JP2001229123A - サービス提供装置および記録媒体 - Google Patents

サービス提供装置および記録媒体

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JP2001229123A
JP2001229123A JP2000039267A JP2000039267A JP2001229123A JP 2001229123 A JP2001229123 A JP 2001229123A JP 2000039267 A JP2000039267 A JP 2000039267A JP 2000039267 A JP2000039267 A JP 2000039267A JP 2001229123 A JP2001229123 A JP 2001229123A
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Masaki Hiraga
正樹 平賀
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、サービスを提供するサービス提供
装置および記録媒体に関し、製品の全体でなく一部のサ
ービス毎に契約して一定の試用期間を置いて価格を決め
たり、キャンペーン販売、ボリュームディスカウントな
どに柔軟に対応できる装置を実現することを目的とす
る。 【解決手段】 製品の一部のサービス毎に使用を設定す
る第1のテーブルと、第1のテーブルに設定された製品
の一部のサービスを提供したときに当該提供した一部の
サービスに対応づけて使用実績を累積して設定する第2
のテーブルと、第2のテーブルに設定された製品の一部
のサービス毎の使用実績を集計して課金を行う手段とを
備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービスを提供す
るサービス提供装置および記録媒体に関するものであ
る。インターネットやイントラネットの急速な普及によ
り、ソフトウェアツール製品(パッケージ製品)の販売
ビジネスも従来の箱の物流だけでなく、オンラインショ
ッピングサイトからの提供や、近年話題のASP(アプ
リケーション・サービス・プロバイダ)のようなアウト
ソーシングサービスとしての提供など、ビジネス形態が
多様化している。
【0002】
【従来の技術】従来、パッケージビジネスでは製品の全
体を一括販売やレンタル販売するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、製品(サー
ビス)の一部だけを販売できないという問題があった。
また、ネットワークを介してパッケージを販売する場合
に、製品の全体をキャンペーン販売したり、ボリューム
ディスカウントしたりできるのみで、製品(サービス)
の一部についてできないという問題もあった。
【0004】また、ソフトウェアを用いてサービスを提
供する場合には、当該ソフトウェアを稼動させたホスト
計算機で提供するサービス毎に課金したり(特開平8−
16271)、ソフトウェアの使用量(起動時間、CP
U時間、使用機能種別)に応じて課金したりするものが
ある(特開平10−78867)が、使用量についてキ
ャンペーン販売したり、ボリュームディスカウントした
り、顧客の要望する一部分の製品(サービス)毎のきめ
こまかい販促(対応)ができないという問題があった。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するため、
製品の全体でなく一部のサービス毎に契約して一定の試
用期間を置いて価格を決めたり、キャンペーン販売、ボ
リュームディスカウントなどに柔軟に対応できる装置を
実現することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。−図1において、サーバ
装置1は、ネットワークに接続して製品の1部のサービ
ス毎に提供するものであって、ここでは、試行実績記録
手段13、動的価格変更手段15、使用実績記録手段1
7、使用実績集計手段18などから構成されるものであ
る。
【0007】試行実績記録手段13は、試行期間におけ
る製品の一部のサービス毎の使用実績を記録するもので
ある。動的価格変更手段15は、キャンペーン期間、ボ
リュームディスカウントなどに対応して動的に価格を変
更するものである。
【0008】使用実績記録手段17は、製品の一部のサ
ービス毎に使用実績を記録するものである。使用実績集
計手段18は、製品の一部のサービス毎およびユーザ毎
などの使用実績の集計を行うものである。
【0009】次に、動作を説明する。使用実績記録手段
17がテーブルに設定された製品の一部のサービスを提
供したときの当該提供した一部のサービスに対応づけて
使用実績を累積して設定し、使用実績集計手段18がテ
ーブルに設定された製品の一部のサービス毎の使用実績
を集計して課金を行うようにしている。
【0010】この際、試行実績記録手段13がテーブル
に設定された試用期間中の製品の一部のサービス毎の使
用実績をもとに当該サービス毎の使用に対する価格を決
定するようにしている。
【0011】また、動的価格変更手段15がテーブルに
設定された製品の一部のサービス毎にキャンペーン期間
およびキャンペーン価格をもとに該当するサービスのキ
ャンペーン価格を適用して使用実績を累計するようにし
ている。
【0012】また、動的価格変更手段15がテーブルに
設定された製品の一部のサービス毎のボリュームディス
カウントをもとに該当するサービスのボリュームディス
カウントを適用して使用実績を累計するようにしてい
る。
【0013】従って、製品の全体でなく一部のサービス
毎に契約して一定の試用期間を置いて価格を決めたり、
キャンペーン販売したり、ボリュームディスカウントし
たりなどに柔軟に対応できる装置を実現することが可能
となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図1から図24を用いて本
発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、サーバ装置1は、ネットワークに接続し
