JP2001198884A - 食品のスライス装置 - Google Patents

食品のスライス装置

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JP2001198884A
JP2001198884A JP2000010328A JP2000010328A JP2001198884A JP 2001198884 A JP2001198884 A JP 2001198884A JP 2000010328 A JP2000010328 A JP 2000010328A JP 2000010328 A JP2000010328 A JP 2000010328A JP 2001198884 A JP2001198884 A JP 2001198884A
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rotary blade
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Yoshiyuki Ikawa
義幸 井河
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 姿勢を揃えることなく、ベルトコンベアから
直接に食品を供給して能率よくスライスする。食品を完
全に切り離す状態で能率よくスライスする。 【解決手段】 食品のスライス装置は、食品を挟着して
移送する一対のベルト1と、ベルト1で移送される食品
の移送路に配設している刃物とを備える。刃物は、ベル
ト1で移送される食品を複数枚にスライスする。一対の
ベルト1は、食品を挟着しながら移送する移送路を垂直
に配設しており、食品を挟着して下方に移送する垂直移
送路2としている。一対のベルト1の間に設けられる垂
直移送路2は、上部から下部に向かって、対向するベル
ト間隔が次第に狭くなっている。垂直移送路2の下端ま
たは途中に、通過する食品をスライスする回転刃3を配
設している。回転刃3は、水平な回転軸17に固定され
て、垂直移送路2の垂直の姿勢に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、スダ
チ、ゆず等の柑橘類の絞り粕から皮をスライスし、ある
いは、魚やイカ等の魚介類、あるいはメンマ等の食品を
一定の厚さにスライスする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】魚を3枚にスライスする装置は開発され
ている(特公昭56−7648号公報)。この公報に記
載される装置は、図1の平面図と図2の垂直断面図とに
示すように、一対のベルト1で魚を挟着して水平方向に
移送する。魚の移送路30には、2枚の回転刃31を配
設している。ベルト1で移送される魚は、2枚の回転刃
31で3枚にスライスされる。3枚にスライスされた魚
は、中央が骨の部分となる。骨の部分は、2枚の回転刃
31の間に配設している破砕刃32で破砕される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この構造の装置は、魚
を3枚にスライスして骨の部分を破砕できる。したがっ
て、魚のように中央部分を除去してスライスするのに好
都合である。しかしながら、この構造の装置は、魚をベ
ルトに供給するときに、魚の姿勢を揃える必要がある。
魚を垂直に立てた姿勢でベルトの間に挟着させて移送す
るからである。このため、この構造のスライス装置は、
人手で魚を立てた姿勢としてベルトの間に供給してい
る。したがって、魚の供給に手間がかかり、自動的に魚
を供給するのが難しい欠点がある。自動的に魚を供給す
るには、魚を立てた姿勢として、ベルトの間に供給する
専用の自動供給装置を必要とする。このため、たとえ
ば、ベルトコンベアで送られてくる魚を、ベルトコンベ
アから直接にスライス装置に供給できない。人手で魚を
1匹ずつベルトの間に供給する必要がある。
【0004】魚にかぎらず、その他の食品をスライスす
る場合においても、供給する食品の姿勢を揃えてベルト
に供給する必要がある。しかしながら、食品によって
は、姿勢を揃えてベルトに供給するのにきわめて手間が
かかる。たとえば、表面がすべりやすい食品、あるい
は、柔軟で形状が自由に変形しやすい食品等は、立てた
姿勢でベルトの間に供給するのに極めて手間がかかる。
【0005】さらに、この構造の装置は、食品を完全に
