JP2001249910A - ネットワーク上のノードへのプログラム配置方法 - Google Patents

ネットワーク上のノードへのプログラム配置方法

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JP2001249910A
JP2001249910A JP2000058372A JP2000058372A JP2001249910A JP 2001249910 A JP2001249910 A JP 2001249910A JP 2000058372 A JP2000058372 A JP 2000058372A JP 2000058372 A JP2000058372 A JP 2000058372A JP 2001249910 A JP2001249910 A JP 2001249910A
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Takahito Yoshihara
貴仁 吉原
Hajime Hattori
元 服部
Keizo Sugiyama
啓三 杉山
Koji Nakao
康二 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理端末やアクティブノードの処理負荷に応
じて、アクティブノードの個数や位置を動的に最適化す
る。 【解決手段】 投入されたプログラムを実行可能なノー
ドを含むネットワークの当該ノードに分担処理プログラ
ムを投入してこれをアクティブノード化し、端末が実行
すべき処理の一部を前記アクティブノードに分担させる
ネットワーク上のノードへのプログラム配置方法におい
て、前記端末およびアクティブノードの少なくとも一方
における前記処理の負荷が予定の基準負荷に達している
か否かを判別する手順(ステップS21,22)と、前
記処理負荷が予定の基準負荷に達すると、ネットワーク
上の少なくとも一つのノードに、前記分担処理プログラ
ムを投入してアクティブノード化する手順(ステップS
23,24)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末同士がノード
を介して接続されるネットワークに係り、特に、端末が
実行すべき処理の一部をノードに分担させることで端末
の処理負荷を軽減するアクティブネットワーク技術に好
適な、ネットワーク上のノードへのプログラム配置方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】端末同士が複数のノードを介して接続さ
れたネットワークにおいて、端末が実行すべき処理の一
部を各ノードに分担させるための分担処理プログラム
を、当該ノードに投入かつ配置(以下、アクティブ化と
表現する場合もある)し、アクティブ化されたノード
(以下、アクティブノードと表現する場合もある)に分
担処理プログラムを実行させるアクティブネットワーク
技術が提案されている。このようなアクティブネットワ
ーク技術によれば、端末の処理負荷が各アクティブノー
ドに分散されるので、当該端末の処理負荷を軽減するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したアクティブネ
ットワークでは、分担処理プログラムを格納したアクテ
ィブノードを多数配置するほど端末の負担が軽減される
反面、多数のアクティブノードがパケットやパケット内
のデータに対して分担処理プログラムを実行することに
なる。このため、送受信端末間での伝送遅延は、端末の
負荷が軽減されることによる短縮分と、アクティブネッ
トワーク内で分担処理プログラムの実行回数が増加する
ことによる増加分との差分だけ改善されることなる。し
たがって、分担処理プログラムを投入してアクティブ化
するノードの数は、端末やアクティブノードの処理負荷
が過大とならない範囲で最小に抑えることが望ましい。
【0004】さらに、アクティブノードはパケットの入
力が集中する位置に配置することが望ましく、パケット
が集中しないノードに分担処理プログラムを配置してア
クティブ化しても、十分な改善効果を得ることはできな
い。
【0005】しかしながら、端末やアクティブノードの
処理負荷、あるいはパケットの集中箇所等は逐次変化す
るため、最適なアクティブノード数や配置位置を予め設
定することは難しい。このため、従来のアクティブネッ
トワーク技術では、アクティブ化するノードの位置や個
数の最適解を、シュミレーション結果や経験則に基づい
て予測し、この予測結果に基づいて所定のノードを固定
