JP2001197203A - 信号転送ポイントのローカル番号ポータビリティデータベース監査システムおよび方法 - Google Patents
信号転送ポイントのローカル番号ポータビリティデータベース監査システムおよび方法Info
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- Telephonic Communication Services (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第１の信号転送ポイント２２に関連付けられ
た第１のローカル番号ポータビリティデータベース３１
を監査する方法を提供すること。 【解決手段】 本方法は、第１の監査マネージャ２６
が、第１の信号転送ポイント２２へ、少なくとも１つの
移植された電話番号を指定する要求を送信するステップ
を含む。第１の監査エージェント３０は、第１の信号転
送ポイント２２でその要求を受信し、第１のローカル番
号ポータビリティデータベース３１で指定された前記移
植された電話番号を検索し、対応する少なくとも１つの
ローカルルーティング番号を入手する。第１の監査エー
ジェント３０は、前記ローカルルーティング番号を、第
１の監査マネージャ２６に送信する。監査マネージャ２
６は、受信した前記ローカルルーティング番号を、第１
の監査マネージャ２６にローカルなデータと比較する。
監査マネージャ２６は、比較の結果を報告する。
た第１のローカル番号ポータビリティデータベース３１
を監査する方法を提供すること。 【解決手段】 本方法は、第１の監査マネージャ２６
が、第１の信号転送ポイント２２へ、少なくとも１つの
移植された電話番号を指定する要求を送信するステップ
を含む。第１の監査エージェント３０は、第１の信号転
送ポイント２２でその要求を受信し、第１のローカル番
号ポータビリティデータベース３１で指定された前記移
植された電話番号を検索し、対応する少なくとも１つの
ローカルルーティング番号を入手する。第１の監査エー
ジェント３０は、前記ローカルルーティング番号を、第
１の監査マネージャ２６に送信する。監査マネージャ２
６は、受信した前記ローカルルーティング番号を、第１
の監査マネージャ２６にローカルなデータと比較する。
監査マネージャ２６は、比較の結果を報告する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に通信の装備
の分野に関する。より詳細には、本発明は、信号転送ポ
イントのローカル番号ポータビリティ（移植性）データ
ベース監査システムおよび方法に関するものである。
の分野に関する。より詳細には、本発明は、信号転送ポ
イントのローカル番号ポータビリティ（移植性）データ
ベース監査システムおよび方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ローカル番号ポータビリティ（ＬＮＰ）
は、電話業界で比較的最近開発されているもので、これ
によって、電話サービスの加入者は、電話番号を変更す
る必要なしに、サービスを提供する電話会社または事業
者を変更することができる。番号計画（ｎｕｍｂｅｒｉ
ｎｇ ｐｌａｎ）は、発展する大都市圏では、より多く
の加入電話番号を供給するために分割されること、さら
には呼を適切にルーティングするためのローカル番号ポ
ータビリティサービスも必要とされている。ローカル番
号ポータビリティを使用可能にするために、「番号ポー
タビリティ運用センター（ＮＰＡＣ）」と呼ばれる、地
域の中央事業体が設立され、通信交換ネットワーク内に
あって、移植される電話番号のロケーション及び関連の
あるデータを格納し、更新している。さらに、各サービ
ス事業者は、ローカルサービス管理システム（ＬＳＭ
Ｓ）を提供することを必要し、ＬＳＭＳは、ＮＰＡＣか
ら電話番号に関係するデータおよび関連したＬＮＰデー
タを受け取り、次いでこれらを各サービス事業者によっ
てサービスされる信号転送ポイント（ＳＴＰ）に伝搬す
る。
は、電話業界で比較的最近開発されているもので、これ
によって、電話サービスの加入者は、電話番号を変更す
る必要なしに、サービスを提供する電話会社または事業
者を変更することができる。番号計画（ｎｕｍｂｅｒｉ
ｎｇ ｐｌａｎ）は、発展する大都市圏では、より多く
の加入電話番号を供給するために分割されること、さら
には呼を適切にルーティングするためのローカル番号ポ
ータビリティサービスも必要とされている。ローカル番
号ポータビリティを使用可能にするために、「番号ポー
タビリティ運用センター（ＮＰＡＣ）」と呼ばれる、地
域の中央事業体が設立され、通信交換ネットワーク内に
あって、移植される電話番号のロケーション及び関連の
あるデータを格納し、更新している。さらに、各サービ
ス事業者は、ローカルサービス管理システム（ＬＳＭ
Ｓ）を提供することを必要し、ＬＳＭＳは、ＮＰＡＣか
ら電話番号に関係するデータおよび関連したＬＮＰデー
タを受け取り、次いでこれらを各サービス事業者によっ
てサービスされる信号転送ポイント（ＳＴＰ）に伝搬す
る。
【０００３】ＮＰＡＣとＳＭＳ間で、北米番号委員会
（ＮＡＮＣ：Ｎｏｒｔｈ Ａｍｅｒｉｃａｎ Ｎｕｍｂ
ｅｒ Ｃｏｕｎｃｉｌ）用に準備された文書であるＮＰ
ＡＣＳＭＳ Ｉｎｔｅｒｏｐｅｒａｂｉｌｉｔｙ Ｉｎ
ｔｅｒｆａｃｅ Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ＮＰＡ
ＣとＳＭＳのインターオペラビリティインターフェイス
の規格）には、ＮＰＡＣとＳＭＳの機械化インターフェ
イス用の情報モデルが収められている。ＳＭＳとＳＴＰ
間では、一般的に、ＣＭＩＰ／ＣＭＩＳＥプロトコルが
使用され、それでは、ＬＮＰデータを含むＣＭＩＰ／Ｃ
ＭＩＳＥメッセージが、ＳＭＳで動作する「オブジェク
トマネージャ」と呼ばれるソフトウェアプロセスと、Ｓ
ＴＰで動作する「オブジェクトエージェント」と呼ばれ
るソフトウェアプロセスとの間で交換される。
（ＮＡＮＣ：Ｎｏｒｔｈ Ａｍｅｒｉｃａｎ Ｎｕｍｂ
ｅｒ Ｃｏｕｎｃｉｌ）用に準備された文書であるＮＰ
ＡＣＳＭＳ Ｉｎｔｅｒｏｐｅｒａｂｉｌｉｔｙ Ｉｎ
ｔｅｒｆａｃｅ Ｓｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎ（ＮＰＡ
ＣとＳＭＳのインターオペラビリティインターフェイス
の規格）には、ＮＰＡＣとＳＭＳの機械化インターフェ
イス用の情報モデルが収められている。ＳＭＳとＳＴＰ
間では、一般的に、ＣＭＩＰ／ＣＭＩＳＥプロトコルが
使用され、それでは、ＬＮＰデータを含むＣＭＩＰ／Ｃ
ＭＩＳＥメッセージが、ＳＭＳで動作する「オブジェク
トマネージャ」と呼ばれるソフトウェアプロセスと、Ｓ
ＴＰで動作する「オブジェクトエージェント」と呼ばれ
るソフトウェアプロセスとの間で交換される。
【０００４】一般的に、信号転送ポイントは、結合され
たペアとして構成され、負荷共有方式で動作し、冗長性
