JP2001255387A - 時刻合わせ装置、時刻合わせ方法および時刻合わせ装置の制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

時刻合わせ装置、時刻合わせ方法および時刻合わせ装置の制御プログラムを記録した媒体

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JP2001255387A
JP2001255387A JP2000067993A JP2000067993A JP2001255387A JP 2001255387 A JP2001255387 A JP 2001255387A JP 2000067993 A JP2000067993 A JP 2000067993A JP 2000067993 A JP2000067993 A JP 2000067993A JP 2001255387 A JP2001255387 A JP 2001255387A
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signal
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time signal
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JP2000067993A
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Ryuichi Nagarei
竜一 永礼
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の時刻合わせ装置は、計時時刻の時刻合
わせが行われなかったときにその旨が通知されないた
め、利用者は計時時刻のずれ等に気づかず、使い勝手が
よくなかった。 【解決手段】 放送信号受信手段は放送局からの放送信
号を受信し、時報を取り出して検知する。時報が検知さ
れたとき、時刻合わせ手段は時計手段の計時時刻の時刻
あわせを行う。通知手段は、時報の予想到来時期に放送
信号受信手段にて時報が検知されたかどうかをみて、時
報が予想される到来時期に検知されたかどうかの時報検
知状態を通知する。すなわち、時報が検知されたときに
計時時刻は時刻合わせされつつ、時報検知状態が通知さ
れるので、利用者は時刻合わせ装置の時刻合わせが行わ
れているのかどうかを知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時刻合わせ装置、
時刻合わせ方法および時刻合わせ装置の制御プログラム
を記録した媒体に関し、特に、放送局から送信される時
報に基づいて時刻を合わせる時刻合わせ装置、時刻合わ
せ方法および時刻合わせ装置の制御プログラムを記録し
た媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の時刻合わせ装置は、時計回路と、
放送局からの放送信号を受信するチューナと、放送信号
を受信するチャンネルを記憶するとともに、時刻合わせ
の制御を行うマイコンとで構成されている。この構成に
おいて、予め時報の放送を行っているテレビチャンネル
をマイコンに記憶させると、マイコンはチューナに記憶
されたチャンネルの放送信号から毎正時の時報を検知さ
せている。そして、時報が検知されると、マイコンはこ
の時報の予想到来時刻と時計回路の計時時刻とを比較し
て、一定時間内の差であれば、時計回路の計時時刻の時
刻を合わせる、いわゆるジャストクロック動作を行う。
その結果、時計回路の計時時刻の精度を向上させること
ができる。
【0003】また、時報の放送を行っているテレビチャ
ンネルを自動で選局する時刻合わせ装置も知られてい
る。例えば、特開平5−307871号公報に開示され
たものは、時計部と、内蔵されているチャンネルを選局
する選局部と、選局されたチャンネルの放送信号から音
声を検出する音声検出部と、内蔵されているチャンネル
から順次選局動作を行うサーチ部と、時報の放送を行っ
ているテレビチャンネルを記憶する記憶部と、ジャスト
クロック動作に関する制御を行う制御部とで構成されて
いる。この構成においては、制御部がサーチ部に時報の
放送を行っているテレビチャンネルを順次選局させ、時
報の放送を行っているテレビチャンネルを記憶部に記憶
させる。したがって、自動で時報の放送を行っているテ
