JP2001178725A - 体積計測装置及び超音波診断装置 - Google Patents

体積計測装置及び超音波診断装置

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JP2001178725A
JP2001178725A JP36536599A JP36536599A JP2001178725A JP 2001178725 A JP2001178725 A JP 2001178725A JP 36536599 A JP36536599 A JP 36536599A JP 36536599 A JP36536599 A JP 36536599A JP 2001178725 A JP2001178725 A JP 2001178725A
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Hiroshi Hattori
浩 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で信頼性の高い楕円体の体積計測を行
う。 【解決手段】 ステップS31でカーソルを中点計算部
が計算した断層画像の第1の軸の中点を初期位置として
表示し、ステップS32でカーソルを移動させ、ステッ
プS33で第2の軸の始点を確定する。次に、ステップ
S34でカーソルを断層画像の第1の軸の中点を初期位
置として表示し、ステップS35でカーソルを移動さ
せ、ステップS36で終点を確定し処理を終了する。ス
テップS32及びS35におけるカーソルは、CPUの
カーソル制御部の移動方向制御部により、中点計算部に
より計算された中点を通る第1の軸に垂直方向のみに移
動方向が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楕円体の体積計測
を行う体積計測装置及び超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、先端部内に超音波探触子を備えた
超音波プローブを体腔内に挿入し、超音波探触子より超
音波を送受することにより、生体臓器の超音波画像を得
て診断を行う超音波診断装置が用いられるようになって
きた。
【0003】生体臓器の1つとして前立腺があるが、こ
の前立腺の診断に於いては、その形状のみならず、体積
も重要な診断要素となっている。
【0004】このため、図10に示すように、超音波診
断装置に設けられたCPU100は、超音波診断装置で
の画像処理モードを制御するモード制御部101と、モ
ード制御部101による体積計測モードの際に臓器画像
上の各点を指定するカーソル制御部102と、カーソル
制御部102により指定された各点に基づき臓器の体積
を演算する体積演算部103という機能が与えられてい
る。カーソル制御部102は、初期位置にカーソルを位
置させる初期位置制御部104及びカーソルを任意の位
置に移動させる移動制御部105からなり、モード制御
部101及びカーソル制御部102はキーボード106
からの入力信号に基づき各制御を実行する。
【0005】具体的には、前立腺の超音波診断を行う
と、図11(a)に示すように、前立腺の断層画像11
0がモニタ111に表示される。このとき、モニタ11
1には、患者ID(ID)や患者名(NAME)等の文
字情報が断層画像110と合成され文字情報エリア11
2に表示される。
【0006】そして、モード制御部101において体積
計測モードが設定されると、図11(b)に示すよう
に、断層画像110を表示したモニタ111の断層画面
中央を初期位置としてカーソル113を表示させる。こ
の際、文字情報エリア112には、体積計測モードにあ
ることが「VOL」として表示される。
【0007】続いて、図11(c)に示すように、初期
位置にあるカーソル113をキーボード106に設けら
れらた図示しない矢印キーあるいはトラックボール等の
ポインティングデバイスを用いて断層画像110上で移
動させ、断層画像110において横方向の境界間が最大
となる一方の境界点Aにカーソル113を移動させ、キ
ーボード106に設けられらた図示しない確定キーを押
すことにより、その境界点Aにマーカ114aを表示さ
せる。
【0008】境界点Aにマーカ114が表示されると、
図11(d)に示すように、再びモニタ111の断層画
面中央を初期位置としてカーソル113が表示され、こ
の初期位置にあるカーソル113をキーボード106に
設けられらた図示しない矢印キーあるいはトラックボー
ル等のポインティングデバイスを用いて断層画像110
上で移動させ、断層画像110において横方向の境界間
が最大となる他方の境界点Bにカーソル113を移動さ
せ、キーボード106に設けられらた図示しない確定キ
ーを押すことにより、その境界点Bにマーカ114bを
