JP2001244855A - 遠端漏話を除去するdsl伝送システム - Google Patents

遠端漏話を除去するdsl伝送システム

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JP2001244855A
JP2001244855A JP2000377458A JP2000377458A JP2001244855A JP 2001244855 A JP2001244855 A JP 2001244855A JP 2000377458 A JP2000377458 A JP 2000377458A JP 2000377458 A JP2000377458 A JP 2000377458A JP 2001244855 A JP2001244855 A JP 2001244855A
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JP2000377458A
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Tomas Nordstroem
ノルトシュトローム トマス
Daniel Bengtsson
ベンクトゾン ダニエル
Olivier Isson
イソン オリヴィエ
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ST MICROELECTRONICS NV
STMicroelectronics SA
STMicroelectronics NV
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ST MICROELECTRONICS NV
STMicroelectronics SA
STMicroelectronics NV
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/32Reducing cross-talk, e.g. by compensating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 デジタル加入者回線伝送システムにおいて、
遠端漏話を除去することが可能なキャンセラ回路を提供
する。 【解決手段】 回線終端モデムで受信された離散マルチ
トーンシンボルの周波数成分から、ネットワーク終端モ
デムによって実際に送信された変調データを推定し、こ
れら推定値の線形結合として遠端漏話を評価する。全て
の回線終端モデム用の遠端漏話除去回路はまた、集中化
方式で提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル加入者回
線伝送システムに関する。特に、離散マルチトーン伝送
(DMT)に基づくより対電話回線で高速通信を可能と
するものに関する。本発明は、詳細には、このような伝
送システムの遠端に配置されたモデムによって誘発され
る漏話信号を除去するための遠端漏話(FEXT)キャ
ンセラに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、離散マルチトーンを用いる従来
のDSL伝送システムにおけるモデムを概略的に表して
いる。該モデムは、送信器TX及び受信器RXを含む。
データXのシリアルストリームは、例えばQAM(直交
振幅変調)の星座のシンボルに各データをマップするマ
ッパ回路(mapper circuit)11へ入力される。次に、マ
ップされた値は、シリアル−パラレルコンバータ12に
よってN個の成分のS個の組に変換される。この組の各
成分は、周波数領域係数(frequency domain coefficien
t)とみなされる。以下でDMTシンボルとも称される周
波数領域係数のこの組は、逆高速フーリエ変換(IFF
T)回路13へ入力される。該回路は、サンプルの時間
領域ブロックを生成し、該回路の次に、パラレル/シリ
アルコンバータ(P/S)が接続される。それゆえ、こ
の時間領域ブロックは、種々の周波数のN個の正弦波サ
ブキャリアの和である。その振幅は、IFFT回路で受
信された、対応する周波数領域係数によって決定され
る。
【0003】各時間領域ブロックは、チャネルによって
