JP2001204082A - 無線ネットワーク最適化方法及び装置 - Google Patents

無線ネットワーク最適化方法及び装置

Info

Publication number
JP2001204082A
JP2001204082A JP2000336932A JP2000336932A JP2001204082A JP 2001204082 A JP2001204082 A JP 2001204082A JP 2000336932 A JP2000336932 A JP 2000336932A JP 2000336932 A JP2000336932 A JP 2000336932A JP 2001204082 A JP2001204082 A JP 2001204082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
network
optimization
wireless
coverage
wireless network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000336932A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenneth L Clarkson
エル.クラークソン ケネス
Karl Georg Hampel
ジョージ ハンペル カール
John D Hobby
ディー.ホビー ジョン
Paul Anthony Polakos
アンソニー ポラコス ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia of America Corp
Original Assignee
Lucent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lucent Technologies Inc filed Critical Lucent Technologies Inc
Publication of JP2001204082A publication Critical patent/JP2001204082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/02Arrangements for optimising operational condition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/18Network planning tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信ネットワークの全体としての性能を
特徴付け、調節し、及び/あるいは最適化するための技
法を提供することが本発明の課題である。 【解決手段】 本発明に従って、ネットワーク性能指標
よりなる対象関数がネットワークチューニングパラメー
タ変数に関して最適化する目的で微係数ベースの最適化
プロセスが適用される。当該最適化は、前記対象関数の
選択されたネットワークパラメータ変数に係る一次ある
いは高次の微係数に基づく。対象関数には、例えば、ネ
ットワークカバレージの最大化、ネットワーク容量の最
大化、及び、ネットワーク資源の最小化のうちの一つあ
るいは複数が含まれる。最適化プロセスにおいて変数で
はない付加的ネットワークパラメータは、最適化プロセ
スにおける拘束条件として機能する。本発明は、無線ネ
ットワークの設計、調節、及び最適化プロセスを実質的
に改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信ネットワー
クに関し、特に、この種のネットワークの設計、実装及
びオペレーションにおいて用いられるキャラクタリゼー
ション、調節及び最適化技法に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的な無線ネットワークは、地形的に
はっきりと定義されたカバレージエリアに亘って分布し
ている、可変数の固定あるいはモバイルユーザに対して
無線トラフィックを供給する、多数の相互に接続された
基地局を有している。無線インターフェースは、一般的
には、ネットワークに対する多重アクセス要求、制御不
能な信号伝播、及び限定された帯域という条件下で動作
しなければならない。ネットワークに対する多重アクセ
ス要求は、サービス要求の位置及び時刻が先験的には知
られていないことを意味する。それゆえ、ネットワーク
は、広い地形的エリアに亘って、必要とされるサービス
レベルを充分な容量で実現しなければならない。前掲の
制御不能な信号伝播は、基地局とユーザとの間の無線リ
ンクが、通常、散乱体、地形、及び他のタイプの障害物
などによる大きな伝播損失、反射、回折、あるいは散乱
効果に関連付けられた環境における信号伝播に依拠して
いる、ということを表わしている。
【0003】これらの状況が組み合わさることにより、
競合する設計目標がしばしば生ずる。例えば、限られた
帯域内での高容量に対する要求は、一般的には高スペク
トル効率を有するオペレーションを必要とする。このこ
とは、通信チャネル間での直交性(オーソゴナリティ)
の低下につながり、結果として、そのような環境におけ
る互いに重複した伝播経路に起因する相互干渉をもたら
す。この干渉は、ネットワークのカバレージエリアを低
減するか、あるいは、等価であるが、サービス品質を低
下させる。それゆえ、広いカバレージエリアあるいは高
サービス品質に対する要求とは常に高ネットワーク容量
に関する要求と競合する。
【0004】時分割多重アクセス(TDMA)あるいは
周波数分割多重アクセス(FDMA)システムにおいて
は、スペクトル効率は、周波数再利用ファクタを低減す
ることによって増加させられる。このことは、同一周波
数で動作しているセル間の平均的な物理距離をも低減
し、それゆえ、相互干渉を増大させる。符号分割多重ア
クセス(CDMA)システムにおいては、種々の通信チ
ャネルが符号によって識別される。環境における伝播効
果のために符号間の直交性が低下する可能性があり、そ
の結果、通信チャネル間の干渉がトラフィック負荷と共
に増大する。
【0005】スペクトル効率以外に、ネットワークによ
って処理されるトラフィック量も、容量の空間的な分布
が提供されるトラフィック負荷の分布と如何によく一致
しているかに強く依存する。このことは、ネットワーク
内でのセルの割り当て及びその大きさの決定に関する拘
束条件を付加し、もちろん、局所的な伝播環境に強く依
存する。
【0006】ネットワーク性能に影響を与えうる他の拘
束条件には、例えば、トラフィックパターンの時間依存
偏倚、ハードウエア制限、熱雑音などの外部干渉効果、
建造物への侵入に係る要求などの形態上の問題などが含
まれる。
【0007】ネットワークが設計されるあるいは調節さ
れる場合には、上記以外にも多くのシステムパラメータ
が考慮されるべきである。このようなパラメータには、
例えば、基地局の位置、基地局当たりのセクタ数、高さ
/方位/仰角/利得/パターンなどのアンテナに係るパ
ラメータ、通信チャネル及び基地局当たりの送出パワー
レベル、周波数割り当てプラン、ハンドオフ閾値、基地
局あるいはセクタ当たりのキャリア数などが含まれる。
【0008】例えば基地局の位置やアンテナ高などのこ
の種のパラメータのうちのいくつかには、例えば不動産
の利用可能性やアンテナ向けの高い建造物などの、局所
的な地形的環境によって予め決定されうるような、基本
的な拘束条件が存在する。加えて、アンテナ仰角やアン
テナ方位などのある種のパラメータは、設計段階におい
て容易に調節されうるが、後に変更されなければならな
くなった場合には高コストかつ長時間が必要となる。周
波数割り当てプラン、パワーレベル及びハンドオフ閾値
などの他のパラメータは、ネットワークがサービス提供
状態にある場合においても、容易に変更あるいはチュー
ニングされうる。
【0009】無線環境の複雑さ、高容量及び高回線性能
に係る要求などの競合する設計目標、及びシステムパラ
メータの多さの結果として、ネットワーク設計及び調節
は困難な仕事である。
【0010】ネットワーク設計に係る現在の手続きに
は、統計的あるいは他の数学的伝播モデルを利用した、
与えられたネットワークパラメータに基づくネットワー
ク性能をモデル化する設計ツールが含まれる。この種の
設計ツールの例は、モバイルシステムインターナショナ
ル社(Mobile Systems International, http://www.rmr
design.com/msi)から市販されているPlanetツールであ
る。このツール及び他の従来技術に係るネットワーク設
計ツールは、例えば信号強度あるいは信号対干渉比など
の、特定のネットワーク性能属性に関して重要な、ある
種の無線周波数(RF)回線基準を計算する。この種の
予測の正確さは、電波モデルの正確さ、及び、地形やク
ラッターなどの環境のモデリングの精密さに大きく依存
する。
【0011】この種の従来技術に係るツールは、ネット
ワーク性能予測における高い正確さを実現するが、一般
的には、全体としてのネットワーク性能を分類すること
はせず、それゆえ、ネットワークがその最適状態からど
の程度離れているかに関する情報を提供しない。ネット
ワークにおける相互作用の複雑さゆえ、ネットワーク性
能のチューニングはトライ・アンド・エラー手続きによ
って実行されなければならず、相異なったネットワーク
コンフィギュレーションに係るRF回線基準プロットを
比較することによって原理的な改善がなされなければな
らない。調節されるべきネットワークパラメータの個数
並びに相異なった設計目標を考えるとき、この手続きは
非常に不満足なものであって、性能最適点には近づくこ
とさえ難しい。
【0012】他の従来技術に係るアプローチには、周波
数プランニングツールが含まれる。この種のツールの一
例は、エアーコム(Aircom, www.aircom.co.uk)から市
販されているAssetネットワーク設計ツールである。Ass
etツールには、周波数割り当てプラニングアルゴリズム
が含まれる。TDMA及びFDMAネットワーク、すな
わち、1より大きい周波数再利用ファクタを有するネッ
トワークに関しては、その周波数割り当てプランに関連
してネットワーク性能を改善するためのアルゴリズムを
作成することに多くの努力が払われてきている。これら
のアルゴリズムは、通常、スペクトル効率の改善、とい
う目的を有している。例えば、この種のアルゴリズム
は、与えられたトラフィック密度でサービスを提供する
際に用いられるスペクトル周波数量を最小化しようと試
みる。しかしながら、この種のアルゴリズムは、通常、
各周波数プランに対するネットワーク性能に係る情報
を、例えば前述されたPlanetツールなどのネットワーク
デジタルツールにリンクされない限り、提供しない。
【0013】ネットワーク最適化に対する公知の従来技
術に係るアプローチは、インフィールド最適化である。
設計ツールは、環境における全ての伝播効果を完全には
反映しないため、ネットワークはインフィールドドライ
ブテストによって改善されうる。しかしながら、ドライ
ブテストは単にデータ取得手続きの代替として見なされ
るべきものであり、ネットワーク改善は前記と同一の問
題の影響を受ける。さらに、ドライブテストデータは限
定されたエリアからしか得られず、高コストかつ長時間
を必要とする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述された従来技術に
係る技法の多くは、ネットワークの設計並びに調節に関
して補佐的な機能を実現するが、一般的には、それら
は、相互に競合する相異なった設計目標に関する全体と
してのネットワーク性能の最適化を許容しない。それゆ
え、ネットワークキャラクタリゼーション、調節、及び
最適化に係る改良された技法に対するニーズが存在す
