JP2001238894A - 挿入具の位置検出装置 - Google Patents

挿入具の位置検出装置

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JP2001238894A JP2000051516A JP2000051516A JP2001238894A JP 2001238894 A JP2001238894 A JP 2001238894A JP 2000051516 A JP2000051516 A JP 2000051516A JP 2000051516 A JP2000051516 A JP 2000051516A JP 2001238894 A JP2001238894 A JP 2001238894A
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Takao Shibazaki
隆男 柴▲崎▼
Akio Kosaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、手術用顕微鏡観察下で信号板を取り
付けた治療器具での処置行為や、信号板を取り付けた治
療器具と共に別の治療器具での処置行為に対応可能な位
置計測装置としての挿入具の位置検出装置を提供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、生体内に挿入さ
れる挿入具と、位置検出の基準となるマーカーと、前記
マーカーが複数取り付けられたマーカー取り付け部材
と、前記マーカーの位置を非接触で検出する複数のマー
カー検出部と、前記複数のマーカー検出部によって検出
されるマーカーの位置に基づいて、前記挿入具の位置姿
勢を算出する位置姿勢算出手段とを有し、前記マーカー
取り付け部材は、前記挿入具の軸と距離を持った位置に
連結部材を介して取り付けられていることを特徴とする
挿入具の位置検出装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入具の位置検出
装置に係り、特に、生体内に挿入される治療器具等の挿
入具の位置姿勢を検出し、手術でのナビゲーション等に
利用する位置計測装置としての挿入具の位置検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療における手術等の治療行
為に対して、術前にX線、CT、MRI等の画像診断装
置より得られた断層画像を三次元画像に再構成し、術中
に治療器具の三次元位置姿勢を検出して術前の三次元再
構成像に表示することが行われている。
【0003】この際、治療器具の三次元位置姿勢を計測
する必要があるが、特開平5−305073号公報に開
示されているような光学式の三次元計測装置が比較的多
く利用されている。
【0004】このような光学式の三次元計測装置を用い
て、三次元位置姿勢計測を行う場合には、計測対象とな
る治療器具に、計測装置に対応した信号部材を取り付け
る必要がある。
【0005】三次元での姿勢を計測するためには、直線
状になく、位置関係が拘束された3個以上の信号部材を
必要とする。
【0006】このため、光学式の三次元計測装置を用い
て、三次元位置姿勢計測を行う場合には、治療器具の挿
入軸後方に、信号部材が取り付けられた信号板が装着さ
れ、それらとは非接触でそれら信号部材を認識できるT
Vカメラ等の複数の受信部材が設けられている。
【0007】そして、治療器具の位置姿勢を算出するに
は、治療器具に対して信号板がどのように固定されてい
るのかを示すキャリブレーションデータが必要であり、
信号板を取り付けた各治療器具毎にキャリブレーション
データが一対一に対応付けされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、三次元計測
の原理から、角度誤差の正接(タンジェント)は、信号
部材同士の間隔(距離)に反比例するため、誤差を小さ
くするためには、信号部材同士の間隔を大きくする必要
がある。
【0009】つまり、信号板を大きくする必要がある。
【0010】しかしながら、脳神経外科や耳鼻咽喉科に
おける手術のように、手術用顕微鏡観察下で処置を行う
手術では、治療器具の挿入軸後方に取り付けられた大き
な信号板が手術用顕微鏡に干渉するために、手術用顕微
鏡観察下での処置が不可能であったり、信号板が手術用
