JP2001203812A - データおよび電話呼を転送する方法 - Google Patents

データおよび電話呼を転送する方法

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JP2001203812A
JP2001203812A JP2000012154A JP2000012154A JP2001203812A JP 2001203812 A JP2001203812 A JP 2001203812A JP 2000012154 A JP2000012154 A JP 2000012154A JP 2000012154 A JP2000012154 A JP 2000012154A JP 2001203812 A JP2001203812 A JP 2001203812A
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S Cook Wendy
エス クック ウェンディー
A Denton Gregory
エー デントン グレゴリー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コールセンタ設計において、従来のACDへ
の依存度を少なくし、あるいは、従来のACDを完全に
置き換える。 【解決手段】 本発明は、コールセンタにおけるコンピ
ュータプログラム間で電話呼およびデータを転送する方
法およびシステムを提供する。コールセンタアプリケー
ションプログラム201に関連するフローコネクション
モジュール204により、データおよび電話呼は、ある
コンピュータプログラム201から別のコンピュータプ
ログラム206へ、簡単なプログラミング呼出し文によ
り転送されることが可能となる。また、本発明は、コー
ルセンタ内のACDにおいてフロー制御を行う必要がな
いように、コールセンタにおいて電話呼をルーティング
する方法およびシステムを提供する。フローコネクショ
ンモジュール204自体は、コールセンタのACDフロ
ー制御タスクを置換あるいは改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話コールセンタ
に関し、特に、コールセンタにおける呼処理アプリケー
ション間の電話およびデータフローコネクションを提供
することに関する。
【0002】
【従来の技術】代表的なコールセンタは、着信電話呼を
処理し発信電話呼をかける複数のエージェントを有す
る。コールセンタ電話呼は、しばしば、顧客情報のよう
な関連するデータを有する。エージェントは、発信セー
ルス呼をかけることや、顧客からの(例えば北米におけ
る800番通話(無料ダイヤル通話)のような)着信呼
を処理することがある。エージェントは、スキル/スプ
リット・ハントグループ(Skill/Split Hunt Group)とい
うグループに分けて編成される。
【0003】従来のコールセンタは一般に、ACD(Au
tomatic Call Distributor:自動呼分配器)またはPB
X(Private Branch Exchange:構内交換機)を有す
る。これらは、PSTN(Public Switched Telephone
Network:公衆交換電話網)を通じて着信呼を受信し、
その呼を、特定のエージェントへ転送するというより
も、同じスキルを有するACDエージェントのグルー
プ、すなわち、スキル/スプリット・ハントグループへ
転送する。ACDは一般に、PBXによって提供される
機能のスーパーセットを含む。ACD/PBX機能電話
機(ACD/PBX feature telephone)という特殊な電話機
は、特定の製造元のACD/PBXとのインタフェース
を有し、エージェントに、一連の高度な電話機能を提供
する。
【0004】近年では、コールセンタ電話は、特定のA
CD/PBX用に設計されたベンダ独自の(proprietar
y)機能電話機から、ベンダ独自のACD/PBX機能電
話機と共存可能な、あるいは、必ずしも特定のACD/
PBX用に設計されているわけではない電話機を利用可
能な、ソフトウェア制御の電話アプリケーション(Soft
phone:ソフトフォン)へと移行し始めている。コール
センタにACD/PBXベンダ独自の機能電話機を装備
する場合、非ベンダ独自の電話機によるソフトフォンを
装備するのに比べて一般に3〜4倍のコストがかかる。
さらに、ACD/PBX自体も極めて高価である。従来
のACD/PBXコールセンタは、ベンダ独自のACD
/PBX機能電話機を必要とするのみならず、ベンダ独
自のプロトコルを利用するACD/PBXインタフェー
スラインカードを必要とする。ソフトフォンは、従来型
電話機(POTS:plain-old-telephone set)と、対
応する安価なラインカードとともにソフトウェアを使用
するだけで、ACD/PBX拡張電話機の多くの機能を
実現する安価な手段を提供する。ソフトフォンおよびP
OTSを装備したソフトフォンコールセンタは、ACD
/PBX機能電話機を装備したコールセンタよりも、設
置、および、最新のアップグレードによる保守がかなり
安価である。さらに、ソフトフォンは、常勤のコールセ
ンタエージェントではない人が、ACD/PBX機能電
話機への高価なアップグレードをする必要なく、コール
センタ電話機能の提供を受けることが可能であるという
利点がある。
【0005】ソフトフォンコールセンタを稼働させるソ
フトウェア制御アプリケーションは一般に、コールセン
タエージェントに対して、電話機能を制御するためにエ
ージェントによって使用されるACD/PBX機能電話
機の機能制御ボタンに代わるグラフィカルユーザインタ
フェース(GUI)を提供する。ソフトフォンを通じて
発呼者と対話している間に、エージェントは、ホットキ
ーや電子マウスを用いて、ワークステーション画面上で
電話機能を選択する。ホットキーとは、ソフトフォン機
能を提供するコンピューティングシステムにコマンドを
送る1つのキーストローク、または、複数のキーストロ
ークの組合せである。ソフトフォン電話機能は、ACD
/PBX機能電話機の機能ボタンをエミュレートし、A
CDまたはPBXへのCTI(Computer-Telephony Inte
gration)リンクを通じてサポートされる。CTIリンク
により、ソフトフォンシステムは、CTIリンクを通じ
て要求を送信しイベントメッセージを受信することによ
って、不在応答、発呼、呼転送、および会議通話のよう
なACD/PBXにおける電話呼処理動作を制御するこ
とが可能となる。イベントメッセージとは、ソフトフォ
ンが応答可能なアクションあるいは事象である。ソフト
ウェアクライアント/サーバCTIミドルウェア製品
は、ACD/PBXベンダ独自CTIリンクとインタフ
ェースして、ソフトフォンがACD/PBXと通信する
ために必要なアプリケーションプログラミングインタフ
ェース(API)を単純化する。
【0006】図1に、従来のソフトフォンを装備したコ
ールセンタを示す。このソフトフォンコールセンタにお
いて、ACD102は、クライアント電話呼100と、
エージェントワークステーション120のエージェント
電話機108との間をインタフェースする。クライアン
トは、一般に、PSTN(公衆交換電話網)101を通
じてエージェント電話機108へ電話呼を発呼する。ク
ライアント電話呼100がACD102に到着すると、
この呼は、ACDルートポイント103によって受信さ
れる。PSTN呼は一般に、特定のエージェントへでは
なく、同じスキルを有するACDエージェントのグルー
プ(ACDスキル/スプリット・ハントグループ)へ転
送される。ACD102は、着信呼を、ACDルートポ
イント103へルーティングする。ACDルートポイン
ト103は一般に、ACD102の番号計画における電
話番号を含む。この番号計画は、呼処理命令スクリプト
を提供するルーティングプログラム104とともに動作
する。ACDベクタ105は、一般にコンピュータプロ
グラムであり、ルーティングプログラム104を制御し
て、ACD102におけるカスタマイズされた呼処理指
定を可能にする。ルーティングプログラム104は、A
CDの呼処理ソフトウェアに対して、クライアントの呼
100をどのように扱うかを指示する。ルーティングプ
ログラム104は一般に、少なくとも1つのアナウンス
および少なくとも1つのキューステートメント(queue s
tatement)を有する。いくつかの従来のACDでは、A
CDベクタ105とルーティングプログラム104は一
体になっている。キューステートメントは、呼を特定の
ACDスキル/スプリット・ハントグループ106へ送
る。ACDスキル/スプリット・ハントグループ106
は、パイロットディレクトリ番号(パイロットDN)1
07という単一の電話番号を有する。パイロットDN1
07は、後で、クライアント電話呼を直接にACDスキ
ル/スプリット・ハントグループ106内の利用可能な
エージェント電話機108のうちの1つに送る。図1に
示すように、ACD102は、複数のルートポイント1
03、複数のルーティングプログラム104、複数のA
CDベクタ105、および複数のACDスキル/スプリ
ット・ハントグループ106を有することが可能であ
る。各ACDスキル/スプリット・ハントグループ10
6は、通常、複数のエージェントワークステーション1
20を含むことになる。
【0007】各エージェントワークステーション120
は、2つの番号のうちのいずれかに送られた呼を受信す
るエージェント電話機108を有する。第1の番号は、
エージェントワークステーション120の電話機自体の
電話番号、すなわち、電話機ディレクトリ番号(電話機
DN)である。第2の番号は、エージェントに対応する
電話番号、すなわち、エージェントディレクトリ番号
(エージェントDN)である。エージェントDN(Agent
DN)は、個々のコールセンタエージェントに付随する。
従って、エージェントは、あるエージェントワークステ
ーション120から別のエージェントワークステーショ
ン120に移っても、同じエージェントDNを保持する
ことが可能である。エージェントDNは、エージェント
の個人電話番号を構成し、そのエージェントがACD1
02にログインしていない場合にはビジー(話中)信号
を返す。エージェントDNは、着呼時にエージェントが
利用可能な場合にそのエージェントに呼を接続する。エ
ージェントが別の呼の話中である場合、発呼者には、そ
のエージェントが利用可能になるまでリングバックトー
ンが聞こえる。エージェントが特定の日に勤務していな
い場合、あるいはコールセンタにログインしていない場
合、エージェントDNはアクティブではなく、そのエー
ジェントDNを呼び出した発呼者はその旨のメッセージ
を受信することになる。
【0008】呼制御アプリケーションサーバ110は、
CTI(Computer Telephony Integration)リンク109
を通じてACD102と通信する。呼制御アプリケーシ
ョンサーバ110は、PCのような標準的なコンピュー
ティングシステムと、CTIサーバアプリケーションと
を含む。CTIサーバアプリケーションは、エージェン
トワークステーション120内のソフトフォンアプリケ
ーション111を通じてエージェントのために呼情報を
処理する。各エージェントは一般に、ソフトフォンアプ
リケーション111へのGUIを提供する端末を有す
る。ソフトフォンアプリケーション111は、従来のA
CD/PBX機能電話機のボタン機能をエミュレートす
る。呼制御アプリケーションサーバ110は、ソフトフ
ォン機能を備えたエージェントDNおよび電話機DN(P
hone DN)のセットに関するイベントメッセージをソフト
フォンアプリケーション111へ送ることによって、ソ
フトフォンアプリケーション111をACD102と同
期させる。呼制御アプリケーションサーバ110は、ソ
フトフォンアプリケーション111からの電話コマンド
をサービスし、エージェントにソフトフォンを提供す
る。電話機108のようなPOTSを利用するエージェ
ントワークステーション120とソフトフォンアプリケ
ーション111との組合せは、エージェントに、高価な
ACD/PBX機能電話機で利用可能な機能を提供す
る。
【0009】ソフトフォンアプリケーションに必要な条
件は、ロボット呼処理アプリケーションに必要なものに
類似している。主な相違点は、ソフトフォンは特定の電
話機DNに到着する呼を処理するのに対して、ロボット
アプリケーションは、特定のルートポイントDNに到着
する呼を処理することである。ロボットアプリケーショ
ンは、ルートポイント103、ACDスキル/スプリッ
ト・ハントグループ106、ならびに、エージェントワ
ークステーション120のエージェントDNおよび電話
機DNのいずれとも通信する。いくつかのロボットアプ
リケーションは、クライアント呼100から情報を受け
取り、場合によっては、コールセンタエージェントとほ