切り離す状態でスライスするのが難しい欠点もある。こ
のため、魚のように、スライスした状態で、両側に切り
開いたものを連結するものには好都合である。ただ、魚
以外の食品であって、完全にスライスして切り離す用途
には使用できない。
【0006】本発明は、このような欠点を解決すること
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、供
給する姿勢を揃えることなく、ベルトコンベアから直接
に食品を供給して能率よくスライスできる食品のスライ
ス装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の大切な目的は、食品を
完全に切り離す状態で能率よくスライスできる食品のス
ライス装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の食品のスライス
装置は、食品Sを挟着して移送する一対のベルト1と、
このベルト1で移送される食品Sの移送路に配設してい
る刃物とを備えている。刃物は、ベルト1で移送される
食品Sを複数枚にスライスする。さらに、本発明のスラ
イス装置は、以下の独特の構成を備えている。 (a) 一対のベルト1は、食品Sを挟着しながら移送
する移送路を、垂直に配設している。この一対のベルト
1は、食品Sを挟着して下方に移送する垂直移送路2を
有する。 (b) 一対のベルト1の間に設けられる垂直移送路2
は、上部から下部に向かって、対向するベルト間隔が次
第に狭くなっている。 (c) 垂直移送路2の下端または途中に、通過する食
品をスライスする回転刃3を配設している。 (d) 回転刃3は、水平な回転軸17に固定されて、
垂直移送路2内に垂直の姿勢で配設されている。
【0009】スライス装置は、垂直移送路2に互いに離
して2枚の回転刃3を配設して、食品Sを3枚にスライ
スできる。このスライス装置は、好ましくは、2枚の回
転刃3の対向する内側面を平面とし、回転刃3の外側面
の外周縁部を、刃物の先端の向かって薄くするテーパー
面3Aとする。スライスして回転刃3の間に侵入する食
品をスムーズに排出するためである。
【0010】さらに、食品Sを2枚にスライスする装置
は、垂直移送路2に1枚の回転刃3を配設する。1枚の
回転刃3は、両面の外周縁を、刃物の先端縁に向かって
次第に薄くなるテーパー面3Aとする。
【0011】さらにまた、スライス装置は、食品Sを正
確な厚さにスライスするために、好ましくは、垂直移送
路2のほぼ中央に回転刃3の回転軸17を配設して、垂
直移送路2のベルト1背面には、押圧ガイド5を配設す
る。この押圧ガイド5は、下端縁を回転刃3の外周に近
傍に配設させる。さらに、この押圧ガイド5の下方であ
って、回転刃3の中心よりも上方に、ベルト1をかけて
いるローラー4を配設する。
【0012】さらに、スライス装置は、食品Sをより正
確な厚さにスライスすために、好ましくは、垂直移送路
2のほぼ中央に回転刃3の回転軸17を配設して、垂直
移送路2のベルト1背面に押圧ガイド5を配設する。押
圧ガイド5は、下端縁を回転刃3の外周縁に沿って湾曲
する形状として、下端縁を回転刃3の外周に接近させ
る。また、押圧ガイド5の下方にベルト1をかけている
ローラー4を配設する。
【0013】さらにまた、本発明のスライス装置は、好
ましくは、対向するベルト1の間であって、垂直移送路
2の両側に位置して供給ガイドプレート6を配設して、
垂直移送路2に供給する食品Sが外部に漏れるのを少な
くする。供給ガイドプレート6は、下端を回転刃3の外
周縁まで延長しており、垂直移送路2で挟着された食品
Sを回転刃3に供給する。
【0014】さらに、スライスして回転刃3の間に侵入
される食品をスムーズに排出するには、2枚の回転刃3
の間であって、回転刃3の外周縁に沿って排出ガイドプ
レート22を配設する。このスライス装置は、2枚の回
転刃3でスライスされて回転刃3の間に供給される食品
を、排出ガイドプレート22と回転刃3との間の通路を
通過させて外部に排出できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための食品のスライス装置を例
示するものであって、本発明はスライス装置を下記のも
のに特定しない。
【0016】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0017】図3と図4に示す食品のスライス装置は、
