JP2001188918A - 多関節構造体の動作表現装置,コンピュータグラフィックスシステム、及びロボット制御システム - Google Patents

多関節構造体の動作表現装置,コンピュータグラフィックスシステム、及びロボット制御システム

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JP2001188918A
JP2001188918A JP2000328396A JP2000328396A JP2001188918A JP 2001188918 A JP2001188918 A JP 2001188918A JP 2000328396 A JP2000328396 A JP 2000328396A JP 2000328396 A JP2000328396 A JP 2000328396A JP 2001188918 A JP2001188918 A JP 2001188918A
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motion
joint
time function
joint structure
articulated structure
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JP2000328396A
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Munetoshi Unuma
宗利 鵜沼
Ryozo Takeuchi
良三 武内
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人間等を表すコンピュータグラフィックの動作
表現を容易にする。 【解決手段】動作表現用時間関数データベース,関節角
演算装置,レンダリング装置,表示装置,制御装置を設
け、多関節構造体の動作表現を時間関数で表現し、その
動作表現用時間関数のパラメータを制御装置で制御する
ことにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータグラフィッ
クスにて人間や動物等の多関節構造体を動かす動作表現
装置方法に係り、特に、豊富な動作を表現を可能にする
のに好適な多関節構造体の動作表現装置,コンピュータ
グラフィックスシステム、及びロボット制御システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】人間の歩行動作,駈け足動作や馬,昆虫
の動きなどをコンピュータグラフィックスにて表現する
場合、一般的にキーフレーム法が用いられる。このキー
フレーム法は、動作対象とする人間や馬等の多関節構造
体の或る時刻での形状と、次の時刻での形状を決め、そ
の間の時刻での形状を補間法にて決定し、各形状を時系
列的に順次表示することで、全体的にその多関節構造体
が動いているように表現するものである。このキーフレ
ーム法は、動作対象の動きを決める時系列的な各形状を
決定するのに時間がかかり、処理時間が膨大となりオペ
レータに負担を強いるという問題がある。
【0003】そこで従来は、電子通信学会論文誌 ’8
0/1,Vol.J63−DNo.1の87頁「アニメ
ーションプリミティブの合成による3角関数近似式動画
像」に記載されているように、人間の動きを16mmフィ
ルムで撮影して代表的な関数部分の動きを計測し、各関
節部分の水平方向,垂直方向の位置X,Yが時間Tの関
数として基準位置から何cmのところにあるかにより、各
関節部分の運動軌跡を求めている。そして、その運動軌
跡を直線と3角関数曲線にて近似し、コンピュータは、
この近似曲線から時系列上の各形状を算出しこれを順次
表示するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
撮影して求めた各関節の動きを、各時点での基準位置か
らのX位置,Y位置の変化として近似曲線を求めてい
る。このため、この近似曲線を用いて動作を表現する場
合は良いが、別の動作を表現する場合には適用できず、
再度撮影から繰り返さなければならず、自由度が小さい
という問題がある。つまり、この従来技術は、撮影した
実際の動作しかコンピュータグラフィックス上で多関節
構造体を動かすことができない。このことは、コンピュ
ータグラフィックス上で、豊富な動作をさせることがで
きないことを意味する。つまり、例えば撮影した標準的
な歩行動作をコンピュータグラフィックス上で表現でき
るだけで、この標準的な動作に変更を加えて例えば「荒
々しい歩行動作」や「楽しそうな歩行動作」を表現でき
ない。このため従来は、斯る動作を表現したい場合に
は、実際に「荒々しい歩行動作」等を人間に行なわせこ
れを撮影してその動作を解析しなければならない。換言
すれば、豊富な動作表現を実際に撮影することができな
い動物や昆虫、想像上の物体は、コンピュータグラフィ
ックスにていろいろな動作形態で動かすことが困難であ
ることを示す。
【0005】本発明の目的は、コンピュータグラフィッ
クスロボット等の動作表現装置において動作対象に対し
いろいろな動作形態をとらせることが容易な動作の制御
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】多関節構造体の各関節の
動きを制御することで多関節構造体の動作を表現する場
合に、各関節の動きを時間関数で表現する。いろいろな
動作形態をとらせるために、パラメ−タを変更する手段
は、複数の動作を表現する時間関数の各パラメ−タどう
しを平均する手段,多関節構造体の方向を制御する手
段,動作経路を生成する手段,曲線の内側と外側で歩幅
を変える手段,遠心力の影響を考慮する手段,運動時の
歩幅を制御する手段,空間で時間関数を補間する手段,
時間で時間関数を補間する手段,キーフレーム法で生成
した動作と時間関数で生成した動作を合成する手段と、
測定デ−タから時間関数を生成する手段と、キーフレー
ム法で生成した動作から時間関数を生成する手段,時間
関数を補正する手段との少なくとも一つを有することで
達成される。
【0007】
【作用】動作表現の複数の動作を表現する時間関数の各
パラメータどうしを平均ごとにより複数の時間関数を平
均した動作が表現できる。
【0008】多関節構造体の方向を制御することで進行
方向を制御できる。
【0009】動作経路を生成することで空間上を自由に
移動できる。
【0010】曲線の内側と外側で歩幅を変えることによ
り足が滑ることがない。
【0011】遠心力の影響を考慮することにより円運動
時の体の傾きを表現できる。
【0012】移動時の歩幅を制御することで区間の歩数
を制御することができる。
【0013】空間で時間関数を補間することにより移動
しながらの動作変化が表現できる。時間で時間関数を補
間することにより経過時刻により動作変化ができる。
【0014】キーフレーム法で生成した動作と時間関数
で生成した動作を合成することにより時間関数だけで表
現できない動作も表現できる。
【0015】測定デ−タから時間関数を生成することに
より実際の動作を時間関数で生成できる。
【0016】キーフレーム法で生成した動作から時間関
数を生成することにより実際に存在しない動作も時間関
数で生成できる。
【0017】時間関数を補正することにより時間関数を
補正できる。
【0018】
【実施例】多関節構造体の各関節の動きを表現する一手
