JP2001186184A - 転送先情報検索方式 - Google Patents

転送先情報検索方式

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JP2001186184A
JP2001186184A JP36804899A JP36804899A JP2001186184A JP 2001186184 A JP2001186184 A JP 2001186184A JP 36804899 A JP36804899 A JP 36804899A JP 36804899 A JP36804899 A JP 36804899A JP 2001186184 A JP2001186184 A JP 2001186184A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IPv4パケット処理部とIPv6パケット
処理部を共通化する。 【解決手段】 IPパケットよりv4/v6識別子とI
Pアドレスを得る手段、転送先IPv4アドレスに対し
てはv4/v6識別子と4つの転送先v4アドレスを1
エントリに記憶し、転送先IPv6アドレスに対しては
v4/v6識別子と1つの転送先IPv6アドレスを1
エントリに記憶したアドレス検索テーブル、転送先IP
v4アドレスに対しては4つの転送先情報を1エントリ
に記憶し、転送先IPv6アドレスに対しては1つの転
送先情報を1エントリに記憶した転送先情報テーブル、
v4/v6識別子とIPアドレスをキーにしてアドレス
検索テーブルより転送先情報テーブルエントリ番号とエ
ントリ内位置情報を検索する手段、転送先情報テーブル
エントリ番号とエントリ内位置情報をキーにして転送先
情報を検索する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットプ
ロトコル層のスイッチ機能を有するATMスイッチ、パ
ケット交換機、マルチプロトコルルータに関し、特にネ
ットワーク層のスイッチ機能を有するATMスイッチ、
パケット交換機、マルチプロトコルルータにおけるIP
アドレスより転送先情報を得るためのルーティング部に
おける転送先情報検索方式に関する。
【0002】
【従来の技術】IPv4パケットとIPv6が混在した
ネットワークに使用される、インターネットプロトコル
層のスイッチ機能を有するATMスイッチ、パケット交
換機、マルチプロトコルルータのルーティング部におい
ては、IPv4パケットから転送先情報を得る部分とI
Pv6パケットから転送先情報を得る部分は別個に備わ
っていた。
【0003】図18を参照すると、従来のルーティング
部は、パケットヘッダ処理部901、アドレス検索テー
ブル902、転送先テーブル検索部903、転送先情報
テーブル904、転送先情報検索部905、アドレス検
索テーブル906、転送先テーブル検索情報生成部90
7、転送先情報テーブル908、転送先情報検索部90
9、スイッチ910及びパケット送信処理部911を備
える。
【0004】アドレス検索テーブル902、転送先テー
ブル検索部903、転送先情報テーブル904及び転送
先情報検索部905は、IPv4パケットを処理し、ア
ドレス検索テーブル906、転送先テーブル検索情報生
成部907、転送先情報テーブル908及び転送先情報
検索部909はIPv6パケットを処理する。
【0005】パケットヘッダ処理部901は、スイッチ
2(図1)から或いは直接回線インタフェース1−n
(図1)から入力した図16、17に示される受信IP
v4パケット又は受信IPv6パケットをパケット送信
処理部911に出力し、受信IPパケットのヘッダを基
に、v4/v6識別ビットを生成してスイッチ910に
出力し、及びIPアドレス(IPv4アドレス又IPv
6アドレス)を転送先テーブル検索情報生成部903、
907に出力する。
【0006】転送先テーブル検索情報生成部903は、
IPv4アドレスをキーにして、アドレス検索テーブル
902から転送先情報テーブルエントリ番号を得て、転
送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報検索部90
5に出力する。この際、アドレス検索テーブル902の
同一エントリにIPv4アドレスと転送先情報テーブル
エントリ番号を一緒に記憶させておいてもよいし、アド
レス検索テーブル902をエントリ番号をそのエントリ
番号のエントリに記憶されているIPv4アドレスに対
応した転送先情報テーブルエントリ番号としたCAM(C
ontents Addressable Memory)としてもよい。
【0007】転送先情報検索部905は入力した転送先
情報テーブルエントリ番号に記憶されている転送先情報
を転送先情報テーブル904より検索して、その転送先
情報をスイッチ910に出力する。転送先情報は、転送
先のルータ等が接続されている自装置の回線インタフェ
ースの識別子等の情報である。例えば、OC3−ATM
(Optical Channel 3-Asynchronous Transfer Mode)の場
合であれば、OC3インターフェース番号とATMのV
PI/VCIの値である。
【0008】転送先テーブル検索情報生成部907は、
IPv6アドレスをキーにして、アドレス検索テーブル
9026ら転送先情報テーブルエントリ番号を得て、転
送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報検索部90
9に出力する。この際、アドレス検索テーブル906の
同一エントリにIPv6アドレスと転送先情報テーブル
エントリ番号を一緒に記憶させておいてもよいし、アド
レス検索テーブル906をエントリ番号をそのエントリ
番号のエントリに記憶されているIPv6アドレスに対
応した転送先情報テーブルエントリ番号としたCAMと
してもよい。
【0009】転送先情報検索部909は入力した転送先
情報テーブルエントリ番号に記憶されている転送先情報
を転送先情報テーブル908より検索して、その転送先
情報をスイッチ910に出力する。
【0010】スイッチ910はパケットヘッダ処理部9
01から入力したv4/v6識別ビットに応じて転送先
