JP2001186496A - 映像配信表示方法およびこの方法に用いる映像配信装置と公衆用ディスプレイ - Google Patents

映像配信表示方法およびこの方法に用いる映像配信装置と公衆用ディスプレイ

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JP2001186496A
JP2001186496A JP36792199A JP36792199A JP2001186496A JP 2001186496 A JP2001186496 A JP 2001186496A JP 36792199 A JP36792199 A JP 36792199A JP 36792199 A JP36792199 A JP 36792199A JP 2001186496 A JP2001186496 A JP 2001186496A
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昌利 大石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の公衆用ディスプレイについて集中管理
により各公衆用ディスプレイに相応しい番組を簡単に効
率よく運用管理することができる映像配信方法を提供す
る。 【解決手段】 各地に多数設置されている公衆用ディス
プレイ5で放映する番組の映像番組データとその放映ス
ケジュールを、これらに通信回線Nを介して接続する映
像配信装置3で管理する。映像配信装置3は通信回線N
により適宜データベースから選出した映像番組データに
スケジュールデータを対応づけして公衆用ディスプレイ
5に送達する。公衆用ディスプレイ5は、映像配信装置
3から送られてくる映像番組データやスケジュールデー
タを受け取ってこれらに基づき番組を放映する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駅前広場や空港
ロビー、チェーンストアなどに設置されている多数の公
衆用ディスプレイについて、これらで放映される番組を
集中管理により効率よく運用管理するための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】駅前ビルの壁面や空港ロビーなどにコマ
ーシャルやニュースなどの映像を表示するディスプレイ
(以下、公衆用ディスプレイと称する)が設置されてい
るのをよく見かける。またチェーンストアなどに商品の
説明や宣伝広告を表示する小型の公衆用ディスプレイが
設置されているのをよく目にする。最近では高品質な公
衆用ディスプレイを安価に提供できるようになり、公衆
用ディスプレイの設置台数は今後急増することが見込ま
れている。
【0003】ところで、公衆用ディスプレイで放映され
る番組は、通常、ビデオテープやDVDなどの記録媒体
や通信回線により設置現場ごとに個別に供給される。ま
たその放映スケジュールの編成は公衆用ディスプレイの
設置場所に付設されたビデオデッキやDVD(Digital
Video Disk)などの再生装置を専門のスタッフが操作す
ることで行っている。そのため、今後各地に多数の公衆
用ディスプレイが設置されたあかつきにはこれらの運用
に莫大な労力や経費が発生することが予想され、各地に
設置された多数の公衆用ディスプレイをいかに効率よく
運用するかというビジネスモデルの確立は公衆用ディス
プレイを事業として運営する事業者にとって非常に重要
な課題になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなビジネスモ
デルに具体化にあたり重要なことは、各現場に設置され
た公衆用ディスプレイで多くの人々に関心を持って見て
もらえる映像を放映することであり、これにより公衆と
広告主の双方から高い評価が得られることになる。ここ
で多くの人々に関心を持って見てもらえる映像というの
は決して一様ではない。すなわち、公衆用ディスプレイ
の設置場所によって異なるし、さらに同じ場所であって
も時間帯によって変化する。従ってテレビ放送のように
すべての公衆用ディスプレイに対し同じ放映スケジュー
ルでリアルタイムに番組を提供するといったありきたり
な手法は前記のビジネスモデルの具体化に適さないこと
は明らかである。
【0005】さらに超大型画面の公衆用ディスプレイを
設置することが相応しい場所もあるし、逆にあまり大型
の公衆用ディスプレイを設置できない場所もあるなど、
ディスプレイパネルの縦横比やドット密度、サイズなど
ディスプレイパネルの仕様も設置場所の環境などに応じ
て様々であり、前記のビジネスモデルの具体化に際して
はこのような各公衆用ディスプレイの仕様の差を考慮し
て汎用性や適用性に十分に配慮することも大事である。
【0006】本発明は、このような諸般の事情を考慮す
るとともに各地に設置された多数の公衆用ディスプレイ
について集中管理により各公衆用ディスプレイに相応し