食品を移送する一対のベルト1と、ベルト1をかけて駆
動させる複数本のローラー4と、ベルト1の背面を押圧
して食品を正確な厚さにスライスする押圧ガイド5と、
ベルト1に供給される食品が外部に漏れるのを阻止する
供給ガイドプレート6と、このベルト1で移送される食
品をスライスする回転刃3と、回転刃3でスライスされ
た食品を外部に排出する排出機構7とを備える。
【0018】ベルト1は、無縁軌道に配設されており、
2条を一対として、それぞれの移送面を、互いに接近す
る状態で対向して配設している。一対のベルト1は、対
向する移送面で食品を挟着しながら移送する移送路を形
成している。一対のベルト1は、この移送路を垂直に配
設しており、食品を挟着して下方に移送する垂直移送路
2としている。一対のベルト1の間に設けられる垂直移
送路2は、図5に示すように、上部から下部に向かっ
て、対向するベルト間隔を次第に狭くしている。
【0019】ローラー4は、ベルト1が掛けられてお
り、複数本のローラー4でベルト1を所定の位置に張設
している。複数本のローラー4は、ベルト1を駆動し
て、供給される食品を垂直移送路2に移送する。ローラ
ー4は、ベルト1を駆動する駆動ローラー4Aと、垂直
移送路2の下端に位置する端部ローラー4Bと、駆動ロ
ーラー4Aと端部ローラー4Bとの間に配設される中間
ローラー4Cとを備える。これ等のローラー4は、図5
に示すように、それぞれ対になって左右対称に配設して
いる。これ等のローラー4の両端は、回転できるように
フレーム8に連結している。
【0020】駆動ローラー4Aは、モーター9で駆動さ
れて、ベルト1を移動させる。駆動ローラー4Aは、垂
直移送路2の上部の両側に配設されており、一対の駆動
ローラー4Aの間を食品の供給口10としている。一対
の駆動ローラー4Aは、一対のベルト1を同じ速度で駆
動できるように、同期して一緒に回転される。それぞれ
の駆動ローラー4Aは、垂直移送路2において、対向す
るベルト1が共に下方に移動して、ここを通過する食品
を挟着しながら下方に移送できるように回転される。図
に示す駆動ローラー4Aは、ベルト1との摩擦力を大き
くして、空転することなく確実にベルト1を移送できる
ように、他のローラー4よりも直径を大きくしている。
【0021】端部ローラー4Bは、垂直移送路2の下端
の両側に配設されている。端部ローラー4Bは、垂直移
送路2において、ベルト1の背面を押圧する押圧ガイド
5の下方に、回転できるように連結している。一対の端
部ローラー4Bは、対向する端部ローラー4Bの間を垂
直移送路2の出口としている。
【0022】中間ローラー4Cは、駆動ローラー4Aと
端部ローラー4Bの間であって、垂直移送路2と反対側
に配設されている。図に示す中間ローラー4Cは、回転
軸を平行移動できるようにフレーム8に連結している。
この構造の中間ローラー4Cは、他のローラーとの軸間
距離を変更して、ベルト1の張力を最適な状態に調整で
きる特長がある。
【0023】押圧ガイド5は、垂直移送路2を形成する
一対のベルト1の背面にそれぞれ配設されている。押圧
ガイド5は、食品を正確な厚さにスライスできるよう
に、ベルト1の背面を押圧して垂直移送路2の挟着隙間
2Aを所定の幅に保持する。押圧ガイド5は、所定の厚
さに成形された金属製のプレートで、図6に示すよう
に、両端面から外側に突出して複数本のピン11を固定
している。これらのピン11を、図7に示すように、幅
調整ボルト12を介してフレーム8に連結している。幅
調整ボルト12は、水平に配設されており、押圧ガイド
5を平行移動させて垂直移送路2の挟着隙間2Aを調整
できるようにしている。
【0024】さらに、図5に示す押圧ガイド5は、互い
に対向する対向面の上部を傾斜面5Aとしている。この
傾斜面5Aは、ベルト1の移送方向に向かって、対向す
るベルト間隔を次第に狭くするように設けている。この
ように、上部に傾斜面5Aを有する押圧ガイド5は、図
8に示すように、ベルト1で移送される食品Sを所定の
厚さに押圧しながら、挟着隙間2Aに移送できる特長が
ある。
【0025】さらに、図に示す押圧ガイド5は、この傾
斜面5Aに、ガイドプレート13を互いに対向して配設
している。一対のガイドプレート13は、押圧ガイド5
の上端から突出して、垂直移送路2の供給口10に向か
って延長して配設している。一対のガイドプレート13
は、上方に向かって次第に離れるように配設している。