を提供する。したがって、結合されたペアで維持される
ローカル番号ポータビリティのデータベースは、同一の
データを含んでいるべきである。
たペアとして構成され、負荷共有方式で動作し、冗長性
を提供する。したがって、結合されたペアで維持される
ローカル番号ポータビリティのデータベースは、同一の
データを含んでいるべきである。
【０００５】考えられるいくつかの障害のために、１つ
の信号転送ポイントで維持されるローカル番号ポータビ
リティデータベースのデータは、ペアの相方のデータと
一致しない可能性がある。データの不一致の原因となる
可能性のある障害には、ローカルサービス管理システム
と信号転送ポイントのノードの１つとの間のリンク障
害、信号転送ポイントのノードの１つでのハードウェア
またはソフトウェア障害、信号転送ポイントのノードの
１つでの電源障害、あるいはローカル番号ポータビリテ
ィデータの更新の際のソフトウェア／ハードウェア維持
管理、診断、アップグレードが含まれる。さらに、デー
タの不一致は、ローカルサービス管理システムと信号転
送ポイントの１つとの間の、データ更新要求の遅延の延
長も原因となる可能性がある。
の信号転送ポイントで維持されるローカル番号ポータビ
リティデータベースのデータは、ペアの相方のデータと
一致しない可能性がある。データの不一致の原因となる
可能性のある障害には、ローカルサービス管理システム
と信号転送ポイントのノードの１つとの間のリンク障
害、信号転送ポイントのノードの１つでのハードウェア
またはソフトウェア障害、信号転送ポイントのノードの
１つでの電源障害、あるいはローカル番号ポータビリテ
ィデータの更新の際のソフトウェア／ハードウェア維持
管理、診断、アップグレードが含まれる。さらに、デー
タの不一致は、ローカルサービス管理システムと信号転
送ポイントの１つとの間の、データ更新要求の遅延の延
長も原因となる可能性がある。
【０００６】データ更新要求が、信号転送ポイントの障
害、維持管理、または延長されたネットワークの遅延の
ためにうまくいかなかったとき、いくつかのローカルサ
ービス管理システムには、約１５分間、更新要求を延期
またはバッファ記憶する容量があり、それは、毎秒最大
２５の更新までが許容可能で、最大では２２，５００の
更新までが許容容量ということになる。多くの場合、障
害のある信号転送ポイントは、障害または維持管理プロ
シージャから１５分以内で回復することは不可能であ
る。その問題は、一般的には、何１００万もの登録項目
がある、ローカル番号ポータビリティのデータベースの
規模のゆえにも増大してしまう。
害、維持管理、または延長されたネットワークの遅延の
ためにうまくいかなかったとき、いくつかのローカルサ
ービス管理システムには、約１５分間、更新要求を延期
またはバッファ記憶する容量があり、それは、毎秒最大
２５の更新までが許容可能で、最大では２２，５００の
更新までが許容容量ということになる。多くの場合、障
害のある信号転送ポイントは、障害または維持管理プロ
シージャから１５分以内で回復することは不可能であ
る。その問題は、一般的には、何１００万もの登録項目
がある、ローカル番号ポータビリティのデータベースの
規模のゆえにも増大してしまう。
【０００７】現在、結合されたペアのデータに、不一致
状態が存在するかどうかを判断するための検出方法はな
い。このため、誤ったデータを使用して、移植された電
話番号へ呼をルーティングすると、エラーが発生する可
能性がある。結合されたＳＴＰのペア間の負荷共有の性
質のゆえに、このエラーは、断続的に起こると発信側か
らは思え、それは一方のＳＴＰが新しい正しいデータを
収めているが、他方が依然として誤ったデータを収めて
いるからである。
状態が存在するかどうかを判断するための検出方法はな
い。このため、誤ったデータを使用して、移植された電
話番号へ呼をルーティングすると、エラーが発生する可
能性がある。結合されたＳＴＰのペア間の負荷共有の性
質のゆえに、このエラーは、断続的に起こると発信側か
らは思え、それは一方のＳＴＰが新しい正しいデータを
収めているが、他方が依然として誤ったデータを収めて
いるからである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】したがって、結合され
た信号転送ポイントのペアのローカル番号ポータビリテ
ィデータベースで、データの不一致を検出するシステム
および方法が必要とされている。
た信号転送ポイントのペアのローカル番号ポータビリテ
ィデータベースで、データの不一致を検出するシステム
および方法が必要とされている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様では、第
１の信号転送ポイントと関連付けられた第１のローカル
番号ポータビリティデータベースを監査する方法は、第
１の監査マネージャが第１の信号転送ポイントへ、少な
くとも１つの移植された電話番号を指定する要求を送信
するステップを含む。第１の監査エージェントは、第１
の信号転送ポイントでその要求を受信し、第１のローカ
ル番号ポータビリティデータベースで指定されている少
なくとも１つの移植された電話番号を検索し、対応する
少なくとも１つのローカルルーティング番号を入手す
る。次いで、第１の監査エージェントは、対応する少な
くとも１つのローカルルーティング番号を、第１の監査
マネージャに送信する。次いで、監査マネージャは、受
信した対応する少なくとも１つのローカルルーティング
番号を、第１の監査マネージャにローカルなデータと比
較する。次いで、監査マネージャは、比較の結果を報告
する。
１の信号転送ポイントと関連付けられた第１のローカル
番号ポータビリティデータベースを監査する方法は、第
１の監査マネージャが第１の信号転送ポイントへ、少な
くとも１つの移植された電話番号を指定する要求を送信
するステップを含む。第１の監査エージェントは、第１
の信号転送ポイントでその要求を受信し、第１のローカ
ル番号ポータビリティデータベースで指定されている少
なくとも１つの移植された電話番号を検索し、対応する
少なくとも１つのローカルルーティング番号を入手す
る。次いで、第１の監査エージェントは、対応する少な
くとも１つのローカルルーティング番号を、第１の監査
マネージャに送信する。次いで、監査マネージャは、受
信した対応する少なくとも１つのローカルルーティング
番号を、第１の監査マネージャにローカルなデータと比
較する。次いで、監査マネージャは、比較の結果を報告
する。
【００１０】本発明の他の態様では、第１および第２の
ミラーデータベースのデータの不一致を判断する自動的
な方法が提供されている。この方法は、第１の監査マネ
ージャが、第１のデータベースの特定の登録項目にアク
セスする要求を送信するステップを含む。次いで、第１
のデータベースと関連付けられた第１の監査エージェン
トが、この要求を受信し、第１のデータベースで指定さ
れた登録項目を検索し、それに対応するデータを入手す
