JP2001222979A - 金属ハロゲン無電極ランプ - Google Patents
金属ハロゲン無電極ランプInfo
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 分子スペクトルを特徴として放射する金属ハ
ロゲン無電極ランプの動作特性を向上し得る、改善され
た金属ハロゲン無電極ランプを提供する。 【解決手段】 放電電球4を包含するマイクロ波キャビ
ティー3に結合手段2を介して結合されるマイクロ波発生
装置1と、マイクロ波キャビティー3の壁の透明な所定部
分によって光学的放射を透過させるマイクロ波スクリー
ン5と、を含み放電電球には、高周波放電により励起さ
れたら直ちに分子スプクトルを特徴とする可視光放射を
行う金属ハロゲン混合充填物及び不活性ガスが充填され
ており、ここで、金属ハロゲン混合充填物としては、ス
ズ(Sn)及びアルミニウム(Al)のハロゲン化物を
包含することを特徴とする、金属ハロゲン無電極ラン
プ。
ロゲン無電極ランプの動作特性を向上し得る、改善され
た金属ハロゲン無電極ランプを提供する。 【解決手段】 放電電球4を包含するマイクロ波キャビ
ティー3に結合手段2を介して結合されるマイクロ波発生
装置1と、マイクロ波キャビティー3の壁の透明な所定部
分によって光学的放射を透過させるマイクロ波スクリー
ン5と、を含み放電電球には、高周波放電により励起さ
れたら直ちに分子スプクトルを特徴とする可視光放射を
行う金属ハロゲン混合充填物及び不活性ガスが充填され
ており、ここで、金属ハロゲン混合充填物としては、ス
ズ(Sn)及びアルミニウム(Al)のハロゲン化物を
包含することを特徴とする、金属ハロゲン無電極ラン
プ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属ハロゲン無電
極ランプ(Metal Harogen Electrodeless Illuminat
ion Lamps)に係るもので、詳しくは、街及び大型ビル
等の照明に使用されるガス放電ランプ、特に、放電によ
って励起されると、スペクトルの可視領域において光を
放射する充填物を包含するガス放電ランプに関する。こ
こで、前記充填物の主な成分としては、金属ハロゲンま
たは金属ハロゲンの混合物が使用される。
極ランプ(Metal Harogen Electrodeless Illuminat
ion Lamps)に係るもので、詳しくは、街及び大型ビル
等の照明に使用されるガス放電ランプ、特に、放電によ
って励起されると、スペクトルの可視領域において光を
放射する充填物を包含するガス放電ランプに関する。こ
こで、前記充填物の主な成分としては、金属ハロゲンま
たは金属ハロゲンの混合物が使用される。
【0002】
【従来の技術】金属ハロゲンランプは、60年代の後半か
ら一般に知られたもので、高強度の放射特性を有するた
め広用され、アーク放電を発生させる物質の混合物で充
填された石英チューブと、該チューブを包むガラス封入
体(envelope)と、を含み、前記石英チューブは、ラン
プが作動するとアーク放電を開始する2個の電極を包含
して構成されている。ここで、前記石英チューブに充填
される充填物の主な成分は水銀で、その他に、放電開始
を補助する不活性ガスとして、ヨウ素化物(米国特許3,
234,421)である金属ハロゲン又はその混合物が加えら
れており、そのような多様な金属及びその化合物のハロ
ゲン化物、例えば、BiI3(米国特許3,989,972)、Sn化
合物(米国特許4,001,626)、Na、Li及びScハロゲン化
物(米国特許4,247,798)、Tiハロゲン化物(米国特許
4,866,342)、所定比率のNa及びTiヨウ素化物(米国特
許5,225,738)を使用して、所望のスペクトル結果を得
ることができる。
ら一般に知られたもので、高強度の放射特性を有するた
め広用され、アーク放電を発生させる物質の混合物で充
填された石英チューブと、該チューブを包むガラス封入
体(envelope)と、を含み、前記石英チューブは、ラン
プが作動するとアーク放電を開始する2個の電極を包含
して構成されている。ここで、前記石英チューブに充填
される充填物の主な成分は水銀で、その他に、放電開始
を補助する不活性ガスとして、ヨウ素化物(米国特許3,
234,421)である金属ハロゲン又はその混合物が加えら
れており、そのような多様な金属及びその化合物のハロ
ゲン化物、例えば、BiI3(米国特許3,989,972)、Sn化
合物(米国特許4,001,626)、Na、Li及びScハロゲン化
物(米国特許4,247,798)、Tiハロゲン化物(米国特許
4,866,342)、所定比率のNa及びTiヨウ素化物(米国特
許5,225,738)を使用して、所望のスペクトル結果を得
ることができる。
【0003】ところが、従来の金属ハロゲンランプにお
いては、石英チューブの充填物としては、数千mgの水銀
が使用されることが致命的な欠点として挙げられる。水
銀は有毒物質であるため、水銀を包含するランプの製造
及び利用における危険性は良く知られている。
