JP2001197066A - トラヒック測定方法及び装置 - Google Patents
トラヒック測定方法及び装置Info
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- JP2001197066A JP2001197066A JP2000001120A JP2000001120A JP2001197066A JP 2001197066 A JP2001197066 A JP 2001197066A JP 2000001120 A JP2000001120 A JP 2000001120A JP 2000001120 A JP2000001120 A JP 2000001120A JP 2001197066 A JP2001197066 A JP 2001197066A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多様な通信形態の各ケースについて柔軟に必
要な測定項目を設定し、設定した測定項目に対応した情
報のみをネットワークから取得してトラヒックを測定す
ること。 【解決手段】 CPUのメモリにキーボートから必要な
測定内容(項目)を予め設定しておき、CPUは、受信
装置で受信したデータユニットより前記設定内容対応の
必要な情報を取得し、取得した情報を前記設定内容と比
較して検査し、検査を通った情報を統計処理し、統計処
理結果をI/Oインタフェースを介してモニタに表示す
ることにより、多様な通信形態の各ケースについて柔軟
に必要な測定内容を設定し、設定した測定内容に対応し
た情報のみを取得してトラヒックを測定することができ
る。
要な測定項目を設定し、設定した測定項目に対応した情
報のみをネットワークから取得してトラヒックを測定す
ること。 【解決手段】 CPUのメモリにキーボートから必要な
測定内容(項目)を予め設定しておき、CPUは、受信
装置で受信したデータユニットより前記設定内容対応の
必要な情報を取得し、取得した情報を前記設定内容と比
較して検査し、検査を通った情報を統計処理し、統計処
理結果をI/Oインタフェースを介してモニタに表示す
ることにより、多様な通信形態の各ケースについて柔軟
に必要な測定内容を設定し、設定した測定内容に対応し
た情報のみを取得してトラヒックを測定することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット網やAT
M(Asynchronous Transfer Mode)網における通信トラ
ヒックを測定するトラヒック測定方法及び装置に関す
る。
M(Asynchronous Transfer Mode)網における通信トラ
ヒックを測定するトラヒック測定方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信トラヒック(以降単にトラヒックと
称する)を測定するための態様は2種類に大別される。
1つはエンドシステム、交換機、ルータ等のネットワー
ク装置によるものであり、もう1つは外付けのトラヒッ
ク測定装置によるものである。いずれの場合も、トラヒ
ックの測定項目等は、交換機のソフトウェアや外付けの
トラヒック測定装置に予め備えつけられた固定的なもの
になっている。
称する)を測定するための態様は2種類に大別される。
1つはエンドシステム、交換機、ルータ等のネットワー
ク装置によるものであり、もう1つは外付けのトラヒッ
ク測定装置によるものである。いずれの場合も、トラヒ
ックの測定項目等は、交換機のソフトウェアや外付けの
トラヒック測定装置に予め備えつけられた固定的なもの
になっている。
【0003】もっとも、エンドシステムのアプリケーシ
ョン上でトラヒックを測定するような場合は、アプリケ
ーションプログラムを変えることによって測定項目等を
ある程度は柔軟に変更できるが、この場合に測定される
のは網内のトラヒックではなく、同エンドシステムが送
受するトラヒックに限定される。また、通常の外付けト
ラヒック装置は、エンドホストアドレス(及びポート番
号を加えたエンドポイントアドレス)を単位とする測定
(原始データ測定)を行い、各測定項目は、これを組み
合わせる事で実現する。
ョン上でトラヒックを測定するような場合は、アプリケ
ーションプログラムを変えることによって測定項目等を
ある程度は柔軟に変更できるが、この場合に測定される
のは網内のトラヒックではなく、同エンドシステムが送
受するトラヒックに限定される。また、通常の外付けト
ラヒック装置は、エンドホストアドレス(及びポート番
号を加えたエンドポイントアドレス)を単位とする測定
(原始データ測定)を行い、各測定項目は、これを組み
