JP2001235706A - 網膜書き込み型映像表示装置 - Google Patents
網膜書き込み型映像表示装置Info
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- JP2001235706A JP2001235706A JP2000049002A JP2000049002A JP2001235706A JP 2001235706 A JP2001235706 A JP 2001235706A JP 2000049002 A JP2000049002 A JP 2000049002A JP 2000049002 A JP2000049002 A JP 2000049002A JP 2001235706 A JP2001235706 A JP 2001235706A
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- JP
- Japan
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- signal
- white light
- processing circuit
- wavelength
- signal processing
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で眼の網膜上にカラー映像を表示
する 【解決手段】 入力したカラー映像信号から輝度信号，
クロマ信号，同期信号をそれぞれ抜き出す信号処理回路
１１と、前記信号処理回路で抜き出した輝度信号に応じ
た明るさの白色光を出射する白色光源１２と、前記白色
光源から出射された白色光を、前記信号処理回路で抜き
出したクロマ信号の電圧に応じた波長光に変換して出射
する波長変換型オプティカルバンドパスフィルタ１３
と、前記波長変換型オプティカルバンドパスフィルタか
ら出射された波長光を、前記信号処理回路で抜き出した
同期信号に基づいて水平走査及び垂直走査する走査手段
１４と、前記走査手段で走査された波長光を、眼の網膜
上に結像させる結像手段１５とを備えたことを特徴とす
る網膜書き込み型映像表示装置１０を提供する。
する 【解決手段】 入力したカラー映像信号から輝度信号，
クロマ信号，同期信号をそれぞれ抜き出す信号処理回路
１１と、前記信号処理回路で抜き出した輝度信号に応じ
た明るさの白色光を出射する白色光源１２と、前記白色
光源から出射された白色光を、前記信号処理回路で抜き
出したクロマ信号の電圧に応じた波長光に変換して出射
する波長変換型オプティカルバンドパスフィルタ１３
と、前記波長変換型オプティカルバンドパスフィルタか
ら出射された波長光を、前記信号処理回路で抜き出した
同期信号に基づいて水平走査及び垂直走査する走査手段
１４と、前記走査手段で走査された波長光を、眼の網膜
上に結像させる結像手段１５とを備えたことを特徴とす
る網膜書き込み型映像表示装置１０を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力したカラー映
像信号を、波長変換型オプティカルバンドパスフィルタ
を介して眼の網膜上でカラー映像として表示できる網膜
書き込み型映像表示装置に関するものである。
像信号を、波長変換型オプティカルバンドパスフィルタ
を介して眼の網膜上でカラー映像として表示できる網膜
書き込み型映像表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、小型軽量で可搬型の映像表示装置
として、使用者の頭部に装着して映像光を表示できるヘ
ッドマウントディスプレイ装置が各種の構造形態を適用
して開発が進んでいる。この種のヘッドマウントディス
プレイ装置の一例として、特開平６−１３８４９９号公
報に直接網膜スキャン・ディスプレイが図６及び図７に
示した如く開示されている。
として、使用者の頭部に装着して映像光を表示できるヘ
ッドマウントディスプレイ装置が各種の構造形態を適用
して開発が進んでいる。この種のヘッドマウントディス
プレイ装置の一例として、特開平６−１３８４９９号公
報に直接網膜スキャン・ディスプレイが図６及び図７に
示した如く開示されている。