顕微鏡の観察視野を遮り手術用顕微鏡観察下での処置を
行うことが不可能になる。
【0011】また、信号板を取り付けた治療器具と共に
別の治療器具を術部へ挿入する場合には、信号板が治療
器具の挿入軸上にあると、信号板が処置具の操作範囲に
干渉し処置を行えない恐れが生じる。
【0012】本発明は上記問題点に着目し、手術用顕微
鏡観察下で信号板を取り付けた治療器具での処置行為
や、信号板を取り付けた治療器具と共に別の治療器具で
の処置行為に対応可能とすることを第1の課題とする。
【0013】また、光学式の位置計測装置では、処置中
に受信部材と信号板の位置関係上、信号部材の計測が困
難な状況になる場合がある。
【0014】この場合、信号板の取り付け位置を受信部
材で計測可能な位置姿勢へ変更することで、再び計測で
きるようになるが、この際に、三次元位置姿勢の算出に
使用するキャリブレーションデータも変更した位置姿勢
に対応したものに変更しなければ、計測対象である治療
器具の三次元位置姿勢を算出することができない。
【0015】しかるに、上述したような従来技術では、
信号板取り付け位置が治療器具に対して固定されている
ために、計測が困難な状況において即時的な信号板の取
り付け位置の変更を容易に行うことができない。
【0016】また、取り付け位置を変更しても、容易に
キヤリブレーションデータを対応したものに変更するこ
とができず、治療器具の三次元位置姿勢を算出すること
が不可能になる。
【0017】本発明はこの点に着目し、治療器具使用時
に容易に信号板の取り付け位置を変更でき、且つキャリ
ブレーションデータも変更した取り付け位置に対応した
ものに変更することで、三次元位置姿勢計測を継続する
ことができるようにすることを第2の課題とする。
【0018】本発明は、上記第1の課題に鑑みてなさ
れ、手術用顕微鏡観察下で信号板を取り付けた治療器具
での処置行為や、信号板を取り付けた治療器具と共に別
の治療器具での処置行為に対応可能な位置計測装置とし
ての挿入具の位置検出装置を提供することを目的とす
る。
【0019】また、本発明は、上記第2の課題に鑑みて
なされ、治療器具使用時に容易に信号板の取り付け位置
を変更でき、かつ、キャリブレーションデータも変更し
た取り付け位置に対応したものに変更することで、三次
元位置姿勢計測を継続可能な位置計測装置としての挿入
具の位置検出装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、 (1) 生体内に挿入される挿入具と、位置検出の基準
となるマーカーと、前記マーカーが複数取り付けられた
マーカー取り付け部材と、前記マーカーの位置を非接触
で検出する複数のマーカー検出部と、前記複数のマーカ
ー検出部によって検出されるマーカーの位置に基づい
て、前記挿入具の位置姿勢を算出する位置姿勢算出手段
とを有し、前記マーカー取り付け部材は、前記挿入具の
軸と距離を持った位置に連結部材を介して取り付けられ
ていることを特徴とする挿入具の位置検出装置が提供さ
れる。
【0021】(対応する発明の実施の形態)この発明に
関する実施の形態は、後述する第1及び第2の実施の形
態が対応する。
【0022】上記解決手段中の挿入具は、これらの実施
の形態では、硬性鏡1が該当するが、硬性鏡1のみに限
定されることなく、電気メス、吸引管、ピンセット、鉗
子などの器具であってもよい。
【0023】また、上記解決手段中の信号部材としての
マーカーは、これらの実施の形態では、LED3が該当
するが、LED3のみに限定されることなく、赤外LE
Dのようなアクティブ型マーカーや反射球のようなパッ
シブ型マーカーであってもよい。
【0024】また、上記解決手段中の受信部材としての
マーカー検出部は、これらの実施の形態では、カメラ6
が該当するが、カメラ6のみに限定されることなく、マ
ーカーの三次元位置姿勢を計測できるものであれば、個
数は問わない。
【0025】また、上記解決手段中の位置姿勢算出手段
は、これらの実施の形態では、センサ制御部7、及びセ
ンサ情報記憶部8が該当する。
【0026】また、上記解決手段中の信号取付部材とし
てのマーカー取り付け部材は、これらの実施の形態で
は、マーカ取付板4、及びマーカ取付具5(取付部材5
a、5bで構成)が該当する。
【0027】また、上記解決手段中の連結部材は、上記
解決手段中の信号取付部材としてのマーカー取り付け部
材と一体になった部材としてもよい。
