
味、効果を取扱説明書などで確認しながら設定をしなけ
ればならず、また、設定項目によっては、機能の効果を
相手端末と通信しなければ確認できないものもあるな
ど、設定内容の即解、スムーズに短時間で操作設定する
ことが困難であった。また、通信仕様、使用環境状況に
応じて最も好条件で個々の設定を行うことが困難である
などの課題があった。

【０００７】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、設定内容の意味効果を画面
に表示させ確認しながら、また設定の効果を相手と通信
せずに自局端末のループバック映像等で確認しながら、
スムーズに機能設定ができる画像通信端末を提供するこ
とを目的とするものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この発明に係わる画像通
信端末は、端末の画面に表示する設定項目に対応する説
明内容を記録する項目説明記録部と、上記設定項目の検
索を行う検索キーと、上記検索キーの検索した設定項目
に対する説明を要求するガイドキーと、上記ガイドキー
の押下により上記検索した設定項目の説明内容を上記項
目内容記録部より取り出して上記画面に表示する制御部
とを備えたものである。

【０００９】また、次の発明に係わる画像通信端末は、
端末の画面に表示する設定項目の設定枠に設定する設定
値の説明内容を記録する設定値説明記録部と、上記設定
枠の検索を行う検索キーと、上記検索キーの検索した設
定枠の設定値に対する説明を要求するガイドキーと、上
記ガイドキーの押下により上記検索した設定値の説明内
容を上記設定値説明記録部より取り出して上記画面に表
示する制御部とを備えたものである。

【００１０】また、次の発明に係わる画像通信端末は、
設定枠内の設定値による仮設定の要求を行う仮設定キー
を設け、制御部は、上記仮設定キーの押下により設定枠
内の設定値を仮設定するものである。

【００１１】また、次の発明に係わる画像通信端末は、
設定項目が通信速度の場合は、制御部は画面の設定枠内
の設定値による通信速度でのループバック映像を表示さ
せるものである。

【００１２】また、次の発明に係わる画像通信端末は、
制御部が、ガイドキーの複数回押下によって仮設定キー
の押下とみなすものである。

【００１３】また、次の発明に係わる画像通信端末は、
端末の画面に表示する設定項目に対応する推奨値を記録
する推奨値記録部と、上記設定項目の検索を行う検索キ
ーと、上記検索キーの検索した設定項目に対する説明を
要求するガイドキーと、上記ガイドキーの押下により上
記検索した設定項目の推奨値を上記推奨値記録部より取
り出して上記画面に表示する制御部とを備えたものであ
る。

【００１４】また、次の発明に係わる画像通信端末は、
推奨値記録部には同一の設定項目に対して複数の推奨値
が記録され、制御部は検索キーによる検索により上記複
数の推奨値の何れかを画面に表示するものである。

【００１５】更に、次の発明に係わる画像通信端末は、
制御部が、検索キーの代わりにガイドキーの複数回押下
による検索により上記複数の推奨値の何れかを画面に表
示するものである。

【００１６】

【発明の実施の形態】実施の形態１．以下、この発明の
一実施形態を図について説明する。図１は、この発明の
実施の形態１の画像通信端末の一例を示すテレビ電話装
置の構成図であり、図において、１はキー入力部、２は
表示部、３は項目説明記録部、４は設定値説明記録部、
５は設定値記録部、６は設定制御部、７はカメラ、８は
画像符号化／復号部、９は回線制御部である。また、図
２は図１に示すキー入力部の要部説明図であり、図にお
いて、２１は設定項目の選択において下方向にカーソル
を移動させる下方向キー、２２は設定項目の選択におい
て上方向にカーソルを移動させる上方向キー、２３は設
定値の変更において次の設定値を選択する次選択キー、
２４は設定値の変更において前の設定値を選択する前選
択キーである。

【００１７】また、２５は設定画面の表示および設定内
容を記録を要求する設定キー、２６は設定画面におい
て、選択された設定項目又は設定値の説明内容（ガイ
ド）の表示を要求するガイドキーである。また、図３は
図１に示す設定制御部６の動作説明図であり、Ｓ１、Ｓ
２は設定画面を表示させるステップ、Ｓ３、Ｓ４は設定
項目の選択および設定値の変更を行うステップ、Ｓ５、
Ｓ６は説明内容を表示させるステップ、Ｓ７は設定画面
に戻るステップ、Ｓ８は設定内容を記録するステップで
ある。

