JP2001203739A - 通信経路制御方法及びその装置 - Google Patents
通信経路制御方法及びその装置Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/46—Interconnection of networks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、伝送路の負荷を軽減でき効率的な
通信を可能とし、また、STPを使用せずに無限ループ
を回避でき、トポロジー変更時の通信遮断が発生するこ
とのない通信経路制御方法及びその装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 受信フレームが宛先不明のフレームであ
る場合、受信フレームの宛先アドレス及び自中継装置の
アドレスを用いて最短データ長の経路検索用フレームを
生成してブロードキャストし、経路検索用フレームに対
して宛先が見つかった中継装置から返送される応答フレ
ームが受信された場合、受信フレームを前記応答フレー
ムの送信元に向けて送信する。このため、ブロードキャ
ストフレームのデータ長が短く伝送路の負荷を軽減する
ことができ、効率的な通信が可能となる。
通信を可能とし、また、STPを使用せずに無限ループ
を回避でき、トポロジー変更時の通信遮断が発生するこ
とのない通信経路制御方法及びその装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 受信フレームが宛先不明のフレームであ
る場合、受信フレームの宛先アドレス及び自中継装置の
アドレスを用いて最短データ長の経路検索用フレームを
生成してブロードキャストし、経路検索用フレームに対
して宛先が見つかった中継装置から返送される応答フレ
ームが受信された場合、受信フレームを前記応答フレー
ムの送信元に向けて送信する。このため、ブロードキャ
ストフレームのデータ長が短く伝送路の負荷を軽減する
ことができ、効率的な通信が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信経路制御方法
及びその装置に関し、特に、レイヤ2LANにおける通
信経路の制御方法及びレイヤ2LAN中継装置に関す
る。
及びその装置に関し、特に、レイヤ2LANにおける通
信経路の制御方法及びレイヤ2LAN中継装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、レイヤ2LAN(Local A
rea Network)が通信ネットワークの構築に
主流となっている。このレイヤ2LANは、複数のレイ
ヤ2LAN中継装置を互いに接続して構成される。
rea Network)が通信ネットワークの構築に
主流となっている。このレイヤ2LANは、複数のレイ
ヤ2LAN中継装置を互いに接続して構成される。
【0003】図1は、従来のレイヤ2LAN中継装置の
一例のブロック図を示す。同図中、中継装置は複数の送
受信インタフェースポートを有しており、任意の送受信
インタフェースポート10で受信されたイーサネットデ
ータフレームは中継制御部12に供給される。中継制御
部12は受信フレームの宛先アドレスをアドレス検索部
14に供給して、この宛先アドレスに対応するポートの
検出を依頼する。アドレス検索部14では宛先アドレス
でアドレステーブル16を検索して対応ポートの検出を
行う。
一例のブロック図を示す。同図中、中継装置は複数の送
受信インタフェースポートを有しており、任意の送受信
インタフェースポート10で受信されたイーサネットデ
ータフレームは中継制御部12に供給される。中継制御
部12は受信フレームの宛先アドレスをアドレス検索部
14に供給して、この宛先アドレスに対応するポートの
検出を依頼する。アドレス検索部14では宛先アドレス
でアドレステーブル16を検索して対応ポートの検出を
行う。
【0004】対応ポートが検出された場合、中継制御部
12は検出された対応ポートから上記受信フレームを送
出する。対応ポートが検出されなかった場合、中継制御
部12は当該受信フレームを受信ポート以外の全ポート
からブロードキャストしている。
12は検出された対応ポートから上記受信フレームを送
出する。対応ポートが検出されなかった場合、中継制御
部12は当該受信フレームを受信ポート以外の全ポート
からブロードキャストしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ブロードキャスト
されたフレームを受信した全てのレイヤ2LAN中継装
置において宛先アドレスがアドレステーブルに存在し、
受信データフレームの宛先を認識した場合は、その時点
でブロードキャストが停止する。この場合、複写による
転送フレーム数の増加率は(1)式のビッグオーOで表
され、転送フレーム数の増加率は隣接中継装置数に抑え
られ、特に問題にはならない。
されたフレームを受信した全てのレイヤ2LAN中継装
置において宛先アドレスがアドレステーブルに存在し、
受信データフレームの宛先を認識した場合は、その時点
でブロードキャストが停止する。この場合、複写による
転送フレーム数の増加率は(1)式のビッグオーOで表
され、転送フレーム数の増加率は隣接中継装置数に抑え
られ、特に問題にはならない。
【0006】 O(x−1)≒O(x) …(1) 但し、xは当該レイヤ2LAN中継装置の隣接中継装置
数である。
数である。
【0007】なお、ビッグオーOについて説明するに、
関数f,gがあり、定数cは、c>0であるとする。f
(x)=O(g(x))とは、x≧x0 (x0 は定数)
であるとき、|f(x)|≦cg(x)となることをい
う。例えば、f(x)=x−1,g(x)=x という
関数f,gについては、c=1,x0 =1とすると、|
x−1|≦x,for all x≧1 となるため、x−1=
O(x) といえる。つまり、g(x)はf(x)の上
限を表し、xがどんなに大きな値になっても、f(x)
はg(x)を越えることはないということである。
関数f,gがあり、定数cは、c>0であるとする。f
(x)=O(g(x))とは、x≧x0 (x0 は定数)
であるとき、|f(x)|≦cg(x)となることをい
う。例えば、f(x)=x−1,g(x)=x という
関数f,gについては、c=1,x0 =1とすると、|
x−1|≦x,for all x≧1 となるため、x−1=
O(x) といえる。つまり、g(x)はf(x)の上
限を表し、xがどんなに大きな値になっても、f(x)
はg(x)を越えることはないということである。
【0008】しかし、ブロードキャストされたフレーム
を受信した全てのレイヤ2LAN中継装置において受信
データフレームの宛先が認識されない場合、各フレーム
は中継装置を経由するたびに隣接中継装置数だけ複写さ
れるため、転送フレーム数の増加率の総数は指数関数的
に増加して次式で表される膨大な値となる。
を受信した全てのレイヤ2LAN中継装置において受信
データフレームの宛先が認識されない場合、各フレーム
は中継装置を経由するたびに隣接中継装置数だけ複写さ
れるため、転送フレーム数の増加率の総数は指数関数的
に増加して次式で表される膨大な値となる。
【0009】 O(x−1)A ≒O(x)A …(2) 但し、Aは経由中継段数である。
【0010】ここで、ブロードキャストされるフレーム
がデータフレームである場合、フレーム長が比較的長い
ため(イーサネットフレームは最大長1518バイ
ト)、伝送路への負荷が重く転送性能を低迷させる原因
となるという問題があった。
がデータフレームである場合、フレーム長が比較的長い
ため(イーサネットフレームは最大長1518バイ
ト)、伝送路への負荷が重く転送性能を低迷させる原因
となるという問題があった。
【0011】更に、従来はネットワーク上に構成された
経路のループを回避するためにSTP(Spannin
g Tree Protocol)を活用している。し
かし、STPでは中継装置間の接続/遮断を設定するB
PDU(Bridge Protocol Data
Unit)パケットや、中継装置間の接続確認のための
Helloパケットなどの定期通信が伝送路への負荷と
なり、通信性能の低下を引起こしている。また、端末及
び中継装置の追加や削除等のトポロジーの変更が発生し
た場合にSTPは再構成を行うが、これには数分の時間
を要し、その間は通信が遮断されるという問題があっ
た。
経路のループを回避するためにSTP(Spannin
g Tree Protocol)を活用している。し
かし、STPでは中継装置間の接続/遮断を設定するB
PDU(Bridge Protocol Data
Unit)パケットや、中継装置間の接続確認のための
Helloパケットなどの定期通信が伝送路への負荷と
なり、通信性能の低下を引起こしている。また、端末及
び中継装置の追加や削除等のトポロジーの変更が発生し
た場合にSTPは再構成を行うが、これには数分の時間
を要し、その間は通信が遮断されるという問題があっ
た。
【0012】このように、従来のレイヤ2LAN中継装
置では受信フレームの宛先を認識できない場合に受信フ
レームのブロードキャスト転送を行うが、宛先不明な受
信フレームが平均フレーム長の長いデータフレームであ
ると、伝送路への負荷が増大し効率的な通信の妨げとな
る原因となった。また、STPの適用による定期通信や
トポロジー変更時の通信遮断が、通信性能の劣化の原因
となっている。
置では受信フレームの宛先を認識できない場合に受信フ
レームのブロードキャスト転送を行うが、宛先不明な受
信フレームが平均フレーム長の長いデータフレームであ
ると、伝送路への負荷が増大し効率的な通信の妨げとな
る原因となった。また、STPの適用による定期通信や
トポロジー変更時の通信遮断が、通信性能の劣化の原因
となっている。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、伝送路の負荷を軽減でき効率的な通信を可能と
し、また、STPを使用せずに無限ループを回避でき、
トポロジー変更時の通信遮断が発生することのない通信
経路制御方法及びその装置を提供することを目的とす
る。
あり、伝送路の負荷を軽減でき効率的な通信を可能と
し、また、STPを使用せずに無限ループを回避でき、
トポロジー変更時の通信遮断が発生することのない通信
経路制御方法及びその装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、レイヤ2LANを構成する中継装置の通信経路制御
方法において、受信フレームが宛先不明のフレームであ
る場合、前記受信フレームの宛先アドレス及び自中継装
置のアドレスを用いて最短データ長の経路検索用フレー
