JP2001194128A - 焦点光源付ステレオカメラによる3次元面形状推定方法 - Google Patents

焦点光源付ステレオカメラによる3次元面形状推定方法

Info

Publication number
JP2001194128A
JP2001194128A JP2000000767A JP2000000767A JP2001194128A JP 2001194128 A JP2001194128 A JP 2001194128A JP 2000000767 A JP2000000767 A JP 2000000767A JP 2000000767 A JP2000000767 A JP 2000000767A JP 2001194128 A JP2001194128 A JP 2001194128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
point
camera
focal
cameras
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000000767A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3343583B2 (ja
Inventor
Yasuyo Kita
泰代 喜多
Toshifumi Tsukiyama
俊史 築山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2000000767A priority Critical patent/JP3343583B2/ja
Publication of JP2001194128A publication Critical patent/JP2001194128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3343583B2 publication Critical patent/JP3343583B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な装置を使用することにより、特徴点
のない滑らかなほぼ垂直な対象物体曲面に対して、必要
な3次元物体曲面を高速演算で復元する。 【解決手段】 カメラとカメラの焦点位置に仮想的に
設けられた点光源装置とからなる複数台の焦点光源付カ
メラ及びCPUを具備する焦点光源付ステレオカメラシ
ステムであって、複数の点光源を順次点灯させて対象物
体の反射光に基づく物体映像を複数台のカメラでそれぞ
れ撮影し、CPUはこれらの映像信号を取り込み、両映
像の正反射点を求め、対象物体面の最近傍点の3次元位
置情報、法線方向を算出して、対象物体の面までの距離
を演算する。さらに、CPUは算出した法線方向から対
象物体断面形状を推定し、これらの値と対象物体の領域
内の輝度とから対象物体の面を近似演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステレオ立体視型
視覚センサによる三次元形状の推定方法、特に焦点光源
付ステレオカメラを使用して、平面状及び曲面状物体の
形状を推定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットが室内を移動する際、室内に配
置された物体を認識して、これらの物体を避けて移動す
る必要があり、このための物体を把握する視覚センサが
ロボットに設置されている。視覚センサを使用して物体
までの距離を測定して3次元形状を推定する方法とし
て、従来は、三角距離計測の原理を使用したステレオ立
体視法、超音波やレーザーレンジファインダを用いる手
法が使用されていた。
【0003】図10により、ステレオ立体視法による物
体の3次元形状の推定方法の原理を説明する。カメラ等
の視覚センサを2個左右の位置R,Lに並べてステレオ
画像視する方法である。カメラの位置R,Lは定められ
ているので、一辺a両端角b,cから三角形の頂点、対
象物体の一点Pは一意的に決定される。カメラの姿勢、
レンズの焦点距離が既知であるので、右画像平面、左画
像平面のP,P点から両端角b,cは求めることが
できる。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】三角測量によるステレ
オ立体視法を適用する従来の方法は、2台のカメラを使
用するだけなので簡便でよい。ただし、カメラの視線方
向を決定するには、右画像のなかに見えている点が左画
像のどこの対応しているかを探す必要がある。二つの入
力画像から自動的に対応点を発見することは困難であ
る。コンピュータにより対象物の中でも表面の明暗が急
変している箇所しか対応点を決定することができないの
で、特徴のない一様の表面を持った物体に対しては、表
面全体の三次元計測を行うことができないという問題点
があった。
【0005】又、従来の超音波やレーザーレンジファイ
ンダを使用した3次元形状推定方法では、レーザーレン
ジファインダーや超音波装置などの特殊装置を必要とし
ていた。レーザーレンジファインダーを使用するものは
対象物体の形状推定の演算に時間を要し、超音波装置を