表示させる。
【0009】同様に、境界点Bにマーカ114bが表示
されると、図11(e)に示すように、再びモニタ11
1の断層画面中央を初期位置としてカーソル113が表
示され、図11(f)に示すように、この初期位置にあ
るカーソル113をキーボード106に設けられらた図
示しない矢印キーあるいはトラックボール等のポインテ
ィングデバイスを用いて断層画像110上で移動させ、
断層画像110において縦方向の境界間が最大となる一
方の境界点Cにカーソル113を移動させ、キーボード
106に設けられらた図示しない確定キーを押すことに
より、その境界点Cにマーカ114cを表示させる。
【0010】さらに同様に、境界点Cにマーカ114c
が表示されると、図11(g)に示すように、再びモニ
タ111の断層画面中央を初期位置としてカーソル11
3が表示され、この初期位置にあるカーソル113をキ
ーボード106に設けられらた図示しない矢印キーある
いはトラックボール等のポインティングデバイスを用い
て断層画像110上で移動させ、断層画像110におい
て縦方向の境界間が最大となる他方の境界点Dにカーソ
ル113を移動させ、キーボード106に設けられらた
図示しない確定キーを押すことにより、その境界点Dに
マーカ114dを表示させる。
【0011】そして、断層画像110を線分AB及び線
分DCを長軸及び短軸とする楕円と見なし、前立腺をこ
の楕円を線分DCを軸に回転させた回転楕円体として体
積計測を行う。
【0012】すなわち、線分ABの長さをX、線分DC
の長さをYとした場合、前立腺の体積Vが、 V=πX2Y/6 として計測される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前立腺
を回転楕円体として体積計測を行う際には、線分DCは
線分ABの中点を通る線分ABに垂直な線分である必要
がある。従来の体積計測の際の線分DCの指定は、ユー
ザのカーソル移動操作に依存しているために、線分DC
が線分ABの中点を通る線分ABに垂直な線分となる保
証はなく、そのため、計測の度に線分DCの指定が異な
ることとなり、体積計測結果に再現性がなく、信頼性を
欠くといった問題がある。
【0014】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、簡単で信頼性の高い楕円体の体積計測を行うこ
とのできる体積計測装置及び超音波診断装置を提供する
ことを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の体積計測装置
は、略楕円画像の第1の軸を指定する第1軸指定手段
と、前記第1の軸の中点を算出する中点算出手段と、前
記中点を通り前記第1の軸に垂直な直線上に前記略楕円
画像の第2の軸を指定する第2軸指定手段と前記第1の
軸の長さを算出する第1長さ算出手段と、前記第2の軸
の長さを算出する第2長さ算出手段と、前記第1の軸の
長さ及び前記第2の軸の長さに基づき前記略楕円画像の
回転楕円体の体積を算出する体積算出手段とを備えて構
成される。
【0016】本発明の超音波診断装置は、生体内に挿入
し超音波を送受する超音波プローブと、前記超音波プロ
ーブからの前記超音波の反射波に基づき前記生体内の臓
器の超音波画像を生成する超音波画像処理手段とからな
る超音波診断装置において、前記超音波画像処理手段
は、前記臓器が略楕円体形状の際の前記臓器の体積を算
出する体積算出手段を有し、前記体積算出手段は、前記
臓器の略楕円の超音波画像の第1の軸を指定する第1軸
指定手段と、前記第1の軸の中点を算出する中点算出手
段と、前記中点を通り前記第1の軸に垂直な直線上に前
記臓器の略楕円の超音波画像の第2の軸を指定する第2
軸指定手段と前記第1の軸の長さを算出する第1長さ算
出手段と、前記第2の軸の長さを算出する第2長さ算出
手段と、前記第1の軸の長さ及び前記第2の軸の長さに
基づき前記略楕円体形状の前記臓器の体積を演算する体
積演算手段とを備えて構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0018】図1ないし図9は本発明の一実施の形態に
係わり、図1は超音波診断装置の構成を示す構成図、図
2は図1の超音波診断装置本体の構成を示す構成図、図
3は図1のキーボードの構成を示す構成図、図4は図2
のCPUの構成を示す機能ブロック図、図5は図1の超
音波診断装置の作用を説明する第1の説明図、図6は図
1の超音波診断装置での体積計測の処理の流れを示すフ
ローチャート、図7は図1の超音波診断装置の作用を説
明する第2の説明図、図8は図6のステップS8の処理
の流れを示すフローチャート、図9は図6のステップS
9の処理の流れを示すフローチャートである。
【0019】図1に示すように、本実施の形態の超音波
診断装置1は、先端部2内に超音波探触子(図示せず)
