JP2001204067A - 半二重通信および統計的多重化に適したハーフ・レート・チャネルをインターリーブする方法 - Google Patents

半二重通信および統計的多重化に適したハーフ・レート・チャネルをインターリーブする方法

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JP2001204067A
JP2001204067A JP2000373658A JP2000373658A JP2001204067A JP 2001204067 A JP2001204067 A JP 2001204067A JP 2000373658 A JP2000373658 A JP 2000373658A JP 2000373658 A JP2000373658 A JP 2000373658A JP 2001204067 A JP2001204067 A JP 2001204067A
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Krishna Balachandran
バラチャンドラン クリシュナ
Richard Paul Ejzak
ポール エイザック リチャード
Sanjiv Nanda
ナンダ サンジヴ
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2643Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using time-division multiple access [TDMA]
    • H04B7/2659Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using time-division multiple access [TDMA] for data rate control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線データ遠隔通信システム上でリアルタイ
ム・サービスおよび非リアルタイム・サービスの両方の
効率的かつ柔軟な多重化を可能にすること。 【解決手段】 時間が複数のフレームに分割されてお
り、各フレームがN個のデータ・バーストに分割されて
いる、無線時分割多重通信を使用して通信するシステム
および方法を提供する。該システムは、1フレームつい
て1回N個のバースト毎に定期的に発生する一連のバー
ストとして、チャネルを定める第1のマルチプレクサ
と、該チャネルのM番目のバースト毎にサブチャネルを
定める第2のマルチプレクサと、第1の局から第2の局
に前記チャネルと前記サブチャネルとを送信する送信機
とを含んでいる。理想的周波数ホッピングが使用されて
いるときには、既知の0123/4567方法と同じに
良好である、該システムによって使用される新たなイン
ターリービング0246/1357方法を使用し、02
46/1357は、非理想的周波数ホッピングまたは無
周波数ホッピングが使用されているときにはより良好な
パフォーマンスを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、2000年12月1
0日に出願された、暫定出願第60/170,098号
の優先権を主張している。
【0002】本願は、同時係属中の出願Balachandran 1
3-18-18-40-1に関連しており、この同時係属出願は参照
することにより本明細書で援用される。
【0003】本発明は一般的に無線通信ネットワークに
関し、特に、無線ネットワークおよび/またはセルラ・
ネットワーク上で音声通信を効率的に提供する方法に関
する。
【0004】
【従来の技術】インターネットの人気が広範囲にわたっ
て高まっていることにより、無線通信システムの開発業
者は、そのシステムのデータ通信能力を継続的に改良す
る意欲を助長されている。このニーズに呼応して、様々
な標準化団体が構成されて、より高いデータ・レートを
支援する新たな第3世代(3G)の基準を継続的に構築
している。たとえば、欧州電気通信基準化協会(Europe
an TelecommunicationsStandards Institute)(ETS
I)、無線産業放送協会(Association of Radio Indus
tries and Broadcasting)(ARIB)および米国電気
通信工業会(TIA)は、より速くより効率的な無線通
信を支援するための基準を継続的に開発している。
【0005】同様に、エア・インターフェイス上で、よ
り早く、より強固でより効率的なデータ通信を提供する
新たな無線送信プロトコルを開発して実施していること
が多い。たとえば、GSMは進化を続けている。また別
の例では、一般パケット無線サービス(general packet
radio service)(GPRS)が、よく知られた時分割
多重アクセス(TDMA)システムに関するパケット交
換の改良版として開発されている。更に当該技術分野に
おける進歩の中で、エンハンストGPRS(EGPR
S)も開発されている。
【0006】現在、GSM、GPRSおよびEGPRS
の物理層は、次の特徴を有する。すなわち、45MHz
の間隔を開けてダウンリンクにとアップリンクにそれぞ
れ1つずつ割り当てられた、200kHz帯域幅のGS
Mスペクトラムの2つのセグメントからなるキャリア
と、時間が52個のフレームからなるマルチフレームを
備えたフレームに分割され、240msecにわたるこ
とと、各フレームは8個のタイム・スロットからなるこ
とと、1つのキャリア上の1つのスロットはGSMチャ
ネルと呼ばれていることと、周波数(f)でのダウンリ
ンク・キャリア上のスロット(jと付番、j=
0、...7)と対応するアップリンク・キャリア(f
+45MHz)上のアップリンク・スロット(jと付
番)との間には一対一の対応関係があることと、スロッ
トにおける送信はバーストと呼ばれていることと、ブロ
ックは同じスロットの4個のバーストの予め定められた
組からなることである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】EGPRSフェーズI
Iにおいてリアル・タイムなサービスを提供するため
に、無線アクセス・ベアラが現在設計されているところ
である。しかし、最近のアプローチは、アップリンク上
の既存のバースト・ベースのランダム・アクセス・チャ
ネルと、ダウンリンク上のブロック・ベースの割り当て
チャネルとを使用することに依拠している。各ブロック
は4回のバースト(20msec)でインターリーブさ
れて送信される。しかし、20msecの粒度に基づく
システムは、少なくとも60msecの遅延バジェット
を必要とすることを、調査は示している。また、単一の
20msecメッセージ内における多数の移動局への割
り当ての送信は、低パッキングのために不十分であるこ
とが多く、スマート・アンテナや電力制御などの干渉削
減技術と互換性がないことも、調査は示している。その
結果、最近のアプローチによるブロック・ベースの割り
当てチャネルは、リアル・タイム転送(たとえば、音声
トーク・スパート)の統計的多重化に関する過度な制御
オーバーヘッドと過度な遅延につながり得る。より良好
なアクセスならびに割り当てシステムおよび方法を提供
することが望ましい。
【0008】無線データ遠隔通信システムまたはセルラ
・データ遠隔通信システム(たとえば、GPRSまたは
EGPRS)の高容量を効率的に利用するためには、音
声およびデータ多重化能力および音声ユーザの統計的多
重化を提供することも望ましい。現在これらのセルラ・
データ遠隔通信システムは、主として非リアルタイム
(遅延非感応性)データ・サービスを提供するように設
計されている。対話リアルタイム対話型通信および他の
リアルタイム対話型通信は遅延感応性であり、臨界遅延
要件を満たす高速制御チャネルを提供するために、新た
な制御機構の設計を必要とする。したがって、非リアル
タイム・サービスおよび対話のようなリアルタイム・サ
ービスの両方を多重化するのに無線データ遠隔通信シス
テムを適したものにする、かかる制御能力を提供するよ
うに、該無線データ遠隔通信システムを再設計する必要
性がある。
【0009】現在、GSMの下では、いくつかのチャネ
ルに割り当てられた移動ユーザは、あるマルチフレーム
において偶数バーストを受け取り、次のマルチフレーム
において奇数バーストを受け取らなければならない。偶
数バーストと奇数バーストとの間におけるかかる切り換
えは、アップリンク・チャネルとダウンリンク・チャネ
ルの動的な割り当てにそれほど適したものではない。し
たがって、アップリンク・チャネルとダウンリンク・チ
ャネルの動的な割り当てに適した異なったバースト・チ
ャネル構造を提供するように、無線データ遠隔通信シス
テムを再設計する必要性がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この必要性は、無線デー
タ遠隔通信システム上でリアルタイム・サービスおよび
非リアルタイム・サービスの両方の効率的かつ柔軟な多
重化を可能にするシステムおよび方法が説明されてい
る、本発明の方法によって満たされる。
【0011】本発明の一態様に従って簡潔に述べると、
時間が複数のフレームに分割され、各フレームがN個の
データ・バーストに分割される無線時分割多重通信を使
用して通信するためのシステムを提供することにより、
前記の問題に取り組み、当該技術分野における進歩が達
成される。このシステムは、1フレームにつき1回、N
個のバースト毎に定期的に発生する一連のバーストとし
てチャネルを定める第1のマルチプレクサ、および前記
チャネルのM番目のバースト毎にサブチャネルを定める
第2のマルチプレクサ、ならびに第1の局から第2の局
にチャネルおよびサブチャネルを送信する送信機を含
む。
【0012】本発明の特定の態様によれば、時間が複数
のフレームに分割され、各フレームがN個のデータ・バ
ーストに分割される無線時分割多重通信を使用して通信
するためのシステムを提供することにより、前記の問題
に取り組む。このシステムは、1フレームにつき1回、
N個のバースト毎に定期的に発生する一連のバーストと
してチャネルを定める第1のマルチプレクサ、および前
記チャネルのM番目のバースト毎にサブチャネルを定め
る第2のマルチプレクサ、ならびに第1の局から第2の
局にチャネルおよびサブチャネルを送信する送信機を含
む。このシステムは、レート1/Mの多数のサブチャネ
ルを多重化することにより、異なったレートのチャネル
を実現する。
【0013】本発明の更に別の特定の態様によれば、時
間が複数のフレームに分割され、各フレームがN個のデ
ータ・バーストに分割される無線時分割多重通信を使用
して通信するためのシステムを提供することにより、前
記の問題に取り組む。このシステムは、1フレームにつ
き1回N個のバースト毎に定期的に発生する一連のバー
ストとしてチャネルを定める第1のマルチプレクサ、お
よび前記チャネルのM番目のバースト毎にサブチャネル
を定める第2のマルチプレクサ、ならびに第1の局から
第2の局にチャネルおよびサブチャネルを送信する送信
機を含む。このシステムは、レート1/Mの多数のサブ
チャネルを多重化することにより、異なったレートのチ
ャネルを実現する。このシステムはまた、0246/1
357インターリービングを使用したバーストをインタ
ーリーブするインターリーバも含む。
【0014】本発明の更に別の特定の態様によれば、時
間が複数のフレームに分割され、各フレームがN個のデ
ータ・バーストに分割される無線時分割多重通信を使用
して通信するための方法を提供することにより、前記の
問題に取り組む。この方法は、0246/1357シー
ケンスを使用してバーストをインターリーブするステッ
プと、インターリーブされたバーストを第1の局から第
2の局に送信するステップとを含む。
【0015】このシステムは、このように柔軟であるこ
とによって、リアルタイム通信と非リアルタイム通信と
の両方を効率的に動作させるように、それらの間におけ
る統計的変動を利用することができる。
【発明実施の形態】
【0016】図1を参照すると、システム1が示されて
いる。好適な実施形態におけるシステム1は、本明細書
で説明するGSMエンハンスト一般パケット無線サービ
ス無線アクセス・ネットワーク(GERAN)である。
GERAN1は、基地局が通常有しているように、送信
機、受信機およびアンテナ(図示せず)を有する中央局
または基地局12を有する。基地局12はGERAN1
の一部である。GERAN1は、移動局20の発呼者と
通信し、その発呼者との間でメッセージ・トラフィック
を搬送するのに使用され、好適な実施形態においては、
移動局20、30などの全ての種類の移動局の発呼者に
メッセージ・トラフィックを搬送するのに使用される。
基地局12は送信機13および受信機17を有する。送
信機13は、送信用のチャネルおよびサブチャネルを形
成するために会話トラフィックおよび/またはデータ・
トラフィックを多重化するマルチプレクサ14および1
5を有する。受信機17は、他の局から受信した会話お
よび/またはデータを多重解除するために、それに対応
するデマルチプレクサ18および19を有する。現在の
時分割多重化技術を用いると、マルチプレクサ13およ
び14は同じユニットとすることができ、同様にデマル
チプレクサ18および19は同じユニットとすることが