ムを生成してブロードキャストし、前記経路検索用フレ
ームに対して宛先が見つかった中継装置から返送される
応答フレームが受信された場合、前記受信フレームを前
記応答フレームの送信元に向けて送信する。
は、レイヤ2LANを構成する中継装置の通信経路制御
方法において、受信フレームが宛先不明のフレームであ
る場合、前記受信フレームの宛先アドレス及び自中継装
置のアドレスを用いて最短データ長の経路検索用フレー
ムを生成してブロードキャストし、前記経路検索用フレ
ームに対して宛先が見つかった中継装置から返送される
応答フレームが受信された場合、前記受信フレームを前
記応答フレームの送信元に向けて送信する。
【0015】このように、受信フレームが宛先不明のフ
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となる。
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となる。
【0016】請求項2に記載の発明は、レイヤ2LAN
を構成する中継装置の通信経路制御方法において、受信
フレームがブロードキャストフレーム或いは宛先不明の
フレームである場合、前記受信フレームを格納してお
き、前記受信フレームの格納から一定時間内に前記受信
フレームと同一フレームが受信された場合、受信された
同一フレームを破棄する。
を構成する中継装置の通信経路制御方法において、受信
フレームがブロードキャストフレーム或いは宛先不明の
フレームである場合、前記受信フレームを格納してお
き、前記受信フレームの格納から一定時間内に前記受信
フレームと同一フレームが受信された場合、受信された
同一フレームを破棄する。
【0017】このように、ブロードキャストフレーム或
いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納してお
き、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受信さ
れた場合、受信された同一フレームを破棄するため、無
限ループを回避でき、STPを使用しないために伝送路
の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発生する
ことがない。
いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納してお
き、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受信さ
れた場合、受信された同一フレームを破棄するため、無
限ループを回避でき、STPを使用しないために伝送路
の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発生する
ことがない。
【0018】請求項3に記載の発明は、レイヤ2LAN
を構成する中継装置の通信経路制御方法において、受信
フレームがブロードキャストフレーム或いは宛先不明の
フレームである場合、前記受信フレームを格納してお
き、受信フレームが宛先不明のフレームである場合、前
記受信フレームの宛先アドレス及び自中継装置のアドレ
スを用いて最短データ長の経路検索用フレームを生成し
てブロードキャストし、前記受信フレームの格納から一
定時間内に前記受信フレームと同一フレームが受信され
た場合、受信された同一フレームを破棄し、前記経路検
索用フレームに対して宛先が見つかった中継装置から返
送される応答フレームが受信された場合、前記格納され
ている受信フレームを前記応答フレームの送信元に向け
て送信する。
を構成する中継装置の通信経路制御方法において、受信
フレームがブロードキャストフレーム或いは宛先不明の
フレームである場合、前記受信フレームを格納してお
き、受信フレームが宛先不明のフレームである場合、前
記受信フレームの宛先アドレス及び自中継装置のアドレ
スを用いて最短データ長の経路検索用フレームを生成し
てブロードキャストし、前記受信フレームの格納から一
定時間内に前記受信フレームと同一フレームが受信され
た場合、受信された同一フレームを破棄し、前記経路検
索用フレームに対して宛先が見つかった中継装置から返
送される応答フレームが受信された場合、前記格納され
ている受信フレームを前記応答フレームの送信元に向け
て送信する。
【0019】このように、受信フレームが宛先不明のフ
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となり、また、ブロードキャストフレ
ーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納し
ておき、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受
信された場合、受信された同一フレームを破棄するた
め、無限ループを回避でき、STPを使用しないために
伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発
生することがない。
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となり、また、ブロードキャストフレ
ーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納し
ておき、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受
信された場合、受信された同一フレームを破棄するた
め、無限ループを回避でき、STPを使用しないために
伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発
生することがない。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項1または
3記載の通信経路制御方法において、受信フレームが前
記経路検索用フレームで、自中継装置において宛先不明
の場合、受信した前記経路検索用フレームを保持すると
共にブロードキャストする。このように、宛先不明の経
路検索用フレームを受信すると、この経路検索用フレー
ムを保持すると共にブロードキャストするため、経路検
索用フレームを用いて全経路の検索を行うことができ
る。
3記載の通信経路制御方法において、受信フレームが前
記経路検索用フレームで、自中継装置において宛先不明
の場合、受信した前記経路検索用フレームを保持すると
共にブロードキャストする。このように、宛先不明の経
路検索用フレームを受信すると、この経路検索用フレー
ムを保持すると共にブロードキャストするため、経路検
索用フレームを用いて全経路の検索を行うことができ
る。
【0021】請求項5に記載の発明は、レイヤ2LAN
を構成する中継装置において、受信フレームが宛先不明
のフレームである場合、前記受信フレームの宛先アドレ
ス及び自中継装置のアドレスを用いて最短データ長の経
路検索用フレームを生成してブロードキャストするブロ
ードキャスト手段と、前記経路検索用フレームに対して
宛先が見つかった中継装置から返送される応答フレーム
が受信された場合、前記受信フレームを前記応答フレー
ムの送信元に向けて送信する受信フレーム送信手段とを
有する。
を構成する中継装置において、受信フレームが宛先不明
のフレームである場合、前記受信フレームの宛先アドレ
ス及び自中継装置のアドレスを用いて最短データ長の経
路検索用フレームを生成してブロードキャストするブロ
ードキャスト手段と、前記経路検索用フレームに対して
宛先が見つかった中継装置から返送される応答フレーム
が受信された場合、前記受信フレームを前記応答フレー
ムの送信元に向けて送信する受信フレーム送信手段とを
有する。
【0022】このように、受信フレームが宛先不明のフ
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となる。
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となる。
【0023】請求項6に記載の発明は、レイヤ2LAN
を構成する中継装置において、受信フレームがブロード
キャストフレーム或いは宛先不明のフレームである場
合、前記受信フレームを格納する格納手段と、前記受信
フレームの格納から一定時間内に前記受信フレームと同
一フレームが受信された場合、受信された同一フレーム
を破棄する破棄手段とを有する。
を構成する中継装置において、受信フレームがブロード
キャストフレーム或いは宛先不明のフレームである場
合、前記受信フレームを格納する格納手段と、前記受信
フレームの格納から一定時間内に前記受信フレームと同
一フレームが受信された場合、受信された同一フレーム
を破棄する破棄手段とを有する。
【0024】このように、ブロードキャストフレーム或
いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納してお
き、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受信さ
れた場合、受信された同一フレームを破棄するため、無
限ループを回避でき、STPを使用しないために伝送路
の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発生する
ことがない。
いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納してお
き、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受信さ
れた場合、受信された同一フレームを破棄するため、無
限ループを回避でき、STPを使用しないために伝送路
の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発生する
ことがない。
【0025】請求項7に記載の発明は、レイヤ2LAN
を構成する中継装置において、受信フレームがブロード
キャストフレーム或いは宛先不明のフレームである場
合、前記受信フレームを格納する格納手段と、受信フレ
ームが宛先不明のフレームである場合、前記受信フレー
ムの宛先アドレス及び自中継装置のアドレスを用いて最
短データ長の経路検索用フレームを生成してブロードキ
ャストするブロードキャスト手段と、前記受信フレーム
の格納から一定時間内に前記受信フレームと同一フレー
ムが受信された場合、受信された同一フレームを破棄す
る破棄手段と、前記経路検索用フレームに対して宛先が
見つかった中継装置から返送される応答フレームが受信
された場合、前記格納されている受信フレームを前記応
答フレームの送信元に向けて送信する受信フレーム送信