て製品の1部のサービス毎に提供するものであって、図
示外の記録媒体から読み出したプログラムを主記憶にロ
ーディングして起動し以下に説明する各種処理を実行す
るものであり、ここでは、11から20などから構成さ
れるものである。
【0016】注文手段11は、製品の一部のサービス毎
に注文を受け付けるものである。試行手段12は、製品
の一部のサービス毎に、設定された試行期間について試
行(製品の一部の該当するサービスについて試行期間の
間、無料で使用)したりなどするものである。
【0017】試行実績記録手段13は、試行期間中の製
品の一部のサービス毎の試行(使用)の実績を記録する
ものである。契約手段14は、製品の一部のサービス毎
に、ユーザからの契約を受け付けたりなどするものであ
る。
【0018】動的価格変更手段15は、製品の一部のサ
ービス毎に、動的に価格を変更(例えばキャンペーン期
間中の製品の一部のサービスの価格を下げたり、使用量
に応じてディスカウントしたりして価格を変更)するも
のである。
【0019】使用手段16aは、製品の一部のサービス
毎に、使用するものである。Q/Aサポート手段16b
は、製品の一部のサービスに対するユーザからの問い合
わせに対する応答などを行うものである。
【0020】使用実績記録手段17は、製品の一部のサ
ービス毎に、使用実績を記録するものである。使用実績
集計手段18は、製品の一部のサービス毎およびユーザ
毎などの使用実績の集計を行うものである。
【0021】請求/課金手段19は、ユーザごとに製品
の一部のサービス毎の請求および課金を行うものであ
る。契約継続判定手段20は、ユーザとの間で結んだ契
約の継続を判定したりなどするものである。
【0022】ディスク装置2は、サーバ装置1に接続し
て各種データを格納するものであって、ここでは、21
から25などから構成されるものである。基準価格テー
ブル21は、製品、製品の一部のサービス毎の基準価格
を設定したテーブルである(図17参照)。
【0023】試行記録テーブル22は、ユーザ毎に試行
対象の製品、製品の一部のサービス、試行期間、実績な
どを設定して管理するものである(図18などを参
照)。契約記録テーブル23は、ユーザ毎に契約対象の
製品、製品の一部のサービス、契約期間、単価などを設
定して管理するものである(図19などを参照)。
【0024】キャンペーン期間設定テーブル24は、キ
ャンペーン対象の製品、製品の一部のサービス、キャン
ペーン期間、単価などを設定して管理するものである
(図20などを参照)。
【0025】使用実績記録テーブル25は、製品、製品
の一部のサービスの使用実績を記録して管理するもので
ある(図22などを参照)。メーカ側LAN4は、製
品、製品の一部のサービスを提供するメーカ側のLAN
であって、ここでは、処理サーバ1、クライアント3、
ファイアウォール5を接続したものである。このメーカ
側LAN4は、ファイアウォール5、ルータ9を経由し
て、インターネット30に接続している。
【0026】クライアント3は、メーカ側LAN4に接
続して各種業務処理を行う端末(メーカの社員が使用し
て相互に連絡などする端末)である。ファイアウォール
5は、外部(ここでは、インターネット)からメーカ側
LANへの不正アクセスを監視して防止するものであ
る。また、ファイアウォール5の非武装地帯(DMZ)
6には、監視サーバ7、FTPサーバ8a,を接続して
いる。
【0027】監視サーバ7は、ユーザのログファイル8
bに対する改ざんなどの不正アクセスを監視するもので
ある。FTPサーバ8aは、ユーザ側イントラネット内
にあるログファイルの転送用であり、それをユーザのロ
グファイル8bとして置くためなどのものである。
【0028】ユーザ側社内LAN46は、監視サーバ4
7、Webサーバ48a、クライアント49、ファイア
ウォール41aを接続したものである。ユーザ側LAN
46は、ファイアウォール41a、ルータ40を経由し
て、インターネット30に接続している。
【0029】監視サーバ47は、ログファイル48bに
対する改ざんなどの不正アクセスを監視したりなどする
ものである。ファイアウォール41aの非武装地帯(D
MZ)42には、監視サーバ43、Webサーバ44
a,アンチウイルスサーバ45aを接続している、監視
サーバ43は、ログファイル41b,ログファイル44
b,ログファイル45bに対する改ざん等の不正アクセ
スを監視するものである。
【0030】次に、図2のフローチャートの順に従い図
1の構成の全体の動作を説明する。図2は、本発明のシ
ステム全体の処理を説明するフローチャートを示す。図
2において、S11は、注文処理を行う。これは、後述
する図3のフローチャートに従い、ユーザが製品、製品
の一部のサービスの注文を行う。
【0031】S12は、試行処理を行う。これは、後述
する図4のフローチャートに従い、ユーザが試行する製
品、製品の一部のサービスについて、試行期間内におけ
る試行(使用)を行う。
【0032】S13は、試行実績記録処理を行う。これ
は、後述する図5から図7のフローチャートに従い、試
行の実績を記録する。S14は、契約処理を行う。これ
は、後述する図8のフローチャートに従い、試行実績を
もとに使用する製品、製品の一部のサービス毎に契約
(契約する製品、製品の一部、単価などの契約)を行
う。
【0033】S15は、動的価格変更処理を行う。これ
は、後述する図9のフローチャートに従い、キャンペー
ン期間についてキャンペーン価格を適用して価格を動的
に変更したり、使用実績をもとにボリュームディスカウ
ントした価格に動的に変更したりなどする。
【0034】S16は、使用処理を行う。これは、後述
する図10のフローチャートに従い、契約した製品、製
品の一部のサービスについて使用する。S17は、使用
実績記録処理を行う。これは、後述する図12から図1
4のフローチャートに従い、使用実績の記録を行う。
【0035】S18は、使用実績集計処理を行う。これ
は、後述する図15のフローチャートに従い、使用実績
の集計を行う。S19は、請求/課金処理を行う。これ