【０００３】図６は従来の直接網膜スキャン・ディスプ
レイを説明するためのブロック図、図７は従来の直接網
膜スキャン・ディスプレイの使用例を説明するための斜
視図である。
レイを説明するためのブロック図、図７は従来の直接網
膜スキャン・ディスプレイの使用例を説明するための斜
視図である。
【０００４】図６及び図７に示した従来の直接網膜スキ
ャン・ディスプレイ１００は、上記した特開平６−１３
８４９９号公報に開示されているものであり、ここでは
簡略に説明する。
ャン・ディスプレイ１００は、上記した特開平６−１３
８４９９号公報に開示されているものであり、ここでは
簡略に説明する。
【０００５】図６に示した如く、従来の直接網膜スキャ
ン・ディスプレイ１００では、レーザ源１０１からのレ
ーザ光が変調器１０２に向けて出射されている。また、
変調器１０２では、レーザ光の電力レベルを変更するこ
となどにより、電子部１０３から供給された映像情報を
光線に加えて変調している。そして、変調器１０２で変
調された光線は、偏向系１０４の水平及び垂直スキャナ
を通り、ラスタ（映像光）をスキャンし、このラスタを
レンズ系１０５により眼の網膜１０６上に結像させて書
き込んでいる。
ン・ディスプレイ１００では、レーザ源１０１からのレ
ーザ光が変調器１０２に向けて出射されている。また、
変調器１０２では、レーザ光の電力レベルを変更するこ
となどにより、電子部１０３から供給された映像情報を
光線に加えて変調している。そして、変調器１０２で変
調された光線は、偏向系１０４の水平及び垂直スキャナ
を通り、ラスタ（映像光）をスキャンし、このラスタを
レンズ系１０５により眼の網膜１０６上に結像させて書
き込んでいる。
【０００６】また、図７に示した如く、上記構成による
従来の直接網膜スキャン・ディスプレイ１００は、眼鏡
用のフレーム１１０が利用されており、レーザ源と変調
器とを収納して携帯可能な第１部分１１１と、眼鏡用の
フレーム１１０に取り付けられて偏向系と集束光学部と
が含まれた第２部分１１２とを光ファイバ１１３で結ん
でいる。そして、第２部分１１２から出射されたレーザ
光線が眼鏡部位の反射器１１４で反射されて眼の網膜１
０６上に結像されている。
従来の直接網膜スキャン・ディスプレイ１００は、眼鏡
用のフレーム１１０が利用されており、レーザ源と変調
器とを収納して携帯可能な第１部分１１１と、眼鏡用の
フレーム１１０に取り付けられて偏向系と集束光学部と
が含まれた第２部分１１２とを光ファイバ１１３で結ん
でいる。そして、第２部分１１２から出射されたレーザ
光線が眼鏡部位の反射器１１４で反射されて眼の網膜１
０６上に結像されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の直接網膜スキャン・ディスプレイ１００は、小型軽
量で可搬型のヘッドマウントディスプレイ装置として適
用可能であり、一つのレーザ源１０１から出射されたレ
ーザ光を映像情報で光変調しているものの、眼の網膜１
０６上にカラー映像を表示できるように構成されている
ものでない。
来の直接網膜スキャン・ディスプレイ１００は、小型軽
量で可搬型のヘッドマウントディスプレイ装置として適
用可能であり、一つのレーザ源１０１から出射されたレ
ーザ光を映像情報で光変調しているものの、眼の網膜１
０６上にカラー映像を表示できるように構成されている
ものでない。
【０００８】即ち、一般的に、入力したカラー映像信号
を光変調してカラー化するためには、ＲＧＢ（赤，緑，
青）からなる３色のＬＥＤ、もしくは、ＲＧＢ３色の半
導体レーザダイオードなどが必要となり、装置の構造が
複雑になる。一方、ＲＧＢ３色の半導体レーザダイオー
ドのうちで青色の半導体レーザダイオードに関してはま
だ実用化に至っていない段階である。
を光変調してカラー化するためには、ＲＧＢ（赤，緑，
青）からなる３色のＬＥＤ、もしくは、ＲＧＢ３色の半
導体レーザダイオードなどが必要となり、装置の構造が
複雑になる。一方、ＲＧＢ３色の半導体レーザダイオー
ドのうちで青色の半導体レーザダイオードに関してはま
だ実用化に至っていない段階である。
【０００９】そこで、簡単な構造でカラー映像を表示で
きる網膜書き込み型映像表示装置が望まれている。
