JP2001224007A - 受信装置、受信方法、及び送信装置 - Google Patents

受信装置、受信方法、及び送信装置

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JP2001224007A
JP2001224007A JP2000030875A JP2000030875A JP2001224007A JP 2001224007 A JP2001224007 A JP 2001224007A JP 2000030875 A JP2000030875 A JP 2000030875A JP 2000030875 A JP2000030875 A JP 2000030875A JP 2001224007 A JP2001224007 A JP 2001224007A
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Seiichi Suzuki
誠一 鈴木
Hidekazu Tanigawa
英和 谷川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザが双方向機能を有する受信装置
(テレビ)により同じ番組を見ている場合に、複数のユ
ーザのそれぞれの回答を送信することのできる受信装
置、及びそれに対応した送信装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 一のイベントに対して複数のデータを受
け付けることのできるデータ受付手段5aと、データ受
付手段5aの受け付けた複数のデータが格納されるデー
タ格納手段6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向機能を有す
る受信装置、及び送信装置に関し、特にユーザが複数の
回答を送信できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の発展により、オーディ
オ情報やビジュアル情報といったマルチメディア情報
に、さまざまな付随的な情報が付加されてユーザに提供
されるとともに、ユーザからの情報を情報提供者(放送
局)に送信できるような双方向型の放送システムが実現
されている。そのような双方向機能を有するテレビなど
においては、ユーザが視聴者参加型の番組を視聴してい
る場合、番組中のアンケートへの回答や、歌番組等にお
ける歌手の人気投票、クイズ番組におけるクイズの解答
など、ユーザの番組への参加が可能である。アンケート
の回答などは、リモコンによってテレビ等に送信し、そ
の情報を電話回線を介して放送局などに送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
双方向機能を有する受信装置(テレビなど)、及び送信
装置(放送局)においては、1台の受信装置においては
単数の回答のみを処理できるだけであった。したがっ
て、複数人で同じ番組を見ていたとしても、その番組に
対する回答は、一つに限られ、複数人の回答を1台の受
信装置が受け付けて、処理し、送信することはできなか
った。したがて、例えば家族全員で番組を視聴していた
としても、双方向機能を楽しむことができるのは、その
中の一人だけに限られていた。
【0004】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたものであり、1台の受信装置により、複数の回
答を受け付けて、処理し、送信することが可能である受
信装置、及びその受信装置に対応した送信装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による受信装置は、放送を受信する放送受信
手段と、データ入力を受け付けるデータ受付手段と、前
記データ受付手段が受け付けたデータを格納するデータ
格納手段と、前記データ受付手段が受け付けたデータの
一部または全部を送信する命令である送信命令を受け付
ける命令受付手段と、前記命令受付手段が送信命令を受
け付けたときに前記データ格納手段に格納されているデ
ータの一部または全部を送信する送信手段と、を具備す
る受信装置であって、前記データ受付手段が一のイベン
トに対して複数のデータを受け付けることを特徴とする
ものである。
【0006】また、本発明による受信装置は、双方向サ
ービス機能を有する放送システムを構成する受信装置で
あって、放送、及び単複フラグを受信する放送受信手段
と、前記放送受信手段から単複フラグを取り出す分離手
段と、前記単複フラグが複数データを受け付ける旨を示
す場合には、一のイベントに対して複数のデータ入力を
受け付け、前記単複フラグが一のデータのみを受け付け
る旨を示す場合には一のデータの入力のみを受け付ける
データ受付手段と、前記データ受付手段が受け付けたデ
ータを格納するデータ格納手段と、前記データ受付手段
が受け付けたデータの一部または全部を送信する命令で
ある送信命令を受け付ける命令受付手段と、前記命令受
付手段が送信命令を受け付けたときに前記データ格納手
段に格納されているデータの一部または全部を送信する
送信手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明による受信装置は、双方向サ
ービス機能を有する放送システムを構成する受信装置で
あって、放送、及び単複フラグを受信する放送受信手段
と、前記放送受信手段から単複フラグを取り出す分離手
段と、一のイベントに対して複数のデータ入力を受け付
けるデータ受付手段と、前記データ受付手段が受け付け
たデータを格納するデータ格納手段と、前記データ受付
手段が受け付けたデータの一部または全部を送信する命
令である送信命令を受け付ける命令受付手段と、前記命
令受付手段が送信命令を受け付けたときに、前記単複フ
ラグが複数データを送信する旨を示す場合には、前記デ
ータ格納手段に格納されているデータの一部または全部
を送信し、前記単複フラグが一のデータのみを送信する
旨を示す場合には、前記データ格納手段に格納されてい
るデータのうち、選択された一のデータのみを送信する
送信手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0008】また、本発明による受信方法は、データ入
力を受け付けるデータ受付ステップと、前記データ受付
ステップで受け付けたデータを格納するデータ格納ステ
ップと、前記データ格納ステップで格納したデータの一
部または全部を送信する命令である送信命令を受け付け
る命令受付ステップと、前記命令受付ステップで送信命
令を受け付けたときに前記データ格納ステップで格納し
たデータの一部または全部を送信する送信ステップと、
を具備する受信方法であって、前記データ受付ステップ
で、一のイベントに対して複数のデータを受け付けるこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、本発明による受信方法は、放送、及
び単複フラグを受信する放送受信ステップと、前記放送
受信ステップで受信した放送から単複フラグを取り出す
分離ステップと、前記単複フラグが複数データを受け付
ける旨を示す場合には、一のイベントに対して複数のデ
ータ入力を受け付け、前記単複フラグが一のデータのみ
を受け付ける旨を示す場合には、一のデータの入力のみ
を受け付けるデータ受付ステップと、前記データ受付ス
テップで受け付けたデータを格納するデータ格納ステッ
プと、前記データ格納ステップで格納したデータの一部
または全部を送信する命令である送信命令を受け付ける
命令受付ステップと、前記命令受付ステップで送信命令
を受け付けたときに前記データ格納ステップで格納した
データの一部または全部を送信する送信ステップと、を
具備することを特徴とするものである。
【0010】また、本発明による受信方法は、放送、及
び単複フラグを受信する放送受信ステップと、前記放送
受信ステップで受信した放送から単複フラグを取り出す
分離ステップと、一のイベントに対して複数のデータ入
力を受け付けるデータ受付ステップと、前記データ受付
ステップで受け付けたデータを格納するデータ格納ステ
ップと、前記データ格納ステップで格納したデータの一
部または全部を送信する命令である送信命令を受け付け
る命令受付ステップと、前記命令受付ステップで送信命
令を受け付けたときに、前記単複フラグが複数データを
送信する旨を示す場合には、前記データ格納ステップで
格納したデータの一部または全部を送信し、前記単複フ
ラグが一のデータのみを送信する旨を示す場合には、前
記データ格納ステップで格納したデータのうち、選択さ
れた一のデータのみを送信する送信ステップと、を具備
することを特徴とするものである。
【0011】また、本発明による送信装置は、双方向サ
ービス機能を有する放送システムを構成する送信装置で
あって、受信装置が複数のデータを受付可能か否かを示
す単複フラグを送信することを特徴とするものである。
【0012】また、本発明による送信装置は、双方向サ
ービス機能を有する放送システムを構成する送信装置で
あって、受信装置が保持しているデータの一部または全
部を送信する送信命令を送信することを特徴とするもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1による受信装置について、図面を参照しな
がら説明する。本実施の形態1による受信装置は、視聴
者からの回答を受け付ける双方向番組をユーザが視聴し
ている場合に、複数のユーザの回答を受け付けて、処理
し、放送局等に送信することができるものである。図1
は、本実施の形態1による受信装置を示すブロック図で
ある。受信装置101は、放送受信手段1と、表示手段
2と、受光部3と、解析部4aと、データ受付手段5a
と、データ格納手段6と、命令受付手段7aと、送信手
段8aとを備える。
【0014】放送受信手段1は、図示しないアンテナに
より放送局からの放送を受信する。表示手段2は、放送
受信手段1の受信した映像などを表示する。受光部3
は、図示しないリモコンからの信号を受け付ける。解析
部4aは、受光部3の受け付けたリモコンからのコード
信号がデータ、送信命令のいずれであるか、あるいはそ
の他の命令であるかをコード対応表を参照して判別し、
コード信号がデータであればデータ受付手段5aに出力
し、コード信号が送信命令であれば命令受付手段7aに
出力し、その他の命令であれば、その他の図示しない各
手段に出力する。なお、コード対応表とは、リモコンか
らの入力であるコード信号と、そのコード信号に対応し
た処理、あるいはデータ等との関係を示す表のことであ
る。また、データとは、ユーザがリモコンにより受信装
置101に送信する双方向番組に対する回答であり、デ
ータには、ユーザを特定するための識別子と、識別子以