レビチャンネルが記憶されるので、利用者は予めテレビ
チャンネルを記憶させる操作を行う必要がなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の時刻合
わせ装置においては、前者、後者ともに計時時刻の誤差
が大きい等の場合、計時時刻の時刻合わせは行われな
い。しかし、この時刻合わせが行われなかったことは通
知されないため、利用者は計時時刻のずれ等に気づかな
いことになる。したがって、利用者にとって使い勝手が
良くなかった。本発明は、上記課題にかんがみてなされ
たもので、使い勝手を向上させることが可能な時刻合わ
せ装置、時刻合わせ方法および時刻合わせ装置の制御プ
ログラムを記録した媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、時刻を計る時計手段と、
放送局からの放送信号を受信するとともに所定時刻に同
放送局から送信される時報を同放送信号から取り出して
検知可能な放送信号受信手段と、この放送信号受信手段
で時報が検知されたときに上記時計手段の計時時刻の時
刻合わせを行う時刻合わせ手段と、上記放送信号受信手
段で時報が予想される到来時期に検知されたかどうかの
時報検知状態を通知する通知手段とを具備する構成とし
てある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、放送信号受信手段は放送局からの放送信
号を受信すると、この放送信号から時報を取り出して検
知する。時報が検知されたとき、時刻合わせ手段は時計
手段の計時時刻の時刻あわせを行う。通知手段は、時報
の予想到来時期に放送信号受信手段にて時報が検知され
たかどうかをみて、時報が予想される到来時期に検知さ
れたかどうかの時報検知状態を通知する。すなわち、時
報が検知されたときに計時時刻は時刻合わせされつつ、
時報検知状態が通知されるので、利用者は時刻合わせ装
置の時刻合わせが行われているのかどうかを知ることが
できる。したがって、時刻合わせが行われない原因であ
る計時時刻のずれ等が把握され、使い勝手が向上する。
なお、時報が検知されるべき予想到来時期は、時報の予
想到来時刻を含むように設定されていればよい。したが
って、例えば時報の予想到来時刻の所定時間前から所定
時間後までを予想到来時期とすればよい。
【0007】ここで、時計手段は、時刻を計時すること
ができればよく、汎用的な時計回路で構成することが可
能である。また、時計回路を他の部品から分けてもよい
し、省スペースのために1チップICに組み込んでもよ
く、その構成は様々である。時刻合わせ手段は、放送信
号受信手段にて時報を検知したときに時計手段の計時時
刻を時刻合わせするものであればよく、例えば、ビデオ
デッキやテレビ受像機等に搭載されたマイコンにより構
成されるものであってもよいし、専用のICにより構成
されるものであってもよい。
【0008】上記放送信号受信手段は、放送局からの放
送信号を受信するとともに所定時刻に同放送局から送信
される時報を同放送信号から取り出して検知可能なもの
であればよい。したがって、CATV等のように同軸ケ
ーブルを介して放送信号を受信するものであってもよい
し、アンテナを介して放送信号を受信するものであって
もよく、その構成は様々である。なお、ここでいう放送
信号は、時報を取り出すことができるものであればよい
ことから、上述したテレビ放送に限定されることなく、
ラジオ放送等であっても同様に適用可能である。
【0009】通知手段は、放送信号受信手段にて時報が
予想される到来時期に検知されたかどうかの時報検知状
態を通知するものであればよく、その構成の一例とし
て、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の時刻合
わせ装置において、上記通知手段は、上記時報検知状態
を表示する表示手段を備える構成としてある。上記のよ
うに構成した請求項2にかかる発明においては、表示手
段が予想される到来時期に時報を検知したかどうかの時
報検知状態を表示する。したがって、時報検知状態の表
示により、時刻合わせ装置の時刻合わせが行われている
のかどうかの把握が容易である。
【0010】ここで、表示手段は時報検知状態を表示す
ることができればよい。したがって、汎用的な表示体に
表示させてもよいし、オンスクリーンディスプレイ回路
を介してブラウン管モニタに表示させてもよく、その構