いては、石英チューブの充填物としては、数千mgの水銀
が使用されることが致命的な欠点として挙げられる。水
銀は有毒物質であるため、水銀を包含するランプの製造
及び利用における危険性は良く知られている。
【0004】且つ、従来の金属ハロゲンランプにおいて
は、石英チューブ内の電極で熱損失がかなり発生すると
共に、電極物質が気化して石英チューブを暗くするた
め、ランプの性能が低下するという不都合な点があっ
た。
は、石英チューブ内の電極で熱損失がかなり発生すると
共に、電極物質が気化して石英チューブを暗くするた
め、ランプの性能が低下するという不都合な点があっ
た。
【0005】そこで、従来の水銀を含有する金属ハロゲ
ンランプの代わりにガス放電無電極ランプが開発され
た。該ガス放電無電極ランプは、放電電球を包含するマ
イクロ波キャビティーに結合手段を介して結合されるマ
イクロ波発生装置のような電磁気放射源を有する。ここ
で、前記放電電球には、マイクロ波の放電により励起さ
れると、分子スペクトルを特徴とする放射を行う充填物
(または混合充填物)が包含されている。また、前記マ
イクロ波キャビティーの壁の所定部分は金属マッシュに
より形成されるため、マイクロ波エネルギーは通過させ
ないが、光学的放射に対しては実質的に透明なマイクロ
波スクリーンとして機能して、光学的放射を通過させ
る。
ンランプの代わりにガス放電無電極ランプが開発され
た。該ガス放電無電極ランプは、放電電球を包含するマ
イクロ波キャビティーに結合手段を介して結合されるマ
イクロ波発生装置のような電磁気放射源を有する。ここ
で、前記放電電球には、マイクロ波の放電により励起さ
れると、分子スペクトルを特徴とする放射を行う充填物
(または混合充填物)が包含されている。また、前記マ
イクロ波キャビティーの壁の所定部分は金属マッシュに
より形成されるため、マイクロ波エネルギーは通過させ
ないが、光学的放射に対しては実質的に透明なマイクロ
波スクリーンとして機能して、光学的放射を通過させ
る。
【0006】前記ガス放電無電極ランプとしては、米国
特許5,404,076号、5,661,365号、5,798,611号、5,834,8
95号及び5,866,980号などが公知であり、前記放電電球
に充填される充填物の主な成分としては、硫黄(S)、
セレニウム(Se)、テルル(Te)またはこれらの化合物
が利用される。更に、光学的放射のスペクトル特性を変
化させるために、金属及び/または金属ハロゲンが少量
追加される。
特許5,404,076号、5,661,365号、5,798,611号、5,834,8
95号及び5,866,980号などが公知であり、前記放電電球
に充填される充填物の主な成分としては、硫黄(S)、
セレニウム(Se)、テルル(Te)またはこれらの化合物
が利用される。更に、光学的放射のスペクトル特性を変
化させるために、金属及び/または金属ハロゲンが少量
追加される。
【0007】これら従来のガス放電無電極ランプは、水
銀を含有する従来の金属ハロゲンランプが有する欠点を
克服して、寿命が永く、電極がないため熱損失がなく、
非常にゆるやかなスペクトルを発生すると共に、比較的
高出力の放射が可能であるというメリットがある。
銀を含有する従来の金属ハロゲンランプが有する欠点を
克服して、寿命が永く、電極がないため熱損失がなく、
非常にゆるやかなスペクトルを発生すると共に、比較的
高出力の放射が可能であるというメリットがある。
【0008】このようなガス放電無電極ランプの長所を
生かして、従来の金属ハロゲンランプに適用させた変形
例としては、米国特許5,864,210号に記載された金属ハ
ロゲン無電極ランプがある。この金属ハロゲン無電極ラ
ンプは、前記ガス放電無電極ランプのように、放電電球
を包含するマイクロ波キャビティーに結合手段を介して
結合されるマイクロ発生装置を含む。ここで、前記放電
電球に充填される充填物としては、インジウム(In)、
ガリウム(Ga)及びタリウム(Tl)のハロゲン化物、ま
たはこれらの化合物のうちの何れか1つが包含され、更
に前記金属ハロゲンは、ヨウ素(I)、臭素(Br)及び
塩素(Cl)またはこれらのうちの何れか1つを含む。
生かして、従来の金属ハロゲンランプに適用させた変形
例としては、米国特許5,864,210号に記載された金属ハ
ロゲン無電極ランプがある。この金属ハロゲン無電極ラ
ンプは、前記ガス放電無電極ランプのように、放電電球
を包含するマイクロ波キャビティーに結合手段を介して
結合されるマイクロ発生装置を含む。ここで、前記放電
電球に充填される充填物としては、インジウム(In)、
ガリウム(Ga)及びタリウム(Tl)のハロゲン化物、ま
たはこれらの化合物のうちの何れか1つが包含され、更
に前記金属ハロゲンは、ヨウ素(I)、臭素(Br)及び
塩素(Cl)またはこれらのうちの何れか1つを含む。
【0009】そして、前記放電電球は、放電開始を補助
する少量の不活性ガスを包含して構成され、前記放電電
球に充填された充填物に高周波放電が開始されると、前
記金属ハロゲンに含まれる物質は分子スペクトルを有す
