JP2001197171A - メモリカードを用いたメール交換装置 - Google Patents

メモリカードを用いたメール交換装置

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JP2001197171A
JP2001197171A JP2000306397A JP2000306397A JP2001197171A JP 2001197171 A JP2001197171 A JP 2001197171A JP 2000306397 A JP2000306397 A JP 2000306397A JP 2000306397 A JP2000306397 A JP 2000306397A JP 2001197171 A JP2001197171 A JP 2001197171A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、容易な操作によるメールの
読み書きを、メモリカードを用いて実現し、携帯性に優
れたメール交換装置を安価に実現することである。 【解決手段】 メール交換装置1は、形態電話機型の形
状をしており、メール用メモリカード110にメールを
書き込んだり、書き込んだメールをメール用メモリカー
ド110から読み出すことにより、メール交換を行う。
また、メールの書込時には、メール交換装置1に予め設
定されたユーザの生年月日と、メール作成日時がメール
に添付されて書き込まれ、メールの読み出し時に、受取
人の有するメール交換装置1に設定された受取人の生年
月日と合わせて相性が占われ、ポイントが決定する。そ
して、当該ポイントをポイント格納部55に貯めた後、
ポイント用メモリカード120を用いてキャラクタ購入
処理を実行することこにより、所望のキャラクタを表示
部30に表示させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体を介した
メールの読み書きを行って、簡易な電子メールを実現す
る玩具に係り、詳細には、メモリカードを用いてメール
の読み書きを行うメール交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の通信技術の発達に伴い、ネットワ
ーク上で最も利用されている機能の一つに電子メールが
挙げられる。ネットワークに接続されたコンピュータや
端末装置があれば、誰でも電子メールを利用して、他人
とメッセージの交換を行うことができる。
【0003】一方、子供の間でのメッセージの交換手段
として、ポピュラーなものの一つに交換日記が挙げられ
るが、これを電子メールで行うためには、交換日記をす
る相手がお互いにコンピュータ等を購入する必要がある
ため、高額になってしまうとともに、子供にとって操作
が複雑なため、現実的な方法ではない。また、メッセー
ジの交換を行う相手が特定されているため、ネットワー
クを介してまで実現する必要性に乏しい。また、コンピ
ュータ等の設置された場所でしか利用することができな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、安価なメッセ
ージの交換手段であり、なおかつ容易な操作性や携帯性
を実現することのできる装置であれば、子供であっても
利用することができると考えられる。
【0005】本発明は、かかる問題点に鑑みなされたも
のであり、容易な操作によるメールの読み書きを、メモ
リカードを用いて実現し、携帯性に優れたメール交換装
置を安価に実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のメール交換装置
は、基礎的な構成部として、メモリカードを挿抜する挿
入口と、前記挿入口に挿入されたメモリカードに、メー
ルを書き込む書込手段と、前記挿入口に挿入され、メー
ルの書き込まれたメモリカードから、メールを読み出す
読出手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】この構成部を具備することにより、本発明
のメール交換装置は、次のような作用および効果を有す
るものである。即ち、メモリカードを用いたメール交換
が行えるため、安価なメール交換装置を実現することが
でき、また、メモリカードへのメールの書き込み及び読
み出しは、メモリカードを挿入口に挿入して行うため、
電子メールのように複雑な手順による操作でなく、子供
であっても容易な操作で実現することができる。また、
メモリカードを用いたメール交換を行うことにより、メ
ール交換装置のサイズを容易に小型化することができる
ため、携帯性に優れたメール交換装置を実現することが
できる。そして、上記基礎構成部を有したメール交換装
置を基に、以下の様な課題解決手段を実現し得る。特許
請求の範囲記載の各発明に従って、分説する。
【0008】請求項1記載の発明は、上記基礎構成部を
有したメール交換装置において、前記読出手段は、未だ
読み出していないメールが書き込まれたメモリカードが
前記挿入口に挿入された場合には、該挿入時に当該メー
ルを自動的に読み出し、既に読み出し済みのメールが書
き込まれたメモリカードが前記挿入口に挿入された場合
には、当該メールの自動的な読み出しを行わないことを
特徴とする。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、メール
の読み出し指示を行わずとも、メモリカードが挿入口に
挿入された時点で、未だ読み出していないメールが自動
的に読み出されるため、請求項1記載の発明の効果に加
えて、なお一層の簡便な操作性を実現することができ
る。
【0010】また、請求項2記載の発明は、上記基礎構
成部を有したメール交換装置において、前記書込手段
は、前記挿入口に挿入されたメモリカードにメールが書
き込まれていた場合には、当該メールを削除して新たな
メールを書き込むことを特徴とする。また、請求項3記
載の発明は、請求項1記載のメール交換装置において、
前記書込手段は、前記挿入口に挿入されたメモリカード
にメールが書き込まれていた場合には、当該メールを削
除して新たなメールを書き込むことを特徴とする。
【0011】この請求項2または3記載の発明によれ
ば、メモリカードにメールが蓄積的に書き込まれること
がないため、メモリカードの容量を節約することができ
るとともに、記憶容量の少ないメモリカードを用いるこ
とで、安価なメール交換装置を実現することができる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、上記基礎構
成部を有したメール交換装置において、前記書込手段
は、前記メモリカードにメールを書き込む際に、さらに
差出人情報を書き込み、前記読出手段は、前記メモリカ
ードからメールを読み出す際に、さらに差出人情報を読
み出すことを特徴とする。また、請求項5記載の発明
は、請求項1から3のいずれかに記載のメール交換装置
において、前記書込手段は、前記メモリカードにメール
を書き込む際に、さらに差出人情報を書き込み、前記読
出手段は、前記メモリカードからメールを読み出す際
に、さらに差出人情報を読み出すことを特徴とする。
【0013】この請求項4または5記載の発明によれ
ば、メールと併せて、差出人情報の書き込みと、読み出
しを行うことができるため、例えば差出人の似顔絵を差
出人情報とすることによって差出人の判別を容易に行う
ことができ、また、差出人の生年月日等を差出人情報と
することによってメール交換装置の利用者の付随情報
を、メール受取人が画一的に取得することができる。
【0014】さらに、請求項6記載の発明のように、請
求項5記載のメール交換装置において、前記書込手段
は、前記メモリカードに、前記差出人情報としてさらに
音楽データ(メロディデータに対応する)を書き込むこ
ととしてもよい。
【0015】この請求項6記載の発明によれば、差出人
情報として音楽データ(メロディデータ)が書き込まれ
るため、メール読み出し時に、当該音楽データを読み出
してメロディとして出力することによって、メールを読
み出す際の楽しみを増加させることができる。
【0016】ここで、請求項7記載の発明のように、請
求項1から6のいずれかに記載のメール交換装置におい
て、前記読出手段が前記メモリカードからメールを読み
出す際に所定のポイントを加算して記憶するポイント記
憶手段をさらに備えるように構成してもよいし、請求項
10記載の発明のように、上記基礎構成部を有したメー
ル交換装置において、前記読出手段が前記メモリカード
からメールを読み出す際に所定のポイントを加算して記
憶するポイント記憶手段をさらに備えるように構成して
もよい。
【0017】また、請求項8記載の発明のように、請求
項1から6のいずれかに記載のメール交換装置におい
て、前記読出手段が前記メモリカードからメールを読み
出す際に、予め設定されたユーザ情報と前記差出人情報
に基づいて相性を判定し、当該相性に基づいてポイント
を決定するポイント決定手段と、前記ポイント決定手段
により決定されたポイントを加算して記憶するポイント
記憶手段とをさらに備えるように構成してもよいし、請