使用するものは演算時間は短いものの精度が悪かった。
これに対して、ロボットが障害物を避けて室内を移動す
る時、人間の眼と同様、ロボットに必要な物体の3次元
情報は障害物体の大まかな位置、大きさだけで充分であ
るものの、障害物体を把握する演算時間は移動時間より
短くする必要があり、これらの視覚センサは移動ロボッ
トの視覚センサとして充分なものとは言えなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明では、カメラと該カメラの焦点位置に仮想的
に設けられた点光源照明とからなる複数台の焦点光源付
カメラと、CPUとを具備する焦点光源付ステレオカメ
ラを用いて、両光源の一方の照明による対象物体の反射
光に基づく対象物体像を両カメラで撮影し、CPUはこ
れらの映像信号を取り込み、両映像中の正反射点を求
め、カメラの前方に位置する対象物体面の1点の3次元
座標、3点の法線方向を算出し、対象物体面を近似演算
して3次元面形状を推定する方法を提供する。
【0007】本願発明の方法によると、リング光源、カ
メラ、CPU等市販されている簡単な装置により、特徴
点のない滑らかで、ほぼ垂直な曲面を有する対象物体面
を短時間で推定することができる。
【0008】
【発明の実施の態様】図1は本発明の方法を実施する装
置の一例を示している。1R,1Lはステレオカメラを
構成する右,左の焦点光源付カメラで、2R,2Lは
右,左の受光装置で、例えばカメラ、3R,3Lはカメ
ラの光軸上の仮想的な位置に配置された右,左の点光源
装置、4はアナログ・デジタル変換器、5はCPU、6
はモニタ、7R,7Lは照射光、8R,8Lは照射光7
L,7Rの物体表面による反射光を表している。
【0009】点光源装置3R,3Lは例えば環状ストロ
ボで、カメラ2R,2Lの投影中心の位置レンズと同軸
に取り付けられている。一般に環状光源は、対象とする
面までの距離が光源の直径の10倍以上になると、点光
源と等価になる。図1の焦点光源付ステレオカメラの点
光源装置3R,3Lは、カメラの焦点位置に配置された
点光源として機能する。図2は、点光源装置3R,3
L、カメラ2R,2Lからなる光源付ステレオカメラを
上部に配置した移動ロボットの斜視図を示している。
【0010】アナログ・デジタル変換器4はカメラ2
R,2Lで撮影された画像をサンプルし、各画素を輝度
レベルでデジタル化し、CPU5に送信する。CPU5
はカメラ2R,2L、光源照明3R,3Lを制御すると
ともに、アナログ・デジタル変換器4からの映像信号を
記憶し、3次元情報を演算する。
【0011】本発明の方法を図1の焦点光源付ステレオ
カメラを参照して、図3のフロー図により説明する。 ステップS1 まず、焦点光源付ステレオカメラ2R,2Lの左,右点
光源装置3L,3Rのいずれか一つ、例えば右点光源装
置3Rを先ず点灯し、カメラ2L,2Rで対象物体を撮
影し、次いで左点光源装置3Lを点灯しカメラ2L,2
Rで対象物体を撮影する。これら4個の画像の映像信号
はアナログ・デジタル変換されてCPU5に入力され
る。図4(a)は、右点光源照明Rが点灯した時の右カ
メラ2Rが撮影した右画像例である。
【0012】ステップS2 CPU5は、入力された各画像から物体領域を抽出し、
等輝度曲線を抽出する。先ずソーベルオペレータ(Sobe
l operator)とリージョンラベリング(Region label
ling )を使い、面領域の抽出を行う。ソーベルオペレ
ータにより画素周辺の輝度の変化を調べ、変化分の小さ
い画素を面部分、それ以外をエッジ部分とし、画像を2
つの領域に分ける。面領域に関しては、リージョンラベ
リングで画素の連結性を調べて、面積が一定値以上の領
域を物体領域とする。
【0013】次に、対象物体面の材質や微細な表面形状
などによる輝度のむらを除去するために、各々の面領域
の輝度を7×7のウィンドウオペレータにより平均化す
る。さらに、各平面ごとに平均化された輝度を一定のレ
ベルごとに量子化し、同じ輝度の連結領域をリージョン
ラベリングにより求める。この連結領域は帯状になり、
正確にはこの領域を細線化して等輝度曲線を求める。
【0014】図4(b)は、右点光源装置3Rが点灯し
た時に右カメラ2Rが撮影した右画像例(図4(a))
において、抽出された物体領域像とそこに等輝度線像を
のせた例を示した図である。U1’〜U4’で囲まれた
領域が抽出された物体領域を、Eが演算された等輝度曲
線を示している。この例では、表示の便宜上、輝度を2
レベルごとに間引いた等輝度曲線である。輝度分布のピ
ークになるところが正反射点であることから、CPU5
は演算された等輝度曲線の同心円群、楕円状の曲線群の
中心点を基に輝度分布のピーク位置を求めて、正反射点
の位置を求める。正反射光成分による輝度分布での等輝
度曲線は、楕円曲線短軸が10〜60画素程度になる。
短軸の長さの平均値が60画素以下であれば、この輝度
分布は正反射光成分であるとして良い。
【0015】ステップS3 点光源で照明された物体を撮影した画像において、反射
光がピークとなる各局所領域に関してピークである位置
での3法線方向と一点の3次元情報を、次に述べる方法
により算出する。
【0016】図5(a)は左点光源3Lを点灯した時の
