JP2001200406A - ウエスト部位に伸縮性を有する衣服 - Google Patents

ウエスト部位に伸縮性を有する衣服

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JP2001200406A
JP2001200406A JP2000007081A JP2000007081A JP2001200406A JP 2001200406 A JP2001200406 A JP 2001200406A JP 2000007081 A JP2000007081 A JP 2000007081A JP 2000007081 A JP2000007081 A JP 2000007081A JP 2001200406 A JP2001200406 A JP 2001200406A
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band
cloth
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Toshihiko Hisamori
敏彦 久森
Koichi Horiba
廣一 堀場
Tatsuyo Aiga
たつよ 相賀
Yuko Yamaga
ゆう子 山鹿
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MANHYO FASHION CREATE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエスト部位がウエストラインの長さの変化
に対応できる衣服を提供することを課題とする。 【解決手段】 伸縮性のウエストバンド20を有し、ポ
ケット14を備えたスカートで、ポケット14は、上側
の生地31と、上側の生地31と重複する位置に延出し
て設けられる下側の生地32とを有する。ポケット14
は、上側の生地31の後ろ側端部に沿ってウエスト部位
から下方へ延びる開口部が形成され、上側及び下側の生
地31,32は、ウエストバンド20に形成された2つ
のバンド端41,42にそれぞれ縫着されており、この
2つのバンド端41,42は弾性部を有する連結部材4
4を介して連結されている。下側の生地32には、スリ
ット27が形成されており、上側の生地31と下側の生
地32とは、スライド可能となっている。このスカート
は、ウエストラインの長さや長さ変化に応じて伸縮し、
常にフィットすることができ、しかも外観が損なわれに
くい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウエスト部位に
伸縮性を有する衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエスト部位には、着用可能な体
型範囲を確保したり、空腹時にも満腹時にもウエストラ
インに快適にフィットさせたりするため、伸縮性のある
ものが多く採用されている。典型的には、ウエスト部位
の一部又は全部にゴムを使用したものがある。しかし、
ゴムの伸張を可能とするために服地に余裕を持たせなけ
ればならず、服地にしわが寄ったり、ウエストラインや
ヒップラインがきれいに出なかったりして見栄えが良く
ないことが多い。紳士用のスラックス等では、体の側面
で、ウエストバンドが折り畳まれており、金具で調節可
能となっているものもある。しかし、金具が外側に取り
付けられているため見栄えが悪かったり、服地の折り畳
み部分や金具によって違和感を感じたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
ウエスト部位がウエストラインの長さの変化に対応でき
る衣服を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、伸縮性のウエスト部位を有するポケッ
トを備えた衣服であって、前記ポケットは、衣服の前部
を構成する生地と連続する上側の生地と、衣服の後部側
を構成する生地に連続し、かつ前記上側の生地と重複す
る位置に延出して設けられる下側の生地とを有し、前記
上側の生地の後ろ側端部に沿ってウエスト部位から下方
へ延びる開口部が形成され、この上側の生地と下側の生
地とは、ウエスト部位で弾性部を介して連結され、前記
上側の生地と前記下側の生地とは、スライド可能に設け
られることを特徴とする衣服を提供する。
【0005】この発明によれば、ポケットの上側の生地
と下側の生地とを弾性部で連結し、スライド可能に設け
ることで、ウエストラインの長さに合わせて、ウエスト
部位が伸縮できる。このため、ギャザー部分や折り畳み