る。第１の監査エージェントは、データを第１の監査マ
ネージャに送信する。次いで、監査マネージャは、受信
したデータと第１の監査マネージャが以前に入手してい
るデータとを比較して、この比較の結果を報告する。
ミラーデータベースのデータの不一致を判断する自動的
な方法が提供されている。この方法は、第１の監査マネ
ージャが、第１のデータベースの特定の登録項目にアク
セスする要求を送信するステップを含む。次いで、第１
のデータベースと関連付けられた第１の監査エージェン
トが、この要求を受信し、第１のデータベースで指定さ
れた登録項目を検索し、それに対応するデータを入手す
る。第１の監査エージェントは、データを第１の監査マ
ネージャに送信する。次いで、監査マネージャは、受信
したデータと第１の監査マネージャが以前に入手してい
るデータとを比較して、この比較の結果を報告する。
【００１１】さらに本発明の他の態様では、信号転送ポ
イントのローカル番号ポータビリティ監査システムに
は、監査要求メッセージを作成し、第１のローカル番号
ポータビリティデータベースと関連付けられた監査エー
ジェントへ送信するように動作可能な監査マネージャが
含まれる。監査要求メッセージは、少なくとも１つの移
植された電話番号を指定する。監査エージェントは、監
査要求メッセージを受信し、第１のローカル番号ポータ
ビリティデータベースで指定されている少なくとも１つ
の移植された電話番号を検索し、監査応答メッセージを
作成し、監査マネージャへ送信するように動作可能であ
る。監査応答メッセージには、指定されている少なくと
も１つの移植された電話番号に対応する少なくとも１つ
のローカルルーティング番号が含まれている。監査マネ
ージャは、監査応答メッセージを受信し、受信した少な
くとも１つのローカルルーティング番号と、第２のロー
カル番号ポータビリティデータベースからアクセスされ
た少なくとも１つのローカルルーティング番号とを比較
するように動作可能である。次いで、監査マネージャ
は、比較の結果についての報告を生成する。
イントのローカル番号ポータビリティ監査システムに
は、監査要求メッセージを作成し、第１のローカル番号
ポータビリティデータベースと関連付けられた監査エー
ジェントへ送信するように動作可能な監査マネージャが
含まれる。監査要求メッセージは、少なくとも１つの移
植された電話番号を指定する。監査エージェントは、監
査要求メッセージを受信し、第１のローカル番号ポータ
ビリティデータベースで指定されている少なくとも１つ
の移植された電話番号を検索し、監査応答メッセージを
作成し、監査マネージャへ送信するように動作可能であ
る。監査応答メッセージには、指定されている少なくと
も１つの移植された電話番号に対応する少なくとも１つ
のローカルルーティング番号が含まれている。監査マネ
ージャは、監査応答メッセージを受信し、受信した少な
くとも１つのローカルルーティング番号と、第２のロー
カル番号ポータビリティデータベースからアクセスされ
た少なくとも１つのローカルルーティング番号とを比較
するように動作可能である。次いで、監査マネージャ
は、比較の結果についての報告を生成する。
【００１２】本発明をより良く理解するために、添付図
面を参照することができる。
面を参照することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施形態によ
る通信ネットワーク１０の簡単なブロック図である。通
信ネットワーク１０には、番号ポータビリティ運用セン
ター（ＮＰＡＣ）１６と結合されたローカルサービス管
理システム（ＬＳＭＳ）１４を含むオペレーションサポ
ートシステム（ＯＳＳ）１２が含まれる。ローカルサー
ビス管理システム１４は、エレメントマネージャ（Ｅ
Ｍ）とも呼ばれる。ローカルサービス管理システム１４
は、いくつかのネットワークリンク１８を介して、少な
くとも１つの結合したペアの信号転送ポイントノード２
０および２２（ＳＴＰ０とＳＴＰ１）と結合されてい
る。一般的に、ネットワークリンク１８は、ＴＣＰ／Ｉ
Ｐ／イーサネット（登録商標）（ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉ
ｏｎ ｃｏｎｔｒｏｌ ｐｒｏｔｏｃｏｌ／Ｉｎｔｅｒ
ｎｅｔ ｐｒｏｔｏｃｏｌ／Ｅｔｈｅｒｎｅｔ）ネット
ワークを介するＣＭＩＰ／ＣＭＩＳＥ（共通管理情報プ
ロトコル／共通管理情報サービス要素）であるが、他の
プロトコルも使用することができる。
る通信ネットワーク１０の簡単なブロック図である。通
信ネットワーク１０には、番号ポータビリティ運用セン
ター（ＮＰＡＣ）１６と結合されたローカルサービス管
理システム（ＬＳＭＳ）１４を含むオペレーションサポ
ートシステム（ＯＳＳ）１２が含まれる。ローカルサー
ビス管理システム１４は、エレメントマネージャ（Ｅ
Ｍ）とも呼ばれる。ローカルサービス管理システム１４
は、いくつかのネットワークリンク１８を介して、少な
くとも１つの結合したペアの信号転送ポイントノード２
０および２２（ＳＴＰ０とＳＴＰ１）と結合されてい
る。一般的に、ネットワークリンク１８は、ＴＣＰ／Ｉ
Ｐ／イーサネット（登録商標）（ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉ
ｏｎ ｃｏｎｔｒｏｌ ｐｒｏｔｏｃｏｌ／Ｉｎｔｅｒ
ｎｅｔ ｐｒｏｔｏｃｏｌ／Ｅｔｈｅｒｎｅｔ）ネット
ワークを介するＣＭＩＰ／ＣＭＩＳＥ（共通管理情報プ
ロトコル／共通管理情報サービス要素）であるが、他の
プロトコルも使用することができる。
【００１４】信号転送ポイント２０には、プロセッサま
たはコンピューティングプラットフォーム２４が含ま
れ、そこで、監査マネージャプロセス２６（ＬＳＭＳに
おけるＣＭＩＳＥ／ＣＭＩＰオブジェクトマネージャと
同様に）が実行されている。移植された電話番号（ＴＮ
ｕｍ）および対応するロケーションルーティング番号
（ＬＲＮ）を格納するためのローカル番号ポータビリテ
ィデータベース２７は、信号転送ポイント２０にある。
ローカル番号ポータビリティデータベース２７には、移
植された番号に対応するグローバルタイトルトランスレ
ーション番号（ＧＴＴ）も格納することができる。信号
転送ポイント２２は、信号転送ポイント２０の相方であ
る。信号転送ポイント２２にも、プロセッサまたはコン
ピューティングプラットフォーム２８が含まれる。監査
エージェントプロセス３０（ＣＭＩＳＥ／ＣＭＩＰオブ
ジェクトエージェント）は、プロセッサ２４上で実行さ
れ、監査プロセス２４からの要求に応答する。オブジェ
クトエージェントプロセスは、ＳＭＳのオブジェクトマ
ネージャに応答するものと同じであってさしつかえない
し、またはリアルタイムインパクトが関係している場合
は、異なる優先順位の異なるプロセスでもさしつかえな
い。ローカル番号ポータビリティデータベース３１も、
プロセッサ２４上にある。一般的に、信号転送ポイント
の結合されたペアは、負荷共有ベースで動作し、それに
