JP2001202319A - パーベイシブ・コンピューティング装置のアプリケーション/プリファランスを制御するための方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品 - Google Patents

パーベイシブ・コンピューティング装置のアプリケーション/プリファランスを制御するための方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品

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JP2001202319A
JP2001202319A JP2000353928A JP2000353928A JP2001202319A JP 2001202319 A JP2001202319 A JP 2001202319A JP 2000353928 A JP2000353928 A JP 2000353928A JP 2000353928 A JP2000353928 A JP 2000353928A JP 2001202319 A JP2001202319 A JP 2001202319A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーベイシブ・コンピューティング装置用の
アプリケーションおよび/またはプリファランスを、ユ
ーザが個々に選択しなくても、自動的に供給できるよう
にする。 【解決手段】 パーベイシブ・コンピューティング装置
(例えばPDA22)に関連付けられた環境リストを定
義し、データ処理システム(例えばサーバ20)によっ
てPDA22に供給すべき情報項目と上記環境リスト中
の環境とを関連付けることにより、PDA22はサーバ
20と同期する。PDA22で1つの環境を選択するユ
ーザ入力を取得し、選択した環境をサーバ20に通知す
る。選択した環境の通知に応答して、サーバ20は、選
択した環境に関連付けられた情報項目をPDA22へ供
給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、データ処
理システムへのアプリケーションおよび/またはプリフ
ァランスのロードおよびアンロードに関し、特に,装備
できる記憶容量が限られているパーベイシブ・コンピュ
ーティング装置へのアプリケーションおよび/またはプ
リファランスのロードおよびアンロードに関する。
【0002】
【従来の技術】今日の社会は流動性を増しているが、そ
れにつれて、モービル(モバイル)・コンピューティン
グ能力に対する要求も増大してきている。労働者および
専門職の多くは、自分たちのラップトップ・コンピュー
タをより小さなパームトップ・コンピュータまたはハン
ドヘルド・コンピュータ、例えばPDA(personal dig
ital assistants:携帯情報端末) にダウンサイジングし
ている。加えて、今や多くの人々がセルラー電話機を使
って、インターネットにアクセスしたり、他の様々なコ
ンピューティング機能を実行している。PDA、携帯電
話機を含むがこれらに限定されないコンピューティング
装置、並びに機器および自動車の中で使われているコン
ピューティング装置は、多くの場合、一括して「パーベ
イシブ(pervasive)」・コンピューティング装置と呼ば
れている。ハンドヘルド・コンピューティング装置の多
くは、Microsoft (商標)Windows CE、 3Com Palm Com
puting(商標)、および Symbion Epoc プラットフォー
ム、並びにSmartCode 社のHandWeb およびMicrosoft 社
のPocket Internet Explorerを使っている。ここで用い
ているように、「パーベイシブ・コンピューティング装
置」は、別のデータ処理システムに接続できるデータ処
理システムのことを言う、そして、PDA、ラップトッ
プ・コンピュータおよびポータブル・コンピュータ、ペ
ン・ベース・ポータブル・コンピュータ、無線電話機、
スマートフォン、スクリーンフォン、コピー機および他
のオフィス機器、装置、工場制御装置などを含むことを
意図している。
【0003】あいにく、パーベイシブ・コンピューティ
ング装置のサイズが小さくなるのにつれて、概して、同
装置のスタンドアロン動作用の能力も小さくなった。こ
のような装置では、一般に、メモリ容量が減少すると共
に、固定記憶装置の容量がほとんど無い言ってもよいく
らいに減少した。その結果、パーベイシブ・コンピュー
ティング装置は、当該パーベイシブ・コンピューティン
グ装置にロードされる大量のアプリケーションを維持す
る能力が制限されているので、1個の装置で使えるのは
アプリケーションの部分集合だけに制限されている可能
性がある。さらに、ユーザがパーベイシブ・コンピュー
ティング装置で使いたいと思うアプリケーションは、同
装置を適用する環境または用途に基づいて変化する可能
性がある。したがって、パーベイシブ・コンピューティ
ング装置のユーザの希望に従って、あるアプリケーショ
ンをパーベイシブ・コンピューティング装置からアンロ
ードし、別のアプリケーションをパーベイシブ・コンピ
ューティング装置にロードすることが必要になる可能性
がある。
【0004】パーベイシブ・コンピューティング装置に
ロードされるアプリケーションに加え、パーベイシブ・
コンピューティング装置の用途または環境が変化するの
に伴ってアプリケーションに関連付けられたプリファラ
ンス(preference)すなわち選好データまたはその他の
データを変化させることも有益であるかも知れない。そ
れ故、例えば、ユーザは、ユーザ・プリファランスに基
づいて地図を表示する地図表示アプリケーションを手に
することができる。すなわち、ユーザが新しい場所でパ
ーベイシブ・コンピューティング装置を使うときに、ユ
ーザは、表示されている地図を変更して新しい場所の地
図を表示させるように望むことができるようになる。
【0005】従来、パーベイシブ・コンピューティング
装置のアプリケーション、プリファランスまたはデータ
を変更するために、ユーザは、ロードすべきアプリケー
ションを個々に選択し、プリファランスを個々に設定し
ていた。これらの作業は、通常、パーベイシブ・コンピ
ューティング装置でアプリケーションが走っている間に
行なう。しかし、パーベイシブ・コンピューティング装
置がアプリケーションおよびプリファランスの供給元へ
のアクセスを行なっているときに、プリファランスもロ
ードされるかも知れない。このように、アプリケーショ
ンおよび/またはプリファランスを個々に選択すると、
時間の浪費になると共に、エラーが生じやすくなる可能
性がある。例えば、ユーザがある場所で必要とするアプ
リケーションのロードに失敗すると、その後、ユーザ
は、そのアプリケーションが必要になる前にそのアプリ
ケーションをロードする機会が得られない。したがっ
て、パーベイシブ・コンピューティング装置に供給され
る情報の制御を改善することが必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザが各アプリケーションおよび/またはプリファランス
を個々に選択する必要なしに、パーベイシブ・コンピュ
ーティング装置用のアプリケーションおよび/またはプ
リファランスを自動的に供給することのできる方法、シ
ステムおよびコンピュータ・プログラム製品を提供する
ことである。
【0007】本発明の他の目的は、パーベイシブ・コン
ピューティング装置が使われる場所および/または環境
に適した、パーベイシブ・コンピューティング装置にロ
ードされるアプリケーションおよび/またはプリファラ
ンスを、ユーザが手に入れやすくすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるこれらの目
的および他の目的は、以下のように動作する方法、シス
テムおよびコンピュータ・プログラム製品によって実現
することができる。本発明に係る方法、システムおよび
コンピュータ・プログラム製品は、パーベイシブ・コン
ピューティング装置に関連付けられた環境リストを少な
くとも1つ定義すると共に、当該パーベイシブ・コンピ
ューティング装置に同装置とは異なるデータ処理システ
ムによって供給される情報項目と上記環境リスト中の環
境とを関連付けることにより、上記パーベイシブ・コン
ピューティング装置が上記データ処理システムと同期す
るときに、上記パーベイシブ・コンピューティング装置
に供給される情報を制御する。上記パーベイシブ・コン
ピューティング装置でユーザ入力を取得して上記環境リ
ストから環境を1つ選択する、そして、上記パーベイシ
ブ・コンピューティング装置が上記データ処理システム
と同期するときに上記選択した環境を上記データ処理シ
ステムに通知する。次いで、上記選択した環境に関連付
けられた情報項目を、上記データ処理システムから上記
パーベイシブ・コンピューティング装置へ上記選択した
環境の通知に応答して供給する。
【0009】環境リストを準備し、かつアプリケーショ
ンと上記環境リストとを関連付けることにより、ユーザ
は、パーベイシブ・コンピューティング装置にロードす
べきアプリケーションおよび/またはプリファランスの
ような情報項目を個々に選択する必要なく、上記情報項
目を選択することが可能になる。さらに、上記情報項目
は予定されている用途または上記パーベイシブ・コンピ
ューティング装置の場所のような環境に関連付けられて
いるので、ユーザが重要なアプリケーションまたはデー
タをロードするのを忘れる可能性が低減する。
【0010】本発明の別の実例では、ユーザがデータ処
理システムと同期しているパーベイシブ・コンピューテ
ィング装置に関連付けられている、そして、同期時にパ
ーベイシブ・コンピューティング装置に供給することの
できる許可済の情報項目のリストが当該ユーザ用に定義
されている。したがって、上記情報項目が、選択した環
境に関連付けられており、かつ、上記パーベイシブ・コ
ンピューティング装置に関連付けられたユーザに対して
許可されている場合、データ処理システムからの、選択
した環境に関連付けられた情報項目は、上記選択した環
境の通知に応答して上記パーベイシブ・コンピューティ
ング装置だけに供給することができる。
【0011】本発明のさらに別の実例では、ユーザが選
択した環境と関係なくパーベイシブ・コンピューティン
グ装置に供給される情報項目は、環境リスト中の全ての
環境に関連付けられている。したがって、環境リスト中
の各環境に関連付けられた情報項目は、ユーザが選択し
た環境と関係なく、同期時にデータ処理システムからパ
ーベイシブ・コンピューティング装置へ供給することが
できる。
【0012】情報項目には、パーベイシブ・コンピュー
ティング装置にロードすべきアプリケーションが含まれ
ているのが望ましい。このような場合、選択した環境に
関連付けられていないアプリケーションはパーベイシブ
・コンピューティング装置からアンロードされ、選択し
た環境に関連付けられているアプリケーションがパーベ
イシブ・コンピューティング装置にロードされる。
【0013】本発明のさらに別の実例では、ユーザ入力
を取得して、データ処理システムから取得すべき情報項
目を選択するようにすることができる。したがって、選
択した情報項目は、パーベイシブ・コンピューティング
装置がデータ処理システムと同期したときに、データ処
理システムから取得することができる。
【0014】さらに、ユーザは、データ処理システムと
同期しているパーベイシブ・コンピューティング装置
に、および同期時にパーベイシブ・コンピューティング
装置へ供給することができ、当該ユーザ用に定義され
た、許可されている情報項目のリストに関連付けること
ができる。このような場合、選択した環境に関連付けら
れており、かつ、パーベイシブ・コンピューティング装
置に関連付けられたユーザ用に許可されている情報項目
は、データ処理システムからパーベイシブ・コンピュー
ティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給す
ることができる。また、パーベイシブ・コンピューティ
ング装置がデータ処理システムと同期しているときにデ
ータ処理システムから取得される選択した情報項目は、
選択した情報項目がパーベイシブ・コンピューティング
装置に関連付けられたユーザ用に許可されていれば、取
得することができる。
【0015】本発明のさらに別の実例では、パーベイシ
ブ・コンピューティング装置に関連付けられた少なくと
も1つの環境リストを、複数の環境に関連付けられた環
境の階層として定義している。したがって、パーベイシ
ブ・コンピューティング装置へデータ処理システムが供
給すべき情報項目は、環境の階層中の環境が階層中の順
位がより高い環境に関連付けられた情報項目を継承する
環境リスト中の環境に関連付けられている。
【0016】本発明のさらに別の実例では、情報項目
は、アプリケーションおよびプリファランスである。さ
らに、情報項目には、場所および動作環境を用いること
ができる。
【0017】本発明のさらに別の実例では、パーベイシ
ブ・コンピューティング装置に関連付けられた少なくと
も1つの環境リストが、データ処理システムで定義され
ている、そして、パーベイシブ・コンピューティング装
置へデータ処理システムが供給すべき情報項目は、デー
タ処理システムで環境リスト中の環境に関連付けられて
いる。さらに、データ処理システムで定義された少なく
とも1つの環境リストに対応する、パーベイシブ・コン
ピューティング装置に関連付けられた少なくとも1つの
環境リストも、パーベイシブ・コンピューティング装置
で定義することができる。同様に、パーベイシブ・コン
ピューティング装置へデータ処理システムが供給すべき
情報項目は、パーベイシブ・コンピューティング装置で
環境リスト中の環境に関連付けることができる。したが
って、データ処理システムで定義された少なくとも1つ
の環境リストに関連付けられた情報項目は、パーベイシ
ブ・コンピューティング装置で定義された少なくとも1
つの環境リストに関連付けられた情報項目と一致させ
て、データ処理システムが供給し、パーベイシブ・コン
ピューティング装置が取得する情報項目を決定すること
ができる。
【0018】特別の実例では、上記一致は、パーベイシ
ブ・コンピューティング装置で定義された少なくとも1
つの環境リストに関連付けられた情報項目が、パーベイ
シブ・コンピューティング装置へデータ処理システムが
供給すべき情報項目とパーベイシブ・コンピューティン
グ装置で定義された環境リスト中の環境との関連付けに
よって上書きされているか否かを確認することにより行
なうことができる。
【0019】本発明のさらに別の実例では、パーベイシ
ブ・コンピューティング装置にロードすべきアプリケー
ションおよび/またはプリファランスは、環境リストを
定義し、環境リスト中の各環境に関連付けられたアプリ
ケーションおよび/またはプリファランスのデフォルト
の関連付けを定義し、そして、環境リスト中の少なくと
も1つの環境に関連付けられたアプリケーションおよび
/またはプリファランスのユーザ固有の関連付けを定義
することにより、決定する。環境リストから環境を1つ
選択するために、ユーザ入力を取得する。次いで、ユー
ザ固有の関連付けが選択した環境用に定義されているか
否かを確認する。ユーザ固有の関連付けが選択した環境
用に定義されている場合、ユーザ固有の関連付けとデフ
ォルトの関連付けとの間の衝突は、選択した環境に関連
付けられたアプリケーションおよび/またはプリファラ
