JP2001216832A - 光源装置及びスポット光源装置 - Google Patents

光源装置及びスポット光源装置

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JP2001216832A
JP2001216832A JP2000023119A JP2000023119A JP2001216832A JP 2001216832 A JP2001216832 A JP 2001216832A JP 2000023119 A JP2000023119 A JP 2000023119A JP 2000023119 A JP2000023119 A JP 2000023119A JP 2001216832 A JP2001216832 A JP 2001216832A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電管とスタータとの近距離での配置及び好
適な電気的接続が実現される光源装置及びスポット光源
装置を提供する。 【解決手段】 駆動装置等が設置される駆動部と、放電
管等が設置される光源部3を区分しているハウジング区
分板32のうち、区分板32の駆動部側に設置される放
電管点灯用のスタータ44に面する部位を開口部32b
とし、この開口部32bを覆うようにセラミック板など
からなる絶縁板37を設置する。そして、この絶縁板3
7の放電管40側の面に、放電管40のカソード電極4
1と電気的に接続させる接続部材55である電極接続板
56を、板バネ57を介して固定し、リード線挿通口3
7aを挿通されたリード線44aでスタータ44の電極
端子と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を照射する光源
装置及びスポット光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スポット光源装置では、例えば特
開平9−281361号公報に開示されているように、
放電管(ランプ)から放射された光は、楕円集光ミラー
などの反射ミラーによって反射・集光され、出射口に導
光されて、出射口に接続されたファイバなどの導光手段
(ライトガイド)によって外部に出射される。このよう
なスポット光源装置では、放電管を設置するときに、ス
ポット光源装置にあらかじめ設置されているスタータの
電極端子に放電管の電極を接続する必要がある。この放
電管の設置方法について、図8を参照して説明する。
【0003】図8は、従来のUVスポット光源装置にお
いて放電管の設置(または交換)が行われている状態を
示す斜視図である。UVスポット光源装置9は、出射口
9aに接続された導光手段であるライトガイド9bを備
えている。UVスポット光源装置9のカバー90を取り
外すと、ランプ装着口91と作業窓92が現われる。放
電管93は、一端にカソード端子93aと他端にアノー
ド端子93bとを有し、アノード端子93b側には、放
電管93の位置決めをするフランジ94が設けられてい
る。
【0004】放電管93をUVスポット光源装置9に装
着する際には、カソード端子93a及びアノード端子9
3bを、区分板98に隔てられて設置されているスター
タ99からの配線に接続する必要がある。そのため、ユ
ーザは、ランプ装着口91に放電管93を挿入し、フラ
ンジ94を固定した後、作業窓92から手を入れ、カソ
ード端子93aに設けられたリード線95をスタータ9
9側のカソード端子96にネジ97を用いて固定する、
などの作業を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スタータ(イグナイ
タ)は、高電圧を与えて放電管を点灯(始動)させる。
このとき、放電管に与える点灯エネルギーは非常に高
く、そのため、配線からのリーク電流によってエネルギ
ーロス(電圧低下)を生じる場合がある。したがって、
スタータから放電管の端子までの配線で生じるエネルギ
ーロスを抑制し、効率的に点灯エネルギーを供給するた
め、スタータを放電管からできるだけ近い位置に設置す
る必要がある。
【0006】一方、スタータは通常、樹脂によってポッ
ティングしてあり、その全体が金属製の箱に覆われて設
置されるが、金属箱のうち電極端子が設けられている放
電管側の面は、端子での放電を避けるために開口とされ
る。ただし、開口としたまま放電管と対向させて設置す
ると、放電管からの光線によって樹脂が劣化してしま
う。そのため、図8においては、スタータ99と放電管
93の間に光線を遮る区分板98を配置するとともに、
区分板98にリング状の絶縁部材98aを設置してい
る。そして、スタータ99側のカソード端子96を絶縁
部材98a内を挿通させて、放電管93のリード線95
と接続させている。
【0007】しかしながら、上記したスポット光源装置
9においては、リング状の絶縁部材98a以外の部分の
区分板98は金属製である。そのため、スタータとの絶
縁のために必要な、区分板からスタータまでの配置距離
を充分には短くできず、スタータの端子から放電管の端
子までの配線が長くなってしまうなどの問題を生じる。
また、スタータ99側のカソード端子96は、絶縁部材
98aに挿通されているだけで、区分板98に対する位
置決めは行われていない。そのため、放電管93との位
置決めが充分ではなく、例えば、カソード端子96の位
置がずれている場合には、スタータ99の配置自体を調
整しなくてはならない。このような問題は、スポット光