求項9記載の発明のように、上記基礎構成部を有したメ
ール交換装置において、前記読出手段が前記メモリカー
ドからメールを読み出す際に、予め設定されたユーザ情
報と前記差出人情報に基づいて相性を判定し、当該相性
に基づいてポイントを決定するポイント決定手段と、前
記ポイント決定手段により決定されたポイントを加算し
て記憶するポイント記憶手段とをさらに備えるように構
成してもよい。
【0018】さらに、請求項11記載の発明のように、
請求項7から10のいずれかに記載のメール交換装置に
おいて、ゲームを行って、勝ちと判定した場合には所定
のポイントを前記ポイント記憶手段に追加記憶するゲー
ム手段をさらに備えるように構成してもよい。
【0019】そしてさらに、請求項12記載の発明のよ
うに、請求項7、8、9、11のいずれかに記載のメー
ル交換装置において、キャラクタを記憶するキャラクタ
記憶手段と、前記ポイント記憶手段に記憶されたポイン
トに応じたキャラクタを、前記キャラクタ記憶手段から
読み出して表示する表示手段とをさらに備えるように構
成してもよい。
【0020】これらの請求項7から12のいずれかに記
載の発明によって、メール交換装置を使用することによ
って貯めたポイントに応じて、新たなキャラクタを表示
させることができ、またゲームを行うことによってこの
ポイントを増やすことができるため、メールの利用意欲
を誘引させ、メールを使う楽しさを与えることができ
る。
【0021】また、請求項13記載の発明のように、請
求項12記載のメール交換装置において、前記書込手段
は、前記メモリカードに、前記差出人情報としてさらに
前記キャラクタ記憶手段に記憶されたキャラクタを書き
込むこととしてもよい。
【0022】この請求項13記載の発明によれば、差出
人情報としてキャラクタが書き込まれるため、メール読
み出し時に、当該キャラクタを表示することによって、
メールを読み出す際の楽しみを増加させることができ
る。
【0023】また、請求項14記載の発明のように、請
求項7から13のいずれかに記載のメール交換装置にお
いて、前記挿入口に挿入されたポイント用メモリカード
に記憶されたポイントと、前記ポイント記憶手段に記憶
されたポイントとを相互に譲渡させるポイント譲渡手段
をさらに備えるように構成してもよい。
【0024】この請求項14記載の発明によれば、ポイ
ント記憶手段に記憶されたポイントと、ポイント用メモ
リカードに記憶されたポイントとを互いに譲渡させるこ
とができるため、他のメール交換装置を有するユーザに
ポイントをプレゼントすることができ、メール交換装置
の利用の幅を広げることができる。
【0025】また、請求項15記載の発明のように、請
求項14記載のメール交換装置において、前記ポイント
記憶手段に記憶されたポイント、又は、ポイント用メモ
リカードに記憶されたポイントと引き換えに前記キャラ
クタを購入し、当該キャラクタの購入状況を前記ポイン
ト用メモリカードに記憶させる購入手段をさらに備え、
前記表示手段は、前記ポイント用メモリカードに記憶さ
れた購入済みのキャラクタを前記キャラクタ記憶手段か
ら読み出して表示するように構成してもよい。
【0026】この請求項15記載の発明によれば、キャ
ラクタ自体は、キャラクタ記憶手段に記憶され、ポイン
ト用メモリカードには購入状況が記憶されるため、ポイ
ント用メモリカードの記憶容量を節約することができ、
ポイント用メモリカードを安価に実現することができ
る。また、ポイント用メモリカードの購入状況が購入済
みを示していれば、当該ポイント用メモリカードを、他
のメール交換装置を有するユーザに貸与することによ
り、互いに同一のキャラクタの表示を可とすることがで
き、これにより、同一のキャラクタを表示させることが
できるため、メール交換装置の利用性を向上させること
ができる。
【0027】また、請求項16記載の発明のように、請
求項12から15のいずれかに記載のメール交換装置に
おいて、前記ポイント記憶手段に記憶されたポイント、
又は、前記ポイント用メモリカードに記憶されたポイン
トに応じて、前記キャラクタ記憶手段に記憶されたキャ
ラクタを成長させる成長処理手段をさらに備え、前記キ
ャラクタ記憶手段は、さらに、前記成長処理手段によっ
て成長した前記キャラクタの成長度、及び当該成長度に
対応したキャラクタの表示形態を記憶し、前記表示手段
は、前記キャラクタ記憶手段に記憶された表示形態に従
ってキャラクタを表示するように構成してもよい。
【0028】また、請求項17記載の発明のように、請
求項12から16のいずれかに記載のメール交換装置に
おいて、前記キャラクタ記憶手段は、記憶しているキャ
ラクタに対応づけて、前記キャラクタの成長度と、当該
成長度に対応したキャラクタの表示形態をさらに記憶
し、前記ポイント記憶手段に記憶されたポイント、又
は、前記ポイント用メモリカードに記憶されたポイント
に応じて、前記キャラクタ記憶手段に記憶された、対応
するキャラクタの成長度を変更する成長処理手段をさら
に備えて、前記キャラクタ記憶手段に記憶された前記キ
ャラクタの表示形態に従って、前記表示手段によりキャ
ラクタが表示されることとしてもよい。
【0029】また、請求項18記載の発明のように、請
求項12から17のいずれかに記載のメール交換装置に
おいて、前記キャラクタ記憶手段は、記憶しているキャ
ラクタに対応づけて、前記キャラクタの成長度と、当該
成長度に対応したキャラクタの表示形態をさらに記憶
し、前記キャラクタ記憶手段に記憶されたキャラクタを
差出人としたメールを自動的に作成するメール作成手段
と、宛先人を前記キャラクタとしたメールに基づいて、
前記キャラクタ記憶手段に記憶された、対応するキャラ
クタの成長度を変更するメール成長手段と、をさらに備
え、前記キャラクタ記憶手段に記憶された前記キャラク
タの表示形態に従って、前記表示手段によりキャラクタ
が表示されることとしてもよい。
【0030】さらに、請求項19記載の発明のように、
請求項16から18のいずれかに記載のメール交換装置
において、前記ゲーム手段は、勝ちと判定した場合に、
前記キャラクタ記憶手段に記憶されたキャラクタの成長
度を変更するように構成することとしてもよい。
【0031】そしてさらに、請求項20記載の発明のよ
うに、請求項12から19のいずれかに記載のメール交
換装置において、前記キャラクタ記憶手段に記憶された
キャラクタに対応する音を出力する音出力手段をさらに
備えるように構成してもよい。
【0032】これらの請求項16から20記載の発明に
よれば、キャラクタが成長して表示形態が種々変更した
り、そのキャラクタの成長度がメール交換やゲームによ
って変更されたり、音を出力することができるため、ユ
ーザの趣向に合わせたメール交換装置を実現することが
でき、メール交換装置の適用範囲を広げることができ
る。
【0033】また、請求項21記載の発明のように、請
求項20記載のメール交換装置において、さらに、音楽
データを記憶する音楽データ記憶手段と、前記音楽デー
タ記憶手段に記憶された音楽データと、前記キャラクタ
記憶手段に記憶されたキャラクタとを対応づける対応付
手段とを備え、前記音出力手段は、前記対応付手段によ
って対応づけられた音楽データに基づいて、前記キャラ
クタ記憶手段に記憶されたキャラクタに対応する音を出
力するよう構成してもよい。
【0034】この請求項21記載の発明によれば、各キ
ャラクタ毎のテーマ曲として設定・出力することがで
き、メール交換装置の楽しみ方の幅を広げることができ
る。
【0035】また、請求項22記載の発明のように、請
求項12から21のいずれかに記載のメール交換装置に
おいて、前記キャラクタ記憶手段に記憶されたキャラク
タを差出人としたメールを、所定日時に自動的に作成す
る日時特定メール作成手段をさらに備えるよう構成して
もよい。
【0036】この請求項22記載の発明によれば、例え
ば、クリスマスやユーザの誕生日等に自動的にメールを
作成して、ユーザにキャラクタとの親近感を感じさせる
ことができる。また、ユーザによって指定された日時に
自動的にメールを作成することとして、時計のアラーム
の様な機能を付加することも可能である。
【0037】また、請求項23記載の発明のように、上
記基礎構成部を有したメール交換装置の外形を、携帯電
話機の形状として構成することとしてもよいし、請求項
24記載の発明のように、請求項1から22のいずれか
に記載のメール交換装置において、前記メール交換装置
の外形を、携帯電話機の形状として構成することとして
もよい。
【0038】この請求項23または24記載の発明によ
れば、メール交換装置の外形を携帯電話機型としたた
め、子供に対して、本物の携帯電話を使用している疑似
体験を抱かせることができ、購買意欲及び使用欲求を促
す作用を生じさせることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図1
〜図9を参照して本発明を適用した第1の実施の形態の
メール交換装置について詳細に説明する。なお、図面の
説明にあたって同一の要素には同一の符号を付し、重複
する説明を省略する。
【0040】まず構成を説明する。図1(a)は、本発
