JP2001244912A - Cdmaセルラー無線伝送システム - Google Patents

Cdmaセルラー無線伝送システム

Info

Publication number
JP2001244912A
JP2001244912A JP2001009411A JP2001009411A JP2001244912A JP 2001244912 A JP2001244912 A JP 2001244912A JP 2001009411 A JP2001009411 A JP 2001009411A JP 2001009411 A JP2001009411 A JP 2001009411A JP 2001244912 A JP2001244912 A JP 2001244912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
spreading ratio
code rate
transmission method
transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001009411A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas Wiebke
ヴィーブケ トーマス
Eiko Seidel
ザイデル エイコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Publication of JP2001244912A publication Critical patent/JP2001244912A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0007Code type
    • H04J13/004Orthogonal
    • H04J13/0044OVSF [orthogonal variable spreading factor]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/16Code allocation
    • H04J13/18Allocation of orthogonal codes
    • H04J13/20Allocation of orthogonal codes having an orthogonal variable spreading factor [OVSF]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0009Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
    • H04B2201/69Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70703Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation using multiple or variable rates

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMAセルラー無線伝送システムにおい
て、チャネル化コードの不足を、新たな非直交チャネル
化コードを用いることなく回避する。 【解決手段】 既存のチャネル化コードを、より効果的
に利用する。送信側では、信号ソースを、拡散比に対応
する長さのチャネル化コードを用いて、変調する。変調
によって生成した信号は、無線回線を介して送信され
る。拡散比は、この変調処理のために適応化される。受
信側では、変調信号を受けると、変調時に適応化された
拡散比を求め、この拡散比を用いて復調を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMAセルラー
無線伝送システムのための方法および装置に関するもの
であり、特に、前記システムにおいて、請求項1および
10の前文に示すような信号を送信または受信する方法
に関する。さらに、本発明は、請求項14および21の
前文に示すようなCDMAセルラー無線伝送システムに
おける送信機または受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】セルラー無線伝送システムにおける技術
の進歩に伴い、このようなシステムの容量が著しく増加
している。時分割多元伝送(TDMA)や周波数分割多
元伝送(FDMA)とは異なり、符号分割多元伝送(C
DMA)システムのユーザは、同一の時間に同じ周波数
で送信する。ユーザは、その受信機にとって既知の個別
のコードによって識別される。コードは互いに直交する
ように生成することができ、これにより相互干渉が低減
される。直交送信は同期信号を必要とするため、通常は
ダウンリンク(downlink)(例えばIS−95方式,U
MTS W−CDMA)に利用されるが、タイムアドバ
ンス(time advance)が基地局に達した信号を整列させ
るために用いられるときには、直交送信はアップリンク
(uplink)にも適用可能である。
【0003】FEC(Forward error correction)は、
信頼性の高い接続を実現し、要求されるQoS(qualit
y-of-service)を満たすための一手法である。この手法
では、k個の情報ビットをn個の符号化ビットに符号化
して(n−k)個の冗長ビットを付加し、ある量の誤り
が受信機側で訂正可能になるようにする。符号レート
(code rate)は、k/nとなる。資源を無駄にするこ
となく、要求されるQoS(quality-of-service)を満
たすために、送信電力と符号レートは慎重に選択しなけ
ればならない。送信情報ビット当たりの電力が過度に高
いと、システムにおいて他のユーザに対する過度の干渉
が引き起こされ、システムの能力が著しく劣化する。
【0004】米国特許公報US5,729,557に
は、セルラーデジタルデータ無線通信システムにおい
て、FECのために多重符号レートを用いる方法および
装置が開示されている。チャネルパス損失が大きいと
き、必要となる送信電力が、そのシステムで可能な最大
電力や携帯機器の最大送信電力を超えることがある。こ
のような場合、携帯機器は、より低い符号レートを選択
する。基地局の受信感度は符号レートが下がるほど向上
するので、結果として、送信電力を上げたのと同じよう
な効果が得られる。
【0005】さらに、携帯機器における符号レートの選
択は、送信データの量に応じて行ってもよいし、基地局
は、全ての符号レートによるデコードを試み、最良の結
果を選択することによって、携帯機器が用いた符号レー
トを求めることができる。
【0006】また、要求されたQoSを満たすための従
来のアプローチとして、例えばフェージング、シェーデ
ィングまたはパス損失のような現象を補償するために送
信電力を調整するものがある。劣化の種類に応じて、電
力は即座に、送信機側で大きな変更をすることなく変え
ることができる。さらに、高速な電力制御は、近遠効果
(near-far-effect)すなわち、パス損失が移動局と基
地局との間の距離に応じて増加する現象に対処するため
には不可欠である。
【0007】移動体無線システムのために電力制御とF
EC制御を組み合わせた手法が、欧州公開公報 EP−
A790713に開示されている。このシステムは、所
定のQoSを満たすために必要な最小電力とFECを適
応的に定める,独立した送信機−受信機の組を特徴とし
ている。これにより、各ユーザの符号レートは現チャネ
ル条件に対して最適化され、独立した接続における符号
化オーバーヘッドは制限される。
【0008】データ通信システムにおける適応的なFE
Cの他の例が、米国特許公報US5,699,365に
開示されている。ここでは、例えばノイズレベルやエラ
ーレート等の通信チャネル条件に応じて、FECパラメ
ータを動的に変更する装置および方法が示されている。
チャネルパラメータがスレッショルドレベルの所定の変
化幅の範囲内にないとき、FEC能力がより高度または
より低度の更新されたFECパラメータが、選択され送
信される。
【0009】QoS制約に対処するための異なるアプロ
ーチとして、データレートを変えるものが、例えば米国
特許公報 US5,734,646に開示されている。
この目的のために、受信したパイロット強度データを用
いて、全ての隣接セル干渉関係を満足するデータレート
を決める。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】CDMAシステムで
は、異なる移動局または基地局を識別するために用いら
れるコード、いわゆるチャネル化コード(channelaizat
ion code)の数は、制限されている。このことは、チャ
ネル化コードの不足という状態につながり、直交するチ