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、数学的に連続
であるネットワークチューニングパラメータ変数の数に
関し、ネットワーク性能の基準に係る対象関数を最適化
することに利用される、微分ベースの無線通信ネットワ
ーク最適化プロセスを提供する。
【0016】本発明の一実施例においては、最適化プロ
セスはネットワークチューニングパラメータに対応する
変数に係る対象関数の一次あるいは高次の微係数を使用
する対象関数の最適化を試行する。例えば、対象関数
は、(i)ネットワークカバレージの最大化、(ii)
ネットワーク容量の最大化、及び、(iii)ネットワ
ーク資源の最小化、を有し、さらにこれらの関数のうち
の複数の線型結合を有する。
【0017】前記ネットワークチューニングパラメータ
には、例えば、高さ/方位/仰角/ビーム幅などのアン
テナに係るパラメータ、送出パワーレベル、ハンドオフ
閾値、パワーアンプスケーリングファクタなどが含まれ
る。最適化プロセスにおける変数ではない付加的なネッ
トワークパラメータは、当該最適化プロセスにおける拘
束条件として機能する。
【0018】本発明は、無線ネットワークの性能の設
計、調節及び最適化プロセスを実質的に改善する。
【0019】本発明は、パーソナルコンピュータ、ワー
クステーション、マイクロコンピュータ、メインフレー
ムコンピュータあるいはあらゆる別のタイプのプログラ
マブルデジタルプロセッサ上で実行される単一あるいは
複数個のソフトウエアプログラムとして実装されうる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、以下に、コンピュータ
ベースの処理システムにおいて実装された無線ネットワ
ーク情報処理技法例と共に記述される。しかしながら、
本発明は特定のタイプの処理システムと共に用いられる
ことのみに限定されているわけではないことに留意され
たい。本明細書において開示されている技法は、他の広
範な種類のシステム及び種々の代替アプリケーションに
関して用いられるのに適している。さらに、本明細書に
記述されている技法は、モバイル加入者ユニット、固定
加入者ユニットあるいはモバイルユニットと固定ユニッ
トの組み合わせ、を有するTDMA、FDMA及びCD
MAネットワークを含む多様な無線ネットワークに対し
て適用可能である。本明細書において用いられている
“無線ネットワーク”という術語は、これら及び他のタ
イプのネットワーク、さらにはこの種のネットワークの
サブネットワークすなわちその一部及び複数のネットワ
ークの組み合わせ、も包含することが企図されている。
本明細書において用いられている“最適化”という術語
は、ネットワーク性能のあらゆるタイプの改善、例え
ば、与えられたアプリケーションに関して受容されうる
ものと見なされる性能を実現するような改善、を含むと
解釈されるべきである。それゆえ、本明細書において用
いられているこれらの術語は、特定の性能関数の実際の
最小あるいは最大などの、あらゆるタイプの真の最適値
を必要とするものではない。
【0021】本発明は、無線ネットワークの最適化に係
る、プロセッサを用いて実装される方法及び装置を指向
している。
【0022】図1は、本発明に係る最適化技法が実装さ
れる処理システム例10を示している。処理システム1
0には、バス16を介して通信するように接続されたプ
ロセッサ12及びメモリ14が含まれる。システム10
は、さらに、プロセッサ12及びメモリ14と通信する
目的でバス16に接続された入出力(I/O)コントロ
ーラ18を有している。I/Oコントローラ18は、プ
ロセッサ12と共に、ディスプレイ20,プリンタ2
2,キーボード24及び外部ストレージデバイス26を
含む複数個の周辺コンポーネントのオペレーションを指
揮する。
【0023】システム10の単一あるいは複数個のコン
ポーネントは、デスクトップあるいはパーソナルコンピ
ュータ、ワークステーション、ミニコンピュータ、メイ
ンフレームコンピュータ、あるいは他のタイプのプロセ
ッサベースの情報処理デバイスの一部を表わしている。
メモリ14及び外部ストレージデバイス26は、電子
的、磁気的あるいは光学的ストレージデバイスである。
外部ストレージデバイス26は、無線ネットワーク情報
に係るデータベース、例えば、後に記述されるグラフィ
カルディスプレイを生成するために用いられる、無線ネ
ットワークオペレーティングパラメータに関する情報に
係るデータベース、を含むことが可能である。外部スト
レージデバイス26は、単一のデバイスであるか、ある
いは分散デバイス、例えば複数個のコンピュータや同様
のデバイスに亘って分散させられたデバイス、のいずれ
かである。本明細書において用いられている“データベ
ース”という術語は、本発明に係る最適化技法に関連し
て用いられるデータをストアするためのあらゆる配置を
含むものであることが企図されている。
【0024】本発明は、少なくともその一部が、メモリ
14あるいは外部ストレージデバイス26にストアされ
るコンピュータプログラムの形態で実現される。この種
のプログラムは、ユーザによって供給された入力データ
に従ってプロセッサ12によって実行され、所望の出力
を所定のフォーマットで、例えばディスプレイ20上あ
るいはプリンタ22によってプリントアウトされたもの
として、生成する。ユーザによって供給されるデータ
は、キーボード24から入力されるか、外部ストレージ
デバイス26の単一あるいは複数個のファイルから読み
出されるか、あるいは、サーバあるいは他の情報源から
ネットワーク接続を介して得られるか、のいずれかであ
る。
【0025】本発明は、無線ネットワークの全体として
の性能を最適化するための改良された技法を提供する。
本発明の実施例においては、特定のネットワークコンフ
ィギュレーションに対応する全体としてのネットワーク
性能が、ネットワークカバレージを表わす成分とネット
ワーク容量を表わす成分の2成分を有するベクトルによ
って特徴付けられる。本発明に従って、ネットワークカ
バレージが、負荷がかけられた(干渉含む)状態でのサ
ービスの尤度によって規定され、さらに、トラフィック
密度によって重みづけされる。ネットワーク容量は、与
えられた全体としてのターゲットブロックレートにおい
てサービスが提供されうる、与えられた空間的分布を有
するトラフィックの量によって規定される。これらの定
義によって、ネットワーク資源が如何に良好に利用され
ているかを正確かつ効率的に定量化することが可能にな
る。
【0026】図2は、図1に示されたシステムによって
本発明に従って生成される二次元容量/カバレージダイ
アグラムの一例を示している。このダイアグラムは、種
々のネットワークコンフィギュレーションでの、各々ネ
ットワーク容量成分とネットワークカバレージ成分とを
有する、全体としてのネットワーク性能を表わすベクト
ルをプロットしている。よって、このダイアグラムによ
り、全体としてのネットワーク性能という観点から種々
のネットワークコンフィギュレーションの比較を視覚的
に非常にクリアかつ効率的に行なうことが可能になる。
さらに、この方式によって、二つの競合するネットワー
ク性能属性、この実施例ではネットワーク容量及びネッ
トワークカバレージ、の間のトレードオフを視覚的に理
解することが可能になる。この図においては、白丸が任
意のネットワーク設定に係るネットワーク性能ベクトル
を表わし、影のついた丸が全体としてのネットワーク性
能の最大値に係るトレードオフポイントを表わしてい
る。
【0027】よって、全体としてのネットワーク性能
が、ネットワーク容量及びネットワークカバレージに基
づく全体としてのネットワーク性能の分類を用いること
によって、与えられたネットワークパラメータのサブセ
ットに関して改善すなわち最適化される。このことは、
可能なネットワークコンフィギュレーションを提案し、
それを全体としてのネットワーク性能に関連して評価す
る最適化アルゴリズムを用いて実現される。対応するネ
ットワーク性能ポイントが、容量/カバレージダイアグ
ラムにプロットされる。このアルゴリズムによって関連
するものと考えられた全てのコンフィギュレーションの
外周を構成するネットワークコンフィギュレーション
が、ネットワークに関してこのプロセスにおいて見出さ
れた最良トレードオフ曲線を表わす。
【0028】図3は、このようにして生成されたトレー
ドオフ曲線の組の例を示している。各々のトレードオフ
曲線は、相異なった量のネットワーク資源、例えば相異
なったセル数、を用いた場合に対応する。トレードオフ
曲線は、資源量を増大させることによる全体としてのネ
ットワーク性能の改善を非常にクリアに描写する。
【0029】この実施例における前述された最適化プロ
セスは、充分な種類のネットワークコンフィギュレーシ
ョンを決定することが可能なあらゆるアルゴリズムを利
用することが可能である。例えば、このアルゴリズム
は、最適トレードオフ曲線につながるネットワークコン
フィギュレーションを直接検索する数学的な最適化アル
ゴリズムであることが可能である。この種のアルゴリズ
ムは、通常、より短い時間期間でよりよいトレードオフ
曲線を見出す。あるいは、相異なった目標に関する最適
化を試行する数学的なアルゴリズムも用いられうる。例
えば、周波数割り当てプランアルゴリズムが用いられ
る。各々の周波数割り当てプランはトレードオフプロッ
ト上に一つの点を生成し、トレードオフ曲線はこの周波
数割り当てプランアルゴリズムによって生成された最良
の周波数割り当てプランの組を表わす。前述されている
ように、この種の周波数割り当てプランアルゴリズムの
一例は、Aircom(www.aircom.co.uk)から市販されてい
るAssetネットワーク設計ツールによって提供されるも
のである。ある種のネットワークコンフィギュレーショ
ンをランダムプロセスによって変更するようなルーチン
も利用可能である。
【0030】前述された概念は用いられる特定の最適化
アルゴリズムとは独立なため、全体としてのネットワー
ク性能を改善及び/あるいは最適化するための方法論を
表わしている。この方法論に基づいて、よりリファイン
されたアルゴリズムが開発されうる。特定のアルゴリズ
ムの質は、全体としてのネットワーク性能の前述された
ような容量/カバレージ分類内で、与えられたネットワ
ークに対してなすことができる改善量によって測定され
うる。
【0031】全体としての帯域及び他の重要なネットワ
ーク資源が、特定のトレードオフ曲線に係る改善/最適
化プロセスにおける拘束条件となるべきである。図3に
示されたトレードオフ曲線に関連して記述されているよ
うに、相異なった資源の組、例えばより多くの基地局あ
るいは帯域、を用いることによって、相異なったトレー
ドオフ曲線が実現され、それが単一のプロット上に視覚
化されることによって全体としてのネットワーク性能に
おける関連した変化を非常にクリアに示すことになる。
この種のプロットは、同等な資源を用いた相異なったネ
ットワーク設計間で全体としての性能がどのように異な
るかをも明らかにする。
【0032】この実施例における前記ネットワークカバ
レージ及びネットワーク容量プロパティは、他の実施例
においては関連するプロパティによって置換されること
が可能である。例えば、ネットワークカバレージは、
“通話発信失敗”などの統計的なネットワーク規準に関
連付けられることが可能であり、ネットワーク容量は、
“与えられたトラフィック負荷での全体としてのブロッ
クレート”すなわち簡潔には“被ブロック通話レート”
に関連付けられることが可能である。この種のプロパテ
ィは、ネットワーク統計から導出される他のプロパティ
と同様に、ネットワークカバレージ及びネットワーク容
量に緊密に関連しており、同一あるいは同等の情報を担
っている。それゆえ、本明細書においては、“ネットワ
ークカバレージ”及び“ネットワーク容量”という術語
は、その種のあらゆる関連するプロパティを包含するも
のと企図されている。
【0033】前述された実施例の実装例が、以下により