は、後述する図16のフローチャートに従い、使用実績
の集計をもとに、ユーザに請求および課金を行う。
【0036】S20は、契約継続判定処理を行う。これ
は、継続か判別する。YESの場合には、終了する。N
Oの場合には、S15に戻り繰り返す。以上のように、
製品、あるいは製品の一部のサービス毎に注文を行い、
試行期間の間、試行して試行実績を記録し、試行実績を
もとに価格を決めて契約し、キャンペーン価格、ボリュ
ームディスカウントなどの動的価格変更を適用しつつ使
用してその使用実績を記録して集計し、請求/課金を行
うことが可能となる。これらにより、 ・製品あるいは製品の一部のサービス毎に、試行して試
行実績に対応した価格で契約したり、 ・製品あるいは製品の一部のサービス毎に、キャンペー
ン価格やボリュームディスカウントなどの動的価格変更
を簡易かつ任意に適用したり、 ・製品あるいは製品の一部のサービス毎に、使用実績を
もとに締め日で自動的に請求したり、課金したり、など
を柔軟で、任意かつ簡易に適用してそれぞれの処理を実
行することが可能となる。以下順次詳細に説明する。
【0037】図3は、本発明の注文処理を説明するフロ
ーチャートを示す。これは、既述した図2のS11の詳
細フローチャートである。図3において、S21は、ユ
ーザがメーカに注文を依頼する。例えば右側に記載した
ように、 ・製品 :Webサーバ(Web) ・サービス:正常アクセス を注文する。
【0038】S22は、試行記録テーブル22をオープ
ンする。S23は、ユーザが使用するソフトウェア製品
(契約製品)を、試行記録テーブル22に設定する。例
えば右側に記載したように、 ・Webサーバ(Web) ・ファイアウォール(Firewall) ・アンチウイルスサーバ(AntiVirus) を、後述する図18の,、に示すように設定す
る。
【0039】S24は、各製品毎に対価の対象となるサ
ービス(課金対象データ)を、試行記録テーブル22に
設定する。これは、後述する図18の試行記録テーブル
22ののWebの正常アクセス、のFirewal
lの不正アクセス1、のAntiVirusの駆除ウ
イルス1などと設定する。
【0040】S25は、各製品、サービスの試行期間
を、試行記録テーブル22に設定する(例えば1〜2ケ
月の間)。例えば後述する図18ののWebの正常ア
クセスに、試行期間2000.02.01〜2000.
03.31の2月間を設定する。
【0041】S26は、試行記録テーブル22をクロー
ズする。以上によって、注文処理として、ユーザが使用
する製品、サービス、試行期間を後述する図18の試行
記録テーブル22の、、のようにそれぞれ設定す
ることが可能となる。
【0042】図4は、本発明の試行処理を説明するフロ
ーチャートを示す。これは、既述した図2のS12の詳
細フローチャートである。図4において、S31は、試
行記録テーブル22をオープンする。
【0043】S32は、ユーザが試行する各製品、サー
ビスのログの実績に対する不正アクセスなどの監視を開
始する。S33は、試行期間が過ぎたか判別する。YE
Sの場合には、S35に進む。一方、NOの場合には、
S34に進む。
【0044】S34は、ユーザが各製品、サービスを試
行する。そして、S33に戻り繰り返す。S35は、S
33のYESで試行期間(通常は、1から2月)を経過
したと判明したので、ユーザが試行する各製品、サービ
スのログの実績に対する不正アクセスなどの監視を終了
する。
【0045】S36は、試行記録テーブル22に実績を
設定してクローズする。以上によって、試行処理とし
て、試行する製品、サービスのログの実績に対する不正
アクセスなどを監視して実績を後述する図18の試行記
録テーブル22の実績欄にそれぞれ設定することが可能
となる。
【0046】図5は、本発明の試行実績記録処理を説明
するフローチャート(Webサーバの場合)を示す。こ
れは、既述した図2のS13の詳細フローチャート(W
ebサーバの場合)である。
【0047】図5において、S41は、Webサーバの
ログファイルをオープンする。S42は、1件のアクセ
スログを参照する。S43は、もう参照するアクセスロ
グがないか判別する。YESの場合には、全てのログフ
ァイルを参照終了したので、S46に進む。一方、NO
の場合には、S44に進む。
【0048】S44は、アクセス(転送)に成功してい
るか判別する。このアクセス(転送)に成功しているか
は、ログ中の例えばステータスコードが200〜299
の範囲内にあるか判別する。YESの場合(アクセス
(転送)に成功している場合)には、S45に進む。N
Oの場合には、S42に戻り繰り返す。
【0049】S45は、S44のYESでアクセス(転
送)に成功していると判明したので、その成功ログを、
使用量(課金対象データの実績)として加算する。そし
て、S42に戻り繰り返す。
【0050】S46は、S43のYESで全てのアクセ
スログの参照を終了したと判明したので、Webサーバ
のログファイルをクローズする。S47は、試行記録テ
ーブル22をオープンする。
【0051】S48は、使用量を実績として、試行記録
テーブル22に記録する。これは、例えば図18の試行
記録テーブル22の実績欄に実績(例えば5万件の正常
アクセス)を設定する。
【0052】S49は、試行記録テーブル22をクロー
ズする。以上によって、Webサーバの場合には、ログ
ファイルを参照してアクセス(転送)に成功している成
功ログを使用料(実績)として加算し、加算結果を実績
として試行記録テーブル22に設定することが可能とな
る。
【0053】図6は、本発明の試行実績記録処理を説明
するフローチャート(ファイアウォールの場合)を示
す。これは、既述した図2のS13の詳細フローチャー
ト(ファイアウォールの場合)である。
【0054】図6において、S51は、ファイアウォー
ルのログファイルをオープンする。S52は、1件のフ
ァイアウォールのログを参照する。S53は、もう参照
するファイアウォールのログがないか判別する。YES
の場合には、全てのログファイルを参照終了したので、
S56に進む。一方、NOの場合には、S54に進む。
