JP2001218845A - 制御可能な安全バルブを備えた麻酔用人工呼吸器 - Google Patents
制御可能な安全バルブを備えた麻酔用人工呼吸器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、制御可能な安全バルブを備え
た麻酔用人工呼吸器を提供することである． 【解決手段】麻酔用人口呼吸器は、麻酔ガス混合物を患
者(１１)の上気道に取り付けられる結合手段(１４)に運
ぶ吸入ブランチ回路を備えるガス回路(１)と、患者(１
１)が吐き出すＣＯ２を含むガス混合物を運ぶ呼気ブラ
ンチ回路（３）と、ループ形のガス回路を成す吸入ブラ
ンチ回路(２)及び呼気ブランチ回路(３)とを有する。新
鮮なガスの供給ライン（８）は、ガス回路(１)と流体連
通し、ガス回路(１)に新鮮なガスを送る。圧力設定値を
調節可能な安全バルブ(４)は、このバルブ(４)の圧力設
定値を調節する為吸入ブランチ回路(２)もしくは呼気ブ
ランチ回路(３)に配置され、バルブ(４)の制御手段は新
鮮なガスの供給ライン(８)内の新鮮なガスの圧力や流量
の変動の検知に応答し、安全バルブ(４)に作用する。
た麻酔用人工呼吸器を提供することである． 【解決手段】麻酔用人口呼吸器は、麻酔ガス混合物を患
者(１１)の上気道に取り付けられる結合手段(１４)に運
ぶ吸入ブランチ回路を備えるガス回路(１)と、患者(１
１)が吐き出すＣＯ２を含むガス混合物を運ぶ呼気ブラ
ンチ回路（３）と、ループ形のガス回路を成す吸入ブラ
ンチ回路(２)及び呼気ブランチ回路(３)とを有する。新
鮮なガスの供給ライン（８）は、ガス回路(１)と流体連
通し、ガス回路(１)に新鮮なガスを送る。圧力設定値を
調節可能な安全バルブ(４)は、このバルブ(４)の圧力設
定値を調節する為吸入ブランチ回路(２)もしくは呼気ブ
ランチ回路(３)に配置され、バルブ(４)の制御手段は新
鮮なガスの供給ライン(８)内の新鮮なガスの圧力や流量
の変動の検知に応答し、安全バルブ(４)に作用する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、前記患者回路の安
全バルブをフィードバック制御することによって、患者
のための回路の時定数を減少可能にする装置を有する,
麻酔用人工呼吸器に関する。
全バルブをフィードバック制御することによって、患者
のための回路の時定数を減少可能にする装置を有する,
麻酔用人工呼吸器に関する。
【０００２】
【従来の技術】これ自体が公知の方法では、従来、麻酔
用人工呼吸器は閉回路として動作する。特に、これらの
装置は、患者によって吐き出されたガスからＣＯ２を取
り除き、続く吸入相中で患者に戻すために、一般に、患
者によって吐き出されたガスを回収するための装置を有
している。
用人工呼吸器は閉回路として動作する。特に、これらの
装置は、患者によって吐き出されたガスからＣＯ２を取
り除き、続く吸入相中で患者に戻すために、一般に、患
者によって吐き出されたガスを回収するための装置を有
している。
【０００３】更に、麻酔器は、麻酔ガスを含むガスを患
者に与えることによって、患者が換気されるのを可能に
する。患者は、吸入したいくらかのガスを消費し、残り
を呼気する。患者によって吐き出されたガスは回収さ
れ、患者に戻すために、ＣＯ２が取り除かれる。患者に
よって消費された分は、代わりの新鮮なガスによって、
補充される。更に、回路の漏れ防止の不具合によって、
換気及び呼気中に、ガスの不足が起こる。この不足分
は、代わりの新鮮なガスによって補われる。
者に与えることによって、患者が換気されるのを可能に
する。患者は、吸入したいくらかのガスを消費し、残り
を呼気する。患者によって吐き出されたガスは回収さ
れ、患者に戻すために、ＣＯ２が取り除かれる。患者に
よって消費された分は、代わりの新鮮なガスによって、
補充される。更に、回路の漏れ防止の不具合によって、
換気及び呼気中に、ガスの不足が起こる。この不足分
は、代わりの新鮮なガスによって補われる。
【０００４】麻酔中に、患者が換気されるガス混合物の
濃度は、処方箋の指示によって異なる。このような濃度
は、変動するので、過剰分が専用バルブを介して排気さ
れながら、医者(麻酔実行者)は代わりの新鮮なガスを増
加させる。新鮮なガスの流量を修正することによって、
回路中の濃度は、修正された量に、直ちに増加もしくは
減少可能になる。これは、新鮮なガスの補充が、大きく
増加され、この結果、著しく付加(追加)コストが増し、
麻酔ガスを使用する作業場所の汚染増大が招かれること
を、意味する。
濃度は、処方箋の指示によって異なる。このような濃度
は、変動するので、過剰分が専用バルブを介して排気さ
れながら、医者(麻酔実行者)は代わりの新鮮なガスを増
加させる。新鮮なガスの流量を修正することによって、
回路中の濃度は、修正された量に、直ちに増加もしくは