きる網膜書き込み型映像表示装置が望まれている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第１の発明は、入力したカラー
映像信号から輝度信号，クロマ信号，同期信号をそれぞ
れ抜き出す信号処理回路と、前記信号処理回路で抜き出
した輝度信号に応じた明るさの白色光を出射する白色光
源と、前記白色光源から出射された白色光を、前記信号
処理回路で抜き出したクロマ信号の電圧に応じた波長光
に変換して出射する波長変換型オプティカルバンドパス
フィルタと、前記波長変換型オプティカルバンドパスフ
ィルタから出射された波長光を、前記信号処理回路で抜
き出した同期信号に基づいて水平走査及び垂直走査する
走査手段と、前記走査手段で走査された波長光を、眼の
網膜上に結像させる結像手段とを備えたことを特徴とす
る網膜書き込み型映像表示装置を提供するものである。
てなされたものであり、第１の発明は、入力したカラー
映像信号から輝度信号，クロマ信号，同期信号をそれぞ
れ抜き出す信号処理回路と、前記信号処理回路で抜き出
した輝度信号に応じた明るさの白色光を出射する白色光
源と、前記白色光源から出射された白色光を、前記信号
処理回路で抜き出したクロマ信号の電圧に応じた波長光
に変換して出射する波長変換型オプティカルバンドパス
フィルタと、前記波長変換型オプティカルバンドパスフ
ィルタから出射された波長光を、前記信号処理回路で抜
き出した同期信号に基づいて水平走査及び垂直走査する
走査手段と、前記走査手段で走査された波長光を、眼の
網膜上に結像させる結像手段とを備えたことを特徴とす
る網膜書き込み型映像表示装置を提供するものである。
【００１１】また、第２の発明は、入力したカラー映像
信号から輝度信号，クロマ信号，同期信号をそれぞれ抜
き出す信号処理回路と、白色光を出射する白色光源と、
前記白色光源から出射された白色光を、前記信号処理回
路で抜き出した輝度信号に応じた明るさの白色光として
出射する透過型液晶セルと、前記透過型液晶セルから出
射された白色光を、前記信号処理回路で抜き出したクロ
マ信号の電圧に応じた波長光に変換して出射する波長変
換型オプティカルバンドパスフィルタと、前記波長変換
型オプティカルバンドパスフィルタから出射された波長
光を、前記信号処理回路で抜き出した同期信号に基づい
て水平走査及び垂直走査する走査手段と、前記走査手段
で走査された波長光を、眼の網膜上に結像させる結像手
段とを備えたことを特徴とする網膜書き込み型映像表示
装置を提供するものである。
信号から輝度信号，クロマ信号，同期信号をそれぞれ抜
き出す信号処理回路と、白色光を出射する白色光源と、
前記白色光源から出射された白色光を、前記信号処理回
路で抜き出した輝度信号に応じた明るさの白色光として
出射する透過型液晶セルと、前記透過型液晶セルから出
射された白色光を、前記信号処理回路で抜き出したクロ
マ信号の電圧に応じた波長光に変換して出射する波長変
換型オプティカルバンドパスフィルタと、前記波長変換
型オプティカルバンドパスフィルタから出射された波長
光を、前記信号処理回路で抜き出した同期信号に基づい
て水平走査及び垂直走査する走査手段と、前記走査手段
で走査された波長光を、眼の網膜上に結像させる結像手
段とを備えたことを特徴とする網膜書き込み型映像表示
装置を提供するものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る網膜書き込み
型映像表示装置の一実施例を図１乃至図５を参照して＜
第１実施例＞，＜第２実施例＞の順に詳細に説明する。
型映像表示装置の一実施例を図１乃至図５を参照して＜
第１実施例＞，＜第２実施例＞の順に詳細に説明する。
【００１３】＜第１実施例＞図１は本発明に係る第１実
施例の網膜書き込み型映像表示装置を説明するためのブ
ロック図、図２は図１に示した波長変換型オプティカル
バンドパスフィルタを示した構成図、図３は図１に示し
た波長変換型オプティカルバンドパスフィルタの特性
図、図４は図１に示した走査手段を説明するため図であ
り、（ａ）は２つのマイクロミラーを用いる場合を示
し、（ｂ）は１つのマイクロミラーを用いる場合を示し
た図である。
施例の網膜書き込み型映像表示装置を説明するためのブ
ロック図、図２は図１に示した波長変換型オプティカル
