JP2001212126A - 3次元画像の自動レジストレーション方法 - Google Patents

3次元画像の自動レジストレーション方法

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JP2001212126A
JP2001212126A JP2000368107A JP2000368107A JP2001212126A JP 2001212126 A JP2001212126 A JP 2001212126A JP 2000368107 A JP2000368107 A JP 2000368107A JP 2000368107 A JP2000368107 A JP 2000368107A JP 2001212126 A JP2001212126 A JP 2001212126A
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dimensional image
image
displacement
images
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JP2000368107A
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English (en)
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Eric Maurincomme
エリック・モーリンコム
Erwan Kerrian
エルワン・ケリアン
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GE Medical Systems SCS
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    • G06T5/50Image enhancement or restoration using two or more images, e.g. averaging or subtraction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S128/922Computer assisted medical diagnostics including image analysis

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3DXA画像と3DMR画像を一致させる新
規なレジスタレーション方法を提供する。 【解決手段】 放射線装置によって得られた3次元ディ
ジタル血管造影画像と、核磁気共鳴装置によって得られ
た3次元ディジタル血管造影画像を比較することによ
り、血管のビジュアル化を可能にする3次元画像の自動
レジストレーション方法において、前記2つの3次元画
像の間の対応点から、投影された2次元画像を処理する
ことによって、前記2つの3次元画像のレジストレーシ
ョンが可能な回転の推定を行い、続いて前記投影された
2次元画像を処理することによって、前記2つの3次元
画像のレジストレーションが可能な平行移動の推定を行
い、その後、前記2つの3次元画像のうちの1つを他方
に関してレジストする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、画像処理の分野に関し、特に、
3次元放射線画像に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、放射線装置は、X線管等
のX線ビームを放射する手段および、ソリッド・ステー
ト検出器さらにはシンチレータおよびビデオ・カメラ、
たとえばCCDタイプのカメラ等の当該ビームを受光す
る手段を備えている。
【0003】X線を放射する手段およびそれを受光する
手段は、1ないしは複数の軸に沿って移動可能な可動シ
ステムによって支持されており、各種の入射角度で写真
を撮ることができる。X線を受光する手段は画像処理手
段に接続されている。そN画像処理手段は、受光する手
段によってピックアップされた一連の2次元画像、すな
わちX線が通過した構造のグループを表している2次元
画像から、3DXAと呼ばれている3次元画像を生成す
る。3DXA、すなわち3次元画像においては、ボクセ
ルが等方性であり、300μm台の寸法を有する。血管
造影法での応用においては、3DXA画像によって、造
影剤が注入された血管の観察は可能になるが、それ以外
の組織はほとんど見分けることができない。
【0004】核磁気共鳴装置は、断面撮像手段を含み、
その画像は、観察下にある構造内に存在する水分の比率
を表す。平行移動および/または回転による各種の切断
面に沿って撮影した一連の、いわゆるMR画像から、3
DMRと呼ばれる3次元画像を再構成する方法が知られ
ている。この3DMR、3次元画像においてはボクセル
が非等方性であり、したがって、3次元マークの軸に沿
って各種の寸法を有することができる。分解能は1ミリ
メートル台である。血管造影法の応用においては、3D
MR画像によって、血管およびそのほかの組織の観察が
可能になる。
【0005】観察下にある構造に関して正確な知識を得
るため、特に血管について、それらが置かれている環境
とともに正確な知識を得るためには、3DXA画像と3
DMR画像の間に良好な一致を得ることが重要である。
【0006】この種の一致は、外部マーカによって得る
ことができるが、その使用は制約が多く、エラーのリス
クをもたらす。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、改良された
レジストレーション方法を提供する。
【0008】また本発明は、計算時間が短いミリメート
ルまたはサブミリメートルの精度を持ったレジストレー
ション方法を提供する。
【0009】
【課題を解決した手段】本発明の実施態様に含まれる自
動レジストレーション方法は、3次元画像用に意図され
ており、血管を良好にビジュアル化する。
【0010】放射線装置によって得られた3次元ディジ