情報検索部905又は転送先情報検索部909からの転
送先情報を選択して、パケット送信処理部911に出力
する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、図18に
示す従来のルーティング部の転送先情報検索方式は、I
Pv4パケットを処理する部分とIPv6パケットを処
理する部分を備えるため、回路規模が増大していた。ま
た、アドレス検索テーブル902とアドレス検索テーブ
ル906の間の容量の配分、転送先情報テーブル904
と転送先情報テーブル908の間の容量の配分を柔軟に
設定することが出来なかった。従って、これらのテーブ
ルのための容量を大きく見積もらなければ成らず、必要
容量が増大していた。
【0012】本発明は、回路規模が削減され、各種テー
ブルの容量配分を柔軟に設定することを可能とする転送
先情報検索方式を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による転送先情報
検索方式は、転送先IPパケットより転送先情報を得る
転送先情報検索方式において、転送先IPv4パケット
より転送先情報を得る回路と転送先IPv6パケットよ
り転送先情報を得る回路を共通化したことを特徴とす
る。
【0014】また、本発明による本発明による転送先情
報検索方式は、上記の転送先情報検索方式において、受
信したIPパケットのヘッダから該パケットがIPv4
パケットであるのかIPv6パケットであるのかを識別
し、識別結果をv4/v6識別ビットとして出力すると
共に前記ヘッダからIPアドレスを抽出して出力するパ
ケットヘッダ処理部と、転送先IPv4アドレスに対し
てはv4/v6識別ビットと4つの転送先v4アドレス
を1エントリに記憶し、転送先IPv6アドレスに対し
てはv4/v6識別ビットと1つの転送先IPv6アド
レスを1エントリに記憶したアドレス検索テーブルと、
転送先IPv4アドレスに対しては4つの転送先情報を
1エントリに記憶し、転送先IPv6アドレスに対して
は1つの転送先情報を1エントリに記憶した転送先情報
テーブルと、前記v4/v6識別ビット及び前記IPア
ドレスをキーにして前記アドレス検索テーブルより転送
先情報テーブルエントリ番号とエントリ内位置情報を検
索する転送先テーブル検索情報生成部と、前記転送先情
報テーブルエントリ番号及び前記エントリ内位置情報を
キーにして前記転送先情報を検索する転送先情報検索部
と、を備えることを特徴とする。
【0015】更に、本発明による転送先情報検索方式
は、上記の転送先情報検索方式において、受信したIP
パケットのヘッダから該パケットがIPv4パケットで
あるのかIPv6パケットであるのかを識別し、識別結
果をv4/v6識別ビットとして出力すると共に前記ヘ
ッダからIPアドレスを抽出して出力するパケットヘッ
ダ処理部と、転送先IPv4アドレスに対してはv4/
v6識別ビットと1つの転送先v4アドレスを1エント
リに記憶し、転送先IPv6アドレスに対してはv4/
v6識別ビットと4分割された転送先IPv6アドレス
を4エントリに記憶したアドレス検索テーブルと、転送
先IPv4アドレスに対しては1つの転送先情報を1エ
ントリに記憶し、転送先IPv6アドレスに対しては1
つの転送先情報を1エントリに記憶した転送先情報テー
ブルと、前記v4/v6識別ビット及び前記IPアドレ
スをキーにして前記アドレス検索テーブルより転送先情
報テーブルエントリ番号を検索する転送先テーブル検索
情報生成部と、前記転送先情報テーブルエントリ番号を
キーにして前記転送先情報を検索する転送先情報検索部
と、を備えることを特徴とする。
【0016】更に、本発明による転送先情報検索方式
は、上記の転送先情報検索方式において、受信したIP
パケットのヘッダから該パケットがIPv4パケットで
あるのかIPv6パケットであるのかを識別し、識別結
果をv4/v6識別ビットとして出力すると共に前記ヘ
ッダからIPアドレスを抽出して出力するパケットヘッ
ダ処理部と、転送先IPv4アドレスに対してはv4/
v6識別ビットと4つの転送先v4アドレスと1つの転
送先情報テーブルエントリ番号を1エントリに記憶し、
転送先IPv6アドレスに対してはv4/v6識別ビッ
トと1つの転送先IPv6アドレスと1つの転送先情報
テーブルエントリ番号を1エントリに記憶したアドレス
検索テーブルと、転送先IPv4アドレスに対しては1
つの転送先情報を1エントリに記憶し、転送先IPv6
アドレスに対しては1つの転送先情報を1エントリに記
憶した転送先情報テーブルと、前記v4/v6識別ビッ
ト及び前記IPアドレスをキーにして前記アドレス検索
テーブルより前記転送先情報テーブルエントリ番号とエ
ントリオフセットを検索する転送先テーブル検索情報生
成部と、前記転送先情報テーブルエントリ番号と前記エ
ントリオフセットをキーにして前記転送先情報を検索す
る転送先情報検索部と、を備えることを特徴とする。
【0017】更に、本発明による転送先情報検索方式
は、上記の転送先情報検索方式において、受信したIP
パケットのヘッダから該パケットがIPv4パケットで
あるのかIPv6パケットであるのかを識別し、識別結
果をv4/v6識別ビットとして出力すると共に前記ヘ
ッダからIPアドレスを抽出して出力するパケットヘッ
ダ処理部と、転送先IPv4アドレスに対してはv4/
v6識別ビットと1つの転送先v4アドレスと転送先情
報テーブルエントリ番号を1エントリに記憶し、転送先
IPv6アドレスに対してはv4/v6識別ビットと4
分割された転送先IPv6アドレスを4エントリに記憶
し、転送先情報テーブルエントリ番号を前記4エントリ
のうちの1エントリに記憶したアドレス検索テーブル
と、転送先IPv4アドレスに対しては1つの転送先情
報を1エントリに記憶し、転送先IPv6アドレスに対
しては1つの転送先情報を1エントリに記憶した転送先
情報テーブルと、前記v4/v6識別ビット及び前記I
Pアドレスをキーにして前記アドレス検索テーブルより
前記転送先情報テーブルエントリ番号を検索する転送先
テーブル検索情報生成部と、前記転送先情報テーブルエ
ントリ番号をキーにして前記転送先情報を検索する転送
先情報検索部と、を備えることを特徴とする。