法について以下説明する。コンピュータグラフィックス
等の動作表現装置において、表現すべき多関節構造体に
は、人間,ロボット,昆虫などあるが本実施例では、コ
ンピュータグラフィックスシステムにおいて人間を表示
する場合について説明する。
【0019】人間は、非常に多くの関節で構成されてい
る。この多くの関節が他の関節に対して協調を行ないな
がら動作することによって目的の動作、或いは人間らし
い動作が表現できる。人間を動かすためには各関節の曲
げ角を時間変化させなければならない。そこで次式を用
い各関節の動きを表現する。
【0020】
【数1】
【0021】Θm(t)は関節の曲げ角を表わす時間関数
である。この時間関数は周期関数のフ−リエ級数展開で
ある。mは関節番号に対応する。人間全身の動きを表現
するには各関節に対応した時間関数Θm(t)が必要にな
る。iは級数展開する最大次数、A0 は曲げ角度の平均
値、Anは第n次高調波のスペクトル強度、Ψnは第n
次高調波の位相を示す。
【0022】以下、本発明の実施例を図1により説明す
る。動作表現用時間関数データベース11,関節角演算
装置12,レンダリング装置13,表示装置14,制御
装置15より構成される。動作表現用時間関数データベ
ース11には、動作の種類毎に人間の各関節に対応する
時間関数Θm(t)の係数、A0・A1…Ai,Ψ1・Ψ2
Ψiが登録されている。関節角演算装置12は、表現し
ようとする動作のA0・A1…Ai,Ψ1・Ψ2…Ψi より数
1を用い、人間の各関節のある時刻における曲げ角度を
計算する。レンダリング装置13は、関節角演算装置1
2で計算された結果から人間の3次元上の位置や姿勢を
計算し2次元に投影する。表示装置14は投影された結
果をディスプレイに表示する。制御装置15は、動作表
現用時間関数データベース11の時間関数の選択、選択
された時間関数Θm(t)の係数、A0・A1…Ai,Ψ1
Ψ2…Ψiの修正、時間変数tの制御を行なう。
【0023】その結果、動作の選択や、データベースに
蓄えられた動作以外の動作表現、更に時間変数tの制御
による動作速度の制御などができる。
【0024】図2は、制御装置の一実施例である。動作
表現用時間関数データベース11,時間関数の選択装置
21,選択された時間関数の一時記憶装置群22,2
3,24,時間関数の平均装置25,関節角演算装置1
2,レンダリング装置13,表示装置14より構成され
る。時間関数選択装置21で選択された一つの動作を表
わす時間関数の各成分は、選択された時間関数の一時記
憶装置群22,23,24に動作毎に記憶される。ここ
で、仮に選択した動作の数をj種類,それぞれの時間関
数の振幅及び位相差を次のようにする。動作1,A10
11…A1i,Ψ11・Ψ12…Ψ1 i 動作2,A20・A21
2i,Ψ21・Ψ22…Ψ2 i 動作j,Aj0・Aj1…Aji
Ψj1・Ψj2…Ψji選択された時間関数の振幅及び位相は
時間関数の平均装置25で次式のように各周波数成分が
平均される。
【0025】
【数2】
【0026】
【数3】
【0027】関節角演算装置12は、数2の振幅及び数
3の位相より次式の数4を用い、人間の各関節のある時
刻における曲げ角度を計算する。
【0028】
【数4】
【0029】レンダリング装置13は、関節角演算装置
12で計算された結果から人間の3次元上の位置や姿勢
を計算し2次元に投影する。表示装置14は投影された
結果をディスプレイに表示する。
【0030】以上の結果、動作表現用時間関数データベ
ース11に蓄えられている動作以外の動作を、動作表現
用時間関数データベース11より複数の動作表現用時間
関数を選択し前記のような演算処理をすることにより新
たに生成することができる。図3は、制御装置の一実施
例である。動作表現用時間関数データベース11,時間
関数の選択装置21,選択された時間関数の各成分の一
時記憶装置群22,23,24,時間関数の重み付き平
均装置31,関節角演算装置12,レンダリング装置1
3,表示装置14,制御装置15より構成される。時間
関数選択装置21で選択された一つの動作を表わす時間
関数の各成分は、選択された時間関数の一時記憶装置群
22,23,24に動作毎に記憶される。ここで、仮に
選択した動作の数をj種類。それぞれの時間関数の振幅
及び位相差を次のようにする。動作1,A10・A11…A
1i,Ψ11・Ψ12…Ψ1i 動作2,A20・A21…A2i,Ψ
21・Ψ22…Ψ2i 動作j,Aj0・Aj1…Aji,Ψj1・Ψ
j2…Ψji 時間関数の振幅及び位相は時間関数の重み付
き平均装置31で次式のように各周波数成分の重み付き
平均がされる。αkは時間関数の重みである。
【0031】
【数5】
【0032】
【数6】
【0033】関節角演算装置12は、数5の振幅及び数
6の位相より次式の数7を用い、人間の各関節のある時
刻における曲げ角度を計算する。
【0034】
【数7】
【0035】レンダリング装置13は、関節角演算装置
12で計算された結果から人間の3次元上の位置や姿勢
を計算し2次元に投影する。表示装置14は投影された
結果をディスプレイに表示する。
【0036】以上の結果、動作表現用時間関数データベ
ース11に蓄えられている動作以外の動作を、動作表現
用時間関数データベース11より複数の動作表現用時間
関数を選択し前記のような演算処理をすることにより各
選択した動作の重みを制御しながら新たな動作を生成す
ることができる。
【0037】図4は、制御装置の一実施例である。動作
表現用時間関数データベース11,通過点の指定装置4
1,移動方向の制御装置42,関節角演算装置12,レ
ンダリング装置13,表示装置14より構成される。図
5は、通過点と移動方向の関係を示す図である。図5は
xy平面上に地面があり、人間402はこの地面の上に
立っている。人間の頭の方向がz軸である。まず、通過
点の指定装置42で人間の通過点を図5における、40
1のように指定する。移動方向の制御装置42は、人間
402の正面が通過点401の方向を向くようにy軸周
りに回転する。人間の移動は、移動中の動作表現を動作
表現用時間関数データベース11より選択する。関節角
演算装置12で関節を動かす。移動方向の制御装置42
で人間402は通過点401の方向を向いているので人
間402は通過点401の方向に移動する。レンダリン
グ装置13は、関節角演算装置12で計算された結果か
ら人間の3次元上の位置や姿勢を計算し2次元に投影す
る。表示装置14は投影された結果をディスプレイに表
示する。
【0038】以上の結果、時間関数で動きを表現する人
間の移動方向を制御することができる。
【0039】図6は、制御装置の一実施例である。動作
表現用時間関数データベース11,通過点の指定装置4
1,移動経路の生成装置61,移動方向の制御装置4
2,関節角演算装置12,レンダリング装置13,表示
装置14より構成される。図7は、通過点と移動方向の
関係を示す表示装置14の画面での表示例を示す図であ
る。図7はxy平面上に地面があり、人間602はこの
地面の上に立っている。人間の頭の方向がz軸である。
まず、人間がこの平面上を動く時の通過点を、通過点の
指定装置41を用い平面上に図601,603,60
4,605のように指定する。指定された通過点の間を
例えば自由曲線等を用い曲線で接続し、移動経路を図6
01,606のように生成する。移動方向の制御装置4
2は、人間602の正面が生成された曲線606の現在
人間が移動している地点の接線方向607を向くように