タル画像と、核磁気共鳴装置によって得られた3次元デ
ィジタル画像を比較する。2つの3次元画像の間の対応
点から、投影された2次元画像を処理することによっ
て、2つの3次元画像のレジストレーションが可能な回
転の推定(estimate)を行い、続いて2つの3次元画像
のうちの1つを他方に対してレジストレーションをし、
さらに投影された2次元画像を処理することによって、
2つの3次元画像のレジストレーションが可能な平行移
動の推定を行い、その後2つの3次元画像のうちの1つ
を他方に対してレジストレーションする。
【0011】これらの2次元画像は、3次元画像の投影
によって得られる。
【0012】一実施態様においては、再度、投影された
2次元画像を処理することによって、前述のレジストが
行われたレジスト済み3次元画像を、他方の3次元画像
に対してレジストレーションすることが可能な回転の推
定を行い、続いてそのレジスト済み3次元画像を他方に
対してレジストレーションするか、あるいはその逆を行
い、投影された2次元画像を処理することによって、レ
ジスト済み3次元画像を、他方の3次元画像に対してレ
ジストレーションすることが可能な平行移動の推定を行
い、続いてそのレジスト済み3次元画像を他方に対して
レジストレーションするか、あるいはその逆を行う。好
ましくは、弱い分解能の画像を強い分解能の画像にレジ
ストレーションする。
【0013】また好ましくは、前述の3次元画像の間の
対応点は、マニュアルもしくは自動的に血管上に選択さ
れるものとする。
【0014】前述した回転の推定を行う処理は、次に示
すステップを含むと好都合である: ‐それぞれの3次元画像の、いずれもが前述の対応点を
包含する外側表面と内側表面の間に含まれるボクセルを
選択するステップ; ‐それぞれの3次元画像に対して選択したボクセルの中
から最大の強度のボクセルを球面上に投影するステッ
プ; ‐前述の対応点に中心を有する3次元マークにおける平
面上に投影することによって、それぞれの3次元画像ご
とに2次元画像を生成し、球を平面化するステップ; ‐ゼロの角度変位を用いて投影された2次元画像の間の
相関を計算し、それに続いて前述の3次元マークの各軸
に沿って正の角度変位を用いて相関を計算し、その後、
負の角度変位を用いて相関を計算するステップ; ‐2つの2次元画像の間に最大の相関をもたらす、3次
元空間のマークの軸まわりの角度変位を決定するステッ
プ。
【0015】一実施態様においては、回転の推定を行う
処理が、値の小さいピクセル数の変位ごとに行う、前述
の相関を計算するステップおよび前述の角度変位を計算
するステップの繰り返しからなるものとする。
【0016】一実施態様においては、前述の外側表面お
よび内側表面が同心球部分を包含する。この球の中心
は、前述の対応点とすることができる。
【0017】前述の外側表面および内側表面のそれぞれ
は、望ましくは前述の対応点に円錐の頂点が置かれる切
端円錐部分を包含する。この円錐と球の交差によって、
球面に小さい円が決められ、その底面を決めることによ
って、球の部分および切端円錐が限定される。
【0018】一実施態様においては、円錐の準線は円の
中心および対応点を通る直線に垂直な平面内に置かれる
円である。
【0019】前述の平行移動を推定するステップは、次
に示すステップを含むと好都合である: ‐前述の対応点に中心が置かれる、所定寸法の平行六面
体に包含される、3次元画像のそれぞれのボクセルを選
択するステップ; ‐前述の対応点に中心を有する同一の3次元マークの3
軸に沿って、それぞれの3次元画像について選択したボ
クセルの中から最大の強度のボクセルを投影し、それぞ
れの3次元画像ごとに3つの2次元画像を生成するステ
ップであって、好ましくは平行線に沿って投影を行うス
テップ; ‐同一の軸に沿って、ゼロの変位を用いて投影されたそ
れぞれの2次元画像対の間の相関を計算し、それに続
き、それぞれの2次元画像の平面の、それぞれの軸に沿
った変位量を所定ピクセル数として、正の変位を用いて
相関を計算し、その後、負の変位を用いて相関を計算す
るステップ; ‐それぞれの変位ごとに平均の相関を計算するステッ
プ;および、 ‐2次元画像の間に最大の平均相関をもたらす変位に対
応する3次元画像の間の平行移動変位を計算するステッ
プ。この平行六面体は、たとえば1辺が16mmの立方
体とすることができる。ボクセルの辺は3DXAとMR
Iとで異なり、それぞれに同一サイズの立方体を用いる
ことを望ましいとするのであれば、3DXAにおける立
方体が有するボクセルの数をたとえば64としても、M
RI内に含まれるボクセル数はそれより少なくなる。
【0020】一実施態様においては、前述の平行移動の
推定を行う処理は、相関の計算と平行移動変位の計算
を、より小さいピッチで、より小さい変位量で繰り返
す。
【0021】言い換えると、2次元画像のレジストレー
ションは、3次元画像の投影の結果として得られた2次
元画像の処理によってなされる。これにより、時間を要
し、かつ負荷の高い3次元画像の直接処理が回避され
る。また、外部マーカの使用を回避することができる。
必要な2次元画像のレジストレーションが得られた後
は、それから対応する3次元画像のレジストレーション
を導き出すことが可能になる。
【0022】本発明は、以下の例ならびに添付図面によ
って示される実施形態の詳細な説明からより良い理解が
得られるであろうが、これらは発明の限定を意図したも
のではない。
【0023】
【発明の実施の形態】「3DXA」と呼ばれる血管の3
次元再構成は、最近になって、半回転以上にわたってX
線管とカメラを高速回転し、約50枚のDSA画像の撮
影によってなされる回転血管造影のシーケンスから使用
されるようになった。その画像は、3DXA画像を生成
する断層撮影法アルゴリズムの入力へ投影である。この
テクニックに関するより詳細な情報を得るため1996
年にフランスのナンシーにあるNational Po
lytechnic Institute of Lo
rraine(ロレーヌ・ナショナル・ポリテクニック
協会)発行のLaunay(ローネイ)による「Loc