外の回答である回答データとが含まれる。また、送信命
令とは、データ格納手段6に格納されたデータを放送局
等に送信する命令のことである。データ受付手段5a
は、リモコンからの単数、あるいは複数のユーザのデー
タを受け付け、識別子をデータ受付手段5aの有する図
示しない識別子バッファに格納し、識別子と回答データ
とをデータ格納手段6に格納する。なお、識別子バッフ
ァとは、単数の識別子が格納されるバッファであり、識
別子の格納は上書きで行われる。データ格納手段6は、
データ受付手段5aが受け付けたデータを保持する。命
令受付手段7aは、送信命令を解析部4aから受け付
け、送信命令を受け付けた旨を送信手段8aに出力す
る。送信手段8aは、命令受付手段7aから送信命令を
受け付けた旨の入力があったときに、データ格納手段6
に格納されているデータを図示しない放送局、あるいは
管理サーバに、通信回線を介して送信する。なお、管理
サーバとは、放送局と結ばれており、複数の受信装置か
らのデータを受け付けて管理するサーバである。また、
通信回線としては、例えば電話回線等がある。
【0015】次に、受信装置101の動作について説明
する。まず、放送受信手段1が、図示しないアンテナに
より放送局からの電波を受信し、受信した映像等を表示
手段2に出力する。そして、表示手段2に映像が表示さ
れる。ユーザは、表示手段2に表示された映像等をもと
に、リモコンを操作してデータ等を受信装置101に送
信する。図2は、リモコンからの入力の受け付け、及び
入力内容に応じた処理の実行における受信装置101の
動作を示すフローチャートである。
【0016】まず、ステップS101において、受光部
3は、リモコンからの信号の入力があるか否かを判断す
る。そして、入力のない場合は、リモコンからの入力が
あるまで、ステップS101の判断を繰り返す。リモコ
ンからの入力があった場合は、受光部3は入力内容を解
析部4aに出力する。そして、ステップS102に進
む。ステップS102において、解析部4aは、コード
対応表を参照して、リモコンからの入力が識別子である
か否かを判断する。そして、識別子であるときには、識
別子をデータ受付手段5aに出力し、ステップS103
に進む。識別子でないときには、ステップS104に進
む。
【0017】ステップS103において、データ受付手
段5aは、解析部4aから入力された識別子を、データ
受付手段5aの有する図示しない識別子バッファに格納
する。そして、ステップS101に戻る。ステップS1
04において、解析部4aは、コード対応表を参照し
て、リモコンからの入力が回答データであるか否かを判
断する。そして、回答データであるときには、回答デー
タをデータ受付手段5aに出力し、ステップS105に
進む。回答データでないときには、ステップS107に
進む。
【0018】ステップS105において、データ受付手
段5aは、識別子バッファに識別子が格納されているか
否かを判断する。識別子が格納されているときには、ス
テップS106に進み、識別子が格納されていないとき
には、ステップS101に戻る。ステップS106にお
いて、データ受付手段5aは、識別子バッファに格納さ
れているデータ、すなわち、識別子と入力された回答デ
ータとをデータ格納手段6に格納する。なお、すでに識
別子バッファに格納されている識別子とそれに対応した
回答データとがデータ格納手段6に格納されている場合
には、データ受付手段5aは、入力された回答データ
と、データ格納手段6にすでに格納されている回答デー
タとを置き換える。そして、再びステップS101に戻
る。
【0019】ステップS107において、解析部4a
は、コード対応表を参照して、リモコンからの入力が送
信命令であるか否かを判断する。そして、送信命令であ
るときには、解析部4aは、送信命令を命令受付手段7
aに出力し、命令受付手段7aは、送信命令を受け付け
た旨を送信手段8aに出力し、ステップS108に進
む。リモコンからの入力が送信命令でないときには、ス
テップS111に進む。ステップS108において、送
信手段8aは、データ格納手段6に格納されているデー
タがあるか否かを判断する。そして、格納されているデ
ータがあるときには、ステップS109に進む。格納さ
れているデータのないときには、ステップS101に戻
る。
【0020】ステップS109において、送信手段8a
は、データ格納手段6に格納されているデータ、すなわ
ち、識別子と回答データとを放送局、あるいは管理サー
バに送信する。そして、ステップS110に進み、デー
タ格納手段6に格納されていたデータを消去し、ステッ
プS101に戻る。ステップS111において、解析部
4aは、リモコンからの入力を図示しない各手段に出力
し、その各手段は、リモコンからの入力に対応した処理
を実行する。識別子、データ、及び送信命令以外のリモ
コンからの入力としては、例えば、受信装置101のボ
リュームの変更や、受信している放送のチャンネルの変
更などがある。
【0021】次に、受信装置101の動作について、具
体例を用いて説明する。以下の具体例においては、複数
のユーザが、一台のテレビ(受信装置101)により、
双方向番組としてのクイズ番組を視聴しているとする。
このとき、クイズ番組の司会者がクイズの解答を視聴者
からも募集する旨を表明するというイベントが発生した
とする。なお、イベントとは、双方向番組において、視
聴者からの回答を受け付ける旨を示す事象のことであ
る。このイベントに対して、ユーザが回答する場合につ
いて説明する。
【0022】まず、ユーザがクイズの解答をリモコンに
より受信装置101に送信するデータ入力について説明
する。図3は、ユーザの使用するリモコンの一例を示す
図である。クイズ番組を視聴しているユーザの一人であ
るユーザAが、クイズの解答を図3(a)で示されるリ
モコン50により受信装置101に送信するに際して、
まず、リモコン50の「個人ID1」ボタンを押すこと
により、ユーザAを特定するための識別子を受信装置1
01に送信する。
【0023】図4は、解析部4aの有するコード対応表
の一例を示す図である。図4において、左の列の「コー
ド」は、リモコンから送信されてくる16進数の数字で
表された信号を示す。右の列の「内容」は、コード信号
に対応した処理、あるいはデータ等であり、例えば、送
信命令や、個人IDなどがある。解析部4aは、図4に
示されるコード対応表を参照することにより、リモコン
からの信号の内容を解析する。
【0024】したがって、リモコン50の「個人ID
1」ボタンが押されたときには、リモコン50から個人
ID1に対応したコード信号「0x12」が、受信装置
101に送信される。受信装置101の受光部3は、コ
ード信号「0x12」を受け付け、解析部4aに出力す
る。解析部4aは図4に示されるコード対応表を参照し
て、リモコン50からの入力が識別子としての「個人I
D1」であると判断し、識別子「個人ID1」をデータ
受付手段5aに出力する(ステップS101、S10
2)。
【0025】データ受付手段5aは、解析部4aから入
力された識別子「個人ID1」を、データ受付手段5a
の図示しない識別子バッファに格納する(ステップS1
03)。識別子の入力後、ユーザAがリモコンによりク
イズの解答としての回答データの入力を行うと、解析部
4aは入力された回答データをデータ受付手段5aに出
力し、データ受付手段5aは、この回答データを識別子
バッファに格納されている識別子(個人ID1)ととも
にデータ格納手段6に格納する(ステップS106)。
そして、ユーザAに関するクイズの解答の入力は終了す
る。ユーザAのデータ入力の後に、ユーザBがクイズの
解答の入力を行うときには、リモコン50の「個人ID
1」以外の、ユーザBに対応した個人IDボタンを使用
する他は、ユーザAの場合と同様に行うことにより、ク
イズの解答の入力を実行することができる。さらに、他
のユーザがクイズの回答の入力を行うときにも、同様に
して行うことができる。
【0026】次に、データ格納手段6のデータを書き換
えるデータ書き換え動作について説明する。データ入力
を既に行ったユーザが、自分の入力したデータ内容を変
更したいときには、データ入力のときと同様に、リモコ
ンの個人IDボタンを押すことによりユーザの識別子を
受信装置101に送信する。例えば、ユーザAがリモコ
ン50の「個人ID1」ボタンを押したとする。する
と、ユーザAの識別子「個人ID1」が、データ格納手
段6の図示しない識別子バッファに上書きで格納される
(ステップS103)。そして、その後に、変更したい
回答データを入力すると、すでにデータ格納手段6に
は、識別子バッファに格納されている識別子「個人ID
1」と、識別子「個人ID1」に対応した回答データと
が格納されているので、データ受付手段5aは、リモコ
ン50により入力された回答データを、データ格納手段
6に格納されている回答データと置き換える処理を行う
(ステップS106)。
【0027】次に、データ格納手段6のデータを放送局
等に送信する送信動作について説明する。ユーザが、受
信装置101に送信したクイズの解答を放送局、あるい
は管理サーバに送信したいときには、リモコン50の
「送信」ボタンを押す。すると、受光部3がコード信号
「0x11」を受け付け、解析部4aに出力する(ステ
ップS101)。解析部4aは、図4に示されるコード
対応表を参照し、入力されたコード信号が送信命令であ
ると判断して、送信命令を命令受付手段7aに出力し、
命令受付手段7aは、送信命令を受け付けた旨を送信手
段8aに出力する(ステップS107)。そして、送信
手段8aは、データ格納手段6に格納されているデータ
があると判断し(ステップS108)、送信手段8a
は、データ格納手段6に格納されているデータ、すなわ
ち、識別子とクイズの解答とを放送局、あるいは管理サ
ーバに送信し(ステップS109)、送信したデータを
データ格納手段6から消去する(ステップS110)。
【0028】なお、ユーザが、例えば、受信装置101
のボリュームの変更や、受信している放送のチャンネル
の変更など、データ入力でも、送信命令でもない処理の
命令をリモコン50により受信装置101に送信した場
合には、解析部4aが、コード対応表を参照してリモコ
ン50からの入力が識別子でも送信命令でもないと判断
し(ステップS101、S102、S104、S10
7)、リモコン50からの入力内容を図示しない各手段
に出力し、各手段は、リモコン50からの入力に対応し
た処理を実行する(ステップS111)。
【0029】このように、本実施の形態1による受信装
置101によれば、複数のユーザのデータを受け付ける
ことのできるデータ受付手段5aを備えたことで、複数
の人が1台の受信装置101により番組を視聴していた