人間602をy軸周りに回転する。人間の移動は、移動
中の動作表現を動作表現用時間関数データベース11よ
り選択する。関節角演算装置12で関節を動かす。移動
方向の制御装置42で人間602は、現在通過している
地点の接線方向を向いているので人間602は生成され
た曲線606に沿って移動する。レンダリング装置13
は、関節角演算装置12で計算された結果から人間の3
次元上の位置や姿勢を計算し2次元に投影する。表示装
置14は投影された結果をディスプレイに表示する。
【0040】以上の結果、時間関数で動きを表現する人
間を平面上自由に移動させることができる。
【0041】さらに他の制御方法としては、多関節構造
体602の運動の始点の位置を示す情報601,上記多
関節構造体602の運動の始点における速度と運動の方
向との少なくとも一方を示すベクトル情報607,多関
節構造体602の運動の終点の位置を示す情報603,
多関節構造体602の運動の終点における速度と運動の
方向との少なくとも一方を示すベクトル情報(図示せ
ず)を図示していない入力手段で入力し、記憶し、また
表示し、多関節構造体602の運動の始点の位置を示す
情報601,多関節構造体602の運動の始点における
速度と運動の方向との少なくとも一方を示すベクトル情
報607,多関節構造体602の運動の終点の位置を示
す情報603,多関節構造体602の運動の終点603
における速度と運動との少なくとも一方を示す情報に基
づいて、多関節構造体602の始点601から終点60
3までの運動経路を示す情報を演算する。その後、60
3,604,605,606と同様に演算する。また、
さらに他の制御方法としては、多関節構造体602の運
動中の位置に対応する情報601と、多関節構造体60
2の運動中の向きを示す情報607とを入力し、記憶
し、また表示し、多関節構造体602の運動中の位置に
対応する情報と多関節構造体602の運動中の向きを示
す情報607とに基づいて、多関節構造体602の運動
中の経路を示す情報を演算する。尚、ここで多関節構造
体の運動中の向きを示す情報は、座標系上の所望の点、
または他の多関節構造体に対する上記多関節構造体の運
動中の向きを示す情報,座標系上の所望の線に対する上
記多関節構造体の運動中の向きを示す情報,座標系上の
所望の平面に対する上記多関節構造体の運動中の向きを
示す情報、または多関節構造体の運動の方向に対する上
記多関節構造体の運動中の向きを示す情報である。
【0042】図8は、制御装置の一実施例である。動作
表現用時間関数データベース11,通過点の指定装置4
1,移動経路の生成装置61,移動方向の制御装置4
2,曲線移動時の歩幅の制御装置71,時間関数の補正
装置72,関節角演算装置12,レンダリング装置1
3,表示装置14より構成される。図9は、人間が曲線
上を移動する時の曲率中心側の足の歩幅と曲率中心の反
対側の歩幅の関係を示す図である。人間は曲線701上
を移動する。現在移動中の曲線70l上の点P:709
における微小区間ΔL:702の曲率中心をO:70
3、曲率半径をR:704、曲率の中心側の足と曲率中
心Oとの距離をRi :705、曲率の外側の足と曲率中
心Oとの距離をRo :706とする。人間の移動経路、
図701を図8の通過点の指定装置41及び移動経路の
生成装置61を用い生成する。人間の正面は移動方向の
制御装置42を用い点Pにおける接線方向を向くように
制御される。曲線移動時の歩幅の制御装置71では人間
が曲線を移動する際に曲率中心側の歩幅Si:707、
外側の歩幅So:708を次の数8及び数9で生成す
る。Sは人間が直線運動をする時の歩幅である。
【0043】
【数8】
【0044】
【数9】
【0045】人間の移動は、移動中の動作表現を動作表
現用時間関数データベース11より選択する。関節角演
算装置12で関節を動かす。このとき内側の歩幅と外側
の歩幅の違いを曲線移動時の歩幅の制御装置71で制御
し動作を表わす時間関数を時間関数の補正装置72によ
り補正する。移動方向の制御装置42で人間702は、
現在通過している地点の接線方向を向いているので人間
702は生成された曲線706に沿って地面に対して足
が滑らずに移動する。レンダリング装置13は、関節角
演算装置12で計算された結果から人間の3次元上の位
置や姿勢を計算し2次元に投影する。表示装置14は投
影された結果をディスプレイに表示する。
【0046】以上の結果、時間関数で動きを表現する人
間を平面上自由になおかつ地面に対して足が滑らずに移
動させることができる。
【0047】図10は、制御装置の一実施例である。動
作表現用時間関数データベース11,通過点の指定装置
41,移動経路の生成装置61,移動方向の制御装置4
2,曲率半径の検出装置81,移動速度の検出装置8
2,遠心力の算出装置83,時間関数の補正装置72,
関節角演算装置12,レンダリング装置13,表示装置
14より構成される。人間の移動経路を指定装置41及
び移動経路の生成装置61を用い生成する。人間の正面
は移動方向の制御装置42を用い接線方向を向くように
制御される。図11は、地面に対して垂直に立っている
人間が円運動をした時に加わる力の関係を示す図であ
る。人間が801、曲率中心がO、曲率半径がR、重力
がg、遠心力がar 、遠心力と重力の合成力がFであ
る。このままでは、人間は遠心力のために外側に倒れて
しまう。あるいは、倒れそうに観測者に見える。そこ
で、次のように人間の姿勢を制御する。曲率半径の検出
装置81を用い現在通過している曲線の曲率半径を、移
動速度の検出装置82を用い現在の移動速度を検出又は
算出する。曲率半径及び移動速度より遠心力の算出装置
83を用い人間に加わる遠心力を算出する。時間関数の
補正装置72を用い図12に示すように、遠心力ar
重力gの合成力Fと人間の姿勢が平行になるように人間
の姿勢をΘf 傾かせるように動作表現用時間関数を修正
する。これにより人間に加わる遠心力と重力が平衡し倒
れない。その後、関節角演算装置12で関節の動きを生
成する。レンダリング装置13は、関節角演算装置12
で計算された結果から人間の3次元上の位置や姿勢を計
算し2次元に投影する。表示装置14は投影された結果
をディスプレイに表示する。
【0048】以上の結果、時間関数で動きを表現する人
間を曲線上を移動させる際に遠心力の影響を考慮するた
め、人間が倒れそうに見えたりするような不自然な動き
をすることがない。
【0049】図13は、制御装置の一実施例である。動
作表現用時間関数データベース11,通過点の指定装置
41,移動経路の生成装置61,移動方向の制御装置4
2,曲率半径の検出装置81,移動速度の検出装置8
2,重力の修正装置91,遠心力の算出装置83,時間
関数の補正装置72,関節角演算装置12,レンダリン
グ装置13,表示装置14より構成される。人間の移動
経路を指定装置41及び移動経路の生成装置61を用い
生成する。人間の正面は移動方向の制御装置42を用い
接線方向を向くように制御される。曲率半径の検出装置
81を用い現在通過している曲線の曲率半径を、移動速
度の検出装置82を用い現在の移動速度を検出する。曲
率半径及び移動速度より遠心力の算出装置83を用い人
間に加わる遠心力を算出する。時間関数の補正装置72
で重力と遠心力が平衡するように人間の姿勢を補正す
る。重力の修正装置91は重力に関する情報の大きさを
修正する。重力に関する情報の大きさを変えることによ
て、例えば重力を小さくすれば体が大きく傾き、逆に重
