JP2001209568A - 送信装置、受信装置、送受信装置、送信方法および受信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、送受信装置、送信方法および受信方法

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JP2001209568A
JP2001209568A JP2000024769A JP2000024769A JP2001209568A JP 2001209568 A JP2001209568 A JP 2001209568A JP 2000024769 A JP2000024769 A JP 2000024769A JP 2000024769 A JP2000024769 A JP 2000024769A JP 2001209568 A JP2001209568 A JP 2001209568A
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Yoshihisa Gonno
善久 権野
Kazuo Haraoka
和生 原岡
Kazuhiko Takabayashi
和彦 高林
Yasuaki Yamagishi
靖明 山岸
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Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディレクトリサービスにおいて、全体情報で
同期をとる時に、受信側の処理の負荷を軽くする。 【解決手段】 ディレクトリの更新操作の情報が更新情
報生成部303に供給され、更新内容を受信側ディレク
トリサーバに反映するための更新情報が生成される。更
新情報が更新情報記憶部304に記憶され、また、同報
ネットワーク103に送信される。全体情報生成部30
5では、ディレクトリ全体の情報が定期的に生成され、
全体情報が全体情報記憶部306に記憶され、同報ネッ
トワーク103に送信される。ディレクトリ記憶部30
2に記憶される各コンテナエントリには、そのコンテナ
エントリの直下のエントリに更新が起こったときのバー
ジョン番号を格納する。全体情報生成部305が生成す
る全体情報には、更新の起こったコンテナエントリ名と
更新操作内容に加えて、最後にそのコンテナエントリ直
下に更新が起きた時のバージョン番号を含める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば不特定多
数へのデータ配信の技術分野で用いられ、配信されたデ
ータを効率良く更新管理するための送信装置、受信装
置、送受信装置、送信方法および受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディレクトリサービスの規格として、
X.500やLDAP(Lightweight Directory Access
Protocol) が知られている。X.500は、ITU−T
(International Telecommunication Union-Telecommuni
cation Standardization Sector)で勧告されているディ
レクトリサービスの国際標準であり、ディレクトリの概
念や、階層構造、サービス、オブジェクトの定義などが
規定されている。
【0003】X.500は、汎用性の高いディレクトリ
サービスプロトコルである反面、実装が重くなる仕様と
なっていおり、その実装コストが高い。このため、これ
を、インターネット上のWWW(World Wide Web)ブラウ
ザや、電子メールソフトウェアなどからも簡単に利用す
ることができるように、軽量化、簡素化したサービスプ
ロトコルとして、LDAPが開発された。
【0004】LDAPは、サーバ・クライアント型のモ
デルで構成されており、ディレクトリ情報を格納するサ
ーバ(ディレクトリサーバ)と、それにアクセスするク
ライアントとの間のリクエスト・レスポンス型のメッセ
ージ転送プロトコルを定義している。ディレクトリサー
バで集中管理されるディレクトリ情報の規模が大きくな
ると、クライアントのアクセスが集中することによっ
て、サーバの質が低下するために、複数のディレクトリ
サーバによって、ディレクトリ情報が分散管理される。
【0005】ディレクトリ情報が分散管理されている場
合、あるディレクトリサーバが管理しているエントリ
(ディレクトリ情報の最小管理単位)の複製が他の1以
上のディレクトリサーバに存在することになる。したが
って、あるディレクトリサーバにおいてエントリの更新
が生じた時には、他のディレクトリサーバにおいても、
複製を更新する必要がある。このように、エントリの内
容が異なるものとならないように、同期管理が必要とさ
れる。すなわち、あるディレクトリサーバが管理してい
るエントリが更新された場合に、他のディレクトリサー
バが管理しているそのエントリの複製の更新を即座に行
うことが必要とされる。同期管理方式として、同報ネッ
トワークを使用した放送型プロトコルを主体としたもの
が先に提案されている(特願平10−277352号お