場合でも、各人が視聴者参加型の双方向番組に参加でき
る効果がある。また、送信手段8aが、データを放送
局、あるいは管理サーバに送信する前に、データ格納手
段6にデータが格納されているか否かを確認するため、
データが格納されていないときに誤ってリモコンの送信
ボタンを押したときに、データの送信を防止できる。そ
して、誤ってデータの送信を行うことによる通信回線使
用料を支払わなくてよい効果がある。
【0030】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2による受信装置について、図面を参照しながら説明
する。本実施の形態2による受信装置は、ユーザが双方
向番組を視聴している場合に、複数のユーザの回答を受
け付けて、処理し、放送局等に送信することができ、ま
た、送信する内容をパネルにより確認することができる
ものである。
【0031】図5は、本実施の形態2による受信装置を
示すブロック図である。受信装置102は、放送受信手
段1と、表示手段2と、受光部3と、解析部4aと、デ
ータ受付手段5bと、データ格納手段6と、命令受付手
段7aと、送信手段8aと、分離手段9aと、パネル情
報格納手段10と、パネル表示手段11aとを備える。
なお、データ受付手段5b、分離手段9a、パネル情報
格納手段10、及びパネル表示手段11aの関わる部分
以外の構成、及び動作は、実施の形態1による受信装置
101と同様であり、説明を省略する。
【0032】データ受付手段5bは、リモコンからの単
数、あるいは複数のユーザのデータ、すなわち、識別子
と回答データとを受け付け、識別子をデータ受付手段5
bの有する図示しない識別子バッファに上書きで格納
し、識別子と回答データとをパネル表示手段11aに出
力するとともに、データ格納手段6に格納する。なお、
識別子バッファは、実施の形態1による識別子バッファ
と同様のものである。分離手段9aは、放送受信手段1
の受信した電波からパネル情報と番組情報とを分離し、
パネル情報をパネル情報格納手段10に出力し、番組情
報を表示手段2に出力する。なお、番組情報とは、映像
や音声等の情報であり、パネル情報とは、受信した放送
番組が視聴者参加型の双方向番組である旨、あるいは視
聴者からのデータ入力を受け付けている旨等を示す情報
のことである。パネル情報格納手段10は、パネル情報
を保持する。パネル表示手段11aは、パネル情報格納
手段10に格納されているパネル情報を解釈し、表示手
段2にパネルを表示する。
【0033】次に、受信装置102の動作について説明
する。まず、放送受信手段1が、図示しないアンテナに
より放送局からの電波を受信し、受信した映像等を分離
手段9aに出力する。分離手段9aは、放送受信手段1
からの入力が番組情報のみの場合は、番組情報を表示手
段2に出力し、前記入力が番組情報と、パネル情報とを
含む場合は、番組情報とパネル情報とを分離し、番組情
報を表示手段2に出力し、パネル情報をパネル情報格納
手段10に格納する。パネル表示手段11aは、パネル
情報格納手段10にパネル情報が格納されている場合に
は、パネル情報を表示手段2に出力する。そして、表示
手段2に映像と、もし、パネル情報がパネル格納手段1
0に格納されている場合には、パネルとが表示される。
パネル情報は、放送局から連続的、あるいは断続的に送
信され、パネル情報格納手段10に上書きで格納され
る。
【0034】図6は、リモコンからの入力の受け付け、
及び入力内容に応じた処理の実行における受信装置10
2の動作を示すフローチャートである。ステップS10
1ないしS111における処理内容は、実施の形態1に
よるデータ受付手段5aが、データ受付手段5bとなっ
た以外は、実施の形態1と同様であり、説明を省略す
る。ステップS112において、データ受付手段5b
は、リモコンから入力された回答データと、識別子バッ
ファに格納されている識別子とをパネル表示手段11a
に出力する。そして、パネル表示手段11aは、データ
受付手段5bから入力された回答データと識別子とを表
示手段2に表示されているパネル内に表示する。なお、
識別子をパネルに表示するときには、あらかじめ受信装
置102に登録されていたユーザ名を表示するものとす
る。また、全ての回答データ、及びユーザ名は、1枚の
パネル内に表示される。
【0035】次に、受信装置102の動作について、具
体例を用いて説明する。以下の具体例においては、実施
の形態1の具体例と同様に、複数のユーザが、一台のテ
レビ(受信装置102)により、双方向番組としてのク
イズ番組を視聴しているとする。このとき、クイズの解
答を視聴者からも募集している旨のパネル情報が放送局
から番組情報とともに送信されたとする。すると、分離
手段9aがパネル情報を分離し、パネル情報格納手段1
0に格納する。そして、パネル表示手段11aが、パネ
ル情報を解析し、表示手段2にパネルを表示することに
より、クイズの解答を視聴者からも受け付けている旨が
視聴者に表明されるというイベントが発生する。
【0036】図7は、パネル情報の一例を示す図であ
る。パネル表示手段11aは、図7に示されるようなパ
ネル情報を解釈して、表示手段2にパネルを表示する。
パネルを表示する技術については、例えば、インターネ
ットブラウザ等のHTML言語等を解釈し、実行する技
術により公知である。図8は、図7に示されたパネル情
報が放送局から送信されたときの受信装置102におけ
る映像20と、パネル21とを示す図である。クイズ番
組を視聴しているユーザは、図8に示されたパネル21
が映像20に表示されることにより、クイズ番組におい
て、クイズの回答を視聴者からも受け付けている旨を知
ることができる。なお、ユーザによるデータ入力、デー
タ書き換え動作、及びデータの放送局等への送信動作
は、実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
【0037】次に、ユーザの入力したデータがパネルに
表示されるパネル表示動作について説明する。ユーザの
一人が識別子の入力後、クイズの解答の入力を行うと、
解析部4aはクイズの解答をデータ受付手段5bに出力
し、データ受付手段5bは、クイズの解答と識別子バッ
ファに格納されている識別子とをパネル表示手段11a
に出力する(ステップS112)。パネル表示手段11
aは、データ受付手段5bから入力されたクイズの解答
と、識別子とを表示手段2上のパネルに表示する。な
お、識別子は、あらかじめ登録されているユーザ名とし
てパネルに表示される。他のユーザがデータ入力を行っ
たときにも、同様にして、ユーザ名と、入力したクイズ
の解答とが表示手段2上のパネルに表示される。
【0038】図9は、2人のユーザ、ユーザAとユーザ
Bとがクイズの解答をリモコンにより受信装置102に
送信したときの映像30とパネル31とを示す図であ
る。パネル31には、ユーザAの入力したクイズの解答
である「1」と、ユーザBの入力したクイズの解答であ
る「4」とが表示されている。このように、本実施の形
態2による受信装置102によれば、パネル情報格納手
段10と、パネル表示手段11aとを備えたことで、実
施の形態1の効果に加え、視聴者がパネルにより視聴者
参加型の双方向番組に参加できる旨を的確に知ることが
でき、さらに、自分の入力したデータの内容をパネルで
確認してからデータを放送局、あるいは管理サーバに送
信することができる効果がある。なお、実施の形態1及
び2において、送信手段8aが、データ格納手段6に格
納されているデータを送信した後に、データ受付手段5
a、5bの有する識別子バッファの内容を消去する機構
を受信装置101、102に備えてもよい。
【0039】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3による受信装置について、図面を参照しながら説明
する。本実施の形態3による受信装置は、ユーザが双方
向番組を視聴している場合に、複数のユーザの回答を受
け付けて、処理し、放送局等に送信することができ、ま
た、送信する内容をユーザごとに表示される複数のパネ
ルにより確認することができるものである。
【0040】図10は、本実施の形態3による受信装置
を示すブロック図である。受信装置103は、放送受信
手段1と、表示手段2と、受光部3と、解析部4bと、
データ受付手段5cと、データ格納手段6と、命令受付
手段7bと、送信手段8bと、分離手段9aと、パネル
情報格納手段10と、パネル表示手段11bと、フォー
カス移動手段12とを備える。なお、解析部4b、デー
タ受付手段5c、命令受付手段7b、送信手段8b、及
びパネル表示手段11bに関わる部分以外の構成、及び
動作は、実施の形態2による受信装置102と同様であ
り、説明を省略する。
【0041】解析部4bは、受光部3の受け付けたリモ
コンからのコード信号がデータ、送信命令、フォーカス
移動命令のいずれであるか、あるいはその他の命令であ
るかをコード対応表を参照して判別し、コード信号がデ
ータであればデータ受付手段5cに出力し、コード信号
が送信命令、あるいはフォーカス移動命令であれば命令
受付手段7bに出力し、その他の命令であれば、その他
の図示しない各手段に出力する。
【0042】データ受付手段5cは、解析部4bから、
単数、あるいは複数のユーザのデータ、すなわち、識別
子と回答データとを受け付け、識別子をデータ受付手段
5cの有する図示しない識別子バッファに格納し、識別
子と回答データとをパネル表示手段11bに出力すると
ともに、データ格納手段6に格納する。なお、データ受
付手段5cの有する識別子バッファは、実施の形態2の
データ受付手段5bの有する識別子バッファとは異な
り、複数の識別子を格納できるものであり、さらに、格
納されている識別子のいずれか一つに、パネルのフォー
カスにあわせたフォーカスフラグをたてることができる
ものである。解析部4bから入力された識別子が識別子
バッファに格納されるときには、それまでのフォーカス
フラグを消去し、格納された識別子にフォーカスフラグ
がたてられる。また、パネルのフォーカスの移動ととも
に、フォーカスフラグのみを変更することもできる。な
お、フォーカスフラグは、識別子バッファに格納されて
いる識別子のいずれか1つにのみたてられるものであ
り、同時に2以上の識別子にフォーカスフラグがたてら
れることはない。
【0043】命令受付手段7bは、データ格納手段6に
格納されたデータを送信する命令である送信命令を解析
部4bから受け付けたときには、その旨を送信手段8b
に出力し、パネルのフォーカスを移動する命令であるフ
ォーカス移動命令を解析部4bから受け付けたときに
は、その旨をフォーカス移動手段12に出力する。
【0044】送信手段8bは、命令受付手段7bから送
信命令を受け付けた旨の入力があったときに、データ格