alization and 3D reconstr
uction from stereotaxic a
ngiograms(定位血管造影のローカライズおよ
び3次元再構成)」を参照する。
【0024】ここでは「DSA画像」が、取り込み済み
シーケンスにおける行Nまでの最大不透明化を行った画
像を意味し、結果として得られる画像のそれぞれのピク
セルは、シーケンス内の最初のN個の画像上、または取
り込み済みシーケンスにおける行Nの画像に出現する最
小値をとる。画像の行Nは、ユーザによって選択される
か、あるいは取り込みレートとの関連から固定される。
【0025】これらの再構成は、血管構造を非常に良好
に再現することができる。さらにこれらの3次元画像
を、最大強度投影、等位面、ボリューム・メルティン
グ、仮想内視鏡検査法、さらには再フォーマット済み断
面等の複数タイプのビジュアル化に応じてリアルタイム
で使用することが可能であり、医師の診断をより一層補
佐することができる。
【0026】本発明は、3DXA画像と3DMRの画像
の一致させる。
【0027】放射線マシンは、較正の後、3次元空間に
おける厳密な変換(回転+平行移動)による完全なレジ
ストレーションとは異なる初期レジストレーションを供
給する。
【0028】図1を参照するとわかるように、3次元画
像のレジストレーションは、ステップ1の、X線装置に
よって獲得されたボクセルのマトリクスからなる3次元
ディジタル画像と、核磁気共鳴撮像(MRI)マシンに
よって獲得されたボクセルのマトリクスからなる3次元
ディジタル画像の間における対応点を選択することから
始まる。これまで対応点の選択は、オペレータによって
なされてきた。しかしながら、このタスクの自動化を考
慮に入れることができる。
【0029】オペレータは、2つの画像のそれぞれの精
度において観察可能であると見られる点を選択する。血
管造影法においては、第1の画像、つまり3DXAタイ
プの画像によって血管が顕著になる。第2の画像、つま
り3DMRタイプの画像は、血管および隣接する組織を
ともに際立たせる。したがってオペレータは、対応点と
して、両方の画像上に同時に正確に観察される血管に対
応点を選択する。対応点の選択の精度は、1ないしは2
mm台であると見積もることができる。オペレータは、
スクリーン上に表示された3次元画像上において、マウ
ス、ボール、キーボード、またはカーソルをコントロー
ルするためのその他の適切な手段を使用してカーソルを
動かすことによって、それぞれについてこれらの選択を
行えばよい。
【0030】ステップ1が完了すると、自動レジストレ
ーションの完全な起動が可能になり、それによりステッ
プ2の、ステップ1において選択した対応点を原点とす
る3次元マークの3軸上における3つの回転角によって
定義される回転の推定(estimate)が開始される。この
ステップ2を終了すると、3つの角度θ、ρおよびφが
明らかになり、2つの3次元画像の間の角度レジストレ
ーションが可能になる。
【0031】その後、ステップ3に進み、3つの角度
θ、ρおよびφによって決まるレジストレーションを、
2つの3次元画像の一方に適用する。このレジストレー
ションは、3DXA画像上において実行することも可能
であり、同様に3DMR画像上において実行することも
可能である。
【0032】ステップ4においては、互いに関して回転
によるレジストレーションが済んでいる3次元画像のレ
ジストレーションを可能にする平行移動の推定が行われ
る。この平行移動は、対応点を原点とする3次元マーク
の3つの軸を用いたX、YおよびZ座標によって定義さ
れる。このマークは、ステップ2において回転に使用し
たものと同一とすると都合がよい。
【0033】ステップ5においては、2つの3次元画像
の一方に座標(X,Y,Z)によって定義された平行移
動を適用してレジストレーションを行う。このようにし
て相互にレジストレーションが行われた2つの画像が得
られ、それによってそれらのボクセル間の一致が改善さ
れ、患者の体内のより良好な推定が得られ、血管造影法
の場合であれば、隣接する組織との関連からの血管の位
置の良好な推定を得ることができる。
【0034】図2に示した実施形態においては、前述の
ステップ1〜5にステップ6〜9の処理が追加される。
実際、ここでの回転ならびに平行移動における変位の推
定は、2次元画像の間の変位から、3DXAと3DMR
の3次元画像の間の回転における変位ならびに平行移動
における変位の計算が可能であるという知識の下に、3
DXAおよび3DMRの3次元画像をオリジナルとする
2次元画像から計算された相関を比較するが、これらは
同一であるが、ステップ2における回転またはステップ
4における平行移動において、たとえば4ピクセルの平
行移動というようなわずかな変位により、また最大相関
をもたらす変位の選択によってシフトされている。
【0035】したがって、レジストレーションの精度を
増すためにも図1に示したステップ2〜5を繰り返すこ
とは極めて重要であり、ここでは、より小さい変位を用
いることが推奨される。このため図2に示したステップ
6〜9は、ステップ2〜5と同一となるが、ステップ6
における回転ならびにステップ8における平行移動がよ
り高い精度で推定され、たとえばそれは前者の2倍とな
る。
【0036】希望するレジストレーションの精度に応じ
て、3DXAおよび3DMRの3次元画像をオリジナル
とする2次元画像のサブピクセルでのレジストレーショ
ンを得るまで、4ステップからなるブロックをより高い
精度でさらに繰り返すことができる。
【0037】図3に、ステップ2において実行されるサ
ブステップを示す。ステップ2は、サブステップ10に
おいて、3DXA画像および3DMR画像に関する定義
とまったく同一のボリューム内に含まれる3DXA画像
および3DMR画像の特定のボクセルを選択するところ
から始まる。このボリュームは、図5において19とし
て示した外側表面によって限界が定められ、また20と
して示した内側表面によって限界が定められる。外側表
面19は、内側表面20を包含し、外側表面19と内側
