JP2001249813A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2001249813A
JP2001249813A JP2000058151A JP2000058151A JP2001249813A JP 2001249813 A JP2001249813 A JP 2001249813A JP 2000058151 A JP2000058151 A JP 2000058151A JP 2000058151 A JP2000058151 A JP 2000058151A JP 2001249813 A JP2001249813 A JP 2001249813A
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JP
Japan
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processing apparatus
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Nobuyuki Tsuji
信行 辻
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NEC Ibaraki Ltd
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NEC Ibaraki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価且つ実行速度の低下を招くことなく、フラ
ッシュROMのホールトラップによるデータ破壊を防止
した情報処理装置を提供する。 【解決手段】フラッシュROM11内にアプリケーショ
ンプログラム格納部112とアプリケーションプログラ
ム実行部113とを設け、アプリケーションプログラム
の格納と実行とをフラッシュROM11のみで可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ装置な
どの情報処理装置に関し、特に、フラッシュROM(R
ead Only Memory)へのリードアクセス
でホールトラップにより発生するデータ破壊を回避した
情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の情報処理装置に付いて、
図面を参照して説明する。
【0003】図7は、従来の情報処理装置の概略構成を
示すブロック図である。
【0004】図7を参照すると、情報処理装置700
は、装置の制御を行うCPU(Central Pro
cessing Unit)701と、アプリケーショ
ンプログラム704格納用のフラッシュROM702
と、アプリケーションプログラム704をコピーしてア
プリケーションプログラムを実行するためのRAM(R
andom Access Memory)703とで
構成されている。
【0005】このように構成された情報処理装置700
は、CPU701からリードアクセスがあるとき、アプ
リケーションプログラム704の実行は、RAM703
上からアプリケーションプログラム704が実行される
ことにより、フラッシュROM702への同一アドレス
に対するリードアクセスの回数が増加するとホールトラ
ップが発生し、書き込まれているデータが破壊されると
いう問題を回避している。
【0006】或いは、ホールトラップの発生を回避する
ために、特にリードアクセスの回数が多いアプリケーシ
ョンプログラム704のメインループだけをRAM70
3上に展開し、RAM703上からアプリケーションプ
ログラム704を実行している。
【0007】しかし、CPU701からのリードアクセ
スによるフラッシュROM702のホールトラップによ
るデータ破壊を解決するため、アプリケーションプログ
ラム704格納用のフラッシュROM702に加え、ア
プリケーションプログラム704実行用のRAM703
として高速SRAM(スタティックRAM)を使用し
て、フラッシュROM702から高速SRAMに展開し
て実行しなければならなず、コストが高くなるという欠
点がある。
【0008】また、フラッシュROM702内蔵の1チ
ップマイコンなどでは、外部にメモリを接続することを
想定していないため、内部に対して外部のバス幅は狭く
なるが、RAM703を外部に接続することにより、バ
ス幅とアクセスサイクルに対するウェイトステートの追
加などの制限を受けることになり、実行速度が遅くなる
という欠点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の情報処理装置は、フラッシュROMのホールトラ
ップによるデータ破壊の回避策として、アプリケーショ
ンプログラム格納用のフラッシュROMと、アプリケー
