JP2001206263A - 車体組立における品質管理システム - Google Patents

車体組立における品質管理システム

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JP2001206263A
JP2001206263A JP2000013494A JP2000013494A JP2001206263A JP 2001206263 A JP2001206263 A JP 2001206263A JP 2000013494 A JP2000013494 A JP 2000013494A JP 2000013494 A JP2000013494 A JP 2000013494A JP 2001206263 A JP2001206263 A JP 2001206263A
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Futoshi Matsuda
太 松田
Yuji Ito
裕二 伊藤
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象部品を視覚的に表示すると共に部品名を
リスト化して検索できるようにした車体組立における品
質管理システムを提供する。 【解決手段】 車体部品の外観を表示装置3に表示する
表示処理部10と、前記表示装置3の表示画面を階層的
に切り換える切替処理部11と、車体部品の全候補を部
品名リストとして表示する候補表示処理部12と、前記
表示処理部10により表示された部品の外観、あるい
は、前記候補表示処理部12により表示された部品名リ
ストから不良対象部品を選択する部品選択処理部13
と、少なくとも選択された部品の不良部位を表示する不
良情報表示処理部14と、前記部品選択処理部13によ
り選択された部品と不良情報表示処理部14により表示
された不良部位とを記憶する記憶処理部15とを有して
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車体組立におけ
る品質管理システムに係るものであり、特に、品質入力
作業を補助するために用いられる車体組立における品質
管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の組立の最終工程におい
て、品質に関する入力作業を行なう場合が有る。具体的
には、製造された車両の各部に不良があった場合に、こ
の不良箇所を入力端末を介して入力(以下、品質入力作
業という)することにより、これをデータベースに登録
しておき車両の組立時における品質の管理に利用してい
る。このように、入力端末により入力作業を行なう場合
には、機種毎に数千部品ある部品台帳等(画面上に表示
される)から部品番号を入力し、この部品の不良箇所を
登録するような入力装置もあるが、入力作業をより単純
化し、作業が行ない易いように、入力端末の表示装置に
車体を視覚的に表示し、車体の各部を階層的に細部に渡
って表示できるようにしたものが実用化されている。こ
のような入力装置によれば、入力を行なう作業者が視覚
的に表示された該当部分を指示するだけで、不良箇所を
指定できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、車体を視覚化して表示すると共に、
該当部分を指示するだけで、不良箇所を登録することが
できる点で優れているが、多機種少量生産が進む傾向に
ある中で、機種毎に専用の画面を持っているため、画面
自体の数が増加することに加えて、部品を登録している
場所がすぐに探し出すことができないという問題があ
る。
【0004】つまり、部品が誰にでも特定できるエンジ
ン、フロントドア等のようなものである場合には問題は
ないが、対象となる部品が、2つのカテゴリにまたがっ
ているような場合(例えば、ステップガーニッシュ)に
は、複数のカテゴリ(内装、あるいは、マット、あるい
は、センターピラー)で対象となる部分を探してみる必
要があり、多くの時間を要してしまうのである。また、
多機種化により新しいデータを常に取り込む必要がある
関係で、部品が登録されていないような場合があるが、
このような場合には、本来登録されていない部品を探す
こととなり、探し出す時間は全く無駄になってしまう。
【0005】したがって、結果的に対象となる部品を探
し出すためには、部品の登録場所や登録の有無を熟知す
る必要があり、それなりの熟練度が要求されてしまうと
いう問題がある。そして、このように不良に関するデー
タの登録が遅れると、それだけ不良の発生箇所の特定が
遅れ、これにより、その情報のフィードバックの遅れと
なり、品質向上に速やかに反映されないという問題があ