合わせる事で実現する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、インターネット
やATM網では、音声等の単一の利用形態だけでなく多
様な通信が実現されており、網の効率的利用のためにこ
の多様なトラヒックを把握したいというニ−ズがある。
ところが、網内のトラヒックを測定したい場合、既存の
測定方法では測定項目等が固定的であるため、多様なト
ラヒック測定条件等の組み合わせを網羅する形で測定し
ない限りは、多様な通信形態の各ケースについて有効な
トラヒック測定を行うことは困難である。
やATM網では、音声等の単一の利用形態だけでなく多
様な通信が実現されており、網の効率的利用のためにこ
の多様なトラヒックを把握したいというニ−ズがある。
ところが、網内のトラヒックを測定したい場合、既存の
測定方法では測定項目等が固定的であるため、多様なト
ラヒック測定条件等の組み合わせを網羅する形で測定し
ない限りは、多様な通信形態の各ケースについて有効な
トラヒック測定を行うことは困難である。
【0005】しかしながら、上記した全ての組み合わせ
に対応することは、測定システムのプロセッサ能力、メ
モリ量から考えて実際には不可能である。また、必要以
上に細かい単位の原始データ測定に基づく測定は、大規
模網に対しては有効でなく、必要な情報のみを取得して
計測することで大規模網に対応することが要請されてい
る。
に対応することは、測定システムのプロセッサ能力、メ
モリ量から考えて実際には不可能である。また、必要以
上に細かい単位の原始データ測定に基づく測定は、大規
模網に対しては有効でなく、必要な情報のみを取得して
計測することで大規模網に対応することが要請されてい
る。
【0006】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、多様な通信形態
の各ケースについて柔軟に必要な測定内容を設定して有
効なトラヒック測定を行うことができるトラヒック測定
方法及び装置を提供することである。
るためになされたもので、その目的は、多様な通信形態
の各ケースについて柔軟に必要な測定内容を設定して有
効なトラヒック測定を行うことができるトラヒック測定
方法及び装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の特徴は、パケット網或いはATM
(非同期転送モード)網のトラヒックを測定するトラヒ
ック測定方法において、測定する内容を設定し、設定し
た内容に応じて取得情報を変化させて取得し、取得情報
を統計処理して、目的の測定内容を算出することにあ
る。
に、請求項1の発明の特徴は、パケット網或いはATM
(非同期転送モード)網のトラヒックを測定するトラヒ
ック測定方法において、測定する内容を設定し、設定し
た内容に応じて取得情報を変化させて取得し、取得情報
を統計処理して、目的の測定内容を算出することにあ
る。
【0008】請求項2の発明の特徴は、請求項1に記載
のトラヒック測定方法において、前記取得情報は、AT
Mへッダ、IPヘッダ、TCP(Transmission Control
Protocol )/UDP(User Datagram Protocol)へッ
ダ内の情報或いはその組合わであることにある。
のトラヒック測定方法において、前記取得情報は、AT
Mへッダ、IPヘッダ、TCP(Transmission Control
Protocol )/UDP(User Datagram Protocol)へッ
ダ内の情報或いはその組合わであることにある。
【0009】請求項3の発明の特徴は、請求項1に記載
のトラヒック測定方法において、前記測定する内容は、
ATMへッダ、IPへッダ、TCP/UDPへッダ内の
情報又はその組合わせで表現されることにある。
のトラヒック測定方法において、前記測定する内容は、
ATMへッダ、IPへッダ、TCP/UDPへッダ内の
情報又はその組合わせで表現されることにある。
【0010】請求項4の発明の特徴は、ネットワークの
トラヒックを測定するための測定内容を予め設定する設
定手段と、前記ネットワークからデータを受信する受信
手段と、前記設定手段で設定された測定内容に対応する
必要な情報を前記受信手段で受信したデータから取得す
る情報取得手段と、前記情報取得手段により取得した情
報を前記設定手段で設定された測定内容と比較して検査
する検査手段と、前記検査手段の検査を通った情報を統
計処理して測定結果を得る統計処理手段とを具備するこ
とにある。
トラヒックを測定するための測定内容を予め設定する設
定手段と、前記ネットワークからデータを受信する受信
手段と、前記設定手段で設定された測定内容に対応する
必要な情報を前記受信手段で受信したデータから取得す
る情報取得手段と、前記情報取得手段により取得した情