【0018】本発明によるインターネットプロトコル層
のスイッチ機能を有する装置は、上記の転送先情報検索
方式を備えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】[実施形態1]図1を参照する
と、IPv4パケットとIPv6が混在したネットワー
クに使用される、インターネットプロトコル層のスイッ
チ機能を有するATMスイッチ、パケット交換機、マル
チプロトコルルータ等は、回線インタフェース1−1、
1−2、1−n、スイッチ2、スイッチ制御部3、ルー
ティング部4を備える。通信網から回線インタフェース
1−iを介して入力されたIPパケット等は、スイッチ
2を介して、或いは直接ルーティン部4に入力され、転
送先情報と共にルーティング部4から出力され、スイッ
チ制御部3に制御により転送先情報に従った回線インタ
フェース部1−jを介して通信網の目的のルータ等に出
力される。
【0020】図2を参照すると、ルーティング部4は、
パケットヘッダ処理部101、アドレス検索テーブル1
02、転送先テーブル検索情報生成部103、転送先情
報テーブル104、転送先情報検索部105及びパケッ
ト処理部106を備える。
【0021】図3を参照すると、アドレス検索テーブル
102には、転送先IPv6アドレスと転送先IPv4
アドレスが混在して記憶されている。転送先IPv6ア
ドレスは図17から明らかなように128ビットより構
成される。転送先IPv6アドレス122が記憶される
エントリ128には、v4/v6識別子121がv6で
あることを示す0の値をとって記憶される。転送先IP
v4アドレスは図16から明らかなように32ビットよ
り構成され、1つのエントリに4つの転送先IPv4ア
ドレス124、125、126、127が記憶される。
IPv4アドレスが記憶されるエントリ129には、v
4/v6識別子123がv4であることを示す1の値を
とって記憶される。
【0022】図4を参照すると、転送先情報テーブル1
04には、転送先IPv6アドレス122に対応した転
送先情報141と転送先IPv4アドレス124、12
5、126、127に対応した転送先情報142、14
3、144、145が混在して記憶される。転送先IP
v6アドレスに対しては1つの転送先情報141が1つ
のエントリ146に記憶され、転送先IPv4アドレス
に対しては4つの転送先情報142、143、144、
145が1つのエントリ147に記憶される。
【0023】パケットヘッダ処理部101は、IPv4
パケット又はIPv6パケットといった受信IPパケッ
トを入力し、受信パケットをパケット送信処理部106
に出力し、受信IPパケットのヘッダ内の情報より受信
パケットがIPv4パケットであるのか又はIPv6パ
ケットであるのかを識別し、識別結果に応じてv4/v
6識別ビットを生成して転送先テーブル検索情報生成部
103に出力し、及び識別結果に応じてIPパケットか
らIPv4アドレス又はIPv6アドレスをIPアドレ
スとして転送先テーブル検索情報生成部103に出力す
る。
【0024】転送先テーブル検索情報生成部103は、
入力したv4/v6識別子がv6であることを示す0で
あるときには、図5(a)に示すフォーマットのデー
タ、すなわち、0の値のv4/v6識別子と入力した転
送先IPv6アドレスより成るデータをキーにして、そ
のデータが記憶されているエントリ番号をアドレス検索
テーブル202から検索し、その検索されたエントリ番
号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報
検索部105に出力する。また、エントリ内位置情報を
1にして転送先情報検索部105に出力する。
【0025】また、転送先テーブル検索情報生成部10
3は、入力したv4/v6識別子がv4であることを示
す1であるときには、まず、図5(b)に示すフォーマ
ットのデータ、すなわち1の値のv4/v6識別子と入
力した転送先IPv4アドレスとマスクデータよりなる
データが記憶されているエントリをアドレス検索テーブ
ル202から検索し、検索されたならばそのデータが記
憶されているエントリ番号を転送先情報テーブルエント
リ番号として転送先情報検索部105に出力すると共に
値が1であるエントリ内位置情報を転送先情報検索部1
05に出力する。なお、検索時においてマスクデータの
位置のビットの一致/不一致は判定しない。図5(b)
に示すフォーマットのデータをキーにしたときにそのデ
ータを記憶するエントリが検索できないときには、図5
(c)、(d)、(e)に示すフォーマットをキーにし
て同様な動作を繰り返す。検索されたときには、検索さ
れたアドレス検索テーブル202のエントリ番号を転送
先情報テーブルエントリ番号として、転送先IPv4ア
ドレスの位置に対応する識別子をエントリ内位置情報と
して転送先情報検索部105に出力する。
【0026】転送先情報検索部105は、入力した転送
先情報テーブルエントリ番号を転送先情報テーブル10
4のエントリ番号として、入力したエントリ内位置情報
をエントリ内の転送先情報の位置のオフセットの指標と
して用いて、転送先情報を転送先情報テーブル104か
ら検索して、検索された転送先情報をパケット送信処理
部106に出力する。
【0027】パケット送信処理部106は、パケットヘ
ッダ処理部101から入力したIPパケットをスイッチ
2に出力すると共に、IPパケットに対応して得られた
転送先情報をスイッチ制御部3に出力する。
【0028】スイッチ制御部3が転送先情報に従ってス
イッチ2を制御することによりパケット送信処理部10
6から出力されたIPパケットは目的の回線インタフェ
ース1−jに転送され、ここから通信網を介して目的の
ルータ等に出力される。
【0029】[実施形態2]図1を参照すると、IPv
4パケットとIPv6が混在したネットワークに使用さ
れる、インターネットプロトコル層のスイッチ機能を有
するATMスイッチ、パケット交換機、マルチプロトコ
ルルータ等は、回線インタフェース1−1、1−2、1
−n、スイッチ2、スイッチ制御部3、ルーティング部
4を備える。通信網から回線インタフェース1−iを介
して入力されたIPパケット等は、スイッチ2を介し