源装置以外の光源装置においても同様である。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、放電管とスタータとの近距離での配置及
び好適な電気的接続が実現される光源装置及びスポット
光源装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による光源装置は、光を放射する放電
管と、放電管から放射された光を反射させる反射ミラー
と、放電管及び反射ミラーが内部に格納されるハウジン
グと、反射ミラーからの光を出射するための、ハウジン
グの出射面に設けられた出射口と、を有する光源装置に
おいて、放電管を駆動制御する駆動装置が格納される駆
動領域を有し、装置を動作させる駆動部と、出射口が臨
み光の外部への出射の制御が行われる出力領域と、放電
管及び反射ミラーが配置される光源領域とを有し、光を
出射させる光源部と、駆動部及び光源部を区分する区分
板と、を備えるとともに、区分板の駆動部側に、区分板
に設けられた開口部に面するように設置された放電管の
スタータと、区分板の開口部を覆うように設置された絶
縁板と、絶縁板の光源部側に固定された、反射ミラーの
出射開口部側に設けられた放電管の一方の電極と電気的
に接続する接続部材と、を有することを特徴とする。
【0010】上記の光源装置においては、スタータと放
電管とを隔てている区分板のうち、スタータに面する部
位全体を開口とし、その開口を覆う絶縁板を、区分板の
一部を構成するように設置している。このとき、スター
タの電極端子が設けられている面は、その全体が絶縁板
に面することとなる。これによって、光線からのスター
タの保護と、スタータの電極端子等の絶縁とが同時に実
現されるとともに、スタータを、より区分板(絶縁板)
から近距離に設置して、スタータの端子から放電管の電
極までの配線を短くすることが可能となり、放電やリー
ク電流の発生が抑制される。
【0011】また、この絶縁板には、放電管の電極と電
気的に接続されてスタータの端子からの電圧を供給する
ための接続部材が固定されている。このとき、接続部材
は、区分板及び光源装置のハウジングに対して位置決め
されて固定されることとなるので、スタータからの端子
を挿通させて放電管の電極に接続する方法などに比べ、
接続を容易とすることができる。また、絶縁板がスター
タの電極端子の絶縁と接続部材の絶縁とを兼ねているの
で、接続部材のハウジングへの固定に対して新たな絶縁
部材を設置する必要がなく、構成が簡単化される。
【0012】また、スタータの端子と接続部材との電気
的な接続については、絶縁板が、スタータの電極端子
と、接続部材とを電気的に接続するリード線が挿通され
るリード線挿通口を有する構成がある。
【0013】このとき、絶縁板自体にリード線挿通口を
設けているため、リング状の絶縁部材等を別個に設けず
にリード線の挿通とその絶縁を行うことができる。
【0014】また、区分板の開口部に面するように固定
され、スタータの駆動部側を覆う金属製のシールド部材
を備えることを特徴とする。
【0015】このように、金属箱などのシールド部材内
にスタータを収容して設置することによって、このシー
ルド部材をスタータの周囲の電磁シールドとして機能さ
せて、スタータにおいて発生される電圧に起因する電磁
的ノイズの駆動装置等への影響を低減することができ
る。
【0016】また、接続部材が一方の電極を押圧するよ
うに接続部材を付勢する付勢手段をさらに備えることを
特徴とする。
【0017】これにより、放電管を設置するときに、適
度な圧力で放電管の電極が接続部材に押圧されることと
なり、放電管の電極と接続部材との電気的接続を好適に
実現することが可能となる。このため、放電管の電極に
設けられたリード線をスタータ側の端子に接続する作業
が不要になり、放電管の設置が容易になるとともに、装
置本体にリード線接続作業用の作業窓を設ける必要がな
くなるなど、装置構成が簡単化される。
【0018】このような付勢手段の具体的な構成として
は、例えば、接続部材が、付勢手段である板バネを介し
て絶縁板に可動に固定されている構成がある。
【0019】また、ハウジングは、出射面に略直交する
第1の面を含み、駆動領域をその内部に有して、駆動部
を構成する第1ハウジング部と、第1の面に対向する第
2の面、及び出射面のうち出射口を含む部分を含み、出
力領域と、光源領域とをその内部に有して、光源部を構
成するとともに、区分板を備える第2ハウジング部と、
からなり、第2ハウジング部は、第1ハウジング部に対
して着脱可能であるとともに、出射口の位置が第1ハウ
ジング部に対して反転する2方向のいずれにも装着可能
に構成されていることを特徴とする。
【0020】このような構成によれば、光軸などによる
位置決めが必要な光学系の部品等はすべて光源部側(第
2ハウジング部側)に設置され、したがって、放電管と
駆動装置の間の配線等をやり直すのみで、容易に2方向
での装着及び配置切り換えを行うことができる。また、
光源部側の第2ハウジング部に区分板が固定されている
ので、装着方向を変えた場合でも、スタータは放電管と
ともに位置を変えることとなる。したがって、装着方向
にかかわらず、放電管から近距離にスタータが配置され
る。
【0021】また、絶縁板は、セラミック板からなるこ
とが好ましい。セラミック製の板部材を用いることによ
って、光を充分に遮蔽すると同時に、放電管からの光線
が長時間当たっても劣化しない絶縁板とすることができ
る。
【0022】また、本発明によるスポット光源装置は、
上記した構成による光源装置であって、出射口に接続さ
れて、出射される光を導光するライトガイドをさらに備