詳細に記述される。この実装においては、通信回線が適
切に発信及び着信され、かつ、当該回線が機能中に当該
回線のトラフィックが充分な回線品質を有している場合
に、その位置がカバーされていると見なされる。これら
の状況は、相異なった回線要求を有する複数個の通信チ
ャネルを含みうる。
【0034】例えば、IS−95 CDMAシステムに
おいては、フォワード回線は、最強のパイロット信号
が、他の全ての通信チャネル及び雑音から生じる全ての
干渉レベルに対して充分な信号強度を有している場合、
すなわち
【数1】 の場合に、カバーされていると見なされる。ここで、E
ikは、移動体iのアンテナ部分におけるセクタkから
のパイロット信号強度、Ioikは、移動体iのアンテナ
部分におけるセクタkからのパイロット信号に関する干
渉強度、Etot ikは、移動体iのアンテナ部分におけ
るセクタkから受信された総強度、bは、セルあるいは
セルセクタにおける総強度に対するパイロット信号強度
の割合、NFiは移動体iの雑音指数、N0は熱雑音フロ
ア、及び、θCは、適切なパイロット信号回復のための
しきい値である。リバース回線では、基地局において充
分な相対的信号強度を有して全ての移動体が受信されう
る場合にカバレージが実現されたことになる:
【数2】 ここで、Sikは、セクタkのアンテナ部分における移動
体iからの信号強度、I ikは、セクタkのアンテナ部分
における、移動体iからのパイロット信号に関する干渉
強度、NFkは移動体の雑音指数、N0は熱雑音フロア、
及び、θRVSは、リバース回線における適切な移動体信
号回復に係るしきい値である。
【0035】位置は、フォワード回線とリバース回線の
双方がカバーされている場合にカバーされていることに
なる。この条件は、全てのユーザに関して、単一のセル
すなわちセルセクタ、つまり最強のサーバ、に関しての
み、満たされる必要がある。リバース回線では、ダイバ
シティ利得がソフトハンドオフによってさらに実現され
る。この利tろくは、全体としての回線費(リンクバジ
ェット)に追加される。
【0036】本発明に従って、カバレージ関数が、
【数3】 のように定義される。エリアによる重み付けがなされた
全体としてのカバレージは、カバレージ関数を目標とす
るカバレージエリア(TCA)に関して積分することに
よって得られる:
【数4】 あるいは、トラフィックによる重み付けがなされた全体
としてのカバレージは、
【数5】 のように定義される。ここで、TD(x,y)は局所的
なトラフィック密度関数である。トラフィックによる重
み付けがなされたカバレージは、統計的なネットワーク
性能をよりよく表現する。なぜなら、トラフィックが多
いエリアの重みがトラフィックが少ないエリアより大き
いからである。
【0037】式(4)及び(5)における積分は、連続
的ではなく、離散的な位置の組が評価される場合には、
総和によって置換される。位置の個数は、統計的なカバ
レージ評価の代表点として用いるためには、充分多く、
かつ、充分稠密であるべきである。あるいは、評価は、
前掲のK.L.Clarksonらによる“無線ネットワークパラメ
ータのロードベース評価及び内挿”という表題の米国特
許出願に記載されているような、ロードベースメッシュ
を用いて行なうことが可能である。
【0038】レシーバ入力におけるここの強度レベル
は、例えば、従来技術に係るネットワーク設計ツール、
インフィールド測定、ネットワーク性能統計、あるい
は、これら及び他の技法の組み合わせ、によって得られ
る。
【0039】本発明に従って、ネットワークの全体とし
ての容量が、空間的に変化するトラフィック分布に関連
して定義される。このことにより、トラフィックが存在
しないところに多くの資源を配置しすぎること、及び、
高トラフィックエリアで資源が不足すること、が回避さ
れる。このような状況は、あるエリアではリソースが充
分に使用されず、他の領域ではブロックレートが高くな
る、ということにつながるものである。
【0040】サービス提供中のネットワークに関して
は、ネットワーク容量は、ある固有のターゲットブロッ
クレート、BR0、に関して規定される:
【数6】 ここで、失敗した試行は、ネットワーク資源の過負荷に
帰することが可能なサービス発信失敗である。
【0041】図4は、前述のネットワーク容量定義が、
与えられたトラフィック分布を有するネットワークに関
して、セル資源の単なる総和から得られるものよりも著
しく低い容量値につながる状況を示している。この図で
は、ターゲットとするトラフィック負荷の分布(実線)
が利用可能なネットワーク容量の空間的分布(ブロッ
ク)と一致していない。それゆえ、いくつかのセル(左
端と右端)では容量が小さすぎ、一方、別のセル(中央
部)では容量が大きすぎる。全体としてのネットワーク
ブロックレートを小さなターゲット値に保つ(“ブロッ
クトラフィック”エリアを小さくする)ためには、総ト
ラフィックが著しく低減されなければならない(破
線)。このダイアグラムでは、全てのセルの容量の単な
る総和(全ブロックの面積)からは、初期のトラフィッ
ク分布(実線の下側の面積)を満たす総容量値が得ら
れ、これは、前述されたネットワーク容量定義を用いて
得たものよりもはるかに大きい。
【0042】図5は、最適化されたネットワークに関す
る同一の状況を示している。この場合では、容量とトラ
フィックの分布が一致しているため、ターゲットとする
ブロックレートで処理されるトラフィック(破線)が最
大化される。
【0043】以下の記述においては、図5に示された状
況がモデル化される。ここでは、ネットワーク全体に亘
って単一タイプのサービスのみが存在することが仮定さ
れる。全てのセルあるいはセルセクタkは、サービスに
用いられる特定の個数のトラフィックチャネルΓkを有
している。このトラフィックチャネルの個数は、各セク
タ毎に異なってもよい。さらに、空間的トラフィック分
布TD(x,y)は、ネットワーク容量のターゲット値
に対して規格化されている:
【数7】 ここで、TCapはネットワーク容量のターゲット値で
あり、TCAはターゲットとするカバレージエリアであ
る。このトラフィック分布は、Erlangs単位で与
えられる。
【0044】トラフィック分布TD(x,y)はターゲ
ット容量に対して規格化されているが、全体としてのブ
ロックレートのターゲット値BR0でそのネットワーク
によって処理されうるトラフィックはτ・TD(x,
y)であり、著しく小さい可能性がある。トラフィック
負荷乗数τは、明らかにターゲットとするブロックレー
トに依存する:τ=τ(BR0)。
【0045】全てのセルまたはセルセクタkにおいて、
総トラフィック負荷はτ・TDkである:
【数8】 ここで、C(k)はkのカバレージエリアすなわちサー
ビス要求がkによって処理される領域である。公知のト
ランキング理論に従って、セルあるいはセルセクタkの
関連するブロックレートBRk(τTDk,Γk)は
【数9】 と与えられる。セルあるいはセルセクタkにおけるブロ
ックされたトラフィック量は、セルのブロックレートと
セルトラフィックの積となる:
【数10】 ネットワーク全体におけるブロックされたトラフィック
の総量は、各セルにおいてブロックされたトラフィック
量の総和である:
【数11】 このことから、ネットワーク全体に係る総ブロックレー
トが、ブロックされたトラフィックの総量と総トラフィ
ック量との比として与えられる:
【数12】 この等式は、関数BRtot(τ)を定義する。これよ
り、BRtot(τ)=BR0を解くことによって、トラフ
ィック乗数τを見出すことが可能となる。ここで、BR
0は、全体としてのターゲットとするブロックレートで
ある。
【0046】上述された計算においては、τが、与えら
れたトラフィック分布に対する、ターゲットとするブロ
ックレートを実現するためのネットワーク容量を表わし
ている。しかしながら、この定義は、一般には、フルカ
バレージの場合にのみリーズナブルである。カバレージ
ホールが存在するような実際的なネットワークに関して
は、ネットワーク容量は、 ネットワーク容量=τ・ネットワークカバレージ (12) によって定義される。ここで、ネットワークカバレージ
は前述されたように定義されたものである。この定義
は、ネットワーク容量を、ターゲットとするネットワー
クエリアに亘ってターゲットとするブロックレートでサ
ービスを提供することが可能な総トラフィック量として
表わしている。
【0047】図6及び図7は、この場合のネットワーク
カバレージの影響を例示している。双方の図とも、トラ
フィック密度の分布と供給されるセル当たりの容量が互
いに完全に一致している。それゆえ、双方の場合とも、
容量は100%となる。しかしながら、図7の場合に
は、ネットワークには大きなカバレージホールが存在す
る。この領域における利用されない容量資源は再分配さ
れており、ネットワークがカバーしている領域において
利用可能である。このため、τが1/カバレージだけ
(実線に関して破線分だけ)増加させられている。しか
しながら、サービスが提供されることが可能なトラフィ
ックの総量は増大していない。このことを説明するため
には、ネットワーク容量を式(12)に従って定義する
べきである。
【0048】セルあるいはセルセクタによって処理され
るべきトラフィック量を決定する目的で、セルセクタの
各セルのカバレージ領域C(k)が知られている必要が
あることに留意されたい。
【0049】IS−95 CDMA標準においては、フ
ォワード回線に関して式(1)の条件が満たされる場合
には、ユーザはセルあるいはセルセクタに割り当てられ
ることが可能である。この条件が複数個のセルあるいは
セルセクタに関して満たされる場合には、ユーザはソフ
トハンドオフ状態にある。すなわち、これら全てのセル
あるいはセルセクタから提供される資源を利用してい
る。一般に、IS−95ネットワークにおけるユーザ
は、最大で三つのセルに対して割り当てられうる。それ
ゆえ、この種のネットワークにおけるカバレージ領域C
(k)は、kが式(1)の条件を満たす三つの最も強い
パイロット信号のいずれかであるような領域を規定す
る。
【0050】前述されているように、個々のパイロット
信号のレベルは、ネットワーク設計ツールによって、イ
ンフィールド測定あるいはこれら及びその他の技法の組
み合わせによって得られる。
【0051】特定の一つのネットワークコンフィギュレ
ーションに係る全体としての性能を表わすベクトルを決
定するためには、前述されているようにカバレージ及び
容量を計算することによって、対応する全体としての性
能を表わす点を見つけることが必要である。
【0052】一般に、前述されたような様式でネットワ
ークを最適化するためには、あらゆる対象関数があらゆ
る最適化技法と共に用いられうる。
【0053】前述された分類の枠組みにおいて全体とし
てのネットワーク性能を直接最適化するためには、二つ
の競合する対象関数が同時に処理されなければならな
い。このような最適化手続きは、容量/カバレージダイ
アグラムにおける、この分類に関してオプティマイザが
見出すべき最適性能を表わすトレードオフ曲線を与え
る。この最適化プロセス内では、この目標は、これら二
つの対象関数の一方、例えばカバレージ、を最適化し
て、他方、例えば容量、を拘束条件として保ち続けるこ
とによって達成される。この手続きを種々の拘束条件値
に関して反復することによって、この最適化が所望のト
レードオフ曲線を与える。
【0054】トレードオフ曲線上の点を得る目的で、新
たな目的関数が以下のように定義される: 新対象関数=a・カバレージ+(1−a)・容量, a
∈[0,1] この新たな対象関数を最適化することによって、トレー
ドオフ曲線上の点が得られる。この手続きをaの相異な
った値に関して反復することにより、トレードオフ曲線
全体が得られる。
【0055】前述された最適化手続きの二つの可能な実
装例、すなわち、モンテカルロプロセス及び周波数割り
当てツールを用いた最適化、が、以下に記述される。