生じたシンボル内干渉(ISI)及びキャリア内干渉
(ICI)を除去するか又は少なくとも減衰させるため
に、ブロック19内で周期的にプレフィックス(cp)
及びサフィックス(cs)が付加され、ハイブリッド回
線インタフェース18を介して電話回線10へ送信され
る。回線インタフェース18もまた、回線10に接続さ
れた他方のモデムから送信されてくる時間領域ブロック
を受信する。
【0004】受信側において、回線10から送信されて
くる時間領域ブロックは、プレフィックス及びサフィッ
クスを削除するブロック19´と、各ブロックに対して
N個の周波数領域係数を計算するシリアル/パラレルコ
ンバータ(S/P)とを介して、高速フーリエ変換(F
FT)回路14へ入力される。次に、N個の周波数領域
係数は、各周波数成分によって受けた減衰及び位相シフ
トに対して補償する等化器15へ入力される。次に、等
化された値は、パラレル−シリアルコンバータ16によ
ってN個の複素数R(fj)のストリームにシリアル化され
る。次に、それらの最も近く(closest)に来る星座のシ
ンボルS^cを、各R(fj)に係るデマッパ17によって処
理する。更に、デマッパ17は、選択された星座点S^c
に係るデジタルワードX^cを出力する。
【0005】図2は、電話回線25及び26を介して、
複数のエンドユーザと通信する中央局20を含むDSL
伝送システムを概略的に表している。モデム21、2
2、21´及び22´は、図1に表された構造を有す
る。中央局20のモデムに接続された電話回線の端は回
線終端(LT)側と称され、一方、エンドユーザのモデ
ムに接続された端はネットワーク終端(NT)側と称さ
れる。
【0006】実際に、このようなDSL伝送システム
は、全周波数帯域を、正弦波の全二重伝送用に用いるこ
とを可能にする。しかしながら、特に、種々のノイズ源
は、データの伝送及びインピーダンス特性受信を妨害す
る。
【0007】所与のモデムに対して、3つの種々のノイ
ズ源は、図2に表されたように、自己エコーと、近端漏
話(NEXT)と、遠端漏話(FEXT)とに区別され
る。
【0008】自己エコーは、所与のモデムに対して、ハ
イブリッドインタフェースを介して送信器TXから受信
器RXへ漏れる寄生信号である。
【0009】近端漏話(NEXT)は、反対の伝送方向
で隣接した電話回線25及び26の信号から生じる。詳
細には、この例において、モデム21で生じたNEXT
は、モデム22からのこのモデム21で受信された寄生
信号である。この例の中で、モデム21はLT側に配置
されるので、NEXTは、LT−NEXTと称される。
逆に、モデム22´によりモデム21´で発生したNE
XTは、NT−NEXTと称される。
【0010】遠端漏話(FEXT)は、隣接した電話回
線の同一の伝送方向に沿って伝わる信号から生じる。詳
細には、説明された例の中で、モデム21で生じたFE
XTは、反対側に配置されたモデム22´からのこのモ
デムで受信された寄生信号である。これは、共通の結合
器を共有する電話回線25及び26の間の結合のためで
ある。この例の中で、モデム21はLT側に配置される
ので、FEXTはLT−FEXTと称される。逆に、モ
デム22によりモデム21´で発生したFEXTは、N
T−FEXTと称される。
【0011】自己エコーを除去するエコーキャンセラ
は、例えば、公開されていない欧州特許出願番号984
10112号で知られている。しかしながら、この文献
は、EPC法第54条(3)に基づいてのみ、従来技術
として考慮される。
【0012】LT側におけるADSL伝送システムのN
EXT干渉を除いて除去するためのキャンセラも、参考
文献としてここで取り入れる米国特許第5887032
号により公知である。このキャンセラは周波数領域内で
作用し、所与のサブキャリア又はトーンに対して、NE
XT干渉が、干渉するチャネルで送信するモデムによっ
て出力されたシンボル値と比例すると想定する。該シン
ボル値は、所与の係数によって調整され、NEXT干渉
を受けるモデムによって受信されたシンボルから減算さ
れる。
【0013】自己エコー除去及びLT−NEXT除去の
両方は可能である。それは、(自己エコーの場合)同一
モデムによって、又は(LT−NEXT干渉の場合)中
央局の隣接モデムによって送信される信号は、直接利用
することができるからである。