よって、信号転送ポイント２０および２２の両方は、ア
クティブに並行して動作し、作業負荷を共有することが
できる。両方の信号転送ポイントは、入力する移植され
た電話番号変換要求を並行して処理するので、それらの
データベースそれぞれは、同期し、一致するデータを保
持しなければならない。実施態様にもよるが、信号転送
ポイント２０および２２間にダイレクトリンク３２を設
けることもでき、これは、任意の適切な通信プロトコル
で動作させることができる。
たはコンピューティングプラットフォーム２４が含ま
れ、そこで、監査マネージャプロセス２６（ＬＳＭＳに
おけるＣＭＩＳＥ／ＣＭＩＰオブジェクトマネージャと
同様に）が実行されている。移植された電話番号（ＴＮ
ｕｍ）および対応するロケーションルーティング番号
（ＬＲＮ）を格納するためのローカル番号ポータビリテ
ィデータベース２７は、信号転送ポイント２０にある。
ローカル番号ポータビリティデータベース２７には、移
植された番号に対応するグローバルタイトルトランスレ
ーション番号（ＧＴＴ）も格納することができる。信号
転送ポイント２２は、信号転送ポイント２０の相方であ
る。信号転送ポイント２２にも、プロセッサまたはコン
ピューティングプラットフォーム２８が含まれる。監査
エージェントプロセス３０（ＣＭＩＳＥ／ＣＭＩＰオブ
ジェクトエージェント）は、プロセッサ２４上で実行さ
れ、監査プロセス２４からの要求に応答する。オブジェ
クトエージェントプロセスは、ＳＭＳのオブジェクトマ
ネージャに応答するものと同じであってさしつかえない
し、またはリアルタイムインパクトが関係している場合
は、異なる優先順位の異なるプロセスでもさしつかえな
い。ローカル番号ポータビリティデータベース３１も、
プロセッサ２４上にある。一般的に、信号転送ポイント
の結合されたペアは、負荷共有ベースで動作し、それに
よって、信号転送ポイント２０および２２の両方は、ア
クティブに並行して動作し、作業負荷を共有することが
できる。両方の信号転送ポイントは、入力する移植され
た電話番号変換要求を並行して処理するので、それらの
データベースそれぞれは、同期し、一致するデータを保
持しなければならない。実施態様にもよるが、信号転送
ポイント２０および２２間にダイレクトリンク３２を設
けることもでき、これは、任意の適切な通信プロトコル
で動作させることができる。
【００１５】動作の際、ＮＰＡＣ１６は、ローカル番号
ポータビリティの移植された電話番号更新要求を、ロー
カルサービス管理システム１４に送信し、ローカルサー
ビス管理システム１４は、その更新要求を、この制御お
よび管理の下で順に信号転送ポイント２０および２２に
搬送する。しかし、障害状態のゆえに、いくつかの更新
要求は、到達しないか、または信号転送ポイントノード
の１つで適切に処理されない可能性がある。障害状態に
は、更新要求が遅延または信号転送ポイントの１つに到
達しない結果となるネットワークリンク障害、および信
号転送ポイントの１つでのハードウェアまたはソフトウ
ェアの動作不良、維持管理、アップグレードが含まれ
る。この障害で、ローカル番号ポータビリティデータベ
ース２７と３１間のデータが不一致という結果になる可
能性がある。監査マネージャ２６と監査エージェント３
０は、本発明の教示によってデータベース間のデータベ
ースの不一致を検出するために監査を実行するプロセス
である。
ポータビリティの移植された電話番号更新要求を、ロー
カルサービス管理システム１４に送信し、ローカルサー
ビス管理システム１４は、その更新要求を、この制御お
よび管理の下で順に信号転送ポイント２０および２２に
搬送する。しかし、障害状態のゆえに、いくつかの更新
要求は、到達しないか、または信号転送ポイントノード
の１つで適切に処理されない可能性がある。障害状態に
は、更新要求が遅延または信号転送ポイントの１つに到
達しない結果となるネットワークリンク障害、および信
号転送ポイントの１つでのハードウェアまたはソフトウ
ェアの動作不良、維持管理、アップグレードが含まれ
る。この障害で、ローカル番号ポータビリティデータベ
ース２７と３１間のデータが不一致という結果になる可
能性がある。監査マネージャ２６と監査エージェント３
０は、本発明の教示によってデータベース間のデータベ
ースの不一致を検出するために監査を実行するプロセス
である。
【００１６】図２は、本発明の一実施形態による監査方
法またはプロセス４０の流れ図である。監査プロセス４
０は、コマンドライン上のユーザ送出コマンドによって
呼び出されるか、または所定の時間に自動的に開始する
こともでき、さらに維持管理または診断のために定期的
な仕方で実行されたり、あるいは監査を望むときにはい
つでも実行することもできる。例えば、毎日の監査は、
ネットワークトラフィックが最少のときに、起きるよう
にスケジュールすることができる。ブロック４２では、
監査の性質が決定される。
法またはプロセス４０の流れ図である。監査プロセス４
０は、コマンドライン上のユーザ送出コマンドによって
呼び出されるか、または所定の時間に自動的に開始する
こともでき、さらに維持管理または診断のために定期的
な仕方で実行されたり、あるいは監査を望むときにはい
つでも実行することもできる。例えば、毎日の監査は、
ネットワークトラフィックが最少のときに、起きるよう
にスケジュールすることができる。ブロック４２では、
監査の性質が決定される。
【００１７】監査には、移植された番号すべてをカバー
する全監査、または特定の範囲の移植された番号をカバ
ーする部分監査、あるいは監査マネージャ２６または信
号転送ポイント２０の他のプロセスによって維持される
レコードまたはログを調べることで、最近変更したもの
をカバーする最近変更監査があり得る。このログは、各
信号転送ポイントで維持される既存の更新要求ログでさ
しつかえなく、それは、ローカルサービス管理システム
からの最新の更新要求を記録する、所定のサイズの循環
バッファである。より確かな方法は、上書きされる前
に、既存の更新要求ログから第２のログへ、すべての非
監査の移植された電話番号の更新をコピーすることかも
しれない。更新要求ログ内の非監査登録項目は、そのタ
イムスタンプと、最新の監査の開始時間とを比較するこ
とで判断することができる。ＣＭＩＳＥ／ＣＭＩＰ（例
えば、有効範囲、フィルタリングなど）によって提供さ
れる機能を使用することで、監査を、ＬＮＰデータ登録
項目の属性のフィールドすべての、あるいは単に特定の
フィールドまたは属性（例えば、ＬＲＮのみまたはＧＴ
Ｔのみなど）の確認で行うことができる。さらに監査
を、例えば特定のＬＲＮを持つすべてのＬＮＰデータ登
録項目などの、特定の基準を満たしたＬＮＰデータの登
録項目のみの確認で行うこともできる。
する全監査、または特定の範囲の移植された番号をカバ
ーする部分監査、あるいは監査マネージャ２６または信
号転送ポイント２０の他のプロセスによって維持される
レコードまたはログを調べることで、最近変更したもの