【0056】モンテカルロプロセスにおいては、実際に
トラフィックを担っている状態のネットワークのRF回
線規準が、従来技術に係る設計ツールを用いて、ある特
定のネットワークパラメータの組、例えば初期コンフィ
ギュレーション、に関して評価される。この評価は、地
形的なグリッドに関して実行される。グリッド点の個数
は、ネットワーク性能の統計的に有為な表現に対して充
分な程度に稠密であるべきである。このグリッドに係る
全RF回線規準データ及び初期ネットワークコンフィギ
ュレーションから、全体としてのネットワーク性能が前
述された分類に従って計算される。結果として得られる
全体としてのネットワーク性能を表わす点が、容量/カ
バレージプロットにプロットされる。
【0057】最適化プロセスによって変更される可能性
がある、チューニング可能なネットワークパラメータの
うちの少なくともサブセットが、ランダムプロセス内で
変更される。これらネットワークパラメータのランダム
な組の各々に関して、RF回線規準が設計ツール内で再
計算される。全体としてのネットワーク性能が前述され
ているように評価され、容量/カバレージプロットにプ
ロットされる。全体としてのネットワーク性能を表わす
全ての点の外周が、この最適化手続きにおいて得られた
トレードオフ曲線を規定する。
【0058】図8は、前述されたモンテカルロプロセス
において得られた、種々のネットワークコンフィギュレ
ーションに対する全体としてのネットワーク性能を表わ
す点のプロット例である。外周が、このプロセスにおい
て得られた最適トレードオフ曲線を構成している。
【0059】前述されているように、別の可能な実装
は、周波数割り当てツールを用いた最適化である。周波
数割り当てに関してネットワークを最適化する目的で、
設計ツールが周波数割り当てアルゴリズムと組み合わせ
て用いられる(例えば、前述されたAsset周波数割り当
てツール)。各々の周波数割り当てに関して、RF回線
規準が、設計ツールを用いて充分に細かいグリッドに関
して計算される。RF回線規準の各グリッドから、全体
としてのネットワーク性能が、前述された分類に従って
決定される。結果として得られた点の組から、最適トレ
ードオフ曲線が前述された方式で決定される。
【0060】トレードオフ曲線は、以下の方式で決定さ
れうる。全体としてのネットワーク性能を表わすプロッ
トにおいて、点の組が与えられていると仮定する。この
点の組は、例えば最適化アルゴリズムの結果である(図
8など)。最適ネットワーク性能を表わす点を代表する
トレードオフ曲線は、以下のアルゴリズムで求められ
る: /* 組にはn個の点があり、各々独自の指数i=
1,...,nを有している。 /* ネットワークカバレージ及びネットワーク容量に
対する関連付けられた値は(Covi,Capi)であ
る。 /* 以下の簡潔なループ構造により、トレードオフ曲
線が見出される: for(i=1;i≦n;i+=1) { for(j=1;j≦n;j+=1) { if((Covj<Covi)∧(Covj<Covi)){Covj= 0;Capj=0} } } 残存する非零点が前述のトレードオフ曲線を構成する。
【0061】以下、本発明に従った、微分ベースの最適
化プロセス例が記述される。この最適化プロセスは、無
線ネットワークの性能を、全体としてのネットワーク性
能規準を扱う対象関数に関する数学的に連続なネットワ
ークパラメータの大きさに関して最適化する。
【0062】この最適化プロセスにおける対象関数は、
当該最適化プロセスに係る変数として見なされるネット
ワークチューニングパラメータの組より構成される数学
的あるいは数値的関数として定式化される。本発明に従
って、当該最適化プロセスは、対象関数のネットワーク
チューニングパラメータに係る厳密あるいは近似的な一
次あるいは高次の微係数に基づく。このため、信頼性の
高い結果が得られる。なぜなら、チューニングパラメー
タは数学的に連続であって、全体としてのネットワーク
性能規準が局所的に微分可能である、すなわち、パラメ
ータセッティングのわずかな変化がネットワーク性能に
わずかの変化をもたらすだけであるからである。本発明
と共に用いられるのに適した数値的な最適化プログラム
の実例には、例えば、Robert Fourer, David M. Gay, B
rain W. Kernighamによる“AMPL−数学的プログラ
ミング向けモデリング言語”(The Scientific Press(1
993))という表題の文献、Philip E. Gill, Walter Mur
ray及びMichael A. Saundersによる“SNOPT:大規
模拘束最適化向けのSQPアルゴリズム”(NA97-2、カ
リフォルニア州立大学サンディエゴ校数学科)という表
題の文献、及び、Philip E. Gillによる“SNOPT
5.3のユーザーズガイド:大規模非線型プログラミン
グ向けFORTRANパッケージ”という表題の文献が
含まれる。
【0063】数学的に連続なネットワークパラメータが
実際に充分に小さなステップサイズの離散的なセッティ
ングを有する場合には、これらのセッティングは、最適
化プロセスの後に、最適コンフィギュレーションのセッ
ティングを丸めることによって得られる。この丸め手続
きは、全体としてのネットワーク性能に著しい影響を与
えることは無いと考えられる。なぜなら、全体としての
ネットワーク性能は変数に関して連続であり、それゆえ
極大あるいは極小は連続であるからである。
【0064】前述の最適化プロセスは種々の利点を有し
ている。例えば、全体としてのネットワーク性能をチュ
ーニングパラメータの大きさの関数として記述すること
により、ネットワーク性能に係るそれらパラメータの相
互依存の影響が捕捉され、最適化プロセスにおいて考慮
される。別の利点は、全体としてのネットワーク性能規
準のネットワークチューニングパラメータに係る解析的
な振る舞いを用いることにより、最適な全体としてのネ
ットワーク性能を得るための標準的な最適化アルゴリズ
ムが活用されることである。
【0065】前記最適化プロセスにおいて最適化されう
る対象関数の例は次の通りである: 1.ネットワークカバレージの最大化。前述されている
ように、ネットワークカバレージは、局所的なカバレー
ジを有する領域の比率として定義され、さらに、トラフ
ィック密度によって重み付けされる。局所的なカバレー
ジは、干渉を含む負荷印加状態で、ある位置におけるサ
ービスの尤度として定義される。 2.ネットワーク容量の最大化。前述されているよう
に、ネットワーク容量は、与えられた全体としてのター
ゲットブロックレートにおいてサービスが提供されう
る、与えられた空間的分布を有するトラフィック量とし
て定義される。 3.ネットワーク資源の最小化。このタイプの対象関数
は、あらゆるタイプのネットワーク資源を取り扱うこと
が可能である。 4.前記対象関数のうちのあらゆる二つよりなる組み合
わせ。このことによって、最適コンフィギュレーション
に係る一次元解空間が構成される。解空間は、二次元プ
ロットにおける曲線としてプロットされ、例えば図2及
び図3に示されているような、二つの対象関数間のトレ
ードオフを表わす。 5.上記対象関数に直接関連しているあらゆる対象関
数。例えば、“与えられたトラフィック負荷における全
体としてのブロックレート”は、ネットワーク容量に関
連している。なぜなら、一方の単調関数は他方の単調関
数として記述されうるからである。
【0066】最適化プロセスにおいて用いられうるネッ
トワークチューニングパラメータ例には、以下のものが
含まれる: 1.位置、高さ、方向、傾斜、方位及び仰角、ビーム幅
などのアンテナパラメータ。 2.通信チャネル及び回線当たりのパワーレベル。 3.ハンドオフ閾値。 4.セルあるいはセルセクタ当たりのチャネルユニット
数(これが充分大きければ連続的として取り扱われう
る) 5.パワーアンプ当たりに必要とされる電力などの回線
依存物品コストなど。
【0067】最適化は、これらのパラメータよりなる大
規模な組、例えば、全セルセクタのアンテナ傾斜、に関
してなされうる。このことにより、全体としてのネット
ワーク性能に対するそれらの相互依存の影響が捕捉さ
れ、最適化手続きにおいて考慮される。
【0068】例えば、固定ネットワークパラメータ、環
境における伝播に係るパラメータ、空間的トラフィック
分布、通信標準などの変数ではない全てのパラメータ
は、最適化プロセスにおいて定数として扱われる。最適
化プロセスに関して選択された前記対象関数の各々に対
して、他の対象関数は拘束条件として取り扱われるべき
である。例えば、提供される全体としてのトラフィック
の与えられた値に関して、ネットワークカバレージが最
適化されうるが、これは、ネットワーク容量などに対す
る拘束条件となる。さらに、全てのチューニングパラメ
ータの範囲は、これらのパラメータが実際に取ることが
可能なあるいは取るべき範囲に制限されていることが望
ましい。
【0069】与えられた対象関数とネットワークチュー
ニングパラメータ変数との間の関数依存関係のモデリン
グには、伝播効果、通信チャネル間の相互作用、及び標
準に特徴的なパラメータが含まれる。全体としてのネッ
トワーク性能規準がネットワーク性能の時間平均を捕捉
するため、統計的モデルが伝播効果及び相互作用を定式
化するために用いられうる。この種のモデルは、従来技
術に係るネットワーク設計ツールに関して一般的に記述
され、それゆえ特定のネットワークに対して容易に開発
されうる。伝播予測は、例えば、レイトレーシングモデ
ルによって、あるいは実際のインフィールド測定を組み
入れることによって、改良されうる。
【0070】最適化アルゴリズムそれ自体は、例えば、
厳密あるいは近似的な一次あるいは高次の微係数に基づ
いて数値的あるいは数学的関数を最適化する、あらゆる
従来技術に係るアルゴリズムである。微係数は、数値的
あるいは解析的に計算されうる。
【0071】前述された微係数ベースの最適化プロセス
の実装例が以下に記述される。
【0072】この実装においては、ネットワークカバレ
ージ対象関数が以下のように定義される。ある位置は、
通信回線が適切に発信及び着信され、かつ、当該回線が
機能中に当該回線のトラフィックが充分な回線品質を有
している場合に、カバーされていると見なされる、すな
わち局所的カバレージが存在する。これらの条件は、相
異なった回線要求を有する複数個の通信チャネルを含
む。
【0073】微係数ベースの最適化プロセスのこの実装
例におけるネットワーク容量及びネットワークカバレー
ジ対象関数は、ネットワークカバレージのネットワーク
容量とのトレードオフに関して前述された方式で定義さ
れうる。
【0074】ネットワーク資源対象関数は、以下の方式
で定義されうる。最小化される種々の資源が存在する。
例えば、セルあるいはセルセクタ当たりのパワーレベル
要求によって表わされるパワーアンプ当たりの総ハード
ウエアコストなどが最小化されうる。IS−95 CD
MAシステムにおいて、セクタ当たりのパワーレベル要
求は、トラフィックチャネル数及びその平均パワーレベ
ルPTraffic、及び、パイロット信号、シンク信号、及
びページングチャネルに関して必要とされるオーバーヘ
ッド、それぞれ、PPilot、PSynch、及びPPage、によ
って与えられる。パワーアンプは、チャネル当たりのパ
ワーレベルをファクタλkだけ一様に低減することによ
って、あるいは、トラフィックチャネルの量Γkを低減
することによって、スケールダウンされることが可能に
なり、総パワーは Ptotk=λk・(PPilot+PSynch+PPage+Γk
Traffick で与えられる。パワーアンプ当たりのコストは、そのパ
ワーCOGk(Ptotk)の単調関数である。この関数
は解析的であるべきである。全体としてのネットワーク
におけるパワーアンプに係るコストは COGtot=ΣkCOGk(Ptotk) で与えられる。
【0075】RF環境は、以下のようにモデル化され