よび特願平10−277353号参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した同期管理方式
を有するディレクトリサービスシステムにおいて、更新
内容は、更新前と更新後の差分のデータとして伝送され
る。若し、受信側のディレクトリサーバが電源オフ等の
ために長い間休止していると、連続した差分更新通知メ
ッセージを取りこぼすおそれが高くなる。このような場
合、放送によって伝送される差分情報だけでは、受信側
のディレクトリを同期させることができなくなる。その
結果、受信側は、差分情報ではなく、既に受信している
ディレクトリ情報を捨て、ディレクトリ全体の情報を最
初から受信してディレクトリ全体を再構築することによ
って、同期した状態へ回復することになる。一般的にデ
ィレクトリ全体の情報は、差分に比べて非常に大きなデ
ータサイズとなるため、ディレクトリ回復作業が受信側
にとって負荷が高い処理となる。
【0007】従って、この発明の目的は、全体の情報を
受信することによって受信側が送信側とディレクトリを
同期させる際に、既に受信済のディレクトリ構造を可能
な限り保持しながらディレクトリ同期を行い、それによ
って処理の負荷を軽減することが可能な送信装置、受信
装置、送受信装置、送信方法および受信方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、木構造のデータ構造をもっ
たディレクトリを記憶するディレクトリ記憶手段と、デ
ィレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリを更新す
ると共に、ディレクトリに更新を行うたびに変化するバ
ージョン番号を管理するディレクトリ操作手段と、ディ
レクトリ操作手段によるディレクトリの更新内容を表す
更新情報を生成する更新情報生成手段と、ディレクトリ
記憶手段に記憶されたディレクトリの内容全体を表す全
体情報を生成する全体情報生成手段と、全体情報および
更新情報をネットワークにより送信する伝送手段とを備
え、全体情報生成手段は、全体情報の生成に際して、エ
ントリ名と、更新操作と、そのエントリの直下に対して
更新が起きた時のバージョン番号とを含む全体情報を生
成することを特徴とする送信装置である。
【0009】請求項5の発明は、木構造のデータ構造を
もったディレクトリを記憶するディレクトリ記憶手段
と、ディレクトリ記憶手段に記憶されるディレクトリを
検索、閲覧するためのディレクトリ操作手段と、ディレ
クトリ記憶手段に記憶されたディレクトリを更新するた
めの更新情報およびディレクトリ全体の全体情報をネッ
トワークを介して受信する受信手段と、更新情報および
全体情報の内容に従ってディレクトリを更新する更新手
段とを備え、全体情報は、エントリ名と、そのエントリ
の直下に対して更新が起きた時のバージョン番号と、更
新操作とを含み、ディレクトリ記憶手段に記憶されたデ
ィレクトリの各エントリは、そのエントリの直下に対し
て更新が起きた時のバージョン番号を持ち、更新手段
は、受信した全体情報が持つバージョン番号と、ディレ
クトリ記憶手段に記憶されたディレクトリのバージョン
番号とを比較することによって、必要な全体情報を判別
し、必要な全体情報のみをディレクトリ記憶手段に記憶
されたディレクトリに反映することを特徴とする受信装
置である。
【0010】請求項8の発明は、送信装置と受信装置と
がネットワークを介して接続され、送信装置および受信
装置の間で、ディレクトリの同期をとるようにした送受
信装置において、送信装置は、木構造のデータ構造をも
ったディレクトリを記憶するディレクトリ記憶手段と、
ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリを更新
すると共に、ディレクトリに更新を行うたびに変化する
バージョン番号を管理するディレクトリ操作手段と、デ
ィレクトリ操作手段によるディレクトリの更新内容を表
す更新情報を生成する更新情報生成手段と、ディレクト
リ記憶手段に記憶されたディレクトリの内容全体を表す
全体情報を生成する全体情報生成手段と、全体情報およ
び更新情報をネットワークにより送信する伝送手段とを
備え、全体情報生成手段は、全体情報の生成に際して、
エントリ名と、更新操作と、そのエントリの直下に対し
て更新が起きた時のバージョン番号とを含む全体情報を
生成するように構成され、受信装置は、木構造のデータ
構造をもったディレクトリを記憶するディレクトリ記憶
手段と、ディレクトリ記憶手段に記憶されるディレクト
リを検索、閲覧するためのディレクトリ操作手段と、送
信装置から更新情報および全体情報をネットワークを介
して受信する受信手段と、更新情報および全体情報の内
容に従ってディレクトリを更新する更新手段とを備え、
更新手段は、受信した全体情報が持つバージョン番号
と、ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリの
バージョン番号とを比較することによって、必要な全体
情報を判別し、必要な全体情報のみをディレクトリ記憶
手段に記憶されたディレクトリに反映するように構成さ
れることを特徴とする送受信装置である。