て、或いは直接ルーティン部4に入力され、転送先情報
と共にルーティング部4から出力され、スイッチ制御部
3に制御により転送先情報に従った回線インタフェース
部1−jを介して通信網の目的のルータ等に出力され
る。
【0030】図6を参照すると、ルーティング部4は、
パケットヘッダ処理部101、アドレス検索テーブル2
02、転送先テーブル検索情報生成部203、転送先情
報テーブル204、転送先情報検索部205及びパケッ
ト送信処理部106を備える。
【0031】図7を参照すると、アドレス検索テーブル
202には、転送先IPv6アドレスと転送先IPv4
アドレスが混在して記憶されている。転送先IPv6ア
ドレスは図17から明らかなように128ビットより構
成される。エントリ236〜239には、1つの転送先
IPv6アドレスが4つに分割して記憶される。エント
リ236には、v6であることを示す0の値をとるv4
/v6識別ビット221、分割された転送先IPv6ア
ドレスの先頭部分であることを示す1の値をとる先頭ビ
ット222、分割された転送先IPv6アドレスの最初
の部分223が記憶される。エントリ237には、v6
であることを示す0の値をとるv4/v6識別ビット2
24、分割された転送先IPv6アドレスの先頭部分で
ないことを示す0の値をとる先頭ビット225、分割さ
れた転送先IPv6アドレスの2番目の部分226が記
憶される。エントリ238には、v6であることを示す
0の値をとるv4/v6識別ビット227、分割された
転送先IPv6アドレスの先頭部分でないことを示す0
の値をとる先頭ビット228、分割された転送先IPv
6アドレスの3番目の部分229が記憶される。エント
リ239には、v6であることを示す0の値をとるv4
/v6識別ビット230、分割された転送先IPv6ア
ドレスの先頭部分でないことを示す0の値をとる先頭ビ
ット231、分割された転送先IPv6アドレスの4番
目(最後)の部分232が記憶される。エントリ240
には、v4であることを示す1の値をとるv4/v6識
別ビット233、分割された転送先IPv6アドレスの
先頭部分であるかないかを示す必要がないので任意の値
をとる不使用ビット234、転送先IPv4アドレス2
35が記憶される。
【0032】図8を参照すると、転送先情報テーブル2
05には、転送先IPv6アドレス223、226、2
29、232に対応した転送先情報141、転送先IP
v4アドレス235に対応した転送先情報252、及び
例えば転送先IPv4アドレスが記憶されるエントリに
続くエントリに記憶される転送先IPv4アドレス(但
し、転送先IPv4アドレスの代わりに転送先IPv6
アドレスが記憶されていても良い。)に対応した転送先
情報253、254、255が記憶される。
【0033】パケットヘッダ処理部101は、IPv4
パケット又はIPv6パケットといった受信IPパケッ
トを入力し、受信パケットをパケット送信処理部106
に出力し、受信IPパケットのヘッダ内の情報より受信
パケットがIPv4パケットであるのは又はIPv6パ
ケットであるのかを識別し、識別結果に応じてv4/v
6識別ビットを生成して転送先テーブル検索情報生成部
203に出力し、及び識別結果に応じてIPパケットか
らIPパケットからIPv4アドレス又はIPv6アド
レスをIPアドレスとして転送先テーブル検索情報生成
部203に出力する。
【0034】転送先テーブル検索情報生成部203は、
入力したv4/v6識別子がv6であることを示す0で
あるときには、図9(a)に示すフォーマットのデー
タ、すなわち、入力した転送先IPv6アドレスの先頭
の1/4の部分よりなるデータをキーにして、アドレス
検索テーブル202のエントリのうちv4/v6識別ビ
ットが0であり且つ先頭ビットが1であるエントリから
図9(a)に示すフォーマットのデータと転送先IPア
ドレス部(223、226、229、232、235な
ど)が一致するエントリを検索し、検索されたならば、
図9(b)に示すフォーマットのデータ、すなわち、入
力した転送先IPv6アドレスの2番目の1/4の部分
よりなるデータが、図9(a)に示すフォーマットのデ
ータが検索されたエントリの次のエントリの転送先IP
アドレス部と一致するか否かを判定し、以下同様に、転
送先IPv6アドレスの3番目の1/4の部分について
も図9(a)に示すフォーマットのデータが検索された
エントリの2つ次のエントリの転送先IPアドレス部と
一致するか否かを判定し、転送先IPv6アドレスの4
番目の1/4の部分についても図9(a)に示すフォー
マットのデータが検索されたエントリの3つ次のエント
リの転送先IPアドレス部と一致するか否かを判定す
る。4つの判定において全て一致する結果が得られたな
らば、最初の一致判定のときに得られたエントリ番号を
転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索
部205に出力する。
【0035】また、転送先テーブル検索情報生成部20
3は、入力したv4/v6識別子がv6であることをと
示す0であるときには、図9(e)に示すフォーマット
のデータ、すなわち、転送先IPv4アドレスよりなる
データをキーとして、アドレス検索テーブル202のエ
ントリのうちv4/v6識別ビットが1でありエントリ
より図9(e)に示すフォーマットのデータを転送先I
Pアドレス部として有するエントリを検索し、検索され
たエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号をし
て転送先情報検索部205に出力する。
【0036】転送先情報検索部205は、入力した転送
先情報テーブルエントリ番号を転送先情報テーブル20
4のエントリ番号として、転送先情報を転送先情報テー
ブル204から検索して、検索された転送先情報をパケ
ット送信処理部106に出力する。
【0037】パケット送信処理部106は、パケットヘ
ッダ処理部101から入力したIPパケットをスイッチ
2に出力すると共に、IPパケットに対応して得られた
転送先情報をスイッチ制御部3に出力する。
【0038】スイッチ制御部3が転送先情報に従ってス
イッチ2を制御することによりパケット送信処理部10