る。このモデリング手続き例は、IS−95 CDMA
システム向けのものであり、可能性のあるユーザ位置、
例えばモバイルユーザ、と基地局あるいは基地局セクタ
との間の回線を考慮する。 1.ターゲットとするカバレージ領域は環境において定
義される。 2.ターゲットとするトラフィック分布は、領域当たり
のトラフィック密度TD(x,y)(例えば、Erl/
km2)が与えられると定義される。このトラフィック
密度は、実際のトラフィックデータから導出されうる。
このトラフィック密度は、ターゲットとするカバレージ
領域内のネットワークのターゲットとする容量に関して
規格化されていることが望ましい:
【数13】 3.ターゲットとするカバレージ領域に亘ってグリッド
すなわちメッシュが生成される。ここで、グリッド点は
可能性のあるユーザ位置あるいは実際のユーザ位置を表
わす。K.L.Clarksonらによる“無線ネットワークパラメ
ータのロードベース評価及び補間”という表題の前掲の
米国特許出願に記述されているようなロードベースのメ
ッシュが利用されうる。 a)グリッド点インデックス:1...i...n b)グリッド点の位置:
【数14】 グリッド間隔は、例えばトラフィック密度の変化に合わ
せて、ターゲットとするカバレージ領域に亘って変化さ
せられることが可能である。 4.トラフィック密度は、全てのグリッド点に関して割
り当てられる: TDi=TD(xi,yi)・Gi 2(Erl) ここで、Giは局所的グリッド間隔である。 5.可能性のあるユーザトランシーバ位置を表わす全て
のグリッドは、 a)高度、放射パターン(方位、仰角)、アンテナの方
向、傾斜などの関連するアンテナデータ:hi,g
i(θ、φ)、αi、βi b)アンテナポートにおける送信電力(Tx電力):P
i c)アンテナポートにおける基地局kからの総受信電
力:Etotk=Lik・Ptotk d)アンテナポートにおける基地局kからのパイロット
チャネルの受信電力:Ecik=Lik・Pck、ここで、
ikは以下に記述される一般的な経路損失ファクタであ
る e)熱雑音フロア+外部干渉:N0 f)ユーザレシーバの雑音フロア:NFi 6.基地局あるいは基地局セクタには、個々のインデッ
クス及び位置が割り当てられている: a)基地局インデックス:1...k...m b)基地局位置:
【数15】 7.各基地局あるいは基地局セクタは、 a)高度、放射パターン(方位、仰角)、アンテナの方
向、傾斜などの関連するアンテナデータ:hi,g
i(θ、φ)、αi、βi b)アンテナポートにおける利用可能な最大送信電力:
Ptotk c)アンテナポートにおけるパイロットチャネルの送信
電力レベル:Pck=bk・Ptotk d)モバイルのアンテナポートにおける受信電力レベ
ル:Sik=Lik・Pi、ここで、Likは一般的な経路損
失ファクタである e)フェージングマージンを含む、熱雑音フロア+外部
干渉:N0 f)ユーザレシーバの雑音フロア:NFk g)トラフィックチャネルの最大数:Γk 8.経路損失計算: 伝播経路損失行列PLikが計算さ
れる。PLikは、k番目の基地局あるいは基地局セクタ
のアンテナコネクタからi番目の移動体トランシーバの
アンテナコネクタへの伝播損失を割り当てる。用いられ
る特定のモデルは、局所的な地形や形状に強く依存す
る。経路損失PLikの平均的な値を予測する適切なモデ
ルは、例えば、Clint Smith, P.E.及びCurt Gervelis編
の“セルラシステム−設計及び最適化−”(McGraw-Hil
l社、1996年)に記載されている。これらのモデル
は、基本的には PLik=PL0・(dik/d0Κ という形式を有している。ここで、PLikは基地局kと
移動体位置iとの間の経路損失であり、
【数16】 である。公知のHataモデルを用いると、PLikにおける
パラメータは、例えば次のようになる: PL0=6.955・(fc(MHz))2.616・(h
k(m))-1.3820=1km Κ=4.49−0.655・log10(hk(m)) これらのパラメータは、都市環境における1.5メート
ルの高さを有する移動体に係る経路損失を表わしてい
る。郊外環境では、PLikは9.88dB低下し、田園
地帯では28.41dB低下する。この段階の一部とし
て、経路損失以外に、基地局kのアンテナコネクタから
移動体iのアンテナコネクタへの回線バジェットにおけ
る全てのパラメータを含む一般経路損失行列Likが決定
される。これは、移動体及び基地局のアンテナに係るア
ンテナパターン及び利得を含んでいる。この例における
伝播モデルは統計的モデルであるため、Likは、Clint
Smith, P.E.及びCurt Gervelis編の“セルラシステム−
設計及び最適化−”(McGraw-Hill社、1996年)及
びWilliam C.Y.Leeによる“移動体通信−設計の基礎
−”第2版(John Wiley & Sons社、1993年)に記
載されたレイリー(Raleigh)フェージング及びlog
正規シャドーフェージングに係るマージンも含んでい
る。一般経路損失行列は Lik=Ω・PLik/(gk(θ−αk,φ−βk)・g
i(θ−αi,φ−βi)) で与えられる。固定された損失及び利得パラメータの全
ては、Ωにまとめられている。方位角及び仰角θ、φ
は、
【数17】 で与えられる。ここで、
【数18】 である。ここで、H(x,y)はその地点の標高であ
る。例えば丘による回折などのより細かい地点効果も含
められうる。 9.ユーザのセクタへの割り当てはフォワード回線でな
される。簡単のために、ソフトハンドオフは無視され
る。ユーザiは、 i∈Ak⇔Ecik/Ioik=maxl(Ecil/Ioil) である場合にセクタkに割り当てられる。ここで、Ak
はセクタkに割り当てられた領域である。 10.全体としてのカバレージの計算が以下のように行
なわれる: a)フォワード回線: ユーザは、 i∈Bfk⇔(i∈Ak)∧(Ecik/Ioik)>θc である場合に局所的フォワード回線カバレージを有して
いる。ここで、Ecik=Pcik/Lik、Etotik=P
totk/Lik
【数19】 Bfk:セクタkのフォワード回線カバレージ領域であ
る。 b)リバース回線: ユーザは、 i∈Brk⇔(i∈Ak)∧(Sik/Iik)≧θRVS の場合に局所的リバース回線カバレージを有している。
ここで、
【数20】 であり、Pmax: 最大移動体パワーレベルである。
【0076】このことは、リバース回線における完全な
パワー制御を仮定する。割り当てられたエリアにおける
移動体から受信される強度レベルは全て同一である。そ
の最大値は、最大移動体パワー及びそのセクタにおける
最大経路損失によって与えられる。さらに、
【数21】 である。ここで、Bfkはセクタkのリバース回線カバ
レージ領域である。 c)全体としての局所的カバレージ: i∈Ck⇔(i∈Bfk∧i∈Brk) このことは、局所的カバレージ関数を定義する: Covik=0、可能な移動体iがカバーされていない場合 =1、可能な移動体iがカバーされている場合 ネットワークカバレージCovtotは次式で与えられ
る:
【数22】 11.全体としての容量の計算:
【数23】 は前述された通りである。全体としての容量は、τ・C
ovtotで定義される。 12.資源の計算: 前述されているように、 Ptotk=λk・(PPilot+PSynch+PPage+Γk
Traffick である。
【0077】このことによって、RF環境のモデリング
プロセスが完了する。
【0078】微係数ベースの最適化プロセスの実装にお
ける最適化に適したネットワークチューニングパラメー
タ変数の例が以下に記述される。以下のネットワークパ
ラメータは、最適化における変数として用いられる: 1.アンテナデータ: 高度、方位、仰角:hk、αk
βk 2.アンテナ位置:
【数24】 3.種々の通信チャネルの送信パワーレベル: Pto
k、PPilot、PTraffi c 4.チャネルユニット量: Γk。これは連続パラメー
タではないが、数学的には連続的なものとして取り扱わ
れうる。 5.パワーアンプスケーリングファクタ: λk
【0079】微係数の定式化が以下に記述される。微係
数は、数学的方式あるいは数値的方式で処理される。数
値的な取り扱いが選ばれる場合には、微係数は有限の差
分に対して次式のように定義される:
【数25】 同一あるいは同様の定式化が、この最適化プロセスにお
ける他の全ての対象関数及び変数に対してなされる。
【0080】前述されたグリッドが離散的であるため、
移動体のセクタへの割り当ては、変数が連続的に変化す
る場合に離散的な段階でなされる。微係数に関するリー
ズナブルな結果を得るためには、充分に細かいグリッド
及びΔβkに対する充分に大きな値を選択することが一
般的には必要である。このことは、順次より細かいグリ
ッド間隔に関して最適化を実行することによって容易に
チェックされる。最適化結果が収束した場合には、選択
されたΔβkの値の特定の組に関して充分細かいグリッ
ド間隔が見出されている。あるいは、微係数は解析的に
決定されうる。ロードベース補間技法に基づくこの種の
実装は、前述されたK.L.Clarksonらによる“無線ネット
ワークパラメータのロードベース評価及び内挿”という
表題の米国特許出願に記載されている
【0081】微係数ベースの最適化プロセスにおいて
は、対象関数、拘束条件、及び対象関数の全てのネット
ワークチューニングパラメータに関する微係数は、例え
ば数値的関数として生成される。結果として得られる関
数は、最適化を実行する目的で市販されている、あらゆ
る従来技術に係る数値的最適化プログラムによって処理
されうる。前述されているように、本発明と共に用いら
れるのに適した数値的最適化プログラムには、AMPL
及びSNOPTが含まれる。
【0082】図2から図8に示されたグラフ表示は、シ
ステム10のプロセッサ12によって実行されるソフト
ウエアプログラムインストラクションなどに従って生成
されうる。本発明に従って適切に設定されたソフトウエ
アプログラムが、例えば単一あるいは複数個のソースか
らネットワークパラメータデータを獲得し、当該ネット
ワークパラメータデータを本発明に係る最適化プロセス
に従って処理し、及び、結果として得られたネットワー
クコンフィギュレーション情報を所望のフォーマットで
プロットする表示を生成するために用いられる。
【0083】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【0084】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、無
線ネットワークのキャラクタリゼーション、調節、及び
最適化に係る改良された技法並びにその装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従って、キャラクタリゼーション、
調節及び/あるいは最適化プロセスが実装される処理シ
ステムを表わすブロック図。
【図2】 最大性能を決定するためのトレードオフ曲線
を含む、全体としてのネットワーク性能を特徴付ける二
次元プロットを示す図。
【図3】 相異なった量のネットワーク資源に関して生
成されたネットワークトレードオフ曲線の組を示す図。
【図4】 トラフィック密度とネットワーク容量の空間
的密度が一致していない、最適化されていないネットワ
ークを示す図。
【図5】 トラフィック密度とネットワーク容量の空間
的密度が一致していて、ネットワーク容量が最大となっ
ている最適化されたネットワークを示す図。
【図6】 完全にカバーされたネットワークに係る容量
プロットを示す図。
【図7】 カバレージホールが存在するネットワークに
おける容量プロットを示す図。
【図8】 本発明に従って、モンテカルロプロセスにお
いて得られた、種々のネットワークコンフィギュレーシ
ョンに対する全体としてのネットワーク性能点を表わす
プロットを示す図。
【符号の説明】