ションプログラムをコピーしてアプリケーションプログ
ラムを実行するためのRAMとを設けているため、コス
トが高くなり、また、RAMを外部に接続することによ
り、バス幅とアクセスサイクルに対するウェイトステー
トの追加などの制限事項が生じ、実行速度が遅くなると
いう課題がある。
【0010】本発明の目的は、フラッシュROM内にア
プリケーションプログラム格納部とアプリケーションプ
ログラム実行部とを設けることにより、RAMを不要と
して、安価且つ実行速度の低下を招かず、フラッシュR
OMのホールトラップによるデータ破壊を防止した情報
処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、装置の制御を行うCPUと、プログラムが格納され
CPUからのリードアクセスによりプログラムの読み出
しが実行される不揮発性メモリとを有し、不揮発性メモ
リは、ブートプログラムを格納するブートプログラム格
納部と、アプリケーションプログラムを格納するアプリ
ケーションプログラム格納部と、電源投入時にアプリケ
ーションプログラム格納部のアプリケーションプログラ
ムがコピーされるアプリケーションプログラム実行部と
を有し、アプリケーションプログラム実行部からアプリ
ケーションプログラムを実行することを特徴とする。
【0012】ブートプログラム格納部は、CPUの初期
化手段と、アプリケーションプログラムをアプリケーシ
ョンプログラム実行部にコピーする手段と、ブートプロ
グラムの実行終了後アプリケーションプログラム実行部
のアプリケーションプログラムを実行する手段とを有す
ることを特徴とする。
【0013】アプリケーションプログラム実行部は、C
PUからの不揮発性メモリへのリードアクセス回数を管
理する手段と、所定のリードアクセス回数を越えるとア
プリケーションプログラムを再度コピーする手段とを有
することを特徴とする。
【0014】アプリケーションプログラム実行部は、ア
プリケーションプログラムがコピーされるとき、実行プ
ログラムのアドレスを示すプログラムカウンタをアプリ
ケーションプログラムの先頭に変更し、アプリケーショ
ンプログラムを実行することを特徴とする。
【0015】装置の制御を行うCPUと、プログラムが
格納されCPUからのリードアクセスによりプログラム
の読み出しが実行される不揮発性メモリとを有し、不揮
発性メモリは、ブートプログラムを格納するブートプロ
グラム格納部と、アプリケーションプログラムを格納す
るアプリケーションプログラム格納部と、電源投入時に
アプリケーションプログラム格納部のアプリケーション
プログラムがコピーされる第一アプリケーションプログ
ラム実行部と、アプリケーションプログラムのメインル
ープにおいてアイドル時にアプリケーションプログラム
格納部のアプリケーションプログラムがコピーされる第
二アプリケーションプログラム実行部とを有し、第一ア
プリケーションプログラム実行部からアプリケーション
プログラムの実行を開始することを特徴とする。
【0016】ブートプログラム格納部は、CPUの初期
化手段と、アプリケーションプログラムを第一アプリケ
ーションプログラム実行部にコピーする手段と、ブート
プログラムの実行終了後第一アプリケーションプログラ
ム実行部のアプリケーションプログラムを実行する手段
とを有することを特徴とする。
【0017】第一アプリケーションプログラム実行部
は、アプリケーションプログラムがコピーされるとき、
実行プログラムのアドレスを示すプログラムカウンタを
アプリケーションプログラムの先頭に変更し、アプリケ
ーションプログラムの実行を開始することを特徴とす
る。
【0018】第一アプリケーションプログラム実行部お
よび第二アプリケーションプログラム実行部は、各々、
CPUからの不揮発性メモリへのリードアクセス回数を
管理する手段と、所定のリードアクセス回数を越えると
アプリケーションプログラムを再度コピーする手段とを
有することを特徴とする。
【0019】第一アプリケーションプログラム実行部で
アプリケーションプログラムを実行中、リードアクセス
回数が所定値を越えると、第二アプリケーションプログ
ラム実行部へアプリケーションプログラム格納部からア
プリケーションプログラムがコピーされることを特徴と
する。
【0020】不揮発性メモリは、フラッシュROMであ
ることを特徴とする。
【0021】リードアクセス回数は、アプリケーション
プログラムのメインループのループ回数であることを特
徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の情報処理装置の実
施の形態について図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の情報処理装置の第一の実
施の形態を示す概略構成ブロック図である。(なお、情