えることを特徴とする。例えばファイバなど、用途に応
じた形態及び性能を有するライトガイドを出射口に接続
することによって、効率的に光の出射とその利用を行う
ことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面とともに本発明による
光源装置及びスポット光源装置の好適な実施形態につい
て詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要
素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。ま
た、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致して
いない。
【0024】図1は、本発明によるスポット光源装置の
一実施形態に係るUV(紫外光)スポット光源装置の外
面構成を示す斜視図である。このUVスポット光源装置
1は、ハウジング10の一方の側面(出射面)に光を出
射する出射口13が設けられている側方出射タイプの光
源装置である。また、ハウジング10は、スポット光源
装置の下面(出射面に直交する第1の面)を含む第1ハ
ウジング部である下部ハウジング20、及びスポット光
源装置の上面(第1の面に対向する第2の面)を含む第
2ハウジング部である上部ハウジング30、の分割され
た2つの部分からなる。
【0025】ここで、スポット光源装置の外面またはハ
ウジング部の接続面(区分面)となる各ハウジング2
0、30の各面は、下部ハウジング20については、操
作パネル14が設けられている面を前面20aとし、後
面を20b、左側面を20c、右側面を20d、下面を
20e、上部ハウジング30に接続される上面を20f
とする。また、上部ハウジング30については、出射口
13が設けられている面を前面30aとし、後面を30
b、左側面を30c、右側面を30d、下部ハウジング
20に接続される下面を30e、上面を30fとする。
【0026】また、両ハウジング20、30を接続した
ハウジング10の全体についていう場合には、操作パネ
ル14が設けられている面を前面とする。ただし、これ
らの各面の前後左右等の名称は説明のため便宜的に付し
たものであって、スポット光源装置における前後方向な
ど、実際の装置構成や機能の別に必ずしもよるものでは
ない。また、以下においては、ハウジング20、30内
の各部についても、上記した各面と同様に前後左右を定
義して用いることとする。
【0027】本スポット光源装置1は、下部ハウジング
20及びその内部に設置された各要素から構成されて、
装置を動作させる駆動部2と、上部ハウジング30及び
その内部に設置された各要素から構成されて、光を出射
させる光源部3と、を備えている。
【0028】駆動部2においては、下部ハウジング20
の内部に、放電管等の装置各部を駆動制御する駆動装置
が格納される駆動領域が設けられており、スポット光源
装置1の駆動系が構成されている。下部ハウジング20
の前面20aには、操作者が駆動装置等に対して動作の
ON/OFFや動作状態を指示するための操作パネル1
4が設置されている。
【0029】一方、光源部3においては、上部ハウジン
グ30の内部に、光の外部への出射を制御するシャッタ
ー等が設置される出力領域と、放電管及び反射ミラー等
が配置される光源領域とが設けられており、スポット光
源装置1の光学系が構成されている。上部ハウジング3
0の前面30aには、生成された紫外光を外部に出射す
るための略円形の開口部分である出射口13が設置され
ている。図1においては、出射口13にはファイバ差込
口48が取り付けられており、このファイバ差込口48
にライトガイドとしてファイバ49が接続されている。
これによって、スポット光源装置1から外部への紫外光
の出射が行われる。
【0030】なお、図1に示したスポット光源装置1
は、ハウジング10を構成する2つの部分である下部ハ
ウジング20と上部ハウジング30、したがってその内
部に設置された各要素を含む駆動部2と光源部3とが、
互いに着脱可能(分離及び装着が可能)に構成されてい
る。さらに、上部ハウジング30の下部ハウジング20
への装着について、上部ハウジング30の前面30aに
設けられた出射口13の位置が下部ハウジング20に対
して反転された2方向となるいずれの配置によっても、
装着及び固定が可能とされている。したがって、図1に
示すように出射口13が操作パネル14と同一面上にあ
るフロント出射タイプの構成以外にも、出射口13が操
作パネル14と反対面上にあるリア出射タイプの構成を
とることも可能である。
【0031】次に、光源部3の内部構成について説明す
る。なお、駆動部2内の駆動領域に設置されている駆動
装置は、電源部、駆動回路、制御用コンピュータなどを
有して構成されており、光源部3内に設置されている放
電管等に対しても、必要な配線によって接続されてい
る。駆動部2と光源部3との具体的な接続方法等につい
ては、説明を省略する。
【0032】図2は、光源部3の内部構成について、上
部ハウジング30等を一部破断するとともに内部カバー
36を外した状態で示す斜視図、図3は、内部カバー3
6を装着した状態で示す斜視図である。また、図4は、
光源部3の下面側の構成を示す斜視図である。なお、図
2〜図4においては、光源部3を上部ハウジング30の
後面30b側からみて示し、特に、図2及び図3におい
ては、その内部構成の見易さのため、後述するランプ交
換扉33を開けた状態で示している。
【0033】上部ハウジング30の前面30aには、上
