JP4216701B2 - ロードバランス管理方式およびその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インターネットプロトコル層のスイッチ機能を有するATMスイッチ、パケット交換機、マルチプロトコルルータに関し、特にネットワーク層のスイッチ機能を有するATMスイッチ、パケット交換機、マルチプロトコルルータにおけるIPアドレスより転送先情報を得るためのルーティング部におけるロードバランス管理方式に関する。
従来の方式について図1を参照して説明する。従来のルーティン部は、パケット処理ヘッダ部101、正規化値演算部102、ルーティング制御部103、アドレス検索テーブル104、転送先情報制御部105、転送先情報テーブル106、マルチパス情報テーブル107、セレクタ108、パケット送信処理部109を備える(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2001−186184号公報 特表2002−644139号公報
パケットヘッダ処理部101は、受信パケットをパケット送信処理部109に出力し、IPアドレスをルーティング制御部103に出力する。
正規化値演算部102は、IPヘッダ内のアドレス情報からロードバランシングを実行するための正規化値を計算する。
ルーティング制御部103は、IPアドレスをキーとして、アドレス検索テーブル104から転送先情報テーブルエントリ番号を得て、転送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報制御部105に出力する。この際、アドレス検索テーブル102はエントリ番号をそのエントリに記憶されているIPアドレスに対応した転送先情報テーブルエントリ番号としたCAM(Contents Addressable Memory)とする。この場合、例えば、図3において、IPアドレス133に対応するエントリ番号131が転送先情報テーブルエントリ番号に対応している。
転送先情報制御部105は入力された転送先情報テーブルエントリ番号に記憶されている転送先情報を転送先情報テーブル106より検索する。転送先情報は、転送先のルータ等が接続されている自装置の回線インタフエースの識別子あるいはマルチパス識別表示等の情報である。例えば、図3のIPアドレス134に対応するエントリ番号が132の場合、図4の転送先情報テーブルエントリ132に格納されている転送先情報142を読み出し、この転送先情報をセレクタ108に出力する。
転送先情報がマルチパスである場合、即ち転送先情報が複数ある場合には、転送先情報制御部105は転送先情報をマルチパス情報テーブル107より検索する。例えば、図4のエントリ番号131に対応するマルチパス識別表示が143〜146であるとき、転送先情報制御部105は図5のマルチパス情報テーブルのエントリ143〜146に格納されている複数の転送先情報153,154,155,156を読み出し、これらの転送先情報をセレクタ108に出力する。図6にこの転送先情報検索手順のフローチャートを示す。
セレクタ108は、転送先情報制御部105から受信した単数または複数の転送先情報から、正規化値演算部102から受信した正規化値を用いてロードバランスが達成される転送先を1つ決定してその転送先情報をパケット送信処理部109へ出力する。
このように図1に示す従来のルーティング部の転送先情報検索方式では、ロードバランスのためにマルチパス情報テーブル107を必要とし、回路規模が増大していた。
また、転送先情報テーブル106で、転送先を複数持たせることができるが、テーブルの大きさでその数が決まってしまう問題があった。
本発明は、回路規模が削減され、ロードバランスする方路数を増加させ、種々の方路数を混在させて設定することを可能とするロードバランス管理方式を提供することを目的とする。
本発明によるロードバランス管理方式は、転送先IPパケットのIPアドレスより転送先情報を得るアドレス検索テーブルを用いて転送先情報検索を行うルーティング部において、アドレス検索テーブルには1つの転送先アドレスに少なくとも1つのnullアドレスを付加し、該IPアドレスとnullアドレスに対応する転送先情報テーブルのエントリに、トラフィックを複数の出側方路にロードバランスして出力するための複数の転送先情報を格納することを特徴とする。
この方式によれば、マルチパスの場合に必要とされるマルチパス情報テーブルのような別個のテーブルが不要となり、回路規模が削減される。
本発明のロードバランス管理方式においては、前記転送先IPアドレスとnullアドレスに対応する転送先情報テーブルのエントリが2以上の場合には、各エントリの終端にこれらのエントリは連続することを示すフラグビットとこれらのエントリに格納された複数の転送先情報の終了を示すフラグビットを付加する。