る放射を行い、このとき、マイクロ波キャビティーの壁
の一部分は金属メッシュにより形成されているため、マ
イクロ波エネルギーを通過させないが、光学的放射に対
しては、実質的に透明なマイクロ波スクリーンとして機
能して、この光学的放射を通過させる。又、ランプの光
効率を増加させるために亜鉛(Zn)を前記放電電球の充
填物として追加するため、電球内部の圧力が増加され
る。
する少量の不活性ガスを包含して構成され、前記放電電
球に充填された充填物に高周波放電が開始されると、前
記金属ハロゲンに含まれる物質は分子スペクトルを有す
る放射を行い、このとき、マイクロ波キャビティーの壁
の一部分は金属メッシュにより形成されているため、マ
イクロ波エネルギーを通過させないが、光学的放射に対
しては、実質的に透明なマイクロ波スクリーンとして機
能して、この光学的放射を通過させる。又、ランプの光
効率を増加させるために亜鉛(Zn)を前記放電電球の充
填物として追加するため、電球内部の圧力が増加され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来の金属ハロゲン無電極ランプにおいては、有毒物質で
ある水銀を包含するケースが多く、ランプから放射され
る光が自然光とは相異するため視覚的に不安定で、高周
波放電が開始してから可視光放射に至るまでのランプ動
作が遅いという不都合な点があった。
来の金属ハロゲン無電極ランプにおいては、有毒物質で
ある水銀を包含するケースが多く、ランプから放射され
る光が自然光とは相異するため視覚的に不安定で、高周
波放電が開始してから可視光放射に至るまでのランプ動
作が遅いという不都合な点があった。
【0011】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、分子スペクトルを特徴として放射する
金属ハロゲン無電極ランプの動作特性を向上し得る、改
善された金属ハロゲン無電極ランプを提供することを目
的とする。
なされたもので、分子スペクトルを特徴として放射する
金属ハロゲン無電極ランプの動作特性を向上し得る、改
善された金属ハロゲン無電極ランプを提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係る金属ハロゲン無電極ランプにおい
ては、放電電球を包含するマイクロ波キャビティーに結
合手段を介して結合されるマイクロ波発生装置と、前記
マイクロ波キャビティー壁の透明な所定部分によって光
学的放射を透過させるマイクロ波スクリーンと、を含
み、前記放電電球には、高周波放電により励起されたら
直ちに分子スペクトルを特徴とする可視光放射を行う金
属ハロゲン混合物が充填されている。
るため、本発明に係る金属ハロゲン無電極ランプにおい
ては、放電電球を包含するマイクロ波キャビティーに結
合手段を介して結合されるマイクロ波発生装置と、前記
マイクロ波キャビティー壁の透明な所定部分によって光
学的放射を透過させるマイクロ波スクリーンと、を含
み、前記放電電球には、高周波放電により励起されたら
直ちに分子スペクトルを特徴とする可視光放射を行う金
属ハロゲン混合物が充填されている。
【0013】ここで、前記分子スペクトル(molecular
spectrum)は、一般の原子スペクトルが線スペクトル
であるのに対し、自然光のような連続スペクトルである
ため、視覚的におだやか(安定的)である。前記原子ス
ペクトルを発生する物質としては、水銀及び鉄などがあ
り、前記分子スペクトルを発生する物質としては、硫黄
及びセレニウム等がある。
spectrum)は、一般の原子スペクトルが線スペクトル
であるのに対し、自然光のような連続スペクトルである
ため、視覚的におだやか(安定的)である。前記原子ス
ペクトルを発生する物質としては、水銀及び鉄などがあ
り、前記分子スペクトルを発生する物質としては、硫黄
及びセレニウム等がある。
【0014】そして、本発明に係る金属ハロゲン無電極
ランプの特徴は、金属ハロゲン混合物として、スズ(S
n)及びアルミニウム(Al)のハロゲン化物、例えばSnB
r2及びAlI3、またはSnI2及びAlBr3を包含することであ
る。
ランプの特徴は、金属ハロゲン混合物として、スズ(S
n)及びアルミニウム(Al)のハロゲン化物、例えばSnB
r2及びAlI3、またはSnI2及びAlBr3を包含することであ
る。
【0015】且つ、前記金属ハロゲン混合物は、付加的
にビスマス(Bi)ハロゲン化物、例えばBiI3を包含す
る。
にビスマス(Bi)ハロゲン化物、例えばBiI3を包含す
る。
【0016】また、本発明においては、ハロゲン化物の
元素として、塩素(Cl)、ヨウ素(I)及び臭素(Br)
のうちの何れか1つを選択することができる。
元素として、塩素(Cl)、ヨウ素(I)及び臭素(Br)
のうちの何れか1つを選択することができる。
【0017】更に、前記放電電球は、不活性ガスを包含
することができる。一方、本発明に係る金属ハロゲン無
電極ランプの変更例においては、放電電球を包含するマ
イクロ波キャビティーに結合手段を介して結合されるマ