【0014】しかしながら、FEXT除去は、NEXT
又は自己エコー除去よりも本質的に非常に複雑となる。
なぜなら、干渉するチャネルを介して送信するモデム
は、遠端側に配置されており、それゆえ干渉シンボルの
実際の値がわからないからである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、FE
XT干渉を十分に除去するとが可能であり且つ簡単な構
造を有するDSL伝送システムに基づいたDMTに対す
るキャンセラ回路を設計することである。
【0016】本発明の他の目的は、DSL伝送システム
に基づいたDMTにおける、効率的なFEXT除去方法
を設計することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】これら及び他の目的は、
デジタル加入者回線伝送システム用の遠端漏話除去回路
であって、該伝送システムは、複数の伝送チャネルを介
して対応するネットワーク終端モデムからの離散マルチ
トーン信号を受信する、複数の回線終端モデムを含み、
該各モデムは、離散マルチトーン信号を周波数成分の離
散マルチトーンシンボルに変換する時間/周波数変換手
段と、各周波数成分に対して、それらに最も近い星座シ
ンボル及び対応する復調データを出力するデマッピング
手段とを含む、遠端漏話除去回路において、少なくとも
1つの回線終端モデムについて、全てのモデムで受信さ
れた離散マルチトーンシンボルの周波数成分から、ネッ
トワーク終端モデムによって実際に送信された星座シン
ボルを推定する推定手段と、推定された変調データの線
形結合を計算し、少なくとも1つの回線終端モデムの周
波数成分から線形結合を減算し、少なくとも1つの終端
モデムのデマッピング手段へその結果の差を入力する計
算手段と、少なくとも1つの回線終端モデム及び前記差
から星座シンボル間の誤り距離を計算する誤り計算手段
と、誤り距離の関数として、線形結合の係数を更新する
更新手段とを更に含む遠端漏話除去回路によって実現さ
れる。
【0018】また、本発明は、デジタル加入者回線伝送
システム用の遠端漏話除去方法であって、該伝送システ
ムは、複数の伝送チャネルを介して対応するネットワー
ク終端モデムから離散マルチトーン信号を受信する、複
数の回線終端モデムを含み、該各回線終端モデムは、離
散マルチトーン信号を周波数成分の離散マルチトーンシ
ンボルに変換する周波数変換手段と、それらに最も近い
星座シンボル及び対応する復調データを各周波数成分に
対して出力するデマッピング手段とを含む、遠端漏話除
去方法において、少なくとも1つの回線終端モデムにつ
いて、モデムで受信された離散マルチトーンシンボルの
周波数成分から、全てのモデムによって実際に送信され
た星座シンボルを推定する推定する段階と、推定された
変調データの線形結合を計算し、離散マルチトーンシン
ボルの周波数成分から線形結合を減算し、星座シンボル
を得るために、少なくとも1つのモデムのデマッピング
手段へその結果の差を入力する段階と、星座シンボルと
差との間の誤り距離を計算する段階と、誤り距離の関数
として、線形結合の係数を更新する段階とを含む遠端漏
話除去方法を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の前述及び他の目的、特徴
及び効果は、添付図面を参照しながら説明され且つ限定
しない、以下の実施形態の詳細な説明から明らかにされ
る。
【0020】本発明は、LT側でFEXT干渉を生じる
シンボルの実際の値が、このシンボルを受信するモデム
から得られることができるという考えに基づいている。
FEXT干渉シンボルを受信するモデムと、FEXT汚
染(corrupted)シンボルを受信するモデムとは、中央局
に両方配置されており、その2つのモデムの間の接続を
実現することができる。
【0021】図3は、本発明の第1の実施形態を表して
おり、詳細には、FEXT汚染信号を受信する、LT側
のモデムpの受信器TXの部分を表している。この実施
形態において、破線で表されたブロック38及び39
は、存在しない。
【0022】LT側の各モデムは、伝送チャネルを介し
てNT側のモデムc(i)に接続される。ブロック35、3
6及び37は、図1に説明された受信器RXのブロック
15、16及び17に対応する。