的にアクティブノード化していた。すなわち、端末や各
ノードの処理負荷が変化しても、最初に配置したアクテ
ィブノードの位置や個数がそのまま維持され続けてい
た。
【0006】このように、従来のアクティブネットワー
ク技術では、端末やアクティブノードでの実際の処理負
荷とは無関係に、所定のノードが固定的にアクティブノ
ード化されていたため、ネットワーク全体の処理負荷や
伝送遅延を効率良く改善することが難しかった。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の課題
を解決し、時々刻々と変化する処理端末やアクティブノ
ードの処理負荷に応じて、アクティブ化するノードの個
数や位置を動的に最適化できるネットワーク上のノード
へのプログラム配置方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、投入されたプログラムを実行可能な
ノードを含むネットワークの当該ノードに分担処理プロ
グラムを投入してこれをアクティブノード化し、端末が
実行すべき処理の一部を前記アクティブノードに分担さ
せるネットワーク上のノードへのプログラム配置方法に
おいて、前記端末およびアクティブノードの少なくとも
一方における前記処理の負荷が予定の基準負荷に達して
いるか否かを判別する手順と、前記処理負荷が予定の基
準負荷に達すると、ネットワーク上の少なくとも一つの
ノードに、前記分担処理プログラムを投入してアクティ
ブノード化する手順とを含むことを特徴とする。
【0009】上記した特徴によれば、端末やアクティブ
ノードの処理負荷が高くなったときに初めて、他のノー
ドに分担処理プログラムが配置されて新たにアクティブ
ノード化され、当該新たなアクティブノードがデータ処
理の一部をさらに分担する。したがって、アクティブ化
するノードの数を、端末やアクティブノードの処理負荷
が過大とならない範囲で最小に抑えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明を適用したアクティブネ
ットワークの構成を示した図であり、ここでは、ネット
オークションを例にして本発明の実施形態を説明する。
【0011】受信端末としてのオークション端末10
は、少なくとも1つのノードN(N1,N2 ,…Nn )
を含むネットワークNTを介して、送信端末としての複
数のクライアント端末S(S1 ,S2 …Sn )と接続さ
れている。各クライアント端末Sから入力された入札希
望価格Yinは、前記ネットワークNTを介してオークシ
ョン端末10へ入力される。前記オークション端末10
は、各クライアント端末Sから入力される入札希望価格
Yinを比較し、最高価格を入札したクライアント端末に
対して購入権を与える。
【0012】図2は、上記したオークション端末10の
主要部の構成を示した機能ブロック図であり、当該オー
クション端末10をネットワークNTに接続するための
通信インターフェース101と、ROM102に格納さ
れたプログラムにしたがって所定の処理を実行するCP
U103と、前記CPU103のワークエリアとして機
能するRAM104とを少なくとも含む。
【0013】前記ROM102には、当該オークション
端末10が通信端末として機能するための基本プログラ
ムの他に、上記したネットオークションを実行するため
のオークションプログラム102aと、当該オークショ
ン端末10の処理負荷を前記CPU103の稼働率やR
AM104の占有率、あるいは通信インターフェース1
01の送受信バッファのキュー長等に基づいて判定し、
処理負荷が高い場合にネットワークNT内のノードNを
動的にアクティブノード化するアクティブ化プログラム
102bとが格納されている。
【0014】前記RAM104には、上記したワークエ
リアとは別に、ネットワークNT内のノードNをアクテ
ィブ化するために、当該ノードNに対して転送される分
担処理プログラム104aが格納されている。
【0015】次いで、図3のフローチャートを参照し
て、上記したオークションプログラム102aの動作に
ついて説明する。
【0016】ステップS11において、いずれかのクラ
イアント端末Sから送出された入札希望価格Yinを検知
すると、ステップS12では、これまでに入力された入
札希望価格Yinの最高額である最高価格Ymax と、前記
検知された今回の入札希望価格Yinとが比較される。入
札希望価格Yinが最高価格Ymax 以下であれば、ステッ
プS13において、当該入札希望価格Yinを送出したク