ャネル化コードをそれ以上利用できない。一方、直交性
は、ユーザ間の干渉(マルチユーザ干渉)を最小化する
ために不可欠である。直交性によって、コード同士の相
互相関性はゼロになる。理想条件では、1つのセル内の
ユーザは互いに全く干渉せず、この結果、セル内干渉
(intra-cell interference)は実質的に存在しない。
マルチパス伝搬の状態では、この特性は一部失われる。
【0011】非直交コードの利用を防ぐために、トラヒ
ックが高いセルの負荷の一部を周囲のセルに移すことも
考えられる。しかしながら、周囲のセルも負荷が大きい
かもしれないため、この手法の利用は制限される。ま
た、移動局は最適なセルを利用できないので効率が低下
し、この結果、より大きな送信電力が必要になり、干渉
の生成やユーザのバッテリーの寿命に影響を与える。
【0012】上述した従来技術は、直交チャネル化コー
ドの個数が制限されるという問題に対処するのには適当
でない。将来のシステムでは、受信機の技術の進歩がシ
ステムの容量を増加させ、同時に処理するチャネル化コ
ードの個数は増大するので、この問題はさらに厳しくな
る。チャネル化コードが不足するもう一つの理由は、C
DMAシステムでは、大部分の移動局がソフトハンドオ
ーバー(soft handover)、すなわち複数の(multipl
e)基地局との送信および/または受信を行うからであ
る。したがって、チャネル化コードは、単一の接続のた
めに、各基地局にそれぞれ割り当てなければならない。
また、パケットデータを送信する移動局では、データ送
信が行われない期間でも、電力制御を続行するために、
チャネル化コードの割り当てを必要とするかもしれな
い。
【0013】本発明の目的は、既存のチャネル化コード
をより効果的に利用し、新たな非直交チャネル化コード
を用いることなく、チャネル化コードの不足を回避する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の基礎となる原理
は、送信信号の変調または復調に用いられる拡散比(sp
reading factor)を適応的にすることにある。拡散プロ
セスは、各符号化ビットをxチップのシーケンスに変換
することが理解されるだろう(xは選択された拡散比に
対応する数であり、シーケンスは選択されたチャネル化
コードに対応する)。したがって、利用可能なチャネル
化コードの個数は各物理チャネルの拡散比に依存する。
【0015】本発明の一態様では、CDMAシステムに
おける信号送信方法は、ソース信号の変調に用いた拡散
比を、その拡散比に対応する長さを有するチャネル化コ
ードを用いて適応化させる。
【0016】本発明の他の態様では、信号受信方法にお
いて、受信信号を変調するために適応化して用いた拡散
比を求め、受信信号を、その用いた拡散比に対応する長
さを有するチャネル化コードによって復調する。
【0017】さらに、本発明に係る送信機は、変調手段
で用いる拡散比を適応化する制御部が設けられており、
本発明に係る受信機は、受信した変調信号に用いた拡散
比を求める。
【0018】拡散比の適応化は、システムにおけるチャ
ネル化コードの利用可能性に基づいてなされるのが好ま
しい。これにより、利用可能なチャネル化コードの個数
の効果的な管理が可能になり、チャネル化コードの不足
の問題が移動する。
【0019】本発明の好ましい実施形態によると、適応
化された拡散比は、送信機から受信機へ無線回線(radi
o link)を介して信号として伝送される。したがって、
受信機は、用いられた拡散比についての情報を容易に得
ることができ、その復調部をより速く適応させることが
できる。
【0020】さらに有利な実施形態によると、無線回線
を介して送信されるソース信号は、変調の前に、FEC
符号レートによって符号化され、そのFEC符号レート
は適切に適応化される。これにより、拡散比が、適応化
されたFEC符号レートと調和して適応化される、とい
う格別な効果が得られる。あるバンド幅において、FE
C符号レートの増大は、拡散比を、対応する強度ととも
に増加させる。
【0021】FEC符号レートは、決められたチャネル
化コードの利用可能性および/または適応化された拡散
比に従って、適応化されるのが好ましい。そして、情報
をより速く受信機に与えるために、無線回線を介して信
号として伝送されるのが好ましい。さらに、制御部もま
た、ソースデータレートを、決められたチャネル化コー
ドの利用可能性および/または適応化された拡散比に従
って、適応化してもよい。
【0022】さらに、拡散比および/または符号レート
の適応化は、少なくとも、例えばチャネル品質、干渉、
システム容量、送信電力または回線品質のような付加的
なシステムパラメータの測定に従って、実行するのが好
ましい。
【0023】さらに好ましい実施形態では、拡散比およ
び/またはFEC符号レートの適応化は、そのシステム
の少なくとも1つのユーザに対して、個別に実行され
る。したがって、QoSを低下させることなく、適応化
処理に最も適した個別のユーザが選択される。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明は、以下の好ましい実施形
態についての図面を参照した詳細な説明によって、さら
によく理解されるであろう。
【0025】図1は、それぞれ、少なくとも1つの基地
局2が中央に配置された複数の隣接するセル1から成る
CDMAセルラー無線伝送システムを示す。各セルは、
複数の移動局3に対して働く。上記複数の移動局のうち
のいくつかはアイドルモードにあり、別のいくつかは、
1またはそれ以上の基地局に対してアップリンクまたは
ダウンリンクコネクションの状態にある。ここで、移動
局は、移動して基地局から離れると、より高出力で送信
しなければならず、そのために隣接する基地局との干渉
が生じる。例えば図1における中央のセルの移動局4
は、同図左側に隣接する2つのセルの基地局との干渉が
生じる。これはセル間干渉と呼ばれ、特に、同一の周波
数を使用するCDMAシステムにおけるセルにとっては
有害なものである。さらに、各移動局は、その属するセ
ル内においても例えば、移動局4は、移動局6との間
で、セル内干渉と呼ばれる干渉を引き起こす。
【0026】CDMAシステムでは、上記セル間干渉
は、送信機においてオーソゴナルチャネル化コードを用
いることによって軽減される。UMTS W−CDMA
のような第3世代モービルシステムでは、オーソゴナル
・バリアブル・スプレッディング・ファクタ(OVS
F)コードが用いられ、異なるデータレートおよび拡散
比(スプレッディング・ファクタ)によって物理チャネ
ルのオーソゴナリティを保つことができる。OVSFコ
ードのより詳しい説明は、European Telecommumnicatio
n Standards Institute(ETSI)から入手し得る UMTS spe
cification version0.56.0 1999-1 によって参照するこ
とができる。
【0027】これに示されるように、OVSFコード
は、図2に示されるようなコードツリーを用いて定義す
ることができる。同図によれば、例えばSF=4の拡散
比では、Cspreading factor,Index として定義される
4つの異なるオーソゴナルコード(C4,1・・・C4,4)だ
けが使用可能である。
【0028】コードツリーの各レベルは、拡散比SFに
対応する長さSFのチャネル化コードを定義する。コー
ドツリー内の全てのコードは、セル内では同時には使用
することができないが、もし、あるコードからツリーの
ルートへの経路上、またはそのコードから下のサブツリ
ー中に、既にセル内の同じ移動局によって使用されてい
る他のコードが存在しない場合には、そしてその場合に
だけ、移動局によってそのコードが使用され得るという
ルールに制約される。これは、使用可能なチャネル化コ
ードの数は、固定されてはいないが、各物理チャネルの
拡散比に依存することを意味する。
【0029】図3の表は、異なる符号化レートの例を示
す。数kのインフォメーションビットは、異なる数nの
符号ビットに符号化されるが、これらのビットは、物理
チャネルのバーストストラクチャにマップされなくては
ならず、また、要求される最大遅延の送信のための所定
の拡散比を必要とする。仮に、符号化レートが1/3と
すると、120インフォメーションビットが送信のため
に360ビットに符号化される。他の符号化レートは、
同表に示されるとおりである。さらに、良好な符号化特
性を有する可変符号化レートは、レート・コンパチブル
なパンクチャードコンボルーショナルコードによって容
易に生成され得る。そのようなコードについてのより詳
細な説明は、例えば、IEEE Transactions on Communica
tions, vol.38, November 1988, pp.389-400 によって
参照することができる。簡潔には、エンコーダの出力に