部分、金具を設けなくても、ウエストの変化に対応する
ことができる。
【0006】また、本発明では、上記衣服であって、前
記ポケットの下側の生地に、ウエスト部位から下方へ延
びるスリット、又は生地の余剰部分を設けることによ
り、前記ポケットの上側の生地と下側の生地とがスライ
ド可能とされることを特徴とする衣服を提供する。この
発明によれば、下側の生地に下方へ延びるスリット又
は、生地の余剰部分を設けるため、衣服自体の外観に影
響を及ぼすことなく上側の生地と下側の生地とをスライ
ド可能とすることができる。なお、生地の余剰部分と
は、例えばタックなどの生地を寄せ集め部分である。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態であ
るウエスト部位に伸縮性を有する衣服について説明す
る。図1は、本実施形態に係るスカート10の斜視図で
ある。スカート10は、従来公知のタイトスカートと同
様の外形を有し、スカート10は、1枚の前身ごろ11
と2枚の後ろ身ごろ12、及びウエストバンド20を有
する。ウエストバンド20は、伸縮性を有する。また、
スカート10は、後ろ中心に着脱のための開放部16を
有し、両わきには、インサイド型のポケット14が1つ
ずつ設けられている。ウエストバンド20の外側には、
斜め前方及び斜め後方の各部に合計4つのベルト通し1
5が取り付けられている。開放部16は、ホック、スナ
ップボタン及びファスナーを有し、ウエストバンド20
から下方のスカート部分の中途までが開く、従来公知の
構造である。
【0008】図2に、ポケット14及びウエストバンド
20との結合部分を模式的に示す。ポケット14は、前
身ごろ11の裏面に縫い合わされているポケット14の
形状に形成された布地(上側の生地31)と、ポケット1
4の形状に形成され、後ろ身ごろ12のわき線から延出
するように縫着された布地(下側の生地32)とを有す
る。図1に示すように、ポケット14は、ウエストバン
ド20から前身ごろ11のわき線に沿う所望の長さがポ
ケットの開口部に形成されており、開口部以外の上側及
び下側の生地31,32の各端部が縫着されて、ポケッ
ト14となっている。また、本実施形態のスカート10
は、最も下側に裏地(図示しない)が縫着されている。
【0009】本形態のポケット14は、上側の生地31
と重複する下側の生地32に、切り込みが形成され、縁
取りされてスリット27となっている。また、裏地も同
様の位置に切り込みが施され、縁取りによって下側の生
地32と縫い合わされている。スリット27を設けるこ
とにより、ポケット14の下側の生地32は、ポケット
14の開口部部分において、上側の生地31に対してス
ライド可能となっている。
【0010】ポケット14が縫着されるウエストバンド
20の部分には、第一のバンド端41、第二のバンド端
42、及び連結部材44が設けられている。図2に示す
ように、第一のバンド端41の先端は、ポケット14の
開口端縁、すなわち前身ごろ11のわき線の延長上に配
置され、第二のバンド端42は、第一のバンド端41の
下側に伸長する延長部43を有する。
【0011】第一及び第二のバンド端41,42は、そ
れぞれ、ウエストバンド20をバンド20の周方向に対
して垂直に切断した形状の端部を有するバンド部分であ
り、互いにスライド可能となっている。連結部材44
は、ウエストバンド20の幅よりやや細い幅のゴムから
成り、第一のバンド端41の先端と、第二のバンド端4
2の表側中寄りとを連結している。連結部材44のゴム
部分が、本発明の弾性部に相当する。ウエストバンド2
0を第一のバンド端41と第二のバンド端42とにスラ
イド可能に分断し、連結部材44を設けることにより、
ウエストバンド20は伸縮可能となっている。第一のバ
ンド端41の先端と第二のバンド端42の先端とは、連
結部材44が伸張していないときに当接するように形成
されている。延長部43は、第二のバンド端42から、
このバンド端42と同じ幅で第一のバンド端41の方向
に伸びる部分で、連結部材44が最大に伸張したとき
も、第一のバンド端41の先端と重複する長さに設けら
れる。
【0012】第一のバンド端41には、ポケット14の
上側の生地31と、スリット27より前に位置する下側
の生地32が縫着されている。第二のバンド端42に
は、後ろ身ごろ12が縫着されており、第二のバンド端
42の延長部43に下側の生地32のスリット27より
後方が縫着されている。このように縫着することによ
り、第一のバンド端41及び上側の生地31は、第二の
バンド端42及び下側の生地32に対して、同時にスラ
イド可能となり、さらに連結部材44によって伸縮性を
有するようになる。なお、同様に、第一のバンド端41