できるであろう。本発明の利点を完全に利用するため
に、移動局20および30は互換性のある多重化機能お
よび多重解除機能を有する。また、本発明はビーム形成
技術および電力制御技術と完全に互換性のある新たなト
ラフィック・チャネルおよび制御チャネルを提供し、全
ての新たなトラフィック・チャネルおよび制御チャネル
についてこれらの技術の使用を可能にする。
【0017】本発明は一方向性のトラフィック・チャネ
ルおよび制御チャネルを有する。統計的多重化の利益
は、以下の原理の適用を通して達成される。全ての新た
な制御チャネルおよびトラフィック・チャネルは、アッ
プリンク方向およびダウンリンク方向において独立の周
波数およびスロットの割り当てを備えた、一方向性であ
る。利用可能なリソースは、必要に応じてトラフィック
・チャネル機能および制御チャネル機能に動的に割り当
てることができる。これによって、利用可能なリソース
の割り当てにおける最大の柔軟性が可能になる。
【0018】以前から知られているGSM、GPRSお
よびEGPRSフェーズ1においては、マルチプレクサ
は、ダウンリンク用に周波数fMHzの200kHzキ
ャリア上の一時スロットと、アップリンク上での周波数
(f+45)MHzの200kHzキャリア上の対応す
るスロットとからなるようにチャネルを定めていた。ア
ップリンク・チャネルとダウンリンク・チャネルとの間
のこの以前からある関係を打破することで、特に、アッ
プリンクとダウンリンクのリソース需要は独立して発生
するので、会話の統計的多重化が可能になる。アップリ
ンクとダウンリンクとの間の以前からある関係を打破す
ることで、新たなデータまたは会話が送信に利用可能に
なったときに、割り当てに利用できるリソースのプール
が最大化される。
【0019】あらゆるGERAN方法およびシステムに
ついての主たる重要な点は、半二重移動体に費用的な利
点があるとして、これらの半二重移動体に与える影響で
あるに違いない。(TDMAシステムにおける半二重移
動体は異なったタイム・スロットで送受信するので、送
受信切換機を必要としない。)以前のGSM、GPRS
およびEGPRSフェーズ1においては、アップリンク
およびダウンリンク上の対応するタイム・スロットは、
半二重動作と互換性を有するような方法で選択されてい
た。統計的多重化を用いると、アップリンクおよびダウ
ンリンクのタイム・スロットの両方が動的に割り当てら
れたときに、半二重移動体を用いた動作の最大の柔軟性
のためにこのシステムを特に設計できる。新たな制御チ
ャネルおよびトラフィック・チャネルは、これらの移動
体への割り当てに利用可能なトラフィック・チャネル・
リソースおよび制御チャネル・リソースのプールを最大
にする方法で半二重移動体を支援するように設計され
る。
【0020】次に重要な点は、半二重動作および統計的
多重化に適したハーフ・レート・チャネルのインターリ
ービングの方法である。本発明によれば、ハーフ・レー
ト・チャネル用の代替的(0246/1357)バース
ト・インターリービングは、次の利点を提供することが
分かった。それは、移動局クラスによって課される半二
重の制約の下での統計的多重化用のリソースのプールが
より大きいこと、トーク・スパートの開始に対する遅延
がより少ないこと、および周波数ホッピングがないとき
または周波数ホッピングが非理想的であるときにリンク
・レベル・パフォーマンスがより優れていること、であ
る。
【0021】音声およびデータを多重化して送信する能
力、ならびに会話に関するプレイ・アウト遅延は、既知
の(0123/4567)インターリービング方法およ
び本発明の(0246/1357)インターリービング
方法の両方について同等であることが分かった。
【0022】半二重動作に適したハーフ・レート・チャ
ネルのインターリービングの、GERAN(GSM E
DGE(エンハンスト一般パケット無線サービス)無線
アクセス・ネットワーク)への適用GERAN文書2E
99−584の該当部分の記載は次のとおりである。
【0023】GERANの説明は、パケット切換ネット
ワーク上での配信用にGERANエア・インターフェイ
スでの全てのベアラ・クラスの統計的多重化を導入する
ために必要な、核となる新たなアイディアを記載してい
る。この説明は、全体的なUMTSサービス要件の支援
のみに焦点を当てており、ネットワーク・アーキテクチ
ャの問題または回路切換サービスに取り組んではいな
い。
【0024】GERANに関する新たな中心的サービス
要件(EGPRSフェーズ1と対比して)は、パケット
切換バックボーン・ネットワークを使用した会話サービ
スの支援である。この文書の焦点は、会話、リアルタイ
ム・データ、非リアルタイム・データの統計的多重化を
支援するための新たなトラフィック・チャネルおよび制
御チャネル、ならびにそれに対応する、QoSを保証す
るために必要とされる新たなMAC手順の定義である。
本明細書中で使用している頭辞語のリスト AMR 適応マルチレート ARI アクセス・リクエスト識別子 BCCH ブロードキャスト制御チャネル BEP ビット誤り確率 BFACCH バースト・ベース FACCH CCCH 共通制御チャネル CID キャリア識別子 CTS キャリア・タイム・スロット DBMCH ダウンリンク・ブロック・メッセージ・チャネル DFACCH ディム・アンド・バースト FACCH DMT ダウンリンク(バースト)メッセージ・タイプ DPRCH ダウンリンク定期予約チャネル DTCH/FS フル・レート会話用ダウンリンク・トラフィック・チャネル DTCH/HS ハーフ・レート会話用ダウンリンク・トラフィック・チャネ ル DTCH/FD フル・レート・データ用ダウンリンク・トラフィック・チャ ネル DTCH/HD ハーフ・レート・データ用ダウンリンク・トラフィック・チ ャネル EDT ダウンリンク・トラフィック終了 EEP 均等誤り保護 EGPRS エンハンスト一般パケット無線サービス EUT アップリンク・トラフィック終了 FACCH 高速付随制御チャネル FACKCH 高速受信確認チャネル FASSCH 高速割り当てチャネル FFS 今後の研究事項 FR フル・レート FRACH 高速ランダム・アクセス・チャネル GERAN GSM/EDGE無線アクセス・ネットワーク HR ハーフ・レート IP インターネット・プロトコル L1 層1(物理層) MAC 中速アクセス制御 MCS 変調および符号化スキーム MR 計測報告 MS 移動局 MSACCH 修正低速付随制御チャネル NRT 非リアルタイム OFF フレーム内オフセット PBCCH パケット・ブロードキャスト制御チャネル PCCCH パケット共通制御チャネル PDCP パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル PH フェーズ QoS サービス品質 RAB 無線アクセス・ベアラ RAN 無線アクセス・ネットワーク RDC 再割り当てダウンリンク制御 RDT 再割り当てダウンリンク・トラフィック RLC 無線リンク制御 RR 無線リソース管理 RRBP 相対的予約バースト期間 RT リアルタイム RTP リアルタイム・プロトコル RUC 再割り当てアップリンク制御 RUT 再割り当てアップリンク・トラフィック SACCH 低速付随制御チャネル SD 開始遅延 SDT ダウンリンク・トラフィック開始 SID 無音記述子 SUT アップリンク・トラフィック開始 TBF 一時的ブロック・フロー TBFI 一時的ブロック・フロー識別子 TCP 伝送制御プロトコル TFI 一時的フロー識別子 TS タイム・スロット UDP ユーザ・データグラム・プロトコル UEP 不均等誤り保護 UBMCH アップリンク・ブロック・メッセージ・チャネル UPRCH アップリンク定期予約チャネル UMT アップリンク(バースト)メッセージ・タイプ UMTS 汎用移動遠隔通信システム USF アップリンク状態フラグ UTCH/FS フル・レート会話用アップリンク・トラフィック・チャネル UTCH/HS ハーフ・レート会話用アップリンク・トラフィック・チャネ ル UTCH/FD フル・レート・データ用アップリンク・トラフィック・チャ ネル UTCH/HD ハーフ・レート・データ用アップリンク・トラフィック・チ ャネル UTRAN UMTS地球無線アクセス・ネットワーク VAD 音声活動検出
【0025】サービス要件 GERANのサービス要件はUMTSのサービス要件に
基づいており、それにGSM/AMRに基づいた最適化
された会話サービスを付加している。これらの要件は、
無線ベアラ・クラスならびに、並行ベアラ・フロー、ハ
ンドオーバ、およびUMTSコア・ネットワークとの整
列の必要性を説明している。各ベアラ・クラスに関する
特定の誤り、スループット、および遅延の要件はFFS
であるが、能力の範囲は現在のUMTS要件から明らか
である。
【0026】UMTSとの整列した無線ベアラ・クラス
の支援 会話、ストリーミング、対話およびバックグラウンドの
サービス用のUMTS無線ベアラ・クラスは、広範囲な
誤り、スループットおよび遅延の要件を備えたリアルタ
イム・サービスおよび非リアルタイム・サービスの範囲
を包含する。これらのサービスに関するGERAN要件
は、GERANの独特な特徴を取り込むために、必要に
応じて調節してUMTSと整列される。
【0027】音声サービスの要件はGSM/AMRの音
声サービスの要件に基づいている。GERAN無線ベア
ラ・クラスは、音声サービスに対して特に最適化される
であろう。
【0028】異なったQoSでの並行ベアラ・フローの
支援 GERANは、異なったQoS要件で、3つまでの並行
二方向性ベアラ・フローを支援するものとする。この能
力は、同時的な音声およびデータ・サービスならびにマ
ルチメディア・サービスの支援を可能にする。
【0029】RTサービスに関するハンドオーバ要件 音声およびリアルタイム・データ・サービスは、既存の
EGPRS再選択手順によって支援されていないQoS
の特徴を有する。GERANは、音声およびリアルタイ
ム・データ・サービスに関するネットワーク支援ハンド
オーバ手順の間に、妥当な(TBD)QoSの維持を支
援する手順を含むものとする。これらのハンドオーバ手
順の詳細は、この文書の範囲外である。
【0030】UMTSコア・ネットワークとの整列 GERANはコア・ネットワーク・インターフェイスに
対して、GERANの独特な特徴に適合させるのに必要
な変更のみを加えて、UMTSについて確立された要件
を確認する。特に、このことは、GERANがIu−p
sインターフェイスをUMTSコア・ネットワークに提
供することを要求する。
【0031】対象とする構成 ブロッキング限定配置 このコンセプトの提案は、ブロッキング限定配置につい
て最適化されたものであり、そのブロッキング限定配置
において最大の容量は、利用可能なトラフィック搬送チ
ャネルを最大限に利用することにより達成される。ブロ
ッキング限定配置においては、音声およびリアルタイム
・データ・サービスの配信用の従来の回路チャネルは、
通常のフロー中の「デッド・タイム」の期間が長いため
に非効率的である。音声活動率が約40%の音声サービ
スについては、トラフィック・チャネル・リソースの統
計的多重化で、全体的容量を増加させるかなり大きな潜
在性がある。
【0032】干渉限定配置 干渉限定システムは、妥当な総体的パフォーマンスを達
成するために、そのチャネル容量のある部分で動作しな
ければならないので、通常は、統計的多重化はほとんど
または全く容量の利益を提供しない。しかし、干渉限定
配置(たとえば、1/3再使用)は、ビーム形成および
電力制御のような技術で、ブロッキング限定になる。最
新の干渉管理技術の適用を利用する配置構成用にGER
ANを最適化することが更に適切であり、これらの技術
はこれらの配置構成を更にブロッキング限定にする。こ
のアプローチは、最大容量の利益を全ての構成において
利用可能であることを確実にする。
【0033】スペクトラムが利用可能であるときに好適
なより積極的でない再使用(たとえば、4/12) ブロッキング限定配置は一般的であり、予測可能な将来
について一般的であろう。ブロッキング限定配置は、ス
ペクトラムの利用可能性によって限定されない範囲にお
いて好適である。また、サービスの均一な質が要件であ
る範囲においても好適であるが、これは、干渉限定状態
において動作しているときに、通達範囲の「穴」がより
一般的になるからである。
【0034】全ての新たなトラフィック・チャネルおよ
び制御チャネル 本発明は、ビーム形成技術および電力制御技術と完全に
互換性のある、新たなトラフィック・チャネルおよび制
御チャネルを導入し、全ての新たなトラフィック・チャ
ネルおよび制御チャネルについてそれらの使用を可能に
する。これは、これらのチャネル上の全ての通信を2点
間で行われるように設定することによって達成される。
何れのダウンリンク送信においても、マルチキャストま
たはブロードキャストの制御メッセージあるいは制御フ
ィールドはない。
【0035】多重化の原理 統計的多重化の利益は、以下の原理の適用を通じて達成
される。
【0036】一方向性トラフィック・チャネルおよび制
御チャネル 全ての新たな制御チャネルおよびトラフィック・チャネ
ルは一方向性であり、独立の周波数ならびにアップリン
ク方向およびダウンリンク方向におけるスロット割り当
てを有している。利用可能なリソースは、必要に応じ
