JP2001211242A - 無線通信端末および無線通信端末におけるイベントの保留方法 - Google Patents

無線通信端末および無線通信端末におけるイベントの保留方法

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JP2001211242A
JP2001211242A JP2000016994A JP2000016994A JP2001211242A JP 2001211242 A JP2001211242 A JP 2001211242A JP 2000016994 A JP2000016994 A JP 2000016994A JP 2000016994 A JP2000016994 A JP 2000016994A JP 2001211242 A JP2001211242 A JP 2001211242A
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Hiromasa Hayashi
宏昌 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発生したイベントを保留するか或いは無視す
るかを規定するに際して、必要なメモリの容量が極めて
大きくなることを未然に回避でき、処理を簡素化できる
ようにする。 【解決手段】 制御回路は、保留可能な保留イベントし
て規定可能な複数のイベントに優先順位を付し、保留イ
ベントとして規定可能ないずれかのイベントが発生した
ときであって、保留イベントとして規定可能な他のいず
れかのイベントを保留しているときには、発生したイベ
ントに付している優先順位と、保留しているイベントに
付している優先順位とを比較することにより、発生した
イベントを保留するか或いは無視かを規定する(ステッ
プS3〜S6)。複数の状態の各々に応じてマトリック
スを形成する必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のイベントの
うちの幾つかのイベントを複数の状態のうちのいずれか
の状態において保留可能な保留イベントとして規定可能
な無線通信端末および無線通信端末におけるイベントの
保留方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、携帯電話端
末や自動車電話端末などの無線通信端末が広く普及して
いる。さて、この種の無線通信端末では、ソフトウェア
上の処理において、複数のイベントのうちの幾つかのイ
ベントを複数の状態のうちのいずれかの状態において保
留可能な保留イベントとして規定可能である。
【0003】具体的に、データ端末(例えばノート型の
パーソナルコンピュータ)およびデータカードと共に使
用することにより、パケット通信を実行することが可能
な携帯電話端末を例にして説明すると、携帯電話端末
は、パケット通信を選択すると、「パケットチャネル選
択」の状態に遷移し、これ以降、「パケットチャネル登
録」、「パケット通信登録」、「パケット通信登録解
除」および「パケットチャネル起動要求」などの複数の
状態に遷移することが可能となる。
【0004】そして、この場合、携帯電話端末は、「電
源オフ検出」、「アダプタ無し検出」、「非電話サービ
ス要求(データ破棄)」、「非電話サービス要求(デー
タ送信後切断)」、「スタンバイ移行タイマ完了」およ
び「パケット周期登録タイマ完了」などの各種のイベン
トを、上記した複数の状態の各々に応じて、保留可能な
保留イベントとして規定可能である。
【0005】すなわち、携帯電話端末は、例えば、「パ
ケットチャネル登録」の状態にあるときには、図5に示
すように、「電源オフ検出」、「アダプタ無し検出」、
「非電話サービス要求(データ破棄)」、「非電話サー
ビス要求(データ送信後切断)」および「スタンバイ移
行タイマ完了」などの複数のイベントを保留イベントと
して規定可能である。また、携帯電話端末は、「パケッ
トチャネル起動要求」の状態にあるときには、図6に示
すように、「非電話サービス要求(データ送信後切
断)」、「スタンバイ移行タイマ完了」および「パケッ
ト周期登録タイマ完了」などの複数のイベントを保留イ
ベントとして規定可能である。
【0006】さて、携帯電話端末は、同時に保留可能な
イベントが1個であると仮定すると、保留イベントとし
て規定可能ないずれかのイベントが発生したときに、保
留イベントとして規定可能な他のいずれかのイベントを
保留しているときには、保留しているイベントの種別に
応じて、発生したイベントを保留するか或いは無視する
かを規定する。
【0007】この場合、上記した図5および図6に示し
たように、各状態毎に、発生したイベントと、保留して
いるイベントとの関係を示すマトリックスを形成するこ
とが考えられる。ここで、マトリックスにおいて、
「○」は、発生したイベントを新規に保留し、保留して
いるイベントを破棄することを示し、「−」は、発生し
たイベントを無視することを示し、「×」は、発生した