減少可能になる。これは、新鮮なガスの補充が、大きく
増加され、この結果、著しく付加(追加)コストが増し、
麻酔ガスを使用する作業場所の汚染増大が招かれること
を、意味する。
【０００５】この種類の麻酔用換気装置は、文献“ＥＰ
−Ａ−０７６１２４９”及び“ＥＰ−Ａ−０７４５４０
４”で説明されている。即ち、麻酔用人工呼吸器を用い
てなされる、外科、内科、もしくは同様に患者に麻酔用
の人工呼吸を用いる介入の際に、発生する多様な状況を
考えると、装置の操作者、例えば医者、看護婦などは、
患者の換気の細かな修正、特に、患者のための回路、特
にこの患者のための回路の吸入ブランチ回路に送られる
新鮮なガスの量の調節を、余儀なくされる事が多い。
−Ａ−０７６１２４９”及び“ＥＰ−Ａ−０７４５４０
４”で説明されている。即ち、麻酔用人工呼吸器を用い
てなされる、外科、内科、もしくは同様に患者に麻酔用
の人工呼吸を用いる介入の際に、発生する多様な状況を
考えると、装置の操作者、例えば医者、看護婦などは、
患者の換気の細かな修正、特に、患者のための回路、特
にこの患者のための回路の吸入ブランチ回路に送られる
新鮮なガスの量の調節を、余儀なくされる事が多い。
【０００６】これを実行するために、ガスが再吸入され
る形の閉回路で動作する麻酔器には、概して一定の流量
で、代わりの新鮮なガスが送気され、患者のための回路
への内圧を制限するための安全バルブが備えられてい
る。(どんな種類であっても)安全バルブは、通常、患者
のための回路の吸入ブランチ回路もしくは呼気ブランチ
回路に配置される。
る形の閉回路で動作する麻酔器には、概して一定の流量
で、代わりの新鮮なガスが送気され、患者のための回路
への内圧を制限するための安全バルブが備えられてい
る。(どんな種類であっても)安全バルブは、通常、患者
のための回路の吸入ブランチ回路もしくは呼気ブランチ
回路に配置される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この安全バルブによっ
て、患者のための回路のガス圧は、設定された圧力設定
値を超えて、過度に上昇するのを、回避され得る。しか
しながら、特に濃度の変動時にガスの流量が多い場合、
システム全体の圧力が低下するため、安全バルブが、圧
力を名目上の設定圧力より明らかに高く保つように、ほ
ぼ常に実行されることが判る。
て、患者のための回路のガス圧は、設定された圧力設定
値を超えて、過度に上昇するのを、回避され得る。しか
しながら、特に濃度の変動時にガスの流量が多い場合、
システム全体の圧力が低下するため、安全バルブが、圧
力を名目上の設定圧力より明らかに高く保つように、ほ
ぼ常に実行されることが判る。
【０００８】即ち、新鮮なガスの圧力並びに／もしくは
流量によって、安全バルブにより生じさせられる回路内
の余剰圧力と、患者の人工呼吸器にかかる余剰圧力とに
おいて、もたらされる影響を考慮に入れているシステム
は、現在、皆無である。現在は、新鮮なガスの流量をか
なり増加させることによって、ユーザーが回路内に存在
するガス混合物の構成を新しい濃度に修正したい場合、
ユーザーは安全バルブの開きを修正し、このように、患
者のための回路内での圧力増加を引き起こすのである。
流量によって、安全バルブにより生じさせられる回路内
の余剰圧力と、患者の人工呼吸器にかかる余剰圧力とに
おいて、もたらされる影響を考慮に入れているシステム
は、現在、皆無である。現在は、新鮮なガスの流量をか
なり増加させることによって、ユーザーが回路内に存在
するガス混合物の構成を新しい濃度に修正したい場合、
ユーザーは安全バルブの開きを修正し、このように、患
者のための回路内での圧力増加を引き起こすのである。
【０００９】現在は、このような圧力増加によって、患
者の人工呼吸器にかかる圧力増加が引き起こされて、人
工呼吸器を通る血液通路が減少し、これに伴い、吸入さ
れたガス濃度の変動の有効性が低下するという、所望さ
れた目標と逆の事態が引き起こされる。更に、圧力を緩
和するための安全バルブによって引き起こされた回路の
内圧は、吐き出されたガスを回収するのに使用される畜
積部分を、膨張状態で維持する役目を果たす。この蓄積
部分は、患者のための回路中の新鮮なガスを薄めるとい
う役割を果たし、前記内圧は、濃度修正の遅れを、直ち
に案内する。
者の人工呼吸器にかかる圧力増加が引き起こされて、人
工呼吸器を通る血液通路が減少し、これに伴い、吸入さ
れたガス濃度の変動の有効性が低下するという、所望さ
れた目標と逆の事態が引き起こされる。更に、圧力を緩
和するための安全バルブによって引き起こされた回路の
内圧は、吐き出されたガスを回収するのに使用される畜
積部分を、膨張状態で維持する役目を果たす。この蓄積
部分は、患者のための回路中の新鮮なガスを薄めるとい
う役割を果たし、前記内圧は、濃度修正の遅れを、直ち