とんど同じように呼を処理することがある。ロボット技
術がさらに高度になると、ロボットアプリケーションは
多くの、場合によってはすべてのコールセンタエージェ
ントにとって代わる可能性もある。従って、ロボットア
プリケーションは、人間のコールセンタエージェントと
多くの点で類似した需要を有するロボットコールセンタ
エージェントとみなすことも、前述のACD機能の多く
にとって代わるロボットアプリケーションとみなすこと
も可能である。多くの場合、ロボットアプリケーション
には、人間のエージェントよりも多くの呼を処理すべき
であるというように、人間のコールセンタエージェント
によって要求されるよりも多くの能力が要求される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ソフトフォンを装備し
たコールセンタは、ACD/PBX機能電話機を装備し
た従来のコールセンタよりも高度のモジュール性を備え
ているが、ソフトフォンコールセンタは、ACD/PB
Xの存在に依存している。従来のACDは、コールセン
タにおいて重要な呼ルーティングタスクを実行するが、
呼関連データを含むデータをルーティングしない。いく
つかの従来のコールセンタでは、ACDの外部のコンピ
ューティングシステムがACDをモニタして、ACDが
どこへ(例えば、エージェントワークステーション)呼
をルーティングしたかを判定する。すると、外部コンピ
ューティングシステムは、モニタされているACDから
ルーティングされた呼を受信したエージェントワークス
テーションへ呼関連データを転送する。さらに、エージ
ェントワークステーションは、呼およびデータを含むメ
ッセージを他のエージェントワークステーションへ直接
に転送する能力がない。上記のように、従来のACD
は、コールセンタ設計において真のモジュール性の達成
を妨げる、高価で自由度の小さい機器である。従って、
コールセンタ設計は、従来のACDへの依存度を少なく
し、あるいは、従来のACDを完全に置き換えることに
よって、改善されるべきである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、コールセンタ
におけるコンピュータプログラム間で電話呼およびデー
タを転送する方法およびシステムを提供する。コールセ
ンタアプリケーションプログラムに関連するフローコネ
クションモジュールにより、データおよび電話呼は、あ
るコンピュータプログラムから別のコンピュータプログ
ラムへ、簡単なプログラミング呼出し文により転送され
ることが可能となる。
【0012】また、本発明は、コールセンタ内のACD
(automatic call distributor)においてフロー制御を行
う必要がないように、コールセンタにおいて電話呼をル
ーティングする方法およびシステムを提供する。フロー
コネクションモジュール自体は、コールセンタのACD
フロー制御タスクを置換し、あるいは改善するように構
成される。
【0013】本発明のもう1つの実施例は、フローコネ
クションモジュール、ロケータプログラム、およびPB
X(構内交換機)を含み、これらが一体となってコール
センタのACDにとって代わる。こうして、フローコネ
クションモジュールにより、コールセンタのエージェン
トワークステーションを容易に増減させることができる
ような、低コストでモジュール性のあるコールセンタの
開発が可能となる。
【0014】動作時には、ワークステーションにおける
アプリケーションは、そのフローコネクションモジュー
ル内のフローオブジェクトに対して、ワークステーショ
ンの電話機での呼がコールセンタ内の別の(相手側)ア
プリケーションへ転送されるべきことを通知する。フロ
ーオブジェクトは、相手側アプリケーションのフローコ
ネクションモジュールとのデータコネクションを確立す
る。フローオブジェクトは、相手側フローコネクション
モジュールへ呼関連データを送信し、相手側フローコネ
クションモジュールは、相手側アプリケーションに関連
する内線番号を返す。フローオブジェクトは、相手側ア
プリケーションの電話機へ呼を転送するために、電話ス
イッチのCTI(computer telephony interface)リンク
を要求する。転送される呼に関する通知を受信すると、
相手側フローコネクションモジュールは、フローオブジ
ェクトに対して、呼が正常に転送されたことを通知す
る。その後、フローオブジェクトは、データコネクショ
ンを切断する。これで、相手側フローコネクションモジ
ュールは、電話呼に関するデータを相手側アプリケーシ
ョンに提供することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例は、コールセンタ
における電話呼およびデータのためのフローコネクショ
ン方法およびそのシステムを提供する。フローコネクシ
ョン、あるいはフロー制御とは、ネットワーク内の2点
間(例えば、コールセンタ内の2つのエージェントワー
クステーション間)での情報の転送を制御することであ
る。本発明によれば、コールセンタにおける呼処理アプ
リケーションは、コールセンタ内の他のそれぞれの呼処
理アプリケーションに関連するフローコネクションモジ
ュールに電話呼およびデータを転送することに関するす
べての事項を調整する、関連するフローコネクションモ
ジュールにアクセスすることが可能である。フローコネ
クションモジュールは、コールセンタ内の任意のアプリ
ケーションによってアクセスされることが可能である。
そのようなアプリケーションには、コールセンタエージ
ェントおよびロボット呼処理アプリケーションによって
利用されるソフトウェア制御電話アプリケーション(ソ
フトフォン)が含まれる。
【0016】フローコネクションモジュールにより、コ
ールセンタのエージェントワークステーションの個数を
容易に増減させることができるような、モジュール性の
あるコールセンタの開発が可能となる。本発明の実施例
によれば、フローコネクションモジュールは、ロケータ
プログラムおよび電話ルーティングスイッチとともに、
コールセンタにおける従来のACD(自動呼分配器)に
とって代わることが可能である。また、本発明のもう1
つの実施例では、フローコネクションモジュールは、コ
ールセンタのACDへの付加装置(アジャンクト)とし
て使用することも可能である。電話ルーティングスイッ
チは、好ましくは、受信側ピックアップ時のダイヤルト
ーン、発呼機能、発信呼に関連するリンギングトーン
(呼出音)、不在応答機能、呼転送機能、内線番号計画
を提供する機能、およびトランクライン選択のような、
PBX(構内交換機)の機能に類似した機能を提供す
る。
【0017】図2に、本発明の実施例に従って、コール
センタ内のアプリケーション間で電話呼およびデータを
転送するフローコネクションモジュールの構成を示す。
ワークステーション120aの呼処理アプリケーション
201は、ワークステーション120aのエージェント
電話機203での呼とともに、データセット202を処
理する。電話機203は、顧客とのアクティブコネクシ
ョン(呼)を含み、データセット202は、電話機20
3での顧客に関連するデータを含む。呼処理アプリケー
ション201は、ワークステーション120aのフロー
コネクションモジュール204内のフローオブジェクト
(Flow Obj.)205を呼び出すことによって、ワークス
テーション120b上の呼処理アプリケーション206
へデータセット202および電話機203での呼を転送
することを開始する。フローオブジェクト205のよう
なオブジェクトは、オブジェクト指向プログラムにおけ
る独立したエンティティとして扱われるルーチンおよび
データの両方を含む。フローオブジェクト205は、呼
処理アプリケーション206へのアドレスとともにデー
タセット202を受け取る。このアドレスは、呼処理ア
プリケーション206のロケーション、(このとき呼処
理アプリケーション206に配置されている)コールセ
ンタエージェントのエージェントロケーション識別子、
および、呼処理アプリケーション206へのデータを受
け取ることが可能なファイルの名前を指すことが可能で
ある。フローオブジェクト205は、呼処理アプリケー
ション206のフローコネクションモジュール209と
のデータコネクションを確立する。フローコネクション
モジュール209は、フローオブジェクト(Flow Obj.)
210をインスタンス化(インスタンスを作成)し、フ
ローオブジェクト205は、フローオブジェクト210
へのデータコネクションを通じてデータセット202を
送る。
【0018】フローコネクションモジュール209は、
ワークステーション120bのエージェント電話機20
8の電話番号をフローオブジェクト205に返す。する
と、フローオブジェクト205は、フローコネクション
モジュール209によって提供された電話番号を用い
て、電話機203での呼を電話機208へ転送する。フ
ローオブジェクト205は、電話スイッチ(図示せず)
およびCTI(computer-telephony interface)リンク
(図示せず)を利用して呼を転送する。前述のように、
電話スイッチの動作は、機能的に、PBXが一般的に有
するものを必要とする。呼が転送されると、フローコネ
クションモジュール209は、その呼転送があったこと
をフローオブジェクト205に通知する。すると、フロ
ーオブジェクト205は、フローコネクションモジュー
ル209とのデータコネクションを切断する。フローコ
ネクションモジュール209は、呼処理アプリケーショ
ン206に関連するデータセット207に、フローオブ
ジェクト210のデータを提供する。その後、呼処理ア
プリケーション206は、電話機208に転送されてき
た呼を処理する際に、データセット207を利用するこ
とが可能となる。呼処理アプリケーション206が呼処
理アプリケーション201へデータセット207を送る
必要がある場合、その手続きは、逆方向であることを除
いては上記のものと同一である。例えば、フローオブジ
ェクト210がフローコネクションモジュール204と
の通信リンクを確立することになる。
【0019】本発明の実施例によれば、フローコネクシ
ョンモジュールと、ロケータプログラムの組合せは、従
来のACDの複雑なハードウェアを必要とせずに、AC
Dの機能を提供することが可能である。さらに、本発明
のこの実施例によれば、エージェントワークステーショ
ンを容易に追加および削除することが可能なモジュール
性のあるコールセンタの構成が可能となる。図3に、複
数のフローコネクションモジュールが一体としてコール
センタ350内のACDの機能を提供する本発明の実施
例を示す。
【0020】コールセンタ350は、PBX300bお
よびCTIリンク300a、呼ルーティングワークステ
ーション301、1個以上のエージェントワークステー
ション120a、120b、ロケータ304、ならびに
顧客データのデータベース(DB)305を有する。エ
ージェントワークステーション120a、120bはそ
れぞれ、エージェント電話機203、208、呼処理ア
プリケーション201、206、フローコネクションモ
ジュール204、209、および、エージェントユーザ
インタフェース(図示せず)を有する。エージェントワ
ークステーション120a、120bは、各コールセン
タエージェントが呼処理アプリケーション、フローコネ
クションモジュール、コールセンタ電話機、およびロケ
ータ304のいずれへもアクセスすることを可能にする
パーソナルコンピュータ、またはホスト/サーバ構成、
あるいはその他の任意のコンピューティングアーキテク
チャで動作する。ルーティングワークステーション30
1は、ルーティングアプリケーション310、電話機3
03、およびフローコネクションモジュール302を含
む。電話機303は、電話スタブ、電話スイッチ、ある
いは、呼を受け取りそれをとどめる(park)設備を有す
る。ロケータ304は、コールセンタ350内のアクテ
ィブな呼処理アプリケーションのリストを含む。また、
ロケータ304は、コールセンタ350内のエージェン
トおよび電話機の電話機DNおよびエージェントDNの
リストを含むことも可能である。ロケータ304は、後
述のように、従来のスキル/スプリット・ハントグルー
プに類似のコールセンタエージェント識別機能を提供す
る。
【0021】クライアント電話機100は、公衆交換電
話網(PSTN)101を通じてコールセンタ350へ
発呼する。PBX300bは、コールセンタ350への
電話呼を受け取る。PBX300bのCTIリンク30
0aはまず、その呼を、ルーティングワークステーショ
ン301の電話機303へ送る。本発明の実施例によれ
ば、ルーティングワークステーション301は、ここで
説明する呼処理機能を提供する単一の処理ハードウェア
であることが可能である。ルーティングアプリケーショ
ン310は、特殊化された呼処理アプリケーションであ
り、呼のプロファイル(例えば、どのコールセンタクラ