【００１８】また、図４は設定画面に項目説明を表示さ
せた場合の状態説明図、図５は設定画面に設定値説明を
表示させた場合の状態説明図であり、図１２と同一符号
は同一又は同等の機能を示し説明を省略する。図におい
て、１５０は項目説明、１６０は設定値説明である。

【００１９】次に動作を図３について説明する。テレビ
電話の電源を投入すると相手待受け待機画面が表示部２
に表示される。この場合に、図２に示す設定キー２５を
押下すると、すなわち設定制御部６がＳ１で設定キー２
５の押下を検知すると図１２に示すような設定画面１０
０を表示する。この段階で図３のＳ２まで進んだことに
なる。ここで現在の設定値１３０を設定値記録部５に記
録し、相手待受け待機画面に戻る場合には再度設定キー
２５を押下する。これにより、設定制御部６はＳ８にて
現在の設定値１３０を設定値記録部５に記録して動作を
終了する。

【００２０】また、設定画面１００において設定値１３
０を変更する場合は、図２に示す下方向キー２１〜前選
択キー２４を押下する。これにより、設定制御部６はＳ
３又はＳ４を実行し、例えば下方向キー２１又は上方向
キー２２の押下によって設定項目１１０上をカーソルが
移動する。また、次選択キー２３又は前選択キー２４の
押下により設定枠１２０内での設定値１３０を変更す
る。また、設定制御部６はＳ５で図１に示すガイドキー
２６の押下を検知するとＳ６に移行する。Ｓ６では、Ｓ
３又はＳ４で選択変更中の選択項目１１０又は設定値１
３０の説明内容を表示する。

【００２１】例えば、カーソル（図示せず）の位置が設
定項目１１０の何れかを選択している場合は、設定制御
部６は項目説明記録部３より選択されている項目説明１
５０を取り出して表示部２に図４のように表示する。図
４は、設定項目１１０の中の通信速度をカーソルで選択
した後にガイドキー２６を押下したときに表示される項
目説明１５０を示している。つまり、図４に示す項目説
明１５０の内容は通信速度に対するものとなる。

【００２２】また、例えば、カーソルの位置が設定枠１
２０内の設定値１３０を変更している場合は、設定制御
部６は設定値説明記録部４より表示中の設定値１３０に
対応する設定値説明１６０を取り出して表示部２に図５
のように表示する。図５は、設定項目１１０が通信速度
の設定枠１２０に表示される設定値１３０を「２Ｂ」に
変更した後にガイドキー２６を押下したときに表示され
る設定値説明１６０を示している。つまり、図５に示す
設定値説明１６０の内容は、通信速度の設定値１３０が
「２Ｂ」に変更された場合のものとなる。

【００２３】また、設定制御部６は、Ｓ７で設定キー２
５の押下を検知するとＳ２に移行する。つまり、設定画
面１００からＳ６で表示した項目説明１５０又は設定値
説明１６０が消去する。また、設定制御部６は使用者の
操作に従ってＳ２〜Ｓ７の動作を実行し、Ｓ２の状態で
設定キー２５の押下を検知したらＳ８に移行して、設定
画面１００で設定した設定値により設定値記録部５を更
新して動作を終了する。

【００２４】これにより、使用者は設定画面１００に表
示される項目説明１５０又は設定値説明１６０を参照し
ながら設定値を設定できるようになり、設定操作がより
行いやすくなる。なお、この実施の形態１では、項目説
明１５０又は設定値説明１６０の内容を文章により説明
した場合を例に示したが、項目説明記録部３又は設定値
説明記録部４に記録できるものであれば、イラスト付
き、通信状況による設定例など使用者が最も理解できる
表示内容にしたものでもよく、これにより使用者の設定
動作が更に行いやすくなる効果がある。

【００２５】実施の形態２．以下、この発明の実施の形
態２について説明するが、使用するテレビ電話装置の構
成及びキー入力部１の要部は図１及び図２と同一とす
る。また、図６はこの発明の実施の形態２に示す設定制
御部６の動作説明図であり、図３と同一符号は同一又は
同等の動作を示し説明を省略する。また、図７は例えば
図５に示す設定枠１２０内の設定値１３０によって仮設
定した状態の説明図であり、図において、２００は仮設
定画面、２１０は仮設定説明である。また、ここでは通
信速度を仮設定したループバック映像を例に示す。