10 処理システム 12 プロセッサ 14 メモリ 16 バス 18 I/Oコントローラ 20 ディスプレイ 22 プリンタ 24 キーボード 26 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ケネス エル.クラークソン アメリカ合衆国、07940 ニュージャージ ー、マディソン、シンクレアー テラス 5 (72)発明者 カール ジョージ ハンペル アメリカ合衆国、10009 ニューヨーク、 ニューヨーク、アベニュー エー.103、 アパートメント 3A (72)発明者 ジョン ディー.ホビー アメリカ合衆国、08854 ニュージャージ ー、ピスカタウェイ、デイビス アベニュ ー 270 (72)発明者 ポール アンソニー ポラコス アメリカ合衆国、07746 ニュージャージ ー、マルボロ、スーザン ドライブ 19

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線ネットワークにおける所望のレベル
    の性能を実現するためのプロセッサによって実装された
    方法において、 当該方法が、単一あるいは複数個のネットワークパラメ
    ータを変数として選択する段階と、 前記無線ネットワークに係る対象関数を当該対象関数の
    前記選択されたネットワークパラメータ変数に係る一次
    あるいは高次の微係数に基づいて最適化する段階とを有
    することを特徴とする無線ネットワーク最適化方法。
  2. 【請求項2】 前記選択されたネットワークパラメータ
    のうちの一つあるいは複数個が連続関数によって特徴付
    けられることを特徴とする請求項1に記載の無線ネット
    ワーク最適化方法。
  3. 【請求項3】 前記最適化段階が、前記対象関数の前記
    選択されたネットワークパラメータ変数に係る一次ある
    いは高次の微係数に基づく最適化を実装する最適化アル
    ゴリズムを用いることを特徴とする請求項1に記載の無
    線ネットワーク最適化方法。
  4. 【請求項4】 前記対象関数が、(i)ネットワークカ
    バレージの最大化、(ii)ネットワーク容量の最大
    化、及び、(iii)ネットワーク資源の最小化、のう
    ちの少なくとも一つを有することを特徴とする請求項1
    に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  5. 【請求項5】 前記対象関数が、(i)ネットワークカ
    バレージの前記最大化、(ii)ネットワーク容量の前
    記最大化、及び、(iii)ネットワーク資源の前記最
    小化、のうちの少なくとも二つからなる線型結合を有す
    ることを特徴とする請求項4に記載の無線ネットワーク
    最適化方法。
  6. 【請求項6】 前記ネットワークカバレージが、ターゲ
    ットとするカバレージ領域に関してサービス品質が規定
    された閾値以上である部分領域として少なくとも一部が
    定義されることを特徴とする請求項4に記載の無線ネッ
    トワーク最適化方法。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークカバレージが、特定の
    カバレージ領域内のトラフィック密度を表わす重み付け
    ファクタに従って重み付けされることを特徴とする請求
    項6に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  8. 【請求項8】 前記ネットワーク容量が与えられた空間
    分布を有するトラフィック量によって少なくとも一部が
    定義され、前記無線ネットワークによる前記トラフィッ
    ク空間分布との一致能力を表わすことを特徴とする請求
    項4に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  9. 【請求項9】 前記ネットワーク容量成分が、さらに、
    前記ネットワークによって規定されたターゲットとする
    ブロックレートで担われうる、前記与えられた空間分布
    を有するトラフィック量を表わすことを特徴とする請求
    項8に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  10. 【請求項10】 前記選択されたネットワークパラメー
    タが、アンテナ位置、アンテナ高度、アンテナ方位、ア
    ンテナ仰角、及びアンテナビーム幅のうちの少なくとも
    一つを含む少なくとも一つのアンテナパラメータを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワーク
    最適化方法。
  11. 【請求項11】 前記選択されたネットワークパラメー
    タが、前記無線システムの少なくとも一つの通信チャネ
    ル及び回線に係る送信電力レベルを有することを特徴と
    する請求項1に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  12. 【請求項12】 前記選択されたネットワークパラメー
    タが、前記無線システムの少なくとも一つの通信チャネ
    ル及び回線に係るハンドオフ閾値を有することを特徴と
    する請求項1に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  13. 【請求項13】 前記選択されたネットワークパラメー
    タが、前記無線システムのセルあるいはセルセクタ当た
    りのチャネルユニット数を有することを特徴とする請求
    項1に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  14. 【請求項14】 前記選択されたネットワークパラメー
    タが、前記無線システムのパワーアンプに係るスケーリ
    ングファクタを有することを特徴とする請求項1に記載
    の無線ネットワーク最適化方法。
  15. 【請求項15】 最適化プロセスにおける変数ではない
    付加的なネットワークパラメータが当該最適化プロセス
    における拘束条件として機能することを特徴とする請求
    項1に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  16. 【請求項16】 前記最適化段階が、統計的経路損失に
    基づく伝播環境モデルを用いることを特徴とする請求項
    1に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  17. 【請求項17】 前記最適化段階が、予測された伝播デ
    ータ及びインフィールド測定によって決定された実際の
    伝播データのうちの少なくとも一方を用いることを特徴
    とする請求項1に記載の無線ネットワーク最適化方法。
  18. 【請求項18】 前記無線ネットワークが、移動体無線
    加入者ユニットをサポートするネットワークを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の無線ネットワーク最適
    化方法。
  19. 【請求項19】 前記無線ネットワークが、固定無線加
    入者ユニットをサポートするネットワークを有すること
    を特徴とする請求項1に記載の無線ネットワーク最適化
    方法。
  20. 【請求項20】 無線ネットワークにおける所望のレベ
    ルの性能を実現する装置において、当該装置が、(i)
    単一あるいは複数のネットワークパラメータを変数とし
    て識別し、(ii)前記無線ネットワークの対象関数を
    当該対象関数の前記選択されたネットワークパラメータ
    変数に関する一次あるいは高次の微係数に基づいて最適
    化するように機能するプロセッサベースシステムを有す
    ることを特徴とする無線ネットワーク最適化装置。
  21. 【請求項21】 無線ネットワークにおける所望のレベ
    ルの性能を実現するために用いられる単一あるいは複数
    のソフトウエアプログラムをストアする、コンピュータ
    によって読み出し可能な媒体よりなる製造物品におい
    て、 前記単一あるいは複数のプログラムがプロセッサによっ
    て実行される際に、単一あるいは複数個のネットワーク
    パラメータを変数として選択する段階と、 前記無線ネットワークに係る対象関数を当該対象関数の
    前記選択されたネットワークパラメータ変数に係る一次
    あるいは高次の微係数に基づいて最適化する段階とを有
    することを特徴とする無線ネットワーク最適化装置。
JP2000336932A 1999-11-04 2000-11-06 無線ネットワーク最適化方法及び装置 Pending JP2001204082A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/434578 1999-11-04
US09/434,578 US6611500B1 (en) 1999-11-04 1999-11-04 Methods and apparatus for derivative-based optimization of wireless network performance

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001204082A true JP2001204082A (ja) 2001-07-27

Family

ID=23724795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000336932A Pending JP2001204082A (ja) 1999-11-04 2000-11-06 無線ネットワーク最適化方法及び装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6611500B1 (ja)
EP (1) EP1098546B1 (ja)
JP (1) JP2001204082A (ja)
KR (1) KR20010051456A (ja)
CN (1) CN1295417A (ja)
AU (1) AU6958600A (ja)
BR (1) BR0006771A (ja)
CA (1) CA2324189A1 (ja)
DE (1) DE60036263T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007066727A1 (ja) * 2005-12-09 2007-06-14 Nec Corporation 位置決定方法、位置決定装置およびプログラム
CN102685760A (zh) * 2012-04-28 2012-09-19 黄林果 一种基于低设计代价的无线网络可靠性提高方法
CN101207887B (zh) * 2007-12-17 2013-01-02 浪潮通信信息系统有限公司 基于公共模型的多厂商参数匹配方法
JP2013034190A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Fujitsu Ltd セルラワイヤレスネットワークのネットワークパラメータの再選択方法、装置、及びプログラム
CN101651956B (zh) * 2009-09-07 2015-04-01 中兴通讯股份有限公司 一种无线资源参数调整装置、系统及方法

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6925066B1 (en) * 2000-07-31 2005-08-02 Lucent Technologies Inc. Methods and apparatus for design, adjustment or operation of wireless networks using multi-stage optimization
