JP2001231695A - 加熱調理用器具 - Google Patents

加熱調理用器具

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JP2001231695A
JP2001231695A JP2000042634A JP2000042634A JP2001231695A JP 2001231695 A JP2001231695 A JP 2001231695A JP 2000042634 A JP2000042634 A JP 2000042634A JP 2000042634 A JP2000042634 A JP 2000042634A JP 2001231695 A JP2001231695 A JP 2001231695A
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handle
cooking
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frying pan
tube
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Yokon Ro
耀坤 呂
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HATANO CHITOSHI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加熱調理用器具の把手を持つ人の手が滑らない
ようにする。 【解決手段】本発明に係る加熱調理用器具、例えばフラ
イパンは、フライパン本体1に把手2が固定されてい
て、把手2における垂直断面非真円形の握り部分全体
に、人の手に対する滑り止め機能と調理用の熱に対する
耐熱機能を発揮するシリコンゴム製のチューブ3が密着
して外挿されているとともに、チューブ3における親指
の当たる箇所に凹み7がつけられた構成を備えている。
フライパンを取り持つ手がチューブ3による弾性被覆に
全面的に当たるのに加え、チューブ3による弾性被覆の
凹み7に親指が嵌まることにより、親指がずれずに安定
するので、フライパンを取り持つ人の手が滑り難くな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライパン、鍋、
或いは、薬罐(やかん)などの加熱調理用器具に係り、
特に調理中に器具の把手を持つ人の手が滑らないように
するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】フライパンや鍋、或いは薬罐は、調理の
際に火にかけられて使われる典型的な加熱調理用器具で
ある(薬罐で湯やお茶を沸かすことも本発明で言う調理
に含まれる)。これらのフライパンや鍋、或いは薬罐に
は、使用中、容易に取り持てるようにする為にそれぞれ
に適したかたちの把手が設けられている。
【0003】普通、フライパンの場合、長柄式の把手が
設けられており、鍋本体と蓋からなる鍋の場合、鍋本体
にコ字状の耳式把手が設けられ、蓋にツマミ式の把手が
設けられており、また薬罐本体と蓋からなる薬罐の場
合、薬罐本体に提げつる式の把手が設けられ、蓋にツマ
ミ式の把手が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の加熱調理用器具には、器具の把手を持つ人の手が滑
り易いという問題がある。従来の加熱調理用器具の把手
は、硬くて表面がつるつるした硬質プラスチックで形成
されているので、持つ人の手が滑り易いのである。調理
用の油が把手についたりすると、さらに滑り易くなる。
調理中、例えばフライパンの把手を持つ手が滑ってフラ
イパンを落としたりすると料理が台無しになるだけでな
く、フライパンから熱い食材が飛び出したりするので危
険でもある。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑み、調理中に器
具の把手を持つ人の手が滑り難くなっている加熱調理用
器具を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、把手を備えた加熱調理用器
具において、把手における人の手の掛かる部分の少なく
とも一部に耐熱性の弾性素材からなる被覆が施されてい
ることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
加熱調理用器具において、前記把手は、その軸に垂直な
断面の形状が非真円形である部分(断面非真円形部分)
を有するとともに、その断面非真円形部分に耐熱性の弾
性素材からなるチューブが軸に合わせて外挿されること
により前記被覆が施されたものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の加熱調理用器具において、前記加熱調理用器具
は、把手を備えたフライパンであって、耐熱性の弾性素
材からなる被覆が把手における握り部分を覆うように施
されたものである。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の
加熱調理用器具において、前記耐熱性の弾性素材からな
る被覆における人の親指の当たる箇所に凹みが付けられ
たものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1から4ま
でのいずれかに記載の加熱調理用器具において、前記耐
熱性の弾性素材がシリコーンゴムで形成されたものであ
る。
【0011】
【作用】次に、本発明に係る加熱調理用器具を調理中に
取り持つ際の作用について説明する。請求項1に記載の
加熱調理用器具は、調理中、火にかけられている加熱調
理用器具を人(普通は調理者)が取り持つ時は把手に手
を掛けることになるが、本発明の加熱調理用器具の場
合、器具を取り持つ人の手が把手に掛かった際に耐熱性
の弾性素材からなる被覆に指が当たる。耐熱性の弾性素
材の被覆は、弾性により人の手に対する滑り止め機能を
発揮するとともに耐熱性により調理用の熱に対する耐熱
機能を発揮するので、この耐熱性の弾性素材の被覆(以
下、適宜「弾性被覆」と略記)によって加熱調理用器具
を取り持つ人の手が滑り難くなる。把手における人の手
のかかる箇所に柔らかいところが一部でもあると、把手
が手にしっくりして(フィットして)滑り難くなる。
【0012】請求項2に記載の加熱調理用器具の場合、
把手に外挿された耐熱性の弾性素材からなるチューブに
より把手の人の手の掛かる箇所が広く覆われており、滑
り止め機能を発揮する弾性被覆に手が十分に当たるかた
ちとなるので、手がより滑り難くなる。さらに、耐熱性
の弾性素材からなるチューブが把手の断面非真円形部分
に軸を合わせて(即ち同軸で)外挿されることにより、
チューブが把手の周方向へまわるのが防止されているこ
とになるので、弾性被覆用の耐熱性の弾性素材からなる
チューブはずれ動くことなく、滑り止め機能をしっかり
発揮する。
【0013】請求項3に記載の加熱調理用器具の場合、
フライパンの把手の握り部分を滑り止め機能を発揮する
弾性被覆が覆っていて、滑り止め機能を発揮する弾性被
覆に手が全面的に当たるかたちとなるので、非常に手が
滑り難くなる。
【0014】請求項4に記載の加熱調理用器具の場合、
弾性被覆における人の親指が当たる箇所には凹みが付け
られていて、親指が凹みに嵌まる感じとなって親指がず
れずに安定するので、いっそう手が滑り難くなる。
【0015】請求項5に記載の加熱調理用器具の場合、
弾性被覆用の耐熱性の弾性素材がシリコーンゴムとなっ
ており、シリコーンゴムは弾性及び耐熱性に優れている
上に、耐油性,耐久性,はっ水性,非毒性にも優れてい
るので、弾性被覆の滑り止め機能及び耐熱機能がより向
上するのに加えて、弾性被覆の材質が調理用器具に一層
適切なものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、本発明の加熱調理用器具
の実施例を図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の第1実施例に係るフライパン全体を示す斜視図、図2
は第1実施例のフライパン全体を示す正面図である。第
1実施例のフライパンは、図1及び図2に示すように、
調理時にガス等の火にかけられるフライパン本体1と、
フライパン本体1に長手方向が水平方向に向くようにし
て取り付けられた長柄式の把手2を備えている。
【0017】フライパン本体1は底の浅い金属製容器で
あって、調理の際には容器内に調理対象の食材が入れら
れる。長柄式の把手2は、全体が少し弓状に反った硬質
樹脂(例えばフェノール樹脂)製の把手基体2Aと、把
手基体2Aの握り部分全体に密着して外挿されたシリコ