には、裏地のスリット27より前方が、第二のバンド端
42には裏地のスリット27より後方が縫着されてい
る。
【0013】本形態の連結部材44は、ゴム部分が外側
から見えないようにするため、カバー45で被覆され、
袋46で遮蔽されている。カバー45は、ウエストバン
ド20の表地と同様の布地で、連結部材44と第一のバ
ンド端41との連結部分から、図3に示すように、連結
部材44が最大に伸張したときに袋46から延出するゴ
ム部分までを被覆する。カバー45は、後方側の端部が
連結部材44に縫着されているため、カバー45で被覆
されている部分のゴムは、伸張できないようになってい
る。すなわち、本形態の連結部材44は、実質上は、第
二のバンド端42に取り付けられた端部付近のみが弾性
部となっている。このため、カバー45は、連結部材4
4の伸縮によってしわが寄ったり、縮れたりすることが
なく、常にきれいな外観を維持し、連結部材44のゴム
部分を被覆する。
【0014】袋46は、バンド幅に略等しい幅で第二の
バンド端42上に設けられ、第二のバンド端42の外側
にウエストバンド20と同様の布地で形成される。袋4
6は、第二のバンド端42の延長部43との接続部分に
開口部を有し、連結部材44の、第二のバンド端42へ
の取付け部分から第二のバンド端42の先端までに沿う
部分を外側から遮蔽する。カバー45及び袋46を設け
ることにより、図2及び図3に示すように、ウエストバ
ンド20の伸縮に関わらず、連結部材44のゴム部分
は、外側から見えないようになっている。
【0015】また、本形態では、図3に示すように、連
結部材44の第二のバンド端42との縫着部分にベルト
通し15を設けて、表側から縫着線が見えないようにし
た。
【0016】本形態では、さらに、第二のバンド端42
の延長部43が、折れ曲がったり、傾いたりするのを防
ぐため、誘導部47を設けた。誘導部47は、図2及び
図3に示すように、延長部43の表側先端付近に設けら
れる挿通リング48と、第一のバンド端41の裏側に設
けられる誘導帯49とを有する。
【0017】挿通リング48は、幅の細いテープの両端
を延長部43の先端付近の表側に縫着して、第二のバン
ド端42のスライド方向に貫通する輪状に形成したもの
である。誘導帯49は、幅の細いテープの両端を、第一
のバンド端41の中央にスライド方向に沿うように縫着
したものである。誘導帯49は、第二のバンド端42の
スライド可能距離以上の長さに形成され、挿通リング4
8を通した状態で縫着されている。
【0018】挿通リング48は、誘導帯49に沿って自
由にスライドできるため、連結部材44の伸縮を妨げる
ことなく、第二のバンド端42を第一のバンド端41に
沿った状態に保持することができる。また、誘導部47
は、連結部材44の伸張を制限する抑制手段ともなって
いる。誘導部47を設けることにより、連結部材44の
ゴム部分が伸張しすぎて、ゴム部分が外側に露出した
り、スカート10全体のラインが崩れたり、ポケットの
中身がこぼれたりするのを防ぐことができる。
【0019】図2に示す連結部材44が伸張していない
状態では、第一のバンド端41と第二のバンド端42と
が当接している。延長部43は、完全に第一のバンド端
41の下側に位置し、挿通リング48は、誘導帯49の
前方端部付近に位置する。また、ポケット14は従来と
同様の外観で、上側の生地31と下側の生地32との重
複部分は最大となっており、スリット27は閉じた状態
となっている。
【0020】本形態のスカート10を着用して、ウエス
トバンド20が伸張した状態を図3に示す。図3は、特
に、本形態のウエストバンド20の連結部材44が、最
大に伸張したときを示す。ウエストバンド20が伸張す
るとき、すなわち、図2の状態から図3の状態へ変化す
るとき、連結部材44のカバー45で被覆されていない
部分のみが伸張して、第一のバンド端41が前方にスラ
イドする。このとき、第一のバンド端41のスライドに
合わせて、ポケット14の下側の生地32に形成された
スリット27が開き、誘導部47の挿通リング48が誘
導帯49の後方へとスライドする。
【0021】図3に示す連結部材44が最大に伸張した
ときは、第一のバンド端41と第二のバンド端42との
距離が最大となり、ポケット14の上側の生地31と下
側の生地32との重複部分は最小となる。また、スリッ
ト27は、最大に開いており、誘導部47の挿通リング
48は誘導帯49の後方側端部付近に存在する。
【0022】伸張しているウエストバンド20が収縮す
る場合、連結部材44のゴム部分の収縮に合わせて第一
のバンド端41が後方にスライドし、同時に、スリット
