JP2001238323A - 同軸ケーブル、並びに形成方法及び装置 - Google Patents

同軸ケーブル、並びに形成方法及び装置

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JP2001238323A
JP2001238323A JP2001010879A JP2001010879A JP2001238323A JP 2001238323 A JP2001238323 A JP 2001238323A JP 2001010879 A JP2001010879 A JP 2001010879A JP 2001010879 A JP2001010879 A JP 2001010879A JP 2001238323 A JP2001238323 A JP 2001238323A
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cable
outer conductor
coaxial cable
beads
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Henry J Fauerbach
ジェイ ファウアバーク ヘンリ
Joseph N Caulfield
エヌ コールフィールド ジョウゼフ
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    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 極端な温度変化の起こる環境に対しても安定
な同軸ケーブル、且つ、簡単な該同軸ケーブル端末の形
成方法、及びその形成装置を提供する。 【解決手段】 ケーブル10は中心線導体12、数層の
PTFEテープにて形成された絶縁体14、及び金属ブ
レイドの外部導体16を有する。外部導体は絶縁体を相
当長さ分露出するように切除される。シュラウド20は
外部導体に滑合される。シュラウド20は外部導体の端
部に当接するスペーサーリップ部を有し、リップ部と露
出した絶縁体との間に隙間を形成する。そして、ケーブ
ル10の端部は、加熱される工具の盲孔32に挿入され
る。盲孔は露出した絶縁体外周に嵌合するが、絶縁体よ
り短い。工具がケーブル10に押し込まれ、スペーサー
リップ部に接触するまで、絶縁体を圧縮する。工具の熱
がPTFEの複数層を一緒に融解し、PTFEを流動さ
せ、スペーサーリップ部内側の隙間にビーズを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルの端
末の形成方法に関し、特に、外側の導電層と内側の誘電
(絶縁)層の端部を共に固定するための方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】同軸ケーブルは、本質的に、典型的には
金属線である中心導体、誘電体(絶縁体)スペーサー、
典型的には金属ブレイド(編組体)である外部導体、及
び防護ジャケットで構成される。絶縁体スペーサーは未
焼結の、或いは部分的に焼結したポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)で作製することができる。PTFE
は一般には中心導体上に押し出されるか、或いは、テー
プ状とされ、中心導体の周りに、典型的には3層から1
0層にて螺旋状に巻回される。このような未焼結或いは
部分焼結したPTFE誘電体(絶縁体)は、以下、「エ
キスパンデドPTFE」(ePTFE)という。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
用途にて、特に宇宙飛行においては、両極端の温度の範
囲において動作するために可撓性の高性能マイクロ波ケ
ーブルが要求される。電力、マルチパクション、反射減
衰量(インピーダンス不整合)、及び位相整合の問題に
より、ケーブル及び、導体構成要素の配置は、安定で、
相対位置が変わらないようにすることが重要である。寸
法及び誘電率の如何なる変化もケーブル組立体のマイク
ロ波特性に深刻な影響を与えてしまう。これらのケーブ
ル組立体を製造するのに種々の材料が使用されるため
に、極端な温度変化が起こる状況下でケーブル内にて種
々の材料層が移動しないことを保証することは不可能で
あった。
【0004】この移動は主にePTFE誘電体(絶縁
体)の熱膨張係数と金属導体の熱膨張係数との間に大き
な違いがあることにより生ずる。特に、同軸ケーブル
が、絶縁体としてePTFEテープを用いて製造される
と、繰り返される高温、低温の温度サイクル下で、ケー
ブルの両端末において、ケーブルの絶縁体が後退する傾