い番組を簡単な構成で効率よく運用管理することができ
る映像配信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の第1の請求項に記載の発明は、映像配信方法
であって、映像配信装置が管理する適宜な記憶手段に、
適宜に区分された映像番組データをデータベース化して
蓄積しておくとともに、多数の公衆用ディスプレイのそ
れぞれの属性データなどを管理テーブルに整理してお
き、前記映像配信装置は公衆用ディスプレイと適時に通
信回線で接続し、データベースから適宜に選出した映像
番組データと、その映像番組データの表示出力する時期
を規定するスケジュールデータとを対応づけして前記公
衆用ディスプレイに送達し、前記公衆用ディスプレイ
は、前記映像配信装置から受け取った映像番組データと
スケジュールデータとを適宜な記憶手段に蓄積してお
き、そのスケジュールデータに従って時間管理を行い、
所定の時期がきたならば該当する映像番組データを読み
出して表示出力することとする。
【0008】また本発明の第2の請求項に記載の発明
は、請求項1に記載の映像配信方法であって、前記属性
データとして各公衆用ディスプレイの表示能力などの構
成情報を示す仕様データが前記管理テーブルに整理され
ており、前記映像配信装置がある公衆用ディスプレイに
向けてある映像番組データを送達するのに先立って、そ
の公衆用ディスプレイの仕様データを調べて、その装置
の表示能力に合わせて映像番組データのデータ変換を行
うこととする。
【0009】また本発明の第3の請求項に記載の発明
は、請求項1に記載の方法に用いる前記映像配信装置で
あって、前記適宜に区分された映像番組データおよび前
記管理テーブルをデータベース化して管理する手段と、
前記公衆用ディスプレイと適時に通信回線で接続して前
記データベースから適宜に選出した映像番組データに前
記スケジュールデータを対応づけして前記通信回線によ
り前記公衆用ディスプレイに送達する手段とを備えるこ
ととする。
【0010】また本発明の第4の請求項に記載の発明
は、請求項2に記載の方法に用いる前記映像配信装置で
あって、前記適宜に区分された映像番組データおよび前
記管理テーブルをデータベース化して管理する手段と、
前記データベースから適宜に選出した映像番組データに
前記スケジュールデータを対応づけして前記通信回線に
より公衆用ディスプレイに送達する手段と、この送達に
先立って前記管理テーブルに記憶管理している前記公衆
用ディスプレイの仕様データを調べてその装置の表示能
力に合わせて映像番組データのデータ変換を行う手段と
を備えることとする。
【0011】また本発明の第5の請求項に記載の発明
は、請求項4に記載の映像配信装置であって、操作者イ
ンタフェースを備え、この操作者インタフェースを利用
した操作者との間の対話処理により前記仕様データを登
録編集する機能を備えることとする。
【0012】また本発明の第6の請求項に記載の発明
は、請求項3から5のいずれかに記載の映像配信装置で
あって、操作者インタフェースを備え、この操作者イン
タフェースを利用した操作者との間の対話処理により前
記スケジュールデータを編集する機能を備えることとす
る。
【0013】また本発明の第7の請求項に記載の発明
は、請求項3から6のいずれかに記載の映像配信装置で
あって、操作者インタフェースを備え、この操作者イン
タフェースを利用した操作者との間の対話処理により、
データベースから適宜に選出した映像番組データに前記
スケジュールデータを対応づけして前記通信回線により
公衆用ディスプレイに送達するための送達スケジュール
を利用者に登録させ、その登録内容に従って前記送達を
実行する配信スケジュールの管理手段を備えることとす
る。
【0014】また本発明の第8の請求項に記載の発明
は、請求項1または2のいずれかに記載の映像配信表示
方法であって、前記スケジュールデータのみを前記映像
配信装置から前記公衆用ディスプレイに向けて送達し、
前記公衆用ディスプレイは送られてきたスケジュールデ
ータに従って時間管理を行い、所定の時期がきたならば
既に当該公衆用ディスプレイに格納されている該当の映
像番組データを読み出して表示出力することとする。
【0015】また本発明の第9の請求項に記載の発明
は、請求項1または2もしくは8のいずれかに記載の方
法に用いる公衆用ディスプレイであって、前記通信回線
を通じて前記映像配信装置から映像番組データもしくは
スケジュールデータを受け取ってこれらを適宜な記憶手
段に蓄積記憶する手段と、前記スケジュールデータに従
って時間管理を行い、所定の時期がきたならば該当する
映像番組データを読み出して表示出力する手段とを備え
ることとする。
【0016】
【発明の実施の形態】===システムの構成=== 以下、本発明の一実施例として公衆用ディスプレイの管
理システムについて説明する。このシステムの目的は各
地に散在する各公衆用ディスプレイにおける放映スケジ
