JP2001239939A - 折畳式運搬車 - Google Patents

折畳式運搬車

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JP2001239939A
JP2001239939A JP2000053077A JP2000053077A JP2001239939A JP 2001239939 A JP2001239939 A JP 2001239939A JP 2000053077 A JP2000053077 A JP 2000053077A JP 2000053077 A JP2000053077 A JP 2000053077A JP 2001239939 A JP2001239939 A JP 2001239939A
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carrier
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Harushige Okamoto
春成 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折畳み及び展開が容易な折畳式運搬車を提供
する。 【解決手段】 上部及び下部枠体14〜17は直立枠体
10、12の上端と下部とに枢着され、その枠体14〜
17の端部は、内側にその両端部を略水平位置に保持す
るストッパを有した、連動ステー18の腕部182、1
83にそれぞれ枢着される。直立枠体10、12の軸
A、C間、軸B、C間は二重筒構造により伸縮自在であ
る。両上部枠体14、15と両下部枠体16、17がそ
れぞれ面一である使用状態から連動ステー18が引き上
げられると、各枠体14〜17はハ字形状に屈折し、そ
れに伴い直立枠体10、12は互いに近接するように中
央側に滑動する。そして、各枠体14〜17はほぼ垂直
に起立し、連動ステー18の円筒体181を挟んで直立
枠体10、12がきわめて近接するように折り畳まれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院などにおいて
各病室等にタオル、オムツ等のリネンを配送する或いは
使用済みのオムツ等を回収するための手動推進式のリネ
ン運搬車や、診察や介護等に必要な器具・物品等を搬送
するための回診搬送ワゴンなどを含む運搬車であって、
且つ折り畳み自在である折畳式運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】病院や各種福祉施設などでは、オムツの
配布や回収の能率化の為にキャスター付きのリネン運搬
車が使用されている。従来使用されているリネン運搬車
は、例えば、略直方体形状の枠体の底部にキャスターが
設けられた構造を有し、枠体の内側に使用済みのオムツ
などを収容するための大形の収納袋が装着されるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】病院や各種福祉施設な
どでは、このようなリネン運搬車を始めとする手動推進
式の運搬車が多数使用されている。しかしながら、これ
ら運搬車は常時使用されるものではなく、未使用時の収
納スペースとして広い面積を占有する。また、該収納ス
ペースへの出し入れのための通路も、運搬車が通過可能
な幅を確保しておかなければならない。
【0004】本発明はこのような課題に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、折畳みが可能で
あって収納スペースが小さくて済むと共に、作業者が容
易に折畳み及び展開動作を行うことができる折畳式運搬
車を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段、及び発明の実施形態】本
発明は、使用状態において略直方体形状を有する折畳式
運搬車であって、 a)下端に車輪を有する前後左右の四隅に配置された4
本の直立枠体と、 b)2本1対で上部の水平面内の外枠を構成する枠体で
あって、それぞれが2本の隣接する前記直立枠体の上部
に枢着されて成る左上部枠体及び右上部枠体と、 c)2本1対で下部の水平面内の外枠を構成する枠体で
あって、それぞれが前記左上部枠体及び右上部枠体と同
じ組合せの直立枠体の下部に枢着されて成る左下部枠体
及び右下部枠体と、 d)前記左右上部枠体の突き合わせ部の近傍及び左右下
部枠体の突き合わせ部の近傍の計4箇所を回動自在に連
結する連結部材と、 e)前記左右上部枠体及び左右下部枠体が略直立するよ
うに折り畳まれた収納状態から、それら枠体がそれぞれ