ーンゴム製のチューブ3とで構成されている。シリコー
ンゴム製のチューブ3の色は、黒や灰色あるいは有彩色
など必要に応じて適当な色が選ばれる。
【0018】第1実施例のフライパンの場合、フライパ
ン本体1の外側面には把手取り付け用の金具4の一側が
2本のリベット5により取着されているとともに、図2
に示すように、金具4の他側にはネジ穴4aが設けら
れ、把手基体2Aの先端部2Pには背側から先端面にか
けて貫通するネジ挿通孔2aが設けられていて、ネジ挿
通孔2aから挿入したネジ6がネジ穴4aにネジ込まれ
ることにより長柄式把手2がフライパン本体1へ固定さ
れている。また、把手基体2Aの末端部2Qには、壁な
どに固定された引っかけ具にフライパンを掛けておく為
の貫通孔2bも設けられている。
【0019】したがって、フライパンの把手2を持つ人
はシリコーンゴム製のチューブ3で覆われているところ
を握ることになるが、把手2の握り部分に外挿されたシ
リコーンゴム製のチューブ3は、弾性により人の手に対
する滑り止め機能を発揮するとともに、耐熱性により調
理用の熱に対する耐熱機能を発揮するので、フライパン
を持つ人の手が滑り難い。また、シリコーンゴムは弾性
及び耐熱性に優れる上に、耐油性,耐久性,はっ水性,
非毒性にも優れるので、シリコーンゴム製のチューブ3
による弾性被覆の滑り止め機能及び耐熱機能がより向上
するのに加え、弾性被覆の材質も食材を加熱調理するフ
ライパンにより適したものとなる。
【0020】さらに、把手2の場合、滑り止め機能を発
揮するシリコーンゴム製チューブ3は、把手基体2Aに
おける握り部分の略全体を覆っていて、滑り止め機能を
発揮する弾性被覆に手が全面的に当たるかたちとなるの
で、人の手がより滑り難い。それに、図3に示すよう
に、把手基体2Aの握り部分は、把手2の軸X(図3で
は軸Xは図の面に垂直な方向の軸である)に垂直な断面
の形状が略半円状の非真円形であるとともに、チューブ
3が把手基体2Aに同軸で密着して外挿されていて、チ
ューブ3が把手の周方向へ回るのが阻止されるので、チ
ューブ3はずれ動かずに滑り止め機能をしっかり発揮す
ることができる。
【0021】さらに加えて、第1実施例のフライパンの
場合、把手2の握り部分に外挿されているシリコーンゴ
ム製のチューブ3における人の親指の当たる箇所に凹み
7が付けられているので、調理用油などで滑り易くなり
がちなフライパンでも、把手2に人の手がかかった際
に、親指が凹み7に嵌まる感じになって親指がずれずに
安定するので、手が非常に滑り難い。なお、凹み7は次
のようにして形成されている。すなわち、把手基体2A
の表面に凹み7に対応する大きさ・深さの凹み7aが形
成されているとともに、シリコーンゴム製チューブ3に
も凹み7に対応する大きさ・深さの凹み7bが形成され
ていて、チューブ3が把手基体2Aに外挿された際にチ
ューブ3の凹み7bが把手基体2Aの凹み7aに嵌まり
込むかたちで凹み7が形成されるのである。
【0022】次に、本発明の第2実施例を図面を参照し
ながら説明する。図4は本発明の第2実施例に係る鍋全
体を示す正面図である。第2実施例の鍋は、図4に示す
ように、調理時にガス等の火にかけられる鍋本体8及び
蓋9を備えるとともに、鍋本体8の相対する二つの外側
面に設けられた同一構成の2つのコ字状の耳式の把手1
0と、蓋9の上側面中央に設けられたツマミ式の把手1
1とを備えている。鍋本体8は底の深い金属製容器であ
って、調理の際には容器内に調理対象の食材が入れられ
る。蓋9は略平らな金属製円盤体であって、調理の際に
は鍋本体8の口を塞ぐように鍋本体8の上に置かれる。
【0023】一方、コ字状の耳式の把手10は、図5に
示すように、全体がコ字状の金属製の把手基体10A
と、把手基体10Aのコ字の真ん中の辺の握り部分の全
体に密着して外挿されたシリコーンゴム製のチューブ1
2とで構成されている。他方、ツマミ式の把手11は、
図6に示すように、全体が短い柱状の硬質樹脂(例えば
フェノール樹脂)製の把手基体11Aと、この把手基体
11Aの周囲全体に密着して外挿されたシリコーンゴム
製のチューブ13とで構成されている。
【0024】第2実施例の鍋の場合、耳式の把手10
は、鍋本体8の外側面に把手基体10Aの両端をリベッ
ト止め等で取着することにより鍋本体8へ固定されてお
り、ツマミ式の把手11は、蓋9の上面に把手基体11