27は閉じていき、挿通リング48が前方にスライドす
る。これらすべての動きは、スムーズで、連続的である
ため、ウエストバンド20は、ウエストラインの長さ及
び長さ変化に柔軟に対応して、適当な締付けを維持し続
けることができる。
【0023】カバー45、延長部43、及び袋46を設
け、ポケットの下側の生地32をスライド可能とするこ
とにより、図2に示すウエストバンド20が伸張してい
ない状態と、図3を一例とするウエストバンド20が伸
張している状態のいずれにおいても、ウエストバンド2
0からポケット14にかけて、布地が連続して見える。
特に、カバー45、袋46を設けることにより、連結部
材44のゴム部分が見えなくなるため、外観を損ねるこ
とがなく、好ましい。また、スリット27及び誘導部4
7は、外側から見えない部分に設けられ、第一のバンド
端41は、ポケット14の開口端の延長線上に設けら
れ、目立たないようになっている。このため、いずれの
状態においても外側から見える部分にしわが寄ったり、
形状が大きくひずむ部分がなく、美しい外観を維持する
ことができる。
【0024】また、ポケット14の布地の重複部分を利
用することで、余分な布地を縫い付けたりすることな
く、広い伸縮範囲を確保することができる。さらに、人
間が本スカート10を着用して座ったりしゃがんだりし
たときに、ポケット14の上側の生地31がスライドす
るため、ポケット14の開口が広がらず、スカート10
のラインを美しく保つことができる。また、これによ
り、ポケット14内の中身がこぼれにくいという効果を
有する。また、本形態のスカート10は、ポケット14
を両わきに1つずつ設け、それぞれに伸縮性を持たせ
た。このため、スカート10の両側が均等に伸縮し、常
にスカート10の形が左右均等になり、型崩れしない。
【0025】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ない。本発明の衣服は、スカートに限定されない。ズボ
ン、スラックス、キュロット、パンツなどあらゆる種類
の下衣に適用可能であり、場合によっては、ワンピース
や、オーバーオールなど上下が繋がっている衣服にも適
用可能である。特に、体のラインにフィットする形状の
スラックスやタイトスカート等に用いると、線が崩れに
くく、好ましい。また、上記実施形態のようにウエスト
バンドを有しているものに限定されず、ヒップハングの
スカートのように前身ごろと後ろ身ごろとを有し、ウエ
ストバンドを有しないものでも良い。
【0026】本発明の衣服に設けられるポケットは、ウ
エスト部位から下方へ延びる開口部を有するものであれ
ば良い。本形態のように、わき線と同方向、すなわちウ
エスト部位から真下に延びても良いし、斜め下に延びて
も良い。また、ポケットの上側の生地と下側の生地は、
ウエスト部位が伸張していない状態で、完全に重複して
いなくても良く、下側の生地の開口部付近が、外側から
見える形状でも良い。また、伸縮性を持たせたポケット
は、衣服の左右両側に設けても良いし、片方にのみ設け
ても良い。また、ポケットを設ける位置は、わきに限定
されず、斜め前に設けても良い。
【0027】弾性部は、板状のゴム部材に限定されな
い。より細い幅の板状としても良いし、紐状としても良
い。また、紐状のものを複数並べて幅を持たせても良
い。
【0028】また、弾性部の取り付け位置は、上記実施
形態に限定されない。図4に本実施形態の他の例を模式
的に示す。図4の44bは、第一のバンド端41の裏側
中寄りと、第二のバンド端42の先端とに連結部材の各
端部を取り付けた場合である。また、図4の44cは、
第一のバンド端41の裏側中寄りと第二のバンド端42
の表側中寄りとに取り付けた場合である。なお、図4に
実線で示す位置44は、本実施形態の連結部材44と同
じ位置である。弾性部は、ポケットの上側の生地と下側
の生地とを伸縮自在に連結すればよく、ポケットから離
れた位置で連結しても良い。例えば、本形態のように弾
性部と非弾性部を有する連結部材の非弾性部を長くする
ことにより、弾性部を衣服の前中心付近に配置すること
も可能である。本実施形態の連結部材44の位置に弾性
部を配置すると、一番外側に位置する第一のバンド端4
1が捲れたり傾いたりしないため、外観が損なわれにく
く、好ましい。
【0029】また、ポケットの上側の生地と下側の生地
とをスライド可能にする方法は、上記実施形態に限定さ
れない。ポケットの下側の生地の前側端縁のうち、ウエ
スト部位から所望の距離だけを上側の生地と縫い合わせ
ないことで、スリットとすることができる。また、例え
ば、タックやギャザーなどの様に、下側の布地に余剰部
分を設けておき、弾性部が伸張するときに、余剰部分が