イクロ波発生装置と、前記マイクロ波キャビティー壁の
透明な所定部分によって光学的放射を透過させるマイク
ロ波スクリーンと、を含み、前記放電電球には、高周波
放電により励起されたら直ちに分子スペクトルを特徴と
する可視光放射を行う金属ハロゲン混合物が充填されて
おり、ここで、前記金属ハロゲンとしてはビスマス(B
i)のハロゲン化物を使用することを特徴とする。
することができる。一方、本発明に係る金属ハロゲン無
電極ランプの変更例においては、放電電球を包含するマ
イクロ波キャビティーに結合手段を介して結合されるマ
イクロ波発生装置と、前記マイクロ波キャビティー壁の
透明な所定部分によって光学的放射を透過させるマイク
ロ波スクリーンと、を含み、前記放電電球には、高周波
放電により励起されたら直ちに分子スペクトルを特徴と
する可視光放射を行う金属ハロゲン混合物が充填されて
おり、ここで、前記金属ハロゲンとしてはビスマス(B
i)のハロゲン化物を使用することを特徴とする。
【0018】そして、前記放電電球に充填される充填物
は、スズ(Sn)とアルミニウム(Al)の化合物を含むハ
ロゲン混合物、例えばSnI2及びAlBr3を含むことが可能
である。
は、スズ(Sn)とアルミニウム(Al)の化合物を含むハ
ロゲン混合物、例えばSnI2及びAlBr3を含むことが可能
である。
【0019】即ち、本発明に係る金属ハロゲン無電極ラ
ンプの変更例においては、ビスマス(Bi)のハロゲン化
物、及びスズ(Sn)とアルミニウム(Al)の化合物の混
合物を放電電球の充填物として利用することによって、
分子スペクトルを特徴とする可視光放射を行うことを特
徴とする。
ンプの変更例においては、ビスマス(Bi)のハロゲン化
物、及びスズ(Sn)とアルミニウム(Al)の化合物の混
合物を放電電球の充填物として利用することによって、
分子スペクトルを特徴とする可視光放射を行うことを特
徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本発明に係る金属ハロゲン
無電極ランプにおいては、図1に示したように、放電電
球4を包含するマイクロ波キャビティー3に結合手段2を
介して結合されるマイクロ波発生装置1と、前記マイク
ロ波キャビティー3の壁の透明な所定部分で光学的放射
を透過させるマイクロ波スクリーン5と、を含み、前記
放電電球には、高周波放電により励起されたら直ちに分
子スペクトルを特徴とする可視光放射を行う金属ハロゲ
ン混合充填物及び不活性ガスが充填されている。
し、図面を用いて説明する。本発明に係る金属ハロゲン
無電極ランプにおいては、図1に示したように、放電電
球4を包含するマイクロ波キャビティー3に結合手段2を
介して結合されるマイクロ波発生装置1と、前記マイク
ロ波キャビティー3の壁の透明な所定部分で光学的放射
を透過させるマイクロ波スクリーン5と、を含み、前記
放電電球には、高周波放電により励起されたら直ちに分
子スペクトルを特徴とする可視光放射を行う金属ハロゲ
ン混合充填物及び不活性ガスが充填されている。
【0021】ここで、前記マイクロ波キャビティー3の
壁の所定部分は、光学的放射に対して透明なマイクロ波
スクリーン5としての機能を行い、そのために、前記マ
イクロ波キャビティー3の壁の一部分は、穴を開ける
か、又は金属メッシュにより形成するべきである。
壁の所定部分は、光学的放射に対して透明なマイクロ波
スクリーン5としての機能を行い、そのために、前記マ
イクロ波キャビティー3の壁の一部分は、穴を開ける
か、又は金属メッシュにより形成するべきである。
【0022】又、前記放電電球は、ランプのある部分に
過熱が発生することを防止するために、軸に関して回転
するように装着することもできる。
過熱が発生することを防止するために、軸に関して回転
するように装着することもできる。
【0023】ここで、前記マイクロ波発生装置1として
は規格マグネトロンが使用され、前記マイクロ波発生装
置1の出力は前記放電電球4内のハロゲン蒸気を所望の圧
力で提供するための条件によって決定され、ほぼ800Wに
至る。
は規格マグネトロンが使用され、前記マイクロ波発生装
置1の出力は前記放電電球4内のハロゲン蒸気を所望の圧
力で提供するための条件によって決定され、ほぼ800Wに
至る。
【0024】更に、前記放電電球4は、例えば、透明な
石英ガラスを利用して製造することが可能で、該放電電
球4の大きさ及び形態は、金属ハロゲン無電極ランプが
使用される分野によって決定され、本発明の実施例に用
いられた前記放電電球4の内部直径は2.6cmである。
石英ガラスを利用して製造することが可能で、該放電電
球4の大きさ及び形態は、金属ハロゲン無電極ランプが
使用される分野によって決定され、本発明の実施例に用
いられた前記放電電球4の内部直径は2.6cmである。
【0025】そして、分子スペクトルを有する可視光放
射を行う前記放電電球4の充填物としては、スズ(Sn)
とアルミニウム(Al)のハロゲン化物の混合物、または
ビスマス(Bi)のハロゲン化物、またはそれらの混合物
を使用することが可能で、それらの量は作動温度で101.