手段とを有する。
を構成する中継装置において、受信フレームがブロード
キャストフレーム或いは宛先不明のフレームである場
合、前記受信フレームを格納する格納手段と、受信フレ
ームが宛先不明のフレームである場合、前記受信フレー
ムの宛先アドレス及び自中継装置のアドレスを用いて最
短データ長の経路検索用フレームを生成してブロードキ
ャストするブロードキャスト手段と、前記受信フレーム
の格納から一定時間内に前記受信フレームと同一フレー
ムが受信された場合、受信された同一フレームを破棄す
る破棄手段と、前記経路検索用フレームに対して宛先が
見つかった中継装置から返送される応答フレームが受信
された場合、前記格納されている受信フレームを前記応
答フレームの送信元に向けて送信する受信フレーム送信
手段とを有する。
【0026】このように、受信フレームが宛先不明のフ
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となり、また、ブロードキャストフレ
ーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納し
ておき、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受
信された場合、受信された同一フレームを破棄するた
め、無限ループを回避でき、STPを使用しないために
伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発
生することがない。
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となり、また、ブロードキャストフレ
ーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納し
ておき、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受
信された場合、受信された同一フレームを破棄するた
め、無限ループを回避でき、STPを使用しないために
伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発
生することがない。
【0027】請求項8に記載の発明は、請求項5または
7記載の中継装置において、受信フレームが前記経路検
索用フレームで、自中継装置において宛先不明の場合、
受信した前記経路検索用フレームを保持すると共にブロ
ードキャストする経路検索用フレームブロードキャスト
手段とを有する。
7記載の中継装置において、受信フレームが前記経路検
索用フレームで、自中継装置において宛先不明の場合、
受信した前記経路検索用フレームを保持すると共にブロ
ードキャストする経路検索用フレームブロードキャスト
手段とを有する。
【0028】このように、宛先不明の経路検索用フレー
ムを受信すると、この経路検索用フレームを保持すると
共にブロードキャストするため、経路検索用フレームを
用いて全経路の検索を行うことができる。
ムを受信すると、この経路検索用フレームを保持すると
共にブロードキャストするため、経路検索用フレームを
用いて全経路の検索を行うことができる。
【0029】請求項9に記載の発明は、請求項6または
7記載の中継装置において、前記格納手段に受信フレー
ムを格納する時間を計時して前記一定時間経過すると前
記受信フレームを破棄するタイマ手段を有する。
7記載の中継装置において、前記格納手段に受信フレー
ムを格納する時間を計時して前記一定時間経過すると前
記受信フレームを破棄するタイマ手段を有する。
【0030】このように、受信フレームを格納する時間
を計時して一定時間経過すると受信フレームを破棄する
ため、受信フレームの長時間保持を避け負荷を軽減でき
る。
を計時して一定時間経過すると受信フレームを破棄する
ため、受信フレームの長時間保持を避け負荷を軽減でき
る。
【発明の実施の形態】図2は、本発明のレイヤ2LAN
中継装置の一実施例のブロック図を示す。同図中、中継
装置は複数の送受信インタフェースポート20を有して
おり、任意の送受信インタフェースポート20で受信さ
れたフレームは中継制御部22に供給される。中継制御
部22は受信フレームのフレーム種別を判別する。
中継装置の一実施例のブロック図を示す。同図中、中継
装置は複数の送受信インタフェースポート20を有して
おり、任意の送受信インタフェースポート20で受信さ
れたフレームは中継制御部22に供給される。中継制御
部22は受信フレームのフレーム種別を判別する。
【0031】ここで、受信されるフレームには複数のフ
レーム種別がある。第1のフレーム種別はイーサネット
データフレームであり、図3(A)に示すように6バイ
トの宛先アドレスDAと、6バイトの送信元アドレスS
Aと、フレーム種別を表す2バイトのデータタイプTy
peと、46〜1500バイトの可変長のデータと、誤
り検出用のフレーム・チェック・シーケンスFCSとか
ら構成されている。このイーサネットデータフレームは
可変長である。
レーム種別がある。第1のフレーム種別はイーサネット
データフレームであり、図3(A)に示すように6バイ
トの宛先アドレスDAと、6バイトの送信元アドレスS
Aと、フレーム種別を表す2バイトのデータタイプTy
peと、46〜1500バイトの可変長のデータと、誤
り検出用のフレーム・チェック・シーケンスFCSとか
ら構成されている。このイーサネットデータフレームは
可変長である。
【0032】第2のフレーム種別はループバックフレー
ムであり、図3(B)に示すようにに6バイトの宛先ア
ドレスDA(=イーサネットデータフレームの送信元ア
ドレスSA)と、6バイトの送信元アドレスSA(=ル
ープバックフレームを送出する中継装置アドレス)と、
フレーム種別を表す2バイトのデータタイプType
と、46バイトの余白データと、誤り検出用のフレーム
・チェック・シーケンスFCSとから構成されている。
このイーサネットデータフレームは64バイト固定長で
ある。
ムであり、図3(B)に示すようにに6バイトの宛先ア
ドレスDA(=イーサネットデータフレームの送信元ア
ドレスSA)と、6バイトの送信元アドレスSA(=ル
ープバックフレームを送出する中継装置アドレス)と、
フレーム種別を表す2バイトのデータタイプType
と、46バイトの余白データと、誤り検出用のフレーム
・チェック・シーケンスFCSとから構成されている。
このイーサネットデータフレームは64バイト固定長で
ある。
【0033】第3のフレーム種別は応答フレームであ
り、図3(C)に示すように6バイトの宛先アドレスD
A(=ループバックフレームの送信元アドレスSA)
と、6バイトの送信元アドレスSA(=ループバックフ
レームの宛先アドレスDA)と、フレーム種別を表す2
バイトのデータタイプTypeと、46バイトの余白デ
ータと、誤り検出用のフレーム・チェック・シーケンス
FCSとから構成されている。このイーサネットデータ
フレームは64バイト固定長である。なお、ループバッ
クフレーム,応答フレームに余白データを設けているの
はネットワークでの最小フレーム長が64バイトに規定
されているためである。
り、図3(C)に示すように6バイトの宛先アドレスD
A(=ループバックフレームの送信元アドレスSA)
と、6バイトの送信元アドレスSA(=ループバックフ
レームの宛先アドレスDA)と、フレーム種別を表す2
バイトのデータタイプTypeと、46バイトの余白デ
ータと、誤り検出用のフレーム・チェック・シーケンス
FCSとから構成されている。このイーサネットデータ
フレームは64バイト固定長である。なお、ループバッ
クフレーム,応答フレームに余白データを設けているの
はネットワークでの最小フレーム長が64バイトに規定
されているためである。
【0034】なお、データフレームが単一宛先のユニキ
ャストフレームであるか、複数宛先のブロードキャスト
フレームであるかは、そのデータフレームの宛先アドレ
スDAによって識別される。ユニキャストフレームの宛
先アドレスDAは固有のアドレス値(全ビット「1」以
外)を有し、ブロードキャストフレームの宛先アドレス
DAは全ビット「1」である。
ャストフレームであるか、複数宛先のブロードキャスト
フレームであるかは、そのデータフレームの宛先アドレ
スDAによって識別される。ユニキャストフレームの宛
先アドレスDAは固有のアドレス値(全ビット「1」以
外)を有し、ブロードキャストフレームの宛先アドレス
DAは全ビット「1」である。
【0035】図4乃至図7は本発明のレイヤ2LAN中
継装置がフレーム受信時に実行する処理の一実施例のフ
ローチャートを示す。図2及び図4において、ステップ
S10,S12で中継制御部22は受信フレームのフレ
ーム種別を判別して、ユニキャストイーサネットデータ
フレームの場合、ステップS14で受信フレーム中の宛
先アドレスDAをアドレス検索部24に供給して、この
宛先アドレスDAに対応するポートの検出を依頼する。
アドレス検索部24では宛先アドレスDAでアドレステ
ーブル26を検索して対応ポートの検出を行う。ここ
で、対応ポートが検出された場合、ステップS16で中
継制御部22はアドレス検索部24を用いて受信フレー
ムの送信元アドレスSAを受信したポートに対応させて
アドレステーブル26に書き込んで更新(アップデー
ト)し、検出された対応ポートから上記受信フレームを
送出する。
継装置がフレーム受信時に実行する処理の一実施例のフ
ローチャートを示す。図2及び図4において、ステップ
S10,S12で中継制御部22は受信フレームのフレ
ーム種別を判別して、ユニキャストイーサネットデータ
フレームの場合、ステップS14で受信フレーム中の宛
先アドレスDAをアドレス検索部24に供給して、この
宛先アドレスDAに対応するポートの検出を依頼する。
アドレス検索部24では宛先アドレスDAでアドレステ
ーブル26を検索して対応ポートの検出を行う。ここ
で、対応ポートが検出された場合、ステップS16で中
継制御部22はアドレス検索部24を用いて受信フレー
ムの送信元アドレスSAを受信したポートに対応させて
アドレステーブル26に書き込んで更新(アップデー
ト)し、検出された対応ポートから上記受信フレームを
送出する。
【0036】対応ポートが検出されなかった場合、アド
レス検索部24からその旨の通知を受けた中継制御部2
2は、ステップS18で受信フレームを一時的にデータ
バッファ30に格納しておき、アドレス検索部24を用
いて受信フレームの送信元アドレスSAを受信したポー
トに対応させてアドレステーブル26に書き込んで更新
し、ステップS20でループバック生成送出部28に図
3(B)に示すループバックフレームの生成を指示す
る。ループバック生成送出部28は受信フレームの宛先