イベントが処理イベントとして規定可能なイベントであ
れば、発生したイベントを処理することを示している。
【0008】すなわち、携帯電話端末が「パケットチャ
ネル登録」の状態にある場合、「アダプタ無し検出」の
イベントが発生したときに、「非電話サービス要求(デ
ータ破棄)」のイベントを保留していれば、図5に示す
マトリックスにしたがって、発生した「アダプタ無し検
出」のイベントを新規に保留し、保留している「非電話
サービス要求(データ破棄)」のイベントを破棄する。
これに対して、「アダプタ無し検出」のイベントが発生
したときに、「電源オフ検出」のイベントを保留してい
れば、図5に示すマトリックスにしたがって、発生した
「アダプタ無し検出」のイベントを無視する。
【0009】また、携帯電話端末が「パケットチャネル
起動要求」の状態にある場合、「スタンバイ移行タイマ
完了」のイベントが発生したときに、「パケット周期登
録タイマ完了」のイベントを保留していれば、図6に示
すマトリックスにしたがって、発生した「スタンバイ移
行タイマ完了」のイベントを新規に保留し、保留してい
る「パケット周期登録タイマ完了」のイベントを破棄す
る。これに対して、「スタンバイ移行タイマ完了」のイ
ベントが発生したときに、「非電話サービス要求(デー
タ送信後切断)」のイベントを保留していれば、図6に
示すマトリックスにしたがって、発生した「スタンバイ
移行タイマ完了」のイベントを無視する。
【0010】しかしながら、このように、各状態毎に、
発生したイベントと、保留しているイベントとの関係を
示すマトリックスを形成する構成では、その分、必要と
なるメモリの容量が極めて大きくなり、また、処理が複
雑になるという問題がある。
【0011】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、発生したイベントを保留する
か或いは無視するかを規定するに際して、必要なメモリ
の容量が極めて大きくなることを未然に回避することが
でき、また、処理の簡素化を図ることができる無線通信
端末および無線通信端末におけるイベントの保留方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無線通信
端末によれば、制御手段は、複数のイベントのうちの幾
つかのイベントを複数の状態のうちのいずれかの状態に
おいて保留可能な保留イベントとして規定可能である。
そして、制御手段は、複数のイベントに優先順位を付
し、保留イベントとして規定可能ないずれかのイベント
が発生したときであって、保留イベントとして規定可能
な他のいずれかのイベントを保留しているときには、発
生したイベントに付している優先順位と、保留している
イベントに付している優先順位とを比較することによ
り、発生したイベントを保留するか或いは無視するかを
規定する。
【0013】すなわち、このものによれば、複数のイベ
ントに優先順位を付し、優先順位を比較することによ
り、発生したイベントを保留するか或いは無視かを規定
するようにしたので、複数の状態の各々に応じてマトリ
ックスを形成する必要がなく、したがって、発生したイ
ベントを保留するか或いは無視するかを規定するに際し
て、必要なメモリの容量が極めて大きくなることを未然
に回避することができ、また、処理の簡素化を図ること
ができる。
【0014】請求項2記載の無線通信端末によれば、制
御手段は、パケット通信に係るイベントを保留イベント
として規定可能である。すなわち、このものによれば、
パケット通信を実行する無線通信端末において、発生し
たイベントを保留するか或いは無視するかを規定するに
際して、必要なメモリの容量が極めて大きくなることを
未然に回避することができ、また、処理の簡素化を図る
ことができる。
【0015】請求項3記載の無線通信端末におけるイベ
ントの保留方法によれば、複数のイベントのうちの幾つ
かのイベントを複数の状態のうちのいずれかの状態にお
いて保留可能な保留イベントとして規定可能である。そ
して、複数のイベントに優先順位を付し、保留イベント
として規定可能ないずれかのイベントが発生したときで
あって、保留イベントとして規定可能な他のいずれかの
イベントを保留しているときには、発生したイベントに
付している優先順位と、保留しているイベントに付して
いる優先順位とを比較することにより、発生したイベン
トを保留するか或いは無視するかを規定する。
【0016】すなわち、このものによれば、複数のイベ
ントに優先順位を付し、優先順位を比較することによ
り、発生したイベントを保留するか或いは無視かを規定
するようにしたので、複数の状態の各々に応じてマトリ
ックスを形成する必要がなく、したがって、発生したイ
ベントを保留するか或いは無視するかを規定するに際し
て、必要なメモリの容量が極めて大きくなることを未然
に回避することができ、また、処理の簡素化を図ること
ができる。
【0017】請求項4記載の無線通信端末におけるイベ
ントの保留方法によれば、パケット通信に係るイベント
を保留イベントとして規定可能である。すなわち、この