をカバーする最近変更監査があり得る。このログは、各
信号転送ポイントで維持される既存の更新要求ログでさ
しつかえなく、それは、ローカルサービス管理システム
からの最新の更新要求を記録する、所定のサイズの循環
バッファである。より確かな方法は、上書きされる前
に、既存の更新要求ログから第２のログへ、すべての非
監査の移植された電話番号の更新をコピーすることかも
しれない。更新要求ログ内の非監査登録項目は、そのタ
イムスタンプと、最新の監査の開始時間とを比較するこ
とで判断することができる。ＣＭＩＳＥ／ＣＭＩＰ（例
えば、有効範囲、フィルタリングなど）によって提供さ
れる機能を使用することで、監査を、ＬＮＰデータ登録
項目の属性のフィールドすべての、あるいは単に特定の
フィールドまたは属性（例えば、ＬＲＮのみまたはＧＴ
Ｔのみなど）の確認で行うことができる。さらに監査
を、例えば特定のＬＲＮを持つすべてのＬＮＰデータ登
録項目などの、特定の基準を満たしたＬＮＰデータの登
録項目のみの確認で行うこともできる。
【００１８】ブロック４４で、Ｍ−ＧＥＴ ＣＭＩＰ／
ＣＭＩＳＥメッセージは、移植された電話番号または移
植された電話番号の範囲（ＴＮｕｍ）、および信号転送
ポイント２２のプロセッサ２８のＩＰアドレスから構成
される。信号転送ポイント２２に２つ以上のプロセッサ
がある場合、ＩＰアドレスが監査エージェント３０のあ
る宛先プロセッサを指定する。例えば、信号転送ポイン
ト２０および２２のそれぞれは、一般的にアクティブ−
スタンバイモードで動作している少なくとも２つのプロ
セッサが含まれている。このＩＰアドレスで、明確に宛
先プロセッサが識別される。他のＣＭＩＰ／ＣＭＩＳＥ
メッセージパラメータも含むことができるが、本明細書
の論議には関係がない。
ＣＭＩＳＥメッセージは、移植された電話番号または移
植された電話番号の範囲（ＴＮｕｍ）、および信号転送
ポイント２２のプロセッサ２８のＩＰアドレスから構成
される。信号転送ポイント２２に２つ以上のプロセッサ
がある場合、ＩＰアドレスが監査エージェント３０のあ
る宛先プロセッサを指定する。例えば、信号転送ポイン
ト２０および２２のそれぞれは、一般的にアクティブ−
スタンバイモードで動作している少なくとも２つのプロ
セッサが含まれている。このＩＰアドレスで、明確に宛
先プロセッサが識別される。他のＣＭＩＰ／ＣＭＩＳＥ
メッセージパラメータも含むことができるが、本明細書
の論議には関係がない。
【００１９】図３も参照すると、本発明の一実施形態に
よる監査メッセージのメッセージ流れ図を示している。
監査マネージャ２６は、Ｍ−ＧＥＴメッセージを作成
し、図２のブロック４６で示しているように、監査エー
ジェント３０に送信する。上述したように、Ｍ−ＧＥＴ
メッセージには、監査エージェント３０がある宛先のＩ
Ｐアドレス、および１つまたは複数の電話番号または電
話番号の範囲が含まれている。Ｍ−ＧＥＴメッセージ
は、監査エージェント３０により受信され、そのメッセ
ージは、監査エージェントプロセス３０に応答するよう
に要求する。監査エージェント３０は、Ｍ−ＧＥＴメッ
セージを解析し、監査マネージャの監査に関係があるの
はどの電話番号かを判断する。次いで、監査エージェン
ト３０は、ローカル番号ポータビリティデータベース３
１内で、Ｍ−ＧＥＴメッセージで指定される移植された
電話番号を検索し、ローカルルーティング番号を含む１
つまたは複数のＭ−ＬＩＮＫメッセージおよび指定され
る移植された電話番号に対応するＧＴＴを作成する。各
Ｍ−ＬＩＮＫメッセージには、所定の数のＬＮＰデータ
の登録項目を含むことができる。したがって、要求が所
定の数を超える場合、Ｍ−ＬＩＮＫメッセージが追加し
て、作成され、送信される。監査エージェント３０は、
Ｍ−ＬＩＮＫメッセージを作成し、監査マネージャ２６
に送信する。明確には示していないが、Ｍ−ＬＩＮＫメ
ッセージには、プロセッサ２４のＩＰアドレスおよび監
査マネージャ２６によって要求されたＬＮＰデータの登
録項目が含まれる。ブロック４８および５０で、監査マ
ネージャ２６が、Ｍ−ＬＩＮＫメッセージを受信し、戻
ってきたＬＮＰデータの登録項目と、それ自体のローカ
ル番号ポータビリティデータベース２７に格納されてい
るデータとを比較する。監査エージェント３０からのデ
ータとそれ自体のデータベースに格納されているデータ
間に不一致があるときは必ず、ローカル番号ポータビリ
ティデータに不一致がある。ブロック５２で示している
ように、Ｍ−ＬＩＮＫメッセージの伝送の終了時に、監
査エージェント３０は、プロセスが正常かまたは障害が
あるかどうかを報告するＭ−ＧＥＴメッセージを送信す
る。次いで、報告書（ＩＰＲまたは情報問題報告書な
ど）または何らかの形式の通知が、ブロック５４で示し
ているように、監査マネージャ２６により生成され、デ
ータの不一致が監査によって検出されたかどうかを示
す。この報告書は、印字されたり、所定のロケーション
に格納されたり、所定の受信者またはプロセッサへ伝送
されたり、あるいは自動的な訂正アクションのために特
定のソフトウェアプログラムが呼び出される。伝送の方
法は、電子メール、ファクシミリ、ポケットベル、また
は技術者に連絡する他のいずれかの形式のものであって
さしつかえない。伝送の形式は、データの不一致の程度
によって決めることができる。例えば、不一致のデータ
の数が膨大な場合、すぐに技術者へポケットベルで知ら
せることができる。ＬＳＭＳ更新要求の伝搬の遅延のた
めに、ＬＮＰデータの登録項目は結合されているＳＴＰ
のペアで、異なる時に少しづつ変更される可能性がある
ことが指摘されている。したがって、不一致が検出され
る場合、ちょうどそのＬＮＰデータの登録項目について
第２の確認を、再度特定の時間帯の後に行い、その後
に、不一致が宣言されるようにすることができる。
よる監査メッセージのメッセージ流れ図を示している。
監査マネージャ２６は、Ｍ−ＧＥＴメッセージを作成
し、図２のブロック４６で示しているように、監査エー
ジェント３０に送信する。上述したように、Ｍ−ＧＥＴ
メッセージには、監査エージェント３０がある宛先のＩ
Ｐアドレス、および１つまたは複数の電話番号または電
話番号の範囲が含まれている。Ｍ−ＧＥＴメッセージ
は、監査エージェント３０により受信され、そのメッセ
ージは、監査エージェントプロセス３０に応答するよう
に要求する。監査エージェント３０は、Ｍ−ＧＥＴメッ
セージを解析し、監査マネージャの監査に関係があるの
はどの電話番号かを判断する。次いで、監査エージェン
ト３０は、ローカル番号ポータビリティデータベース３
１内で、Ｍ−ＧＥＴメッセージで指定される移植された
電話番号を検索し、ローカルルーティング番号を含む１
つまたは複数のＭ−ＬＩＮＫメッセージおよび指定され
る移植された電話番号に対応するＧＴＴを作成する。各
Ｍ−ＬＩＮＫメッセージには、所定の数のＬＮＰデータ
の登録項目を含むことができる。したがって、要求が所
