JP2001218789A - 手足カバー及び粘着シート - Google Patents

手足カバー及び粘着シート

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JP2001218789A
JP2001218789A JP2000030520A JP2000030520A JP2001218789A JP 2001218789 A JP2001218789 A JP 2001218789A JP 2000030520 A JP2000030520 A JP 2000030520A JP 2000030520 A JP2000030520 A JP 2000030520A JP 2001218789 A JP2001218789 A JP 2001218789A
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foot
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adhesive
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Emiko Iijima
榮見子 飯島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手足を衛生的に保護する手足カバーを提供す
ること。 【解決手段】 手又は足に準じた形状に形成されたシー
トSの粘着面Bに、再剥離性の粘着剤を塗布したことを
特徴とする手足カバーである。コンパクトな物品であ
り、かさばらず通常のメモ用紙のような感覚で手軽に持
ち歩き、必要な場合に直ちに簡単に使用することができ
る。手足カバーCのうち粘着面Bを手の平や足の裏にワ
ンタッチで直接貼り付けることにより、物を握ったり、
持ったり、床を歩くなどの動作の際、対象物に直接触れ
ずに済むため衛生と清潔感が実現される。素手に近い感
覚のまま微妙な作業を的確に行ったり、素足に近い感覚
で確実に移動することも容易になる。用が済んだ後は、
皮膚への糊残りもなく容易に剥がすことができるので、
直ちに次の行動に移ることができる。使用の都度使い捨
てにすることで、より一層、清潔感や良好な衛生状態が
維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手足を保護する技
術の改良に関するもので、再剥離性粘着剤をシート片面
に適用する簡単な構成で、手足を衛生的に保護するよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】有史以来、バクテリアやウイルスなどの
病原体や汚れといった外部の脅威から手足を保護するこ
とは、健康で文化的な人間生活を送るために必要不可欠
な重要課題である。近代では、細菌学の発達などによ
り、太古と比べて衛生水準は向上したが、接触感染する
全ての病原体が地球上から根絶されたわけではない。む
しろ、現代では逆に、人口増加や大都市化による人間の
密集、航空機の発達による人間の国際的で高速な移動な
どにより、病原体の感染機会やその種類は増大してい
る。
【0003】また、技術の乱用による新たな病原体も登
場している。例えば、世界各地において、原生林の開発
による野生動物との接触や生態系破壊などの結果、治療
法のない危険な未知の病原体の伝染も報告されている。
また、病原性大腸菌O−157の伝染や、抗生物質の乱
用による耐性菌の登場なども見られ、本来衛生的である
はずの病院のような医療機関においても、MRSA(メ
チシリン耐性黄色ブドウ球菌)や、さらに危険なVRE
(バンコマイシン耐性腸球菌)などによる院内感染が発
生しているありさまである。
【0004】このような状況下では、不特定多数が無差
別的に利用する公共施設やその設備品、例えば駅などの
階段の手すり、乗り物の吊革、ドアの取っ手、体育館の
床などに対して、特に慎重な対応が必要となる。そのよ
うな公共施設や設備品は、どのような衛生意識の人が触
ったか知る手段はなく、接触感染する危険な病原体の保
持者が触れていないとは誰も断言できない。特に、近年
の社会的モラルの低下やそれに伴う無責任化などの結
果、汚物が放置されていたり、不衛生な場所ほど清掃が
不十分になるなどの問題点も存在する。
【0005】万一、そのような場面で危険な病原体に感
染した場合は、かけがえのない生命の危険を生じたり後
遺障害などを被る可能性が大きいだけでなく、現代日本
の民事訴訟制度の下では、立証責任などの問題もあり、