力を大きくすれば体があまり傾かないと言った動作の誇
張などができる。その後、関節角演算装置12で関節の
動きを生成する。レンダリング装置13は、関節角演算
装置12で計算された結果から人間の3次元上の位置や
姿勢を計算し2次元に投影する。表示装置14は投影さ
れた結果をディスプレイに表示する。
【0050】以上の結果から、時間関数で動きを表現す
る人間を曲線上を移動させる際に重力の大きさを変える
ことによって人間が曲線上を通過する際に遠心力による
姿勢の変化を誇張あるいは控えめに表現することができ
る。
【0051】図14は、制御装置の一実施例である。動
作表現用時間関数データベース11,位置の指定装置1
01,距離の算出装置102,歩数に関する情報の入力
装置103,歩幅の制御装置104,時間関数の補正装
置72,関節角演算装置12,レンダリング装置13,
表示装置14より構成される。図15は、人間の移動経
路と歩数の関係を示す表示装置での表示例の図である。
曲線1001が人間の移動経路を示す。位置の指定装置
101で曲線1001上の2点x1,x2を指定する。距
離の算出装置102で曲線x12の長さLを求める。歩
数の入力装置103で曲線x12上を人間が移動する際
に要する歩数nを入力する。歩幅の制御装置104で歩
幅Sを次式のようにもとめ時間関数の補正装置72に送
る。
【0052】
【数10】
【0053】時間関数の補正装置72では動作表現用時
間関数データベース11より選択した時間関数を歩幅が
Sになるように補正する。補正した時間関数を用い関節
角演算装置12で各関節の動きを生成する。レンダリン
グ装置13で人間の3次元上の位置や姿勢を計算し2次
元に投影する。表示装置14は、投影した結果をディス
プレイに表示する。
【0054】以上の結果から、決められた区間を決めら
れた歩数で人間が移動できるようになる。
【0055】図16は、制御装置の位置実施例である。
動作表現用時間関数データベース11,時刻の指定装置
111,時間の算出装置112,歩数の入力装置10
3,一歩に要する時間の制御装置114,時間関数の補
正装置72,関節角演算装置12,レンダリング装置1
3,表示装置14より構成される。図17は、人間が移
動する際の歩調の時間の関係を示す表示装置14での表
示例の図である。横軸が時間である。時刻の指定装置1
11でタイムスケール1101上の2点t1 ,t2を指
定する。時間の算出装置112で2点t1,t2間の時間
の長さTを求める。歩数の入力装置103で時刻t1
間を人間が移動する際に要する歩数nを入力する。一歩
に要する時間の制御装置114で一歩に要する時間Ts
を次式のように求め時間関数の補正装置72に送る。
【0056】
【数11】
【0057】時間関数の補正装置72では動作表現用時
間関数データベース11より選択した時間関数を一歩に
要する時間がTs となるように補正する。補正した時間
関数を用い関節角演算装置12で各関節の動きを生成す
る。レンダリング装置13で人間の3次元上の位置や姿
勢を計算し2次元に投影する。表示装置14は、投影し
た結果をディスプレイに表示する。
【0058】以上の結果から、決められた時間を決めら
れた歩数で人間が移動できるようになる。
【0059】図18は、制御装置の位置実施例である。
動作表現用時間関数データベース11,姿勢の指定装置
122,位置の指定装置121,時間関数の補正装置7
2,関節角演算装置12,レンダリング装置13,表示
装置14より構成される。表現したい人間の姿勢(静止
状態の姿勢)を姿勢の指定装置122で指定する。その
姿勢になる空間上の位置を位置の指定装置121で指定
する。人間は動作表現用時間関数データベース11より
選択された動作で移動している。人間が位置の指定装置
121で指定した地点に近づくと時間関数の補正装置7
2により時間関数が姿勢の指定装置122で指定した姿
勢になるように時間関数を補正していく。指定した位置
に人間が達すると、人間の姿勢は指定した姿勢になる。
補正した時間関数を用い関節角演算装置12で各関節の
動きを生成する。レンダリング装置13で人間の3次元
上の位置や姿勢を計算し2次元に投影する。表示装置1
4は、投影した結果をディスプレイに表示する。
【0060】以上の結果から、時間関数で動作している
多関節構造体を決められた位置において決められた姿勢
をさせることができる。
【0061】図19は、制御装置の位置実施例である。
動作表現用時間関数データベース11,姿勢の指定装置
122,時刻の指定装置131,時間関数の補正装置7
2,関節角演算装置12,レンダリング装置13,表示
装置14より構成される。表現したい人間の姿勢(静止
状態の姿勢)を姿勢の指定装置122で指定する。その
姿勢になる時刻を時刻の指定装置131で指定する。人
間は動作表現用時間関数データベース11より選択され
た動作で移動している。人間が時刻の指定装置131で
指定した時刻に近づくと時間関数の補正装置72により
時間関数が姿勢の指定装置122で指定した姿勢になる
ように時間関数を補正していく。指定した時刻に人間が
達すると、人間の姿勢は指定した姿勢になる。補正した
時間関数を用い関節角演算装置12で各関節の動きを生
成する。レンダリング装置13で人間の3次元上の位置
や姿勢を計算し2次元に投影する。表示装置14は、投
影した結果をディスプレイに表示する。
【0062】以上の結果から、時間関数で動作している
多関節構造体を決められた時刻において決められた姿勢
をさせることができる。
【0063】図20は、制御装置の一実施例である。動
作表現用時間関数データベース11、位置の指定装置
(A)141,時間関数の選択装置(A)142,位置及び
時間関数の記憶装置(A)145,位置の指定装置(B)1
43,時間関数の選択装置(B)144,位置及び時間関
数の記憶装置(B)146,距離の算出装置147,時間
関数の補間装置148,関節角演算装置12,レンダリ
ング装置13,表示装置14より構成される。図21
は、移動中の人間の動作表現を補間する手法を説明する
ための表示装置14の画面の表示例を示す図である。人
間は直線1401上を左側から右側に移動する。位置の
指定装置(A)141を用いて図21の直線1401上の
点Xm :1402を指定し、その地点の動作表現を時間
関数の選択装置(A)142を用いて動作表現用時間関数
データベース11より選択する。ここでは、仮に選択し
た動作を「普通に歩く」(図21,1403)とする。
この時間関数の各周波数成分のスペクトル強度をAmn
位相をΨmnとする。指定した直線上の位置Xm及び動作
を表現する時間関数のスペクトル強度Amn ,位相Ψmn
は、位置及び時間関数の記憶装置(A)145に記憶され
る。次に、位置の指定装置(B)143を用いて点X
m+1 :1404を指定し、その地点の動作表現を時間関
数の選択装置(B)144を用いて動作表現用時間関数デ
ータベース11より選択する。ここでは、仮に選択した
動作を「元気に歩く」(図21,1405)とする。こ
の時間関数の各周波数成分のスペクトル強度をAm+1n
位相をΨm+1nとする。指定した直線上の位置Xm+1 及び
動作を表現する時間関数のスペクトル強度Am+1n,位相
Ψm+1nは、位置及び時間関数の記憶装置(B)146に記
憶される。距離の算出装置147は、現在の人間の位置
を算出する。現在地をx:1406とする。時間関数の
補間装置148は、2地点の時間関数及び現在の位置よ
