JP2001186476A - 画像記録再生装置、画像記録再生方法および画像編集方法 - Google Patents

画像記録再生装置、画像記録再生方法および画像編集方法

Info

Publication number
JP2001186476A
JP2001186476A JP2000339142A JP2000339142A JP2001186476A JP 2001186476 A JP2001186476 A JP 2001186476A JP 2000339142 A JP2000339142 A JP 2000339142A JP 2000339142 A JP2000339142 A JP 2000339142A JP 2001186476 A JP2001186476 A JP 2001186476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
recording
group
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000339142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3702776B2 (ja
Inventor
Hiroshi Shimizu
宏 清水
Ryushi Nishimura
龍志 西村
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000339142A priority Critical patent/JP3702776B2/ja
Publication of JP2001186476A publication Critical patent/JP2001186476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3702776B2 publication Critical patent/JP3702776B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】動画の記録に用いる記録媒体は、テープ状媒体
であり、撮影した画像は常に撮影順にテープ上に連続し
て並び、撮影した画像は必ずテープ単位で保管され、鑑
賞する際には、テープの先頭から時間順にする必要があ
った。 【解決手段】動画像の記録をテープのようなシーケンシ
ャルメディアではなく、各カットの撮影毎に一単位の画
像ファイルを生成するハードディスクのようなランダム
アクセスが可能なメディアに記録する電子カメラを用い
る。そして撮影時に生成された数秒から数十秒単位の多
量の画像ファイルを、撮影する時刻範囲や場所等の特定
の条件に従って自動的にグループ分けを行い、ユーザが
それぞれの画像ファイルの存在を意識することなく、グ
ループ単位で、そのグループ内の画像ファイルを連続し
て再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画像をディジタル
符号化して記録する電子式動画像カメラの画像データ管
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像の撮影は、古くは光学式フイルム
を用いた8mmムービから、磁気記録式ビデオテープを
用いたビデオカメラまで、幅広く用いられてきた。特に
VHS−Cカセットや8mmビデオカセットを用いたビ
デオカメラは、家庭用として大変多く普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの動画像撮影カ
メラが用いた記録媒体は、テープ状媒体であり、撮影し
た画像は常に撮影順にテープ上に連続して並ぶ。従って
撮影した画像は必ずテープ単位で保管され、鑑賞する際
には、テープの先頭から時間順に鑑賞する必要があっ
た。これを解決するために、テープの途中にインデック
ス信号を打ち、インデックス位置までを早送りして必要
な場所を探し出す方式も開発されている。この中で、ビ
クター社製<ポケットデジタルムービ>DV1は、撮影
した画像をディジタル信号としてビデオテープに記録
し、その再生操作をパソコンから操作行うことで、テー
プのある時刻からある時刻までの再生画像を一単位とし
て、この単位を複数定義し、テープに記録された順序以
外の任意の順序で画像の再生を行う方式を開発、発売し
ている。しかし、この方式もテープという媒体を使って
いるため、指定の画像を表示するまでに時間がかかるの
に加え、テープ上の画像の管理を、テープ先頭から数え
た相対時刻でのみ表記するため、記録した画像の管理が
面倒であった。指定した複数の単位の画像を一つの番組
状の連続画像として、タイトルをつけて保存することも
可能だが、これらの操作は撮影後に、撮影した画像を見
ながら行う必要があり、ユーザの行う作業は、決して簡
便なものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像をテープ
のようなシーケンシャルメディアではなく、各カットの
撮影毎に一単位の画像ファイルを生成するような、ハー
ドディスクのようなランダムアクセスが可能なメディア