【0023】この第1の実施形態は、n−1個のモデム
c(i),i=1〜n,i≠pから送信された信号によって生じた
FEXT干渉を除去する目的がある。
【0024】目的を明確にするために、最初に、サブキ
ャリア又はトーンfjによって搬送されたシンボルが、同
一周波数だけのシンボルによって汚染されたFEXTで
あると考える。図2に描かれたように、NT側からLT
側へn個の伝送チャネルの伝達行列H(fj)=(Hkl(f
j)), k,l=1〜nであり、fjがj=1〜nの周波数インデッ
クスであるならば、発明者らは、周波数fjに対する周波
数領域内に R(fj)=H(fj)S(fj) を書き込むことができる。R(fj)=Rk(fj),k=1〜n
は、受信した周波数成分のベクトルであり、S(fj)=S
k(fj),k=1〜nは、周波数fjに対するn個のモデムから
伝送されたDMTシンボルのベクトルである。
【0025】それゆえ、所与の周波数fjに対する及びモ
デムpに対するFEXT干渉は、以下のように書くこと
ができる。 FEXT(fj)=Σn l=1Hlp(fj)Sl(fj), l≠p
【0026】本発明の第1の実施形態によれば、複素値
Sl(fj),l=1〜n,l≠pは、シンボルS^l(fj)によって近
似される。即ち、デマッパ37からそれぞれ出力され
た、受信した周波数成分Rl(fj),l=1〜n,l≠pに最も近
くに来る星座のシンボルに近似される。これは、モデム
pの処理が、他のモデムに対して1シンボルだけ遅延さ
れることを改善する。
【0027】次に、他のモデムl=1〜n,l≠pからの複素
シンボルS^l(fj)は、ブロック34内で線形結合され、
FEXT除去複素値Tp(fj)を作るために、受信した周
波数成分Rp(fj)から減算器31によって減算される。
モデムpのデマッパ37は、デマップワードX^p(fj)
と、対応する星座点S^p(fj)とを出力する。複素値S^p
(fj)は、誤り値を作るために、複素値Tp(fj)から減算
される。この誤り値は、回路32で2乗され、例えば公
知の最急勾配アルゴリズムに従って、線形結合の係数を
更新するブロック33で処理される。ブロック33に記
憶された更新値は、次の周波数成分Rp(fj)、即ち次に
入るブロックの周波数成分Rp(fj)を、FEXT除去す
るために用いられる。いくつかの繰り返しの後で、線形
結合係数は、伝達行列の値Hlp(fj)に向かって収束す
る。
【0028】発明者らは、単一トーンfjにおける前述の
ようなFEXT除去を検討した。しかしながら、処理は
全てのトーンj=1〜Nに対して反復されるべきであり、
周波数係数Rp(fj)はパラレル−シリアルコンバータ3
6によって逐次に出力されるということは明らかであ
る。各周波数fjに対する線形結合係数は、ブロック33
のメモリ内に記憶される。いくつかの繰り返しの後で、
メモリは、値Hlp(fj),l=1〜n及びl≠p,j=1〜Nを含
む。
【0029】発明者らは、種々の周波数におけるFEX
Tが前述のように個々に除去されるということを想定し
た。従来のDMT伝送システムにおいて、これは、時間
領域ブロックの限定された期間が周波数成分の拡がりを
生じるために、近似値としてのみ評価することができ
る。通常、周波数fjのFEXTは、隣接周波数で送信さ
れる周波数成分にも依存する。この問題は、2つの異な
る方法で取り組むことができる。
【0030】第1に、図1の漏話キャンセラを、周波数
内漏話係数Hlp(fi,fj)を考慮するように適合させるこ
とができる。変更は、線形結合係数が周波数fi及びfjの
対の新しい関数にするという簡単なものである。全ての
周波数におけるSl(fj)の情報が、FEXT除去を開始
する前に必要とされるため、モデムpの処理も、フルタ
イムブロックに対して遅延される。
【0031】第2に、モデムが、参考文献としてここで
取り入れられた国際出願WO97/06619に記載さ
れた同期ジッパ(synchronous Zipper)モデムであるなら
ば、前述された想定は完全に有効である。即ち、周波数
fjのFEXTは、周波数fi,i≠jで送信された周波数成
分から独立する。実際に、このようなモデムにおいて、
送信前に各時間領域ブロックに加えられた周期拡大は、
任意の周波数内漏話を除去する。