この方式によれば、1つのIPアドレスに付加するnullの数を多くすることによりロードバランスさせる方路数を増加させることができる。
本発明のロードバランス管理方式においては、1つのIPアドレスと少なくとも1つのnullアドレスの種々の組合せを使用し、それぞれの組合せに対応する転送情報テーブルのエントリに異なる数の転送情報を混在させることを特徴とする。
この方式によれば、トラフィックを複数の出側方路にロードバランスして出力する方路数を固定することなく、転送先情報テーブルに種々の数の方路情報を柔軟に混在させることができるため、転送情報テーブルに必要とされる記憶容量を削減することができる。
上述した本発明のロードバランス管理方式を実施するルーティング装置は、1つの転送先IPアドレスと少なくとも1つのnullアドレスが連続して格納されたアドレス検索テーブルと、該転送先IPアドレスとnullアドレスに対応するエントリに複数の転送先情報が格納された転送先情報テーブルと、受信IPパケットのヘッダから転送先IPアドレスを抽出して出力するパケットヘッダ処理部と、IPヘッダ内の情報からロードバランシングを実行するための正規化値を計算する正規化値演算部と、1つの転送先IPアドレスと少なくとも1つのnullを連続して具えるデータをキーとして、前記アドレス検索テーブルを検索し、該データが記憶されているエントリ番号を転送先情報テーブルエントリとして読み出すルーティング制御部と、転送先情報テーブルエントリ番号をキーとして転送先情報テーブルを検索して前記IPパケットを転送すべき複数の転送先情報を読み出す転送先情報検索部と、得られた複数の転送先情報から、前記正規化演算部からの正規化値に基づいて転送先を1つ決定してその転送情報をパケット送信処理部に出力するセレクタとを具えることを特徴とするルーティング装置。
上述したように、本発明によれば、マルチパス情報テーブルを省略することができるので、回路規模を削減することができる。また、マルチパス数を回路固定とするのではなく、種々のマルチパス数を柔軟に混在可能であるため、テーブルに必要な記憶容量を削減することができる。
本発明によるロードバランス方式を用いたルーティング部の構成を図2に示す。本発明によるルーティング処理部は、パケット処理ヘッダ部201、正規化値演算部202、ルーティング制御部203、アドレス検索テーブル204、転送先情報制御部205、転送先情報テーブル206、セレクタ207、パケット送信処理部208を備える。
パケットヘッダ処理部201は、受信パケットをパケット送信処理部208に出力し、IPアドレスをルーティング制御部203に出力する。
正規化値演算部202は、IPヘッダ内の情報からロードバランシングを実行するための正規化値を計算する。
ルーティング制御部203は、IPアドレスをキーとして、アドレス検索テーブル204から転送先情報テーブルエントリ番号を得て、転送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報制御部205に出力する。この際、アドレス検索テーブル202はエントリ番号をそのエントリに記憶されているIPアドレスに対応した転送先情報テーブルエントリ番号としたCAM(Contents Addressable Memory)とする。
転送先情報テーブルの1エントリに格納できる転送先情報が不足している場合は、次のアドレス検索テーブルエントリにはIPアドレスを格納せずにnullアドレスとする。例えば、図7のエントリ171に記憶されたIPアドレス173が、転送先情報テーブルの対応するエントリ171に収容できないほど多くのマルチパスを持つ場合、次のアドレス検索テーブルのエントリ172にはIPアドレス174を格納しないでnullアドレスとして管理しておく。転送先情報テーブルのエントリ171とエントリ172には、図8に示すように、IPアドレス173が持つ多数の転送先情報を格納しておくとともに、エントリ171の終端にはエントリ171とエントリ172は連続することを示すフラグビット(F)189を立てておく。転送先情報は、転送先のルータ等が接続されている自装置の回線インタフエースの識別子である。この場合には、ルーティング制御部203は、IPアドレスと隣接するnullアドレスをキーとして、アドレス検索テーブル204から転送先情報テーブルエントリ番号171を得て、この転送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報制御部205に出力する。