表面20はともに共通の部分を持つことができる。対応
点21は、ボリューム内に存在し、表面19および20
内に存在することもあり得る。したがって、ボリューム
が、それを定義する表面19および20上の点を包含す
ることを理解されよう。
【0038】ここで、両方のモダリティに含まれる一対
の相同の点:すなわち、3DXAモダリティ内のPr
よび3DMRモダリティ内のPfが明らかであると仮定
する。これらの点が極めて高精度で既知であれば、平行
移動については、完全に決められ(T=Pr−Pf)、回
転Rのみが未知として残される。
【0039】一方、固定点に中心を有するあらゆる球は
回転不変系である。固定点に中心を有する2つの球の間
に位置する任意の点のセットも同様に回転不変系であ
る。他方において、回転の中心近傍にある点の位置は、
回転の大きさに対してそれほど大きく影響されない。こ
のことから、固定点からの最小距離Rminと最大距離Rm
axの間にある点のみを考察すればよいことに気づく。内
側表面20を定義する最小距離は、考察する点が回転の
特徴決定に関して有意な情報をもたらすことを保証す
る。外側表面19を定義する最大距離は、頭蓋の内側に
点のセットを限定する。表面19と20の間のボクセル
のセットはクラウンと呼ばれる。
【0040】たとえば図5を参照すると、表面19およ
び20が半径の異なる半球を構成し、対応点21を中心
とする円形の平面によってこれらの半球が閉じられてい
ることが示されている。
【0041】図7を参照して後述する好ましい変形にお
いては、表面19および20が半球より大きい球の部分
と端部を切り取った切端円錐形状の部分を有し、その円
錐の頂点は、球の中心に等しい対応点21にあり、円錐
と球の交わる部分が球面の小さい円を定義し、かつそれ
が切端円錐の底面となっている。この円錐は、表面19
および20に共通である。
【0042】実際、鼻の裏側にある洞は、ガドリニウム
注入MRI検査においてコントラストに係る利得を有す
る。つまり、MRIボリューム内に大きなハイパーシグ
ナル(hypersignal)・ゾーンが存在する。このゾーン
は、同様にハイパーシグナルの動脈が引き寄せられるこ
とがある極を構成する。このゾーンは、クラウンから円
錐を削除することによって自動的に除去することができ
る。このことを指して、クラウンを切り詰めると言う
が、それによってMIP投影の原理が変化を受けること
はまったくない。
【0043】切端円錐は、各モダリティで抽出され、続
いて外側表面に投影される。その後、MRIから抽出し
た表面をそのまわりに回転させ、3DXAの抽出済み表
面を用いてスーパー位置(superposition)を推定する
ことが可能になる。このプロセスは、2つの表面の比
較、すなわち2つの寸法を伴う2つのセットの比較を行
う。したがって、これを達成するために、平面における
表現を利用することができる。
【0044】たとえば、円錐は60°のアパーチャ角度
で存在することができる。別の変形例においては、表面
19および20が、対応点21を原点とする3次元マー
クの軸に相対的な与えられた点を形成する角度の非固定
関数によって定義されるように構成することができる。
【0045】サブステップ11においては、最大強度投
影が外側表面19上に選択されたボクセルから行われ
る。換言すれば、原点として対応点21を有し、外側表
面19と交わる光線を考えたとき、当該光線と外側表面
19の交点に置かれる、そのボクセルに対して設定した
強度値は、切端クラウンのボクセルの中において当該光
線上に位置する強度のもっとも高いボクセルの強度とな
る。
【0046】このようにしてボクセルの数は、回転にお
ける重要な情報を失うことなく自動的に削減される。動
脈は、ハイパーシグナルとして両方のモダリティに現れ
る。残りのボクセルは、ノイズと見なすことができる:
つまり、動脈外のボクセルの強度に関して利用できる対
応は存在しない。データを簡略化する場合には、追加の
ステップを行って、外側表面に向かう半径方向の最大強
度投影(MIP)を行う。
【0047】ここで、最大距離が重要な役割を持つこと
になる。この値を限定することにより、皮膚のエリアが
クラウンと交差することを防止できる。ハイパーシグナ
ルを呈する皮膚は、MIP投影後に外側の球表面上に白
いスポットを形成するが、3DXAにおいては、このス
ポットに対応するものが存在しない。動脈の一部は、こ
のスポット内に埋め込まれ、その結果、レジストレーシ
ョンのための患者情報が部分的に失われてしまう。
【0048】同様に、最小距離に小さすぎる値を選択す
ると、点21に近い血管について過度の空間がもたらさ
れる。極端なケースとして、中心点が動脈内に位置する
とした場合に、Rminを1ボクセルに固定したクラウン
のMIP投影によって何が得られるかを考えてみる:そ
の場合、すべての方向においてハイパーシグナル値が得
られる。つまり、外側表面上に投影された画像は一様に
白くなり、利用価値のないものとなる。
【0049】サブステップ12においては、ステップ1
1において計算したボクセルを、対応点21を原点とす
る3次元マーク内の平面上に投影する(図8を合わせて
参照されたい)。
【0050】つまり、この表面は、2つの角度によって
記述される:すなわち、軸[0y]上において−πから
+πまで変化するθ;0(負の方向において軸[0y]
に整列)からφmaxまで変化するφであり、π−φmax
表面から切り取られた円錐の頂点における角度となる。
【0051】平面表現は、これらの2つの変数を画像平
面における極座標として使用することによって得ること
ができる:θは天頂角となり、φはモジュラスとなる。
全クラウン(φmax=180°)について考えると、洞
が白い帯として周縁に現れる。この帯は、利用価値がな
く、血管と同じ強度範囲に存在し、混乱をもたらす可能
性がある。最後に付記すれば、切端によって有用なボク
セルを保存しつつクラウンのサイズが縮小され、その結
果、処理時間が短縮される。
【0052】外側表面に位置する点P=(x,y,z)
において、Pを標準化することによって概略で単位球の
場合を考えることができる。円柱角θおよびφは、次に