述したように出射口13が設置されている。また、後面
30bは、上部ハウジング30内に設置される放電管4
0を交換するための、開閉可能なランプ交換扉33によ
って構成されている。
【0034】左側面30c、右側面30d、及び上面3
0fは、上部カバー31によって構成されている。上部
カバー31は着脱が可能であり、放電管40の交換以外
の光学系の調整や部品交換などの作業を行うために必要
な場合には、側面でのネジ止めなどによって固定されて
いる上部カバー31を外して、それらの作業を行うこと
が可能である。また、下面30eは下部ハウジング20
と接続される面である。本実施形態においては、下面3
0eは、そのほぼ全体を覆って駆動部2及び光源部3を
光学的に分離するハウジング区分板32から構成されて
いる(図4参照)。
【0035】上部ハウジング30の内部には、出力領域
B、光源領域C、及び通気領域Dが設けられている。図
5は、図2〜図4に示した光源部3の、光出射の光軸を
含む水平断面図であり、これらの領域区分についても図
示されている。なお、図5においては、出射口13に取
り付けられるファイバ差込口48及びファイバ49(図
1参照)については図示していない。
【0036】上部ハウジング30の内部には、これらの
各領域を区分するため、前面及び左右の両側面の3面か
らなる第1区分部材34と、後面及び上面の2面からな
る第2区分部材35と、両側面及び上面の3面からなる
内部カバー36とが設置されている。これらの区分部材
34、35及び内部カバー36は、各領域間を光学的に
区切る遮蔽板としての機能を有する。また、同時に空冷
のための空気流の経路を制御する制風板としても機能し
ている。
【0037】出力領域Bは、出射口13が設けられてい
る上部ハウジング30の前面30aに面する装置前方部
分に、第1区分部材34及び第2区分部材35によって
区分されて形成されている。第1区分部材34の前面に
は、図5に示すように、出射口13に向けて光を通過さ
せるための略円形状の出射開口部34aが設けられてい
る。また、第2区分部材35の後面には、後述するラン
プユニット5からの光を出力領域Bへと入射させるため
の略円形状の開口部35aが設けられている。
【0038】また、開口部35aの前方には、出射開口
部34a及び出射口13の方向に突出するように、筒状
部35bが形成されている。筒状部35bは、開口部3
5aと接続されて出射口13に向かって先細となる円錐
台形状に形成され、出力領域Bへと入射される光につい
て、入射位置に加えて入射角度をも制限している。な
お、出射開口部34a、開口部35a、及び筒状部35
bは、いずれも光出射の光軸を中心として形成されてい
る。
【0039】筒状部35bの前方の開口と、出射開口部
34a及び出射口13との間には、出射口13からの光
出射のON/OFFを切り換えるためのシャッター板4
7a及びシャッター駆動部47bからなるシャッター4
7が設置されている。図5においては、シャッター板4
7aについて、光出射がONの位置(光軸を開放した状
態)を実線で、OFFの位置(光軸を遮断した状態)を
点線で示している。また、出力領域Bには、出射光量を
調整する光量絞りなどがさらに設置される。
【0040】光源領域Cは、出力領域B及び上部ハウジ
ング30の後面30bで挟まれた装置後方部分に、第1
区分部材34、第2区分部材35、及び内部カバー36
によって区分されて形成されている。なお、反射ミラー
45の下方の外面に対向するハウジング区分板32の部
位には、空冷のための空気流を通過させる開口部32a
が設けられている(図4参照)。
【0041】また、第1区分部材34及び内部カバー3
6は、上部ハウジング30の両側面30c、30dに対
して所定の間隔をあけて設置されており、その間には、
空気流によって装置内部の各部を冷却(空冷)するため
の通気領域Dが設けられている。
【0042】光源領域Cには、紫外光を放射する放電管
40と、反射ミラー45とを含むランプユニット5が設
置されている。反射ミラー45としては、例えば楕円集
光ミラーなどの所定形状を有するとともに、その内面に
反射面が形成されたミラーが用いられる。
【0043】上記の構成による光源部3において、光源
領域C内で放電管40から放射された光は反射ミラー4
5によって反射され、遮蔽板である第2区分部材35後
面の開口部35a及び筒状部35b内を通過して出力領
域Bに入射される。出力領域Bでは、シャッター47に
よって光の出射のON/OFFが切り換えられ、ONの
状態とされている場合には、光は第1区分部材34の出
射開口部34a及び上部ハウジング30の前面30aの
出射口13を経て、ファイバ差込口48に接続されたフ
ァイバ49に入射・集光されて、外部に出射される。こ
こで、光軸上には、シャッター47などに加えて、上記
した光量絞りや、紫外光透過フィルタ46(図5参照)
などの要素を必要に応じてさらに設置しても良い。
【0044】光源領域Cに設置されるランプユニット5
の構成について説明する。
【0045】ランプユニット5は、図2に示すように
(一部破断して示してある)、上部ハウジング30に設
けられたハウジング区分板32上に設置されている。こ
のランプユニット5は、放電管40と、凹面反射鏡であ
る反射ミラー45と、放電管40及び反射ミラー45を
一体に保持する保持部材50と、反射ミラー45の出射
開口部45a側にある放電管40の電極であるカソード
電極41に対して電気的に接続される接続部材55と、
を有して構成されている。
【0046】保持部材50は、上部ハウジング30に対