に案内する。
【００１０】かくして、圧力を和らげるための安全バル
ブの内圧の緩和が、蓄積部分の容量を減少させ、濃度の
多様性に対し、回路の時定数を修正させるのを特に可能
にすることが、容易に理解されるだろう。実際に、新鮮
なガスの流量を増加させると、安全バルブに、逆の影響
がもたらされる。かくして、新鮮なガスの流量を増加さ
せることによって、所望された目標と逆の間接的影響が
もたらされる。
ブの内圧の緩和が、蓄積部分の容量を減少させ、濃度の
多様性に対し、回路の時定数を修正させるのを特に可能
にすることが、容易に理解されるだろう。実際に、新鮮
なガスの流量を増加させると、安全バルブに、逆の影響
がもたらされる。かくして、新鮮なガスの流量を増加さ
せることによって、所望された目標と逆の間接的影響が
もたらされる。
【００１１】かくして、システムの濃度変動に対する応
答時間を速めるために、操作者が利用できる最適な解決
法は、新鮮なガスの流量を、少量の増加では効果が十分
でない為、大量に増加させることである。このように、
ユーザーは、新鮮なガスを生じさせ、かくして、麻酔に
使用される薬品が空気中になじまないように、ハロゲン
化させる。
答時間を速めるために、操作者が利用できる最適な解決
法は、新鮮なガスの流量を、少量の増加では効果が十分
でない為、大量に増加させることである。このように、
ユーザーは、新鮮なガスを生じさせ、かくして、麻酔に
使用される薬品が空気中になじまないように、ハロゲン
化させる。
【００１２】かくして、本発明の目的は、新鮮なガスの
流量値を考慮可能で、又、回路の時定数を節約して、こ
の結果、新鮮なガス、特にハロゲン化された化合物を節
約するために、安全バルブが制御可能である、麻酔用人
工呼吸器を提案することによって、医者により準備され
た治療法に適さないと思われる患者に副作用を起こさせ
ることなく、前述された課題を解決することである。
流量値を考慮可能で、又、回路の時定数を節約して、こ
の結果、新鮮なガス、特にハロゲン化された化合物を節
約するために、安全バルブが制御可能である、麻酔用人
工呼吸器を提案することによって、医者により準備され
た治療法に適さないと思われる患者に副作用を起こさせ
ることなく、前述された課題を解決することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明は、
(ａ)麻酔ガスの混合物を、患者の上気道に取り付けられ
る結合手段に運搬可能である吸入ブランチ回路と、(ｂ)
前記患者によって吐き出されたＣＯ２を含むガス混合物
を運搬可能である呼気ブランチ回路とを有し、これら前
記吸入ブランチ回路及び前記呼気ブランチ回路とでルー
プ形のガス回路を形成しているガス回路と、このガス回
路の少なくとも一部分と流体連通し、このガス回路に新
鮮なガスを供給するための、少なくとも１つの新鮮なガ
スの供給ラインと、前記吸入ブランチ回路もしくは前記
呼気ブランチ回路に配置され、圧力設定値が調節可能な
少なくとも１つの安全バルブと、この安全バルブの圧力
設定値を調節するように、新鮮なガスの供給ラインの少
なくとも一部分中の新鮮なガスの圧力並びに／もしくは
流量の変動の検知に応答して、前記安全バルブに作用す
る安全バルブの制御手段とを具備する麻酔用人工呼吸器
に関する。
(ａ)麻酔ガスの混合物を、患者の上気道に取り付けられ
る結合手段に運搬可能である吸入ブランチ回路と、(ｂ)
前記患者によって吐き出されたＣＯ２を含むガス混合物
を運搬可能である呼気ブランチ回路とを有し、これら前
記吸入ブランチ回路及び前記呼気ブランチ回路とでルー
プ形のガス回路を形成しているガス回路と、このガス回
路の少なくとも一部分と流体連通し、このガス回路に新
鮮なガスを供給するための、少なくとも１つの新鮮なガ
スの供給ラインと、前記吸入ブランチ回路もしくは前記
呼気ブランチ回路に配置され、圧力設定値が調節可能な
少なくとも１つの安全バルブと、この安全バルブの圧力
設定値を調節するように、新鮮なガスの供給ラインの少
なくとも一部分中の新鮮なガスの圧力並びに／もしくは
流量の変動の検知に応答して、前記安全バルブに作用す
る安全バルブの制御手段とを具備する麻酔用人工呼吸器
に関する。
【００１４】状況によって、この装置は、１つもしくは
それ以上の次に示す特徴を有し得る。
それ以上の次に示す特徴を有し得る。
【００１５】前記制御手段は、前記供給ラインの少なく
とも一部分中の少なくとも流量の変動に応答して、作用
する。
とも一部分中の少なくとも流量の変動に応答して、作用
する。
【００１６】前記制御手段は、前記新鮮なガスの供給ラ
インに配置された、流量並びに／もしくは圧力の測定手
段と、この測定手段に電気的に接続された電子処理手段
(６)とを有する。
インに配置された、流量並びに／もしくは圧力の測定手
段と、この測定手段に電気的に接続された電子処理手段
