JP2001211142A - 通信システムにおける符号及び制御情報整合性に基づく誤り検出方法及び装置 - Google Patents

通信システムにおける符号及び制御情報整合性に基づく誤り検出方法及び装置

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JP2001211142A JP2000381164A JP2000381164A JP2001211142A JP 2001211142 A JP2001211142 A JP 2001211142A JP 2000381164 A JP2000381164 A JP 2000381164A JP 2000381164 A JP2000381164 A JP 2000381164A JP 2001211142 A JP2001211142 A JP 2001211142A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタル通信システムにおいて受信されるデジ
タルオーディオ情報或いは他のタイプの情報を処理する
際に用いるための改善された誤り検出技術を提供する。 【解決手段】 パケットのための誤り指示子の生成を制
御するために、受信した情報の所与のパケットに関連す
る制御情報が特定され、そのパケットの復号化要件と比
較される。具体的には、制御情報と復号化要件との間の
不整合性に応じて、誤り指示子を生成することができ
る。例えば、パケット長指示と必要とされるビットの数
との間の任意の不整合性が、そのパケットのための誤り
フラグを生成することになる場合に、制御情報は、対応
するパケットを復号化するために必要とされるビットの
数と比較することができるパケット長の指示を含む場合
がある。本発明は特に、ハイブリッド・インバンド・オ
ンチャネル(HIBOC)デジタルオーディオー放送(D
AB)システムにおいて受信される符号化されたデジタ
ルオーディオ情報を処理する際に用いるのに適している
が、他のタイプの情報及び他のタイプの通信システムに
適用することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明分野】本発明は、一般的には、通信システムにお
いて情報を転送するためのデジタルオーディオ放送(Di
gital Audio Broadcasting:DAB)及び他の技術に
関する。
【0002】
【発明の背景】FMラジオ周波数帯においてデジタルオ
ーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:DA
B)を提供するために提案されたシステムは、CD品質
並みのオーディオ、データサービス及び現存するアナロ
グFM送信よりも信頼性の高いサービスエリアを提供す
るものと期待されている。しかしながら、全デジタルD
ABに移行される時点まで、放送会社は、同じ可聴帯域
においてアナログ及びデジタル信号を同時に送信できる
中間的な解決策を必要としている。そのようなシステム
は典型的には、ハイブリッド・インバンド・オンチャネ
ル(Hybrid In-Band On-Channel:HIBOC)DA
Bシステムと呼ばれ、FM及びAMラジオ帯域の両方に
おいて開発が進められている。従来のアナログFM受信
機での著しい歪みを防ぐために、典型的なFM HIB
OC DABシステム内のデジタル信号は、例えば、ア
ナログFMホスト信号の両側に1つずつの2つの側波帯
において送信されている。
【0003】知覚オーディオ符号化技術(perceptual au
dio coding technology)がHIBOC DABのような
FM帯及びAM帯送信の応用形態の場合に特に関心を集
めている。D.Sinha、J.D.Johnston、S.Dorqard及びS.R.
Quackenbushの「知覚オーディオ符号化(The Perceptual
Audio Coder)」(Digital Audio, Section 42, 第42-1
頁乃至第42-18頁, CRC Press, 1998,参照して本明細書
の一部とする)に記載される知覚オーディオ符号器(Per
ceptual Audio Coder:PAC)のような知覚オーディ
オ符号化装置は、ノイズ割当て方式(noise allocation
strategy)を用いてオーディオ符号化を実行しており、
それにより、各オーディオフレームに対して、心理音響
学的モデルに基づいてビット要件が計算される。PAC
装置及び同様の圧縮技術を組み込んだ他のオーディオ符
号化装置は固有のパケット指向(packet-oriented)、す
なわち固定の時間間隔(フレーム)の間のオーディオ情報
が、可変ビット長のパケットによって表される。各パケ
ットは一定の制御情報を含んでおり、それにオーディオ
フレームの量子化されたスペクトル/サブバンドの記述
が続く。ステレオ信号の場合、そのパケットは、中心チ
ャネル及びサイドチャネル(例えば左チャネル及び右チ
ャネル)のように個別の、異なる2つ以上のオーディオ
チャネルのスペクトル記述を含む場合がある。
【0004】上記の引用文献に記載されるPAC符号化
は、知覚によって駆動された適応フィルタバンク(adapt
ive filter bank)或いは変換符号化アルゴリズムと見な
すこともできる。それは、拡張信号処理及び心理音響学
的モデル化技術を組み込んでおり、高レベルの信号圧縮
を達成する。要するに、PAC符号化は、修正離散コサ
イン変換(Modified Discrete Cosine Transformati
on:MDCT)とウエーブレット変換(wavelet transfor