を備え体腔内に挿入する超音波プローブ3と、超音波プ
ローブ3に対して超音波の送受を行い超音波画像を生成
しモニタ4に超音波画像を表示させる超音波診断装置本
体5と、超音波診断装置本体5に種々の入力を行うキー
ボード6とから構成される。
【0020】超音波診断装置本体5は、図2に示すよう
に、超音波プローブ3に対して超音波の送受を行う送受
回路11と、送受回路11からの極座標の超音波エコー
データを直交座標画像データに変換するDSC(デジタ
ルスキャンコンバータ)12と、キーボード6からの入
力に基づき超音波診断装置本体5内を制御するCPU1
3と、CPU13の制御に応じた文字情報を生成するキ
ャラクタ生成回路14と、DSC12からの直交座標画
像データ及びキャラクタ生成回路14からの文字情報を
合成して合成画像を生成しモニタ4に合成画像を表示さ
せる映像合成回路15とから構成される。
【0021】キーボード6は、図3に示すように、文字
入力を行う複数のキーからなる文字入力部21と、モニ
タ4上でのカーソルの移動あるいはスクロール等を指示
するための矢印キー部22と、モニタ4上での点にマー
カを指定するマーカ指定部23と、CPU13に対して
超音波診断装置本体5の動作モードを指定するためのメ
ニューキー24と、メニューキー24でのモード指定を
解除するクリアキー25と、モニタ4上の画像を静止さ
せるフリーズキー26と、モニタ4上の画像を図示しな
いプリンタにプリントさせるプリントキー27等からな
り、マーカ指定部23は、マーカ指定のためのカーソル
を初期位置に表示させるためのカーソルキー28と、カ
ーソルキー28により初期位置に表示されたカーソルを
モニタ4上で移動させるトラックボール29と、トラッ
クボール29により所望の位置に移動させたカーソル位
置を確定しその位置にマーカを表示させる確定キー30
とから構成されている。
【0022】CPU13は、図4に示すように、超音波
診断装置本体5の動作モードを指定するモード制御部3
1と、モード制御部31による体積計測モードの際にモ
ニタ4上の臓器画像上の各点を指定するカーソル制御部
32と、カーソル制御部32により指定された各点に基
づき臓器の体積を演算する体積演算部33という機能が
与えられている。
【0023】カーソル制御部32は、初期位置にカーソ
ルを位置させる初期位置設定テーブル34と、カーソル
を臓器画像を楕円として見なした際の第1の軸を指定す
るための臓器画像の境界位置に移動させる移動制御部3
5と、移動制御部35により指定された第1の軸の中点
位置を計算する中点計算部36と、中点計算部36によ
り計算された中点を通る第1の軸に垂直方向のみカーソ
ルの移動を制御する移動方向制御部37とからなり、モ
ード制御部31及びカーソル制御部32はキーボード6
からの入力信号に基づき各制御を実行する。
【0024】このように構成された本実施の形態の作用
について説明する。前立腺を超音波により診断する際
は、図5に示すように、超音波プローブ3を肛門41か
ら挿入し超音波プローブ3の先端部2を直腸内で前立腺
42が位置する位置に配置する。
【0025】すなわち、図6に示すように、ステップS
1で図5に示したように超音波プローブ3を体腔内に挿
入する。そして、ステップS2で送受回路11により超
音波プローブ3から超音波を送信し、ステップS3で超
音波の反射波を送受回路11で受信する。次にステップ
S4でDSC12で反射波である極座標の超音波エコー
データを直交座標画像データに変換し、ステップS5で
映像合成回路15によりDSC12からの直交座標画像
データ及びキャラクタ生成回路14からの文字情報を合
成して合成画像を生成しモニタ4に合成画像を表示させ
る。
【0026】このステップS5により、図7(a)に示
すように、前立腺42の断層画像50がモニタ4に表示
される。このとき、モニタ4には、患者ID(ID)や
患者名(NAME)等の文字情報が断層画像50と合成
され文字情報エリア52に表示される。
【0027】次に、ステップS6でキーボード6のメニ
ューキー24により体積計測モードに入る。このステッ
プS6により、図7(b)に示すように、断層画像50
を表示したモニタ4の断層画面中央を初期位置としてカ
ーソル53を表示させ、ステップS7で文字情報エリア
52に、体積計測モードにあることを「VOL」として
表示する。
【0028】そして、ステップS8及びステップS9で
カーソルを制御して後述する楕円とみなした断層画像5
0の長短軸である第1の軸及び第2の軸を指定して、ス
テップS10で指定された第1の軸及び第2の軸に基づ
き断層画像50を回転させた楕円体の体積を計算し、ス
テップS11でその結果を文字情報エリア52に表示し
処理を終了する。
【0029】ステップS8の処理は、詳細には、図8に