(６)とを有する。
【００１７】前記電子処理手段は、前記測定手段に応答
して、前記安全バルブに作用する。
して、前記安全バルブに作用する。
【００１８】前記電子処理手段は、前記測定手段が、前
記供給ライン中の新鮮なガスの流量の増加を測定した時
に、これに応答して、前記安全バルブに圧力設定値の低
下を命じる。
記供給ライン中の新鮮なガスの流量の増加を測定した時
に、これに応答して、前記安全バルブに圧力設定値の低
下を命じる。
【００１９】前記電子処理手段は、圧力制御ラインを介
して、前記安全バルブに作用する。
して、前記安全バルブに作用する。
【００２０】前記制御手段は、前記新鮮なガスの供給ラ
インに配置されたベンチュリ装置を有し、このベンチュ
リ装置は、圧力均等化装置に空気結合され、この圧力均
等化装置は、前記安全バルブに空気結合されている。
インに配置されたベンチュリ装置を有し、このベンチュ
リ装置は、圧力均等化装置に空気結合され、この圧力均
等化装置は、前記安全バルブに空気結合されている。
【００２１】前記圧力均等化装置は、移動並びに／もし
くは可変仕切りで区切られた少なくとも２つの内部チャ
ンバを備えている。
くは可変仕切りで区切られた少なくとも２つの内部チャ
ンバを備えている。
【００２２】更に、本発明は、又、本発明で請求されて
いる装置を制御するための方法に関し、この処理は、以
下の工程を伴う。
いる装置を制御するための方法に関し、この処理は、以
下の工程を伴う。
【００２３】(ａ)供給ラインを通って流れる新鮮なガス
の流量と圧力とに関する情報の少なくとも１項目を、前
記供給ラインに配置された流量並びに／もしくは圧力の
測定手段を使用して、測定する工程と、(ｂ)前記情報を
電子処理手段に伝え、前記情報を処理する工程と、(ｃ)
安全バルブの圧力設定値を修正もしくは調整する工程。
の流量と圧力とに関する情報の少なくとも１項目を、前
記供給ラインに配置された流量並びに／もしくは圧力の
測定手段を使用して、測定する工程と、(ｂ)前記情報を
電子処理手段に伝え、前記情報を処理する工程と、(ｃ)
安全バルブの圧力設定値を修正もしくは調整する工程。
【００２４】優先的に、前記工程(ｂ)でなされる情報処
理は、工程(ａ)で測定される流量値を統合し、この統合
された値を、参照値と比較することを有する。
理は、工程(ａ)で測定される流量値を統合し、この統合
された値を、参照値と比較することを有する。
【００２５】効果的には、前記安全バルブの圧力設定値
は、測定された新鮮なガスの流量の増加が検知された場
合に、下げられる。
は、測定された新鮮なガスの流量の増加が検知された場
合に、下げられる。
【００２６】本発明は、本発明に係わる装置の２つの実
施形態を、これに限定せずに、示している添付図面を参
照して、詳細が明らかにされるだろう．
施形態を、これに限定せずに、示している添付図面を参
照して、詳細が明らかにされるだろう．
【００２７】
【発明の実施の形態】図１は、本発明で請求されている
麻酔用人工呼吸器の図で、この装置は、一方では、吸入
ブランチ回路２と呼気ブランチ回路３とによって形成さ
れた、ループ形のガス回路１を有する。吸入ブランチ回
路２は、麻酔用呼吸ガスの源１２、この場合はマシンの
モードで換気するために使用される蓄積リザーバから、
患者１１の上気道に取り付けられる結合手段１４まで、
麻酔用呼吸ガスを運び、この結合手段１４は、挿管マス
ク、挿管プローブもしくは他の同様な手段にされること
が可能である。
麻酔用人工呼吸器の図で、この装置は、一方では、吸入
ブランチ回路２と呼気ブランチ回路３とによって形成さ
れた、ループ形のガス回路１を有する。吸入ブランチ回
路２は、麻酔用呼吸ガスの源１２、この場合はマシンの
モードで換気するために使用される蓄積リザーバから、
患者１１の上気道に取り付けられる結合手段１４まで、
麻酔用呼吸ガスを運び、この結合手段１４は、挿管マス
ク、挿管プローブもしくは他の同様な手段にされること
が可能である。
【００２８】逆に、呼気ブランチ回路３は、回収が行わ
れる呼気位相の間、患者１１によって、ガスが吐き出さ
れるのを可能にし、これらの吐き出されたガスは、二酸
化炭素(ＣＯ２)が豊富で、ハロゲン化物のような麻酔物
を含んでいる。これらのガスは、回収並びに再利用可能
で、後に患者１１に戻され得るのが好ましい。
れる呼気位相の間、患者１１によって、ガスが吐き出さ
れるのを可能にし、これらの吐き出されたガスは、二酸
化炭素(ＣＯ２)が豊富で、ハロゲン化物のような麻酔物
を含んでいる。これらのガスは、回収並びに再利用可能
で、後に患者１１に戻され得るのが好ましい。
【００２９】前記吸入ブランチ回路２及び呼気ブランチ
回路３は、閉回路もしくは患者のための回路として知ら
れる、ループ１の形状になるように、回路を形成する。
吸入ブランチ回路２は、空気中に排気する(安全)バルブ