イアント電話番号へその呼が発呼されたか)を判定す
る。ルーティングアプリケーション310は、コールセ
ンタクライアントに関連する情報を含むデータベース3
05を参照することも可能である。データベース305
は、呼に関連する情報(例えば、発呼者IDが利用可能
な場合に発呼者の電話番号を参照として用いて検索され
る情報)を含むことも可能である。すると、ルーティン
グアプリケーション310は、ロケータ304でデータ
を参照することによって、呼に対する適当なエージェン
トワークステーション120aまたは120bを指定す
る。ルーティングアプリケーション310は、ロケータ
304にアクセスして、実質的に、呼に対する適当なス
キル/スプリット・ハントグループを決定する。その
後、ルーティングアプリケーション310は、フローコ
ネクションモジュール302内のフローオブジェクト3
20を呼び出す。フローオブジェクト320は、電話機
303での呼の識別子と、ルーティングアプリケーショ
ン310がデータベース305から取得したデータと
を、呼関連データとして受け取る。また、フローオブジ
ェクト320は、ルーティングアプリケーション310
から、スキル/スプリット・ハントグループ識別子のよ
うな宛先参照を受け取り、その宛先参照を用いて、ロケ
ータ304に問合せを行うことによって、利用可能な適
当なエージェントワークステーションを見つける。
【0022】ロケータ304は、利用可能な適当なエー
ジェントワークステーション(例えば、ワークステーシ
ョン120a)における呼処理アプリケーションのアド
レスをフローオブジェクト320に返す。ロケータ30
4は、コールセンタ350内で利用可能なさまざまなア
プリケーションプログラムに関連する情報キューを保持
する。また、ロケータ304は、エージェントワークス
テーションにおける呼処理アプリケーションの利用可能
性に関連する情報も保持する。さらに、ロケータ304
は、コールセンタの電話機の電話機DNおよびエージェ
ントDNのリストや、コールセンタ350における呼処
理に有用なその他の情報を保持することも可能である。
ロケータ304内の情報キューは、従来のACD内のス
キル/スプリット・ハントグループにやや類似した機能
を提供する。
【0023】フローオブジェクト320は、ワークステ
ーション120aのフローコネクションモジュール20
4とのデータコネクションを確立する。その後、フロー
オブジェクト320は、ワークステーション120aの
フローコネクションモジュール204へ呼関連データを
送る。フローコネクションモジュール204は、ワーク
ステーション120aの電話機203の識別子(例え
ば、電話機DN)をフローコネクションモジュール20
4に返す。この識別子は、電話機303から電話機20
3へ呼を転送する際に使用される。
【0024】フローオブジェクト320は、この識別子
を受け取ると、電話機303から電話機203へ呼を転
送することを求める要求を、CTIリンク300aに送
る。すると、CTIリンク300aは、電話機203へ
の着信電話呼があったことをフローコネクションモジュ
ール204に通知し、PBX300bは、呼を電話機3
03から電話機203へ転送する。ワークステーション
120aに転送された呼を受け取ると、フローコネクシ
ョンモジュール204は、電話呼を転送したことをフロ
ーオブジェクト320に通知する。その後、フローオブ
ジェクト320は、フローコネクションモジュール20
4とのデータコネクションを切断する。フローコネクシ
ョンモジュール204は、フローオブジェクト205か
ら呼処理アプリケーション201へ呼関連データを転送
し、ワークステーション120aのエージェントがその
呼を処理することができるようにする。
【0025】エージェントが、その呼を別のエージェン
トワークステーション(例えばワークステーション12
0b)へ転送すべきであると判断した場合、手続きは、
図2に関して説明したように動作する。もちろん、コー
ルセンタ350への着信呼は、適宜、まずワークステー
ション120bあるいはその他のワークステーション
(図示せず)へ送られることも可能であり、必ずしも常
にワークステーション120aに割り当てられる必要は
ない。
【0026】図4および図5は、図2に示した本発明の
実施例による、フローコネクションモジュールの動作を
説明する流れ図である。呼処理アプリケーション201
は、データ202および宛先を、フローコネクションモ
ジュール204内のフローオブジェクト205へ送る
(ステップ401)。呼処理アプリケーション201
は、例えば、呼ステートメント(例えば、"Send(destin
ation,data)"により、フローオブジェクト205を呼び
出す。宛先、あるいはアドレスは、フローコネクション
モジュール209のロケーション、呼処理アプリケーシ
ョン206のロケーション、(このとき呼処理アプリケ
ーション206に配置されている)コールセンタエージ
ェントのエージェントロケーション識別子、あるいは、
呼処理アプリケーション206へのデータを受け取るこ
とが可能なファイルの名前を指すことが可能である。デ
ータ202は、任意の種類の呼関連データを含むことが
可能である。
【0027】フローオブジェクト205は、図3に示す
ロケータ304のような、ロケータプログラムにより宛
先アドレスを取得する(ステップ403)。ロケータプ
ログラムにより、フローオブジェクト205は、呼処理
アプリケーション206がアクティブでないときにその
呼処理アプリケーション206へ呼を転送することがな
くなるとともに、正しくないアプリケーションへの転送
も防止される。さらに、フローオブジェクト205は、
ループ方式でロケータプログラムを呼び出して(ステッ
プ405)、第1の宛先が利用可能でない場合に、フロ
ーオブジェクト205が代替宛先のアドレスを取得する
(ステップ407)ようにすることも可能である。フロ
ーオブジェクト205は、宛先を取得すると、呼処理ア
プリケーション206のフローコネクションモジュール
209と交信することが可能となる。
【0028】次に、フローオブジェクト205は、呼処
理アプリケーション206のフローコネクションモジュ
ール209との通信リンクを確立する(ステップ40
9)。フローオブジェクト205は、フローコネクショ
ンモジュール209とのコネクションを確立することが
できない場合(ステップ410)、設定可能な回数だけ
再接続を試みる(ステップ411)。設定可能回数の後
でもフローオブジェクト205がコネクションを確立す
ることができない場合、フローオブジェクト205は、
コネクションが取得できなかったことを呼処理アプリケ
ーション201に通知する(ステップ413)。
【0029】フローオブジェクト205は、フローコネ
クションモジュール209とのコネクションを確立した
場合(ステップ410)、呼関連データをフローコネク
ションモジュール209へ送る(ステップ415)。フ
ローコネクションモジュール209は、フローオブジェ
クト210をインスタンス化し、受け取ったデータをフ
ローオブジェクト210に入れる。フローコネクション
モジュール209は、宛先の実際の電話アドレスをフロ
ーオブジェクト205に返す(ステップ417)。前述
のように、コールセンタの各電話機は、電話機DNおよ
びエージェントDNの両方を有することが可能である。
例えば、フローコネクションモジュール209がエージ
ェントDNを提供した場合、フローオブジェクト205
(あるいはCTIリンク)は、フローコネクションモジ
ュール209の実際の物理電話番号(電話機DN)を決
定することが必要となる。その場合、フローオブジェク
ト205は、呼処理アプリケーション201における電
話呼を呼処理アプリケーション206の電話機へ転送す
ることを求める転送要求をコールセンタのCTIリンク
に送る(ステップ419)。すると、CTIリンクは、
呼処理アプリケーション206の電話機へ呼が転送され
るところであることをフローコネクションモジュール2
09に通知する(ステップ421)。フローオブジェク
ト205によって提供される電話番号を用いて、電話ス
イッチは、ワークステーション120a内の呼処理アプ
リケーションの電話機からワークステーション120b
内の呼処理アプリケーションの電話機へ呼を転送する。
【0030】フローコネクションモジュール209は、
電話呼が転送されたことの確認を受け取ると、呼を受け
取ったことをフローオブジェクト205に通知する(ス
テップ423)。その後、フローオブジェクト205
は、フローコネクションモジュール209とのデータコ
ネクションを切断する(ステップ425)。フローコネ
クションモジュール209は、フローオブジェクト21
0内のデータを呼処理アプリケーション206へ転送す
る(ステップ427)。呼処理アプリケーション206
は、代わりに、フローオブジェクト210のデータを受
け取るためにフローコネクションモジュール209へ要
求を行うことも可能である。この要求は、例えば"Recei
ve(fo,data)"であり、ここで、"fo"はフローオブジェク
ト210の識別子である。呼処理アプリケーションから
フローコネクションモジュール209への要求は、同期
要求であることも非同期要求であることも可能である。
フローオブジェクト210からデータを受け取った後、
呼処理アプリケーション206は、通常のようにして電
話呼を処理しデータに対する操作を行う。
【0031】図6に、フローコネクションモジュールを
使用するときにコールセンタのさまざまな要素間で確立
されるプログラミングインタフェースを示す。このイン
タフェースには、アプリケーションがフローコネクショ
ンモジュールを通じて呼およびデータを受け取ることを
可能にするときに確立されるインタフェース、および、
呼およびその呼関連データを別のコールセンタアプリケ
ーションへ転送するときに確立されるインタフェースが
含まれる。
【0032】コールセンタにおいて呼を受け取り転送す
るために、アプリケーションは、電話内線が初期化され
ていることを確実にしなければならない。従って、アプ
リケーション508は、フローコネクションモジュール
507へ初期化コマンド(例えば、"initialize(DN2)"
を送ることによって、自分自身を利用可能にするプロセ
スを開始する。ここで、DN2は、アプリケーション5
08が存在するワークステーションの電話機の電話番号
(電話機DN)である。すると、フローコネクションモ
ジュール507は、電話スイッチおよびCTIリンク5
04へ"monitor(DN2)"コマンドを送る。また、電話スイ
ッチおよびCTIリンク504に到着する、初期化され
た内線(例えばDN2)宛の呼により、電話スイッチお
よびCTIリンク504は、呼を転送することに加え
て、その内線のフローコネクションモジュール(例え
ば、フローコネクションモジュール507)へ通知を送
る。初期化後、呼転送(call transfer)やコールパーク
(call park)のような通常のCTIコマンドが有効にな
る。コールパークとは、あるロケーションへ発呼して、
そこに呼を着信、あるいは保留させ、呼が保留されてい
る間にある応対を行うものである。代表的な応対には、
音楽を再生することや情報メッセージを提供することが
ある。初期化手続きは、電話線が「第一者呼制御(first
party call control)」または「第三者呼制御(third p
arty call control)」である場合に、行わなければなら
ない。第一者呼制御では、エージェントは、自分の電話
線だけの呼を受け取り転送することができる。第三者呼
制御では、エージェントは、転送後でも、呼に対する何
らかの制御を行うことができる。
【0033】ロケータ505は、いずれのコールセンタ
アプリケーションおよびエージェントが現在アクティブ
であるかを判定するのみならず、いずれのコールセンタ
エージェントが現在利用可能であるかを判定する。従っ
て、エージェントのワークステーションにおけるアプリ
ケーションの初期化は、アプリケーション508をロケ
ータ505に知らせることも必要である。アプリケーシ
ョン508は、"setAvailable"コマンドをフローコネク
ションモジュール507へ送る。すると、フローコネク
ションモジュール507は、"setAvailable(FlowConn2A
ddr)"コマンドをロケータ505へ送る。"FlowConn2Add
r"は、アプリケーション508のアドレス(例えば、コ
ンピューティングネットワーク内のアドレス)を指
す。"setAvailable"手続きの結果、ロケータ505は、
そのキューのうちの1個以上の中に、アプリケーション
508のアドレスを入れる。
【0034】ロケータ505は、それぞれ属性によって
区別される複数のキューを保持することが可能である。
この実施例では、コマンド"setAvailable(FlowConn2Add
r)"は、ロケータ505がアプリケーション508のア