て、トラフィック・チャネル機能および制御チャネル機
能に動的に割り当てることができる。これは、利用可能
なリソースの割り当てにおいて最大の柔軟性を可能にす
る。特に、アップリンク・リソースの需要とダウンリン
ク・リソースの需要は独立して発生するので、会話の統
計的多重化のためには、アップリンク・チャネルとダウ
ンリンク・チャネルとの間の以前からある関係を打破す
ることが必要である。アップリンクとダウンリンクとの
間の関係を打破することは、新たなデータまたは会話が
送信に利用可能になると、割り当てに利用可能なリソー
ス・プールを最大化する。
【0037】あらゆる新たなGERANのコンセプトに
ついて主たる重要な点は、半二重移動体に費用的な利点
があるとして、これらの半二重移動体に与える影響であ
るに違いない。新たな制御チャネルおよびトラフィック
・チャネルは、特に、これらの移動体への割り当てに利
用可能なトラフィック・チャネル・リソースおよび制御
チャネル・リソースのプールを最大にする方法で半二重
移動体を支援するように設計される。
【0038】異なったタイム・スロットでのEGPRS
フェーズ1およびフェーズ2トラフィックアップリンク
・チャネルとダウンリンク・チャネルを独立して配置す
る必要性のために、同じタイム・スロットでEGPRS
フェーズ1およびフェーズ2(GERAN)トラフィッ
クを多重化することは可能ではない。このトラフィック
は、何れの一時点においても、個別の時間に分割されな
ければならない。
【0039】異なったQoSクラスを多重化することこ
の提案は、全てのQoSクラスの同じチャネルへの多重
化を支援する。同じアップリンク・リソース・プールお
よびダウンリンク・リソース・プールは、それらのQo
Sクラスにかかわらず、全てのフローの間で共有され、
統計的多重化の利点を最大化する。
【0040】TBF確立の動作 GPRS/EGPRSの一時的ブロック・フロー(TB
F)のコンセプトは、GERANにおいて、方向、Qo
Sおよびプロトコルの属性を備えた独自のプロフィール
を有するように強化される。
【0041】TBFプロフィールの折衝 移動体とネットワークとの間のあらゆるTBFの確立前
に、それは現在のセルにおけるCCCHまたはPCCC
Hに保留接続して、EGPRSにおいて現在定められて
いる手順によって管理される。最初のTBFが確立され
ると、その属性は以下のとおり定められる。
【0042】TBFは一方向性(アップリンクまたはダ
ウンリンク)または二方向性の何れかである。音声TB
Fは通常、二方向性であろう。データTBFは一方向性
または二方向性の何れかにすることができるであろう。
上部層受信確認などのあらゆる重要な交換を必要とする
データ・トラフィックは、二方向性にすることができ、
したがって、定期トラフィックに関する反復TBF確立
のオーバーヘッドを節約する。TBFは、所望のサービ
ス品質およびベアラ・クラスと一致したQoS属性を割
り当てられる。割り当てQoS属性を与えられると、T
BFは2つのセルの間で切り換えながら、サービス破断
を最小にするために、ネットワーク指向ハンドオーバー
手順として選択されることが適切になる場合もある。
【0043】TBFはプロトコル属性を割り当てられ
る。たとえば、音声サービスについては、TBFは音声
用に最適化された物理層チャネル符号化を使用し、他の
プロトコル層と関連づけられたヘッダを抹消する。デー
タ・サービスは通常、より複雑なプロトコル機能を制御
するために、データ用に最適化された物理層チャネル符
号化と、全てのプロトコル層用のヘッダの存在を必要と
するであろう。
【0044】確立されたTBF用のMAC手順 最初のTBFが一旦確立されると、移動体は、送信する
データの有無にかかわらず、移動体に関する全てのTB
Fが解除されるまで、新たなRTトラフィック・チャネ
ルおよび制御チャネルに留まる。各TBFは、活動にか
かわらず、タイム・アウトするかネットワークによって
明確に解除されるまで有効なままである。
【0045】高速リソース割り当て用チャネル ダウンリンク方向にデータ転送がない(TBFにダウン
リンク・トラフィック・チャネルが割り当てられていな
い)ときには、移動体は高速リソース割り当て指示があ
るかどうか、共通ダウンリンク制御チャネルを監視しな
ければならない。これらの割り当て指示は、合意したQ
oS属性でデータ転送を支援するのに必要とされるよう
に、トラフィック・チャネル・リソースをTBFに割り
当てる。
【0046】TBFが有効なダウンリンク・トラフィッ
ク・チャネル割り当てを有しているときには、通常は、
代替的割り当て指示を有する高速付随制御チャネル・メ
ッセージがあるかどうか、同じ物理チャネルを監視す
る。適切なマルチ・スロット能力を備えた移動体に代わ
るものとして、移動体は、ユーザ・データ用のダウンリ
ンク・トラフィック・チャネルおよび高速割り当て指示
用の共通ダウンリンク制御チャネルの両方を監視するよ
うに求められてもよい。
【0047】移動体がダウンリンク方向において有効な
2つ以上のTBFを有しているときには、高速割り当て
指示のために、共通ダウンリンク制御チャネルおよび/
またはダウンリンク・トラフィック・チャネルの1つ
(または複数)の何れかを監視することが求められても
よい。
【0048】トラフィック・チャネル割り当て TBFがデータ転送用のダウンリンク・トラフィック・
チャネルを要求したときには、ネットワークは、データ
転送用のダウンリンク・トラフィック・チャネルを割り
振るために、移動体に高速割り当て指示を送信する。
【0049】TBFがデータ転送用のアップリンク・ト
ラフィック・チャネルを要求したときには、移動体は、
アップリンク高速アクセス制御チャネル上で高速アクセ
ス要求を送信する。ネットワークは、必要なアップリン
ク・リソースを割り振る高速割り当て指示で応答する。
【0050】全ての場合において、QoSおよびプロト
コルの属性はTBFの確立中に折衝されているので、リ
ソース要求または割り当てのパラメータに関して曖昧な
点はない。これらの属性は、TBFの間に、あるリソー
ス要求または割り当てから次のリソース要求または割り
当てまで変化しない。
【0051】タイミング整列および電力制御 少なくともTBFを確立されている限り、移動体はタイ
ミング整列に留まり、電力制御下に留まる。これは、短
縮されたバーストは誤整列を許容するには必要ないの
で、全てのアクセス・バーストが正常な長さになること
を可能にする。これはまた、各トラフィック・チャネル
割り当ての始めにこれらの機能を遂行することの余分な
オーバーヘッドを回避する。
【0052】プロトコルおよびアーキテクチャ パケット・ベアラ上で最適化された会話のユーザ、RT
およびNRTのユーザを支援するために、図2に示した
ように、最適化された会話ベアラおよびデータ・ベアラ
の要件を満たすために、2つの異なったプロトコル・ス
タックを提案する。
【0053】特定のTBFに使用されるプロトコル・ス
タックは、QoS属性と共にTBFセットアップで折衝
される。最適化された会話ベアラについては、トーク・
スパート中に、専用一方向性トラフィック・チャネルが
会話TBFに割り振られる。したがって、RLC/MA
Cヘッダは使用されていない。IP/UDP/RTPヘ
ッダ情報は会話TBFセットアップで交換され、したが
って、RFインターフェイス上の会話フレーム送信から
抹消される。よって、最適化された会話のユーザにはプ
ロトコル・スタックの陰影範囲全体が省略されるが、R
TデータおよびNRTデータのユーザには省略されな
い。RTデータおよびNRTデータのユーザについて
は、EGPRSフェーズ2のプロトコル・スタックが維
持される。RTデータ・ベアラに関する可能な最適化は
FFSである。
【0054】RLC GERANは、RLC手順を新たなRTトラフィック・
チャネルおよび制御チャネルに適合するのに必要とされ
る延長のみを付加して、EGPRSフェーズ1のRLC
を再使用する。
【0055】MAC RT MACはGERANに新たに採用されたものであ
り、この提案の高速アクセスおよび割り当て手順に基づ
く。
【0056】無線インターフェイス局面 GERAN層1はEGPRSフェーズ1の層1の強化バ
ージョンである。以下で説明するように、強化は新たな
種類のトラフィック・チャネルおよび制御チャネルの導
入に関連している。
【0057】トラフィック・チャネル設計 GERANの全てのトラフィック・チャネルは一方向性
チャネルであるものとみなされる。会話トラフィック・
チャネルにはチェーン・インターリービングが行われ、
データ・トラフィック・チャネルにはブロック・インタ
ーリービングが行われる。ハーフ・レートのトラフィッ
ク・チャネルは交番バーストを使用する。これは、半二
重移動体について多重化の大きな利点を有する。NRT
データの場合には、これはRTデータおよび音声との多
重化を容易にする。
【0058】会話、RTおよびNRTのユーザは、同じ
スロットで2つの異なったハーフ・レートのチャネルに
割り当てられることにより、タイム・スロットを共有す
る場合がある。トーク・スパートまたは「データ・スパ
ート」の継続時間中は、ハーフ・レート・チャネルまた
はフル・レート・チャネルが、特定の会話またはデータ
のユーザに割り振られる。受信者がこれらのトラフィッ
ク・チャネルを区別するために、ヘッダまたはスチーリ
ング・ビットは必要ではない。データ・チャネルに関し
ては、EGPRSフェーズ1におけるようにスチーリン
グ・ビットおよびヘッダ・フォーマットが使用されてい
るが、USFはダウンリンク上で抹消されている。
【0059】全てのトラフィック・チャネル割り当て
は、新たな制御チャネル(TCH付随制御チャネルを含
む)上でのメッセージングを通して行われる。
【0060】会話トラフィック・チャネル設計の原理 会話トラフィック・チャネルは、フル・レート・チャネ
ルおよびハーフ・レート・チャネル上でGSM/AMR
モードを支援することに基づく。GSM/AMRモード
用のフル・レート・チャネル符号化は、現在のGSM/
AMRにおけるものと同じである。ハーフ・レートのA
MRモード用のチャネル符号化は、個別の研究の結果に
応じて、8PSK変調またはQPSK変調の何れかに基
づくことになる。
【0061】インターリービング インターリービングは全ての場合において、GSM/A
MRにおけるように、40msecを超えるチェーン・
インターリービングになる。フル・レート・トラフィッ
ク・チャネルについては、インターリービングは40m
secで8回の無線バーストにわたるものであり、20
msecで4回の無線バーストのチェーン・オーバーラ
ップがある。ハーフ・レート・トラフィック・チャネル
については、インターリービングは40msecにわた
って間隔が開いた4回の無線バーストにわたるものであ
り、20msecで2回の無線バーストのチェーン・オ
ーバーラップがある。このハーフ・レート・インターリ
ービング・モードは、40msec間隔で8回のバース
トにわたる2つのハーフ・レート・チャネルのそれぞれ
に関する交番バーストの使用を説明するために、024
6/1357として記載されることがある。2つのハー
フ・レート・チャネルの間で交番する、20msec間
隔での4回の連続的バーストにわたる2つの会話フレー
ムのブロック・インターリービングの代替物は、012
3/4567インターリービングと呼ばれることがあ
る。
【0062】半二重移動体との互換性 半二重移動体は通常、それらが支援できるアップリンク
・チャネルおよびダウンリンク・チャネルの組み合わせ
に関して厳しい制約を有する。統計的多重化は、割り振
りに利用可能なリソースのより大きいプールでより効率
的に働くので、このことは重要な検討事項である。調査
は、何れか1つのタイム・スロットで1つおき以下のバ
ーストを使用するように全てのハーフ・レート・トラフ
ィック・チャネルおよび制御チャネルを定めることによ
り、半二重移動体について最良の統計的多重化効率が達
成されることを示した。ハーフ・レート会話チャネルに
関するこのバースト割り振りを以下で論ずる。
【0063】ヘッダ チャネル全体(フル・レートまたはハーフ・レートの何
れか)は、トーク・スパートの長さにわたってTBFの
専用にされているので、既存のGSM/AMRにあるも
のを超えた追加のヘッダに対する必要性はない。
【0064】半会話ブロック チェーン・インターリービングを用いると、トーク・ス
パートの最初および最後の20msec間隔において送
信された情報の半分が、通常は使用不可能である。AM
Rは、20msec毎に会話フレームのサイズが異な
る、互換性がある多数の動作モードを有しているので、
特定の会話フレームを送信するために、これらの現在使
用されていないビットについて新たなチャネル符号化を
定めることが可能である。たとえば、7.4kbpsモ
ードの動作では、単一の4.75kbpsの会話フレー
ムを符号化するために、未使用のビットの最初のブロッ
クで代替的チャネル符号化を指定することが可能であ
る。この半会話ブロックのパフォーマンスは、残りの会
話フレームのパフォーマンスよりも幾分か悪いが、通常
のトーク・スパートの品質に与える全体的影響は小さ
い。
【0065】半会話ブロックの使用は、トーク・スパー
トの開始に対する遅延を20msec削減する。半会話
ブロックでトーク・スパートを開始することにより、ト
ラフィック・チャネル上の全体的時間も20msec削
減される(チェーン・インターリービング・シーケンス