４を備え、患者１１にとって害を及ぼし得る前記吸入ブ
ランチ回路への超過圧力を、軽減可能にする。この排気
バルブ４は、一般に、安全バルブとして公知である。
回路３は、閉回路もしくは患者のための回路として知ら
れる、ループ１の形状になるように、回路を形成する。
吸入ブランチ回路２は、空気中に排気する(安全)バルブ
４を備え、患者１１にとって害を及ぼし得る前記吸入ブ
ランチ回路への超過圧力を、軽減可能にする。この排気
バルブ４は、一般に、安全バルブとして公知である。
【００３０】更に、呼気ブランチ回路３は、患者によっ
て吐き出されるガス内に含まれる多くのＣＯ２を除去す
るために、従来、例えばライムもしくはその他の吸収剤
を備える脱硫装置のような脱硫装置(示されず)を、有し
ている。更に、本発明の吸入ブランチ回路２及び呼気ブ
ランチ回路３は、夫々、復帰防止バルブもしくはシャッ
タ２８，２９を備えている。
て吐き出されるガス内に含まれる多くのＣＯ２を除去す
るために、従来、例えばライムもしくはその他の吸収剤
を備える脱硫装置のような脱硫装置(示されず)を、有し
ている。更に、本発明の吸入ブランチ回路２及び呼気ブ
ランチ回路３は、夫々、復帰防止バルブもしくはシャッ
タ２８，２９を備えている。
【００３１】更に、図１の実施形態は、(供給)ライン８
中の新鮮なガスの流量増加に応答し、必要に応じて、安
全バルブ４の圧力設定値を修正するように作用する電子
形式の制御手段を有している。より正確には、これらの
制御手段は、(供給)ライン８に配置され、マイクロプロ
セッサカードのような電子処理手段６に電気的に接続さ
れた、例えば流量計のような、流量測定手段７を有し、
故に、(供給)ライン８で測定される流量値が、前記(電
子)処理手段６に伝えられ得る。
中の新鮮なガスの流量増加に応答し、必要に応じて、安
全バルブ４の圧力設定値を修正するように作用する電子
形式の制御手段を有している。より正確には、これらの
制御手段は、(供給)ライン８に配置され、マイクロプロ
セッサカードのような電子処理手段６に電気的に接続さ
れた、例えば流量計のような、流量測定手段７を有し、
故に、(供給)ライン８で測定される流量値が、前記(電
子)処理手段６に伝えられ得る。
【００３２】かくして、(電子)処理手段６は、流量値を
処理し、定義済みの表で要求されたように、安全バルブ
４の圧力設定値を決定可能にする。即ち、本発明の装置
は、回路１の安全バルブ４に適用される圧力設定値を修
正するために、新鮮なガスの流量を測定し、また、測定
された流量値を統合することを可能にする。
処理し、定義済みの表で要求されたように、安全バルブ
４の圧力設定値を決定可能にする。即ち、本発明の装置
は、回路１の安全バルブ４に適用される圧力設定値を修
正するために、新鮮なガスの流量を測定し、また、測定
された流量値を統合することを可能にする。
【００３３】更に、図２は、本発明で請求されている麻
酔装置の第２の実施形態であり、この場合、安全バルブ
４が、空気圧形式の装置を介して制御されているという
点を除いて、図１と同じである。特に、空気圧形式のこ
の装置は、供給ライン８中の新鮮なガスの通路に配置さ
れたベンチュリ装置９を有し、このベンチュリ装置９
は、空気圧ライン１８ａを介して、移動もしくは可変仕
切りで区切られた２つの内部チャンバを備えた圧力均等
化装置１８に空気結合され、即ち流体連通されて、配置
されている。
酔装置の第２の実施形態であり、この場合、安全バルブ
４が、空気圧形式の装置を介して制御されているという
点を除いて、図１と同じである。特に、空気圧形式のこ
の装置は、供給ライン８中の新鮮なガスの通路に配置さ
れたベンチュリ装置９を有し、このベンチュリ装置９
は、空気圧ライン１８ａを介して、移動もしくは可変仕
切りで区切られた２つの内部チャンバを備えた圧力均等
化装置１８に空気結合され、即ち流体連通されて、配置
されている。
【００３４】前記均等化装置１８は、均等化ライン１８
ｂを介し、これ自身が前記安全バルブに空気結合されて
いる。(供給)ライン８中の新鮮なガスの流量が増すと、
この抵抗を小さくするために、ベンチュリ効果で、安全
バルブのシャッタの上方に空隙が作られる。この空隙
は、圧力均等化装置１８によって修復される。
ｂを介し、これ自身が前記安全バルブに空気結合されて
いる。(供給)ライン８中の新鮮なガスの流量が増すと、
この抵抗を小さくするために、ベンチュリ効果で、安全
バルブのシャッタの上方に空隙が作られる。この空隙
は、圧力均等化装置１８によって修復される。
【００３５】本発明は、(安全)バルブ４を動作させる圧
力を電子的もしくは機械的にフィードバック制御するこ
とによって、混合物の濃度設定値の変動に対する(安全)
バルブ４の応答時間を短くするようにしている。更に、
換気するための回路１中の圧力に対する効果的な制御を
果たすために、前記換気するための回路１の蓄積量１２