アドレスDAと自中継装置に固有のアドレスを、図3
(B)に示すループバックフレームの宛先アドレスDA
と送信元アドレスSAに組み込んでループバックフレー
ムを生成する。
レス検索部24からその旨の通知を受けた中継制御部2
2は、ステップS18で受信フレームを一時的にデータ
バッファ30に格納しておき、アドレス検索部24を用
いて受信フレームの送信元アドレスSAを受信したポー
トに対応させてアドレステーブル26に書き込んで更新
し、ステップS20でループバック生成送出部28に図
3(B)に示すループバックフレームの生成を指示す
る。ループバック生成送出部28は受信フレームの宛先
アドレスDAと自中継装置に固有のアドレスを、図3
(B)に示すループバックフレームの宛先アドレスDA
と送信元アドレスSAに組み込んでループバックフレー
ムを生成する。
【0037】中継制御部22は、生成されたループバッ
クフレームをループチェックバッファ32に格納した
後、ステップS22で送受信インタフェースポート20
内のフレーム受信ポートを除く全てのポートからブロー
ドキャスト送出する。これと同時に、応答フレームの待
ち時間を制限するために、中継制御部22はタイマ34
内の当該ループバックフレームに対応する部分タイマタ
イマを初期化して、スタートさせる。
クフレームをループチェックバッファ32に格納した
後、ステップS22で送受信インタフェースポート20
内のフレーム受信ポートを除く全てのポートからブロー
ドキャスト送出する。これと同時に、応答フレームの待
ち時間を制限するために、中継制御部22はタイマ34
内の当該ループバックフレームに対応する部分タイマタ
イマを初期化して、スタートさせる。
【0038】中継制御部22は受信フレームのフレーム
種別がユニキャストイーサネットデータフレームではな
い場合、ステップS24,S26でループチェックバッ
ファ32に受信フレームと同一フレームが格納されてい
るか否かを確認する。ループチェックバッファ28に同
一フレームが存在する場合は、無限ループに陥ったと判
断し、ステップS28で受信フレームを破棄する。
種別がユニキャストイーサネットデータフレームではな
い場合、ステップS24,S26でループチェックバッ
ファ32に受信フレームと同一フレームが格納されてい
るか否かを確認する。ループチェックバッファ28に同
一フレームが存在する場合は、無限ループに陥ったと判
断し、ステップS28で受信フレームを破棄する。
【0039】一方、ループチェックバッファ28に同一
フレームが存在しない場合は、ステップS30,S3
2,S34で受信フレームがブロードキャストイーサネ
ットデータフレームか、ループバックフレームか、応答
フレームかを判別し、受信フレームのフレーム種別に従
い下記のいずれかの処理を行う。
フレームが存在しない場合は、ステップS30,S3
2,S34で受信フレームがブロードキャストイーサネ
ットデータフレームか、ループバックフレームか、応答
フレームかを判別し、受信フレームのフレーム種別に従
い下記のいずれかの処理を行う。
【0040】受信フレームがループバックフレームの場
合、図5のステップS40に進んで、中継制御部22の
制御により受信ループバックフレームはループバック受
信部36に供給される。ループバック受信部36はステ
ップS42で受信ループバックフレームの宛先アドレス
DAを自中継装置固有のアドレスと比較し、また、アド
レス検索部24を用いて受信ループバックフレームの宛
先に対応する送出ポートをアドレステーブル26で検索
し、この受信ループバックフレームの宛先が自中継装置
である場合、あるいは受信ループバックフレームの宛先
アドレスDAがアドレステーブル26に存在する場合、
応答フレーム生成送出部38に応答フレームの生成及び
送出を指示する。
合、図5のステップS40に進んで、中継制御部22の
制御により受信ループバックフレームはループバック受
信部36に供給される。ループバック受信部36はステ
ップS42で受信ループバックフレームの宛先アドレス
DAを自中継装置固有のアドレスと比較し、また、アド
レス検索部24を用いて受信ループバックフレームの宛
先に対応する送出ポートをアドレステーブル26で検索
し、この受信ループバックフレームの宛先が自中継装置
である場合、あるいは受信ループバックフレームの宛先
アドレスDAがアドレステーブル26に存在する場合、
応答フレーム生成送出部38に応答フレームの生成及び
送出を指示する。
【0041】これにより、ステップS44でアドレス検
索部24は受信フレームの送信元アドレスSAを受信し
たポートに対応させてアドレステーブル26に書き込ん
で更新し、応答フレーム生成送出部38は受信ループバ
ックフレームの宛先アドレスDAと送信元アドレスSA
(内容は中継装置アドレス)を、図3(C)に示す応答
フレームの送信元アドレスSAと宛先アドレスDAに組
み込んで応答フレームを生成し、ステップS46で中継
制御部22及び送受信インタフェースポート20を介し
て受信ループバックフレームの送信元だけに返信する。
索部24は受信フレームの送信元アドレスSAを受信し
たポートに対応させてアドレステーブル26に書き込ん
で更新し、応答フレーム生成送出部38は受信ループバ
ックフレームの宛先アドレスDAと送信元アドレスSA
(内容は中継装置アドレス)を、図3(C)に示す応答
フレームの送信元アドレスSAと宛先アドレスDAに組
み込んで応答フレームを生成し、ステップS46で中継
制御部22及び送受信インタフェースポート20を介し
て受信ループバックフレームの送信元だけに返信する。
【0042】また、受信ループバックフレームの宛先が
自中継装置でなく、かつ、受信ループバックフレームの
宛先アドレスDAがアドレステーブル26に存在しない
場合、ステップS48でアドレス検索部24は受信フレ
ームの送信元アドレスSAを受信したポートに対応させ
てアドレステーブル26に書き込んで更新し、ループバ
ック受信部36は無限ループを防ぐためブロードキャス
トするループバックフレームをループチェックバッファ
32に格納し、中継制御部22はタイマ34内の当該ル
ープバックフレームに対応する部分タイマを初期化し
て、スタートさせる。そして、ステップS50で受信ル
ープバックフレームを送受信インタフェースポート20
内のフレーム受信ポートを除く全てのポートからブロー
ドキャスト送出する。
自中継装置でなく、かつ、受信ループバックフレームの
宛先アドレスDAがアドレステーブル26に存在しない
場合、ステップS48でアドレス検索部24は受信フレ
ームの送信元アドレスSAを受信したポートに対応させ
てアドレステーブル26に書き込んで更新し、ループバ
ック受信部36は無限ループを防ぐためブロードキャス
トするループバックフレームをループチェックバッファ
32に格納し、中継制御部22はタイマ34内の当該ル
ープバックフレームに対応する部分タイマを初期化し
て、スタートさせる。そして、ステップS50で受信ル
ープバックフレームを送受信インタフェースポート20
内のフレーム受信ポートを除く全てのポートからブロー
ドキャスト送出する。
【0043】ループチェックバッファ28に同一フレー
ムが存在せず、受信フレームが応答フレームの場合、図
6のステップS60に進んで中継制御部22の制御によ
り受信フレームは応答受信部40に供給される。応答受
信部40はステップS62で受信応答フレームの宛先が
自中継装置固有のアドレスであるか否かを確認する。受
信応答フレームの宛先アドレスDAが自中継装置固有の
アドレスとは違う場合、ステップS63でアドレス検索
部24は受信応答フレームの送信元アドレスSAを受信
したポートに対応させてアドレステーブル26に書き込
んで更新し、ステップS64で応答受信部40はアドレ
ス検索部24を用いて受信応答フレームの宛先に対応す
る送出ポートをアドレステーブル26で検索し、検索さ
れた送出ポートから上記受信応答フレーム転送する。
ムが存在せず、受信フレームが応答フレームの場合、図
6のステップS60に進んで中継制御部22の制御によ
り受信フレームは応答受信部40に供給される。応答受
信部40はステップS62で受信応答フレームの宛先が
自中継装置固有のアドレスであるか否かを確認する。受
信応答フレームの宛先アドレスDAが自中継装置固有の
アドレスとは違う場合、ステップS63でアドレス検索
部24は受信応答フレームの送信元アドレスSAを受信
したポートに対応させてアドレステーブル26に書き込
んで更新し、ステップS64で応答受信部40はアドレ
ス検索部24を用いて受信応答フレームの宛先に対応す
る送出ポートをアドレステーブル26で検索し、検索さ
れた送出ポートから上記受信応答フレーム転送する。
【0044】受信応答フレームの宛先が自中継装置であ
る場合、ステップS66で応答受信部40はタイマ34
の該当部分タイマがタイムアウトしているか否かを確認
する。タイムアウトしている場合、ステップS68でデ
ータバッファ30に格納されているイーサネットデータ
フレームがすでに破棄されていることを示すため、受信
応答フレームを破棄する。
る場合、ステップS66で応答受信部40はタイマ34
の該当部分タイマがタイムアウトしているか否かを確認
する。タイムアウトしている場合、ステップS68でデ
ータバッファ30に格納されているイーサネットデータ
フレームがすでに破棄されていることを示すため、受信
応答フレームを破棄する。
【0045】タイマ34がタイムアウトしていない場
合、ステップS70で応答受信部40はアドレス検索部
24を用いて受信応答フレームの宛先アドレス(内容は
中継装置アドレス)をアドレステーブル26に書き込ん
でアップデートし、当該受信応答フレームを破棄し、ス
テップS72でデータバッファ30に格納されているイ
ーサネットデータフレームを読み出して更新されたアド
レステーブル26に基づいて送出する。この時、誤動作
を避けるため、タイマ34内の送出したイーサネットデ
ータフレームに対応するタイマは無効とする。
合、ステップS70で応答受信部40はアドレス検索部
24を用いて受信応答フレームの宛先アドレス(内容は
中継装置アドレス)をアドレステーブル26に書き込ん
でアップデートし、当該受信応答フレームを破棄し、ス
テップS72でデータバッファ30に格納されているイ
ーサネットデータフレームを読み出して更新されたアド
レステーブル26に基づいて送出する。この時、誤動作
を避けるため、タイマ34内の送出したイーサネットデ
ータフレームに対応するタイマは無効とする。
【0046】なお、タイマ34は図7に示す所定時間間
隔で割り込まれる割り込みルーチンによってチェックさ
れる。ステップS80でタイマ34の各部分タイマをチ
ェックして、ステップS82でタイムアウトしているか