向がある。結果として、ケーブルの絶縁体と、ケーブル
の端末にてコネクターの一部を形成する絶縁体ブロック
との間に隙間が生じる。この隙間の両端における誘電率
の突然の変化により、ケーブルに沿ったマイクロ波の伝
送が著しく損なわれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この潜在的で重大な問題
を回避するには、絶縁体は、ケーブルの他の部分に機械
的に固定されなければならない。今まで、高周波数電気
的性能を著しく低減することなく、上記問題を解決する
簡単な固定方法はない。本発明は、ケーブルの端末にお
いて、異なるPTFE層を互いに相対移動しないように
一緒に焼結し、そして、PTFEがブレイド内に後退し
ないように、金属ブレイドの端部に係合するビーズを備
えた外層を形成することを目的とする。
【0006】本発明の一態様によると、同軸ケーブルの
端末を形成する方法が提供される。ケーブルは、絶縁体
によって分離された中心及び外部導体を有する。該絶縁
体は、外部導体の端部より延在して露出している。該露
出した絶縁体は、半径方向から規制されながら、軸方向
に圧縮させられる。前記絶縁体が、前記外部導体端部に
近接した領域で、半径方向に拡張して、前記外部導体の
内径よりも大きい外径を有したビーズを形成する。
【0007】本発明の他の態様によると、絶縁体にて分
離された中心及び外部導体を有する同軸ケーブルであっ
て、前記絶縁体の少なくとも一端は、前記外部導体の対
応する端部より長手方向に突出し、そして、前記絶縁体
が前記外部導体内に後退するのを防ぐに十分なだけ、前
記外部導体の端部に隣接して半径方向に突出した環状の
ビーズが形成されている同軸ケーブルを提供する。
【0008】前記絶縁体を拡張する工程は、軸方向に分
離された2つの構成要素の間に隙間を画成し、そして、
前記絶縁体を前記隙間の内部へと拡張する工程を含む。
前記隙間の幅はスペーサーによって決定され、次いで、
前記ビーズは、好ましくは前記スペーサーの内側で半径
方向に形成され、形成された前記ビーズと前記スペーサ
ーとの間には自由空間が残っている。前記軸線上に分離
された2つの構成要素のうちの1つは、前記ケーブルの
前記外部導体であり、又、それらのうち1つは前記露出
した絶縁体を半径方向に規制する部材とすることができ
る。後者は、前記絶縁体が熱可塑性樹脂であれば、熱せ
られた加熱手段とすることができる。
【0009】本発明の更に他の態様によると、同軸ケー
ブルの端末を形成する装置が提供される。該装置は、前
記ケーブルの前記外部導体に嵌合する寸法とされ、そし
て、一端に、前記外部導体の端部に当接する寸法とされ
るスペーサーリップ部を有し、且つ、前記ケーブルの前
記絶縁体の外側表面から半径方向に隙間を画定している
耐火材料製シュラウドと、前記ケーブルの前記絶縁体に
滑合する寸法とされ、且つ、前記シュラウドの前記スペ
ーサーリップ部に当接する寸法とされた盲孔を備えた、
熱せられた加熱手段とを有する。
【0010】前記絶縁体は熱可塑性樹脂、特にPTFE
とすることができ、軟化するのに十分なだけ加熱するこ
とができる。前記絶縁体がテープとして巻かれたり、そ
の他の方法で複数層に形成された場合、前記露出した絶
縁体の各層を一体物へと融解するのに十分なだけ加熱さ
れることが好ましい。
【0011】前記ビーズは、形成後は、前記絶縁体の融
解した層と融解していない層との間の遷移部における、
如何なるインピーダンスの変化の影響をも減少させるよ
うに整形可能である。好ましくは、整形された前記ビー
ズを有する遷移部分の影響は、前記ビーズを全く有して
いない場合の同様の遷移部分のインピーダンスの影響よ
り小さく、好ましくは半分以下とされる。
【0012】
【発明の実施の形態】添付した図を参照して説明する。
先ず、図1を参照すると、マイクロ波信号を伝送するた
めの同軸ケーブルの一形態が総括して参照番号10で示
される。ケーブル10は、本質的に、金属線である中心
導体12、螺旋状に巻付けるか或いは押出し成形された
複数層のePTFEテープである誘電体(絶縁体)スペ
ーサー14、金属ブレイド(編組体)である外部導体1
6、及び保護ジャケット18、にて構成されている。本
発明に従った成形方法の第1工程において、各層は、ケ
ーブルの長さに対して直角にきれいな端部を提供し、そ
してそこに一定の長さの層を露出するように、切除され
る。特に、ブレイド16は相当長さのePTFEを露出
するように剥ぎ取られる。
【0013】次に、図2をも参照すると、成形方法の第
2工程では、参照番号20にて総括して示されるセラミ
ック製シュラウドが、ケーブル10の処理済端部に滑合