に記録する電子カメラを用いる。そして撮影時に生成さ
れた数秒から数十秒単位の多量の画像ファイルを、撮影
する時刻範囲や場所等の特定の条件に従って自動的にグ
ループ分けを行い、ユーザがそれぞれの画像ファイルの
存在を意識することなく、グループ単位で、そのグルー
プ内の画像ファイルを連続して再生できるようにするこ
とで解決される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電子式ビデオ
カメラの画像データ管理方法の実施の形態の具体例を図
を用いて説明する。
【0006】図1は、本発明による電子式ビデオカメラ
のブロック図である。カメラ部10000では、撮影す
る被写体からの光10011は、レンズ10012を通
してセンサ10010に焦点を結ぶ。センサ10010
に入力された被写体の虚像は、電気信号に変換され、信
号処理回路10020を通して画像メモリ10030に
記録される。これらの動作は動画像の場合、例えば1秒
間に60コマの速度で行われ、画像メモリに入った画像
データは、逐次圧縮・伸長回路10040で、圧縮符号
化された動画像データに変換される。圧縮された動画像
データ(以下、画像データとする)は、カメラ1000
0に装着されたPCMCIAカードタイプのハードディ
スクドライブ(HDD)10200に保存される。この
際、撮影時の日付、時刻及び撮影したファイルの撮影時
間はタイマ10051より読み出されて、画像データの
付属情報として、共にHDD10200に保存される。
これらの動作制御はカメラコントローラ10050が行
う。HDD10200に保存されている画像データは、
再び圧縮・伸長回路10040により復号され、画像メ
モリに再び戻された後、ビデオ出力信号10031とし
て、カメラ外部に出力され、TV等でその動画像を鑑賞
することが出来る。
【0007】圧縮符号化された画像データは、カメラか
らHDD10200を取り外し、パソコンPC1010
0に差し込むことで、画像データをPC10100に転
送することが出来る。また、HDDカードの差し替えを
せずに、I/F10060を経由して、HDD1020
0に記録された画像データをPC10100に転送する
ことも出来る。さらに、HDD10200を利用せず
に、撮影した画像を逐次圧縮しつつI/F10060を
用いて直接PCに転送することも出来る。PC1010
0は、CPU10110を核としたバス10111に、
カメラ10000との間を接続するI/F10120、
メモリ10130、そして画像データを記憶する記憶媒
体10140で構成される。
【0008】図2は本発明による電子式ビデオカメラに
より撮影、符号化された画像データのフォーマットの例
を示す説明図である。図2(a)に記載した、例えば有
名な動画像圧縮方式であるMPEG(Moving Picture
Experts Group)の場合、画像ファイル20000の
先頭に、まずI−PICTURE(Intra−PICTU
RE)20010という、全画面をあらわす静止画像が
存在する。そして、その後に時間軸方向に画像が変化す
る差分情報20020が続く。これらを一単位とする画
像の長さ20030は可変長であり、基本的には予め指
定した適当な時間単位で、I−PICTUREを入れる
ことで、差分による誤差の拡大をリセットし、それ以外
に極端な画像変化(カメラのパンなど)により差分情報
では動画像の符号化の効率が悪くなる場合は、新たなI
−PICTUREを入れる。図2(b)はI−PICT
URE=Iと、差分データP−PICTURE(Pre−
PICTURE)=Pとの関係をさらに詳細に示す説明
図である。各Iの左側の縦棒は、動画像データの最小一
単位の切れ目を表わし、I20040とP20050を
用いて、Pのフレームに相当する全画面情報を補間生成
する。そしてさらにそれと、P20051を用いて、次
のPのフレームに相当する全画面情報を生成する。従っ
てこのフォーマットで記述される動画像ファイルは、I
−PICTUREの先頭位置を境目として分割が可能で
ある。
【0009】図3は従来のビデオテープを用いたビデオ
カメラにより撮影を行った動画像のイメージの例を示す
説明図である。磁気テープを用いたビデオカメラは、撮
影した画像の記録は必ず時系列順に並ぶ。時間軸300
50に沿って、撮影した画像30000は並んでおり、
本図においてそれぞれの四角い箱は、ワンショットの撮
影画像(撮影ボタンSTART−STOP単位のカッ
ト)を表わすものとする。このビデオテープは信州に登
山旅行をしたときのイメージを示し、最初の五つのカッ
トは八方尾根への登山に於いて、登山第1日目に撮影し
た画像の集合30010を示す。次の、7カットは登山
第2日目に撮影した画像の集合30020を示し、次の
6カットは、下山後の安曇野近辺の散策時に撮影した画
像の集合30030を示し、最後の4カットは帰路のド
ライブ中に撮影した画像の集合30040を示す。これ
らのカットは、磁気テープ上で図のようにシーケンシャ
ルに並んでおり、例えばテープが完全に巻き戻されてい
るときに、安曇野散策の場面を見たいときは、テープを
早送りして安曇野散策の画像の集合の先頭に再生ポイン
タを持っていく必要がある。ビデオカメラによっては、