る。そこで、この発明は、対象部品を視覚的に表示する
と共に部品名をリスト化して検索できるようにした車体
組立における品質管理システムを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、車体部品の外観を表示
装置(例えば、実施形態における表示装置3)に表示す
る表示処理部(例えば、実施形態における表示処理部1
0)と、前記表示装置の表示画面を階層的に切り換える
切替処理部(例えば、実施形態における切替処理部1
1)と、車体部品の全候補を部品名リストとして表示す
る候補表示処理部(例えば、実施形態における候補表示
処理部12)と、前記表示処理部により表示された部品
の外観、あるいは、前記候補表示処理部により表示され
た部品名リストから不良対象部品を選択する部品選択処
理部(例えば、実施形態における部品選択処理部13)
と、少なくとも選択された部品の不良部位を表示する不
良情報表示処理部(例えば、実施形態における不良情報
表示処理部14)と、前記部品選択処理部により選択さ
れた部品と不良情報表示処理部により表示された不良部
位とを記憶する記憶処理部(例えば、実施形態における
記憶処理部15)とを有していることを特徴とする。
【0007】このように構成することで、表示処理部に
より表示装置に表示される車体部品の外観を切替処理部
により階層的に切替ながら対象となる部品を探し、部品
選択処理部により対象となる部品を選択した後に、部品
不良情報処理部により選択された部品の不良部位を表示
し、この不良部位が特定されると、前記部品選択処理部
により選択された部品と不良情報表示処理部により表示
された不良部位とが記憶処理部に記憶される。ここで、
前記表示処理部により表示された車体部品の外観を切替
処理部により切り替えても部品が探せない場合には、候
補表示処理部により車体部品の全候補を部品名リストと
して表示することにより、対象部品の有無を知り、対象
部品を探し出すことが可能となる。
【0008】請求項2に記載した発明は、前記不良情報
表示処理部は、不良部位の他に、事象、発見場所、又
は、処置の少なくとも何れか1つの情報を表示処理する
ことを特徴とする。このように構成することで、部品の
不良部位のみならず、他の情報をも表示処理することに
より、不良の原因を速やかに突き止めるための助けとす
ることが可能となる。
【0009】請求項3に記載した発明は、前記表示画面
には車体部品の外観が表示されると共に階層化された外
観表示を切り替えるカテゴリ別のキー(例えば、実施形
態における外観・音キー50等)と、車体部品の候補を
表示するための検索キー(例えば、実施形態における部
品検索キー64)が表示されていることを特徴とする。
このように構成することで、車体の外観から該当部品を
探す場合にはカテゴリ別のキーを使って階層的に部品の
外観を表示して、該当部品を探し出し、また、検索キー
を使用した場合には部品名リストにより該当部品を探す
ことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。先ず、全体構成について図1に基づい
て説明する。同図において1はサーバーを示しこのサー
バー1にはデータベースが蓄積されている。サーバー1
には各ライン毎に入力端末2が接続され、この入力端末
2は、ディスプレイ等の表示装置3とキーボード、マウ
スポインター等の入力装置4とを備えたパーソナルコン
ピュータである。この入力端末2は、例えば車体組立ラ
インの最終工程(中間工程であってもよい)において、
組立時においてあるいは組立後の検査で発覚した不良部
品を前記データベースに登録するためのものであり、こ
のデータに基づいて不良の発生箇所を突き止め、対応す
る部門にこれを指示し不良部品が発生しないようにし、
品質の向上に役立てている。
【0011】前記入力端末2は図2に示す処理部を備え
ている。図2において、入力端末2は車体部品の外観を
表示装置3に表示する表示処理部10と、前記表示装置
3の表示画面を階層的に切り換える切替処理部11と、
車体部品の候補を部品名リストとして表示する候補表示
処理部12と、前記表示処理部11により表示された部
品の外観、あるいは、前記候補表示処理部12により表
示された部品名リストから不良対象部品を選択する部品
選択処理部13と、少なくとも選択された部品の不良部
位を表示する不良情報表示処理部14と、前記部品選択
処理部13により選択された部品と不良情報表示処理部
14により表示された不良部位とを記憶する記憶処理部
15とを有している。
【0012】これらは車体部品の外観を表示装置3に表
示する表示処理(表示処理部10に対応)と、前記表示
装置3の表示画面を階層的に切り換える切替処理(切替