成は様々である。また、時報検知状態を常に表示させる
必要はなく、時報が検知されたときのみ表示させてもよ
いし、時報が検知されなかったときのみ表示させてもよ
い。むろん、表示により時報検知状態を通知する構成は
一例に過ぎず、ブザーを鳴動させたり、音楽を流す等で
通知してもよく、その構成は様々である。
【0011】また、時報検知状態を通知する別の具体的
な構成の一例として、請求項3にかかる発明は、請求項
1あるいは請求項2のいずれかに記載の時刻合わせ装置
において、上記通知手段は、上記放送信号受信手段で検
知されなかった時報の予想到来時刻を記憶する記憶部を
有し、この記憶部に記憶された予想到来時刻を通知する
構成としてある。上記のように構成した請求項3にかか
る発明においては、通知手段は放送信号受信手段にて検
知されなかった時報の予想到来時刻を記憶部に記憶し、
記憶された予想到来時刻を通知する。すると、時刻合わ
せができなかった時報の予想到来時刻が通知され、計時
時刻のずれ等の把握が容易になる。また、時報の非検知
状態を即座に通知することができない場合でも、記憶部
に記憶された同予想到来時刻により時報の非検知状態を
後で通知することが可能となる。なお、記憶部は放送信
号受信手段にて検知されなかった時報の予想到来時刻を
記憶することができればよく、汎用的なメモリを採用す
ることが可能である。また、記憶部を他の部品から分け
てもよいし、省スペースのために1チップICに組み込
んでもよく、その構成は様々である。
【0012】さらに、時報検知状態を通知する別の具体
的な構成の一例として、請求項4にかかる発明は、請求
項2あるいは請求項3のいずれかに記載の時刻合わせ装
置において、上記通知手段は、上記放送信号受信手段で
時報が予想される到来時期に検知されなかった場合に、
検知されなかった時報の予想到来時刻あるいは上記時計
手段の計時時刻を上記表示手段に点滅表示させる構成と
してある。上記のように構成した請求項4にかかる発明
においては、放送信号受信手段が予想到来時期に時報を
検知しなかった場合、通知手段は検知されなかった時報
の予想到来時刻あるいは時計手段の計時時刻を表示手段
に点滅表示させる。したがって、時報の非検知状態は点
滅表示により視認性が向上されつつ通知される。また、
例えば表示手段が時計手段の計時時刻を表示する構成と
している場合でも、時報が検知されなかったときに表示
は点滅表示に切り換わるので、利用者はこの点滅表示を
視認することにより、時報の非検知状態を知ることがで
きる。
【0013】なお、本時刻合わせ装置を別の装置に組み
込んで使用する場合に好適な構成の一例として、請求項
5にかかる発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記
載の時刻合わせ装置において、上記通知手段は、上記放
送信号受信手段で時報が予想される到来時期に検知され
たかどうかの時報検知状態信号を作成して外部に出力す
る構成としてある。上記のように構成した請求項5にか
かる発明においては、通知手段が放送信号受信手段の時
報検知状態に応じた時報検知状態信号を外部に出力す
る。したがって、本時刻合わせ装置を組み込んだ外部の
装置は、この時報検知状態信号により時報検知状態を知
ることができ、時報検知状態に応じた処理を行うことが
可能である。
【0014】ところで、時報が検知されなかった場合で
も、次の予想到来時期に時報が検知されると、時計手段
の計時時刻が時刻あわせされ、計時時刻のずれはなくな
る。このような場合、前回時報が検知されなかったこと
が通知される必要は必ずしもなく、その具体的な構成の
一例として、請求項6にかかる発明は、請求項1〜請求
項5のいずれかに記載の時刻合わせ装置において、上記
通知手段は、上記放送信号受信手段で時報が検知された
ときに上記時報検知状態の通知を中止する構成としてあ
る。
【0015】上記のように構成した請求項6にかかる発
明においては、放送信号受信手段が時報を検知すると、
通知手段は時報検知状態の通知を中止する。すると、時
報の非検知状態を通知していなかった場合、次の予想到
来時期に時報が検知されると前回時報が検知されなかっ
たことは通知されず、時報の非検知状態が連続する場合
のみ時報検知状態が通知される。したがって、必要時の
み時刻合わせができなかったことが通知され、使い勝手
が向上する。
【0016】このように時刻合わせを行う手法は、必ず
しも実体のある装置に限られる必要もなく、その一例と