このガイドプレート13は、供給口10から供給される
食品を、スムーズに傾斜面5Aに案内でき、確実に挟着
隙間2Aに移送できる。
【0026】さらに、押圧ガイド5は、下端縁を、回転
刃3の外周の近傍に配設している。押圧ガイド5は、図
6に示すように、下端縁を、円形の回転刃3の外周縁に
沿って湾曲する形状に成形して湾曲凹部5Bとしてい
る。押圧ガイド5は、この湾曲凹部5Bを回転刃3の外
周に接近させて切断隙間15を設けている。この形状の
押圧ガイド5は、湾曲凹部5Bと回転刃3の刃縁との間
に設けられる切断隙間15の幅を一定にできるので、ど
の部分で食品をスライスしても、常に正確な厚さにスラ
イスできる。したがって、より広い部分で食品をスライ
スして、作業効率を高めることができる特長がある。
【0027】さらに、押圧ガイド5は、ベルト1を掛け
る端部ローラー4Bを、押圧ガイド5の下方であって、
回転刃3の中心よりも上方に配設している。押圧ガイド
5は、両側の端面の下部に、下方に突出してブラケット
14を固定しており、これらのブラケット14に端部ロ
ーラー4Bを回転できるように連結している。さらに、
端部ローラーは、スプリング等の押圧部材を介して垂直
移送路の方向に押圧する構造として配設することもでき
る。この構造の端部ローラーは、スライスした食品から
受ける力を押圧部材で吸収できるので、回転刃に作用す
る外力を小さくできる特長がある。
【0028】供給ガイドプレート6は、図4と図7に示
すように、対向するベルト1の間であって、垂直移送路
2の両側に位置して配設している。供給ガイドプレート
6は、たとえば、所定の厚さの板材で、スリット状の垂
直移送路2の両側に挿入されて、ここに供給された食品
が外部に漏れるのを阻止している。供給ガイドプレート
6は、下端を回転刃3の外周縁まで延長しており、垂直
移送路2に挟着された食品を回転刃3に供給している。
【0029】さらに、図3と図4に示す供給ガイドプレ
ート6は、上部に供給口プレート16を備える。供給口
プレート16は、これらの図に示すように、一対の駆動
ローラー4Aの間に設けられた供給口10の両側に配設
されている。供給口プレート16は、下部を、下方に向
かって次第に幅が狭くなるようにテーパー状に成形して
おり、さらに、図4に示すように、下端部を内側に折曲
して、垂直移送路2の下方に向かって次第に間隔が狭く
なるようにしている。この構造の供給口プレート16
は、供給口10を広く開口して、供給される食品が外部
に漏れるのを阻止すると共に、供給された食品を確実に
垂直移送路2に案内できる。
【0030】回転刃3は、円形の刃物で、垂直移送路2
の下端または途中に配設されている。回転刃3は、水平
な回転軸17に固定されており、垂直移送路2内に垂直
の姿勢で、垂直移送路2のベルト1と平行に配設されて
いる。回転刃3は、回転軸17がモーター18に連結さ
れており、モーター18で回転されて、ここを通過する
食品をスライスする。図5に示す回転刃3は、刃縁の上
部を、垂直移送路2の下端部に挿入しており、この部分
で食品をスライスしている。回転刃3の回転軸17は、
垂直移送路2のほぼ中心線上に配設している。
【0031】図3と図5に示すスライス装置は、垂直移
送路2内に、互いに離して2枚の回転刃3を配設してい
る。この構造のスライス装置は、供給される食品を3枚
にスライスする。2枚の回転刃3は、モーター18で同
時に回転される。2枚の回転刃3は、スペーサー19を
介して積層されると共に、両側から固定部材20で挟着
されて回転軸17に固定されている。2枚の回転刃3
は、図9に示すように、対向する内側面を平面とし、回
転刃3の外側面の外周縁部を、刃物の先端の向かって薄
くするテーパー面3Aとする片刃を使用している。回転
刃3の外側面は、この図の拡大図に示すように、刃縁部
を2段に傾斜させる状態で先端に向かって薄く成形して
テーパー面3Aとしている。
【0032】2枚の回転刃3の内側面を平面とするの
は、図8に示すように、食品Sを3枚にスライスすると
きに、回転刃3の間に侵入するスライス片S2によっ
て、回転刃3が内側から圧力を受けて割れるのを防止す
るためである。2枚の回転刃の内側面を平面ではなくテ
ーパー面とすると、スライスされた食品が2枚の回転刃
の間に奥深く侵入するにしたがって、2枚の回転刃を内
側からより強く外側に押圧する。この力によって回転刃
は割れてしまう。したがって、2枚の回転刃3は、内側