り次式のように現地点の時間関数のスペクトル強度A
n(x),位相Ψn(x)を求める。
【0064】
【数12】
【0065】
【数13】
【0066】関節角演算装置12は数12及び数13で
求めたスペクトル強度An(x)、位相Ψn(x)より関節角
を次式のように求める。
【0067】
【数14】
【0068】補間した時間関数を用い関節角演算装置1
2で各関節の動きを生成する。この例では「普通に歩
く」と「元気に歩く」の中間の動作1403が生成され
る。レンダリング装置13で人間の3次元上の位置や姿
勢を計算し2次元に投影する。表示装置14は、投影し
た結果をディスプレイに表示する。
【0069】以上の結果、指定した2地点の動作を補間
した表現をしながら2地点を移動する事ができる。
【0070】図22は、制御装置の一実施例である。動
作表現用時間関数データベース11,時刻の指定装置
(A)151,時間関数の選択装置(A)152,時刻及び
時間関数の記憶装置(A)155,時刻の指定装置(B)1
53,時間関数の選択装置(B)154,時刻及び時間関
数の記憶装置(B)156,時間の算出装置157,時間
関数の補間装置158,関節角演算装置12,レンダリ
ング装置13,表示装置14より構成される。図23
は、移動中の人間の動作表現を補間する手法を説明する
ための表示装置14の画面での表示例を示す図である。
直線1501は、時間軸である。時刻の指定装置(A)1
51を用いて図23の時間軸上の時刻Tm:1502を
指定し、その時刻の動作表現を時間関数の選択装置(A)
152を用いて動作表現用時間関数データベース11よ
り選択する。ここでは、仮に選択した動作を「普通に歩
く」(図23,1503)とする。この時間関数の各周
波数成分のスペクトル強度をAmn,位相をΨmnとする。
指定した時刻Tm 及び動作を表現する時間関数のスペク
トル強度Amn,位相Ψmnは、時刻及び時間関数の記憶装
置(A)155に記憶される。次に、時刻の指定装置(B)
153を用いて時刻Tm+1:1504を指定し、その時
刻の動作表現を時間関数の選択装置(B)154を用いて動
作表現用時間関数データベース11より選択する。ここ
では、仮に選択した動作を「元気に歩く」(図23,1
505)とする。この時間関数の各周波数成分のスペク
トル強度をAm+1n,位相をΨm+1n とする。指定した時
刻Tm+1及び動作を表現する時間関数のスペクトル強度
m+1n,位相Ψm+1nは、時刻及び時間関数の記憶装置
(B)156に記憶される。時間の算出装置157は、現
在の時刻を算出する。現在時刻をt:1506とする。
時間関数の補間装置158は、2地点の時間関数及び現
在の時刻より次式のように現地点の時間関数のスペクト
ル強度An(t),位相Ψn(t)を求める。
【0071】
【数15】
【0072】
【数16】
【0073】関節角演算装置12は数15及び数16で
求めたスペクトル強度An(t),位相Ψn(t)より関節角
を次式のように求める。
【0074】
【数17】
【0075】補間した時間関数を用い関節角演算装置1
2で各関節の動きを生成する。この例では「普通に歩
く」と「元気に歩く」の中間の動作1503が生成され
る。レンダリング装置13で人間の3次元上の位置や姿
勢を計算し2次元に投影する。表示装置14は、投影し
た結果をディスプレイに表示する。
【0076】以上の結果、指定した2つの時刻の間の動
作を補間した表現をしながら2地点を移動する事ができ
る。
【0077】図24は、制御装置の一実施例である。動
作表現用時間関数データベース11,関節の指定装置1
61,時間関数表現の切離し装置162,キーフレーム
法による動作の生成装置163,合成装置164,関節
角演算装置12,レンダリング装置13,表示装置14
より構成される。人間の全ての動作を時間関数だけで表
現できない場合がある。例えば「歩きながら手を振る」
ような場合「歩く」という動作が時間関数データベース
に登録してあったとしても、「手を振る」という動作が
データベースに登録してなければ「歩きながら手を振
る」といった動作は生成できない。このような場合本制
御装置を用いて動作を生成する。例として「歩きながら
手を振る」の動作の生成法について説明する。先ず、動
作表現用時間関数データベース11より「歩く」を表現
する時間関数を選択する。「左手を振る」動作を生成す
るとする。この場合、左肩から先の関節を時間関数表現
から切り離さなければならない。その指定は関節の指定
装置161で行なう。指定した関節を時間関数表現の切
離し装置162で時間関数表現から切り離す。切り離さ
れた関節を残して関節角演算装置12で各関節の動きを
生成する。切り離された関節の動作はキーフレーム法に
よる動作の生成装置163で動作を生成する。キーフレ
ーム法で生成された動作と時間関数で生成された動作は
合成装置164で合成される。レンダリング装置13で
人間の3次元上の位置や姿勢を計算し2次元に投影す
る。表示装置14は、投影した結果をディスプレイに表
示する。
【0078】以上の結果、動作表現用時間関数データベ
ースに登録されていない動作においても動作を生成する
ことができる。
【0079】図25は、制御装置の一実施例である。動
作表現用時間関数データベース11,関節の指定装置1
61,時間関数表現の切離し装置162,キーフレーム
法による動作の生成装置163,時間関数変換装置17
1,合成装置164,関節角演算装置12,レンダリン
グ装置13,表示装置14より構成される。本実施例は
図24の多関節構造体の制御装置のキーフレーム法によ
る動作の生成装置163の後に時間関数変換装置を付加し
たものである。時間関数変換装置171は、キーフレー
ム法による動作の生成装置163で生成した動作を数1
のような形の時間関数に変換する装置である。時間関数
に変換されたキーフレーム法で生成された動作は、動作
表現用時間関数データベース11に登録される。登録さ
れた時間関数は別の機会に用いる時に再利用する。
【0080】以上の結果、動作表現用時間関数データベ
ースに登録されていない動作をキーフレーム法で生成し
その動作を時間関数に変換し動作表現用時間関数データ
ベースに登録することにより一度作った動作を再利用す
ることができる。
【0081】図26は、動作表現用時間関数を生成する
装置の一実施例である。動作測定装置181,時間関数
変換装置182,動作表現用時間関数データベース11
より構成される。図27は、動作表現用時間関数の生成
手順の一例を示す図である。動作計測装置181で、人
間の各関節の動き(関節の曲げ角)を計測する。図27
の例では、人間1801の動作をビデオカメラ1802
で撮影しフレーム毎に画面上に映し出された映像180
3から各関節の動きを計測する。計測された一例が18
04である。人間の関節の動きは1804のように周期
運動が多い。そこで、時間関数変換装置182で測定さ
れたデータをフーリエ級数展開し数1のような関数(動
作表現用時間関数)に変換する。変換した時間関数は動
作表現用時間関数データベース11に登録される。
【0082】以上の結果、実際の人間の動作より動作表
現用時間関数を生成することができる。
【0083】図28は、動作表現用時間関数を生成する
装置の一実施例である。動作測定装置181,測定デー
タの修正装置191,時間関数変換装置182,動作表
現用時間関数データベース11より構成される。図26
の実施例に測定データの修正装置191を付加したもの
