JP2001178268A - 岩石を素材とし、その特性を利用した草花木茎支持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易で長く鮮度の保てる活け花用草花木の支
持具を考案する。 【解決手段】 岩石に孔穴を施し、その水浄化力を作用
させることにより、簡易な活け花用草花支持具を作製す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】 この発明は、主として花器
を用いる活け花の草花木の茎支持に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】 従来、活け花の草花木の固定の方法と
しては、剣山又はスポンジ様の固定具があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】 活け花の草花木の固
定に剣山を使用すれば、草花を損傷する欠点があり、剥
き出し状態では、美的でなく危険でもあり、またスポン
ジ様固定具は、活け花の草花木により容易に破壊され使
い捨てであった。

【０００４】

【課題を解決するするための手段】請求項１の発明の草
花木茎支持具は、活け花の草花木の保持に適する適宜の
穴孔を有することを特徴としている。請求項２の発明の
草花木茎支持具は、請求項１の発明の草花木茎支持具が
水の浄化作用を有する石英安山岩に富む組成から作製さ
れていることを特徴としている。請求項３の発明の草花
木茎支持具は、水盤様花器の中で使用され、特に水浄化
作用を発揮し、活け花の草花木の鮮度を長く保持するこ
とを特徴としている。請求項４の発明の草花木茎支持具
は、外観の美しさから、置物、文鎮、愛玩用石としての
多面的利用も可能であることを特徴としている。

【０００５】

【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照に
して説明する。図１のように適宜に施された穴孔に活け
花の草花木を挿入固定し、図４のように受け皿に置い
て、又は図５のように水盤用花器等に置くことにより簡
易に支持し、併せて岩石の有する水の浄化、草花木の延
命に関する鉱物的特長を作用させ、活け花用草花木の鮮
度を長く保持するものである。

【０００６】

【発明の効果】この発明は、以上述べたように、活け花
用草花木を簡易に支持し、活用期間を長くさせ、冗費を
省き、家庭に潤いをもたらすものである。また、置物、
文鎮、愛玩用石としての多面的利用の副次的効果も併せ
持つものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この発明の外観図である。

【図２】 この発明の側面図である。

【図３】 この発明の平面図である。

【図４】 この発明を受け皿等に置いて使用する図であ
る。

【図５】 この発明を水盤用花器等に置いて使用する図
である。

【参考添付写真】

【写真１】 この発明の素材である雲仙普賢岳噴火活動
で生じた岩石の浄化作用と草花木の鮮度保持作用の特性
を証する写真である。

【写真２】 この発明の素材である雲仙普賢岳噴火活動
で生じた岩石から作製した草花木茎支持具の浄化作用と
草花木の鮮度保持作用の特性を証する写真である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 雲仙普賢岳噴火活動で生じた岩石（１）
   に大小に応じて適宜の数の貫通した孔（２）及び貫通し
   ない穴（２）を施し、その中に活け花用草花木（３）を
   差し込むことにより、その茎を簡易に支持する岩石を素
   材とし、その特性を利用した草花木茎支持具。
2. 【請求項２】 表１のように水の浄化作用を有する石英
   安山岩で作製された請求項１記載の岩石を素材とし、そ
   の特性を利用した草花木茎支持具。 試料は、東京都豊島区の水道水を用いた。めいらくグル
   ープ波動研究所東京分室の調査による。
3. 【請求項３】 水の浄化作用により、活け花用草花木
   （３）の鮮度を保持するため、受け皿（４）又は水を満
   たした水盤用花器（５）内に置いて使用する請求項１又
   は請求項２記載の岩石を素材とし、その特性を利用した
   草花木茎支持具。
4. 【請求項４】 斜長石、角閃石、黒雲母、石英、磁鉄鉱
   などを成分とし、美的外観に富み、文鎮様にも多面的活
   用のできる請求項１、請求項２又は請求項３記載の岩石
   を素材とし、その特性を利用した草花木茎支持具。