略水平となる使用状態に展開されたとき、それら枠体の
位置を規制するストッパと、を備えることを特徴として
いる。
【0006】本発明に係る折畳式運搬車は、使用状態で
は、ストッパにより左右上部枠体及び左右下部枠体はそ
れぞれ略水平に面一に保持され、左右上部枠体、左右下
部枠体及び4本の直立枠体を外枠とした略直方体形状を
有する。このような使用状態から連結部材が引き上げら
れると、連結部材に枢着されている左右上部枠体及び左
右下部枠体の内方側がそれぞれ持ち上げられて、上部枠
体及び下部枠体はそれぞれ略ハ字形状に屈折する。ま
た、左右上部枠体及び左右下部枠体を介して左右両側の
直立枠体がほぼ同時に内側に引き寄せられる。直立枠体
の下端には車輪が付いているので直立枠体は円滑に移動
し、最終的に、左右上部枠体及び左右下部枠体は略直立
して、左右方向の幅が狭い収納状態に折り畳まれる。
【0007】前記連結部材とストッパとは一体化するこ
とができる。例えば、左右上部枠体の突き合わせ部から
それぞれ所定距離離間した位置で左右上部枠体に枢着さ
れると共に、その両枢着部の間で両上部枠体の端部を略
水平に支承する上部腕部と、同様の構成でもって左右下
部枠体にそれぞれ枢着される下部腕部と、上下腕部を略
垂直方向に接続する連結部とから成る連動ステーによ
り、前記連結部材とストッパとの機能を兼ねることがで
きる。また、このような連動ステーは前部と後部にそれ
ぞれ設けることが好ましい。
【0008】また、この構成では、下部腕部は、その左
右両側に位置する直立枠体よりも前後方向に内側に位置
する構成とすることが好ましい。この構成によれば、折
り畳む際に、下部腕部は左右両側の直立枠体の内方への
移動を邪魔することがないから、その左右の直立枠体は
中央の連動ステーの連結部を挟んできわめて接近する。
そのため、収納状態での占有面積が非常に小さくなる。
【0009】また、本発明に係る折畳式運搬車では、各
直立枠体は、左右上部枠体及び左右下部枠体に対する上
下の両回動軸間の間隔が可変するような伸縮自在である
ことが好ましい。この構成では、使用状態において上部
枠体及びその直下の下部枠体が有する計4箇所の回動軸
を結ぶ四辺形が平行四辺形でない場合でも、収納状態で
は直立枠体が伸縮することにより4辺の長さのアンバラ
ンスが修正されて、その上部枠体及び下部枠体はほぼ垂
直に起立する。そのため、収納状態での占有面積が非常
に小さくなる。また、折畳み及び展開の途中で直立枠体
が適宜に伸縮することにより、上部枠体及びその直下の
下部枠体が略平行を保って回動しない場合の長さのアン
バランスが吸収される。従って、折畳み及び展開動作が
きわめて円滑に行える。
【0010】本発明の一実施態様として、左上部枠体及
び右上部枠体は、それぞれ中央が開口した略コ字形状の
枠体とし、使用状態においては、両枠体の端面が接触又
は近接して突き合わされることにより全体が略ロ字形状
となる構成とすることができる。この構成では、例えば
枠体の内側に収納袋を取り付けてリネン運搬車を得るこ
とができる。
【0011】また、本発明の他の実施態様として、左右
上部枠体の内側にはそれぞれ板状部を設け、使用状態に
おいては、両板状部の内方縁部が接触又は近接して対面
し、略一枚の天板を形成する構成とすることができる。
この構成では、例えば天板の上で種々の作業を行う作業
台や天板の上に器具やその他の任意の物品を載置して搬
送する回診搬送ワゴンを得ることができる。勿論、左右
下部枠体も左右上部枠体と同様に略平板状としてもよ
い。
【0012】また、本発明に係る折畳式運搬車では、左
右上部枠体と左右下部枠体との間に、同様に直立枠体に
枢着される一乃至複数の左中間枠体及び右中間枠体を備
え、連結部材はこの左右中間枠体も回動自在に連結し、
ストッパは使用状態にあっては左右中間枠体も略水平に
その位置を規制する構成とすることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る折畳式運搬車によれば、連
結部材を引き上げることにより複数の水平枠体が連動し
てハ字形状に屈折され、それに伴い両側の直立枠体が中
央に向かって滑動するので、簡単に折り畳むことができ
る。また逆に、収納状態においてほぼ直立状態にある左
右の水平枠体をハ字形状に広げることにより、簡単に展
開することができる。収納状態では、非常に占有面積が
小さくなるので収納スペースをとらず、また、収納状態
のまま手押し推進移動させることができるので、狭い通
路を通過させる際に非常に便利である。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る折畳式運搬車の一実施例