ドレスをいずれのキューに入れるかを決定することを可
能にする属性を提供する。ロケータ505内での「キュ
ーイング」は、コールセンタにおけるACDのような動
作を提供する。前述のように、本発明の実施例は、ロケ
ータ505によって提供される「キューイング」手続き
なしで、呼およびその呼に関連するデータの転送を調整
することも可能である。ロケータ505のいずれの実施
例でも、初期化後、アプリケーション508は、フロー
コネクションモジュール507を利用して、コールセン
タにおける呼および呼関連データを転送し受け取る。
【0035】アプリケーション501が、呼およびその
関連データをアプリケーション508へ転送しようとし
ていると仮定する。まず、アプリケーション501
は、"send(Attributes,Data)"コマンドをフローオブジ
ェクト503へ送信する。すると、フローオブジェクト
503は、ロケータ505にアドレス指定されたfindコ
マンドを呼び出す。findコマンドは、ロケータ505が
基本ロケータであるかキューイングロケータであるかに
応じて、"find()"というフォーマットまたは"find(Attr
ibutes)"というフォーマットを有する。フローオブジェ
クト503が"find(Attributes)"コマンドを用いてロケ
ータ505を呼び出すと、ロケータ505は、"Attribu
tes"によって指定されるキューを探索する。ロケータ5
05は、指定されたキューにアプリケーションを見つけ
た場合、そのアプリケーションのアドレス(例えば、"F
lowConn2Addr")をキューからコピーし、そのアプリケ
ーションのアドレスを呼出し側プログラム(例えば、フ
ローオブジェクト503)に返す。ロケータ505が、
指定されたキューにアプリケーションを見つけられなか
った場合、ロケータ505は、エラーメッセージを発生
する前に、アプリケーションアドレスがキューに現れる
のを設定可能な回数だけ待機する。
【0036】宛先アドレスを受け取った後、フローオブ
ジェクト503は、フローコネクションモジュール50
7に接続するために、"establishDataConnection(FlowC
onn2Addr)"コマンドを呼び出す。フローコネクションモ
ジュール507は、フローオブジェクト506の識別子
("FlowObj2")をフローオブジェクト503に返す。次
に、フローオブジェクト503は、呼関連データをフロ
ーオブジェクト506へ転送する。すると、フローオブ
ジェクト506は、アプリケーション508の電話内線
番号("DN2")をフローオブジェクト503に与える。
次に、フローオブジェクト506は、呼がアプリケーシ
ョン508の電話機へ転送されたときにそのことを通知
するようフローコネクションモジュール507に要求す
る("notifyOnCall")。
【0037】次に、フローオブジェクト503は、アプ
リケーション501の電話機からアプリケーション50
8の電話機へ呼を転送することを要求する転送命令("t
ransfer(DN2)")を電話スイッチおよびCTIリンク5
04へ送る。すると、電話スイッチおよびCTIリンク
504は、電話スイッチおよびCTIリンク504が呼
を関連する電話機へ転送しようとしていることをフロー
コネクションモジュール507に通知する("notifyTra
nsferln")。次に、フローコネクションモジュール50
7は、呼が転送されたことをフローオブジェクト506
に通知し("onCall")、フローコネクションモジュール
507で呼のデータが利用可能となる。フローオブジェ
クト506は、呼が転送されたことをフローオブジェク
ト503に通知し、これにより、フローオブジェクト5
03は、フローオブジェクト506とのデータコネクシ
ョンを終端する。その後、フローコネクションモジュー
ル507は、転送されたデータをアプリケーション50
8に提供する。図6に示すように、本発明の実施例によ
れば、アプリケーション508はコマンド("recv(Flow
Obj2,Data)")をフローコネクションモジュール507
へ送っており、これによりアプリケーション508は、
フローコネクションモジュール507がデータを提供す
るのを非同期的に待機する。
【0038】アプリケーション508からアプリケーシ
ョン501へ呼を転送する場合も同様のプロセスが使用
される。その場合、フローコネクションモジュール50
2が、フローオブジェクト506から転送されたデータ
を受け取る。フローコネクションモジュール507がア
プリケーション508およびフローオブジェクト506
に提供するのと同じ機能を、フローコネクションモジュ
ール502はフローオブジェクト503およびアプリケ
ーション501に提供することになる。
【0039】図7に、前に図3に示したコールセンタ3
50のようなコールセンタにおいて、あるアプリケーシ
ョンから別のアプリケーションへ呼を転送するプロセス
を示す。ワークステーション120aのエージェントが
電話機203での呼を処理していると仮定する。呼処理
アプリケーション201を使用して、エージェントは、
呼に関連するデータをデータベース305から取得す
る。呼について取得されたデータから、エージェント
は、この呼の顧客は以前に同じ商取引についてこのコー
ルセンタの別のエージェントと議論したことを知る。さ
らに、ワークステーション120aのエージェントは、
この顧客の呼の処理は、この顧客が前に話し合ったのと
同じエージェントにこの顧客を再接続することによって
はかどるだろうと判断する。そこで、エージェントは、
電話機203での呼をその別のエージェントのワークス
テーション120bへ転送するとともに、呼関連データ
もその別のエージェントのワークステーション120b
へ転送するように、呼処理アプリケーション201に指
示する。呼処理アプリケーション201は、"Send(dest
ination,data)"のようなコマンドを用いてフローコネク
ションモジュール204内のフローオブジェクト205
を呼び出す。"destination"フィールドは、エージェン
トDNやエージェントIDのような、別のエージェント
の識別子である。"data"フィールドは、データベース3
05から取得した情報のような呼関連データ、および、
呼処理アプリケーション201が受信側呼処理アプリケ
ーションに提供する必要のある他のデータを含む。フロ
ーオブジェクト205は、呼処理アプリケーション20
1によって提供されたエージェントDNあるいはエージ
ェントIDに関連するワークステーションの呼処理アプ
リケーションを識別するために、ロケータ304にアク
セスする。ロケータ304は、提供されたエージェント
DNがワークステーション120bにおける呼処理アプ
リケーション206に対応すると判定する。また、ロケ
ータ304は、呼処理アプリケーション206はコール
センタにおいて現在アクティブであり利用可能であると
判定する。ロケータ304は、呼処理アプリケーション
206のアドレスをフローオブジェクト205に返す。
【0040】フローオブジェクト205は、呼処理アプ
リケーション206に関連するフローコネクションモジ
ュール209と交信する。フローコネクションモジュー
ル209はフローオブジェクト210をインスタンス化
する。その後、フローオブジェクト205は、データを
フローオブジェクト210を送信する。フローオブジェ
クト210は、電話機208の実際の電話番号(電話機
DN)をフローオブジェクト205へ送る。すると、フ
ローオブジェクト205は、CTIリンク300aと交
信して、電話機203での呼を電話機208へ転送する
よう要求する。CTIリンク300aは、フローコネク
ションモジュール209と交信して、呼を電話機208
へ転送しようとしていることを通知する。その後、電話
スイッチ300bは、電話機203から電話機208へ
呼を転送する。転送された呼を受け取った後、フローコ
ネクションモジュール209は、転送された電話呼を受
け取ったことをフローオブジェクト210に通知し、フ
ローオブジェクト210は同様にフローオブジェクト2
05に通知する。その後、フローオブジェクト205
は、フローオブジェクト210とのデータコネクション
を切断する。その後、フローコネクションモジュール2
09は、フローオブジェクト210の識別子および関連
するデータを呼処理アプリケーション206に提供す
る。これで、呼処理アプリケーション206は、電話機
208での顧客の呼を処理し、呼処理アプリケーション
201によって提供されたデータにアクセスすることが
可能となる。
【0041】図8および図9に、本発明によって提供さ
れるフローコネクションモジュールに関連するロケータ
プログラム(例えば、図3に示したロケータ304)の
さまざまな実施例を示す。前述のように、本発明の実施
例は、2種類のロケータ、すなわち、「基本」ロケータ
および「キューイング」ロケータを用いて動作可能であ
る。基本ロケータは、アプリケーションの特性あるいは
利用可能性を追跡しないが、例えばユーザ名などの一意
的な属性を参照して宛先のアドレスを返すことによっ
て、宛先アプリケーションを見つけるサービスを提供す
る。キューイングロケータは、利用可能性を追跡すると
ともに、従来スキル/スプリット・ハントグループによ
って管理されていた属性のようなその他の宛先属性を追
跡する。
【0042】図8に、基本ロケータ701の実施例を示
す。基本ロケータ701は、コールセンタにおける呼処
理アプリケーションのロケーションテーブル702を有
する。ロケーションテーブル702は、アドレスリスト
703およびアプリケーションリスト704を含む。ア
ドレスリスト703は、アプリケーションリスト704
内の特定の対応するアプリケーションを参照するための
適当なアドレスを含む。例えば、アドレスリスト703
は、ワークステーションアプリケーション("Applicati
on 1, Workstation 120a")のネットワークアドレス("
Addr1")を含む。基本ロケータ701のこの実施例で
は、ロケーションテーブル702は、アプリケーション
リスト704内のアプリケーションの利用可能性に関す
る情報は提供しない。
【0043】図9に、キューイングロケータ705の実
施例を示す。キューイングロケータ705はロケーショ
ンテーブル706を有する。ロケーションテーブル70
6は、属性セットリスト707、アドレスリスト70
8、アプリケーションリスト709およびステータスリ
スト710を含む。属性セットリスト707は、コール
センタアプリケーション属性の属性識別子を含む。キュ
ーイングロケータ705は、コールセンタで受け取られ
る新たなアプリケーションに関連する属性の受取りおよ
び識別のために別個の属性クラシファイアプログラムを
含むことも可能である。属性セットリスト707は、従
来のスキル/スプリット・ハントグループと同様の機能
を実行する。例えば、同じ属性セット(例えば"Attribu
tes2")を有するアプリケーションは、同じスキル/ス
プリット・ハントグループに属するとみなすことができ
る。アドレスリスト708は、基本ロケータ701にお
けるアドレスリスト703と同様の機能を実行する。同
様に、アプリケーションリスト709は、基本ロケータ
701のアプリケーションリスト704と同じ機能を実
行する。ステータスリスト710は、コールセンタにお
けるさまざまなアプリケーションのステータス(状態)
を追跡する。例えば、ステータスリストは、アプリケー
ションが利用可能であるか、ビジー(使用中)である
か、あるいはオフラインであるかを追跡する。場合によ
っては、アプリケーションは呼を保留することができる
が、その間に、フローオブジェクトが特定の属性セット
のアプリケーションへ呼を転送しようとする場合、キュ
ーイングロケータ705は、属性セットリスト707に
おいて適合するアプリケーションのうち、ビジーである
アプリケーションよりも利用可能なアプリケーションを
そのフローオブジェクトのために選択することになる。
例えば、ロケーションテーブル706によれば、"Attri
butes2"を有するアプリケーションを求めているフロー
オブジェクトに対して、キューイングロケータ705
は、"Off-line"としてリストされているワークステーシ
ョン102cのアプリケーション2よりも、"Availabl
e"としてリストされているワークステーション102a
のアプリケーション1を選択する。同様に、"Attribute
s1"を有するアプリケーションを求めているフローオブ
ジェクトに対して、キューイングロケータ705は、す
べて"busy"としてリストされている他の"Attributes1"
を有するアプリケーションよりも、"Available"として
リストされているワークステーション102dのアプリ
ケーション1を選択する。
【0044】別法として、アプリケーションリスト70
9は、エージェント識別子あるいは電話機識別子のリス