m)との間を切り替える信号適応切替式フィルタバンクを
用いて、オーディオ信号の圧縮した記述を得る。フィル
タバンク出力は、不均一なベクトル量子化を用いて、量
子化される。量子化のために、フィルタバンク出力は、
いわゆる「符号バンド(coderband)」にグループ化され
るため、量子化器パラメータ、例えば量子化器ステップ
サイズが、各符号バンドに対して個別に選択されるよう
になる。これらのステップサイズは、心理音響学的モデ
ルに従って生成される。量子化された係数は、適応ハフ
マン符号化技術(adaptive Huffman coding technique)
を用いてさらに圧縮される。PACは全15個の異なる
符号ブックを用いており、各符号バンドに対して、個別
に最もよい符号ブックを選択することができる。ステレ
オ及びマルチチャネルオーディオ要素の場合、和/差或
いは他の形式の数学的な組み合わせを符号化することが
できる。
【0005】PAC符号化は、ブロックサンプリングア
ルゴリズムを用いて圧縮されたオーディオ情報を、パケ
ット化されたビットストリームにフォーマットする。4
4.1kHzのサンプリングレートでは、チャネル数に
関係なく、各パケットは各チャネルからの1024個の
入力サンプルに対応する。ハフマン符号化フィルタバン
ク出力、符号ブック選択、量子化器、及び1つの102
4サンプルブロックに対するチャネル組み合わせ情報は
単一のパケットに配列される。1024個の各入力オー
ディオサンプルに対応するパケットのサイズは可変であ
るが、以下に記載されるように、長期間一定の平均パケ
ット長が保持されてもよい。
【0006】応用によっては、最初のフレーム或いは全
てのフレームに種々の付加情報が追加される場合があ
る。DABの応用形態のような信頼性の低い伝送チャネ
ルの場合、各フレームにヘッダが追加される。このヘッ
ダは、誤り再生のための重要なPACパケット同期情報
を含み、サンプリングレート、伝送ビットレート、オー
ディオ符号化方式等のような他の有用な情報を含む場合
もある。重要な制御情報はさらに、2つの連続したパケ
ットに繰返し挿入されることにより保護される。
【0007】上記の説明から、PACビット要求が、心
理音響学的モデルに従って決定されるような、量子化器
ステップサイズによって主に得られることが明らかであ
る。しかしながら、ハフマン符号化を用いることに起因
して、一般に、予め、すなわち量子化及びハフマン符号
化ステップの前に正確なビット要求を予測することはで
きず、ビット要求はフレーム間で変動する。それゆえ従
来のPAC符号器は、バッファリング機構及びレートル
ープ(rate loop)を用いて、長期のビットレートの制約
を満足する。バッファリング機構のバッファのサイズ
は、許容可能なシステム遅延によって決定される。
【0008】従来のPACビット割当てでは、符号器
は、特定のオーディオフレームのために一定のビット数
をバッファ制御機構に割り当てるための要求を行う。そ
の際、バッファの状態及び平均ビットレートに応じて、
バッファ制御機構は、現在のフレームに実際に割り当て
ることができる最大ビット数を戻す。このビット割当て
は、最初のビット割当要求より著しく小さくできること
に留意されたい。これは、知覚的に透過性の符号化のた
めの正確なレベルで、すなわち心理音響学的モデルステ
ップサイズによって示されるように、現在のフレームを
符号化することができないことを示している。変更され
たステップサイズを有するビット要求が実際のビット割
当て未満或いはそれに近くなるように、ステップサイズ
を調整することは、レートループの機能である。レート
ループは、心理音響学的な原理に基づいて、過剰なノイ
ズの知覚を最小限にするように動作する。
【0009】PAC符号化を用いるDABシステムの上
記の進歩にもかかわらず、これらのシステム及び他のシ
ステムにおいて、より高い動作能力を実現するように、
デジタルオーディオ及び他の情報を伝送するための技術
をさらに改善する必要がある。
【0010】
【発明の概要】本発明は、従来のシステムに対して性能
を向上させるように、デジタルオーディオ放送(Digita
l Audio Broadcasting:DAB)システム或いは他の
タイプのデジタル通信システムにおいて、誤り検出(err
or screening)を実施するための方法及び装置を提供す
る。
【0011】本発明によれば、パケットのための誤り指
示子の生成を制御するために、受信した情報の所与のパ
ケットに関連する制御情報が特定され、パケットの復号
化要件と比較される。誤り指示子は、制御情報と復号化
要件との間の不整合性に応じて生成することができる。
例えば、パケット長指示と必要とされるビット数との間
の不整合によって、そのパケットに対する誤りフラグが
生成される場合に、制御情報は、対応するパケットに適
用されるハフマン復号化プロセスにおいて必要とされる
ビット数と比較することができるパケット長の指示を含
む場合がある。
【0012】デジタル情報は、知覚オーディオ符号器
(Perceptual Audio Coder:PAC)符号器及び他の
適当な符号器によって生成される一連のパケットを含む
ビットストリームの形を取る、符号化、圧縮されたオー
ディオ情報の場合がある。誤り検出の結果として生成さ
れる誤りフラグを用いて、PAC復号器内の誤り低減ア
ルゴリズムを起動することもできる。別の例としては、
誤りフラグがチャネル復号器に与えられ、ビタビアルゴ
リズム技術に従って、別の復号化経路を選択する際に用
いられる場合もある。
【0013】バーストチャネル誤りを検出するために特