明を適用した第1の実施の形態におけるメール交換装置
1の外観を示す図であり、メール交換装置1にメモリカ
ード100が装着されている様子を示している。
【0041】この図1(a)において、メール交換装置
1は、携帯電話機型の形状をしており、その外観上の構
成要素として、入力部20と、表示部30とがあり、そ
の内部の構成要素として図2に示すように、処理部40
と、格納部50と、カードデータ入出力部60等があ
る。入力部20は、数や文字を入力する入力キーや、操
作の確定を示す確定キー、表示部30に表示された項目
等を指示する方向キー等から構成され、キーの押下信号
は、図2の制御処理部41に出力されて、それぞれのキ
ー押下信号に対応した所定の処理が実行される。表示部
30は、液晶表示パネル等により構成され、図2の制御
処理部41の指示信号に基づいて、入力部20から入力
されたデータや、後述するキャラクタ等を表示する。
【0042】また、メール交換装置1の筐体10の図中
右側面には、メモリカード100の挿入口10aが設け
られており、この挿入口10aは、メモリカード100
の外形と嵌合する形状に形成されている。メモリカード
100の外観を図1(b)に示す。
【0043】メモリカード100には、メモリ100a
が備えられており、このメモリ100aは、メモリカー
ド100の種類を識別するための識別データの他、メモ
リカード100の種類に応じて、後述するメールや、ポ
イント、キャラクタの購入情報を示すキャラクタ購入テ
ーブル等が格納されるメモリであり、スマートメディア
等により構成される。また、詳細には後述するが、メモ
リカード100の種類には、メールを格納するためのメ
ール用メモリカード110と、ポイントやキャラクタ購
入テーブルを格納するためのポイント用メモリカード1
20とがある。
【0044】また、メモリカード100を挿入口10a
に挿入し、メール交換装置1に装着すると、メール交換
装置1のカードデータ入出力部60(図2参照)が、メ
モリ100aと接続するように構成されており、メモリ
100aは、カードデータ入出力部60を介してメモリ
100a内に格納されたメールやポイント等のデータの
読み出しや、書き込み等が行われる。
【0045】図2は、メール交換装置1と、メール用メ
モリカード110と、ポイント用メモリカード120と
の機能ブロック構成図である。
【0046】ここで、説明を分かり易くするため、先
に、格納部50のポイント格納部55及びポイント用メ
モリカード120のカード用ポイント格納部121に格
納されるポイントと、格納部50のキャラクタ格納部5
7に格納されるキャラクタ格納テーブル57a(図3
(a))と、ポイント用メモリカード120の購入テー
ブル格納部123に格納されるキャラクタ購入テーブル
123a(図3(b))について説明する。
【0047】ポイントとは、メールを読み出す毎に、相
性判断部43が、メールに添付されたメール作成日付に
基づいて、メールに添付された差出人の生年月日と、予
めユーザ情報格納部51に格納されたメールの受取人た
るユーザの生年月日との相性を判断した結果の点数であ
り、相性に応じて1〜6の何れかの点数となる。また、
相性判断部43によって判断されたポイントは、ポイン
ト格納部55に累積して加算・格納される。そして、当
該ポイントは、後述するポイント譲渡処理(図7参照)
において、ポイント用メモリカード120のカード用ポ
イント格納部121に譲渡されて格納されるか、逆に、
カード用ポイント格納部121に格納されたポイントを
譲り受けて、さらに累積してポイント格納部55に格納
される。
【0048】図3(a)にキャラクタ格納テーブル57
aのテーブル構造を示す。キャラクタ格納テーブル57
aとは、キャラクタ格納部57に格納されて、各キャラ
クタに対応づけた、名称等のキャラクタ毎の識別情報
と、表示部30に表示するキャラクタと、表示部30へ
のキャラクタ表示可否を示す表示可否フラグとを格納し
たテーブルであり、表示可否フラグは、予めキャラクタ
の表示不可を示す“OFF”として格納されている。ま
た、表示可否フラグは、後述するキャラクタ購入処理
(図8、9参照)において、累積されたポイントと引き
換えに購入されるキャラクタに対応した、キャラクタ購
入テーブル123aの購入フラグに基づいて、キャラク
タの表示可を示す“ON”として再設定される。この表
示可否フラグが“ON”として設定されたキャラクタ
は、入力部20からの指示に応じて表示部30に随時変
更して表示することができる。また、図4(a)〜
(c)に、キャラクタ格納テーブル57aに格納された
キャラクタの表示例を、各キャラクタを表示可とするた
めに要するポイントと共に示す。
【0049】次に、図3(b)にキャラクタ購入テーブ
ル123aのテーブル構造を示す。キャラクタ購入テー
ブル123aとは、ポイント用メモリカード120の購
入テーブル格納部123に格納されるテーブルであり、
各キャラクタの識別情報に対応づけて、購入済みを“O
N”、未購入を“OFF”として示す購入フラグが格納
されたテーブルである。また、キャラクタ識別情報は、
キャラクタ格納テーブル57aに格納されたキャラクタ
識別情報と同一である。また、購入フラグは、予め“O
FF”として格納されており、後述するキャラクタ購入
処理(図8、9参照)において、カード用ポイント格納
部121に格納されたポイントと引き換えに、購入済み
を示す“ON”として再設定される。また、上記の通り
キャラクタ購入処理において、“ON”として再設定さ
れた購入フラグに基づいて、キャラクタ格納テーブル5
7aの表示可否フラグが“ON”として再設定され、キ
ャラクタが表示部30に表示される。
【0050】次に、図2を参照して、メール交換装置1
の各機能ブロックを説明する。メール交換装置1は、入
力部20と、表示部30と、処理部40と、格納部50
と、カードデータ入出力部60とから構成される。ま
た、処理部40は、制御処理部41と、相性判断部43
とから構成され、格納部50は、ユーザ情報格納部51
と、メール一時格納部53と、ポイント格納部55と、
キャラクタ格納部57とから構成される。
【0051】制御処理部41は、入力部20からの入力
指示や挿入口10aに挿入されたメモリカード100の
種類等に応じて、詳細には後述するが、メール書込処理
(図5参照)や、メール読出処理(図6参照)、ポイン
ト譲渡処理(図7参照)、キャラクタ購入処理(図8、
9参照)を行う。メール書込処理では、制御処理部41
は、入力部20から入力されてメール一時格納部53に
格納されたメールに、ユーザ情報格納部51に予め入力
されたユーザの名称及び生年月日と、当該メールの作成
日付とを、差出人情報として当該メールに添付して、カ
ードデータ入出力部60を介して、挿入口10aに装着
されたメール用メモリカード110のメール格納部11
1への書き込みを行う。
【0052】また、メール読出処理において、制御処理
部41は、挿入口10aにメール用メモリカード110
が装着されると、メール用メモリカード110のメール
格納部111に格納されたメールが未だ読み出していな
いメールか否かを判定する。即ち、メール一時格納部5
3に格納された読み出し済みのメールの識別情報(読み
出し済みメールの差出人の氏名、作成日付等)に基づい
て、メール格納部111に格納されたメールが未読み出
しのメールか否かを判定する。未読み出しのメールと判
定した場合に、制御処理部41は、メール格納部111
から、カードデータ入出力部60を介して当該メールを
読み出し、相性判断部43へ出力させ、読み出したメー
ル等を表示部30へ表示する。
【0053】ポイント譲渡処理において、制御処理部4
1は、入力部20からの入力指示に応じて、ポイント格
納部55に格納されたポイントを、挿入口10aに装着
されたポイント用メモリカード120のカード用ポイン
ト格納部121に譲り渡して格納するか、あるいは逆に
カード用ポイント格納部121に格納されたポイント
を、ポイント格納部55に譲り受けて格納する処理を行
う。
【0054】キャラクタ購入処理において、制御処理部
41は、入力部20から入力されるキャラクタ購入の指
示に応じて、挿入口10aに装着されたポイント用メモ
リカード120の購入テーブル格納部123に格納され
た当該キャラクタに対応する購入フラグを、カード用ポ
イント格納部121に格納された、当該キャラクタを購
入するのに必要なポイント数と引き換えに、購入済みを
示す“ON”として再設定する。また、“ON”として
再設定された購入フラグに基づいて、キャラクタ格納テ
ーブル57aの表示可否フラグを、表示可を示す“O
N”として再設定する。
【0055】相性判断部43は、制御処理部41によっ
て、カードデータ入出力部60を介してメール用メモリ
カード110のメール格納部111から読み出されたメ
ールを入力すると、当該メールに添付されたメールの作
成日付と、差出人の生年月日とを抽出し、さらに、ユー
ザ情報格納部51から当該メールの受取人であるユーザ
の生年月日を読み出す(信号線は不図示)。そして、相
性判断部43は、メールの作成日時に基づいて、差出人
の生年月日と、ユーザの生年月日とから、相性を判断し
