JP2001229394A - 仮想空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

仮想空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2001229394A
JP2001229394A JP2000039399A JP2000039399A JP2001229394A JP 2001229394 A JP2001229394 A JP 2001229394A JP 2000039399 A JP2000039399 A JP 2000039399A JP 2000039399 A JP2000039399 A JP 2000039399A JP 2001229394 A JP2001229394 A JP 2001229394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
virtual space
vector
sensors
axis
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000039399A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kida
憲一 木田
Masayuki Ihara
雅行 井原
Shinichi Shiwa
新一 志和
Satoshi Ishibashi
聡 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000039399A priority Critical patent/JP2001229394A/ja
Publication of JP2001229394A publication Critical patent/JP2001229394A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想空間内での移動範囲を限定しない移動手
段を提供する。 【解決手段】 計測部12で計測した、頭、肩、腰に取
り付けたセンサ201〜203の位置の位置情報に基づい
て、ベクトル算出部13で上半身の傾きを示す近似ベク
トルを算出する。方向算出部14と移動方向算出部15
で、近似ベクトルの傾き方向から移動方向を決定し、傾
き算出部16と移動速度算出部17で近似ベクトルの傾
きの大きさに応じた移動速度を決定する。その移動方向
および移動速度で仮想空間内を移動するような画像を、
表示部18から画像表示装置30に指示して表示させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想空間の制御技
術に関し、特に仮想空間内での移動制御の技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】仮想空間とは、現実感をともなった仮想
的な世界をコンピュータによって人工的に作り出したも
のである。この仮想空間を人間に体験させるシステムは
ゲームに多く取り入れらている。また、さまざまな産業
におけるシミュレーションなどのマン・マシン・インタ
フェースとして注目されており、その応用範囲は広い。
そして、仮想空間によるマン・マシン・インタフェース
では、現実の空間を実際に移動しているかのごとく移動
可能なことが望ましい。そのためには、特別の操作等を
必要としない、人間の自然な動作による直感的な移動が
求められている。
【0003】仮想空間を人間に体験させる従来のシステ
ムとして、壁面、床面をディスプレイとした箱型の空間
内で立体視用メガネを装着して立体映像を見ることで、
仮想空間を体験するというものがある。この箱型空間の
システムでは、実際に歩行、あるいは走行することによ
って仮想空間内での移動を体験することができる。
【0004】また、仮想空間を人間に体験させるシステ
ムの別の例として、HMD(Head Mount D
isplay)を装着するものがある。HMDには方
向、位置等を検出する磁気センサ、超音波センサ等が設
けられており、検出した方向や位置のデータをコンピュ
ータに送る。そして、それらのデータに基づいてコンピ
ュータで作られた画像がHMDに送られて画像が表示さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】箱型空間による従来の
システムでは人間が移動できる範囲が有限なので、仮想
空間内での移動もそれによって制限される。
【0006】また、HMDを用いたシステムでは、位置
や方向を検出するためのセンサからコンピュータにデー
タを送信するためにケーブルが接続されている。それに
よって人間が実際に移動できる範囲が制限されるので仮
想空間内で移動できる範囲も制限される。これは、小林
他:“体重移動によるサイバースペース内移動インタフ
ェース,”信学論D-II、pp.933-943、May 1998.でも
明らかにされている。
【0007】本来であれば無限の広さを持つことが可能
な仮想空間で、移動範囲が制限されることは好ましいこ
とではない。