である。測定データには測定誤差や測定ミスによる実際
のデータとのずれが生じる。そこで、実際のデータに近
付けるために測定データの修正装置191、によりフィ
ルタリング処理や測定データの修正を行なう。以上の結
果、実際の人間の動作を計測し、計測時に生じる誤差を
排除し、動作表現用時間関数を生成することができる。
【0084】図29は、動作表現用時間関数を生成する
装置の一実施例である。キーフレーム法による動作の生
成装置201,時間関数変換装置182,動作表現用時
間関数データベース11より構成される。人間の動作を
キーフレーム法による動作の生成装置201を用いて生
成する。生成された動作(各関節の曲げ角の時間変化)を
時間関数変換装置182を用いて動作表現用時間関数に
変換する。生成された時間関数は動作表現用時間関数デ
ータベース11に登録される。
【0085】以上の結果、キーフレーム法で生成された
動作から動作表現用時間関数を生成することができる。
【0086】図30は、動作表現用時間関数を生成する
装置の一実施例である。動作表現用時間関数データベー
ス11,時間関数の修正装置211より構成される。動
作表現用時間関数データベース11より選択された時間
関数は時間関数の修正装置211で修正される。ここで
の修正とは、動作関数のフィルタリング処理,動作関数
の補間,複数の動作関数の平均処理などである。修正さ
れた動作関数は動作表現用時間関数データベース11に
登録され再利用される。
【0087】以上の結果、動作表現用時間関数データベ
ースより選択した時間関数を修正処理後、動作表現用時
間関数データベースに登録することにより、一度修正し
た動作関数を再利用することができる。
【0088】図31は、制御装置の一実施例である。動
作表現用時間関数データベース11,時間関数の選択装
置(体の一部の関節の時間関数を選択)221,選択さ
れた時間関数の一時記憶装置群(関節毎)222,22
3,224,時間関数の合成装置225,関節角演算装
置12,レンダリング装置13,表示装置14より構成
される。本制御装置は上半身は「歩く」動作を、下半身
は「走る」動作を表現するような場合に用いる。このよ
うな動作を生成する場合の例を示す。動作表現用時間関
数データベース11より、時間関数の選択装置221を
用い「歩く」動作の上半身の時間関数を選択し、選択さ
れた時間関数の一時記憶装置222に記憶させる。次
に、時間関数の選択装置221を用い「走る」動作の下
半身の時間関数を選択し、選択された時間関数の一時記
憶装置223に記憶させる。上半身の時間関数と下半身
の時間関数を時間関数の合成装置225を用い合成す
る。合成された時間関数を用い関節角演算装置12で各
関節の動きを計算する。レンダリング装置13で人間の
3次元上の位置や姿勢を計算し2次元に投影する。表示
装置14は、投影した結果をディスプレイに表示する。
【0089】以上の結果、関節毎に時間関数を選択する
ことができ関節毎の動作の組合わせができる。
【0090】図32に、図1〜図31の実施例における
種々のパラメータ等を例えば画面を介して入力する編集
部となる動作エディタ95を示す。動作エディタ95に
よって編集されたデータが前述のレンダリング装置1
3,表示装置14に出力される。動作エディタ95は、
動作表現の指定部951,経路及び速度の指定部95
2,キーフレーム法による動作の修正部953より構成
される。
【0091】図33に示す動作表現の指定部951での
画面例では、前述した実施例の動作表現用の関数の選択
やその関数の重みの制御等を行なう。動作表現指定部9
51では、作者の表現しようとする動作を表わす、関数
(各関節の動きを表わす周波数のスペクトル強度及び位
相角)を出力する。
【0092】図34に示す経路及び速度の指定部952
の画面例では、前述した実施例の人間の移動する経路,
速度,動作表現等を指定する。出力されるデータは、1
コマ毎の人間の関節の曲げ角度である。
【0093】図35に示すキーフレーム法による動作の
修正部953の画面例では、関数表現による動作表現の
一部を関数表現から切離しキーフレーム法により生成す
る。以上、上述した実施例は、コンピュータグラフィッ
クスシステムで人間を表現しその動作制御の例である
が、関節角演算装置の演算結果を動作指令として実物の
多関節ロボットの動作制御信号とし、ロボットを駆動す
るロボット制御システムにも適用することもできる。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、時間関数を用いて動作
を生成する多関節構造体のいろいろな動作表現、空間上
の移動制御などが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御装
置の構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御装
置である。
【図3】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御装
置である。
【図4】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御装
置である。
【図5】通過点と移動方向の関係を示す図である。
【図6】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御装
置である。
【図7】通過点と人間の移動方向を示す図である。
【図8】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御装
置である。
【図9】曲線移動時の歩幅の関係を示す図である。
【図10】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図11】円運動時に人間に加わる力を示す図である。
【図12】姿勢の補正を示す図。
【図13】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図14】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図15】移動経路と歩幅の関係を示す図。
【図16】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図17】時刻と歩幅の関係を示す図。
【図18】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図19】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図20】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図21】移動中の動作の補間を示す図。
【図22】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図23】時刻による動作補間を示す図。
【図24】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図25】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図26】本発明の一実施例を示す測定データからの時
間関数生成装置である。
【図27】動作表現用時間関数の生成方法を示す図。
【図28】本発明の一実施例を示す測定データからの時