して、請求項7にかかる発明は、放送局からの放送信号
を受信するとともに所定時刻に同放送局から送信される
時報を同放送信号から取り出して検知したときに計時時
刻の時刻合わせを行い、時報が予想される到来時期に検
知されたかどうかの時報検知状態を通知する構成として
ある。すなわち、必ずしも実体のある装置に限らず、そ
の方法としても有効であり、請求項2〜請求項6に記載
された装置構成を当該方法に対応させることも可能であ
ることは言うまでもない。
【0017】また、本発明の思想の具現化例として、上
述した時刻合わせ処理のソフトウェアとなる場合には、
かかるソフトウェアを記録した記録媒体上においても当
然に存在し、利用される。その一例として、請求項8に
かかる発明は、放送局からの放送信号を受信するととも
に所定時刻に同放送局から送信される時報を同放送信号
から取り出して検知したときに計時時刻の時刻合わせを
行い、時報が予想される到来時期に検知されたかどうか
の時報検知状態を通知する構成としてある。この記録媒
体は、磁気記録媒体であっても良いし、光記録媒体であ
っても良い。また、一部がソフトウェアであって、一部
がハードウェアで実現される場合においても本発明の思
想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体上に
記録しておいて必要に応じて適宜読み込む形態のものも
含まれる。さらに、請求項2〜請求項6に記載された装
置構成を当該制御プログラムを記録した媒体に対応させ
ることも可能であることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、時刻合わ
せ装置の時刻合わせが行われているのかどうかが通知さ
れるので、時刻合わせが行われない原因である計時時刻
のずれ等が把握され、使い勝手が向上する。また、請求
項2にかかる発明によれば、時報検知状態の表示によ
り、時刻合わせ装置の時刻合わせが行われているのかど
うかを把握するのが容易である。
【0019】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
計時時刻のずれ等の把握を容易にさせるとともに、時報
の非検知状態を後で通知することが可能である。さら
に、請求項4にかかる発明によれば、時報の非検知状態
は点滅表示により視認性が向上されつつ通知される。さ
らに、請求項5にかかる発明によれば、時報検知状態信
号により時報検知状態が通知され、外部の装置で時報検
知状態に応じた処理を行うことが可能である。
【0020】さらに、請求項6にかかる発明によれば、
必要時のみ時刻合わせができなかったことが通知され、
使い勝手が向上する。さらに、請求項7にかかる発明に
よれば、時刻合わせ装置の時刻合わせが行われているの
かどうかが通知され、使い勝手を向上させることの可能
な時刻合わせ方法を提供することができる。さらに、請
求項8にかかる発明によれば、同様の処理をコンピュー
タにて実行する時刻合わせ装置の制御プログラムを記録
した媒体を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる時刻合わせ装置を組み込んだビデオ装置の概略構成
をブロック図により示している。同図において、IIC
バス40には、内部機器を集中的に制御する主制御手段
であるマイコン10と、テレビジョン放送電波を受信す
る放送信号受信部20と、受信されたテレビジョン放送
電波に基づいて映像信号や音声信号を復元して図示しな
い高圧回路や音声増幅回路へと出力するビデオIC30
とが接続されている。そして、これらはIICバス40
を介して、シリアルデータ通信により所定のデータ通信
を行うようになっている。そして、マイコン10がこの
シリアルデータ通信によって装置全体を制御することに
より、ビデオ装置としての機能を実現している。
【0022】放送信号受信部20は、アンテナ21と、
チューナ22と、バンドパスフィルタ23と、時報検出
回路24とを備え、放送局からの放送電波を受信すると
ともに同放送電波中の所定時刻に送信される周期的な時
報を検知している。チューナ22は、バンドパスフィル
タ23とビデオIC30とに接続されるとともに、II
Cバス40にも接続されている。そして、マイコン10
からIICバス40を介して各種の設定値を入手する
と、同設定値に対応した受信周波数のテレビジョン放送
信号をアンテナ21を介して受信し、バンドパスフィル