【0008】本発明の目的は、仮想空間内での移動範囲
を限定せず、かつ自然な動作によって移動が可能な仮想
空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御
プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の仮想空間制御方法は、実空間上の人間の動
きに応じて仮想空間内の表示画像を変化させる仮想空間
制御方法であって、人体に複数のセンサを装着するステ
ップと、人間の歩く平面をX−Y平面、これに垂直な直
線をZ軸とする空間における複数のセンサの位置を計測
するステップと、複数のセンサの位置から、複数のセン
サの装着位置ないしその近傍を通る近似直線上で、所定
の方向を有する近似ベクトルを算出するステップと、近
似ベクトルとZ軸がなす角度を傾きとして、また近似ベ
クトルをX−Y平面に投影したベクトルとX軸がなす角
度を方向として求めるステップと、前記傾きと前記方向
からセンサを装着した人間の移動速度と移動方向をそれ
ぞれ決定するステップと、決定された移動速度と移動方
向により仮想空間内に表示されている画像を変化させる
ステップを有する。
【0010】人体に取り付けた複数のセンサの位置に基
づき、人間の移動速度と移動方向を求め、この移動速度
と移動方向によって仮想空間内に表示されている画像を
変化させることにより、実空間の人間が仮想空間内を自
由に、範囲を限定せずに移動できる。
【0011】なお、本発明の実施態様によれば、Z軸と
ベクトルがなす角度を複数の範囲に分割して、分割され
た各範囲に異なる速度を割り当てておき、前記傾きが含
まれる範囲に割り当てられている速度を移動速度として
決定し、また、X−Y平面上でX軸とベクトルがなす角
度を複数の範囲に分割して、分割された各範囲に異なる
方向を割り当てておき、前記方向が含まれる範囲に割り
当てられている方向を移動方向として決定する。
【0012】また、本発明の実施態様によれば、近似ベ
クトルを算出するステップでは、センサが2つのときは
センサの位置を結ぶ直線上、センサが3つ以上のときは
センサの位置に基づく回帰分析によって得られる直線上
にある近似ベクトルを算出する。
【0013】一方、本発明の仮想空間制御装置は、人体
に装着された複数のセンサの位置から得られる実空間上
の人間の動きに応じて仮想空間としての表示画像を変化
させる仮想空間制御装置であって、人間の歩く平面をX
−Y平面、これに垂直な直線をZ軸とする空間における
複数のセンサの位置を計測する計測手段と、複数のセン
サの位置から、複数のセンサの装着位置ないしその近傍
を通る近似直線上で、所定の方向を有する近似ベクトル
を算出するベクトル算出手段と、近似ベクトルとZ軸が
なす角度を傾きとして算出する傾き算出手段と、近似ベ
クトルをX−Y平面に投影したベクトルとX軸がなす角
度を方向として算出する方向算出手段と、傾きからセン
サを装着した人間の移動速度を決定する移動速度決定手
段と、前記方向からセンサを装着した人間の移動方向を
決定する移動方向決定手段と、決定された移動速度と移
動方向により仮想空間として表示されている画像を変化
させる表示手段を有する。
【0014】なお、本発明の実施態様によれば、Z軸と
ベクトルがなす角度が複数の範囲に分割され、分割され
た各範囲に異なる速度が割り当てられた角度範囲と速度
の関係、およびX−Y平面でX軸とベクトルがなす角度
が複数に分割され、分割された各範囲に異なる方向が割
り当てられた角度範囲と方向の関係を記憶したメモリを
さらに有し、移動速度決定手段は前記傾きが含まれる範
囲に割り当てられている速度を移動速度として決定し、
移動方向決定手段は前記方向が含まれる範囲に割り当て
られている方向を移動方向として決定する。
【0015】また、本発明の実施態様によれば、ベクト
ル算出手段は、センサが2つのときはセンサを結ぶ直線
上、センサが3つ以上のときはセンサの位置に基づく回
帰分析によって得られる直線上にある近似ベクトルを算
出する。
【0016】そして、本発明の記録媒体は、実空間上の
人間の動きに応じて仮想空間内の表示画像を変化させる
仮想空間制御プログラムであって、人間の歩く平面をX
−Y平面、これに垂直な直線をZ軸とする空間における
人体に装着された複数のセンサの位置を計測する処理
と、複数のセンサの位置から、複数のセンサの装着位置
ないしその近傍を通る近似直線上で、所定の方向を有す
る近似ベクトルを算出する処理と、近似ベクトルとZ軸
がなす角度を傾きとして、また近似ベクトルをX−Y平
面に投影したベクトルとX軸がなす角度を方向として求
める処理と、前記傾きと前記方向からセンサを装着した
人間の移動速度と移動方向をそれぞれ決定する処理と、
決定された移動速度と移動方向により仮想空間として表
示されている画像を変化させる処理をコンピュータに実
行させるための仮想空間制御プログラムが記録されてい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1を参照すると、本発明の一実施形態の
仮想空間制御装置10は、人体に装着された複数の(本
実施形態では3個)センサ201、202、203の3次