処理部11に対応)と、車体部品の候補を部品名リスト
として表示する候補表示処理(候補表示処理部12に対
応)と、前記表示処理により表示された部品の外観、あ
るいは、前記候補表示処理により表示された部品名リス
トから不良対象部品を選択する部品選択処理(部品選択
処理部13に対応)と、少なくとも選択された部品の不
良部位を表示する不良情報表示処理(不良情報表示処理
部14に対応)と、前記部品選択処理により選択された
部品と不良情報表示処理により表示された不良部位とを
記憶する記憶処理(記憶処理部15に対応)とを、上記
入力端末2の内部記憶装置あるいは外部記憶装置に品質
管理プログラムとして記憶されて、実行されるものであ
る。ここで、上記品質管理プログラムは、候補表示処理
を差分ファイルとして付加して1つのプログラムとして
利用することが出来る。つまり、前記表示処理と切替処
理と部品選択処理と不良情報表示処理と記憶処理とを行
なうプログラムに前記候補表示処理を実行させるプログ
ラムを差分ファイルとして付加し、1つのプログラムと
して使用することが出来るのである。
【0013】図3〜図7に示すのは、表示装置3の表示
画面である。図3に示すように、表示画面には車体外観
の平面図、右側面図、左側面図、背面図、正面図が表示
される。そして、各図には主要な部分に部品名が表示さ
れている。この表示は入力端末2を作業者が立ち上げる
と前記表示処理部10により行なわれるものである。
尚、このとき後述する各種キーも画面に表示される。ま
た、車体外観図に隣接してカテゴリ別に分けたキーが設
けられている。具体的には外観・音キー50、外装キー
51、内装キー52、電装キー53、ENGキー54、
足廻りキー55、拡大キー56、リストキー57、ペー
ジキー58である。尚、リストキー57は表示されてい
る外観に使用されている部品のみをリスト形式で表示す
るキーである。これらのキーをクリックすると、切替処
理部11により対応する画面が表示される。
【0014】そして、前記車体外観図の上部(右上部)
には更新キー60、削除キー61、キャンセルキー6
2、合格キー63、部品検索キー64、次へキー65、
1台完了キー66が表示され、各キーをマウスポインタ
でクリックすることにより次の処理が行なわれるように
なっている。尚、図7に示す画面には、部品検索キー6
4に換えて戻るキー68が付加される。ここで、更新キ
ー60は前記今回入力したデータをデータベース上で更
新するもので、削除キー61は今回入力したデータをデ
ータベースから削除するものである。また、キャンセル
キー62は今回入力したデータを取り消すもので、合格
キー63は検査の結果不良がない場合にクリックされ、
データベースに登録される。後述する部品テキストボッ
クス70、部位テキストボックス71、事象テキストボ
ックス72を入力後、次へキー65をクリックすると、
発見区テキストボックス73、推進区テキストボックス
74、脇出しテキストボックス75の入力が可能とな
り、1台完了キー66をクリックすると、次の、車種に
対応した画面表示がなされる。
【0015】ここで、部品検索キー64がクリックされ
ると前記候補表示処理部12により、図4に示すように
ポップアップ画面に登録部品データが表示される。この
ポップアップ画面には部品名の他にカテゴリーと第1イ
ラスト名が表示されている。ここで、この第1イラスト
は、前記ポップアップ画面により判明したカテゴリーに
基づいて(ここでは電装キー)前記表示画面の電装キー
53をクリックした場合に表示される図6に示すイラス
トを言い、このイラスト内で部品名をクリックすること
により対象となる部品がイラスト中に示され、更に拡大
キーをクリックすることで、図7に示すように画面が更
に下層部に移行して拡大され対象となる部品を特定する
ことができるようになっている。
【0016】このようにして、前記部品検索キー64を
用いてあるいは、表示された画面を切り替えて対象とな
る部品が見つかり、これがクリックされると、部品選択
処理部13により、表示画面の最上部左にある部品テキ
ストボックス70に部品名が表示される。また、これに
伴って不良情報表示処理部14により部品テキストボッ
クス70に並んで部位テキストボックス71、事象テキ
ストボックス72、発見区テキストボックス73、推進
区テキストボックス74、脇出しテキストボックス7
5、処置テキストボックス76が表示される。
【0017】ここで、前記部位テキストボックス71に
は、図7に示すように前記外観・音キー50等に併設し
て表示される部位を示すキーをクリックすることにより
部位名が表示される。具体的にキーに割り当てられた部
位名は、前、中、後、上、下、左、右、前左、前右、後
左、後右、左上、右上、左下、右下、外、内、裏、表、