【００２６】次に動作を図６について説明する。テレビ
電話の電源を投入すると相手待受け待機画面が表示さ
れ、次に図２に示す設定キー５を押下することにより、
すなわち設定制御部６がＳ１で設定キー２５の押下を検
知すると図１２に示すような設定画面１００を表示す
る。また、設定制御部６はＳ１〜Ｓ８では図３と同様な
動作を行う。また、設定制御部６は、Ｓ６において図５
に示すような設定画面１００に設定値説明１６０が表示
されている場合にガイドキー２６の押すと、Ｓ９でガイ
ドキー２６の押下を検知してＳ１０に移行する。

【００２７】これにより、設定制御部６は、Ｓ１０では
Ｓ６での設定値１３０を仮設定して表示部２に仮設定画
面２００を表示する。例えば、図５では設定項目１１０
となる通信速度の設定値１３０が「２Ｂ」に変更されて
いる。これにより、設定制御部６はテレビ電話制御部１
０に通信速度が「２Ｂ」のループバック映像の表示を依
頼する。これにより、テレビ電話制御部１０はカメラ
７、画像符号化／復号部８及び回線制御部９を用いてル
ープバック映像を表示部２に表示させ設定制御部６に応
答を返す。

【００２８】これにより、設定制御部６はテレビ電話制
御部１０が表示した画面（仮設定画面２００）に仮設定
した内容を説明した仮設定説明２１０を表示する。尚、
ここでは、仮設定画面２００としてループバック映像を
表示させたが、例えば、Ｓ６で設定項目１１０が着信時
映像ミュートの設定枠１２０に設定値１３０を「ＯＮ」
と変更した場合は、ミュート映像（図示せず）が仮設定
画面２００に表示される。また、その他の設定項目１１
０の設定値１３０を選択変更した場合も、同様に設定値
１３０による仮設定画面２００を出力する。

【００２９】また、Ｓ１０の状態で設定キー２５を押す
と、設定制御部６はＳ７で設定キー２５の押下を検知し
てＳ２に移行する。これにより、表示部２では仮設定画
面２００から設定画面１００に切換わる。以上の動作に
より、使用者は設定枠１２０内の設定値１３０の内容を
具体的に認知できるようになり、設定動作をより行いや
すくなる。

【００３０】尚、Ｓ１０の状態で同一設定項目１１０で
の他の設定値１３０の意味、効果を確認したい場合は、
次選択キー２３もしくは前選択キー２４の操作により、
仮設定画面２００の内容が選択した仮設定値の内容に切
換えるようにすればよい。これにより、例えば図７に示
す通信速度が「２Ｂ」の仮設定画面２００から、通信速
度「Ｂ」の仮設定画面２００へ簡単に切り換えるように
すれば、比較しながらの認知をより行いやすくなる。他
の設定項目１１０についても同様にすれば設定動作がよ
り行いやすくなる。

【００３１】実施の形態３．図８はこの発明の実施の形
態３の画像通信端末の一例を示すテレビ電話装置の構成
図であり、図１と同一符号は同一又は同等の機能を示し
説明を省略する。図において、６ａは設定制御部、１１
は推奨値記録部である。また、図９は図８に示す設定制
御部６ａの動作説明図、図１０は設定項目が選択された
場合に表示部２に表示する設定画面の説明図であり、図
において、１７０は推奨値説明である。

【００３２】次に動作を図９について説明する。テレビ
電話の電源を投入すると相手待受け待機画面が表示さ
れ、次に図２に示す設定キー５を押下することにより、
すなわち設定制御部６ａがＳ１で設定キー２５の押下を
検知すると図１２に示すような設定画面１００を表示す
る。また、設定制御部６ａはＳ１〜Ｓ３及びＳ８では図
３と同様な動作を行う。

【００３３】また、Ｓ３による設定項目１１０の選択動
作中にガイドキー２６を押すと、設定制御部６ａはガイ
ドキー２６の押下を検知してＳ１１に移行する。また、
設定制御部６ａはＳ１１では推奨値記録部１１より選択
されている設定項目１１０に対応する推奨値説明１７０
を取り出して表示部２に図１０のように表示する。図１
０は、設定項目１１０の中の通信速度を選択してガイド
キー２６を押下したときに表示される推奨値説明１７０
を示している。