迅速かつ容易に十分な補償を管理責任者などから得るこ
とは必ずしも容易とは言い難い。したがって、病原体な
どの脅威への有効な対抗手段は、個々人の自助努力によ
る自衛しかなく、衛生や抗菌といった技術分野は近年特
に重視されている。
【0006】その一方で、日常生活において、病原体や
汚れなどの脅威から手足を保護する物品に関する従来技
術としては、伝統的な手袋やスリッパが広く用いられて
きている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術には、手軽に利用することが困難で、衛
生が十分確保できないという問題点があった。まず、手
袋は、手全体を袋状の物品にすっぽり入れることになる
ため着脱が煩雑である。また、手袋は、夏の暑い時や、
素手の微妙な感覚が必要な作業をするときなど、適さな
い場合も多く、さらに、作業や運動の際は発汗で蒸れ、
臭いの発生や細菌の増殖などを招く問題もあった。
【0008】また、スリッパは、足につっかけて履くも
のであるが、出先に備えられているようなスリッパは、
いくつも重ねられているため足を乗せる面が別のスリッ
パの裏面で汚されている場合が多く、不潔感を起こさ
せ、また、誰が使ったかわからないためどのような危険
が潜んでいるかわからず、衛生と清潔感の維持には不十
分であった。
【0009】さらに、けが、病気、身体障害などのた
め、関節の動かせる範囲やその他の運動能力が制限され
ているため、手袋の着脱のような複雑な動作や、スリッ
パをつっかけて履くような動作は困難な場合もあった。
加えて、心理的精神的な面からも、簡単な手段で手や足
を保護できる技術は社会的に切望されているところであ
り、また、ちょっとした掃除、整理、荷物移動などの
際、手や足を簡単に汚れなどから保護したい場合も多
い。
【0010】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、再剥
離性粘着剤をシート片面に適用する簡単な構成で、手足
を衛生的に保護する手足カバーを提供することである。
また、本発明の他の目的は、再剥離性粘着剤をシート両
面に適用する簡単な構成で、身体に物品を一時付着させ
るための粘着シートを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の手足カバーは、シートの片面に再剥離性
の粘着剤を塗布したことを特徴とする。請求項1の発明
では、片面に再剥離性の粘着剤を塗布したシートを必要
なときに手の平や足の裏に直接貼り付けることで手や足
を簡単に保護することが可能で、衛生と清潔感が実現さ
れる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の手足カ
バーにおいて、前記シートのうち粘着剤とは反対の面
に、滑り止め加工を施したことを特徴とする。請求項2
の発明では、粘着剤の反対側の面に、ゴム、シリコン、
ラテックスなどの素材による滑り止め加工や、エンボス
加工といった形状などによる滑り止め加工を施すことに
より、手や足を滑らせることによる転倒や物品の破損な
どを防止できるので、安全性が向上する。なお、滑り止
めにおける摩擦が強過ぎると、手すり上で手を滑らせに
くかったり、床につまづく場合も考えられるので、用途
などに応じた適度な摩擦で実施すべきである。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
手足カバーにおいて、手又は足に準じた形状に形成され
たことを特徴とする。請求項3の手足カバーは、手や足
の平面形状に合わせた形状であるため、手足を必要十分
な面積で保護でき、装着時のフィット感にも優れ、他の
物などに引っかかって予期せず剥がれることもない。
【0014】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか1つに記載の手足カバーにおいて、前記粘着剤上
に、2つの部分に分割された剥離紙が仮着されたことを
特徴とする。請求項4の発明では、一方の剥離紙だけを
剥がし、その部分をまず手や足に貼り付けた上、残りの
部分について剥離紙を剥がして貼り付けることにより、
適切な貼り付け位置が得られる。また、手足への貼り付
け前に、粘着面同士が互いに張り付く問題が回避できる
ので、取り扱いが容易になる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1から3のいず
れか1つに記載の手足カバーにおいて、複数積層したこ
とを特徴とする。請求項5の手足カバーは、シートのう