への充填を制御する装置を組み入れることも又、可能で
ある。
力を電子的もしくは機械的にフィードバック制御するこ
とによって、混合物の濃度設定値の変動に対する(安全)
バルブ４の応答時間を短くするようにしている。更に、
換気するための回路１中の圧力に対する効果的な制御を
果たすために、前記換気するための回路１の蓄積量１２
への充填を制御する装置を組み入れることも又、可能で
ある。
【００３６】特に、本発明は、ガスの、患者による消費
分及び回路での浪費分を補うために、時として、蓄積リ
ザーバ１２の補充量を最適化するのに効果的であること
が判る。回路で漏れが起こった場合、患者の各呼吸サイ
クルで換気されるガスの量は実質的に減少する傾向があ
り、故に、直ちに検知されなくてはならないからであ
る。
分及び回路での浪費分を補うために、時として、蓄積リ
ザーバ１２の補充量を最適化するのに効果的であること
が判る。回路で漏れが起こった場合、患者の各呼吸サイ
クルで換気されるガスの量は実質的に減少する傾向があ
り、故に、直ちに検知されなくてはならないからであ
る。
【００３７】これを実施するために、蓄積リザーバ１２
からあふれて回路を通り過ぎていくガスの流量と、蓄積
リザーバを出入りする流量と、並びに／もしくは、呼気
相の端部にある蓄積レザバーの内圧との測定は、果たさ
れるのが好ましい。かくして、情報処理ソフトウェアに
よって、全測定が処理され、畜積リザーバが、各吸入相
が始まる前に最低補充限界値に満たなくなった場合に、
ユーザーに情報が伝えられる。
からあふれて回路を通り過ぎていくガスの流量と、蓄積
リザーバを出入りする流量と、並びに／もしくは、呼気
相の端部にある蓄積レザバーの内圧との測定は、果たさ
れるのが好ましい。かくして、情報処理ソフトウェアに
よって、全測定が処理され、畜積リザーバが、各吸入相
が始まる前に最低補充限界値に満たなくなった場合に、
ユーザーに情報が伝えられる。
【００３８】同様に、ユーザーが回路中の濃度を急に変
えようとして、新鮮なガスの流量を故意に高く設定して
しまうような事態をなくすために、溢れたガスの排気口
での流量が、新鮮なガスの設定された流量と比較して、
非常に高くなり、また、新鮮なガス並びに吸入もしくは
呼気ブランチ回路中で行われる濃度測定と、即ち、これ
らの値の差と相互関連され得る場合、ユーザーに情報が
与えられる。
えようとして、新鮮なガスの流量を故意に高く設定して
しまうような事態をなくすために、溢れたガスの排気口
での流量が、新鮮なガスの設定された流量と比較して、
非常に高くなり、また、新鮮なガス並びに吸入もしくは
呼気ブランチ回路中で行われる濃度測定と、即ち、これ
らの値の差と相互関連され得る場合、ユーザーに情報が
与えられる。
【図１】図１は、本発明の一実施形態に係わる麻酔用人
工呼吸器の図である。
工呼吸器の図である。
【図２】図２は、本発明の他の実施形態に係わる麻酔用
人工呼吸器の図である。
人工呼吸器の図である。
１・・・ガス回路、２・・・吸入ブランチ回路、３・・
・呼気ブランチ回路、４・・・安全バルブ、８・・・供
給ライン、１１・・・患者、１４・・・結合手段。
・呼気ブランチ回路、４・・・安全バルブ、８・・・供
給ライン、１１・・・患者、１４・・・結合手段。
Claims (11)
- 【請求項１】 (ａ)麻酔ガスの混合物を、患者(１１)の
上気道に取り付けられる結合手段(１４)に運搬可能であ
る吸入ブランチ回路(２)と、 (ｂ)前記患者(１１)によって吐き出されたＣＯ２を含む
ガス混合物を運搬可能である呼気ブランチ回路(３)とを
有し、 これら吸入ブランチ回路(２)と呼気ブランチ回路(３)と
により形成されたループ形のガス回路(１)と、また、 このガス回路(１)の少なくとも一部分と流体連通し、こ
のガス回路(１)に新鮮なガスを供給するための、少なく
とも１つの新鮮なガスの供給ライン(８)と、 前記吸入ブランチ回路(２)もしくは前記呼気ブランチ回
路(３)に配置され、圧力設定値が調節可能な少なくとも
１つの安全バルブ(４)と、 この安全バルブ(４)の圧力設定値を調節するように、前
記新鮮なガスの供給ライン(８)の少なくとも一部分中の
新鮮なガスの圧力並びに／もしくは流量の変動の検知に
応答して、前記安全バルブ(４)に作用する安全バルブ
(４)の制御手段とを具備する麻酔用人工呼吸器。 - 【請求項２】 前記制御手段は、前記供給ライン(８)の
少なくとも一部分中の少なくとも流量の変動に応答し
て、作用する、請求項１の装置。 - 【請求項３】 前記制御手段は、前記新鮮なガスの供給
ライン(８)に配置された、流量並びに／もしくは圧力の
測定手段(７)と、この測定手段(７)に電気的に接続され
た電子処理手段(６)とを有する、請求項１もしくは２の
装置。 - 【請求項４】 前記電子処理手段(６)は、前記測定手段
(７)に応答して、前記安全バルブ(４)に作用する、請求