6から出力されたIPパケットは目的の回線インタフェ
ース1−jに出力され、ここから通信網を介して目的の
ルータ等に転送される。
【0039】なお、アドレス検索テーブル202を作成
する際に、4つの連続するエントリが無くて、4つの連
続するエントリに連続して分割した転送先IPv6アド
レスを書き込めないときには、アドレス検索テーブル2
02と転送先情報テーブル204のエントリを共に入れ
替えて整理することにより、4つの連続するエントリが
得られる可能性がある。または、アドレス検索テーブル
202と転送先テーブル204を作成する際に、例え
ば、転送先IPv6アドレスをテーブルの先頭から後方
に向かって作成し、転送先IPv4アドレスをテーブル
の末尾から前方に向かって作成することにより、上記の
事態を防止することができる。
【0040】[実施形態3]図1を参照すると、IPv
4パケットとIPv6が混在したネットワークに使用さ
れる、インターネットプロトコル層のスイッチ機能を有
するATMスイッチ、パケット交換機、マルチプロトコ
ルルータ等は、回線インタフェース1−1、1−2、1
−n、スイッチ2、スイッチ制御部3、ルーティング部
4を備える。通信網から回線インタフェース1−iを介
して入力されたIPパケット等は、スイッチ2を介し
て、或いは直接ルーティン部4に入力され、転送先情報
と共にルーティング部4から出力され、スイッチ制御部
3に制御により転送先情報に従った回線インタフェース
部1−jを介して通信網の目的のルータ等に出力され
る。
【0041】図10を参照すると、ルーティング部4
は、パケットヘッダ処理部101、アドレス検索テーブ
ル102B、転送先テーブル検索情報生成部103B、
転送先情報テーブル104B、転送先情報検索部105
B及びパケット処理部106を備える。
【0042】図11を参照すると、アドレス検索テーブ
ル102Bには、転送先IPv6アドレスと転送先IP
v4アドレスが混在して記憶されている。転送先IPv
6アドレスは図17から明らかなように128ビットよ
り構成される。転送先IPv6アドレス122が記憶さ
れるエントリ303には、v4/v6識別子121がv
6であることを示す0の値をとって記憶され、また転送
先IPv6アドレスに対応する転送先情報が記憶されて
いる転送先情報テーブル104Bのエントリ番号である
転送先情報テーブルエントリ番号301が記憶される。
転送先IPv4アドレスは図16から明らかなように3
2ビットより構成され、1つのエントリに4つの転送先
IPv4アドレス124、125、126、127が記
憶される。IPv4アドレスが記憶されるエントリ12
9には、v4/v6識別子123がv4であることを示
す1の値をとって記憶され、また転送先IPv4アドレ
スに対応する転送先情報が記憶されている転送先情報テ
ーブル104Bのエントリ番号である転送先情報テーブ
ルエントリ番号302が記憶される。
【0043】図12を参照すると、転送先情報テーブル
104Bには、転送先IPv6アドレス122に対応し
た転送先情報321と転送先IPv4アドレス124、
125、126、127に対応した転送先情報324、
325、326、327が混在して記憶される。転送先
情報322、323はアドレス検索テーブルのエントリ
303に続くエントリに対応するものである。実施形態
1の転送先情報テーブル104と比較して、本実施形態
の転送先情報テーブル104Bには隙間なく転送先情報
が記憶されるので、無駄な容量が無い。
【0044】パケットヘッダ処理部101は、IPv4
パケット又はIPv6パケットといった受信IPパケッ
トを入力し、受信パケットをパケット送信処理部106
に出力し、受信IPパケットのヘッダ内の情報より受信
パケットがIPv4パケットであるのか又はIPv6パ
ケットであるのかを識別し、識別結果に応じてv4/v
6識別ビットを生成して転送先テーブル検索情報生成部
103Bに出力し、及び識別結果に応じてIPパケット
からIPv4アドレス又はIPv6アドレスをIPアド
レスとして転送先テーブル検索情報生成部103Bに出
力する。
【0045】転送先テーブル検索情報生成部103B
は、入力したv4/v6識別子がv6であることを示す
0であるときには、図5(a)に示すフォーマットのデ
ータ、すなわち、0の値のv4/v6識別子と入力した
転送先IPv6アドレスより成るデータをキーにして、
そのデータが記憶されているエントリ番号をアドレス検
索テーブル202Bから検索し、その検索されたエント
リに記憶されている転送先情報テーブルエントリ番号3
01を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情
報検索部105Bに出力する。
【0046】また、転送先テーブル検索情報生成部10
3Bは、入力したv4/v6識別子がv4であることを
示す1であるときには、まず、図5(b)に示すフォー
マットのデータ、すなわち1の値のv4/v6識別子と
入力した転送先IPv4アドレスとマスクデータよりな
るデータが記憶されているエントリをアドレス検索テー
ブル202Bから検索し、検索されたならばそのデータ
が記憶されているエントリに記憶されている転送先情報
テーブルエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番
号として転送先情報検索部105Bに出力すると共に値
が0であるエントリオフセットを転送先情報検索部10
5Bに出力する。なお、検索時においてマスクデータの
位置のビットの一致/不一致は判定しない。図5(b)
に示すフォーマットのデータをキーにしたときにそのデ
ータを記憶するエントリが検索できないときには、図5
(c)、(d)、(e)に示すフォーマットをキーにし
て同様な動作を繰り返す。検索されたときには、検索さ
れたアドレス検索テーブル202Bのエントリに記憶さ
れている転送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報
テーブルエントリ番号として、転送先IPv4アドレス
の位置に対応する識別子をエントリオフセットとして転
送先情報検索部105に出力する。