に適しているが、上記の誤り検出は任意のタイプの伝送
誤りを検出することができ、任意の特定のタイプの伝送
符号化を必要としない。さらに、このタイプの誤り検出
は、他のタイプの誤り検出、例えば、巡回冗長符号(Cy
clic Redundancy Code:CRC)誤り検出とともに用
いることができる。例えば、あまり強力でないCRCを
用いて所望レベルの性能を達成するために、ハフマン符
号及び制御情報整合性に基づく誤り検出を、外部符号C
RC誤り検出とともに用いることができる。
【0014】さらに、ここでは、内部チャネル符号及び
外部チャネル符号の両方を含む実施例を用いて例示され
ているが、本発明は、内部符号或いは外部符号のいずれ
かを用いて、或いはチャネル符号化を用いずに実施する
ことができる。
【0015】本発明は、例えばデータ、映像及び画像情
報を含む他のタイプのデジタル情報に適用することがで
きる。さらに本発明は、FM及びAMハイブリッド・イ
ンバンド・オンチャネル(Hybrid In-Band On-Chan
nel:HIBOC)DABシステム以外の種々の応用、例
えば、インターネット及び衛星放送システム、オーディ
オ及びデータの同時配信のためのシステム等において実
施することもできる。さらに本発明は、知覚符号器(per
ceptual coders)に適用できるだけでなく、広範なビッ
トレートに渡って他の圧縮技術を用いる他のタイプのソ
ース符号器(source encoders)にも適用することができ
る。
【0016】
【発明の詳細な記述】以下に記載されることになる例示
的な実施例における本発明は、オーディオ情報ビット、
例えば知覚オーディオ符号器(Perceptual Audio Cod
er:PAC)のようなオーディオ符号器によって生成さ
れる圧縮されたオーディオビットの伝送とともに用いる
のに特に適している誤り検出技術を提供する。しかしな
がら、本発明の誤り検出技術は、多数の他の形式の情
報、例えば映像或いは画像情報、及び他の形式の符号化
装置に適用することもできることは理解されたい。さら
に、本発明は、インターネット及び他のタイプのコンピ
ュータネットワーク上での通信、セルラマルチメディ
ア、衛星、ワイヤレスケーブル、ワイヤレス・ローカル
・ループ、高速ワイヤレスアクセス及び他のタイプの通
信システム上での通信を含む、広範囲の種々のタイプの
通信アプリケーションにおいて利用することができる。
本発明は、例えば周波数チャネル、時間スロット、符号
分割多元接続(Code Division Multiplex Access:
CDMA)スロット、及び非同期転送モード(Asynchron
ous Transfer Mode:ATM)或いは他のパケット系伝
送システムにおける仮想接続のような任意の所望のタイ
プの通信チャネル(複数及び単数)で用いることもでき
る。
【0017】図1は、本発明を実施することができる典
型的なFMハイブリッド・インバンド・オンチャネル
(Hybrid In-Band On-Channel:HIBOC)デジタ
ルオーディオ放送(Digital Audio Broadcasting:D
AB)システムの周波数スペクトルの一部を示す。その
スペクトルは、周波数fの関数として電力Pについてプ
ロットされている。示されるスペクトルの一部は、関連
する下側デジタル側波帯102と上側デジタル側波帯1
04とを有するアナログホストFM信号100を含む。
その側波帯は、HIBOC DABシステムにおいてデ
ジタルオーディオ情報を伝送するために用いられる周波
数スペクトルの部分を表す。
【0018】本発明の例示的な実施例では、DABシス
テムは、デジタル側波帯102、104において、最適
なビット配置(Optimun Bit Placement:OBP)を有
する相補的なパンクチュアード対たたみ込み(Compleme
ntary Punctured Pair Convolutional:CPPC)符
号を、内部符号として用いることもできる。本発明のシ
ステムにおいて用いるのに適したCPPC符号及びOB
C技術は、Brian Chen及びCarl-Eric W. Sundbergによ
る1998年12月21日出願の米国特許出願第09/217,655
号「Optimal Complementary Punctured Convolutional
Codes」に記載されており、その明細書はここで参照し
て本明細書の一部とする。より具体的には、その例示的
な実施例は、2つの側波帯に対して、例えば一対のレー
ト−4/5、メモリM=6CPPC符号を用いて、結合
したレート−2/5符号を生成することができる。その
ビット配置は、例えば、最も外側の周波数成分が、第1
の隣接干渉を最も受けやすい側波帯成分であると予想さ
れる場合に、最適化することができる。
【0019】ここではCPPC符号を用いて例示される
が、本発明は、多数の別の符号配列、例えばOBPと組
み合せられる従来からの符号、多重ストリーム符号化等
とともに利用することができる。
【0020】その例示される実施例のシステムは、外部
の順方向誤り訂正(Forward ErrorCorrection:FE
C)或いは誤り検出符号として巡回冗長符号(Cyclic R
edundancy Code:CRC)を、また差動4相位相変調
(Differential QuadraturePhase Shift Keying:
DQPSK)/直交周波数分割多重変調(OrthogonalFr
equency Division Multiplexed modulation:OFD