おいては、いくつかのビットは、公知のアルゴリズムや
様式を用いて周期的にふるい落とされる(パンクチャー
される)。これによって、所定の符号化レートが得られ
る。一般に用いられるビタビデコーダは、ビットがパン
クチャーされた箇所にダミービットを挿入することによ
って、全く複雑さを増大させることなく、パンクチャー
ドコードに適用することができる。
【0030】以下、具体例について説明する。仮に、タ
イムインターバル当り5,760ビットの送信に、符号
化レートr=1/3、n=360符号化ビット、拡散比
として16が用いられるとする。もし物理チャネルの改
善のために、許容可能な干渉限界を越えることなく符号
化レートを例えば2/3に切り替えることを環境が許す
なら、ビット数の半分、例えばn=180が送信されな
くてはならないので、物理チャネルを32の拡散比で用
いることが可能になる。拡散比を切り替えることは、結
果として、SFが32の追加のチャネル化コードが、セ
ル内で使用可能になる。
【0031】もしサービス品質の拘束が依然見合うな
ら、コードレートは、より高い拡散比が用いられ得る程
度までのみ増大させ得ることが評価されるべきである。
もし、コーディングスキームが、そのようなファイング
ラニュララリティ(fine granularity)を有していない
ならば、符号化ビットもまたより高い拡散比が用いられ
得る正確な符号化レートにパンクチャーされる。FEC
符号化レートが、要求されるQoSを満足せず、低い符
号化レートがより良好な性能を与える場合には、低い符
号化レートで拡散比の低減された物理チャネルが用いら
れなくてはならない。
【0032】図4は、本発明による送信機および受信機
の構成を示すブロック図である。これらはそれぞれ移動
局または基地局として実現される、すなわち、アップリ
ンクまたはダウンリンク接続を行うことができる。送信
機において、1または複数の信号ソース10は、送信の
ためにバッファに蓄積された所定量(kビット)のデー
タを発生する。このkビットのデータはエンコーダ11
に供給され、受信信号における誤り率を低くするために
冗長度が付加される。エンコーダ11は、nビットの符
号化ビットを発生する。そしてnビットの符号化ビット
はインターリーバ12に供給される。インターリーブに
従って、nビットの符号化ビットがマルチプレクサ14
に供給されてパイロットビット・送信パワーコントロー
ル(TPC)ビット・伝送フォーマット指示(transpor
t format indicator:TFI)ビットを含めて信号のバ
ースト・マッピングが行われる。バースト・マッピング
は周知の技術であるのでここでは詳細な説明を省略す
る。
【0033】モジュレータ15では、使用する特定のア
クセススキーム(例えばCDMAの場合の拡散)に従っ
て、マルチプレクサ14から出力されたデータが変調さ
れる。拡散処理によって、各符号化ビットは複数のxチ
ップの系列に変換される。ここで、数xは、選択された
拡散比に相当する。系列は、選択したチャネル化コード
(channelization code)に相当する。最終的にRF部
16において、送信信号が生成され、あらかじめ定めら
れた送信パワーを得るために増幅される。使用された符
号化レートおよび拡散比について、送信された情報ビッ
トに対するパワーのバランスをとるために制御部として
の符号化レート制御装置13からの信号に従って送信パ
ワーが調整される。
【0034】注意すべき点は、エンコーダにおいて利用
可能な複数の符号化レートから後述する基準に従って選
択された種々のFEC符号化レートを調整するために符
号化レート制御装置13が適用されるという点である。
FEC符号化レートの変更は、マルチプレクサ14に送
信された信号に含まれるTFIビットとともに信号によ
って送信機に送られる。また符号化レート制御装置13
は、拡散比の変更をモジュレータ15に伝え、それに応
じてRF部16における送信パワーを適合させる。符号
化レートおよび拡散比の変更のために必要なインターリ
ーバおよびマルチプレクサの変更は図には含まれていな
い。
【0035】後に詳しく説明するように、拡散比および
/またはFEC符号化レートの適合化はチャネル化コー
ドの有効性に基づいて実行される。さらに、チャネルの
質(channel quality)・干渉・システムの容量・送信
パワー・リンクの質(link quality)などのシステムパ
ラメータが適合化において考慮される。これらのパラメ
ータは要求ごとにおよび/または周期的に測定され受信
機から送信機へ報告される。拡散比および/またはFE
C符号化レートの適合化のためのさらなる要素はソース
10の情報ビットレートである。
【0036】対応する受信機は、受信部としてのRF部
17と、デモジュレータ18と、デマルチプレクサ19
と、デインターリーバ20と、デコーダ21と、信号シ
ンク22とを備える。上述したとおり、符号化レートお
よび拡散比の変更は送信機によって決定され、TFIビ
ットを媒介として受信機に送られる。デマルチプレクサ
19はTFIビットをデコードして符号化レート制御装
置23に同様に供給する。制御部としての符号化レート
制御装置23はデモジュレータ18、デマルチプレクサ
19、デインターリーバ20、およびデコーダ21をふ
たたび設定する。具体的には、符号化レート制御装置2
3は、受信した信号が送信機において変調された際の拡
散比および適切なチャネル化コードについて受信信号を
復調するためのデモジュレータ18への信号を決定す
る。各TFIビットについて、使用されたパラメータ、
例えばFEC符号化レート・拡散比・レートマッチング
ファクター(rate matching factor)・インターリーブ
長さ・使用されたチャネルの種類などを受信機は正確に
知る。非常に単純なスキームは、次に受信されるフレー
ムのフォーマットをTFIビットについて示すことであ
る。もし、データのI/Qマルチプレクシングおよびビ
ットコントロールが使用されるならば、TFIビットは
復調処理の最初にそれぞれ復調され、受信された(バッ
ファされた)ばかりのフレームを明らかにすることがで
きるであろう。
【0037】符号化レートを合図することはさまざまな
方法で実現できる。伝送フォーマットを明らかにするた
めの他の方法は、ブラインドレート検出(blind rate d
etection)またはハイヤーレイヤーシグナリング(high
er layer signalling)である。符号化レートまたは拡
散比の制御メカニズムについて、他の方法も利用可能で
ある。例えば、ある送信パラメータを使用することを受
信機が送信機に要求するというようなものである。
【0038】符号が不足する状況が生じそしてセル内の
干渉の制限に達していないとき基地局の資源の割り当て
は実現されるであろう。使用される符号の数は基地局に
よってわかる。なぜならそれらはシステムによって割り
当てられるからである。
【0039】もし符号の不足が生じたときは(利用可能
な符号はないが干渉は限界ではないものとする)、拡散
比を増やすのに基本的に適した移動局を探す処理に基地
局は移るであろう。適切なユーザおよび符号化レートの
選択は非常に注意深くなされなければならない。なぜな
ら、負荷が十分にかかっているシステムにおいて送信パ
ワーを増加すると、他のすべてのユーザの品質に影響を
与えるからである。
【0040】非常に質のよいチャネルに当たったユーザ
(たとえば、ホーム基地局に近かったために)は、セル
内干渉に貢献する程度が他のユーザに比べて低い。基地
局からある半径以内ではセル内干渉によって能力は制限
され、セル間干渉は無視できる。もしそのような半径内
のユーザが符号の不足が原因で符号化レートを変更した
としても、周囲のセルの干渉にはほとんどまたは全く影
響を与えないであろう。
【0041】符号化レートの増加および拡散比の対応す
る増加は、さらなるチャネル化コードをリリースするだ
けでなくスペクトル効果(spectrum efficiency)を増
加させる。なぜなら、パワーコントロールの使用には制
限があるためである。もし送信パワーがすでに十分に低
いときには、さらなる減少はそれ以上の使用可能な資源
をセルに与えず、ダイナミックレンジの制限のためにさ
らなる減少はできないという状況に出くわすであろう。
たとえ符号化レートの増加によってさらなる干渉が発生
したとしても、システムの容量の点からすると好ましい
ことになる。非直交符号は、より符号化レートが高く干
渉の低いユーザよりもシステムに害を及ぼすであろう。
特に、データレートが高いユーザについては他のユーザ
の質およびシステムの安定性に非常に注意して送信パワ
ーの変更がなされる必要がある。
【0042】信号強度・搬送波対干渉比(CIR)・パ
ス損失・送信パワー・信号対ノイズ比・セルの負荷・ビ
ットエラーレート・フレームエラーレート・raw ビ
ットエラーレートなどの数個のパラメータによって干渉