【0047】転送先情報検索部105Bは、入力した転
送先情報テーブルエントリ番号に入力したエントリオフ
セットを加えた値を転送先情報テーブル104のエント
リ番号として用いて、転送先情報を転送先情報テーブル
104Bから検索して、検索された転送先情報をパケッ
ト送信処理部106に出力する。
【0048】パケット送信処理部106は、パケットヘ
ッダ処理部101から入力したIPパケットをスイッチ
2に出力すると共に、IPパケットに対応して得られた
転送先情報をスイッチ制御部3に出力する。
【0049】スイッチ制御部3が転送先情報に従ってス
イッチ2を制御することによりパケット送信処理部10
6から出力されたIPパケットは目的の回線インタフェ
ース1−jに出力され、ここから通信網を介して目的の
ルータ等に転送される。
【0050】[実施形態4]図1を参照すると、IPv
4パケットとIPv6が混在したネットワークに使用さ
れる、インターネットプロトコル層のスイッチ機能を有
するATMスイッチ、パケット交換機マルチプロトコル
ルータ等は、回線インタフェース1−1、1−2、1−
n、スイッチ2、スイッチ制御部3、ルーティング部4
を備える。通信網から回線インタフェース1−iを介し
て入力されたIPパケット等は、スイッチ2を介して、
或いは直接ルーティン部4に入力され、転送先情報と共
にルーティング部4から出力され、スイッチ制御部3に
制御により転送先情報に従った回線インタフェース部1
−jを介して通信網の目的のルータ等に出力される。
【0051】図13を参照すると、ルーティング部4
は、パケットヘッダ処理部101、アドレス検索テーブ
ル202B、転送先テーブル検索情報生成部203B、
転送先情報テーブル204B、転送先情報検索部205
B及びパケット送信処理部106を備える。
【0052】図14を参照すると、アドレス検索テーブ
ル202Bには、転送先IPv6アドレスと転送先IP
v4アドレスが混在して記憶されている。転送先IPv
6アドレスは図17から明らかなように128ビットよ
り構成される。エントリ343〜346には、1つの転
送先IPv6アドレスが4つに分割して記憶される。エ
ントリ343には、v6であることを示す0の値をとる
v4/v6識別ビット221、分割された転送先IPv
6アドレスの先頭部分であることを示す1の値をとる先
頭ビット222、分割された転送先IPv6アドレスの
最初の部分223及び転送先IPv6アドレスに対応さ
れている転送先情報が記憶されている転送先情報テーブ
ル204Bのエントリ番号である転送先情報テーブルエ
ントリ番号341が記憶される。エントリ344には、
v6であることを示す0の値をとるv4/v6識別ビッ
ト224、分割された転送先IPv6アドレスの先頭部
分でないことを示す0の値をとる先頭ビット225、分
割された転送先IPv6アドレスの2番目の部分226
が記憶される。エントリ345には、v6であることを
示す0の値をとるv4/v6識別ビット227、分割さ
れた転送先IPv6アドレスの先頭部分でないことを示
す0の値をとる先頭ビット228、分割された転送先I
Pv6アドレスの3番目の部分229が記憶される。エ
ントリ346には、v6であることを示す0の値をとる
v4/v6識別ビット230、分割された転送先IPv
6アドレスの先頭部分でないことを示す0の値をとる先
頭ビット231、分割された転送先IPv6アドレスの
4番目(最後)の部分232が記憶される。エントリ3
47には、v4であることを示す1の値をとるv4/v
6識別ビット233、分割された転送先IPv6アドレ
スの先頭部分であるかないかを示す必要がないので任意
の値をとる不使用ビット234、転送先IPv4アドレ
ス235、及び転送先IPv4アドレスに対応する転送
先情報が記憶されている転送先情報204Bのエントリ
番号を示す転送先情報テーブルエントリ番号が記憶され
る。
【0053】図15を参照すると、転送先情報テーブル
205Bには、転送先IPv6アドレス223、22
6、229、232に対応した転送先情報361、転送
先IPv4アドレス235に対応した転送先情報36
3、例えば転送先IPv6アドレスが記憶されるエント
リに続くエントリに記憶される転送先IPv6アドレス
(但し、転送先IPv6アドレスの代わりに転送先IP
v4アドレスが記憶されていても良い。)に対応した転
送先情報362、及び例えば転送先IPv4アドレスが
記憶されるエントリに続くエントリに記憶される転送先
IPv4アドレス(但し、転送先IPv4アドレスの代
わりに転送先IPv6アドレスが記憶されていても良
い。)に対応した転送先情報364が記憶される。
【0054】パケットヘッダ処理部101は、IPv4
パケット又はIPv6パケットといった受信IPパケッ
トを入力し、受信パケットをパケット送信処理部106
に出力し、受信IPパケットのヘッダ内の情報より受信
パケットがIPv4パケットであるのは又はIPv6パ
ケットであるのかを識別し、識別結果に応じてv4/v
6識別ビットを生成して転送先テーブル検索情報生成部
203Bに出力し、及び識別結果に応じてIPパケット
からIPv4アドレス又はIPv6アドレスをIPアド
レスとして転送先テーブル検索情報生成部203Bに出
力する。
【0055】転送先テーブル検索情報生成部203B
は、入力したv4/v6識別子がv6であることを示す
0であるときには、図9(a)に示すフォーマットのデ
ータ、すなわち、入力した転送先IPv6アドレスの先
頭の1/4の部分よりなるデータをキーにして、アドレ
ス検索テーブル202Bのエントリのうちv4/v6識
別ビットが0であり且つ先頭ビットが1であるエントリ
から図9(a)に示すフォーマットのデータと転送先I
Pアドレス部(223、226、229、232、23
5など)が一致するエントリを検索し、検索されたなら
ば、図9(b)に示すフォーマットのデータ、すなわ
ち、入力した転送先IPv6アドレスの2番目の1/4
の部分よりなるデータが、図9(a)に示すフォーマッ
トのデータが検索されたエントリの次のエントリの転送
先IPアドレス部と一致するか否かを判定し、以下同様
に、転送先IPv6アドレスの3番目の1/4の部分に
ついても図9(a)に示すフォーマットのデータが検索