であるリネン運搬車を、図面を参照して説明する。図1
は本実施例によるリネン運搬車の使用状態での側面図、
図2は使用状態での上面図、図3は使用状態での正面
図、図4は使用状態と収納状態との間の移行途中の状態
を示す正面図、図5は収納状態での正面図である。
【0015】図1〜図3に示すように、このリネン運搬
車は使用状態では略直方体形状を成し、4本の直立枠体
10、11、12、13と、略コ字形状の2本の右上部
枠体14、左上部枠体15と、2本の右下部枠体16、
左下部枠体17と、略H字形状の2本の連動ステー1
8、19とを有している。
【0016】構成について詳しく述べると、各直立枠体
10〜13は、図7に示すように、下端面が開口した上
部円筒体101と、該上部円筒体101と同一径の外筒
の内側にひと回り小径の内筒を上方に突出するように固
着した下部円筒体102とから成り、下部円筒体102
の内筒が上部円筒体101の中に挿入されている。従っ
て、上部円筒体101は下部円筒体102に対して上下
方向にスライド自在となっており、上部円筒体101の
下端面が下部円筒体102の外筒の上端面に当接するこ
とにより最下位置が規制されている。各直立枠体10〜
13の下端には鉛直軸を中心にして回転自在にキャスタ
20、21、22、23(但し符号23は図面上には現
れない)が取り付けられている。
【0017】右上部枠体14は略コ字形状に屈曲された
1本のパイプにより構成されており、前後方向に配置さ
れたそれぞれ2本の直立枠体10、11の上端に差し渡
して、略コ字形状の金具24を介し、水平な回動軸A、
A’を中心に回動自在に取り付けられている。また、左
上部枠体15は右上部枠体14と左右対称に、直立枠体
12、13に対し回動軸B、B’を中心に回動自在に取
り付けられている。
【0018】右下部枠体16は、図2に示すように、前
後方向に配置されたそれぞれ2本の直立枠体10、11
の間隔より僅かに短い長さの円筒体と、その円筒体から
横方向に延伸する2本の円筒体と、更にその2本の円筒
体の間に架設された円筒体とが一体に形成されている。
この右下部枠体16は2本の直立枠体10、11に対し
回動軸C、C’を中心に回動自在に取り付けられてい
る。また、左下部枠体17は右下部枠体16と左右対称
に、直立枠体12、13に対し回動軸D、D’を中心に
回動自在に取り付けられている。
【0019】前部の連動ステー18は、図6に示すよう
に、下方が偏平形状に加工された円筒体181の上下両
端に、略L字形状で且つ横長の上部腕部182、下部腕
部183が固着された構成を有している。上下腕部18
2、183の両端は、それぞれ右左上部枠体14、1
5、右左下部枠体16、17に対して回動軸E、F、
G、Hを中心に回動自在に取り付けられている。また、
後部の連動ステー19は連動ステー18と前後対称に、
上下腕部192、193の両端が、それぞれ右左上部枠
体14、15、右左下部枠体16、17に対して回動軸
E’、F’、G’、H’を中心に回動自在に取り付けら
れている。図2に明らかなように、各連動ステー18、
19において下部腕部183、193は上部腕部18
2、192よりも内側に位置しているため、円筒体18
1、191はそれぞれ下方側が内向きに傾斜するように
取り付けられている。
【0020】直立枠体10〜13、右左上部枠体14、
15、右左下部枠体16、17、及び連動ステー18、
19の円筒体181、191は、いずれもスチール、ア
ルミ、ステンレスなどの金属製のパイプから形成されて
いる。また、連動ステー18、19の上下腕部182、
192、183、193はスチール、アルミ、ステンレ
スなどの金属製の板材から成る。更に、直立枠体10〜
13の上端面、右左上部枠体14、15の端面、右左下
部枠体16、17の端面には、ポリプロピレン樹脂など
の樹脂製の緩衝体が取り付けられており、これにより、
後述のような折畳み及び展開動作に際して他のパイプと
接触したときの衝撃音を減少させている。
【0021】図2及び図3に示すように、使用状態にお
いては、右左上部枠体14、15の前方側の端部は連動
ステー18の上部腕部182により、右左下部枠体1
6、17の前方の端部は同じく連動ステー18の下部腕
部183により略水平に保持される。また、右左上部枠
体14、15の後方側の端部は連動ステー19の上部腕
部192により、右左下部枠体16、17の後方側の端
部は同じく連動ステー19の下部腕部193により略水
平に保持される。これにより、右左上部枠体14、15
及び右左下部枠体16、17は共に、その端面がきわめ
て近接するように対面した状態でほぼ水平につまり面一
に保持される。