して固定されるとともに、放電管40及び反射ミラー4
5を一体に保持している。本実施形態においては、保持
部材50は、図2に示すように、第1区分部材34の左
右の両側面の後端部に接続され、ハウジング区分板32
に対して垂直に固定されているミラー保持板51と、ミ
ラー保持板51の4隅の所定の位置に、後方に突出する
ように取り付けられた支持棒51aと、支持棒51aを
介してミラー保持板51に固定されている放電管保持板
52と、を有する。
【0047】ミラー保持板51には、反射ミラー45の
出射開口部45aとほぼ同じ内径を有する開口が光軸を
中心として形成されており、この開口を臨むように後方
から反射ミラー45が固定されている。反射ミラー45
は、リング状の板バネ51bによって、ミラー保持板5
1に対して押し付けられて、固定及び位置決めがされて
いる。このようにリング状板バネ51bを用いることに
よって、反射ミラー45の固定及び位置決めを容易に行
うことができる。また、反射ミラー45の出射開口部4
5aとは反対側には、放電管40を通すための放電管挿
通口45bが設けられている(図5参照)。
【0048】放電管40は、その一方の電極であるカソ
ード電極41が反射ミラー45の出射開口部45a側
に、また、他方の電極であるアノード電極42が反射ミ
ラー45の放電管挿通口45b側に位置するように、放
電管保持板52に固定されて設置される。
【0049】放電管40のアノード電極42側には、保
持部材50に位置決めして固定するための位置決めフラ
ンジ(図示していない)が設けられている。一方、保持
部材50には、放電管保持板52の開口部分に、放電管
40の位置決めフランジの外径と略等しい内径を有する
円筒状のフランジ保持部53が設置されている。このフ
ランジ保持部53に後方から放電管40を挿通させるこ
とによって、放電管40が上部ハウジング30、反射ミ
ラー45等に対して位置決めされる。フランジ保持部5
3に挿通された放電管40は、固定部材54によって後
方から押し付けられて固定される。
【0050】放電管40は、その両端の電極41、42
にスタータから所定の電圧を供給することによって点灯
される。本スポット光源装置1では、反射ミラー45の
出射開口部45a側に位置しているカソード電極41に
マイナスの電圧を印加することによって、点灯を行って
いる。
【0051】本実施形態においては、スタータは、図4
に示すように、ハウジング区分板32の下面側(駆動部
2側)に設けられたスタータ部43内に設置されてい
る。図6は、スタータ及び接続部材等の構成について、
ハウジング区分板及び絶縁板を分解した状態で示す斜視
図である(図2参照)。
【0052】スタータ部43は、その外面をなす金属板
製のスタータ設置箱43aを有し、このスタータ設置箱
43aは、ハウジング区分板32の下面側に固定されて
いる。また、スタータ設置箱43aのうちハウジング区
分板32側の面は、開口とされている。一方、ハウジン
グ区分板32のうち、放電管40のカソード電極41及
び接続部材55に面する部位には、開口部32bが設け
られており、スタータ設置箱43aは、その上面側の開
口が開口部32bと略一致するように設置されている。
【0053】スタータ設置箱43aの内部には、図6に
示すように、放電管40を点灯(始動)させるためのス
タータ44が、シリコーン樹脂などの樹脂によってポッ
ティングされて設置されている。ここで、スタータ44
の駆動部2側を覆っている金属製のスタータ設置箱43
aは、スタータ44を周囲から電磁的にシールドするシ
ールド部材として機能している。これによって、スター
タ44において発生される電圧に起因する電磁的なノイ
ズの駆動装置等への影響を抑制することができる。
【0054】放電管40の両電極41、42に接続する
ためのカソード端子(マイナス端子)及びアノード端子
(本実施形態においては、グラウンド端子)は、いずれ
もスタータ44のハウジング区分板32側の面に設けら
れている。そして、カソード端子にはリード線44a
が、また、アノード端子にはリード線44bがそれぞれ
接続されている。なお、アノード側の配線については、
リード線44bが、図4に示すように、ハウジング区分
板32の下面側を通って配線され、フランジ保持部53
を介してアノード電極42に電気的に接続される。
【0055】ハウジング区分板32には、その開口部3
2bを覆うように、絶縁板37が設置されている。した
がって、絶縁板37は、駆動部2及び光源部3を光学的
に分離する区分板の一部を構成している。ここで、絶縁
板37としては、セラミック製の板部材を用いることが
好ましい。セラミック板を用いれば、光を充分に遮蔽す
ると同時に、放電管40からの光線が長時間当たっても
劣化しない絶縁板37とすることができる。
【0056】また、スタータ44は、その電極端子が設
けられている面の全体が、絶縁板37に面するようにな
っている。これによって、絶縁板37は、放電管40か
らの光線によるポッティング樹脂の劣化等からのスター
タ44の保護と、スタータ44の電極端子等の絶縁及び
放電の防止とを実現している。なお、図6においては、
スタータ44から駆動部2内の駆動装置への配線につい
ては、図示を省略している。
【0057】絶縁板37の光源部3側の面には、スター
タ44のカソード端子からのマイナスの電圧を、放電管
40のカソード電極41に対して供給するための接続部
材55が固定されている。このとき、絶縁板37は、接
続部材55を絶縁させる絶縁部材としても機能してい
る。
【0058】本実施形態における接続部材55は、金属
薄板状の電極接続板56からなる。電極接続板56は、