ュールや放映番組の内容を映像配信装置において集中管
理することである。
【0017】図1はシステムの全体構成である。映像配
信装置3と各地に設置されている多数の公衆用ディスプ
レイ5とが通信回線N(電話網・ISDN網・専用線・
インターネット網、衛星通信などを含む)を介して接続
している。このうち映像配信装置3はこの管理システム
の事業者によって運営され、CPU・メモリ・ハードデ
ィスクなどを備えたコンピュータである。映像配信装置
3では、番組IDをキーとして多数の映像番組データ9
を格納しているデータベース7が稼働している。また映
像配信装置3のハードディスクには管理テーブル10が
あり、各公衆用ディスプレイ5で放映する番組の放映ス
ケジュールを規定するスケジュールデータ11と、各公
衆用ディスプレイ5の表示能力などの構成情報が記述さ
れた仕様データ13が、公衆用ディスプレイ5ごとに固
有に割り当てられた装置IDをキーとして記憶管理され
ている。なお、映像番組データ9、スケジュールデータ
11、仕様データ13の詳細については後述する。
【0018】一方、各地に設置された公衆用ディスプレ
イ5は、ディスプレイパネル21、中央制御装置23、
通信装置25を備えて構成される。ディスプレイパネル
21の表示方式はCRT配列型、放電管配列型、LED
配列型、LCD配列型等など公衆用ディスプレイ5ごと
に様々であり、またその縦横比やドット密度、サイズな
ども各様である。このうち中央制御装置23は公衆用デ
ィスプレイ5の全体を統括管理するコンピュータであ
り、CPU・メモリ・ハードディスク27などを備え
る。通信装置25は中央制御装置23を通信回線Nに接
続する装置である。通信装置25の種類は公衆用ディス
プレイ5ごとに様々であり、通信回線Nが電話網であれ
ばモデムなどでありISDN網であればTAなどであり
専用線やインターネット網であればルータなどである。
また通信回線Nの態様として、例えば映像配信装置3か
ら公衆用ディスプレイ5へのダウンロードは衛星通信に
よるブロードキャストで行い、一方、公衆用ディスプレ
イ5から映像配信装置3へのアップロードは電話網やI
SDN網を利用するといった複合的なものも考えられ
る。なお、この場合には、例えば、公衆用ディスプレイ
5はブロードキャストされる放送信号に多重されている
信号から自分宛の者を選択的に取り出してハードディス
ク27に格納する機能を備えた衛星放送の受信機と、ア
ップロードに用いるモデムもしくはTAとによって前記
通信装置25が構成されることになる。
【0019】ハードディスク27には通信回線Nを通じ
て映像配信装置3から配信された映像番組データ9およ
びスケジュールデータ11が格納されている。中央制御
装置23はスケジュールデータ11に従って時間管理を
行い、所定の時期が到来すると該当する映像番組データ
9に基づいて映像信号を再生しこれに基づく映像をディ
スプレイパネル21に再生出力する。
【0020】===データの登録および編集=== ここでは前述した映像番組データ9、スケジュールデー
タ11、仕様データ13について詳述する。映像番組デ
ータ9は事業者との間で公衆用ディスプレイ5の利用契
約を行っている契約者などからビデオテープや通信など
により供給された映像信号を事業者がMPEG等の圧縮
方式により圧縮符号化して番組ID別に登録したもので
ある。
【0021】スケジュールデータ11は、どの映像番組
データをいつ表示出力するのかを規定するデータであ
り、例えば図2に示すように番組IDと各番組の放映開
始時刻が記述されている。スケジュールデータ11は事
業者が映像配信装置3で稼働するソフトウエアにより編
集する。図3はこの編集作業中に映像配信装置3のモニ
タに表示される画面の様子である。スケジュールデータ
11は公衆用ディスプレイ5ごとに用意され、編集の際
は対象となる公衆用ディスプレイの装置IDを指定して
行う。
【0022】仕様データ13は前述したように公衆用デ
ィスプレイ5の表示能力などの構成情報を記述したデー
タであり、公衆用ディスプレイ5の表示方式や縦横比や
ドット密度、サイズなどが記述されている。事業者は公
衆用ディスプレイ5を新設した場合などにその公衆用デ
ィスプレイ5の仕様データ13を新たに登録する。また
公衆用ディスプレイ5に仕様変更があった場合などには
適宜更新する。この登録や更新は映像配信装置3で稼働
するソフトウエアにより行われる。図4はこの編集作業
中に映像配信装置3のモニタに表示される画面である。
仕様データ13は公衆用ディスプレイ5ごとに用意さ
れ、編集の際は対象となる公衆用ディスプレイ5の装置
IDを指定して行う。
【0023】===データ配信=== 映像配信装置3は、映像番組データ9およびスケジュー
ルデータ11を通信回線Nを介して公衆用ディスプレイ
5に配信する。このデータ配信は、映像配信装置3上で
稼働する配信ソフトウエアにより行われ、その配信スケ
ジュールは事業者がこのソフトウエアを操作して編集す