される。図2に示すように、シュラウド20の本体は、
露出したブレイド16の外周にゆるく嵌装される円筒形
チューブ(円筒体)22で構成されている。図4(B)
にてさらに詳しく示されるように、シュラウドの後端に
肩部24が設けられ、この肩部24は露出したブレイド
16に、より密着して嵌装され、シュラウドとケーブル
との正確な中心合わせ(センタリング)を確保する。肩
部24を超えた位置にリップ部26が設けられており、
このリップ部26は、ブレイド16と十分に重なり合う
ように半径方向内側に向かって延在している。リップ部
26は、露出した誘電体、即ち、絶縁体14に接触する
ほど延在してはおらずに、むしろ半径方向に十分な隙間
28を残している。隙間28の半径方向の幅は通常ブレ
イド16の外径の少なくとも2%である。シュラウド2
0はリップ部26がブレイド16の切断端に衝接するよ
うに位置決めされる。
【0014】次に、図3を参照すると、参照番号30で
総括して示される焼結ヘッドは、大部分が、加熱部材
(図示せず)を備えた円筒形状のチタニウムブロックと
して構成される。焼結ヘッド30は一端に、ケーブル1
0の露出した絶縁体14の外周に滑合するに適した径を
有する盲孔32を有する。孔32の深さは絶縁体14の
露出部分の長さの約半分である。焼結ヘッド30も又、
軸方向の貫通孔34を有しており、この孔34はケーブ
ル10の中心導体12を受容するに十分な大きさとされ
る。点火ピン36が、焼結ヘッド30の半径方向に設け
られた孔内にて受容されており、もし、中心導体12が
孔34に存在している場合には、中心導体12をクラン
プする位置にまで前進可能とされる。焼結ヘッド30は
少なくとも375℃(700°F)以上540℃(10
00°F)未満の温度に予加熱される。図3に示すよう
に、焼結ヘッド30はまずケーブル10の端部に配置さ
れ、それによって、絶縁体14の切断端部は盲孔32の
底面に衝接し、中央導体12の端部は貫通孔34に嵌入
する。
【0015】次に、図4(A)を参照すると、焼結ヘッ
ド30は、次でケーブル10の端部へと押し付けられ、
絶縁体14を圧縮する。この工程時においてはケーブル
10は、少なくともひとつのケーブルグリップ35によ
って把持されている。ケーブルグリップ35は露出した
ブレイド16部分から少なくとも7mm(0.25イン
チ)後退した位置に配置される。ブレイド16は、絶縁
体14が焼結ヘッド30によってブレイドに押し込まれ
ないように、十分な緊張力で絶縁体14上に嵌装されて
いる。焼結ヘッドは、図4(B)に示されるように、シ
ュラウド20のリップ部26に接触するまで前進させら
れる。従って、隙間28は、軸方向にはブレイド16と
焼結ヘッド30との間であり、又、半径方向には絶縁体
14とリップ部26との間である、閉鎖された環状空間
となる。
【0016】図5(A)に示すように、焼結ヘッド30
は、次で点火ピン36を中心導体12に締め付けること
によってその場に固定される。これにより焼結ヘッド3
0と中心導体12との間の良好な熱接触が確保される。
加熱された焼結ヘッド内で、ePTFEは連続した部材
42を形成する。ePTFEは膨張して、焼結ヘッド3
0の盲孔32内部を満たす。ePTFEは盲孔の表面に
圧接するので、良好な熱伝達が確保される。図5(B)
に示されるように、ePTFEは次いで隙間28内に流
れてビーズ40を形成する。焼結ヘッドがケーブル上に
て加熱状態とされる時間はケーブルの特性に依存する
が、典型的には20秒から3分の間である。図5(B)
に示されるように、ビーズ40は隙間28に充填される
ことはなく、空間がビーズの外側に存在する。これによ
って接合物が、ブレイドの周囲に完全に流動するのが可
能となり、良好な接合物充填が達成される。又、加熱す
ることにより、PTFEの従前の形状メモリーが削除さ
れ、ビーズが確実に永久的なものとなる。
【0017】全組立体は、後で、冷却され、次でチタニ
ウム焼結ヘッド30とセラミックシュラウド20が、ケ
ーブルから取り外される。図6(A)に示すように、焼
結したPTFE体42は縮むが、ビーズ40はまだブレ
イド端部を固定するのに十分な大きさを持っている。ブ
レイドは焼結したPTFE内に埋設されることはない
が、ビーズは十分に大きく、ブレイド内部に滑入するこ
とはできない。ビーズ40は、図6(A)に示すよう
に、焼結ヘッド30の孔32のリップ部に斜面部(ベベ
ル)44を提供することによって、図6(B)に示され
るように成形することができる。
【0018】ePTFEの焼結により、もちろん、誘電
率が変わる。特に、端部の焼結したePTFE42と、
ブレイド16内部の部分焼結のみしたePTFE14と
の間には、急激な誘電率の変化が起きる。このような変