ライアント端末Sに対して、当該入札希望価格Yinが最
高価格Ymax 以下である旨を表す失敗メッセージが送出
される。
【0017】また、前記ステップS12において、入札
希望価格Yinが最高価格Ymax を上回っていれば、ステ
ップS14において、現在の最高価格Ymax が今回の入
札希望価格Yinに更新される。ステップS15では、更
新された最高価格Ymax が、ネットワークNT上の各ノ
ードNを経由して全クライアント端末Sへ通知される。
これにより、各クライアント端末Sでは現在の最高価格
Ymax を認識できるようになる。
【0018】次いで、図4のフローチャートを参照し
て、上記したアクティブ化プログラム102bの動作に
ついて説明する。
【0019】ステップS21では、CPU103の稼働
率やRAM104の占有率、あるいは通信I/F101
の送受信バッファのキュー長等に基づいて、当該オーク
ション端末10の現在の処理負荷Lが検知される。ステ
ップS22では、検知された現在の処理負荷Lと基準負
荷Lref とが比較される。
【0020】ここで、図5に示したように、オークショ
ンに参加しているクライアント端末Sが少なく、例え
ば、クライアント端末S2 ,S8 のみであれば、オーク
ション端末10の処理負荷は低いままである。したがっ
て、ステップS22の判断は否定となり、いずれのノー
ドNもアクティブ化されることはない。このため、オー
クション端末10は各クライアント端末S4 ,S8 から
転送された入札希望価格Yinを、上記したオークション
プログラム102aにしたがって全て自身で順次処理す
ることになる。
【0021】これに対して、図6に示したように、オー
クションに参加するクライアント端末Sの数が増大し、
前記ステップS22において、処理負荷Lが基準負荷L
refを超えたと判断されると、ステップS23におい
て、アクティブ化すべきノードNが選択される。本実施
形態では、以下の理由から、オークション端末10に隣
接するノードN1 が選択される。
【0022】すなわち、アクティブノードをオークショ
ン端末10に隣接配置した場合と離間配置した場合と
で、オークション端末10から送出される最高価格Yma
x の更新結果の到達時刻を比較すると、隣接配置された
アクティブノードへは、離間配置されたアクティブノー
ドよりも早く到達する。したがって、隣接ノードをアク
ティブ化すれば、離間ノードをアクティブ化する場合に
比べて、より多くの入札希望価格をフィルタリングする
ことができ、オークション端末10の負荷を、より多く
軽減できるからである。
【0023】ステップS24では、前記選択されたノー
ドN1 に対して、前記RAM104に格納されている分
担処理プログラム104aが投入される。
【0024】分担処理プログラム104aを投入された
ノードN1 はアクティブ化(AN1)され、以下に図7
のフローチャートを参照して詳述するように、当該分担
処理プログラム104aを実行してオークション端末1
0の処理を分担するので、オークション端末10の処理
負荷が低減される。
【0025】図7は、前記分担処理プログラム104a
を投入されたアクティブノードAN1 が、当該分担処理
プログラム104aに従って実行する分担処理の動作を
示したフローチャートである。
【0026】分担処理プログラム104aが起動される
と、本実施形態では、ステップS30〜S38の『オー
クション処理』と、ステップS40〜S43の『負荷判
定処理』とが並列的に実行される。
【0027】『オークション処理』では、ステップS3
0でアンロードタイマTm がスタートする。このアンロ
ードタイマTm は、当該分担処理プログラム104aが
十分に活用されないにもかかわらずノードNに常駐する
ことを防止するために設けられ、処理対象の入札希望価
格Yinが入力されない経過時間を計測する。
【0028】ステップS31において、いずれかのクラ
イアント端末Sから送出された入札希望価格Yinを検知
すると、ステップS32では、前記アンロードタイマT
m がリセットされる。ステップS33では、当該アクテ
ィブノードAN1 における現在までの最高価格Ymax1と
前記検知された入札希望価格Yinとが比較され、入札希
望価格Yinが最高価格Ymax1以下であれば、ステップS
38において、当該入札希望価格Yinを送出したクライ
アント端末Sに対して失敗メッセージが送出される。
【0029】また、前記ステップS33において、入札
希望価格Yinが最高価格Ymax1を上回ったと判定される