る。図5は編集中に映像配信装置3のモニタに表示され
る画面の様子である。事業者はこの画面に配信予定日
時、配信したいスケジュールデータ11および映像番組
データ9、配信しようとする公衆用ディスプレイ5の装
置IDなどを指定する。なお、配信ソフトウエアには複
数のスケジュールを登録することができる。また1つの
スケジュールデータ11で指定する時間範囲は自由に設
定できる。また時間範囲の指定方法としては単純に時分
秒単位で指定する方法の他、日、週、月、年などを単位
とする指定方法も用意されている。
【0024】配信ソフトウエアは配信スケジュールに指
定された配信時刻が到来すると、通信回線Nを介して該
当の公衆用ディスプレイ5に接続して配信処理を行う。
このとき、公衆用ディスプレイ5に実際に配信されるデ
ータは、スケジュールデータ11と映像番組データ9の
双方である場合もあるし、スケジュールデータ11のみ
もしくは映像番組データ9のみである場合もある。この
うち、前者のケースとしては、例えば映像番組データ9
には変更は無いがその放映スケジュールのみを変更した
場合があげられる。また後者のケースとしては、例えば
放映スケジュールに変更はないが番組の内容のみを変更
したい場合があげられる。また、ソフトウエアの組み易
さやシステム管理のし易さなどを重視するのであれば、
映像データとスケジュールデータが常にペアで配信され
る構成や1つのデータフォーマット中に双方のデータが
記述されているといったデータ構造を採用してもよい。
【0025】ここで実際の配信に先立ち、配信ソフトウ
エアは配信先の公衆用ディスプレイ5の仕様データを参
照して配信対象となる映像番組データ9を各公衆用ディ
スプレイ5の表示能力に見合ったデータ形式に変換す
る。例えば、元の映像番組データが横長タイプのディス
プレイ用の映像番組データであるのに対し、送出先の公
衆用ディスプレイ5が縦長タイプのディスプレイであっ
た場合には、元の映像番組データの横幅が送出先の公衆
用ディスプレイ5の横幅に収まるように変換する。配信
処理が終了すると配信ソフトウエアは配信開始時刻や配
信終了時刻、配信が正常に行われたかどうかといった配
信結果を配信ログに記録する。事業者はこのログを参照
することで配信が正常に行われたかどうかを事後的に確
認することができる。
【0026】一方、公衆用ディスプレイ5の中央制御装
置23は、映像配信装置3から映像番組データ9が送ら
れてくるとこれを番組ID別に整理してハードディスク
27に格納する。この時ハードディスク27に同じ番組
IDの映像番組データ9が存在していた場合には、その
データを新たに配信されてきた映像番組データ9で置き
換える。また、映像配信装置3からスケジュールデータ
11が送られてくると中央制御装置23はこのスケジュ
ールデータ11に基づいて既存のスケジュールデータ1
1の内容を更新する。
【0027】以上の構成により各公衆用ディスプレイ5
における放映スケジュールや放映番組の内容が映像配信
装置3で集中管理されることとなる。
【0028】===スケジュールデータの他の構造==
= スケジュールデータ11の構造は公衆用ディスプレイ5
の中央制御装置23が放映する各番組の開始時刻を特定
できる構造であれば基本的にどのような構造であっても
よく図2に示した構造以外にも様々なバリエーションが
考えられる。例えば、放映する各映像番組データの番組
IDを時系列順に並べたデータとその先頭の番組IDに
対応する映像番組データの放映開始時刻のみが記載され
たデータとが混在するような構成であってもよい。な
お、この場合にはスケジュールデータ11にそのスケジ
ュールデータ11のデータ構造のタイプを示す情報を付
帯させる機能を映像配信装置3側に設けるとともに、配
信されてきたスケジュールデータ11の構造を判断する
仕組を公衆用ディスプレイ5側に用意する必要がある。
【0029】スケジュールの空き時間の埋め合わせに用
いる埋め合わせ専用の映像番組データ9を公衆用ディス
プレイ5に配信し、公衆用ディスプレイ5が自動的に前
記埋め合わせ専用の映像番組データ9を挿入するという
構成も考えられる。この場合、前記埋め合わせ専用の映
像番組データ9にその番組が埋め合わせ専用の映像番組
データ9であることを示す識別情報を付帯させ、公衆用
ディスプレイ5はこの識別情報に基づいて他の映像番組
データ9とは区別して管理するようにする。なお、埋め
合わせ専用の映像番組データ9の放映時間がスケジュー
ルの空き時間よりも短い場合は繰り返し補間用の映像番
組データ9が放映されるようにするとよい。
【0030】配信する各スケジュールデータ11に優先
順位を示す情報を付帯させ、公衆用ディスプレイ装置5
側で優先順位の高いスケジュールデータ11から優先的
に採用されるようにしてもよい。配信する各スケジュー
ルデータ11に有効期限情報を付帯させ、有効期限中だ
けそのスケジュールデータ11が適用されるようにして
もよい。
【0031】配信されてくると公衆用ディスプレイ5で