ものによれば、パケット通信を実行する無線通信端末に
おいて、発生したイベントを保留するか或いは無視する
かを規定するに際して、必要なメモリの容量が極めて大
きくなることを未然に回避することができ、また、処理
の簡素化を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を携帯電話端末に適
用した一実施例について、図1ないし図4を参照して説
明する。まず、図2は、携帯電話端末の使用形態を概略
的に示している。携帯電話端末1およびデータ端末2
(図2では、ノート型のパーソナルコンピュータ)は、
接続ケーブル3の一端側の16芯コネクタ4が携帯電話
端末1の16芯スロット5に装着すると共に、接続ケー
ブル3の他端側のデータカード6がデータ端末2のデー
タカードスロット7に装着することにより、データ通信
が可能となる。
【0019】この場合、データカード6は、データ端末
2に対してモデムのインタフェースを提供しており、こ
れにより、データ端末2は、ダイヤルアップ接続するこ
とにより、携帯電話端末1を通じてパケット通信サービ
スを提供するパケット通信網8に接続することが可能と
なり、パケット通信が可能となる。
【0020】図3は、携帯電話端末1の電気的な構成を
概略的に示している。携帯電話端末1において、制御回
路9(本発明でいう制御手段)は、マイクロコンピュー
タを主体として構成しており、無線回路10、音声入出
力回路11、キー操作識別回路12、ディスプレイ制御
回路13および外部端末接続回路14の各回路ならびに
メモリ15を接続している。
【0021】このような構成によれば、マイクロホン1
6は、外部から送話音声を入力すると、入力した送話音
声を音声信号から電気信号に変換して送信信号を生成
し、音声入出力回路11は、マイクロホン16から送信
信号を入力すると、入力した送信信号を音声処理し、無
線回路10は、音声入出力回路11から制御回路9を通
じて送信信号を入力すると、入力した送信信号を無線処
理してアンテナ17に出力し、そして、アンテナ17
は、無線回路10から送信信号を入力すると、入力した
送信信号を所定の通信周波数帯域(例えば800MHz
帯域)の送信電波として放射する。
【0022】また、無線回路10は、アンテナ17が所
定の通信周波数帯域(例えば800MHz帯域)の電波
を受信電波として捕捉し、それに応じて、アンテナ17
から受信電波を入力すると、入力した受信電波を無線処
理して受信信号を生成し、音声入出力回路11は、無線
回路10から制御回路9を通じて受信信号を入力する
と、入力した受信信号を音声処理し、そして、レシーバ
18は、音声入出力回路11から受信信号を入力する
と、入力した受信信号を電気信号から音声信号に変換し
て受話音声を生成し、生成した受話音声を外部に出力す
る。
【0023】キー操作識別回路12は、ユーザがキーを
操作したときに、キーパッド19からキー操作信号を入
力すると、入力したキー操作信号を識別し、ユーザが操
作したキーを示すキー操作識別信号を制御回路9に出力
し、制御回路9は、キー操作識別回路12からキー操作
識別信号を入力すると、入力したキー操作識別信号を解
読する。
【0024】ディスプレイ制御回路13は、制御回路9
から表示指令を入力すると、入力した表示指令に応じて
表示情報をディスプレイ20に表示させる。外部端末接
続回路14は、外部端末としてのデータ端末2とのイン
タフェースを有しており、制御回路9とデータ端末2と
の間のデータ通信を制御する。
【0025】制御回路9は、パケット通信を選択する
と、「パケットチャネル選択」の状態に遷移し、これ以
降、「パケットチャネル登録」、「パケット通信登
録」、「パケット通信登録解除」および「パケットチャ
ネル起動要求」などの複数の状態に遷移し、また、パケ
ット通信に係る複数のイベントのうちの幾つかのイベン
トを、保留可能な保留イベントとして規定可能である。
そして、メモリ15は、制御回路9が保留イベントとし
て規定可能なイベントの優先順位を記憶している。
【0026】具体的に説明すると、制御回路9は、パケ
ット通信に係るイベントである「電源オフ検出」、「ア
ダプタ無し検出」、「非電話サービス要求(データ破
棄)」、「非電話サービス要求(データ送信後切
断)」、「スタンバイ移行タイマ完了」および「パケッ
ト周期登録タイマ完了」などの複数のイベントを保留イ
ベントとして規定しており、メモリ15は、図4に示す
ように、それら保留イベントとして規定可能な複数のイ
ベントの優先順位を、「電源オフ検出」の優先順位を
「6」として記憶し、「アダプタ無し検出」の優先順位
を「5」として記憶し、「非電話サービス要求(データ
破棄)」の優先順位を「4」として記憶し、「非電話サ
ービス要求(データ送信後切断)」の優先順位を「3」
として記憶し、「スタンバイ移行タイマ完了」の優先順
位を「2」として記憶し、「パケット周期登録タイマ完
了」の優先順位を「1」として記憶している。
【0027】そして、制御回路9は、制御プログラムを