と、ステップS34では、現在の最高価格Ymax1が今回
の入札希望価格Yinに更新される。ステップS35で
は、更新された現在の最高価格Ymax1がオークション端
末10へ転送される。
【0030】一方、前記ステップS31において、入札
希望価格Yinが検知されないと、ステップS36では、
前記アンロードタイマTm と基準時間Tref とが比較さ
れ、アンロードタイマTm が基準時間Tref を下回って
いる限りは、前記ステップS31へ戻って上記した各処
理が繰り返される。また、アンロードタイマTm が基準
時間Tref を上回ると、ステップS37において、当該
分担処理プログラムが削除され、アクティブノードAN
1 は通常のノードN1 に戻る。
【0031】一方、『負荷判定処理』では、ステップS
40において、当該アクティブノードAN1 の現在の処
理負荷Lが、CPUの稼働率やメモリの占有率、あるい
は送受信バッファのキュー長等に基づいて検知される。
ステップS41では、検知された現在の処理負荷Lと基
準負荷Lref とが比較される。
【0032】ここで、図8に示したように、オークショ
ン参加者が増加してアクティブノードAN1の処理負荷
も増大し、現在の処理負荷Lが基準負荷Lref を超えた
と判定されると、ステップS42において、アクティブ
化すべきノードとして、隣接するノードN2 が選択され
る。ステップS43では、ノードN2 に対して分担処理
プログラムが投入されてアクティブノード化される。
【0033】この結果、アクティブノードAN2 からA
N1 へは、現在の最高価格以下の入札希望価格が入力さ
れなくなるので、当該アクティブノードAN1 の処理負
荷が大幅に低減されることになる。
【0034】上記したように、本実施形態によれば、受
信端末としてのオクション端末10や、既にアクティブ
化されたノード(アクティブノードAN)の処理負荷を
監視し、処理負荷が大きくなった場合のみ、所定のノー
ドNをアクティブ化して処理を分散するので、必要以上
に多くのノードがアクティブ化されることにより生じ得
る伝送遅延の増大を防止しながら、受信端末やノードの
負荷が軽減されることによる伝送遅延の解消が可能とな
り、総合的に伝送遅延を大幅に改善することができる。
【0035】また、本実施形態では、受信端末あるいは
アクティブノードの処理負荷が増加してノードNのいす
れかをアクティブ化する際に、隣接したノードから順に
アクティブ化するようにしたので、アクティブノードに
おいて生じ得る伝送遅延を最小限に抑えながら、ノード
のアクティブ化による負荷の分散効果により、過大な処
理負荷が原因で生じていた伝送遅延を解消できるように
なる。
【0036】さらに、本実施形態では、アクティブ化さ
れたノードがアクティブノードとしての機能を十分に発
揮していない場合には、分担処理プログラムをアンロー
ドして通常のノードへ戻すようにしたので、処理負荷の
分散に寄与しないアクティブノードが分担処理プログラ
ムを無駄に実行することによる伝送遅延の発生を防止で
きるようになる。
【0037】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、以下に説明するように、種々のオプ
ションを設定することも可能である。
【0038】上記した実施形態では、処理負荷の高くな
ったオークション端末あるいはアクティブノードANが
他のノードに分担処理プログラムを投入してアクティブ
ノードANを増やすものとして説明した。しかしなが
ら、例えば図6に示したように、ノードN1 がアクティ
ブ化されているときに当該アクティブノードAN1 の処
理負荷が過大となった際、ノードN2 を追加的にアクテ
ィブ化するのではなく、図9に示したように、分担処理
プログラムを他のノードN2 に移動、すなわち分担処理
プログラムをノードN2 へ投入すると同時に自身の分担
処理プログラムを消去し、自らは通常のノードに戻るよ
うにしても良い。
【0039】さらに、上記した実施形態では、オークシ
ョン端末10やアクティブノードANから分担処理プロ
グラムを投入されたノードが、無条件でアクティブ化さ
れるものとして説明した。しかしながら、分担処理プロ
グラムを投入されたノードNが自身の処理負荷Lを検知
し、処理負荷Lが既に高い場合等には分担処理プログラ
ムの配置を拒否したり、あるいは投入された分担処理プ
ログラムを、処理負荷の低い他のノードへ再投入するよ
うにしても良い。
【0040】さらに、上記した実施形態では、オークシ
ョン端末やアクティブノードANが、隣接するノードN