絶縁板37上に、その支持部56bの薄板が光軸と平行
な方向となるように設置されている。これによって、集
光される光を遮ることが極力抑制され、光量ロスが低減
される。また、板状であるため、線状等に形成するより
もその強度を確保することができる。
【0059】支持部56bの下端には、その後方側(放
電管40側)に、支持部56bに対して直角に曲げられ
た固定部56cが設けられている。この固定部56cが
板バネ57を介して絶縁板37に固定されることによっ
て、電極接続板56の全体が絶縁板37に対して固定さ
れている。また、支持部56bの上端には、その後方側
に、支持部56bに対して直角に曲げられた電極接続部
56aが設けられている。電極接続部56aは、その面
内を光出射の光軸(放電管40の中心軸)が通過する位
置に設けられている。
【0060】また、固定部56cの端部には、リード線
接続部56dが設けられており、スタータ44のカソー
ド端子からのリード線44aは、絶縁板37に設けられ
たリード線挿通口37aを通って、このリード線接続部
56dで電極接続板56に電気的に接続されている。
【0061】一方、放電管40のカソード電極41に
は、図2に示すように、弾頭状に形成されたプラグ41
aが設けられている。これによって、図2に示すよう
に、放電管40を設置したときに、放電管40のカソー
ド電極41のプラグ41aと、電極接続板56の電極接
続部56aとが電気的に接続され、したがって、放電管
40のカソード電極41と、スタータ44のカソード端
子とが電気的に接続される。なお、このプラグ41aの
弾頭形状は、接続部材55に対して電気的に接続させや
すい形状として採用されたものである。ただし、接続部
材55と適切に接触することができる形状であれば、弾
頭形状以外の形状としても良い。
【0062】放電管のカソード電極と接続部材との電気
的接続について、さらに説明する。
【0063】図7は、放電管40のカソード電極41に
設けられたプラグ41aと、電極接続板56との接続に
ついて示す側面図である。板バネ57は、その後方側
(放電管40側)に上方に向かって直角に曲げられた屈
曲部57aを有しており、この屈曲部57aが電極接続
板56の固定部56cとネジ止めされている。また、板
バネ57と絶縁板37とは、板バネ57の前端側の所定
位置57bにおいてネジ止めされている。
【0064】板バネ57の後端側は絶縁板37に対して
ある程度可動であり、放電管40が挿入されて弾頭状プ
ラグ41aが電極接続板56の電極接続部56aに押し
付けられると、図7に示すように、電極接続部56aが
プラグ41aによって押されて、電極接続板56及び板
バネ57が傾けられる。このとき、接続部材55である
電極接続板56は付勢手段である板バネ57によって付
勢されているので、図7に矢印で示した方向に押圧力を
生じて、電極接続部56aがプラグ41aに対して適当
な圧力で押圧される。
【0065】これによって、電極接続板56及びカソー
ド電極41の電気的な接続が、好適かつ安定した条件で
実現される。このような構成で電気的な接続を実現する
ことにより、従来のように放電管のカソード端子に設け
られたリード線をスタータの端子に接続する作業が不要
となり、放電管の交換を容易に行うことが可能となる。
また、リード線接続の作業が不要となることから、スポ
ット光源装置においては作業窓等を設ける必要がなくな
り、装置構成を簡単化することが可能となる。例えば、
図2に示すように、ハウジングの後面30bにランプ交
換扉33を設け、このランプ交換扉33からフランジ保
持部53に放電管40を挿入し、固定部材54で固定す
ることによって、放電管40の交換及び設置を行うこと
が可能である。
【0066】以上述べたように、本スポット光源装置1
においては、ハウジング区分板32の駆動部2側に設置
されるスタータ44に対して、スタータ44に面する区
分板32の部位全体が開口部32bとされ、その開口部
32bを覆うように光遮蔽及び絶縁を行う絶縁板37を
設置している。このとき、スタータ44を区分板32
(絶縁板37)に対してより近距離に設置することが可
能となり、例えば、スタータ44のカソード端子から放
電管40のカソード電極41に電圧を供給するための配
線を、極力短くすることができる。これによって、スタ
ータ44の電極端子または配線における放電やリーク電
流の発生が低減され、スタータ44から放電管40への
効率的な電圧印加が可能となる。
【0067】また、放電管40のカソード電極41に電
気的に接続される接続部材55(電極接続板56)が、
絶縁板37に対して固定されている。このとき、接続部
材55は区分板32及び上部ハウジング30に対して位
置決めされて固定されることとなるので、放電管40の
カソード電極41に対する位置決めを正確に行うことが
でき、その接続を容易とすることが可能となる。また、
絶縁板37が接続部材55の絶縁部材を兼ねているの
で、装置構成が簡単化されている。さらに、リード線挿
通口37aについても、他に絶縁部材を設けずに絶縁板
37に設けられている。
【0068】また、上記のスポット光源装置1において
は、駆動部2(下部ハウジング20)及び光源部3(上
部ハウジング30)が、着脱可能かつ2方向に装着でき
るように構成されている。ここで、駆動部2及び光源部
3を光学的に分離させる区分板32は光源部3側の上部
ハウジング30に設置されているので、区分板32に対
して固定されるスタータ44等は、光源部3内の放電管
40等とともに配置を変えることとなる。したがって、