【0055】S54は、不正アクセスをしているか判別
する。これは、ポートスキャン、Dos攻撃等の不正ア
クセスしているか判別する。YESの場合(不正アクセ
スしている場合)には、S55に進む。NOの場合に
は、S52に戻り繰り返す。
【0056】S55は、S54のYESで不正アクセス
していると判明したので、その不正アクセスのログを、
使用量(課金対象データの実績)として加算する。そし
て、S52に戻り繰り返す。
【0057】S56は、S53のYESで全てのファイ
アウォールのログの参照を終了したと判明したので、フ
ァイアウォールのログファイルをクローズする。S57
は、試行記録テーブル22をオープンする。
【0058】S58は、使用量を実績として、試行記録
テーブル22に記録する。これは、例えば図18の試行
記録テーブル22の実績欄に実績(例えば1千件の不正
アクセス)を設定する。
【0059】S59は、試行記録テーブル22をクロー
ズする。以上によって、ファイアウォールの場合には、
ログファイルを参照して不正アクセスしているログを使
用量(実績)として加算し、加算結果を実績として試行
記録テーブル22に設定することが可能となる。
【0060】図7は、本発明の試行実績記録処理を説明
するフローチャート(アンチウイルスサーバの場合)を
示す。これは、既述した図2のS13の詳細フローチャ
ート(アンチウイルスサーバの場合)である。
【0061】図7において、S61は、アンチウイルス
サーバのログファイルをオープンする。S62は、1件
のアンチウイルスサーバのログを参照する。
【0062】S63は、もう参照するアンチウイルスサ
ーバのログがないか判別する。YESの場合には、全て
のログファイルを参照終了したので、S66に進む。一
方、NOの場合には、S64に進む。
【0063】S64は、ウイルスを駆逐しているか判別
する。YESの場合(ウイルスを駆逐している場合)に
は、S65に進む。NOの場合には、S62に戻り繰り
返す。
【0064】S65は、S64のYESでウイルスを駆
逐していると判明したので、そのウイルス駆逐のログ
を、使用量(課金対象データの実績)として加算する。
そして、S62に戻り繰り返す。
【0065】S66は、S63のYESで全てのアンチ
ウイルスサーバのログの参照を終了したと判明したの
で、アンチウイルスサーバのログファイルをクローズす
る。S67は、試行記録テーブル22をオープンする。
【0066】S68は、使用量を実績として、試行記録
テーブル22に記録する。これは、例えば図18の試行
記録テーブル22の実績欄に実績(例えば5百匹の駆除
ウイルス)を設定する。
【0067】S69は、試行記録テーブル22をクロー
ズする。以上によって、アンチウイルスサーバの場合に
は、ログファイルを参照してウイルス駆除のログを使用
量(実績)として加算し、加算結果を実績として試行記
録テーブル22に設定することが可能となる。
【0068】図8は、本発明の契約処理を説明するフロ
ーチャートを示す。これは、既述した図2のS14の詳
細フローチャートである。図8において、S71は、基
準評価テーブル21をオープンする。これは、後述する
図17の基準評価テーブル21をオープンする。
【0069】S72は、試行記録テーブル22をオープ
ンする。これは、後述する図18の試行記録テーブル2
2をオープンする。S73は、契約記録テーブル23を
オープンする。これは、後述する図19の契約記録テー
ブル23をオープンする。
【0070】S74は、基準価格テーブル21の基準価
格と、試行記録テーブル22の試行期間、実績から各製
品、サービスの価格基準値を試算し、試行記録テーブル
22に設定する。例えば右側に記載したように、 価格基準値=(基準価格)/{実績(総単位数)×(1
年間/試行期間)} の式に代入して価格基準値として、図18の下段に記載
したWebなどのように求め、求めた価格基準値を図1
8の試行記録テーブル22の試算欄に図示のように設定
(例えば1円/件と設定)する。
【0071】S75は、ユーザが使用するソフト製品
(契約製品)を、契約記録テーブル23に設定する。例
えば右側に記載した下記のように契約記録テーブル23
に設定(例えば図19に示すように設定)する。
【0072】 ・Webサーバ(Web) ・ファイアウォール(Firewall) ・アンチウイルスサーバ(AntiVirus) S76は、各製品毎に対価の対象となるサービス(課金
対象データ)を、契約記録テーブル23に設定する。こ
れは、右側に記載したように、 ・正常アクセス ・不正アクセス1 ・駆除ウイルス1 と設定、例えば後述する図19の契約記録テーブル23
に示すように設定する。
【0073】S77は、各製品、サービスの契約期間
を、契約記録テーブル23に設定する。例えば右側に記
載した下記のように設定する。 ・2000.04.01〜2001.03.31 ・2000.04.01〜2003.03.31 ・2000.04.01〜2003.03.31 S78は、各製品、サービスのQ/A(サポート)の必
要の有無を、契約記録テーブル23に設定する。これ
は、例えば後述する図19の契約記録テーブル23のQ
/A欄にサポートの有無を設定する。
【0074】S79は、試行記録テーブル22で試算し
た値から、各製品、サービスの単価を、契約記録テーブ
ル23に設定する。このとき、Q/A(サポート)が
「有」の場合には、先の試算値の20%増で設定する。
【0075】S80は、契約記録テーブル23に設定し
た各情報に従い、メーカが契約書、ライセンス証書を作
成する。S81は、メーカがユーザに対し、上記契約
書、ライセンス証書を発行する。
【0076】S82は、契約記録テーブル23をクロー
ズする。S83は、試行記録テーブル22をクローズす
る。S84は、基準価格テーブル21をクローズする。
【0077】以上によって、基準価格テーブル21の基
準価格と、試行記録テーブル22の試行期間、実績から
製品、サービスの価格基準値を試算し、ユーザの使用す
る製品、サービス、契約期間、Q/Aの有無、試算価格
を契約記録テーブル23に設定することが可能となる。
【0078】図9は、本発明の動的価格変更処理を説明
