JP2001228256A - サーベイメータにおける視覚表示付き検出器 - Google Patents

サーベイメータにおける視覚表示付き検出器

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JP2001228256A
JP2001228256A JP2000035277A JP2000035277A JP2001228256A JP 2001228256 A JP2001228256 A JP 2001228256A JP 2000035277 A JP2000035277 A JP 2000035277A JP 2000035277 A JP2000035277 A JP 2000035277A JP 2001228256 A JP2001228256 A JP 2001228256A
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turned
pulse
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JP2000035277A
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Katsunori Watai
勝範 渡井
Kenji Nakajima
健治 中島
Masanori Kobayashi
正典 小林
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OHYO KOKEN KOGYO CO Ltd
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OHYO KOKEN KOGYO CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射能による汚染を検出器と測定器が分離さ
れたタイプのサーベイメータにより測定する場合、頻繁
な視線の移動を行なったり、聴覚的に汚染の程度を知ら
せるためのクリック音を発させることなく、放射能によ
る汚染の有無を測定できると共に、放射能測定値が管理
基準値を超えたら聴覚的表示が点灯,点滅するようにし
た検出器を提供すること。 【解決手段】 検出器と測定器とが分離された型式のサ
ーベイメータにおいて、前記検出器の把持部2の背面
等、測定者が視認しやすい部位に1又は複数の発光体
3,31,32による視覚表示手段を装備し、前記検出器の
シンチレータ部1に入力された放射線のパルスに同期し
て、前記発光体3,31,32を点灯又は点滅させるように
したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放射能による汚染
を測定するサーべイメータにおける視覚表示付き検出器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放射能による汚染を測定する機器
として、サーベイメータが数多く使用されており、対象
とする放射線の線種により、α線、β線、γ線を単独で
測定するもの、及びα線/β線を同時に測定するものが
ある。
【0003】前記サーベイメータはその測定器の表示部
にアナログメータを採用したもの、LCD等のデジタル
表示器を採用したもの、及びそれらを併用したものがあ
り、測定者は、これらの表示部を確認しながら、測定作
業を行うのが一般的である。
【0004】しかしながら、検出器と測定器がセパレー
トタイプになったサーベイメータでは、例えば、右手に
検出器を持ち、左手で表示部がある測定器を支えつつ、
立位で放射能の測定を行う場合、使用者は、右手の検出
器及び左手で支えた測定器の表示部に対して、頻繁に視
線を移動させなければならないので、作業効率は必ずし
も良好とは言えず、また、長時間の測定にも不向きであ
る。
【0005】最近では、上記のような欠点を補う意味
で、測定器にブザーを内蔵し、入力パルスに同期した音
を発することにより、汚染の程度を聴覚的に知らせるク
リック音機能を搭載したものが盛んに使用されていが、
このクリック音についても、以下のようないくつかの問
題点がある。
【0006】即ち、 (1) 聴覚の不自由な人には、有効でない。 (2) 騒音の激しいところでは、クリック音が聞こえな
い。 (3) 騒音のないところでも、複数の測定音を使用して測
定が近接して行われる場合には、測定者が自分の使用し
ているサーベイメータから発せられるクリック音か否か
の判別が難かしい。などの問題点があるのである。な
お、上記の(2),(3)については、それらの問題を解決す
るため、イヤホーン端子を装備した機器もあるが、イヤ
ホーンのコードが邪魔になり、作業性を低下させるおそ
れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
従来技術に鑑み、放射能による汚染を検出器と測定器が
分離されたタイプのサーベイメータにより測定する場
合、頻繁な視線の移動を行なったり、聴覚的に汚染の程
度を知らせるためのクリック音を発させることなく、放
射能による汚染の有無を測定できると共に、放射能測定
値が管理基準値を超えたら視覚的表示が点灯,点滅する
ようにした検出器を提供することを、その課題とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の構成は、検出器と測定器
とが分離された型式のサーベイメータにおいて、前記検
出器の把持部の背面等、測定者が視認しやすい部位に1
又は複数の発光体による視覚表示手段を装備し、前記検
出器のシンチレータ部に入力された放射線のパルスに同
期して、前記発光体を点灯又は点滅させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】而して、上記の表示体の発光形態として
は、測定器側に予め管理基準値を設定しておき、該測定
器に、検出器への入力放射線による信号が入力された
ら、発光体を入力放射線のパルスに同期させて点滅さ
せ、入力放射線が前記基準値を超えたら、発光体が連続
点灯するようにしたり、或は、2種類の発光体を装備し
て、一方の発光体は、入力された放射線のパルスに同期
して点滅するようにし、他方の発光体は、入力された放
射線が管理基準値を超えたら、連続点灯するようにして
もよい。また、発光体に二色発光型のものを用い、入力
放射線のパルスに同期させて1色を点滅させ、入力放射
線が管理基準値を超えたら他色を連続点灯するような点
滅,点灯形態を採ってもよい。ここで管理基準値とは、
各事業所が法律等に基づき、例えば安全管理のために設
定した警報値などをいう。
【0010】一方、上記検出器における把持部の背面
等、測定者が視認しやすい部位に、一つの放射線、例え
ばα線のパルスに同期して点滅又は点灯する発光体と、
他の放射線、例えばβ線のパルスに同期して点滅又は点
灯する発光体を装備し、入力放射線のパルスに同期して
個々の発光体を点滅又は点灯させるようにすれば、2種
の放射線の放射能による汚染の有無を測定することがで
きる。
【0011】この場合の発光形態としては、測定器に予