元位置情報に基づき、体を傾けた方向(移動方向)に、
傾きの大きさに応じた移動速度で仮想区間内を移動して
いるような画像を画像表示装置30に表示するものであ
る。画像表示装置30としては、HMDによるものや壁
3面と床面がディスプレイである箱型の空間等がある。
【0019】本実施形態では、図2に示すように、X
軸、Y軸、Z軸により構成される3次元空間で人の足の
底面をX−Y平面、背の高さ方向をZ軸方向とし、この
実空間上に立っている人の頭、首、腰に磁気式、超音波
式、光学式等の既存のセンサ201、202、203がそ
れぞれ装着されている。
【0020】仮想空間制御装置10は、割当部11と、
計測部12と、ベクトル算出部13と、方向算出部14
と、移動方向決定部15と、傾き算出部16と、移動速
度決定部17と、表示部18で構成されている。
【0021】割当部11は、図3に示すように、X−Y
平面の180°の角度が8等分され、原点から延びるそ
れぞれの角度範囲に対して移動方向D1、移動方向D
2、…、移動方向D8が割り当てられ、また、図4に示
したように、Z軸を含む平面の90°の角度が4等分さ
れ原点から延びるそれぞれの角度範囲に対して0m/
s,3m/s,6m/s,9m/sの移動速度が割り当
てられ、これら角度範囲と移動方向との関係、角度範囲
と移動速度との関係を記憶している。これらの角度の分
割と、対応する移動方向および移動速度は任意に設定可
能な設定値である。
【0022】計測部12は、センサ201、202、20
3の出力からそれらの3次元位置を計測する。既存の3
次元位置計測方法としては、例えば、木田他:“没入型
仮想空間体験システムCAVETMにおけるリアルタイム人物
動作認識,”信学技報,PRMU99-102,pp.9-16,Nov
ember. 1999.に記載されているものがある(CAVEはイ
リノイ大学の登録商標)。
【0023】ベクトル算出部13は、センサ201、2
2、203の3次元位置座標から、それらセンサ2
1、202、203の近傍を通る直線(近似直線)を求
め、その直線上で腰から頭に向かう方向を有する近似ベ
クトルを算出する。本発明では、近似ベクトルの大きさ
は任意である。
【0024】方向算出部14は、図5に示すように、算
出された近似ベクトルをX−Y平面上に投影し、投影し
たベクトルがX軸に対してなす角度αを算出する。
【0025】傾き算出部16は、図7に示すように、算
出された近似直線がZ軸に対してなす角度βを算出す
る。
【0026】移動方向決定部15は、方向算出部14に
よって算出された角度αが割当部11が割り当てたどの
角度範囲に含まれるか、角度範囲を探索し、含まれる角
度範囲に対応する移動方向を出力する。例えば、角度α
0のとき図6に示すように、移動方向D2が出力され
る。
【0027】移動速度決定部17は、傾き算出部16に
よって算出された角度βが、割当部11が割り当てたど
の角度範囲に含まれるか、角度範囲を探索し、含まれる
角度範囲に対応する移動速度を出力する。例えば、角度
β0のとき図8に示すように、移動速度3m/sが出力
される。
【0028】表示部18は、移動方向決定部15から出
力された移動方向および移動速度決定部17から出力さ
れた移動速度に合わせて、画像表示装置30に表示され
ている仮想空間内の表示画像を変化させる。
【0029】なお、割当部11には、予め、X−Y平面
上のベクトルがX軸に対してなす角度を分類するための
複数の角度範囲と、その角度範囲に対応する移動方向の
関係(図3)と、3次元空間内のベクトルがZ軸に対し
てなす角度を分類するための複数の角度範囲と、その角
度範囲に対応する移動速度の関係(図4)が設定されて
いる。
【0030】次に、本実施の形態の仮想空間制御装置1
0の動作を図9のフローチャートにより説明する。
【0031】まず、ステップ100に、センサ201
202、203の3次元位置が計測可能かどうかを判定す
る。計測可能でなければ計測可能となるまで判定を繰り
返し、計測可能であれば計測部12で計測する。ステッ
プ101に、ベクトル算出部13により、計測された3
点の3次元位置に基づき3点またはその近傍を通る直線
(近似直線)を求め、さらにその近似直線上で腰から頭
に向かう方向の近似ベクトルを算出する。近似直線の算
出の方法として、例えば、回帰分析による方法がある。
すなわち、センサ201、202、203の位置に対する
線形回帰式によって近似直線を算出する方法である。
【0032】ステップ102に、方向算出部14で図6
のように近似ベクトルをX−Y平面に投影し、投影して
できたベクトルがX軸に対してなす角度αを算出する。
続いて、ステップ103に移動方向決定部15で角度α
をそれに対応する移動方向に変換する。本実施形態で
は、図6に示すように移動方向D2が得られる。
【0033】また、ステップ104に、傾き算出部16
で、図7のように近似ベクトルがZ軸に対してなす角度
βを算出する。続いて、ステップ105に移動速度決定
部17で角度βをそれに対応する移動速度に変換する。
本実施形態では、図8に示すように移動速度3m/sが
得られる。最後に、ステップ106に表示部18で移動