項３の装置。 - 【請求項５】 前記電子処理手段(６)は、前記測定手段
(７)が、前記供給ライン(８)中の新鮮なガスの流量の増
加を測定した時に、これに応答して、前記安全バルブ
(４)に圧力設定値の低下を命じる、請求項３もしくは４
の装置。 - 【請求項６】 前記電子処理手段(６)は、圧力制御ライ
ン(１０)を介して、前記安全バルブ(４)に作用する、請
求項３乃至５のいずれか１の装置。 - 【請求項７】 前記制御手段は、前記新鮮なガスの供給
ライン(８)に配置されたベンチュリ装置(９)を有し、こ
のベンチュリ装置(９)は、圧力均等化装置(１８)に空気
結合され(１８ａ)、この圧力均等化装置は、前記安全バ
ルブ(４)に空気結合されている(１８ｂ)、請求項１もし
くは２の装置。 - 【請求項８】 前記圧力均等化装置(１８)は、移動並び
に／もしくは可変仕切りで区切られた少なくとも２つの
内部チャンバを備える、請求項７の装置。 - 【請求項９】 (ａ)供給ライン(８)を通って流れる新鮮
なガスの流量と圧力とに関する情報の少なくとも１項目
を、前記供給ライン(８)に配置された流量並びに／もし
くは圧力の測定手段(７)を使用して、測定する工程と、 (ｂ)前記情報を電子処理手段(６)に伝え、前記情報を処
理する工程と、 (ｃ)安全バルブ(４)の圧力設定値を修正もしくは調整す
る工程とを、有する、請求項１乃至６のいずれか１の装
置を制御する方法。 - 【請求項１０】 前記工程(ｂ)でなされる情報処理は、
工程(ａ)で測定される流量値を統合し、この統合された
値を、参照値と比較する、請求項９の方法。 - 【請求項１１】 前記安全バルブ(４)の圧力設定値は、
測定された新鮮なガスの流量の増加が検知された場合
に、下げられる、請求項９もしくは１０の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR0000781A FR2804031B1 (fr) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | Appareil d'anesthesie respiratoire a valve de decharge pilotee |
| FR0000781 | 2000-01-21 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001218845A true JP2001218845A (ja) | 2001-08-14 |
Family
ID=8846166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001010919A Pending JP2001218845A (ja) | 2000-01-21 | 2001-01-19 | 制御可能な安全バルブを備えた麻酔用人工呼吸器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20010020471A1 (ja) |
| EP (1) | EP1118347A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001218845A (ja) |
| FR (1) | FR2804031B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009544382A (ja) * | 2006-07-26 | 2009-12-17 | クラウス シュミット | 人工呼吸器をつけている患者の呼気中の希ガスの膜分離による保持 |
| KR102331005B1 (ko) * | 2021-07-23 | 2021-11-24 | 명보람 | 소형 인공호흡 장치 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10076618B2 (en) * | 2008-03-05 | 2018-09-18 | David J. Ahearn | Nitrous oxide safety system |
| US8721605B2 (en) | 2009-04-27 | 2014-05-13 | The Alfred E. Mann Foundation For Scientific Research | Implantable infusion devices with palpable landmarks and methods of needle detection |
| WO2011161561A1 (en) * | 2010-06-22 | 2011-12-29 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Respiratory interface apparatus |