化は、概ねビーズ40の位置で起こり、ビーズを整形す
ることで、及び/又は、ビーズに嵌装される金属ケーブ
ルコネクターの内側を整形することで補正できる。部分
焼結したePTFE14と未焼結のePTFE14のブ
レイド16内部での変化は、極めて緩やかであるので、
マイクロ波の伝送に深刻な影響を与えることはない。端
末部の焼結したePTFE42も又、機械的にも電気的
にも、コネクターに最適に嵌合するように整形すること
ができる。
【0019】ここで、図7と図8を参照すると、参照番
号50で総括して示される従来の同軸ケーブルコネクタ
ーが、ケーブル10の端部に取付けられている。
【0020】コネクター50のスリーブ52は、ケーブ
ル10に取付けられ、ブレイド16の露出部分とジャケ
ット18の端部を被覆している。スリーブ52は半田付
けによって機械的且つ電気的にブレイド16に固定され
る。外側にねじ溝を備えたカラー54が、スリーブ52
の肩部56の背後に固定される。金属コネクターピン5
8が、ケーブル10の中心導体12の露出端部に嵌合し
ており、コネクター50の中心ピンを形成している。ま
た、ピン58は絶縁スリーブ60の肩部の背後で固定さ
れ、絶縁スリーブ60は内側にねじ溝のあるスリーブ6
2の肩部の背後で固定され、スリーブ62はカラー54
に螺合されている。コネクター50の外側の接合構成要
素を形成する内側にねじ溝のあるカラー64は、スプリ
ングリング手段66を用いてスリーブ62に取付けら
れ、回転自在に保持されている。
【0021】図7に示されるように、ビーズ40、従っ
て焼結した絶縁体42から、部分的にだけ焼結した絶縁
体14への遷移部分は、ブレイド16とコネクタースリ
ーブ52との間の遷移部分と整列されている。図8に示
すように、ビーズ40は他の要素における遷移部分を補
正する形状に機械加工され、それによってケーブル10
に沿った、或いはコネクター50を通るマイクロ波信号
をできる限り妨害を受けることなく伝播できるようにす
る。
【0022】本発明は、実施例を挙げて説明はしたが、
当業者には、本発明の範囲内で、種々の変更態様が想到
されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーブルの端末を形成するために用意された同
軸ケーブル、シュラウド、及び焼結ヘッドの一部断面側
面図である。
【図2】ケーブルに配置されたシュラウドを示す図1と
同様の図である。
【図3】ケーブルの端末に係合する焼結ヘッドを示す図
2と同様の図である。
【図4】図4(A)は、端末形成方法の後半部分を示す
図3と同様の図であり、図4(B)は、図4(A)中
に、「図4(B)」として示した円形部分の詳細拡大図
である。
【図5】図5(A)は、端末形成方法の最終工程を示す
図4(A)と同様の図であり、図5(B)は図5(A)
中に「図5(B)」として示した円形部分の詳細拡大図
である。
【図6】図6(A)は、焼結ヘッドから取り外した整形
済ケーブルを示す図5(A)と同様の図であり、図6
(B)は図6(A)中に「図6(B)」として示した円
形部分の詳細拡大図である。
【図7】図1から図6に示すようにして形成したケーブ
ルに嵌合された同軸ケーブルコネクターの縦断面図であ
る。
【図8】図7中に「図8」として示した円形部分の詳細
拡大図である。
【符号の説明】
10 同軸ケーブル 12 中心導体 14 絶縁体 16 金属ブレイド(外部導体) 18 保護ジャケット 20 シュラウド 28 隙間 30 焼結ヘッド 32 盲孔 34 貫通孔 40 ビーズ 42 焼結した絶縁体 50 コネクター
フロントページの続き (72)発明者 ジョウゼフ エヌ コールフィールド アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 19014 アストン アパートメント エイ チ−4 ペネル ロード 224

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸ケーブルの端末を形成する方法にお
    いて、 絶縁体にて分離された中心及び外部導体を有し、前記絶
    縁体が前記外部導体の端部より延在して露出している同
    軸ケーブルを提供する工程、 前記露出された絶縁体を、半径方向に規制しながら、軸
    方向に圧縮する工程、及び前記絶縁体を前記外部導体の
    端部に近接した領域にて半径方向に拡張して、前記外部
    導体の内径よりも大きい外径を有したビーズを形成する
    工程、の各工程を有することを特徴とする同軸ケーブル
    の端末形成方法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁体を拡張する工程は、軸方向に