方向D2および移動速度3m/sで移動しているように
画像を変化させる。
【0034】一般に、人間は前方に進もうとするときに
無意識に体を前傾させる傾向がある。本発明は、その人
間の自然な動作を仮想空間内の移動の制御に利用したも
のである。本実施形態の仮想空間制御装置10によれ
ば、人体に取り付けた複数のセンサ201、202、20
3の位置に基づき、体を傾けた方向に、傾きの大きさに
応じた速度で仮想空間内を移動しているように画像表示
装置30に画像を表示させるので、無意識の動作に近い
自然な動作によって、人間に仮想空間内での無限範囲の
移動を体験させることができる。
【0035】図10を参照すると、本発明の他の実施の
形態の仮想空間制御装置は、センサ201〜203と、画
像表示装置30と、記憶装置40と、記録媒体50と、
データ処理装置60で構成されている。センサ201
203と画像表示装置30は、図1に示したものと同じ
である。記憶装置40には、割当部11に設定されてい
る角度範囲と移動速度の関係、角度範囲と移動方向の関
係が記録されている。記録媒体50は、フロッピー(登
録商標)ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク等の
記録媒体、図1中の計測部12から表示部18までの各
部の処理からなる仮想空間制御プログラムが記録されて
いる。データ処理装置60は、CPU,入出力インタフ
ェース等を含み、記録媒体50から仮想空間制御プログ
ラムを読み取り、記憶装置40に格納した後、これを実
行する。
【0036】なお、以上の実施形態では、頭、首、腰の
3点の位置に基づいて仮想空間内での移動を制御する例
を示したが、頭と腰、または首と腰を単に結ぶことでで
きるベクトルによって実施することも可能である。さら
に、人間の他のさまざまな動作を利用すれば、腰と膝と
足、膝と足、腰と足などによって実施することも可能で
ある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、体を前に
傾けるなど人間が現実に移動するときに自然に行う動作
に基づいて、仮想空間内を所望の方向に所望の速度で移
動しているように画像を表示させるので、人間は自然な
動作によって仮想空間内で無限範囲に移動することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の仮想空間制御装置のブロ
ック図である。
【図2】人体にセンサ201、202、203が装着され
ている様子を示す概略図である。
【図3】移動方向の割り当ての一例を示す説明図であ
る。
【図4】移動速度の割り当ての一例を示す説明図であ
る。
【図5】近似ベクトルをX−Y平面上に投影した様子を
示す説明図である。
【図6】移動方向の決定の様子を示す説明図である。
【図7】近似ベクトルがZ軸に対してなす角度の算出の
様子を示す説明図である。
【図8】移動速度の決定の様子を示す説明図である。
【図9】図1の仮想空間制御装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の他の実施形態の仮想空間制御装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
10 仮想空間制御装置 11 割当部 12 計測部 13 ベクトル算出部 14 方向算出部 15 移動方向決定部 16 傾き算出部 17 移動速度決定部 18 表示部 201〜203 センサ 30 画像表示装置 40 記憶装置 50 記録媒体 60 データ処理装置 100〜106 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志和 新一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 石橋 聡 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B050 BA09 BA11 EA24 EA27 FA02 FA08 5B087 AA07 AE00 BC04 BC12 BC13 BC19 BC26 DD03 DE06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実空間上の人間の動きに応じて仮想空間
    内の表示画像を変化させる仮想空間制御方法であって、 人体に複数のセンサを装着するステップと、 人間の歩く平面をX−Y平面、これに垂直な直線をZ軸
    とする空間における前記複数のセンサの位置を計測する
    ステップと、 前記複数のセンサの位置から、前記複数のセンサの装着
    位置ないしその近傍を通る近似直線上で、所定の方向を
    有する近似ベクトルを算出するステップと、 前記近似ベクトルとZ軸がなす角度を傾きとして、また
    前記近似ベクトルをX−Y平面に投影したベクトルとX
    軸がなす角度を方向として求めるステップと、 前記傾きと前記方向からセンサを装着した人間の移動速
    度と移動方向をそれぞれ決定するステップと、 決定された移動速度と移動方向により仮想空間内に表示