実行することにより、各種の処理を実行し、その一つと
して、上記したイベントを保留するか或いは無視するか
を規定する処理を実行する。
【0028】次に、上記した構成の作用について、図1
に示すフローチャートも参照して説明する。携帯電話端
末1において、制御回路9は、いずれかのイベントが発
生すると、発生したイベントが保留イベントとして規定
可能なイベントであるか否かを判定する(ステップS
1)。
【0029】そして、制御回路9は、発生したイベント
が保留イベントとして規定可能なイベントであれば、ス
テップS1において「YES」と判定し、その時点で、
保留イベントとして規定可能な他のイベントを保留して
いるか否かを判定する(ステップS2)。
【0030】そして、制御回路9は、保留イベントとし
て規定可能な他のイベントを保留していれば、ステップ
S2において「YES」と判定し、メモリ15を参照す
ることにより、発生したイベントの優先順位と、保留し
ているイベントの優先順位とを読出す(ステップS
3)。
【0031】さて、ここで、制御回路9は、発生したイ
ベントの優先順位の方が保留しているイベントの優先順
位よりも大きければ、ステップS4において「YES」
と判定し、発生したイベントを新規に保留し、保留して
いるイベントを破棄する(ステップS5)。
【0032】これに対して、制御回路9は、発生したイ
ベントの優先順位と保留しているイベントの優先順位と
が同じであるか或いは発生したイベントの優先順位の方
が保留しているイベントの優先順位よりも小さければ、
ステップS4において「NO」と判定し、発生したイベ
ントを無視する(ステップS6)。
【0033】具体的に説明すると、制御回路9は、例え
ば、「パケットチャネル登録」の状態にある場合、保留
イベントとして規定可能な「アダプタ無し検出」のイベ
ントが発生したときに、保留イベントとして規定可能な
他の「非電話サービス要求(データ破棄)」のイベント
を保留していれば、発生した「アダプタ無し検出」のイ
ベントの優先順位が「5」であり、保留している「非電
話サービス要求(データ破棄)」のイベントの優先順位
が「4」であることから、発生した「アダプタ無し検
出」のイベントを新規に保留し、保留している「非電話
サービス要求(データ破棄)」のイベントを破棄する。
【0034】これに対して、制御回路9は、保留イベン
トとして規定可能な「アダプタ無し検出」のイベントが
発生したときに、保留イベントとして規定可能な他の
「電源オフ検出」のイベントを保留していれば、発生し
た「アダプタ無し検出」のイベントの優先順位が「5」
であり、保留している「電源オフ検出」のイベントの優
先順位が「6」であることから、発生した「アダプタ無
し検出」のイベントを無視する。
【0035】また、制御回路9は、例えば、「パケット
チャネル起動要求」の状態にある場合、保留イベントと
して規定可能な「スタンバイ移行タイマ完了」のイベン
トが発生したときに、保留イベントとして規定可能な他
の「パケット周期登録タイマ完了)」のイベントを保留
していれば、発生した「スタンバイ移行タイマ完了」の
イベントの優先順位が「2」であり、保留している「パ
ケット周期登録タイマ完了」のイベントの優先順位が
「1」であることから、発生した「スタンバイ移行タイ
マ完了」のイベントを新規に保留し、保留している「パ
ケット周期登録タイマ完了」のイベントを破棄する。
【0036】これに対して、制御回路9は、保留イベン
トとして規定可能な「スタンバイ移行タイマ完了」のイ
ベントが発生したときに、保留イベントとして規定可能
な他の「非電話サービス要求(データ送信後切断)」の
イベントを保留していれば、発生した「スタンバイ移行
タイマ完了」のイベントの優先順位が「2」であり、保
留している「非電話サービス要求(データ送信後切
断)」のイベントの優先順位が「3」であることから、
発生した「スタンバイ移行タイマ完了」のイベントを無
視する。
【0037】また、制御回路9は、保留イベントとして
規定可能な他のイベントを保留していなければ、ステッ
プS2において「NO」と判定し、発生したイベントを
保留する(ステップS7)。
【0038】さらに、制御回路9は、発生したイベント
が保留イベントとして規定可能なイベントでなければ、
ステップS1において「NO」と判定し、発生したイベ
ントが処理する処理イベントとして規定可能なイベント
であるか否かを判定する(ステップS8)。
【0039】そして、制御回路9は、発生したイベント
が処理イベントとして規定可能なイベントであれば、ス
テップS8において「YES」と判定し、発生したイベ
ントを処理し(ステップS9)、これに対して、発生し
たイベントが処理イベントとして規定可能なイベントで
なければ、ステップS8において「NO」と判定し、発
生したイベントを無視する(ステップS10)。
【0040】具体的に説明すると、制御回路9は、例え
ば、「パケットチャネル登録」の状態にある場合、保留
イベントとして規定していない「パケット通信登録拒
否」のイベントが発生したときに、発生した「パケット