325kPa〜2.0265MPa(1〜20気圧)の範囲内に前記ガスの
蒸気圧を維持する量であるべきである。
射を行う前記放電電球4の充填物としては、スズ(Sn)
とアルミニウム(Al)のハロゲン化物の混合物、または
ビスマス(Bi)のハロゲン化物、またはそれらの混合物
を使用することが可能で、それらの量は作動温度で101.
325kPa〜2.0265MPa(1〜20気圧)の範囲内に前記ガスの
蒸気圧を維持する量であるべきである。
【0026】本発明の実施例に係る金属ハロゲン無電極
ランプに使用されるハロゲンは、ヨウ素、臭素、または
塩素で、又、不活性ガスとしては、アルゴン(Ar)また
はキセノン(Xe)が使用される。
ランプに使用されるハロゲンは、ヨウ素、臭素、または
塩素で、又、不活性ガスとしては、アルゴン(Ar)また
はキセノン(Xe)が使用される。
【0027】前記放電電球4は、付加的に、亜鉛(Z
n)、ナトリウム(Na)、リチウム(Li)及びこれらの
化合物などの金属を少量包含することによって、所望の
スペクトルに変異させることができる。
n)、ナトリウム(Na)、リチウム(Li)及びこれらの
化合物などの金属を少量包含することによって、所望の
スペクトルに変異させることができる。
【0028】本発明の実施例では、前記マイクロ波キャ
ビティー3として、前記マイクロ波発生装置1の動作周波
数に同調するマイクロ波共振器を使用している。
ビティー3として、前記マイクロ波発生装置1の動作周波
数に同調するマイクロ波共振器を使用している。
【0029】以下、このように構成される本発明に係る
金属ハロゲン無電極ランプの動作を説明する。
金属ハロゲン無電極ランプの動作を説明する。
【0030】先ず、マイクロ波発生装置1は結合手段2を
介してマイクロ波キャビティー3と結合されて、電磁気
場を形成するマイクロ波エネルギーを発生する。
介してマイクロ波キャビティー3と結合されて、電磁気
場を形成するマイクロ波エネルギーを発生する。
【0031】次いで、前記マイクロ波キャビティー3内
の電磁気場の振幅が限界値を越えると、放電電球4内で
高周波放電が開始して、電球充填物をプラズマ状態に励
起させる。ここで、ビスマス(Bi)のハロゲン化物、及
びスズ(Sn)とアルミニウム(Al)のハロゲン化物の混
合物は、高周波放電下で可視光放射を行う物質である。
の電磁気場の振幅が限界値を越えると、放電電球4内で
高周波放電が開始して、電球充填物をプラズマ状態に励
起させる。ここで、ビスマス(Bi)のハロゲン化物、及
びスズ(Sn)とアルミニウム(Al)のハロゲン化物の混
合物は、高周波放電下で可視光放射を行う物質である。
【0032】次いで、マイクロ波エネルギーの一部はプ
ラズマにより吸収された後、可視光領域の波長範囲内で
再び放射される。このとき、マイクロ波スクリーン5は
前記放射を通過させるが、マイクロ波エネルギーは通過
させない。
ラズマにより吸収された後、可視光領域の波長範囲内で
再び放射される。このとき、マイクロ波スクリーン5は
前記放射を通過させるが、マイクロ波エネルギーは通過
させない。
【0033】このように本発明に係る金属ハロゲン無電
極ランプは、前記放電電球4の充填物として水銀を使用
せず、単にスズ(Sn)とアルミニウムのハロゲン化物の
混合物、ビスマス(Bi)のハロゲン化物、またはそれら
の混合物を使用して、分子スペクトルの放射を行うこと
ができるというメリットがある。
極ランプは、前記放電電球4の充填物として水銀を使用
せず、単にスズ(Sn)とアルミニウムのハロゲン化物の
混合物、ビスマス(Bi)のハロゲン化物、またはそれら
の混合物を使用して、分子スペクトルの放射を行うこと
ができるというメリットがある。
【0034】併し、場合によっては、少量の水銀を添加
して放電の開始を補助することもある。
して放電の開始を補助することもある。
【0035】[実施例1]電球に充填される金属ハロゲ
ン化物としてSnBr2及びAlI3を使用した。充填物は次の
ようなものである。 SnBr2−0.3mg/cm、AlI3−1.2mg/cm、Hg−1.0mg/cm、
Ar−1.33kPa(10torr) 実施例1におけるランプのパラメータは以下のようなも
のである。 色度(Chromaticity):x=0.37、y=0.37 色温度:T=4200K 演色指数(Colour Rendering Index;CRI):Ra=97 前記充填物を使用した金属ハロゲン無電極ランプのスペ
クトル分布を図2に示した。図中、SnBr2とAlI3の混合物
に対する分子スペクトルが水銀原子線に対して滑らかな
ことが分かる。
ン化物としてSnBr2及びAlI3を使用した。充填物は次の
ようなものである。 SnBr2−0.3mg/cm、AlI3−1.2mg/cm、Hg−1.0mg/cm、
Ar−1.33kPa(10torr) 実施例1におけるランプのパラメータは以下のようなも