ンスの単一の関連付けを実現し、かつ、パーベイシブ・
コンピューティング装置にロードされる、選択した環境
に関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリ
ファランスの上記単一の関連付けからのアプリケーショ
ンおよび/またはプリファランスを実現するように、解
消する。
【0020】環境リストが階層構造をした環境リストで
ある、本発明の一実例では、階層構造をした環境リスト
中の子環境は、階層構造をした環境リスト中の親環境か
らアプリケーションおよび/またはプリファランスの関
連付けを継承する。さらに、子環境中のアプリケーショ
ンおよび/またはプリファランスの関連付けと親環境中
のアプリケーションおよび/またはプリファランスの関
連付けとの間の衝突は、どのようなものでも、親環境中
のアプリケーションおよび/またはプリファランスの関
連付けを上書きする子環境中のアプリケーションおよび
/またはプリファランスの関連付けによって解消するこ
とができる。
【0021】別の実例では、ユーザ固有の関連付けとデ
フォルトの関連付けとの間の衝突は、どのようなもので
も、デフォルトの関連付けのアプリケーションおよび/
またはプリファランスの関連付けを、ユーザ固有の関連
付けのアプリケーションおよび/またはプリファランス
の対応する関連付けで上書きすることによって解消する
ことができる。
【0022】本発明のさらに別の実例では、パーベイシ
ブ・コンピューティング装置に既にロードされている最
初のアプリケーションおよび/またはプリファランス
が、単一の関連付けで識別されていないか否かを確認す
ることができる。したがって、最初のアプリケーション
および/またはプリファランスが単一の関連付けで識別
されていない場合、最初のアプリケーションおよび/ま
たはプリファランスをパーベイシブ・コンピューティン
グ装置からアンロードすることができる。
【0023】さらに、一実例では、環境は、ユーザ・グ
ループ、並びに親グループから環境および関連する情報
要素を継承できる子グループに基づいて継承することが
できる。
【0024】以上、本発明を、主として本発明の方法の
側面に関して記述してきたが、システムおよび/または
コンピュータ・プログラム製品の双方も実現することが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
示す図面を参照して、本発明を詳細に説明する。しかし
ながら、この発明は、多くの異なった態様で実施するこ
とができるので、ここに開示する実施形態に限定するよ
うに解釈するべきではない。むしろ、これらの実施形態
は、この開示が十分かつ完全であり、かつ、当業者に本
発明の範囲を十分に伝えることができるように、示して
ある。
【0026】当業者によって認識され得るように、本発
明は、方法、データ処理システム、および/またはコン
ピュータ・プログラム製品として実施することができ
る。したがって、本発明は、全てがハードウェアである
実施形態、全てがソフトウェアである実施形態、また
は、ソフトウェアの側面とハードウェアの側面とを組み
合わせた実施形態の形態をとることができる。さらに、
本発明は、コンピュータ読み込み可能な記憶媒体であっ
て、当該記憶媒体中にコンピュータ使用可能なプログラ
ム・コード手段を具体化したコンピュータ読み込み可能
な記憶媒体上のコンピュータ・プログラム製品の形態を
とることができる。ハードディスク、CD−ROM、光
記憶装置、または磁気記憶装置を含む(しかしこれらに
限定されない)好適なコンピュータ読み込み可能な記憶
媒体は、どのようなものでも、使用することができる。
【0027】本発明の動作を実行するコンピュータ・プ
ログラム・コードは、オブジェクト指向プログラミング
言語、例えばJava(商標)、Smalltalk 、 C++で書くこ
とができる。しかし、本発明の動作を実行するコンピュ
ータ・プログラム・コードは、従来の手続き型プログラ
ミング言語、例えば「C」プログラミング言語で書くこ
ともできる。プログラム・コードは、全てユーザのコン
ピュータで、または部分的にユーザのコンピュータで、
スタンドアロン型ソフトウェア・パッケージとして実行
することができる、あるいは一部ユーザのコンピュータ
でかつ一部遠隔のコンピュータで、またはは全て遠隔の
コンピュータで実行することもできる。最後のシナリオ
では、遠隔のコンピュータは、ユーザのコンピュータ
に、LAN(local area network)、WAN(wide are
a network)を通して接続することができる。あるいは、
接続は外部のコンピュータに対してなすこともできる
(例えばISP(Internet Service Provider)を使って
インターネットを介して接続する)。
【0028】以下、本発明の一実施形態による方法、装
置(システム)およびコンピュータ・プログラム製品の
フローチャートおよび/またはブロック図を参照して、
本発明を記述する。次の点を理解することができる。す
なわち、フローチャートおよび/またはブロック図の各
ブロック、およびフローチャートおよび/またはブロッ
ク図におけるブロックの組み合わせは、コンピュータ・
プログラムの命令によって実現することができる。これ
らコンピュータ・プログラムの命令は、汎用コンピュー
タ、専用コンピュータ、またはマシンを生成する他のプ
ログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに供給され
る。その結果、上記命令は、上記コンピュータまたは上
記他のプログラム可能なデータ処理装置の上記プロセッ
サで実行されるが、フローチャートおよび/またはブロ
ック図のブロックまたはブロック群で特定されている機
能を実現する手段を生成する。
【0029】これらコンピュータ・プログラムの命令
は、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処
理装置を指示して特定の形態で機能させるコンピュータ
読み込み可能な記憶装置に格納することもできる。その
結果、コンピュータ読み込み可能な記憶装置に格納され
た上記命令は、フローチャートおよび/またはブロック
図のブロックまたはブロック群で特定されている機能を
実現する命令手段を備えた1個の製品を作り出す。
【0030】コンピュータ・プログラムの命令は、コン
ピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置に
ロードして、コンピュータまたは他のプログラム可能な
データ処理装置で実行すべき一連の動作ステップがコン
ピュータ実現プロセスを生成するようにさせることもで
きる。その結果、コンピュータまたは他のプログラム可
能なデータ処理装置で実行される命令は、フローチャー
トおよび/またはブロック図のブロックまたはブロック
群で特定されている機能を実現するステップを実現す
る。
【0031】以下で詳述するように、本発明によれば、
パーベイシブ・コンピューティング装置に対する情報、
例えば、環境/場所のリストを準備し、かつ、情報項目
とこれら環境/場所とを関連付けることによって同装置
にロードされるアプリケーションおよび/またはプリフ
ァランスを制御できるようになる。上記リストは、パー
ベイシブ・コンピューティング装置に供給することがで
きると共に、パーベイシブ・コンピューティング装置で
生成することもできる、そして、環境/場所は、ユーザ
が選択する。次いで、関連付けられた情報項目は、パー
ベイシブ・コンピューティング装置にロードされる。し
たがって、本発明によれば、予測される環境/場所に基
づいてパーベイシブ・コンピューティング装置を正確か
つ容易にカスタマイズすることができる。
【0032】図1は、本発明を効果的に使用することの
できるシステム10を示す図である。図1に示すよう
に、サーバ20は、多数の異なったデータ処理システム
(すなわちコンピュータ)、例えばPDA22、2
2’、デスクトップ型コンピュータ23、PDA24、
ペン・ベース・コンピュータ26、セルラー電話機28
(スマートフォンまたは音声専用電話機を用いることが
できる)、および衛星電話機28’(スマートフォン、
スクリーンフォンまたは音声専用電話機を用いることが
できる)からアクセスすることができる。これら異なっ
たデータ処理システム22、22’、23、24、2
6、28、28’は、各々、異なった、処理能力、デー
タ表示機能、オペレーティング・システムおよび/また
は情報をサーバ20に要求するアプリケーションを備え
ることができる。さらに、これら異なったデータ処理シ
ステム22、22’、23、24、26、28、28’
は、異なったユーザが使用することができる。上記ユー
ザは、上記ユーザに関連付けられた別々のアプリケーシ
ョンおよび/またはプリファランスを持っている。当業
者によって認識され得るように、他の型のデータ処理シ
ステムも、本発明を使用することにより利益を得ること
ができる。
【0033】また、異なったデータ処理システム22、
22’、23、24、26、28、28’は、異なった
通信技術を使ってサーバ20と通信している。例えば、
PDA22およびデスクトップ・コンピュータ23は、
ネットワーク・インタフェース・カードを使い、図1に
示すように直接ネットワーク接続、例えばイーサネット
(登録商標)38を通してサーバ20と通信することが
できる。PDA22’は、モデム32とモデム32’と
を介してサーバ20と直接通信することができる。PD
A24は、デスクトップ・コンピュータ23を通してサ
ーバ20と通信するように描いてある。同様に、ペン・
ベース・コンピュータ26は、ネットワーク40(イン
ターネットまたはイントラネットを用いることができ
る)へのモデム32’接続を通して通信することができ
る。セルラー電話機28は、サーバ20とセルラー接続
36およびネットワーク40を通して通信することがで
きる。最後に、衛星電話機28’は、サーバ20と衛星
接続34およびネットワーク40を通して通信すること
ができる。
【0034】図1にさらに示すように、サーバ20は、
環境/場所リスト・リポジトリ30へのアクセスを持っ
ている。環境/場所リスト・リポジトリ30は、サーバ
20中に統合することができる、あるいは、ネットワー
クまたは他の通信接続を通してアクセス可能にすること
ができる。また、環境/場所リスト・リポジトリ30
は、ダウンロードあるいは別の方法でサーバ20に供給
することができる。そして、環境/場所リスト・リポジ
トリ30のコピーをサーバ20によって維持することが
できる。環境/場所リスト・リポジトリ30には、図1
に示すデータ処理システム22、22’、23、24、
26、28のようなデータ処理システムのユーザが入手
可能なアプリケーションおよび/またはプリファラン
ス、並びに、これらのアプリケーションおよび/または
プリファランスと環境または場所のリスト中の環境また
は場所との関連付けの識別情報が含まれているのが望ま
しい。環境/場所リスト・リポジトリ30には、データ
処理システムに供給すべきアプリケーションおよび/ま
たはプリファランスを含めることができる、あるいは、
アプリケーションおよび/またはプリファランスを取得
できる他の場所へのリンクを含めることができる。この
出願では、環境/場所リスト・リポジトリ30を単一の
データベースとして示しかつ記述しているが、当業者に
よって認識され得るように、複数のデータベースを用い
ることもできる。ここで使用しているように、用語プリ
ファランスは、アプリケーションまたはアプリケーショ
ンと共に使われるデータ用にユーザが選択したプリファ
ランスを記述するために使用されている。
【0035】一般に、本発明によるシステムでは、デー
タ処理システム22、22’、23、24、26、28
のうちの1つが始めにネットワークへのコネクションを
確立すると、環境/場所のリストおよび関連するアプリ
ケーションおよび/またはプリファランスが当該データ
処理システムで実行している「ユーザ・セルフ・ヘルプ
(user self help)」アプリケーションへ供給されるの
が望ましい。次いで、ユーザ・セルフ・ヘルプ・アプリ
ケーションは、ユーザ入力を取得して、供給されたリス
トから環境/場所を選択することができる。そして、関
連するアプリケーションおよび/またはプリファランス
がデータ処理システムにロードされる。したがって、例
えば、PDA24がワークステーション23と接続する
と、環境/場所リストが、環境/場所リスト・リポジト
リ30をアクセスしているサーバから、あるいは、ワー
クステーション23で維持されている環境/場所リスト
のローカル・コピーを使って、PDA24に供給され
る。本発明の記述を簡単化するために、以下では、本発
明を、サーバから環境/場所リストを取得するパーベイ
シブ・コンピューティング装置に関して記述する。しか
し、環境/場所リストは、ネットワークまたはデータ処
理システム(パーベイシブ・コンピューティング装置に
対してサーバとして振る舞って環境/場所リストを供給
することのできるもの)に接続したワークステーション
のような媒介物を通してネットワーク上のサーバから直
接取得することができる。このように、ここでは、用語
「サーバ」を、パーベイシブ・コンピューティング装置
とは別の、環境/場所リストの供給元を指し示すために
使っている。本発明の別の実施形態では、環境/場所リ
ストおよび関連するアプリケーションおよび/またはプ
リファランスは、パーベイシブ・コンピューティング装
置で生成される。
【0036】さらに、ユーザ・セルフ・ヘルプ・アプリ
ケーションは、パーベイシブ・コンピューティング装置
自身で、またはワークステーションで、あるいはパーベ
イシブ・コンピューティング装置を接続することのでき
る他のデータ処理システムで実行することができる。し
たがって、例えば、ユーザ・セルフ・ヘルプ・アプリケ
ーションは、ワークステーション23で実行することが
できる、そして、PDA24がワークステーション23
に接続したときに、PDA24に選択したアプリケーシ
ョンおよび/またはプリファランスを供給することがで
きる。
【0037】次に、図2を参照すると、本発明によるパ
ーベイシブ・コンピューティング装置230の典型的な
実施形態は、通常、キーボードまたはキーパッドのよう
な入力装置232、表示装置234、およびプロセッサ
238と通信するメモリ236を備えている。パーベイ
シブ・コンピューティング装置230は、さらに、スピ
ーカー242、マイクロフォン244、およびプロセッ
サ238と通信するI/Oデータ・ポート246を備え
ている。I/Oデータ・ポート246は、パーベイシブ
・コンピューティング装置230と別のコンピュータ・
システムまたはネットワーク(例えばインターネット)
との間で情報を伝達するために使うことができる。これ
らの構成要素には、ここで述べているように動作するよ
うに構成することのできる既存のパーベイシブ・コンピ
ューティング装置の多くで使われているような既存の構
成要素を用いることができる。
【0038】図3は、本発明による方法、システム、お
よびコンピュータ・プログラム製品を説明するパーベイ
シブ・コンピューティング装置230のより詳細なブロ
ック図である。プロセッサ238は、アドレス/データ
・バス248を介してメモリ236と通信する。プロセ
ッサ238には、市販のまたは特注のマイクロプロセッ
サのうちの任意のものを用いることができる。メモリ2
36は、パーベイシブ・コンピューティング装置230
の機能を実現するのに使われるソフトウェアおよびデー
