JP2001198201A - 呼気を殺菌できる呼吸器回路 - Google Patents
呼気を殺菌できる呼吸器回路Info
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- JP2001198201A JP2001198201A JP2000065651A JP2000065651A JP2001198201A JP 2001198201 A JP2001198201 A JP 2001198201A JP 2000065651 A JP2000065651 A JP 2000065651A JP 2000065651 A JP2000065651 A JP 2000065651A JP 2001198201 A JP2001198201 A JP 2001198201A
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- JP
- Japan
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- sterilizing
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- resrator
- circuit
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- Pending
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要的】 (修正有)
【課題】 院内感染を防止すると共に、一度設置すれば
メンテナンスがほとんど必要のない、管理しやすい、安
全な装置の提供。 【解決手段】 人工呼吸器の呼気回路に、加熱による殺
菌作用、紫外線による殺菌作用、あるいは、その併用に
よる病原菌の殺菌、不活化による装置と逆流防止弁を取
り付けることによる装置。
メンテナンスがほとんど必要のない、管理しやすい、安
全な装置の提供。 【解決手段】 人工呼吸器の呼気回路に、加熱による殺
菌作用、紫外線による殺菌作用、あるいは、その併用に
よる病原菌の殺菌、不活化による装置と逆流防止弁を取
り付けることによる装置。
Description
【0001】〔産業上の利用分野〕この発明は呼気を殺
菌する事により院内感染を防止する
菌する事により院内感染を防止する
【0002】〔従来の技術〕現在、人工呼吸器の呼気
は、殺菌処理される事なく大気(室内)に開放されてい
る為、呼気中の病原因(MRSA、結核菌等)が殺菌又
は、不活化される事なく室内に放出されている又、除菌
の為、フィルターを通す方法も試みられているが、呼気
中の水蒸気が水滴となりフィルターを湿潤させてしまう
為、除菌効果が無くなる。除菌効果を持続させる為に
は、フィルターを一日に何回も交換しなければならない
欠点が有る又、薬品の中をくぐらせる方法も考えられて
いる様で有るが、薬品の補給の必要が有ると共に、薬品
のミストが室内に開放され、同室者や医療スタッフが吸
入する危険が有る、又、患者が吸気時、薬品が逆流し、
気管等の損傷も考えられる等の不都合が有る
は、殺菌処理される事なく大気(室内)に開放されてい
る為、呼気中の病原因(MRSA、結核菌等)が殺菌又
は、不活化される事なく室内に放出されている又、除菌
の為、フィルターを通す方法も試みられているが、呼気
中の水蒸気が水滴となりフィルターを湿潤させてしまう
為、除菌効果が無くなる。除菌効果を持続させる為に
は、フィルターを一日に何回も交換しなければならない
欠点が有る又、薬品の中をくぐらせる方法も考えられて
いる様で有るが、薬品の補給の必要が有ると共に、薬品
のミストが室内に開放され、同室者や医療スタッフが吸
入する危険が有る、又、患者が吸気時、薬品が逆流し、
気管等の損傷も考えられる等の不都合が有る
【0003】〔発明が解決しようとする課題〕院内感染
を防止すると共に、一度設置すればメンテナンスが殆ん
ど必要のない、管理しやすい、安全な装置を開発する事
を防止すると共に、一度設置すればメンテナンスが殆ん
ど必要のない、管理しやすい、安全な装置を開発する事
【0004】〔課題を解決する手段〕 (イ) 加熱殺菌 (ロ) 紫外線殺菌 (ハ) (イ)(ロ)併用
【0005】〔作用〕加熱による殺菌作用、紫外線によ
る殺菌作用、あるいは、その併用により病原菌の殺菌、
不活化
る殺菌作用、あるいは、その併用により病原菌の殺菌、
不活化
【0006】〔実施例〕 (イ)加熱殺菌 呼気回路中にニクロム線等を用いて呼気を加熱する方
法(ヘアードライヤー様の方法)が考えられる、ただ、
この方法の場合、呼気による水滴によって、ショートの
危険性が有る為、石英ガラス等の中に発熱源を入れる等
の工夫が必要である 熱交換器の中を呼気が通過する方法(車のラジエター
様の方法) ※加熱殺菌を行う場合は、呼気時、加熱された呼気が逆
流し、気管等を損傷する可能性が有る、安全の為、逆流
防止弁を付ける事が必要と考えられる。逆止弁は、呼出
抵抗の少ない構造とする、又、バッキング時を考え、余
剰の呼気貯留用バッグも取り付ける方が、良いと思われ
る (ロ)紫外線殺菌 大き目の円筒の呼気回路中に紫外線殺菌灯を入れ、呼気
が殺菌灯のまわりを回る事により、殺菌、不活化させる
方法、この場合流体の性質上呼気が、殺菌灯部へ流入す
る角度は、殺菌灯と平行とせず、45°位の角度を持た
せる事により、呼気が、殺菌灯のまわりを回転し、殺菌
効果が上る構造とする方が望ましい ※殺菌灯を使用する場合呼気回路が長くなり、患者のC
O2貯留の可能性が有る為、全長を50cm位に抑える
か強制排気を加える事も考慮する、逆止弁は必要で有
る、又、回路をUVカットの材質とすること(ハ)
(イ)(ロ)併用すればより効果的で有る
法(ヘアードライヤー様の方法)が考えられる、ただ、