タ23に出力する。同時に、同テレビジョン放送信号か
ら中間周波信号を生成し、ビデオIC30に出力する。
【0023】ここで、チューナ22は、上記所定時刻に
送信される周期的な時報を含んだ放送電波を受信可能に
構成されていればよく、例えば、NHK教育テレビ放送
から送信される時報を含んだ放送電波を受信可能な構成
であればよい。むろん、使用する時報は上記NHK教育
テレビ放送に限定されるものではなく、他の放送局から
同様に時報を含む放送電波が送信されていれば利用可能
である。また、使用する受信電波の種類を特にテレビ放
送に限定する必要はなく、ラジオ放送等を受信する構成
としても実現可能である。
【0024】バンドパスフィルタ23は、チューナ22
と時報検出回路24との間に介在され、チューナ22に
て受信された放送電波の内で時報に該当する周波数の信
号を選出している。時報検出回路24は、バンドパスフ
ィルタ23とマイコン10の間に介在され、バンドパス
フィルタ23により選出された時報に該当する周波数の
信号を検出している。したがって、放送局からの放送電
波を受信し、所定時刻に同放送局から送信される周期的
な時報を検知する放送信号受信部20は、この意味で、
本発明にいう放送信号受信手段を構成している。
【0025】ビデオIC30は、放送信号受信部20で
生成された中間周波信号が供給されると、マイコン10
からの制御指示に基づいて中間周波信号に各種の信号処
理を施して出力する。そして、ビデオメカ31に配置さ
れた図示しない各種センサからの出力信号に基づいて内
部のモータ系回路によりビデオテープを走行させつつ、
ヘッド系回路によりテープ記録面上に信号記録を行わせ
る。一方、ビデオ再生時、ビデオIC30は、マイコン
10からの制御指示に基づいて、モータ系回路によりビ
デオテープを走行させつつ、ヘッド系回路によりテープ
記録面上からビデオ信号を読み出させる。そして、この
ビデオ信号に所定の信号処理が施すことにより、映像信
号や音声信号などを復元する。ビデオIC30からの映
像信号はオンスクリーンディスプレイ回路11に供給さ
れ、映像出力端子12を介して外部のモニタ等に供給さ
れるようになっている。また、ビデオIC30からの音
声信号は、音声出力端子32を介して、外部のスピーカ
等に供給されるようになっている。
【0026】マイコン10には、図示しない操作パネル
と、ビデオIC30に接続されたオンスクリーンディス
プレイ回路11とが直に接続されている。また、図示し
ないリモコン送信機から赤外線信号を受信するリモコン
受光部50も接続されている。オンスクリーンディスプ
レイ回路11は、利用者の操作パネルあるいはリモコン
送信機の操作内容に応じ、マイコン10からの表示信号
をビデオIC30からの映像信号に重ね合わせて、外部
のブラウン管モニタ等に出力する。したがって、利用者
は外部のブラウン管モニタ等の表示内容に従って時刻設
定などの所定の操作を行うことが可能になっている。な
お、後述するように、マイコン10は時報検知状態をブ
ラウン管モニタ等に表示させることも可能であり、この
意味でマイコン10と表示手段であるオンスクリーンデ
ィスプレイ回路11とは本発明にいう通知手段を構成し
ている。
【0027】また、マイコン10には、時計回路60や
表示回路70も直に接続されている。時計回路60は、
ビデオ装置内の時刻制御行うために必要な時刻を計ると
ともに、放送信号受信部20で時報が検知されたときに
マイコン10により計時時刻が合わせられる。すなわ
ち、時計回路60は本発明にいう時計手段を構成してい
る。表示回路70は蛍光表示管70aを有しており、時
計回路60の計時時刻がマイコン10により表示回路7
0内の蛍光表示管70aに表示されるようになってい
る。そして、後述するように、マイコン10は時報検知
状態に応じて蛍光表示管70aの表示状態を変更させる
ことが可能であり、この意味で、表示回路70はオンス
クリーンディスプレイ回路11とともに本発明にいう表
示手段を構成している。
【0028】さらに、マイコン10は、内蔵しているR
OM10aからあらかじめ用意されたプログラムを読み
出して放送信号受信部20の制御を行っている。そし
て、放送信号受信部20にてNHK教育テレビ放送から
の時報を受信すると、マイコン10は、この時報に基づ
いて時計回路60の時刻合わせを行う。この意味で、マ
イコン10は本発明にいう時刻合わせ手段も構成してい
る。また、マイコン10には記憶部であるRAM10b