【0032】図4は、本発明の第2の実施形態を表して
いる。この実施形態において、FEXT第2干渉は、全
てのLTモデムに対して又は少なくとも同じFEXTに
よってクロスリンクされた全てのLTモデムに対して、
現在作用している漏話キャンセラ40によって集中化方
法の中で除去される。漏話キャンセラ40は、FFT回
路44から、周波数成分Ri,i=1〜n(Ri=Ri(fj),j
=1〜N)の組を受信し、Si(fj)を近似するためにRiを
用いる。時間tにおいて、Riによって構成されたベク
トルRは、時間t−1における伝達行列の逆行列の推定
値である行列H -1 t-1と乗算される。その結果のベクト
ルは、n個の組(H-1 t-1 R)iに分割され、その各々は
N個の周波数成分を有する。各々の組は、コンバータ4
6によってパラレルからシリアルに変換され、周波数成
分(H-1 t-1 R)i(fj)は、デマッパ47によってデマッ
プされる。デマッパ47は、最も近い星座シンボルS^i
(fj)と、それらに係るデジタルワードX^i(fj)とを出力
する。各回線iについて、同じ時間領域シンボルに属す
るN個の一連シンボルS^i(fj)は、シリアル−パラレル
コンバータ48によって変換され戻され、漏話キャンセ
ラ回路40に送り戻される。その結果となるNn個の
成分のベクトルS^tが構成され、ベクトルH -1 t-1
は、基準(norm)etの誤りベクトルを与えて、ベクトル
S^tから減算される。行列H-1 t-1の係数は、次に、例
えば更新行列H-1 tを時間t+1で作るために、最急勾
配アルゴリズムに従って更新される。前述した処理段階
は、反復される。
【0033】第1及び第2の実施形態と異なって、等化
は、行列H-1 t-1の対角係数が考慮されるために、漏話
キャンセラ自身によって直接的に提供されるということ
を強調すべきである。この実施形態において、等化係数
及び漏話係数は、逐次に推定される代わりに相互に推定
される。これは、係数の両方のグループのより正確な評
価に導く。
【0034】図5は、本発明の第4の実施形態を表して
いる。
【0035】第3の実施形態における周波数内FEXT
については想定しない。しかしながら、前述の説明とし
ては、モデムが同期ジッパ型のものであるならば、周波
数内FEXTを無視してもよく、行列H-1 tが、ブロッ
ク行列展示ブロックH-1 t(fj),j=1〜Nの簡単な形式と
なる。このような具体例の中で、FEXT除去を、図5
に説明されたように、より簡単に各周波数に対して逐次
に行うことができる。図4と異なって、パラレル−シリ
アルコンバータ56は、周波数成分Ri(fj)を漏話キャ
ンセラ50へ出力する。Ri(fj)によって構成されたベ
クトルR(fj)の積は、時間t−1且つ周波数fjの伝達行
列の逆行列の推定値である行列H-1 t-1(fj)と乗算され
る。その結果となるベクトルのN個の成分(複素スカラ
値)は、デマッパ57によってデマップされ、それぞれ
の閉星座シンボル(closest constellation symbols)S^
j(fj),i=1〜Nは、FEXTキャンセラへ送り戻され
る。誤り計算及び係数の更新は、第3の実施形態の記載
の中で説明したものの簡単な入れ替えである。
【0036】図6は、n個のLTモデムM1〜Mnに接続
された第3又は第4の実施形態に従って、FEXTキャ
ンセラ60を有するDSL伝送システムの全体構成を表
している。各モデムは、二方向伝送回線61と、送信す
べきデジタルワードX(i)を入力する入力Dinと、受信
したワードX^i(fj)を出力する出力Doutとに接続され
る。加えて、各モデムは、値(H-1 t-1 R)iを入力する
入力63と、最近星座シンボルS^i(fj)を出力する出力
62とを有する。
【0037】実施形態は、受信された各時間領域ブロッ
クに対する線形結合係数/行列係数の適合を説明してき
たが、この適合が、伝送チャネルの特性に依存する最も
低いレートでなされ得るように理解すべきである。
【0038】従って、本発明の少なくとも1つの描かれ
た実施形態で説明されたように、種々の変更、修正及び
改善が当業者によれば容易に行うことができる。このよ
うな変更、修正及び改善は、本発明の技術的思想及び見
地の中でしようとするものである。従って、前述の説明
は、例としてのみ用いたものであり、何ら限定するもの
ではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物と
して限定するものにのみ制約される。
【図面の簡単な説明】
【図1】DSL伝送システムで用いるに適したモデムの
構造図である。
【図2】DSL伝送システム内で発生するノイズの種々
のタイプを表す説明図である。
【図3】本発明によるFEXTキャンセラの第1及び第
2の実施形態を表す構成図である。
【図4】本発明によるFEXTキャンセラの第3の実施
形態を表す構成図である。
【図5】本発明によるFEXTキャンセラの第4の実施
形態を表す構成図である。
【図6】本発明による第3及び第4の実施形態における
FEXTキャンセラを含むDSL伝送システムの全体構
成図である。
【符号の説明】
10 回線 11 マッパ回路 12、48 シリアル−パラレルコンバータ 13 逆高速フーリエ変換器 14、44、54 高速フーリエ変換器 15、35 等化器 16、36、46、56 パラレル−シリアルコンバー
タ 17、37、47、57 デマッパ回路 18 ハイブリッド 19 サフィックス及びプレフィックスの付加手段 19´ サフィックス及びプレフィックスの削除手段 20 中央局 21、21´、22、22´ モデム 25、26 電話回線 30、31 減算器 32 2乗ブロック 33 更新手段 34 ブロック、計算手段 38 ブロック 39 切替ブロック 40 FEXTキャンセラ 50、60 FEXTキャンセラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500466407 エステーミクロエレクトロニクス エンフ ェー STMicroelectronics NV オランダ国, 1077 イクスイクス アム ステルダム, ストラウィンスキラーン 1725, ワールド トレード センター (72)発明者 トマス ノルトシュトローム スウェーデン国, エス−977 53 ルレ ア, プラクティカントヴァーゲン 8番 地 (72)発明者 ダニエル ベンクトゾン スウェーデン国, エス−977 53 ルレ ア, フォルスカルフ. 36アー番地 (72)発明者 オリヴィエ イソン フランス国, 38700 ラ トロンシュ, リュ ニコラ ブワロー, 28番地

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル加入者回線伝送システム用の遠
    端漏話(FEXT)除去回路であって、該伝送システム
    は、複数の伝送チャネルについて対応するネットワーク
    (NT)終端モデム(Mi(fj))からのデジタルマルチ
    トーン(DMT)信号(ri)を受信する、複数(n)
    の回線終端(LT)モデム(Mi)を含み、該各LTモ
    デムは、前記DMT信号を周波数成分Ri(fj)のDMT
    シンボルRiに変換する時間/周波数変換手段(FF
    T)と、それらに最も近い星座シンボル(S^i(fj))及
    び対応する復調データ(X^i(fj))を各周波数成分に対
    して、出力するデマッピング手段とを含む、遠端漏話除
    去回路において、 前記少なくとも1つのLTモデムについて、全てのモデ
    ム(Mi)で受信された前記DMTシンボル(Ri)の前
    記周波数成分(Ri)から、モデム(Mi(fj)),i≠pに
    よって実際に送信された前記星座シンボルSi(fj)を推
    定する推定手段と、 前記推定された変調データの線形結合を計算し、前記少
    なくとも1つのモデムの前記周波数成分Ri(fj)から前
    記線形結合を減算し、前記少なくとも1つのモデムの前
    記デマッピング手段へその結果の差を入力する計算手段
    (34、31、40)と、 前記少なくとも1つのモデム及び前記差から前記星座シ
    ンボル(S^p(fj))間の誤り距離を計算する誤り計算手
    段(30、32、40)と、 前記誤り距離の関数として、前記線形結合の係数を更新
    する更新手段(33、40)とを更に含むことを特徴と
    する遠端漏話除去回路。
  2. 【請求項2】 前記推定手段は、前記変調データS^i(f
    j),i≠pに対して推定するように、前記モデムi,i≠pの