面を平面として、内側から圧力を受けることがないよう
にする。これに対して、回転刃3の外側面をテーパー面
3Aとしても、回転刃3が両側のスライス片S1から受
ける力は、湾曲凹部5Bと回転刃3の刃縁との間に設け
られた切断隙間15に位置するベルト1に吸収される。
このため、回転刃3は、割れることなく、理想の状態で
食品を3枚にスライスできる。さらに、2枚の回転刃3
の内側面を平面とするスライス装置は、回転刃3の間に
侵入するスライス片S2をスムーズに排出できる特長も
ある。
【0033】さらに、回転刃3は、図10に示すよう
に、外周縁にスリット21を設けることもできる。図に
示す回転刃3は、外周部を等間隔に分割して、半径方向
に複数のスリット21を設けている。この構造の回転刃
3は、外周部をスリット21で分割することによって、
内側に侵入する食品から受ける力を吸収できるので、回
転刃3が割れるのを有効に防止できる特長がある。図に
示す回転刃3は、外周部を12分割してスリット21を
設けている。ただ、回転刃に設けるスリットの数、さら
にスリットの幅や長さは、回転刃の直径や厚さ、回転
数、さらには、スライスする食品の硬さに応じて種々に
変更することができる。
【0034】回転刃3でスライスされた食品は、排出機
構7によって外部に排出される。2枚の回転刃3を備え
るスライス装置は、図8に示すように、3枚にスライス
された食品Sのうち、回転刃3の間に侵入する真ん中の
スライス片S2と、両側のスライス片S1とを混合させ
ることなく分離して排出する。排出機構7は、回転刃3
の間に供給されるスライス片S2を排出する排出ガイド
プレート22と、両側のスライス片S1を排出する排出
ダクト23とを備える。
【0035】排出ガイドプレート22は、2枚の回転刃
3の間であって、回転刃3の外周縁に沿って配設してい
る。排出ガイドプレート22は、スライスされた食品の
排出側であって回転刃3の回転方向に、下方まで延長し
て設けている。図に示すスライス装置は、垂直移送路2
に配設される供給ガイドプレート6の下端を延長して、
2枚の回転刃3の間に挿入しており、この供給ガイドプ
レート6の下端の内面と排出ガイドプレート22の内面
とをほぼ同一面として、回転刃3の外周縁に沿う湾曲面
を形成している。回転刃3の間に供給されるスライス片
は、排出ガイドプレート22と回転刃3との間の通路を
通過して、下方に開口された排出部24から外部に排出
される。
【0036】さらに、図4に示す排出機構7は、2枚の
回転刃3の間であって、回転刃3の下部に、掻取プレー
ト25を配設している。掻取プレート25は、2枚の回
転刃3の間に供給されて移動されるスライス片を排出部
24の下方に案内して、速やかに排出する。掻取プレー
ト25は、図において左上端面をスペーサー19の外周
面に接近して配設している。さらに、掻取プレート25
は、排出部24側の端面に傾斜面を設けて、2枚の回転
刃3の間に介在するスライス片を、速やかに排出部24
の下方に案内できるようにしている。
【0037】排出ダクト23は、上方開口の溝型に成形
されており、図4に示すように、垂直移送路2の下方か
らスライス装置の側面まで延長して、下り勾配に設けら
れている。排出ダクト23は、中間から上端に向かっ
て、底面にスリット(図示せず)を有し、このスリット
に回転刃3を挿入して、回転刃3の両側にスライスされ
た食品を排出する通路を設けている。このスリットは、
回転刃3の外側面に沿う形状に設けられており、スライ
ス片を確実に回収できるようにしている。排出ダクト2
3は、回転刃3の両側から排出されるスライス片を回収
し、通路に沿って斜め下方に降下させて、下端部から外
部に排出する。
【0038】さらに、スライス装置は、両側のスライス
片を、排出ダクト23に落下させる落下プレート26を
備える。落下プレート26は、スライスされた食品の排
出側に位置するフレーム8の下端に、下方に突出して設
けられている。落下プレート26は、2枚の回転刃3の
両方の外側面に沿って、下方に延長して配設している。
落下プレート26は、スライスされて回転刃3の外側面
に付着するスライス片を回転刃3から確実に剥離して、
排出ダクト23内に落下させて速やかに排出させる。
【0039】さらに、スライス装置は、食品をスライス
するときに、ベルト1の表面に付着するスライス片を除
去するスクレーパー27を備える。図5に示すスライス
装置は、端部ローラー4Bと中間ローラー4Cの間にス