装着方向にかかわらず、同一の配置構成が保たれる。
【0069】なお、本スポット光源装置1においては、
上部ハウジング30に設けられたランプ交換扉33が、
放電管40が点灯されている状態で開けられてしまうこ
とを防止するためのインターロック回路が設置されてい
る。このインターロック回路は、駆動部2側の第1イン
ターロック回路部(図示していない)と、光源部3側の
第2インターロック回路部38とを接続することによっ
て構成される。
【0070】第1インターロック回路部は、外部からの
電源ケーブルに接続される電源接続部からの配線ケーブ
ル、及び操作パネル14の電源スイッチからの配線ケー
ブルからなる。一方、第2インターロック回路部38に
は、図2〜図4に示すように、ハウジング区分板32の
下面側に、上記した駆動部2側の各配線ケーブルに接続
される2組の端子38a、38bが設けられており、こ
れらの端子38a、38b間の電気的な接続は、ハウジ
ング区分板32の上面側にあるインターロック解除スイ
ッチ38cによってON/OFFされるようになってい
る。また、ランプ交換扉33には、ランプ交換扉33を
閉めたときにインターロック解除スイッチ38cを押し
込んでONの状態とするインターロック解除部材38d
が取り付けられている。以上により、ランプ交換扉33
が閉まっているときのみ装置を動作させることが可能な
インターロックが構成される。
【0071】また、ランプユニット5などの光源部3内
は、上部ハウジング30に設けられた外気取込口72か
ら取り込まれた空気流によって冷却される。すなわち、
図5に示すように、外気取込口72からの空気流は、ミ
ラー保持板51及び内部カバー36の間、内部カバー3
6及び両側面30c、30dの間を通り、放電管40の
アノード電極42付近及び反射ミラー45の外面を冷却
した後、ハウジング区分板の通気口32a、通気部74
から駆動部2へと導かれる。また、空気流の一部は、第
1区分部材34の側面に固定された制風板75aによっ
てその方向を変えられ、通気口75から光源領域C内に
流入し、放電管40のカソード電極41付近を冷却した
後、ハウジング区分板の通気口76から駆動部2へと導
かれる。そして、駆動部2に流入した空気流は、駆動部
2の排気口に設けられたファン(図示していない)によ
って外部に排気される。また、駆動部2内については、
外気取込口71(図1)から排気口への空気流によって
冷却される。なお、通気部74については、図4ではそ
の右側部分を一部破断して示している。
【0072】本発明による光源装置は、上記した実施形
態によるスポット光源装置に限られるものではなく、様
々な変形が可能である。また、UVスポット光源装置以
外にも、例えば可視光を出射するスポット光源装置や、
ファイバなどのライトガイドを有しない光源装置など、
様々な構成及び用途の光源装置に適用することが可能で
ある。
【0073】また、絶縁板37及び接続部材55の構成
についても、上記の実施形態に限られず、様々な変形が
可能である。また、反射ミラーの出射開口部側に位置す
る放電管の電極は、必ずしもカソード電極である必要は
なく、出射開口部側にアノード電極、放電管挿通口側に
カソード電極を設置して、スタータのアノード端子から
アノード電極にプラスの電圧を供給するようにしても良
い。
【0074】
【発明の効果】本発明による光源装置及びスポット光源
装置は、以上詳細に説明したように、次のような効果を
得る。すなわち、スタータ及び放電管を隔てている区分
板のうち、スタータに面する部位に開口部を形成すると
ともに、この開口部を覆うように絶縁板を設置する。そ
して、この絶縁板の放電管側に、放電管の電極に対して
電気的に接続するための接続部材を固定する。これによ
って、放電管による光線からのスタータ(ポッティング
樹脂)の保護と、スタータの絶縁とが、絶縁板によって
同時に実現される。また、スタータと区分板(絶縁板)
との距離を短くして、スタータから放電管の電極への配
線を短くすることができる。したがって、スタータの端
子や配線での放電やリーク電流の発生が抑制される。
【0075】また、接続部材が絶縁板に対して固定され
ていることによってハウジングに対して位置決めされる
ので、放電管との位置決めを行うことができ、放電管の
電極との接続を容易とすることができる。また、絶縁板
が、接続部材を絶縁させる絶縁部材をも兼ねることによ
って、構成が簡単化されている。以上により、放電管と
スタータとの近距離での配置、及び好適な電気的接続が
実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】UVスポット光源装置の一実施形態の外面構成
を示す斜視図である。
【図2】光源部の内部構成について上部ハウジングを一
部破断するとともに内部カバーを外した状態で示す斜視
図である。
【図3】光源部の内部構成について上部ハウジングを一
部破断するとともに内部カバーを装着した状態で示す斜
視図である。
【図4】光源部の下面側の構成を示す斜視図である。
【図5】光源部の、光出射の光軸を含む水平断面図であ
る。
【図6】スタータ及び接続部材の構成について示す斜視
図である。
【図7】接続部材への放電管の電極の電気的接続につい
て示す側面図である。
【図8】従来のスポット光源装置における放電管の交換
について示す斜視図である。
【符号の説明】 1…UVスポット光源装置、10…ハウジング、13…
出射口、14…操作パネル、2…駆動部、20…下部ハ
ウジング、20a…前面、20b…後面、20c…左側
面、20d…右側面、20e…下面、20f…上面、3