も内蔵されている。このRAM10bには、時報が予想
される到来時期に検知されなかった場合に、その時報の
予想到来時刻が記憶されるようになっている。なお、N
HK教育テレビ放送では、図2に示すように、所定のテ
レビ番組とテレビ番組との間、すなわち、午前7時、午
前12時及び午後7時に時報を送信している。そこで、
マイコン10は、時報が送信される時刻を時刻合わせ用
の時報時刻としてあらかじめ設定しておき、この設定さ
れた時報時刻ごとに時報を受信して時刻合わせを行って
いる。
【0029】図3は、マイコン10が時刻合わせ処理を
行うときの手順をフローチャートにより示している。同
図において、まず、時報の予想到来時期であるかどうか
を判断する(ステップS110)。ここで、時報の予想
到来時期は、図2で示したような時報の予想到来時刻を
含むように設定されていればよく、例えば時報の予想到
来時刻の所定時間前から所定時間後までを予想到来時期
とすることができる。時報の予想到来時期でない場合
は、時報の予想到来時期となるまでステップS110を
繰り返す。そして、時報の予想到来時期となると、放送
信号受信部20にて時報が検知されたかどうかを判断す
る(ステップS120)。時報が検知されなかった場合
は、時報の予想到来時期内であるかどうかを判断し(ス
テップS130)、予想到来時期内でなければステップ
S120〜S130を繰り返す。
【0030】時報の予想到来時期内に時報が検知されな
かった場合は、まず、時報の予想到来時刻をRAM10
bに記憶する(ステップS140)。そして、RAM1
0bに記憶された予想到来時刻を蛍光表示管70aに点
滅表示させる(ステップS150)。すなわち、放送信
号受信部20で時報が予想到来時期に検知されなかった
ことが蛍光表示管70aの点滅表示により通知されるこ
とになる。なお、本実施形態では、蛍光表示管70aの
点滅表示により時報の予想到来時刻が通知されるように
なっているが、時報の予想到来時刻の代わりに計時時刻
を点滅表示させることでも時報が予想到来時期に検知さ
れなかったことが通知させることになる。
【0031】そして、時報非検知状態を表す時報検知状
態信号を作成して外部に出力する(ステップS16
0)。むろん、このステップS160がなくてもステッ
プS150により時報検知状態が通知されることはいう
までもないが、本ビデオ装置が時刻合わせ装置の時報検
知状態に応じた処理を行うことができるように、ステッ
プS160を設けてある。その後は、本フローの最後に
進み、本フローを抜けるとともに、再び本フローが行わ
れるようになっている。
【0032】一方、ステップS120で時報が検知され
た場合は、時報を正常に検知することができているた
め、時計回路60の計時時刻の時刻合わせを行う(ステ
ップS170)。そして、時報検知状態信号の通知を中
止する(ステップS180)。むろん、ステップS18
0では時報が検知されている状態を通知するようにして
もよいが、本実施形態は時報が検知されなかったことに
ついて利用者の注意を促すため、時報検知状態信号の通
知を中止するようにしている。また、時報非検知状態が
ステップS160にて通知されるため、このステップS
180はなくてもよいが、何らかの原因で時報が検知さ
れずに次の予想到来時期に時報が検知された場合には、
前回の時報非検知状態を利用者に通知する必要がないた
め設けている。すなわち、時報非検知状態を通知する必
要がなくなった場合には時報非検知状態は通知され続け
ず、必要時のみ時刻合わせができなかったことが通知さ
れることになる。その後は、本フローの最後に進み、本
フローを抜けるとともに、再び本フローが開始されるよ
うになっている。
【0033】以上のフローにより、放送信号受信部20
にて検知された時報に対応して時計回路60の計時時刻
を時刻合わせしつつ、時報検知状態を通知することが可
能になる。この意味で、マイコン10は本発明にいう時
刻合わせ手段と通知手段とを構成している。なお、本実
施形態では、放送局から送信された放送信号に含まれる
時報を検知して時刻合わせを行っているが、少なくとも
放送信号に含まれる時報に基づいて時刻合わせを行うこ
とができればよく、同軸ケーブルを介して受信されるC
ATV等の放送信号を利用することも可能である。
【0034】次に、本実施形態にかかる時刻合わせ装置
を適用したビデオ装置で時報検知状態を通知する動作の
一例を説明する。なお、本実施形態では、時報の予想到