を起動するのに通常必要とされる最初の20msec間
隔に対応する)。トーク・スパートの了解度には比較的
重要ではないが、トーク・スパートの最後の会話フレー
ムについて半会話ブロックを使用することにより、トラ
フィック・チャネル上の全体的時間は更に20msec
(合計で40msec)削減される。これは、最後の有
効な会話フレームの最後の20msecの部分を送信す
る必要性を抹消することにより達成される。
【0066】制御情報のフレームを送信する余裕を持た
せるために、トーク・スパートの中間で半会話ブロック
を使用することもできるであろう。これは、「ブランク
・アンド・バースト」信号に対して「ディム・アンド・
バースト」信号と呼ばれており、会話フレーム全体を制
御情報のフレームで置き換えるものである。この「ディ
ム・アンド・バースト」のコンセプトは、以下の新たな
付随制御チャネルとして導入される。
【0067】トーク・スパートの最初のバースト GSMにおいては、インターリービングは、20mse
c毎に発生する無線ブロック境界で始まらなければなら
ない。各トーク・スパートはトラフィック・チャネルに
特定的に割り当てられているので、この20msecの
粒度を維持する必要はない。トーク・スパートがあらゆ
るバーストで始まることを許容することは、割り当て粒
度が20msec〜10msec削減されるので、ハー
フ・レート・チャネルについてトーク・スパートの開始
に対する平均遅延を約5msec改善する。割り当て粒
度は20msec〜5msec削減されるので、フル・
レート・チャネルに関する平均的改善は約7.5mse
cである。
【0068】AMR VADおよびハンドオーバー 現在のAMR VADおよびハンドオーバー間隔は、会
話の統計的多重化を備えたシステムにおける最適なパフ
ォーマンスを提供するようには設計されていない。これ
らは両方とも、トーク・スパート発生率を大幅に上昇さ
せる(これは、RT制御チャネルでの負荷の上昇を引き
起こす)ことなく、トーク・スパートの平均的長さを削
減するための今後の研究の候補である。たとえば、ハン
ドオーバー間隔を7フレームから2または3などのより
少ない数に削減することは可能なはずである。これが、
制御チャネルの負荷または会話クリッピングの発生にど
のように影響するかはまだ分かっていない。
【0069】データ・トラフィック・チャネル設計の原
理 データ・トラフィック・チャネルは、EGPRSについ
て定められたMCS1からMCS9のチャネル符号化ス
キームを再使用しながら、会話トラフィック・チャネル
との完全な互換性を有するように設計されている。
【0070】インターリービング フル・レート・データ・チャネルについて、インターリ
ービングはEGPRSにおいて定められた0123/4
567ブロック・インターリービングである。TBFは
明確に再割り当てされるまではチャネルを排他的に使用
するので、EGPRSから逸れる必要性はない。
【0071】ハーフ・レート・データ・チャネルについ
ては、インターリービングは0246/1357ブロッ
ク・インターリービングであり、ここで各データ・ブロ
ックは4回の連続的な奇数または偶数バースト(交番バ
ースト)にわたってインターリーブされる。
【0072】半二重移動体との互換性 ハーフ・レート会話セクションにおけるように、ハーフ
・レート・データ・トラフィック・チャネルは、ハーフ
・レート会話トラフィック・チャネルと同じ統計的多重
化効率の利点を有する。
【0073】ヘッダ チャネル全体(フル・レートまたはハーフ・レートの何
れか)は、データ・スパートの長さにわたってTBFの
専用になっているので、既存のEGPRSにあるものを
超えた追加のヘッダに対する必要性はない。USFは未
使用であり、他の目的のために定義し直すことができる
であろう。TFIは定義されたこのアプローチにおいて
は同様に未使用であるが、セクション0で定義されたよ
うに、ARIおよび/またはTBFIで置き換えられた
場合に、追加データ多重化オプションのための潜在値を
有する。
【0074】トーク・スパートの最初のバースト 上記のように、データ・チャネルはあらゆる割り当てら
れたバーストでデータ・スパートを開始してもよく、ト
ーク・スパートについてと同じ、データ・スパートの開
始に対する遅延における改善を提供する。
【0075】トラフィック・チャネルの定義 以下のトラフィック・チャネルを定義する。
【0076】フル・レート会話用のダウンリンク・トラ
フィック・チャネル(DTCH/FS)。このチャネル
は、8バースト・チェーン・インターリービングを備え
た全タイム・スロットを含む。このチャネルは、GMS
K変調と不均等な誤り保護を使用する。
【0077】ハーフ・レート会話用のダウンリンク・ト
ラフィック・チャネル(DTCH/HS)。このチャネ
ルは、4バースト・チェーン・インターリービングを備
えた交番バースト上のタイム・スロットの1/2からな
る。タイム・スロットのチャネル1は偶数番号のバース
トを含み、チャネル2は奇数番号のバーストを含む。変
調スキームおよび符号化スキームは指定される。
【0078】フル・レート・データ用のダウンリンク・
トラフィック・チャネル(DTCH/FD)。このチャ
ネルは、4バースト・ブロック・インターリービングを
備えたタイム・スロット全体を含む。EGPRSフェー
ズ1変調スキームおよび符号化スキーム(MCS1〜M
CS9)はこれらのブロックに使用される。USFは解
放されている。
【0079】ハーフ・レート・データ用のダウンリンク
・トラフィック・チャネル(DTCH/HD)。このチ
ャネルは、4バースト・ブロック・インターリービング
を備えた交番バースト上のタイム・スロットの1/2か
らなる。タイム・スロットのチャネル1は偶数番号のバ
ーストを含み、チャネル2は奇数番号のバーストを含
む。EGPRSフェーズ1変調スキームおよび符号化ス
キーム(MCS1〜MCS9)は、これらのブロックに
使用される(4回の交番バースト)。USFは解放され
ている。
【0080】フル・レート会話用のアップリンク・トラ
フィック・チャネル(UTCH/FS)。このチャネル
は、8バースト・チェーン・インターリービングを備え
たタイム・スロット全体を含む。このチャネルはGMS
K変調および不均等な誤り保護を使用する。
【0081】ハーフ・レート会話用のアップリンク・ト
ラフィック・チャネル(UTCH/HS)。このチャネ
ルは、4バースト・チェーン・インターリービングを備
えた交番バースト上のタイム・スロットの1/2を含
む。タイム・スロットのチャネル1は偶数番号のバース
トを含み、チャネル2は奇数番号のバーストを含む。変
調スキームおよび符号化スキームは指定される。
【0082】フル・レート・データ用のアップリンク・
トラフィック・チャネル(UTCH/FD)。このチャ
ネルは、4バースト・ブロック・インターリービングを
備えたタイム・スロット全体を含む。EGPRSフェー
ズ1変調スキームおよび符号化スキーム(MCS1〜M
CS9)は、これらのブロックに使用される。
【0083】ハーフ・レート・データ用のアップリンク
・トラフィック・チャネル(UTCH/HD)。このチ
ャネルは、4バースト・ブロック・インターリービング
を備えた交番バースト上のタイム・スロットの1/2を
含む。タイム・スロットのチャネル1は偶数番号のバー
ストを含み、チャネル2は奇数番号のバーストを含む。
EGPRSフェーズ1変調スキームおよび符号化スキー
ム(MCS1〜MCS9)は、これらのブロック(4回
の交番バースト)に使用される。
【0084】ハーフ・レート・トラフィック・チャネル
構造 ハーフ・レート・トラフィック・チャネルは、タイム・
スロットの偶数番号のバースト(チャネル1)または奇
数番号のバースト(チャネル2)の何れかを含む。ハー
フ・レート・トラフィック・チャネルのこの偶数または
奇数バーストの割り振りは、マルチフレームにおいて変
えられない。現在のGSMトラフィック・チャネルにつ
いて、バースト割り振りは、奇数バーストと偶数バース
トとの間のマルチフレーム内で13フレーム毎に交番す
ることは注目に値する。バースト割り振りにおけるこの
変化は、半二重移動体との最大の互換性のために必要で
ある。
【0085】データ・トラフィック・チャネルについて
は、MSACCHはなく、タイム・スロットで割り振ら
れた全てのバーストはトラフィックに利用可能である。
【0086】会話トラフィックおよびデータ・トラフィ
ックの多重化 2つの異なったハーフ・レート・トラフィック・チャネ
ル(会話またはデータ)を、2つの異なったフェーズに
割り当ててもよい。すなわち、タイム・スロットの奇数
番号のバーストまたは偶数番号のバーストである。会話
トラフィック・チャネル(ハーフ・レートまたはフル・
レート)は、トーク・スパートの継続時間にわたって会
話ユーザに割り振られる。単純化された一定の割り振り
手順が、データ・スパートの継続時間にわたってデータ
・トラフィック・チャネル全体(フル・レートまたはハ
ーフ・レートの何れか)をTBFに連続的に割り振る。
【0087】トーク・スパート中にフル・レート会話ユ
ーザとの多重化はなく、データ・スパート中にフル・レ
ート・データ・ユーザとの多重化はない。フル・レート
会話またはデータ・スパートが終了した後に、対応する
タイム・スロットが、フル・レートまたはハーフ・レー
トの音声またはデータTBFへの割り振りに利用可能で
ある。
【0088】リアルタイム制御チャネル設計 新たなRT制御チャネルは、音声データ・サービスおよ
びリアルタイム・データ・サービスの統計的多重化を遂
行するのに必要な高速リソース割り振りを提供する。バ
ースト・ベースの競合アクセス手順は、RT制御チャネ
ルに保留接続されたMSが、アップリンク・トラフィッ
ク・フローが未作動から作動に移行するとき(すなわち
次のトーク・スパートが会話ユーザについて始まると
き)は常に、アップリンク・リソースに信号で知らせる
ことを可能にする。移動体のアクセス要求識別子、AR
Iは、アクセス・バーストにおいて送信されて、ネット
ワークが直ちに接続競合の解決を行うことを可能にす
る。ネットワークは、ダウンリンクにおける単一バース
ト高速割り当てメッセージにもARIを含む。5mse
c粒度での高速再試行は、単一バースト・アクセスおよ
び高速割り当てスキームの強度を高める。高速再割り当
ておよび終了は、リソースを割り振ったり割り振り直
し、RT TBFのQoSを満足する能力をネットワー
クに提供する。
【0089】制御チャネル機能 既存のBCCHまたはPBCCHは、移動体がGERA
Nにアクセスするのに必要なブロードキャスト情報を提
供する。既存のCCCHまたはPCCCHは、最初のT
BFの属性を折衝し、アクセスに必要なパラメータをR
T制御チャネルに伝達する能力を提供する。音声、RT
データまたはNRTデータTBFに一旦入ると、以下の
機能が必要になる(例外が列挙されていない限り)。
【0090】アクセス要求 移動体は、TBFに代わってアップリンク・リソースを
要求する能力を有していなければならない。
【0091】トラフィックおよび制御チャネル割り当て
ネットワークは、移動体に対してトラフィックおよび制
御チャネル割り当て(アップリンクおよびダウンリンク
・リソースの両方について)を行う能力を有していなけ
ればならない。
【0092】エンド・オブTBF制御 移動体は、ネットワークに特定のTBFを終了するよう
に要求する能力を有していなければならない。ネットワ
ークは、移動体に直ちにTBFを終了するように指示す
る能力を有していなければならない。
【0093】ネットワーク指示の受信確認 移動体は、速やかなリソースの割り振りを確実にするの
に必要なあらゆる再試行手順を起動するために、トラフ
ィックおよび制御チャネル割り当ておよびエンド・オブ
TBF指示の受信確認をする能力を有していなければな
らない。
【0094】タイミング進行および電力制御 ネットワークは、タイミング進行および電力制御のあら
ゆる必要な調節を、移動体に信号で知らせることができ
なければならない。
【0095】ハンドオーバー信号 移動体が音声データまたはRTデータについて確立され
たTBFを有している場合には、それはハンドオーバー
手順に選択されるのが適切である。この場合に、移動体
は、隣接するセルの定期的な管理報告をネットワークに
提供するように要求される。ネットワークは、サービス
の中断を最小にするために、ハンドオーバー中およびそ
の後に、移動体をRT制御チャネルの制御下に維持する
ために適切な、必要なハンドオーバー指示を移動体に送
信する。
【0096】追加TBFの折衝 移動体またはネットワークの何れかが、移動体の多重ス
ロット能力に従って、RT制御チャネルの制御下にある
間に追加TBFの折衝を始めることが可能でなければな
らない。特に、RT制御チャネルの制御下にある間に、
制御信号用のデフォールト・データTBFを確立するこ
とが可能でなければならない。
【0097】AMR信号 音声TBF中に、ネットワークが移動体に定期AMRモ
ード命令を送信することが可能でなければならない。ダ
ウンリンク・トーク・スパート外の音声TBF中に、ネ
ットワークが移動体に定期的SID情報を送信すること
が可能でなければならない。音声TBF中に、移動体が
ネットワークに定期的なAMRモード要求を送信するこ
とが可能でなければならない。アップリンク・トーク・
スパート外の音声TBF中に、移動体がネットワークに