定の数を超える場合、Ｍ−ＬＩＮＫメッセージが追加し
て、作成され、送信される。監査エージェント３０は、
Ｍ−ＬＩＮＫメッセージを作成し、監査マネージャ２６
に送信する。明確には示していないが、Ｍ−ＬＩＮＫメ
ッセージには、プロセッサ２４のＩＰアドレスおよび監
査マネージャ２６によって要求されたＬＮＰデータの登
録項目が含まれる。ブロック４８および５０で、監査マ
ネージャ２６が、Ｍ−ＬＩＮＫメッセージを受信し、戻
ってきたＬＮＰデータの登録項目と、それ自体のローカ
ル番号ポータビリティデータベース２７に格納されてい
るデータとを比較する。監査エージェント３０からのデ
ータとそれ自体のデータベースに格納されているデータ
間に不一致があるときは必ず、ローカル番号ポータビリ
ティデータに不一致がある。ブロック５２で示している
ように、Ｍ−ＬＩＮＫメッセージの伝送の終了時に、監
査エージェント３０は、プロセスが正常かまたは障害が
あるかどうかを報告するＭ−ＧＥＴメッセージを送信す
る。次いで、報告書（ＩＰＲまたは情報問題報告書な
ど）または何らかの形式の通知が、ブロック５４で示し
ているように、監査マネージャ２６により生成され、デ
ータの不一致が監査によって検出されたかどうかを示
す。この報告書は、印字されたり、所定のロケーション
に格納されたり、所定の受信者またはプロセッサへ伝送
されたり、あるいは自動的な訂正アクションのために特
定のソフトウェアプログラムが呼び出される。伝送の方
法は、電子メール、ファクシミリ、ポケットベル、また
は技術者に連絡する他のいずれかの形式のものであって
さしつかえない。伝送の形式は、データの不一致の程度
によって決めることができる。例えば、不一致のデータ
の数が膨大な場合、すぐに技術者へポケットベルで知ら
せることができる。ＬＳＭＳ更新要求の伝搬の遅延のた
めに、ＬＮＰデータの登録項目は結合されているＳＴＰ
のペアで、異なる時に少しづつ変更される可能性がある
ことが指摘されている。したがって、不一致が検出され
る場合、ちょうどそのＬＮＰデータの登録項目について
第２の確認を、再度特定の時間帯の後に行い、その後
に、不一致が宣言されるようにすることができる。
【００２０】データの不一致は、監査マネージャの観点
からは、次の３つのタイプの内の１つである可能性があ
る、すなわちそれは、データの紛失、余分のデータ、ま
たは内容の異なるデータである。監査マネージャがある
１つの信号転送ポイントでの一方向の監査と第２の信号
転送ポイントでデータの監査を行うことで、３つのタイ
プの不一致すべてを全監査および部分監査について、正
確に検出することができる。それは、監査マネージャ
が、ＬＮＰデータの登録項目の範囲を指定可能なためで
ある。しかし、最近変更監査については、監査エージェ
ントソフトウェアの機能増強が行われていないと仮定し
た場合、紛失しているデータおよび内容の異なるデータ
のみが検出可能であることになるかもしれない。したが
って、本発明はまた、双方向の監査を実行可能にするた
め、両方の信号転送ポイントに監査マネージャおよび監
査エージェントを備えることを意図している。あるい
は、監査マネージャが、ローカルサービス管理システム
などの第３のネットワークノードにあり、そこで両方の
信号転送ポイントから受信するデータを比較するように
することもできる。
からは、次の３つのタイプの内の１つである可能性があ
る、すなわちそれは、データの紛失、余分のデータ、ま
たは内容の異なるデータである。監査マネージャがある
１つの信号転送ポイントでの一方向の監査と第２の信号
転送ポイントでデータの監査を行うことで、３つのタイ
プの不一致すべてを全監査および部分監査について、正
確に検出することができる。それは、監査マネージャ
が、ＬＮＰデータの登録項目の範囲を指定可能なためで
ある。しかし、最近変更監査については、監査エージェ
ントソフトウェアの機能増強が行われていないと仮定し
た場合、紛失しているデータおよび内容の異なるデータ
のみが検出可能であることになるかもしれない。したが
って、本発明はまた、双方向の監査を実行可能にするた
め、両方の信号転送ポイントに監査マネージャおよび監
査エージェントを備えることを意図している。あるい
は、監査マネージャが、ローカルサービス管理システム
などの第３のネットワークノードにあり、そこで両方の
信号転送ポイントから受信するデータを比較するように
することもできる。
【００２１】上述のようにＣＭＩＰ／ＣＭＩＳＥメッセ
ージの使用は、例として提供されているが、これは、ロ
ーカルサービス管理システム１４と信号転送ポイント２
０および２２との間のローカル番号ポータビリティデー
タの更新要求用に、現在使用されているフォーマットな
ので、現時点では好ましいものである。したがって、各
信号転送ポイントは、ローカルサービス管理システム１
４にあるＣＭＩＳＥマネージャからのデータ更新要求に
応答するため、それ自体にエージェントプロセスをすで
に所持している。さらに、既存の監査エージェント３０
と通信する監査マネージャ１６が含まれ、それを使用す
ることで、監査システムおよびプロセスを、すぐに直接
実装することができるのは、このアプローチが、監査エ
ージェントで、いかなる新しいハードウェア、いかなる
新しいソフトウェアも必要ではなく、単にＣＭＩＳＥ／
ＣＭＩＰオブジェクトマネージャのソフトウェアへのユ
ーザインターフェイスのために、監査マネージャで新し
いソフトウェアをわずかに必要とするのみだからであ
る。しかし、本発明は、他の通信プロトコルおよびメッ
セージフォーマットを使用して、監査（例えば、メッセ
ージの圧縮を使用して、または各ＬＮＰデータの登録項
目の代わりにＬＮＰデータのチェックサムを送信するこ
となど）を成し遂げることも意図している。さらに、監
査メッセージの通信のパスを、ネットワーク１８よりも
むしろダイレクトリンク３２にすることができる。さら
に、本発明では、監査マネージャ２６が、結合されたペ
アの信号転送ポイントと接続している第３のネットワー
クノードなどの、信号転送ポイントの外部にある可能性
も意図している。例えば、監査マネージャを、ローカル
サービス管理システムに置き、複数の結合されたペアの
信号転送ポイントのローカル番号ポータビリティデータ
ベースの監査に使用することができ、それによって、監
査マネージャは、ローカルサービス管理システムのデー
タベースと比較したり、または結合されたペアの相方か
ら受信するデータを比較することができる。
ージの使用は、例として提供されているが、これは、ロ
ーカルサービス管理システム１４と信号転送ポイント２
０および２２との間のローカル番号ポータビリティデー
タの更新要求用に、現在使用されているフォーマットな
ので、現時点では好ましいものである。したがって、各
信号転送ポイントは、ローカルサービス管理システム１
４にあるＣＭＩＳＥマネージャからのデータ更新要求に
応答するため、それ自体にエージェントプロセスをすで
に所持している。さらに、既存の監査エージェント３０