タを格納する記憶装置の全階層を代表するものである。
メモリ236には、次の型のデバイスを含めることがで
きる(ただし、これらに限定されない)。すなわち、キ
ャッシュ、ROM、PROM、EPROM、EEPRO
M、フラッシュ、SRAM、およびDRAMである。
【0039】図3に示すように、メモリ236は、パー
ベイシブ・コンピューティング装置230で使われる4
つのカテゴリーのソフトウェアおよびデータを保持して
いる。すなわち、オペレーティング・システム252、
アプリケーション・プログラム254、入出力(I/
O)デバイス・ドライバ256、およびデータ258で
ある。オペレーティング・システム252は、組み込み
アプリケーション用に設計されており、かつ、メモリ2
36を効率的に使用できるように比較的コンパクトであ
るのが望ましい。I/Oデバイス・ドライバ256は、
典型的には、オペレーティング・システム252を通し
てアプリケーション・プログラム254によってアクセ
スされるソフトウェア・ルーチンを備えており、周辺装
置、例えば入力装置232、表示装置234、スピーカ
ー242、マイクロフォン244、I/Oデータ・ポー
ト246、およびある種のメモリ236構成要素と通信
することができる。アプリケーション・プログラム25
4は、パーベイシブ・コンピューティング装置230の
様々な機能を実現するプログラムから成る。そして、最
後に、データ258は、アプリケーション・プログラム
254、オペレーティング・システム252、I/Oデ
バイス・ドライバ256、およびメモリ236中に駐在
することのできる他の全てのソフトウェアによって使用
される静的および動的なデータを代表するものである。
【0040】さらに、図3に示すように、アプリケーシ
ョン・プログラム254が、ここで述べるような環境/
場所リストに基づいてロードするアプリケーションおよ
び/またはプリファランスを選択するオペレーションを
実行するユーザ・セルフ・ケア(user self care) アプ
リケーション260を含んでいるのが望ましい。さら
に、メモリ236のデータ部が、パーベイシブ・コンピ
ューティング装置230で実行しているアプリケーショ
ン用の環境/場所リストおよび/またはプリファランス
を含んでいるのが望ましい。図3ではユーザ・セルフ・
ケア・アプリケーション260がアプリケーションの1
つとして描いてあるが、当業者によって認識され得るよ
うに、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260
の機能は、オペレーティング・システム525中に統合
することができる。このように、本発明は、図3の構成
に限定して解釈するべきでない。そうではなく、本発明
は、ここで述べるオペレーションを実行することのでき
る全ての構成を包含することを意図している。
【0041】さらに、図3のパーベイシブ・コンピュー
ティング装置は、パーベイシブ・コンピューティング装
置230中へ環境/場所リスト並びにアプリケーション
および/またはプリファランスをロードするのに使うこ
とのできるサーバ20またはワークステーション23を
も一般的に記述している。しかしながら、このような使
い方では、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション2
60を環境/場所リスト管理アプリケーションで置き換
える必要がある。このように、図3に示すデータ処理シ
ステムは、一般に、本発明の様々な側面によるサーバお
よびパーベイシブ・コンピューティング装置の双方を示
すことができる。
【0042】図4は、管理機能が実行するオペレーショ
ンを示している。この管理機能は、サーバ20中に、ワ
ークステーション23中に、あるいは、別の実施形態で
は、パーベイシブ・コンピューティング装置230中に
統合することができる。図4に示すように、まず、パー
ベイシブ・コンピューティング装置を使うことのできる
場所および/または環境のリストを生成する(ブロック
100)。これらのリストは、その性質上、階層構造に
することができる。その結果、リスト中のエントリの間
の関係は、リストの階層を反映したものとなる。次い
で、アプリケーションおよび/またはプリファランス
と、環境/場所リスト中のエントリとを関連付ける(ブ
ロック102)。環境/場所リストが階層構造を成して
いる場合、リスト中の最初のエントリに関連付けられた
アプリケーションおよび/またはプリファランスは、最
初のエントリに関連付けられているエントリが継承する
ことができる。したがって、例えば、子エントリを有す
る、リスト中の親エントリを、任意の子エントリを選択
した場合にロードされるアプリケーションおよび/また
はプリファランスを特定するのに使うことができる。リ
スト中の他の全てのエントリが、この親エントリからこ
れらアプリケーションおよび/またはプリファランスを
継承することができる。したがって、継承を備えた階層
構造をした関係は、アプリケーションおよび/またはプ
リファランスとリストのエントリとの間の関連付けを簡
単化するのに使うことができる。
【0043】さらに、図4に示すように、環境/場所リ
スト、および/または、関連するアプリケーションおよ
び/またはプリファランスを、パーベイシブ・コンピュ
ーティング装置230のユーザ・セルフ・ケア・アプリ
ケーション260に供給する(ブロック104)。この
ような転送は、パーベイシブ・コンピューティング装置
230、例えば装置22、22’、24、26、28ま
たは28’が、環境/場所リスト・リポジトリ30への
アクセスを有するサーバ20へのアクセスを得たときに
行なうことができる。上述したように、このようなアク
セスは、サーバ20への直接アクセスを通して、サーバ
20への間接アクセスを通して、あるいは、ワークステ
ーションまたは他のサーバにおけるサーバ20の複製へ
のアクセスを通して行なうことができる。したがって、
例えば、PDA24がワークステーション23と同期す
ると、環境/場所リスト、および/または、アプリケー
ションおよび/またはプリファランスとの関連付けをP
DA24へロードすることができる。別の実施形態で
は、パーベイシブ・コンピューティング装置230は、
ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260へアク
セス可能な環境/場所リストを生成することができる。
【0044】続いて、パーベイシブ・コンピューティン
グ装置230がサーバ20へのアクセスを取得すると、
図5に示すオペレーションを実行することができる。図
5に示すように、サーバ20は、PDAのようなパーベ
イシブ・コンピューティング装置230から選択したリ
ストを取得する(ブロック120)。次いで、サーバ2
0は、パーベイシブ・コンピューティング装置230に
関連付けられたユーザが選択したリストに関連付けられ
たアプリケーションおよび/またはプリファランスのう
ち、アクセスする権限を付与されているのはどれである
かを確認する(ブロック122)。このオプションの確
認は、パーベイシブ・コンピューティング装置230が
サーバ20に接続して、サーバ20へのアクセスを有す
るユーザ用の、権限を付与されたアプリケーションおよ
び/またはプリファランスのリストにアクセスするとき
に、パーベイシブ・コンピューティング装置230から
受け取るユーザ識別情報を使って行なうことができる。
次いで、ユーザに関連付けられた、権限を付与されたア
プリケーションおよび/またはプリファランスのリスト
と、ユーザが選択したリストのアプリケーションおよび
/またはプリファランスとを比較することもできる。ユ
ーザが選択したリストに関連付けられたアプリケーショ
ンおよび/またはプリファランスのうち、アクセスする
権限を付与されているのはどれであるかを確認した後、
これら権限を付与されたアプリケーションおよび/また
はプリファランスは、パーベイシブ・コンピューティン
グ装置230へ供給することができる(ブロック12
4)。
【0045】図6は、本発明による、PDAのようなパ
ーベイシブ・コンピューティング装置230のオペレー
ションを示している。図6に示すように、まず、パーベ
イシブ・コンピューティング装置230のユーザ・セル
フ・ケア・アプリケーション260が、サーバ20から
環境/場所リストを取得する(ブロック140)。次い
で、リストから環境/場所を1つ選択するために、ユー
ザ入力がユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション26
0によって取得される(ブロック142)。次いで、パ
ーベイシブ・コンピューティング装置230は、同装置
が同期する(すなわち、リストによって特定されている
アプリケーションおよび/またはプリファランスの供給
元へのアクセスを取得する)まで待機する(ブロック1
44)。また、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーショ
ン260によって、ユーザは、同期時にロードされるア
プリケーションおよび/またはプリファランスをカスタ
マイズすることが可能になる。このカスタマイズは、ユ
ーザ識別情報に基づくアプリケーションおよび/または
プリファランスと環境/場所との関連付けを確立するこ
とにより実行することができる。さらに、このカスタマ
イズには、選択した環境/場所と関連付けられたアプリ
ケーションおよび/またはプリファランスのロードをサ
ーバ20によって上書きすることを含めることができ
る。このように、ユーザが環境/場所リストから項目を
選択できるようになるのに加え、ユーザ・セルフ・ケア
・アプリケーション260は、パーベイシブ・コンピュ
ーティング装置230が同期したときにロードすべきア
プリケーションおよび/またはプリファランスにユーザ
が加えた全ての変更に関して、ユーザから入力を取得す
ることも可能になる。
【0046】さらに、図6に示すように、パーベイシブ
・コンピューティング装置230は、サーバ20への1
回の接続の間に環境/場所リストを取得することができ
る、そして、その後再接続してリスト間の選択した項目
に関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリ
ファランスを取得することができる。したがって、この
開示に鑑みて当業者が認識し得るように、環境/場所リ
ストは、パーベイシブ・コンピューティング装置230
が1回だけ取得し、その後更新することができる、ある
いは、環境/場所リストは、パーベイシブ・コンピュー
ティング装置230が定期的に取得することができる、
あるいは、環境/場所リストは、パーベイシブ・コンピ
ューティング装置230が引き続いて使用するために同
期するごとにパーベイシブ・コンピューティング装置2
30が取得することができる。
【0047】いずれにしても、パーベイシブ・コンピュ
ーティング装置230がサーバ20に同期すると、パー
ベイシブ・コンピューティング装置230は、選択した
環境/場所に関連付けられたものとして識別されていな
いアプリケーション、または、ロードすべきアプリケー
ションおよび/またはプリファランスに対する変更とし
てユーザが選択していないアプリケーションをアンロー
ドする(ブロック146)。次いで、パーベイシブ・コ
ンピューティング装置230は、環境/場所リスト上の
選択した項目によって特定されており、かつ、ユーザ用
の対応する環境/場所の関連付けによって上書きされて
いないアプリケーションおよび/またはプリファランス
を取得する、または、サーバ20によって供給れる(ブ
ロック148)。
【0048】ユーザが選択したアプリケーションおよび
/またはプリファランスも、全て、取得してロードする
ことができる(ブロック150)。ロードされる追加の
アプリケーションおよび/またはプリファランスは、選
択した環境によってアンロードまたは変更すべきである
と指定されなかった全ての環境に属すものとして指定さ
れていたものであるのが望ましい。これらのアプリケー
ションおよび/またはプリファランスは、エンド・ユー
ザが指定することができる、あるいは、エンド・ユーザ
がその一員であるユーザ・グループ用に管理者が指定す
ることができる、あるいは、エンド・ユーザ用に管理者
が指定することができる。個々の情報要素は、エンド・
ユーザまたは管理者が上書きすることができる。
【0049】図2から図6までのフローチャートおよび
ブロック図は、本発明によるサーバおよびパーベイシブ
・コンピューティング装置のインプリメンテーションの
アーキテクチャ、機能およびオペレーションを示してい
る。この点については、フローチャートの各ブロック
は、特定の論理機能を実現する少なくとも1つの実行可
能な命令を構成するモジュール、セグメント、またはコ
ード部を代表するものである。次の点も留意すべきであ
る。すなわち、いくつかの別のインプリメンテーション
では、上記ブロックに記載された機能は、図示したのと
は異なった順番に登場することができる。例えば、連続
して示した2つのブロックは、実際には、実質的に並行
して実行できる、あるいは、逆順に実行できる時もあ
る。これらは、関係する機能による。
【0050】さらに、本発明を、サーバで管理者が指定
する環境/場所リストに関して述べてきたが、当業者に
よって認識し得るように、環境/場所リストは、ユーザ
・セルフ・ケア・アプリケーション260を用いてユー
ザが指定することもできる。このような場合、ユーザ・
セルフ・ケア・アプリケーション260は、次に示すア
プリケーションおよび/またはプリファランスのリスト
を備えることができる。ユーザは、上記アプリケーショ
ンおよび/またはプリファランスに対するアクセス権を
有しており、かつ、ユーザ・セルフ・ケア・アプリケー
ション260が、上記アプリケーションおよび/または
プリファランスとユーザ入力に基づく環境/場所とを関
連付けている。このような場合、パーベイシブ・コンピ
ューティング装置230は、サーバ20から環境/場所
リストを取得する必要がない、しかし、サーバ20に対
してロードすべきアプリケーションを要求することがで
きる。このように、本質的に、図4のオペレーション
は、サーバ20およびパーベイシブ・コンピューティン
グ装置230のうちの一方で実行することができる。
【0051】本発明を使用することにより、ユーザは、
パーベイシブ・コンピューティング装置の予期される場
所または用途を選択することに基づいて、パーベイシブ
・コンピューティング装置用のアプリケーションおよび
/またはプリファランスをロードまたはアンロードする
ことができる。ユーザは、アプリケーションおよび/ま
たはプリファランスがどこに格納されているのかを知る
必要がない、あるいは、特定の環境または場所に適した
アプリケーションおよび/またはプリファランスはどれ
であるかということを覚えている必要がない。したがっ
て、ユーザが特に重要なアプリケーションおよび/また
はプリファランスをロードし忘れる可能性を実質的に低
減することができる。一方、パーベイシブ・コンピュー
ティング装置の使い勝手は向上し、同装置に典型的であ
る記憶装置の制限を克服することができる。
【0052】以上、本発明をブロック図およびフローチ
ャートを参照して記述してきたが、本発明のオペレーシ
ョンを例を参照して説明するのも有益であろう。第1の
例では、PDAのユーザ(「ユーザ1」)は、アクセス
するのを許可されているアプリケーションのリストを有
する。この「アクセス権」リストを以下のテーブル1に
示す。