Aの底部を蓋9の裏側からネジ止めすることにより蓋9
へ固定されている。把手基体11Aの底部にネジ孔11
aが形成されているとともに、蓋9の中央に貫通孔9a
が形成されていて、ネジ14を貫通孔9aを通してネジ
孔11aへネジ込むことによりツマミ式の把手11のネ
ジ止めがなされているのである。
【0025】したがって、鍋本体8や蓋9を取り持つ人
はシリコーンゴム製のチューブ12,13で覆われてい
るところを掴むことになるが、両シリコーンゴム製のチ
ューブ12,13は第1実施例と同様に人の手に対する
滑り止め機能と調理用の熱に対する耐熱機能を発揮する
ので、鍋本体8や蓋9を取り持つ人の手が滑り難くな
る。また、シリコーンゴムは弾性及び耐熱性に優れる上
に、耐油性,耐久性,はっ水性,非毒性にも優れるの
で、シリコーンゴム製チューブ12,13による弾性被
覆の滑り止め機能及び耐熱機能がより向上するのに加
え、弾性被覆の材質が食材を加熱調理する鍋により適し
たものとなる。
【0026】さらに、第2実施例の鍋では、把手10の
場合も、把手11の場合も、滑り止め機能を発揮するシ
リコーンゴム製チューブ12,13が把手基体10A,
11Aにおける握り部分の略全体を覆っていて、滑り止
め機能を発揮する弾性被覆に手が全面的に当たるかたち
となるので、人の手がより滑り難い。それに、鍋本体8
の場合は、図7に示すように、把手基体10Aの握り部
分は、把手基体10Aの軸Y(図7では軸Yは図の面に
垂直な方向の軸である)に垂直な断面の形状が略楕円と
非真円形であるとともに、シリコーンゴム製チューブ1
2が把手基体10Aに同軸で密着して外挿されていて、
チューブ12が把手の周方向へ回るのが阻止されるの
で、チューブ12はずれ動かずに滑り止め機能を、しっ
かり発揮することができる。
【0027】また、蓋9の場合も、図8に示すように、
把手基体11Aの握り部分は、把手基体11Aの軸Z
(図8では軸Zは図の面に垂直な方向の軸である)に垂
直な断面の形状が略細長の楕円の非真円形であるととも
に、シリコーンゴム製チューブ13が把手基体11Aに
同軸で密着して外挿されていて、チューブ13が把手の
周方向へ回るのが阻止されるので、チューブ13はずれ
動かずに滑り止め機能をしっかり発揮することができ
る。
【0028】本発明は上記の実施形態に何ら限定される
ものではなく、例えば、次のように変形して実施するこ
とができる。 (1)第1実施例の加熱調理用器具はフライパンであ
り、第2実施例の加熱調理用器具は鍋であったが、本発
明の加熱調理用器具は薬罐であってもよい。薬罐本体と
蓋からなる薬罐の場合、例えば、薬罐本体に設けられた
提げつる式の把手に、第1実施例や第2実施例のような
滑り止め機能及び耐熱機能を発揮する弾性被覆が設けら
れ、蓋に設けられたツマミ式把手に、第2実施例のよう
な滑り止め機能及び耐熱機能を発揮する弾性被覆が設け
られることになる。
【0029】(2)両実施例では、いずれも耐熱性の弾
性素材がシリコーンゴムであったが、耐熱性の弾性素材
はシリコーンゴム以外の耐熱性および弾性を有する合成
ゴムや天然ゴムであってもよい。
【0030】(3)両実施例では、弾性被覆が把手の握
り部分の略全体を覆う構成であったが、弾性被覆が把手
の握り部分の一部を覆う構成のものが、変形例として挙
げられる。例えば、第1実施例に対しては、長柄式把手
の親指の当たる箇所だけに弾性被覆が施されている構成
のフライパンが変形例として挙げられ、第2実施例に対
しては、コ字状の耳式の把手の手の当たり易い下側半分
だけに弾性被覆が施されている構成の鍋が変形例として
挙げられる。
【0031】(4)第2実施例では、鍋本体と蓋の各把
手の両方に弾性被覆が施されていたが、鍋本体と蓋の把
手のいずれか片方だけに弾性被覆が施されている構成で
あってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の加熱調理用器具によれば、器具の把手を持つ人
の手のかかる箇所の少なくとも一部に耐熱性の弾性素材
からなる被覆が施された構成となっていて、耐熱性の弾
性素材の被覆が、弾性により人の手に対する滑り止め機
能を発揮するとともに、耐熱性により調理用の熱に対す
る耐熱機能を発揮するので、加熱調理用器具を取り持つ
人の手を滑り難くすることができる。
【0033】請求項2に記載の発明の加熱調理用器具に
よれば、把手に外挿された耐熱性の弾性素材からなるチ