M変調)を用いることができる。伝送されるシンボルを
DQPSK変調することにより、周波数選択性フェージ
ング及び発振器の位相ドリフトに対する耐性が高くな
る。差動符号化は、OFDMトーン間の周波数において
実行される。伝送されるデジタル信号及び外部CRCブ
ロック符号は、側波帯102、104それぞれにおいて
繰り返される。
【0021】図1に示されるように、側波帯102、1
04はそれぞれ、N個の成分102−1、102−
2、...、102−N及び104−1、104−
2、...、104−Nを含む。その成分は例えば、O
FDM搬送波の組を表す場合がある。パイロットトーン
103が側波帯102の一端に存在し、パイロットトー
ン105が側波帯104の一端に存在する。図示されな
いが、さらに別のパイロットトーンが、図の周波数スペ
クトルのいずれかの部分に存在する場合もある。パイロ
ットトーン103、105は、選択されたOFDM基準
トーンに対応し、例えば干渉の存在を判定するために用
いられる場合がある。
【0022】本発明は、図1のHIBOC DABシス
テム並びに他のタイプの通信システムにおいて実施する
こともできる改善された誤り検出(error screening)を
提供する。図1に示されるタイプのスペクトルを有する
HIBOCシステムは、図2及び図3を参照して詳細に
記載されるであろう。
【0023】図2は、本発明を実施することができる典
型的なFM HIBOC DABシステム200を示
す。システム200は、送信機及び受信機の一部を含ん
でいる。図2は主にそのシステムのデジタルの部分、す
なわちデジタル信号の生成及び処理に関連する部分を示
すことに留意されたい。さらに従来の処理素子を用い
て、アナログ信号を処理することができる。
【0024】システム200では、PACオーディオ符
号器202が、上記のPAC引用文献、D.Sinha、J.D.J
ohnston、S.Dorqard及びS.R.Quackenbushによる「The P
erceptual Audio Coder」(Digital Audio, Section 42,
第42-1頁乃至第42-18頁, CRC Press,1998)に記載され
るオーディオ圧縮技術を用いて、例えば96kbpsのビッ
トレートで符号化されたオーディオ信号を生成する。符
号化されたオーディオビットストリームは、CRC符号
器204に適用され、CRC符号器204は、CRC誤
り検出ブロック符号を用いて従来通りにCRCビットを
生成し、その後、符号化されたオーディオビットストリ
ームはチャネル符号化及び変調サブシステム210に適
用される。
【0025】上記のように、CRCは、システム200
において用いられる場合がある1つのタイプの外部符号
の一例である。本発明とともに用いるのに適した他の利
用可能な外部符号は、例えばリード・ソロモン(Reed-
Solomon:RS)符号、BCH符号(Bose-Chadhuri H
ocquenghem codes)及び他のタイプのブロック符号を含
む。他の巡回符号及び非巡回性の短縮された符号を本発
明による外部符号として用いることもできる。
【0026】図3に示されるように、サブシステム21
0は、チャネル符号化、変調、送信、受信、復調及びチ
ャネル復号化の動作を実行する。例示のために、サブシ
ステム210は、FM放送チャネル230を含み、その
チャネル上でHIBOC DAB信号が伝送されるもの
と仮定する。図3のサブシステム210は、たたみ込み
符号器220、例えば上記のCPPC技術によるオーデ
ィオビットストリームを符号化するためのCPPC符号
器と、インターリーバ222と、DQPSK変調器22
4と、OFDM変調器226とを含む送信機部分を備え
る。
【0027】上記のように、符号器220において実行
されるたたみ込み符号化は、システム200において用
いる場合がある内部符号のタイプの一例である。ブロッ
ク或いはたたみ込み符号、いわゆる「ターボ(turbo)」
符号、並びにトレリス符号化変調(trellis coded modul
ation)に関連する符号化を含む、他のタイプの内部符号
を用いることもできる。OFDM変調器226の変調出
力は、デジタル側波帯102、104に対応しており、
FM放送チャネル230を介して、OFDM復調器23
2と、DQPSK復調器234と、デインターリーバ(d
einterleaver)238と、ビタビ復号器240とを含む
受信機部分に伝送される。
【0028】再び図2を参照すると、サブシステム21
0の受信機部分からの復調され、復号化された受信信号
は、CRC復号器212に適用され、その後PACオー
ディオ復号器214に適用される。CRC復号器212
は、出力242を介して図3のビタビ復号器240に供
給される誤りフラグを生成する。その誤りフラグは、P
ACオーディオ復号器214において従来の誤り低減処
理を起動するために用いることもできる。復号器214
からの再構成されたオーディオ信号は、出力装置21
6、例えば可聴形式に変換するためのスピーカ或いは一
組のスピーカに適用される。
【0029】図3のビタビ復号器240はリスト・ビタ
ビアルゴリズム(List Viterbi Algorithm)技術を用
いることができ、その場合に、CRC誤りフラグ或いは
他のタイプの外部符号誤りフラグを用いて、復号器によ
って生成される1つ或いは複数の別の復号化経路の選択
を起動する。例えば、出力242を介して供給されるC
RC誤りフラグは、その誤りフラグが最も有望な経路に
おいて誤りを示す場合には、次に有望な経路の選択を起
動する場合もある。
【0030】本発明とともに用いるのに適したLVA技