示すように、ステップS21で初期位置設定テーブル3
4によりカーソル53を断層画像50を表示したモニタ
4の断層画面中央を初期位置として表示し、ステップS
22でカーソル53を移動させ、ステップS23で第1
の軸の始点を確定する。
【0030】このステップS22により、図7(c)に
示すように、初期位置(モニタ4の画面中央)にあるカ
ーソル53をキーボード6に設けられらたトラックボー
ル28を用いて断層画像50上で移動させ、断層画像5
0において横方向の境界間が最大となる一方の境界点A
にカーソル53を移動させ、ステップS23によりキー
ボード6に設けられらた確定キー29を押すことによ
り、その境界点Aにマーカ54aを表示させ、始点を確
定する。
【0031】次に、ステップS24で初期位置設定テー
ブル34によりカーソル53を断層画像50を表示した
モニタ4の断層画面中央を初期位置として表示し、ステ
ップS25でカーソル53を移動させ、ステップS26
で第1の軸の終点を確定し処理を終了する。
【0032】このステップS25により、図7(d)に
示すように、初期位置(モニタ4の断層画面中央)にあ
るカーソル53をキーボード6に設けられらたトラック
ボール28を用いて断層画像50上で移動させ、断層画
像50において横方向の境界間が最大となる他方の境界
点Bにカーソル53を移動させ、ステップS26により
キーボード6に設けられらた確定キー29を押すことに
より、その境界点Bにマーカ54bを表示させ終点を確
定する。この線分ABにより断層画像50の第1の軸が
指定されたことになる。
【0033】ステップS9の処理は、詳細には、図9に
示すように、ステップS31で初期位置設定テーブル3
4によりカーソル53を中点計算部36が計算した断層
画像50の第1の軸の中点を初期位置として表示し、ス
テップS32でカーソル53を移動させ、ステップS3
3で第2の軸の始点を確定する。
【0034】このステップS31により、図7(e)に
示すように、カーソル53を断層画像50の第1の軸の
中点を初期位置として表示し、ステップS32により、
図7(f)に示すように、初期位置(第1の軸の中点)
にあるカーソル53をキーボード6に設けられらたトラ
ックボール28を用いて断層画像50上で移動させ、断
層画像50において縦方向の境界間が最大となる一方の
境界点Cにカーソル53を移動させ、ステップS33に
よりキーボード6に設けられらた確定キー29を押すこ
とにより、その境界点Cにマーカ54cを表示させ、始
点を確定する。
【0035】ここで、ステップS32におけるカーソル
53は、CPU13のカーソル制御部32の移動方向制
御部37により、中点計算部36により計算された中点
を通る第1の軸に垂直方向のみに移動方向が制御され
る。
【0036】次に、ステップS34で初期位置設定テー
ブル34によりカーソル53を断層画像50の第1の軸
の中点を初期位置として表示し、ステップS35でカー
ソル53を移動させ、ステップS36で終点を確定し処
理を終了する。
【0037】このステップS35及びS36により、図
7(g)に示すように、初期位置(第1の軸の中点)に
あるカーソル53をキーボード6に設けられらたトラッ
クボール28を用いて断層画像50上で移動させ、断層
画像50において縦方向の境界間が最大となる他方の境
界点Dにカーソル53を移動させ、ステップS36によ
りキーボード6に設けられらた確定キー29を押すこと
により、その境界点Dにマーカ54dを表示させ終点を
確定する。この線分CDにより断層画像50の第2の軸
が指定されたことになる。
【0038】ここで、ステップS35におけるカーソル
53もまた、CPU13のカーソル制御部32の移動方
向制御部37により、中点計算部36により計算された
中点を通る第1の軸に垂直方向のみに移動方向が制御さ
れる。
【0039】そして、上述したように、図6におけるス
テップS10で第1の軸及び第2の軸に基づき断層画像
50を回転させた楕円体の体積を計算する。すなわち、
線分ABの長さをX、線分DCの長さをYとした場合、
前立腺の体積Vが、 V=πX2Y/6 として計測される。
【0040】このように本実施の形態では、前立腺の断
層像を楕円と見なし、楕円の第1の軸を指定した後、演
算により第1の軸の中点を求め、楕円の第2の軸の指定
の際には、第2の軸この中点を通る垂直方向に規制して
指定するので、常に、第1の軸に対して垂直でその中点
を通るように第2の軸を指定することができるので、簡
単で信頼性の高く、再現性のある前立腺(楕円体)体積
計測を行うことができる。
【0041】[付記] (付記項1) 略楕円画像の第1の軸を指定する第1軸
指定工程と、前記第1の軸の中点を算出する中点算出工
程と、前記中点を通り前記第1の軸に垂直な直線上に前
記略楕円画像の第2の軸を指定する第2軸指定工程と前