納手段6に格納されているデータを図示しない放送局、
あるいは管理サーバに、通信回線を介して送信するとと
もに、データ受付手段5cの有する識別子バッファに格
納されている識別子、及びフォーカスフラグを全て消去
する。
【0045】パネル表示手段11bは、パネル情報格納
手段10に格納されているパネル情報を解釈し、表示手
段2にパネルを表示する。なお、パネル表示手段11b
は、実施の形態2のパネル表示手段11aとは異なり、
複数のパネルを表示手段2に表示できるものである。フ
ォーカス移動手段12は、パネル表示手段11bが複数
のパネルを表示し、命令受付手段7bからフォーカス移
動命令を受け付けた旨の入力があったときには、パネル
のフォーカスを移動する命令をパネル表示手段11bに
出力し、フォーカスフラグをパネルのフォーカスにあわ
せて変更する命令をデータ受付手段5cに出力する。
【0046】なお、パネルのフォーカスとしては、例え
ば、フォーカスされているパネルのみが太枠になる、フ
ォーカスされていないパネルはフォーカスされているパ
ネルよりも薄く表示される、フォーカスされているパネ
ルのみが色が変る、フォーカスされているパネルに何ら
かの印がつく、あるいは、フォーカスされているパネル
のみが表示手段2に表示される等がある。
【0047】次に、受信装置103の動作について説明
する。なお、放送局からの電波を受信し、パネルを表示
手段2に表示するまでの動作は、実施の形態2と同様で
あり、説明を省略する。図11は、リモコンからの入力
の受け付け、及び入力内容に応じた処理の実行における
受信装置103の動作を示すフローチャートである。ス
テップS101ないしS111における処理内容は、実
施の形態2による解析部4a、データ受付手段5b、命
令受付手段7a、送信手段8a、及びパネル表示手段1
1aが、それぞれ解析部4b、データ受付手段5c、命
令受付手段7b、送信手段8b、及びパネル表示手段1
1bとなった以外は、実施の形態2と同様であり、説明
を省略する。
【0048】ステップS113において、データ受付手
段5cは、リモコンから入力された識別子が、データ受
付手段5cの有する図示しない識別子バッファにまだ格
納されていない新しい識別子であるか否かを判断する。
新しい識別子であれば、ステップS103に進み、すで
に識別子バッファに格納されている識別子であれば、ス
テップS116に進む。ステップS114において、デ
ータ受付手段5cは、リモコンから入力された識別子
が、識別子バッファに格納された1個目の識別子である
か否かを判断する。そして、1個目の識別子である場合
は、表示手段2に表示されているパネルを、リモコンか
ら入力された識別子と対応づけ、ステップS101に戻
る。1個目の識別子でない場合は、ステップS115に
進む。
【0049】ステップS115において、データ受付手
段5cは、1個目でない新しい識別子を受け付けた旨を
パネル表示手段11bに出力する。すると、パネル表示
手段11bは、新しく入力された識別子に対応した新し
いパネルを生成する。なお、新しいパネルの生成は、パ
ネル情報格納手段10に格納されているパネル情報を、
コピーすることにより行う。ステップS116におい
て、データ受付手段5cは、識別子バッファのフォーカ
スフラグを消去してステップS103において識別子バ
ッファに格納した識別子にフォーカスフラグをたて、パ
ネル表示手段11bに、入力された識別子に対応したパ
ネルがフォーカスされるようにフォーカスを移動する命
令を出力する。
【0050】ステップS117において、解析部4b
は、コード対応表を参照して、リモコンからの入力がフ
ォーカス移動命令であるか否かを判断する。そして、フ
ォーカス移動命令であるときには、フォーカス移動命令
を命令受付手段7bに出力し、ステップS118に進
む。フォーカス移動命令でないときには、ステップS1
11に進む。ステップS118において、命令受付手段
7bは、フォーカス移動命令を受け付けた旨をフォーカ
ス移動手段12に出力する。そして、フォーカス移動手
段12は、パネル表示手段11bにフォーカスを移動す
るように命令を出し、パネル表示手段11bは、パネル
のフォーカスを一つずらす。また、フォーカス移動手段
12は、データ受付手段5cにパネルのフォーカスが一
つずれた旨を出力し、データ受付手段5cは、識別子バ
ッファのフォーカスフラグをパネルのフォーカスにあわ
せて一つずらす。したがって、フォーカスフラグのたっ
ている識別子と、フォーカスされているパネルに対応し
た識別子とは、絶えず一致している。なお、パネルのフ
ォーカスのずらし方は、例えば、一つ右のパネルにフォ
ーカスをずらす、あるいは一つ左のパネルにフォーカス
をずらすなど、あらかじめフォーカス移動手段12が決
めているものとする。
【0051】ステップS119において、送信手段8b
は、データ受付手段5cの識別子バッファに格納されて
いる識別子と、フォーカスフラグとを全て消去する。ス
テップS120において、データ受付手段5cは、リモ
コンから入力された回答データと、識別子バッファに格
納されている識別子とをパネル表示手段11bに出力す
る。そして、パネル表示手段11bは、データ受付手段
5cから入力された回答データと識別子とを表示手段2
に表示されているパネル内に表示する。なお、識別子を
パネルに表示するときには、あらかじめ受信装置102
に登録されていたユーザ名を表示するものとする。ま
た、各ユーザ名、及び各ユーザの入力した回答データ
は、それぞれ各ユーザの識別子に対応したパネルごとに
表示される。したがって、各パネルごとに、各ユーザの
名前と回答データとが表示される。
【0052】次に、受信装置103の動作について、具
体例を用いて説明する。以下の具体例においては、実施
の形態2の具体例と同様に、複数のユーザが、一台のテ
レビ(受信装置103)により、双方向番組としてのク
イズ番組を視聴しているとする。なお、パネル情報が放
送局から送信され、クイズの回答を視聴者からも受け付
けている旨のパネルが表示されるイベントが発生する動
作については、実施の形態2と同様であり、説明を省略
する。
【0053】次に、イベントに対して、ユーザが回答す
る場合について説明する。まず、ユーザがクイズの解答
をリモコンにより受信装置103に送信するデータ入力
について説明する。ユーザAが、クイズの解答をリモコ
ン50により受信装置103に送信するに際して、ま
ず、リモコン50の「個人ID1」ボタンを押すことに
より、ユーザAを特定するための識別子を受信装置10
3に送信する。すると、データ受付手段5cは、データ
受付手段5cの有する図示しない識別子バッファに識別
子「個人ID1」が格納されていないため、「個人ID
1」が識別子バッファに格納されていない新しい識別子
であると判断し、個人ID1を識別子バッファに格納
し、識別子バッファの個人ID1にフォーカスフラグを
たてる(ステップS113、S104)。
【0054】識別子の入力後、ユーザAがクイズの解答
としての回答データの入力を行ったときの受信装置10
3の動作は、実施の形態2における識別子バッファに格
納されている識別子が、識別子バッファに格納されてお
り、かつ、フォーカスフラグのたっている識別子となる
以外は実施の形態2と同様であり、説明を省略する。
【0055】ユーザAのデータ入力後に、ユーザBがデ
ータ入力を行う場合には、まず、ユーザBがリモコン5
0の「個人ID2」ボタンを押すことにより、ユーザB
を特定するための識別子「個人ID2」を受信装置10
3に送信する。すると、データ受付手段5cは、個人I
D2が識別子バッファに格納されていない新しい識別子
であると判断し、個人ID2を識別子バッファに格納す
る。そして、識別子バッファの個人ID1にたっていた
フォーカスフラグを消去し、個人ID2にフォーカスフ
ラグをたてる(ステップS104)。また、データ受付
手段5cは、入力された識別子「個人ID2」がデータ
受付手段5cに入力された1個目の識別子ではないと判
断し(ステップS114)、識別子「個人ID2」を受
け付けた旨をパネル表示手段11bに出力する。する
と、パネル表示手段11bは、個人ID2に対応した新
しいパネルを生成する。
【0056】識別子の入力後、ユーザBがクイズの解答
としての回答データの入力を行ったときの受信装置10
3の動作は、実施の形態2における識別子バッファに格
納されている識別子が、識別子バッファに格納されてお
り、かつ、フォーカスフラグのたっている識別子となる
以外は実施の形態2と同様であり、説明を省略する。さ
らに、他のユーザがクイズの回答の入力を行うときに
も、同様にして行うことができる。
【0057】次に、ユーザの入力したデータがパネルに
表示されるパネル表示動作について説明する。ユーザの
一人が識別子の入力後、クイズの解答の入力を行うと、
解析部4bはクイズの解答をデータ受付手段5cに出力
し、データ受付手段5cは、識別子バッファに格納され
おり、フォーカスフラグのたっている識別子とクイズの
解答とをパネル表示手段11bに出力する(ステップS
120)。パネル表示手段11bは、データ受付手段5
cから入力されたクイズの解答と、識別子とを表示手段
2上の識別子に対応したパネルに表示する。なお、識別
子は、あらかじめ登録されているユーザ名としてパネル
に表示される。他のユーザがデータ入力を行ったときに
も、同様にして、ユーザ名と、入力したクイズの解答と
が表示手段2上のそのユーザに対応したパネルに表示さ
れる。
【0058】次に、データ格納手段6のデータを書き換
えるデータ書き換え動作について説明する。ユーザA
が、自分の入力したクイズの解答を書き換えたいときに
は、はじめてのクイズの解答の入力のときと同様に、個
人IDボタンを押してからデータ入力を行う方法と、パ
ネルのフォーカスを移動させて、ユーザAのパネルがフ
ォーカスされるようにしてからデータを書き換える方法
とがある。まず、個人IDボタンを押してからデータ入
力を行うことにより、ユーザAが自分の入力したクイズ
の解答を書き換える方法について説明する。
【0059】ユーザAがリモコン50の「個人ID1」
ボタンを押すと、個人ID1は識別子バッファにすでに
格納されているため、データ受付手段5cは、個人ID
1を新しく入力された識別子ではないと判断し(ステッ
プS113)、識別子バッファのフォーカスフラグを消
去して、個人ID1にフォーカスフラグをたてる。ま
た、データ受付手段5cは、パネル表示手段11bに個
人ID1に対応したパネルがフォーカスされるように命
令を出す(ステップS116)。その後のクイズの解答
の書き換えに関しては、実施の形態2における識別子バ
ッファに格納されている識別子が、識別子バッファに格
納されており、かつ、フォーカスフラグのたっている識
別子となる以外は、実施の形態2と同様であり、説明を