と通信する監査マネージャ１６が含まれ、それを使用す
ることで、監査システムおよびプロセスを、すぐに直接
実装することができるのは、このアプローチが、監査エ
ージェントで、いかなる新しいハードウェア、いかなる
新しいソフトウェアも必要ではなく、単にＣＭＩＳＥ／
ＣＭＩＰオブジェクトマネージャのソフトウェアへのユ
ーザインターフェイスのために、監査マネージャで新し
いソフトウェアをわずかに必要とするのみだからであ
る。しかし、本発明は、他の通信プロトコルおよびメッ
セージフォーマットを使用して、監査（例えば、メッセ
ージの圧縮を使用して、または各ＬＮＰデータの登録項
目の代わりにＬＮＰデータのチェックサムを送信するこ
となど）を成し遂げることも意図している。さらに、監
査メッセージの通信のパスを、ネットワーク１８よりも
むしろダイレクトリンク３２にすることができる。さら
に、本発明では、監査マネージャ２６が、結合されたペ
アの信号転送ポイントと接続している第３のネットワー
クノードなどの、信号転送ポイントの外部にある可能性
も意図している。例えば、監査マネージャを、ローカル
サービス管理システムに置き、複数の結合されたペアの
信号転送ポイントのローカル番号ポータビリティデータ
ベースの監査に使用することができ、それによって、監
査マネージャは、ローカルサービス管理システムのデー
タベースと比較したり、または結合されたペアの相方か
ら受信するデータを比較することができる。
【００２２】監査マネージャおよび監査エージェント
を、コンピューティングプラットフォーム上で採用でき
る、プラットフォームから独立したオブジェクト指向の
プロセスにすることができる。本明細書で述べている通
信メカニズム、ＣＭＩＳＥ／ＣＭＩＰメッセージは、Ｉ
ＴＵによって標準化および指定が行われている。
を、コンピューティングプラットフォーム上で採用でき
る、プラットフォームから独立したオブジェクト指向の
プロセスにすることができる。本明細書で述べている通
信メカニズム、ＣＭＩＳＥ／ＣＭＩＰメッセージは、Ｉ
ＴＵによって標準化および指定が行われている。
【００２３】本発明の複数の実施形態およびその利点を
詳細に述べてきたが、転換形態、変更形態、代用形態、
変態形態、修正形態、変形形態、代替形態を、本発明の
教示、ならびに添付した請求項で述べられている本発明
の趣旨および範囲を逸脱することなく行うことができる
ことを理解すべきである。
詳細に述べてきたが、転換形態、変更形態、代用形態、
変態形態、修正形態、変形形態、代替形態を、本発明の
教示、ならびに添付した請求項で述べられている本発明
の趣旨および範囲を逸脱することなく行うことができる
ことを理解すべきである。
【図１】本発明の一実施形態による通信ネットワークの
簡単なブロック図である。
簡単なブロック図である。
【図２】本発明の一実施形態による監査プロセスの流れ
図である。
図である。
【図３】本発明の一実施形態による監査メッセージのメ
ッセージ流れ図である。
ッセージ流れ図である。
１０ 通信ネットワーク １４ ローカルサービス管理システム １６ 番号ポータビリティ運用センター １８ ネットワークリンク ２０、２２ 信号転送ポイント ２４、２８ プロセッサ ２６ 監査マネージャ ２７、３１ ローカル番号ポータビリティデータベース ３０ 監査エージェント ＬＮＰ ローカル番号ポータビリティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Claims (20)
- 【請求項１】 第１の信号転送ポイントと関連付けられ
た第１のローカル番号ポータビリティデータベースを監
査する方法であって、 第１の監査マネージャが、第１の信号転送ポイントへ、
少なくとも１つの移植された電話番号を指定する要求を
送信するステップと、 第１の監査エージェントが、第１の信号転送ポイント
で、前記要求を受信し、第１のローカル番号ポータビリ
ティデータベースで、指定されている少なくとも１つの
移植された電話番号を検索し、対応する少なくとも１つ
のＬＮＰデータ登録項目を入手するステップと、 第１の監査エージェントが、対応する少なくとも１つの
ＬＮＰデータ登録項目を、第１の監査マネージャに送信
するステップと、 受信した対応する少なくとも１つのＬＮＰデータ登録項
目を、第１の監査マネージャにローカルなデータと比較
するステップと、 比較の結果を報告するステップとを含む方法。 - 【請求項２】 第１の監査マネージャが、第２の信号転
送ポイントと関連付けられた第２のローカル番号ポータ
ビリティデータベースで、少なくとも１つの移植された
電話番号に対応する少なくとも１つのＬＮＰデータ登録
項目を検索するステップであって、前記第２の信号転送
ポイントが、第１の信号転送ポイントの相方であるステ
ップをさらに含む請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】 第１の監査マネージャが、少なくとも１
つの第２の信号転送ポイントと関連付けられた少なくと
も１つの第２のローカル番号ポータビリティデータベー
スで、少なくとも１つの移植された電話番号に対応する
少なくとも１つのＬＮＰデータ登録項目を検索するステ
ップをさらに含む請求項１に記載の方法。 - 【請求項４】 第１の監査マネージャが、第１の監査エ
ージェントに送信するように、少なくとも１つの移植さ
れた電話番号を含むＣＭＩＳＥメッセージを作成するス
テップをさらに含む請求項１に記載の方法。 - 【請求項５】 第１の監査マネージャが、第１の監査エ
ージェントに送信するように、移植された電話番号の範
囲の上限および下限を含むＣＭＩＳＥメッセージを作成
するステップをさらに含む請求項１に記載の方法。 - 【請求項６】 第１の監査マネージャが、第１の監査エ
ージェントに送信するように、信号転送ポイントのプロ
セッサのＩＰアドレスおよび少なくとも１つの移植され
た電話番号を含むＣＭＩＳＥ Ｍ−ＧＥＴメッセージを
作成するステップをさらに含む請求項１に記載の方法。 - 【請求項７】 第１の監査エージェントが、少なくとも
１つの移植された電話番号に対応する少なくとも１つの
ＬＮＰデータ登録項目を含む少なくとも１つのＣＭＩＳ
Ｅ Ｍ−ＬＩＮＫメッセージを作成し、前記ＣＭＩＳＥ
Ｍ−ＬＩＮＫメッセージを、第１の監査マネージャに
送信するステップと、 第１の監査エージェントが、監査の結果の表示を含む少
なくとも１つのＣＭＩＳＥ Ｍ−ＧＥＴメッセージを作
成し、前記ＣＭＩＳＥ Ｍ−ＧＥＴメッセージを、第１
の監査マネージャに送信するステップとをさらに含む請
求項１に記載の方法。 - 【請求項８】 第１の監査マネージャが、第２の信号転
送ポイントへ、少なくとも１つの移植された電話番号を
指定する要求を送信するステップと、 第２の監査エージェントが、第２の信号転送ポイント
で、前記要求を受信し、第２の信号転送ポイントと関連
付けられている第２のローカル番号ポータビリティデー
タベースで、指定されている少なくとも１つの移植され