端、開口部、コーナー、エッジ部、開口部前、開口部
後、開口部上、開口部下である。また、更に細部がある
場合は下側のリストボックスにより選択できるようにな
っている。
【0018】次に、事象テキストボックス72は、図7
に示すように、複数のキーを選択することにより入力で
きるようになっており、例えば、外観については、D
F、DF(凹)、DF(凸)、素材キズ、索材不良、素
材不良、塗装不良、ゴミ、ハジキ、タレ、白ボケ、バフ
メ、スパッター、割れ等が選択できる。また、例えば、
組立については、段差、隙間、チリ、セリ、変形、未注
入、締付不良、締付不可、取付不良、取付不可、セット
不可、貼付不良、貼付不可、当り、浮きが選択できる。
そして、例えば、機能については、リークNG、不消、
不灯、点灯、不動、効かない、不鳴り、音質不良、開時
異音、閉時異音、踏み代、遊び、引き代、作動不良、誤
作動が選択できる。更に、例えば、その他として、欠
品、落下部品有、物不良、雨漏れ、S,NO未登録、記
入不良、焼損、加工不良、穴詰まり、打刻不良、不鮮
明、焼付、カット不良、水入、くもりが選択できる。
【0019】次に、次へキー65をクリックすることに
より以降の入力が可能となる。発見区テキストボックス
73には発見された場所が記入され、推進区テキストボ
ックス74には加修担当者が記入される。また、脇出し
テキストボックス75にはラインから除外するか否かを
記入し、処置テキストボックス76にはどのような処置
をしたかを記入する。
【0020】次に、車体組立ライン上で、例えば、アン
ビエントセンサーの取付不良が発見され、担当者がアン
ビエントセンサーの含まれている部位、カテゴリー及び
装置名を認識していない場合を例にして説明する。先
ず、図3の部品検索キーキー64をクリックする。する
と、図3の画面上に図4に示すように「登録部品データ
画面」がポップアップして表示される。この画面の表示
内容は、全部品名が五十音順に表示され、各部品に対応
する部位のカテゴリー及び装置名(第1レベルイラスト
名称)が表示される。具体的には「…アンビエントセン
サー 電装 HACセンサー」のように表示される。そ
して、この画面で部品についての情報を確認した後、
「登録部品データ画面」を閉じる。
【0021】次に、図5に示すように、上記ポップアッ
プ画面で選択して判明した電装キー53をクリックする
と図6に示すような「電装画面」が表示される。そし
て、画面上で前記ポップアップ画面で選択して判明した
HACセンサーをクリックし、拡大キー56をクリック
すると、図7に示す「HACセンサー(エアコンセンサ
ー画面)」が表示される。ここで担当者は、図7の「ア
ンビエントセンサー」をクリックすることにより、図7
の部品テキストボックス70に「アンビエントセンサ
ー」が自動入力される。次に、図7の部位テキストボッ
クス71に「アビエントセンサー」の不良発生個所を入
力する。この実施例の場合は画面上の「右キー」をクリ
ックすることにより入力する。そして、次に事象テキス
トボックス72に「アンビエントセンサー」の不良事象
を入力する。ここでは画面上の「取付不良キー」をクリ
ックすることにより入力する。
【0022】そして、次へキー65をクリック後、図7
の発見区テキストボックス73に「アビエントセンサ
ー」の不良事象発見区を入力する。中間検査工程迄の車
体組立ライン上で不良が発見された場合は「PQ」、車
体組立ラインの最終工程である中間検査工程で不良が発
見された場合は「PQ」、車体組立ライン後の完成車検
査工程で不良が発見された場合は「VQ」と手動入力す
る。この実施例の場合は、中間検査工程迄のライン上で
発見された為、「PQ」と入力する。次に、図7の推進
区テキストボックス74に、車体組立で発生した不良で
あるため「AF」と手動入力する。また、脇出しテキス
トボックス75には当該車体を脇出しする必要が有る
か、無いかを手動入力をする。この実施例の場合はライ
ン上で修正可能な為、「しない」を入力する。一方、ラ
イン上で修正不可能な場合は、「する」を入力する。こ
れにより中間検査工程終了後、或いは完成車検査工程終
了後、脇出しされ、必要な修正が行なわれる。
【0023】次に、当該不良に対する修正が完了した
後、図7の処置テキストボックス76に処置内容を手動
入力する。この実施例の場合はライン上で修正後、「取
付する」を入力する。これにより不良に対する入力の1
サイクルは完了する。
【0024】したがって、この実施形態によれば、基本
的に車体部品の外観を視覚的に指示することにより、故
障対象部品の入力作業を行なうことができる。そして、
このような部品のカテゴリがわからないため、表示画面
の外観表示だけでは該当部品を探し出すことができない