ち粘着剤の面と、次のシートの他方の面とを順次粘着さ
せる積層構造により、剥離紙も用いずにコンパクトに何
枚も持ち歩き、1枚ずつ順次剥がして容易に使用するこ
とが可能となる。
【0016】請求項6の発明は、請求項1から5のいず
れか1つに記載の手足カバーにおいて、抗菌剤を含むこ
とを特徴とする。請求項6の手足カバーは、万一実際に
病原菌などに遭遇しても、抗菌剤の作用によりその活動
や増殖が抑制されるため、手足の衛生が効果的に維持さ
れる。
【0017】請求項7の発明は、請求項1から6のいず
れか1つに記載の手足カバーにおいて、香料を含むこと
を特徴とする。請求項7の手足カバーは、シートや粘着
剤に含まれる香料の作用により、清涼感や爽快感などの
心理的効果も得られる。例えば、メンソールやペパーミ
ントなどを用いれば清涼感が得られ、ラベンダーなどの
ハーブ系香料を単独又は複数組み合わせ用いれば、気分
の高揚や沈静など所望の効果が得られる。
【0018】請求項8の粘着シートは、シートの両面に
再剥離性の粘着剤が塗布されたことを特徴とする。請求
項8の発明では、シートの両面に再剥離性粘着剤を適用
する簡単な構成で、例えば保護用のパットなどの物品
を、膝など身体に一時付着させることができ、例えばそ
の上からストッキングを履くことで、安定した優れた使
用感が得られる。この場合、粘着シートの形状は、円形
やドーナツ盤状など用途に合わせて適宜選択すればよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の複数の実施の形態
(実施形態と呼ぶ)について、図面を参照して具体的に
説明する。なお、各図及び説明において、それ以前の図
又は説明で登場済みの部材については例えば同じ符号を
付け、説明は省略する。
【0020】〔1.第1実施形態〕第1実施形態は、請
求項1から7に対応するもので、図1に示すように、手
又は足に準じた形状に形成されたシートS(S1,S2
…)の片面(粘着面Bと呼ぶ)に、再剥離性の粘着剤を
塗布したことを特徴とする手足カバーである。
【0021】ここで、手足カバーC(C1,C2…)を
構成するシートSの具体的形状は自由であるが、図1に
示すシートS1のように手Hの平面形状をある程度忠実
にかたどる他、図2に示すシートS2や図3に示すシー
トS3のように、手Hの全体や掌(てのひら)の概形に
合わせて単純な形状とすることも可能である。また、足
用の場合は、足指の動きは手指の動きよりも少ないの
で、図4に例示するシートS4のように、足Fの大まか
な足型をかたどった形状とすればよい。
【0022】また、シートの具体的なサイズは、手用な
ら手の平大やメモ用紙大程度、足用なら足の大きさ程度
が望ましいが、大人用、子供用、大、中、小など利用者
に合わせた複数のサイズを用意することがより望まし
い。
【0023】また、シートSの材質は、対象物との間の
適度な摩擦の点で紙が望ましく、とりわけ、環境保護や
資源リサイクルの観点から再生紙が望ましい。また、さ
らに詳細な材質や厚さは、貼り付けたまま手を握る動作
がしやすいものなどを適宜選択する。
【0024】なお、これら以外にも、シートSの種類は
自由であり、上質紙、含浸紙、和紙など紙を主体とした
ものの他、ポリエステル、塩化ビニール、アセテート、
ポリプロピレン、合成紙、複合材のようにフィルムを主
体にしたもの、ウレタン、フッ化エチレン、布、不織
布、発泡体などやこれらの組合せを自由に選択すること
ができる。とりわけ、布のなかでは、木綿の薄い生地が
握りやすさの点で望ましい。足用のシートの材質は、手
用よりもやや厚めとすべきであるが、用途別に自由に材
質を選ぶことが可能である。
【0025】また、粘着材としては、ゴム系、合成樹脂
系、シリコン粘着材、水溶性粘着材などから自由に選択
可能であるが、皮膚低刺激性かつ再剥離用を主体とし、
粗面用、曲面用などの特性を組合せて用いる。一例とし
て、水性アクリル樹脂を含む糊料が挙げられる。
【0026】また、シートS又は粘着剤には、抗菌剤を
用いる。ここで、抗菌剤の具体的種類は、母材の種類、
加工方法などに基づいて自由に選択すればよいが、例え
ば、無機系の抗菌剤としては、抗菌性全属の銀、亜鉛、
銅を用いゼオライト、セラミックス、シリカゲルなどを
担体としたものが知られている。また、非溶出性又は溶
出性の有機系抗菌剤や、天然性の抗菌剤として、わさび
に由来するアリルカラシ油、ヒバの木に由来するヒノキ
チオ―ル、竹エキス、甲殻類から抽出されるキトサン、
大豆などから抽出される殻物エキスなどが考えられる。
【0027】また、シートS又は粘着剤には、香料を用