【００３４】尚、推奨値記録部１１には同一の設定項目
１１０に対し複数種類の推奨値が記録されており、Ｓ１
１の状態で次選択キー２３又は前選択キー２４を押す
と、設定制御部６ａがＳ１２に移行して次選択キー２３
又は前選択キー２４の押下を検知して別の種類の推奨値
説明１５０を設定画面１００に表示してＳ１１に移行す
る。尚、次選択キー２３又は前選択キー２４の代わり
に、ガイドキー２６の複数回押下により上記動作を行わ
せても良い。

【００３５】例えば、図１０の推奨値説明１５０には、
お奨め設定１「低通信料金で映像をきれいに」が表示さ
れているが、次選択キー２３又は前選択キー２４により
他のお奨め設定（例えば、「低通信料金で動作が良
く」、「ちょっと贅沢に画質を良く」等）となる推奨値
説明１７０を表示する。また、Ｓ１１の状態で設定キー
２５が押されるとＳ１３に移行し、Ｓ１３では設定制御
部６ａが設定枠１２０内の設定値１３０を選択した推奨
値説明１５０に記載された設定値に変更してＳ２に移行
する。また、Ｓ１１の状態でガイドキー２４が押される
とＳ１４に移行し、何もしないでＳ２に移行する。尚、
設定値１３０の変更動作は実施の形態１と同様とする。

【００３６】これにより、使用者が設定内容を詳細に知
らなくても大体の内容を把握して設定値を設定できるよ
うになり、設定動作をスムーズに行える。また、ここま
で実施の形態１〜３の説明を行ったが、これらは使用す
る画像通信端末の形態に合せて様々に組み合わせて使用
される。また、ここでは設定画面、説明内容及び仮設定
内容の表示例を示したが、使用する画像通信端末の形態
に合せて様々に変化させても構わないことは言うまでも
ない。

【００３７】

【発明の効果】この発明によれば、画像通信端末は、項
目説明記録部が端末の画面に表示する設定項目に対応す
る説明内容を記録し、検索キーが上記設定項目の検索を
行い、ガイドキーが上記検索キーの検索した設定項目に
対する説明を要求し、制御部が上記ガイドキーの押下に
より上記検索した設定項目の説明内容を上記項目内容記
録部より取り出して上記画面に表示するので、使用者は
画面に表示される設定項目の説明内容を見ながら機能設
定動作を行えるようになる効果がある。

【００３８】また、次の発明によれば、画像通信端末
は、設定値説明記録部が端末の画面に表示する設定項目
の設定枠に設定する設定値の説明内容を記録し、検索キ
ーが上記設定枠の検索を行い、ガイドキーが上記検索キ
ーの検索した設定枠の設定値に対する説明を要求し、制
御部が上記ガイドキーの押下により上記検索した設定値
の説明内容を上記設定値説明記録部より取り出して上記
画面に表示するので、使用者は画面に表示される設定値
の説明内容を見ながら機能設定動作を行えるようになる
効果がある。

【００３９】また、次の発明によれば、画像通信端末
は、設定枠内の設定値による仮設定の要求を行う仮設定
キーを設け、制御部は、上記仮設定キーの押下により設
定枠内の設定値を仮設定するので、使用者は仮設定状態
を見ながら機能設定動作を行えるようになる効果があ
る。

【００４０】また、次の発明によれば、画像通信端末
は、設定項目が通信速度の場合は、制御部は画面の設定
枠内の設定値による通信速度でのループバック映像を表
示させるので、通信速度の機能設定の場合は実際の映像
を見ながら行えるようになる効果がある。

【００４１】また、次の発明によれば、画像通信端末
は、制御部がガイドキーの複数回押下によって仮設定キ
ーの押下とみなすので、仮設定キーを設けなくても済む
効果がある。

【００４２】また、次の発明によれば、画像通信端末
は、推奨値記録部が端末の画面に表示する設定項目に対
応する推奨値を記録し、検索キーが上記設定項目の検索
を行い、ガイドキーが上記検索キーの検索した設定項目
に対する説明を要求し、制御部が上記ガイドキーの押下
により上記検索した設定項目の推奨値を上記推奨値記録
部より取り出して上記画面に表示するので、使用者は画
面に表示される設定項目の推奨値を見ながら機能設定動
作を行えるようになる効果がある。

【００４３】また、次の発明によれば、画像通信端末
は、推奨値記録部には同一の設定項目に対して複数の推
奨値が記録され、制御部は検索キーによる検索により上
記複数の推奨値の何れかを画面に表示するので、異なる
推奨値を連続して見ることができる効果がある。