術の別の例は、いわゆる「ショート・リスト(short lis
t)」タイプのリスト・ビタビ復号化である。例示的な実
施例におけるリストのサイズは、例えば、2、3、4エ
ントリ程度であることが好ましい。ショート・リスト
は、典型的なFM HIBOC DABシステムの第1
の隣接する干渉信号が一般に低速で変化する干渉レベ
ル、例えば自動車内の受信機が第1の隣接する干渉信号
を有する領域内を移動する際の干渉レベルになるので、
許容可能である。さらに、一般的に、所与の消去された
成分が、多数のCRCフレームに渡って消去されたまま
であることが望ましいであろう。厳密なリストのサイズ
及び成分消去の数は、当業者には明らかなように、シミ
ュレーションを用いて確立することができる。
【0031】以下に図7とともに記載されるようなハフ
マン誤り検出の出力を用いて、LVA技術による別の経
路選択を制御することもできる。例えば、所与のCRC
が、対応する情報が誤りではないが、ハフマン誤り検出
装置が誤りの存在を指示することを示す場合には、ハフ
マン誤り検出装置によって生成される誤りフラグは、別
のLVA復号化経路の選択を起動することができる。
【0032】図2及び図3とともに記載される例示的な
実施例は、図を簡略化するために示されないが、変調
器、マルチプレクサ(multiplexer)、アップコンバータ
(upconverter)等のような付加的な処理素子を含む場合
がある。さらに、これらの実施例は、図示される素子以
外の素子を含む、他の素子の配列を用いて実施される場
合もある。さらに、符号器及び復号器のような、ある信
号処理素子は、少なくとも部分的に、1つ或いは複数の
特定用途向け集積回路(Application-Specific Integ
rated Circuit:ASIC)、マイクロプロセッサ或い
は他のタイプのデジタルデータプロセッサ、並びにこれ
らの、及び他の知られている素子の一部或いはその組み
合わせを用いて実施される場合もある。例示的な実施例
の種々の素子は、全体として、或いは部分的に、デジタ
ルデータプロセッサの中央演算装置(Central Process
ing Unit:CPU)等によって実行される1つ或いは複
数のソフトウエアプログラムの形で実施される場合もあ
る。
【0033】再び、本発明の例示的な実施例におけるF
M HIBOCシステムの上記の構成は、一例にすぎな
いことを強調したい。当業者は、本発明の改善された誤
り検出技術が、多数の他のタイプのシステム、例えばH
IBOCシステム以外においても実施できることを理解
されるであろう。
【0034】例示的な実施例のシステムは、受信したビ
ットストリーム内の誤りの存在を判定するために、種々
の異なるタイプの誤り検出技術を用いることができる。
これらの技術を記載する前に、PAC符号器202にお
いて実施されるオーディオ符号化プロセスを、図4、図
5及び図6を参照して、より詳細に記載する。
【0035】図4は、図2のシステムのPACオーディ
オ符号器202の1つの実現可能な形態を示す。MDC
Tとウエーブレット変換器との間を切り替える信号適応
フィルタバンク250に、入力信号が適用される。先に
記載されたのと同様にして、フィルタバンク出力は、い
わゆる「符号バンド(coderband)」にグループ化され、
その後、不均一なベクトル量子化器を用いて、各符号バ
ンドのために個別に選択される量子化ステップサイズを
有する量子化素子252において量子化される。ステッ
プサイズは、適合素子256とともに動作する知覚モデ
ル254によって生成される。量子化素子252によっ
て生成される量子化係数はさらに、この例では、適応ハ
フマン符号化方式を実施するノイズのない符号化素子を
用いて圧縮される。この実施例では、全15個の異なる
符号ブックが用いられ、各符号バンドの場合に、最も適
した符号ブックが個別に選択される。
【0036】図5は、図4のPACオーディオ符号器2
02によって生成される1つの典型的なPACパケット
262のフォーマットを詳細に示す。44.1kHzサ
ンプリングレートでは、各PACパケットは、実際のオ
ーディオチャネルの数に関係なく、各オーディオチャネ
ルからの1024個の入力サンプルに対応する。各パケ
ットは、1つの1024サンプルブロックに対して、ハ
フマン符号化フィルタバンク出力、符号ブックセクショ
ン、量子化器及びチャネル組み合わせ情報を含む。パケ
ットサイズは可変であり、すなわち、異なる1024入
力サンプルの組に対応するパケットは、異なるサイズを
有することができる。応用形態によっては、種々のタイ
プの付加的な制御情報が、所与のビットストリーム内の
最初のパケット或いは全パケットに追加される。典型的
にはDABに用いられるチャネルような、潜在的に信頼
性のない伝送チャネルの場合、一般にヘッダが各パケッ
トに追加される。典型的には、このヘッダは、同期、誤
り再生、サンプリングレート、オーディオチャネルの数
及び伝送ビットレートのような制御情報を含む。
【0037】図5の典型的なPACパケット262は、
ヘッダ部分264及びペイロード部分(payload portio
n)266を含む。パケット263のヘッダ部分264
は、23ビットのPAC同期(SYNC)符号、5ビット
のビットレート指示子、4ビットの入出力サンプリング
レート指示子、12ビットからなるブロック長、半ブロ
ック長、次ブロック長及び次半ブロック長指示子、4ビ
ットのビットバッファ状態指示子、5ビットのシーケン
ス番号、2ビットのストリーム識別子(ID)、1ビット
或いは11ビットの付随データ長指示子、10ビットの