いる。ここで、香料の具体的種類は自由であるが、例え
ば、メンソールやペパーミントなどを用いれば清涼感が
得られ、ラベンダーなどのハーブ系香料を単独又は複数
組み合わせ用いれば、気分の高揚や沈静など所望の効果
が得られる。
【0028】以上のように構成された各手足カバーC
は、典型的には、図5に例示するように、粘着面Bと、
次の手足カバーCの他方の面とを順次粘着させる積層構
造により、複数積層しておく。
【0029】〔2.作用及び効果〕以上のように構成さ
れた第1実施形態における手足カバーC(C1〜C4)
は、シートS(S1〜S4)の片面に再剥離性の粘着剤
を塗布したコンパクトな物品であり、かさばらず通常の
メモ用紙のような感覚で手軽に持ち歩き、必要な場合に
直ちに簡単に使用することができる。すなわち、予め、
手足カバーCのうち粘着面Bを手の平や足の裏にワンタ
ッチで直接貼り付けることにより、物を握ったり、持っ
たり、床を歩くなどの動作の際、対象物に直接触れずに
済むため衛生と清潔感が実現される。
【0030】ここで、第1実施形態における手足カバー
Cを貼り付けた手Hで電車やバスなどの吊り革5につか
まる状態を図6に、また、同様に手すり6を握る状態を
図7に示す。また、同様に、足に手足カバーCを貼り付
けた上に(図4)スリッパを履けば、不特定多数が使用
するスリッパや重ねられて汚れたスリッパでも、不潔感
が解消され、衛生と清潔感が実現される。
【0031】また、再剥離性の粘着剤の作用により、使
用中は対象物から手を離したり足を挙げても、手足カバ
ーCは手足から剥がれ落ちることはなく手足と一体化し
たままの状態である。このため、素手に近い感覚のまま
微妙な作業を的確に行ったり、素足に近い感覚で確実に
移動することも容易になる。一方、用が済んだ後は、皮
膚への糊残りもなく容易に剥がすことができるので、直
ちに次の行動に移ることができる。
【0032】また、手足カバーCは、使用の都度使い捨
てにし、毎回新しいものを使用すれば、より一層、清潔
感や良好な衛生状態が維持される。このように、第1実
施形態によれば、誰でも安い費用で容易に衛生と清潔感
を維持できる、軽量簡便コンパクトな手足カバーを提供
することができる。特に、第1実施形態における手足カ
バーは、手袋、靴下、ストッキングの上に貼り付けるこ
とも可能であるなど、様々な用途や効果が期待できる。
【0033】特に、第1実施形態における手足カバーC
は、順次粘着させた積層構造により、剥離紙も用いずに
コンパクトに何枚も持ち歩き、1枚ずつ順次剥がして容
易に使用することが可能である。
【0034】また、第1実施形態における手足カバーC
は、手や足の平面形状に合わせた形状とすることによ
り、手足を必要十分な面積で保護でき、装着時のフィッ
ト感にも優れ、他の物などに引っかかって予期せず剥が
れることもない。また、第1実施形態における手足カバ
ーCでは、万一実際に病原菌などに遭遇しても、抗菌剤
の作用によりその活動や増殖が抑制されるため、手足の
衛生が効果的に維持される。さらに、第1実施形態にお
ける手足カバーCによれば、シートや粘着剤に含まれる
香料の作用により、清涼感や爽快感などの心理的効果も
得られる。
【0035】〔3.第1実施形態の変形例〕また、シー
トSのうち粘着面Bとは反対の面に、ゴム、シリコン、
ラテックスなどの素材による滑り止め加工や、エンボス
加工といった形状などによる滑り止め加工を施こせば、
手や足を滑らせることによる転倒や物品の破損などを防
止できるので、安全性が向上する。但し、滑り止めにお
ける摩擦が強過ぎると、手すり上で手を滑らせにくかっ
たり、床につまづく場合も考えられるので、用途などに
応じた適度な摩擦で実施すべきである。
【0036】また、図8に示すように、使用時まで粘着
面Bに剥離紙を仮着しておく場合、剥離紙は2つの部分
P1,P2に分割しておくことが考えられる。このよう
にすれば、一方の剥離紙P1だけを剥がし、その部分を
まず手や足に貼り付けた上、残りの部分について剥離紙
P2を剥がして貼り付けることにより、適切な貼り付け
位置が得られる。また、手足への貼り付け前に、粘着面
同士が互いに張り付く問題が回避できるので、取り扱い
が容易になる。
【0037】〔4.第2実施形態〕次に、第2実施形態
は、請求項8に対応するもので、図9に示すように、シ
ートの両面に再剥離性の粘着剤が塗布されたことを特徴
とする粘着シート7である。このような第2実施形態で
は、シートの両面に再剥離性粘着剤を適用する簡単な構
成の粘着シート7の粘着力により、例えば保護用のパッ