省略する。
【0060】次に、パネルのフォーカスを移動すること
により、ユーザAが自分の入力したクイズの解答を書き
換える方法について説明する。ユーザAがリモコン50
の「フォーカス移動」ボタンを押すと、フォーカス移動
命令に対応したコード信号が受信装置103に送信され
る。そして、受光部3がコード信号を受信し、コード信
号を解析部4bに出力する(ステップS101)。解析
部4bは、コード対応表を参照し、入力されたコード信
号がフォーカス移動命令であると判断し、フォーカス移
動命令を命令受付手段7bに出力する(ステップS10
2、S104、S107、S117)。命令受付手段7
bは、フォーカス移動命令を受け付けた旨をフォーカス
移動手段12に出力する。フォーカス移動手段12は、
データ受付手段5cに、識別子バッファのフォーカスフ
ラグを一つずらすように命令を出力し、また、パネル表
示手段11bにパネルのフォーカスを一つずらすように
命令を出す。そして、パネルのフォーカスが一つ移動す
る。したがって、ユーザは、「フォーカス移動」ボタン
を繰り返し押すことにより、自分のパネルをフォーカス
させる。
【0061】そして、ユーザAは、フォーカスされてい
る自分のパネルに表示されているクイズの解答を、回答
データの入力を行うことにより変更することができる。
したがって、パネルのフォーカスを移動することにより
クイズの解答を書き換える場合には、フォーカスされて
いるパネルのみ、回答データの書き換えが可能である。
その後のクイズの解答の書き換えに関しては、実施の形
態2における識別子バッファに格納されている識別子
が、識別子バッファに格納されており、かつ、フォーカ
スフラグのたっている識別子となる以外は、実施の形態
2と同様であり、説明を省略する。
【0062】図12は、表示手段2に表示された映像4
0と、パネル41、42、43との一例を示す図であ
る。図12に示されたように、各パネル41、42、4
3により、クイズの解答を入力してよい旨と、各パネル
41、42、43に入力された解答とを表示手段2を見
ている各ユーザが確認できる。なお、図12において
は、パネル43がフォーカスされているため、パネル4
3の回答データの入力、あるいは変更を行うことができ
る。
【0063】次に、クイズの回答を放送局等に送信する
送信動作について説明する。本実施の形態3における送
信動作は、実施の形態2と同様の送信動作の後に、送信
手段8bがデータ受付手段5cの有する識別子バッファ
の内容を消去する(ステップS119)ものである。こ
の識別子バッファの内容の消去により、新たな双方向番
組を視聴したときにも、データ入力を適切に行うことが
できる。なお、識別子バッファの内容の消去以外の送信
動作は、実施の形態2の送信動作と同様であり、説明を
省略する。
【0064】このように、本実施の形態3による受信装
置103によれば、フォーカス移動手段12を備えたこ
とにより、実施の形態2の効果に加え、リモコンが単数
の場合であっても、ユーザが任意のパネルをフォーカス
してデータ内容を入力、変更等ができるようになり、効
率よくデータ入力、及びデータの変更等を行うことがで
きる効果が得られる。なお、データ格納手段6と送信手
段8bとの間に演算手段13を備えることも可能であ
る。
【0065】図13は、演算手段13を備えた受信装置
104の構成を示すブロック図である。演算手段13
は、データ格納手段6に格納されているデータに対し、
何らかの演算を行い、送信手段8bに出力する。この演
算としては、例えばデータ格納手段6に格納された回答
データのうち、最も多い回答データを選択する、あるい
は、データ格納手段6に格納された回答データを平均す
るなどがある。なお、演算手段13における演算の内容
は、あらかじめ決められたものを演算手段13に保持さ
せてもよいし、記録媒体等により演算手段13に演算内
容を提供するようにしても、あるいは、放送の電波中に
演算内容を演算情報として重畳しておき、分離手段9a
がその演算情報をも分離して演算手段13に出力するよ
うな構成にしてもよい。また、演算手段13を、実施の
形態1の受信装置101、あるいは実施の形態2の受信
装置102に備えてもよい。
【0066】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4による受信装置について、図面を参照しながら説明
する。本実施の形態4による受信装置は、ユーザが双方
向番組を視聴している場合に、複数のユーザの回答を受
け付けて、処理し、放送局等に送信することができ、ま
た、送信する内容をユーザごとに表示される複数のパネ
ルにより確認することができるものであり、さらに、番
組提供者が視聴者からの回答を単数、または複数に制限
できるものである。
【0067】図14は、本実施の形態4による受信装置
を示すブロック図である。受信装置105は、放送受信
手段1と、表示手段2と、受光部3と、解析部4bと、
データ受付手段5dと、データ格納手段6と、命令受付
手段7bと、送信手段8cと、分離手段9bと、パネル
情報格納手段10と、パネル表示手段11bと、フォー
カス移動手段12とを備える。なお、データ受付手段5
d、送信手段8c、及び分離手段9bに関わる部分以外
の構成、及び動作は、実施の形態3による受信装置10
3と同様であり、説明を省略する。
【0068】データ受付手段5dは、実施の形態3のデ
ータ受付手段5cと同様の機能を有したものであり、さ
らに、分離手段9bの分離した単複フラグを格納する図
示しない単複フラグバッファを有し、単複フラグバッフ
ァに格納されている単複フラグをパネル表示手段11b
に出力するものである。なお、単複フラグとは、受信装
置105の受信した番組が視聴者参加型の双方向番組で
ある場合に、視聴者からの回答が、複数でもよいか、単
数に制限されるかを示すフラグのことであり、単複フラ
グが単数のときは、データ受付手段5dは単数のデータ
のみを受け付け、単複フラグが複数のときは、データ受
付手段5dは複数のデータを受け付ける。
【0069】送信手段8cは、データの送信時に、実施
の形態3のデータ受付手段5cの有する識別子バッファ
の内容を削除する代わりにデータ受付手段5dの有する
識別子バッファの内容を削除する以外は、実施の形態3
の送信手段8bと同様のものである。分離手段9bは、
放送受信手段1の受信した電波から映像等の番組情報
と、パネル情報と、単複フラグとを分離し、番組情報を
表示手段2に出力し、パネル情報をパネル情報格納手段
10に出力し、単複フラグをデータ受付手段5dに出力
する。
【0070】次に、受信装置105の動作について説明
する。まず、放送受信手段1が、図示しないアンテナに
より放送局からの電波を受信し、受信した映像等を分離
手段9bに出力する。分離手段9bは、放送受信手段1
からの入力が番組情報のみの場合は、番組情報を表示手
段2に出力し、前記入力が番組情報と、パネル情報と、
単複フラグとを含む場合は、番組情報と、パネル情報
と、単複フラグとを分離し、番組情報を表示手段2に出
力し、パネル情報をパネル情報格納手段10に格納し、
単複フラグをデータ受付手段5dに出力する。なお、パ
ネル表示手段11bによるパネルの表示に関しては、実
施の形態3と同様であり、説明を省略する。
【0071】データ受付手段5dは、分離手段9bから
入力された単複フラグを、データ受付手段5dの有する
単複フラグバッファに格納し、また、単複フラグをパネ
ル表示手段11bに出力する。パネル表示手段11b
は、パネル情報格納手段10に格納されているパネルを
表示するとともに、データ受付手段5dから入力された
単複フラグの情報をも表示する。なお、単複フラグの情
報の表示は、パネル内か、あるいは表示手段2の表示画
面内に、例えば、「単数回答に制限されています」とい
う文字表示か、あるいはあらかじめ決められている記号
等により表示されるものとする。
【0072】図15は、リモコンからの入力の受け付
け、及び入力内容に応じた処理の実行における受信装置
105の動作を示すフローチャートである。ステップS
101ないしS111、並びにステップS113ないし
S120における処理内容は、実施の形態3によるデー
タ受付手段5c、送信手段8b、及び分離手段9aが、
それぞれデータ受付手段5d、送信手段8c、及び分離
手段9bとなった以外は、実施の形態3と同様であり、
説明を省略する。ステップS121において、データ受
付手段5dは、単複フラグバッファに格納されている単
複フラグが単数であるか否かと、識別子バッファにすで
に何らかの識別子が格納されているか否かとを判断す
る。そして、単複フラグが単数であり、かつ、識別子バ
ッファに識別子がすでに格納されているときには、ステ
ップS101に戻る。そうでないときには、ステップS
103に進む。
【0073】次に、受信装置105の動作について、具
体例を用いて説明する。以下の具体例においては、実施
の形態3の具体例と同様に、複数のユーザが、一台のテ
レビ(受信装置105)により、双方向番組としてのク
イズ番組を視聴しているとする。なお、パネル情報が放
送局から送信され、クイズの回答を視聴者からも受け付
けている旨のパネルが表示されるイベントが発生する動
作については、パネルとともに単複フラグの情報が表示
手段2に表示される以外は、実施の形態3と同様であ
り、説明を省略する。
【0074】次に、イベントに対して、ユーザが回答す
る場合について説明する。なお、単複フラグが単数の場
合のデータ入力以外に関しては、実施の形態3の具体例
と同様であり、説明を省略する。そこで、単複フラグが
単数である場合のデータ入力について説明する。まず、
識別子とクイズの解答とをリモコンにより受信装置10
5に送信する一人目のユーザであるユーザAの識別子と
クイズの解答との入力に関しては、実施の形態3と同様
であり、説明を省略する。
【0075】次に、ユーザBが、ユーザAのデータ入力
後に、識別子とクイズの解答との入力を行おうとしたと
する。ユーザBが、リモコン50のIDボタンを押すこ
とにより、ユーザBの識別子「個人ID2」を受信装置
103に送信する。すると、データ受付手段5dは、
「個人ID2」が識別子バッファに格納されていない新
しい識別子であると判断する(ステップS113)。し
かし、データ受付手段5dの単複フラグバッファに格納
されている単複フラグが単数であり、かつ、識別子バッ
ファにはすでにユーザAの識別子が格納されているた
め、ユーザBはデータ入力を行うことができない(ステ
ップS121)。なお、本実施の形態4による単複フラ
グをも受信する受信装置105に対応した図示しない送
信装置(放送局)は、映像及び音声等からなる番組情報
に単複フラグを重畳して放送電波を送信できるものであ
る。
【0076】このように、本実施の形態4による受信装