この方法の場合、呼気による水滴によって、ショートの
危険性が有る為、石英ガラス等の中に発熱源を入れる等
の工夫が必要である 熱交換器の中を呼気が通過する方法(車のラジエター
様の方法) ※加熱殺菌を行う場合は、呼気時、加熱された呼気が逆
流し、気管等を損傷する可能性が有る、安全の為、逆流
防止弁を付ける事が必要と考えられる。逆止弁は、呼出
抵抗の少ない構造とする、又、バッキング時を考え、余
剰の呼気貯留用バッグも取り付ける方が、良いと思われ
る (ロ)紫外線殺菌 大き目の円筒の呼気回路中に紫外線殺菌灯を入れ、呼気
が殺菌灯のまわりを回る事により、殺菌、不活化させる
方法、この場合流体の性質上呼気が、殺菌灯部へ流入す
る角度は、殺菌灯と平行とせず、45°位の角度を持た
せる事により、呼気が、殺菌灯のまわりを回転し、殺菌
効果が上る構造とする方が望ましい ※殺菌灯を使用する場合呼気回路が長くなり、患者のC
O2貯留の可能性が有る為、全長を50cm位に抑える
か強制排気を加える事も考慮する、逆止弁は必要で有
る、又、回路をUVカットの材質とすること(ハ)
(イ)(ロ)併用すればより効果的で有る
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月24日(2000.4.2
4)
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の呼吸器回路の立体図である
【図2】本発明の加熱殺菌装置を組込んだ立体図、な
お、斜線部分は、断面図である
お、斜線部分は、断面図である
【図3】本発明の紫外線殺菌装置を組込んだ立体図、な
お、斜線部分は断面図
お、斜線部分は断面図
【符号の説明】 1.吸気回路 2.挿管チューブ 3.呼気回路 4.吸気回路 5.挿管チューブ 6.呼気回路 7.加熱器 8.逆止弁(例として、フロート型) 9.吸気回路 10.挿管チューブ 11.呼気回
路 12.殺菌灯 13.呼気流出角度調節板、 14 逆止弁
路 12.殺菌灯 13.呼気流出角度調節板、 14 逆止弁
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
Claims (1)
- 【請求項1】 人工呼吸器の呼気を加熱及び紫外線にて
殺菌できる装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000065651A JP2001198201A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 呼気を殺菌できる呼吸器回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000065651A JP2001198201A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 呼気を殺菌できる呼吸器回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001198201A true JP2001198201A (ja) | 2001-07-24 |
Family
ID=18585143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000065651A Pending JP2001198201A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 呼気を殺菌できる呼吸器回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001198201A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011087100A1 (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-21 | 株式会社 佐多商会 | 空気殺菌清浄装置、及びこれを用いた呼気ガス殺菌清浄装置、室内空気殺菌清浄装置、簡易隔離装置 |
CN111098673A (zh) * | 2020-02-27 | 2020-05-05 | 吴国平 | 呼气中病毒高温灭杀机 |
JP2022122226A (ja) * | 2021-02-09 | 2022-08-22 | 政幸 中 | 呼気殺菌装置 |
-
2000
- 2000-01-20 JP JP2000065651A patent/JP2001198201A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011087100A1 (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-21 | 株式会社 佐多商会 | 空気殺菌清浄装置、及びこれを用いた呼気ガス殺菌清浄装置、室内空気殺菌清浄装置、簡易隔離装置 |
JP5651604B2 (ja) * | 2010-01-15 | 2015-01-14 | 株式会社Tkb | 空気殺菌清浄装置、及びこれを用いた呼気ガス殺菌清浄装置、室内空気殺菌清浄装置、簡易隔離装置 |
CN111098673A (zh) * | 2020-02-27 | 2020-05-05 | 吴国平 | 呼气中病毒高温灭杀机 |
JP2022122226A (ja) * | 2021-02-09 | 2022-08-22 | 政幸 中 | 呼気殺菌装置 |
JP7516308B2 (ja) | 2021-02-09 | 2024-07-16 | 政幸 中 | 呼気殺菌装置 |
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