    されている画像を変化させるステップを有する仮想空間
    制御方法。
  2. 【請求項2】 Z軸とベクトルがなす角度を複数の範囲
    に分割して、分割された各範囲に異なる速度を割り当て
    ておき、前記傾きが含まれる範囲に割り当てられている
    速度を前記移動速度として決定し、 また、X−Y平面上でX軸とベクトルがなす角度を複数
    の範囲に分割して、分割された各範囲に異なる方向を割
    り当てておき、前記方向が含まれる範囲に割り当てられ
    ている方向を前記移動方向として決定する、請求項1記
    載の仮想空間制御方法。
  3. 【請求項3】 前記近似ベクトルを算出するステップで
    は、前記センサが2つのときは前記センサの位置を結ぶ
    直線上、前記センサが3つ以上のときは前記センサの位
    置に基づく回帰分析によって得られる直線上にある近似
    ベクトルを算出する、請求項1または2記載の仮想空間
    制御方法。
  4. 【請求項4】 人体に装着された複数のセンサの位置か
    ら得られる実空間上の人間の動きに応じて仮想空間とし
    ての表示画像を変化させる仮想空間制御装置であって、 人間の歩く平面をX−Y平面、これに垂直な直線をZ軸
    とする空間における前記複数のセンサの位置を計測する
    計測手段と、 前記複数のセンサの位置から、前記複数のセンサの装着
    位置ないしその近傍を通る近似直線上で、所定の方向を
    有する近似ベクトルを算出するベクトル算出手段と、 前記近似ベクトルとZ軸がなす角度を傾きとして算出す
    る傾き算出手段と、 前記近似ベクトルをX−Y平面に投影したベクトルとX
    軸がなす角度を方向として算出する方向算出手段と、 前記傾きからセンサを装着した人間の移動速度を決定す
    る移動速度決定手段と、 前記方向から前記センサを装着した人間の移動方向を決
    定する移動方向決定手段と、 決定された移動速度と移動方向により仮想空間内に表示
    されている画像を変化させる表示手段を有する仮想空間
    制御装置。
  5. 【請求項5】 Z軸とベクトルがなす角度が複数の範囲
    に分割され、分割された各範囲に異なる速度が割り当て
    られた角度範囲と速度の関係、およびX−Y平面でX軸
    とベクトルがなす角度が複数に分割され、分割された各
    範囲に異なる方向が割り当てられた角度範囲と方向の関
    係を記憶したメモリをさらに有し、 前記移動速度決定手段は前記傾きが含まれる範囲に割り
    当てられている速度を前記移動速度として決定し、前記
    移動方向決定手段は前記方向が含まれる範囲に割り当て
    られている方向を前記移動方向として決定する、請求項
    4記載の仮想空間制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ベクトル算出手段は、前記センサが
    2つのときは前記センサを結ぶ直線上、前記センサが3
    つ以上のときは前記センサの位置に基づく回帰分析によ
    って得られる直線上にある近似ベクトルを算出する、請
    求項4または5記載の仮想空間制御装置。
  7. 【請求項7】 実空間上の人間の動きに応じて仮想空間
    内の表示画像を変化させる仮想空間制御プログラムであ
    って、 人間の歩く平面をX−Y平面、これに垂直な直線をZ軸
    とする空間における人体に装着された複数のセンサの位
    置を計測する処理と、 前記複数のセンサの位置から、前記複数のセンサの装着
    位置ないしその近傍を通る近似直線上で、所定の方向を
    有する近似ベクトルを算出する処理と、 前記近似ベクトルとZ軸がなす角度を傾きとして、また
    前記近似ベクトルをX−Y平面に投影したベクトルとX
    軸がなす角度を方向として求める処理と、 前記傾きと前記方向からセンサを装着した人間の移動速
    度と移動方向をそれぞれ決定する処理と、 決定された移動速度と移動方向により仮想空間として表
    示されている画像を変化させる処理をコンピュータに実
    行させるための仮想空間制御プログラムを記録した記録
    媒体。
JP2000039399A 2000-02-17 2000-02-17 仮想空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001229394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000039399A JP2001229394A (ja) 2000-02-17 2000-02-17 仮想空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000039399A JP2001229394A (ja) 2000-02-17 2000-02-17 仮想空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001229394A true JP2001229394A (ja) 2001-08-24