光の照射経路、反射経路と左,右のカメラ3L,3Rが
撮影した画像面における反射光がピークとなる局所領域
(画像面において楕円で表された領域)を示し、図5
(b)は右点光源3Rを点灯した時の光の照射経路、反
射経路と左、右カメラが撮影した画像面における反射光
がピークとなる局所領域を示している。図5中、物体の
A点,C点は同じ側の、例えば左点光源3L点灯時の左
カメラ画像で観測される正反射点で、その像の輝度が一
番高く観測される。B点は左点光源点灯時、右点光源点
灯時にそれぞれ右カメラ画像、左カメラ画像において共
に輝度のピーク値が観測される点である。
【0017】3次元座標をステレオカメラのベースライ
ンの中点(図5のOで示す点)に原点をとり、カメラの
視線方向をZ軸、それに直交する面の垂直下方方向をY
軸、水平方向をX軸とした右手座標系とする。図5中の
L,Rはそれぞれ左点光源3Lの位置・左カメラ2Lの
焦点位置、右点光源3Rの位置・右カメラ2Rの焦点位
置を表している。左,右カメラの焦点座標をそれぞれ次
の(1)の座標とする。
【0018】又、図5中、B点に対応する左,右カメラ
画像面上の観測3次元位置、すなわち右,左の点光源を
点灯した時の左,右カメラ画像面での輝度ピーク観測位
置がそれぞれ次の(2)のように計測されるとする。と
すると、 図5中のB点の3次元座標(B,B,B
)は、次の(3)式,(4)式,(5)式で、B点の
法線方向nのベクトルは、次の(6)式で表せる。
【0019】
【数1】
【0020】
【数2】
【0021】図5中のA点,C点の法線方向nのベク
トル,nのベクトルは、観測3次元位置、すなわち
左,右の点光源を点灯した時の左,右画像面でのピーク
観測位置をそれぞれ、次の(7)とすると、それぞれ次
の(8),(9)式の値となる。なお、本明細書で同じ
参照符号を使用するものは同じもの又は相当するものを
表している。
【0022】
【数3】
【0023】ステップS4 これら対象物体像のA点,B点,C点の3法線方向とB
点の座標を用いて、2法線を含むエピポーラ面(Epipola
r plane)の対象物体表面の断面形状を種々の近似曲線
で近似する。2個の円弧S,S’により近似推定する例
を図6により説明する。
【0024】円弧で近似した理由は、次の2点による。 滑らかな曲面を少ないパラメータで表せること。 室内に実在する人工物曲面は、球やシリンダー側面
などのような円弧面をもとに作製されていることが多
く、近似精度が良いこと。
【0025】まず、A点とB点とを通る2線(図6参
照)の交点OABを求め、これを球の中心とする。実際
には誤差があるので、A点とB点とを通る2線は立体的
に交差して2線が交わらない場合には、2線が最短に近
づく両線上の点P1,P2を求めて、これらの中点を球
の中心とする。これらA点とB点とを通る2線上のP1
点,P2点の座標はそれぞれ、次の(10)式,(1
1)式で求まる。ゆえに、物体表面の断面を円弧で近似
するための球の中心SOAB,半径SRABは次の(1
2)式,(13)式で求まる。
【0026】
【数4】
【0027】
【数5】
【0028】物体表面のA点,B点に対応する画像上の
輝度ピーク点を結ぶ直線上に存在する各画素ごとに、こ
の球との交点を求めることにより物体表面の断面形状を
得る。各画素の画像面上での3次元位置を次の(14)
とすると、これに対する球との交点は(15)になる。
物体表面のB点,C点に対しても球との交点は同様に算
出することができる。
【0029】
【数6】
【0030】ステップS5 濃淡画像上でその断面の表面に対応する画素の輝度か
ら、対象面における入射角と面の輝度の反射マップを推
定する。各画素の輝度(濃淡値)は、光源とカメラの位
置、物体表面の反射係数及びその傾きによって決まる。
これを利用して、その領域内の残りの法線方向をShape
−From−Shading(濃淡画像から物体表面の向きを抽出
して、3次元形状を再構成する方法)方法で決定してい
く。
【0031】1.ステップS4で推定した物体断面の表
面各点における入射角を算出し、対象物体面の反射関数
を得る方法を図7により説明する。断面における物体表
面上のPi点の座標を(Xi,Yi,Zi)(i=1〜
n)とすると、このPi点の対象物体面の法線方向n
のベクトルは、断面の表面を近似した円弧の中心S0=
(S0x,S0y,S0z)とこのPi点とを結ぶ方向
なので、次の(16)式で表せる。左点光源3Lを用い
た場合のこのPi点における光源方向Lnのベクトル
は、次の(17)式で求まる。したがって、その入射角
はθpは、(18)式で求めることができる。
【0032】
【数7】
【0033】こうして求めた物体表面の断面上の各点に
おける入射角θpと(図7(a)の場合は左点光源装置
3L点灯時の)観測画像上のその点の輝度の関係をプロ
ットすると、図7(b)のような曲線が得られる。これ
が観測面の反射特性を表す反射関数である。
【0034】2.次に、推定形状断面以外の観測画像の
各画素点に対応する3次元座標を算出する方法を図8に
より説明する。先ず、各画素の輝度から1.で求めた反
射関数を用いて、その画素に観測される対象上の点にお
ける入射角θを得る。これにより、例えば、図8(a)