報を前記設定手段で設定された測定内容と比較して検査
する検査手段と、前記検査手段の検査を通った情報を統
計処理して測定結果を得る統計処理手段とを具備するこ
とにある。
【0011】請求項5の発明の特徴は、請求項4に記載
のトラヒック測定装置において、前記情報取得手段は、
取得する情報を前記受信手段に指示し、前記受信手段は
受信データの中から指示された情報のみを前記情報取得
手段に送ることにある。
のトラヒック測定装置において、前記情報取得手段は、
取得する情報を前記受信手段に指示し、前記受信手段は
受信データの中から指示された情報のみを前記情報取得
手段に送ることにある。
【0012】請求項6の発明の特徴は、ネットワークの
トラヒックを測定するための測定内容を予め設定する設
定手段と、情報を統計処理して測定結果を得る統計処理
手段と、前記設定手段で設定された測定内容に対応する
必要な情報を取得するための指示を出す指示手段と、前
記ネットワークからデータを受信し、受信データの中か
ら前記指示手段により指示された情報のみを取得し、且
つ取得した情報を前記設定手段で設定された測定内容と
比較して検査し、この検査に通った情報のみを前記統計
処理手段に送る受信手段と、前記統計処理手段によって
算出された測定結果を出力する出力手段とを具備するこ
とにある。
トラヒックを測定するための測定内容を予め設定する設
定手段と、情報を統計処理して測定結果を得る統計処理
手段と、前記設定手段で設定された測定内容に対応する
必要な情報を取得するための指示を出す指示手段と、前
記ネットワークからデータを受信し、受信データの中か
ら前記指示手段により指示された情報のみを取得し、且
つ取得した情報を前記設定手段で設定された測定内容と
比較して検査し、この検査に通った情報のみを前記統計
処理手段に送る受信手段と、前記統計処理手段によって
算出された測定結果を出力する出力手段とを具備するこ
とにある。
【0013】請求項7の発明の特徴は、請求項4乃至6
いずれかに記載のトラヒック測定装置において、前記設
定手段は、前記ネットワークを介した通信形態に応じて
ユーザにより適宜選択される測定内容を設定することに
ある。
いずれかに記載のトラヒック測定装置において、前記設
定手段は、前記ネットワークを介した通信形態に応じて
ユーザにより適宜選択される測定内容を設定することに
ある。
【0014】請求項8の発明の特徴は、請求項4乃至7
いずれかに記載のトラヒック測定装置において、前記ネ
ットワークは、パケット網或いはATM網であることに
ある。
いずれかに記載のトラヒック測定装置において、前記ネ
ットワークは、パケット網或いはATM網であることに
ある。
【0015】上記した発明によれば、ネットワークの種
類やネットワークを用いた通信形態に応じて、トラヒッ
ク測定のために必要な情報を得るための測定内容(項
目)をユーザが適宜選択して設定することができる。こ
れにより、ネットワークから受信したデータユニットか
ら上記設定した測定内容に従った必要情報のみを取得す
ることができ、この取得情報を統計処理して有効なトラ
ヒック測定を行うことができる。
類やネットワークを用いた通信形態に応じて、トラヒッ
ク測定のために必要な情報を得るための測定内容(項
目)をユーザが適宜選択して設定することができる。こ
れにより、ネットワークから受信したデータユニットか
ら上記設定した測定内容に従った必要情報のみを取得す
ることができ、この取得情報を統計処理して有効なトラ
ヒック測定を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明のトラヒック測定
装置の一実施形態に係る構成を示したブロック図であ
る。トラヒック測定装置は、測定対象ネットワーク50
からデータユニットを受信する受信装置102、トラッ
ヒック測定の動作を制御するCPU103、カウンタ等
のメモリ領域を設定したり、或いは測定データや設定さ
れた測定内容などを格納するメモリ104、モニタ10
6及びキーボート107にデータを入出力するI/Oイ
ンタフェース105を本体101に有し、この本体10
1に測定内容や測定結果を画面に表示するCRT等のモ
ニタ106及び設定する測定内容などを指示するキーボ
ード107を接続する構成を有している。
に基づいて説明する。図1は、本発明のトラヒック測定
装置の一実施形態に係る構成を示したブロック図であ
る。トラヒック測定装置は、測定対象ネットワーク50
からデータユニットを受信する受信装置102、トラッ
ヒック測定の動作を制御するCPU103、カウンタ等
のメモリ領域を設定したり、或いは測定データや設定さ
れた測定内容などを格納するメモリ104、モニタ10
6及びキーボート107にデータを入出力するI/Oイ