来時期を計時時刻の3分前から3分後に設定して、ビデ
オ装置が電源オフのときに放送信号受信部20に電源供
給され、時刻合わせが行われるようになっている。図4
は、本発明の一実施形態にかかる時刻合わせ装置の処理
を示すフローチャートである。同図において、まず、ビ
デオ装置は電源オフであるかどうかを判断する(ステッ
プS205)。電源オフであれば、時報の予想到来時期
の最初である予想到来時刻の3分前かどうかをみる(ス
テップS210)。時報の予想到来時刻の3分前でない
場合は、時報の予想到来時刻の3分前となるまでステッ
プS205〜S210を繰り返す。そして、時報の予想
到来時刻の3分前となると、放送信号受信部20に電源
を供給し(ステップS215)、放送信号受信部20に
て時報が検知されたかどうかを判断する(ステップS2
20)。時報が検知されなかった場合は、時報の予想到
来時期の終わりである予想到来時刻の3分後であるかど
うかを判断し(ステップS225)、3分後でなければ
ステップS220〜S225を繰り返す。
【0035】時報の予想到来時刻の3分前から3分後の
間に時報が検知されなかった場合は、時報の予想到来時
刻をRAM10bに記憶する(ステップS230)。そ
して、放送信号受信部20への電源を遮断する(ステッ
プS235)。その後、本フローを抜け、本フローを終
了するとともに、再び本フローが繰り返し行われる。ス
テップS235終了時には時報の非検知状態は通知され
ないが、RAM10bに記憶された予想到来時刻をもと
に、ビデオ装置が電源オンとなった場合に通知されるよ
うになっている。むろん、図3のフローのステップS1
50のように、記憶された予想到来時刻を蛍光表示管7
0aに点滅表示させて即座に通知させるようにすること
も可能である。
【0036】なお、ステップS220で時報が検知され
た場合は、時報を正常に検知することができているた
め、時計回路60の計時時刻の時刻合わせを行う(ステ
ップS240)。そして、記憶された予想到来時刻をR
AM10bから消去し(ステップS245)、ステップ
S235に進んで放送信号受信部20への電源を遮断す
るようになっている。すなわち、時報非検知状態を通知
する必要がなくなった場合には、RAM10bから予想
到来時刻が消去されるようになっている。
【0037】ビデオ装置の電源がオンになると、ステッ
プS205からステップS250に進み、RAM10b
に予想到来時刻が記憶されているかどうかをみる。RA
M10bに予想到来時刻が記憶されていれば、ステップ
S230で時報が検知されていなかったことになるの
で、時報の非検知状態を通知するため、”ジャストクロ
ック非動作”である旨をオンスクリーンディスプレイ回
路11を介して表示させる(ステップS255)。例え
ば、午後7時の時報が非検知であったとき、RAM10
bに記憶された午後7時の情報を利用して、”午後7時
のジャストクロック動作は行われませんでした”という
情報を作成してオンスクリーンディスプレイ回路11に
出力したとする。すると、外部にブラウン管モニタを接
続して電源を入れると、図5に示すような表示がブラウ
ン管モニタに現れる。したがって、時報が検知されず、
時刻合わせが行われなかった場合、利用者はビデオ装置
の電源オン時に外部のブラウン管モニタの表示を確認す
ることにより、時報の非検知状態が通知されることにな
る。その後は、本フローを抜け、本フローを終了すると
ともに、本フローが繰り返し行われる。
【0038】このように、本時刻合わせ装置を用いる
と、時報が検知されたときに計時時刻は時刻合わせされ
つつ、時刻合わせがされているかどうかの時報検知状態
が通知される。したがって、時刻合わせが行われない原
因である計時時刻のずれ等を把握することが容易であ
り、利用者にとって使い勝手のよい時刻合わせ装置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる時刻合わせ装置を
組み込んだビデオ装置の概略構成を示したブロック図で
ある。
【図2】時報時刻を示すタイムチャートである。
【図3】時刻合わせ処理を行う手順を示したフローチャ
ートである。
【図4】時刻合わせ装置を適用したビデオ装置で時報検
知状態を通知する処理を示したフローチャートである。
【図5】時報非検知状態における外部ブラウン管モニタ
に表示される内容の一例を示した概略図である。
【符号の説明】