置105によれば、放送局からの電波に含まれる単複フ
ラグを分離する分離手段9bを備えたことで、実施の形
態3の効果に加え、番組提供者(放送局)が、視聴者参
加型の双方向番組に対するユーザの回答を、単数、ある
いは複数に決定することができる効果がある。したがっ
て、例えば、歌番組等の人気投票においては、単複フラ
グを単数にすることにより、ユーザからの回答を単数に
制限し、熱狂的なユーザの複数回答による、データの水
増しを防止することができる。また、例えば、いろいろ
な意見を収集したいアンケートなどにおいては、単複フ
ラグを複数にすることにより、ユーザからの回答の数を
制限しないで、一台のテレビ(受信装置105)を視聴
している複数人からのデータを得ることができる。
【0077】なお、本実施の形態4では、パネル情報格
納手段10と、パネル表示手段11bと、フォーカス移
動手段12とを備えた受信装置105に対して、分離手
段9bを備えたものとしたが、このような構成以外に
も、例えば、実施の形態2のような、フォーカス移動手
段を有しない受信装置に対して、または、パネル情報格
納手段、パネル表示手段、及びフォーカス移動手段を有
しない受信装置に対してフラグを分離できる分離手段9
bを備え、受信した電波から単複フラグを分離し、該単
複フラグを利用することにより視聴者参加型の双方向番
組に対するユーザの回答を単数に制限するか、あるいは
複数の回答を許可するかを決定する構成としてもよい。
【0078】また、本実施の形態4では、単複フラグが
単数の場合には、リモコンによる受信装置105へのデ
ータ送信を最初に行ったユーザのみのデータが受け付け
られるとしたが、他のユーザがデータ入力を行いたい場
合には、データ格納手段6に格納されたデータを削除し
て新たに別のユーザがデータ入力を実行できるような機
構を備えてもよい。
【0079】また、単複フラグが単数のときにもデータ
受付手段5dは複数のデータを受け付け、リモコンの送
信ボタンが押されると、そのときにフォーカスされてい
るパネルのデータのみが送信されるようにしてもよい。
【0080】図16は、単複フラグが単数のときにも複
数のデータを受け付け、送信動作において、フォーカス
されているパネルのデータのみが送信される受信装置の
動作を示すフローチャートである。図16において、ス
テップS101ないしS119における処理内容は、本
実施の形態4と同様であり、説明を省略する。
【0081】ステップS122において、送信装置8c
は、データ受付手段5dの単複フラグバッファの保持す
る単複フラグが複数か否かを判断する。そして、単複フ
ラグが複数であればステップS109に進み、単複フラ
グが単数であればステップS123に進む。
【0082】ステップS123において、送信手段8c
は、データ格納手段6に格納されている複数のデータの
内、フォーカスされているパネルに対応するデータ、す
なわちデータ受付手段5dの識別子バッファの識別子の
うち、フォーカスフラグのたっている識別子に対応した
データを、放送局、あるいは管理サーバに送信する。
【0083】このように、単複フラグが単数のときにも
複数のデータを受け付け、フォーカスされているパネル
のデータのみを送信するようにしたことで、複数の回答
のうち、いずれを送信しようか迷っているような場合に
は、あらかじめ回答の候補を入力しておき、回答締切時
間までに複数の回答のうちいずれを送信するかを選び、
選択したパネルをフォーカスして送信ボタンを押すだけ
でよいため、回答締切時間直前に回答を変更しようとし
て締切時間に間に合わなくなることなどを防止すること
ができる効果もある。
【0084】なお、実施の形態1ないし4では、視聴者
参加型の双方向番組としてクイズ番組を例に説明した
が、これは一例であって、例えば、視聴者による人気投
票等を行う歌番組、あるいは番組の最後で番組に対する
アンケートを行うものなど、双方向番組であれば、上述
のものに限定されないことは言うまでもない。
【0085】また、実施の形態1ないし4では、命令受
付手段7a、7bはリモコンからの送信命令を、解析部
4a、4bを介して受け取る構成としたが、これは一例
であって、例えば、放送受信手段1が電波中に含まれる
送信命令を受け取り、送信命令を図示しない分離手段に
より分離して、命令受付手段7a、7bに出力する構成
としてもよく、また、データ受付手段5a〜5dがデー
タを受け付けるたびに送信命令を命令受付手段7a、7
bに出力する構成としてもよい。
【0086】図17は、送信命令を放送局の電波から受
け取る場合の、放送局から放送される電波の構成を示し
た図である。放送局からは、番組の映像を含む映像スト
リームと、パネル情報やフラグなどを含むデータストリ
ームとが放送される。このデータストリームに、送信命
令を含めることにより、放送局から送信命令を受信装置
に放送することができる。データストリーム中の送信命
令を分離して命令受付手段に出力する分離手段を受信装
置に設けることにより、放送局から放送される送信命令
により、データ格納手段に格納されているデータを放送
局、あるいは管理サーバに送信することができる。この
ように、放送局から送信命令を放送することで、双方向
番組において、放送提供者が視聴者の回答時間の終了時
に送信命令を放送することにより、回答時間終了後の視
聴者からの回答を防止することができる効果もある。
【0087】なお、上述のような、データストリーム中
の送信命令によりデータ格納手段に格納されているデー
タを放送局等に送信する受信装置に対応した図示しない
送信装置(放送局)は、データストリーム中に、送信命
令を含めた放送電波を送信できるものである。
【0088】また、実施の形態1ないし4では、複数の
ユーザがリモコンによりデータを受信装置101〜10
5に送信するときには、まず、個人IDボタンを押して
から回答データの入力を行うとしたが、これは一例であ
って、例えば、図3(b)に示されるリモコン51に備
えてあるスライドスイッチ52をスライドさせてリモコ
ン51を操作しているユーザを特定することにより、リ
モコン51からの回答データ等の送信時にリモコン51
を操作しているユーザの識別子(個人ID)が回答デー
タ等とともに受信装置101〜105に送信されるよう
にしてもよく、また、リモコンから受信装置101〜1
05へのデータ送信の前に、データ入力を行うユーザ
が、その人に固有のID番号をテンキーなどにより入力
するようにしてもよく、さらに、あらかじめ受信装置1
01〜105に個人IDを登録しておき、その個人ID
をリモコンの矢印ボタンで選択するようにしてもよい。
【0089】また、実施の形態1ないし4では、リモコ
ンは1台であるとしたが、これは一例であって、例え
ば、複数のリモコンによって、あるいは各ユーザの所有
するリモコンによって受信装置101〜105にデータ
等を送信することも可能であり、同様の効果が得られ
る。リモコンが複数のときのデータ格納手段6に格納さ
れたデータを送信手段8a、8bにより送信する送信操
作においては、複数のリモコンのうちどれか一つを親リ
モコンとし、親リモコンからのみ送信操作が可能なよう
にしてもよく、各リモコンによってデータ入力を行い、
各リモコンの送信ボタンを押すとそのリモコンによって
受信装置101〜105に送信されたデータのみが送信
されるようにしてもよく、あるいは、全リモコンの送信
ボタンが押されたことを確認すると、全データを送信す
るようにしてもよい。
【0090】また、実施の形態2においては、リモコン
が複数の場合には、リモコンから受信装置102へのデ
ータ等の送信時に、まず、そのリモコンに固有のリモコ
ンIDが送信され、そのリモコンIDの送信によりパネ
ル表示手段が新たなパネルを表示し、最終的にリモコン
ごとの複数のパネルを表示手段2に表示することも可能
であり、ユーザが各自のリモコンを持っている場合に
は、表示手段2上において自分の入力データ等を容易に
確認し、変更できる効果もある。
【0091】また、実施の形態2ないし4におけるパネ
ルとは、表示手段2の表示画面をある一定の範囲区切っ
て表示するものでもよく、また、画面の一部にパネル情
報の文字だけが表示されるようなもの(背景の透明なパ
ネル)でもよい。
【0092】また、実施の形態2ないし4では、放送局
から受信装置102〜105へのパネル情報の送信にお
いて、パネルの内容が変更されたときのみパネル情報を
送信するようにしてもよい。さらに、視聴者が双方向番
組に参加する意思のないときなど、パネルを表示したく
ないときには、リモコンのパネル表示切替ボタンを押す
ことによりパネルを消去できる機構を備えてもよい。
【0093】また、実施の形態2ないし4では、パネル
にはあらかじめ登録されたユーザ名が表示されるとした
が、これは一例であって、例えば、それぞれのユーザの
入力したデータを識別できるものであれば、何らかの記
号等がパネルに表示されるようにしてもよい。
【0094】また、実施の形態3及び4では、送信命令
により送信手段8bは、データ格納手段6の全データを
放送局、あるいは管理サーバに送信するとしたが、これ
は一例であって、例えば、リモコンの送信ボタンを押す
ことによって、そのときにフォーカスされているパネル
の情報のみを送信することも可能であり、データ入力を
終了した人から順番に他の人のデータ入力を待たずに送
信できる効果がある。
【0095】また、実施の形態3及び4では、パネルは
データ入力のたびに新しいものが表示されるとしたが、
これは一例であって、例えば、あらかじめ参加人数をリ
モコン等により受信装置103、105に登録しておく
ことにより、参加人数分のパネルがはじめから表示され
るようにしてもよい。あるいは、ユーザの視聴している
番組が視聴者参加型の双方向番組のときには、受信装置
103、105にあらかじめ一定の数のパネルが表示さ
れ、視聴者は、表示されたパネルのうち、必要な数だけ
を使用するようにしてもよい。なお、あらかじめ一定の
数のパネルが表示される場合には、単一のパネル情報の
みが放送局から送信されてきて、そのパネル情報を受信
装置が解釈し、一定の数だけコピーすることにより複数
のパネルを表示するようにしてもよく、あるいは、あら
かじめ決められた枚数のパネル情報と、そのパネルの配
置情報とが放送局から送信されてきて、そのパネル情報
を受信装置が解釈して複数のパネルを表示するようにし
てもよい。ここで、パネルの配置情報とは、パネルの表
示される2次元座標系での位置の情報のことであり、例
えば、X軸と、Y軸との値で示される。
【0096】また、実施の形態4においては、ユーザの
視聴している番組が視聴者参加型の双方向番組であり、
かつ、単複フラグが複数のときには、受信装置105に
あらかじめ一定の数のパネルが表示され、視聴者は、表