    分離された2つの構成要素の間に隙間を画成し、そして
    前記絶縁体を、前記隙間の内部へと拡張する工程を含む
    ことを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記隙間の幅は、スペーサーによって決
    定され、そして前記ビーズは、該スペーサーの内側で半
    径方向に形成され、形成された前記ビーズと前記スペー
    サーとの間には自由空間が残っていることを特徴とする
    請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 前記2つの構成要素のうちの1つは、前
    記ケーブルの前記外部導体であることを特徴とする請求
    項2の方法。
  5. 【請求項5】 前記2つの構成要素のうちの1つは、前
    記露出した絶縁体を半径方向に規制する部材であること
    を特徴とする請求項2の方法。
  6. 【請求項6】 前記絶縁体は熱可塑性樹脂であり、そし
    て前記方法は、前記絶縁体を軟化するに十分なだけ加熱
    する工程を有することを特徴とする請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 前記絶縁体はPTFEを含むことを特徴
    とする請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記絶縁体は複数層をなして、そして、
    前記方法は、前記露出した絶縁体の各層を一体物へと融
    解するに十分なだけ前記絶縁体を加熱する工程を有する
    ことを特徴とする請求項6の方法。
  9. 【請求項9】 前記絶縁体の融解した層と融解していな
    い層との間の遷移部におけるインピーダンスのいかなる
    変化の影響をも減少させるように、前記ビーズを成形す
    る工程を含むことを特徴とする請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 更に、前記露出された絶縁体を、加熱
    される工具の盲孔に挿入し、前記孔の壁にて前記絶縁体
    を軸方向に圧縮し、且つ、そして前記絶縁体を半径方向
    に規制する工程を有することを特徴とする請求項6の方
    法。
  11. 【請求項11】 絶縁体にて分離された中心及び外部導
    体を有する同軸ケーブルであって、前記絶縁体の少なく
    とも一端は、前記外部導体の対応する端部より軸方向に
    突出し、そして、前記絶縁体が前記外部導体内に後退す
    るのを防ぐのに十分なだけ前記外部導体の端部に隣接し
    て半径方向に突出した、環状のビーズが形成されている
    ことを特徴とする同軸ケーブル。
  12. 【請求項12】 前記ビーズは、前記絶縁体の塑性流れ
    によって形成されたことを特徴とする請求項11の同軸
    ケーブル。
  13. 【請求項13】 前記絶縁体は、熱可塑性樹脂であり、
    前記ビーズは、十分に加熱されて軟化されている前記絶
    縁体のホットフローによって形成されたことを特徴とす
    る請求項12の同軸ケーブル。
  14. 【請求項14】 前記絶縁体はPTFEであることを特
    徴とする請求項13の同軸ケーブル。
  15. 【請求項15】 前記絶縁体は複数層にて形成され、該
    複数層は、前記絶縁体が前記外部導体の端部より突出す
    る位置にて、一緒に融解されることを特徴とする請求項
    13の同軸ケーブル。
  16. 【請求項16】 前記ビーズは、前記絶縁体の融解した
    層と融解していない層との間の遷移領域におけるインピ
    ーダンスのいかなる変化の影響をも減少させるように成
    形されることを特徴とする請求項15の同軸ケーブル。
  17. 【請求項17】 同軸ケーブルの端末を成形する装置で
    あって:前記同軸ケーブルの前記外部導体に嵌合する寸
    法とされ、そして、一端に、外部導体の端部に当接する
    寸法とされるスペーサーリップ部を有し、且つ、前記ケ
    ーブルの前記絶縁体の外側表面から半径方向に隙間を画
    定している耐火材料製シュラウドと、 前記ケーブルの前記絶縁体に滑合する寸法とされ、且
    つ、前記シュラウドの前記スペーサーリップ部に当接す
    る寸法とされる盲孔を備えた、加熱される工具と、を有
    することを特徴とする同軸ケーブル端末形成装置。
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