トを含むことも可能である。例えば、アプリケーション
リストは、基本ロケータ701およびキューイングロケ
ータ705のいずれにおいても、アプリケーションの代
わりにエージェントDNを含むことも可能である。ある
いは、ロケータは、可能な識別子あるいはアドレスの追
加セットを含む追加ロケーションテーブルを含むことも
可能である。例えば、コールセンタ設計者は、コールセ
ンタアプリケーションが属性、アプリケーション名、エ
ージェントDN、および電話機DNに基づいてフローコ
ネクションモジュールを通じてデータおよび呼を転送す
ることができるようにしたいと考える可能性もある。前
述のように、属性に基づく転送を可能にすることによ
り、従来のスキル/スプリット・ハントグループと同様
の機能が提供される。アプリケーション名やワークステ
ーション名に基づく転送を可能にすることにより、コー
ルセンタエージェントは、既知のアプリケーションに基
づいて呼およびデータを転送することができる。コール
センタエージェントがエージェントDNやエージェント
IDに基づいて呼およびデータを転送することができる
ことにより、コールセンタエージェントは、別のコール
センタエージェントの名前や識別に基づいて電話呼およ
びデータを転送することが可能となる。同様に、コール
センタエージェントが既知の電話番号へ電話呼およびそ
のデータを転送することができることにより、コールセ
ンタエージェントにさらにフレキシビリティが提供され
る。
【0045】図10に、本発明のもう1つの実施例によ
る、コールセンタ850における呼の処理を示す。この
実施例は、基本ロケータ801およびキューイングロケ
ータ802の両方を含む。キューイングロケータ802
は、着信呼を処理するためにスキル/スプリット・ハン
トグループからエージェントを選択する際にルーティン
グワークステーション803を支援する。基本ロケータ
801は、エージェントワークステーション間で受渡し
される多くの呼に適した、迅速なロケーション(検索)
サービスを提供する。
【0046】クライアント電話機100は、PBX30
0bおよびCTIリンク300aに接続される。CTI
リンク300aは、まずすべての呼を、ルーティングワ
ークステーション803の電話機804へ転送するよう
PBX300bに指示する。CTIリンク300aは、
呼転送通知をフローコネクションモジュール805へ送
り、フローコネクションモジュール805は、呼が到着
したことをルーティングアプリケーション807に通知
する。電話機804に呼が到着した後、特殊化された呼
処理アプリケーションであるルーティングアプリケーシ
ョン807は、その呼に関連する基準に基づいて(例え
ばその呼の宛先の実際の電話番号を属性リストともに参
照する)、適当なスキル/スプリット・ハントグループ
を決定する。その後、ルーティングアプリケーション8
07は、キューイングロケータ802を参照して、スキ
ル/スプリット・ハントグループ内でその呼を処理する
適当なエージェントを決定する。キューイングロケータ
802は、適当なスキル/スプリット・ハントグループ
内のエージェントのセットを見つけ、利用可能性のよう
な基準に基づいてそれらのエージェントのうちの1エー
ジェントを選択する。キューイングロケータ802は、
利用可能なエージェントを見つけられなかった場合、プ
ログラム(設定)可能な代替範囲を調べる(例えば、同
じくライアンとのデフォルトのスキル/スプリット・ハ
ントグループへ呼を送る、あるいは、コールセンタのデ
フォルトのエージェントワークステーションへ呼を送
る)。キューイングロケータ802が、呼を受け取る適
当なエージェントを見つけたと仮定すると、キューイン
グロケータ802は、適当なエージェントの識別子ある
いはアドレスをルーティングアプリケーション807に
返す。
【0047】プログラミング(設定)に応じて、ルーテ
ィングアプリケーション807は、データベース305
からクライアントデータを取得することも可能である。
また、ルーティングアプリケーション807は、発呼者
の電話番号をデータベースキーとして利用して、データ
ベース305から発呼者に関連するデータを取得するこ
とも可能である。利用可能なエージェントの識別を受け
取った後、ルーティングアプリケーション807は、フ
ローコネクションモジュール805のフローオブジェク
ト806に、呼を転送するよう通知する(例えば、send
(destination(AgentID),data))。宛先はエージェント
ワークステーション120bに対応すると仮定すると、
フローオブジェクト806は、フローコネクションモジ
ュール209との通信リンクを確立し、呼関連データを
送信する。フローオブジェクト210は、電話機208
の電話機DNをフローオブジェクト806に返す。次
に、フローオブジェクト806は、電話機804から電
話機208へ呼を転送することを求める要求をCTIリ
ンク300aへ送る。フローオブジェクト806は、呼
が転送されたことの通知を受け取った後、フローコネク
ションモジュール209との通信リンクを切断する。そ
の後、フローコネクションモジュール209は、電話呼
が転送されたことおよびデータを受け取ったことを呼処
理アプリケーション206に通知する。
【0048】次に、ワークステーション120bのエー
ジェントが、呼およびその関連データをワークステーシ
ョン120aのエージェントへ送りたいと仮定する。そ
の場合、フローオブジェクト210は、呼処理アプリケ
ーション206から宛先およびデータを受け取る。フロ
ーオブジェクト210は、まず、基本ロケータ801を
用いてフローコネクションモジュール204を識別しよ
うと試みる可能性がある。多くの状況で、基本ロケータ
801は、満足なパフォーマンスを提供するとともに、
キューイングロケータ802への負荷を軽減する。基本
ロケータ801がフローコネクションモジュール204
のアドレスを返した場合、フローオブジェクト210
は、トランザクション(取引)の処理を続行する。しか
し、基本ロケータ801が満足な結果を提供しない場
合、フローオブジェクト210は、キューイングロケー
タ802を用いることにより宛先アドレスを見つけよう
とする。フローオブジェクト210は、宛先アドレスを
受け取ると、フローコネクションモジュールシステムに
ついて前述したようにトランザクションを処理する。
【0049】図11に、図2のワークステーション12
0a上の呼処理アプリケーション201のような、フロ
ーコネクションモジュールを利用する呼処理アプリケー
ションに関連する例示的なユーザインタフェースによっ
て提供される代表的なディスプレイを示す。例として、
呼処理アプリケーションは、ソフトフォンアプリケーシ
ョンであるとする。ソフトフォンアプリケーションによ
れば、呼の処理中にワークステーションでの呼のキュー
イング、パーク(park)、保留が可能である。本発明のい
くつかの実施例では、ソフトフォンアプリケーションは
ワークステーション内に呼を保留し、別の実施例では、
ソフトフォンアプリケーションは、フローコネクション
モジュールを使用して、外部のコールパーキングレポジ
トリに呼をパークする。コールパーキングレポジトリ
は、パークされた呼を、呼をパークした呼処理アプリケ
ーションに返すフローコネクションモジュールを有する
ことも可能である。
【0050】エージェントは、ソフトフォンアプリケー
ションのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)
から、特定のパークされた呼を選択することによって、
パークされた呼を取得する。このアクションにより、ソ
フトフォンアプリケーションは、パークされたロケーシ
ョンから呼を取得するフローコネクションモジュール
へ、呼取得メッセージを送る。ソフトフォンアプリケー
ションのような呼処理アプリケーションのGUI900
は、図11に示すように、パーク呼識別チャート901
を提供する。パーク呼識別チャート901は、それぞれ
のパークされた発呼者の名前、各呼がパークされた時
刻、および、各呼のパーク時間を含む。例示的なGUI
900に示すように、このエージェントはパークされた
6個の呼902〜907を有する。呼処理アプリケーシ
ョンは、パークされた発呼者の名前の入力を可能にする
ユーティリティをエージェントに提供する。パーク時刻
およびパーク時間の情報は、呼処理アプリケーションに
よって提供される情報を用いて自動的に供給される。
【0051】エージェントは、パークされた呼902の
横に表示されたラジオボタンのような、それぞれのパー
クされた呼の横に表示されるソフトウェアラジオボタン
908を作動させることによって、処理を続行するため
に特定のパークされた呼を取得することが可能である。
一実施例では、エージェントは、ホットキーの組合せを
使用することによって、または、マウスのカーソルを用
いてラジオボタン908をクリックすることによって、
ラジオボタン908を作動させることが可能である。別
の実施例では、エージェントは、タッチスクリーンによ
り、単にラジオボタン908に触れることも可能であ
る。
【0052】ボタン908を作動させることによって、
エージェントは、パークされた呼の処理の継続を開始す
る。例えば、エージェントは、ボタン908を用いて、
パークされた呼を別のエージェントワークステーション
へフローコネクションモジュールを使用して転送するこ
とや、自分のワークステーションで処理を継続するため
に、パークされた呼を取得することが可能である。いく
つかの実施例では、パークされた呼はリモートロケーシ
ョンにパークされ、取得プロセスは、フローコネクショ
ンモジュールを利用して、パークされた呼をエージェン
トのワークステーションに返す。エージェントは、前に
パークされた6個のパーク呼902〜907のうちのい
ずれを選択することも可能である。さらに、エージェン
トは、6個のパーク呼取得ボタン908を任意の順序で
作動させることが可能である。こうして、エージェント
は、必ずしも蓄積された順序で呼を取得する必要はな
い。
【0053】呼処理アプリケーションを使用するエージ
ェントは、エージェントワークステーションの呼のリス
トからパーク呼を除去し、ワークステーションの1個以
上の呼を、フローコネクションモジュールを用いて、デ
フォルトロケーションへリダイレクトすることも可能で
ある。従って、除去された呼は、必ずしもコールセンタ
から切断される必要はなく、単に、特定のエージェント
のワークステーションとの関連づけがなくなるだけであ
る。また、エージェントには、パーク呼902の横に設
けられたコールドロップボタンのような、それぞれのパ
ーク呼の横に設けられるコールドロップボタン909が
提供される。コールドロップボタン909は、6個のパ
ーク呼902〜907のいずれでも選択的に作動させる
ことが可能である。例えば、エージェントは、"Irate"
としてリストされた発呼者のコールドロップボタン90
9を使用することができる。コールドロップボタン90
9を作動させることにより、パーク呼はデフォルトDN
(例えば、ロケータで指定される、このコールセンタの
デフォルトDN)へ返される。呼のタイプおよびコール
センタ設定に依存して、これは、エージェントのスキル
/スプリット・ハントグループへ、またはその他の宛先
への呼のリダイレクトとなる。他方、呼がまずエージェ
ントのワークステーションのエージェントDNまたは電
話機DNへ送られた場合、コールドロップボタン909
を作動させることにより呼が切断されるように設定する
ことも可能である。
【0054】図12に、ワークステーション内の複数の
呼処理アプリケーションが1つのフローコネクションモ
ジュールにアクセスする、本発明の代替実施例を示す。
また、図12は、フローコネクションモジュールが複数
のワークステーションへの電話呼および呼関連データの
転送を指示する、本発明の実施例も示す。
【0055】図12に示すワークステーションは一般に
図2のワークステーションと同様であるが、図12では
ワークステーション120aは2つの呼処理アプリケー
ション、すなわち、呼処理アプリケーション201およ
び呼処理アプリケーション1001を含む点で相違す
る。フローコネクションモジュールは、呼処理アプリケ
ーションのプログラミングの一部とすることも可能であ
り、あるいは、複数の呼処理アプリケーションからアク
セス可能な独立のプログラムとして存在することも可能
である。例えば、呼処理アプリケーション201は、ワ
ークステーション120aで呼をパークおよび取得する
ソフトフォンアプリケーションである。呼処理アプリケ
ーション1001は、特定のコールセンタクライアント
に関連する特殊化した呼処理アプリケーション(例え
ば、バンキングクライアントのためのローン処理アプリ
ケーション)とすることが可能である。呼処理アプリケ
ーション201および呼処理アプリケーション1001
のいずれも、呼を処理する際にフローオブジェクト20