【0011】請求項9の発明は、ディレクトリ記憶手段
に記憶され、木構造のデータ構造をもったディレクトリ
を更新すると共に、ディレクトリに更新を行うたびに変
化するバージョン番号を管理するステップと、ディレク
トリの更新内容を表す更新情報を生成するステップと、
ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリの内容
全体を表す全体情報を生成するステップと、全体情報お
よび更新情報をネットワークにより送信するステップと
からなり、全体情報の生成に際して、エントリ名と、更
新操作と、そのエントリの直下に対して更新が起きた時
のバージョン番号とを含む全体情報を生成することを特
徴とする送信方法である。
【0012】請求項10の発明は、ディレクトリ記憶手
段に記憶されたディレクトリを更新するための更新情報
およびディレクトリ全体の全体情報をネットワークを介
して受信するステップと、更新情報および全体情報の内
容に従ってディレクトリを更新するステップとを備え、
全体情報は、エントリ名と、そのエントリの直下に対し
て更新が起きた時のバージョン番号と、更新操作とを含
み、ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリの
各エントリは、そのエントリの直下に対して更新が起き
た時のバージョン番号を持ち、受信した全体情報が持つ
バージョン番号と、ディレクトリ記憶手段に記憶された
ディレクトリのバージョン番号とを比較することによっ
て、必要な全体情報を判別し、必要な全体情報のみをデ
ィレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリに反映す
ることを特徴とする受信方法である。
【0013】この発明では、各エントリに対して、その
直下に更新が起きた時のバージョン番号を付加すること
によって、全体情報によってディレクトリの同期を取り
直す時に、必要な部分のみを処理することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて説明する。図1は、一実施形態におけるデータ配信
システムの一例を示す。送信側ディレクトリサーバ10
1は、ディレクトリを保持、管理している。ディレクト
リは、木構造のデータ構造を有し、その最小管理単位が
コンテナエントリ(単にエントリとも言う)であり、ま
た、コンテナエントリの追加、削除を行うことができ
る。一例として、ディレクトリサーバ101には、情報
提供者(図示しない)から提供された交通情報、天気情
報、株価情報等のリアルタイムで変化するデータ、リア
ルタイムで変化しないデータ、テキストデータ、画像デ
ータ、オーディオデータ、コンピュータプログラム等の
データが記憶される。ディレクトリのひとかたまりのデ
ータがコンテンツ、またはオブジェクトと呼ばれる。ま
た、送信側ディレクトリサーバ101の一例は、放送局
である。
【0015】送信側ディレクトリサーバ101は、同報
ネットワーク(例えば放送ネットワーク)103および
双方向ネットワーク104を介して受信側ディレクトリ
サーバ1021 ,1022 にディレクトリを提供する。
双方向ネットワーク104は、具体的には、アナログ公
衆電話網、ISDN(Integrated Services Digital Net
work) 、インターネット等である。受信側ディレクトリ
サーバの個数は、実際には、無数あるが、図1は、代表
的に2個の受信側ディレクトリサーバ1021,102
2 を示している。
【0016】受信側ディレクトリサーバ1021 ,10
2 は、送信側ディレクトリサーバ101から提供され
るディレクトリを受信し、蓄積し、利用者に提供するも
のである。そのため、送信側ディレクトリサーバ101
に記憶されるディレクトリの全て、またはその一部を同
報ネットワーク103および双方向ネットワーク104
を介して受信し、記憶(蓄積)する。
【0017】また、送信側ディレクトリサーバ101に
おいて起こったディレクトリの更新は、同報ネットワー
ク103および双方向ネットワーク104を介して受信
側ディレクトリサーバ1021 ,1022 に反映され
る。それによって、受信側ディレクトリサーバ101と
送信側ディレクトリサーバ1021 ,1022 の間でデ
ィレクトリの内容の同期が取られる。
【0018】ディレクトリは、図2に示すように、木構
造で管理されるデータである。木構造を構成する各ノー
ドのうちさらにその下にノードをもつものがコンテナエ
ントリ201であり、一番下に位置するノードがリーフ
ノード202である。図2中、C1,C2,・・・,C
4がコンテナエントリであり、L1,L2,L3がリー
フノードである。例えば放送番組表の場合では、コンテ
ナエントリC2がニュース番組であり、リーフノードL
1が午後9時に放送されるニュース番組である。勿論、
職業別電話帳等も図2に示す木構造で表すことができ
る。
【0019】図3は、送信側ディレクトリサーバ101
の構成例を示す。ディレクトリ記憶部302には、図2
に示す構造を持ったディレクトリが記憶される。ディレ
クトリ記憶部302にデータを追加したり、記憶された
データを削除するのがディレクトリ操作部301であ