の状況および/またはリンクの質を定義できる。各移動
局または基地局によってそのような質の指標はたえず更
新される。また状況が変わるときには、異なる拡散比お
よび/または符号化レートを使用することの決定を逆転
することができる。ヒステリシス機能によって状態間の
ホッピングを妨げることができる。上限および下限しき
い値の適切な設定によってヒステリシスの度合いがコン
トロールされる。
【0043】図5は、基地局として具体的に表された送
信機において実行される、本発明に係る方法を示すフロ
ーチャートである。この図は特に、コード不足(code s
hortage)の場合にどのようにして拡散比(spreading f
actor)が変更され得るかを説明している。システムが
動作しているとき、基地局は、いくつかのシステムパラ
メータを監視したり、通常はいくつかの基地局や群を形
成しているセルを制御している基地局コントローラ(ba
se station controller)からの情報を受け取ってい
る。この監視(ステップ40)により、周囲のセル、セ
ルの負荷、及び干渉状況についての情報を得ることがで
きる。無線リソース制御プロトコル(radio resource c
ontrol protocol)は、リソースの割り当て及び解放、
並びにセル負荷の制御について責任を持つ。
【0044】これらのパラメータを考慮して、基地局
は、セルにおける最大許容干渉度(maximum allowable
interference)のしきい値C/Imax、及び移動局の位
置における周囲の基地局の信号強度の和の最大値のしき
い値Smaxを決定する。その後、ステップ41において
基地局は、チャネル化コード(channelization code)
不足がステップ42で生じる状況を明らかにする。もし
も、搬送波対干渉波比(carrier-to-interference rati
o)C/Iの瞬時計測値が決定されたしきい値C/Imax
よりも低いならば、基地局は拡散比を増加し、付加コー
ド(additionalcode)を用いることを可能にする(ステ
ップ44)。システムの負荷がまだ限界に達していない
ならば、すなわち、C/Iの瞬時計測値がしきい値C/
maxよりも大きいならば、拡散比を変更するのに適し
た移動局がステップ46において選択される。
【0045】選択の基準として、送信電力が最小の移動
局や基地局に最も近い移動局を選択することとすること
ができる。また、移動局が提供するサービスのタイプを
考慮することとしてもよい。ステップ42において、基
地局は、選択された候補移動局に、周囲の全基地局の受
信電力を示す測定レポートを送信するように要求する。
このような周囲の全基地局の受信電力が、ステップ48
において予め決められたしきい値Smaxよりも小さい場
合は、符号レート(code rate)と拡散比とを変更する
ことができる。この変更によって生じるセル間の干渉が
周囲の基地局に影響を与えることはまれであるからであ
る。符号レートと拡散比とを変更する手続きはステップ
49において開始され、その結果、他の使用に割り当て
ることができるチャネル化コードが解放される。
【0046】簡単のため、前記のフローチャートは、F
EC符号レートと拡散比とがチャネル化コードを解放す
るためにどのようにして増加するかについてのみ示して
いる。符号レートは、いくつかの値を取り得る。また、
特定の移動局についての周囲の基地局の信号強度の和S
maxは、周囲の基地局の信号強度が強くなり過ぎたとき
により低い符号レートに戻ることができるように、常に
監視されている。
【0047】以上で説明した発明は、自動再送要求(A
RQ)機構を適切に選択することによって改良すること
ができる。特定のチャネル環境における符号レートが高
すぎる状況において、ビット誤り率(bit error rate)
が高いと送信は不十分なものとなる。この場合、ARQ
が用いられ、データが正しく受信されるまで再送信が数
回行われる。誤りパケットが受信機に蓄えられて再送信
されたパケットと結合されると、その結果として効率が
向上する。このようなARQ機構は、ハイブリッドAR
QタイプII又はIIIと呼ばれる。以上の理由から、拡散
比及び/又はFEC符号レートを適応させることが、用
いられた再送信アルゴリズムの変更に従って潜在的に行
われるようにしてもよい。ハイブリッドARQ機構につ
いてのより詳細な検討については、例えばIEEE Transac
tions on Communications, vol.38, No.8, August 199
9, pp.1133-1137を参照されたい。
【0048】簡単な通信システムは可変符号レートをサ
ポートしないことが多い。FEC符号は特定の符号レー
トに最適化して設計されているが、可変ではない。物理
チャネルを通してのビットマッピングは、最適化されて
いないパンクチャリング(puncturing)や反復によって
行うことができる。このような簡単なシステムで使用さ
れる端末は、FEC符号化が全く使用されない場合もた
いていサポートしている。このことは、エラー耐性が非
常に高いサービスやアプリケーション層において符号化
/復号化を行うのに役立つ。上で説明したアルゴリズム
は、FEC符号化を行わない場合、すなわち、エンコー
ダを働かせず、結果的に符号レートがr=1となる場合
に関して用いることもできる。この場合、拡散比の増加
が非常に大きく、付加チャネル化コードの解放が非常に
多いが、送信電力も増加する。ビット誤り率が急速に増
加することが予想されるので、この場合は上述のARQ
機構を用いることが望ましい。
【0049】音声や映像などのアプリケーションには、
専用の、いわゆるソースエンコーダ(source encoder)
を必要とする。このようなエンコーダは、他のプロトコ
ル層やネットワーク上の他の場所に位置していてもよ
い。ソースエンコーダは、種々の符号レートに対応する
種々のモードを有していることが多い。本発明の有利な
点の1つは、必ずしも送信機の一部である必要がないソ
ースエンコーダのモードを制御することができる点にあ
る。例えば必要とされる通話品質(speech quality)、
通話行動(speech activity)(例えばIS−95)、
チャネル状態(channel condition)(例えばGSMの
適応マルチレートAMRコーデック)により可変である
種々のデータレートにも起因して、拡散比を変える必要
がある。UMTSは、AMRコーデックをサポートし、
第2世代のGSMから第3世代のUMTSへのスムーズ
な移行をする予定である。AMRは、データレートによ
って、低データレートのAMRコーデック用の拡散比2
56又は高データレート用の拡散比128のいずれか一
方を使用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能なCDMAセルラー無線伝送
システムを示す図である。
【図2】直交可変拡散比符号を生成するための符号木の
一例である。
【図3】可能なFEC符号レートを示すテーブルであ
る。
【図4】送信機および受信機の簡略化したブロック図で
ある。
【図5】本発明に係る方法の一例を示すフローチャート
である。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMAセルラー無線伝送システムにお
    ける信号送信方法であって、 ソース信号を、拡散比に対応する長さのチャネル化コー
    ドを用いて変調し、無線回線を介した送信用信号を生成
    するステップを備え、 前記拡散比を、前記ソース信号を変調するステップでの
    使用のために、適応化することを特徴とする信号送信方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の信号送信方法において、 前記CDMAセルラー無線伝送システムにおけるチャネ
    ル化コードの使用可能度を決定するステップと、 前記決定されたチャネル化コードの使用可能度に基づい
    て、前記拡散比を適応化するステップとをさらに備えた
    ことを特徴とする信号送信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の信号送信方法に
    おいて、 前記適応化された拡散比を、前記無線回線を介して、信
    号として伝送するステップをさらに備えたことを特徴と
    する信号送信方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の信号送
    信方法において、 前記ソース信号を、変調の前に、FEC符号レートで符
    号化するステップと、 前記FEC符号レートを適応化するステップとをさらに
    備えたことを特徴とする信号送信方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の信号送信方法において、 前記FEC符号レートを、前記決定されたチャネル化コ