【0028】(作用)複数の信号部材としてのマーカー
は、信号取付部材としてのマーカー取り付け部材に取り
付けられている。
【0029】信号取付部材としてのマーカー取り付け部
材は、挿入具の挿入軸から外れた位置に取り付けられて
いる。
【0030】ここで、マーカー取り付け部材は、前記挿
入具の軸と一定の距離を持った位置に連結部材を介して
取り付けられている。
【0031】複数の受信部材としてのマーカー検出部
は、複数の信号部材としてのマーカーを非接触で検出す
る。
【0032】位置姿勢算出手段は、受信部材としてのマ
ーカー検出部が検出した信号部材としてのマーカーの位
置に基づいて、信号取付部材としてのマーカー取り付け
部の位置姿勢(三次元)を算出する。
【0033】すなわち、位置姿勢算出手段は、信号部材
としてのマーカーと挿入具の位置関係から挿人具の三次
元位置姿勢を算出する。
【0034】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、 (2) 前記マーカー取り付け部材の前記挿入具に対す
る取り付け位置は可変であることを特徴とする(1)に
記載の挿入具の位置検出装置が提供される。
【0035】(対応する発明の実施の形態)この発明に
関する実施の形態は、後述する第1及び第2の実施の形
態が対応する。
【0036】上記解決手段中の挿入具は、これらの実施
の形態では、硬性鏡1が該当するが、硬性鏡1のみに限
定されることなく、電気メス、吸引管、ピンセット、鉗
子などの器具であってもよい。
【0037】また、上記解決手段中の信号部材としての
マーカーは、これらの実施の形態では、LED3が該当
するが、LED3のみに限定されることなく、赤外LE
Dのようなアクティブ型マーカーや反射球のようなパッ
シブ型マーカーであってもよい。
【0038】また、上記解決手段中の受信部材としての
マーカー検出部は、これらの実施の形態では、カメラ6
が該当するが、カメラ6のみに限定されることなく、マ
ーカーの三次元位置姿勢を計測できるものであれば、個
数は問わない。
【0039】また、上記解決手段中の位置姿勢算出手段
は、これらの実施の形態ではセンサ制御部7、及びセン
サ情報記憶部8が該当する。
【0040】また、上記解決手段中の信号取付部材とし
てのマーカー取り付け部材は、これらの実施の形態では
マーカ取付板4、及びマーカ取付具5(取付部材5a、
5bで構成)が該当する。
【0041】また、上記解決手段中の信号取付部材とし
てのマーカー取り付け部材の位置が、上記解決手段中の
挿入具に対して変化することにより、上記解決手段中の
信号取付部材としてのマーカー取り付け部材が上記解決
手段中の挿入具の軸上に位置することがあってもよい。
【0042】(作用)複数の信号部材としてのマーカー
は、信号取付部材としてのマーカー取り付け部材に取り
付けられている。
【0043】信号取付部材としてのマーカー取り付け部
材は、挿入具の挿入軸から外れた位置に取り付けられて
いる。
【0044】ここで、マーカー取り付け部材は、前記挿
入具の軸と一定の距離を持った位置に連結部材を介して
取り付けられている。
【0045】また、マーカー取り付け部材は、前記挿入
具に対する取り付け位置が可変に取り付けられている。
【0046】複数の受信部材としてのマーカー検出部
は、複数の信号部材としてのマーカーを非接触で検出す
る。
【0047】位置姿勢算出手段は、受信部材としてのマ
ーカー検出部が検出した信号部材としてのマーカーの位
置に基づいて、信号取付部材としてのマーカー取り付け
部の位置姿勢(三次元)を算出する。
【0048】すなわち、位置姿勢算出手段は、信号部材
としてのマーカーと挿入具の位置関係から挿人具の三次
元位置姿勢を算出する。
【0049】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、 (3) 前記マーカー取り付け部材の前記装入具に対す
る取り付け位置の情報を設定する位置情報設定手段を設
けたことを特徴とする(2)に記載の挿入具の位置検出
装置が提供される。
【0050】(対応する発明の実施の形態)この発明に
関する実施の形態は、後述する第1及び第2の実施の形
態が対応する。
【0051】上記解決手段中の位置情報設定手段は、第
1の実施の形態ではスイッチ10、11が該当する。
【0052】また、第2の実施の形態ではエンコーダ1