に示すような観測画像の画素(i,jn+1)へのカ
メラ視線を中心線とする頭頂角θの円錐面上にこの画素
に対する対象物体面上の点Pの法線方向nのベクトルが
限定される。対象物体の面がなめらかである条件より、
既知である近傍の点の法線方向nのベクトルに最も近
い法線をこの円錐側面上から算出し、対応する対象面上
の点における法線とする。
【0035】これは、具体的に次のようにして決定でき
る。3次元座標系をこの円錐(側面長さを単位1とす
る)の頂点O’(図8(b)参照)を原点とするように
平行移動する。今、求めたい対象物体面上のP点におけ
る法線方向nのベクトルは、原点O’においたnのベ
クトルとこの円錐の底面との交点をP点とすると、こ
れを底面の円の半径方向に伸ばした方向の円周との交点
点終点とするベクトルである。円錐底面は、既知で
ある点光源方向へのV0のベクトル(視線方向の負ベク
トル)を使って、次の(19)式で表せ、これと次の
(20)式で表せる直線との交点は次の(21)式で求
まる。したがって、求める法線方向nのベクトルは次の
(22)式で求まる。
【0036】
【数8】
【0037】
【数9】
【0038】ここで、3次元座標系を元の原点Oに戻す
ように平行移動する。画素(i,jn+1)に対応す
る物体表面上の点Pは、図8(c)に示すように視線方
向にあり、3次元座標値を(23)とする既知の近傍点
から3次元座標値を(P ,P,P)とする点
Pへのベクトルと先に求めたnの法線ベクトル(n
,n)とが直交することから、次の(24)式で
算出される。
【0039】
【数10】
【0040】このように、形状断面位置の法線ベクトル
から近傍点の法線ベクトルを順次求めることにより対象
物体表面の3次元座標Pを算出して、対象物体面の3D
形状を推定することができる。
【0041】図9は、対象物体が平面状物体U、円筒物
体Vである表面形状を本発明の方法により推定した一例
を示している。図9中のR,Lは、右、左の点光源位置
・カメラの焦点位置を表している。この例では左画像に
より物体領域を演算した。そのため物体領域はLに向か
っている。右画像により演算しても相違は少ない。図9
(a)は本発明に係るステップ3の演算例で、(b)は
ステップ4で、ステップ2で求めた位置Lの左カメラ2
Lから見た物体領域の左右視覚範囲U1’〜U2’,V
1’〜V2’の範囲で円弧で近似された表面断面を演算
した例である。(c)はステップ4で推定した断面の表
面上の点において、入射角と画像面で観測される輝度と
をプロットしたグラフにより反射関数を求めた例であ
る。(d)はステップ2で求めた対象物体である平面状
物体U,円筒物体Vの物体領域内で、観測画像からShap
e−From−Shading方式により演算して平面状物体及び円
筒物体の3D形状面を推定した例である。以上、焦点光
源付カメラ2台に付いて本発明の方法を説明したが、焦
点光源付カメラが3台以上であっても本発明の方法は可
能である。
【0042】
【発明の効果】従来の2台のカメラを用いるステレオ両
眼立体視手法が、エッジなどの特徴のないのっぺりとし
た領域に対して3次元再構成が十分行えなかったのに対
して、本発明の方法は、カメラとカメラに付加した焦点
光源という簡便な装置により、能動的に照明を当てて輝
度分布を計測して、特徴のない面上の1点の3次元位置
情報、3点の法線方向を簡易に演算し、さらにShape−F
rom−Shading方式の原理を用いてその面の3次元形状を
演算できる。
【0043】輝度分布のピーク位置は外乱の影響が少な
く、かつ、その位置の推定は簡単な画像処理でできる。
本発明の方法は、数メートルぐらいまでの距離にある面
の位置や形状情報が得られ、建物内を移動するロボット
のビジョンシステムに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する焦点光源付ステレオカ
メラの概念図である。
【図2】焦点光源付ステレオカメラを設置した移動ロボ
ットの斜視図を示す図である。
【図3】本発明の方法を説明するフロー図である。
【図4】本発明の機能ステップ1,2を説明する図であ
る。
【図5】本発明の機能ステップ3を説明する図である。
【図6】本発明の機能ステップ4を説明する図である。
【図7】本発明の機能ステップ5における対象物体面の
反射関数を求める方法を説明する図である。
【図8】本発明の機能ステップ5を説明する図である。
【図9】本発明の動作例を説明する図である。
【図10】ステレオ立体視法の原理を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1R,1L 焦点光源付カメラ 2R,2L 受光装置、カメラ 3R,3L 点光源装置 4 アナログ・デジタル変換器 5 CPU 6 モニタ 7R,7L 照射光 8R,8L 反射光