するフローチャートを示す。これは、既述した図2のS
15の詳細フローチャートを示す。図9において、S9
1は、メーカが、製品の全体のビジネス状況(売上状
況)を確認する。
【0079】S92は、製品全体のビジネス状況(売上
状況)が好調か判別する。YESの場合には、S93に
進む。NOの場合には、S99に進む。S93は、キャ
ンペーン期間設定テーブル24をオープンする。これ
は、後述する図20のキャンペーン期間設定テーブル2
4をオープンする。
【0080】S94は、契約記録テーブル23をオープ
ンする。S95は、メーカが全ユーザに対し、キャンペ
ーン期間設定テーブル24の対象期間だけ、各製品、サ
ービスの単価を同テーブルの単価のものに下げる(契約
記録テーブル23の単価の設定を変更する)。例えば右
側に記載した下記のように設定する。
【0081】 ・キャンペーン期間の設定:例えば一律30%OFF S96は、全ユーザにキャンペーンを通知する。S97
は、契約記録テーブル23をクローズする。
【0082】S98は、キャンペーン期間設定テーブル
24をクローズする。S99は、使用実績記録テーブル
25をオープンする。これは、例えば後述する図22の
使用実績記録テーブル25をオープンする。
【0083】S100は、そのユーザの使用実績を参照
する。S101は、そのユーザの使用実績が多いか判別
する。YESの場合には、S102に進む。NOの場合
には、S106に進む。
【0084】S102は、S101のYESでそのユー
ザの使用実績が多いと判明したので、契約記録テーブル
23をオープンする。S103は、メーカがそのユーザ
に対し、一定期間(例えば半年間)だけ、各製品、サー
ビスの単価を、前の半年間の使用実績(売上)から後半
年間でどれくらい回収すればよいかを鑑みた単価のもの
に下げる(契約記録テーブル23の単価の設定を変更す
る)。これは、ボリュームディスカウントを行うことで
ある。
【0085】S104は、そのユーザに、その期間だけ
特別に、ボリュームディスカウントする旨を通知する。
S105は、契約記録テーブル23をクローズする。
【0086】S106は、確認するユーザがあ、もう終
わりか判別する。YESの場合には、S107で使用実
績記録テーブル25をクローズし、終了する。一方、N
Oの場合には、S100に戻り繰り返す。
【0087】以上によって、キャンペーン期間、価格を
設定して特別価格にしたり(キャンペーン販売)、使用
量に応じて単価を安くしたり(ボリュームディスカウン
ト)するという動的価格変更を製品、製品の一部のサー
ビス毎に簡易に行うことが可能となる。
【0088】図10は、本発明の使用処理を説明するフ
ローチャートを示す。これは、既述した図2のS16の
詳細フローチャートである。図10において、S111
は、使用実績記録テーブル25をオープンする。
【0089】S112は、ユーザが使用する各製品、サ
ービスのログの実績に対する不正アクセスなどの監視を
開始する。S113は、契約期間が過ぎたか判別する。
YESの場合には、S117に進む。NOの場合には、
S114に進む。
【0090】S114は、S113のNOで契約期間内
と判明したので、ユーザが各製品、サービスを使用す
る。S115は、Q/Aサポートが必要か判別する。Y
ESSの場合には、S116でQ/Aサポート処理(後
述する図11)を行い、S113に戻り繰り返す。
【0091】S117は、ユーザが使用する各製品、サ
ービスのログの実績に対する不正アクセスなどの監視を
終了する。S118は、使用実績記録テーブル25に実
績を登録してクローズする。
【0092】以上によって、ユーザが使用する各製品、
サービスのログの実績に対する不正アクセスなどを監視
し、契約期間内のときに使用することが可能となる。図
11は、本発明のQ/Aサポート処理を説明するフロー
チャートを示す。これは、既述した図10のS116の
詳細フローチャートを示す。
【0093】図11において、S121は、ユーザから
の質問を受け付ける。S122は、契約記録テーブル2
3をオープンする。S123は、Q/Aサポートの契約
があるか判別する。これは、S121で受け付けたユー
ザからの質問について、S122でオープンした例えば
図19の契約記録テーブル23にQ/Aサポートの契約
があるか判別する。YESの場合には、S124に進
む。NOの場合には、S126に進む。
【0094】S124は、S123のYESでQ/Aサ
ポート契約有りと判明したので、ユーザに回答を返す。
S125は、使用実績記録テーブル25のQ/A実績
に、実績件数を加算する。そして、S127で契約記録
テーブル23をクローズする。
【0095】一方、S126は、S123のNOでQ/
Aサポート契約無と判明したので、ユーザに対し、Q/
Aサポートの契約がないため、回答できない旨を通知す
る。そして、S127で契約記録テーブル23をクロー
ズする。
【0096】以上によって、ユーザから質問を受け付け
た場合に、契約記録テーブル23にQ/Aサポート契約
有りのときは回答を返して実績として記録し、一方、Q
/Aサポート契約無のときはその旨を返答することによ
り、ユーザからの質問に対してQ/Aサポート契約の有
無に対応して適切な処理を行うことが可能となる。
【0097】図12は、本発明の使用実績記録処理を説
明するフローチャートを示す。これは、既述した図2の
S17の詳細フローチャート(Webサーバの場合)を
示す。
【0098】図12において、S131は、Webサー
バのログファイルをオープンする。S132は、1件の
アクセスログを参照する。S133は、もう参照するア
クセスログがないか判別する。YESの場合には、全て
のログファイルを参照終了したので、S136に進む。
一方、NOの場合には、S134に進む。
【0099】S134は、アクセス(転送)に成功して
いるか判別する。このアクセス(転送)に成功している
かは、ログ中の例えばステータスコードが200〜29
9の範囲内にあるか判別する。YESの場合(アクセス
(転送)に成功している場合)には、S135に進む。
NOの場合には、S132に戻り繰り返す。