    ードの使用可能度及び前記適応化された拡散比のうちの
    少なくとも一方に応じて、適応化することを特徴とする
    信号送信方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の信号送信方法に
    おいて、 前記適応化されたFEC符号レートを、前記無線回線を
    介して、信号として伝送するステップをさらに備えたこ
    とを特徴とする信号送信方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の信号送
    信方法において、 前記拡散比を適応化するステップおよび前記符号レート
    を適応化するステップのうちの少なくとも一方は、チャ
    ネル品質、干渉、システム容量、送信電力、およびリン
    ク品質を含むパラメータの少なくとも一つの測定結果に
    応じて、実行されることを特徴とする信号送信方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の信号送信方法において、 前記測定結果は、要求に応じて、または周期的に、受信
    機から送信機に送信されることを特徴とする信号送信方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の信号送
    信方法において、 前記拡散比を適応化するステップおよび前記FEC符号
    レートを適応化するステップのうちの少なくとも一方
    は、前記システム内の少なくとも一人のユーザに対して
    個別に実行されることを特徴とする信号送信方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の信号
    送信方法において、 前記拡散比を適応化するステップおよび前記FEC符号
    レートを適応化するステップのうちの少なくとも一方
    は、現在の符号レートおよび拡散比のうちの少なくとも
    一方に関して算出されたシステムパラメータ推定値と、
    予測し得る変更後の符号化レートおよび拡散比のうちの
    少なくとも一方に関して算出されたシステムパラメータ
    予測値との比較に基づいて、実行されることを特徴とす
    る信号送信方法。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の信
    号送信方法において、 前記拡散比を適応化するステップおよび前記FEC符号
    レートを適応化するステップのうちの少なくとも一方
    は、前記ソース信号の情報ビットレートの適応化に応じ
    て、実行されることを特徴とする信号送信方法。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の信
    号送信方法において、 前記拡散比を適応化するステップおよび前記FEC符号
    レートを適応化するステップのうちの少なくとも一方
    は、再伝送アルゴリズムの特性に応じて、実行されるこ
    とを特徴とする信号送信方法。
  13. 【請求項13】 CDMAセルラー無線伝送システムに
    おける信号受信方法であって、 無線回線を介して送信された変調信号を受信するステッ
    プと、 受信した信号の変調のために適応化して用いられた拡散
    比を決定するステップと、 前記決定された拡散比と、この拡散比に対応する長さの
    チャネル化コードを用いて、前記受信信号を復調するス
    テップとを備えたことを特徴とする信号受信方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の信号受信方法におい
    て、 前記受信信号を符号化するために用いられたFEC符号
    レートを決定するステップと、、 前記決定されたFEC符号レートを用いて、前記復調さ
    れた信号を復号化するステップとをさらに備えたことを
    特徴とする信号受信方法。
  15. 【請求項15】 請求項13または14記載の信号受信
    方法において、 前記拡散比を決定するステップおよび/または前記FE
    C符号レートを決定する工程は、前記拡散比および/ま
    たは前記FEC符号レートを示す転送フォーマット表示
    子を受信するステップを備えていることを特徴とする信
    号受信方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の信号受信方法におい
    て、 前記拡散比を決定する工程および/または前記順方向誤
    り修正符号化レートを決定する工程は、前記転送フォー
    マット表示子を、前もって、受信信号のフレーム毎に、
    復調するステップを備えていることを特徴とする信号受
    信方法。
  17. 【請求項17】 CDMAセルラー無線伝送システムに
    おける送信機であって、 ソースからの信号を、拡散比に対応する長さを有するチ
    ャネル化コードを用いて変調し、無線回線を介して送信
    するための信号として生成するモジュレータと、 前記モジュレータにおいて用いられる拡散比を適合化す
    る制御部とを備えたことを特徴とする送信機。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の送信機において、 前記制御部は、当該システムにおけるチャネル化コード
    の使用可能度に関する情報を受け、この情報に基づい
    て、前記拡散比を適合化するものであることを特徴とす
    る送信機。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の送信機において、 前記チャネル化コードの使用可能度に関する情報を、信
    号として受信機に送信する手段を備えたことを特徴とす
    る送信機。
  20. 【請求項20】 請求項18または19記載の送信機に
    おいて、 送信する信号に、転送フォーマット識別子を挿入するマ
    ルチプレクサを備えたことを特徴とする送信機。
  21. 【請求項21】 請求項17〜20のいずれかに記載の
    送信機において、 ソースからの信号を、FEC符号レートによって符号化
    するエンコーダを備え、 前記制御部は、前記FEC符号レートを適合化すること
    を特徴とする送信機。
  22. 【請求項22】 請求項17〜20のいずれかに記載の
    送信機において、 前記制御部によって多重モードが調整されるソースエン
    コーダを備えたことを特徴とする送信機。
  23. 【請求項23】 請求項17〜22のいずれかに記載の
    送信機において、 適合化された拡散比およびFEC符号レートの少なくと
    も一方に従って、送信電力を制御する電力制御手段を備
    えたことを特徴とする送信機。
  24. 【請求項24】 請求項17〜23のいずれかに記載の
    送信機において、 基地局として構成されていることを特徴とする送信機。
  25. 【請求項25】 CDMAセルラー無線伝送システムに
    おける受信機であって、 無線回線を介して送信された変調信号を受信する受信部
    と、 受信信号を変調するために適応的に用いられた拡散比を
    求める手段と、 前記受信信号を、前記拡散比と、当該拡散比に対応する
    長さを有するチャネル化コードを用いて復調するデモジ
    ュレータとを備えた受信機。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の受信機において、 前記受信信号を符号化するために用いられたFEC符号
    レートを求める手段と、 復調された信号を、前記FEC符号レートを用いて復号
    するデコーダとを備えたことを特徴とする受信機。
  27. 【請求項27】 請求項25または26記載の受信機に
    おいて、 前記手段は、拡散比および/またはFEC符号レートを
    示す転送フォーマット識別子を受信する制御部を備えて
    いることを特徴とする受信機。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の受信機において、 前記制御部は、前記転送フォーマット識別子を、前もっ
    て、前記受信信号の各フレームに対して復調するように
    構成されていることを特徴とする受信機。
  29. 【請求項29】 請求項25〜28記載の受信機におい
    て、 移動局として構成されていることを特徴とする受信機。
JP2001009411A 2000-01-17 2001-01-17 Cdmaセルラー無線伝送システム Pending JP2001244912A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP00100824A EP1117184A1 (en) 2000-01-17 2000-01-17 Method and apparatus for a CDMA cellular radio transmission system