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01C 3/06 G06F 15/64 M Fターム(参考) 2F065 AA04 AA53 BB05 DD06 FF01 FF05 GG08 GG12 GG17 JJ03 JJ05 JJ19 JJ26 QQ00 QQ01 QQ03 QQ17 QQ24 QQ29 QQ31 QQ42 2F112 AC06 BA01 CA04 FA07 FA35 5B047 AA07 AA27 BC12 CB21 5B057 BA15 CF05 DA07 DB03 DB09 DC08 DC09 DC22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラと該カメラの焦点位置に仮想的に
    設けられた点光源照明とからなる複数台の焦点光源付カ
    メラと、CPUとを具備する焦点光源付ステレオカメラ
    を用いて、 両点光源を順次点灯し、対象物体のそれぞれの反射光に
    基づく対象物体像を両カメラで撮影し、CPUはこれら
    の映像信号を取り込み、両映像中の正反射点を求め、カ
    メラの前方に位置する対象物体面の1点の3次元座標、
    3点の法線方向を算出し、対象物体面を近似演算するこ
    とを特徴とする焦点光源付ステレオカメラによる3次元
    面形状推定方法。
JP2000000767A 2000-01-06 2000-01-06 焦点光源付ステレオカメラによる3次元面形状推定方法 Expired - Lifetime JP3343583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000767A JP3343583B2 (ja) 2000-01-06 2000-01-06 焦点光源付ステレオカメラによる3次元面形状推定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000767A JP3343583B2 (ja) 2000-01-06 2000-01-06 焦点光源付ステレオカメラによる3次元面形状推定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001194128A true JP2001194128A (ja) 2001-07-19
JP3343583B2 JP3343583B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=18530071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000767A Expired - Lifetime JP3343583B2 (ja) 2000-01-06 2000-01-06 焦点光源付ステレオカメラによる3次元面形状推定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3343583B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040039062A (ko) * 2002-10-30 2004-05-10 (주)웰텍소프트 조도차와 양안시 혼합 방식에 의한 3차원 형상 계측을위한 디지털 현미경
JP2006277672A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Fujitsu Ltd 三次元モデル処理方法
JP2007040801A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Techno Horon:Kk 3次元座標測定装置及び方法
JP2011123051A (ja) * 2009-11-12 2011-06-23 Canon Inc 三次元計測方法
CN104042352A (zh) * 2013-03-13 2014-09-17 西安市恒惠科技有限公司 牙齿的激光扫描数据和断层扫描数据的匹配方法
US11093085B2 (en) 2019-03-27 2021-08-17 Seiko Epson Corporation Position detection method, position detection device, and interactive projector
US11144164B2 (en) 2019-03-27 2021-10-12 Seiko Epson Corporation Position detection method, position detection device, and interactive projector
CN117111491A (zh) * 2023-10-25 2023-11-24 北京赛目科技股份有限公司 一种自动驾驶仿真中物体最近点确定方法、装置及设备

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040039062A (ko) * 2002-10-30 2004-05-10 (주)웰텍소프트 조도차와 양안시 혼합 방식에 의한 3차원 형상 계측을위한 디지털 현미경
JP2006277672A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Fujitsu Ltd 三次元モデル処理方法
JP4628160B2 (ja) * 2005-03-30 2011-02-09 富士通株式会社 三次元モデル処理方法