補助データ長指示子、3ビットのチャネル数指示子、2
ビットのオーディオ処理モード指示子を含む。ヘッダ部
分264には、エンハンスメントモード、オーディオデ
ータ、補助データ及び付随データ用の可変長フィールド
を含むペイロード部分266が後続する。
【0038】図6は、ペイロード部分266のオーディ
オデータ部分内のチャネル毎のデータの一例を示す。チ
ャネル毎のデータは、セクション情報270(例えばセ
クションの数、セクション境界及びハフマン符号ブッ
ク)、スケールファクタ(scalefactor)272、エンハン
スメントデータ(enhancement data)274(例えば、予
測子、モデルパラメータ等)及び係数276を含む。図
5及び図6に示されるPACパケットフォーマットに関
するさらに細かい部分は、上記のPAC引用文献におい
て見出すことができ、それゆえここでは、フォーマット
ついてこれ以上記載しない。
【0039】PACによる誤りの低減は主に、パケット
間の補間に基づいている。そのような誤り低減は、所与
の部分的に誤りのあるPACパケット内で、利用可能な
誤りのない任意の部分的な情報を利用することにより改
善することができる。部分的な情報を使用することによ
り、PACによる誤り低減の性能が改善される。本発明
の誤り検出技術を用いて、伝送誤りを識別し、その後P
AC誤り低減アルゴリズムの動作を起動することができ
る。
【0040】本発明によれば、伝送誤りを識別するため
の誤り検出技術は、ハフマン符号及び制御情報整合性に
基づいている。上記のように、PACビットストリーム
において、各パケットは一般に、固定ブロックのオーデ
ィオサンプル、例えば1024個のサンプルを記述する一連
のハフマン符号を含む。ハフマン符号が自己パース(sel
f-parseing)であるものとすると、チャネル誤りが存在
する場合であっても、受信したビットの復号化は順次継
続することができる。しかしながら、オーディオサンプ
ルの所与の固定ブロックを復号化するために必要とされ
るビットの数は、誤りが存在する際に異なるものと考え
られる。これは、PACビットストリームが、パケット
長を示す信頼性の高い制御情報を含み、信頼性の高い誤
り指示を与えるように設計される事実と結びつけること
ができる。
【0041】より具体的には、所与のパケットに関連す
る制御情報は、他のタスク、例えば受信機における信頼
性の高い同期化及びバッファリングのために必要とされ
るが、パケットのためにハフマン復号化プロセスによっ
て要求されるビット数に対する整合性検査として用いる
こともできる。制御情報が正確に受信されるものと仮定
すると、制御情報において指示されるパケット長と、ハ
フマン復号化プロセスによって必要とされるビット数と
の間の不整合性を用いて、伝送誤りのフラグをたてるこ
とができる。上記のように、その後この伝送誤り指示を
用いて、PAC誤り低減処理を起動することができる。
【0042】図7は、本発明による図2のPACオーデ
ィオ復号器214の1つの実現可能な実施例を示す。こ
の実施例における復号器214は、ハフマン符号及び制
御情報整合性に基づく上記の誤り検出を実施する。CR
C復号器212から受信される符号化されたオーディオ
ビットストリームは、フレーム同期素子280に適用さ
れる。フレーム同期素子280からの符号化されたオー
ディオビットストリームの同期した出力は、ハフマン復
号器282及び付加的な処理回路284に適用される。
ハフマン復号器282は、そのビットストリームに関連
するオーディオ情報を復号化する。このハフマン復号化
プロセスは、よく知られた従来の方法で実施することが
でき、それゆえここでは詳細には記載しない。
【0043】処理回路284は、ビットストリームから
制御情報を抽出し、パケット長の指示を与える制御情報
を含む、この制御情報の少なくとも一部を論理回路28
6に移送する。論理回路286は、処理回路284から
受信される制御情報から判定されるような、所与のパケ
ットのためのパケット長の指示と、ハフマン復号器28
2によって判定されるような、パケットを復号化するた
めに必要とされる実際のビット数とを比較する。制御情
報によって指示されるパケット長と、ハフマン復号器に
よって指示される必要なビット数との間の不整合性によ
って、誤りフラグ或いは他の適切な誤り指示子の生成
が、論理回路286により起動される。その後誤り指示
子によって、従来通りのPAC誤り低減処理を起動する
こともできる。
【0044】この例示的な実施例における論理回路28
6の出力は、復号化されたオーディオ及び誤り指示子を
含む。図7には示されないプロセッサ或いは他の素子
が、PAC誤り低減処理を実施するために、復号化され
たオーディオ及び誤り指示子を受信し、さらに処理する
場合もある。そのようなプロセッサ或いは他の素子は、
図7の素子280、282、284及び286のうちの
1つ或いは複数の素子を、全体として、或いは部分的に
実装、或いは組み込むこともできる。
【0045】バーストチャネル誤りを検出するのに特に
適しているが、上記の誤り検出は、任意のタイプの伝送
誤りを検出することができ、任意の特定のタイプの伝送
符号化を必要としない。さらにこのタイプの誤り検出
を、他のタイプの誤り検出、例えば上記の外部符号誤り
検出とともに用いることができる。例えば、ハフマン符
号及び制御情報整合性に基づく誤り検出は、あまり強力
でないCRC符号を用いて所望のレベルの性能を達成す
るために、外部符号CRC誤り検出とともに用いること
ができる。
【0046】上記の誤り検出の別の実施例は、他のタイ
プの符号、すなわちハフマン符号以外の符号を利用する