    前記デマッパからそれぞれ出力する前記星座点S^i(fj)
    を出力することを特徴とする請求項1に記載の遠端漏話
    除去回路。
  3. 【請求項3】 前記推定手段は、前記変調データ(Si
    (fj)),i≠pに対して推定するように、第1の段階の中
    で前記周波数成分(Ri(fj))と、第2の段階の中でそ
    れらから得られる前記星座シンボル(S^i(fj)),i≠p
    とを出力する切替手段(39)を更に含むことを特徴と
    する請求項1に記載の遠端漏話除去回路。
  4. 【請求項4】 前記推定手段は、全ての前記LTモデム
    で共有され、一連シンボル(S^i(fj))に対して推定す
    るように、同時に前記DMTシンボル(Ri)を出力
    し、 前記計算手段は、全ての前記LTモデムで共有され、前
    記ベクトルRの行列H -1 t-1の積H-1 t-1 Rを時間tで
    計算する行列計算手段を含み、Rは、周波数成分Riの
    全ての組によって構成されたベクトルであり、H-1 t-1
    は、前記複数の伝送チャネルの伝達行列の逆行列の時間
    t−1における推定値であり、 前記誤り計算手段は、全ての前記LTモデムで共有さ
    れ、前記ベクトルH-1 t- 1 Rのn個の成分の各々と、
    前記モデムの前記それぞれのデマッパによって出力され
    た星座シンボル(S^i(fj))との間の前記誤り距離を計
    算し、 前記更新手段は、全ての前記LTモデムで共有され、前
    記誤り距離の関数として前記行列H-1 t-1の係数を更新
    することを特徴とする請求項1に記載の遠端漏話除去回
    路。
  5. 【請求項5】 前記DMTシンボルRiを、周波数成分
    Ri(fj)のそれぞれのシリアルストリームに変換するパ
    ラレル−シリアルコンバータ(56)を更に含んでお
    り、 前記推定手段(50)は、全ての前記LTモデムで共有
    され、同時に、前記シンボル(Si(fj))に対して推定
    するように、前記周波数成分(Ri(fj))を出力し、 前記計算手段(50)は、全ての前記LTモデムで共有
    され、前記周波数fjで全ての前記周波数成分Ri(fj)に
    よって構成された前記ベクトルR(fj)を有する行列H-1
    t-1(fj)の積H-1 t-1(fj)R(fj)を各トーンjに対し
    て、時間tで逐次に計算する行列計算手段を含み、H-1
    t-1(fj)は、前記複数の伝送チャネルの前記周波数fjで
    伝達行列の逆行列の時間t−1における推定値となり、 前記誤り計算手段は、全ての前記LTモデムで共有さ
    れ、前記ベクトルH-1 t(fj)R(fj)のn個の成分の各
    々と、前記モデムの前記それぞれのデマッパから出力さ
    れる星座点S^i(fj)との間の前記誤り距離を、各トーン
    jに対して、逐次に計算し、 前記更新手段は、全ての前記LTモデムで共有され、前
    記誤り距離の関数として前記行列H-1 t-1(fj)の係数
    を、各トーンjに対して、逐次に更新することを特徴と
    する請求項1に記載の遠端漏話除去回路。
  6. 【請求項6】 前記LT及びNTモデムが、同期ジッパ
    型のものであることを特徴とする請求項4又は5に記載
    の遠端漏話除去回路を含むデジタル加入者回線伝送シス
    テム。
  7. 【請求項7】 デジタル加入者回線伝送システム用の遠
    端漏話(FEXT)除去方法であって、該伝送システム
    は、複数の伝送チャネルについて対応するネットワーク
    (NT)終端モデム(Mi(fj))からデジタルマルチト
    ーン(DMT)信号(ri)を受信する、複数(n)の
    回線終端(LT)モデム(Mi)を含み、該各LTモデ
    ムは、前記DMT信号を周波数成分Ri(fj)のDMTシ
    ンボルRiに変換する周波数変換手段(FFT)と、そ
    れらに最も近い星座シンボル(S^i(fj))及び対応する
    復調データ(X^i(fj))を各周波数成分に対して出力す
    るデマッピング手段とを含む、遠端漏話除去方法におい
    て、 前記少なくとも1つのLTモデム(p)について、前記