ンタフェース105を本体101に有し、この本体10
1に測定内容や測定結果を画面に表示するCRT等のモ
ニタ106及び設定する測定内容などを指示するキーボ
ード107を接続する構成を有している。
【0017】次に本実施の形態の動作について図3に示
したトラヒック測定方法のフローチャートを参照して説
明する。測定対象ネットワーク50として、ATM上の
IPの場合を例示する。ユーザは、トラヒック測定装置
のモニタ106の画面上で、キーボード107により測
定内容を設定する(ステップ301)。設定された測定
内容は、CPU103内のメモリ104に格納される。
したトラヒック測定方法のフローチャートを参照して説
明する。測定対象ネットワーク50として、ATM上の
IPの場合を例示する。ユーザは、トラヒック測定装置
のモニタ106の画面上で、キーボード107により測
定内容を設定する(ステップ301)。設定された測定
内容は、CPU103内のメモリ104に格納される。
【0018】測定内容は、(a)VPI(仮想バス識別
子)/VCI(仮想チャネル識別子)毎のセル数、
(b)クラスBの発ネットワークアドレス「x」を有す
るIPパケット数、(c)ある発ホストアドレスを有す
るIPパケットの着アドレスリスト、(d)TCPのS
YNパケット数、(e)あるVP内のポート番号別トラ
ヒック等である。
子)/VCI(仮想チャネル識別子)毎のセル数、
(b)クラスBの発ネットワークアドレス「x」を有す
るIPパケット数、(c)ある発ホストアドレスを有す
るIPパケットの着アドレスリスト、(d)TCPのS
YNパケット数、(e)あるVP内のポート番号別トラ
ヒック等である。
【0019】これらの測定内容に合わせて、CPU10
3は、カウンタ等のメモリ領域をメモリ104上に確保
して、初期化する(ステップ302)。例えば測定項目
が(a)であれば、予め定められたVPI/VCIの最
大組み合わせ数に対応する数のカウンタを用意し、図2
に示すように、VPI/VCI値を振っておく。或い
は、新たなVPI/VCI値を有するセルが来る毎に当
該VPI/VCI値を振ったカウンタを加える。測定項
目が(b)のみが設定される場合は、カウンタは1つだ
け用意される。
3は、カウンタ等のメモリ領域をメモリ104上に確保
して、初期化する(ステップ302)。例えば測定項目
が(a)であれば、予め定められたVPI/VCIの最
大組み合わせ数に対応する数のカウンタを用意し、図2
に示すように、VPI/VCI値を振っておく。或い
は、新たなVPI/VCI値を有するセルが来る毎に当
該VPI/VCI値を振ったカウンタを加える。測定項
目が(b)のみが設定される場合は、カウンタは1つだ
け用意される。
【0020】測定対象ネットワークから取り込まれたデ
ータユニット(本実施形態では、IPを分割収容したセ
ル)は、受信装置102において、物理レイヤの処理等
を行う(ステップ303)。その後、CPU103にお
いて、メモリ104に格納された予め与えられたデータ
フォーマットに基づき、必要な情報を取得する(ステッ
プ304)。
ータユニット(本実施形態では、IPを分割収容したセ
ル)は、受信装置102において、物理レイヤの処理等
を行う(ステップ303)。その後、CPU103にお
いて、メモリ104に格納された予め与えられたデータ
フォーマットに基づき、必要な情報を取得する(ステッ
プ304)。
【0021】例えば、測定項目が(a)であれば、AT
Mセルヘッダ内のVPI/VCI領域の値、(b)であ
れば、IPへッダ内の発アドレス領域の3ビット目から
16ビット目の領域の値等である。(c)であれば、I
Pへッダ内の発着アドレス領域の値である。
Mセルヘッダ内のVPI/VCI領域の値、(b)であ
れば、IPへッダ内の発アドレス領域の3ビット目から
16ビット目の領域の値等である。(c)であれば、I
Pへッダ内の発着アドレス領域の値である。
【0022】これらの情報をCPU103は取得し、予
めメモリ104に設定された測定内容と比較して検査す
る(ステップ305)。例えば、測定項目(b)では、
取得したクラスBの発ネットワークアドレスが、測定項
目設定時に指定され、メモリ104に記憶された「x」
と等しいか否かの検査を行う。等しければパケット数を
1加算する。同様に測定項目(a)であれば、VPI、
VCI値をチェックし、該当するカウンタ(図2)の値
を1加算する。
めメモリ104に設定された測定内容と比較して検査す
る(ステップ305)。例えば、測定項目(b)では、
取得したクラスBの発ネットワークアドレスが、測定項
目設定時に指定され、メモリ104に記憶された「x」
と等しいか否かの検査を行う。等しければパケット数を
1加算する。同様に測定項目(a)であれば、VPI、