【0100】S135は、S134のYESでアクセス
(転送)に成功していると判明したので、その成功ログ
を、使用量(課金対象データの実績)として加算する。
そして、S132に戻り繰り返す。
【0101】S136は、S133のYESで全てのア
クセスログの参照を終了したと判明したので、Webサ
ーバのログファイルをクローズする。S137は、使用
実績記録テーブル25をオープンする。
【0102】S138は、使用量を実績として、使用実
績記録テーブル25に記録する。これは、例えば図22
の使用実績記録テーブル25の実績欄に実績(例えば8
万件の正常アクセス)を設定する。
【0103】S139は、使用実績記録テーブル25を
クローズする。以上によって、Webサーバの場合に
は、ログファイルを参照してアクセス(転送)に成功し
ている成功ログを使用料(実績)として加算し、加算結
果を実績として使用実績記録テーブル25に設定するこ
とが可能となる。
【0104】図13は、本発明の使用実績記録処理を説
明するフローチャートを示す。これは、既述した図2の
S17の詳細フローチャート(ファイアウォールの場
合)である。
【0105】図13において、S141は、ファイアウ
ォールのログファイルをオープンする。S142は、1
件のファイアウォールのログを参照する。
【0106】S143は、もう参照するファイアウォー
ルのログがないか判別する。YESの場合には、全ての
ログファイルを参照終了したので、S146に進む。一
方、NOの場合には、S144に進む。
【0107】S144は、不正アクセスをしているか判
別する。これは、ポートスキャン、Dos攻撃等の不正
アクセスしているか判別する。YESの場合(不正アク
セスしている場合)には、S145に進む。NOの場合
には、S142に戻り繰り返す。
【0108】S145は、S144のYESで不正アク
セスしていると判明したので、その不正アクセスのログ
を、使用量(課金対象データの実績)として加算する。
そして、S142に戻り繰り返す。
【0109】S146は、S143のYESで全てのフ
ァイアウォールのログの参照を終了したと判明したの
で、ファイアウォールのログファイルをクローズする。
S147は、使用実績記録テーブル25をオープンす
る。
【0110】S148は、使用量を実績として、使用実
績記録テーブル25に記録する。これは、例えば図22
の使用実績記録テーブル25の実績欄に実績(例えば2
千件の不正アクセス)を設定する。
【0111】S149は、使用実績記録テーブル25を
クローズする。以上によって、ファイアウォールの場合
には、ログファイルを参照して不正アクセスしているロ
グを使用量(実績)として加算し、加算結果を実績とし
て使用実績記録テーブル25に設定することが可能とな
る。
【0112】図14は、本発明の使用実績記録処理を説
明するフローチャートを示す。これは、既述した図2の
S17の詳細フローチャート(アンチウイルスサーバの
場合)である。
【0113】図14において、S151は、アンチウイ
ルスサーバのログファイルをオープンする。S152
は、1件のアンチウイルスサーバのログを参照する。
【0114】S153は、もう参照するアンチウイルス
サーバのログがないか判別する。YESの場合には、全
てのログファイルを参照終了したので、S156に進
む。一方、NOの場合には、S154に進む。
【0115】S154は、ウイルスを駆逐しているか判
別する。YESの場合(ウイルスを駆逐している場合)
には、S155に進む。NOの場合には、S152に戻
り繰り返す。
【0116】S155は、S154のYESでウイルス
を駆逐していると判明したので、そのウイルス駆逐のロ
グを、使用量(課金対象データの実績)として加算す
る。そして、S152に戻り繰り返す。
【0117】S156は、S153のYESで全てのア
ンチウイルスサーバのログの参照を終了したと判明した
ので、アンチウイルスサーバのログファイルをクローズ
する。
【0118】S157は、使用実績記録テーブル25を
オープンする。S158は、使用量を実績として、使用
実績記録テーブル25に記録する。これは、例えば図2
2の使用実績記録テーブル25の実績欄に実績(例えば
1千匹の駆除ウイルス)を設定する。
【0119】S159は、使用実績記録テーブル25を
クローズする。以上によって、アンチウイルスサーバの
場合には、ログファイルを参照してウイルス駆除のログ
を使用量(実績)として加算し、加算結果を実績として
使用実績記録テーブル25に設定することが可能とな
る。
【0120】図15は、本発明の使用実績集計処理を説
明するフローチャートを示す。これは、既述した図2の
S18の詳細フローチャートである。図15の(a)
は、フローチャートを示す。
【0121】図15の(a)において、S161は、使
用実績記録テーブル25をオープンする。S162は、
使用実績記録テーブル25において、使用量(実績)か
ら使用料(サービスの対価)を算出する。例えば右側に
記載した ・製品 :Webサーバ(Wb) ・サービス:正常アクセス の使用量(実績)から使用料を算出する。
【0122】S163は、使用実績記録テーブル25を
クローズする。以上によって、使用実績記録テーブル2
5の使用量(実績)から使用料(サービスの対価)を算
出して小計などとして設定することが可能となる。
【0123】図15の(b)は、図15の(a)のフロ
ーチャートに従い使用実績記録テーブル25から使用料
(小計)を算出した例を示す。ここでは、実績×単価に
よって小計(使用料)を算出して図示のように設定す
る。
【0124】図16は、本発明の請求/課金処理を説明
するフローチャートを示す。これは、既述した図2のS
19の詳細フローチャートを示す。図16の(a)にお
いて、S171は、ユーザに対し、使用料を請求する
(通知する)。
【0125】S172は、一定期間後、上記使用料をユ
ーザに課金する。以上によって、使用実績記録テーブル
25に設定された使用料(小計)をユーザに請求した
り、課金したりすることが可能となる。
【0126】図16の(b)は、使用実績記録テーブル