報処理装置の一例として、磁気テープライブラリ装置を
表示している。) 図1を参照すると、情報処理装置1は、装置の制御を行
うCPU10と、プログラムが格納されCPU10から
のリードアクセスによりプログラムの読み出しが実行さ
れるフラッシュROM11と、上位装置(図示せず)、
磁気デープドライブ(図示せず)などとのインタフェー
ス部12と、モータ(図示せず)、アクセッサ(図示せ
ず)などの機構部13と、装置の状態を表示する表示部
14とを有し、フラッシュROM11は、ブートプログ
ラムを格納するブートプログラム格納部111と、アプ
リケーションプログラムを格納するアプリケーションプ
ログラム格納部112と、電源投入時にアプリケーショ
ンプログラム格納部112のアプリケーションプログラ
ムがコピーされるアプリケーションプログラム実行部1
13とを有し、ブートプログラム格納部111は、CP
U10の初期化手段と、アプリケーションプログラムを
アプリケーションプログラム実行部113にコピーする
手段と、ブートプログラムの実行終了後アプリケーショ
ンプログラム実行部113のアプリケーションプログラ
ムを実行する手段とを有し、アプリケーションプログラ
ム実行部113からアプリケーションプログラムを実行
するよう構成されている。
【0024】次に、上述のように構成された情報処理装
置1の動作について、図面を参照して説明する。
【0025】先ず、電源投入時の動作について説明す
る。
【0026】図2は、電源投入時の動作を示すフローチ
ャート図である。
【0027】図2を参照すると、電源投入後にCPU1
0の初期化を行い(S201)、アプリケーションプロ
グラム格納部112のアプリケーションプログラムをア
プリケーションプログラム実行部113にコピーする。
(S202) ここで、プログラムカウンタをアプリケーションプログ
ラム実行部113に存在するアプリケーションプログラ
ムの先頭に変更し、アプリケーションプログラムの実行
を開始する。(S203) 次に、アプリケーションプログラム実行中におけるアプ
リケーションプログラム内のメインループの動作につい
て、図面を参照して説明する。
【0028】図3は、アプリケーションプログラム内の
メインループの動作を示すフローチャート図である。
【0029】図3を参照すると、インタフェース部1
2、機構部13、表示部14に対するアプリケーション
プログラムの各制御の初期化をCPU10で行い(S3
01)、上位装置からの動作要求があった場合(S30
2)は、アクセッサ、モータなどの機構部13の制御、
上位装置、磁気デープドライブとのインタフェース部1
2の制御、および装置の状態を表示する表示部14の制
御を行う。(S303) 次に、フラッシュROM11へのアクセス回数となるメ
インループのループ回数をカウントアップし(S30
4)、そのループ回数を所定のしきい値と比較する。
(S305) しきい値は、ホールトラップによるデータ破壊が発生し
ない充分安全な値に設定しておく。
【0030】比較した結果、カウント値がしきい値をオ
ーバーした場合は、アプリケーションプログラム格納部
112からアプリケーションプログラムをアプリケーシ
ョンプログラム実行部113に再度コピーし(S30
6)、コピー後にS302に戻り、カウント値がしきい
値以下の場合は、S302に戻りアプリケーションプロ
グラムの処理を続行する。
【0031】以上説明したように、情報処理装置1は、
フラッシュROM11内にアプリケーションプログラム
格納部112とアプリケーションプログラム実行部11
3とを設けることにより、アプリケーションプログラム
の格納と実行とをフラッシュROM11のみで可能とし
ており、RAMを不要として、安価且つ実行速度の低下
を招かず、フラッシュROM11のホールトラップによ
るデータ破壊を防止することができるという効果があ
る。
【0032】次に、本発明の情報処理装置の第二の実施
の形態に付いて図面を参照して説明する。
【0033】図4は、本発明の情報処理装置2の第二の
実施の形態を示す概略構成ブロック図である。(なお、
情報処理装置2の一例として、第一の実施の形態と同
様、磁気テープライブラリ装置を表示している。) 図4を参照すると、情報処理装置2は、装置の制御を行
うCPU40と、プログラムが格納されCPU40から
のリードアクセスによりプログラムの読み出しが実行さ
れるフラッシュROM41と、上位装置(図示せず)、
磁気デープドライブ(図示せず)などとのインタフェー
ス部42と、モータ(図示せず)、アクセッサ(図示せ
ず)などの機構部43と、装置の状態を表示する表示部
44とを有し、フラッシュROM41は、ブートプログ
ラムを格納するブートプログラム格納部411と、アプ
リケーションプログラムを格納するアプリケーションプ
ログラム格納部412と、電源投入時にアプリケーショ