この集合の先頭にインデックスを入れることが可能であ
り、例えば先頭から2番目のインデックスという指定を
することで、安曇野散策の画像を鑑賞することが出来
る。しかし、撮影した特定の場面を見るためには、必ず
テープの早送りや巻き戻し等の操作を行う必要があり、
操作の煩雑さと時間がかかるので、磁気テープを用いて
撮影したビデオ画像の鑑賞における問題点である。この
ため大抵の場合、撮影したビデオ画像は必ず最初から最
後まで連続して見るという使い方をすることが多い。
【0010】図4は本発明による電子式ビデオカメラが
撮影した画像データの、HDD上の記録イメージを示し
た説明図である。40000は、HDDの内部イメージ
であり、それぞれの四角い枠は、HDDのデータの読み
書きアクセスの単位であるクラスタを示す。ここで図3
における集合30010に相当する画像データは、HD
Dの中で5個所に散らばって記載されている。具体的に
は40020〜40024までの5箇所であり、HDD
の機能上新たなデータは、HDDの中で空いている領域
に記載されるため、一つの集合の画像データが連続して
書き込まれるとは限らない。しかし、HDDのランダム
アクセス性により、これらのデータは基本的にほぼ同じ
時間で、どのデータに対してもアクセスを行うことが出
来、またその時間も短いので、ユーザから見ると、記録
した画像データはいかなる順番で見ても、瞬時に指定の
画像データが呼び出されて、鑑賞することが可能にな
る。
【0011】図5は本発明による電子式ビデオカメラを
用いた画像データの管理方法を示した説明図である。画
像データ50000は、それぞれの四角い枠が撮影した
画像データの一つのカットを示し、図上で並んでいる順
番は図3と同じであるが、各画像データの実体は図4に
示すHDDに記載されているので、本図に於いて横に並
んでいる各画像データは、そのどのデータに対しても略
同じ時間でアクセスして再生することが出来る。
【0012】ここで、最初の4個、次の5個、次の5
個、そして最後の3個と、画像データの集合をグループ
分けする。この分類は図3の説明と同一であるが、ここ
では画像データをHDD上で保存しているので、例えば
3番目のグループである安曇野散策の画像を鑑賞したい
ときも、テープの早送りを待つ必要がなく、極めて短時
間で安曇野散策のグループの画像を呼び出して鑑賞する
ことが出来る。
【0013】さらに本発明で、連続した画像データをま
とめたグループの他に、安曇野旅行ダイジェストビデオ
50050というグループを定義することが出来る。こ
れは画像データが図4に示すHDDに入っていることに
より実現可能なものだが、たくさんある画像データの中
から指定したものをランダムな順番で選び出して、それ
をグループ化して一つの番組として定義することが可能
である。
【0014】図6は画像データをグループ化するにあた
り、撮影時に自動的にグループ化を行う、第1の実施例
の方法を示した説明図である。四角い枠60000は撮
影した画像の各カットであり、時刻60040の順に撮
影したものである。本実施例では、撮影した各カットの
撮影時刻の差に注目して、一定時間以内の間隔で撮影し
たカットは同一グループに所属させるというアルゴリズ
ムを持つ。例えば撮影のインターバルが30分以上経過
した場合、別なグループに所属させるとすると、カット
60011とカット60013は、その間の時間600
12が30分以内なので、同一のグループであるグルー
プ1(60010)に所属させるが、カット60013
と、カット60021の間の時間60050は、30分
を越えているので、カット60021を撮影した時点
で、グループ2(60020)を新規作成して、カット
60021はそのグループに所属させる。同様に30分
以上の間隔(60060)があいたカットは、グループ
3(60030)を新設し、そこに所属させる。この方
法により、利用者が撮影時に撮影する画像を分類する必
要なく、自動的にグループ分けを行うことが出来る。
【0015】図7は画像データをグループ化するにあた
り、撮影時に自動的にグループ化を行う、第2の実施例
の方法を示した説明図である。四角い枠70010は撮
影した画像の各カットである。本実施例では、各カット
を撮影した場所に注目し、PHS(Personal Handyph
one System)の基地局番号を利用して、略同一の場所
で撮影したカットは同一グループに所属させるというア
ルゴリズムを持つ。ここでPHSとは、300m程度の
間隔で設置された基地局を利用して、通常の携帯電話に
比べて小さな電力で無線電話を利用することが出来るシ
ステムであり、通話時にPHSの所在する場所に近い基
地局と接続を行い、この際に基地局固有の番号をPHS
は得ることが出来る。システム構成は図示しないが、例
えば、図1で、サブノート等の可搬型PCにPHSを接
続して、撮影した画像データをそのままPHSにより遠
隔地に転送するようなシステムで、PCがPHSから受
信した基地局番号を用いてもよく、また、PCの機能を
有する電子カメラに、PHSを接続して使用してもよ
い。ここでPHSの基地局番号から、電子カメラの現在
位置を住所や座標で表現する必要はなく、ある特定の基