へ分担処理プログラムを投入してアクティブ化するもの
として説明した。しかしながら、本発明はこれのみに限
定されるものではなく、隣接以外の任意のノードNをア
クティブ化しても良い。
【0041】例えば、図10に示したように、クライア
ント端末に近いノードN6 に入力が集中しているような
場合には、隣接するノードN1 をアクティブ化するより
も、当該ノードN6 をアクティブ化する方が効率的であ
る。したがって、各パケットが経由したノードの履歴を
当該パケットのヘッダ等に全て登録し、分担処理プログ
ラムを投入しようとするオークション端末10あるいは
アクティブノードANが受信パケットのヘッダを参照
し、最も多く登録されているノードN3 に分担処理プロ
グラムを投入してアクティブ化するようにしても良い。
【0042】さらに、上記した実施形態では、本発明の
理解を容易なものとするためにネットオークションを例
にして説明した。しかしながら、本発明はこれのみに限
定されるものではなく、インターネット等で広く普及し
ているクライアント/サーバ型のアプリケーション、た
とえばWWW(World Wide Web)サーバやキャッシュサ
ーバの処理負荷を軽減する目的での適用も可能であり、
その適用範囲は極めて広い。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果が達
成される。
【0044】(1) 端末あるいはアクティブノードの処理
負荷を監視し、処理負荷が過大となった場合のみ、ネッ
トワーク上の少なくとも一つの他のノードをアクティブ
ノード化するので、アクティブノードの数を、端末やア
クティブノードの処理負荷が過大とならない範囲で最小
に抑えることができる。したがって、アクティブノード
が分担処理プログラムを実行することにより生じ得る伝
送遅延を最小限に抑えながら、ノードのアクティブ化に
よる負荷の分散効果により、過大な処理負荷が原因で生
じていた伝送遅延を解消できる。
【0045】(2) 端末あるいはアクティブノードの処理
負荷が過大になると、隣接(ないしは近接)するノード
をアクティブ化するようにしたので、隣接しない(ない
しは近接しない)ノードをアクティブ化する場合に比べ
て、新たなアクティブノードの分担比率を増加させるこ
とができ、端末あるいは既存のアクティブノードの処理
負荷を大幅に減じることが可能になる。
【0046】(3) アクティブ化されたノードがアクティ
ブノードとしての機能を十分に発揮していない場合に
は、分担処理プログラムを削除して通常のノードへ戻す
ようにしたので、処理負荷の分散に寄与しないアクティ
ブノードが分担処理プログラムを無駄に実行することに
よる伝送遅延の発生を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したアクティブネットワークの構
成を示した図である。
【図2】本発明を適用した受信端末の機能ブロック図で
ある。
【図3】オークションプログラムの動作を示したフロー
チャートである。
【図4】アクティブ化プログラムの動作を示したフロー
チャートである。
【図5】本発明によるアクティブネットワークの構築過
程(その1)を模式的に示した図である。
【図6】本発明によるアクティブネットワークの構築過
程(その2)を模式的に示したあ図である。
【図7】分担処理プログラムの動作を示したフローチャ
ートである。
【図8】本発明によるアクティブネットワークの構築過
程(その3)を模式的に示した図である。
【図9】本発明によるアクティブネットワークの構築過
程(その4)を模式的に示したあ図である。
【図10】本発明によるアクティブネットワークの構築
過程(その5)を模式的に示したあ図である。
【符号の説明】 10…オークション端末,101…通信インターフェー
ス,102…ROM,102a…オークションプログラ
ム,102b…アクティブ化プログラム,103…CP
U,104…RAM,104a…分担処理プログラム,
N…ノード,NT…ネットワーク,端末S…クライアン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/16 620 G06F 17/60 148 17/60 148 9/06 420J (72)発明者 杉山 啓三 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディディ研究所内 (72)発明者 中尾 康二 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディディ研究所内 Fターム(参考) 5B045 GG04 HH02 5B049 AA02 AA04 BB36 EE04 5B076 BB06 5B089 GA11 GB02 JA11 JA40 JB07 JB22 KA06 KB04 KC28 KC60 MA03 5B098 AA10 GC10 GC16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入されたプログラムを実行可能なノー