ンプログラム格納部412のアプリケーションプログラ
ムがコピーされる第一アプリケーションプログラム実行
部413と、アプリケーションプログラムのメインルー
プにおいてアイドル時にアプリケーションプログラム格
納部412のアプリケーションプログラムがコピーされ
る第二アプリケーションプログラム実行部414とを有
し、ブートプログラム格納部411は、CPU40の初
期化手段と、アプリケーションプログラムを第一アプリ
ケーションプログラム実行部413にコピーする手段
と、ブートプログラムの実行終了後アプリケーションプ
ログラム実行部413のアプリケーションプログラムを
実行する手段とを有し、第一アプリケーションプログラ
ム実行部413からアプリケーションプログラムを実行
するよう構成されている。
【0034】次に、上述のように構成された情報処理装
置2の動作について、図面を参照して説明する。
【0035】先ず、電源投入時の動作について説明す
る。
【0036】図5は、電源投入時の動作を示すフローチ
ャート図である。
【0037】図5を参照すると、電源投入後にCPU4
0の初期化を行い(S501)、アプリケーションプロ
グラム格納部412のアプリケーションプログラムを第
一アプリケーションプログラム実行部413にコピーす
る。(S502) ここで、プログラムカウンタを第一アプリケーションプ
ログラム実行部413に存在するアプリケーションプロ
グラムの先頭に変更し、アプリケーションプログラムの
実行を開始する。(S503) 次に、アプリケーションプログラム実行中におけるアプ
リケーションプログラム内のメインループの動作につい
て、図面を参照して説明する。
【0038】図6は、アプリケーションプログラム内の
メインループの動作を示すフローチャート図である。
【0039】図6を参照すると、インタフェース部4
2、機構部43、表示部44に対するアプリケーション
プログラムの各制御の初期化をCPU40で行い(S6
01)、上位装置からの動作要求があった場合(S60
2)は、アクセッサ、モータなどの機構部43の制御、
上位装置、磁気デープドライブとのインタフェース部4
2の制御、および装置の状態を表示する表示部44の制
御を行う。(S603)次に、フラッシュROM41へ
のアクセス回数となるメインループのループ回数をカウ
ントアップし(S604)、そのループ回数を所定のし
きい値と比較する。(S605) なお、しきい値は、ホールトラップによるデータ破壊が
発生しない充分安全な値に設定しておく。
【0040】ループ回数と所定のしきい値とを比較した
結果、カウント値がしきい値以下の場合は、ループ内で
アプリケーションプログラムがアイドル状態であるか否
かを判定し(S606)、アイドル状態の場合、第二ア
プリケーションプログラム実行部414に対するコピー
が完了したか否かを判定し(S607)、コピーが完了
していない場合は、第二アプリケーションプログラム実
行部414へのコピーを行う。(S608) なお、このコピーは、1回ですべてのアプリケーション
プログラムをコピーするのではなく、複数回に分割し、
それを複数回のアイドルループで完了するようにする。
【0041】カウント値がしきい値以下の場合でアイド
ル状態でない場合、コピーが完了している場合、および
第二アプリケーションプログラム実行部414へのコピ
ーを行った後は、アプリケーションプログラムの処理を
続行する。(各々S602へ戻る) S605で、カウント値がしきい値を越えた場合は、第
二アプリケーションプログラム実行部414に対するコ
ピーが完了したか否かを判定し(S609)、コピーが
完了していない場合は、第二アプリケーションプログラ
ム実行部414へのコピーが完了していない部分のコピ
ーを行い(S610)、その後、上位装置からの動作要
求があった場合(S611)は、機構部43、インタフ
ェース部42、表示部44の各部の制御を行う。(S6
12) 次に、メインループのループ回数をカウントアップし
(S613)、そのループ回数を所定のしきい値と比較
する。(S614) ループ回数と所定のしきい値とを比較した結果、カウン
ト値がしきい値以下の場合は、ループ内でアプリケーシ
ョンプログラムがアイドル状態であるか否かを判定し
(S615)、アイドル状態の場合、第一アプリケーシ
ョンプログラム実行部413に対するコピーが完了した
か否かを判定し(S616)、コピーが完了していない
場合は、第一アプリケーションプログラム実行部413
へのコピーを行う。(S617) なお、コピーは、1回ですべてのアプリケーションプロ
グラムをコピーするのではなく、複数回に分割し、それ
を複数回のアイドルループで完了するようにする。
【0042】カウント値がしきい値以下の場合で、アイ
ドル状態でない場合、コピーが完了している場合、およ
び第一アプリケーションプログラム実行部413へのコ