【0053】 〔テーブル1:「ユーザ1」アクセス権リスト〕 ソフトウェア :アクセス権 仕事アプリケーション1 :許可 仕事アプリケーション2 :許可 ゲーム1 :許可 ゲーム2 :許可 ゲーム3 :許可 カレンダー・アプリケーション:許可 住所録アプリケーション :許可 遠隔制御装置アプリケーション:許可 S9アプリケーション :不許可 S10アプリケーション :不許可
【0054】アクセス権リストを有するのに加えて、
「ユーザ1」は、「ユーザ1」のPDAが同期したとき
にロードすべきアプリケーションおよび/またはプリフ
ァランスのリストをも有する。これらのアプリケーショ
ンは、テーブル1で指定されているように「ユーザ1」
がアクセスを有するものに限定されている。したがっ
て、この例でPDAが同期したときに「ユーザ1」用に
ロードすべきソフトウェアは、テーブル2に示すものに
なる。
【0055】 〔テーブル2:「ユーザ1」ソフトウェア選択〕 ソフトウェア :同期時のロード 仕事アプリケーション1 :No 仕事アプリケーション2 :No ゲーム1 :No ゲーム2 :No ゲーム3 :No カレンダー・アプリケーション:Yes 住所録アプリケーション :Yes 遠隔制御装置アプリケーション:Yes
【0056】テーブル2で指定されたアプリケーション
に関連付けられたアプリケーションおよび/またはプリ
ファランスのリストの詳細は、環境を選択することによ
って決定される。環境が選択されない場合には、全環境
に対してロードすべきアプリケーションおよび/または
プリファランスをロードすることができる。
【0057】「ユーザ1」は、週日、週末、夏の家(su
mmer home)で使うアプリケーション、および全環境に共
通のアプリケーションを有する環境を持つことができ
る。環境とアプリケーションおよび/またはプリファラ
ンスとの間のこれらの関連付けを、以下のテーブル3か
らテーブル6までに示す。
【0058】 〔テーブル3:ユーザ・コンテキスト「ユーザ1」用「週日」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ 仕事アプリケーション1 :Yes:仕事アプリケーション1用データ 仕事アプリケーション2 :Yes:仕事アプリケーション2用データ
【0059】 〔テーブル4:ユーザ・コンテキスト「ユーザ1」用「週末」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ ゲーム1 :Yes:ゲーム1用データ ゲーム2 :Yes:ゲーム2用データ
【0060】 〔テーブル5:ユーザ・コンテキスト「ユーザ1」用「全環境」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ カレンダー・ :Yes:カレンダー・アプリケーション用 アプリケーション データ 住所録アプリケーション :Yes:住所録アプリケーション用データ 遠隔制御装置アプリケーション:Yes:自宅の遠隔制御装置用データ
【0061】 〔テーブル6:ユーザ・コンテキスト「ユーザ1」用「夏の家」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ 遠隔制御装置アプリケーション:Yes:夏の家の遠隔制御装置用データ
【0062】この環境/場所リストおよびアプリケーシ
ョン/プリファランス関連付けを使うと、「ユーザ1」
がそのPDAを初めて選択した「週日」環境と同期させ
ると、「週日」環境で「ユーザ1」が指定したものの結
果として、仕事アプリケーション1用データを備えた仕
事アプリケーション1および仕事アプリケーション2用
データを備えた仕事アプリケーション2がロードされ
る。しかしながら、「ユーザ1」が「全環境」環境とし
て指定したものの結果として、カレンダー・アプリケー
ション用データを備えたカレンダー・アプリケーショ
ン、住所録アプリケーション用データを備えた住所録ア
プリケーション、および自宅の遠隔制御装置用データを
備えた遠隔制御装置アプリケーションもPDAにロード
される。
【0063】その後、「ユーザ1」は、ユーザ・セルフ
・ケア・アプリケーション260を走らせて、「週末」
環境を選択する。ここでもPDAが同期すると、仕事ア
プリケーション1用および仕事アプリケーション1のデ
ータ並びに仕事アプリケーション2および仕事アプリケ
ーション2用のデータがアンロードされる。なぜなら、
これらは、「週末」環境で「ユーザ1」用に指定されて
おらず、かつ、「全環境」用にも指定されていないから
である。また、ゲーム1およびゲーム1用データ並びに
ゲーム2およびゲーム2用データがロードされる。なぜ
なら、これらは、「週末」環境でロードされるように指
定されているからである(テーブル4参照)。次の点に
も留意されたい。すなわち、カレンダー・アプリケーシ
ョン、住所録アプリケーションおよび遠隔制御装置アプ
リケーション並びにこれらの関連するデータは、変更せ
ずに維持する、なぜなら、これらのアプリケーションお
よびプリファランスについては、変更するように指定さ
れていないからである。
【0064】その後、「ユーザ1」は、再びユーザ・セ
ルフ・ケア・アプリケーション260を走らせて、「夏
の家」環境を選択する。PDAが再び同期すると、ゲー
ム1およびゲーム2はこの環境用に指定されていないの
で、これらのアプリケーションおよび関連するデータ
は、PDAからアンロードされる。また、遠隔制御装置
アプリケーション用データが「全環境」環境用のものと
異なるので、遠隔制御装置アプリケーション用データと
しては、夏の家の遠隔制御装置用データがロードされ
る。「全環境」環境と「夏の家」環境との間では指定さ
れているデータが異なるだけなので、アプリケーション
「遠隔制御装置アプリケーション」を再ロードする必要
はない。このように、「夏の家」環境を使って同期した
後は、カレンダー・アプリケーションおよびカレンダー
・アプリケーション用データ、住所録アプリケーション
および住所録アプリケーション用データ並びに遠隔制御
装置アプリケーションおよび夏の家遠隔制御装置用デー
タがPDAにロードされる。
【0065】この第1の例から分かるように、異なった
環境用のアプリケーションおよび/またはプリファラン
スを、同期時に自動的にロードすることができる。さら
に、これらのアプリケーションおよび/またはプリファ
ランスは、ユーザ達が毎回、個々に選択する必要がない
ので、ユーザ達が必要なアプリケーションまたはデータ
をロードし忘れる可能性が低減する。
【0066】上の例では、ユーザが指定した一連の非階
層構造の環境を示した。本発明の第2の例では、ユーザ
・グループ内の全ユーザに特有の階層構造をした環境、
および特定のユーザ「ユーザ2」に特有の階層構造をし
た環境を説明する。第1の例と同様に、ユーザ・グルー
プ内のユーザに対してアクセス権を定義する。その際、
例えばインターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コ
ーポレーションの「オン・デマンド・サーバ(On Deman
d Server)」製品が提供するような「プロファイル管
理」ツールを使用する。この例のためのアクセス権リス
トを以下のテーブル7に示す。
【0067】 〔テーブル7:「ユーザ2」アクセス権リスト〕 ソフトウェア :アクセス権 地図アプリケーション :許可 カレンダー・アプリケーション:許可 住所録アプリケーション :許可 ゲーム1アプリケーション :許可 ゲーム2アプリケーション :許可 遠隔制御装置アプリケーション:許可 S7アプリケーション :不許可 S8アプリケーション :不許可 S9アプリケーション :不許可 S10アプリケーション :不許可
【0068】アクセス権リストを有するのに加え、「ユ
ーザ2」は、「ユーザ2」のPDAが同期したときにロ
ードすべきアプリケーションおよび/またはプリファラ
ンスのリストをも有している。これらのアプリケーショ
ンは、テーブル7に示すように「ユーザ2」がアクセス
を有するものに限られている。このように、この例で
は、テーブル8は、上記PDAが同期したときに「ユー
ザ2」用にロードすべきソフトウェアを示している、そ
して、全環境に共通するものである。
【0069】 〔テーブル8:「ユーザ2」ソフトウェア選択〕 ソフトウェア :同期時のロード 地図アプリケーション :No カレンダー・アプリケーション:関連データと共にロー
ド 住所録アプリケーション :関連データと共にロー
ド ゲーム1アプリケーション :関連データと共にロー
ド ゲーム2アプリケーション :関連データと共にロー
ド 遠隔制御装置アプリケーション:関連データと共にロー
【0070】テーブル8で指定したロードすべきアプリ
ケーションのリストおよびアプリケーションに関連付け
られたプリファランスの双方の詳細は、「ユーザ2」が
環境/場所リストから環境を1つ選択することにより決
定される。環境が選択されない場合には、「全環境」環
境がロードされる。環境/場所リストの指定は、ユーザ
およびユーザ・グループ双方のレベルで行なうことがで
きる。この例では、最も高いユーザ・グループのレベル
は、「全ユーザ」として指定されている。
【0071】テーブル9からテーブル16までは、アプ
リケーションおよび/またはプリファランスと「全ユー
ザ」ユーザ・グループおよび「ユーザ2」双方用の環境
との関連付けを示している。テーブル9からテーブル1
6までに示す環境は、「ビジネス旅行」階層を備えてお
り、「ビジネス旅行」は「IBMドイツ」および「IB
Mオースチン」用の「ビジネス旅行」からのルートおよ
びブランチである。また、ルート環境「仕事」も示して
ある。
【0072】 〔テーブル9:「全ユーザ」用「ビジネス旅行」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ 地図アプリケーション:Yes:RTP地図用データ
【0073】 〔テーブル10:「全ユーザ」用「ビジネス旅行−IBMドイツ」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 継承地図アプリケーション:継承ロード:IBMドイツ地図用データ
【0074】 〔テーブル11:「全ユーザ」用「ビジネス旅行−IBMオースチン」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 継承地図アプリケーション:継承ロード:IBMオースチン地図用データ
【0075】 〔テーブル12:「全ユーザ」用「仕事」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ S7アプリケーション:Yes:プリファランス・データ無し
【0076】 〔テーブル13:「ユーザ2」用「仕事」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 「全ユーザ」から継承:継承ロード:「全ユーザ」から継承
【0077】 〔テーブル14:「ユーザ2」用「ビジネス旅行」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 継承地図アプリケーション:継承ロード:RTP地図用継承データ ゲーム1アプリケーション:アンロード:ゲーム1アプリケーション用データ ゲーム2アプリケーション:アンロード:ゲーム2アプリケーション用データ 遠隔制御装置 :アンロード:遠隔制御装置アプリケーション アプリケーション 用データ
【0078】 〔テーブル15:「ユーザ2」用「ビジネス旅行−IBMドイツ」環境〕 ソフトウェア :ロード :関連プリファランス/データ 継承地図アプリケーション:継承ロード :IBMドイツ地図用継承データ 継承ゲーム1 :継承アンロード:ゲーム1アプリケーション用 アプリケーション 継承データ 継承ゲーム2 :継承アンロード:ゲーム2アプリケーション用 アプリケーション 継承データ 継承遠隔制御装置 :継承アンロード:遠隔制御装置アプリケーション アプリケーション 用継承データ
【0079】 〔テーブル16:「ユーザ2」用「全環境」環境〕 ソフトウェア :ロード:関連プリファランス/データ カレンダー・ :Yes:カレンダー・アプリケーション用データ アプリケーション 住所録アプリケーション :Yes:住所録アプリケーション用データ ゲーム1アプリケーション:Yes:ゲーム1アプリケーション用データ ゲーム2アプリケーション:Yes:ゲーム2アプリケーション用データ 遠隔制御装置 :Yes:遠隔制御装置アプリケーション用 アプリケーション データ
【0080】上の関連付けを使って、「ユーザ2」が環
境が指定されていない状態で初めて同期すると、カレン
ダー・アプリケーションおよびカレンダー・アプリケー
ション用データ、住所録アプリケーションおよび住所録
アプリケーション用データ、ゲーム1アプリケーション
およびゲーム1アプリケーション用データ、ゲーム2ア
プリケーションおよびゲーム2アプリケーション用デー
タ、並びに遠隔制御装置アプリケーションおよび遠隔制
御装置アプリケーション用データが、「ユーザ2」のP
DAにロードされる。このロードは、「全ユーザ」およ
び「ユーザ2」双方用の「全環境」環境の組み合わせに
起因する(テーブル8およびテーブル16参照)。
【0081】「ユーザ2」がユーザ・セルフ・ケア・ア
プリケーション260を走らせ、かつ、「ビジネス旅行
−IBMドイツ」環境を選択し、次いで、PDAが同期
すると、選択した環境によって指定されたアプリケーシ
ョンおよびデータがロードされる。したがって、ユーザ
は「ビジネス旅行」環境を指定したのであるから、ゲー
ム1アプリケーション、ゲーム2アプリケーションおよ
び遠隔制御装置アプリケーション並びに関連するデータ
は、アンロードされる。アンロードされるこれらのアプ
リケーションおよびデータの指定は、「ユーザ2」に関
し「ビジネス旅行−IBMドイツ」環境が「ビジネス旅
行」環境から継承したものである。
【0082】アプリケーションおよびデータのアンロー
ドに加え、IBMドイツの地図用の地図アプリケーショ
ンおよびデータがロードされる。このアプリケーション
およびデータがロードされるのは、「ビジネス旅行」環
境が選択されると「全ユーザ」に対して地図アプリケー
ションがロードされるように構成されているからである
(テーブル9参照)。このアプリケーションを「全ユー
ザ」に対してロードすべきであるという指定は、「ビジ
ネス旅行−IBMドイツ」環境が「ビジネス旅行」環境
から継承する(テーブル10参照)。IBMドイツの地
図用データをロードすることは、「全ユーザ」に対して
指定されていた(テーブル10参照)。地図アプリケー
ションおよび関連するデータのロードは、テーブル15
に示すように、「ユーザ2」用「ビジネス旅行−IBM
ドイツ」環境が継承していた。
【0083】別の環境によって上書きされていない「全
環境」環境用アプリケーションは、装置にロードされた
まま留まる。したがって、カレンダー・アプリケーショ
ンおよび住所録アプリケーション並びに関連するデータ
は、装置にロードされたまま留まる。したがって、「ビ
ジネス旅行−IBMドイツ」環境が選択されたPDAを
同期させた後でPDAにロードされるアプリケーション
およびデータは、カレンダー・アプリケーション、住所
録アプリケーションおよびIBMドイツの地図用データ
を備えた地図アプリケーションであろう。
【0084】「ユーザ2」がユーザ・セルフ・ケア・ア
プリケーション260を使って「仕事」環境を選択して
いる場合に、PDAが再び同期すると、地図アプリケー