EP00100824.2 2000-01-17

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004033427A Division JP2004215290A (ja) 2000-01-17 2004-02-10 Cdmaセルラー無線伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001244912A true JP2001244912A (ja) 2001-09-07

Family

ID=8167635

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001009411A Pending JP2001244912A (ja) 2000-01-17 2001-01-17 Cdmaセルラー無線伝送システム
JP2004033427A Pending JP2004215290A (ja) 2000-01-17 2004-02-10 Cdmaセルラー無線伝送システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004033427A Pending JP2004215290A (ja) 2000-01-17 2004-02-10 Cdmaセルラー無線伝送システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20010008542A1 (ja)
EP (1) EP1117184A1 (ja)
JP (2) JP2001244912A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004343755A (ja) * 2003-05-12 2004-12-02 Lucent Technol Inc 適応ウォルシュ符号割当て方法
WO2005039180A1 (ja) * 2003-10-16 2005-04-28 Nec Corporation メディア信号の送信方法と受信方法ならびに送受信方法及び装置
KR100504804B1 (ko) * 2002-09-28 2005-08-01 엘지전자 주식회사 Wcdma시스템의 역채널화방법
US7071874B2 (en) 2002-03-20 2006-07-04 Sanyo Electric Co., Ltd. Radio terminal device, transmission directivity control method, and transmission directivity control program

Families Citing this family (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2806576B1 (fr) * 2000-03-15 2004-04-23 Nortel Matra Cellular Procede d'emission de signaux radio, reseau d'acces et terminal de radiocommunication appliquant le procede
US8537656B2 (en) 2000-07-19 2013-09-17 Ipr Licensing, Inc. Method for compensating for multi-path of a CDMA reverse link utilizing an orthogonal channel structure
US7911993B2 (en) 2000-07-19 2011-03-22 Ipr Licensing, Inc. Method and apparatus for allowing soft handoff of a CDMA reverse link utilizing an orthogonal channel structure
JP3399923B2 (ja) 2000-11-29 2003-04-28 松下電器産業株式会社 通信端末装置および通信端末装置における復号化方法
FR2821515B1 (fr) * 2001-02-23 2003-05-23 Cit Alcatel Procede de gestion de ressources de traitement dans un systeme de radiocommunications mobiles
JP3394528B2 (ja) * 2001-03-19 2003-04-07 松下電器産業株式会社 パケット伝送システム及びパケット伝送方法
GB0110125D0 (en) * 2001-04-25 2001-06-20 Koninkl Philips Electronics Nv Radio communication system
US7301984B2 (en) * 2001-05-08 2007-11-27 Sony Corporation Wireless communication system using an impulse signal train, a wireless transmission apparatus, a wireless reception apparatus, a wireless transmission method, and a wireless reception method
US6917581B2 (en) 2001-07-17 2005-07-12 Ipr Licensing, Inc. Use of orthogonal or near orthogonal codes in reverse link
GB2381422A (en) * 2001-10-24 2003-04-30 Ipwireless Inc Code division multiple access receiver
EP1313244B1 (en) * 2001-11-16 2016-11-02 Google, Inc. Communication device and method for communicating over a digital mobile network
US6754169B2 (en) * 2001-12-13 2004-06-22 Motorola, Inc. Method and system of operation for a variable transmission mode multi-carrier communication system
US7099398B1 (en) * 2001-12-18 2006-08-29 Vixs, Inc. Method and apparatus for establishing non-standard data rates in a wireless communication system
US6717931B2 (en) * 2002-01-02 2004-04-06 Nokia Corporation Adaptive spreading factor based on power control
US7068615B2 (en) * 2002-01-09 2006-06-27 The Boeing Company Adaptable forward link data rates in communications systems for mobile platforms
EP1523809A1 (en) * 2002-06-06 2005-04-20 Nokia Corporation System and method for optimized utilization of code resource in communication networks
EP1404029B1 (en) * 2002-09-24 2007-12-12 Agilent Technologies, Inc. Method and apparatus for predicting a signalling code corresponding to a code spur
US7254170B2 (en) * 2002-11-06 2007-08-07 Qualcomm Incorporated Noise and channel estimation using low spreading factors
US20040141572A1 (en) * 2003-01-21 2004-07-22 Johnson Phillip Marc Multi-pass inband bit and channel decoding for a multi-rate receiver