地局の近くに属するということが判断出来ればよい。本
図でPHSの基地局番号がA、B、Cの三つの場所で撮
影を行ったとする。基地局番号Aの近傍で撮影した画像
データは、グループ1(70020)に所属させ、基地
局番号Bの近傍で撮影した画像データは、グループ2
(70030)に所属させ、そして基地局番号Cの近傍
で撮影した画像データは、グループ3(70040)に
所属させる。図6と同様に、新たなPHS番号を認識し
たときに、新規のグループを作成して、そこに撮影した
画像データを所属させることで、自動的に場所にリンク
した画像データのグループ分けが出来る。場所の検出は
GPS(Groval Positioning System)等の位置情報
検出方式を用いて行ってもよいが、本発明によるPHS
の基地局を用いた方式は、GPSの受信が出来ない地下
街等でも使用することが可能となる。ここで、本実施例
はPHSを利用する例として説明したが、無線通信機器
を用いて、その通信機器の近傍にある基地局のIDを知
ることが出来る通信システムであれば、同様な利用が可
能である。
【0016】図8は画像データをグループ化するにあた
り、撮影時に自動的にグループ化を行う、第3の実施例
の方法を示した説明図である。図8(a)で、四角い枠
80000は撮影した画像の各カットであり、時刻80
010の順に撮影したものである。本実施例では、撮影
する際にユーザが、新しいグループの定義を行い、撮影
したカットは時間順に指定したグループに所属させると
いうアルゴリズムを持つ。カメラにはオープン−クロー
ズ(OPEN−ClOSE)を指定するスイッチがあ
り、スイッチをオープンに入れてから、クローズするま
でに撮影した複数のカットを、一つのグループに所属さ
せる。具体的には、最初のオープン−クローズの間(8
0020)に撮影されたカットは、すべてグループ1
(80021)に所属し、次のオープン−クローズの間
(80030)に撮影されたカットは、すべてグループ
2(80031)に所属し、次のオープン−クローズの
間(80040)に撮影されたカットは、すべてグルー
プ3(80041)に所属する。ユーザがスイッチを入
れて、撮影を開始し、そのグループに所属する撮影が終
わったらスイッチを切るという単純な手段で、撮影した
カットのグループ分けが行えるため、ユーザの意志を反
映し、且つ予めグループ名を選択するという煩雑な手順
を踏むことなく、簡便な撮影した画像データの管理が行
える。図8(b)は、オープン−クローズスイッチの具
体的な形状の例である。電子式ビデオカメラ80050
の横にスイッチ80051があり、これがOpen80
060、Close80061のいずれかに切り替わる
ことで、スイッチの操作を行う。また、カメラの撮影ス
イッチ80070の安全カバー80071を用いてこの
スイッチを構成すると、カバーを開けたところで新規の
グループが作成され、そこでいくつかのカットを撮影し
て、撮影終了後に例えば他の場所に移動するためにカメ
ラをしまうときに、安全カバーを閉じることで、グルー
プのクローズが行える。また、クローズせずにカメラの
メインスイッチを切断した場合には、自動的にグループ
のクローズ処理が行われる手順が動作されるか、次回に
メインスイッチを入れたときに、前回使用していたグル
ープのクローズ処理を行うか、いずれかの方法をとる。
さらに、オープンした時点及びクローズした時点の日
付、時刻をグループの付属情報として記録し、後の画像
の鑑賞等のグループへのアクセスの際、グループを選択
するために必要な情報として利用する。
【0017】図9は既に撮影したカットを、簡単にグル
ープ分けするための手段を示した説明図である。四角い
枠90000は撮影した画像の各カットであり、時刻9
0010の順に撮影したものである。本実施例では、ユ
ーザが撮影した時間範囲を指定することで、各カットを
指定したグループに所属させるというアルゴリズムを持
つ。撮影したカットには、タイムスタンプをつけてお
き、そのカットが生成された時間をいつでも参照できる
ようにしておく。グループ1は9:00から11:30
までの間に撮影されたカットを集めたもので、グループ
2は11:30から13:50、グループ3は13:5
0以降に撮影されたカットを集めたものである。この操
作は撮影が終わってからするものであり、カメラの上で
行ってもよいし、図1に示したPCに転送した後、PC
上で行ってもよい。また、撮影前でも予めスケジュール
が分っていれば、事前に時刻範囲を指定したグループを
定義して、撮影したカットが自動的にそのグループに所
属するような方法も可能である。また、時間帯の指定
も、開始時刻及び終了時刻だけではなく、ある時刻以前
や、ある時刻以降という指定も可能である。
【0018】図10は複数の撮影カットから、ランダム
に指定のカットを選び出してグループを生成する方法を
示した説明図である。100000は、撮影したすべて
のカットを同時に表示するマルチ画面である。各カット
の一番最初のI−PICTUREを静止画表示してもよ
いし、PLAYボタンを押す度に各カットの中のI−P
ICTUREを次々に表示する形式でもよい。早送りボ
タンと巻き戻しボタンをこの機能に利用すれば、表示す