否かを判別し、タイムアウトしている部分タイマについ
ては、ステップS84でその部分タイマに該当するデー
タバッファ30のイーサネットデータフレームを破棄す
る。
隔で割り込まれる割り込みルーチンによってチェックさ
れる。ステップS80でタイマ34の各部分タイマをチ
ェックして、ステップS82でタイムアウトしているか
否かを判別し、タイムアウトしている部分タイマについ
ては、ステップS84でその部分タイマに該当するデー
タバッファ30のイーサネットデータフレームを破棄す
る。
【0047】受信フレームがループバックフレーム以外
のブロードキャストイーサネットデータフレームである
場合、ステップS30からステップS74に進み、中継
制御部22は無限ループを避けるためループチェックバ
ッファ28に同一フレームが存在しないと判断された受
信フレームをループチェックバッファ28に格納し、タ
イマ34内の当該ループバックフレームに対応する部分
タイマを初期化してスタートさせ、アドレス検索部24
を用いて受信フレームの送信元アドレスSAを受信した
ポートに対応させてアドレステーブル26に書き込んで
更新する。そして、ステップS76で送受信インタフェ
ースポート20内のフレーム受信ポートを除く全てのポ
ートからブロードキャスト送出する。
のブロードキャストイーサネットデータフレームである
場合、ステップS30からステップS74に進み、中継
制御部22は無限ループを避けるためループチェックバ
ッファ28に同一フレームが存在しないと判断された受
信フレームをループチェックバッファ28に格納し、タ
イマ34内の当該ループバックフレームに対応する部分
タイマを初期化してスタートさせ、アドレス検索部24
を用いて受信フレームの送信元アドレスSAを受信した
ポートに対応させてアドレステーブル26に書き込んで
更新する。そして、ステップS76で送受信インタフェ
ースポート20内のフレーム受信ポートを除く全てのポ
ートからブロードキャスト送出する。
【0048】図8は本発明方法を適用したネットワーク
の第1実施例のブロック図を示す。同図中、レイヤ2L
AN中継装置(L2Sw)51に端末PC1が接続さ
れ、レイヤ2LAN中継装置51にレイヤ2LAN中継
装置52等が接続され、レイヤ2LAN中継装置52に
レイヤ2LAN中継装置53等が接続され、レイヤ2L
AN中継装置53に端末PC2が接続されている。な
お、上記レイヤ2LAN中継装置53のアドレステーブ
ル26にのみ端末PC2のアドレス情報が格納されてい
るものとする。
の第1実施例のブロック図を示す。同図中、レイヤ2L
AN中継装置(L2Sw)51に端末PC1が接続さ
れ、レイヤ2LAN中継装置51にレイヤ2LAN中継
装置52等が接続され、レイヤ2LAN中継装置52に
レイヤ2LAN中継装置53等が接続され、レイヤ2L
AN中継装置53に端末PC2が接続されている。な
お、上記レイヤ2LAN中継装置53のアドレステーブ
ル26にのみ端末PC2のアドレス情報が格納されてい
るものとする。
【0049】ここで、端末PC1から端末PC2にデー
タ送信する場合、レイヤ2LAN中継装置51は端末P
C1から端末PC2宛てのイーサネットデータフレーム
を受信すると、ステップS10,S14の結果、ステッ
プS18に進み、ステップS20,S22の処理でルー
プバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52等にブ
ロードキャストする。
タ送信する場合、レイヤ2LAN中継装置51は端末P
C1から端末PC2宛てのイーサネットデータフレーム
を受信すると、ステップS10,S14の結果、ステッ
プS18に進み、ステップS20,S22の処理でルー
プバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52等にブ
ロードキャストする。
【0050】ループバックフレームを受信したレイヤ2
LAN中継装置52では、そのアドレステーブル26に
宛先の端末PC2のアドレス情報が存在しないため、ス
テップS40,S48,S50の処理を実行して、レイ
ヤ2LAN中継装置51から受信したループバックフレ
ームをレイヤ2LAN中継装置53等に再度ブロードキ
ャストする。
LAN中継装置52では、そのアドレステーブル26に
宛先の端末PC2のアドレス情報が存在しないため、ス
テップS40,S48,S50の処理を実行して、レイ
ヤ2LAN中継装置51から受信したループバックフレ
ームをレイヤ2LAN中継装置53等に再度ブロードキ
ャストする。
【0051】ループバックフレームを受信したレイヤ2
LAN中継装置53では、そのアドレステーブル26に
宛先の端末PC2のアドレス情報が存在するため、ステ
ップS40〜S46の処理を実行して応答フレームをレ
イヤ2LAN中継装置51に返信する。この応答フレー
ムを受信したレイヤ2LAN中継装置51は、アドレス
テーブル26を更新し、データバッファ30に格納して
おいたイーサネットデータフレームを、更新されたアド
レステーブル26に従ってレイヤ2LAN中継装置52
を経由して端末PC2に送信する。
LAN中継装置53では、そのアドレステーブル26に
宛先の端末PC2のアドレス情報が存在するため、ステ
ップS40〜S46の処理を実行して応答フレームをレ
イヤ2LAN中継装置51に返信する。この応答フレー
ムを受信したレイヤ2LAN中継装置51は、アドレス
テーブル26を更新し、データバッファ30に格納して
おいたイーサネットデータフレームを、更新されたアド
レステーブル26に従ってレイヤ2LAN中継装置52
を経由して端末PC2に送信する。
【0052】図9は本発明方法を適用したネットワーク
の第2実施例のブロック図を示す。同図中、レイヤ2L
AN中継装置(L2Sw)51のポートP1に端末PC
1が接続され、レイヤ2LAN中継装置51のポートP
2とレイヤ2LAN中継装置52のポートP1が接続さ
れ、レイヤ2LAN中継装置51のポートP3とレイヤ
2LAN中継装置53のポートP1が接続され、レイヤ
2LAN中継装置52,53それぞれのポートP2に端
末PC2,PC3が接続されている。
の第2実施例のブロック図を示す。同図中、レイヤ2L
AN中継装置(L2Sw)51のポートP1に端末PC
1が接続され、レイヤ2LAN中継装置51のポートP
2とレイヤ2LAN中継装置52のポートP1が接続さ
れ、レイヤ2LAN中継装置51のポートP3とレイヤ
2LAN中継装置53のポートP1が接続され、レイヤ
2LAN中継装置52,53それぞれのポートP2に端
末PC2,PC3が接続されている。
【0053】この状態におけるレイヤ2LAN中継装置
51のアドレステーブル26には、図10(A)に示す
ように端末PC1のアドレスが格納され、レイヤ2LA
N中継装置52のアドレステーブル26には、図10
(B)に示すように端末PC1,PC2のアドレスが格
納され、レイヤ2LAN中継装置53のアドレステーブ
ル26には、図10(C)に示すように端末PC2のア
ドレスが格納されているものとする。
51のアドレステーブル26には、図10(A)に示す
ように端末PC1のアドレスが格納され、レイヤ2LA
N中継装置52のアドレステーブル26には、図10
(B)に示すように端末PC1,PC2のアドレスが格
納され、レイヤ2LAN中継装置53のアドレステーブ
ル26には、図10(C)に示すように端末PC2のア
ドレスが格納されているものとする。
【0054】ここで、端末PC1から端末PC2にデー
タ送信する場合、レイヤ2LAN中継装置51は端末P
C1から端末PC2宛てのイーサネットデータフレーム
を受信すると、ステップS10,S14の結果、ステッ
プS18に進み、ステップS20,S22の処理でルー
プバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52,53
にブロードキャストする。
タ送信する場合、レイヤ2LAN中継装置51は端末P
C1から端末PC2宛てのイーサネットデータフレーム
を受信すると、ステップS10,S14の結果、ステッ
プS18に進み、ステップS20,S22の処理でルー
プバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52,53
にブロードキャストする。
【0055】ループバックフレームを受信したレイヤ2
LAN中継装置52では、そのアドレステーブル26に
宛先の端末PC2のアドレス情報が存在するため、ステ
ップS40〜S46の処理を実行して応答フレームをレ
イヤ2LAN中継装置51に返信する。この応答フレー
ムを受信したレイヤ2LAN中継装置51は、アドレス
テーブル26を更新し、データバッファ30に格納して
おいたイーサネットデータフレームを、更新されたアド
レステーブル26に従ってレイヤ2LAN中継装置52
を経由して端末PC2に送信する。
LAN中継装置52では、そのアドレステーブル26に
宛先の端末PC2のアドレス情報が存在するため、ステ
ップS40〜S46の処理を実行して応答フレームをレ
イヤ2LAN中継装置51に返信する。この応答フレー
ムを受信したレイヤ2LAN中継装置51は、アドレス
テーブル26を更新し、データバッファ30に格納して
おいたイーサネットデータフレームを、更新されたアド
レステーブル26に従ってレイヤ2LAN中継装置52
を経由して端末PC2に送信する。
【0056】また、レイヤ2LAN中継装置53は、そ
のアドレステーブル26に端末PC2の宛先アドレスを
持たないため、ステップS40,S48,S50の処理
を実行して、レイヤ2LAN中継装置51から受信した
ループバックフレームを再度ブロードキャストする。こ
の場合は、端末PC3のみがこのループバックフレーム
を受信する。端末PC3は、ループバックフレームが自
装置宛てではないため破棄する。
のアドレステーブル26に端末PC2の宛先アドレスを
持たないため、ステップS40,S48,S50の処理
を実行して、レイヤ2LAN中継装置51から受信した
ループバックフレームを再度ブロードキャストする。こ
の場合は、端末PC3のみがこのループバックフレーム
を受信する。端末PC3は、ループバックフレームが自
装置宛てではないため破棄する。
【0057】ここで、端末PC1から端末PC3にデー
タ送信する場合、レイヤ2LAN中継装置51は端末P
C1から端末PC3宛てのイーサネットデータフレーム
を受信すると、ステップS10,S14の結果、ステッ
プS18に進み、ステップS20,S22の処理でルー
プバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52,53
にブロードキャストする。
タ送信する場合、レイヤ2LAN中継装置51は端末P