る。ディレクトリ操作部301によるディレクトリの更
新操作の情報が更新情報生成部303に供給される。更
新操作の情報を受けて、更新情報生成部303では、デ
ィレクトリの更新内容を受信側ディレクトリサーバ10
1 ,1022 のディレクトリに反映するための更新情
報が生成される。
【0020】更新情報生成部303によって生成された
更新情報が更新情報記憶部304に記憶される。更新情
報記憶部304には、受信側での更新情報の取りこぼし
を想定して一定期間繰り返して更新情報を送信するため
に、複数の更新情報が記憶される。更新情報記憶部30
4に記憶された更新情報は、伝送部307によって同報
ネットワーク103に繰り返して送信される。
【0021】ディレクトリ記憶部302には、全体情報
生成部305が接続される。全体情報生成部305で
は、受信側ディレクトリサーバ1021 ,1022 での
更新情報の取りこぼしを考慮し、ディレクトリ記憶部3
02に記憶されたディレクトリ全体の情報が定期的に生
成される。生成された全体情報が全体情報記憶部306
に記憶され、伝送部307から同報ネットワーク103
に一定期間、繰り返して送信される。
【0022】双方向ネットワーク104に通信制御部3
08が接続される。双方向ネットワーク104を介して
受信された受信側ディレクトリサーバ1021 ,102
2 からの要求に従って、更新情報記憶部304に記憶さ
れた更新情報またはディレクトリ記憶部302に記憶さ
れるディレクトリ全体を双方向ネットワーク104を介
して受信側ディレクトリサーバ1021 ,1022 に提
供する。
【0023】図4は、受信側ディレクトリサーバ102
1 ,1022 の構成例を示す。同報ネットワーク103
に対して受信部401が接続される。受信部401が同
報ネットワーク103を介して送信側ディレクトリサー
バ101からディレクトリの更新情報および全体情報を
受信する。受信した情報は、更新操作部403において
解釈され、ディレクトリ記憶部404に記憶されている
ディレクトリに反映される。全体情報を受信したのであ
れば、そのデータをディレクトリ記憶部404に記憶す
る。また、更新情報を受信したのであれば、ディレクト
リ記憶部404に記憶されているディレクトリの指示さ
れた部分を更新する。
【0024】双方向ネットワーク104に対して通信制
御部402が接続される。通信制御部402は、受信部
401で取りこぼした全体情報または更新情報を送信側
ディレクトリサーバ101に要求する。そして、受信し
た全体情報や更新情報を更新操作部403を通じてディ
レクトリ記憶部404に記憶されているディレクトリに
反映する。ディレクトリ操作部405は、ディレクトリ
記憶部404に記憶されているディレクトリを閲覧した
り、参照するための操作を行うためのものである。
【0025】図5を参照して、送信側ディレクトリサー
バ101におけるディレクトリの更新例について説明す
る。更新操作は、ディレクトリ操作部301によって行
われる。まず、コンテナエントリC0にC1、C2が順
に追加される(データ構造501)。次に、コンテナエ
ントリC3がコンテナエントリC1の下に追加される
(データ構造502)。コンテナエントリC2の下にコ
ンテナエントリC4が追加される(データ構造50
3)。コンテナエントリC2の下にコンテナエントリC
5が追加される(データ構造504)。最後にコンテナ
エントリC2の下からコンテナエントリC4が削除され
る(データ構造505)。
【0026】図5に示すようなディレクトリの更新が起
こった場合を考えると、送信側ディレクトリサーバ10
1の更新情報生成部303および全体情報生成部305
では、図6に示すような全体情報および更新情報が生成
される。これらの全体情報および更新情報が同報ネット
ワーク103を介して送信される。また、受信側ディレ
クトリサーバ1021 ,1022 の要求に応じて、要求
された全体情報または更新情報が双方向ネットワーク1
04を介して送信される。
【0027】一実施形態においては、ディレクトリ記憶
部302に記憶される各コンテナエントリには、そのコ
ンテナエントリの直下のエントリに更新が起こったとき
のスキーマのバージョン(バージョン番号と呼ぶことに
する)を格納する。すなわち、コンテナエントリの状態
は、(コンテナエントリ名,バージョン番号)で表すこ
とができる。バージョン番号は、更新のたびに変化し、
更新の順序を示す値であれば、昇順の数、降順の数等、
種々の値を使用できる。
【0028】全体情報生成部305が生成する全体情報
には、更新の起こったコンテナエントリ名と更新操作内
容に加えて、最後にそのコンテナエントリ直下に更新が
起きた時のバージョン番号を含める。つまり、全体情報
は、(バージョン番号,コンテナエントリ名,更新操
作)で表される。更新情報も同様に表す。操作は、コン
テナエントリの追加、または削除である。
【0029】図6中の全体情報について説明すると、最
初のバージョン番号(0.3)がデータ構造501に対
応したものである。すなわち、仮想的なコンテナエント
リ(またはノード)rにコンテナエントリC0を追加し
たものがバージョン番号(0.1)の全体情報(0.