5が該当するが、ポテンショメータなどの角度を計測す
るためのセンサ、及び距離を計測するためのセンサ、及
びこれらを複合的に組み合わせたものに置き換えてもよ
い。
【0053】また、上記解決手段中の位置情報設定手段
は、これらの実施の形態ではセンサ制御部7とセンサ情
報記憶部8が該当する。
【0054】(作用)信号部材としてのマーカーが、受
信部材としてのマーカー検出部から計測困難、あるいは
不可能な位置姿勢にある場合には、挿入具に対する信号
取付部材としてのマーカー取り付け部材の位置及びまた
は方向を変更する。
【0055】信号取付部材としてのマーカー取り付け部
材の取り付け位置が変更されると、信号部材としてのマ
ーカーと挿入具とを関連付けるキャリブレーションデー
タに変更の必要が生じる。
【0056】取り付け位置方向識別手段としての位置情
報設定手段からの出力に基づいてキャリブレーションデ
ータ設定手段としての位置情報設定手段により、使用す
べきキャリブレーションデータを選択もしくは生成す
る。
【0057】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0058】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態による挿入具の位置検出装置の全体的な
概略構成を示す図である。
【0059】この発明の第1の実施の形態は、次のよう
に構成されている。
【0060】すなわち、図1に示すように、硬性鏡1に
は、CCDカメラヘッド部2が、硬性鏡挿入軸に対して
屈曲した状態で取り付けられている。
【0061】また、マーカー取付板4には、LED3が
正三角形の頂点を構成するように3個取り付けられてい
る。
【0062】このLED3は、ケーブルによりセンサ制
御部7に接続されている。
【0063】前記マーカー取付板4は、後述するよう
に、マーカー取付具5によって、CCDカメラヘッド部
2に取り付けられている。
【0064】カメラ6は、硬性鏡1の使用範囲における
マーカー取付板4の移動範囲を視野に捕らえるように設
置されており、センサ制御部7へ接続されている。
【0065】図2(a)〜(d)は、図1のマーカー取
付具5の概略的な構成を示す図である。
【0066】すなわち、図2の(a)〜(d)に示すよ
うに、マーカー取付具5は、CCDカメラヘッド部2に
固定する取付部材5bと、マーカー取付板4に固定する
取付部材5aとから構成されている。
【0067】ここで、取付部材5bには、取り付け方向
毎に異なる複数の窪み9が設けられている。
【0068】一方、取付部材5aには、スイッチ10、
11が取り付けられている。
【0069】これにより、取付部材5aが取付部材5b
へ取り付けられると、窪み9の無い部分に対応するスイ
ッチだけがオン状態になり、窪み9がある部分に対応す
るスイッチはオフ状態のままになる。
【0070】これらのスイッチ10、11は、図1のセ
ンサ制御部7へ接続されている。
【0071】図3の(a),(b)は、図2のスイッチ
10、11のオン状態、オフ状態を示す図である。
【0072】図1において、キャリブレーションデータ
が蓄えられているセンサ情報記憶部8は、センサ制御部
7へ接続されている。
【0073】このセンサ制御部7は、図示しないナビゲ
ーション装置に接続されている。
【0074】次に、この発明の実施の形態の作用を説明
する。
【0075】前記スイッチ10,11からの情報は、セ
ンサ制御部7へ渡される。
【0076】センサ制御部7では、スイッチ10,11
からの情報を位置を表現するビット情報として解釈し、
現在の取り付け状態に対応するキャリブレーションデー
タをセンサ情報記憶部8より取得する。
【0077】図4は、センサ制御部7によるキャリブレ
ーションデータの取得関係を示す図である。
【0078】このキャリブレーションデータは、マーカ
ー取付板4で構成される座標系と硬性鏡1で構成される
座標系間に関係付けられる座標変換行列となっている。
【0079】図5は、マーカー取付板4で構成される座
標系と、硬性鏡1で構成される座標系とを示す図であ
る。
【0080】図6は、マーカー取付板4で構成される座
標系と硬性鏡1で構成される座標系間に関係付けられる
座標変換行列を示す図である。
【0081】まず、センサ制御部7は、LED3を順番
に1個ずつ発光させる。
【0082】カメラ6は、マーカー取付板4の画像を取