C1から端末PC3宛てのイーサネットデータフレーム
を受信すると、ステップS10,S14の結果、ステッ
プS18に進み、ステップS20,S22の処理でルー
プバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52,53
にブロードキャストする。
【0058】ループバックフレームを受信したレイヤ2
LAN中継装置52では、そのアドレステーブル26に
端末PC3の宛先アドレスを持たないため、ステップS
40,S48,S50の処理を実行して、レイヤ2LA
N中継装置51から受信したループバックフレームを再
度ブロードキャストする。この場合は、端末PC2のみ
がこのループバックフレームを受信する。端末PC2
は、ループバックフレームが自装置宛てではないため破
棄する。
LAN中継装置52では、そのアドレステーブル26に
端末PC3の宛先アドレスを持たないため、ステップS
40,S48,S50の処理を実行して、レイヤ2LA
N中継装置51から受信したループバックフレームを再
度ブロードキャストする。この場合は、端末PC2のみ
がこのループバックフレームを受信する。端末PC2
は、ループバックフレームが自装置宛てではないため破
棄する。
【0059】ループバックフレームを受信したレイヤ2
LAN中継装置53では、そのアドレステーブル26に
端末PC3の宛先アドレスを持たないため、ステップS
40,S48,S50の処理を実行して、レイヤ2LA
N中継装置51から受信したループバックフレームを再
度ブロードキャストする。この場合は、端末PC3のみ
がこのループバックフレームを受信する。端末PC3
は、ループバックフレームが自装置宛てであることを認
識し、応答フレームを返信する。
LAN中継装置53では、そのアドレステーブル26に
端末PC3の宛先アドレスを持たないため、ステップS
40,S48,S50の処理を実行して、レイヤ2LA
N中継装置51から受信したループバックフレームを再
度ブロードキャストする。この場合は、端末PC3のみ
がこのループバックフレームを受信する。端末PC3
は、ループバックフレームが自装置宛てであることを認
識し、応答フレームを返信する。
【0060】この応答フレームを受信したレイヤ2LA
N中継装置51はアドレステーブル26を更新し、デー
タバッファ30に格納しておいたイーサネットデータフ
レームを、更新されたアドレステーブル26に従ってレ
イヤ2LAN中継装置53を経由して端末PC3に送信
する。
N中継装置51はアドレステーブル26を更新し、デー
タバッファ30に格納しておいたイーサネットデータフ
レームを、更新されたアドレステーブル26に従ってレ
イヤ2LAN中継装置53を経由して端末PC3に送信
する。
【0061】図11は本発明方法を適用したネットワー
クの第3実施例のブロック図を示す。同図中、レイヤ2
LAN中継装置(L2Sw)51のポートP1に端末P
C1が接続され、レイヤ2LAN中継装置51のポート
P2とレイヤ2LAN中継装置52のポートP1が接続
され、レイヤ2LAN中継装置51のポートP3とレイ
ヤ2LAN中継装置53のポートP1が接続されてい
る。また、レイヤ2LAN中継装置52,53それぞれ
のポートP2に端末PC2,PC3が接続されており、
レイヤ2LAN中継装置52,53それぞれのポートP
3は互いに接続されている。
クの第3実施例のブロック図を示す。同図中、レイヤ2
LAN中継装置(L2Sw)51のポートP1に端末P
C1が接続され、レイヤ2LAN中継装置51のポート
P2とレイヤ2LAN中継装置52のポートP1が接続
され、レイヤ2LAN中継装置51のポートP3とレイ
ヤ2LAN中継装置53のポートP1が接続されてい
る。また、レイヤ2LAN中継装置52,53それぞれ
のポートP2に端末PC2,PC3が接続されており、
レイヤ2LAN中継装置52,53それぞれのポートP
3は互いに接続されている。
【0062】この状態におけるレイヤ2LAN中継装置
51,52,53それぞれのアドレステーブル26に
は、アドレス情報が何ら格納されてないものとする。
51,52,53それぞれのアドレステーブル26に
は、アドレス情報が何ら格納されてないものとする。
【0063】ここで、端末PC1から端末PC2にデー
タ送信する場合、レイヤ2LAN中継装置51は端末P
C1から端末PC2宛てのイーサネットデータフレーム
を受信すると、ステップS10,S14の結果、ステッ
プS18に進み、ステップS20,S22の処理でルー
プバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52,53
にブロードキャストする。
タ送信する場合、レイヤ2LAN中継装置51は端末P
C1から端末PC2宛てのイーサネットデータフレーム
を受信すると、ステップS10,S14の結果、ステッ
プS18に進み、ステップS20,S22の処理でルー
プバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52,53
にブロードキャストする。
【0064】ループバックフレームを受信したレイヤ2
LAN中継装置52は、そのアドレステーブル26に端
末PC2の宛先アドレスを持たないため、ステップS4
0,S48,S50の処理を実行して、レイヤ2LAN
中継装置51から受信したループバックフレームをレイ
ヤ2LAN中継装置53と端末PC2に再度ブロードキ
ャストする。
LAN中継装置52は、そのアドレステーブル26に端
末PC2の宛先アドレスを持たないため、ステップS4
0,S48,S50の処理を実行して、レイヤ2LAN
中継装置51から受信したループバックフレームをレイ
ヤ2LAN中継装置53と端末PC2に再度ブロードキ
ャストする。
【0065】同様に、レイヤ2LAN中継装置52は、
そのアドレステーブル26に端末PC2の宛先アドレス
を持たないため、ステップS40,S48,S50の処
理を実行して、レイヤ2LAN中継装置51から受信し
たループバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52
と端末PC3に再度ブロードキャストする。
そのアドレステーブル26に端末PC2の宛先アドレス
を持たないため、ステップS40,S48,S50の処
理を実行して、レイヤ2LAN中継装置51から受信し
たループバックフレームをレイヤ2LAN中継装置52
と端末PC3に再度ブロードキャストする。
【0066】ループバックフレームをレイヤ2LAN中
継装置53から受取ったレイヤ2LAN中継装置52、
及びレイヤ2LAN中継装置52から受取ったレイヤ2
LAN中継装置53は、それぞれのループチェックバッ
ファ32に、受信ループバックフレームが存在すること
を確認する。これによって、レイヤ2LAN中継装置5
2,53は、互いにそれぞれから受信したループバック
フレームが、ネットワークループによるものと判断し、
それ以上ブロードキャストすることをせずに、このルー
プバックフレームを破棄する。
継装置53から受取ったレイヤ2LAN中継装置52、
及びレイヤ2LAN中継装置52から受取ったレイヤ2
LAN中継装置53は、それぞれのループチェックバッ
ファ32に、受信ループバックフレームが存在すること
を確認する。これによって、レイヤ2LAN中継装置5
2,53は、互いにそれぞれから受信したループバック
フレームが、ネットワークループによるものと判断し、
それ以上ブロードキャストすることをせずに、このルー
プバックフレームを破棄する。
【0067】なお、ループバックフレームを受信した端
末PC2は、それが自装置宛てであることを認識し応答
フレームを返送する。端末PC2から応答フレームを受
信したレイヤ2LAN中継装置51はアドレステーブル
26を更新し、データバッファ30に格納しておいたイ
ーサネットデータフレームを、更新されたアドレステー
ブル26に従って端末PC2へ送信する。レイヤ2LA
N中継装置51が端末PC1から受信するイーサネット
データフレームがブロードキャストフレームの場合も、
上記と同様の処理によって無限ループが回避される。
末PC2は、それが自装置宛てであることを認識し応答
フレームを返送する。端末PC2から応答フレームを受
信したレイヤ2LAN中継装置51はアドレステーブル
26を更新し、データバッファ30に格納しておいたイ
ーサネットデータフレームを、更新されたアドレステー
ブル26に従って端末PC2へ送信する。レイヤ2LA
N中継装置51が端末PC1から受信するイーサネット
データフレームがブロードキャストフレームの場合も、
上記と同様の処理によって無限ループが回避される。
【0068】ところで、図12に示すように、レイヤ2
LAN中継装置(L2Sw)として24個の端子を持つ
24スイッチボードを使用して、第1段のレイヤ2LA
N中継装置61に23台の第2段のレイヤ2LAN中継
装置621 〜62N を接続し、各第2段のレイヤ2LA
N中継装置にそれぞれ23台の第3段のレイヤ2LAN
中継装置631 〜63N ,641 〜64N を接続し、各
第3段のレイヤ2LAN中継装置それぞれに23台の端
末を接続したネットワークを構成する。
LAN中継装置(L2Sw)として24個の端子を持つ
24スイッチボードを使用して、第1段のレイヤ2LA
N中継装置61に23台の第2段のレイヤ2LAN中継
装置621 〜62N を接続し、各第2段のレイヤ2LA
N中継装置にそれぞれ23台の第3段のレイヤ2LAN
中継装置631 〜63N ,641 〜64N を接続し、各
第3段のレイヤ2LAN中継装置それぞれに23台の端
末を接続したネットワークを構成する。
【0069】レイヤ2LAN中継装置61に接続された
端末PC1から第3段のレイヤ2LAN中継装置に接続
されたいずれかの端末を宛先とするイーサネットデータ
フレームが送信され、全てのレイヤ2LAN中継装置で
宛先アドレスが分からない最悪の場合を想定する。
端末PC1から第3段のレイヤ2LAN中継装置に接続
されたいずれかの端末を宛先とするイーサネットデータ
フレームが送信され、全てのレイヤ2LAN中継装置で
宛先アドレスが分からない最悪の場合を想定する。
【0070】この場合、イーサネットデータフレームの
データ長が64バイト、512バイト、1518バイト
と変化したとき、ブロードキャストによる伝送路上のト
ラフィック量(バイト数)は従来方法では図13に実線
Iで示すように指数関数的に増大するが、本発明方法で
は図13に実線IIで示すようにほとんど増加せず、ほぼ
一定量に抑えることができる。
データ長が64バイト、512バイト、1518バイト
と変化したとき、ブロードキャストによる伝送路上のト
ラフィック量(バイト数)は従来方法では図13に実線