示されたパネルのうち必要な数だけを使用し、単複フラ
グが単数のときには受信装置105に1枚のパネルのみ
が表示されるようにしてもよい。
【0097】また、実施の形態3及び4では、フォーカ
スの移動はリモコンのフォーカス移動ボタンを押すこと
により一つずつパネルのフォーカスを移動するとした
が、これは一例であって、例えば、リモコンの左右ボタ
ンの操作、図3(b)に示されるリモコン51の十字ボ
タン53〜56の操作、あるいはテンキーによるパネル
番号等の入力によって、特定のパネルをフォーカスする
ことも可能である。
【0098】また、実施の形態1ないし4による受信装
置101〜105の各構成要素は、プログラム制御によ
るソフトウェアで構成してもよく、ハードウェアで構成
してもよい。
【0099】また、実施の形態1ないし4による受信方
法を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システ
ム、あるいは装置に供給し、そのシステム、あるいは装
置のCPU等の主処理部が該記録媒体に格納されたプロ
グラムを読み出し実行することによっても、上記各実施
の形態で説明した効果と同様の効果を得ることができ
る。なお、プログラムを記録する記録媒体としては、例
えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁
気テープ、パンチカード、不揮発性のメモリカード、R
OM等を用いることができる。
【0100】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1及び12の受信装置、及び受信方法によれば、受信装
置の備えるデータ受付手段が一のイベントに対して複数
のデータを受け付けることとしたことで、複数の人が1
台の受信装置により番組を視聴していた場合でも、各人
が視聴者参加型の双方向番組に参加できる効果がある。
【0101】また、請求項2、請求項3、及び請求項1
3の受信装置、及び受信方法によれば、請求項1に記載
の受信装置において、データ入力を示唆するパネルを構
成するためのパネル情報を格納するパネル情報格納手段
と、前記パネル情報からパネルを表示するパネル表示手
段とを備えたことで、複数の人が1台の受信装置により
番組を視聴していた場合でも、各人が視聴者参加型の双
方向番組に参加でき、また、視聴者は、視聴者参加型の
双方向番組に参加できる旨等を的確に知ることができ、
さらに、自分の入力したデータの内容を表示手段2上で
確認してからデータを放送局、あるいは管理サーバに送
信することができる効果がある。
【0102】また、請求項4の受信装置によれば、請求
項2に記載の受信装置において、パネル表示手段が複数
のパネルを表示し、命令受付手段が送信命令及び前記複
数のパネルのフォーカスを移動する命令であるフォーカ
ス移動命令を受け付け、前記命令受付手段がフォーカス
移動命令を受け付けたときにパネルのフォーカスを移動
するフォーカス移動手段をさらに備えたことで、複数の
人が1台の受信装置により番組を視聴していた場合で
も、各人が視聴者参加型の双方向番組に参加でき、ま
た、視聴者は、視聴者参加型の双方向番組に参加できる
旨等を的確に知ることができ、自分の入力したデータの
内容を表示手段2上で確認してからデータを放送局、あ
るいは管理サーバに送信することができ、さらに、リモ
コンが単数の場合、あるいは、人数分ない場合であって
も、ユーザが任意のパネルをフォーカスしてデータ内容
を入力、変更等ができるようになり、効率よくデータ入
力、及びデータの変更等を行うことができる効果が得ら
れる。
【0103】また、請求項5及び請求項6の受信装置に
よれば、請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載
の受信装置において、データ格納手段に格納された複数
のデータを演算する演算手段を備えたことで、全てのデ
ータを放送局、あるいはサーバに送信するのではなく、
あらかじめ複数のデータを演算したものを送信するた
め、放送局、あるいはサーバに送信するデータは容量の
小さなものとなり、また、放送局、あるいはサーバにお
いてデータの集計が容易になるという効果がある。
【0104】また、請求項7ないし請求項10、並びに
請求項14、及び請求項15の受信装置、及び受信方法
によれば、受信装置が、放送局からの電波に含まれてい
る単複フラグを分離できる分離手段を備え、前記単複フ
ラグが複数データを受け付ける旨を示す場合には、一の
イベントに対して複数のデータ入力を受け付け、前記単
複フラグが一のデータのみを受け付ける旨を示す場合に
は一のデータの入力のみを受け付けることとしたこと
で、上述の請求項1ないし請求項4の効果に加え、番組
提供者が視聴者参加型の双方向番組に対するユーザの回
答を、単数、あるいは複数に決定することができ、効率
のよいデータ収集が可能となる効果がある。
【0105】また、請求項11、及び請求項16の受信
装置、及び受信方法によれば、受信装置が、放送局から
の電波に含まれている単複フラグを分離できる分離手段
を備え、一のイベントに対して複数のデータ入力を受け
付け、単複フラグが複数データを送信する旨を示す場合
には、データ格納手段に格納されているデータの一部ま
たは全部を送信し、単複フラグが一のデータのみを送信
する旨を示す場合には、データ格納手段に格納されてい
るデータのうち、選択された一のデータのみを送信する
こととしたことで、上述の請求項1ないし請求項4の効
果に加え、番組提供者が視聴者参加型の双方向番組に対
するユーザの回答を、単数、あるいは複数に決定するこ
とができ、効率のよいデータ収集が可能となる効果があ
る。
【0106】また、請求項17の受信方法によれば、請
求項12ないし16のいずれか一つに記載の受信方法に
おいて、前記送信ステップでデータを送信した後に、前
記データ格納ステップで格納したデータを全て消去する
データ消去ステップをさらに具備したことで、請求項1
2ないし請求項16の効果に加え、さらに、データが格
納されていないときに誤ってリモコンの送信ボタンを押
したときに、データの送信を防止でき、誤ってデータの
送信を行うことによる通信回線使用料を支払わなくてよ
い効果がある。
【0107】また、請求項18の送信装置によれば、双
方向サービス機能を有する放送システムを構成する送信
装置であって、受信装置が複数のデータを受付可能か否
かを示す単複フラグを送信することとしたことで、あら
かじめ双方向番組に対する受信装置からの回答を単数、
あるいは複数に決定することができ、効率のよいデータ
収集が可能となる効果がある。
【0108】また、請求項19の送信装置によれば、双
方向サービス機能を有する放送システムを構成する送信
装置であって、受信装置が保持しているデータの一部ま
たは全部を送信する送信命令を送信することとしたこと
で、番組提供者が、データの送信を制御することがで
き、回答時間終了後のデータの送信を防止することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による受信装置を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1による受信装置の動作を
示すフローチャートである。
【図3】リモコンの一例を示す図である。
【図4】コード対応表の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2による受信装置を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の実施の形態2による受信装置の動作を
示すフローチャートである。
【図7】パネル情報を一例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2による表示手段2の表示
する映像画面の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態2による表示手段2の表示
する映像画面の一例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態3による受信装置を示す
ブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態3による受信装置の動作
を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態3による表示手段2の表
示する映像画面の一例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態3による受信装置を示す
ブロック図である。
【図14】本発明の実施の形態4による受信装置を示す
ブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態4による受信装置の動作
を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態4による受信装置の動作
を示すフローチャートである。
【図17】放送局から放送される電波の構成を示した図
である。
【符号の説明】
1 放送受信手段 2 表示手段 3 受光部 4a、4b 解析部 5a、5b、5c、5d データ受付手段 6 データ格納手段 7a、7b 命令受付手段 8a、8b、8c 送信手段 9a、9b パネル情報分離手段 10 パネル情報格納手段 11a、11b パネル表示手段 12 フォーカス移動手段 13 演算手段 20、30、40 映像画面 21、31、41、42、43 パネル 50、51 リモコン 52 スライドスイッチ 53、54、55、56 十字ボタン 101、102、103、104、105 受信装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA01 BA07 BB10 BC16 BC20 BC23 BC27 BD01 BD03 BD07 BD08 5K048 AA14 BA02 DA02 DB02 EB02 FB15 5K061 AA09 BB07 DD12 FF00 FF11 HH08 JJ07

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送を受信する放送受信手段と、 データ入力を受け付けるデータ受付手段と、 前記データ受付手段が受け付けたデータを格納するデー
    タ格納手段と、 前記データ受付手段が受け付けたデータの一部または全
    部を送信する命令である送信命令を受け付ける命令受付
    手段と、 前記命令受付手段が送信命令を受け付けたときに前記デ
    ータ格納手段に格納されているデータの一部または全部