て、当該相性に応じて1〜6の何れかの点数をポイント
として、表示部30に表示すると共に、ポイント格納部
55に累積して格納する。また、相性判断部43は、制
御処理部41の指示信号に応じて、入力されたメールを
メール一時格納部53に出力し、表示部30に表示す
る。
【0056】次に格納部50の構成を説明する。ユーザ
情報格納部51は、メール交換装置1を初めに使用する
際に入力される、メール交換装置1のユーザに関する情
報である、ユーザの氏名、及び生年月日と、メールに添
付するメール作成日付のための時計を格納している。
【0057】メール一時格納部53は、入力部20から
入力されるメールの内容や、相性判断部43等を介して
メール用メモリカード110から読み出したメールを一
時的に格納するバッファである。また、入力されたメー
ル及び読み出したメールが、表示部30に表示される際
に、メール一時格納部53は、メール読出処理における
未読み出しのメールか否かの判断のため、メール識別情
報として、読み出したメールの差出人の氏名、作成日等
を格納する。
【0058】ポイント格納部55は、相性判断部43で
判断されたポイントを累積的に格納し、キャラクタ格納
部57は、キャラクタ格納テーブル57aを格納する。
【0059】次に、メール用メモリカード110と、ポ
イント用メモリカード120の機能ブロック構成につい
て説明する。
【0060】メール用メモリカード110のメール格納
部111は、メール用メモリカード110のメモリ10
0a内に構成されており、カードデータ入出力部60を
介してメール交換装置1から入力されるメールを格納す
る。ポイント用メモリカード120のカード用ポイント
格納部121及び購入テーブル格納部123は、ポイン
ト用メモリカード120のメモリ100a内に構成され
ており、カード用ポイント格納部121はポイントを、
購入テーブル格納部123はキャラクタ購入テーブル1
23aを格納する。
【0061】次に動作を、メール書込処理、メール読出
処理、ポイント譲渡処理、キャラクタ購入処理について
順次説明する。
【0062】まず、メール書込処理について図5を参照
して説明する。図5は、メール書込処理における各機能
ブロック間のデータ及び指示信号のフローを示す図であ
る。メール書込処理において、まず挿入口10aにメー
ル用メモリカード110が装着され、メール用メモリカ
ード110のメモリ100aとカードデータ入出力部6
0とが接続される(不図示)。そして、ユーザが初めて
メール交換装置1を使用する場合には、入力部20から
ユーザに関する情報として、ユーザの氏名、生年月日、
及び現在の日時が入力され、ユーザ情報格納部51に格
納される。次いで、ユーザにより入力部20からメール
の内容、宛先が入力されると、メール一時格納部53に
一時的に格納される。そして、入力部20からメール用
メモリカード110に書き込む旨の指示入力がなされる
と、制御処理部41は、差出人情報として、ユーザ情報
格納部51に格納された氏名、生年月日、及びメール作
成日時とを、メール一時格納部53に格納されたメール
に添付して、カードデータ入出力部60を介して、メー
ル用メモリカード110のメール格納部111に書き込
む。以上がメール書込処理である。
【0063】なお、このメール書込処理は、後述するメ
ール読出処理を行った後のメール用メモリカード110
に対して行い、当該メール用メモリカード110のメー
ル格納部111に格納されたメールを削除した上で、新
たなメールを書き込むこととしてもよい。このようにメ
ールを上書きすることによって、メール交換装置1を所
有する複数のユーザ間で、同一のメール用メモリカード
110を用いたメールの交換を行うことができるととも
に、メール用メモリカード110のメモリ容量の節約に
より、容量少量化に伴うコストダウンを実現することが
できる。
【0064】次に、メール読出処理について図6を参照
して説明する。図6は、メール読出処理における各機能
ブロック間のデータ及び指示信号のフローを示す図であ
る。メール読出処理において、まず挿入口10aにメー
ル用メモリカード110が装着され、メール用メモリカ
ード110のメモリ100aとカードデータ入出力部6
0とが接続される(不図示)と、制御処理部41が、メ
ール用メモリカード110のメール格納部111に格納
されたメールが、未だ読み出していないメールか否かを
判定する。即ち、メール一時格納部53から、読み出し
済みのメール識別情報を読み出して(不図示)、当該メ
ール識別情報に基づいて、メール格納部111に格納さ
れたメールが未読み出しのメールか否かを判定する。未
読み出しのメールであった場合には、制御処理部41
は、カードデータ入出力部60を介してメール格納部1
11に格納されたメールを読み出して相性判断部43に
出力する。
【0065】また、メール用メモリカード110のメー
ル格納部111に格納されたメールが既に読み出し済み
のメールと判定した後は、制御処理部41は、相性判断
部43への当該メールの出力を行わず、メールの再読み
出しを行うか否かのメッセージ等を表示部30に出力し
てメール読出処理を終了する。
【0066】相性判断部43は、入力されたメールに添
付された差出人情報である、差出人の生年月日とメール
作成日時とを抽出し、さらに、ユーザ情報格納部51か
ら当該メールの受取人であるユーザの生年月日を読み出
す(信号線は不図示)。そして、相性判断部43は、メ
ール作成日時に基づいて、差出人の生年月日と、ユーザ
の生年月日とから相性を判断して、ポイントを算出す
る。次いで、相性判断部43は、入力したメールをメー
ル一時格納部53に出力して表示部30に表示させると
共に、算出したポイントをポイント格納部55に出力
し、格納されていたポイントと合わせて累積して格納さ
せる。以上がメール読出処理である。
【0067】なお、相性判断部43によって行われる相
性の判断は、生年月日を用いて行うこととして説明した
が、血液型等を用いて行ったり、血液型等と生年月日の
両方を用いて行うこととしてもよい。その場合には、ユ
ーザ情報格納部51に格納される情報としてユーザの血
液型等をさらに格納し、メール書込処理の実行時にメー
ルと併せて当該ユーザの血液型等を書き込ませ、メール
読出処理時の実行時にメールと併せて当該メールの差出
人の血液型等を読み出すこととすることで、実現するこ
とができ、様々な相性判断の方法を適用することができ
る。
【0068】次に、ポイント譲渡処理について図7を参
照して説明する。図7は、ポイント譲渡処理における各
機能ブロック間のデータ及び指示信号のフローを示す図
である。ポイント譲渡処理において、まず挿入口10a
にポイント用メモリカード120が装着され、ポイント
用メモリカード120のメモリ100aとカードデータ
入出力部60とが接続される(不図示)。次いで、ユー
ザにより入力部20から、ポイント格納部55に格納さ
れたポイントを、ポイント用メモリカード120に譲渡
する旨の指示入力がなされると、制御処理部41は、ポ
イント格納部55に格納されたポイントを、カードデー
タ入出力部60を介してポイント用メモリカード120
のカード用ポイント格納部121に出力し、既に格納さ
れているポイントがあれば、そのポイントと合わせて累
積してカード用ポイント格納部121に格納する。ま
た、逆に、カード用ポイント格納部121に格納された
ポイントを、ポイント格納部55に譲り受ける旨の指示
入力が入力部20になされた場合には、制御処理部41
は、カード用ポイント格納部121に格納されたポイン
トを、ポイント格納部55に出力し、既に格納されてい
るポイントがあれば、そのポイントと合わせて累積して
ポイント格納部55に格納する。以上がポイント譲渡処
理である。
【0069】次に、キャラクタ購入処理について図8及
び図9を参照して説明する。図8及び図9は、キャラク
タ購入処理における各機能ブロック間のデータ及び指示
信号のフローを示す図である。また、キャラクタ購入処
理は、大きく、キャラクタを購入するステップと、購入
したキャラクタを表示するステップの2つに分けられ、
図8が前者のキャラクタを購入するステップに係る図で
あり、図9が後者の購入したキャラクタを表示するステ
ップに係る図である。
【0070】先に、図8を参照してキャラクタを購入す
るステップについて説明する。キャラクタ購入処理にお
いて、まず挿入口10aにポイント用メモリカード12
0が装着され、ポイント用メモリカード120のメモリ
100aとカードデータ入出力部60とが接続される
(不図示)。そして、ユーザにより入力部20から、カ
ード用ポイント格納部121に格納されたポイント内で
購入できるキャラクタの内、未購入で、かつ所望のキャ
ラクタが指示入力されると、制御処理部41は、当該キ
ャラクタに対応する購入フラグを購入済みを示す“O
N”として設定する。そして、当該キャラクタに対応し
て、予め設定されたポイント数をカード用ポイント格納
部121に格納されたポイントから減算する。なお、本
実施の形態では、カード用ポイント格納部121に格納
されたポイントのみを対象として説明したが、ポイント