Iで示すように指数関数的に増大するが、本発明方法で
は図13に実線IIで示すようにほとんど増加せず、ほぼ
一定量に抑えることができる。
【0071】このように、受信フレームが宛先不明のフ
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となり、また、ブロードキャストフレ
ーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納し
ておき、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受
信された場合、受信された同一フレームを破棄するた
め、無限ループを回避でき、STPを使用しないために
伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発
生することがない。
レームである場合、最短データ長の経路検索用フレーム
を生成してブロードキャストし、応答フレームが受信さ
れた場合、前記受信フレームを前記応答フレームの送信
元に向けて送信するため、ブロードキャストフレームの
データ長が短く伝送路の負荷を軽減することができ、効
率的な通信が可能となり、また、ブロードキャストフレ
ーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを格納し
ておき、一定時間内に受信フレームと同一フレームが受
信された場合、受信された同一フレームを破棄するた
め、無限ループを回避でき、STPを使用しないために
伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断が発
生することがない。
【0072】また、宛先不明の経路検索用フレームを受
信すると、この経路検索用フレームを保持すると共にブ
ロードキャストするため、経路検索用フレームを用いて
全経路の検索を行うことができ、受信フレームを格納す
る時間を計時して一定時間経過すると受信フレームを破
棄するため、受信フレームの長時間保持を避け負荷を軽
減できる。
信すると、この経路検索用フレームを保持すると共にブ
ロードキャストするため、経路検索用フレームを用いて
全経路の検索を行うことができ、受信フレームを格納す
る時間を計時して一定時間経過すると受信フレームを破
棄するため、受信フレームの長時間保持を避け負荷を軽
減できる。
【0073】なお、データバッファ30が請求項記載の
格納手段に対応し、ステップS20,S22がブロード
キャスト手段に対応し、ステップS28が破棄手段に対
応し、ステップS72が受信フレーム送信手段に対応
し、ステップS48,S50が経路検索用フレームブロ
ードキャスト手段に対応する。
格納手段に対応し、ステップS20,S22がブロード
キャスト手段に対応し、ステップS28が破棄手段に対
応し、ステップS72が受信フレーム送信手段に対応
し、ステップS48,S50が経路検索用フレームブロ
ードキャスト手段に対応する。
【0074】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
受信フレームが宛先不明のフレームである場合、最短デ
ータ長の経路検索用フレームを生成してブロードキャス
トし、応答フレームが受信された場合、前記受信フレー
ムを前記応答フレームの送信元に向けて送信するため、
ブロードキャストフレームのデータ長が短く伝送路の負
荷を軽減することができ、効率的な通信が可能となる。
受信フレームが宛先不明のフレームである場合、最短デ
ータ長の経路検索用フレームを生成してブロードキャス
トし、応答フレームが受信された場合、前記受信フレー
ムを前記応答フレームの送信元に向けて送信するため、
ブロードキャストフレームのデータ長が短く伝送路の負
荷を軽減することができ、効率的な通信が可能となる。
【0075】請求項2に記載の発明は、ブロードキャス
トフレーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを
格納しておき、一定時間内に受信フレームと同一フレー
ムが受信された場合、受信された同一フレームを破棄す
るため、無限ループを回避でき、STPを使用しないた
めに伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断
が発生することがない。
トフレーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを
格納しておき、一定時間内に受信フレームと同一フレー
ムが受信された場合、受信された同一フレームを破棄す
るため、無限ループを回避でき、STPを使用しないた
めに伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断
が発生することがない。
【0076】請求項3に記載の発明は、受信フレームが
宛先不明のフレームである場合、最短データ長の経路検
索用フレームを生成してブロードキャストし、応答フレ
ームが受信された場合、前記受信フレームを前記応答フ
レームの送信元に向けて送信するため、ブロードキャス
トフレームのデータ長が短く伝送路の負荷を軽減するこ
とができ、効率的な通信が可能となり、また、ブロード
キャストフレーム或いは宛先不明のフレームの受信フレ
ームを格納しておき、一定時間内に受信フレームと同一
フレームが受信された場合、受信された同一フレームを
破棄するため、無限ループを回避でき、STPを使用し
ないために伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通
信遮断が発生することがない。
宛先不明のフレームである場合、最短データ長の経路検
索用フレームを生成してブロードキャストし、応答フレ
ームが受信された場合、前記受信フレームを前記応答フ
レームの送信元に向けて送信するため、ブロードキャス
トフレームのデータ長が短く伝送路の負荷を軽減するこ
とができ、効率的な通信が可能となり、また、ブロード
キャストフレーム或いは宛先不明のフレームの受信フレ
ームを格納しておき、一定時間内に受信フレームと同一
フレームが受信された場合、受信された同一フレームを
破棄するため、無限ループを回避でき、STPを使用し
ないために伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通
信遮断が発生することがない。
【0077】請求項4に記載の発明は、宛先不明の経路
検索用フレームを受信すると、この経路検索用フレーム
を保持すると共にブロードキャストするため、経路検索
用フレームを用いて全経路の検索を行うことができる。
検索用フレームを受信すると、この経路検索用フレーム
を保持すると共にブロードキャストするため、経路検索
用フレームを用いて全経路の検索を行うことができる。
【0078】請求項5に記載の発明は、受信フレームが
宛先不明のフレームである場合、最短データ長の経路検
索用フレームを生成してブロードキャストし、応答フレ
ームが受信された場合、前記受信フレームを前記応答フ
レームの送信元に向けて送信するため、ブロードキャス
トフレームのデータ長が短く伝送路の負荷を軽減するこ
とができ、効率的な通信が可能となる。
宛先不明のフレームである場合、最短データ長の経路検
索用フレームを生成してブロードキャストし、応答フレ
ームが受信された場合、前記受信フレームを前記応答フ
レームの送信元に向けて送信するため、ブロードキャス
トフレームのデータ長が短く伝送路の負荷を軽減するこ
とができ、効率的な通信が可能となる。
【0079】請求項6に記載の発明は、ブロードキャス
トフレーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを
格納しておき、一定時間内に受信フレームと同一フレー
ムが受信された場合、受信された同一フレームを破棄す
るため、無限ループを回避でき、STPを使用しないた
めに伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断
が発生することがない。
トフレーム或いは宛先不明のフレームの受信フレームを
格納しておき、一定時間内に受信フレームと同一フレー
ムが受信された場合、受信された同一フレームを破棄す
るため、無限ループを回避でき、STPを使用しないた
めに伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通信遮断
が発生することがない。
【0080】請求項7に記載の発明は、受信フレームが
宛先不明のフレームである場合、最短データ長の経路検
索用フレームを生成してブロードキャストし、応答フレ
ームが受信された場合、前記受信フレームを前記応答フ
レームの送信元に向けて送信するため、ブロードキャス
トフレームのデータ長が短く伝送路の負荷を軽減するこ
とができ、効率的な通信が可能となり、また、ブロード
キャストフレーム或いは宛先不明のフレームの受信フレ
ームを格納しておき、一定時間内に受信フレームと同一
フレームが受信された場合、受信された同一フレームを
破棄するため、無限ループを回避でき、STPを使用し
ないために伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通
信遮断が発生することがない。
宛先不明のフレームである場合、最短データ長の経路検
索用フレームを生成してブロードキャストし、応答フレ
ームが受信された場合、前記受信フレームを前記応答フ
レームの送信元に向けて送信するため、ブロードキャス
トフレームのデータ長が短く伝送路の負荷を軽減するこ
とができ、効率的な通信が可能となり、また、ブロード
キャストフレーム或いは宛先不明のフレームの受信フレ
ームを格納しておき、一定時間内に受信フレームと同一
フレームが受信された場合、受信された同一フレームを
破棄するため、無限ループを回避でき、STPを使用し
ないために伝送路の負荷の増加やトポロジー変更時の通
信遮断が発生することがない。
【0081】請求項8に記載の発明は、宛先不明の経路
検索用フレームを受信すると、この経路検索用フレーム
を保持すると共にブロードキャストするため、経路検索
用フレームを用いて全経路の検索を行うことができる。
検索用フレームを受信すると、この経路検索用フレーム
を保持すると共にブロードキャストするため、経路検索
用フレームを用いて全経路の検索を行うことができる。
【0082】請求項9に記載の発明は、受信フレームを
格納する時間を計時して一定時間経過すると受信フレー
ムを破棄するため、受信フレームの長時間保持を避け負
荷を軽減できる。
格納する時間を計時して一定時間経過すると受信フレー
ムを破棄するため、受信フレームの長時間保持を避け負