US7142523B1 (en) * 2000-07-31 2006-11-28 Lucent Technologies Inc. Methods and apparatus for design, adjustment or operation of wireless networks using pre-frequency-assignment optimization
SE523614C2 (sv) * 2001-04-03 2004-05-04 Telia Ab Förfarande och system för bestämning av parametrar i radiokommunikationsnät
US7123893B1 (en) * 2001-04-24 2006-10-17 Bellsouth Intellectual Property Corp. Wireless frequency re-use determination systems and methods
FR2828623B1 (fr) 2001-08-10 2003-09-26 Radiotelephone Sfr Procede d'etablissement d'une carte de couverture radio
US20030041125A1 (en) * 2001-08-16 2003-02-27 Salomon Kirk C. Internet-deployed wireless system
US8977284B2 (en) 2001-10-04 2015-03-10 Traxcell Technologies, LLC Machine for providing a dynamic data base of geographic location information for a plurality of wireless devices and process for making same
US20040266442A1 (en) * 2001-10-25 2004-12-30 Adrian Flanagan Method and system for optimising the performance of a network
WO2003037018A1 (en) * 2001-10-25 2003-05-01 Nokia Corporation Method and system for optimising the performance of a network
US6965674B2 (en) * 2002-05-21 2005-11-15 Wavelink Corporation System and method for providing WLAN security through synchronized update and rotation of WEP keys
US20030229861A1 (en) * 2002-06-10 2003-12-11 Quigley Aaron J. Semi-automatic antenna design via random sampling and visualization
AU2002311537A1 (en) * 2002-06-25 2004-01-06 Nokia Corporation Method and system to optimise soft handover gain in networks such as cdma networks
US7965842B2 (en) * 2002-06-28 2011-06-21 Wavelink Corporation System and method for detecting unauthorized wireless access points
US7606242B2 (en) * 2002-08-02 2009-10-20 Wavelink Corporation Managed roaming for WLANS
US7522906B2 (en) * 2002-08-09 2009-04-21 Wavelink Corporation Mobile unit configuration management for WLANs
JP4819303B2 (ja) 2002-10-23 2011-11-24 日本電気株式会社 移動通信システムにおける基地局設置設計方法及び基地局設置設計装置並びにプログラム
US7120689B2 (en) * 2003-01-23 2006-10-10 Sbc Properties, L.P. Receiving network metrics data from disparate devices and displaying in a host format
US20050003827A1 (en) * 2003-02-13 2005-01-06 Whelan Robert J. Channel, coding and power management for wireless local area networks
US20040165561A1 (en) * 2003-02-21 2004-08-26 Chiou Ta-Gang System for constructing a mobility model for use in mobility management in a wireless communication system and method thereof
FI20035235A0 (fi) * 2003-12-12 2003-12-12 Nokia Corp Järjestely tiedostojen käsittelemiseksi päätelaitteen yhteydessä
DE102004002145B4 (de) * 2004-01-15 2007-11-22 Radioplan Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Anpassung eines Funknetzmodells an die Bedingungen eines realen Funknetzes
KR100598460B1 (ko) * 2004-02-27 2006-07-11 삼성전자주식회사 건물 내 가입자 분포에 따른 기지국 또는 기지국 안테나위치의 최적화 방법
FR2874148B1 (fr) * 2004-08-05 2006-11-24 Evolium Sas Soc Par Actions Si Procede et systeme pour l'exploitation d'un reseau cellulaire de communications mobiles
SE0402353D0 (sv) * 2004-09-24 2004-09-24 Ericsson Telefon Ab L M Method in a mobile telecommunication system
US7577103B2 (en) * 2005-06-30 2009-08-18 Alcatel-Lucent Usa Inc. Dynamic methods for improving a wireless network
US20070115916A1 (en) * 2005-11-07 2007-05-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for optimizing a network based on a performance knowledge base
US7512382B2 (en) * 2005-11-22 2009-03-31 Alcatel-Lucent Usa Inc. Modeling power amplifier and spreading code limits in a wireless system
CN101155380B (zh) * 2006-09-29 2010-09-08 中国移动通信集团北京有限公司 无线网络测试数据的整合系统及方法
US7966011B2 (en) * 2007-03-26 2011-06-21 Qualcomm Incorporated Determining per sector received power level
US8385908B2 (en) * 2008-02-07 2013-02-26 Optimi Corporation Modifying mobile network signal propagation predictions
PL2283685T3 (pl) * 2008-06-04 2020-03-31 Optis Cellular Technology, Llc Sposób i urządzenie dotyczące sondowania widma
US8676133B2 (en) * 2008-09-19 2014-03-18 Qualcomm Incorporated Reference signal design for LTE A
US8620341B2 (en) * 2010-04-12 2013-12-31 Fujitsu Limited Method and apparatus for adjusting bandwidth allocations in a wireless network
EP2477435B1 (en) * 2011-01-12 2017-09-06 Fujitsu Limited Method and apparatus for adjusting bandwidth allocations in a wireless network
CN104010320B (zh) * 2011-04-21 2018-09-04 中国移动通信集团湖南有限公司 确定无线网络覆盖率的方法及设备
CN102932802B (zh) * 2011-08-11 2015-10-07 中国科学技术大学苏州研究院 软件无线电环境下基于模糊优选理论的终端重构方法
US8700077B2 (en) * 2012-01-17 2014-04-15 Spectrum Bridge, Inc. System and method for determining noise floor in a wireless communications environment
US9775068B2 (en) 2012-08-24 2017-09-26 Actix Gmbh Method for joint and coordinated load balancing and coverage and capacity optimization in cellular communication networks
CN103685380B (zh) * 2012-09-12 2017-12-08 北京超图软件股份有限公司 地理信息数据的分发服务方法和系统
CN103812584B (zh) * 2012-11-15 2015-11-11 中国移动通信集团河南有限公司 一种共天馈小区的天线类型的选择方法及装置
EP2934037B1 (en) * 2014-04-15 2016-04-13 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Technique for Evaluation of a Parameter Adjustment in a Mobile Communications Network
US9642039B2 (en) * 2014-08-13 2017-05-02 Huawei Technologies Canada Co., Ltd. System and method for wireless load balancing