間関数生成装置である。
【図29】本発明の一実施例を示すキーフレーム法によ
るデータからの時間関数生成装置である。
【図30】本発明の一実施例を示すデータベースの修正
装置である。
【図31】本発明の一実施例を示す多関節構造体の制御
装置である。
【図32】本発明の各実施例における種々のパラメータ
を画面を介して入力し得る編集部となる動作エディタ9
5を示す図。
【図33】動作エディタ95の動作表現の指定部951
の画面例を示す図。
【図34】動作エディタ95の経路及び速度の指定部9
52の画面の一例を示す図。
【図35】動作エディタ95のキーフレーム法による動
作の修正部953の画面の一例を示す図。
【符号の説明】
11…動作表現用時間関数データベース、12…関節角
演算装置、13…レンダリング装置、14…表示装置、
15…制御装置。

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多関節構造体の各関節の動きを表わす複数
    の一次的時間関数を記憶する記憶手段と、 上記複数の一次的時間関数の中から複数の一次的時間関
    数を選択する選択手段と、 上記選択された複数の一次的時間関数に基づいて、少な
    くとも一つの二次的時間関数を演算する演算手段と、 上記二次的時間関数に基づいて多関節構造体の動作を出
    力する出力手段とを具備することを特徴とする多関節構
    造体の動作表現装置。
  2. 【請求項2】上記演算手段は、上記選択された複数の一
    次的時間関数の平均量に基づいて、少なくとも一つの二
    次的時間関数を演算する演算手段であることを特徴とす
    る請求項1に記載された多関節構造体の動作表現装置。
  3. 【請求項3】上記平均量は、各一次的時間関数に重みを
    付けた平均量であることを特徴とする請求項2に記載さ
    れた多関節構造体の動作表現装置。
  4. 【請求項4】上記出力手段は、表示手段であることを特
    徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載された多
    関節構造体の動作表現装置。
  5. 【請求項5】多関節構造体の運動経路を生成するものに
    おいて、 上記多関節構造体の運動の始点の位置を示す情報、上記
    多関節構造体の運動の始点における速度と運動の方向と
    の少なくとも一方を示す情報、上記多関節構造体の運動
    の終点の位置を示す情報、上記多関節構造体の運動の終
    点における速度と運動の方向との少なくとも一方を示す
    情報を入力する入力手段と、 上記多関節構造体の運動の始点の位置を示す情報、上記
    多関節構造体の運動の始点における速度と運動の方向と
    の少なくとも一方を示す情報、上記多関節構造体の運動
    の終点の位置を示す情報、上記多関節構造体の運動の終
    点における速度と運動との少なくとも一方を示す情報に
    基づいて、上記多関節構造体の上記始点から上記終点ま
    での運動経路を示す情報を演算する演算手段とを具備す
    ることを特徴とする多関節構造体の動作表現装置。
  6. 【請求項6】上記多関節構造体の上記始点から上記終点
    までの運動経路を示す情報を表示する表示手段を具備す
    ることを特徴とする請求項5に記載された多関節構造体
    の動作表現装置。
  7. 【請求項7】上記表示手段は、上記多関節構造体の運動
    の始点の位置を示す情報、上記多関節構造体の運動の終
    点の位置を示す情報を表示することを特徴とする請求項
    6に記載された多関節構造体の動作表現装置。
  8. 【請求項8】上記表示手段は、上記多関節構造体の運動
    の始点における速度と運動の方向との少なくとも一方を
    示す情報、上記多関節構造体の運動の終点における速度
    と運動との少なくとも一方を示す情報を表示することを
    特徴とする請求項6に記載された多関節構造体の動作表
    現装置。
  9. 【請求項9】上記多関節構造体の運動の始点における速
    度と運動の方向との少なくとも一方を示す情報、上記多
    関節構造体の運動の終点における速度と運動との少なく
    とも一方を示す情報はベクトル情報であることを特徴と
    する請求項5に記載された多関節構造体の動作表現装
    置。
  10. 【請求項10】多関節構造体の運動経路を生成するもの
    において、 上記多関節構造体の運動中の位置に対応する情報と、上
    記多関節構造体の運動中の向きを示す情報とを入力する
    入力手段と、 上記多関節構造体の運動中の位置に対応する情報と上記
    多関節構造体の運動中の向きを示す情報とに基づいて、
    上記多関節構造体の運動中の経路を示す情報を演算する
    演算手段とを具備することを特徴とする多関節構造体の
    動作表現装置。
  11. 【請求項11】上記多関節構造体の運動中の位置に対応
    する情報、上記多関節構造体の運動中の向きを示す情報
    を記憶する記憶手段とを具備することを特徴とする請求
    項10に記載された多関節構造体の動作表現装置。
  12. 【請求項12】上記多関節構造体の運動中の向きを示す
    情報は、座標系上の所望の点、または他の多関節構造体
    に対する上記多関節構造体の運動中の向きを示す情報で
    あることを特徴とする請求項10に記載された多関節構
    造体の動作表現装置。
  13. 【請求項13】上記多関節構造体の運動中の向きを示す
    情報は、座標系上の所望の線に対する上記多関節構造体
    の運動中の向きを示す情報であることを特徴とする請求
    項10に記載された多関節構造体の動作表現装置。
  14. 【請求項14】上記多関節構造体の運動中の向きを示す
    情報は、座標系上の所望の平面に対する上記多関節構造
    体の運動中の向きを示す情報であることを特徴とする請
    求項10に記載された多関節構造体の動作表現装置。
  15. 【請求項15】上記多関節構造体の運動中の向きを示す
    情報は、多関節構造体の運動の方向に対する上記多関節
    構造体の運動中の向きを示す情報であることを特徴とす
    る請求項10に記載された多関節構造体の動作表現装
    置。
  16. 【請求項16】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、 多関節構造体の通過点を指定する手段と、 指定した通過点の間を多関節構造体が運動する経路生成
    手段と、 指定した通過点上を通過する多関節構造体の動作を出力
    する出力手段とを具備することを特徴とする多関節構造
    体の動作表現装置。
  17. 【請求項17】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、 多関節構造体の通過点を指定する手段と、 指定した通過点の近傍間を多関節構造体が運動する経路
    生成手段と、 指定した通過点の近傍を通過する多関節構造体の動作を
    出力する出力手段とを具備することを特徴とする多関節
    構造体の動作表現装置。
  18. 【請求項18】指定した通過点の間を多関節構造体が通
    過する手段として、指定した通過点の間を曲線で接続す
    る手段を備え、多関節構造体が指定した曲線上を運動す