得し、センサ制御部7へ画像を送信する。
【0083】センサ制御部7では、このカメラ6からの
画像と、自ら制御したLED発光のタイミングとに基づ
いて導かれるLED3のID情報から、マーカー取付板
4の三次元位置姿勢を算出する。
【0084】次に、センサ制御部7は、センサ情報記憶
部8より取得したキヤリブレーションデータを用いて、
マーカー取付板4の三次元位置姿勢から硬性鏡1の三次
元位置姿勢へ変換し、これを出力する。
【0085】この結果として、センサ制御部7より出力
される硬性鏡1の三次元位置姿勢を用いて、ナビゲーシ
ョンが行われることになる。
【0086】このナビゲーションを行っている状態で、
術者は硬性鏡1と処置具12を用いて患部14に対して
手術を行う。
【0087】図7は、ナビゲーションを行っている状態
で、術者は硬性鏡1と処置具12を用いて患部14に対
して手術を行う状態を示す図である。
【0088】すなわち、図7に示すように、硬正鏡1と
処置具12は同じ穴13、もしくは非常に近い穴から患
部14に向かって挿入されるため、処置具12の操作範
囲に硬性鏡1が干渉しないよう配置することが非常に重
要である。
【0089】この実施の形態では、ナビゲーションを行
うために必要なマーカー取付板4が、硬性鏡1に対して
屈曲した状態になっているCCDカメラヘッド部2に取
り付けられているため、処置具12の操作にマーカー取
付板4が干渉することがないように考慮されている。
【0090】また、カメラ6によってマーカー取付板4
を撮影できない位置関係になったときには、マーカー取
付板4の取り付け位置を変更することができるようにな
されている。
【0091】図8、カメラ6によってマーカー取付板4
を撮影できない位置関係になったときに、マーカー取付
板4の取り付け位置を変更状態を示す図である。
【0092】図9の(a),(b)は、マーカー取付板
4の取り付け位置の変更によって、マーカー取付板4を
撮影できない位置関係からマーカー取付板4を撮影でき
る位置関係となることを示す図である。
【0093】そして、マーカー取付板4の取り付け位置
の変更によって、マーカー取付具5に設けられたスイッ
チ10、11より得られる情報が変化し、センサ制御部
7は対応するキャリブレーションデータをセンサ情報記
憶部8より再取得することになる。
【0094】この結果、センサ制御部7は、マーカー取
付板4の取り付け位置を変更しても正しい硬性鏡1の三
次元位置姿勢を出力することができる。
【0095】なお、かつ、マーカー取り付け位置を変更
しても処置具12の操作に干渉することはない。
【0096】なお、この発明の第1の実施の形態の各構
成は、当然、各種の変形、変更が可能である。
【0097】例えば、マーカー取付板4に取り付けられ
たLED3は、各々異なる波長であり、それらを同時に
発光させ、カメラ6に各波長に対応するフィルタ等を用
いて個々のLEDを識別する方式でもよい。
【0098】また、マーカーとしては、それぞれが識別
できる受動的な(発光しない)マーカーであってもよ
い。
【0099】また、マーカーの形状そのものから画像処
理的手法により、特徴部位を抽出する方式であってもよ
い。
【0100】また、例えば、マーカー取付具5に設けら
れたスイッチ10、11は、これに限らず、角度を計測
するためのセンサであるポテンショメータやエンコーダ
を用いることができる。
【0101】また、この場合には、対応するキャリブレ
ーションデータを選択するという方式だけでなく、ポテ
ンショメータやエンコーダの出力をパラメータとしてキ
ャリブレーションデータを計算することもできる。
【0102】また、例えば、マーカー取付具5には、距
離計測センサが取り付けられており、マーカー取付具5
の取付部材5aと取付部材5bとの距離が可変になって
いてもよい。
【0103】この場合には、距離計測センサもセンサ制
御部7へ接続され、キャリブレーションデータの選択/
生成に利用される。
【0104】また、この距離を段階的に変化させるよう
にし、距離情報をスイッチなどでセンシングしてもよ
い。
【0105】また、例えば、CCDカメラヘッド部2の
硬性鏡1に対する移動、及びまたは回転する手段と合わ
せて、これを計測する手段が設けられており、この情報
をセンサ制御部7で取得することにより、CCDカメラ
ヘッド部2の移動、回転によらず硬性鏡1の三次元位置