…光源部、30…上部ハウジング、30a…前面、30
b…後面、30c…左側面、30d…右側面、30e…
下面、30f…上面、31…上部カバー、32…ハウジ
ング区分板、32a…開口部、33…ランプ交換扉、3
4…第1区分部材、34a…出射開口部、35…第2区
分部材、35a…開口部、35b…筒状部、36…内部
カバー、37…絶縁板、37a…リード線挿通口、38
…第2インターロック回路部、40…放電管、41…カ
ソード電極、41a…弾頭状プラグ、42…アノード電
極、43…スタータ部、43a…スタータ設置箱、44
…スタータ、45…反射ミラー、45a…出射開口部、
45b…放電管挿通口、46…紫外光透過フィルタ、4
7…シャッター、48…ファイバ差込口、49…ファイ
バ、5…ランプユニット、50…保持部材、51…ミラ
ー保持板、51a…支持棒51b…リング状板バネ、5
2…放電管保持板、53…フランジ保持部、54…固定
部材、55…接続部材、56…電極接続板、56a…電
極接続部、57…板バネ、71…第1外気取込口、72
…第2外気取込口、73…排気口、73a…ファン、7
4…通気部、75…通気口、75a…制風板、76…通
気口。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を放射する放電管と、 前記放電管から放射された光を反射させる反射ミラー
    と、 前記放電管及び前記反射ミラーが内部に格納されるハウ
    ジングと、 前記反射ミラーからの光を出射するための、前記ハウジ
    ングの出射面に設けられた出射口と、を有する光源装置
    において、 前記放電管を駆動制御する駆動装置が格納される駆動領
    域を有し、装置を動作させる駆動部と、 前記出射口が臨み光の外部への出射の制御が行われる出
    力領域と、前記放電管及び前記反射ミラーが配置される
    光源領域とを有し、光を出射させる光源部と、 前記駆動部及び前記光源部を区分する区分板と、を備え
    るとともに、 前記区分板の前記駆動部側に、前記区分板に設けられた
    開口部に面するように設置された前記放電管のスタータ
    と、 前記区分板の前記開口部を覆うように設置された絶縁板
    と、 前記絶縁板の前記光源部側に固定された、前記反射ミラ
    ーの出射開口部側に設けられた前記放電管の一方の電極
    と電気的に接続する接続部材と、を有することを特徴と
    する光源装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁板は、前記スタータの電極端子
    と、前記接続部材とを電気的に接続するリード線が挿通
    されるリード線挿通口を有することを特徴とする請求項
    1記載の光源装置。
  3. 【請求項3】 前記区分板の前記開口部に面するように
    固定され、前記スタータの前記駆動部側を覆う金属製の
    シールド部材を備えることを特徴とする請求項1または
    2記載の光源装置。
  4. 【請求項4】 前記接続部材が前記一方の電極を押圧す
    るように前記接続部材を付勢する付勢手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の
    光源装置。
  5. 【請求項5】 前記接続部材は、前記付勢手段である板
    バネを介して前記絶縁板に可動に固定されていることを
    特徴とする請求項4記載の光源装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジングは、 前記出射面に略直交する第1の面を含み、前記駆動領域
    をその内部に有して、前記駆動部を構成する第1ハウジ
    ング部と、 前記第1の面に対向する第2の面、及び前記出射面のう
    ち前記出射口を含む部分を含み、前記出力領域と、前記
    光源領域とをその内部に有して、前記光源部を構成する
    とともに、前記区分板を備える第2ハウジング部と、か
    らなり、 前記第2ハウジング部は、前記第1ハウジング部に対し
    て着脱可能であるとともに、前記出射口の位置が前記第
    1ハウジング部に対して反転する2方向のいずれにも装
    着可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか一項記載の光源装置。
  7. 【請求項7】 前記絶縁板は、セラミック板からなるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の光源
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項記載の光源
    装置であって、 前記出射口に接続されて、出射される光を導光するライ
    トガイドをさらに備えることを特徴とするスポット光源
    装置。
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JP2007178853A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ushio Inc ランプハウスおよび保護カバー、ならびに光源装置のランプ交換方法
JP2011076963A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Iwasaki Electric Co Ltd 光源装置

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