    モデム(Mi)で受信された前記DMTシンボル(Ri)
    の前記周波数成分(Ri)から、全ての前記モデムMi(f
    j),i≠pによって実際に送信された前記星座シンボル
    (Si(fj))を推定する推定する段階と、 前記推定された変調データの線形結合を計算し、DMT
    シンボルRpの前記周波数成分Rp(fj)から前記線形結合
    を減算し、星座シンボル(S^p(fj))を得るために、前
    記少なくとも1つのモデム(p)の前記デマッピング手
    段へその結果の差を入力する段階と、 前記星座シンボル(S^p(fj))と前記差との間の前記誤
    り距離を計算する段階と、 前記誤り距離の関数として、前記線形結合の係数を更新
    する段階とを含むことを特徴とする遠端漏話除去方法。
  8. 【請求項8】 前記推定する段階は、前記シンボルSi
    (fj),i≠pに対して推定するように、モデムi,i≠pの前
    記デマッパからそれぞれ出力される前記星座シンボルS
    ^i(fj)を出力することを特徴とする請求項7に記載の遠
    端漏話除去方法。
  9. 【請求項9】 前記推定する段階は、前記シンボルSi
    (fj)に対して推定するように、第1の段階における前記
    周波数成分Ri(fj)と、第2の段階におけるそれらから
    得られた前記星座シンボルS^i(fj),i≠pとを出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の遠端漏話除去方法。
  10. 【請求項10】 前記推定する段階は、全ての前記LT
    モデムで実行され、一連シンボル(S^i(fj))に対して
    推定するように、前記周波数成分(Ri)を出力し、 前記計算する段階は、全ての前記LTモデムで実行さ
    れ、ベクトルRの行列H -1 t-1の積H-1 t-1 Rを段階t
    で計算し、Rは、n個のDMTシンボルRiの全てによ
    って構成されたベクトルであり、H-1 t-1は、前記複数
    の伝送チャネルの前記伝達行列の逆行列の段階t−1に
    おける推定値であり、 前記誤り計算段階は、全ての前記LTモデムで実行さ
    れ、前記ベクトルH-1 t- 1 Rのn個の成分の各々と、
    前記モデムiのそれぞれのデマッパから出力される前記
    星座シンボル(S^i(fj))との間の前記誤り距離を計算
    し、 前記更新段階は、全ての前記LTモデムで実行され、前
    記誤り距離の関数として前記行列H-1 t-1の係数を更新
    することを特徴とする請求項7に記載の遠端漏話除去方
    法。
  11. 【請求項11】 前記DMTシンボルRiを、周波数成
    分(Ri(fj))のそれぞれのシリアルストリームに変換
    するパラレル−シリアル変換段階を更に含んでおり、 前記推定する段階は、全ての前記LTモデムで実行さ
    れ、前記シンボル(S^i(fj))に対して推定するよう
    に、前記周波数成分(Ri(fj))を同時に出力し、 前記計算する段階は、全ての前記LTモデムで実行さ
    れ、前記周波数fjで全ての周波数成分Ri(fj)によって
    構成された前記ベクトルR(fj)を有する行列H-1 t -1(f
    j)の積H-1 t-1(fj)R(fj)を、各トーンjに対して、
    段階tで逐次に計算し、H-1 t-1(fj)は、複数の伝送チ
    ャネルの前記周波数fjで伝達行列の逆行列の段階t−1
    における推定値となり、 前記誤り計算段階は、全ての前記LTモデムで実行さ
    れ、前記ベクトルH-1 t(fj)R(fj)のn個の成分の各
    々と、前記モデムiのそれぞれの前記デマッパから出力
    される前記星座シンボルS^i(fj)との間の前記誤り距離
    を、各トーンjに対して逐次に計算し、 前記更新段階は、全ての前記LTモデムで実行され、前
    記誤り距離の関数として前記行列H-1 t-1(fj)の係数
    を、各トーンjに対して逐次に更新することを特徴とす
    る請求項7に記載の遠端漏話除去方法。
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