管理しているスケジュールデータ11を無視して優先適
用されるスケジュールデータ11なども考えられる。こ
れを実施するには、例えば、スケジュールデータ11に
このように公衆用ディスプレイ5の中央制御装置23を
動作させるプログラムを付帯させこれが配信後に自動起
動するようにするといった方法が考えられる。
【0032】===メンテナンス機能=== ところで、この管理システムの構成であれば、通信回線
Nを介して各公衆用ディスプレイ5の温度、湿度、結露
などの稼働状態を映像配信装置3にアップロードし、こ
の稼働状態に基づいて通信回線Nを介して各公衆用ディ
スプレイ5におけるディスプレイパネル21の輝度等を
リモート制御するといったことが可能であり、これによ
り各公衆用ディスプレイを無駄のない最適な状態で運用
することができ公衆用ディスプレイの長寿命化や省エネ
ルギー化を図ることができる。また各公衆用ディスプレ
イ5の状態を映像配信装置3側で監視することで迅速に
故障を察知することができるので障害時の迅速な対応が
可能になり、さらに作業員をその故障状態に応じた必要
最小限の装備で現場に派遣することができるので確実で
無駄のないメンテナンスが可能になる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による映
像配信表示方法にあっては、各地に設置された公衆用デ
ィスプレイにおける映像番組データや放映スケジュール
を映像配信装置で集中管理する構成としたので、公衆用
ディスプレイ側に放映スケジュールの編集設備を用意し
たり専門のスタッフを手配する必要がなく、効率よく低
コストで多数の各公衆用ディスプレイの放映スケジュー
ルを管理することができる。
【0034】また、各公衆用ディスプレイの画面サイズ
などの構成情報を仕様データとして映像配信装置側で管
理し、各公衆用ディスプレイへの映像番組データの配信
に先立ち映像配信装置側で各公衆用ディスプレイに適し
たデータ形式の映像番組データにデータ変換するように
したため、公衆用ディスプレイ側にデータ変換に必要な
設備を用意する必要がなく、その分のコストが削減で
き、また設置スペースの削減も図ることができる。
【0035】また各公衆用ディスプレイの設置場所や時
間帯を考慮して公衆用ディスプレイごとに個別の放映ス
ケジュールを設定することが可能となり、各公衆用ディ
スプレイの設置場所に往来する多くの人々に関心を持っ
て見てもらえるような映像を提供することができ、公衆
用ディスプレイによる宣伝広告効果の向上を図ることが
できる。
【0036】また映像番組データを映像配信装置で集中
管理することで公衆用ディスプレイの設置場所にかかわ
らず新たな映像番組データを迅速かつ簡単に供給するこ
とが可能になる。
【0037】さらに本発明の映像配信表示方法によれば
映像番組データをリアルタイムで配信する必要が無いの
で、夜間等の通信料金の安い時間帯にあらかじめスケジ
ュールデータや映像番組データを配信しておくことがで
き、この面からも運用コストの削減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による管理システムの概略構
成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例によるスケジュールデータの
データ構成の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例によるスケジュール編集ソフ
トウエアがディスプレイに表示するスケジュールデータ
の登録編集画面を示す図である。
【図4】本発明の一実施例による仕様データ登録ソフト
ウエアがディスプレイに表示する登録編集画面を示す図
である。
【図5】本発明の一実施例による配信ソフトウエアがデ
ィスプレイに表示する配信スケジュールの登録画面を示
す図である。
【符号の説明】
3 公衆用ディスプレイ 5 映像配信装置 N 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 亜記子 神奈川県横浜市金沢区福浦1−1−1 ア ビックス株式会社内 Fターム(参考) 5C025 AA28 AA30 BA14 BA22 BA25 BA27 CA02 CB05 DA05 5C064 BA01 BB05 BC18 BC23 BD03 BD07 BD13 5C082 AA03 BA41 BB01 CB06 DA87 DA89 MM02 MM07 MM09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像配信装置が管理する適宜な記憶手段
    に、適宜に区分された映像番組データをデータベース化
    して蓄積しておくとともに、多数の公衆用ディスプレイ
    のそれぞれの属性データなどを管理テーブルに整理して
    おき、 前記映像配信装置は公衆用ディスプレイと適時に通信回
    線で接続し、データベースから適宜に選出した映像番組