るI−PICTUREを進めたり戻したりという操作も
可能である。このように表示した各カットから、ダイジ
ェストとなるカットを選択して、一つのグループを作成
することが出来る。この時のカットの選択は、マルチ画
面100000上に表示した選択枠100010を、カ
メラ上に設置した図示しない十字カーソルや左右矢印の
カーソル等で移動して、選択するという手順を取ればよ
い。
【0019】図11は、画像の再生時に、グループの選
択をする方法を示した説明図である。撮影した画像デー
タはグループに分類され、利用者はグループの選択をす
るだけで、グループ内の画像データの再生が出来、各画
像データファイルの存在を意識する必要はない。図11
(a)は、各グループに入っている画像をマルチ画面表
示して、その中から指定のグループを選択する方法を示
したものである。画面110000には、本図に於いて
16画面のマルチ画面で、各グループの先頭に位置する
画像の最初のI−PICTUREが静止画表示されてい
る。これを選択枠110010を、図示しない十字カー
ソルキーや矢印キーで移動し、選択キーで選択すること
で、グループに登録された画像データを連続再生するこ
とが出来る。マルチ画面に表示する画像は、最初のI−
PICTUREの静止画表示の他、例えば十字カーソル
の上下カーソルで、各グループ内の画像ファイルのI−
PICTUREをすべてコマ送りで見せて、左右カーソ
ルで選択枠110010を移動して選択してもよい。図
11(b)は、グループの選択を、画像の視認によら
ず、撮影した日付、時刻から選択する方法を示したもの
である。画面110020には、グループのリストが表
示されており、そのフォーマットは、グループのシーケ
ンシャル番号に、グループが作成もしくはクローズされ
た日付110021と時刻110022、入っている画
像データの総再生時間110023が、分:秒の単位で
表示される。図示しないカーソルキーで、選択枠110
024を移動して選択ボタンでグループの選択をするこ
とで、指定したグループ内の画像データを自動的に連続
再生させることが出来る。
【0020】図12は本発明による画像ファイルのグル
ープ化の具体的な方法を示した説明図である。図12
(a)で、画像ファイルはFILE0001.MPG
(120000)、FILE0002.MPG(120
010)、FILE0121.MPG(120020)
と、121個のファイルが用意されており、図に示して
いるのは、各ファイルの属性データイメージである。フ
ァイル名に撮影日、撮影開始時刻に、そのファイルの長
さを時間単位で、そしてその他の情報を添付している。
これらの情報が画像データ実体に付加されてHDDの中
に保存されている。図12(b)は、グループを定義す
るデータであり、これ自体がファイルであってもよく、
カメラのプログラム自体が有するデータであってもよ
い。グループ1(120030)には、FILE000
2.MPG、FILE0014.MPG、FILE00
07.MPG、そしてFILE0002.MPGが所属
しており、このデータにはそれぞれのアドレス1200
40が記載されている。このアドレスが示す画像ファイ
ルは、順番が変わっても、重複してもよい。また、アド
レスはHDDの中の物理アドレスを直接指し示してもよ
いが、HDDのファイルシステムを管理する情報に従っ
て、ファイル名で指示する形式でもよい。この場合グル
ープの中のデータは、データが存在する領域のグループ
の所在地からの相対アドレス及びファイル名だけでよ
い。
【0021】図13は、画像ファイルの分割と、分割フ
ァイルを用いたグループ分けの方法を示した説明図であ
る。例えばMPEGフォーマットの画像ファイルは、図
2で示したように、I−PICTUREの単位で分割が
可能である。ここでは、撮影した一つの画像ファイル
を、I−PICTURの単位でさらに細かいシーンに分
割し、それぞれ独立のファイルとして取り扱うことで、
より細かいグループ分けが可能となる。元となる画像フ
ァイルFILE0100.MPG(130000)は、
そのI−PICTUREで分離される単位で、FILE
0101.MPG(130010)、FILE010
2.MPG(130020)、FILE0107.MP
G(130030)のファイルに分割される。それぞれ
のファイルは、その属性データとして、撮影日付、時
刻、長さ、そして元になるファイル名が記述される。I
−PICTUREの単位で画像ファイルを分割すること
で、実際の画像は、通常の定期的なI−PICTURE
の他に、極端なパンを行った後に入っているI−PIC
TUREによる分割が行えるため、撮影した画像でカメ
ラが極端に振り回された場面を外してグループの生成に
利用することが出来、実際には編集作業と同じ効果を得
ることが出来る。これらのファイルを用いて生成したグ
ループは、図13(b)におけるグループ1(1300
40)として表記される。内容は図12(b)と同様で
あり、詳しい説明は割愛する。ここで、撮影した画像の
グループを他の人に見せるためにコピーをする場合、グ
ループ1をコピーすると、自動的にグループ1に属する
画像本体(130050)が一緒にコピーされる。その
中には、グループ1で定義した画像ファイル本体のみが