のである。 色度(Chromaticity):x=0.37、y=0.37 色温度:T=4200K 演色指数(Colour Rendering Index;CRI):Ra=97 前記充填物を使用した金属ハロゲン無電極ランプのスペ
クトル分布を図2に示した。図中、SnBr2とAlI3の混合物
に対する分子スペクトルが水銀原子線に対して滑らかな
ことが分かる。
【0036】[実施例2]電球に充填される金属ハロゲ
ン化物としてSnI2及びAlBr3を使用した。充填物は次の
ようなものである。 SnI2−0.4mg/cm、AlBr3−0.8mg/cm、Hg−1.0mg/cm、
Ar−2.00kPa(15torr) 実施例2におけるランプのパラメータは以下のようであ
る。 色度:x=0.36、y=0.37 色温度:T=4700K 演色指数(CRI):Ra=91 前記充填物を使用した金属ハロゲン無電極ランプのスペ
クトル分布を図3に示した。図中、SnI2とAlBr3の混合物
に対する分子スペクトルが水銀原子線に対して滑らかな
ことが分かる。
ン化物としてSnI2及びAlBr3を使用した。充填物は次の
ようなものである。 SnI2−0.4mg/cm、AlBr3−0.8mg/cm、Hg−1.0mg/cm、
Ar−2.00kPa(15torr) 実施例2におけるランプのパラメータは以下のようであ
る。 色度:x=0.36、y=0.37 色温度:T=4700K 演色指数(CRI):Ra=91 前記充填物を使用した金属ハロゲン無電極ランプのスペ
クトル分布を図3に示した。図中、SnI2とAlBr3の混合物
に対する分子スペクトルが水銀原子線に対して滑らかな
ことが分かる。
【0037】[実施例3]電球に充填される金属ハロゲ
ン化物としてSnI2、AlBr3及びBiI3使用した。充填物は
次のようなものである。 SnBr2−0.4mg/cm、AlI3−1.0mg/cm、BiI3−0.7mg/c
m、Hg−1.0mg/cm、Ar−2.00kPa(15torr) 実施例3におけるランプのパラメータは以下のようなも
のである。 色度:x=0.35、y=0.37 色温度:T=4900K 演色指数(CRI):Ra=90 前記充填物を使用した金属ハロゲン無電極ランプのスペ
クトル分布を図4に示した。図中、SnBr2、AlI3及びBiI3
の混合物に対する分子スペクトルが水銀原子線に対して
滑らかなことが分かる。
ン化物としてSnI2、AlBr3及びBiI3使用した。充填物は
次のようなものである。 SnBr2−0.4mg/cm、AlI3−1.0mg/cm、BiI3−0.7mg/c
m、Hg−1.0mg/cm、Ar−2.00kPa(15torr) 実施例3におけるランプのパラメータは以下のようなも
のである。 色度:x=0.35、y=0.37 色温度:T=4900K 演色指数(CRI):Ra=90 前記充填物を使用した金属ハロゲン無電極ランプのスペ
クトル分布を図4に示した。図中、SnBr2、AlI3及びBiI3
の混合物に対する分子スペクトルが水銀原子線に対して
滑らかなことが分かる。
【0038】[実施例4]電球に充填される金属ハロゲ
ン化物としてBiI3を使用した。充填物は次のようなもの
である。 BiI3−0.7mg/cm、Hg−0.5mg/cm、Ar−1.33kPa(10tor
r) 実施例4におけるランプのパラメータは以下のようなも
のである。 色度:x=0.27、y=0.28 色温度:T=10000K 演色指数(CRI):Ra=80 前記充填物を使用した金属ハロゲン無電極ランプのスペ
クトル分布を図5に示した。図中、BiI3に対する連続的
な分子スペクトルが紫外線領域にやや移動したことが分
かる。更に、水銀原子線を含む。
ン化物としてBiI3を使用した。充填物は次のようなもの
である。 BiI3−0.7mg/cm、Hg−0.5mg/cm、Ar−1.33kPa(10tor
r) 実施例4におけるランプのパラメータは以下のようなも
のである。 色度:x=0.27、y=0.28 色温度:T=10000K 演色指数(CRI):Ra=80 前記充填物を使用した金属ハロゲン無電極ランプのスペ
クトル分布を図5に示した。図中、BiI3に対する連続的
な分子スペクトルが紫外線領域にやや移動したことが分
かる。更に、水銀原子線を含む。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る金属
ハロゲン無電極ランプにおいては、従来の金属ハロゲン
ランプよりも寿命が永く、電極による熱損失がなく、非
常に柔らかいスペクトルを発生させると共に、比較的高
出力の放射を行い得るなど、動作特性を向上し得るとい
う効果がある。
ハロゲン無電極ランプにおいては、従来の金属ハロゲン
ランプよりも寿命が永く、電極による熱損失がなく、非
常に柔らかいスペクトルを発生させると共に、比較的高