    を送信する送信手段と、を具備する受信装置であって、 前記データ受付手段が一のイベントに対して複数のデー
    タを受け付けることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の受信装置において、 データ入力を示唆するパネルを構成するためのパネル情
    報を格納するパネル情報格納手段と、 前記パネル情報からパネルを表示するパネル表示手段
    と、 をさらに具備することを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の受信装置において、 パネル表示手段が複数のパネルを表示し、データ受付手
    段が複数のパネルに対応した複数のデータを受け付ける
    ことを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の受信装置において、 パネル表示手段が複数のパネルを表示し、命令受付手段
    が送信命令及び前記複数のパネルのフォーカスを移動す
    る命令であるフォーカス移動命令を受け付け、前記命令
    受付手段がフォーカス移動命令を受け付けたときにパネ
    ルのフォーカスを移動するフォーカス移動手段をさらに
    具備し、データ格納手段がデータ受付手段がデータを受
    け付けたときにフォーカスされているパネルに対応づけ
    て前記データを格納することを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか一つ
    に記載の受信装置において、 データ格納手段に格納された複数のデータを演算する演
    算手段をさらに具備し、送信手段が前記演算手段で演算
    された結果のデータを送信することを特徴とする受信装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の受信装置において、 演算手段が複数のデータの中で最も多いデータに決定す
    る演算をすることを特徴とする受信装置。
  7. 【請求項7】 双方向サービス機能を有する放送システ
    ムを構成する受信装置であって、 放送、及び単複フラグを受信する放送受信手段と、 前記放送受信手段から単複フラグを取り出す分離手段
    と、 前記単複フラグが複数データを受け付ける旨を示す場合
    には、一のイベントに対して複数のデータ入力を受け付
    け、前記単複フラグが一のデータのみを受け付ける旨を
    示す場合には一のデータの入力のみを受け付けるデータ
    受付手段と、 前記データ受付手段が受け付けたデータを格納するデー
    タ格納手段と、 前記データ受付手段が受け付けたデータの一部または全
    部を送信する命令である送信命令を受け付ける命令受付
    手段と、 前記命令受付手段が送信命令を受け付けたときに前記デ
    ータ格納手段に格納されているデータの一部または全部
    を送信する送信手段と、 を具備することを特徴とする受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の受信装置において、 データ入力を示唆するパネルを構成するためのパネル情
    報を格納するパネル情報格納手段と、 前記パネル情報からパネルを表示するパネル表示手段
    と、 をさらに具備することを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の受信装置において、 単複フラグが複数データを受け付ける旨を示す場合に
    は、パネル表示手段が複数のパネルを表示し、かつデー
    タ受付手段が複数のパネルに対応した複数のデータを受
    け付け、単複フラグが一のデータのみを受け付ける旨を
    示す場合には、パネル表示手段が一のパネルを表示し、
    かつデータ受付手段が一のデータを受け付けることを特
    徴とする受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の受信装置において、 パネル表示手段が複数のパネルを表示し、命令受付手段
    が送信命令及び前記複数のパネルのフォーカスを移動す
    る命令であるフォーカス移動命令を受け付け、前記命令
    受付手段がフォーカス移動命令を受け付けたときにパネ
    ルのフォーカスを移動するフォーカス移動手段をさらに
    具備し、データ格納手段がデータ受付手段がデータを受
    け付けたときにフォーカスされているパネルに対応づけ
    て前記データを格納することを特徴とする受信装置。
  11. 【請求項11】 双方向サービス機能を有する放送シス
    テムを構成する受信装置であって、 放送、及び単複フラグを受信する放送受信手段と、 前記放送受信手段から単複フラグを取り出す分離手段
    と、 一のイベントに対して複数のデータ入力を受け付けるデ
    ータ受付手段と、 前記データ受付手段が受け付けたデータを格納するデー
    タ格納手段と、 前記データ受付手段が受け付けたデータの一部または全
    部を送信する命令である送信命令を受け付ける命令受付
    手段と、 前記命令受付手段が送信命令を受け付けたときに、前記
    単複フラグが複数データを送信する旨を示す場合には、
    前記データ格納手段に格納されているデータの一部また
    は全部を送信し、前記単複フラグが一のデータのみを送
    信する旨を示す場合には、前記データ格納手段に格納さ
    れているデータのうち、選択された一のデータのみを送
    信する送信手段と、 を具備することを特徴とする受信装置。
  12. 【請求項12】 データ入力を受け付けるデータ受付ス
    テップと、 前記データ受付ステップで受け付けたデータを格納する
    データ格納ステップと、 前記データ格納ステップで格納したデータの一部または
    全部を送信する命令である送信命令を受け付ける命令受
    付ステップと、 前記命令受付ステップで送信命令を受け付けたときに前
    記データ格納ステップで格納したデータの一部または全
    部を送信する送信ステップと、を具備する受信方法であ
    って、 前記データ受付ステップで、一のイベントに対して複数
    のデータを受け付けることを特徴とする受信方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の受信方法におい
    て、 データ入力を示唆するパネルを構成するためのパネル情
    報を格納するパネル情報格納ステップと、 前記パネル情報からパネルを表示するパネル表示ステッ
    プと、をさらに具備し、 前記パネル表示ステップで複数のパネルを表示し、前記
    データ受付ステップで複数のパネルに対応した複数のデ
    ータを受け付けることを特徴とする受信方法。
  14. 【請求項14】 放送、及び単複フラグを受信する放送
    受信ステップと、 前記放送受信ステップで受信した放送から単複フラグを
    取り出す分離ステップと、 前記単複フラグが複数データを受け付ける旨を示す場合
    には、一のイベントに対して複数のデータ入力を受け付
    け、前記単複フラグが一のデータのみを受け付ける旨を
    示す場合には、一のデータの入力のみを受け付けるデー
    タ受付ステップと、 前記データ受付ステップで受け付けたデータを格納する
    データ格納ステップと、 前記データ格納ステップで格納したデータの一部または
    全部を送信する命令である送信命令を受け付ける命令受
    付ステップと、 前記命令受付ステップで送信命令を受け付けたときに前
    記データ格納ステップで格納したデータの一部または全
    部を送信する送信ステップと、 を具備することを特徴とする受信方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の受信方法におい
    て、 データ入力を示唆するパネルを構成するためのパネル情
    報を格納するパネル情報格納ステップと、 前記パネル情報からパネルを表示するパネル表示ステッ
    プと、をさらに具備し、 前記単複フラグが複数データを受け付ける旨を示す場合
    には、前記パネル表示ステップで複数のパネルを表示
    し、かつ前記データ受付ステップで複数のパネルに対応
    した複数のデータを受け付け、前記単複フラグが一のデ
    ータのみを受け付ける旨を示す場合には、前記パネル表
    示ステップで一のパネルを表示し、かつデータ受付ステ
    ップで一のデータを受け付けることを特徴とする受信方
    法。
  16. 【請求項16】 放送、及び単複フラグを受信する放送
    受信ステップと、 前記放送受信ステップで受信した放送から単複フラグを
    取り出す分離ステップと、 一のイベントに対して複数のデータ入力を受け付けるデ
    ータ受付ステップと、 前記データ受付ステップで受け付けたデータを格納する
    データ格納ステップと、 前記データ格納ステップで格納したデータの一部または
    全部を送信する命令である送信命令を受け付ける命令受
    付ステップと、 前記命令受付ステップで送信命令を受け付けたときに、
    前記単複フラグが複数データを送信する旨を示す場合に
    は、前記データ格納ステップで格納したデータの一部ま
    たは全部を送信し、前記単複フラグが一のデータのみを
    送信する旨を示す場合には、前記データ格納ステップで
    格納したデータのうち、選択された一のデータのみを送
    信する送信ステップと、 を具備することを特徴とする受信方法。
  17. 【請求項17】 請求項12ないし16のいずれか一つ
    に記載の受信方法において、 前記送信ステップでデータを送信した後に、前記データ
    格納ステップで格納したデータを全て消去するデータ消
    去ステップをさらに具備することを特徴とする受信方
    法。
  18. 【請求項18】 双方向サービス機能を有する放送シス
    テムを構成する送信装置であって、 受信装置が複数のデータを受付可能か否かを示す単複フ
    ラグを送信することを特徴とする送信装置。
  19. 【請求項19】 双方向サービス機能を有する放送シス
    テムを構成する送信装置であって、 受信装置が保持しているデータの一部または全部を送信
    する送信命令を送信することを特徴とする送信装置。
JP2000030875A 2000-02-08 2000-02-08 受信装置、受信方法、及び送信装置 Pending JP2001224007A (ja)

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