入っており、分割前の元画像データではない。コピーの
際に必要最小限の画像データのみを渡すために、省容量
化、守秘を行うことが出来る。
【0022】図14は、図13とは逆に複数の画像ファ
イルの統合と、その中の部分部分を切り出してグループ
分けを行う方法を示した説明図である。図14(a)に
於いて普通に投影された画像データは、そのカット別に
FILE0001.MPG(140000)、FILE
0002.MPG(140010)、FILE012
1.MPG(140020)と、121個のカットがこ
こでは準備されている。これを統合して、FILE−A
LL.MPG(140030)を生成する。この作業
は、121個の元となる画像ファイルを、縦に並べて一
つのファイルとしたものである。その際、付加情報とし
て、元画像ファイルの先頭位置を示すアドレス情報を、
各々の元画像ファイル別に持つ。出来上がった画像ファ
イル140030は、一つの大きな画像データである
が、その中は複数の画像ファイルに区切ることが出来
る。図14(b)にこの画像ファイル140030を用
いてグループを構成した例を示す。グループ1(140
040)には、画像ファイル140030の中の一部の
画像を利用したグループが構成されている。図13の例
と同様にこのグループを他の人に見せるためコピーをす
る場合、グループ1をコピーすると、自動的に画像ファ
イル140030が一緒にコピーされる。その中には、
グループ1で定義した画像ファイル以外の画像データも
入っており、コピーした後も、グループ1の編集や、新
しいグループを生成したときに、グループ1には属して
いないが最初に撮影したすべての画像データを利用する
ことが出来る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル方式のビデ
オカメラに於いて、数秒から数十秒の単位で作成される
多量の画像ファイルの存在を、利用者が意識することな
く、簡単に整理を行うことが出来、ディジタル画像のラ
ンダムアクセス性と、ビデオテープ方式で行われた連続
的な画像鑑賞の両方のメリットを生かした使いやすい電
子式ビデオカメラの画像データ管理方法を提供すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子式ビデオカメラのブロック
図。
【図2】本発明による電子式ビデオカメラにより撮影、
符号化された画像データのフォーマットの例を示す説明
図。
【図3】従来のビデオテープを用いたビデオカメラによ
り撮影を行った動画像のイメージの例を示す説明図。
【図4】本発明による電子式ビデオカメラが撮影した画
像データの、HDD上の記録イメージを示した説明図。
【図5】本発明による電子式ビデオカメラを用いた、画
像データの管理方法を示した説明図。
【図6】画像データをグループ化するにあたり、撮影時
に自動的にグループ化を行う、第1の実施例の方法を示
した説明図。
【図7】画像データをグループ化するにあたり、撮影時
に自動的にグループ化を行う、第2の実施例の方法を示
した説明図。
【図8】画像データをグループ化するにあたり、撮影時
に自動的にグループ化を行う、第3の実施例の方法を示
した説明図。
【図9】既に撮影したカットを、簡単にグループ分けす
るための手段を示した説明図。
【図10】複数の撮影カットから、ランダムに指定のカ
ットを選び出してグループを生成する方法を示した説明
図。
【図11】画像の再生時に、グループの選択をする方法
を示した説明図。
【図12】本発明による画像ファイルのグループ化の具
体的な方法を示した説明図。
【図13】画像ファイルの分割と、分割ファイルを用い
たグループ分けの方法を示した説明図。
【図14】複数画像ファイルの統合と、その中の部分部
分を切り出してグループ分けを行う方法を示した説明
図。
【符号の説明】
10000…カメラ、 10040…圧縮・伸長回路、 10200…PCMCIA−HDDカード、 20010…I−PICTURE、 60000…画像ファイル、 60010…グループ、 100000…マルチ画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 N (72)発明者 桑原 禎司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動画像もしくは静止画像を画像データとし
    て記録媒体にディジタル記録および再生が可能な画像記
    録再生装置に於いて、前記画像データを記録媒体に記録
    する記録手段と、該記録手段により記録された画像デー
    タの中から任意に指定した画像データの再生順序を示す
    情報を有する再生グループを、前記記録された画像デー
    タとは別のファイルとして生成する手段を有し、前記生
    成された再生グループは、前記記録手段により、前記画
    像データが記録された記録媒体に記録され、前記再生グ
    ループで指定される画像データは、I―PICTURE
    を区切りとして分割されていることを特徴とする画像記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1に於いて、画像データを保存して