格納部55に格納されたポイントにおいて同様の処理を
行うこととしても良い。
【0071】次いで、図9を参照して購入したキャラク
タを表示するステップについて説明する。制御処理部4
1は、ポイント用メモリカード120の購入テーブル格
納部123に格納されたキャラクタ購入テーブル123
aを読み出し、購入フラグが購入済みを示す“ON”の
キャラクタ識別情報を抽出する。そして、ユーザにより
入力部20から、表示したい所望のキャラクタが指示入
力され、当該キャラクタに対応する購入フラグが“O
N”の場合には、キャラクタ格納部57に格納されたキ
ャラクタ格納テーブル57aの当該キャラクタに対応す
る表示可否フラグを表示可を示す“ON”として設定す
る。
【0072】そして、キャラクタ格納テーブル57aに
格納された表示可否フラグが“ON”のキャラクタの
内、所望のキャラクタを表示部30に表示する。以上が
キャラクタ購入処理である。
【0073】なお、このキャラクタ購入処理において、
ポイント用メモリカード120の購入テーブル格納部1
23に格納されたキャラクタ購入テーブル123aは、
購入フラグが、“OFF”から購入済みを示す“ON”
となった場合には、“OFF”へは戻らないこととして
説明した。しかし、メール交換装置1のキャラクタ格納
部57に格納されたキャラクタ格納テーブル57aの表
示可否フラグを“OFF”から表示可を示す“ON”と
して設定した時、即ち、購入したキャラクタを表示可と
すべくメール交換装置1の設定を行った時に、キャラク
タ購入テーブル123aの購入フラグを“ON”から
“OFF”へ設定することとしてもよい。
【0074】この場合には、ポイント用メモリカード1
20に格納された購入済みのキャラクタを、メール交換
装置1へ表示することとしたことによって、当該キャラ
クタを未購入としてポイント用メモリカード120に再
設定することとなるため、他のユーザへポイント用メモ
リカード120を貸与したとしても、同一のキャラクタ
を当該他のユーザのメール交換装置1へ表示させること
ができない。これによって、キャラクタを表示させるた
めの希少性を高くすることができる。
【0075】以上のように、メール交換装置1は、形態
電話機型の形状をしており、メール用メモリカード11
0にメールを書き込んだり、書き込んだメールをメール
用メモリカード110から読み出すことにより、メール
交換を行う。また、メールの書込時には、メール交換装
置1に予め設定されたユーザの生年月日と、メール作成
日時がメールに添付されて書き込まれ、メールの読み出
し時に、受取人の有するメール交換装置1に設定された
受取人の生年月日と合わせて相性が占われ、ポイントが
決定する。そして、当該ポイントをポイント格納部55
に貯めた後、ポイント用メモリカード120を用いてキ
ャラクタ購入処理を実行することこにより、所望のキャ
ラクタを表示部30に表示させることができる。
【0076】したがって、メール用メモリカード110
を用いてメール交換を行うため、安価なメール交換装置
を実現することができ、また、メール用メモリカード1
10へのメールの書き込み及び読み出しは、メール用メ
モリカード110を挿入口10aに挿入して行うため、
電子メールのように複雑な手順による操作でなく、子供
であっても容易な操作で実現することができる。
【0077】また、メール交換装置1の外形を携帯電話
機型としたため、子供に対して、本物の携帯電話を使用
している疑似体験を抱かせることができ、購買意欲及び
使用欲求を促す作用を生じさせることができる。また、
メール交換装置1を使用することによって貯めたポイン
トに応じて、新たなキャラクタを表示させることができ
るため、メールの利用意欲を誘引させ、メールを使う楽
しさを与えることができる。
【0078】また、ポイント譲渡処理において、ポイン
ト格納部55に格納されたポイントと、ポイント用メモ
リカード120のカード用ポイント格納部121に格納
されたポイントとを互いに譲渡可能としたことにより、
他のメール交換装置1を有するユーザにポイントをプレ
ゼントすることができ、メール交換装置1の利用の幅を
広げることができる。
【0079】また、表示部30に表示するキャラクタ自
体は、キャラクタ格納部57のキャラクタ格納テーブル
57aに格納することとし、ポイント用メモリカード1
20の購入テーブル格納部123には購入フラグのみを
格納するキャラクタ購入テーブル123aを格納するこ
ととしたため、メモリ100aの記憶容量を節約するこ
とができ、ポイント用メモリカード120を安価に実現
することができる。
【0080】また、ポイント用メモリカード120の購
入テーブル格納部123に格納された購入フラグが購入
済みを示す“ON”となっていれば、当該ポイント用メ
モリカード120を、他のメール交換装置1を有するユ
ーザに貸すことにより、互いに同一のキャラクタの表示
可否フラグを“ON”とすることにより、同一のキャラ
クタを表示させることができるため、メール交換装置1
の利用性を向上させることができる。
【0081】なお、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能であり、例えば、相性判断の事前予想
を行って、メール作成に適したポイントの多い日を予想
する機能を追加したり、購入できるキャラクタを、ポイ
ントに応じて特定したものとせず、ランダムに購入でき
るキャラクタが変わることとして、希少価値のキャラク
タを設けることとしても良い。また、購入できるものを
キャラクタ表示の他、音の出力や、ポイントに応じたキ
ャラクタの成長度として、キャラクタを成長させること
としても良い。また、キャラクタの表示に代えて、メー
ル交換装置1にゲーム機能を含ませ、ゲームの種類や
量、難易度等をポイントに応じて変更させたり、新たな
キャラクタを表示できるようにしたり、ゲームの主人公
を進化・変身させるようにしても良い。この場合には、
メール交換装置1の適用範囲を広げることができる。
【0082】また、メール用メモリカード110を、パ
スワードを有するようにしたり、メールを複数記憶でき
るようなメモリカードを備えることとしても良い。
【0083】また、メール交換装置1の外形を携帯電話
機の形状として説明したが、メモリカードとのデータの
入出力ができれば、例えば、小型ノートパソコンの形状
や、携帯情報端末の形状等、何れの形状であっても良い
ことはいうまでもない。
【0084】また、上記キャラクタの成長は、キャラク
タとユーザ間のメール交換によって行われることとして
もよい。即ち、メール交換装置1が、差出人をキャラク
タとした「オナカヘッタヨ」等のメールをユーザ宛に自
動的に作成する。次いで、キャラクタからのメールを受
け取ったユーザが、キャラクタ宛に「ダイジョウブ?」
等のメールを入力することによってメール交換を行い、
このメール交換によって、キャラクタを成長させること
としてもよい。この時のキャラクタの成長度は、メール
交換の回数によって変更することとしたり、ユーザが入
力したメールに含まれる、「ファイト!」や「ダイスキ
!」等の特定な言葉に基づいて変更することとしてもよ
い。この場合には、ユーザが、キャラクタとの親近感を
感じながらキャラクタを成長させることができるととも
に、友達同士のメール交換を行わずとも、1個人とし
て、キャラクタとのメール交換を楽しむことができる。
【0085】また、キャラクタからのメールの存在を知
らせる表示を表示部30に設けたり、キャラクタからの
メールがある場合には、強制的に表示部30にメール内
容を表示したり、メロディ等によってキャラクタからの
メールの存在を知らせるといった機能を備えることとし
てもよい。
【0086】さらに、このキャラクタを差出人とするメ
ールを、正月やクリスマス、ユーザ情報格納部51に格
納されるユーザの誕生日等の特定日に、自動的に作成す
ることとしてもよい。この場合には、「オタンジョウビ
オメデトウ!」等の、その特定日に見合った内容のメー
ルを作成することによって、ユーザがキャラクタとの親
近感をより強く感じ、キャラクタとのメール交換をなお
一層楽しむことができる。
【0087】また、ユーザが設定した日付や時間に、こ
のキャラクタを差出人とするメールを自動的に作成する
こととしてもよい。その場合には、視覚的ではあるが、
時計のアラームと同一の機能を有することができるとと
もに、ユーザにとっては、キャラクタからのメールであ
るため、そのアラーム自体に親しみを感じさせることが
できる。
【0088】また、キャラクタの成長度に応じた様々な
表示形態を格納したメモリカードを用意し、このメモリ
カードから表示形態を読み出すことによって、メール交
換装置1本体のみでキャラクタを成長させた場合とは違
ったキャラクタの表示方法を行うこととしてもよい。
【0089】また、メール交換装置1に含ませるゲーム
として、蓄積されたポイントを賭けるポーカーゲームや
スロットマシン、あみだくじ等のゲームを含ませること
としてもよい。図10は、表示部30に表示されたあみ
だくじの画面例であり、同図(a)において1つの選択
肢が選択されると、同図(b)のように結果が表示され
る。さらに、これらのゲームの景品として、上記キャラ