定期的SID情報を送信することが可能でなければなら
ない。
【0098】RLC信号 RLC信号は、たとえば、ack/nackメッセージやBEP
計測値を含んでもよい。ダウンリンク方向での通信の過
程におけるデータTBF中に、移動体がネットワークに
定期的RLC制御メッセージを送信することが可能でな
ければならない。アップリンク方向での通信の過程にお
けるデータTBF中に、ネットワークが移動体に定期的
RLC制御メッセージを送信することが可能でなければ
ならない。RLC制御メッセージの送信を要求する方向
に、データ・トラフィック・チャネルがTBFに既に割
り振られている場合には、既存のRLC手順は、RLC
制御メッセージがRLCデータ・フレームと自由に多重
化されることを既に可能にしている。
【0099】制御チャネル設計の原理 統計的多重化を可能にするRT制御チャネルの核となる
機能は、高速アクセス、割り当ておよび受信確認であ
る。以下の原理が、これらの機能の高速パフォーマンス
を確実にする。
【0100】バースト・ベースのチャネル 全ての高速アクセス、割り当ておよび受信確認チャネル
は、単一バーストのメッセージを使用する。これは、5
msec毎の送信機会で、ビーム・ステアリングおよび
電力制御手順との互換性のための高容量、二点間送信、
ならびに良好な一時的粒度を確実にする。
【0101】アクセス要求識別子 各移動体は、RT制御チャネル上でのアクセスおよび割
り当て手順の間に、独特な識別子としてARIを割り当
てられている。ARIをアクセス・バーストに含めるこ
とにより、ネットワークは、GPRSおよびEGPRS
におけるようにトラフィック・チャネル上での競合解決
手順を待つのではなく、直ちに競合解決を行う。ネット
ワークは、ARIを含む単一バーストの割り当てメッセ
ージで直ちに応答してもよい。
【0102】ハーフ・レート・チャネルおよびフル・レ
ート・チャネル高速アクセス・チャネル、割り当て・チ
ャネルおよび受信確認チャネルは、通常、所与のスロッ
トにおける全てのバーストを備えたフル・レート・チャ
ネルを割り振られている。それに代えて、これらのチャ
ネルは、スロットにおける全ての奇数バーストまたは全
ての偶数バーストの何れかを使用して、ハーフ・レート
・チャネルとして割り振られてもよい。特に、高速アク
セス・チャネルは競合アクセスのために完全に割り振ら
れていることに留意されたい。ネットワークは、USF
を単一の競合機会に対してブロードキャストしない。U
SFを監視する必要はないので、これは特定の状況にお
いてアクセスの試みを行うために待機するに当たって、
最大40msecまで節約する。
【0103】高速再試行 全てのフル・レートのアクセス・チャネル、割り当てチ
ャネルおよび受信確認チャネルは5msecの粒度を有
しているので、最大5msecに1回までこれらの手順
の速やかな再試行を可能にする。ハーフ・レート・チャ
ネルは10msecの粒度を有する。これらのチャネル
の誤り率が高くても、アクセス手順および割り当て手順
は速やかに、かつ、効率的に行うことができる。なお、
バースト間のフェーディング相関を削減または抹消する
ために、これらのチャネルでは周波数ホッピングが望ま
しい。
【0104】高速制御チャネル割り当て 高速アクセス・チャネル、割り当てチャネルおよび受信
確認チャネルはTBFの確立時に割り振られて、再割り
当てされない限りはTBFを通して使用され続ける。
【0105】付随制御チャネル定義 移動体が、制御信号が必要とされる方向でトラフィック
・チャネル上で作動している間に、必要な制御チャネル
機能を支援するために、いくつかの新たな付随制御チャ
ネルが定められる。
【0106】高速付随制御チャネル(FACCH) FACCHは、0に定められた各トラフィック・チャネ
ルと関連づけられている。したがって、ダウンリンク・
フル・レート会話チャネルでのFACCHについては、
DTCH/FSと関連づけられたFACCHはFACC
H/DFSと呼ばれる。他のFACCHチャネルはそれ
と一貫した名称を付される。GSM AMRベアラにお
けるように、標準的FACCH符号化が使用される。
【0107】ディム・アンド・バーストFACCH(D
FACCH) DFACCHは、0に定められた各トラフィック・チャ
ネルと関連づけられている。したがって、UTCH/F
Sと関連づけられたDFACCHはDFACCH/UF
Sと呼ばれる。他のDFACCHチャネルはそれと一貫
した名称を付される。DFACCH符号化は、本発明を
超えた今後の研究を待つ。
【0108】バースト・ベースのFACCH(BFAC
CH) BFACCHは、0に定められた各トラフィック・チャ
ネルと関連づけられている。したがって、DTCH/F
Sと関連づけられたBFACCHはBFACCH/DF
Sと呼ばれる。他のBFACCHチャネルはそれと一貫
した名称を付される。バースト・ベースの制御メッセー
ジは、トラフィック・チャネル上にある間に、高速アク
セス、割り当ておよび受信確認のための単一バーストの
会話またはデータと入れ替わってBFACCH上を送信
される。BFACCHは、新たなトレーニング・シーケ
ンスまたはスチーリング・ビットを使用して、会話トラ
フィックまたはデータ・トラフィックから区別される。
BFACCHチャネル符号化は今後の研究を待つ。
【0109】修正低速付随制御チャネル(MSACC
H) MSACCHは、0に定められた各トラフィック・チャ
ネルと関連づけられている。したがって、DTCH/F
Sと関連づけられたMSACCHはMSACCH/DF
Sと呼ばれる。他のMSACCHチャネルはそれと一貫
して名称を付される。MSACCHは、定期的に予約さ
れたバーストのセットであり、GSM会話トラフィック
・チャネルについて定義したSACCHと同じ構造を有
する。ブロック・ベースの信号メッセージ、たとえば、
隣接セル計測報告は、MSACCH上を送信される。
【0110】共通アップリンク制御チャネルの定義 高速ランダム・アクセス・チャネル(FRACH) FRACHは、単一バーストの高速競合アクセス・メッ
セージを送信するように設計されている。FRACH上
のトラフィックは、RACHおよびPRACHから分離
されている。FRACH上でアクセスする移動体は時間
整列されているものと推測されるので、FRACHバー
ストでのガード期間はより短く、メッセージ・サイズは
より大きい。FRACH上の最大メッセージ長はTBD
である。FRACHは全てのバースト(フル・レート)
上の完全なタイム・スロットか、交番バースト(ハーフ
・レート)上の半分のタイム・スロットの何れかを含
む。
【0111】高速受信確認チャネル(FACKCH) FACKCHは、ネットワークからの割り当ておよび終
了指示の受信確認を行うために、単一バーストのメッセ
ージを送信するように設計されている。FACKCH送
信は予約されたバーストにおいて発生する。単一バース
トの受信確認メッセージは、RPBPスキームを使用し
てポーリング・ベースで、FACKCH上で送信され
る。これは、多バースト・ベースの割り当て/受信確認
シーケンスが20msecのブロック期間内で完了され
ることを可能にし、リアルタイムな統計的多重化の速度
と信頼性を改善する。FACKCHは、全バースト(フ
ル・レート)上の完全なタイム・スロット、または交番
バースト(ハーフ・レート)上の半分のタイム・スロッ
トの何れかを含む。
【0112】アップリンク定期予約チャネル(UPRC
H) UPRCHは、定期的に更新する必要がある信号メッセ
ージ、たとえば、SID_更新および隣接セル計測報告
を送信するのに使用される。信号メッセージ(たとえ
ば、持続時間480ms)がMSACCH上で完全に送
信される前に、トラフィック・チャネルが放棄される
(たとえば、トーク・スパートが終了したとき)可能性
がある。UPRCHは、アップリンク・トラフィック・
チャネルが解除されたときの、MSACCH信号連続性
のために設計されている。UPRCHはアップリンク・
トラフィック・チャネルの割り当て時に解除され、アッ
プリンク・トラフィック・チャネルの解除時毎に再割り
当てされる。UPRCHは、全バースト(フル・レー
ト)上の完全なタイム・スロット、または交番バースト
(ハーフ・レート)上の半分のタイム・スロットの何れ
かを含む。ネットワークは、アップリンク・トーク・ス
パートにない各音声TBFについて、フル・レートのU
PRCH上の26バースト毎に1つのバーストを予約す
る。26個の音声TBFは、フル・レートのUPRCH
を同時に共有することができる。
【0113】アップリンク・ブロック・メッセージ・チ
ャネル(UBMCH) UBMCHは、RRBPのようなスキームにおけるポー
リングされた予約バーストを使用して、ブロック(4バ
ースト)メッセージ、たとえばRLC信号用に設計され
ている。
【0114】共通ダウンリング制御チャネルの定義 高速割り当てチャネル(FASSCH) FASSCHは、MSにダウンリンク・トラフィックが
割り振られていないときに、単一バーストの割り当てメ
ッセージおよび終了メッセージを送信するように設計さ
れている。ダウンリンク・トラフィック・チャネル、ダ
ウンリンク制御チャネル、アップリンク・トラフィック
・チャネル、およびアップリンク制御チャネルを割り当
てるために、異なったメッセージが使用される。FAS
SCHは、全バースト(フル・レート)上の完全なタイ
ム・スロット、または交番バースト(ハーフ・レート)
上の半分のタイム・スロットのの何れかを含む。
【0115】ダウンリンク定期予約チャネル(DPRC
H) DPRCHは、定期的に更新する必要がある信号メッセ
ージ、たとえば、SID_更新、時間進行、および電力
制御を送信するのに使用される。信号メッセージ(たと
えば、持続時間480ms)がMSACCH上で完全に
送信される前に、トラフィック・チャネルが放棄される
(たとえば、トーク・スパートが終了したとき)可能性
がある。DPRCHは、ダウンリンク・トラフィック・
チャネルが解除されたときの、MSACCH信号連続性
のために設計されている。DPRCHは、ダウンリンク
・トラフィック・チャネルが割り当てられたときに解除
され、ダウンリンク・トラフィック・チャネルの解除時
毎に再割り当てされる。DPRCHは、全バースト(フ
ル・レート)上の完全なタイム・スロット、または交番
バースト(ハーフ・レート)上の半分のタイム・スロッ
トのの何れかを含む。ネットワークは、ダウンリンク・
トーク・スパートにない各音声TBFについて、フル・
レートのDPRCH上の26バースト毎に1つのバース
トを予約する。26個の音声TBFは、フル・レートの
DPRCHを同時に共有することができる。
【0116】ダウンリンク・ブロック・メッセージ・チ
ャネル(DBMCH) DBMCHは、ブロック(4バースト)メッセージ、た
とえば、RLC信号、ハンドオーバー指示などのために
設計されている。
【0117】共通制御チャネルの多重化 FRACH、FACKCH、UPRCH、FASSCH
およびDPRCHは、フル・レート制御チャネルまたは
ハーフ・レート制御チャネルの何れであってもよい。フ
ル・レート制御チャネルは、各マルチフレームにおいて
全てのバーストを使用する。ハーフ・レート制御チャネ
ルは、各マルチフレームにおいて、あらゆる奇数バース
トまたはあらゆる偶数バーストの何れかを使用する。こ
れらのチャネルは、同じフル・レート・チャネルまたは
ハーフ・レート・チャネル上では多重化されない。2つ
の異なったハーフ・レート制御チャネルまたはトラフィ
ック・チャネルは、スロットの2つの異なったフェーズ
(全て奇数または全て偶数)に割り当ててもよい。ハー
フ・レートの制御チャネルに関するバースト割り振り
は、ハーフ・レート・トラフィック・チャネルに関する
バースト割り振りと互換性があり同一であることに留意
されたい。他の共通制御チャネルとのDBMCHおよび
UBMCHの多重化はFFSである。
【0118】リアルタイムTBF動作の概要 TBF(GPRSフェーズ1)の定義は、RTサービス
を支援するように強化される。各RT TBFは、二方
向性(たとえば、会話)または一方向性(たとえば、最
良努力データ)の何れであってもよい。RT TBFの
当初の確立は、PCCCHまたはCCCHで行われる。
各RT TBFは、関連づけられたTBFプロフィール
を有する。TBFセットアップ中のRT TBFプロフ
ィールの折衝は、QoS要件と、RABによって支援さ
れたプロトコル・スタックとを含む。最初のTBFセッ
トアップ中に交換される追加情報は、以下のものを含
む。一時的MSアクセス要求識別子、ARIは、ネット
ワークによって割り振られ、MSに送信される。キャリ
ア情報(周波数ホッピング・シーケンスを含む)は、P
BCCH/BCCH上でのブロードキャスト・メッセー
ジ、または明確な信号の何れかによって、MSに伝達さ
れる。詳細はFFSである。TBF識別子(TBFI)
は、TBFに要求される都度、MSに割り当てられる。
TBF未作動タイマは、RTデータTBFおよびNRT
データTBFについて折衝される。これは、RT会話T
BFについて任意選択である(FFS)。
【0119】RT TBFが一旦確立されると、RT制
御チャネルのセット、すなわち、アップリンク信号用の
FRACH、FACKCH、UBMCHおよびUPRC
H、ならびにダウンリンク信号および制御用のFASS
CH、DBMCHおよびDPRCHに割り当てられる。
UPRCH(またはDPRCH)は、UTCH(または