【0022】本実施例のリネン運搬車では、このような
状態において、塩化ビニル樹脂等の化学繊維から成るシ
ート材から形成された汚物収容袋の開口縁端部が右左上
部枠体14、15の内側に装着され、その収容袋の底部
は右左下部枠体16、17の内側の円筒体上に保持され
る。
【0023】このような使用状態から折り畳む際には、
例えば、前後の連動ステー18、19をほぼ同時に引き
上げる。すると、図4に示すように、右左上部枠体1
4、15はそれぞれ回動軸A、A’、B、B’、E、
E’、F、F’を中心に回動してハ字形状になり、右左
下部枠体16、17はそれぞれ回動軸C、C’、D、
D’、G、G’、H、H’を中心に回動してハ字形状に
なる。このとき、直立枠体10〜13には、右左上部枠
体14、15及び右左下部枠体16、17を介して中央
方向に引き寄せる力が作用し、キャスタ20〜23によ
り左右方向に互いに近接するように円滑に移動する。
【0024】図3に示すように、本実施例のリネン運搬
車では、直立枠体10、右上部枠体14、連動ステー1
8及び右下部枠体16により、回動軸A、E、G、Cを
四角とする四辺形が形成される。また、直立枠体12、
左上部枠体15、連動ステー18及び左下部枠体17に
より、回動軸B、F、H、Dを四角とする四辺形が形成
される。更に、後方側でも同様である。例えば回動軸
A、E、G、Cを四角とする四辺形では、四辺の長さは
L1、L2、L3、L4であり、L2とL4とはほぼ等
しいものの、回動軸Aが回動軸Eよりも低い位置にある
ために、L1はL3よりも短くなっている。上述のよう
に、連動ステー18を引き上げることにより、この四辺
形の対向する長辺(つまりL1とL3)が近付くように
変形されたとき、直立枠体10の上部円筒体101が下
部円筒体102の内筒に対して上方に摺動することによ
り回動軸A、C間の間隔は伸長する。つまり、直立枠体
10の伸長により使用状態でのL1とL3とのアンバラ
ンスは解消される。なお、回動軸Eが回動軸Aよりも高
い位置にあることによって、連動ステー18を引き上げ
始める際の力が少なくて済む。
【0025】最終的には、図5に示すように、右左上部
枠体14、15はほぼ垂直に起立し、右左下部枠体1
6、17は前後方向に直立枠体10〜13の内側に収納
される。このとき、直立枠体10(他の直立枠体11〜
13も同様)は使用状態よりもΔLだけ長くなり、これ
により、〔L1+ΔL1+L2〕はほぼ〔L3+L4〕
に等しくなり、全体がほぼ直線状に起立し得る。而し
て、床の占有面積がきわめて小さな状態になり、この状
態で移動させたり或いは収納したりすることが可能とな
る。
【0026】このような収納状態から展開する場合に
は、例えば右左上部枠体14、15をそれぞれ両側にハ
字形状に押し広げてゆけばよい。これにより、容易に使
用状態に復帰し得る。なお、図5に示したような状態で
左右両側の直立枠体10、12及び11、13の間隔が
広がらないように両直立枠体間を連結するストッパ等の
適宜のストッパを設けるようにしてもよい。
【0027】本発明に係る折畳式運搬車は、上記実施例
のようなリネン運搬車に限らず、種々の形態に変形する
ことができる。例えば、右左上部及び右左下部枠体1
4、15、16、17の内側に平板体を設ける構成とす
れば、使用状態では、上段に作業台を形成したり、或い
は上段及び下段に適宜の物品を載置できる運搬車とする
ことができる。
【0028】更に、本発明の他の実施例による回診搬送
ワゴンを図8〜図10により説明する。図8は本実施例
の回診搬送ワゴンの使用状態での側面図、図9は使用状
態での正面図、図10は収納状態での正面図である。先
の実施例と同一又は相当部分には同一符号を付して説明
を省略する。
【0029】この回診搬送ワゴンが上記実施例によるリ
ネン運搬車と相違する点は、右左上部、右左下部枠体1
4〜17の代わりに、それぞれ周囲に手摺り枠を備え
た、上中下の3段構造の載置台30〜35を設けている
点である。4本の直立枠体10〜13に対する各載置台
30〜35の取付構造は上記実施例と同様であるが、各
直立枠体10〜13は、右左上部載置台30、31に対
する回動軸A、A’、B、B’と右左中間載置台32、
33に対する回動軸J、J’、K、K’との間、及びそ
の回動軸J、J’、K、K’と右左下部載置台34、3
5に対する回動軸C、C’、D、D’との間の2箇所に
おいて伸縮自在となっている。
【0030】而して、図9に示すような使用状態から連
動ステー18、19を引き上げると、右左上部載置台3
0、31、右左中間載置台32、33、右左下部載置台
34、35がそれぞれハ字形状に屈折し、左右両側の直
立枠体10、12及び11、13は中央に向かって滑動