姿勢を算出し、ナビゲーションを継続することが可能に
なる。
【0106】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。
【0107】図10は、本発明の第2の実施の形態によ
る挿入具の位置検出装置の全体的な概略構成を示す図で
ある。
【0108】この発明の第2の実施の形態は、前述した
第1の実施の形態の構成と以下の点を除いて、同様に構
成されている。
【0109】すなわち、第1の実施の形態において、マ
ーカー取付具5にはスイッチ10、11が取り付けられ
ているが、第2の実施の形態では、マーカー取付具5A
にはエンコーダ15が取り付けられている。
【0110】図11の(a),(b)は、図10のマー
カー取付具5Aの概略的な構成を示す図である。
【0111】すなわち、図11の(a),(b)に示す
ように、マーカー取付具5Aにはエンコーダ15が取り
付けられている。
【0112】このエンコーダ15は、図10のセンサ制
御部7へ接続されている。
【0113】また、センサ情報記憶部8に記録されてい
るキャリブレーションデータは、エンコーダ15の出力
を変数とする関数の形(キャリブレーション関数)で記
述されている。
【0114】図12の(a)〜(e)は、第2の実施の
形態におけるCCDカメラヘッド部2と硬性鏡1の取り
付け部分の構成を示す図である。
【0115】図12中の接点17は,センサ制御部7へ
接続されている。
【0116】次に、この発明の第2の実施の形態の作用
を説明する。
【0117】まず、マーカー取付具5Aに取り付けられ
たエンコーダ15からの出力が、センサ制御部7へ渡さ
れる。
【0118】また、CCDカメラヘッド部2と硬性鏡1
の取り付け部に設けられた接点17のオン/オフ情報が
センサ制御部7に渡される。
【0119】センサ制御部7では、接点情報を硬性鏡の
個別番号(ID)を表現するビット情報として解釈し、
現在の硬性鏡に対応するキャリブレーション関数をセン
サ情報記憶部8より取得する。
【0120】図13は、接点情報を硬性鏡の個別番号
(ID)を表現するビット情報として解釈する一例を示
す図である。
【0121】図14は、センサ制御部7によるキャリブ
レーション関数の取得関係を示す図である。
【0122】そして、センサ制御部7では、このキャリ
ブレーション関数とエンコーダ15からの出力とによ
り、実際の計算で使用するキャリブレーションデータを
算出する。
【0123】ここで、算出されたキャリブレーションデ
ータは、図5及び図6に示したように、マーカー取付板
4で構成される座標系と硬性鏡1で構成される座標系間
に関係付けられる座標変換行列となっている。
【0124】次に、第1の実施の形態と同様に、センサ
制御部7より、硬性鏡1の三次元位置姿勢が出力され
る。
【0125】マーカー取付板4のLED3がカメラ6で
撮影できない位置関係になったときには、マーカー取付
板4の取り付け位置を変更することができる。
【0126】マーカ取付板4の取り付け位置の変更によ
って、マーカ取付具5Aに設けられたエンコーダ15よ
り得られる情報が変化し、センサ制御部7は対応するキ
ャリブレーションデータをキャリブレーション関数とエ
ンコーダ15との出力に基づいて算出する。
【0127】この結果、センサ制御部7は、正しい硬性
鏡1の三次元位置姿勢を出力することができる。
【0128】なお、かつ、マーカ取付板4の位置を変更
しても処置具操作に干渉することはない。
【0129】また、硬性鏡1を用いる手術においては、
視野方向を切り替えるため、複数の種類の硬性鏡(直
視:挿入軸に対して光軸が平行、30度側視:挿入軸に
対して光軸が30度傾斜、70度側視:挿入軸に対して
光軸が70度傾斜、など)を術中に取り替える。
【0130】図15の(a)は、直視硬性鏡を示してお
り、図15の(b)は、30度側視硬性鏡を示してお
り、図15の(c)は、70度側視硬性鏡を示してい
る。
【0131】この場合、この第2の実施の形態では、マ
ーカー取付板4は、硬性鏡1ではなく、CCDカメラヘ
ッド部2に取り付けられているので、使用する硬性鏡す
べてに対してマーカー取付板4を用意する必要がなく、
一つのマーカー取付板4で対応可能になっている。
【0132】そして、硬性鏡1を取り替えた情報は、接
点情報としてセンサ制御部7に渡されるので、センサ制
御部7では、新たに対応するキャリブレーション関数を