めα線及びβ線の管理基準値をそれぞれ設定し、検出器
への入力放射線のパルスに同期して対応する発光体が点
滅し、入力放射線が前記基準値を超えたら、対応する発
光体が連続点灯するようにしたり、個々の発光体に二色
発光型のものを用い、入力放射線のパルスに同期して1
色を点滅させ、入力された放射線が管理基準値を超えた
ら他色を連続点灯するようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を、
図に拠り説明する。図1は本発明を適用した検出器の一
例の斜視図、図2は検出器の別例の斜視図である。
【0013】図1において、1は被測定物に向けて放射
線を入力させるシンチレータ部、2は内部に光電子増倍
管などを内蔵した把持部で、以上により公知サーベイメ
ータにおける検出器が構成される。この検出器からの信
号は、出力コード取出部2aに挿通されたコード(図示せ
ず)を経由して、図示しない測定器に接続されている。
3は前記把持部2の背面に装備した発光体の一例として
も設けたLEDで、このLED3は、シンチレータ部1
に放射線が入力されると点滅し、また、入力した放射線
が、予め測定器(図示せず)に設定された管理基準値を
超えたら、連続点灯するようになっている。
【0014】本発明は、図2に例示したように、図1に
おけるLED3に代えて、2個のLED31,32を把持部
2の背面に装備し、シンチレータ部1に放射線が入力さ
れるとLED31が点滅し、また、入力した放射線が、予
めシンチレータ部1に設定された管理基準値を超えた
ら、LED32が連続点灯するようにしてもよい。
【0015】更に、図1のLED3に、二色発光型のも
のを用い、入力放射線のパルスに同期して1色を点滅さ
せ、入力された放射線が管理基準値を超えたら他色を連
続点灯するようにしてもよい。
【0016】一方、図2における2個のLED31,32の
うち、LED31を、例えばα線のパルスに同期して点滅
するよう装備し、LED32を、他の放射線、例えばβ線
のパルスに同期して点滅するように装備して、シンチレ
ータ部1に入力された放射線のパルスに同期して個々の
LED31,32を点滅させるようにすれば、2種の放射線
の放射能による汚染を測定することができる。
【0017】上記いずれの例の検出器も、発光型の警報
装置を当該検出器の背面側に一体的に設けたものである
から、放射能の測定時にシンチレータ部1による測定位
置と発光体による表示手段が同一視野に収まるので、測
定者は把持部2を把持したままの状態で、従来サーベイ
メータのように頻繁に検出器と測定器の間で視線を移動
させることなく、LED3(31,32)の点灯,点滅状態
を視認できる。また、入力放射線によってクリック音を
発することもないので、測定作業を容易にしかも効率よ
く行うことができるのみならず、被測定者に余計な気遣
いを強いることもない。なお、上記においては、発光体
としてLEDを用いたが、本発明はこれに限られるもの
ではなく、他の適切な発光体があれば、それに代えても
よい。また、上記例において、発光体の設置位置は、把
持部2の背面としたが、シンチレータ部1の背面、或
は、把持部2の外周面など、検査者が検出器の把持部2
を握って測定するとき、視認できる位置であればよい。
更に、以上の説明における各発光体の点滅や点灯の条件
は、上記の各例とは逆に設定してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであって、シンチ
レータ部と所要の作動機構を内蔵した把持部とから成る
サーベイメータの検出部における把持部の背面等、測定
者が視認しやすい部位に1又は複数の発光体を装備し、
シンチレータ部に入力された放射線のパルスに同期し
て、前記発光体を点滅或は点灯させるようにしたから、
放射能の測定時に測定位置と警報装置が同一視野に収ま
るので、測定者は把持部を把持したままの状態で、従来
のもののように頻繁に視線を移動させる必要なく、発光
体の点灯或は点滅状態を視認でき、また、警報用のクリ
ック音機能を搭載しないので、クリック音による問題も
なく、従って、放射能の測定作業を容易にしかも効率よ
く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した検出器の一例の斜視図。
【図2】検出器の別例の斜視図。
【符号の説明】
1 シンチレータ部 2 所要機構を内蔵した把持部 3,31,32 発光体(LED)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 正典 東京都福生市大字熊川1642番地26 応用光 研工業株式会社計測機器部内 Fターム(参考) 2G088 EE11 FF04 FF05 FF06 GG09 KK24 KK28 MM02 MM06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出器と測定器とが分離された型式のサ
    ーベイメータにおいて、前記検出器の把持部の背面等、
    測定者が視認しやすい部位に1又は複数の発光体による
    視覚表示手段を装備し、前記検出器のシンチレータ部に
    入力された放射線のパルスに同期して、前記発光体を点
    灯又は点滅させるようにしたことを特徴とするサーベイ
    メータにおける視覚表示付き検出器。
  2. 【請求項2】 測定器に予め管理基準値を設定し、シン
    チレータ部に放射線が入力したら、その入力パルスに同
    期するように発光体が点滅又は点灯し、入力された放射
    線が前記基準値を超えたら、前記発光体が連続点灯又は
    点滅するようにした請求項1に記載の検出器。
  3. 【請求項3】 2種類の発光体を装備し、一方の発光体
    は、入力放射線のパルスに同期して点滅又は点灯するよ
    うにし、他方の発光体は、入力放射線が管理基準値を超
    えたら、連続点灯又は点滅するようにした請求項1に記
    載の検出器。
  4. 【請求項4】 発光体に二色発光型のものを用い、入力
    放射線のパルスに同期して1色を点滅又は点灯させ、入
    力放射線が管理基準値を超えたら他色を連続点灯又は点
    滅するようにした請求項1に記載の検出器。
JP2000035277A 2000-02-14 2000-02-14 サーベイメータにおける視覚表示付き検出器 Pending JP2001228256A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8106362B2 (en) 2006-10-17 2012-01-31 National Institute Of Radiological Sciences Surface contamination examining device and method
WO2021261198A1 (ja) * 2020-06-25 2021-12-30 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 放射線検出器

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