ューブにより把手の人の手の掛かる箇所が広く覆われて
いる構成を備え、滑り止め機能を発揮する弾性被覆に手
が十分に当たるかたちとなるので、手がより滑り難くな
る。また、耐熱性の弾性素材からなるチューブが把手の
断面非真円形部分に軸を合わせて外挿されているので、
チューブが把手の周方向へまわることが阻止され、耐熱
性の弾性素材からなるチューブはずれ動くことなく滑り
止め機能をしっかりと発揮することができる。
【0034】請求項3に記載の発明の加熱調理用器具に
よれば、フライパンの把手の握り部分の全体が滑り止め
機能を発揮する弾性被覆で覆われており、滑り止め機能
を発揮する弾性被覆に手が全面的に当たるかたちとなる
ので、非常に手が滑り難くなる
【0035】請求項4に記載の発明の加熱調理用器具に
よれば、弾性被覆における人の親指の当たる箇所に凹み
が付けられているので、調理用油で滑り易くなりがちな
フライパンでも、親指が凹みに嵌まる感じとなって親指
がずれずに安定するので、手が非常に滑り難い。
【0036】請求項5に記載の発明の加熱調理用器具に
よれば、耐熱性の弾性素材が、弾性及び耐熱性に優れて
いる上に、耐油性,耐久性,はっ水性,非毒性にも優れ
ているシリコーンゴムであるので、弾性被覆の滑り止め
機能及び耐熱機能がより向上するのに加えて、弾性被覆
の材質が調理用器具に一層適切なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のフライパン全体を示す斜視図であ
る。
【図2】第1実施例のフライパン全体を示す正面図であ
る。
【図3】第1実施例のフライパンにおけ把手の握り部分
の垂直断面図である。
【図4】第2実施例の鍋全体を示す正面図である。
【図5】第2実施例の鍋における耳式把手を示す斜視図
である。
【図6】第2実施例の鍋におけるツマミ式把手を示す斜
視図である。
【図7】第2実施例の鍋における耳式把手の垂直断面図
である。
【図8】第2実施例の鍋におけるツマミ式把手の垂直断
面図である。
【符号の説明】
1 …フライパン本体 2 …長柄式把手 3,12,13 …シリコーンゴム製チューブ 7 …凹み 8 …鍋本体 9 …蓋 10 …コ字状耳式把手 11 …ツマミ式把手 X,Y,Z …把手の軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】把手を備えた加熱調理用器具において、把
    手における人の手の掛かる部分の少なくとも一部に耐熱
    性の弾性素材からなる被覆が施されていることを特徴と
    する加熱調理用器具。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の加熱調理用器具におい
    て、前記把手は、その軸に垂直な断面の形状が非真円形
    である部分(断面非真円形部分)を有するとともに、そ
    の断面非真円形部分に耐熱性の弾性素材からなるチュー
    ブが軸に合わせて外挿されることにより前記被覆が施さ
    れている加熱調理用器具。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の加熱調理用器具
    において、前記加熱調理用器具は、把手を備えたフライ
    パンであって、耐熱性の弾性素材からなる被覆が把手に
    おける握り部分を覆うように施されている加熱調理用器
    具。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の加熱調理用器具におい
    て、前記耐熱性の弾性素材からなる被覆における人の親
    指の当たる箇所に凹みが付けられている加熱調理用器
    具。
  5. 【請求項5】請求項1から4までのいずれかに記載の加
    熱調理用器具において、前記耐熱性の弾性素材はシリコ
    ーンゴムである加熱調理用器具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008157093A1 (en) * 2007-06-14 2008-12-24 Meyer Intellectual Propoerties Limited Cookware article with substantially flush rivets
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