されたエントリの2つ次のエントリの転送先IPアドレ
ス部と一致するか否かを判定し、転送先IPv6アドレ
スの4番目の1/4の部分についても図9(a)に示す
フォーマットのデータが検索されたエントリの3つ次の
エントリの転送先IPアドレス部と一致するか否かを判
定する。4つの判定において全て一致する結果が得られ
たならば、最初の一致判定のときに得られたエントリに
記憶されている転送先情報テーブルエントリ番号341
を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検
索部205に出力する。
【0056】また、転送先テーブル検索情報生成部20
3Bは、入力したv4/v6識別子がv6であることを
示す0であるときには、図9(e)に示すフォーマット
のデータ、すなわち、転送先IPv4アドレスよりなる
データをキーとして、アドレス検索テーブル202Bの
エントリのうちv4/v6識別ビットが1でありエント
リより図9(e)に示すフォーマットのデータを転送先
IPアドレス部として有するエントリを検索し、検索さ
れたエントリに記憶されている転送先情報テーブルエン
トリ番号342番号を転送先情報テーブルエントリ番号
をして転送先情報検索部205Bに出力する。
【0057】転送先情報検索部205Bは、入力した転
送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報テーブル2
04Bのエントリ番号として、転送先情報を転送先情報
テーブル204から検索して、検索された転送先情報を
パケット送信処理部106に出力する。
【0058】パケット送信処理部106は、パケットヘ
ッダ処理部101から入力したIPパケットをスイッチ
2に出力すると共に、IPパケットに対応して得られた
転送先情報をスイッチ制御部3に出力する。
【0059】スイッチ制御部3が転送先情報に従ってス
イッチ2を制御することによりパケット送信処理部10
6から出力されたIPパケットは目的の回線インタフェ
ース1−jに出力され、ここから通信網を介して目的の
ルータ等に転送される。
【0060】なお、アドレス検索テーブル202を作成
する際に、4つの連続するエントリが無くて、4つの連
続するエントリに連続して分割した転送先IPv6アド
レスを書き込めないときには、アドレス検索テーブル2
02と転送先情報テーブル204のエントリを共に入れ
替えて整理することにより、4つの連続するエントリが
得られる可能性がある。または、アドレス検索テーブル
202と転送先テーブル204を作成する際に、例え
ば、転送先IPv6アドレスをテーブルの先頭から後方
に向かって作成し、転送先IPv4アドレスをテーブル
の末尾から前方に向かって作成することにより、上記の
事態を防止することができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転送先IPv4アドレスに対応した転送先情報を得る系
と転送先IPv6アドレスに対応した転送先情報を得る
系を共通化できるので、回路規模を削減することができ
る。また、アドレス検索テーブル、転送先情報テーブル
を転送先IPv4アドレスに対応した転送先情報を得る
系と転送先IPv6アドレスに対応した転送先情報を得
る系との間で共通化できるので、またそれぞれの系への
記憶容量の割り当てを柔軟にすることができるので、こ
れらのテーブルに必要な記憶容量を削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるルータなどのインター
ネットプロトコル層のスイッチ機能を有する装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態1による転送先情報検索方式
の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のアドレス検索テーブル102のマッピン
グを示す図である。
【図4】図2の転送先情報テーブル104のマッピング
を示す図である。
【図5】図2の転送先テーブル検索情報生成部103が
アドレス検索テーブル102を検索するときに使用する
キーのフォーマットを示す図である。
【図6】本発明の実施形態2による転送先情報検索方式
の構成を示すブロック図である。
【図7】図6のアドレス検索テーブル202のマッピン
グを示す図である。
【図8】図6の転送先情報テーブル204のマッピング
を示す図である。
【図9】図6の転送先テーブル検索情報生成部203が
アドレス検索テーブル202を検索するときに使用する
キーのフォーマットを示す図である。
【図10】本発明の実施形態3による転送先情報検索方
式の構成を示すブロック図である。
【図11】図10のアドレス検索テーブル102Bのマ
ッピングを示す図である。
【図12】図10の転送先情報テーブル104Bのマッ
ピングを示す図である。
【図13】本発明の実施形態4による転送先情報検索方
式の構成を示すブロック図である。
【図14】図13のアドレス検索テーブル202Bのマ
ッピングを示す図である。
【図15】図13の転送先情報テーブル204Bのマッ
ピングを示す図である。
【図16】IPv4パケットのフォーマット図である。
【図17】IPv6パケットのフォーマット図である。
【図18】従来例による転送先情報検索方式の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n 回線インタフェース 2 スイッチ 3 スイッチ制御部 4 ルーティング部 101 パケットヘッダ処理部 102 アドレス検索テーブル 103 転送先テーブル検索情報生成部 104 転送先情報テーブル 105 転送先情報検索部 106 パケット送信処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送先IPパケットより転送先情報を得
    る転送先情報検索方式において、転送先IPv4パケッ
    トより転送先情報を得る回路と転送先IPv6パケット
    より転送先情報を得る回路を共通化したことを特徴とす
    る転送先情報検索方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の転送先情報検索方式に