バンドパスフィルタを示した構成図、図３は図１に示し
た波長変換型オプティカルバンドパスフィルタの特性
図、図４は図１に示した走査手段を説明するため図であ
り、（ａ）は２つのマイクロミラーを用いる場合を示
し、（ｂ）は１つのマイクロミラーを用いる場合を示し
た図である。
【００１４】図１に示した如く、本発明に係る第１実施
例の網膜書き込み型映像表示装置１０では、入力端子Ｔ
からカラー映像信号を信号処理回路１１に入力して、こ
の信号処理回路１１で入力したカラー映像信号から輝度
信号（Ｙ信号），クロマ信号（Ｃｒ信号），同期信号
（Ｓｙｎｃ信号）をそれぞれ抜き出している。
例の網膜書き込み型映像表示装置１０では、入力端子Ｔ
からカラー映像信号を信号処理回路１１に入力して、こ
の信号処理回路１１で入力したカラー映像信号から輝度
信号（Ｙ信号），クロマ信号（Ｃｒ信号），同期信号
（Ｓｙｎｃ信号）をそれぞれ抜き出している。
【００１５】上記信号処理回路１１で抜き出した輝度信
号（Ｙ信号）を白色光源１２に入力して、この白色光源
１２から輝度信号に応じた明るさ（＝輝度信号に応じた
光量）の白色光を波長変換型オプティカルバンドパスフ
ィルタ１３側に出射している。この際、白色光源１２
は、小型ランプ，ＬＥＤ，ＥＬ（エレクトロルミネッセ
ンス）などを用いて白色光を出射できるものであれば良
い。
号（Ｙ信号）を白色光源１２に入力して、この白色光源
１２から輝度信号に応じた明るさ（＝輝度信号に応じた
光量）の白色光を波長変換型オプティカルバンドパスフ
ィルタ１３側に出射している。この際、白色光源１２
は、小型ランプ，ＬＥＤ，ＥＬ（エレクトロルミネッセ
ンス）などを用いて白色光を出射できるものであれば良
い。
【００１６】次に、波長変換型オプティカルバンドパス
フィルタ１３では、白色光源１２から輝度信号に応じた
明るさの白色光が入射され、且つ、信号処理回路１１で
抜き出したクロマ信号（Ｃｒ信号）が入力されており、
輝度信号に応じた明るさの白色光を波長変換型オプティ
カルバンドパスフィルタ１３によりクロマ信号の電圧に
応じた波長光に変換して、変換した波長光を走査手段１
４側に出射している。
フィルタ１３では、白色光源１２から輝度信号に応じた
明るさの白色光が入射され、且つ、信号処理回路１１で
抜き出したクロマ信号（Ｃｒ信号）が入力されており、
輝度信号に応じた明るさの白色光を波長変換型オプティ
カルバンドパスフィルタ１３によりクロマ信号の電圧に
応じた波長光に変換して、変換した波長光を走査手段１
４側に出射している。
【００１７】ここで、上記した波長変換型オプティカル
バンドパスフィルタ１３は、図２に示したように、複数
の偏向子Ｐ１〜Ｐ４と複数のＥＣＢ（Electrically Con
tlloed Birefrigent）型液晶セルＬＣ１〜ＬＣ３を用い
て、各偏向子間に液晶セルを一つつづ挿入して構成され
ており、クロマ信号の電圧を各液晶セルＬＣ１〜ＬＣ３
に印加することで、クロマ信号の電圧に応じた波長光が
得られ、即ち、図３に示したようにクロマ信号の電圧に
応じて赤（Ｒ）色光，緑（Ｇ）色光，青（Ｂ）色光が選
択的に得られる。
バンドパスフィルタ１３は、図２に示したように、複数
の偏向子Ｐ１〜Ｐ４と複数のＥＣＢ（Electrically Con
tlloed Birefrigent）型液晶セルＬＣ１〜ＬＣ３を用い
て、各偏向子間に液晶セルを一つつづ挿入して構成され
ており、クロマ信号の電圧を各液晶セルＬＣ１〜ＬＣ３
に印加することで、クロマ信号の電圧に応じた波長光が
得られ、即ち、図３に示したようにクロマ信号の電圧に
応じて赤（Ｒ）色光，緑（Ｇ）色光，青（Ｂ）色光が選
択的に得られる。
【００１８】次に、走査手段１４では、波長変換型オプ
ティカルバンドパスフィルタ１３からクロマ信号の電圧
に応じた波長光が入射され、且つ、信号処理回路１１で
抜き出した同期信号（Ｓｙｎｃ信号）が入力されてお
り、同期信号は水平同期信号と垂直同期信号に分離され
た状態で入力されている。そして、走査手段１４に入力
された波長光を、同期信号に基づいて水平走査及び垂直
走査して結像手段１５側に出射している。
ティカルバンドパスフィルタ１３からクロマ信号の電圧
に応じた波長光が入射され、且つ、信号処理回路１１で