10…マイコン 10a…ROM 10b…RAM 11…オンスクリーンディスプレイ回路 12…映像出力端子 20…放送信号受信部 21…アンテナ 22…チューナ 23…バンドパスフィルタ 24…時報検出回路 30…ビデオIC 31…ビデオメカ 32…音声出力端子 40…IICバス 50…リモコン受光部 60…時計回路 70…表示回路 70a…蛍光表示管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 15/02 346 G11B 15/02 346C H04N 5/44 H04N 5/44 A Fターム(参考) 2F002 AA05 AA06 AD06 AD07 AF01 BB04 EA05 EB13 EC01 EC03 EE04 EE08 FA19 GA08 GC04 GC22 2F082 BB00 BB04 CC02 CC06 DD10 HH03 2F083 AA00 BB08 CC01 JJ01 JJ13 JJ14 5C025 BA25 BA28 BA30 CA09 CA15 CB06 5D102 AC01 AD18 AF06 HA06 HA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を計る時計手段と、 放送局からの放送信号を受信するとともに所定時刻に同
    放送局から送信される時報を同放送信号から取り出して
    検知可能な放送信号受信手段と、 この放送信号受信手段で時報が検知されたときに上記時
    計手段の計時時刻の時刻合わせを行う時刻合わせ手段
    と、 上記放送信号受信手段で時報が予想される到来時期に検
    知されたかどうかの時報検知状態を通知する通知手段と
    を具備することを特徴とする時刻合わせ装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の時刻合わせ装置に
    おいて、 上記通知手段は、上記時報検知状態を表示する表示手段
    を備えることを特徴とする時刻合わせ装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1あるいは請求項2のいずれ
    かに記載の時刻合わせ装置において、 上記通知手段は、上記放送信号受信手段で検知されなか
    った時報の予想到来時刻を記憶する記憶部を有し、この
    記憶部に記憶された予想到来時刻を通知することを特徴
    とする時刻合わせ装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項2あるいは請求項3のいずれ
    かに記載の時刻合わせ装置において、 上記通知手段は、上記放送信号受信手段で時報が予想さ
    れる到来時期に検知されなかった場合に、検知されなか
    った時報の予想到来時刻あるいは上記時計手段の計時時
    刻を上記表示手段に点滅表示させることを特徴とする時
    刻合わせ装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の時刻合わせ装置において、 上記通知手段は、上記放送信号受信手段で時報が予想さ
    れる到来時期に検知されたかどうかの時報検知状態信号
    を作成して外部に出力することを特徴とする時刻合わせ
    装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の時刻合わせ装置において、 上記通知手段は、上記放送信号受信手段で時報が検知さ
    れたときに上記時報検知状態の通知を中止することを特
    徴とする時刻合わせ装置。
  7. 【請求項7】 放送局からの放送信号を受信するととも
    に所定時刻に同放送局から送信される時報を同放送信号
    から取り出して検知したときに計時時刻の時刻合わせを
    行い、時報が予想される到来時期に検知されたかどうか
    の時報検知状態を通知することを特徴とする時刻合わせ
    方法。
  8. 【請求項8】 放送局からの放送信号を受信するととも
    に所定時刻に同放送局から送信される時報を同放送信号
    から取り出して検知したときに計時時刻の時刻合わせを
    行い、時報が予想される到来時期に検知されたかどうか
    の時報検知状態を通知することを特徴とする時刻合わせ
    装置の制御プログラムを記録した媒体。
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