場合には、前述したように部品検索キー64を用いて部
品をリスト表示することで、部品のカテゴリを知ること
ができるため、対象部品を迅速に探し出すことができ
る。また、対象となる部品が存在しないような場合に
は、速やかにその事実を認識できる。その結果、品質入
力作業に熟練度が必要なくなり、担当者の違いによる品
質入力のばらつきもなくなり、組立ラインに入力結果を
速やかに反映することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、表示処理部により表示装置に表示
される車体部品の外観を切替処理部により階層的に切替
ながら対象となる部品を探し、部品選択処理部により対
象となる部品を選択した後に、部品不良情報処理部によ
り選択された部品の不良部位を表示し、この不良部位が
特定されると、前記部品選択処理部により選択された部
品と不良情報表示処理部により表示された不良部位とが
記憶処理部に記憶されるため、基本的に、不良部品を視
覚的に選択して品質入力作業を簡単に行なうことができ
るという効果がある。ここで、前記表示処理部により表
示された車体部品の外観を切替処理部により切り替えて
も部品が探せない場合には、候補表示処理部により車体
部品の全候補を部品名リストとして表示することによ
り、対象部品の有無を知り、対象部品を探し出すことが
可能となるため、品質入力作業に熟練度が必要なくな
り、入力作業を迅速に行なうことができるという効果が
ある。したがって、記憶処理部に速やかに不良部品の情
報が蓄積されるため、その結果を速やかにフィードバッ
クして品質の向上に寄与させることができる効果があ
る。
【0026】請求項2に記載した発明によれば、部品の
不良部位のみならず、他の情報をも表示処理することに
より、不良の原因を速やかに突き止めるための助けとす
ることが可能となるため、部品の品質向上を速やかに達
成することができるという効果がある。
【0027】請求項3に記載した発明によれば、車体の
外観から該当部品を探す場合にはカテゴリ別のキーを使
って階層的に部品の外観を表示して、該当部品を探し出
し、また、検索キーを使用した場合には部品名リストに
より全部品から該当部品を探すことが可能となるため、
作業者の習熟度に対応して不良のあった部品の有無を確
認し、あるいは該当部品を確実に探し出すことができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態の全体構成図である。
【図2】 この発明の実施形態の入力端末の処理部を示
す説明図である。
【図3】 この発明の実施形態の初期画面図である。
【図4】 この発明の実施形態の登録部品データ画面が
ポップアップした状態を示す画面図である。
【図5】 この発明の実施形態の電装キーを押す場合の
画面図である。
【図6】 この発明の実施形態の電装画面図である。
【図7】 この発明の実施形態のエアコンセンサー画面
図である。
【符号の説明】
3 表示装置 10 表示処理部 11 切替処理部 12 候補表示処理部 13 部品選択処理部 14 不良情報表示処理部 15 記憶処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体部品の外観を表示装置に表示する表
    示処理部と、 前記表示装置の表示画面を階層的に切り換える切替処理
    部と、 車体部品の全候補を部品名リストとして表示する候補表
    示処理部と、 前記表示処理部により表示された部品の外観、あるい
    は、前記候補表示処理部により表示された部品名リスト
    から不良対象部品を選択する部品選択処理部と、 少なくとも選択された部品の不良部位を表示する不良情
    報表示処理部と、 前記部品選択処理部により選択された部品と不良情報表
    示処理部により表示された不良部位とを記憶する記憶処
    理部とを有していることを特徴とする車体組立における
    品質管理システム。
  2. 【請求項2】 前記不良情報表示処理部は、不良部位の
    他に、事象、発見場所、又は、処置の少なくとも何れか
    1つの情報を表示処理することを特徴とする請求項1に
    記載の車体組立における品質管理システム。
  3. 【請求項3】 前記表示画面には車体部品の外観が表示
    されると共に階層化された外観表示を切り替えるカテゴ
    リ別のキーと、車体部品の候補を表示するための検索キ
    ーが表示されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の車体組立における品質管理システム。
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