センサ情報記憶部8より取得することにより、使用者に
特別な操作を要求することなく、硬性鏡1の三次元位置
姿勢を算出することができる。
【0133】また、対応するキャリブレーション関数が
存在しない場合には、同じ種類の硬性鏡をIDから識別
可能であるので、同じ種類の硬性鏡に対応するキャリブ
レーション関数を用いることができ、状況の急変に対し
ても可能な限り対応することができるようになってい
る。
【0134】なお、この発明の第2の実施の形態の各構
成は、当然、各種の変形、変更が可能である。
【0135】例えば、マーカー取付具5Aに取り付けら
れたエンコーダ15は、これに限らず、同様に角度情報
を出力するポテンショメータに置き換えてもよい。
【0136】また、マーカー取付具5Aに取り付けられ
たエンコーダ15は、第1の実施の形態に示したよう
に、スイッチを用いてもよい。
【0137】また、例えば、取り替えの対象となる硬性
鏡1は、硬性鏡に限らず、患部の吸引、切除等を行う処
置具であってもよい。
【0138】この場合、CCDカメラヘッド部2は、マ
ーカー取付板4を処置具に取り付けるための機能に限定
される。
【0139】また、CCDカメラヘッド部2と硬性鏡1
の取り付け部に設けられた接点17は、この構造に限定
されるものではなく、硬性鏡本体のIDを認識できれ
ば、いかなる方式のものでもよい。
【0140】例えば、CCDカメラヘッド部2と硬性鏡
1の取り付け部に設けられた接点17は、硬性鏡視野外
部分にIDを示すマーク(バーコード等)を映し込み、
これを画像処理の手法によって読み取るという形態に置
き換えることもできる。
【0141】そして、上述したような実施の形態で示し
た本明細書には、特許請求の範囲に示した請求項1乃至
3以外にも、以下に付記1乃至付記2として示すような
発明が含まれている。
【0142】(付記1) 前記位置情報設定手段は、前
記マーカー取り付け部材に設けられたスイッチであるこ
とを特徴とする請求項3に記載の挿入具の位置検出装
置。
【0143】(付記2) 前記位置情報設定手段は、前
記マーカー取り付け部材に設けられたエンコーダである
ことを特徴とする請求項3に記載の挿入具の位置検出装
置。
【0144】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、信号
取付部材としてのマーカー取り付け部材は、挿入具の挿
入軸から外れた位置に取り付けられているので、挿入軸
上での他の治療器具等の操作上の問題(干渉等)は生じ
ず、通常の処置作業を行うことができる。
【0145】請求項2に記載の本発明によれば、信号取
付部材としてのマーカー取り付け部材は、挿入具に対し
て複数の位置及びまたは方向に取り付け可能であるの
で、信号部材としてのマーカーが受信部材としてのマー
カー検出部から検出不可能、もしくは検出困難な位置姿
勢にある場合には、信号取付部材としてのマーカー取り
付け部材の取り付け位置を変更することで、容易に検出
可能な状態を復元することができる。
【0146】請求項3に記載のの本発明によれば、受信
部材としてのマーカー検出部が信号部材としてのマーカ
ーの検出が困難な位置関係になった際に、術者は信号取
付部材としてのマーカー取り付け部材の取り付け位置及
びまたは方向を変更するだけで、変更前と同様に挿入具
の三次元位置検出を継続することが可能になる。
【0147】従って、以上説明したように、本発明によ
れば、手術用顕微鏡観察下で信号板を取り付けた治療器
具での処置行為や、信号板を取り付けた治療器具と共に
別の治療器具での処置行為に対応可能な位置計測装置と
しての挿入具の位置検出装置を提供することができる。
【0148】また、本発明によれば、治療器具使用時に
容易に信号板の取り付け位置を変更でき、かつ、キャリ
ブレーションデータも変更した取り付け位置に対応した
ものに変更することで、三次元位置姿勢計測を継続可能
な位置計測装置としての挿入具の位置検出装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態による挿入
具の位置検出装置の全体的な概略構成を示す図である。
【図2】図2の(a)〜(d)は、図1のマーカー取付
具5の概略的な構成を示す図である。
【図3】図3の(a),(b)は、図2のスイッチ1
0、11のオン状態、オフ状態を示す図である。
【図4】図4は、センサ制御部7によるキャリブレーシ