ト8などの物品を、膝Nなど身体に一時付着させること
ができる。
【0038】特に、例えばその上からストッキングなど
を履くことが望ましく、これにより安定した優れた使用
感が得られる。なお、第2実施形態における粘着シート
の形状は、円形(図9)の他、ドーナツ盤状や星型など
用途に合わせて適宜選択すればよい。
【0039】また、第2実施形態の粘着シートによれ
ば、これを介在させて例えばカップの持ち手などの物品
を手指で保持することにより、身体障害や高齢などで手
指の力が十分発揮できない場合でも、粘着力により物品
を取り落とすことがないという用途及び利点も得られ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再剥離性粘着剤をシート片面に適用する簡単な構成で、
手足を衛生的に保護する手足カバーを提供することがで
きるので、手足の衛生と清潔感が効果的に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における手足カバーの一
例を示す図。
【図2】本発明の第1実施形態における手足カバーの他
の例を示す図。
【図3】本発明の第1実施形態における手足カバーの他
の例を示す図。
【図4】本発明の第1実施形態における足用の手足カバ
ーの例を示す図。
【図5】本発明の第1実施形態における手足カバーを積
層した例を示す図。
【図6】本発明の第1実施形態における手足カバーの貼
り付けた手で交通機関の吊り革につかまる状態を示す
図。
【図7】本発明の第1実施形態における手足カバーの貼
り付けた手で手すりを握る状態を示す図。
【図8】本発明の第1実施形態における手足カバーにつ
いて、剥離紙を2つの部分に分けた例を示す図。
【図9】本発明の第2実施形態における粘着シートを用
いる例を示す図。
【符号の説明】
C(C1〜C4)…手足カバー S(S1〜S5)…シート B…粘着面 H…手 F…足 N…膝 P1,P2…剥離紙 5…吊り革 6…手すり 7…粘着シート 8…パット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの片面に再剥離性の粘着剤を塗布
    したことを特徴とする手足カバー。
  2. 【請求項2】 前記シートのうち粘着剤とは反対の面
    に、滑り止め加工を施したことを特徴とする請求項1記
    載の手足カバー。
  3. 【請求項3】 手又は足に準じた形状に形成されたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の手足カバー。
  4. 【請求項4】 前記粘着剤上に、2つの部分に分割され
    た剥離紙が仮着されたことを特徴とする請求項1から3
    のいずれか1つに記載の手足カバー。
  5. 【請求項5】 複数積層したことを特徴とする請求項1
    から3のいずれか1つに記載の手足カバー。
  6. 【請求項6】 抗菌剤を含むことを特徴とする請求項1
    から5のいずれか1つに記載の手足カバー。
  7. 【請求項7】 香料を含むことを特徴とする請求項1か
    ら6のいずれか1つに記載の手足カバー。
  8. 【請求項8】 シートの両面に再剥離性の粘着剤が塗布
    されたことを特徴とする粘着シート。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081249A (ja) * 2010-09-14 2012-04-26 Hiroko Yoshimoto 清拭具
KR101557007B1 (ko) 2013-07-17 2015-10-02 주식회사 비씨엠 외과 수술 동안 그립을 향상시키기 위한 수술용 부속품
RU2698894C2 (ru) * 2015-03-19 2019-08-30 Этторе САЛЬВАТОРИ Одноразовое устройство или приспособление для облегчения и улучшения захвата инвентаря или мяча при занятиях спортом или во время работы
JP6914464B1 (ja) * 2021-02-12 2021-08-04 兼子 根橋 ハンドカバー
JP7494144B2 (ja) 2020-04-14 2024-06-03 義郎 中松 コロナウイルス等ウイルス、菌接触感染防止具及び方法

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