クレーパー27を配設している。スクレーパー27は、
先端縁が移動するベルト1の表面に接触するように配設
されている。スクレーパー27は、回転刃3でスライス
されてベルト1に付着するスライス片を掻き取って除去
する。スクレーパー27で掻き取られたスライス片は、
排出ダクト23内に落下して排出される。
【0040】さらに、図3と図4に示すスライス装置
は、垂直移送路2の上方に設けられた供給口10に食品
を供給する供給機構28を備える。供給機構28は、水
平方向に延長されたベルトコンベア29を備え、供給さ
れる食品をベルトコンベア29で供給口10の上方まで
移送し、ここから供給口10に落下させて垂直移送路2
に供給している。この構造の供給機構28は、供給され
る食品を、ベルトコンベア29で連続して垂直移送路2
の供給口10に供給できる。
【0041】以上の実施例の食品のスライス装置は、垂
直移送路に2枚の回転刃を配設して、供給される食品を
3枚にスライスしている。ただ、本発明の食品のスライ
ス装置は、垂直移送路に1枚の回転刃を配設して供給さ
れる食品を2枚にスライスすることもできる。
【0042】1枚の回転刃を備えるスライス装置が食品
を2枚にスライスする状態を図11に示す。この図に示
すスライス装置は、垂直移送路2に、1枚の回転刃3を
垂直の姿勢で配設している。垂直移送路2に供給される
食品Sは、一対のベルト1で挟着されて下方に移送さ
れ、回転刃3で2枚にスライスされる。挟着隙間2Aの
幅は、スライスする食品に応じて、押圧ガイド5を平行
移動させて調整する。
【0043】このスライス装置に配設される回転刃を図
12に示す。この図に示す回転刃3は、両面の外周縁
を、刃物の先端縁に向かって次第に薄くなるテーパー面
3Aとしている。回転刃3の両面は、この図の拡大図に
示すように、刃縁部を2段に傾斜させる状態で先端に向
かって薄く成形してテーパー面3Aとしている。
【0044】さらに、この回転刃3は、両側にスペーサ
ー19を配設すると共に、両側から固定部材20で挟着
して回転軸に固定している。このようにして配設される
回転刃3は、回転刃3の厚さとスペーサー19の厚さを
調整して、回転刃3を垂直移送路2の中央に配設できる
と共に、2枚の固定部材20の間の距離dを、図9に示
す回転刃3と等しくできる特長がある。この構造のスラ
イス装置は、回転刃3を極めて簡単に交換して、スライ
ス枚数を3枚〜2枚に変更できる特長がある。
【0045】
【実施例】[実施例1]本発明のスライス装置に、図1
1に示すように2枚の回転刃3をセットして、すだちを
内皮と外皮にスライスした。すだちは、図示しないが、
窄樹装置で押圧して果汁を絞り取ったものを供給機構の
ベルトコンベアから垂直移送路に供給した。供給された
すだちを、一対のベルトで挟着しながら下方に移送し
て、2枚の回転刃でスライスした。
【0046】すだちは、図11に示すように、2枚の回
転刃3によって、両側のスライス片S1である2枚の外
皮と、2枚の回転刃3の間に侵入するスライス片S2で
ある内皮にスライスされた。すだちは、外皮が厚さ約
1.5mmにスライスされて、排出ダクト23から排出
された。2枚の回転刃3の間に侵入した内皮は、排出ガ
イドプレート22と回転刃3との間の通路を通過して下
部の排出部24から排出された。
【0047】[実施例2]実施例1と同様にして、ゆず
をスライスした。ゆずは、2枚の回転刃によって、両側
の2枚の外皮と、2枚の回転刃の間に侵入する内皮にス
ライスされた。ゆずは、外皮が厚さ約2mmにスライス
されて、排出ダクトから排出された。2枚の回転刃の間
に侵入した内皮は、排出ガイドプレートと回転刃との間
の通路を通過して下部の排出部から排出された。
【0048】[実施例3]本発明のスライス装置に、2
枚の回転刃をセットして、魚を3枚にスライスした。魚
は、生のものを、あるいは、冷凍した後に半解凍したも
のを、供給機構のベルトコンベアから垂直移送路の供給
口に供給した。魚は、2枚の回転刃で3枚にスライスさ
れて、両側の身の部分が排出ダクトから排出され、中央
の骨の部分が、排出ガイドプレートと回転刃との間の通
路を通過して下部の排出部から排出された。
【0049】[実施例4]本発明のスライス装置に、図
12に示す1枚の回転刃3をセットして、イカの身をス
ライスした。イカは、あらかじめ内臓とあしの部分を取
り除き、胴部を切り開いたものであって、厚さ8mmの