    おいて、 受信したIPパケットのヘッダから該パケットがIPv
    4パケットであるのかIPv6パケットであるのかを識
    別し、識別結果をv4/v6識別ビットとして出力する
    と共に前記ヘッダからIPアドレスを抽出して出力する
    パケットヘッダ処理部と、 転送先IPv4アドレスに対してはv4/v6識別ビッ
    トと4つの転送先v4アドレスを1エントリに記憶し、
    転送先IPv6アドレスに対してはv4/v6識別ビッ
    トと1つの転送先IPv6アドレスを1エントリに記憶
    したアドレス検索テーブルと、 転送先IPv4アドレスに対しては4つの転送先情報を
    1エントリに記憶し、転送先IPv6アドレスに対して
    は1つの転送先情報を1エントリに記憶した転送先情報
    テーブルと、 前記v4/v6識別ビット及び前記IPアドレスをキー
    にして前記アドレス検索テーブルより転送先情報テーブ
    ルエントリ番号とエントリ内位置情報を検索する転送先
    テーブル検索情報生成部と、 前記転送先情報テーブルエントリ番号及び前記エントリ
    内位置情報をキーにして前記転送先情報を検索する転送
    先情報検索部と、 を備えることを特徴とする転送先情報検索方式。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の転送先情報検索方式に
    おいて、 受信したIPパケットのヘッダから該パケットがIPv
    4パケットであるのかIPv6パケットであるのかを識
    別し、識別結果をv4/v6識別ビットとして出力する
    と共に前記ヘッダからIPアドレスを抽出して出力する
    パケットヘッダ処理部と、 転送先IPv4アドレスに対してはv4/v6識別ビッ
    トと1つの転送先v4アドレスを1エントリに記憶し、
    転送先IPv6アドレスに対してはv4/v6識別ビッ
    トと4分割された転送先IPv6アドレスを4エントリ
    に記憶したアドレス検索テーブルと、 転送先IPv4アドレスに対しては1つの転送先情報を
    1エントリに記憶し、転送先IPv6アドレスに対して
    は1つの転送先情報を1エントリに記憶した転送先情報
    テーブルと、 前記v4/v6識別ビット及び前記IPアドレスをキー
    にして前記アドレス検索テーブルより転送先情報テーブ
    ルエントリ番号を検索する転送先テーブル検索情報生成
    部と、 前記転送先情報テーブルエントリ番号をキーにして前記
    転送先情報を検索する転送先情報検索部と、 を備えることを特徴とする転送先情報検索方式。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の転送先情報検索方式に
    おいて、 受信したIPパケットのヘッダから該パケットがIPv
    4パケットであるのかIPv6パケットであるのかを識
    別し、識別結果をv4/v6識別ビットとして出力する
    と共に前記ヘッダからIPアドレスを抽出して出力する
    パケットヘッダ処理部と、 転送先IPv4アドレスに対してはv4/v6識別ビッ
    トと4つの転送先v4アドレスと1つの転送先情報テー
    ブルエントリ番号を1エントリに記憶し、転送先IPv
    6アドレスに対してはv4/v6識別ビットと1つの転
    送先IPv6アドレスと1つの転送先情報テーブルエン
    トリ番号を1エントリに記憶したアドレス検索テーブル
    と、 転送先IPv4アドレスに対しては1つの転送先情報を
    1エントリに記憶し、転送先IPv6アドレスに対して
    は1つの転送先情報を1エントリに記憶した転送先情報
    テーブルと、 前記v4/v6識別ビット及び前記IPアドレスをキー
    にして前記アドレス検索テーブルより前記転送先情報テ
    ーブルエントリ番号とエントリオフセットを検索する転
    送先テーブル検索情報生成部と、 前記転送先情報テーブルエントリ番号と前記エントリオ
    フセットをキーにして前記転送先情報を検索する転送先
    情報検索部と、 を備えることを特徴とする転送先情報検索方式。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の転送先情報検索方式に
    おいて、 受信したIPパケットのヘッダから該パケットがIPv
    4パケットであるのかIPv6パケットであるのかを識
    別し、識別結果をv4/v6識別ビットとして出力する
    と共に前記ヘッダからIPアドレスを抽出して出力する
    パケットヘッダ処理部と、 転送先IPv4アドレスに対してはv4/v6識別ビッ
    トと1つの転送先v4アドレスと転送先情報テーブルエ
    ントリ番号を1エントリに記憶し、転送先IPv6アド
    レスに対してはv4/v6識別ビットと4分割された転
    送先IPv6アドレスを4エントリに記憶し、転送先情
    報テーブルエントリ番号を前記4エントリのうちの1エ
    ントリに記憶したアドレス検索テーブルと、 転送先IPv4アドレスに対しては1つの転送先情報を
    1エントリに記憶し、転送先IPv6アドレスに対して
    は1つの転送先情報を1エントリに記憶した転送先情報
    テーブルと、 前記v4/v6識別ビット及び前記IPアドレスをキー
    にして前記アドレス検索テーブルより前記転送先情報テ
    ーブルエントリ番号を検索する転送先テーブル検索情報
    生成部と、 前記転送先情報テーブルエントリ番号をキーにして前記
    転送先情報を検索する転送先情報検索部と、 を備えることを特徴とする転送先情報検索方式。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    転送先情報検索方式を備えることを特徴とするインター
    ネットプロトコル層のスイッチ機能を有する装置。
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