式を用いると直角座標系に変換される。
【0053】
【数1】
【0054】角度φは、区間[0,π]内にあり、前述
の式は次のように容易に書き換えることができる。
【0055】
【数2】
【0056】この式においては、φを正の値とする必要
がある。
【0057】これにより、画像平面への写像は容易にな
る。座標(u,v)を用いてPに対応する点のピクセル
内の座標を表すことにする(画像の左上コーナにおいて
u−v=0)。ここで、画像のサイズがN×Nピクセル
であると考える;画像に対する球の写像の式は次のよう
に表される。
【0058】
【数3】
【0059】φがヌル(x=z=0かつy=−1)の場
合、θの余弦および正弦が不定になるが、上記の式にお
けるφ=0との積により(u,v)が画像の中心に置か
れる。
【0060】次に、画像の点(u,v)について考え
る。これは、次式で示される軌跡を形成する円板内にあ
るときに限り、球上の点に対応する。
【0061】
【数4】 これにおいてρは正である。
【0062】この条件が満たされれば、球を記述する角
度を抽出することができる。
【0063】
【数5】
【0064】ピクセル(u,v)に対応する外側の球の
点Pの座標は容易に見つかる。ここで、ρがヌルであれ
ば、φをはじめその正弦も同様になることに注意された
い。θの余弦および正弦は、未定義となるが、式(1)
からx=z=0が与えられることからまったく問題はな
い。
【0065】3×3Rのマトリクスによって与えられる
回転を切端円錐に適用する。条件(4)を満たす任意の
点(u,v)に関して、式(5)の逆形式を適用し、続
いて式(1)を適用することによって、球上の対応する
点Pを容易に見つけることができる。この点Pは、回転
RによってP’に変換される(P’=R(P−Pf)+
f)。点P’もまた球に属し、それは完全に回転不変
系である。直接式(2)の適用およびそれに続く(3)
の適用によって点P’に対応するピクセル(u’,
v’)の位置が求まる。このようにして(u,v)と
(u’,v’)の関係が決定される。使用したすべての
式は全単射である。したがって回転の効果は、画像の平
面内において全単射である。つまり、3次元ではなく2
次元の空間において作業が進められる。円錐ゾーンに入
る点(P’)およびそこから出る点(p)に起因するエ
ッジ効果は、条件(4)に従って検出し、概略の処理を
行うことが可能である。
【0066】投影は、所定の平面に対して、互いに平行
であり、かつ、その平面に対して垂直な直線に平行であ
る各種のボクセルが投影されることを考えることによっ
ても可能である。しかしながら、この投影テクニック
は、表面19および20の選択を半球あるいは、概して
対応点21を含み、それが投影される平面に平行な平面
によって区切られる表面に制限することになる。
【0067】表面19をそれが投影される平面上に展開
することにいくぶん類似した別の投影テクニックを使用
することもできる。この種の方法の単純な例は、球面座
標(ρ,θ,φ)のボクセルに、それが投影される平面
内における直角座標(θ,φ)を持たせることである。
言い換えると、投影された直角座標は、サブステップ1
2の最後に得られる線形関数であり、したがってオリジ
ナルの3DXAおよび3DMR‐3次元画像のそれぞれ
について、3次元マーク内における投影によって固定さ
れた2次元画像が求まる。
【0068】この表現は、問題、すなわちθおよびφを
極座標としてではなく、直角座標(画像のラインに従っ
て増加するθsの軸および列に従って増加するφsの
軸)として表すという問題と良好な適合を見せる。画像
平面への変換式は単純である(軸[0y]上の回転があ
る場合を除いた平行移動。回転がある場合にはいくぶん
複雑になる)。しかしながら、このタイプの表現は、特
定の連続性に欠ける:すなわち、画像の垂直エッジ上に
位置するピクセルは、θに従った回転の効果の下に、一
方のサイドから他方に移動してしまうことがある。しか
し、もっとも深刻な問題は、この表現が脈管構造をその
方向に応じてひずませることである。この表現は、アル
ゴリズムの計算時間を加速するための解決策となること
が立証されているが、比較において、「極座標」として
記述できる表現の方が構造をひずませることがほとんど
なく、解釈が容易な画像をもたらすことから、ここで
「直角座標」と呼んでいる表現より好ましい:つまり前
者においては、観察者が球の中心に位置し、2φmax
にわたる視野を有しているかのようにすべてが生じる。
【0069】サブステップ13においては、ゼロの角度
変位を伴って投影された両方の2次元画像の間の相関が
計算される;換言すると、ここでは、3DXA画像から
得られた2次元画像と3DMR画像から得られた2次元
画像の間の相関が計算される。両方の2次元画像のピク
セルの強度値を掛けることによって得られる相互相関を
この目的に使用することができる。
【0070】続いて同一の方法を用いて同一の2次元画
像に関する相関値を計算するが、3次元マークの軸の1
つに沿って特定の角度だけ互いに変位させる。これと同
じ計算を、同じ軸に沿って同一の角度だけ負に変位させ
て繰り返す。その後同じ計算を、残り2つの軸に沿った
変位について行う。2次元画像に関して得られたこれら
7つの相関値は、比較され、両方の2次元画像、つまり
一方は3DXA画像から、他方は3DMR画像から得ら
れた2つの2次元画像の間に最大の相関をもたらす変位
を求める。
【0071】画像の比較に関して観察される、3つの潜
在的な混乱を招く問題は次のとおりである: ‐3DMR画像のボトムが均一でなく、特に、大血管お
よび洞(画像の下の部分)に起因する広いハイパーシグ
ナル・ゾーンおよび、画像の随所に現れる明るいスポッ
トを伴う; ‐動脈の直径が正確に同一でない;MRIボリュームに
おける分解能の問題が顕在化する; ‐3DXAにおいて観察可能なすべての動脈が必ずしも
3DMR画像において観察されず、特に、3DMR画像
において太い動脈に脈管(特に静脈)が追加される。脈
管を強調するために、「トップ・ハット」と呼ばれる単
純な形態学的演算子を使用する。備忘として述べるが、