【００４４】更に、次の発明によれば、画像通信端末
は、制御部が検索キーの代わりにガイドキーの複数回押
下による検索により上記複数の推奨値の何れかを画面に
表示するので、検索キーを使用しないでも済む効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施の形態１の画像通信端末の一
例を示すテレビ電話装置の構成図である。

【図２】図１に示すキー入力部の要部説明図である。

【図３】図１に示す設定制御部の動作説明図である。

【図４】設定画面に項目説明を表示させた場合の状態
説明図である。

【図５】設定画面に設定値説明を表示させた場合の状
態説明図である。

【図６】この発明の実施の形態２に示す設定制御部の
動作説明図である。

【図７】図５に示す設定枠内の設定値によって仮設定
した状態の説明図である。

【図８】この発明の実施の形態３の画像通信端末の一
例を示すテレビ電話装置の構成図であり

【図９】図８に示す設定制御部の動作説明図である。

【図１０】設定項目が選択された場合に表示部に表示
する設定画面の説明図である。

【図１１】従来のテレビ電話の機能設定の操作手順を
示すフローチャートである。

【図１２】従来のテレビ電話の機能設定画面の説明図
である。

【符号の説明】

１キー入力部２表示部３項目説明記録部４設定値説明記録部５設定値記録部６、６ａ設定制御部１１推奨値記録部２１下方向キー２２上方向キー２３次選択キー２４前選択キー２５設定キー２６ガイドキー１００設定画面１１０設定項目１２０設定枠１３０設定値１５０項目説明１６０設定値説明１７０推奨値説明２００仮設定画面２１０仮設定説明

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】画像と音声を共に伝送して相手側との通
信を行うとともに画面を用いて機能設定を行う画像通信
端末において、上記端末の画面に表示する設定項目に対応する説明内容
を記録する項目説明記録部と、上記設定項目の検索を行う検索キーと、上記検索キーの検索した設定項目に対する説明を要求す
るガイドキーと、上記ガイドキーの押下により上記検索した設定項目の説
明内容を上記項目内容記録部より取り出して上記画面に
表示する制御部とを備えたことを特徴とする画像通信端
末。
【請求項２】画像と音声を共に伝送して相手側との通
信を行うとともに画面を用いて機能設定を行う画像通信
端末において、上記端末の画面に表示する設定項目の設定枠に設定する
設定値の説明内容を記録する設定値説明記録部と、上記設定枠の検索を行う検索キーと、上記検索キーの検索した設定枠の設定値に対する説明を
要求するガイドキーと、上記ガイドキーの押下により上記検索した設定値の説明
内容を上記設定値説明記録部より取り出して上記画面に
表示する制御部とを備えたことを特徴とする画像通信端
末。
【請求項３】設定枠内の設定値による仮設定の要求を
行う仮設定キーを設け、制御部は、上記仮設定キーの押下により設定枠内の設定
値を仮設定することを特徴とする請求項第２項に記載の
画像通信端末。
【請求項４】設定項目が通信速度の場合は、制御部は
画面の設定枠内の設定値による通信速度でのループバッ
ク映像を表示させることを特徴とする請求項第３項に記
載の画像通信端末。
【請求項５】制御部は、ガイドキーの複数回押下によ
って仮設定キーの押下とみなすことを特徴とする請求項
第３項乃至第４項の何れかに記載の画像通信端末。
【請求項６】画像と音声を共に伝送して相手側との通
信を行うとともに画面を用いて機能設定を行う画像通信
端末において、上記端末の画面に表示する設定項目に対応する推奨値を
記録する推奨値記録部と、上記設定項目の検索を行う検索キーと、上記検索キーの検索した設定項目に対する説明を要求す
るガイドキーと、上記ガイドキーの押下により上記検索した設定項目の推
奨値を上記推奨値記録部より取り出して上記画面に表示
する制御部とを備えたことを特徴とする画像通信端末。
【請求項７】推奨値記録部には同一の設定項目に対し
て複数の推奨値が記録され、制御部は検索キーによる検
索により上記複数の推奨値の何れかを画面に表示するこ
とを特徴とする請求項第６項に記載の画像通信端末。
【請求項８】制御部は、検索キーの代わりにガイドキ
ーの複数回押下による検索により上記複数の推奨値の何
れかを画面に表示することを特徴とする請求項第７項に
記載の画像通信端末。