ものを用意した。スライス装置は、厚さ8mmのイカを
2枚にスライスして、厚さを4mmとすることができ
た。
【0050】[実施例5]本発明のスライス装置に、図
12に示す1枚の回転刃3をセットして、メンマをスラ
イスした。メンマは、幅10cm、長さ15cm、厚さ
12mmのものを用意した。スライス装置は、厚さ12
mmのメンマを2枚にスライスして、厚さを6mmとす
ることができた。
【0051】
【発明の効果】本発明の食品のスライス装置は、供給す
る姿勢を揃えることなく、ベルトコンベアから直接に食
品を供給して能率よくスライスできる特長がある。それ
は、本発明の食品のスライス装置が、一対のベルトで食
品を挟着しながら下方に移送する垂直移送路を備え、垂
直移送路の下端または途中に、通過する食品をスライス
する回転刃を垂直の姿勢で配設しているからである。こ
のスライス装置は、垂直移送路によって、供給される食
品を重力と同じ方向に移送しながらスライスできる。し
たがって、本発明のスライス装置は、供給する食品の姿
勢を揃えて供給することなく極めて簡単に、かつ能率よ
く食品を垂直移送路に供給して理想的にスライスでき
る。しかも、本発明のスライス装置は、食品の材質や形
状に関係なく、表面がすべりやすい食品、あるいは、柔
軟で形状が自由に変形しやすい食品等であっても、極め
て容易に供給してスライスできる。さらに、本発明のス
ライス装置は、垂直移送路で挟着しながら下方に移送し
てスライスするので、食品を完全に切り離す状態でスラ
イスできる特長もある。
【0052】さらに、本発明の請求項2のスライス装置
は、垂直移送路に互いに離して2枚の回転刃を配設して
いるので、供給される食品を3枚にスライスできる特長
がある。とくに、このスライス装置は、2枚の回転刃の
対向する内側面を平面とし、回転刃の外側面の外周縁部
を、刃物の先端の向かって薄くするテーパー面としてい
るので、2枚の回転刃の間に侵入する食品によって、回
転刃が割れるのを有効に防止できると共に、侵入する食
品をスムーズに排出できる特長がある。
【0053】さらに、本発明の請求項3のスライス装置
は、垂直移送路に1枚の回転刃を配設しているので、供
給される食品を2枚にスライスできる特長がある。とく
に、このスライス装置は、1枚の回転刃の両面の外周縁
を、刃物の先端縁に向かって次第に薄くなるテーパー面
としているので、スライスした食品から回転刃に作用す
る外力を均等にでき、バランスよく正確に2枚にスライ
スできる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の魚の切開装置の平面図
【図2】図1に示す魚の切開装置の垂直断面図
【図3】本発明の実施例にかかる食品のスライス装置の
垂直横断面図
【図4】図3に示す食品のスライス装置の垂直縦断面図
【図5】図3に示すスライス装置の拡大断面図
【図6】図5に示す押圧ガイドの一部断面正面図
【図7】図5に示すスライス装置の垂直移送路を示す水
平断面図
【図8】垂直移送路で食品を挟着しながら移送してスラ
イスする状態を示す拡大断面図
【図9】図3に示すスライス装置に装着する回転刃の拡
大断面図
【図10】スライス装置に使用する回転刃の一例を示す
正面図
【図11】本発明の他の実施例の食品のスライス装置で
食品を挟着しながら移送してスライスする状態を示す拡
大断面図
【図12】図11に示すスライス装置に装着する回転刃
の拡大断面図
【符号の説明】
1…ベルト 2…垂直移送路 2A…挟着隙間 3…回転刃 3A…テーパー面 4…ローラー 4A…駆動ローラー 4
B…端部ローラー 4C…中間ローラー 5…押圧ガイド 5A…傾斜面 5
B…湾曲凹部 6…供給ガイドプレート 7…排出機構 8…フレーム 9…モーター 10…供給口 11…ピン 12…幅調整ボルト 13…ガイドプレート 14…ブラケット 15…切断隙間 16…供給口プレート 17…回転軸 18…モーター 19…スペーサー 20…固定部材 21…スリット 22…排出ガイドプレート 23…排出ダクト 24…排出部 25…掻取プレート 26…落下プレート 27…スクレーパー 28…供給機構 29…ベルトコンベア 30…移送路 31…回転刃 32…破砕刃 S…食品 S1…スライス片 S
2…スライス片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のベルト(1)で食品(S)を挟着して移