    いる媒体とは別の媒体に前記再生グループを複写する
    と、前記再生グループに属する画像データも複写される
    画像記録再生装置。
  3. 【請求項3】動画像もしくは静止画像を画像データとし
    て記録媒体にディジタル記録および再生が可能な画像記
    録再生方法に於いて、前記画像データを記録媒体に記録
    し、該記録された画像データの中から任意に指定した画
    像データの再生順序を示す情報を有する再生グループ
    を、前記記録された画像データとは別のファイルとして
    生成し、前記生成された再生グループは、前記記録手段
    により、前記画像データが記録された記録媒体に記録
    し、前記再生グループで指定される画像データは、I―
    PICTUREを区切りとして分割されていることを特
    徴とする画像記録再生方法。
  4. 【請求項4】動画像もしくは静止画像が画像データとし
    てディジタル記録され、かつ該画像データの再生順序を
    示す情報を有する再生グループが別のファイルとして記
    録された記録媒体からの該画像データの再生に於いて、
    前記再生グループは、特定の条件に従って定められる再
    生順序に従って編集されることを特徴とする画像編集方
    法。
  5. 【請求項5】請求項4に於いて、前記特定の条件は、画
    像データの記録時刻に従って定められることを特徴とす
    る画像編集方法。
  6. 【請求項6】請求項4または5に於いて、前記特定の条
    件は、第1の記録カットの記録時刻から第2の記録カッ
    トの記録時刻までの間の時間が、予め指定した時間以上
    経過した段階で定められ、第2の記録カットの記録によ
    り得られた画像データに対する新たな再生グループを生
    成することを特徴とする画像編集方法。
  7. 【請求項7】請求項4または5に於いて、前記再生グル
    ープの編集動作は、第1の記録カットの記録場所から第
    2の記録カットの記録場所までの距離が、予め指定した
    距離以上経過した段階で行われ、第2の記録カットの記
    録により得られた画像データに対する新たな再生グルー
    プを生成することを特徴とする画像編集方法。
  8. 【請求項8】請求項4乃至6のいずれかに於いて、前記
    再生グループの編集動作は、画像を記録する日付、時刻
    の範囲を指定することにより行われることを特徴とする
    画像編集方法。
  9. 【請求項9】動画像もしくは静止画像が画像データとし
    てディジタル記録され、かつ該画像データの再生順序を
    示す情報を有する再生グループが別のファイルとして記
    録された記録媒体からの該画像データの再生において、
    前記再生グループの画像データの再生順序を示す情報に
    従って、指定された画像データの選択により、前記再生
    グループの編集動作を行うことを特徴とする画像編集方
    法。
  10. 【請求項10】動画像もしくは静止画像が画像データと
    してディジタル記録され、かつ該画像データの再生順序
    を示す情報を有する再生グループが別のファイルとして
    記録された記録媒体からの該画像データの再生におい
    て、記録された各々の画像データを縮小して同時表示す
    るマルチ画面からの選択により、前記再生グループの編
    集動作を行うことを特徴とする画像編集方法。
JP2000339142A 2000-11-01 2000-11-01 画像記録再生装置 Expired - Lifetime JP3702776B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339142A JP3702776B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 画像記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000339142A JP3702776B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 画像記録再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05878497A Division JP3246384B2 (ja) 1997-03-13 1997-03-13 画像記録装置および画像記録方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003123138A Division JP3702883B2 (ja) 2003-04-28 2003-04-28 画像記録再生装置、画像記録再生方法および画像編集方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001186476A true JP2001186476A (ja) 2001-07-06
JP3702776B2 JP3702776B2 (ja) 2005-10-05