JP2007040801A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Techno Horon:Kk 3次元座標測定装置及び方法
JP2011123051A (ja) * 2009-11-12 2011-06-23 Canon Inc 三次元計測方法
CN104042352A (zh) * 2013-03-13 2014-09-17 西安市恒惠科技有限公司 牙齿的激光扫描数据和断层扫描数据的匹配方法
CN104042352B (zh) * 2013-03-13 2016-03-02 西安市恒惠科技有限公司 牙齿的激光扫描数据和断层扫描数据的匹配方法
US11093085B2 (en) 2019-03-27 2021-08-17 Seiko Epson Corporation Position detection method, position detection device, and interactive projector
US11144164B2 (en) 2019-03-27 2021-10-12 Seiko Epson Corporation Position detection method, position detection device, and interactive projector
CN117111491A (zh) * 2023-10-25 2023-11-24 北京赛目科技股份有限公司 一种自动驾驶仿真中物体最近点确定方法、装置及设备
CN117111491B (zh) * 2023-10-25 2024-01-19 北京赛目科技股份有限公司 一种自动驾驶仿真中物体最近点确定方法、装置及设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3343583B2 (ja) 2002-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9207069B2 (en) Device for generating a three-dimensional model based on point cloud data
Scaramuzza et al. Extrinsic self calibration of a camera and a 3d laser range finder from natural scenes
JP5343042B2 (ja) 点群データ処理装置および点群データ処理プログラム
JP5337243B2 (ja) 表面特徴の適応型3次元走査システム
JP2004334819A (ja) ステレオキャリブレーション装置とそれを用いたステレオ画像監視装置
JP2013101045A (ja) 物品の3次元位置姿勢の認識装置及び認識方法
JPH06137828A (ja) 障害物位置検出方法
KR101090082B1 (ko) 단일 카메라 및 레이저를 이용한 계단 치수 측정 시스템 및 방법
WO2022078442A1 (zh) 一种基于光扫描和智能视觉融合的3d信息采集方法
JPH11151206A (ja) 眼底画像の解析方法及びその装置
JP3343583B2 (ja) 焦点光源付ステレオカメラによる3次元面形状推定方法
JP2018522240A (ja) アーチファクトを測定するための方法
EP3975116A1 (en) Detecting displacements and/or defects in a point cloud using cluster-based cloud-to-cloud comparison
Harvent et al. Multi-view dense 3D modelling of untextured objects from a moving projector-cameras system
CN100582653C (zh) 一种采用多束光确定位置姿态的系统和方法
US20220414925A1 (en) Tracking with reference to a world coordinate system
JP6550102B2 (ja) 光源方向推定装置
JP2004020398A (ja) 空間情報獲得方法、空間情報獲得装置、空間情報獲得プログラム、及びそれを記録した記録媒体
JP3519296B2 (ja) 熱画像の自動測定方法及び自動測定装置
JP3376207B2 (ja) 視線検出装置及びその方法
JPH07270124A (ja) 撮像系パラメータ測定法とその装置
JP4406230B2 (ja) 注視点検出装置、注視点検出方法
JPH09229648A (ja) 画像情報入出力装置及び画像情報入出力方法
CN116091608B (zh) 水下目标物的定位方法、定位装置、水下设备及存储介质
JPH09231371A (ja) 画像情報入力装置及び画像情報入力方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3343583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term