クタの成長度を変化させる景品、例えば「元気になる
薬」や「お腹の減らないパン」等を景品としてもよい。
その場合には、上記キャラクタを成長させる面白みをな
お一層高めることができる。また、これらのゲームを格
納したゲーム専用のメモリカードを用意し、挿入口10
aに装着することによって、メモリカード内からゲーム
を読み出して実行することとしてもよい。さらにその場
合には、景品として、ゲーム専用のメモリカード内に格
納された新たなキャラクタをキャラクタ格納部57に格
納し、新たなキャラクタをメール交換装置1内で表示で
きるようにしてもよい。
【0090】(第2の実施の形態)次に、図11〜図1
3を参照して、第2の実施の形態におけるメール交換装
置2について説明する。
【0091】本第2の実施の形態におけるメール交換装
置2は、第1の実施の形態におけるメール交換装置1と
同一の機能の他、さらに、メロディ(音楽)を作成・出
力することができる装置であり、差出人情報として、作
成したメロディをメールに添付したり、メモリカードを
差し込んでメールを読み出す時に、好きなメロディを出
力することのできる装置である。
【0092】以下、本第2の実施の形態におけるメール
交換装置2について詳細に説明するが、第1の実施の形
態のメール交換装置1と同一の要素には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。また、第1の実施の形態
との相違点を簡明にするため、第2の実施の形態におい
ては、相性判断部43、ポイント格納部55、キャラク
タ格納部57及びポイント用メモリカード120の図示
及び説明を省略する。
【0093】図11は、第2の実施の形態におけるメー
ル交換装置2の外観を示す図である。図11において、
メール交換装置2は、外観上の構成要素として、入力部
20と、表示部30とがあり、入力部20のキー下部2
0aに、音符等の入力に便宜を図るため、各キーに対応
するドレミの音階や曲のテンポ、半音等の表示が施され
ている。また、メール交換装置2は、内部の構成要素と
して図12に示すように、処理部40と、格納部50
と、カードデータ入出力部60と、メロディ出力部70
等から構成される。
【0094】格納部50は、半導体メモリ等によって構
成された、ユーザ情報格納部51と、メール一時格納部
53と、メロディデータ格納部59とによって構成され
ており、ユーザ情報格納部51とメール一時格納部53
は第1の実施の形態におけるメール交換装置1と同一構
成であるため、説明を省略する。
【0095】メロディデータ格納部59は、ROM(Re
ad Only Memory)等によって構成された内蔵曲データ格
納部591と、RAM(Random Access Memory)等によ
って構成された作曲データ格納部593によって構成さ
れている。内蔵曲データ格納部591には、リズミカル
な曲や連続したチャイム音等の、4曲分のメロディに係
るメロディデータが予め格納されている。メロディデー
タとは、曲のテンポを決めるテンポ情報や、ドレミの音
程を決める音階情報、音の長さを決める音符情報等が、
曲の頭から順に記述・構成されているデータのことであ
り、1曲分のメロディデータには、最長10秒間のメロ
ディに係るデータを記述することができる。
【0096】また、作曲データ格納部593は、4曲分
のメロディデータを格納する記憶容量を有し、ユーザに
よって入力部20から作曲・入力されたメロディデータ
を記憶する。尚、メロディデータ格納部59の記憶容量
に応じて、格納できるメロディデータの曲数や曲の長さ
が変更できることはいうまでもない。
【0097】メロディ出力部70は、入力されるメロデ
ィデータを音信号に変換する信号変換部や、変換された
音信号に基づいて音を出力するスピーカ等によって構成
されており、内蔵曲データ格納部591や作曲データ格
納部593に格納されたメロディデータの他、後述する
メール読出処理においてメール用メモリカード110内
から読み出されたメロディデータが入力される。
【0098】尚、メロディデータにおいては、同一の短
音を複数連続して入力することによって、1つの長音を
出力することとしてもよい。即ち、例えば、全ての音符
を8分音符で記述することとして、4分音符の音を入力
したい場合には、8分音符の同一音を2つ連続して記述
することとする。そして、メロディ出力部70が、音と
音の間隔を、人間の耳に聞き取れない間隔で出力するこ
とによって、4分音符の音を出力するよう構成してもよ
い。
【0099】次に、メール交換装置2の動作について説
明する。図12は、第2の実施の形態におけるメール書
込処理において、各機能ブロック間のデータ及び指示信
号のフローを示す図である。
【0100】図12において、まず、ユーザによって、
入力部20からメールの内容、宛先が入力され、さらに
添付するメロディデータがメロディデータ格納部59内
から指示選択される。次いで、制御処理部41は、入力
されたメールの内容、宛先、メロディデータの選択情報
等をメール一時格納部53に一時的に格納する。
【0101】次いで、入力部20からメール用メモリカ
ード110に書き込む旨の指示入力がなされると、制御
処理部41は、差出人情報として、ユーザ情報格納部5
1に格納された氏名、生年月日、メール作成日時と、メ
ロディデータ格納部59内から選択されたメロディデー
タとを読み出して、メール一時格納部53に格納された
メールに添付する。そして、制御処理部41は、カード
データ入出力部60を介して、メール用メモリカード1
10のメール格納部111に書き込む。以上がメール書
込処理である。
【0102】図13は、第2の実施の形態におけるメー
ル読出処理において、各機能ブロック間のデータ及び指
示信号のフローを示す図である。図12において、制御
処理部41は、まず、挿入口10aに装着されたメール
用メモリカード110のメール格納部111に格納され
たメールが、未だ読み出していないメールか否かを判定
する。
【0103】未読み出しのメールであった場合には、制
御処理部41は、メール格納部111に格納されたメー
ルを読み出してメール一時格納部53に出力して表示部
30に表示させるとともに、読み出したメールにメロデ
ィデータが添付されているか否かを判定する。そして、
メロディデータが添付されていた場合には、制御処理部
41は、当該メロディデータをメロディ出力部70に出
力して、メロディ(音楽)を出力させる。以上がメール
読出処理である。
【0104】なお、メール読出処理において、メロディ
データがメールに添付されていなかった場合には、メロ
ディデータ格納部59内から、予め選択されたメロディ
を出力するよう設定することとしてもよく、また、友達
の氏名に応じたメロディを予め設定しておき、当該友人
(差出人)からのメールを読み出す際に、対応するメロ
ディを出力することとしてもよい。また、出力するメロ
ディが予め設定されていた場合であっても、メールにメ
ロディデータが添付されていた場合には、添付されたメ
ロディデータを優先的に読み出して、奏でることとして
もよい。
【0105】以上のように、第2の実施の形態における
メール交換装置2は、メロディを作成・出力することが
できる他、差出人情報として、作成したメロディをメー
ルに添付したり、メールを読み出す際に、添付されたメ
ロディを出力することができる。
【0106】したがって、メロディを作成する楽しさ
や、メールを読み出す時の楽しみを増加させることがで
きるとともに、未読み出しのメールか否かを即座に判断
することができる。また、メール読み出し時に、差出人
に応じたメロディを出力するよう設定することにより、
誰からのメールかを即座に判断することが可能となる。
【0107】なお、本第2の実施の形態において、メー
ル用メモリカード110から読み出したメロディデータ
は、メロディ出力部70によってメロディ(音楽)とし
て出力されることとして説明したが、作曲データ格納部
593に格納されることとしてもよい。その場合には、
メール用メモリカード110がなくとも、友達の作曲し
たメロディをメール交換装置2内に取り込んで、メール
交換装置2本体のみで楽しむことができる。
【0108】また、メールに添付されたメロディデータ
は、メールが未読み出しの場合にのみ読み出されて奏で
られることとして説明したが、挿入口10aにメール用
メモリカード110が装着された場合には、メールが未
読み出しか否かに関わらず、随時読み出してメロディと
して出力することとしてもよい。
【0109】また、メール交換装置2は、メロディデー
タ格納部59に格納されたメロディデータの内、ユーザ
によって選択されたメロディデータをキャラクタ格納部
57に格納された各キャラクタに対応づけて記憶し、各
キャラクタ毎のテーマ曲として設定・出力できるよう構
成してもよい。
【0110】また、第1の実施の形態のメール交換装置
1と同様に、メール交換装置2にゲーム機能を含ませた
り、ゲーム専用のメモリカードを用意することとしても
よく、また、ゲームの景品として、メール交換装置2内
に、新たなキャラクタを格納・表示できるようにしても