25と図15の(b)から作成された使用料(小計)の
請求例を示す。この請求例に設定された使用料(小計)
をユーザに請求したり、一定期間後に課金したりする。
【0127】図17は、本発明の基準価格テーブル例を
示す。この基準価格テーブル21は、図示の下記の情報
を設定したものである。 ・契約製品: ・基準価格: ここで、基準価格は、1年間で回収する目標金額であ
る。
【0128】図18は、本発明の試行記録テーブル例を
示す。この試行記録テーブル22は、図示の下記の情報
を設定したものである。 ・契約製品: ・課金対象データ: ・試行期間: ・実績: ・単位: ・試算: ここで、試算は図示の下記の式によって求める。
【0129】試算=(基準価格)/{(実績(総単位
数))×(1年間/試行期間)} ・Webの場合には、(30万円)/{(5万件)×
(12ヶ月/2ヶ月)}=1円/件 ・Firewallの場合には、(150万円)/
{(1千件)×(12ヶ月/2ヶ月)}=250円/件 ・AntiVirusの場合には、(90万円)/
{(5百匹)×(12ヶ月/2ヶ月)}=300円/匹 これら計算した試算は、試行記録テーブル22の右端の
試算欄にそれぞれ図示のように設定する。
【0130】図19は、本発明の契約記録テーブル例を
示す。この契約記録テーブル23は、図示の下記の情報
を設定したものである。 ・契約製品: ・課金対象データ: ・契約期間: ・単位: ・単価: ・Q/A: ここで、Q/A(サポート)が有の場合には、単価を2
0%増に設定する。
【0131】図20は、本発明のキャンペーン期間設定
テーブル例を示す。このキャンペーン期間設定テーブル
24は、図示の下記の情報を設定したものである。 ・対象製品: ・課金対象データ: ・対象期間: ・単位: ・単価: ・Q/A ここでは、キャンペーン価格として全製品を30%OF
Fに設定している。例えば図示の下記のように単価を設
定している。
【0132】 ・Webの場合には、1円/件×0.7=0.7円/件 ・Firewallの場合には、300円/件×0.7
=210円/件 ・AntiVirusの場合には、360円/匹×0.
7円=252円/匹これら計算したキャンペーン価格を
キャンペーン期間設定テーブル24の単価の欄にそれぞ
れ図示のように設定する。
【0133】図21は、本発明の契約記録テーブル例を
示す。この契約記録テーブル23は、図示の下記の情報
を設定する。 ・契約製品: ・課金対象データ: ・契約期間: ・単位: ・単価: ・Q/A: ここでは、契約記録テーブル23には、キャンペーンの
実施(キャンペーン期間設定テーブル24の情報)を図
示のように反映する(*の部分について反映する)。
【0134】図22は、本発明の使用実績記録テーブル
例を示す。図22の(a)は、使用実績記録テーブル例
を示す。この使用実績記録テーブル25は、図示の下記
の情報を設定したものである。
【0135】 ・契約製品: ・課金対象データ: ・契約期間: ・実績: ・Q/A実績: 図22の(b)は、2000.09.30を過ぎた時点
で実績を考慮するケースを示す。
【0136】(1) Webの場合:すでに6ケ月で、
基準価格(1年間で回収する目標金額)30万円のうち
16万4千円を下記の計算から回収していることが判
る。
【0137】 2000.04.01-2000.06.30:1円/件×8万件=8万円 2000.07.01-2000.09.30:0.7円/件×12万件=8万4千円 合計 16万4千円 残りの契約期間(6ケ月)で13万6千円を回収すれば
よいと判明する。
【0138】(2) Firewallの場合:すでに
6ケ月で、基準価格(1年間で回収する目標金額)15
0万円のうち132万円を下記の計算から回収している
ことが判る。
【0139】 2000.04.01-2000.06.30:210円/件×2千件=42万円 2000.07.01-2000.09.30:300円/件×3千件=90万円 合計 132万円 ただし、これは、Q/Aサポート込み契約なので、20
%(26万4千円)はサポート費用として考える。
【0140】従って、残りの契約期間(6ケ月)でQ/
Aサポート費用とは別に、44万4千円を回収すればよ
いと判明する。 (3) AntiVirusの場合:すでに6ケ月で、
基準価格(1年間で回収する目標金額)90万円のうち
61万2千円を下記の計算から回収していることが判
る。
【0141】 2000.04.01-2000.06.30:252円/匹×1千匹=25万2千円 2000.07.01-2000.09.30:360円/匹×1千匹=36万円 合計 61万2千円 ただし、これは、Q/Aサポート込み契約なので、20
%(12万2千4百円)はサポート費用として考える。
【0142】従って、残りの契約期間(6ケ月)でQ/
Aサポート費用とは別に、41万4百円を回収すればよ
いと判明する。図23は、本発明の契約記録テーブル
(更新)例を示す。
【0143】図23の(a)は、契約記録テーブル(更
新)例を示す。この契約記録テーブル23には、図23
の(b)のケースで計算した結果で更新したもの(*の
単価を更新したもの)である。
【0144】図23の(b)は、2000.09.30を過ぎた時
点で、実績から単価を考慮するケースを示す。 (1) Webの場合:残りの契約期間(6ケ月)で1
3万6千円を回収すればよいとするとき、同じ実績(2
0万件)があると確証がないため、試行期間での2ケ月
で5万件のペースで採択する。
【0145】13万6千円÷15万件=0.9円/件 (2) Firewallの場合:その後の6ケ月で、
Q/Aサポート費用とは別に、44万4千円を回収すれ
ばよいとするとき、同じ実績(5千件)があると確証が
ないため、試行期間での2ケ月で1千件のペースで採択
する。
【0146】44万円4千件÷3千件=148円/件 さらに、これはQ/Aサポート込み契約なので、20%
増にする。 148円/件×1.2=178円/件 (3) AntiVirusの場合:その後の6ケ月
で、Q/Aサポート費用とは別に、41万4百円を回収
すればよいとするとき、同じ実績(2千件)があると確