ションおよび関連するデータは、アンロードされる。地
図アプリケーションは「仕事」環境または「全環境」環
境で指定されていないので、地図アプリケーションおよ
び関連するデータは、アンロードされる。地図アプリケ
ーションをPDAからアンロードするのに加え、ゲーム
1アプリケーションおよびゲーム1アプリケーション用
データ、ゲーム2アプリケーションおよびゲーム2アプ
リケーション用データ、並びに遠隔制御装置アプリケー
ションおよび遠隔制御装置アプリケーション用データ
が、PDAにロードされる。これらのアプリケーション
およびデータは、「全環境」環境で指定されており、か
つ、「全ユーザ」または「ユーザ2」のどちらに対して
も別の環境によって上書きされていないので、ロードさ
れる。
【0085】次の点にも留意すべきである。すなわち、
「仕事」環境で「全ユーザ」に対して指定されているS
7アプリケーションは、「ユーザ2」がそのPDAを同
期させてもロードされない、なぜなら、「ユーザ2」は
S7アプリケーションへのアクセスが不許可であるから
である(テーブル7参照)。また、上書きされていな
い、「全環境」によって指定されているアプリケーショ
ンおよびデータもPDAに留まる。したがって、カレン
ダー・アプリケーションおよび住所録アプリケーション
は、PDAに留まる。
【0086】これらの例から分かるように、本発明は関
連付けの優先順位の階層を提供することができるので、
環境リスト中の環境は、環境リスト中の他の環境から関
連付けを継承することができる。したがって、アプリケ
ーションおよび/またはプリファランスのデフォルトの
ロードは、環境リスト中の親が提供し、デフォルトのロ
ードを上書きするようにして環境リスト中の当該親の子
達が変更することができる。この上書きプロセスは、ア
プリケーションをアンロードし、アプリケーション用の
プリファランスを変更し、または追加のアプリケーショ
ンを追加するようにして実行することができる。さら
に、ユーザのグループに優越するユーザに特有の関連付
けに、より高い優先順位を付与することができる。
【0087】環境が他の環境から関連付けを継承する
(ただしこれらの関連付けを上書きできる場合に限る)
階層、および、ユーザ群またはユーザ・グループの部分
集合がユーザ・グループから関連付けを継承する(ただ
しこれらの関連付けを上書きできる場合に限る)階層か
ら成る2重の階層を構築することができる。この2レベ
ルの階層によって、環境、および/または、ユーザまた
はユーザ・グループの間で競合する関連付けは、ユーザ
の関与を必要とすることなく自動的に解消することがで
きる。この結果、ユーザが環境リストから環境を1つ選
択するときに、アプリケーションおよび/またはプリフ
ァランスの単一の関連付けを実現することができる。
【0088】当業者によって認識され得るように、この
考えは、多重階層に拡張させることができる。ちょう
ど、環境の指定を拡張させることができ、そして、情報
項目のロード/アンロードを拡張させることができ、そ
して、ロードすべきアプリケーション用の変更されたプ
リファランス情報をユーザのコンテキストでユーザのた
めにユーザによって上書きすることができるように、上
記の考えは、グループ・コンテキストの階層中で任意の
数のサブグループに拡張することができる。しかし、ユ
ーザが複数のグループの一員である可能性がある場合に
は、異なるサブグループ用の定義の間の衝突を解消する
ために、プリファランスの順番を確立する必要があるだ
ろう。グループの階層内の優先順位に関しては、子グル
ープが1つの親だけを有する可能性がある場合、そし
て、子グループが別の子グループの親になる可能性があ
る場合には、子グループが親グループに対して優先順位
を持つ階層を確立することができる。このような優先順
位の上書きによって、階層中の子グループと親グループ
との間の衝突を解消することができる。
【0089】環境および/またはユーザの階層における
関連付け間の衝突を解消する、本発明の能力に鑑み、サ
ーバ20が供給する、またはパーベイシブ・コンピュー
ティング装置230でユーザが生成する全ての環境/場
所リストに基づくこのような衝突を、ユーザ・セルフ・
ケア・アプリケーション260に解消させるのは、有益
であろう。このような場合、アプリケーションおよび/
またはプリファランスが、サーバ20が供給する、また
はパーベイシブ・コンピューティング装置230で生成
されるリストによって指定されているか否かに拘らず、
ユーザ・セルフ・ケア・アプリケーション260は、パ
ーベイシブ・コンピューティング装置230にロードす
べきアプリケーションおよび/またはプリファランスを
要求することができる。したがって、アプリケーション
および/またはプリファランスは、パーベイシブ・コン
ピューティング装置230がサーバ20に接続したとき
に、パーベイシブ・コンピューティング装置230から
の要求に応答して、あるいは自動的に、パーベイシブ・
コンピューティング装置230に供給することができ
る。
【0090】さらに、これらの例から分かるように、階
層構造を使っているので、本発明によれば、パーベイシ
ブ・コンピューティング装置にどのアプリケーションを
ロードまたはアンロードすることができるかを決定する
際に柔軟性がもたらされる。さらに、継承を使っている
こと、並びにアプリケーションおよび/またはプリファ
ランスのロードを上書きする能力によって、本発明によ
れば、パーベイシブ・コンピューティング装置にロード
されるアプリケーションおよび/またはプリファランス
に対するユーザ制御および管理者制御の双方を実現する
ことができる。
【0091】図面および詳細な説明では、本発明の典型
的な好ましい実施形態を開示した。そして、特有の用語
を用いているが、それらは、一般的かつ記述的な意味の
みで使用しており、本発明を限定する意図はない。本発
明の範囲は、特許請求の範囲に示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明と共に使用するのに適したコンピュー
タ・ネットワークの模式図である。
【図2】 本発明と共に使用するのに適したパーベイシ
ブ・コンピューティング装置のブロック図である。
【図3】 図2のパーベイシブ・コンピューティング装
置の複数の側面をより詳細に示すブロック図である。
【図4】 本発明によるサーバの管理動作を説明するフ
ローチャートを示す図である。
【図5】 PDAのようなパーベイシブ・コンピューテ
ィング装置が本発明によるサーバと同期したときにおけ
る本発明によるサーバの動作を説明するフローチャート
を示す図である。
【図6】 本発明によるパーベイシブ・コンピューティ
ング装置のユーザ・セルフ・ヘルプ・アプリケーション
の動作を説明するフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10…システム、20…サーバ、22…PDA、22’
…PDA、23…デスクトップ型コンピュータ、24…
PDA、26…ペン・ベース・コンピュータ、28…セ
ルラー電話機、28’…衛星電話機、30…環境/場所
リスト・リポジトリ、36…セルラー接続、38…イー
サネット、40…ネットワーク、230…パーベイシブ
・コンピューティング装置、232…入力装置、234
…表示装置、238…プロセッサ、236…メモリ、2
42…スピーカー、244…マイクロフォン、246…
I/Oデータ・ポート、248…アドレス/データ・バ
ス、252…オペレーティング・システム、254…ア
プリケーション・プログラム、256…データ、258
…入出力(I/O)デバイス・ドライバ、260…ユー
ザ・セルフ・ケア・アプリケーション、270…環境/
リスト、272…プリファランス。

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーベイシブ・コンピューティング装置
    が、当該パーベイシブ・コンピューティング装置とは別
    のデータ処理システムであって、当該パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置にアクセス可能なデータ処理シス
    テムに同期したときに、前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置に供給される情報を制御する情報制御方法
    であって、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付け
    られた環境リストを少なくとも1つ定義するステップ
    と、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環
    境リスト中の環境とを関連付けるステップと、 前記環境リストから環境を1つ選択するユーザ入力を取
    得するステップと、 前記データ処理システムに前記選択した環境を通知する
    ステップと、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ
    処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティン
    グ装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するス
    テップとを含む情報制御方法。
  2. 【請求項2】前記ユーザ入力を前記パーベイシブ・コン
    ピューティング装置で取得し、かつ、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置と前記デー
    タ処理システムとが同期した時に、前記選択した環境を
    前記データ処理システムに通知する、請求項1に記載の
    情報制御方法。
  3. 【請求項3】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムに同期している前記
    パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付ける
    ステップと、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に
    供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベ
    イシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記
    ユーザ用に、定義するステップとを含み、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ
    処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティン
    グ装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するス
    テップが、前記選択した環境に関連付けられており、か
    つ、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連
    付けられた前記ユーザに許可されている情報項目を、前
    記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピュ
    ーティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給
    するステップを含む、請求項1に記載の情報制御方法。
  4. 【請求項4】 さらに、 前記環境リスト中の各環境と、パーベイシブ・コンピュ
    ーティング装置に供給すべき情報項目とを、ユーザが選
    択した環境と関係なく、関連付けるステップと、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられた情報項目
    を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置へ、前記ユーザが選択した環境と
    関係なく、同期時に供給するステップとを含む、請求項
    1に記載の情報制御方法。
  5. 【請求項5】前記情報項目が前記パーベイシブ・コンピ
    ューティング装置にロードすべきアプリケーションを含
    み、かつ、 前記供給するステップが、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置から、前記
    選択した環境に関連付けられていないアプリケーション
    をアンロードするステップと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に、前記選
    択した環境に関連付けられたアプリケーションをアンロ
    ードするステップとを含む、請求項1に記載の情報制御
    方法。
  6. 【請求項6】 さらに、 ユーザ入力を取得して、前記データ処理システムから取
    得すべき情報項目を選択するステップと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記デー
    タ処理システムと同期したときに、前記データ処理シス
    テムから選択した情報項目を取得するステップとを含
    む、請求項1に記載の情報制御方法。
  7. 【請求項7】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムと同期している前記
    パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付ける
    ステップと、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に
    供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベ
    イシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記
    ユーザ用に、定義するステップとを含み、 前記選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記デ
    ータ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューテ
    ィング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給す
    るステップが、前記選択した環境に関連付けられてお
    り、かつ、前記パーベイシブ・コンピューティング装置
    に関連付けられた前記ユーザに許可されている情報項目
    を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置へ、選択した環境の通知に応答し
    て供給するステップを含み、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記デー
    タ処理システムと同期したときに、前記データ処理シス
    テムから選択した情報項目を取得するステップが、前記
    選択した情報項目が前記パーベイシブ・コンピューティ
    ング装置に関連付けられた前記ユーザ用に許可されてい
    る場合、前記パーベイシブ・コンピューティング装置が
    前記データ処理システムと同期しているときに、選択し