US7200171B2 (en) * 2003-01-21 2007-04-03 Sony Ericsson Mobile Communications Ab System and method for estimating initial channel quality in a multirate system
US20040240415A1 (en) * 2003-06-02 2004-12-02 Richard Lane Base station-centric method for managing bandwidth and QoS in error-prone system
CN100394810C (zh) * 2003-11-14 2008-06-11 中兴通讯股份有限公司 一种无线通信系统的分组调度方法
US20050261899A1 (en) * 2004-05-19 2005-11-24 Stefan Brueck Methods of improving capacity for voice users in a communication network
US7751324B2 (en) * 2004-11-19 2010-07-06 Nokia Corporation Packet stream arrangement in multimedia transmission
US7168023B2 (en) * 2004-12-30 2007-01-23 Motorola, Inc. Method and apparatus for full rate erasure handling in CDMA
US7508884B2 (en) * 2005-03-24 2009-03-24 Harris Corporation System and method for communicating data using constant amplitude equalized waveform
US8626172B2 (en) * 2005-08-10 2014-01-07 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for simultaneous communication utilizing multiple wireless communication systems
EP2523499A3 (en) 2005-08-23 2014-03-12 NEC Corporation Radio communication method and system capable of reducing inter-cell interference, and its mobile station and base station
US7903614B2 (en) * 2006-04-27 2011-03-08 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for selecting link adaptation parameters for CDMA-based wireless communication systems
US20080123660A1 (en) * 2006-08-09 2008-05-29 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for providing differentiated quality of service for packets in a particular flow
JP4185127B2 (ja) 2006-09-08 2008-11-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信制御装置および無線通信制御方法
EP2087756A4 (en) * 2006-11-30 2010-07-14 Ericsson Telefon Ab L M METHOD AND APPARATUS FOR REDUCING THE SIGNALING BANDWIDTH LOAD BY MEASURING DIFFERENTIALLY MEASUREMENTS IN A MULTICAST MESSAGE
KR101276851B1 (ko) 2007-04-06 2013-06-18 엘지전자 주식회사 디지털 방송 신호 송신 장치 및 방법
US7872974B2 (en) * 2007-09-27 2011-01-18 Freescale Semiconductor Inc. System and method for handling or avoiding disruptions in wireless communication
WO2010124716A1 (en) * 2009-04-27 2010-11-04 Nokia Siemens Networks Oy Demodulation reference signals in a communication system
US20120174187A1 (en) * 2009-07-09 2012-07-05 Georgia Tech Research Corporation Systems and methods for providing physical layer security
US8331417B2 (en) * 2010-04-20 2012-12-11 Los Alamos National Security, Llc Energy efficiency in wireless communication systems
US8711977B2 (en) * 2011-04-11 2014-04-29 Intel Mobil Communications GmbH Method for transmitting a signal
US8737458B2 (en) 2012-06-20 2014-05-27 MagnaCom Ltd. Highly-spectrally-efficient reception using orthogonal frequency division multiplexing
US8781008B2 (en) 2012-06-20 2014-07-15 MagnaCom Ltd. Highly-spectrally-efficient transmission using orthogonal frequency division multiplexing
US9166834B2 (en) 2012-06-20 2015-10-20 MagnaCom Ltd. Method and system for corrupt symbol handling for providing high reliability sequences
US8665941B1 (en) 2012-06-20 2014-03-04 MagnaCom Ltd. Decision feedback equalizer for highly spectrally efficient communications
US8811548B2 (en) 2012-11-14 2014-08-19 MagnaCom, Ltd. Hypotheses generation based on multidimensional slicing
US9088400B2 (en) 2012-11-14 2015-07-21 MagnaCom Ltd. Hypotheses generation based on multidimensional slicing
US9118519B2 (en) 2013-11-01 2015-08-25 MagnaCom Ltd. Reception of inter-symbol-correlated signals using symbol-by-symbol soft-output demodulator
US8804879B1 (en) 2013-11-13 2014-08-12 MagnaCom Ltd. Hypotheses generation based on multidimensional slicing
US9130637B2 (en) 2014-01-21 2015-09-08 MagnaCom Ltd. Communication methods and systems for nonlinear multi-user environments
US9496900B2 (en) 2014-05-06 2016-11-15 MagnaCom Ltd. Signal acquisition in a multimode environment