    データと、その映像番組データの表示出力する時期を規
    定するスケジュールデータとを対応づけして前記公衆用
    ディスプレイに送達し、 前記公衆用ディスプレイは、前記映像配信装置から受け
    取った映像番組データとスケジュールデータとを適宜な
    記憶手段に蓄積しておき、そのスケジュールデータに従
    って時間管理を行い、所定の時期がきたならば該当する
    映像番組データを読み出して表示出力することを特徴と
    する映像配信表示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記属性データとし
    て各公衆用ディスプレイの表示能力などの構成情報を示
    す仕様データが前記管理テーブルに整理されており、前
    記映像配信装置がある公衆用ディスプレイに向けてある
    映像番組データを送達するのに先立って、その公衆用デ
    ィスプレイの仕様データを調べて、その装置の表示能力
    に合わせて映像番組データのデータ変換を行うことを特
    徴とする映像配信表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法に用いる前記映像
    配信装置であって、前記適宜に区分された映像番組デー
    タおよび前記管理テーブルをデータベース化して管理す
    る手段と、前記公衆用ディスプレイと適時に通信回線で
    接続して前記データベースから適宜に選出した映像番組
    データに前記スケジュールデータを対応づけして前記通
    信回線により前記公衆用ディスプレイに送達する手段と
    を備えることを特徴とする映像配信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記適宜に区分され
    た映像番組データおよび前記管理テーブルをデータベー
    ス化して管理する手段と、前記データベースから適宜に
    選出した映像番組データに前記スケジュールデータを対
    応づけして前記通信回線により公衆用ディスプレイに送
    達する手段と、この送達に先立って前記管理テーブルに
    記憶管理している前記公衆用ディスプレイの仕様データ
    を調べてその装置の表示能力に合わせて映像番組データ
    のデータ変換を行う手段とを備えることを特徴とする映
    像配信装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の映像配信装置であっ
    て、操作者インタフェースを備え、この操作者インタフ
    ェースを利用した操作者との間の対話処理により前記仕
    様データを登録編集する機能を備えることを特徴とす
    る。
  6. 【請求項6】 請求項3から5のいずれかに記載の映像
    配信装置であって、操作者インタフェースを備え、この
    操作者インタフェースを利用した操作者との間の対話処
    理により前記スケジュールデータを編集する機能を備え
    ることを特徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項3から6のいずれかに記載の映像
    配信装置であって、操作者インタフェースを備え、この
    操作者インタフェースを利用した操作者との間の対話処
    理により、データベースから適宜に選出した映像番組デ
    ータに前記スケジュールデータを対応づけして前記通信
    回線により公衆用ディスプレイに送達するための送達ス
    ケジュールを利用者に登録させ、その登録内容に従って
    前記送達を実行する配信スケジュールの管理手段を備え
    ることを特徴とする。
  8. 【請求項8】 請求項1または2のいずれかに記載の映
    像配信表示方法であって、前記スケジュールデータのみ
    を前記映像配信装置から前記公衆用ディスプレイに向け
    て送達し、前記公衆用ディスプレイは送られてきたスケ
    ジュールデータに従って時間管理を行い、所定の時期が
    きたならば既に当該公衆用ディスプレイに格納されてい
    る該当の映像番組データを読み出して表示出力すること
    を特徴とする。
  9. 【請求項9】 請求項1または2もしくは8のいずれか
    に記載の方法に用いる公衆用ディスプレイであって、前
    記通信回線を通じて前記映像配信装置から映像番組デー
    タもしくはスケジュールデータを受け取ってこれらを適
    宜な記憶手段に蓄積記憶する手段と、前記スケジュール
    データに従って時間管理を行い、所定の時期がきたなら
    ば該当する映像番組データを読み出して表示出力する手
    段とを備えることを特徴とする公衆用ディスプレイ。
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