VCI値をチェックし、該当するカウンタ(図2)の値
を1加算する。
【0023】更に、必要に応じて、測定周期の終了時点
で、「測定時間長で割って、単位時間あたりに正規化す
る」などの統計処理をして測定結果を得る(ステップ3
06)。この統計処理後、当該測定結果は、I/Oイン
タフェース105を介し、モニタ106の画面に表示す
る(ステップ307)。
で、「測定時間長で割って、単位時間あたりに正規化す
る」などの統計処理をして測定結果を得る(ステップ3
06)。この統計処理後、当該測定結果は、I/Oイン
タフェース105を介し、モニタ106の画面に表示す
る(ステップ307)。
【0024】本実施の形態によれば、測定対象ネットワ
ーク50の種類やこの測定対象ネットワーク50を用い
た通信形態などの各種ケースに合わせて、有効なトラヒ
ック測定を行うために必要な測定内容をユーザが設定
し、この設定した測定内容に従った情報のみを測定対象
ネットワーク50から取得し、それを統計処理すること
によって、トラヒックを測定するため、CPU103の
処理能力の限界を超えること無く、且つ、実用的な記憶
領域を持つメモリ104を用いて、前記各種ケースに合
わせたトラヒック測定を行うことができると共に、大規
模網に対応した有効なトラヒックを測定を行うことがで
きる。
ーク50の種類やこの測定対象ネットワーク50を用い
た通信形態などの各種ケースに合わせて、有効なトラヒ
ック測定を行うために必要な測定内容をユーザが設定
し、この設定した測定内容に従った情報のみを測定対象
ネットワーク50から取得し、それを統計処理すること
によって、トラヒックを測定するため、CPU103の
処理能力の限界を超えること無く、且つ、実用的な記憶
領域を持つメモリ104を用いて、前記各種ケースに合
わせたトラヒック測定を行うことができると共に、大規
模網に対応した有効なトラヒックを測定を行うことがで
きる。
【0025】尚、上記実施形態では、CPUl03に
て、必要情報領域の抽出・取得と、比較・検査を行った
が、以下のように受信装置102内のファームウェアや
受信装置レジスタ等で、その一部を行うことも可能であ
る。
て、必要情報領域の抽出・取得と、比較・検査を行った
が、以下のように受信装置102内のファームウェアや
受信装置レジスタ等で、その一部を行うことも可能であ
る。
【0026】例えば、測定項目が(a)の場合は、CP
U103が、ATMセルヘッダ(或いは、VPI/VC
I領域)取得の指示を受信装置102に行い、受信装置
102は取得指示された部分のみ、CPU103に送
る。
U103が、ATMセルヘッダ(或いは、VPI/VC
I領域)取得の指示を受信装置102に行い、受信装置
102は取得指示された部分のみ、CPU103に送
る。
【0027】また、測定項目が(b)であれば、CPU
103はIPパケットヘッダ(或いは発IPアドレス領
域の2ビット目から16ビット目)取得指示を受信装置
102に行い、受信装置102は取得指示された部分の
み、CPU103に送る。更に進んで、受信装置102
は取得された発ネットワークアドレスが「x」と同じ
か、比較・検査し、同じ場合のみ、CPU103に送
る。
103はIPパケットヘッダ(或いは発IPアドレス領
域の2ビット目から16ビット目)取得指示を受信装置
102に行い、受信装置102は取得指示された部分の
み、CPU103に送る。更に進んで、受信装置102
は取得された発ネットワークアドレスが「x」と同じ
か、比較・検査し、同じ場合のみ、CPU103に送
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のト
ラヒック測定方法及び装置によれば、多様な通信形態の
各ケースについて柔軟に必要な測定内容を設定でき、こ
れにより、必要な情報のみ、取得し、計測することで、
メモリ領域や処理量が圧縮でき、データを標本化する必
要なく、大規模網にも対応することができる有効なトラ
ヒック測定を行うことができる。
ラヒック測定方法及び装置によれば、多様な通信形態の
各ケースについて柔軟に必要な測定内容を設定でき、こ
れにより、必要な情報のみ、取得し、計測することで、
メモリ領域や処理量が圧縮でき、データを標本化する必
要なく、大規模網にも対応することができる有効なトラ
ヒック測定を行うことができる。
【図1】 本発明のトラヒック測定装置の一実施形態に
係る構成を示したブロック図である。
係る構成を示したブロック図である。
【図2】 図1に示したメモリ内に設定されるカウンタ
の値を表示した模式図である。
の値を表示した模式図である。
【図3】 図1に示した装置のトラヒック測定手順を示
したフローチャートである。
したフローチャートである。