ことができる。例えば、本発明は、いわゆるタンストー
ル(Tunstall)符号、或いは結果的に可変長のパケット或
いはフレームを生成する任意の他のタイプのソース符号
を用いることもできる。他のタイプの符号で実施される
際には、異なるタイプの制御情報を用いる場合があるこ
とに留意されたい。例えば、タンストール符号を用いる
実施例は、符号化された係数の数を指示する制御情報を
用いる場合がある。他の実施例は、所与のハフマン復号
化シーケンスの終了時に第2のPAC SYNCワード
の検出を利用して、整合性検査を提供することができ
る。
【0047】再び、本発明の別の実施例は、他のタイプ
の外部符号、例えばRS、BCH或いは他のブロック符
号、他のタイプの内部符号、例えば様々なタイプのたた
み込み符号、ターボ符号或いはトレリス符号化変調に関
連する符号化、並びに種々の異なるタイプのインターリ
ーブ処理、例えばブロックインターリーブ(block inter
leaving)、たたみ込みインターリーブ(convolutional i
nterleaving)或いはランダムインターリーブ(random in
terleaving)を利用できることを強調したい。当然、R
S、BCH或いは他の同様のタイプの誤り訂正外部符号
を用いる実施例も、誤り訂正のための符号及びPAC誤
り低減処理を制御するための誤りフラグの生成のための
符号を用いることができる。
【0048】さらに本発明は、任意の特定のチャネル符
号配列を用いる必要がない。内部チャネル符号及び外部
チャネル符号の両方を含む実施例を用いて例示される
が、本発明は、内部チャネル符号或いは外部チャネル符
号のいずれか一方を用いて、又はチャネル符号を用いず
に実施することができる。
【0049】さらに、周波数分割多重(Frequency Div
ision Multiplexing:FDM)の内容に則して例示され
てきたが、本発明は、時分割多重(Time Division Mu
ltiplex:TDM)及び符号分割多重(Code Division
Multiplex)フォーマット、並びにTDM、FDM、C
DMの組み合わせ及び他のタイプのフレームフォーマッ
トを含む、種々の幅広いフレームフォーマットに適用す
ることができる。さらに、詳細には記載されていない
が、例えば全側波帯成分におけるシングルキャリア変
調、或いは例えば、全側波帯成分におけるOFDMのよ
うなマルチキャリア変調を含む多数の異なるタイプの変
調技術を、本発明とともに用いることができる。所与の
搬送波は、例えば、m値QAM、m相PSK或いはトレ
リス符号化変調のような技術を含む、任意の所望のタイ
プの変調技術を用いて、変調することができる。
【0050】本発明は、例えば、単一周波数帯で、ホス
ト搬送波信号を持たないスペクトル、3つ以上の側波帯
を有するスペクトル等の、種々の幅広い他のタイプ及び
配列の周波数スペクトルで用いることができることに留
意されたい。
【0051】上記のように、本発明は、データ、映像、
画像及び他のタイプの情報のような、オーディオ以外の
デジタル情報の伝送に適用することができる。例示のた
めの実施例は、PAC符号器によって生成されるパケッ
トのような、オーディオパケットを用いているが、本発
明は、任意の形式で、任意のタイプの圧縮技術によって
生成されるデジタル情報に、全般的に適用することがで
きる。本発明は、同時に多数の番組を聴取及び/または
記録する処理、オーディオ及びデータを同時に配信する
処理等のような多数の応用形態において実施されること
もできる。これら及び多数の別の実施例及び実施例が、
添付の請求の範囲内にあることは、当業者には明らかで
あろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハイブリッド・インバンド・オン
チャネル(HIBOC)デジタルオーディオ放送(DAB)
システムの周波数スペクトルの一部を示す図である。
【図2】本発明を実施することができるHIBOC D
ABシステムのブロック図である。
【図3】図2のHIBOC DABシステムのチャネル
符号化及び変調サブシステムをより詳細に示すブロック
図である。
【図4】図2のHIBOC DABシステムにおいて用
いることができる知覚オーディオ符号器(PAC)オーデ
ィオ符号器のブロック図である。
【図5】図4のPACオーディオ符号器によって生成さ
れる符号化されたオーディオパケットのための典型的な
パケットフォーマットを示す図である。
【図6】図4のPACオーディオ符号器によって生成さ
れる符号化されたオーディオパケットのための典型的な
パケットフォーマットを示す図である。
【図7】本発明によるPACオーディオ復号器の1つの
実現可能な実施例を示す図である。
【符号の説明】
100 アナログホストFM信号 102 下側デジタル側波帯 103、105 パイロットトーン 104 上側デジタル側波帯 200 FM HIBOC DABシステム 202 PACオーディオ符号器 204 CRC符号器 210 チャネル符号化及び変調サブシステム 212 CRC復号器 214 PACオーディオ復号器 216 出力装置(スピーカ) 220 たたみ込み符号器 222 インターリーバ 224 差分QPSK変調器 226 OFDM変調器 230 FM放送チャネル 232 OFDM復調器 234 差分QPSK復調器 238 デインターリーバ 240 ビタビ復号器 242 出力 250 信号適応フィルタバンク 252 量子化素子 254 知覚モデル 256 適合素子 258 ノイズのない符号化 260 フォーマッタ 280 フレーム同期素子 282 ハフマン復号器 284 処理回路 286 論理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デープン シンハ アメリカ合衆国 07928 ニュージャーシ ィ,カザム,ノエ アヴェニュー 169 (72)発明者 カール−エリック ウィルヘルム サンド バーグ アメリカ合衆国 07928 ニュージャーシ ィ,カザム,ヒッコリー プレイス エー −11 25 (72)発明者 ジェームス ウォルター トレイシー アメリカ合衆国 07930 ニュージャーシ ィ,チェスター,エスアール 24 452