    た情報項目を前記データ処理システムから取得するステ
    ップを含む、請求項5に記載の情報制御方法。
  8. 【請求項8】前記パーベイシブ・コンピューティング装
    置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義す
    るステップが、複数の環境に関連付けられた環境の階層
    を定義するステップを含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環
    境リスト中の環境とを関連付けるステップが、前記デー
    タ処理システムによって前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置に供給すべき情報項目と、前記環境の階層
    中の環境が前記階層中の順位が高い環境の関連付けられ
    た情報項目を継承している前記環境リスト中の環境とを
    関連付けるステップを含む、請求項1に記載の情報制御
    方法。
  9. 【請求項9】情報項目が、アプリケーション、プリファ
    ランス、またはアプリケーションが使用するためのデー
    タを含む、請求項1に記載の情報制御方法。
  10. 【請求項10】環境が、前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置の地理的場所および動作環境を含む、請求
    項1に記載の情報制御方法。
  11. 【請求項11】前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義
    するステップが、前記データ処理システムで、前記パー
    ベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた環
    境リストを少なくとも1つ定義するステップを含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環
    境リスト中の環境とを関連付けるステップが、前記デー
    タ処理システムで、前記データ処理システムによって前
    記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき
    情報項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付けるス
    テップを含む、請求項2に記載の情報制御方法。
  12. 【請求項12】 さらに、 前記データ処理システムで定義された少なくとも1つの
    環境リストに対応する、前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置に関連付けられた少なくとも1つの環境リ
    ストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で
    定義するステップと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべ
    き情報項目と、前記環境リスト中の環境とを、前記パー
    ベイシブ・コンピューティング装置で関連付けるステッ
    プと、 前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1
    つの環境リストに関連付けられた情報項目と、前記パー
    ベイシブ・コンピューティング装置で定義された前記少
    なくとも1つの環境リストに関連付けられた前記情報項
    目とを一致させて、前記データ処理システムが供給し、
    前記パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する
    情報項目を決定するステップとを含む、請求項11に記
    載の情報制御方法。
  13. 【請求項13】前記データ処理システムで定義された前
    記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項
    目と、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定
    義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けら
    れた前記情報項目とを一致させて、前記データ処理シス
    テムが供給し、前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置が取得する情報項目を決定するステップが、前記デ
    ータ処理システムで定義された前記少なくとも1つの環
    境リストに関連付けられた情報項目のロードが、前記デ
    ータ処理システムによって供給すべき情報項目と前記パ
    ーベイシブ・コンピューティング装置で定義された環境
    リスト中の環境との関連付けによって無効にされている
    か否かを確認するステップを含む、請求項12に記載の
    情報制御方法。
  14. 【請求項14】 パーベイシブ・コンピューティング装
    置が、当該パーベイシブ・コンピューティング装置とは
    別のデータ処理システムであって、当該パーベイシブ・
    コンピューティング装置にアクセス可能なデータ処理シ
    ステムに同期したときに、前記パーベイシブ・コンピュ
    ーティング装置に供給される情報を制御する情報制御シ
    ステムであって、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付け
    られた環境リストを少なくとも1つ定義する手段と、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環
    境リスト中の環境とを関連付ける手段と、 前記環境リストから環境を1つ選択するユーザ入力を取
    得する手段と、 前記データ処理システムに前記選択した環境を通知する
    手段と、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ
    処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティン
    グ装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給する手
    段とを含む情報制御システム。
  15. 【請求項15】前記ユーザ入力を前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置で取得し、かつ、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置と前記デー
    タ処理システムとが同期した時に、前記選択した環境を
    前記データ処理システムに通知する、請求項14に記載
    の情報制御システム。
  16. 【請求項16】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムに同期している前記
    パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付ける
    手段と、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に
    供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベ
    イシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記
    ユーザ用に、定義する手段とを含み、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ
    処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティン
    グ装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給する手
    段が、前記選択した環境に関連付けられており、かつ、
    前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付け
    られた前記ユーザに許可されている情報項目を、前記デ
    ータ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューテ
    ィング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給する
    手段を含む、請求項14に記載の情報制御システム。
  17. 【請求項17】 さらに、 前記環境リスト中の各環境と、パーベイシブ・コンピュ
    ーティング装置に供給すべき情報項目とを、ユーザが選
    択した環境と関係なく、関連付ける手段と、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられた情報項目
    を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置へ、前記ユーザが選択した環境と
    関係なく、同期時に供給する手段とを含む、請求項14
    に記載の情報制御システム。
  18. 【請求項18】前記情報項目が前記パーベイシブ・コン
    ピューティング装置にロードすべきアプリケーションを
    含み、かつ、 前記供給する手段が、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置から、前記
    選択した環境に関連付けられていないアプリケーション
    をアンロードする手段と、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に、前記選
    択した環境に関連付けられたアプリケーションをアンロ
    ードする手段とを含む、請求項14に記載の情報制御シ
    ステム。
  19. 【請求項19】 さらに、 ユーザ入力を取得して、前記データ処理システムから取
    得すべき情報項目を選択する手段と、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記デー
    タ処理システムと同期したときに、前記データ処理シス
    テムから選択した情報項目を取得する手段とを含む、請
    求項15に記載の情報制御システム。
  20. 【請求項20】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムと同期している前記
    パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付ける
    手段と、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に
    供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベ
    イシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記
    ユーザ用に、定義する手段とを含み、 前記選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記デ
    ータ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューテ
    ィング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給す
    る手段が、前記選択した環境に関連付けられており、か
    つ、前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連
    付けられた前記ユーザに許可されている情報項目を、前
    記データ処理システムから前記パーベイシブ・コンピュ
    ーティング装置へ、選択した環境の通知に応答して供給
    する手段を含み、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記デー
    タ処理システムと同期したときに、前記データ処理シス
    テムから選択した情報項目を取得する手段が、前記選択
    した情報項目が前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置に関連付けられた前記ユーザ用に許可されている場
    合、前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記
    データ処理システムと同期しているときに、選択した情
    報項目を前記データ処理システムから取得する手段を含
    む、請求項19に記載の情報制御システム。
  21. 【請求項21】前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義
    する手段が、複数の環境に関連付けられた環境の階層を
    定義する手段を含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環
    境リスト中の環境とを関連付ける手段が、前記データ処
    理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティ
    ング装置に供給すべき情報項目と、前記環境の階層中の
    環境が前記階層中の順位が高い環境の関連付けられた情
    報項目を継承している前記環境リスト中の環境とを関連
    付ける手段を含む、請求項14に記載の情報制御システ
    ム。
  22. 【請求項22】情報項目が、アプリケーション、プリフ
    ァランス、またはアプリケーションが使用するためのデ
    ータを含む、請求項14に記載の情報制御システム。
  23. 【請求項23】環境が、前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置の地理的場所および動作環境を含む、 請求項14に記載の情報制御システム。
  24. 【請求項24】前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義
    する手段が、前記データ処理システムで、前記パーベイ
    シブ・コンピューティング装置に関連付けられた環境リ
    ストを少なくとも1つ定義する手段を含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環
    境リスト中の環境とを関連付ける手段が、前記データ処
    理システムで、前記データ処理システムによって前記パ
    ーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべき情報
    項目と、前記環境リスト中の環境とを関連付ける手段を
    含む、請求項14に記載の情報制御システム。
  25. 【請求項25】 さらに、 前記データ処理システムで定義された少なくとも1つの
    環境リストに対応する、前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置に関連付けられた少なくとも1つの環境リ
    ストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で
    定義する手段と、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべ
    き情報項目と、前記環境リスト中の環境とを、前記パー
    ベイシブ・コンピューティング装置で関連付ける手段
    と、 前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1
    つの環境リストに関連付けられた情報項目と、前記パー
    ベイシブ・コンピューティング装置で定義された前記少
    なくとも1つの環境リストに関連付けられた前記情報項
    目とを一致させて、前記データ処理システムが供給し、
    前記パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する
    情報項目を決定する手段とを含む、請求項24に記載の
    情報制御システム。
  26. 【請求項26】前記データ処理システムで定義された前
    記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項
    目と、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定
    義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けら
    れた前記情報項目とを一致させて、前記データ処理シス
    テムが供給し、前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置が取得する情報項目を決定する手段が、前記データ
    処理システムで定義された前記少なくとも1つの環境リ
    ストに関連付けられた情報項目のロードが、前記データ
    処理システムによって供給すべき情報項目と前記パーベ
    イシブ・コンピューティング装置で定義された環境リス
    ト中の環境との関連付けによって無効にされているか否
    かを確認する手段を含む、請求項25に記載の情報制御
    システム。
  27. 【請求項27】 パーベイシブ・コンピューティング装
    置が、当該パーベイシブ・コンピューティング装置とは
    別のデータ処理システムであって、当該パーベイシブ・
    コンピューティング装置にアクセス可能なデータ処理シ
    ステムに同期したときに、前記パーベイシブ・コンピュ
    ーティング装置に供給される情報を制御するコンピュー
    タ・プログラム製品であって、 コンピュータ読み込み可能な記憶媒体であって、当該記
    憶媒体中に具体化されたコンピュータ読み込み可能なプ
    ログラム・コードを備えたコンピュータ読み込み可能な
    記憶媒体を含み、 前記コンピュータ読み込み可能なプログラム・コード
    が、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連付け
    られた環境リストを少なくとも1つ定義するコンピュー
    タ読み込み可能なプログラム・コードと、前記データ処
    理システムによって前記パーベイシブ・コンピューティ
    ング装置に供給すべき情報項目と、前記環境リスト中の
    環境とを関連付けるコンピュータ読み込み可能なプログ
    ラム・コードと、 前記環境リストから環境を1つ選択するユーザ入力を取
    得するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コード
    と、 前記データ処理システムに前記選択した環境を通知する
    コンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ
    処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティン
    グ装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するコ
    ンピュータ読み込み可能なプログラム・コードとを含む
    コンピュータ・プログラム製品。
  28. 【請求項28】前記ユーザ入力を前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置で取得し、かつ、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置と前記デー
    タ処理システムとが同期した時に、前記選択した環境を
    前記データ処理システムに通知する、請求項27に記載
    のコンピュータ・プログラム製品。
  29. 【請求項29】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムに同期している前記
    パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付ける
    コンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に
    供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベ
    イシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記
    ユーザ用に、定義するコンピュータ読み込み可能なプロ
    グラム・コードとを含み、 選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記データ
    処理システムから前記パーベイシブ・コンピューティン
    グ装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給するコ
    ンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、前記
    選択した環境に関連付けられており、かつ、前記パーベ
    イシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記
    ユーザに許可されている情報項目を、前記データ処理シ
    ステムから前記パーベイシブ・コンピューティング装置
    へ、選択した環境の通知に応答して供給するコンピュー
    タ読み込み可能なプログラム・コードを含む、請求項2
    7に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  30. 【請求項30】 さらに、 前記環境リスト中の各環境と、パーベイシブ・コンピュ
    ーティング装置に供給すべき情報項目とを、ユーザが選
    択した環境と関係なく、関連付けるコンピュータ読み込
    み可能なプログラム・コードと、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられた情報項目
    を、前記データ処理システムから前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置へ、前記ユーザが選択した環境と
    関係なく、同期時に供給するコンピュータ読み込み可能
    なプログラム・コードとを含む、請求項27に記載のコ
    ンピュータ・プログラム製品。
  31. 【請求項31】前記情報項目が前記パーベイシブ・コン
    ピューティング装置にロードすべきアプリケーションを
    含み、かつ、 前記供給するコンピュータ読み込み可能なプログラム・
    コードが、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置から、前記
    選択した環境に関連付けられていないアプリケーション
    をアンロードするコンピュータ読み込み可能なプログラ
    ム・コードと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に、前記選
    択した環境に関連付けられたアプリケーションをアンロ
    ードするコンピュータ読み込み可能なプログラム・コー
    ドとを含む、請求項27に記載のコンピュータ・プログ
    ラム製品。
  32. 【請求項32】 さらに、 ユーザ入力を取得して、前記データ処理システムから取
    得すべき情報項目を選択するコンピュータ読み込み可能
    なプログラム・コードと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記デー
    タ処理システムと同期したときに、前記データ処理シス
    テムから選択した情報項目を取得するコンピュータ読み
    込み可能なプログラム・コードとを含む、請求項28に
    記載のコンピュータ・プログラム製品。
  33. 【請求項33】 さらに、 ユーザと、前記データ処理システムと同期している前記
    パーベイシブ・コンピューティング装置とを関連付ける
    コンピュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 同期時に前記パーベイシブ・コンピューティング装置に
    供給できる許可済みの情報項目のリストを、前記パーベ
    イシブ・コンピューティング装置に関連付けられた前記
    ユーザ用に、定義するコンピュータ読み込み可能なプロ
    グラム・コードとを含み、 前記選択した環境に関連付けられた情報項目を、前記デ
    ータ処理システムから前記パーベイシブ・コンピューテ
    ィング装置へ前記選択した環境の通知に応答して供給す
    るコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードが、
    前記選択した環境に関連付けられており、かつ、前記パ
    ーベイシブ・コンピューティング装置に関連付けられた
    前記ユーザに許可されている情報項目を、前記データ処
    理システムから前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置へ、選択した環境の通知に応答して供給するコンピ
    ュータ読み込み可能なプログラム・コードを含み、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置が前記デー
    タ処理システムと同期したときに、前記データ処理シス
    テムから選択した情報項目を取得するコンピュータ読み
    込み可能なプログラム・コードが、前記選択した情報項
    目が前記パーベイシブ・コンピューティング装置に関連
    付けられた前記ユーザ用に許可されている場合、前記パ
    ーベイシブ・コンピューティング装置が前記データ処理
    システムと同期しているときに、選択した情報項目を前
    記データ処理システムから取得するコンピュータ読み込
    み可能なプログラム・コードを含む、請求項32に記載
    のコンピュータ・プログラム製品。
  34. 【請求項34】前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義
    するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コード
    が、複数の環境に関連付けられた環境の階層を定義する
    コンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含
    み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環
    境リスト中の環境とを関連付けるコンピュータ読み込み
    可能なプログラム・コードが、前記データ処理システム
    によって前記パーベイシブ・コンピューティング装置に
    供給すべき情報項目と、前記環境の階層中の環境が前記
    階層中の順位が高い環境の関連付けられた情報項目を継
    承している前記環境リスト中の環境とを関連付けるコン
    ピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含む、請
    求項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  35. 【請求項35】情報項目が、アプリケーション、プリフ
    ァランス、および/またはアプリケーションが使用する
    ためのデータを含む、請求項27に記載のコンピュータ
    ・プログラム製品。
  36. 【請求項36】環境が、前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置の地理的場所および動作環境を含む、請求
    項27に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  37. 【請求項37】前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置に関連付けられた環境リストを少なくとも1つ定義
    するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コード
    が、前記データ処理システムで、前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置に関連付けられた環境リストを少
    なくとも1つ定義するコンピュータ読み込み可能なプロ
    グラム・コードを含み、 前記データ処理システムによって前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前記環
    境リスト中の環境とを関連付けるコンピュータ読み込み
    可能なプログラム・コードが、前記データ処理システム
    で、前記データ処理システムによって前記パーベイシブ
    ・コンピューティング装置に供給すべき情報項目と、前
    記環境リスト中の環境とを関連付けるコンピュータ読み
    込み可能なプログラム・コードを含む、請求項27に記
    載のコンピュータ・プログラム製品。
  38. 【請求項38】 さらに、 前記データ処理システムで定義された少なくとも1つの
    環境リストに対応する、前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置に関連付けられた少なくとも1つの環境リ
    ストを、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で
    定義するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コー
    ドと、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に供給すべ
    き情報項目と、前記環境リスト中の環境とを、前記パー
    ベイシブ・コンピューティング装置で関連付けるコンピ
    ュータ読み込み可能なプログラム・コードと、 前記データ処理システムで定義された前記少なくとも1
    つの環境リストに関連付けられた情報項目と、前記パー