抜き出した同期信号（Ｓｙｎｃ信号）が入力されてお
り、同期信号は水平同期信号と垂直同期信号に分離され
た状態で入力されている。そして、走査手段１４に入力
された波長光を、同期信号に基づいて水平走査及び垂直
走査して結像手段１５側に出射している。
【００１９】ここで、上記した走査手段１４は、一例と
して図４（ａ）に示したように揺動可能な２つのマイク
ロミラーＭ１，Ｍ２を用い、入力した波長光を一方のマ
イクロミラーＭ１で水平同期信号に応じて水平走査しな
がら、この水平走査した波長光を他方のマイクロミラー
Ｍ２で垂直同期信号に応じて垂直走査して出射させてい
る。また、他例として図４（ｂ）に示したように１つの
マイクロミラーＭ３を用い、このマイクロミラーＭ３に
水平方向に揺動する第１回動軸Ｋ１と、垂直方向に揺動
する第２回動軸Ｋ２とを形成することで、入力した波長
光を同期信号に基づいて水平走査及び垂直走査して出射
させている。
して図４（ａ）に示したように揺動可能な２つのマイク
ロミラーＭ１，Ｍ２を用い、入力した波長光を一方のマ
イクロミラーＭ１で水平同期信号に応じて水平走査しな
がら、この水平走査した波長光を他方のマイクロミラー
Ｍ２で垂直同期信号に応じて垂直走査して出射させてい
る。また、他例として図４（ｂ）に示したように１つの
マイクロミラーＭ３を用い、このマイクロミラーＭ３に
水平方向に揺動する第１回動軸Ｋ１と、垂直方向に揺動
する第２回動軸Ｋ２とを形成することで、入力した波長
光を同期信号に基づいて水平走査及び垂直走査して出射
させている。
【００２０】次に、結像査手段１５では、周知の結像レ
ンズを用いて、水平走査及び垂直走査された波長光を、
眼の網膜１６上に微小なスポット光として結像させて書
き込んでいる。従って、刻々と変化する映像信号と対応
して眼の網膜１６上には複数の波長光として例えば赤
（Ｒ）色光，緑（Ｇ）色光，青（Ｂ）色光が選択的に書
き込まれるので、簡単な構造で眼の網膜１６上にカラー
映像を表示することができる。
ンズを用いて、水平走査及び垂直走査された波長光を、
眼の網膜１６上に微小なスポット光として結像させて書
き込んでいる。従って、刻々と変化する映像信号と対応
して眼の網膜１６上には複数の波長光として例えば赤
（Ｒ）色光，緑（Ｇ）色光，青（Ｂ）色光が選択的に書
き込まれるので、簡単な構造で眼の網膜１６上にカラー
映像を表示することができる。
【００２１】＜第２実施例＞図５は本発明に係る第２実
施例の網膜書き込み型映像表示装置を説明するためのブ
ロック図である。
施例の網膜書き込み型映像表示装置を説明するためのブ
ロック図である。
【００２２】図５に示した第２実施例の網膜書き込み型
映像表示装置２０は、先に説明した第１実施例の網膜書
き込み型映像表示装置１０の構成と一部を除いて同様の
構成であり、ここでは説明の便宜上、先に示した構成部
材に対しては同一の符号を付し、且つ、第１実施例と異
なる構成部材に新たな符号を付して異なる点を中心に説
明する。
映像表示装置２０は、先に説明した第１実施例の網膜書
き込み型映像表示装置１０の構成と一部を除いて同様の
構成であり、ここでは説明の便宜上、先に示した構成部
材に対しては同一の符号を付し、且つ、第１実施例と異
なる構成部材に新たな符号を付して異なる点を中心に説
明する。
【００２３】図５に示した如く、本発明に係る第２実施
例の網膜書き込み型映像表示装置２０では、白色光源２
１から常に一定の光量の白色光が透過型液晶セル２２側
に出射されている。
例の網膜書き込み型映像表示装置２０では、白色光源２
１から常に一定の光量の白色光が透過型液晶セル２２側
に出射されている。
【００２４】上記透過型液晶セル２２では、白色光源２
１からの一定の光量の白色光が入射され、且つ、信号処
理回路１１で抜き出した輝度信号（Ｙ信号）が入力され
ており、入射した一定の光量の白色光を輝度信号（Ｙ信
号）に応じた明るさ（＝輝度信号に応じた光量）の白色
光を波長変換型オプティカルバンドパスフィルタ１３側
に出射している点が第１実施例と異なる点である。
１からの一定の光量の白色光が入射され、且つ、信号処
理回路１１で抜き出した輝度信号（Ｙ信号）が入力され
ており、入射した一定の光量の白色光を輝度信号（Ｙ信
号）に応じた明るさ（＝輝度信号に応じた光量）の白色