これは単なる展開の問題であり、それにオリジナルの画
像上で展開される画像の減算が続く。構造エレメント
は、注目ピクセルを中心とするディスクであり、その半
径は、残すことを希望する動脈のサイズに依存すること
になる。積極的に、直径がdミリメートルを超えないす
べての動脈を残すことを希望するのであれば、構造エレ
メントの直径Dは、次式によって決定される:
【0072】
【数6】
【0073】ここで、d/Rminは、残すべき動脈の幅
に等しい長さを見込む最大角度であり、φmax/Nは、
平面表現における画像のピクセルを角度で表したサイズ
である。この演算子は、両方の画像(3DXAおよび3
DMR)に適用される。
【0074】2番目の問題に加えて、上記の形態学的演
算子は、MRIに存在する強度の変動:つまり、動脈に
沿った強度の不安定性および、より直径の小さい動脈に
対応するより微弱な強度をより強く表す。ここでは、標
準化し、かつ中心を一致させた相互相関の基準を使用す
るが、それが画像の局部平均に係るものとする(実際に
おいては、1辺が15ピクセルの隣接する正方形を使用
する)。
【0075】最後の問題は、局所極大の回避を可能にす
る最大低解像度基準の網羅的なサーチ段階により、回転
パラメータを初期化することによって解決される。
【0076】このほかの標準の類似性基準を相関に代え
ることは明らかに予測可能である:一例を挙げれば、相
互情報または相関比がある。
【0077】サブステップ14においては、サブステッ
プ13において獲得された2次元画像間にもっとも強い
相関をもたらす各種の変位値から、サブステップ13の
最後に獲得された変位に対応する3DXAと3DMRの
3次元画像の間の角度変位を計算する。
【0078】ここで、回転は完全に明らかになっている
が、相同の点の対(Pr,Pf)がまだ概略でしか明らか
になっていない場合を考える。平行移動(T=Pr
f)の推定は得られているが、いまだ近似的であり、
さらに精度を高める必要がある。
【0079】完全なボリュームがわからなくても平行移
動を決定することは可能である。適正に選択したサブボ
リュームで充分であり、平行移動の効果はそのボリュー
ムのすべての点において等しくなる(回転とは対照的
に、変換の大きさは観察しているゾーンに依存しな
い)。そこで、対となるこれらの点を、平行移動による
不変性が示されていない動脈構造、言い換えれば、3次
元において表さなければならない構造の近傍に求める:
そういった構造の典型的な例としては、3本の動脈が互
いに極めて離れた方向に向かっている分岐が挙げられ
る。この平行移動は、その後、その近傍の反対側にこれ
らの点を移すことによって推定することができる。
【0080】図4は、ステップ4のサブステップ15〜
18を示している。
【0081】サブステップ15においては、対応点21
に中心を置く平行六面体、たとえば所定寸法の立方体に
含まれる3DXA、3DMR‐3次元画像のそれぞれの
ボクセルを選択する。1辺16mmの立方体を選択すれ
ば、3DXAにおいては概略で64ボクセルに一致す
る。
【0082】サブステップ16においては、それぞれ同
一の3次元マークの軸に沿って3つの投影を行う。それ
ぞれの立方体の面が、この3次元マークの軸に垂直であ
るとすると都合がよい。それぞれの投影は、ボクセル対
応の所定ラインに関して最大強度を表すボクセルの強度
値を残すことによってなされる。つまり、直角座標
1、y1、z1のボクセルが、ステップ15において選
択した平行六面体全体の中でもっとも強い強度を表すと
すれば、その強度が、次に示す座標を用いて投影される
2次元画像内に現れる:Z軸に垂直であり、そのボクセ
ルが軸Zに沿って投影されている画像については
(x1,y1)、Y軸に沿った投影によって得られた2次
元画像においては(x 1,z1)、X軸に沿った投影によ
って得られた2次元画像においては(y1,z1)。
【0083】サブステップ16を完了すると、3DXA
および3DMR‐3次元画像のそれぞれについて、3つ
の2DXAPおよび2DMRP投影による2次元画像が
得られる。
【0084】サブステップ17においては、変位をゼロ
として、X軸に沿って投影された両方の2DXAPおよ
び2DMRP画像の間の相関が計算される。続いてこれ
と同じ計算を、所定数の変位、たとえば+4の変位を用
いて同じ画像について行い、さらに、同じ大きさで符号
を変えた所定数の変位、たとえば−4の変位を用いて同
じ画像について同じ計算を行う。以上とまったく同じ計
算をY軸に沿って投影された2DXAPおよび2DMR
P画像を用いて行い、さらにZ軸に沿って投影されたそ
れらの画像を用いて行う。
【0085】対となる相同の画像のそれぞれ(軸方向、
矢状方向および頭頂方向)の画像を、標準化し、かつ中
心を一致させた相関の基準によって比較する。サブキュ
ーブのサイズは縮小され、これらの画像はすべて、ほと
んど均一なバックグラウンドを呈することになり、MR
Iにおいてもそれは例外でない。このため、両方の画像
に共通のゾーン内に位置する平均ピクセルとの関連から
中心の一致がなされ、標準化は、サイズを小さくした共
通ゾーンについての強度を強めることができる。
【0086】3つのスコアの平均の結果として得られる
低相関基準が使用される:少なくとも2つの画像に高い
スコアがあれば、高い基準がもたらされる。
【0087】3DXAとの関連においてMRIの低い分
解能、つまりMRIから抽出したサブキューブのMIP
画像において行われる高いレベルの補間をはじめ、MR
I内におけるアーティファクト(たとえば磁束に起因す
る)の可能性を考慮すると、このような低基準を用いれ
ば、これらの不正確性によって不利益を受けないように
することが可能になる。
【0088】サブステップ18においては、サブステッ
プ17において獲得された平均相関を、それぞれの変
位、すなわちゼロ変位、X軸上の正の変位、X軸上の負
の変位、Y軸上の正の変位、Y軸上の負の変位、Z軸上
の正の変位、およびZ軸上の負の変位について計算す
る。続いて、2DXAPと2DMRPの画像の間に最大
の平均相関が得られた変位を採用する。