    ドを含むネットワークの当該ノードに分担処理プログラ
    ムを投入してこれをアクティブノード化し、端末が実行
    すべき処理の一部を前記アクティブノードに分担させる
    ネットワーク上のノードへのプログラム配置方法におい
    て、 前記端末およびアクティブノードの少なくとも一方にお
    ける前記処理の負荷が予定の基準負荷に達しているか否
    かを判別する手順と、 前記処理負荷が予定の基準負荷に達すると、ネットワー
    ク上の少なくとも一つのノードに、前記分担処理プログ
    ラムを投入してアクティブノード化する手順とを含むこ
    とを特徴とするネットワーク上のノードへのプログラム
    配置方法。
  2. 【請求項2】 前記端末は、自身の処理負荷が予定の基
    準負荷に達すると、ネットワーク上の少なくとも一つの
    ノードに前記分担処理プログラムを投入し、これをアク
    ティブノード化することを特徴とする請求項1に記載の
    ネットワーク上のノードへのプログラム配置方法。
  3. 【請求項3】 前記アクティブノードは、自身の処理負
    荷が予定の基準負荷に達すると、ネットワーク上の少な
    くとも一つのノードに前記分担処理プログラムを投入
    し、これをアクティブノード化することを特徴とする請
    求項1または2に記載のネットワーク上のノードへのプ
    ログラム配置方法。
  4. 【請求項4】 前記ノードは、自身が過負荷状態である
    と、前記分担処理プログラムを自身に配置させないこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のネッ
    トワーク上のノードへのプログラム配置方法。
  5. 【請求項5】 前記ノードは、自身に投入された分担処
    理プログラムを配置することなく他のノードに再投入
    し、これをアクティブノード化することを特徴とする請
    求項4に記載のネットワーク上のノードへのプログラム
    配置方法。
  6. 【請求項6】 前記各アクティブノードに配置された分
    担処理プログラムは、当該分担処理プログラムの利用頻
    度が小さい場合に削除されることを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかに記載のネットワーク上のノードへ
    のプログラム配置方法。
  7. 【請求項7】 前記端末およびアクティブノードは、自
    身と隣接する他のノードに分担処理プログラムを追加的
    に投入することを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    かに記載のネットワーク上のノードへのプログラム配置
    方法。
  8. 【請求項8】 前記端末およびアクティブノードは、自
    身と隣接する他のノードに分担処理プログラムを投入
    し、自身の分担処理プログラムは削除することを特徴と
    する請求項1ないし6のいずれかに記載のネットワーク
    上のノードへのプログラム配置方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006513671A (ja) * 2003-01-10 2006-04-20 アルカテル 制御されるアクティブネットワークにおけるシグナリング
KR101130773B1 (ko) 2009-11-13 2012-03-28 인스티튜트 포 인포메이션 인더스트리 노드 배치 장치, 노드 배치 방법 및 컴퓨터 판독가능한 매체

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006513671A (ja) * 2003-01-10 2006-04-20 アルカテル 制御されるアクティブネットワークにおけるシグナリング
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