1,r,+C0)である。バージョン番号(0.1)に
対して、コンテナエントリC0にC1を追加したバージ
ョン番号が(0.2)である。さらに、コンテナエント
リC2を追加した全体情報が(0.3,C0,+C1)
である。
【0030】コンテナエントリC0の直下に最後に更新
が起きた時のバージョン番号は、コンテナエントリC2
が追加された時のバージョン番号(0.3)であるの
で、コンテナエントリC1を追加した時の全体情報が
(0.3,C0,+C1)とされる。以上の3個の全体
情報によって、データ構造501が復元できる。また、
更新情報としての差分情報は、バージョン番号(0.
2)からバージョン番号(0.3)に変化した時の変化
を示すように、コンテナエントリC0の直下に最後に更
新が起きた時のバージョン番号(0.3)と、更新操作
からなる。すなわち、(0.3,C0,+C2)であ
る。(+)が追加を表す。
【0031】次に、コンテナエントリC1に対して、コ
ンテナエントリC3を追加してデータ構造502(バー
ジョン番号(1.0))が生成される。この場合には、
コンテナエントリC1の直下に最後に更新が起きた時の
バージョン番号が(1.0)であるので、(1.0,C
1,+C3)の全体情報が生成される。コンテナエント
リC0についてのバージョン番号は、(0.3)のまま
である。また、差分情報が(1.0,C1,+C3)と
なる。
【0032】次に、コンテナエントリC2に対して、コ
ンテナエントリC4を追加してデータ構造503(バー
ジョン番号(1.1))が生成される。この場合には、
コンテナエントリC2の直下に最後に更新が起きた時の
バージョン番号が(1.1)であるので、(1.1,C
2,+C4)の全体情報が生成される。コンテナエント
リC0についてのバージョン番号は、(0.3)のまま
で、コンテナエントリC1についてのバージョン番号
は、(1.0)のままである。また、差分情報が(1.
1,C2,+C4)となる。
【0033】次に、コンテナエントリC2に対して、コ
ンテナエントリC5を追加してデータ構造504(バー
ジョン番号(1.2))が生成される。この場合には、
コンテナエントリC2の直下に最後に更新が起きた時の
バージョン番号が(1.2)であるので、(1.2,C
2,+C5)の全体情報が生成される。これと共に、バ
ージョン番号(1.1)では、(1.1,C2,+C
4)であった全体情報が(1.2,C2,+C4)に変
更される。また、差分情報が(1.2,C2,+C5)
となる。
【0034】最後に、コンテナエントリC2に対して追
加されたコンテナエントリC4が削除されてデータ構造
505(バージョン番号(1.3))が生成される。こ
の場合には、コンテナエントリC2の直下に最後に更新
が起きた時のバージョン番号が(1.3)であるので、
(1.3,C2,+C5)の全体情報が生成される。こ
れと共に、コンテナエントリC4の削除の操作と対応し
て、全体情報(1.2,C2,+C4)が削除される。
また、差分情報が(1.3,C2,−C4)となる。
(−)が削除を表す。
【0035】図7は、送信側ディレクトリサーバ101
において、更新操作がなされた時になされる各コンテナ
エントリCnのバージョン番号管理の流れを示すフロー
チャートである。ステップS1において、あるコンテナ
エントリCnの直下に更新(コンテナエントリの追加ま
たは削除)が起こると、ステップS2において、バージ
ョン番号Vを1増加する。そして、ステップS3におい
て、+1で得られたバージョン番号Vをコンテナエント
リCnの直下に更新が起きた時のバージョン番号Cnv
として記憶する。
【0036】図8は、送信側ディレクトリサーバ101
における全体情報の生成処理の流れを示すフローチャー
トである。コンテナエントリの総数をNとし、処理の対
象とするコンテナエントリがi番目のコンテナエントリ
Ciとすると、ステップS11では、(i<N)かどう
かが決定される。(i<N)の関係が成立するときは、
全てのコンテナエントリの処理が終了していないことを
意味するので、処理がステップS12に移る。若し、
(i<N)の関係が成立しないときは、全てのコンテナ
エントリに関する処理終了したものと決定され、処理が
終了する。
【0037】ステップS12においては、コンテナエン
トリCiの直下にある全てのコンテナエントリCjに関
して処理がなされる。すなわち、ステップS13におい
て、全体情報に付加するバージョン番号vをコンテナエ
ントリCiの記憶しているバージョン番号Civとし
(ステップS13)、次のステップS14において、全
体情報(v,Ci,+Cj)、すなわち、(Civ,C
i,+Cj)を生成する。
【0038】全てのコンテナエントリCjについての処
理(ステップS13およびステップS14)が終了する
と、ステップS15に処理が移り、コンテナエントリ番
号iが1増加される。そして、ステップS11に戻り、
全てのコンテナエントリCiについての処理が終了した
か否かが決定される。
【0039】ここで、受信側ディレクトリサーバ102
1 ,1022 が長期間、休止状態であった後に復帰した
場合、ディレクトリ記憶部404に記憶されている情報
を最新の状態に同期させる既存の方法について説明す
る。まず、ディレクトリの全体情報を受信する。ディレ