転送先情報制御部205は入力された転送先情報テーブルエントリ番号に記憶されている転送先情報を転送先情報テーブル206より検索する。例えば、図7のIPアドレス173に対応するエントリ番号が171の場合、図8の転送先情報テーブルエントリ171に格納されている転送先情報183、184、185などを読み出す。この際、連続フラグビット189が立っているため、転送先情報テーブルエントリ172に格納されている転送先情報186、187、188なども読み出す。
セレクタ207は、転送先情報制御部205から受信した単数または複数の転送先情報から、正規化値演算部202から受信した正規化値を用いてロードバランスが達成される転送先を1つ決定してその転送先情報をパケット送信処理部208へ出力する。
次に本発明の種々の実施の形態について説明する。ここでは、アドレス検索テーブルの各行(エントリ)は4つの1Pv4アドレス(32ビット)又は1つのIPv6アドレス(128ビット)を格納し得るものとし、転送先情報テーブルの各行(エントリ)は4つの転送先情報を格納し得るものとする。また、1読み出し周期で検索テーブルの1行を読み出すものとする。
[実施形態1]
IPv4アドレスの2方路にロードバランスする場合を説明する。この場合には、検索テーブルの有効利用のために、1つのエントリの左半部に1つのIPv4アドレスと1つのnullアドレスが、右半部に別の1つのIPv4アドレスと1つのnullアドレスが格納されている。転送先情報テーブルにはアドレス検索テーブルの左半部及び右半部に格納されたIPアドレスとnullアドレスに対応するエントリの左半部及び右半部にそれぞれ2つの転送先情報格納されている。図10は転送先情報テーブルのマッピングを示し、301及び302はアドレス検索テーブルの左半部に格納されたIPアドレスに対応する転送先情報であり、303,304アドレス検索テーブルの右半部に格納されたIPアドレスに対応する転送先情報であり、305、307は、転送先情報301と302又は303と304が連続することを示すフラグビットF、306、308は終了を示すフラグビットFである。
実際の検索はまず右半部を読み出し、続いて左半部を読み出す。このために、ルーティング制御部203は、1つの転送先IPv4アドレスと1つのnullアドレスと2つのマスクデータを隣接して格納した、図9(a)に示すフォーマットのデータをキーにして、そのデータが記憶されているエントリをアドレス検索テーブル204から検索し、検索されたならばそのデータが記憶されているエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索部205に出力すると共にエントリ内位置情報(例えば0)を転送先情報検索部205に出力する。図9(a)に示すフォーマットのデータをキーとしたときにそのデータを記憶するエントリが検索できないときには、図9(b)に示すフォーマットをキーにして同様な動作を繰り返す。検索されたときには、検索されたアドレス検索テーブル204のエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索部205に出力すると共にエントリ内位置情報を転送先情報検索部205に出力する。
転送先情報検索部205は、入力された転送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報テーブル206のエントリ番号として、入力されたエントリ内位置情報(0又は1)をエントリ内の転送先情報の位置のオフセットの指標として用いて、左半部又は右半部の2つの連続する転送先情報を転送先情報テーブル206から検索し、これらの転送先情報をセレクタ207に出力する。この際、エントリ番号に基づいて転送先情報を固定的に4つ読み出して、エントリ内の位置情報に基づき2つを取捨してもよいし、転送先情報を連続フラグビットFを見ながら終了フラグビットFまで順に読み出してもよい。
セレクタ207は、正規化値演算部202から受信した正規化値を用いて、2つの転送先情報から1つを選択してパケット送信処理部208に出力する。
[実施形態2]
IPv4アドレスの4方路にロードバランスする場合を説明する。この場合には、アドレス検索テーブルには1つのエントリに1つのIPv4アドレスと3つのnullアドレスが連続して格納され(図11参照)、転送先情報テーブルの対応するエントリに4つの転送先情報が格納されている(図12参照)。図12において、401,402,403,404は転送先情報であり、405,406,407は、転送先情報401、402,403,404が連続することを示すフラグビットF、408は終了を示すフラグビットFである。