証がないため、試行期間での2ケ月で5百匹のペースを
採択する。
【0147】 41万4百円÷1千5百匹=274円/匹 さらに、これはQ/Aサポート込み契約なので、20%
増しにする。 274円/件×1.2=329円/匹 図24は、本発明のログファイル例(Webサーバの場
合)を示す。このログファイル(Webサーバ)は、下
段の下記の情報を収集したログである。
【0148】 ・wwwブラウザのホストのIPアドレス: ・サーバに接続したユーザ名: ・認証が必要な文書にアクセスしたときの認証名: ・アクセスした日時: ・要求の方法(メソッド): ・ファイル名: ・HTTPバージョン: ・ステータスコード(またはエラーコード): ・ファイルのサイズ:
【0149】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製品の全体でなく一部のサービス毎に契約して一定の試
用期間を置いて価格を決めたり、キャンペーン販売した
り、ボリュームディスカウントしたりなどに柔軟に対応
できる装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明のシステム全体の処理を説明するフロー
チャートである。
【図3】本発明の注文処理を説明するフローチャートで
ある。
【図4】本発明の試行処理を説明するフローチャートで
ある。
【図5】本発明の試行実績記録処理を説明するフローチ
ャート(Webサーバの場合)である。
【図6】本発明の試行実績記録処理を説明するフローチ
ャート(ファイアウォールの場合)である。
【図7】本発明の試行実績記録処理を説明するフローチ
ャート(アンチウイルスサーバの場合)である。
【図8】本発明の契約処理を説明するフローチャートで
ある。
【図9】本発明の動的価格変更処理を説明するフローチ
ャートである。
【図10】本発明の使用処理を説明するフローチャート
である。
【図11】本発明のQ/Aサポート処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図12】本発明の使用実績記録処理を説明するフロー
チャート(Webサーバの場合)である。
【図13】本発明の使用実績記録処理を説明するフロー
チャート(ファイイアウォールの場合)である。
【図14】本発明の使用実績記録処理を説明するフロー
チャート(アンチウイルスサーバの場合)である。
【図15】本発明の使用実績集計処理を説明するフロー
チャートである。
【図16】本発明の請求/課金処理を説明するフローチ
ャートである。
【図17】本発明の基準評価テーブル例である。
【図18】本発明の試行記録テーブル例である。
【図19】本発明の契約記録テーブル例である。
【図20】本発明のキャンペーン期間設定テーブル例で
ある。
【図21】本発明の契約記録テーブル例(更新)であ
る。
【図22】本発明の使用実績記録テーブル例である。
【図23】本発明の契約記録テーブル例(更新)であ
る。
【図24】本発明のログファイル例(Webサーバの場
合)である。
【符号の説明】
1:処理サーバ 11:注文手段 12:試行手段 13:試行実績記録手段 14:契約手段 15:動的価格変更手段 16a:使用手段 16b:Q/Aサポート手段 17:使用実績記録手段 18:使用実績集計手段 19:請求/課金手段 20:契約継続判定手段 2:ディスク装置 21:基準価格テーブル 22:試行記録テーブル 23:契約記録テーブル 24:キャンペーン期間設定テーブル 25:使用実績記録テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サービスを提供するサービス提供装置にお
    いて、 製品の一部のサービス毎に使用を設定する第1のテーブ
    ルと、 上記第1のテーブルに設定された製品の一部のサービス
    を提供したときに当該提供した一部のサービスに対応づ
    けて使用実績を累積して設定する第2のテーブルと、 上記第2のテーブルに設定された製品の一部のサービス
    毎の使用実績を集計して課金を行う手段とを備えたこと
    を特徴とするサービス提供装置。
  2. 【請求項2】上記第1のテーブルに製品の一部のサービ
    ス毎に試用期間を設定し、当該設定した試用期間中の製
    品の一部のサービス毎の使用実績をもとに当該サービス
    毎の使用に対する価格を決定する手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のサービス提供装置。
  3. 【請求項3】製品の一部のサービス毎にキャンペーン期
    間およびキャンペーン価格を設定する第3のテーブルを
    備え、 上記第3のテーブルをもとに該当するサービスのキャン
    ペーン価格を適用して使用実績を累計して上記第2のテ
    ーブルに設定したことを特徴とする請求項1記載のサー
    ビス提供装置。
  4. 【請求項4】製品の一部のサービス毎にボリュームディ
    スカウントを設定する第4のテーブルを備え、 上記第4のテーブルをもとに該当するサービスのボリュ
    ームディスカウントを適用して使用実績を累計して上記
    第2のテーブルに設定したことを特徴とする請求項1記
    載のサービス提供装置。
  5. 【請求項5】製品の一部のサービス毎に使用を第1のテ
    ーブルに設定する手段と、 上記第1のテーブルに設定された製品の一部のサービス
    を提供したときに当該提供した一部のサービスに対応づ
    けて使用実績を累積して第2のテーブルに設定する手段
    と、 上記第2のテーブルに設定された製品の一部のサービス
    毎の使用実績を集計して課金を行う手段として機能させ
    るプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012150829A (ja) * 2004-03-01 2012-08-09 Microsoft Corp コードのメータリングされた実行

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