DTCH)が解除される都度、再割り当てされてもよ
い。残りの制御チャネル、すなわち、アップリンク用の
FRACH、FACKCHおよびUBMCH、ならびに
ダウンリンク用のFASSCHおよびDBMCHは、T
BFの継続時間にわたって再割り当てする必要はない。
【0120】RT TBFと関連づけられたアップリン
ク・トラフィックおよび/またはダウンリンク・トラフ
ィックは、高速アクセス手順および高速割り当て手順を
使用して独立して作動される。追加RT TBFおよび
NRT TBFは、RT制御チャネルで折衝し確立する
ことができる。
【0121】確立された二方向性TBFは、TBF未作
動、DL作動、UL作動、ならびにDLおよびUL作動
の4つの状態を有する。単一の二方向性RT TBFの
状態移行図は、図6に示されている。一方向性RT T
BFおよびNRT TBF(EGPRSフェーズ1にお
いて定義されている)に関する状態移行は、状態のサブ
セットであり、二方向性RT TBFと関連づけられた
許容可能な移行である。
【0122】RT TBF状態定義 確立された二方向性RT TBFは、図6に示したよう
に4つの状態を有する。チャネルの割り振りも、図5
(表1)に示されている。
【0123】RT TBF状態:DL未作動 この状態においては、TBFについてMSに割り当てら
れたアップリンク・トラフィック・チャネルまたはダウ
ンリンク・トラフィック・チャネルはない。MSおよび
ネットワークは、アップリンク・トラフィックとダウン
リンク・トラフィックを独立して開始するか、新たなT
BFをセットアップするか、現在のTBFを終了する
か、MSに関連づけられた全てのTBFを終了してもよ
い。ネットワークは、共通制御チャネルをMSに再割り
当てしてもよい。
【0124】タイマはRT TBF毎にこの状態に関連
づけてもよく、ダウンリンク・トラフィックおよびアッ
プリンク・トラフィックの終了後の適合性のある時間に
わたって、MSがTBFの確立された状態にあることを
許容する。これによって、ダウンリンク・トラフィック
またはアップリンク・トラフィックのフローが短時間内
に再開した場合に、RT TBFプロフィールの再折衝
が回避される。
【0125】RT TBF状態:DL作動 この状態においては、MSはRT TBFと関連づけら
れたダウンリンク・トラフィック・チャネルに割り当て
られる。ダウンリンクの単一バーストのメッセージはB
FACCHを使用して送信される。他のダウンリンク信
号および制御メッセージは、FACCHおよび/または
MSACCHを使用して送信される。アップリンク信号
および制御メッセージは、MSに割り当てられたアップ
リンク共通チャネル上で搬送されて、MSが確立してい
る場合がある並行TBF間で共有される。新たなTBF
は、RT制御チャネル上で開始されてもよい。
【0126】RT TBF状態:UL作動 この状態においては、MSはRT TBFと関連づけら
れたアップリンク・トラフィック・チャネルに割り当て
られる。アップリンクの単一バーストのメッセージはB
FACCHを使用して送信される。他のアップリンク信
号および制御メッセージは、FACCHおよび/または
MSACCHを使用して送信される。ダウンリンク信号
および制御メッセージは、MSに割り当てられたダウン
リンク共通制御チャネル上で搬送され、MSが確立して
いる場合がある並行TBF間で共有される。新たなTB
Fは、RT制御チャネル上で開始されてもよい。
【0127】RT TBF状態:DLおよびUL作動 この状態においては、MSは、RT TBFと関連づけ
られた、アップリンク・トラフィック・チャネルおよび
ダウンリンク・トラフィック・チャネルに割り当てられ
る。ダウンリンクおよびアップリンク両方の単一バース
トのメッセージは、BFACCHを使用して送信され
る。他の信号および制御メッセージは、FACCHおよ
び/またはMSACCHを使用して送信される。新たな
TBFはRT制御チャネル上で開始されてもよい。
【0128】単一RT TBF状態移行と関連づけられ
た手順 RT TBFと関連づけられた状態移行を行うために、
一連の手順が定められている。図6(表2)は、各単一
のRT TBF状態移行と関連づけられた手順、および
関係する適用可能な状態とを示している。この手順に関
する定義とメッセージ・フローを、以下で更に説明す
る。
【0129】制御メッセージ アップリンク信号および制御メッセージ 図7(表3)は、アップリンク信号および制御メッセー
ジの要約ならびに使用される制御チャネルを示してい
る。
【0130】アクセス要求 この単一バーストのメッセージは、UTCHが割り振ら
れている場合にBFACCH上で送信され、それ以外の
場合には、FRACH上を送信される。その用途および
内容をセクション0で更に説明する。
【0131】割り当ての受信確認 単一バーストのメッセージのこのセットは、UTCHが
割り振られている場合にBFACCH上で送信され、そ
れ以外の場合にはFACKCH上を送信される。これら
の用途および内容は、その問題のみを扱うセクションに
おいて後でさらに説明する。
【0132】AMRモード要求 AMRモード要求(2ビット)は、UTCHが割り振ら
れている場合に帯域内で送信される。それ以外の場合に
は、UPRCH上で送信され、他の定期信号メッセー
ジ、たとえば、SID更新および隣接セル計測方向と多
重化される。これらのメッセージの多重化の詳細はFF
Sである。
【0133】SID更新 SID更新はUPRCH上で送信され、AMRモード要
求および隣接セル計測報告と多重化される。
【0134】隣接セル計測報告 これはUTCHが割り振られている場合にはMSACC
H上で送信され、それ以外の場合には、UPRCH上で
送信されて、他の定期信号メッセージ、たとえば、SI
D更新およびAMRモード要求と多重化される。
【0135】RLC信号 RLC信号は、EGPRSフェーズ1 RLC手順に従
って、UTCHまたはUBMCH上で送信される。
【0136】TBF終了要求 この単一バーストのメッセージはBFACCHまたはF
RACH上で送信される。その用途および内容は以下で
更に詳細に説明する。
【0137】ダウンリンク信号および制御メッセージ 図8(表4)は、ダウンリンク信号および制御メッセー
ジの要約、ならびに使用されるRT制御チャネルを示し
ている。
【0138】割り当て 全ての割り当てメッセージはバースト・ベースである。
これらは、DTCHが割り振られている場合にBFAC
CH上で送信され、それ以外の場合にはFASSCH上
で送信される。それらの用途および内容は以下で更に詳
細に説明する。
【0139】AMRモード命令 AMRモード命令(2ビット)は、DTCHが割り振ら
れている場合に帯域内で送信される。それ以外の場合に
は、DPRCH上で送信され、他の定期信号メッセー
ジ、たとえば、SID更新およびタイミング進行と多重
化される。これらのメッセージの多重化の詳細はFFS
である。
【0140】SID更新 SID_更新はDPRCH上で送信され、AMRモード
命令およびタイミング進行と多重化される。
【0141】ハンドオーバー指示 ハンドオーバー指示は、DTCHが割り振られていると
きにFACCH上で送信され、それ以外の場合には、D
BMCH上で送信される。
【0142】RLC信号 RLC信号は、EGPRSフェーズ1 RLC手順にし
たがって、DTCHまたはDBMCH上で送信される。
【0143】タイミング進行 タイミング進行は、DTCHがMSに割り振られている
場合にはMSACCH上で送信され、それ以外の場合に
は、DPRCH上で送信される。
【0144】電力制御 電力制御は、DTCHがMSに割り振られている場合に
MSACCH上で送信され、それ以外の場合にはDPR
CH上で送信される。
【0145】TBF終了命令 この単一バーストのメッセージは、MSによって確立さ
れた単一のTBFまたは全てのTBFを終了するため
に、ネットワークによってBFACCHまたはFASS
CH上で送信される。その内容は以下で更に詳細に説明
する。
【0146】ダウンリンク・バースト・メッセージ内容 図9(表5)は、ダウンリンク・バースト・メッセージ
の要約とその内容を示している。
【0147】UTCH割り当て このメッセージは、指定されたTBF(TBFIによっ
て特定)毎にUTCHを割り振るために使用される。高
速競合解決についてはARIフィールドが含まれる。
【0148】UTCH割り当て繰り延べ このメッセージは、指定されたTBF(TBFIによっ
て特定)に関してUTCHの割り当てを遅延させるため
に使用される。遅延フィールドは、移動体が再度試みる
前に、アップリンク・リソースの割り当てを待たなけれ
ばならない期間を示している。
【0149】DTCH割り当て このメッセージは、指定されたTBF(TBFIによっ
て特定)毎にDTCHを割り振るために使用される。R
RBPフィールドは、受信確認を送信する予約されたバ
ーストを示すために使用される。
【0150】UPRCH割り当て このメッセージは、MSにUTCHが割り当てられてい
ないときに、アップリンク定期信号についてUPRCH
をMSに割り振るために使用される。UPRCHは、U
TCHが解除されて、MSACCH上の定期アップリン
ク信号がUPRCHで継続する必要があるときに、再割
り当てされる。
【0151】DPRCH割り当て このメッセージは、MSにDTCHが割り当てられてい
ないときに、ダウンリンク定期信号についてDPRCH
をMSに割り振るために使用される。DPRCHは、D
TCHが解除されて、MSACCH上の定期ダウンリン
ク信号がDPRCHで継続する必要があるときに、再割
り当てされる。
【0152】FRACH割り当て このメッセージは、高速競合アクセスについてアップリ
ンクFRACHをMSに割り振るために使用される。F
RACHは最初のTBFセットアップでMSに割り当て
られ、通常は確立されたTBFの継続時間にわたって変
更されない。
【0153】FACKCH割り当て このメッセージは、ポーリングされるときに、予約され
たバースト上で受信確認を送信することについて、アッ
プリンクFACKCHをMSに割り振るために使用され
る。FACKCHは、最初のTBFセットアップでMS
に割り当てられて、通常は確立されたTBFの継続時間
にわたって変更されない。
【0154】FASSCH割り当て このメッセージは、割り当てメッセージを監視すること
について、ダウンリンクFASSCHをMSに割り振る
ために使用される。FASSCHは、最初のTBFセッ
トアップでMSに割り当てられて、通常は確立されたT
BFの継続時間にわたって変更されない。
【0155】TBF終了命令 このメッセージは、MSによって確立された1つのTB
F(TBFIによって特定)または全てのTBF(TB
FI=0)を終了するために、ネットワークによって使
用される。
【0156】アップリンク・バースト・メッセージの内
容 図10(表6)は、アップリンク・バースト・メッセー
ジの要約とその内容を示している。
【0157】アクセス要求 このメッセージは、指定されたTBF(TBFIによっ
て特定)毎にUTCHを要求するために、MSによって
使用される。
【0158】UTCH/DTCH/UPRCH/DPR
CH/FRACH/FACKCH/FASSCH MSは、トラフィック・チャネル割り当てと制御チャネ
ル割り当てを受信確認するために、このメッセージのセ
ットを使用する。
【0159】TBF終了受信確認 MSは、TBF終了命令の受信確認をするためにこのメ
ッセージを使用する。
【0160】TBF終了要求 MSは、MSによって確立されたあるTBFまたは全て
のTBF(TBFI=0)の終了を要求するためにこの
メッセージを使用する。
【表1】
【0161】上記の方法は、GERANにおけるリアル
タイム・サービスおよび非リアルタイム・サービスに対
するアクセスおよび割り当て用のシステムに、次のよう
に適用されてきた。次の4つのサブセクションは、音
声、リアルタイム・データおよび非リアルタイム・デー
タを統計的に多重化するシステムにおいて、アップリン
ク・トラフィック・チャネル・リソースおよびダウンリ
ンク・トラフィック・チャネル・リソース(それぞれ、
UTCHおよびDTCH)のリアルタイムなスケジュー
リングを行うのに必要な、4つの核となる手順を説明し
ている。データの各フローは、TBF(一時的ブロック
・フロー)と呼ばれている。アクセスの要求は、高速ラ
ンダム・アクセス・チャネル(FRACH)で発生す
る。トラフィック・チャネル割り当ては、移動体がダウ
ンリンク・トラフィック・チャネルにない場合の共通高
速割り当てチャネル(FASSCH)、または継続する
ダウンリンク・トラフィックから単一バーストをスチー
ルするバースト・ベースの高速付随制御チャネル(BF
ACCH)の何れかで発生する。トラフィック・チャネ
ル・ブロックの4個のバーストの1つは、空白にされて
バースト・ベースの制御メッセージで置き換えられる。
割り当てに対する受信確認は、移動体がアップリンク・
トラフィック・チャネルにない場合の共通高速受信確認
チャネル(FACKCH)、またはBFACCHの何れ
かで発生する。アップリンク(ダウンリンク)トーク・
スパートまたはデータ・スパートの終わりに、ネットワ
ークは、移動体とネットワークとの間の低速付随制御信
号の継続性を許容するために、アップリンク(ダウンリ
ンク)定期予約チャネル[UPRCH(DPRCH)]
を再割り振りする。
【0162】アップリンク・トラフィック開始(SU