5およびフローコネクションモジュール204にアクセ
スすることが可能であり、フローコネクションモジュー
ル204は、別のフローオブジェクトから受け取ったデ
ータを呼処理アプリケーション201および呼処理アプ
リケーション1001のいずれに渡すことも可能であ
る。
【0056】呼処理アプリケーション1001は、電話
機203での呼に関連するデータセット1002を含
む。データセット1002は、データベースから取得さ
れるデータや呼自体から取得されるデータを含む、任意
のタイプの呼関連データを含むことが可能である。呼処
理アプリケーション1001は、データセット1002
をフローオブジェクト205へ送る。呼処理アプリケー
ション1001は、例えば"send(destination,data)"に
より、データセットおよび電話機203での呼をワーク
ステーション120bおよびワークステーション120
cへ転送するように指示する。ここで、"destination"
は、2つの宛先、すなわち、ワークステーション120
bおよびワークステーション120cを含む配列であ
る。こうして、フローオブジェクト205は、ワークス
テーション120bのフローコネクションモジュール2
09とのデータコネクションを確立するとともに、ワー
クステーション120cのフローコネクションモジュー
ル1005とのもう1つのデータコネクションを確立す
る。
【0057】次に、フローオブジェクト205は、デー
タセット1002をフローコネクションモジュール20
9およびフローコネクションモジュール1005へ送信
する。フローコネクションモジュール209は、データ
をフローオブジェクト210に送り、フローコネクショ
ンモジュール1005はデータをフローオブジェクト1
004に送る。フローオブジェクト210は、フローオ
ブジェクト205に電話機208の電話番号を返し、フ
ローオブジェクト1004はフローオブジェクト205
にワークステーション120cの電話機1003の電話
番号を返す。その後、フローオブジェクト205は、電
話機203での呼を電話機208および電話機1003
の両方へ転送することを求める要求をCTIリンク(図
示せず)へ送る。
【0058】呼を電話機208へ転送した後、フローオ
ブジェクト210は、呼を受け取ったことをフローオブ
ジェクト205に通知し、フローオブジェクト205
は、フローコネクションモジュール209とのデータコ
ネクションを切断する。同様に、フローオブジェクト1
004は、呼が電話機1003に転送されたことの通知
を受け取ると、呼を受け取ったことをフローオブジェク
ト205に通知し、フローオブジェクト205は、フロ
ーオブジェクト1004とのデータリンクを切断する。
その後、フローオブジェクト210は、データセット1
002を、呼処理アプリケーション206で利用可能に
する。同様に、フローオブジェクト1004は、データ
セット1002を、ワークステーション120c内の呼
処理アプリケーション1006で利用可能にする。その
後、ワークステーション120b、120cのエージェ
ントは、会議方式で呼を処理することが可能となる。
【0059】本発明とともに使用可能な複数個処理アプ
リケーションは、米国特許出願第09/060,038
号(出願日:1998年4月13日)に記載されてい
る。
【0060】以上、本発明の実施例について説明した
が、当業者であればさまざまな変形例を考えることが可
能であり、それらの変形例も本発明の技術的範囲に入
る。例えば、フローコネクションモジュール、呼処理ア
プリケーション、およびワークステーションは、図示し
たものとは異なることも可能であり、また、さまざまな
追加機能をサポートするために追加のフローコネクショ
ンモジュールを設けることも可能である。ワークステー
ションアプリケーションは、人間と対話することに加え
て、ロボットアプリケーションと対話することも可能で
ある。従って、本発明の実施例は、配置されるエージェ
ントがすべて人間であるコールセンタ、ロボットと人間
の混成のエージェントワークステーションを有するコー
ルセンタ、および、完全にロボットアプリケーションの
みのコールセンタに適用可能である。
【0061】フローコネクションモジュールは、さまざ
まなタイプのコンピューティングシステム上、あるい
は、ここで説明したコンピューティングネットワークと
はかなり異なるコンピューティングシステム上でも動作
可能である。さらに、コールセンタ内のそれぞれのフロ
ーコネクションモジュールは、そのフローコネクション
モジュールがここで説明した通信タスクを最終的に実行
するのであれば、異なるコンピューティングシステム上
で動作することも可能である。フローコネクションモジ
ュールは、コンピュータチップやASIC(特定用途向
け集積回路)上に設けられるもののような、ハードウェ
ア内のマイクロコードとして提供可能である。フローコ
ネクション方法およびシステムは、特殊化したコールセ
ンタ電話機のボタンの選択あるいは作動により、その電
話機およびその呼関連データと別の電話機との間のフロ
ーコネクションが開始されるように、特殊化したコール
センタ電話機を通じて呼び出されることも可能である。
同様に、フローコネクションモジュールは、必ずしも電
話呼を転送せずにデータを送信するためにも使用可能で
ある。
【0062】1つの代替実施例では、フローコネクショ
ンモジュールは、ワークステーションにおけるプラグイ
ンデバイスとして提供可能である。この実施例では、プ
ラグインデバイスによる動作のためにワークステーショ
ンを適当に設定するため、ワークステーションでユーテ
ィリティプログラムを実行することができる。このよう
なデバイスは、すべての重要な点で、前述の実施例と同
様に動作する。本発明の別の実施例では、フローコネク
ションモジュールはアプリケーションにマージされるこ
とも可能である。フローコネクションモジュールは、任
意のプログラミング言語でプログラムすることが可能で
ある。さらに、ワークステーションは、そのワークステ
ーション内のフローコネクションモジュールと対話する
複数のアプリケーションを含むことが可能である。フロ
ーコネクションモジュールは、IBM Callpath、Genesys
T-Server、あるいはDialogic CT-ConnectのようなCT
Iミドルウェア製品と対話することも可能である。
【0063】ロケータプログラムは、さまざまな呼処理
デバイスとともに動作するように設定可能である。さら
に、コールセンタ内のワークステーションおよびロケー
タプログラムとともに初期化プログラムを動作させて、
コールセンタ内のエージェントのエージェントDNや、
コールセンタ電話機の電話機DNのようなサイト固有情
報を入力することも可能である。また、初期化プログラ
ムは、エージェントDNのような論理機能を、電話機D
Nのような物理機能と整合させることも可能である。さ
らに、初期化プログラムは、スキル/スプリット・ハン
トグループの場合と同様に、ロケータプログラム内のキ
ューにエージェントDNを割り当て、呼ルーティングプ
ログラムに、スキル/スプリット・ハントグループに対
する適当な呼出しスクリプトをインストールする。
【0064】フローコネクションモジュールは、ワーク
ステーションにおける1つ以上のアプリケーションとの
間で転送される呼およびデータのイベントログを生成す
ることも可能である。ログデータは、ワークステーショ
ンのデータレポジトリに蓄積することも可能であり、あ
るいは、リモートデータベースに蓄積することも可能で
ある。ログは、適当な監視員が調べて、期待されるパラ
メータ内でシステムが動作していることを確実にするこ
とが可能である。誤転送メッセージが多いことは、コー
ルセンタにおける、または、ワークステーションのフロ
ーコネクションモジュールにおける、異常状態を知らせ
ている可能性がある。
【0065】呼がフローコネクションモジュールを通じ
て転送されている間に発呼者が電話を切った場合、CT
Iリンクは、呼切断メッセージにより、適当なフローコ
ネクションモジュールにこのイベントを通知する。する
と、フローコネクションモジュールは、適当な呼処理ア
プリケーションに、この呼切断を通知する。
【0066】さらに別の実施例では、呼処理アプリケー
ションは、フローオブジェクトに、ワークステーション
の電話機から別の電話機への呼のブラインド転送を指示
することが可能である。ブラインド転送とは、転送先ロ
ケーションが利用可能かどうかをチェックせずに転送者
が呼の転送先ロケーションを指示する呼転送である。例
えば、従来の電話システムでは、発呼者は一般に保留に
され、転送者が電話番号をダイヤルし、転送ボタンを押
すと、呼の自動転送が開始される。ブラインド転送とは
異なり、確認転送(supervised transfer)では、呼を転
送する前に、転送される番号が利用可能であることを転
送者が実際に確認する。
【0067】本発明についてここで説明したことは、必
ずしも上記の例示的なコールセンタに限らず、他のコー
ルセンタ設計にも適用可能である。さまざまなコンピュ
ーティングシステムの具体例、従って、さまざまな他の
システム構成が、本発明のもとで使用可能である。
【0068】ここで説明した本発明の実施例は、大規模
なコンピューティングシステムを用いるような、コール
センタ設置に関して説明した。しかし、本発明は、小規
模のポータブルなコンピュータ化されたシステムや、ネ
ットワーク内に分散された分散コンピューティングデバ
イスのような他のコンピューティングシステムにも適用
可能である。フローコネクションモジュールは、データ
のみ、呼のみ、あるいは他のタイプのコネクションの転
送に利用可能である。
【0069】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のソフトフォンを装備したコールセンタの
図である。
【図2】本発明の実施例に従って、コールセンタ内のア
プリケーション間で電話呼およびデータを転送するフロ
ーコネクションモジュールの構成を示す図である。
【図3】図2のフローコネクションモジュールどうしが
一体となってコールセンタ内の従来のACDの機能を提
供する、本発明の実施例の図である。
【図4】本発明の実施例による、図2に示したフローコ
ネクションモジュールの動作を示す流れ図である。
【図5】本発明の実施例による、図2に示したフローコ
ネクションモジュールの動作を示す流れ図である。
【図6】図2に示したフローコネクションモジュールの
ようなフローコネクションモジュールの使用時に、コー
ルセンタのさまざまな要素間で確立されるプログラミン
グインタフェースの図である。
【図7】コールセンタにおいてあるアプリケーションか
ら別のアプリケーションへ呼を転送するプロセスの図で
ある。
【図8】本発明の基本ロケータの実施例の図である。
【図9】本発明のキューイングロケータの実施例の図で
ある。
【図10】図2のフローコネクションモジュールを使用
したコールセンタのもう1つの実施例の図である。
【図11】図2のフローコネクションモジュールを利用
する呼処理アプリケーションに関連する例示的なユーザ
インタフェースによって提供される代表的なディスプレ
イの図である。
【図12】ワークステーション内の複数のアプリケーシ
ョンがフローコネクションモジュールにアクセスし、複
数のアプリケーションがフローオブジェクトから転送さ
れた呼および呼関連データを受け取る、本発明の2つの
代替実施例を示す図である。
【符号の説明】 100 クライアント電話呼 101 PSTN(公衆交換電話網) 102 ACD 103 ACDルートポイント 104 ルーティングプログラム 105 ACDベクタ 106 ACDスキル/スプリット・ハントグループ 107 パイロットディレクトリ番号(パイロットD