    ることを特徴とする請求項16または請求項17に記載
    された多関節構造体の動作表現装置。
  19. 【請求項19】指定した通過点の間を多関節構造体が通
    過する手段として、指定した通過点の間を曲線で接続す
    る手段と、多関節構造体が生成された曲線上を運動する
    ときにその時点の曲線の曲率に応じ曲率中心に近い方の
    足の歩幅を小さく、曲率中心に遠い方の足の歩幅を大き
    くする手段と、それぞれの足が接平面に対し滑らない手
    段を備え、多関節構造体が指定した曲線上を滑らずに運
    動するように制御することを特徴とする請求項16また
    は請求項17に記載された多関節構造体の動作表現装
    置。
  20. 【請求項20】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、 上記多関節構造体が曲線上を運動するときに、上記曲線
    の曲率半径を検出、又は算出する手段と、 上記多関節構造体の運動速度を検出、又は算出する手段
    と、 上記曲率半径と上記運動速度から遠心力を算出する手段
    と、 上記多関節構造体に対し遠心力と重力が平衡するように
    時間関数を補正する手段とを具備することを特徴とする
    多関節構造体の動作表現装置。
  21. 【請求項21】重力に関する情報を変更する手段を具備
    することを特徴とする請求項20に記載された多関節構
    造体の動作表現装置。
  22. 【請求項22】空間上の複数点を指定する手段と、 歩数に関する情報を入力する手段と、 指定した複数点の間を指定した歩数で運動する多関節構
    造体の動作を出力する出力手段とを具備することを特徴
    とする多関節構造体の動作表現装置。
  23. 【請求項23】複数の時刻を指定する手段と、 歩数に関する情報を入力する手段と、 指定した複数の時刻間を指定した歩数で運動する多関節
    構造体の動作を出力する出力手段とを具備することを特
    徴とする多関節構造体の動作表現装置。
  24. 【請求項24】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、運動中に指定した位置におい
    て指定した姿勢をとる上記多関節構造体の動作を出力す
    る出力手段を具備することを特徴とする多関節構造体の
    動作表現装置。
  25. 【請求項25】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、運動中に指定した時刻位置に
    おいて指定した姿勢をとる上記多関節構造体の動作を出
    力する出力手段を具備することを特徴とする多関節構造
    体の動作表現装置。
  26. 【請求項26】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、 指定した空間における多関節構造体の動作を時間関数で
    表現する手段と、 指定した空間と空間の間の動作を表現する時間関数を指
    定した空間における多関節構造体の動作を表現する時間
    関数を空間と空間の間の距離で補間し、中間地点におけ
    る多関節構造体の動作を表現する時間関数を生成する手
    段と、 指定区間を実質的に連続的に変化する上記多関節構造体
    の動作を出力する出力手段とを具備することを特徴とす
    る多関節構造体の動作表現装置。
  27. 【請求項27】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、 指定した時刻における多関節構造体の動作を時間関数で
    表現する手段と、 指定した時刻と時刻の間の動作を表現する時間関数を指
    定した時刻における多関節構造体の動作を表現する時間
    関数を時刻と時刻の間の時間で補間し中間時刻における
    多関節構造体の動作を表現する時間関数を生成する手段
    と、 指定区間を実質的に連続的に変化する上記多関節構造体
    の動作を出力する出力手段とを具備することを特徴とす
    る多関節構造体の動作表現装置。
  28. 【請求項28】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    とキーフレーム方とで表現するものにおいて、多関節構
    造体の特定の関節の動きを時間関数表現から切離し、切
    り離した関節の動きをキーフレーム法で生成する手段
    と、 多関節構造体の動きを時間関数表現とキーフレーム法に
    よる表現を合成して処理できる手段とを具備することを
    特徴とする多関節構造体の動作表現装置。
  29. 【請求項29】キーフレーム法で生成した動作を時間関
    数に変換し、該時間関数を記憶する手段を具備すること
    を特徴とする請求項28に記載された多関節構造体の動
    作表現装置。
  30. 【請求項30】多関節構造体の関節の動きを測定する手
    段と、 測定された該多関節構造体の関節の動きを時間関数に変
    換する手段と、 該時間関数に基づいて多関節構造体の動作を出力する出
    力手段とを具備することを特徴とする多関節構造体の動
    作表現装置。
  31. 【請求項31】上記時間関数に変換する手段は、測定さ
    れた多関節構造体の関節の動きを補正して、時間関数に
    変換する手段であることを特徴とする請求項30に記載
    された多関節構造体の動作表現装置。
  32. 【請求項32】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、多関節構造体の関節の動きを
    キーフレーム法で生成し、キーフレーム法で生成された
    動作を時間関数に変換し、多関節構造体の動作を出力す
    ることを特徴とする多関節構造体の動作表現装置。
  33. 【請求項33】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、多関節構造体の動作を選択す
    るときに、全ての関節の時間関数を同一動作を表現する
    時間関数群を用いて動作を生成することを特徴とする多
    関節構造体の動作表現装置。
  34. 【請求項34】多関節構造体の各関節の動きを時間関数
    で表現するものにおいて、多関節構造体の動作を選択す
    るときに、それぞれの関節の時間関数を同一動作あるい
    は異なる動作を表現する時間関数群を用いて動作を生成
    することを特徴とする多関節構造体の動作表現装置。
  35. 【請求項35】請求項1から請求項33の何れかに記載
    された多関節構造体の動作表現装置と、該多関節構造体
    の動作を表示する表示装置とを具備することを特徴とす
    るコンピュータグラフィックスシステム。
  36. 【請求項36】請求項1から請求項33の何れかに記載
    された多関節構造体の動作表現装置と、該多関節構造体
    の動作に応じて駆動されるロボットとを具備することを
    特徴とするロボット制御システム。
  37. 【請求項37】請求項1から請求項3の何れかに於い
    て、上記一次的時間関数は、時間関数の成分であること
    を特徴とする多関節構造体の動作表現装置。
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