クトリの全体情報を受信し、ディレクトリを同期する際
に、既にディレクトリ記憶部404に記憶されている情
報を全て破棄し、改めて全体情報からディレクトリを再
構築する。しかしながら、このような既存の同期方法
は、受信側ディレクトリサーバにとって、処理の負荷が
重い。
【0040】この発明では、ディレクトリを送信側ディ
レクトリサーバと同期させるために、既に受信済の情報
に関して変化が起きたか否かを先に判定することによっ
て処理の負荷を軽減することが可能なものである。その
判定のために、送信側ディレクトリサーバ101におい
て、上述したように生成された全体情報中のバージョン
番号、すなわち、各コンテナエントリに付加されてい
る、そのコンテナエントリの直下のエントリに更新が起
こったときのバージョン番号を使用する。
【0041】図9は、受信側ディレクトリサーバ102
1 ,1022 の更新処理の流れを示すフローチャートで
ある。最初のステップS21において、最新の差分更新
情報に含まれるバージョン番号Vdと受信側に記憶され
ているバージョン番号Vsとを比較する。(Vd=Vs
+1)ならば、取りこぼしがなく、正常に差分更新情報
を受信していることが分かる。その場合には、ステップ
S22において、差分更新を適用し、バージョン番号V
sを1増加し、更新処理を終了する。ステップS22の
処理によって、受信側のバージョン番号が送信側のバー
ジョン番号と等しくなる。
【0042】ステップS21において、(Vd=Vs+
1)でなければ、すなわち、(Vd>Vs+1)なら
ば、差分更新情報の取りこぼしが起きているものと決定
される。この場合では、全体情報を受信することによっ
て、復旧が図られる。まず、ステップS23において、
全ての全体情報を受信したか否かが決定される。全ての
全体情報を受信していれば、復旧が完了する。
【0043】ステップS23において、全ての全体情報
を受信していないならば、ステップS24において、全
体情報(v,Ci,+Cj)を受信する。ステップS2
5では、全体情報中のバージョン番号vと受信側に記憶
されているバージョン番号Vsとの関係が(v>Vs)
か否かが決定される。(v>Vs)でなければ、処理が
ステップS23に戻る。(v>Vs)であれば、コンテ
ナエントリCiの直下に不整合が起きていることが分か
るので、ステップS26において、コンテナエントリC
iの直下の全てのコンテナエントリが削除済か否かが決
定される。これは、不整合によってコンテナエントリC
iの直下のコンテナエントリが更新を正しく反映してい
ないおそれがあるからである。
【0044】削除済でないならば、ステップS27にお
いて、コンテナエントリCiの直下のコンテナエントリ
を全て削除し、ステップS28に処理が移る。ステップ
S26において、削除済と決定されたときも、処理がス
テップS28に移る。ステップS28では、全体情報
(v,Ci,+Cj)の内容をコンテナエントリCiの
直下に反映するために、コンテナエントリCiにコンテ
ナエントリCjを追加する。そして、処理がステップS
23に戻る。全ての全体情報を受信するまで、ステップ
S24〜S28の処理が繰り返される。
【0045】図6の例を参照してより具体的に説明する
と、例えば受信側ディレクトリサーバがバージョン番号
(1.1)の状態(全体情報(1.1,C2,+C
4))の後、バージョン番号(1.2)の間、電源切断
等の何らかの理由によって休止状態となったものとす
る。
【0046】この場合には、全体情報(1.2,C2,
+C4)を受信すると、ステップS25(図9)の関係
(v>Vs)が満たされ、コンテナエントリC2の直下
のエントリC4が削除され(ステップS27)、C2の
直下にC4が追加される(ステップS28)。そして、
次の全体情報(1.2,C2,+C5)を受信すると、
コンテナエントリC5がC2に追加される。このように
して、コンテナエントリC2の部分のみを処理すること
で、ディレクトリの同期なしうる。
【0047】この発明を適用しない場合、受信側ディレ
クトリサーバ1021 ,1022 は、ディレクトリ記憶
部404に記憶されるバージョン番号(1.1)のディ
レクトリ構造を全て破棄し、バージョン(1.3)の全
体情報を受信してディレクトリの同期をとることにな
る。しかしながら、実際には、バージョン(1.1)と
(1.3)の間のディレクトリの違いは、C4、C5の
部分のみであり、その他の部分については同期処理を必
要としない。この発明によれば、コンテナエントリC2
以下の部分についてのみ同期処理を行うことになるの
で、受信側の処理の負荷を軽くすることができる。
【0048】この発明は、上述した実施形態等に限定さ
れるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内
で様々な変形や応用が可能である。
【0049】
【発明の効果】この発明では、ディレクトリの更新にお
いて、各コンテナエントリに対して、その直下に更新処
理が起きたときのバージョン番号を付加することによ
り、全体情報によって同期を取り直す時に、必要な部分
のみを処理することが可能となり、受信側の処理の負荷
を軽くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である、ディレクトリサ