Family

ID=18562969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000039399A Pending JP2001229394A (ja) 2000-02-17 2000-02-17 仮想空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001229394A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016126598A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 マツダ株式会社 車両用歩行者検出装置
JP2019083033A (ja) * 2014-12-18 2019-05-30 フェイスブック,インク. 仮想現実環境においてナビゲートする方法、システム、および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019083033A (ja) * 2014-12-18 2019-05-30 フェイスブック,インク. 仮想現実環境においてナビゲートする方法、システム、および装置
JP2016126598A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 マツダ株式会社 車両用歩行者検出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6078329A (en) Virtual object display apparatus and method employing viewpoint updating for realistic movement display in virtual reality
JP6017664B1 (ja) 情報処理方法及び情報処理プログラム
Bruder et al. Arch-explore: A natural user interface for immersive architectural walkthroughs
US9152248B1 (en) Method and system for making a selection in 3D virtual environment
Bolte et al. The jumper metaphor: an effective navigation technique for immersive display setups
KR101823182B1 (ko) 동작의 속성을 이용한 디스플레이 상의 3차원 사용자 인터페이스 효과
US7259771B2 (en) Image processing system, image processing apparatus, and display apparatus
KR20180124136A (ko) 포즈들 및 멀티-dof 제어기들을 사용하는 3d 가상 객체들과 상호작용들
EP1374019A2 (en) Browser system and method of using it
JP3503982B2 (ja) 視点設定装置
JPH0785312A (ja) 3次元動画作成装置
KR20180094799A (ko) 자동 국부적 햅틱 생성 시스템
CN110174949A (zh) 虚拟现实设备和姿态感知及触觉再现控制方法
CN114245908A (zh) 用深度信息快速3d重建
US6714198B2 (en) Program and apparatus for displaying graphical objects
CN110928404B (zh) 追踪系统及其相关追踪方法
JPH0816137A (ja) 3次元座標入力装置及びカーソル表示制御方式
JP2001229394A (ja) 仮想空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体
JP3341734B2 (ja) 映像表示装置
WO2021131941A1 (ja) 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法
RU2695053C1 (ru) Способ и устройство для управления трехмерными объектами в виртуальном пространстве
JP2001250123A (ja) 仮想空間制御方法、仮想空間制御装置、および仮想空間制御プログラムを記録した記録媒体
JPH11305907A (ja) 仮想現実空間内移動インタフェース装置及び情報生成方法並びに情報生成プログラムを記録した記録媒体
Perry et al. An investigation of current virtual reality interfaces
KR102165807B1 (ko) 우세안을 결정하는 방법, 시스템 및 비일시성의 컴퓨터 판독 가능 기록 매체