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システムにおいて受信されるデジタ
    ル情報を処理する方法であって、該方法は、 所与のパケットの受信したデジタル情報に関連する制御
    情報を特定するステップと、 該所与のパケットの該制御情報の少なくとも一部と、該
    所与のパケットの該デジタル情報に関連する復号化要件
    とを、少なくとも部分的に比較することにより、該パケ
    ットのための誤り指示子を生成するステップと、を有す
    る方法。
  2. 【請求項2】 該誤り指示子は、該制御情報と該復号化
    要件との間の不整合性に応じて生成される、請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 該制御情報はパケット長の指示を含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 該デジタル情報はハフマン符号を用いて
    符号化される情報を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 該復号化要件は、該デジタル情報を復号
    化するために必要とされる多数のビットの指示を含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 該デジタル情報は、符号化されたオーデ
    ィオ情報を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 該デジタル情報は、該所与のパケットを
    含む複数のパケットを生成するためにオーディオ符号器
    を用いて符号化される、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 該誤り指示子は、オーディオ復号器によ
    って生成され、該復号器内の誤り低減アルゴリズムとと
    もに用いられる誤りフラグを含む、請求項1に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 該誤り指示子は、LVA技術に従って別
    の復号化経路を選択するために用いられる、請求項1に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 該受信したデジタル情報は、内部符号
    及び外部符号の少なくとも一方を用いて伝送される、請
    求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 通信システムにおいて受信されるデジ
    タル情報を処理するための装置であって、該装置は、 所与のパケットの受信したデジタル情報に関連する制御
    情報を特定するように動作し、かつ該所与のパケットの
    該制御情報の少なくとも一部と、該所与のパケットの該
    デジタル情報に関連する復号化要件とを、少なくとも部
    分的に比較することにより、該パケットのための誤り指
    示子を生成するように動作する復号器を備える装置。
  12. 【請求項12】 該誤り指示子は、該制御情報と該復号
    化要件との間の不整合性に応じて生成される、請求項1
    1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 該制御情報はパケット長の指示を含
    む、請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】 該デジタル情報は、ハフマン符号を用
    いて符号化される情報を含む、請求項11に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 該復号化要件は、該デジタル情報を復
    号化するために必要とされる多数のビットの指示を含
    む、請求項11に記載の装置。
  16. 【請求項16】 該デジタル情報は符号化されたオーデ
    ィオ情報を含む、請求項11に記載の装置。
  17. 【請求項17】 該デジタル情報は、該所与のパケット
    を含む複数のパケットを生成するためにオーディオ符号
    器を用いて符号化される、請求項11に記載の装置。
  18. 【請求項18】 該誤り指示子は、オーディオ復号器に
    よって生成され、該復号器内の誤り低減アルゴリズムと
    ともに用いられる誤りフラグを含む、請求項11に記載
    の装置。
  19. 【請求項19】 該誤り指示子は、LVA技術に従って
    別の復号化経路を選択するために用いられる、請求項1
    1に記載の装置。
  20. 【請求項20】 該受信したデジタル情報は、内部符号
    及び外部符号を用いて伝送される、請求項11に記載の
    装置。
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