T) 図11に示したように、移動局(MS)は、TBFと関
連づけられたアップリンク・トラフィック・フローを開
始するために、SUT手順を使用する。アップリンク・
トラフィック・フローは、GERAN方法を使用してネ
ットワークの一部である基地局に向けられる。
【0163】アップリンク・トラフィック(EUT)終
了 図12に示したように、ネットワークおよびMSは、T
BFと関連づけられたアップリンク・トラフィック・フ
ローを終了するために、EUT手順を使用する。
【0164】ダウンリンク・トラフィック(SDT)開
始 図13に示したように、ネットワークは、TBFと関連
づけられたダウンリンク・トラフィック・フローを開始
するために、SDT手順を使用する。
【0165】ダウンリンク・トラフィック(EDT)終
了 図14に示したように、ネットワークは、TBFと関連
づけられたダウンリンク・トラフィック・フローを終了
するために、EDT手順を使用する。
【0166】アップリンク・トラフィック再割り当て
(RUT) 図15に示したように、ネットワークは、新たなアップ
リンク・トラフィック・チャネルをTBFと関連づけら
れたMSに割り当てるために、RUT手順を使用する。
【0167】ダウンリンク・トラフィック再割り当て
(RDT) 図16に示したように、ネットワークは、新たなダウン
リンク・トラフィック・チャネルをTBFと関連づけら
れたMSに割り当てるために、RDT手順を使用する。
【0168】アップリンク制御再割り当て(RUC) 図17に示したように、ネットワークは、新たなアップ
リンク制御チャネルをMSに割り当てるために、RUC
手順を使用する。
【0169】ダウンリンク制御再割り当て(RDC) 図18に示したように、ネットワークは、新たなダウン
リンク制御チャネルをMSに割り当てるために、RDC
手順を使用する。
【0170】TBF終了(ET) 図19に示したように、あるTBFまたは全てのTBF
を終了するために、ET手順が使用される。TBF終了
手順は、他の全てのシナリオに関する誤りのケースに使
用してもよい。割り当て中にいつ誤りが発生しても、M
Sまたはネットワークの何れかが、TBF終了メッセー
ジを使用して、継続手順を打ち切る。
【0171】パフォーマンス結果 EGPRSフェイズIIにおけるハーフ・レート・チャ
ネルのインターリービングについて ハーフ・レート・トラフィック・チャネルは、偶数番号
バースト(チャネル0)または奇数番号バースト(チャ
ネル1)の何れかを含む。既知のGSMハーフ・レート
・チャネルは図20に示されている。バーストの割り振
りは、GSMで定義されたハーフ・レート会話チャネル
におけるマルチフレーム内で13フレーム毎に変化する
ことは注目に値する。したがって、チャネル1にはマル
チフレーム0においてバースト2j、j=0、1、2、
3、4、5、6が割り当てられている。マルチフレーム
1においては、チャネル1はバースト2j+1、j=
6、7、8、9、10、11からなる。したがって、チ
ャネル1に割り当てられた移動体は、1つのマルチフレ
ームにおいて偶数バーストを受信し、次のマルチフレー
ムにおいて奇数バーストを受信しなければならない。偶
数バーストと奇数バーストとの間におけるこの切り換え
は、アップリンク・チャネルとダウンリンク・チャネル
の動的な割り当てにそれほど適したものではない。
【0172】図21は、本発明によるハーフ・レート・
トラフィック・チャネル構造を示している。ここで、偶
数番号バーストまたは奇数番号バーストの割り振りは、
割り当ての継続時間にわたって変更されない。既知のG
SMハーフ・レート・トラフィック・チャネル構造とは
異なり、ここでは、チャネル1の移動局は、トラフィッ
クならびにMSACCH、すなわちバースト2j、j=
0、1、2、...について、偶数バーストのみを常に
読み取ることに留意されたい。MSACCHも、偶数バ
ースト2j、j=6、19、32、...上にある。G
SMハーフ・レート・チャネルからのこの小さい変化
は、動的に割り当てられたタイム・スロットにおける半
二重動作での柔軟性にとって重大である。
【0173】また、ハーフ・レート制御チャネルは、同
じ構造、すなわち全て偶数番号のフレームまたは全て奇
数番号のフレーム上で定められている。
【0174】半二重動作 より高い効率性は、リソースのより大きいプールが割り
当てに利用可能であるときに、統計的多重化を通して達
成できる。しかし、半二重(すなわち、タイプI)移動
局は、アップリンク方向およびダウンリンク方向に割り
当てることができるチャネルを制約する。これは、トラ
フィック・チャネルおよび制御チャネルの割り当てに利
用可能なリソースに影響する。半二重移動局によって課
されるリソースの制約は、活動の異なった期間中におけ
るその機能に応じて異なる場合がある。考慮される活動
の期間は次の通りである。何れの方向においてもトラフ
ィックがない−アップリンク制御チャネルの割り当て
は、ダウンリンク制御チャネルによって制約され、その
逆もある。ダウンリンクのみにおけるトラフィック−ダ
ウンリンク・トラフィック・チャネルの割り当ては、ア
ップリンク制御チャネルによって制約され、その逆もあ
る。アップリンクのみにおけるトラフィック−アップリ
ンク・トラフィック・チャネルの割り当ては、ダウンリ
ンク制御チャネルによって制約され、その逆もある。両
方向におけるトラフィック−アップリンク・トラフィッ
ク・チャネルの割り当ては、ダウンリンク・トラフィッ
ク・チャネルによって制約され、その逆もある。
【0175】説明的な例として、アップリンク・トーク
・スパートが進行中であり、ダウンリンク・トーク・ス
パートが始まったばかりである場合を考える。図22
は、0246/1357インターリービングが行われた
と仮定する時、クラス1の移動局用のダウンリンク・ト
ーク・スパートを割り振ることができるハーフ・レート
・チャネルを示している。移動体がアップリンク・タイ
ム・スロット5(ダウンリンク・タイム・スロット0と
重なる)で、奇数(1357)バースト中に作動してい
ると仮定すると、ダウンリンクでは、タイム・スロット
3〜7では偶数バーストを割り振り、タイム・スロット
0〜4では奇数バーストを割り振ることができる。した
がって、ダウンリンク上の16個の可能なハーフ・レー
ト・チャネルのうち10個に割り当てることができる。
連続的バースト(01234/4567)インターリー
ビングを使用する場合には、移動局を、ダウンリンク上
で16個の可能なハーフ・レート・チャネルのうち7個
に割り当てることができるだけである(図23参照)。
図24および25は、クラス8の移動局に関する対応す
るリソース利用可能性を示している。両方の場合に、こ
れらのクラスの移動局について、トラフィック・チャネ
ルの割り当てに利用可能なリソースのプールは、024
6/1357インターリービングで行う方が0123/
4567インターリービングで行う場合よりも43%大
きいことを観察できる。
【0176】図22は、クラス1(半二重、単一スロッ
ト可能、Tta=3、Trb=2、Ttb=Tra=0)のMS
用のダウンリンク・トーク・スパートを割り振ることが
できるリソース・プールを示している。交番(奇数/偶
数)バースト上でインターリービングが実行される4バ
ースト・インターリービングを使用するものとする。
【0177】図23は、クラス1(半二重、単一スロッ
ト可能、Tta=3、Trb=2、Ttb=Tra=0)のMS
用のダウンリンク・トーク・スパートを割り振ることが
できるリソース・プールを示している。連続的バースト
上でインターリービングが実行される4バースト・イン
ターリービングを使用するものとする。
【0178】図24は、クラス8(半二重、ダウンリン
ク4スロット可能、Tta=4、Trb=1、Ttb=Tra
0)のMS用のダウンリンク送信を割り振ることができ
るリソース・プールを示している。交番バースト上でイ
ンターリービングが実行されるものとする4バースト・
インターリービングを使用する。
【0179】図25は、クラス8(半二重、ダウンリン
ク4スロット可能、Tta=4、Trb=1、Ttb=Tra
0)のMS用のダウンリンク送信を割り振ることができ
るリソース・プールを示している。連続的バースト上で
インターリービングが実行される4バースト・インター
リービングを使用するものとする。
【0180】図26は、クラス1(半二重、単一スロッ
ト可能、Tta=3、Trb=2、Ttb=Tra=0)のMS
についてダウンリンク・トーク・スパートを開始できる
バーストを示している。交番バースト・インターリービ
ングを使用するものとする。
【0181】図27は、クラス1(半二重、単一スロッ
ト可能、Tta=3、Trb=2、Ttb=Tra=0)のMS
についてダウンリンク・トーク・スパートを開始できる
バーストを示している。連続的バースト・インターリー
ビングを使用するものとする。
【0182】トーク・スパート開始の遅延 再び、アップリンク・タイム・スロット5(ダウンリン
ク・タイム・スロット0と重なる)での奇数(135
7)バースト中に作動している移動体の場合を考える。
次に、ダウンリンク上では、タイム・スロット3〜7で
偶数バーストを、タイム・スロット0〜4では奇数バー
ストを割り振ることができる。図26は、0246/1
357インターリービングを使用するときに、クラス1
の移動局について、その間に、ダウンリンク・トーク・
スパートが開始する場合があるバーストを示している。
図26は、0123/4567インターリービングを使
用するときに、その間に、ダウンリンク・トーク・スパ
ートが開始する場合があるバーストも示している。
【0183】クラス1の移動体に割り当てることができ
る(二重制約の下で)、ダウンリンク上で利用可能なハ
ーフ・レート・チャネルを与えられると、以下のことが
観察できる。送信の開始時における粒度(図26および
27参照)は、インターリービング・シーケンスがあら
ゆるバーストで開始できると仮定されている場合には、
0123/4567インターリービングについては40
msであり、0246/1357インターリービングに
ついては10msである。開始に対する平均遅延(図2
6および27参照)は、0123/4567インターリ
ービングについては20msであり、0246/135
7インターリービングについては5msである。
【0184】プレイ・アウト遅延 図28は、単一タイム・スロットでのハーフ・レートの
会話チャネルとデータ・チャネルを示しており、「偶
数」バースト上でチェーン・インターリービングを行う
ものとするハーフ・レート会話ユーザについてトーク・
スパートの開始が示されている。
【0185】トーク・スパートがバースト0で始まるよ
うに割り当てられていると仮定する。0246/135
7インターリービングは、バースト0、2における最初
の会話フレームのハーフ・ブロック送信で始まる。01
23/4567インターリービングは、バースト0、
1、2、3における最初の2つの会話フレームの送信で
始まる。図28は、0246/1357インターリービ
ングについて、会話フレーム0、1、2、3、4、5お
よび6が、バースト2、6、10、16、20、24お
よび28の終わりでそれぞれ受信機で利用可能になるこ
とを示している。図30は、0123/4567インタ
ーリービングに関する対応する利用可能性が、バースト
3、3、11、11、20、20、29それぞれの終わ
りにあることを示している。図29は、異なったインタ
ーリービング・アプローチでの会話フレームの到着とプ
レイ・アウトの瞬間を示している表である。図29にお
いては、バースト0の終了は0.0msで発生する。プ
レイ・アウト遅延は、あらゆるマルチフレーム中の会話
フレームの何れか1つによって被った最大遅延によって
決定されることに留意されたい。したがって、図29か
らは、これら2つのスキームはプレイ・アウト遅延とい
う意味では同等であることが観察されうる。0246/
1357インターリービングについては、プレイ・アウ
ト遅延は会話フレーム3によって決定され、0123/
4567インターリービングについては、会話フレーム
1および6によって決定される。何れの場合にも、遅延
はバースト0の送信後14msecである。
【0186】図30は、単一のタイム・スロットでのハ
ーフ・レートの会話チャネルおよびデータ・チャネルを
示しており、トーク・スパートの開始は、0123/4
567インターリービングを使用するものとするハーフ
・レート会話ユーザについて示されている。
【0187】音声トラフィックおよびデータ・トラフィ
ックの多重化 各タイム・スロットには2つのハーフ・レート・チャネ
ルがある。トーク・スパートに関して、ハーフ・レート
音声ユーザにハーフ・レート・トラフィック・チャネル
の一方が割り当てられると、他方のハーフ・レート・チ
ャネルは音声トラフィックまたはデータ・トラフィック
に利用可能である。図28および図29は、タイム・ス
ロットの一方のハーフ・レート・チャネルが会話に使用
される場合には、他方のハーフ・レート・チャネルはデ
ータに使用されることを示している。ハーフ・レート・
チャネル上のデータ転送については、EGPRSフェー
ズIについて標準化された変調スキームおよび符号化ス
キーム(MCS−1〜MCS−9)が、0123/45
67インターリービングおよび0246/1357イン
ターリービングの両方に適用可能である。したがって、