Family

ID=18814251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000339142A Expired - Lifetime JP3702776B2 (ja) 2000-11-01 2000-11-01 画像記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3702776B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3702776B2 (ja) 2005-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3246384B2 (ja) 画像記録装置および画像記録方法
US20060039674A1 (en) Image editing apparatus, method, and program
KR100967551B1 (ko) 멀티미디어 데이터를 링크시키기 위한 방법 및 디바이스
JP3685730B2 (ja) 画像検索装置およびこれを用いた監視カメラシステム
KR20090042079A (ko) 인물의 등장 장면을 검출하는 촬영장치 및 이를 이용한검출 방법
KR100910449B1 (ko) 기록 방법
JP3702883B2 (ja) 画像記録再生装置、画像記録再生方法および画像編集方法
US20050114793A1 (en) Recording apparatus, reproducing apparatus, recording method, reproducing method, and recording medium thereof
JP4719498B2 (ja) 再生装置
JP2001189907A (ja) 画像再生装置および画像再生方法
JP3277931B2 (ja) 画像記録装置および画像記録方法
CA2503161A1 (en) Information recording device and information recording method
JP2007200409A (ja) 撮像装置、記録装置及び記録方法
JP3702776B2 (ja) 画像記録再生装置
JP4900444B2 (ja) 画像撮影装置
JP4993032B2 (ja) 画像記録再生装置、画像記録再生方法および画像編集方法
JP3780252B2 (ja) 記録再生装置および記録再生方法
KR100921134B1 (ko) 영상 음성 스트림의 기록 방법
KR100938057B1 (ko) 기록 방법
JP2005303906A (ja) フォトムービーのフレーム検出方法及び装置
JP2008305543A (ja) 再生装置
CN101093705A (zh) 处理信息的装置、方法和计算机程序
JP2006074406A (ja) 編集機能を付加した映像撮影装置
JP2000261744A (ja) 被写体情報取得機能付き編集用映像撮影方法及び装置並びに該方法を記述したプログラムを記録した記憶媒体
JP5151660B2 (ja) 動画再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050711

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080729

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090729

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090729

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100729

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100729

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110729

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110729

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120729

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130729

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term