50 測定対象ネットワーク 101 本体 102 受信装置 103 CPU 104 メモリ 105 I/Oインタフェース 106 モニタ 107 キーボード
Claims (8)
- 【請求項1】 パケット網或いはATM(非同期転送モ
ード)網のトラヒックを測定するトラヒック測定方法に
おいて、 測定する内容を設定し、設定した内容に応じて取得情報
を変化させて取得し、取得情報を統計処理して、目的の
測定内容を算出することを特徴とするトラヒック測定方
法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のトラヒック測定方法に
おいて、 前記取得情報は、ATMへッダ、IPヘッダ、TCP
(Transmission ControlProtocol )/UDP(User Da
tagram Protocol)へッダ内の情報或いはその組合わせ
であることを特徴とするトラヒック測定方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載のトラヒック測定方法に
おいて、 前記測定する内容は、ATMへッダ、IPへッダ、TC
P/UDPへッダ内の情報又はその組合わせで表現され
ることを特徴とするトラヒック測定方法。 - 【請求項4】 ネットワークのトラヒックを測定するた
めの測定内容を予め設定する設定手段と、 前記ネットワークからデータを受信する受信手段と、 前記設定手段で設定された測定内容に対応する必要な情
報を前記受信手段で受信したデータから取得する情報取
得手段と、 前記情報取得手段により取得した情報を前記設定手段で
設定された測定内容と比較して検査する検査手段と、 前記検査手段の検査を通った情報を統計処理して測定結
果を得る統計処理手段と、 を具備することを特徴とするトラヒック測定装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のトラヒック測定装置に
おいて、 前記情報取得手段は、取得する情報を前記受信手段に指
示し、前記受信手段は受信データの中から指示された情
報のみを前記情報取得手段に送ることを特徴とするトラ
ヒック測定装置。 - 【請求項6】 ネットワークのトラヒックを測定するた
めの測定内容を予め設定する設定手段と、 情報を統計処理して測定結果を得る統計処理手段と、 前記設定手段で設定された測定内容に対応する必要な情
報を取得するための指示を出す指示手段と、 前記ネットワークからデータを受信し、受信データの中
から前記指示手段により指示された情報のみを取得し、
且つ取得した情報を前記設定手段で設定された測定内容
と比較して検査し、この検査に通った情報のみを前記統
計処理手段に送る受信手段と、 前記統計処理手段によって算出された測定結果を出力す
る出力手段と、 を具備することを特徴とするトラヒック測定装置。 - 【請求項7】 請求項4乃至6いずれかに記載のトラヒ
ック測定装置において、 前記設定手段は、前記ネットワークを介した通信形態に
応じてユーザにより適宜選択される測定内容を設定する
ことを特徴とするトラヒック測定装置。 - 【請求項8】 請求項4乃至7いずれかに記載のトラヒ
ック測定装置において、 前記ネットワークは、パケット網或いはATM網である
ことを特徴とするトラヒック測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001120A JP2001197066A (ja) | 2000-01-06 | 2000-01-06 | トラヒック測定方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001120A JP2001197066A (ja) | 2000-01-06 | 2000-01-06 | トラヒック測定方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001197066A true JP2001197066A (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=18530378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000001120A Pending JP2001197066A (ja) | 2000-01-06 | 2000-01-06 | トラヒック測定方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001197066A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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