よい。さらにこの場合に、キャラクタに対応するメロデ
ィも、ゲームの景品として取得できるようにしてもよ
い。
【0111】また、メール交換装置2は、差出人情報と
して、メロディをメールに添付することとして説明した
が、キャラクタ格納部57に格納されたキャラクタや、
上記ゲーム機能によって取得したキャラクタを差出人情
報としてメールに添付し、メールを読み出す時に、添付
されたキャラクタを表示することとしてもよい。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、メモリカードを用いた
メール交換が行えるため、安価なメール交換装置を実現
することができ、また、メモリカードへのメールの書き
込み及び読み出しは、メモリカードを挿入口に挿入して
行うため、電子メールのように複雑な手順による操作で
なく、子供であっても容易な操作で実現することができ
る。また、メモリカードを用いたメール交換を行うこと
により、メール交換装置のサイズを容易に小型化するこ
とができるため、携帯性に優れたメール交換装置を実現
することができる。
【0113】また、メールの読み出し指示を行わずと
も、メモリカードが挿入口に挿入された時点で、未だ読
み出していないメールが自動的に読み出されるため、な
お一層の簡便な操作性を実現することができる。
【0114】また、メモリカードにメールが蓄積的に書
き込まれることがないため、メモリカードの容量を節約
することができるとともに、記憶容量の少ないメモリカ
ードを用いることで、安価なメール交換装置を実現する
ことができる。
【0115】また、メールと併せて、差出人情報の書き
込みと、読み出しを行うことができるため、例えば差出
人の似顔絵を差出人情報とすることによって差出人の判
別を容易に行うことができ、また、差出人の生年月日等
を差出人情報とすることによってメール交換装置の利用
者の付随情報を、メール受取人が画一的に取得すること
ができる。
【0116】また、差出人情報として音楽データ(メロ
ディデータ)が書き込まれるため、メール読み出し時
に、当該音楽データを読み出してメロディとして出力す
ることによって、メールを読み出す際の楽しみを増加さ
せることができる。
【0117】また、メール交換装置を使用することによ
って貯めたポイントに応じて、新たなキャラクタを表示
させることができ、またゲームを行うことによってこの
ポイントを増やすことができるため、メールの利用意欲
を誘引させ、メールを使う楽しさを与えることができ
る。
【0118】また、差出人情報としてキャラクタが書き
込まれるため、メール読み出し時に、当該キャラクタを
表示することによって、メールを読み出す際の楽しみを
増加させることができる。
【0119】また、ポイント記憶手段に記憶されたポイ
ントと、ポイント用メモリカードに記憶されたポイント
とを互いに譲渡させることができるため、他のメール交
換装置を有するユーザにポイントをプレゼントすること
ができ、メール交換装置の利用の幅を広げることができ
る。
【0120】また、キャラクタ自体は、キャラクタ記憶
手段に記憶され、ポイント用メモリカードには購入状況
が記憶されるため、ポイント用メモリカードの記憶容量
を節約することができ、ポイント用メモリカードを安価
に実現することができる。また、ポイント用メモリカー
ドの購入状況が購入済みを示していれば、当該ポイント
用メモリカードを、他のメール交換装置を有するユーザ
に貸与することにより、互いに同一のキャラクタの表示
を可とすることができ、これにより、同一のキャラクタ
を表示させることができるため、メール交換装置の利用
性を向上させることができる。
【0121】また、キャラクタが成長して表示形態が種
々変更したり、そのキャラクタの成長度がメール交換や
ゲームによって変更されたり、音を出力することができ
るため、ユーザの趣向に合わせたメール交換装置を実現
することができ、メール交換装置の適用範囲を広げるこ
とができる。
【0122】また、各キャラクタ毎のテーマ曲として設
定・出力することができ、メール交換装置の楽しみ方の
幅を広げることができる。
【0123】また、例えば、クリスマスやユーザの誕生
日等に自動的にメールを作成して、ユーザにキャラクタ
との親近感を感じさせることができる。また、ユーザに
よって指定された日時に自動的にメールを作成すること
として、時計のアラームの様な機能を付加することも可
能である。
【0124】また、メール交換装置の外形を携帯電話機
型としたため、子供に対して、本物の携帯電話を使用し
ている疑似体験を抱かせることができ、購買意欲及び使
用欲求を促す作用を生じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、第1の実施の形態におけるメール交
換装置1の外観を示す図である。(b)は、メモリカー
ド100の外観を示す図である。
【図2】メール交換装置1と、メール用メモリカード1
10と、ポイント用メモリカード120との機能ブロッ
ク構成図である。
【図3】(a)は、キャラクタ格納部57に格納される
キャラクタ格納テーブル57aのテーブル構造を示す図
である。(b)は、購入テーブル格納部123に格納さ
れるキャラクタ購入テーブル123aのテーブル構造を
示す図である。
【図4】キャラクタ格納テーブル57aに格納されたキ
ャラクタの表示例を、各キャラクタを表示可とするため
に要するポイントと共に示す図である。
【図5】第1の実施の形態におけるメール書込処理にお
いて、各機能ブロック間のデータ及び指示信号のフロー
を示す図である。
【図6】第1の実施の形態におけるメール読出処理にお
いて、各機能ブロック間のデータ及び指示信号のフロー
を示す図である。
【図7】第1の実施の形態におけるポイント譲渡処理に
おいて、各機能ブロック間のデータ及び指示信号のフロ
ーを示す図である。
【図8】第1の実施の形態におけるキャラクタ購入処理
において、キャラクタを購入するステップに係る各機能
ブロック間のデータ及び指示信号のフローを示す図であ
る。
【図9】第1の実施の形態におけるキャラクタ購入処理
において、購入したキャラクタを表示するステップに係
るキャラクタを購入するステップに係る各機能ブロック
間のデータ及び指示信号のフローを示す図である。
【図10】第1の実施の形態において表示部30に表示
されたあみだくじゲームの画面例。
【図11】第2の実施の形態におけるメール交換装置2
の外観を示す図。
【図12】第2の実施の形態におけるメール書込処理に
おいて、各機能ブロック間のデータ及び指示信号のフロ
ーを示す図。
【図13】第2の実施の形態におけるメール読出処理に
おいて、各機能ブロック間のデータ及び指示信号のフロ
ーを示す図。
【符号の説明】
1、2 メール交換装置 20 入力部 30 表示部 40 処理部 41 制御処理部 43 相性判断部 50 格納部 51 ユーザ情報格納部 53 メール一時格納部 55 ポイント格納部 57 キャラクタ格納部 59 メロディデータ格納部 591 内蔵曲データ格納部 593 作曲データ格納部 60 カードデータ入出力部 70 メロディ出力部 110 メール用メモリカード 111 メール格納部 120 ポイント用メモリカード 121 カード用ポイント格納部 123 購入テーブル格納部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリカードを挿抜する挿入口と、 前記挿入口に挿入されたメモリカードに、メールを書き
    込む書込手段と、 前記挿入口に挿入され、メールの書き込まれたメモリカ
    ードから、メールを読み出す読出手段と、 を備え、前記読出手段は、未だ読み出していないメール
    が書き込まれたメモリカードが前記挿入口に挿入された
    場合には、該挿入時に当該メールを自動的に読み出し、
    既に読み出し済みのメールが書き込まれたメモリカード
    が前記挿入口に挿入された場合には、当該メールの自動
    的な読み出しを行わないことを特徴とするメール交換装
    置。
  2. 【請求項2】メモリカードを挿抜する挿入口と、 前記挿入口に挿入されたメモリカードに、メールを書き
    込む書込手段と、 前記挿入口に挿入され、メールの書き込まれたメモリカ
    ードから、メールを読み出す読出手段と、 を備え、前記書込手段は、前記挿入口に挿入されたメモ
    リカードにメールが書き込まれていた場合には、当該メ
    ールを削除して新たなメールを書き込むことを特徴とす
    るメール交換装置。
  3. 【請求項3】前記書込手段は、前記挿入口に挿入された
    メモリカードにメールが書き込まれていた場合には、当
    該メールを削除して新たなメールを書き込むことを特徴
    とする請求項1記載のメール交換装置。
  4. 【請求項4】メモリカードを挿抜する挿入口と、 前記挿入口に挿入されたメモリカードに、メールを書き
    込む書込手段と、 前記挿入口に挿入され、メールの書き込まれたメモリカ
    ードから、メールを読み出す読出手段と、 を備え、 前記書込手段は、前記メモリカードにメールを書き込む