開拡するようにしても良い。
【0030】また、誘導部は、ポケットの上側の生地の
端部及び/又は下側の生地の端部が捲れたり、傾いたり
せず、衣服の形状に沿うように設けられる方法であれば
なんでも良い。例えば、スカート10の場合、第一のバ
ンド端の裏側の布地にスリットを入れて誘導帯を形成し
ても良い。あるいは、第二のバンド端の先端と第一のバ
ンド端の裏面の一部とをゴムで連結しても良い。連結部
材が、図4の44bや44cの位置にある場合、誘導部
は、第一のバンド端の先端を第二のバンド端に沿うよう
に設けても良い。また、特に、連結部材が44cの場合
は、第一のバンド端の先端を第二のバンド端に沿わせる
ための第一の誘導部と第二のバンド端の先端を第一のバ
ンド端に沿わせるための第二の誘導部とを設けても良
い。また、誘導部は、弾性部と同様、ポケットから離れ
た位置に設けることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明では、ウエスト部位がウエストラ
インの長さの変化に対応できる衣服を提供することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態に係る伸縮性バ
ンドを有するスカートの斜視図である。
【図2】図2は、図1のスカートのポケット14とウエ
ストバンド20との縫着部分を示す模式図である。
【図3】図3は、連結部材が最大に伸張したときのポケ
ット14とウエストバンド20との縫着部分を示す模式
図である。
【図4】図4は、本形態のスカートにおける連結部材の
取付位置の他の形態を示す模式図である。
【符号の説明】
10 スカート 11 前身ごろ 12 後ろ身ごろ 14 ポケット 15 ベルト通し 16 開放部 20 ウエストバンド 27 スリット 31 上側の生地 32 下側の生地 41 第一のバンド端 42 第二のバンド端 43 延長部 44 連結部材 45 カバー 46 袋 47 誘導部 48 挿通リング 49 誘導帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相賀 たつよ 愛知県名古屋市中区錦三丁目11番36号 株 式会社万兵ファッションクリエイト内 (72)発明者 山鹿 ゆう子 愛知県名古屋市中区錦三丁目11番36号 株 式会社万兵ファッションクリエイト内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮性のウエスト部位を有するポケット
    を備えた衣服であって、 前記ポケットは、 衣服の前部を構成する生地と連続する上側の生地と、 衣服の後部側を構成する生地に連続し、かつ前記上側の
    生地と重複する位置に延出して設けられる下側の生地と
    を有し、 前記上側の生地の後ろ側端部に沿ってウエスト部位から
    下方へ延びる開口部が形成され、 この上側の生地と下側の生地とは、ウエスト部位で弾性
    部を介して連結され、前記上側の生地と前記下側の生地
    とは、スライド可能に設けられることを特徴とする衣
    服。
  2. 【請求項2】 前記ポケットの下側の生地に、ウエスト
    部位から下方へ延びるスリット、又は生地の余剰部分を
    設けることにより、前記ポケットの上側の生地と下側の
    生地とがスライド可能とされることを特徴とする請求項
    1記載の衣服。
JP2000007081A 2000-01-14 2000-01-14 ウエスト部位に伸縮性を有する衣服 Pending JP2001200406A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030058848A (ko) * 2002-01-02 2003-07-07 장상훈 바지용 허리단 신축이음 구조
JP2009102790A (ja) * 2007-10-05 2009-05-14 Koji Kato ウエスト周り伸縮自在ボトムズ
CN103653321A (zh) * 2013-12-10 2014-03-26 吴江市品信纺织科技有限公司 一种荧光牛仔裤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030058848A (ko) * 2002-01-02 2003-07-07 장상훈 바지용 허리단 신축이음 구조
JP2009102790A (ja) * 2007-10-05 2009-05-14 Koji Kato ウエスト周り伸縮自在ボトムズ
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