ピーを行った後は、アプリケーションプログラムの処理
を続行し、各々S611へ戻る。
【0043】S614で、カウント値がしきい値を越え
た場合は、第一アプリケーションプログラム実行部41
3に対するコピーが完了したか否かを判定し(S61
8)、コピーが完了していない場合は、第一アプリケー
ションプログラム実行部413へのコピーが完了してい
ない部分のコピーを行う。(S619) S618でコピーが完了している場合、およびS619
で第一アプリケーションプログラム実行部413へのコ
ピーを行った後は、アプリケーションプログラムの処理
を続行し、S602へ戻る。
【0044】第二の実施の形態の情報処理装置2は、上
述のように、ループ内でアプリケーションプログラムの
アイドル時にアプリケーションプログラム格納部412
からコピーを行うので、第一の実施の形態の情報処理装
置1の有する効果に加え、実施コピーにかかる時間を低
減することができ、実行速度の高速化が図れるという効
果がある。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置は、フラッシュROM内にアプリケーションプログ
ラム格納部とアプリケーションプログラム実行部とを設
けることにより、アプリケーションプログラムの格納と
実行とをフラッシュROMのみで可能とすることによ
り、RAMを不要として、安価且つ実行速度の低下を招
かず、フラッシュROMのホールトラップによるデータ
破壊を防止することができるという効果がある。
【0046】また、フラッシュROM内にアプリケーシ
ョンプログラム格納部と2つのアプリケーションプログ
ラム実行部とを設け、ループ内でアプリケーションプロ
グラムのアイドル時にアプリケーションプログラム格納
部からコピーを行うことにより、実施コピーにかかる時
間を低減することができ、実行速度の高速化が図れると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の第一の実施の形態を示
す概略構成ブロック図である。
【図2】本発明の情報処理装置の第一の実施の形態の電
源投入時の動作を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の情報処理装置の第一の実施の形態のア
プリケーションプログラム内のメインループの動作を示
すフローチャート図である。
【図4】本発明の情報処理装置の第二の実施の形態を示
す概略構成ブロック図である。
【図5】本発明の情報処理装置の第二の実施の形態の電
源投入時の動作を示すフローチャート図である。
【図6】本発明の情報処理装置の第二の実施の形態のア
プリケーションプログラム内のメインループの動作を示
すフローチャート図である。
【図7】従来の情報処理装置の概略構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1、2 情報処理装置 11、41 フラッシュROM 702 フラッシュROM 12、42 インタフェース部 13、43 機構部 14、44 表示部 10、40 CPU 111、411 ブートプログラム格納部 112、412 アプリケーションプログラム格納部 113 アプリケーションプログラム実行部 413 第一アプリケーションプログラム実行部 414 第二アプリケーションプログラム実行部 701 CPU 702 フラッシュROM 703 RAM 704 アプリケーションプログラム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の制御を行うCPUと、プログラム
    が格納され前記CPUからのリードアクセスにより前記
    プログラムの読み出しが実行される不揮発性メモリとを
    有し、前記不揮発性メモリは、ブートプログラムを格納
    するブートプログラム格納部と、アプリケーションプロ
    グラムを格納するアプリケーションプログラム格納部
    と、電源投入時に前記アプリケーションプログラム格納
    部の前記アプリケーションプログラムがコピーされるア
    プリケーションプログラム実行部とを有し、前記アプリ
    ケーションプログラム実行部から前記アプリケーション
    プログラムを実行することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ブートプログラム格納部は、前記C
    PUの初期化手段と、前記アプリケーションプログラム
    を前記アプリケーションプログラム実行部にコピーする
    手段と、前記ブートプログラムの実行終了後前記アプリ
    ケーションプログラム実行部の前記アプリケーションプ
    ログラムを実行する手段とを有することを特徴とする請