ービスシステムの構成の一例を示す略線図である。
【図2】この発明の一実施形態におけるディレクトリの
木構造を説明するための略線図である。
【図3】この発明の一実施形態における送信側ディレク
トリサーバの一例を示すブロック図である。
【図4】この発明の一実施形態における受信側ディレク
トリサーバの一例を示すブロック図である。
【図5】ディレクトリエントリの更新例を順に示す略線
図である。
【図6】受信側ディレクトリサーバにおけるディレクト
リ更新処理の一例における全体情報および更新情報を示
す略線図である。
【図7】この発明の一実施形態における、送信側でのコ
ンテナエントリの更新バージョン番号管理の処理を示す
フローチャートである。
【図8】この発明の一実施形態における、送信側での全
体情報の生成処理を示すフローチャートである。
【図9】この発明の一実施形態における、受信側でのデ
ィレクトリの更新処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101・・・送信側ディレクトリサーバ、1021 ,1
0221,1021 ・・・受信側ディレクトリサーバ、1
03・・・同報ネットワーク、201・・・コンテナエ
ントリ、202・・・リーフノード、302・・・ディ
レクトリ記憶部、303・・・更新情報生成部、304
・・・更新情報記憶部、401・・・受信部、404・
・・ディレクトリ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 権野 善久 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 原岡 和生 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 高林 和彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山岸 靖明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B082 FA00 GA15 5B089 GA11 JA11 JB22 KA06 KB10 KC30 KE07 5C064 BB05 BC06 BC10 BC16 BC20 BD01 BD07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木構造のデータ構造をもったディレクト
    リを記憶するディレクトリ記憶手段と、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリを
    更新すると共に、上記ディレクトリに更新を行うたびに
    変化するバージョン番号を管理するディレクトリ操作手
    段と、 上記ディレクトリ操作手段によるディレクトリの更新内
    容を表す更新情報を生成する更新情報生成手段と、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリの
    内容全体を表す全体情報を生成する全体情報生成手段
    と、 上記全体情報および上記更新情報をネットワークにより
    送信する伝送手段とを備え、 上記全体情報生成手段は、全体情報の生成に際して、エ
    ントリ名と、更新操作と、そのエントリの直下に対して
    更新が起きた時のバージョン番号とを含む全体情報を生
    成することを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリの
    各エントリは、そのエントリの直下に対して更新が起き
    た時のバージョン番号を持つことを特徴とする送信装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記ネットワークが同報ネットワークであることを特徴
    とする送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記ネットワークが双方向ネットワークであることを特
    徴とする送信装置。
  5. 【請求項5】 木構造のデータ構造をもったディレクト
    リを記憶するディレクトリ記憶手段と、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されるディレクトリを
    検索、閲覧するためのディレクトリ操作手段と、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリを
    更新するための更新情報およびディレクトリ全体の全体
    情報をネットワークを介して受信する受信手段と、 上記更新情報および上記全体情報の内容に従ってディレ
    クトリを更新する更新手段とを備え、 上記全体情報は、エントリ名と、そのエントリの直下に
    対して更新が起きた時のバージョン番号と、更新操作と
    を含み、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリの
    各エントリは、そのエントリの直下に対して更新が起き
    た時のバージョン番号を持ち、 上記更新手段は、受信した上記全体情報が持つバージョ