| US9737660B2 (en) | 2010-08-25 | 2017-08-22 | Medtronic, Inc. | Drug infusion device with controllable valve |
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| CN102266619B (zh) * | 2010-12-31 | 2014-06-11 | 北京谊安医疗系统股份有限公司 | 麻醉呼吸机 |
| AU2012339560B2 (en) * | 2011-11-18 | 2017-03-09 | Colin Dunlop | A method and apparatus for facilitating delivery of anaesthetic |
| CN105709319A (zh) * | 2016-01-12 | 2016-06-29 | 韩永吉 | 一种麻醉机的麻醉药用量计算方法 |
| CN110433368B (zh) * | 2019-08-19 | 2024-03-19 | 深圳市诺然美泰科技股份有限公司 | 压力控制装置及压力控制方法 |
| CN111973852B (zh) * | 2020-08-10 | 2023-05-02 | 深圳市普博医疗科技股份有限公司 | 麻醉剂的输出浓度控制方法、装置、设备及存储介质 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1258071A (ja) * | 1968-03-04 | 1971-12-22 | ||
| FR2529355A1 (fr) * | 1982-06-29 | 1983-12-30 | Air Liquide | Melangeur a debitmetre pour delivrer un melange de deux gaz dont la proportion ne peut etre inferieure a une valeur determinee |
| US4527557A (en) * | 1984-11-01 | 1985-07-09 | Bear Medical Systems, Inc. | Medical ventilator system |
| SE503291C2 (sv) | 1995-06-02 | 1996-05-13 | Siemens Elema Ab | Gasberedningssystem för en narkosapparat |
| SE9503141D0 (sv) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | Siemens Elema Ab | Narkosapparat |
| US5735267A (en) * | 1996-03-29 | 1998-04-07 | Ohmeda Inc. | Adaptive control system for a medical ventilator |
-
2000
- 2000-01-21 FR FR0000781A patent/FR2804031B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-01-08 EP EP01400027A patent/EP1118347A1/fr not_active Withdrawn
- 2001-01-19 JP JP2001010919A patent/JP2001218845A/ja active Pending
- 2001-01-22 US US09/765,443 patent/US20010020471A1/en not_active Abandoned
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2009544382A (ja) * | 2006-07-26 | 2009-12-17 | クラウス シュミット | 人工呼吸器をつけている患者の呼気中の希ガスの膜分離による保持 |
| KR102331005B1 (ko) * | 2021-07-23 | 2021-11-24 | 명보람 | 소형 인공호흡 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2804031A1 (fr) | 2001-07-27 |
| FR2804031B1 (fr) | 2002-10-18 |
| US20010020471A1 (en) | 2001-09-13 |
| EP1118347A1 (fr) | 2001-07-25 |
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