音声トラフィックおよびデータ・トラフィックを多重化
する能力は、両方のインターリービング・アプローチに
ついて同等である。
【0188】リンク・レベル・パフォーマンス 理想的な周波数ホッピングが使用される場合には、両方
のインターリービング・アプローチのリンク・レベル・
パフォーマンスは同等である。しかし、非理想的周波数
ホッピングがあるか、周波数ホッピングがないのであれ
ば、エラー・パフォーマンスは異なることが予想され
る。結果として得られるハーフ・レート・チャネルのエ
ラー・パフォーマンスを評価するために、0123/4
567インターリービングおよび0246/1357イ
ンターリービングでシミュレーションを実行した。シミ
ュレーションの仮定は次のとおりである。 7.4kbpsAMRボコーダ・モード(クラス1aビ
ット=48、クラス1bビット=48、クラス2ビット
=52);均等誤り保護(EEP);クラス1aビット
でCRCを使用;破壊率1/3のたたみ込み符号化;Q
PSK変調;典型的アーバン(TU)モデル、バッド・
アーバン(BU)モデルおよびヒリー地勢(terrain)
(HT)モデル;理想的周波数ホッピングおよび無周波
数ホッピング。
【0189】24ビットUSFおよび124ビット符号
化ヘッダが、2つの会話フレームからの符号化されたビ
ットからなる4個のバーストの各セットにおいて使用さ
れる。しかし、様々な遅延スプレッド上でのiFHと非
FHとの間のパフォーマンスの相対的相違は、これらの
USFおよびヘッダが抹消されたならば、大きくは異な
らないと思われる。
【0190】ハーフ・レート・チャネルに関する2つの
異なったインターリービング・スキームのパフォーマン
スは、図29の表に要約されている。理想的周波数ホッ
ピングでは、0246/1357インターリーバのパフ
ォーマンスは、0123/4567インターリーバより
も若干悪い。しかし、無周波数ホッピングでは、提案さ
れたインターリービング・スキーム(0246/135
7)は、低速・フェーディングの通常アーバン・チャネ
ルについて、0123/4567インターリーバ上で
1.0dBの利得を示す。本発明によるインターリーバ
は、高速フェーディング・チャネルにおいてさえ0.4
〜0.8dBの適度な利得を示す。
【0191】図31は、QPSK変調での2つのインタ
ーリービング・スキームのパフォーマンスを示した表で
ある。
【0192】要約すれば、ハーフ・レート・チャネルに
関する交番(0246/1357)バースト・インター
リービングは、次の利点を提供する。移動局クラスによ
って課される半二重の制約の下での統計的多重化のため
のより大きいリソース・プール。トーク・スパートの開
始に対するより少ない遅延。周波数ホッピングがないと
きか、周波数ホッピング非理想的なときの、よりよいリ
ンク・レベル・パフォーマンス。
【0193】音声およびデータ、ならびに会話に関する
プレイ・アウト遅延を多重化する能力は、両方のインタ
ーリービング・アプローチについて同等である。したが
って、0246/1357は何らペナルティなしに大き
な利点を提供し、EGPRSフェーズIIハーフ・レー
ト・チャネルについて好適なアプローチであると結論さ
れる。
【0194】このように、ハーフ・レート・チャネルを
多重化しインターリーブする、新規の有利なシステムお
よび方法を開示してきたことが理解されるであろう。本
発明は、その好適な実施形態に言及して特に例示して説
明してきたが、当業者には、形態、詳細および応用の変
更をその実施形態において行えることが理解されるであ
ろう。したがって、特許請求の範囲は、本発明の真の主
旨および範囲から逸脱しない、形態、詳細および応用の
かかる変更の全てを包含することを、出願人は意図して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動局送受信機および中央基地局送受信機を備
えたGERANシステムのブロック図である。
【図2】前GERANシステムおよびGERANシステ
ム用のユーザ・プレーン・プロトコル・スタックの図で
ある。
【図3】それぞれが多様な種類の4個のチャネルに分割
された2個のマルチフレームの図である。
【図4】本発明によるシステムの状態図である。
【図5】図4の情報を表す別の方法である状態表であ
る。
【図6】表形式でのRT TBF状態図である。
【図7】表形式でのメッセージとアップリンクとの相互
作用の図である。
【図8】表形式でのダウンリンク信号および制御メッセ
ージの要約の図である。
【図9】表形式でのダウンリンク・バースト・メッセー
ジの内容の図である。
【図10】表形式でのアップリンク・バースト・メッセ
ージの内容の図である。
【図11】アップリンク・トラフィック開始手順中の、
GERAN技術を使用した、ネットワークの移動局と基
地局との間のメッセージの一時的ブロック・フローの図
である。
【図12】アップリンク終了手順中の、GERAN技術
を使用した、ネットワークの移動局と基地局との間のメ
ッセージの一時的ブロック・フローの図である。
【図13】ダウンリンク開始手順中の、GERAN技術
を使用した、ネットワークの移動局と基地局との間のメ
ッセージの一時的ブロック・フローの図である。
【図14】ダウンリンク終了手順中の、GERAN技術
を使用した、ネットワークの移動局と基地局との間のメ
ッセージの一時的ブロック・フローの図である。
【図15】アップリンク・トラフィック・チャネル再割
り当て手順中の、GERAN技術を使用した、ネットワ
ークの移動局と基地局との間のメッセージの一時的ブロ
ック・フローの図である。
【図16】ダウンリンク・トラフィック・チャネル再割
り当て手順中の、GERAN技術を使用した、ネットワ
ークの移動局と基地局との間のメッセージの一時的ブロ
ック・フローの図である。
【図17】アップリンク制御チャネル再割り当て手順中
の、GERAN技術を使用した、ネットワークの移動局
と基地局との間のメッセージの一時的ブロック・フロー
の図である。
【図18】ダウンリンク制御チャネル再割り当て手順中
の、GERAN技術を使用した、ネットワークの移動局
と基地局との間のメッセージの一時的ブロック・フロー
の図である。
【図19】TBFを終了させるためのET手順中の、G
ERAN技術を使用した、ネットワークの移動局と基地
局との間のメッセージの一時的ブロック・フローの図で
ある。
【図20】既知のGSMハーフ・レート・トラフィック
・チャネル構造を示した、図3に非常に類似しているマ
ルチフレームの図である。
【図21】本発明による新たなGERANハーフ・レー
ト・トラフィック・チャネル構造を示した、図20に非
常に類似しているマルチフレームの図である。
【図22】本発明の一通信技術による、ダウンリンク割
り当ての図である。
【図23】本発明の別の通信技術による、ダウンリンク
割り当ての図である。
【図24】図22と類似であるが異なったローディング
での、ダウンリンク割り当ての図である。
【図25】図23と類似であるが異なったローディング
での、ダウンリンク割り当ての図である。
【図26】クラス1の移動局についてダウンリンク・ト
ーク・スパートが開始するバーストを示した図である。
【図27】図26とは異なった状態の下で、クラス1の
移動局についてダウンリンク・トーク・スパートが開始
するバーストを示した図である。
【図28】ハーフ・レートの会話のトーク・スパートの
開始は「偶数」バースト上でのチェーン・インターリー
ビングを用いるものとする、単一のタイム・スロットで
のハーフ・レートの会話チャネルおよびデータチャネル
の図である。
【図29】異なったインターリービング・アプローチで
の、会話フレームの到着およびプレイ・アウトの瞬間を
示した表である。
【図30】トーク・スパートの開始は、0123/45
67インターリービングを用いるものとするハーフ・レ
ートの会話ユーザについて示されている、単一のタイム
・スロットでのハーフ・レートの会話チャネルおよびデ
ータ・チャネルの図である。
【図31】QPSK変調を用いた2つのインターリービ
ング・スキームのパフォーマンスを示した表である。
【符号の説明】
12 基地局 13 送信機 14、15マルチプレクサ 17 受信機 18、19デマルチプレクサ 20、30 移動局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード ポール エイザック アメリカ合衆国 60187 イリノイス,ホ イートン,アーバー アヴェニュー 710 (72)発明者 サンジヴ ナンダ アメリカ合衆国 08510 ニュージャーシ ィ,クラークスバーグ,ロビンズ ロード 34

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間が複数のフレームに分割されてお
    り、各フレームがN個のデータ・バーストに分割されて
    いる、無線時分割多重通信を使用して通信するシステム
    であって、 1フレームついて1回、N個のバースト毎に定期的に発
    生する一連のバーストとして、チャネルを定める手段
    と、 前記チャネルのM番目のバースト毎にサブチャネルを定
    める手段と、 第1の局から第2の局に前記チャネルと前記サブチャネ
    ルとを送信する手段とを含むシステム。
  2. 【請求項2】 異なったレートのチャネルが、レート1
    /Mの多数のサブチャネルを使用することによって実現
    される、請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 0246/1357インターリービング
    が使用される、請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 0246/1357インターリービング
    によって提供されるリンク・パフォーマンスが改善され
    ているので、0246/1357インターリービングが
    非理想的周波数ホッピングで使用される、請求項2に記
    載のシステム。
  5. 【請求項5】 トーク・スパートの開始に対する遅延が
    0123/4567インターリービングよりも少ないの
    で、0246/1357インターリービングが使用され
    る、請求項2に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 0123/4567インターリービング
    に相対的に提供される移動局によって課される半二重の
    制約の下での、統計的多重化用のリソース・プールがよ
    り大きいので、0246/1357インターリービング
    が使用される、請求項2に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 0246/1357インターリービング
    が使用される、請求項1に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 0246/1357インターリービング
    によって提供されるリンク・パフォーマンスが改善され
    ているので、0246/1357インターリービングが
    非理想的周波数ホッピングの送信で使用される、請求項
    1に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 トーク・スパートの開始に対する遅延が
    0123/4567インターリービングよりも少ないの
    で、0246/1357インターリービングが使用され
    る、請求項1に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 0123/4567インターリービン
    グに相対的に提供される移動局によって課される半二重
    の制約の下での、統計的多重化用のリソース・プールが
    より大きいので、0246/1357インターリービン
    グが使用される、請求項1に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 時間が複数のフレームに分割されてお
    り、各フレームがN個のデータ・バーストに分割されて
    いる、無線時分割多重通信を使用して通信するシステム
    であって、 1フレームついて1回、N個のバースト毎に定期的に発
    生する一連のバーストとして、チャネルを定める第1の
    マルチプレクサと、前記チャネルのM番目のバースト毎
    にサブチャネルを定める第2のマルチプレクサと、 第1の局から第2の局に前記チャネルと前記サブチャネ
    ルとを送信する送信機とを含むシステム。
  12. 【請求項12】 時間が複数のフレームに分割されてお
    り、各フレームがN個のデータ・バーストに分割されて
    いる、無線時分割多重通信を使用して通信する方法であ
    って、 0246/1357シーケンスを使用してバーストをイ
    ンターリーブするステップと、 第1の局から第2の局にインターリーブされたバースト
    を送信するステップとを含む方法。
  13. 【請求項13】 第1の局から第2の局にインターリー
    ブされたバーストを送信する前記ステップは、送信中に
    非理想的な周波数ホッピングを使用するステップを含
    む、請求項12に記載の方法。
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