    ベイシブ・コンピューティング装置で定義された前記少
    なくとも1つの環境リストに関連付けられた前記情報項
    目とを一致させて、前記データ処理システムが供給し、
    前記パーベイシブ・コンピューティング装置が取得する
    情報項目を決定するコンピュータ読み込み可能なプログ
    ラム・コードとを含む、請求項37に記載のコンピュー
    タ・プログラム製品。
  39. 【請求項39】前記データ処理システムで定義された前
    記少なくとも1つの環境リストに関連付けられた情報項
    目と、前記パーベイシブ・コンピューティング装置で定
    義された前記少なくとも1つの環境リストに関連付けら
    れた前記情報項目とを一致させて、前記データ処理シス
    テムが供給し、前記パーベイシブ・コンピューティング
    装置が取得する情報項目を決定するコンピュータ読み込
    み可能なプログラム・コードが、前記データ処理システ
    ムで定義された前記少なくとも1つの環境リストに関連
    付けられた情報項目のロードが、前記データ処理システ
    ムによって供給すべき情報項目と前記パーベイシブ・コ
    ンピューティング装置で定義された環境リスト中の環境
    との関連付けによって無効にされているか否かを確認す
    るコンピュータ読み込み可能なプログラム・コードを含
    む、請求項38に記載のコンピュータ・プログラム製
    品。
  40. 【請求項40】 パーベイシブ・コンピューティング装
    置にロードすべきアプリケーション、プリファランスお
    よび/またはデータを制御する制御方法であって、 環境リストを定義するステップと、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられたアプリケー
    ション、プリファランスおよび/またはデータのデフォ
    ルトの関連付けを定義するステップと、 前記環境リスト中の少なくとも1つの環境に関連付けら
    れた、アプリケーション、プリファランスおよび/また
    はデータのユーザ固有の関連付けを定義するステップ
    と、 ユーザ入力を取得して、前記環境リストから環境を1つ
    選択するステップと、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義
    されているか否かを確認するステップと、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義
    されている場合、前記ユーザ固有の関連付けと前記デフ
    ォルトの関連付けとの間の衝突を解消して、前記選択し
    た環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファ
    ランスおよび/またはデータの単一の関連付けを供給で
    きるようにするステップと、 前記選択した環境に関連付けられた、前記アプリケーシ
    ョン、プリファランスおよび/またはデータの前記単一
    の関連付けから前記アプリケーション、プリファランス
    および/またはデータを前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置にロードするステップとを含む制御方法。
  41. 【請求項41】前記環境リストが階層構造をした環境リ
    ストであり、 前記階層構造をした環境リスト中の子環境が、前記階層
    構造をした環境リスト中の親環境から、アプリケーショ
    ン、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを
    継承する、請求項40に記載の制御方法。
  42. 【請求項42】 さらに、 子環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータの関連付けと、親環境中のアプリケーショ
    ン、プリファランスおよび/またはデータの関連付けと
    の間の衝突を解消するステップを含む、請求項41に記
    載の制御方法。
  43. 【請求項43】子環境中のアプリケーション、プリファ
    ランスおよび/またはデータの関連付けが、親環境中の
    アプリケーション、プリファランスおよび/またはデー
    タの関連付けを上書きする、請求項42に記載の制御方
    法。
  44. 【請求項44】前記選択した環境に対してユーザ固有の
    関連付けが定義されている場合、前記ユーザ固有の関連
    付けと前記デフォルトの関連付けとの間の衝突を解消し
    て、前記選択した環境に関連付けられた、アプリケーシ
    ョン、プリファランスおよび/またはデータの単一の関
    連付けを供給できるようにするステップが、デフォルト
    の関連付けのアプリケーション、プリファランスおよび
    /またはデータの関連付けを、ユーザ固有の関連付けの
    アプリケーション、プリファランスおよび/またはデー
    タの対応する関連付けによって上書きする、請求項40
    に記載の制御方法。
  45. 【請求項45】 さらに、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に既にロー
    ドされている最初のアプリケーション、プリファランス
    および/またはデータが単一の関連付けで識別されてい
    ないか否かを確認するステップと、 前記最初のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータが単一の関連付けで識別されていない場
    合、前記最初のアプリケーション、プリファランスおよ
    び/またはデータを、前記パーベイシブ・コンピューテ
    ィング装置からアンロードするステップとを含む、請求
    項40に記載の制御方法。
  46. 【請求項46】 パーベイシブ・コンピューティング装
    置にロードすべきアプリケーション、プリファランスお
    よび/またはデータを制御する制御システムであって、 環境リストを定義する手段と、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられたアプリケー
    ション、プリファランスおよび/またはデータのデフォ
    ルトの関連付けを定義する手段と、 前記環境リスト中の少なくとも1つの環境に関連付けら
    れた、アプリケーション、プリファランスおよび/また
    はデータのユーザ固有の関連付けを定義する手段と、 ユーザ入力を取得して、前記環境リストから環境を1つ
    選択する手段と、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義
    されているか否かを確認する手段と、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義
    されている場合、前記ユーザ固有の関連付けと前記デフ
    ォルトの関連付けとの間の衝突を解消して、前記選択し
    た環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファ
    ランスおよび/またはデータの単一の関連付けを供給で
    きるようにする手段と、 前記選択した環境に関連付けられた、前記アプリケーシ
    ョン、プリファランスおよび/またはデータの前記単一
    の関連付けから前記アプリケーション、プリファランス
    および/またはデータを前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置にロードする手段とを含む制御システム。
  47. 【請求項47】前記環境リストが階層構造をした環境リ
    ストであり、 前記階層構造をした環境リスト中の子環境が、前記階層
    構造をした環境リスト中の親環境から、アプリケーショ
    ン、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを
    継承する、請求項46に記載の制御システム。
  48. 【請求項48】 さらに、 子環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータの関連付けと、親環境中のアプリケーショ
    ン、プリファランスおよび/またはデータの関連付けと
    の間の衝突を解消する手段を含む、請求項47に記載の
    制御システム。
  49. 【請求項49】子環境中のアプリケーション、プリファ
    ランスおよび/またはデータの関連付けが、親環境中の
    アプリケーション、プリファランスおよび/またはデー
    タの関連付けを上書きする、請求項48に記載の制御シ
    ステム。
  50. 【請求項50】前記選択した環境に対してユーザ固有の
    関連付けが定義されている場合、前記ユーザ固有の関連
    付けと前記デフォルトの関連付けとの間の衝突を解消し
    て、前記選択した環境に関連付けられた、アプリケーシ
    ョン、プリファランスおよび/またはデータの単一の関
    連付けを供給できるようにする手段が、デフォルトの関
    連付けのアプリケーション、プリファランスおよび/ま
    たはデータの関連付けを、ユーザ固有の関連付けのアプ
    リケーション、プリファランスおよび/またはデータの
    対応する関連付けによって上書きする、請求項46に記
    載の制御システム。
  51. 【請求項51】 さらに、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に既にロー
    ドされている最初のアプリケーション、プリファランス
    および/またはデータが単一の関連付けで識別されてい
    ないか否かを確認する手段と、 前記最初のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータが単一の関連付けで識別されていない場
    合、前記最初のアプリケーション、プリファランスおよ
    び/またはデータを、前記パーベイシブ・コンピューテ
    ィング装置からアンロードする手段とを含む、請求項4
    6に記載の制御システム。
  52. 【請求項52】 パーベイシブ・コンピューティング装
    置にロードすべきアプリケーション、プリファランスお
    よび/またはデータを制御するコンピュータ・プログラ
    ム製品であって、 コンピュータ読み込み可能な記憶媒体であって、当該記
    憶媒体中に具体化されたコンピュータ読み込み可能なプ
    ログラム・コードを備えたコンピュータ読み込み可能な
    記憶媒体を含み、 前記コンピュータ読み込み可能なプログラム・コード
    が、 環境リストを定義するコンピュータ読み込み可能なプロ
    グラム・コードと、 前記環境リスト中の各環境に関連付けられたアプリケー
    ション、プリファランスおよび/またはデータのデフォ
    ルトの関連付けを定義するコンピュータ読み込み可能な
    プログラム・コードと、 前記環境リスト中の少なくとも1つの環境に関連付けら
    れた、アプリケーション、プリファランスおよび/また
    はデータのユーザ固有の関連付けを定義するコンピュー
    タ読み込み可能なプログラム・コードと、 ユーザ入力を取得して、前記環境リストから環境を1つ
    選択するコンピュータ読み込み可能なプログラム・コー
    ドと、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義
    されているか否かを確認するコンピュータ読み込み可能
    なプログラム・コードと、 前記選択した環境に対してユーザ固有の関連付けが定義
    されている場合、前記ユーザ固有の関連付けと前記デフ
    ォルトの関連付けとの間の衝突を解消して、前記選択し
    た環境に関連付けられた、アプリケーション、プリファ
    ランスおよび/またはデータの単一の関連付けを供給で
    きるようにするコンピュータ読み込み可能なプログラム
    ・コードと、 前記選択した環境に関連付けられた、前記アプリケーシ
    ョン、プリファランスおよび/またはデータの前記単一
    の関連付けから前記アプリケーション、プリファランス
    および/またはデータを前記パーベイシブ・コンピュー
    ティング装置にロードするコンピュータ読み込み可能な
    プログラム・コードとを含むコンピュータ・プログラム
    製品。
  53. 【請求項53】前記環境リストが階層構造をした環境リ
    ストであり、 前記階層構造をした環境リスト中の子環境が、前記階層
    構造をした環境リスト中の親環境から、アプリケーショ
    ン、プリファランスおよび/またはデータの関連付けを
    継承する、請求項52に記載のコンピュータ・プログラ
    ム製品。
  54. 【請求項54】 さらに、 子環境中のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータの関連付けと、親環境中のアプリケーショ
    ン、プリファランスおよび/またはデータの関連付けと
    の間の衝突を解消するコンピュータ読み込み可能なプロ
    グラム・コードを含む、請求項53に記載のコンピュー
    タ・プログラム製品。
  55. 【請求項55】子環境中のアプリケーション、プリファ
    ランスおよび/またはデータの関連付けが、親環境中の
    アプリケーション、プリファランスおよび/またはデー
    タの関連付けを上書きする、請求項54に記載のコンピ
    ュータ・プログラム製品。
  56. 【請求項56】前記選択した環境に対してユーザ固有の
    関連付けが定義されている場合、前記ユーザ固有の関連
    付けと前記デフォルトの関連付けとの間の衝突を解消し
    て、前記選択した環境に関連付けられた、アプリケーシ
    ョン、プリファランスおよび/またはデータの単一の関
    連付けを供給できるようにするコンピュータ読み込み可
    能なプログラム・コードが、デフォルトの関連付けのア
    プリケーション、プリファランスおよび/またはデータ
    の関連付けを、ユーザ固有の関連付けのアプリケーショ
    ン、プリファランスおよび/またはデータの対応する関
    連付けによって上書きする、請求項52に記載のコンピ
    ュータ・プログラム製品。
  57. 【請求項57】 さらに、 前記パーベイシブ・コンピューティング装置に既にロー
    ドされている最初のアプリケーション、プリファランス
    および/またはデータが単一の関連付けで識別されてい
    ないか否かを確認するコンピュータ読み込み可能なプロ
    グラム・コードと、 前記最初のアプリケーション、プリファランスおよび/
    またはデータが単一の関連付けで識別されていない場
    合、前記最初のアプリケーション、プリファランスおよ
    び/またはデータを、前記パーベイシブ・コンピューテ
    ィング装置からアンロードするコンピュータ読み込み可
    能なプログラム・コードとを含む、請求項52に記載の
    コンピュータ・プログラム製品。
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