【0089】次にステップ5に進み、サブステップ18
において計算した直角座標系の変位を用いてレジストレ
ーションを行う。ボクセルを所定寸法の平行六面体に包
含されるものに制限することによって、必要な計算時間
を飛躍的に短縮することができる。
【0090】好ましくは、まったく同一の3次元マーク
を、すべてのステップおよびサブステップに使用する。
【0091】図5は、造影剤の注入によって明確に観察
し得る動脈網25を伴う3DXAタイプの3次元画像を
一例として示した斜視図である。その画像から表面19
と20の間に含まれるボクセルが得られる。外側表面1
9の球状部分の半径は4cm、内側表面20の球状部分
の半径は2cmである。当然のことながら、これらの半
径の値は一例に過ぎない。これらは、人間の脳の3次元
画像に対して適合されており、大きい方の半径4cm
は、脳の外側となる構造、特に皮膚の画像が含まれるこ
とを防止し、小さい方の半径2cmは、球の中心に非常
に近接した脈管が投影において顕著になり過ぎるので、
その取り込みを防止する。選択した最適化アルゴリズム
においては、回転およびそれに続く平行移動が完全に既
知であることを前提とする。したがって、回転を推定す
るときは、平行移動の誤差が回転誤差に関してわずかで
あることが前提となる。2つの誤差の間の平衡に関する
この問題は、特に初期化時に重要であると判断され、そ
れに続く疑似的に網羅した最終的なデータは、この問題
を無視し得る程度にわずかなものであると判断すること
ができる。そこで、存在し得る平行移動の最悪誤差は、
点PrおよびPfのマニュアルによる初期化時に生ずると
する。ここでは、それをMRIの分解能、つまり1mm
に等しいと判断した。距離Rminからこの種の誤差を見
込む角度は、1/Rminラジアンとなる。回転の初期化
は、N=64を用いてなされる。一方、切端クラウンの
画像における1ピクセルの角度サイズは、2φmax/N
で表される。ここでRminとN/2φmax=12.22m
mを比較する必要があるが、これにおいてRmin=2c
mである。
【0092】2つの球は、このレジストレーション方法
を導入する前に決定された対応点21に中心を置く。
【0093】図6は、3DMRタイプの3次元画像を表
しており、これを参照すると、対応点21、外側表面1
9および内側表面20が示されていることがわかる。つ
まり、エッジ効果のみのために、同一のボクセルが3D
XA画像および3DMR画像におけるレジストレーショ
ン処理用に残される。
【0094】図7を参照すると、回転推定ステップにお
いて使用可能な投影が略図として示されている。外側表
面19と内側表面20の間に包含されるボクセルは、ま
ず外側表面19上に投影される。一例として、投影軸2
3に関して角度φ1を用いて光線22が表されている。
座標φ1のボクセルすべては、最大強度の投影によって
外側表面19上に投影される。つまり、座標φ1のボク
セルの強度値のうち、もっとも強い値が残される。
【0095】投影された座標φ1のボクセルは、光線2
2と外側表面19の交点に置かれ、2次元画像が形成さ
れる平面24上に、順に投影される。この投影は、外側
表面19の球面部分の展開を可能にする。言い換える
と、球座標φ1のボクセルに対応する、投影されたボク
セルの直角座標x1について考えると、x1がφ1の正弦
関数に比例する標準的な投影とは異なり、x1がφ1に比
例する。
【0096】平行移動に関しては、ここでは第1の変位
として4ピクセルを提案し、それに続いて回転の推定お
よび2ピクセルの変位、さらに1ビクセルの変位を繰り
返すことを提案するが、これらは、1〜2mmの間と推
定される3DXAならびに3DMR画像における対応点
の選択精度および、0.3mm台と推定される3DXA
画像の分解能に依存する。つまり、投影後の2次元画像
のもっとも細かいピクセルは、0.3mm台のサイズを
有する。4ピクセル、つまり±1.2mmの変位からレ
ジストレーションを開始し、次に2ピクセル、つまり±
0.6mmの変位、さらに1ピクセル、つまり±0.3
mmの変位と進むことによって、平行移動の誤差が最大
でも2.1mmに抑えられ、対応点の選択においてオペ
レータによってもたらされる可能性のある妥当な誤差値
に比較すると、極めて充分であるといえる。
【0097】図8を参照すると、「極平面」と呼ばれる
好ましいタイプの投影が図示されている。球座標におけ
る角度φは、−φmaxと+φmaxの間の角度であり、極座
標におけるモジュラスを決定する。
【0098】本発明が提供する2つの3次元画像のレジ
トレーション方法は、2次元画像のみを処理することか
ら迅速かつ負担が軽く、特に相関の計算においてはそれ
が顕著である。これにより、3次元放射線画像および磁
気共鳴画像を、より容易に手術関連に使用できるように
なり、その種のオペレーションの安全性ならびに有効性
が高められる。
【0099】なお当業者であれば、本発明の範囲から逸
脱することなく、構造および/またはステップおよび/
または機能における修正が可能となろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に従ったプロセスのステッ
プを示したフローチャートである。
【図2】本発明の別の実施形態に従ったプロセスのステ
ップを示したフローチャートである。
【図3】図1および図2におけるステップ2の詳細を示
したフローチャートである。
【図4】図1および図2におけるステップ3の詳細を示
したフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態による、第1の画像の投影
に使用される球を示した斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態による、第2の画像の投影
に使用される球を示した斜視図である。
【図7】使用される投影のタイプを示した略図である。
【図8】切端クラウンの平面表現である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線装置によって得られた3次元ディ