記第1の軸の長さを算出する第1長さ算出工程と、前記
第2の軸の長さを算出する第2長さ算出工程と、前記第
1の軸の長さ及び前記第2の軸の長さに基づき前記略楕
円画像の回転楕円体の体積を算出する体積算出工程とを
備えたことを特徴とする体積計測方法。
【0042】(付記項2) 生体内に挿入し超音波を送
受する超音波プローブからの前記超音波の反射波に基づ
き前記生体内の臓器の超音波画像を生成する超音波画像
処理方法において、前記臓器が略楕円体形状の際の前記
臓器の体積を算出する体積算出工程を有し、前記体積算
出工程は、前記臓器の略楕円の超音波画像の第1の軸を
指定する第1軸指定工程と、前記第1の軸の中点を算出
する中点算出工程と、前記中点を通り前記第1の軸に垂
直な直線上に前記臓器の略楕円の超音波画像の第2の軸
を指定する第2軸指定工程と前記第1の軸の長さを算出
する第1長さ算出工程と、前記第2の軸の長さを算出す
る第2長さ算出工程と、前記第1の軸の長さ及び前記第
2の軸の長さに基づき前記略楕円体形状の前記臓器の体
積を演算する体積演算工程とを備えたことを特徴とする
超音波画像処理方法。
【0043】(付記項3) 前記臓器は前立腺であるこ
とを特徴とする付記項2に記載の超音波画像処理方法。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単で信頼性の高い楕円体の体積計測を行うことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る超音波診断装置の
構成を示す構成図
【図2】図1の超音波診断装置本体の構成を示す構成図
【図3】図1のキーボードの構成を示す構成図
【図4】図2のCPUの構成を示す機能ブロック図
【図5】図1の超音波診断装置の作用を説明する第1の
説明図
【図6】図1の超音波診断装置での体積計測の処理の流
れを示すフローチャート
【図7】図1の超音波診断装置の作用を説明する第2の
説明図
【図8】図6のステップS8の処理の流れを示すフロー
チャート
【図9】図6のステップS9の処理の流れを示すフロー
チャート
【図10】従来の超音波診断装置のCPUの構成を示す
機能ブロック図
【図11】従来のの超音波診断装置の体積計測の処理を
説明する説明図
【符号の説明】 1…超音波診断装置 2…先端部 3…超音波プローブ 4…モニタ 5…超音波診断装置本体 11…送受回路 12…DSC 13…CPU 14…キャラクタ生成回路 15…映像合成回路 21…文字入力部 22…矢印キー部 23…マーカ指定部 24…メニューキー 25…クリアキー 26…フリーズキー 27…プリントキー 28…カーソルキー 29…トラックボール 30…確定キー 31…モード制御部 32…カーソル制御部 33…体積演算部 34…初期位置設定テーブル 35…移動制御部 36…中点計算部 37…移動方向制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略楕円画像の第1の軸を指定する第1軸
    指定手段と、 前記第1の軸の中点を算出する中点算出手段と、 前記中点を通り前記第1の軸に垂直な直線上に前記略楕
    円画像の第2の軸を指定する第2軸指定手段と前記第1
    の軸の長さを算出する第1長さ算出手段と、 前記第2の軸の長さを算出する第2長さ算出手段と、 前記第1の軸の長さ及び前記第2の軸の長さに基づき前
    記略楕円画像の回転楕円体の体積を算出する体積算出手
    段とを備えたことを特徴とする体積計測装置。
  2. 【請求項2】 生体内に挿入し超音波を送受する超音波
    プローブと、前記超音波プローブからの前記超音波の反
    射波に基づき前記生体内の臓器の超音波画像を生成する
    超音波画像処理手段とからなる超音波診断装置におい
    て、 前記超音波画像処理手段は、前記臓器が略楕円体形状の
    際の前記臓器の体積を算出する体積算出手段を有し、 前記体積算出手段は、 前記臓器の略楕円の超音波画像の第1の軸を指定する第
    1軸指定手段と、 前記第1の軸の中点を算出する中点算出手段と、 前記中点を通り前記第1の軸に垂直な直線上に前記臓器
    の略楕円の超音波画像の第2の軸を指定する第2軸指定
    手段と前記第1の軸の長さを算出する第1長さ算出手段
    と、 前記第2の軸の長さを算出する第2長さ算出手段と、 前記第1の軸の長さ及び前記第2の軸の長さに基づき前
    記略楕円体形状の前記臓器の体積を演算する体積演算手
    段とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記臓器は前立腺であることを特徴とす
    る請求項2に記載の超音波診断装置。
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