た電話番号を検索し、対応する少なくとも１つのＬＮＰ
データ登録項目を入手するステップと、 第２の監査エージェントが、対応する少なくとも１つの
ＬＮＰデータ登録項目を、第１の監査マネージャに送信
するステップと、 第１の監査マネージャが、第１および第２の監査エージ
ェントから受信した、前記対応する少なくとも１つのＬ
ＮＰデータ登録項目を比較するステップとをさらに含む
請求項１に記載の方法。 - 【請求項９】 第１の信号転送ポイントにある第２の監
査マネージャが、第２の信号転送ポイントへ、少なくと
も１つの移植された電話番号を指定する要求を送信する
ステップと、 第１の信号転送ポイントにある第２の監査エージェント
が、前記要求を受信し、第２のローカル番号ポータビリ
ティデータベースで、指定されている少なくとも１つの
移植された電話番号を検索し、対応する少なくとも１つ
のＬＮＰデータ登録項目を入手するステップと、 第２の監査エージェントが、対応する少なくとも１つの
ＬＮＰデータ登録項目を、第２の監査マネージャに送信
するステップと、 第２の監査エージェントから受信した前記対応する少な
くとも１つのＬＮＰデータ登録項目と、第２の監査マネ
ージャにローカルなデータとを比較するステップとをさ
らに含む請求項１に記載の方法。 - 【請求項１０】 符号化されたプログラムを有するコン
ピュータ可読媒体であって、前記プログラムが、少なく
とも１つのコンピュータ上で動作するとき、請求項１の
ステップを実行するように構成されたコンピュータプロ
グラム符号手段を備えるコンピュータ可読媒体。 - 【請求項１１】 請求項１のステップを有するコンピュ
ータ製品へアクセスするステップをさらに含み、コンピ
ュータプログラムが、コンピュータ可読媒体で符号化さ
れる請求項１に記載の方法。 - 【請求項１２】 自動的に、第１および第２のミラー化
されたデータベースのデータの不一致を判断する方法で
あって、 第１の監査マネージャが、第１のデータベースの特定の
登録項目へアクセスする要求を送信するステップと、 第１のデータベースと関連付けられた第１の監査エージ
ェントが、前記要求を受信し、第１のデータベースで、
指定された登録項目を検索し、当該登録項目に対応する
データを入手するステップと、 第１の監査エージェントが、前記データを、第１の監査
マネージャに送信するステップと、 第１の監査マネージャが、受信した前記データと、以前
に入手しているデータとを比較するステップと、 比較の結果を報告するステップとを含む方法。 - 【請求項１３】 第１の監査マネージャが、第２のデー
タベースで、対応するデータを検索するステップをさら
に含む請求項１２に記載の方法。 - 【請求項１４】 第１の監査マネージャが、第１の監査
エージェントに送信するように、データベース登録項目
を指定するＣＭＩＳＥメッセージを作成するステップを
さらに含む請求項１２に記載の方法。 - 【請求項１５】 第１の監査マネージャが、第１の監査
エージェントに送信するように、登録項目の範囲の上限
および下限を指定するＣＭＩＳＥメッセージを作成する
ステップをさらに含む請求項１２に記載の方法。 - 【請求項１６】 第１の監査マネージャが、第１の監査
エージェントに送信するように、信号転送ポイントのプ
ロセッサのＩＰアドレスおよび特定のデータベース登録
項目を含むＣＭＩＳＥ Ｍ−ＧＥＴメッセージを作成す
るステップをさらに含む請求項１２に記載の方法。 - 【請求項１７】 第１の監査エージェントが、対応する
データを含む少なくとも１つのＣＭＩＳＥ Ｍ−ＬＩＮ
Ｋメッセージを作成し、前記ＣＭＩＳＥ Ｍ−ＬＩＮＫ
メッセージを、第１の監査マネージャに送信するステッ
プと、 第１の監査エージェントが、監査の結果の表示を含む少
なくとも１つのＣＭＩＳＥ Ｍ−ＧＥＴメッセージを作
成し、前記ＣＭＩＳＥ Ｍ−ＧＥＴメッセージを、第１
の監査マネージャに送信するステップとをさらに含む請
求項１２に記載の方法。 - 【請求項１８】 第１の監査マネージャが、第２の信号
転送ポイントへ、少なくとも１つの移植された電話番号
を指定する要求を送信するステップと、 第２の監査エージェントが、第２の信号転送ポイント
で、前記要求を受信し、第２の信号転送ポイントと関連
付けられている第２のローカル番号ポータビリティデー
タベースで、指定されている少なくとも１つの移植され
た電話番号を検索し、対応する少なくとも１つのローカ
ルルーティング番号を入手するステップと、 第２の監査エージェントが、対応する少なくとも１つの
ローカルルーティング番号を、第１の監査マネージャに
送信するステップと、 第１の監査マネージャが、第１および第２の監査エージ
ェントから受信した前記対応する少なくとも１つのロー
カルルーティング番号を比較するステップとをさらに含
む請求項１２に記載の方法。 - 【請求項１９】 第１の信号転送ポイントにある第２の
監査マネージャが、第２の信号転送ポイントへ、少なく
とも１つの移植された電話番号を指定する要求を送信す
るステップと、 第１の信号転送ポイントにある第２の監査エージェント
が、前記要求を受信し、第２のローカル番号ポータビリ
ティデータベースで、指定されている少なくとも１つの
移植された電話番号を検索し、対応する少なくとも１つ
のローカルルーティング番号を入手するステップと、 第２の監査エージェントが、対応する少なくとも１つの
ローカルルーティング番号を、第２の監査マネージャに
送信するステップと、 第２の監査エージェントから受信した前記対応する少な
くとも１つのローカルルーティング番号と、第２の監査
マネージャにローカルなデータとを比較するステップと
をさらに含む請求項１２に記載の方法。 - 【請求項２０】 信号転送ポイントのローカル番号ポー
タビリティ監査システムであって、 少なくとも１つの移植された電話番号を指定する監査要
求メッセージを、作成し、第１のローカル番号ポータビ
リティデータベースと関連付けられた監査エージェント
へ送信するように、動作可能な監査マネージャと、 前記監査要求メッセージを受信し、第１のローカル番号
ポータビリティデータベースで、指定されている少なく
とも１つの移植された電話番号を検索し、指定されてい
る少なくとも１つの移植された電話番号に対応する少な
くとも１つのローカルルーティング番号を含む監査応答
メッセージを、作成し、監査マネージャへ送信するよう
に、動作可能な監査エージェントと、 前記監査応答メッセージを受信し、受信した少なくとも
１つのローカルルーティング番号と、第２のローカル番
号ポータビリティデータベースからアクセスされた少な
くとも１つのローカルルーティング番号とを比較し、比
較の結果についての報告を生成するように、動作可能な
前記監査マネージャとを備えるシステム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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