    ジタル血管造影画像と、核磁気共鳴装置によって得られ
    た3次元ディジタル血管造影画像を比較することによ
    り、血管をビジュアル化するための3次元画像の自動レ
    ジストレーション方法において:前記2つの3次元画像
    の間の対応点から、投影された2次元画像を処理するこ
    とによって、前記2つの3次元画像のレジストレーショ
    ンが可能な回転の推定を行うステップ(2);前記2つ
    の3次元画像のうちの1つを他方に対してレジストレー
    ションするステップ(3);前記投影された2次元画像
    を処理することによって、前記2つの3次元画像のレジ
    ストレーションが可能な平行移動の推定を行うステップ
    (4);前記2つの3次元画像のうちの1つを他方に対
    してレジストレーションするステップ(5);を包含す
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 さらに再度、前記投影された2次元画像
    を処理することによって、前記レジストレーションされ
    た3次元画像を、他方の3次元画像に対してレジストレ
    ーションすることが可能な回転の推定を行い(6)、続
    いて前記レジストレーションされた3次元画像を他方に
    対してレジストレーションする(7)か、あるいはその
    逆を行い、前記投影された2次元画像を処理することに
    よって、前記レジストレーションされた3次元画像を、
    他方の3次元画像に関してレジストレーションすること
    が可能な平行移動の推定を行い(8)、続いて前記レジ
    ストレーションされた3次元画像を他方に関してレジス
    トレーションするか、あるいはその逆を行うことを特徴
    とする前記請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記2つの3次元画像の間の前記対応点
    は、マニュアルもしくは自動的に血管上に選択(1)さ
    れることを特徴とする前記請求項1または2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記3次元画像のそれぞれは、複数のボ
    クセルからなり、前記回転の推定を行う処理は:それぞ
    れの3次元画像の、いずれもが前記対応点を包含する外
    側表面と内側表面の間に含まれるボクセルを選択するス
    テップ(10);それぞれの3次元画像について選択し
    たボクセルの中から最大の強度のボクセルを球面上に投
    影するステップ(11);前記対応点に中心を有する3
    次元マークにおける平面上に投影することによって、そ
    れぞれの3次元画像ごとに2次元画像を生成し、前記球
    を平面化するステップ(12);ゼロの角度変位を用い
    て投影された2次元画像の間の相関を計算し、それに続
    いて前記3次元マークの各軸に沿って正の角度変位を用
    いて前記相関を計算し、その後、負の角度変位を用いて
    前記相関を計算するステップ(13);および前記2次
    元画像の間に最大の相関をもたらす変位に対応する3次
    元画像の間の角度変位を計算するステップ(14);を
    含むことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載した
    方法。
  5. 【請求項5】 前記回転の推定を行う処理は、前記相関
    を計算するステップおよび前記角度変位を計算するステ
    ップを、変位量を小さくして繰り返すことを特徴とする
    前記請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記表面は、同心球部分を包含すること
    を特徴とする前記請求項4または5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記表面のそれぞれは、前記対応点に円
    錐の頂点が置かれる切端円錐部分を包含することを特徴
    とする前記請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記平行移動を推定するステップは:前
    記対応点に中心が置かれる、所定寸法の平行六面体に包
    含される、前記3次元画像のそれぞれのボクセルを選択
    するステップ(15);前記対応点に中心を有する同一
    の3次元マークの3軸に沿って、それぞれの3次元画像
    について選択したボクセルの中から最大の強度のボクセ
    ルを投影し(16)、それぞれの3次元画像ごとに3つ
    の2次元画像を生成するステップ;同一の軸に沿って、
    ゼロの変位を用いて投影されたそれぞれの2次元画像対
    の間の相関を計算し、それに続き、それぞれの2次元画
    像の平面の、それぞれの軸に沿った変位量を所定ピクセ
    ル数として、正の変位を用いて前記相関を計算し、その
    後、負の変位を用いて前記相関を計算するステップ(1
    7);それぞれの変位ごとに平均の相関を計算するステ
    ップ;および、前記2次元画像の間に最大の平均相関を
    もたらす変位に対応する3次元画像の間の平行移動変位
    を計算するステップ(18);を含むことを特徴とする
    前記請求項のいずれかに記載した方法。
  9. 【請求項9】 前記平行移動の推定を行う処理は、前記
    相関を計算するステップおよび前記平行移動変位を計算
    するステップを、より低いピッチで、変位量を順次小さ
    くして繰り返すことを特徴とする前記請求項8記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記投影は、それぞれの軸ごとに、該
    軸に平行な直線に沿って実行されることを特徴とする前
    記請求項8または9のいずれかに記載した方法。
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