光を波長変換型オプティカルバンドパスフィルタ１３側
に出射している点が第１実施例と異なる点である。
【００２５】この後、第１実施例と同様に、波長変換型
オプティカルバンドパスフィルタ１３から出射された波
長光は、走査手段１４，結像手段１５を経て眼の網膜１
６上に結像されて書き込まれるので、第２実施例でも簡
単な構造で眼の網膜１６上にカラー映像を表示すること
ができる。
オプティカルバンドパスフィルタ１３から出射された波
長光は、走査手段１４，結像手段１５を経て眼の網膜１
６上に結像されて書き込まれるので、第２実施例でも簡
単な構造で眼の網膜１６上にカラー映像を表示すること
ができる。
【００２６】尚、第１実施例及び第２実施例の網膜書き
込み型映像表示装置は、従来技術で説明した同様に、眼
鏡用のフレームなどを利用して、小型軽量で可搬型のヘ
ッドマウントディスプレイ装置として構成すれば良いも
のである。
込み型映像表示装置は、従来技術で説明した同様に、眼
鏡用のフレームなどを利用して、小型軽量で可搬型のヘ
ッドマウントディスプレイ装置として構成すれば良いも
のである。
【００２７】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る網膜書き込み
型映像表示装置によると、白色光源を用い、白色光源か
らの白色光を、波長変換型オプティカルバンドパスフィ
ルタでカラー映像信号中のクロマ信号の電圧に応じた波
長光に変換し、更に、この波長光を水平及び垂直走査し
て眼の網膜上に結像させているので、簡単な構造で眼の
網膜上にカラー映像を表示することができ、小型軽量で
可搬型のヘッドマウントディスプレイ装置に適用可能と
なる。
型映像表示装置によると、白色光源を用い、白色光源か
らの白色光を、波長変換型オプティカルバンドパスフィ
ルタでカラー映像信号中のクロマ信号の電圧に応じた波
長光に変換し、更に、この波長光を水平及び垂直走査し
て眼の網膜上に結像させているので、簡単な構造で眼の
網膜上にカラー映像を表示することができ、小型軽量で
可搬型のヘッドマウントディスプレイ装置に適用可能と
なる。
【図１】本発明に係る第１実施例の網膜書き込み型映像
表示装置を説明するためのブロック図である。
表示装置を説明するためのブロック図である。
【図２】図１に示した波長変換型オプティカルバンドパ
スフィルタを示した構成図である。
スフィルタを示した構成図である。
【図３】図１に示した波長変換型オプティカルバンドパ
スフィルタの特性図である。
スフィルタの特性図である。
【図４】図１に示した走査手段を説明するため図であ
り、（ａ）は２つのマイクロミラーを用いる場合を示
し、（ｂ）は１つのマイクロミラーを用いる場合を示し
た図である。
り、（ａ）は２つのマイクロミラーを用いる場合を示
し、（ｂ）は１つのマイクロミラーを用いる場合を示し
た図である。
【図５】本発明に係る第２実施例の網膜書き込み型映像
表示装置を説明するためのブロック図である。
表示装置を説明するためのブロック図である。
【図６】従来の直接網膜スキャン・ディスプレイを説明
するためのブロック図である。
するためのブロック図である。
【図７】従来の直接網膜スキャン・ディスプレイの使用
例を説明するための斜視図である。
例を説明するための斜視図である。
１０…第１実施例の網膜書き込み型映像表示装置、 １１…第１，第２実施例の信号処理回路、 １２…第１実施例の白色光源、 １３…第１，第２実施例の波長変換型オプティカルバン
ドパスフィルタ、 １４…第１，第２実施例の走査手段、 １５…第１，第２実施例の結像手段、 １６…第１，第２実施例の網膜、 ２０…第２実施例の網膜書き込み型映像表示装置、 ２１…第２実施例の白色光源、 ２２…第２実施例の透過型液晶セル。
ドパスフィルタ、 １４…第１，第２実施例の走査手段、 １５…第１，第２実施例の結像手段、 １６…第１，第２実施例の網膜、 ２０…第２実施例の網膜書き込み型映像表示装置、 ２１…第２実施例の白色光源、 ２２…第２実施例の透過型液晶セル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） // Ｇ０９Ｇ 3/20 ６８０ Ｇ０９Ｇ 3/20 ６８０Ａ 3/34 3/34 Ｊ Ｄ