    ン番号と、上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディ
    レクトリのバージョン番号とを比較することによって、
    必要な上記全体情報を判別し、必要な上記全体情報のみ
    を上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリ
    に反映することを特徴とする受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記ネットワークが同報ネットワークであることを特徴
    とする送信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 上記ネットワークが双方向ネットワークであることを特
    徴とする送信装置。
  8. 【請求項8】 送信装置と受信装置とがネットワークを
    介して接続され、上記送信装置および受信装置の間で、
    ディレクトリの同期をとるようにした送受信装置におい
    て、 上記送信装置は、 木構造のデータ構造をもったディレクトリを記憶するデ
    ィレクトリ記憶手段と、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリを
    更新すると共に、上記ディレクトリに更新を行うたびに
    変化するバージョン番号を管理するディレクトリ操作手
    段と、 上記ディレクトリ操作手段によるディレクトリの更新内
    容を表す更新情報を生成する更新情報生成手段と、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリの
    内容全体を表す全体情報を生成する全体情報生成手段
    と、 上記全体情報および上記更新情報をネットワークにより
    送信する伝送手段とを備え、 上記全体情報生成手段は、全体情報の生成に際して、エ
    ントリ名と、更新操作と、そのエントリの直下に対して
    更新が起きた時のバージョン番号とを含む全体情報を生
    成するように構成され、 上記受信装置は、 木構造のデータ構造をもったディレクトリを記憶するデ
    ィレクトリ記憶手段と、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されるディレクトリを
    検索、閲覧するためのディレクトリ操作手段と、 上記送信装置から上記更新情報および上記全体情報を上
    記ネットワークを介して受信する受信手段と、 上記更新情報および上記全体情報の内容に従ってディレ
    クトリを更新する更新手段とを備え、 上記更新手段は、受信した上記全体情報が持つバージョ
    ン番号と、上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディ
    レクトリのバージョン番号とを比較することによって、
    必要な上記全体情報を判別し、必要な上記全体情報のみ
    を上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリ
    に反映するように構成されることを特徴とする送受信装
    置。
  9. 【請求項9】 ディレクトリ記憶手段に記憶され、木構
    造のデータ構造をもったディレクトリを更新すると共
    に、上記ディレクトリに更新を行うたびに変化するバー
    ジョン番号を管理するステップと、 上記ディレクトリの更新内容を表す更新情報を生成する
    ステップと、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリの
    内容全体を表す全体情報を生成するステップと、 上記全体情報および上記更新情報をネットワークにより
    送信するステップとからなり、 上記全体情報の生成に際して、エントリ名と、更新操作
    と、そのエントリの直下に対して更新が起きた時のバー
    ジョン番号とを含む全体情報を生成することを特徴とす
    る送信方法。
  10. 【請求項10】 ディレクトリ記憶手段に記憶されたデ
    ィレクトリを更新するための更新情報およびディレクト
    リ全体の全体情報をネットワークを介して受信するステ
    ップと、 上記更新情報および上記全体情報の内容に従ってディレ
    クトリを更新するステップとを備え、 上記全体情報は、エントリ名と、そのエントリの直下に
    対して更新が起きた時のバージョン番号と、更新操作と
    を含み、 上記ディレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリの
    各エントリは、そのエントリの直下に対して更新が起き
    た時のバージョン番号を持ち、 受信した上記全体情報が持つバージョン番号と、上記デ
    ィレクトリ記憶手段に記憶されたディレクトリのバージ
    ョン番号とを比較することによって、必要な上記全体情
    報を判別し、必要な上記全体情報のみを上記ディレクト
    リ記憶手段に記憶されたディレクトリに反映することを
    特徴とする受信方法。
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