ルーティング制御部203は、1つの転送先IPv4アドレスと3つのnullアドレスを連続して格納した、図11に示すフォーマットのデータが記憶されているエントリをアドレス検索テーブル204から検索し、検索されたならばそのデータが記憶されているエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索部205に出力すると共にエントリ内位置情報(この場合には0)を転送先情報制御部205に出力する。検索されたときには、検索されたアドレス検索テーブル204のエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報制御部205に出力すると共にエントリ内位置情報を転送先情報検索部205に出力する。
転送先情報制御部205は、入力された転送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報テーブル206のエントリ番号として、入力されたエントリ内位置情報をエントリ内の転送先情報の位置のオフセットの指標(この場合には0)として用いて、転送先情報を転送先情報テーブル206から検索して、対応するエントリ内の4つの転送先情報をセレクタ207に出力する。この際、対応するエントリ内の全転送先情報を固定的に読み出し、連続フラグビット405,406,407と終了フラグビット408に基づいて4つの転送情報401〜404を出力してもよいし、連続フラグビット405,406,407を見ながら終了ビットまで4つの転送先情報401〜404を読み出して出力してもよい。
セレクタ207は、正規化値演算部202から受信した正規化値を用いて、4つの転送先情報から1つを選択してパケット送信処理部208に出力する。
[実施形態3]
IPv4アドレスの8方路にロードバランスする場合を説明する。この場合には、アドレス検索テーブルは2つの連続するエントリに1つのIPv4アドレスと7つのnullアドレスが連続して格納され(図13参照)、転送先情報テーブルには2つの連続するエントリに8つの転送先情報が格納される(図14参照)。図14において、501〜508は転送先情報であり、509〜515は、転送先情報501〜509が連続することを示すフラグビットF、516は終了を示すフラグビットFである。
ルーティング制御部203は、転送先IPv4アドレスと7つのnullアドレスを連続して格納した、図13に示すフォーマットのデータが記憶されているエントリをアドレス検索テーブル204から検索し、検索されたならばそのデータが記憶されているエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索部205に出力すると共にエントリ内位置情報(この場合には0)を転送先情報検索部205に出力する。検索されたときには、検索されたアドレス検索テーブル204のエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索部205に出力すると共にエントリ内位置情報を転送先情報検索部205に出力する。
転送先情報検索部205は、入力された転送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報テーブル206のエントリ番号として、入力されたエントリ内位置情報をエントリ内の転送先情報の位置のオフセットの指標(この場合には0)として用いて、転送先情報を転送先情報テーブル206から検索して、8つの転送先情報をセレクタ207に出力する。この際、最初に、入力エントリ番号に対応するエントリ内の連続フラグビット509,510,511で連結された4つの転送先情報501〜504を読み出し、次に、該エントリの終わりに連続フラグビット512が立っているのを見て、次のエントリ内の連続フラグビット513,514,515で連結され終了ビット512で終了する4つの転送先情報を読み出す。
セレクタ207は、正規化値演算部202から受信した正規化値を用いて、8つの転送先情報から1つを選択してパケット送信処理部208に出力する。
[実施形態4]
IPv6アドレスの2または4方路にロードバランスする場合を説明する。この場合には、アドレス検索テーブルには1つのエントリに1つのIPv6アドレスが格納され(図15参照)、転送先情報テーブルには4つの転送先情報が連続して格納される(図16参照)。図16において、601〜604は転送先情報であり、605〜608はフラグビットであり、2方路の場合には605、607が連続フラグビット、606,608が終了フラグビットであり、4方路の場合には605,606,607が連続フラグビット、608が終了フラグビットである。