    求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記アプリケーションプログラム実行部
    は、前記CPUからの前記不揮発性メモリへのリードア
    クセス回数を管理する手段と、所定のリードアクセス回
    数を越えると前記アプリケーションプログラムを再度コ
    ピーする手段とを有することを特徴とする請求項1記載
    の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記アプリケーションプログラム実行部
    は、前記アプリケーションプログラムがコピーされると
    き、実行プログラムのアドレスを示すプログラムカウン
    タを前記アプリケーションプログラムの先頭に変更し、
    前記アプリケーションプログラムを実行することを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 装置の制御を行うCPUと、プログラム
    が格納され前記CPUからのリードアクセスにより前記
    プログラムの読み出しが実行される不揮発性メモリとを
    有し、前記不揮発性メモリは、ブートプログラムを格納
    するブートプログラム格納部と、アプリケーションプロ
    グラムを格納するアプリケーションプログラム格納部
    と、電源投入時に前記アプリケーションプログラム格納
    部の前記アプリケーションプログラムがコピーされる第
    一アプリケーションプログラム実行部と、前記アプリケ
    ーションプログラムのメインループにおいてアイドル時
    に前記アプリケーションプログラム格納部の前記アプリ
    ケーションプログラムがコピーされる第二アプリケーシ
    ョンプログラム実行部とを有し、前記第一アプリケーシ
    ョンプログラム実行部から前記アプリケーションプログ
    ラムの実行を開始することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ブートプログラム格納部は、前記C
    PUの初期化手段と、前記アプリケーションプログラム
    を前記第一アプリケーションプログラム実行部にコピー
    する手段と、前記ブートプログラムの実行終了後前記第
    一アプリケーションプログラム実行部の前記アプリケー
    ションプログラムを実行する手段とを有することを特徴
    とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第一アプリケーションプログラム実
    行部は、前記アプリケーションプログラムがコピーされ
    るとき、実行プログラムのアドレスを示すプログラムカ
    ウンタを前記アプリケーションプログラムの先頭に変更
    し、前記アプリケーションプログラムの実行を開始する
    ことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第一アプリケーションプログラム実
    行部および前記第二アプリケーションプログラム実行部
    は、各々、前記CPUからの前記不揮発性メモリへのリ
    ードアクセス回数を管理する手段と、所定のリードアク
    セス回数を越えると前記アプリケーションプログラムを
    再度コピーする手段とを有することを特徴とする請求項
    5記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第一アプリケーションプログラム実
    行部で前記アプリケーションプログラムを実行中、前記
    リードアクセス回数が所定値を越えると、前記第二アプ
    リケーションプログラム実行部へ前記アプリケーション
    プログラム格納部から前記アプリケーションプログラム
    がコピーされることを特徴とする請求項5または8記載
    の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記不揮発性メモリは、フラッシュR
    OMであることを特徴とする請求項1、3、5、8の何
    れか1項記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記リードアクセス回数は、前記アプ
    リケーションプログラムのメインループのループ回数で
    あることを特徴とする請求項3、8、9の何れか1項記
    載の情報処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005208747A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法

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