US8891701B1 (en) 2014-06-06 2014-11-18 MagnaCom Ltd. Nonlinearity compensation for reception of OFDM signals
US9246523B1 (en) 2014-08-27 2016-01-26 MagnaCom Ltd. Transmitter signal shaping
US9276619B1 (en) 2014-12-08 2016-03-01 MagnaCom Ltd. Dynamic configuration of modulation and demodulation
US9191247B1 (en) 2014-12-09 2015-11-17 MagnaCom Ltd. High-performance sequence estimation system and method of operation
EP3888395B1 (en) * 2018-11-26 2024-01-03 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Transmission power control for a radio base station

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3409628B2 (ja) * 1996-06-19 2003-05-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ Cdma通信方法およびグループ拡散変調器
US6222875B1 (en) * 1997-07-11 2001-04-24 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Low-delay rate detection for variable rate communication systems
FR2784525B1 (fr) * 1998-10-12 2006-07-28 Cit Alcatel Procede d'allocation de codes orthogonaux dans un systeme de radiocommunications mobiles du type a acces multiple par repartition de codes utilisant des codes de longueur variable
US6163524A (en) * 1998-10-19 2000-12-19 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Code allocation in CDMA
US6233231B1 (en) * 1998-12-03 2001-05-15 Motorola, Inc. Data transmission within a spread-spectrum communication system
US6646979B1 (en) * 1999-01-11 2003-11-11 Lucent Technologies Inc. Methods of dynamically assigning channel codes of different lengths in wireless communication systems
DE69927782T2 (de) * 1999-03-10 2006-06-22 Lucent Technologies Inc. Uebertragung von einen Baum der zugeteilten Kodes für ein CDMA system
EP1035677A1 (en) * 1999-03-10 2000-09-13 Lucent Technologies Inc. Code branch allocation for CDMA systems

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7071874B2 (en) 2002-03-20 2006-07-04 Sanyo Electric Co., Ltd. Radio terminal device, transmission directivity control method, and transmission directivity control program
KR100504804B1 (ko) * 2002-09-28 2005-08-01 엘지전자 주식회사 Wcdma시스템의 역채널화방법
JP2004343755A (ja) * 2003-05-12 2004-12-02 Lucent Technol Inc 適応ウォルシュ符号割当て方法
WO2005039180A1 (ja) * 2003-10-16 2005-04-28 Nec Corporation メディア信号の送信方法と受信方法ならびに送受信方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004215290A (ja) 2004-07-29
US20010008542A1 (en) 2001-07-19
EP1117184A1 (en) 2001-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001244912A (ja) Cdmaセルラー無線伝送システム
EP1248480B1 (en) Method for dynamically scheduling communications to a plurality of receivers over a TDMA channel
US6850499B2 (en) Method and apparatus for forward power control in a communication system
US7778218B2 (en) Power control of network part transmitter in radio system
CA2408619C (en) Method and apparatus for fast closed-loop rate adaptation in a high rate packet data transmission
KR100828800B1 (ko) 하이브리드 tdm/ofdm/cdm 역방향 링크 전송
JP3955728B2 (ja) 適応形無線リンク
EP1434448B1 (en) Method and apparatus for high rate packet data transmission
US7349376B2 (en) Dynamic forward error correction in UTRA systems
US6097965A (en) Variable rate circuit-switched transmission services in cellular radio systems
JP2010093843A (ja) データ伝送方法
EP0979562A1 (en) Rate control device and method for cdma communication system
WO2005013509A1 (en) Method and apparatus for power allocation to control channels in a communication system
JP4186607B2 (ja) 送信装置、受信装置
JP2005507603A (ja) 無線通信システム
US20090325506A1 (en) Method For Controlling Communication in Wireless Terminal and Wireless Terminal
US20060251118A1 (en) Method and apparatus for determining transport parameters for physical layer to provide uplink packet data service in a mobile communication system
JP2007336583A (ja) 送信装置、受信装置、再送制御方法
JP2010263633A (ja) 再送方法
KR20060026813A (ko) 향상된 상향링크 전용채널을 지원하는 이동통신시스템에서 자동 재전송 요구 제어정보의 결정 방법 및 장치
KR100695099B1 (ko) 고속 무선통신시스템에서 다중 순방향 제어 채널에 의한역방향 링크 전송속도 제어장치 및 그 제어방법
JP2010263634A (ja) 送信装置、受信装置
JP2008011550A (ja) 送信装置、受信装置、送受信システム、再送制御方法