    送すると共に、食品(S)の移送路に刃物を配設して、刃
    物で食品(S)を複数枚にスライスする装置において、以
    下の全ての構成を有することを特徴とする食品のスライ
    ス装置。 (a) 一対のベルト(1)は、食品(S)を挟着しながら移
    送する移送路において垂直に配設されており、一対のベ
    ルト(1)で食品(S)を挟着して下方に移送する垂直移送路
    (2)を設けている。 (b) 一対のベルト(1)の間に設けられる垂直移送路
    (2)は、上部から下部に向かって、対向するベルト間隔
    が次第に狭くなっている。 (c) 垂直移送路(2)の下端または途中に、通過する
    食品(S)をスライスする回転刃3を配設している。 (d) 回転刃(3)は、水平な回転軸(17)に固定され
    て、垂直移送路(2)内に垂直の姿勢で配設されている。
  2. 【請求項2】 垂直移送路(2)に互いに離して2枚の回
    転刃(3)を配設しており、2枚の回転刃(3)は、対向する
    内側面を平面として、外側面の外周縁部を、刃物の先端
    の向かって薄くするテーパー面(3A)としている請求項1
    に記載の食品のスライス装置。
  3. 【請求項3】 垂直移送路(2)に1枚の回転刃(3)を配設
    しており、1枚の回転刃(3)は、両面の外周縁を、刃物
    の先端縁に向かって次第に薄くなるテーパー面(3A)とし
    ている請求項1に記載の食品のスライス装置。
  4. 【請求項4】 垂直移送路(2)のほぼ中央に回転刃(3)の
    回転軸(17)を配設しており、かつ、垂直移送路(2)のベ
    ルト(1)背面には、押圧ガイド(5)を配設しており、この
    押圧ガイド(5)は、下端縁を回転刃(3)の外周に近傍に配
    設しており、さらに、この押圧ガイド(5)の下方であっ
    て、回転刃(3)の中心よりも上方に、ベルト(1)をかけて
    いるローラー(4)を配設している請求項1に記載の食品
    のスライス装置。
  5. 【請求項5】 垂直移送路(2)のほぼ中央に回転刃(3)の
    回転軸(17)を配設しており、かつ、垂直移送路(2)のベ
    ルト(1)背面には、押圧ガイド(5)を配設しており、この
    押圧ガイド(5)は、下端縁を回転刃(3)の外周縁に沿って
    湾曲する形状として、下端縁を回転刃(3)の外周に接近
    させると共に、この押圧ガイド(5)の下方にベルト(1)を
    かけているローラー(4)を配設している請求項1に記載
    の食品のスライス装置。
  6. 【請求項6】 対向するベルト(1)の間であって、垂直
    移送路(2)の両側に位置して供給ガイドプレート(6)を配
    設しており、この供給ガイドプレート(6)は下端を回転
    刃(3)の外周縁まで延長しており、垂直移送路(2)に挟着
    された食品(S)を回転刃(3)に供給するようにしてなる請
    求項1に記載の食品のスライス装置。
  7. 【請求項7】 2枚の回転刃(3)の間であって、回転刃
    (3)の外周縁に沿って排出ガイドプレート(22)を配設し
    ており、2枚の回転刃(3)でスライスされて回転刃(3)の
    間に供給される食品(S)が、排出ガイドプレート(22)と
    回転刃3との間の通路を通過して外部に排出される請求
    項2に記載の食品のスライス装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011205900A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Hirotaka Kawashima 柑橘類果実の切削装置
JP2011205899A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Hirotaka Kawashima 柑橘類果実の搾汁装置
JP2013009684A (ja) * 2012-09-28 2013-01-17 Hirotaka Kawashima 柑橘類果実の切削装置
JP2013009683A (ja) * 2012-09-28 2013-01-17 Hirotaka Kawashima 柑橘類果実の搾汁装置

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