し、最終的に右左載置台30〜35はほぼ垂直に起立す
る。このように、右左の水平枠体に相当する部分は上下
二段以上であれば任意に増加させることができる。
【0031】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行えることは明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるリネン運搬車の使用
状態での側面図。
【図2】 このリネン運搬車の使用状態での上面図。
【図3】 このリネン運搬車の使用状態での正面図。
【図4】 このリネン運搬車の使用状態と収納状態との
間の移行途中の状態を示す正面図。
【図5】 このリネン運搬車の収納状態での正面図。
【図6】 このリネン運搬車の連動ステーの略側面図。
【図7】 このリネン運搬車の直立枠体の構造を示す略
断面図。
【図8】 本発明の他の実施例である回診搬送ワゴンの
使用状態での側面図。
【図9】 この回診搬送ワゴンの使用状態での正面図。
【図10】 この回診搬送ワゴンの収納状態での正面
図。
【符号の説明】
10、11、12、13…直立枠体 101…上部円筒体 102…下部円筒体 14…右上部枠体 15…左上部枠体 16…右下部枠体 17…左下部枠体 18、19…連動ステー 181、191…円筒体 182、192…上部腕部 183、193…下部腕部 20、21、22、23…キャスタ 24…金具 30、31…左右上部載置台 32、33…左右中間載置台 34、35…左右下部載置台 A、A’、B、B’、C、C’、D、D’、E、E’、
F、F’、G、G’、H、H’、J、J’、K、K’、
M、M’、N、N’…回動軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用状態において略直方体形状を有する
    折畳式運搬車であって、 a)下端に車輪を有する前後左右の四隅に配置された4
    本の直立枠体と、 b)2本1対で上部の水平面内の外枠を構成する枠体で
    あって、それぞれが2本の隣接する前記直立枠体の上部
    に枢着されて成る左上部枠体及び右上部枠体と、 c)2本1対で下部の水平面内の外枠を構成する枠体で
    あって、それぞれが前記左上部枠体及び右上部枠体と同
    じ組合せの直立枠体の下部に枢着されて成る左下部枠体
    及び右下部枠体と、 d)前記左右上部枠体の突き合わせ部の近傍及び左右下
    部枠体の突き合わせ部の近傍の計4箇所を回動自在に連
    結する連結部材と、 e)前記左右上部枠体及び左右下部枠体が略直立するよ
    うに折り畳まれた収納状態から、それら枠体がそれぞれ
    略水平となる使用状態に展開されたとき、それら枠体の
    位置を規制するストッパと、 を備えることを特徴とする折畳式運搬車。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の折畳式運搬車におい
    て、前記左右上部枠体の突き合わせ部からそれぞれ所定
    距離離間した位置で該左右上部枠体に枢着されると共
    に、その両枢着部の間で両上部枠体の端部を略水平に支
    承する上部腕部と、同様の構成でもって左右下部枠体に
    それぞれ枢着される下部腕部と、上下腕部を略垂直方向
    に接続する連結部とから成る連動ステーにより、前記連
    結部材とストッパとを一体化したことを特徴とする折畳
    式運搬車。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の折畳式運搬車におい
    て、前記下部腕部は、その左右両側に位置する直立枠体
    よりも前後方向に内側に位置することを特徴とする折畳
    式運搬車。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の折畳式
    運搬車において、各直立枠体は、左右上部枠体及び左右
    下部枠体に対する上下の両回動軸間の間隔が可変するよ
    うな伸縮自在であることを特徴とする折畳式運搬車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160068352A (ko) * 2014-12-05 2016-06-15 삼성중공업 주식회사 운반장치
CN111762244A (zh) * 2020-06-10 2020-10-13 中船澄西船舶修造有限公司 一种组装式船舶分段运输车

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