N) 108 エージェント電話機 109 CTIリンク 110 呼制御アプリケーションサーバ 111 ソフトフォンアプリケーション 120 エージェントワークステーション 201 呼処理アプリケーション 202 データセット 203 エージェント電話機 204 フローコネクションモジュール 205 フローオブジェクト 206 呼処理アプリケーション 207 データセット 208 エージェント電話機 209 フローコネクションモジュール 210 フローオブジェクト 300a CTIリンク 300b PBX 301 ルーティングワークステーション 302 フローコネクションモジュール 303 電話機 304 ロケータ 305 データベース 310 ルーティングアプリケーション 320 フローオブジェクト 350 コールセンタ 501 アプリケーション 502 フローコネクションモジュール 503 フローオブジェクト 504 電話スイッチおよびCTIリンク 505 ロケータ 506 フローオブジェクト 507 フローコネクションモジュール 508 アプリケーション 701 基本ロケータ 702 ロケーションテーブル 703 アドレスリスト 704 アプリケーションリスト 705 キューイングロケータ 706 ロケーションテーブル 707 属性セットリスト 708 アドレスリスト 709 アプリケーションリスト 710 ステータスリスト 801 基本ロケータ 802 キューイングロケータ 803 ルーティングワークステーション 804 電話機 805 フローコネクションモジュール 806 フローオブジェクト 807 ルーティングアプリケーション 850 コールセンタ 900 GUI 901 パーク呼識別チャート 902〜907 パーク呼 908 パーク呼取得ボタン 909 コールドロップボタン 1001 呼処理アプリケーション 1002 データセット 1003 電話機 1004 フローオブジェクト 1005 フローコネクションモジュール 1006 呼処理アプリケーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ウェンディー エス クック アメリカ合衆国、94618 カリフォルニア、 オークランド、バックアイ アベニュー 50 (72)発明者 グレゴリー エー デントン アメリカ合衆国、98121 ワシントン、シ アトル、ウォール ストリート 500、ア パートメント 1205 Fターム(参考) 5K015 AA00 AB00 AF00 AF03 AF05 AF09 HA00 5K101 KK00 LL01 MM00 MM02 NN18 NN21 PP03 RR11 SS07

Claims (66)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データおよび電話呼を転送する方法にお
    いて、 電話呼に関連するアプリケーションから宛先およびデー
    タを有する転送要求を受け取るステップと、 前記宛先との通信リンクを確立するステップと、 前記通信リンクを用いて前記宛先へデータを転送するス
    テップと、 前記アプリケーションに関連する電話呼を前記宛先へ転
    送するよう要求するステップとを有することを特徴とす
    る、データおよび電話呼を転送する方法。
  2. 【請求項2】 前記転送要求は、前記宛先におけるフロ
    ーコネクションモジュールとの通信リンクを確立するル
    ーチンを含むフローオブジェクトによって受け取られる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記宛先から呼転送通知を受け取るステ
    ップと、 前記呼転送通知を受け取った後、前記宛先との通信リン
    クを切断するステップとをさらに有することを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記宛先との通信リンクを確立する前
    に、利用可能な宛先アドレスを取得するステップをさら
    に有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記電話呼を前記宛先へ転送するよう要
    求した後に、前記電話呼を前記宛先へ転送するステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記電話呼を転送する前に、前記宛先へ
    電話呼転送を通知するステップをさらに有することを特
    徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記転送要求を受け取るステップは、 前記転送要求のためにフローコネクションオブジェクト
    のインスタンスを作成するステップと、 前記データを前記フローコネクションオブジェクトに追
    加するステップとを有することを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記通信リンクを確立するステップは、
    少なくとも1つのコンピュータ間通信プロトコルを利用
    することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも1つのコンピュータ間通
    信プロトコルはTCP/IPであることを特徴とする請
    求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 転送されるデータは前記宛先における
    フローコネクションモジュールによって受け取られ、前
    記方法はさらに、 前記フローコネクションモジュールから前記宛先のアプ
    リケーションへ前記データを転送するステップをさらに
    有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記電話呼の転送要求は、PBXへの
    CTIリンクによって受け取るのに適したフォーマット
    で送られることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記転送要求内のデータを含むクライ
    アント情報をデータベースから受け取るステップをさら
    に有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記転送要求内のデータは前記電話呼
    の識別子を含むことを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記電話呼が切断された場合、切断メ
    ッセージが前記宛先へ送られることを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 複数のエージェントを有するコールセ
    ンタ内で呼を自動的に分配する方法において、 前記コールセンタへの電話呼を受取り、第1フローコネ
    クションモジュールを有するルーティングプログラムに
    該電話呼を送るステップと、 前記電話呼を受け取るエージェント宛先を決定するステ
    ップと、 前記エージェント宛先およびデータを含む転送要求を前
    記第1フローコネクションモジュールへ送るステップ
    と、 前記第1フローコネクションモジュールと、前記エージ
    ェント宛先における第2フローコネクションモジュール
    との間に通信リンクを確立するステップと、 前記第1フローコネクションモジュールから前記第2フ
    ローコネクションモジュールへ前記データを転送するス
    テップと、 前記ルーティングプログラムから前記エージェント宛先
    へ前記電話呼を転送することをCTIリンクに要求する
    ステップとを有することを特徴とする、コールセンタ内
    で呼を自動的に分配する方法。
  16. 【請求項16】 前記転送要求は、前記第2フローコネ
    クションモジュールとの通信リンクを確立するルーチン
    を含む、前記第1フローコネクションモジュール内のフ
    ローオブジェクトによって受け取られることを特徴とす
    る請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 別のエージェント宛先およびデータを
    含む別の転送要求を前記第2フローコネクションモジュ
    ールへ送るステップと、 前記第2フローコネクションモジュールと、前記別のエ
    ージェント宛先に関連する第3フローコネクションモジ
    ュールとの間に通信リンクを確立するステップと、 前記第2フローコネクションモジュールから前記第3フ
    ローコネクションモジュールへ前記データを転送するス
    テップと、 前記エージェント宛先から前記別のエージェント宛先へ
    前記電話呼を転送することを前記CTIリンクに要求す
    るステップとをさらに有することを特徴とする請求項1
    5に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記第3フローコネクションモジュー
    ルから呼転送通知を受け取るステップと、 前記第3フローコネクションモジュールから呼転送通知
    を受け取った後、前記第3フローコネクションモジュー
    ルとの通信リンクを切断するステップとをさらに有する
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記通信リンクを確立する前に、利用
    可能な宛先アドレスを取得するステップをさらに有する
    ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記転送要求を送った後、前記電話呼
    を前記エージェント宛先へ転送するステップをさらに有
    することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記電話呼を前記エージェント宛先へ
    転送する前に、前記エージェント宛先へ電話呼転送を通
    知するステップをさらに有することを特徴とする請求項
    20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記第1フローコネクションモジュー
    ルが前記転送要求を受け取るステップと、 前記第1フローコネクションモジュールが、前記転送要
    求を受け取った後、前記転送要求のためにフローコネク
    ションオブジェクトのインスタンスを作成するステップ
    と、 前記第1フローコネクションモジュールが、前記データ
    を前記フローコネクションオブジェクトに追加するステ
    ップとをさらに有することを特徴とする請求項15に記
    載の方法。
  23. 【請求項23】 前記第1コネクションモジュールと前
    記第2フローコネクションモジュールの間に通信リンク
    を確立するステップは、少なくとも1つのコンピュータ
    間通信プロトコルを利用することを特徴とする請求項1
    5に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記少なくとも1つのコンピュータ間
    通信プロトコルはTCP/IPであることを特徴とする
    請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記第2フローコネクションモジュー
    ルから前記エージェント宛先のアプリケーションへ前記
    データを転送するステップをさらに有することを特徴と
    する請求項15に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記ルーティングプログラムから前記
    エージェント宛先へ前記CTIリンクを通じて送られる
    電話呼の転送要求はCTIミドルウェアアプリケーショ
    ン用にフォーマットされることを特徴とする請求項15
    に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記転送要求内のデータを含む、前記
    電話呼に関連する情報を、データベースから受け取るス
    テップをさらに有することを特徴とする請求項15に記
    載の方法。
  28. 【請求項28】 前記転送要求内のデータは前記電話呼
    の識別子を含むことを特徴とする請求項15に記載の方
    法。
  29. 【請求項29】 前記電話呼が切断された場合、切断メ
    ッセージが前記第1フローコネクションモジュールへ送
    られることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記複数のエージェントは複数のエー
    ジェントセットに編成され、前記電話呼を受け取るエー
    ジェント宛先を決定するステップは、 エージェントロケータに問合せを行い、前記複数のエー
    ジェントセットのうち、前記電話呼を受け取るのに適し
    たエージェントセットを識別するステップと、 識別されたエージェントセット内で前記電話呼を受け取
    るエージェントを識別するステップと、 識別されたエージェントのエージェント宛先を見つける
    ステップとを有することを特徴とする請求項15に記載
    の方法。
  31. 【請求項31】 CTIリンクを有し、データおよび電
    話呼を転送するシステムにおいて、 宛先およびデータを有する転送要求を電話呼に関連する
    アプリケーションから受け取り、該宛先との通信リンク
    を確立し、該データを該宛先へ転送し、該電話呼を該宛
    先へ転送するよう前記CTIリンクに要求するように設
    定された第1フローオブジェクトを有する第1フローコ
    ネクションモジュールと、 前記宛先に関連し、前記第1フローオブジェクトとの通
    信リンクを維持する第2フローコネクションモジュール
    とを有することを特徴とする、データおよび電話呼を転
    送するシステム。
  32. 【請求項32】 前記第2フローコネクションモジュー