出力の放射を行い得るなど、動作特性を向上し得るとい
う効果がある。
【図1】本発明に係る金属ハロゲン無電極ランプを示し
た概略図である。
た概略図である。
【図2】本発明に係る金属ハロゲン無電極ランプの電球
充填物としてSnBr2及びAlI3を包含する金属ハロゲン混
合物を使用したときのスペクトル分布を示した図であ
る。
充填物としてSnBr2及びAlI3を包含する金属ハロゲン混
合物を使用したときのスペクトル分布を示した図であ
る。
【図3】本発明に係る金属ハロゲン無電極ランプの電球
充填物としてSnI2及びAlBr3を包含する金属ハロゲン混
合物を使用したときのスペクトル分布を示した図であ
る。
充填物としてSnI2及びAlBr3を包含する金属ハロゲン混
合物を使用したときのスペクトル分布を示した図であ
る。
【図4】本発明に係る金属ハロゲン無電極ランプの電球
充填物としてSnI2、AlBr3及びBiI3を包含する金属ハロ
ゲン混合物を使用したときのスペクトル分布を示した図
である。
充填物としてSnI2、AlBr3及びBiI3を包含する金属ハロ
ゲン混合物を使用したときのスペクトル分布を示した図
である。
【図5】本発明に係る金属ハロゲン無電極ランプの電球
充填物としてBiI3を包含する金属ハロゲン混合物を使用
したときのスペクトル分布を示した図である。
充填物としてBiI3を包含する金属ハロゲン混合物を使用
したときのスペクトル分布を示した図である。
1…マイクロ波発生装置 2…結合手段 3…マイクロ波キャビティー 4…放電電球 5…マイクロ波スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チョイ ジューン−シク 大韓民国,ソウル,サンドン−ク,サンス ー2ガ 1−ドン,カンビュンチュングー アパートメント 101−200 (72)発明者 カン ヒュン−ジュー 大韓民国,キュンキ−ド,クワンミュン, ハーン3−ドン,ジューコン アパートメ ント 701−404 (72)発明者 チョン ヒョ−シク 大韓民国,キュンキ−ド,クワンミュン, ハーン−ドン,295,ジューコン アパー トメント 703−401 (72)発明者 チョン ヨン−ソグ 大韓民国,ソウル,マポ−ク,スンサン2 −ドン,140−4,ビー02 (72)発明者 キム ハン−ソク 大韓民国,ソウル,マポ−ク,マポ−ド ン,442,ボスン アパートメント 102− 705 (72)発明者 ユリ ブロドスキ ロシア国,603093,エン−ノブゴロド,ユ シルロバ ストリート2,アパートメント ナンバー151 (72)発明者 ブラディミル ブドビン ロシア国,430033,サランスク,70レット オクタブリア ストリート84,アパート メント ナンバー5 (72)発明者 セルゲイ ゴルベフ ロシア国,603146,エン−ノブゴロド,サ ブラソバ ストリート24,アパートメント ナンバー53 (72)発明者 ニコライ コバレフ ロシア国,603163,エン−ノブゴロド,ブ リンスコゴ ストリート2/3,アパート メント ナンバー25 (72)発明者 ユリ カリャジン ロシア国,430027,サランスク,50レット オクタブリア ストリート7,アパート メント ナンバー45 (72)発明者 ユリ コロチコフ ロシア国,430000,サランスク,プロレタ スカヤ ストリート36,アパートメント ナンバー26 (72)発明者 アンドレイ ファミノフ ロシア国,606024,エン−ノブゴロド リ ジャン,チャルチンスク,チャファエバ ストリート68,アパートメント ナンバー 93
Claims (23)
- 【請求項1】 放電電球を包含するマイクロ波キャビテ
ィーに結合手段を介して結合されるマイクロ波発生装置
と、前記マイクロ波キャビティー壁の透明な所定部分で
光学的放射を透過させるマイクロ波スクリーンと、を含
み、前記放電電球には、高周波放電により励起されたら
直ちに分子スペクトルを特徴とする可視光放射を行う金
属ハロゲン混合充填物及び不活性ガスが充填されてお
り、ここで、前記金属ハロゲン混合充填物としては、ス
ズ(Sn)及びアルミニウム(Al)のハロゲン化物を包含
することを特徴とする、金属ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項2】 前記ハロゲン化物のハロゲン元素が、塩
素(Cl)、ヨウ素(I)及び臭素(Br)のうちの何れか1
つであることを特徴とする、請求項1記載の金属ハロゲ
ン無電極ランプ。 - 【請求項3】 前記金属ハロゲン混合充填物が、SnBr2
及びAlI3を含むことを特徴とする、請求項1記載の金属
ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項4】 前記金属ハロゲン混合充填物が、SnI2及
びAlBr3を含むことを特徴とする、請求項1記載の金属ハ