通信登録拒否」のイベントを処理イベントとして規定し
ていれば、発生した「パケット通信登録拒否」のイベン
トを処理する。
【0041】尚、以上は、携帯電話端末がパケット通信
サービスを利用する場合を説明したものであるが、他の
場合、例えば、回線交換通信サービスを利用する場合で
あっても、これと同様の処理を実行することが可能であ
る。
【0042】以上に説明したように本実施例によれば、
パケット通信に係る保留イベントして規定可能な「電源
オフ検出」、「アダプタ無し検出」、「非電話サービス
要求(データ破棄)」、「非電話サービス要求(データ
送信後切断)」、「スタンバイ移行タイマ完了」および
「パケット周期登録タイマ完了」のなどの複数のイベン
トに優先順位を付し、保留イベントとして規定可能ない
ずれかのイベントが発生したときであって、保留イベン
トとして規定可能な他のいずれかのイベントを保留して
いるときには、発生したイベントに付している優先順位
と、保留しているイベントに付している優先順位とを比
較することにより、発生したイベントを保留するか或い
は無視かを規定するようにした。
【0043】これにより、「パケットチャネル登録」や
「パケットチャネル起動要求」などの複数の状態の各々
に応じてマトリックスを形成する必要がなく、したがっ
て、発生したイベントを保留するか或いは無視するかを
規定するに際して、必要なメモリの容量が極めて大きく
なることを未然に回避することができ、また、処理の簡
素化を図ることができる。
【0044】本発明は、上記した実施例にのみ限定され
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。無線通信端末は、携帯電話端末に限らず、自動車
電話端末であっても良く、また、電話機能を有するもの
であれば、他の端末であっても良い。データ端末は、ノ
ート型のパーソナルコンピュータに限らず、他のもので
あっても良い。イベントの種類は、他のイベントであっ
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャ
ート
【図2】携帯電話端末の使用形態を概略的に示す図
【図3】電気的な構成を示す機能ブロック図
【図4】各イベントの優先順位を示す図
【図5】従来例のマトリックスを示す図
【図6】図5相当図
【符号の説明】 図面中、1は携帯電話端末(無線通信端末)、9は制御
回路(制御手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 EE11 FF02 FF22 MM04 MM17 5K067 AA42 BB04 BB27 DD51 HH23 KK15 5K101 KK20 LL11 MM04 MM06 NN02 NN03 NN18 NN22 NN25 PP06 TT03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のイベントのうちの幾つかのイベン
    トを複数の状態のうちのいずれかの状態において保留可
    能な保留イベントとして規定可能な制御手段を備えてな
    る無線通信端末において、 前記制御手段は、前記複数のイベントに優先順位を付
    し、保留イベントとして規定可能ないずれかのイベント
    が発生したときであって、保留イベントとして規定可能
    な他のいずれかのイベントを保留しているときには、発
    生したイベントに付している優先順位と、保留している
    イベントに付している優先順位とを比較することによ
    り、発生したイベントを保留するか或いは無視するかを
    規定することを特徴とする無線通信端末。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、パケット通信に係るイ
    ベントを保留イベントとして規定可能であることを特徴
    とする請求項1記載の無線通信端末。
  3. 【請求項3】 複数のイベントのうちの幾つかのイベン
    トを複数の状態のうちのいずれかの状態において保留可
    能な保留イベントとして規定可能な無線通信端末におけ
    るイベントを保留する方法において、 前記複数のイベントに優先順位を付し、保留イベントと
    して規定可能ないずれかのイベントが発生したときであ
    って、保留イベントとして規定可能な他のいずれかのイ
    ベントを保留しているときには、発生したイベントに付
    している優先順位と、保留しているイベントに付してい
    る優先順位とを比較することにより、発生したイベント
    を保留するか或いは無視するかを規定することを特徴と
    する無線通信端末におけるイベントの保留方法。
  4. 【請求項4】 パケット通信に係るイベントを保留イベ
    ントとして規定可能であることを特徴とする請求項3記
    載の無線通信端末におけるイベントの保留方法。
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