    ルは、前記第1フローオブジェクトへ呼転送通知を送る
    ように設定され、該呼転送通知により、前記第1フロー
    オブジェクトは前記通信リンクを切断することを特徴と
    する請求項31に記載のシステム。
  33. 【請求項33】 前記第1フローオブジェクトは、前記
    通信リンクを確立する前に、利用可能な宛先アドレスを
    取得するように設定されることを特徴とする請求項31
    に記載のシステム。
  34. 【請求項34】 前記第2フローコネクションモジュー
    ルは、前記CTIリンクから呼転送通知を受け取るよう
    に設定されることを特徴とする請求項31に記載のシス
    テム。
  35. 【請求項35】 前記第1フローコネクションモジュー
    ルは、前記転送要求を受け取った後、前記転送要求のた
    めに前記第1フローオブジェクトをインスタンス化し、
    前記データを前記第1フローオブジェクトに追加するよ
    うに設定されることを特徴とする請求項31に記載のシ
    ステム。
  36. 【請求項36】 前記第1フローオブジェクトと前記第
    2フローコネクションモジュールは、少なくとも1つの
    コンピュータ間通信プロトコルを用いて前記通信リンク
    を確立することを特徴とする請求項31に記載のシステ
    ム。
  37. 【請求項37】 前記少なくとも1つのコンピュータ間
    通信プロトコルはTCP/IPであることを特徴とする
    請求項36に記載のシステム。
  38. 【請求項38】 前記第2フローコネクションモジュー
    ルは、前記宛先のアプリケーションへ前記データを転送
    するように設定されることを特徴とする請求項31に記
    載のシステム。
  39. 【請求項39】 前記転送要求内のデータを含むクライ
    アント情報を有するをさらに有することを特徴とする請
    求項31に記載のシステム。
  40. 【請求項40】 前記転送要求内のデータは前記電話呼
    の識別子を含むことを特徴とする請求項31に記載のシ
    ステム。
  41. 【請求項41】 前記電話呼が切断された場合、前記第
    1フローオブジェクトは前記第2フローコネクションモ
    ジュールへ切断メッセージを送るように設定されること
    を特徴とする請求項31に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 複数のエージェントと、CTIリンク
    とを有するコールセンタ内で呼を自動的に分配するシス
    テムにおいて、 電話呼が前記コールセンタに着信したときに該電話呼を
    受け取るように設定されたルーティングプログラムと、 前記電話呼を受け取るエージェント宛先を識別するよう
    に設定されたロケータと、 宛先およびデータを有する前記電話呼の転送要求を前記
    ルーティングプログラムから受け取り、該宛先との通信
    リンクを確立し、該データを該宛先へ転送し、該電話呼
    を該宛先へ転送するよう前記CTIリンクに要求するよ
    うに設定された第1フローオブジェクトを有する第1フ
    ローコネクションモジュールと、 前記宛先に関連し、前記第1フローオブジェクトとの通
    信リンクを維持する第2フローコネクションモジュール
    とを有することを特徴とする、コールセンタ内で呼を自
    動的に分配するシステム。
  43. 【請求項43】 前記第2フローコネクションモジュー
    ルは、別のエージェント宛先およびデータを含む別の転
    送要求を受け取るように設定され、 前記システムは、 前記別のエージェント宛先に関連し、前記第2フローコ
    ネクションモジュールとの通信リンクを確立し、前記第
    2フローコネクションモジュールから転送されたデータ
    を受け取るように設定された第3フローコネクションモ
    ジュールをさらに有し、 前記第2フローコネクションモジュールは、前記エージ
    ェント宛先から前記別のエージェント宛先へ前記電話呼
    を転送することを前記CTIリンクに要求するように設
    定されることを特徴とする請求項42に記載のシステ
    ム。
  44. 【請求項44】 前記第2フローコネクションモジュー
    ルは、前記第1フローオブジェクトへ呼転送通知を送る
    ように設定され、該呼転送通知により、前記第1フロー
    オブジェクトは前記第2フローコネクションモジュール
    との通信リンクを切断することを特徴とする請求項42
    に記載のシステム。
  45. 【請求項45】 前記ルーティングプログラムは、前記
    第1フローオブジェクトへ前記転送要求を送る前に、前
    記ロケータを使用することによって、前記エージェント
    宛先の利用可能なアドレスを取得することを特徴とする
    請求項42に記載のシステム。
  46. 【請求項46】 前記第2フローコネクションモジュー
    ルは、前記電話呼を前記エージェント宛先へ転送する前
    に、前記エージェント宛先への呼転送の通知を前記CT
    Iリンクから受け取るように設定されることを特徴とす
    る請求項42に記載のシステム。
  47. 【請求項47】 前記第1フローコネクションモジュー
    ルは、前記転送要求を受け取った後、前記転送要求のた
    めに前記第1フローオブジェクトをインスタンス化し、
    前記データを前記第1フローオブジェクトに追加するよ
    うに設定されることを特徴とする請求項42に記載のシ
    ステム。
  48. 【請求項48】 前記第1フローオブジェクトと前記第
    2フローコネクションモジュールは、少なくとも1つの
    コンピュータ間通信プロトコルを用いて前記通信リンク
    を確立することを特徴とする請求項42に記載のシステ
    ム。
  49. 【請求項49】 前記少なくとも1つのコンピュータ間
    通信プロトコルはTCP/IPであることを特徴とする
    請求項48に記載のシステム。
  50. 【請求項50】 前記第2フローコネクションモジュー
    ルは、前記エージェント宛先のアプリケーションへ前記
    データを転送するように設定されることを特徴とする請
    求項42に記載のシステム。
  51. 【請求項51】 前記第1フローオブジェクトは、前記
    CTIリンクを通じて送られる電話呼の転送要求をCT
    Iミドルウェアアプリケーション用にフォーマットする
    ように設定されることを特徴とする請求項42に記載の
    システム。
  52. 【請求項52】 前記システムは、発呼者情報データを
    含むデータベースをさらに有し、 前記ルーティングプログラムは、前記発呼者情報データ
    を取得し、該発呼者情報データを前記転送要求内のデー
    タとして使用するように設定されることを特徴とする請
    求項42に記載のシステム。
  53. 【請求項53】 前記転送要求内のデータは前記電話呼
    の識別子を含むことを特徴とする請求項42に記載のシ
    ステム。
  54. 【請求項54】 前記電話呼が切断された場合、前記第
    1フローオブジェクトは前記第2フローコネクションモ
    ジュールへ切断メッセージを送るように設定されること
    を特徴とする請求項42に記載のシステム。
  55. 【請求項55】 前記複数のエージェントは複数のエー
    ジェントセットに編成され、 前記ロケータは、エージェントディレクトリに問合せを
    行い、前記複数のエージェントセットのうち、前記電話
    呼を受け取るのに適したエージェントセットを識別し、
    識別されたエージェントセット内で前記電話呼を受け取
    るエージェントを識別し、識別されたエージェントのエ
    ージェント宛先を見つけることにより、前記エージェン
    ト宛先を識別するように設定されることを特徴とする請
    求項42に記載のシステム。
  56. 【請求項56】 呼を受け取るように設定された電話機
    と、 前記電話機での呼に関連するデータを処理するように設
    定された呼処理アプリケーションと、 前記呼処理アプリケーションから、前記呼およびデータ
    を宛先へ転送することを求める転送要求を受け取るよう
    に設定されたフローコネクションモジュールとを有する
    ことを特徴とするコールセンタエージェントワークステ
    ーション。
  57. 【請求項57】 前記コールセンタエージェントワーク
    ステーションは、前記フローコネクションモジュール内
    のフローオブジェクトをさらに有し、該フローオブジェ
    クトは、前記転送要求を受け取るとともに、前記宛先に
    おける別のフローコネクションモジュールとの通信リン
    クを確立するように設定されることを特徴とする請求項
    56に記載のコールセンタエージェントワークステーシ
    ョン。
  58. 【請求項58】 前記フローコネクションモジュール
    は、ロケータプログラムから、前記宛先のネットワーク
    アドレスを取得するように設定されることを特徴とする
    請求項56に記載のコールセンタエージェントワークス
    テーション。
  59. 【請求項59】 前記コールセンタエージェントワーク
    ステーションは、別のフローコネクションモジュールを
    有する対応する宛先コールセンタエージェントワークス
    テーションとともに使用され、 前記フローコネクションモジュールは前記別のフローコ
    ネクションモジュールとの通信リンクを確立することを
    特徴とする請求項56に記載のコールセンタエージェン
    トワークステーション。
  60. 【請求項60】 前記別のフローコネクションモジュー
    ルは、前記フローコネクションモジュールへ呼転送通知
    を送り、該呼転送通知により、前記フローコネクション
    モジュールは前記通信リンクを切断することを特徴とす
    る請求項59に記載のコールセンタエージェントワーク
    ステーション。
  61. 【請求項61】 前記フローコネクションモジュール
    は、前記電話呼を前記宛先へ転送することを求める要求
    をCTIリンクに送るように設定されることを特徴とす
    る請求項56に記載のコールセンタエージェントワーク
    ステーション。
  62. 【請求項62】 前記フローコネクションモジュール
    は、前記転送要求を受け取った後、前記転送要求のため
    にフローコネクションオブジェクトをインスタンス化
    し、前記データを前記フローコネクションオブジェクト
    に追加するように設定されることを特徴とする請求項5
    6に記載のコールセンタエージェントワークステーショ
    ン。
  63. 【請求項63】 前記呼処理アプリケーションに前記デ
    ータを提供するデータベースをさらに有することを特徴
    とする請求項56に記載のコールセンタエージェントワ
    ークステーション。
  64. 【請求項64】 前記フローコネクションモジュール
    は、少なくとも1つのコンピュータ間通信プロトコルを
    用いて前記宛先の別のフローコネクションモジュールと
    の通信リンクを確立することを特徴とする請求項56に
    記載のコールセンタエージェントワークステーション。
  65. 【請求項65】 前記少なくとも1つのコンピュータ間
    通信プロトコルはTCP/IPであることを特徴とする
    請求項64に記載のコールセンタエージェントワークス
    テーション。
  66. 【請求項66】 前記転送要求内のデータは前記電話呼
    の識別子を含むことを特徴とする請求項56に記載のコ
    ールセンタエージェントワークステーション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005399A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Oki Electric Ind Co Ltd コールセンタシステム、並びに、コールセンタ装置及び情報処理プログラム、並びに、情報蓄積装置及びプログラム

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JP2013005399A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Oki Electric Ind Co Ltd コールセンタシステム、並びに、コールセンタ装置及び情報処理プログラム、並びに、情報蓄積装置及びプログラム

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