ロゲン無電極ランプ。 - 【請求項5】 前記金属ハロゲン混合充填物が、ビスマ
ス(Bi)のハロゲン化物を更に含むことを特徴とする、
請求項1記載の金属ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項6】 前記金属ハロゲン化物のハロゲン元素
が、塩素(Cl)、ヨウ素(I)及び臭素(Br)のうちの
何れか1つであることを特徴とする、請求項5記載の金属
ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項7】 前記金属ハロゲン混合充填物が、SnI2及
びAlBr3を含むことを特徴とする、請求項5記載の金属ハ
ロゲン無電極ランプ。 - 【請求項8】 前記金属ハロゲン混合充填物が、SnBr2
及びAlI3を含むことを特徴とする、請求項5記載の金属
ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項9】 前記金属ハロゲン混合充填物が、BiI3を
含むことを特徴とする、請求項5記載の金属ハロゲン無
電極ランプ。 - 【請求項10】 前記充填物の量が、ランプの作動温度
で前記充填物の蒸気圧を101.325kPa〜2.0265MPa(1〜20
気圧)の範囲内に維持する量であることを特徴とする、
請求項1記載の金属ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項11】 前記不活性ガスとして、アルゴン(A
r)またはキセノン(Xe)を使用することを特徴とす
る、請求項1記載の金属ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項12】 前記放電電球が、付加的に亜鉛(Z
n)、ナトリウム(Na)、リチウム(Li)またはこれら
の化合物を少量包含することを特徴とする、請求項1記
載の金属ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項13】 放電電球を包含するマイクロ波キャビ
ティーに結合手段を介して結合されるマイクロ波発生装
置と、前記マイクロ波キャビティー壁の透明な所定部分
で光学的放射を透過させるマイクロ波スクリーンと、を
含み、前記放電電球には、高周波放電により励起された
ら直ちに分子スペクトルを特徴とする可視光放射を行う
金属ハロゲン充填物及び不活性ガスが充填されており、
ここで、前記金属ハロゲン充填物としては、ビスマス
(Bi)のハロゲン化物を包含することを特徴とする、金
属ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項14】 前記ハロゲン化物のハロゲン元素が、
塩素(Cl)、ヨウ素(I)及び臭素(Br)のうちの何れ
か1つであることを特徴とする、請求項13記載の金属ハ
ロゲン無電極ランプ。 - 【請求項15】 前記金属ハロゲン充填物が、BiI3を含
むことを特徴とする、請求項13記載の金属ハロゲン無電
極ランプ。 - 【請求項16】 前記放電電球が、スズ(Sn)とアルミ
ニウムの化合物を更に含むハロゲン化物の混合物を包含
することを特徴とする、請求項13記載の金属ハロゲン無
電極ランプ。 - 【請求項17】 前記ハロゲン化物のハロゲン元素が、
塩素(Cl)、ヨウ素(I)及び臭素(Br)のうちの何れ
か1つであることを特徴とする、請求項16記載の金属ハ
ロゲン無電極ランプ。 - 【請求項18】 前記金属ハロゲン充填物が、BiI3を含
むことを特徴とする、請求項16記載の金属ハロゲン無電
極ランプ。 - 【請求項19】 前記金属ハロゲン充填物が、SnBr2及
びAlI3を含むことを特徴とする、請求項16記載の金属ハ
ロゲン無電極ランプ。 - 【請求項20】 前記金属ハロゲン充填物が、SnI2及び
AlBr3を含むことを特徴とする、請求項16記載の金属ハ
ロゲン無電極ランプ。 - 【請求項21】 前記充填物の量が、ランプの作動温度
で前記充填物の蒸気圧を101.325kPa〜2.0265MPa(1〜20
気圧)の範囲内に維持する量であることを特徴とする、
請求項13記載の金属ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項22】 前記不活性ガスとして、アルゴン(A
r)またはキセノン(Xe)を使用することを特徴とす
る、請求項13記載の金属ハロゲン無電極ランプ。 - 【請求項23】 前記放電電球が、付加的に亜鉛(Z
n)、ナトリウム(Na)、リチウム(Li)またはこれら
の化合物を少量包含することを特徴とする、請求項13記
載の金属ハロゲン無電極ランプ。
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-
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031125 |