CN105357681B (zh) * 2015-10-29 2018-09-07 哈尔滨工业大学 基于多目标优化的物联网网关部署方法
WO2017142588A1 (en) * 2016-02-15 2017-08-24 Spidercloud Wireless, Inc. Ue-measurement assisted closed loop learning approach for real-time optimization of system metrics
CN111030770B (zh) * 2019-12-23 2022-02-11 湘潭大学 一种山地区域基站电磁辐射预测方法
CN112203317B (zh) * 2020-10-20 2022-04-08 中国联合网络通信集团有限公司 网络覆盖分析方法及装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4744028A (en) * 1985-04-19 1988-05-10 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Methods and apparatus for efficient resource allocation
SE9402059D0 (sv) * 1994-06-13 1994-06-13 Ellemtel Utvecklings Ab Sätt och anordning vid telekommunikation
US5764740A (en) * 1995-07-14 1998-06-09 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson System and method for optimal logical network capacity dimensioning with broadband traffic
US6058307A (en) * 1995-11-30 2000-05-02 Amsc Subsidiary Corporation Priority and preemption service system for satellite related communication using central controller
US5884147A (en) * 1996-01-03 1999-03-16 Metawave Communications Corporation Method and apparatus for improved control over cellular systems
US5884174A (en) * 1996-06-07 1999-03-16 Lucent Technologies Inc. Call admission control for wireless networks
US5831998A (en) * 1996-12-13 1998-11-03 Northern Telecom Limited Method of testcase optimization
EP0960158A1 (en) 1997-02-07 1999-12-01 Eastman Chemical Company Method for preventing photodegradation of polymers containing naphthalenedicarboxylic acid residues
US6011780A (en) * 1997-05-23 2000-01-04 Stevens Institute Of Technology Transparant non-disruptable ATM network
US6331986B1 (en) * 1998-04-24 2001-12-18 Lucent Technologies Inc. Method for resource allocation and routing in multi-service virtual private networks
US7025209B2 (en) * 1998-05-29 2006-04-11 Palmsource, Inc. Method and apparatus for wireless internet access
US20020064142A1 (en) * 1998-10-13 2002-05-30 Franklin P. Antonio Base station architecture
US6487404B1 (en) * 1999-12-30 2002-11-26 Ericsson Inc. Automated radio network trend detection

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007066727A1 (ja) * 2005-12-09 2007-06-14 Nec Corporation 位置決定方法、位置決定装置およびプログラム
US8265635B2 (en) 2005-12-09 2012-09-11 Nec Corporation Method for determining positioning accuracy based on origination and receiving terminals and positioning device and program therefor
CN101207887B (zh) * 2007-12-17 2013-01-02 浪潮通信信息系统有限公司 基于公共模型的多厂商参数匹配方法
CN101651956B (zh) * 2009-09-07 2015-04-01 中兴通讯股份有限公司 一种无线资源参数调整装置、系统及方法
JP2013034190A (ja) * 2011-06-29 2013-02-14 Fujitsu Ltd セルラワイヤレスネットワークのネットワークパラメータの再選択方法、装置、及びプログラム
CN102685760A (zh) * 2012-04-28 2012-09-19 黄林果 一种基于低设计代价的无线网络可靠性提高方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6611500B1 (en) 2003-08-26
DE60036263T2 (de) 2008-05-29
DE60036263D1 (de) 2007-10-18
KR20010051456A (ko) 2001-06-25
CA2324189A1 (en) 2001-05-04
CN1295417A (zh) 2001-05-16
EP1098546A2 (en) 2001-05-09
EP1098546B1 (en) 2007-09-05
EP1098546A3 (en) 2001-10-31
BR0006771A (pt) 2001-08-14
AU6958600A (en) 2001-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001204082A (ja) 無線ネットワーク最適化方法及び装置
JP2001204069A (ja) 無線ネットワーク最適化方法及び無線ネットワーク最適化装置
US7142523B1 (en) Methods and apparatus for design, adjustment or operation of wireless networks using pre-frequency-assignment optimization
JP3888954B2 (ja) Cdma無線ネットワークの計画・評価方法およびシステム
Akl et al. Multicell CDMA network design
EP2752043B1 (en) Method for controlling interference from white space units
US6836467B2 (en) Method for modeling radioports in a wireless communication network design
Staehle et al. Approximating the othercell interference distribution in inhomogeneous UMTS networks
US6925066B1 (en) Methods and apparatus for design, adjustment or operation of wireless networks using multi-stage optimization
Kelif et al. Spatial outage probability for cellular networks
Jaffres-Runser et al. Mono-and multiobjective formulations for the indoor wireless LAN planning problem
Amine et al. Base station placement optimisation using genetic algorithms approach
Akl et al. Impact of interference model on capacity in CDMA cellular networks
Sharma et al. Situation-aware wireless networks
Vassaki et al. Market-based bandwidth allocation for broadband satellite communication networks
KR102598631B1 (ko) 시공간 및 주파수 영역에서 간섭분석 기반의 무선 자원 재구성 시스템 및 무선 자원 재구성 방법
Staehle et al. An Approximation of Othercell Interference Distributions for UMTS Systems Using Fixed Point Equations
Kelif et al. Effect of shadowing on outage probability in fluid cellular radio networks
US7962178B2 (en) Method and system for configuring a communication network, related network and computer program product
Kelif et al. Fluid model of the outage probability in sectored wireless networks
Šekuljica et al. Mobile networks optimization using open-source GRASS-RaPlaT tool and evolutionary algorithm
Heideck et al. Heuristics for the reduction of complexity in umts radio network quality assessment
D’andreagiovanni et al. A MILP formulation for WiMAX network planning
Kelif et al. Spatial outage probability formula for CDMA networks
Eisenblätter et al. Contract Number: IST-2000-28088 Project Title: Models and Simulations for Network Planning and Control of UMTS Project Acronym: MOMENTUM