Claims (2)
- 【請求項１】入力したカラー映像信号から輝度信号，ク
ロマ信号，同期信号をそれぞれ抜き出す信号処理回路
と、 前記信号処理回路で抜き出した輝度信号に応じた明るさ
の白色光を出射する白色光源と、 前記白色光源から出射された白色光を、前記信号処理回
路で抜き出したクロマ信号の電圧に応じた波長光に変換
して出射する波長変換型オプティカルバンドパスフィル
タと、 前記波長変換型オプティカルバンドパスフィルタから出
射された波長光を、前記信号処理回路で抜き出した同期
信号に基づいて水平走査及び垂直走査する走査手段と、 前記走査手段で走査された波長光を、眼の網膜上に結像
させる結像手段とを備えたことを特徴とする網膜書き込
み型映像表示装置。 - 【請求項２】入力したカラー映像信号から輝度信号，ク
ロマ信号，同期信号をそれぞれ抜き出す信号処理回路
と、 白色光を出射する白色光源と、 前記白色光源から出射された白色光を、前記信号処理回
路で抜き出した輝度信号に応じた明るさの白色光として
出射する透過型液晶セルと、 前記透過型液晶セルから出射された白色光を、前記信号
処理回路で抜き出したクロマ信号の電圧に応じた波長光
に変換して出射する波長変換型オプティカルバンドパス
フィルタと、 前記波長変換型オプティカルバンドパスフィルタから出
射された波長光を、前記信号処理回路で抜き出した同期
信号に基づいて水平走査及び垂直走査する走査手段と、 前記走査手段で走査された波長光を、眼の網膜上に結像
させる結像手段とを備えたことを特徴とする網膜書き込
み型映像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000049002A JP2001235706A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 網膜書き込み型映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000049002A JP2001235706A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 網膜書き込み型映像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001235706A true JP2001235706A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18570996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000049002A Pending JP2001235706A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 網膜書き込み型映像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001235706A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005107361A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Canon Inc | 走査型画像表示装置およびそれを有する映像撮影装置 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000049002A patent/JP2001235706A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005107361A (ja) * | 2003-10-01 | 2005-04-21 | Canon Inc | 走査型画像表示装置およびそれを有する映像撮影装置 |
| US8125555B2 (en) | 2003-10-01 | 2012-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image display device |
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