ョンデータの取得関係を示す図である。
【図5】図5は、マーカー取付板4で構成される座標系
と、硬性鏡1で構成される座標系とを示す図である。
【図6】図6は、マーカー取付板4で構成される座標系
と硬性鏡1で構成される座標系間に関係付けられる座標
変換行列を示す図である。
【図7】図7は、ナビゲーションを行っている状態で、
術者は硬性鏡1と処置具12を用いて患部14に対して
手術を行う状態を示す図である。
【図8】図8、カメラ6によってマーカー取付板4を撮
影できない位置関係になったときに、マーカー取付板4
の取り付け位置を変更状態を示す図である。
【図9】図9の(a),(b)は、マーカー取付板4の
取り付け位置の変更によって、マーカー取付板4を撮影
できない位置関係からマーカー取付板4を撮影できる位
置関係となることを示す図である。
【図10】図10は、本発明の第2の実施の形態による
挿入具の位置検出装置の全体的な概略構成を示す図であ
る。
【図11】図11の(a),(b)は、図10のマーカ
ー取付具5Aの概略的な構成を示す図である。
【図12】図12の(a)〜(e)は、第2の実施の形
態におけるCCDカメラヘッド部2と硬性鏡1の取り付
け部分の構成を示す図である。
【図13】図13は、接点情報を硬性鏡の個別番号(I
D)を表現するビット情報として解釈する一例を示す図
である。
【図14】図14は、センサ制御部7によるキャリブレ
ーション関数の取得関係を示す図である。
【図15】図15の(a)は、直視硬性鏡を示してお
り、図15の(b)は、30度側視硬性鏡を示してお
り、図15の(c)は、70度側視硬性鏡を示してい
る。
【符号の説明】
1…硬性鏡、 2…CCDカメラヘッド部、 3…LED、 4…マーカー取付板、 5…マーカー取付具、 5a…取付部材、 5b…取付部材、 6…カメラ、 7…センサ制御部、 9…窪み、 10,11…スイッチ、 5A…マーカー取付具、 12…処置具、 13…穴、 14…患部、 15…エンコーダ、 17…接点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 武夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 松崎 弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 柴▲崎▼ 隆男 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小坂 明生 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA04 AA37 BB29 CC00 CC21 FF04 JJ03 JJ05 NN20 QQ00 2F069 AA04 AA93 BB40 DD25 FF00 GG07 GG58 HH30 NN00 5B057 AA07 DA07 DB03 DC05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内に挿入される挿入具と、 位置検出の基準となるマーカーと、 前記マーカーが複数取り付けられたマーカー取り付け部
    材と、 前記マーカーの位置を非接触で検出する複数のマーカー
    検出部と、 前記複数のマーカー検出部によって検出されるマーカー
    の位置に基づいて、前記挿入具の位置姿勢を算出する位
    置姿勢算出手段とを有し、 前記マーカー取り付け部材は、前記挿入具の軸と距離を
    持った位置に連結部材を介して取り付けられていること
    を特徴とする挿入具の位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記マーカー取り付け部材の前記挿入具
    に対する取り付け位置は可変であることを特徴とする請
    求項1に記載の挿入具の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記マーカー取り付け部材の前記装入具
    に対する取り付け位置の情報を設定する位置情報設定手
    段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の挿入具の
    位置検出装置。
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