荷を軽減できる。
【図1】従来のレイヤ2LAN中継装置の一例のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明のレイヤ2LAN中継装置の一実施例の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】各フレーム種別のデータ構成を示す図である。
【図4】本発明のレイヤ2LAN中継装置がフレーム受
信時に実行する処理の一実施例のフローチャートであ
る。
信時に実行する処理の一実施例のフローチャートであ
る。
【図5】本発明のレイヤ2LAN中継装置がフレーム受
信時に実行する処理の一実施例のフローチャートであ
る。
信時に実行する処理の一実施例のフローチャートであ
る。
【図6】本発明のレイヤ2LAN中継装置がフレーム受
信時に実行する処理の一実施例のフローチャートであ
る。
信時に実行する処理の一実施例のフローチャートであ
る。
【図7】タイマ割り込みルーチンの一実施例のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】本発明方法を適用したネットワークの第1実施
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【図9】本発明方法を適用したネットワークの第2実施
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【図10】アドレステーブル26の内容の一例を示す図
である。
である。
【図11】本発明方法を適用したネットワークの第3実
施例のブロック図である。
施例のブロック図である。
【図12】ネットワークの一実施例の構成図である。
【図13】図12のネットワークにおけるブロードキャ
スト時のトラフィック量を示す図である。
スト時のトラフィック量を示す図である。
20 送受信インタフェースポート 22 中継制御部 24 アドレス検索部 26 アドレステーブル 28 ループバック生成送出部 30 データバッファ 32 ループチェックバッファ 34 タイマ 36 ループバック受信部 38 応答フレーム生成送出部 40 応答受信部 51〜53 レイヤ2LAN中継装置(L2Sw) PC1〜PC3 端末
Claims (9)
- 【請求項1】 レイヤ2LANを構成する中継装置の通
信経路制御方法において、 受信フレームが宛先不明のフレームである場合、前記受
信フレームの宛先アドレス及び自中継装置のアドレスを
用いて最短データ長の経路検索用フレームを生成してブ
ロードキャストし、 前記経路検索用フレームに対して宛先が見つかった中継
装置から返送される応答フレームが受信された場合、前
記受信フレームを前記応答フレームの送信元に向けて送
信することを特徴とする通信経路制御方法。 - 【請求項2】 レイヤ2LANを構成する中継装置の通
信経路制御方法において、 受信フレームがブロードキャストフレーム或いは宛先不
明のフレームである場合、前記受信フレームを格納して
おき、 前記受信フレームの格納から一定時間内に前記受信フレ
ームと同一フレームが受信された場合、受信された同一
フレームを破棄することを特徴とする通信経路制御方
法。 - 【請求項3】 レイヤ2LANを構成する中継装置の通
信経路制御方法において、 受信フレームがブロードキャストフレーム或いは宛先不
明のフレームである場合、前記受信フレームを格納して
おき、 受信フレームが宛先不明のフレームである場合、前記受
信フレームの宛先アドレス及び自中継装置のアドレスを
用いて最短データ長の経路検索用フレームを生成してブ
ロードキャストし、 前記受信フレームの格納から一定時間内に前記受信フレ
ームと同一フレームが受信された場合、受信された同一
フレームを破棄し、 前記経路検索用フレームに対して宛先が見つかった中継
装置から返送される応答フレームが受信された場合、前
記格納されている受信フレームを前記応答フレームの送
信元に向けて送信することを特徴とする通信経路制御方
法。 - 【請求項4】 請求項1または3記載の通信経路制御方
法において、 受信フレームが前記経路検索用フレームで、自中継装置
において宛先不明の場合、受信した前記経路検索用フレ
ームを保持すると共にブロードキャストすることを特徴
とする通信経路制御方法。 - 【請求項5】 レイヤ2LANを構成する中継装置にお
いて、 受信フレームが宛先不明のフレームである場合、前記受
信フレームの宛先アドレス及び自中継装置のアドレスを
用いて最短データ長の経路検索用フレームを生成してブ
ロードキャストするブロードキャスト手段と、 前記経路検索用フレームに対して宛先が見つかった中継
装置から返送される応答フレームが受信された場合、前
記受信フレームを前記応答フレームの送信元に向けて送
信する受信フレーム送信手段とを有することを特徴とす
る中継装置。 - 【請求項6】 レイヤ2LANを構成する中継装置にお
いて、 受信フレームがブロードキャストフレーム或いは宛先不
明のフレームである場合、前記受信フレームを格納する
格納手段と、 前記受信フレームの格納から一定時間内に前記受信フレ
ームと同一フレームが受信された場合、受信された同一
フレームを破棄する破棄手段とを有することを特徴とす
る中継装置。 - 【請求項7】 レイヤ2LANを構成する中継装置にお
いて、 受信フレームがブロードキャストフレーム或いは宛先不
明のフレームである場合、前記受信フレームを格納する
格納手段と、 受信フレームが宛先不明のフレームである場合、前記受
信フレームの宛先アドレス及び自中継装置のアドレスを
用いて最短データ長の経路検索用フレームを生成してブ
ロードキャストするブロードキャスト手段と、 前記受信フレームの格納から一定時間内に前記受信フレ
ームと同一フレームが受信された場合、受信された同一
フレームを破棄する破棄手段と、 前記経路検索用フレームに対して宛先が見つかった中継
装置から返送される応答フレームが受信された場合、前
記格納されている受信フレームを前記応答フレームの送
信元に向けて送信する受信フレーム送信手段とを有する
ことを特徴とする中継装置。 - 【請求項8】 請求項5または7記載の中継装置におい
て、 受信フレームが前記経路検索用フレームで、自中継装置
において宛先不明の場合、受信した前記経路検索用フレ
ームを保持すると共にブロードキャストする経路検索用
フレームブロードキャスト手段とを有することを特徴と
する中継装置。 - 【請求項9】 請求項6または7記載の中継装置におい
て、 前記格納手段に受信フレームを格納する時間を計時して
前記一定時間経過すると前記受信フレームを破棄するタ
イマ手段を有することを特徴とする中継装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009374A JP2001203739A (ja) | 2000-01-18 | 2000-01-18 | 通信経路制御方法及びその装置 |
US09/731,692 US20010008528A1 (en) | 2000-01-18 | 2000-12-06 | Communication path control method and repeating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009374A JP2001203739A (ja) | 2000-01-18 | 2000-01-18 | 通信経路制御方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001203739A true JP2001203739A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=18537537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000009374A Withdrawn JP2001203739A (ja) | 2000-01-18 | 2000-01-18 | 通信経路制御方法及びその装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20010008528A1 (ja) |
JP (1) | JP2001203739A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2009272906A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Mitsubishi Electric Corp | メッセージ中継装置 |
US7680130B2 (en) | 2004-07-09 | 2010-03-16 | Fujitsu Limited | Method for finding resource and service in network and relay node apparatus |
US7693154B2 (en) | 2002-10-29 | 2010-04-06 | Fujitsu Limited | Transmitter and method of transmission |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011052729A1 (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | ソフトバンクBb株式会社 | パケット中継装置、パケット中継方法およびプログラム |
US20160013976A1 (en) * | 2014-07-14 | 2016-01-14 | Futurewei Technologies, Inc. | Wireless Through Link Traffic Reduction |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB8927623D0 (en) * | 1989-12-06 | 1990-02-07 | Bicc Plc | Repeaters for secure local area networks |
EP0436194A3 (en) * | 1990-01-02 | 1992-12-16 | National Semiconductor Corporation | Media access controller |
JPH0795231A (ja) * | 1993-07-29 | 1995-04-07 | Toshiba Corp | Lan間接続装置 |
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