ルーティング制御部203は、転送先IPv6アドレスを格納した図15に示すフォーマットのデータが記憶されているエントリをアドレス検索テーブル204から検索し、検索されたならばそのデータが記憶されているエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索部205に出力すると共にエントリ内位置情報を転送先情報検索部205に出力する。検索されたときには、検索されたアドレス検索テーブル204のエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索部205に出力すると共にエントリ内位置情報を転送先情報検索部205に出力する。
転送先情報検索部205は、入力された転送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報テーブル206のエントリ番号として、入力されたエントリ内位置情報をエントリ内の転送先情報の位置のオフセットの指標として用いて、転送先情報を転送先情報テーブル206から検索して、4方路の場合には4つ、2方路の場合には2つの転送先情報をセレクタ207に出力する。4方路の場合には、入力エントリ番号に対応するエントリ内の連続フラグビット605,606,607で連結され終了フラグビット608で終わる4つの転送先情報601〜604を固定的に読み出す。2方路の場合は、エントリ内の位置情報が0か1に基づいて連続フラグビット605で連結され終了フラグビット606で終わる左側の2つの転送先情報又は連続フラグビット607で連結され終了フラグビット608で終わる右側の2つの転送先情報を読み出す。また、検索されたエントリ内の転送先情報は連続フラグビットを見て終了ビットまで順に読み出してもよい。
セレクタ207は、正規化値演算部202から受信した正規化値を用いて、2または4つの転送先情報から1つを選択してパケット送信処理部208に出力する.
〔実施形態5〕
IPv6アドレスの8方路にロードバランスする場合を説明する。アドレス検索テーブルには2つの連続するエントリに1つのIPv4アドレスとnullアドレスが連続して格納され(図17参照)、転送先情報テーブルには2つの連続するエントリに8つの転送先情報が格納される(図18参照)。図18において、701〜708は転送先情報であり、709〜715は、転送先情報701〜708が連続することを示すフラグビットF、716は終了を示すフラグビットFである。
ルーティング制御部203は、転送先IPv6アドレスと1つのnullアドレスを隣接して格納した、図17に示すフォーマットのデータが記憶されているエントリをアドレス検索テーブル204から検索し、検索されたならばそのデータが記憶されているエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索部205に出力すると共にエントリ内位置情報を転送先情報検索部205に出力する。検索されたときには、検索されたアドレス検索テーブル204のエントリ番号を転送先情報テーブルエントリ番号として転送先情報検索部205に出力すると共にエントリ内位置情報を転送先情報検索部205に出力する。
転送先情報検索部205は、入力された転送先情報テーブルエントリ番号を転送先情報テーブル206のエントリ番号として、入力されたエントリ内位置情報をエントリ内の転送先情報の位置のオフセットの指標として用いて、転送先情報を転送先情報テーブル206から検索して、8つの転送先情報をセレクタ207に出力する。この際、最初に、入力エントリ番号に対応するエントリ内の連続フラグビット709,710,711で連結された4つの転送先情報701〜704を読み出し、次に、該エントリの終わりに連続フラグビット712が立っているのを見て、次のエントリ内の連続フラグビット713,714,715で連結され終了ビット716で終る4つの転送先情報を読み出す。
セレクタ207は、正規化値演算部202から受信した正規化値を用いて、8つの転送先情報から1つを選択してパケット送信処理部208に出力する。
以上に説明したように、本発明によれば、マルチパス情報テーブルを省略することができるので、回路規模を削減することができる。また、マルチパス数を回路固定とするのではなく、種々のマルチパス数を柔軟に混在可能であるため、テーブルに必要な記憶容量を削減することができる。