    際に、さらに差出人情報を書き込み、 前記読出手段は、前記メモリカードからメールを読み出
    す際に、さらに差出人情報を読み出すことを特徴とする
    メール交換装置。
  5. 【請求項5】前記書込手段は、前記メモリカードにメー
    ルを書き込む際に、さらに差出人情報を書き込み、 前記読出手段は、前記メモリカードからメールを読み出
    す際に、さらに差出人情報を読み出すことを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載のメール交換装置。
  6. 【請求項6】前記書込手段は、前記メモリカードに、前
    記差出人情報としてさらに音楽データを書き込むことを
    特徴とする請求項5記載のメール交換装置。
  7. 【請求項7】前記読出手段が前記メモリカードからメー
    ルを読み出す際に所定のポイントを加算して記憶するポ
    イント記憶手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1から6のいずれかに記載のメール交換装置。
  8. 【請求項8】前記読出手段が前記メモリカードからメー
    ルを読み出す際に、予め設定されたユーザ情報と前記差
    出人情報に基づいて相性を判定し、当該相性に基づいて
    ポイントを決定するポイント決定手段と、 前記ポイント決定手段により決定されたポイントを加算
    して記憶するポイント記憶手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1から6のいず
    れかに記載のメール交換装置。
  9. 【請求項9】メモリカードを挿抜する挿入口と、 前記挿入口に挿入されたメモリカードに、メールを書き
    込む書込手段と、 前記挿入口に挿入され、メールの書き込まれたメモリカ
    ードから、メールを読み出す読出手段と、 前記読出手段が前記メモリカードからメールを読み出す
    際に、予め設定されたユーザ情報と前記差出人情報に基
    づいて相性を判定し、当該相性に基づいてポイントを決
    定するポイント決定手段と、 前記ポイント決定手段により決定されたポイントを加算
    して記憶するポイント記憶手段と、 を備えたことを特徴とするメール交換装置。
  10. 【請求項10】メモリカードを挿抜する挿入口と、 前記挿入口に挿入されたメモリカードに、メールを書き
    込む書込手段と、 前記挿入口に挿入され、メールの書き込まれたメモリカ
    ードから、メールを読み出す読出手段と、 前記読出手段が前記メモリカードからメールを読み出す
    際に所定のポイントを加算して記憶するポイント記憶手
    段と、 を備えたことを特徴とするメール交換装置。
  11. 【請求項11】ゲームを行って、勝ちと判定した場合に
    は所定のポイントを前記ポイント記憶手段に追加記憶す
    るゲーム手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7
    から10のいずれかに記載のメール交換装置。
  12. 【請求項12】複数のキャラクタを記憶するキャラクタ
    記憶手段と、 前記ポイント記憶手段に記憶されたポイントに応じたキ
    ャラクタを選択し、前記キャラクタ記憶手段から読み出
    して表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする請求項7、8、9、11のい
    ずれかに記載のメール交換装置。
  13. 【請求項13】前記書込手段は、前記メモリカードに、
    前記差出人情報としてさらに前記キャラクタ記憶手段に
    記憶されたキャラクタを書き込むことを特徴とする請求
    項12記載のメール交換装置。
  14. 【請求項14】前記挿入口に挿入されたポイント用メモ
    リカードに記憶されたポイントと、前記ポイント記憶手
    段に記憶されたポイントとを相互に譲渡させるポイント
    譲渡手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7から
    13のいずれかに記載のメール交換装置。
  15. 【請求項15】前記ポイント記憶手段に記憶されたポイ
    ント、又は、ポイント用メモリカードに記憶されたポイ
    ントと引き換えに前記キャラクタを購入し、当該キャラ
    クタの購入状況を前記ポイント用メモリカードに記憶さ
    せる購入手段をさらに備え、 前記表示手段は、前記ポイント用メモリカードに記憶さ
    れた購入済みのキャラクタを前記キャラクタ記憶手段か
    ら読み出して表示することを特徴とする請求項14記載
    のメール交換装置。
  16. 【請求項16】前記ポイント記憶手段に記憶されたポイ
    ント、又は、前記ポイント用メモリカードに記憶された
    ポイントに応じて、前記キャラクタ記憶手段に記憶され
    たキャラクタを成長させる成長処理手段をさらに備え、 前記キャラクタ記憶手段は、さらに、前記成長処理手段
    によって成長した前記キャラクタの成長度、及び当該成
    長度に対応したキャラクタの表示形態を記憶し、 前記表示手段は、前記キャラクタ記憶手段に記憶された
    表示形態に従ってキャラクタを表示することを特徴とす
    る請求項12から15のいずれかに記載のメール交換装
    置。
  17. 【請求項17】前記キャラクタ記憶手段は、記憶してい
    るキャラクタに対応づけて、前記キャラクタの成長度
    と、当該成長度に対応したキャラクタの表示形態をさら
    に記憶し、 前記ポイント記憶手段に記憶されたポイント、又は、前
    記ポイント用メモリカードに記憶されたポイントに応じ
    て、前記キャラクタ記憶手段に記憶された、対応するキ
    ャラクタの成長度を変更する成長処理手段をさらに備
    え、 前記キャラクタ記憶手段に記憶された前記キャラクタの
    表示形態に従って、前記表示手段によりキャラクタが表
    示されることを特徴とする請求項12から16のいずれ
    かに記載のメール交換装置。
  18. 【請求項18】前記キャラクタ記憶手段は、記憶してい
    るキャラクタに対応づけて、前記キャラクタの成長度
    と、当該成長度に対応したキャラクタの表示形態をさら
    に記憶し、 前記キャラクタ記憶手段に記憶されたキャラクタを差出
    人としたメールを自動的に作成するメール作成手段と、 宛先人を前記キャラクタとしたメールに基づいて、前記
    キャラクタ記憶手段に記憶された、対応するキャラクタ
    の成長度を変更するメール成長手段と、 をさらに備え、前記キャラクタ記憶手段に記憶された前
    記キャラクタの表示形態に従って、前記表示手段により
    キャラクタが表示されることを特徴とする請求項12か
    ら17のいずれかに記載のメール交換装置。
  19. 【請求項19】前記ゲーム手段は、勝ちと判定した場合
    に、前記キャラクタ記憶手段に記憶されたキャラクタの
    成長度を変更することを特徴とする請求項16から18
    のいずれかに記載のメール交換装置。
  20. 【請求項20】前記キャラクタ記憶手段に記憶されたキ
    ャラクタに対応する音を出力する音出力手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項12から19のいずれかに
    記載のメール交換装置。
  21. 【請求項21】音楽データを記憶する音楽データ記憶手
    段と、 前記音楽データ記憶手段に記憶された音楽データと、前
    記キャラクタ記憶手段に記憶されたキャラクタとを対応
    づける対応付手段とをさらに備え、 前記音出力手段は、前記対応付手段によって対応づけら
    れた音楽データに基づいて、前記キャラクタ記憶手段に
    記憶されたキャラクタに対応する音を出力することを特
    徴とする請求項20記載のメール交換装置。
  22. 【請求項22】前記キャラクタ記憶手段に記憶されたキ
    ャラクタを差出人としたメールを、所定日時に自動的に
    作成する日時特定メール作成手段をさらに備えたことを
    特徴とする請求項12から21のいずれかに記載のメー
    ル交換装置。
  23. 【請求項23】メモリカードを挿抜する挿入口と、 前記挿入口に挿入されたメモリカードに、メールを書き
    込む書込手段と、 前記挿入口に挿入され、メールの書き込まれたメモリカ
    ードから、メールを読み出す読出手段と、 を備え、外形が携帯電話機の形状をしていることを特徴
    とするメール交換装置。
  24. 【請求項24】前記メール交換装置の外形は、携帯電話
    機の形状をしていることを特徴とする請求項1から22
    のいずれかに記載のメール交換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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