従来のロードバランス管理方式によるルーティング部の構成を示したブロック図である。 本発明のロードバランス管理方式によるルーティング部の構成を示したブロック図である。 図1のアドレス検索テーブル104のマッピングを示す図である。 図1の転送先情報テーブル106のマッピングを示す図である。 図1のマルチパス情報テーブル107のマッピングを示す図である。 図1のルーティング制御部103、転送先情報制御部105の動作を示すフローチャート図である。 図2のアドレス検索テーブル204のマッピングを示す図である。 図2の転送先情報テーブル206のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態1によるアドレス検索テーブル204のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態1による転送先情報検索テーブル206のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態2によるアドレス検索テーブル204のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態2による転送先情報検索テーブル206のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態3によるアドレス検索テーブル204のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態3による転送先情報検索テーブル206のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態4によるアドレス検索テーブル204のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態4による転送先情報検索テーブル206のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態5によるアドレス検索テーブル204のマッピングを示す図である。 本発明の実施形態5による転送先情報検索テーブル206のマッピングを示す図である。
符号の説明
101 パケットヘッダ処理部
102 正規化値演算部
103 ルーティング制御部
104 アドレス検索テーブル
105 転送先情報制御部
106 転送先情報テーブル
107 マルチパス情報テーブル
108 セレクタ
109 パケット送信処理部
201 パケットヘッダ処理部
202 正規化値演算部
203 ルーティング制御部
204 アドレス検索テーブル
205 転送先情報制御部
206 転送先情報テーブル
207 セレクタ
208 パケット送信処理部

Claims (4)

  1. 転送先IPパケットのIPアドレスより転送先情報を得るアドレス検索テーブルを用いて転送先情報検索を行うルーティング部において、アドレス検索テーブルには、1つの転送先IPアドレスに少なくとも1つのnullアドレスを付加し、該IPアドレスとnullに対応する転送先情報テーブルのエントリに、トラフィックを複数の出側方路にロードバランスして出力するための複数の転送先情報を格納することを特徴とするロードバランス管理方式。
  2. 請求項1記載のロードバランス管理方式において、前記転送先IPアドレスとnullアドレスに対応する転送先情報テーブルのエントリが2以上の場合には、各エントリの終端にこれらのエントリは連続することを示すフラグビットとこれらのエントリに格納された複数の転送先情報の終了を示すフラグビットを付加することを特徴とするロードバランス管理方式。
  3. 請求項1又は2記載のロードバランス管理方式において、1つのIPアドレスと少なくとも1つのnullアドレスの種々の組合せを使用し、それぞれの組合せに対応する転送情報テーブルのエントリに異なる数の転送情報を混在させることを特徴とするロードバランス管理方式。
  4. 請求項1−3の何れかに記載のロードバランス管理方式を実施する装置であって、1つの転送先IPアドレスと少なくとも1つのnullアドレスが連続して格納されたアドレス検索テーブルと、該転送先IPアドレスとnullアドレスに対応するエントリに複数の転送先情報が格納された転送先情報テーブルと、受信IPパケットのヘッダから転送先IPアドレスを抽出して出力するパケットヘッダ処理部と、IPヘッダ内の情報からロードバランシングを実行するための正規化値を計算する正規化値演算部と、1つの転送先IPアドレスと少なくとも1つのnullアドレスを連続して具えるデータをキーとして、前記アドレス検索テーブルを検索し、該データが記憶されているエントリ番号を転送先情報テーブルエントリとして読み出すルーティング制御部と、転送先情報テーブルエントリ番号をキーとして転送先情報テーブルを検索して前記IPパケットを転送すべき複数の転送先情報を読み出す転送先情報検索部と、得られた複数の転送先情報から、前記正規化演算部からの正規化値に基づいて転送先を1つ決定してその転送情報をパケット送信処理部に出力するセレクタとを具えることを特徴とするルーティング装置。
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